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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:アナウンサー・実況( 63 )

“病気”だね:ポエム実況


3位決定戦第2試合が終わった。喜びを爆発させ、国旗を背負って走り回っていた勝者が

ようやくマットを降りて画面は選手の入退場口に切り替わった。およそ5秒の沈黙のあと

河村亮アナの実況が始まった。

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吉田沙保里、4連覇に向けた決勝が今始まろうとしています。

この4年間、ロンドン以降、世界のこの階級、強敵は“打倒吉田沙保里”、

その一念で燃えてきました。当然、吉田はその流れを知っています。

今日の相手、アメリカ マルーリス、24歳、アテネ・オリンピック。吉田沙保里の

その優勝のシーンをテレビで見ていました。いつか自分はその頂きへ。

ただ、吉田はその言葉を聞いて「それがチャンピオンの宿命」。

十分にその立場を自覚しています。


(画面はスタンドの両親)


見つめる母、幸代さん、兄、栄利さん。

小さいころ吉田家は夏休みと言えば、遠征の試合に行くことが家族旅行でした。

お父さんが運転してお母さんが助手席で地図とにらめっこ。くるくると地図を回しました。

吉田沙保里は後部座席からお父さんの広い(ひろーい)背中と地図をのぞき込むお母さんの

丸まった背中、その二つを見ました。

お父さんとお母さんは何でここまでしてくれるんだろう? 

幼い吉田沙保里は分かりませんでした。ただ、今は分かります。親の無償の愛が。

そして、レスリングがこれまでの人生を作ってくれた。家族の支えがあったからこそ、

今の吉田沙保里がいる。そうハッキリと自分で頭に刻み込んでいます。


父、栄勝さんは一昨年 亡くなりました。

奇しくも、日本代表の合宿にこれから向かおうという車の運転の最中でした。

くも膜下出血でした。

その意識の中、おそらく父、栄勝さんは吉田沙保里、娘の将来を案じたことでしょう。

常々、「お前、大丈夫か?」、弱気になったときには「お前は強いんだ」…その言葉を

かけたと言います。

初めて吉田沙保里、4回目のオリンピック。一つ変わっていることは、その父、栄勝さんの

姿がセコンドにないことです。大きな声で指示を飛ばし、精神的に奮い立たせてくれた

栄勝さんが今、遺影で見つめています。

おそらく父は今自分のことを心配しているだろう。「お前、大丈夫か?」。

お父さんにできる一番の供養は「私は元気です。決勝で相手を倒します」。

そして勝利を届けること。

吉田沙保里はその一念でこの4回目のオリンピックを目指し、決勝の舞台まで進んで

まいりました。

これから女子53キロ級決勝戦。


(入場開始)


さらにいま、入場ゲートに両選手の姿、あらわになってボルテージは最高潮。


ヘレン・ルイーズ・マルーリス、24歳。

かつてはレスリングをやめようと思った。両親の説得がありました。

2004年、吉田沙保里が優勝したアテネ、種目に採用されて両親は種目を、このレスリングを

続けることを許可しました。


吉田沙保里、初めて4回目のオリンピック、父、栄勝さんの姿がセコンドにはありません。

ただ、吉田には寂しさはありません。

「父の姿がマットサイドになくても私は今こう思うんです。

今回はマットに父が一緒に立って戦ってくれそうな気がする。

ですから今回、マットの上で父と私で力が2倍になる。そんな不思議な感覚があるんです」。


(マットに上がる)


吉田沙保里、決勝へ。そして 今静かに、父、栄勝さんが寄り添っているでしょうか?

さあ、いよいよ大一番。吉田沙保里。

集中するマルリース。4連覇へ向けて…今、笛が鳴りました。


348秒の“渾身”の大演説だった。読むのが大変だっただろうと読者には同情する。

文字に起こしたものは、いやなら読まなければいい。しかし、試合を見るためにつけた

テレビから流れてくる音声は拒めない。ただただ“耐える”のは拷問に等しかった。

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この日の女子レスリングは河村アナの所属する日本テレビが地上波で独占放送した。

制作陣もコンソーシアムに送り込まれた日テレのスタッフが中心だったと思われる。

“画面はスタンドの両親”のところはコメントに12秒先行して画面が切り替わった。

アナが作ったコメントのコピーを参考に切り替えていたのだ。つまり“予定稿”だ。


「栄光の架橋」が持ち上げられ、多くの実況アナがコメントを用意するようになった。

イベントが大きくなればなるほど。

本来、そこにいる者だけが感じられることをその場にふさわしい言葉で伝えるのが彼らの

仕事だが、「“爪あと”を残したい」という欲求に負けるようだ。こんな失敗例があっても

視聴者は4年ごとにこんな“作文”を聞かされることになるだろう。原稿用紙とペンがあれば

家のリビングでも書けるからなあ。

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ただし、それにしてはこのコメントの完成度は低い。驚くほど低い。

聞き取れていない助詞があるかもしれないが、事前に準備されたものとしてはあまりにも

文章が“ぎくしゃく”して流れが感じられない。意味が通じないところが何か所もある。

マルリースの両親はやめようかと思った娘を説得したというのに 数年後には続けることを

“許した”という。“立ち位置”はいったいどっちなんだ?


私は 嫌いだし、ほとんどやったことがないので分からないが、予定稿のやり方の中には

完全に文章を完成させてしまうほかに、キーになる単語だけをメモにしたり、7割ぐらいの

完成度にとどめたりするやり方もありそうだ。どちらも 本番で語尾をつけてアドリブ風に

聞こえるようにするわけだ。河村アナは後者を選んだが、結局、失敗したのだと思う。


(試合開始)


果して、父とともに戦う6分間になるんでしょうか?

力は2倍になるのか?

さあ、ここで吉村さん、勝負のポイントはどこになりますか?


(1ピリオド終了後、家族が画面に)


母、そして兄が見つめる中、そして吉田の表現を借りれば父、栄勝さんは今、

吉田沙保里とともに、マットの上で戦っています。力は2倍になるか。残り3分間。


(2ピリオド開始直後)


私にとって3歳から磨いてきたレスリング。

タックルは父から… 本当に教えてもらったのは…

(その瞬間、両者が激しく動き始め、コメントの続きはなし)


(試合終了の笛)


吉田、無念敗れた。 金には届かなかった。 4連覇には届かず。

オリンピックで今、味わう無念の敗戦。しかし…マルリースが今歓喜の涙

絶対女王・吉田沙保里、気力を、死力を振り絞りましたが、今届きませんでした。

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試合が始まると、さすがに実況が中心になったが、全体が情緒に支配されていた。

私もそうだが、苦手とする人は多いと思う。尻がむずむず。ハハハ。

女子フィギュアスケートの塩原恒夫アナ(フジテレビ)はもっと“ポエム”だったのだが、

百歩ゆずって、あれは演技を競う競技だからいいとして(よくなかったが)、女子であっても

こっちは格闘技だ。“力は2倍”を3回も聞かされたらシラケる。


オリンピックのレベルの決勝なら 人はそれぞれの思いを込め、感情移入して見るものだが、

この試合に関しては、それがまったくできなかった。

まるで24時間テレビのオリンピック版を見せられている気分だった。

オリンピックはこれが最後だろうし、過去の功績を考えるなら吉田には勝たせたかった。

しかし、あえて言えば、この“情感タップリ”実況につき合されたあとでは、悪いけど、

負けてよかったかもしれない。勝っていたら「父、栄勝さんとともに勝ちとった4連覇!

力はやっぱり2倍になりました!!吉田沙保里は吉田沙保里でした!!」みたいな実況を

聞かされるのがオチだっただろうから。


おまけ


小池百合子知事が五輪旗を受け取ったとき、違和感があった。

本人も「思ったほど重くなかった」と話していた。

ロンドン五輪のときと写真を比較すると、人物との関係から、

棒が細く、旗そのもののサイズも少し小さくなっている印象が…

考えすぎかもしれないが、都知事が女性に決まったことを知った

組織委員会の“仕業”ではないか? だとすると優しいね。


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呟いたが、ほとんど反響はなかった。

口惜しいので「みんなのニュース」に投稿しといた。


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by toruiwa2010 | 2016-08-24 07:57 | アナウンサー・実況 | Comments(10)

自分も“元職”だし、専門分野だからどうしても実況が気になる。

体操・男子団体決勝の「内村航平、金メダルへの着地!」のように

相変わらず“受け”を狙った実況が多い。アドレナリンがあふれて

無駄なところで絶叫するアナもいて「おいおい」と思ったりしたが、

全体的には“可もなく、不可もなく…”だった気がする。

特に、マイナー・スポーツ担当のアナたちは頑張ったと思う。

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そんな中、書かずにいられない実況を終盤で聞いてしまった。

聞かれたアナは“不運”だと思ってほしい。気持ちとしては仮名に

したいが、「ああ、あの人ね」と分かるアナなので実名にする。

2回に分けるが、それでも長い。読むなら覚悟のほどを。ハハハ。

 

致命的なミス:「決まったあ!」


日曜日朝のサッカー決勝(ブラジル対ドイツ)はなかなか好ゲームだった。

ネイマール、マイヤーという両国キャプテンが鮮やかなゴールを決めた。

11で延長に入ったが、決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。

両国4人ずつきれいに決めて、44で先攻・ドイツは5人目のペーターゼン。

完ぺきにコースを読んだベベルトンが余裕を持って止めた。

このとき、実況していたNHKの鳥海貴樹アナが痛恨のエラーをしてしまった。


スポットにボールを置く

「ドイツ5人目 途中から入ったペーターゼン」

キック

「決めた 止めた ここで止めた」

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彼は、“決める”“決めた”をPK成功の意味で使っていた。ここは完全に止められたのに

なぜ“決めた”と言ってしまったのか?魔がさしたとしか言いようがない。

僅かな救いはすぐに“止めた”と叫んだことだ。“ミス”を引きずらなかった。

だから、多くの人は一瞬「うん?」と思っても、あまり気にならなかったかもしれない。

しかし、放送席に座った経験がある者にとってはそうじゃない。ミスだ、間違えた…と

騒ぐのは意地悪な私だけにしても、やってしまった本人としては長く記憶に残るミスだ。

下手をすれば“トラウマ”になる。

表彰式が終わったあとも鳥海アナはしばらく放送席から立ち上がれないかもしれない。

私ならきっとそうだ。そして、日本へのフライトは気が遠くなるほど長いものになる。


まさか、帰国後に“ペナルティ”などということはないだろうが、NHK のような体質の

組織では長くヒソヒソ話のネタにされるはずだ。そして、かつて紅白歌合戦で都はるみを

“ミソ()”と言いかけたベテラン・アナをほどなく地方局に飛ばした(少なくとも形は)

実績を持つ局だけに鳥海アナに何が起きるか分かったものではない。47歳か。

NHKの“次代”を担うアナだと期待しているのでなんとかこのピンチを切り抜けてほしい。


この話には続きがある。

耳を疑うようなアナウンスを聞いてすぐに呟いた。


ブラジル優勝!おめでとう!

「決めたっ!」と言ってしまった! アナとしては痛恨のミス。

NHKはこのあと、この部分をどのように"修正"するか? 

「決めた」を削るしかないかな? そのまま…局としての恥を

そのまま流し続けることはなかろう。


決定的な場面でのミスだから、NHKだけでなく、収録しながら見ていた各局の担当者が

サッカーを知っている人なら「あっ」と声をあげたに違いない。すぐにディレクターと

話し合って「削れるなら削る」という結論を出しただろう。

“不幸中の幸い”は、「決めた」と「止めた」の間に微妙な“間”があったことだ。

ミスをしてとっさに作った“間”ではない。偶然 生まれた“間”が実によかったのだ。

もし「決めた」のあと、慌てて「いや、止めた」 などと言っていたら“いや”が削るのが

難しかったと思う。

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…で、興味を持った各局の対応はと言えば…

NHK正午のニュースでは「ドイツが一人失敗のあと…」というコメントで処理していたが、

夕方6時過ぎの「デイリー・ハイライト」のときには「決めた」が丁寧に削ってあった。

ハハハ。


TBSは夜7時半からのオリンピック枠でダイジェストを見せたが、“まんま”だった。

編集する時間は十分にあったが、“思いやり”、“武士の情け”はないらしい。

フジテレビ昼のニュースが削ってあったほか、各局のニュースはいずれもナレーションで

処理してあった。優しいのか、単に日曜日でニュースの枠が短かっただけかは分からない。

ハハハ。

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彼も“日本人”だろう?


男子マラソン

日本人3選手の話は当然たくさん出ているが、

カンボジアに国籍を変えて出場している猫ひろし…

スタート前のスタジオ部分をふくめ、一回も名前を

聞かない気がする。 "5キロを何位で通過"ぐらいは

言ってやるべきだと思うがどうか?

芸人だからか?冷たいね。


実況だけの問題とは言えないかもしれない。

男子マラソンの制作陣は解説・実況とどんな打ち合わせをしたのだろうか?

当日の新聞のラテ欄はこうなっていた。

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“カンボジア代表で出場猫ひろしも注目だニャ”。


お堅い局に似合わず、“注目だニャ”と謳っているじゃないか。

どうしても知りたい…とまでは思わないかもしれない。しかし、「そう言えば、猫ひろしも

出てるんだよなあ。どうしてるんだろう?」と思った人は多かったはずだ。

日本人選手が先頭争いをしているなら、あえて触れなくてもいいが、そうじゃなかった。


5キロ通過のとき、〇〇分〇〇秒で〇位でした」ぐらい言ってもいいんじゃないか?

データは放送席のモニターに出て来てるはずだし、10数秒あれば言えるコメントだ。

もともと芸人だった彼が国籍を移してまで出たいと思い、困難を乗り越えて夢を実現し、

どんな気持ちでコースを走っていたかを考えたら、そんなに冷たい仕打ちはできないはずだ。


朝日新聞(ジタル)にはこんな記事もあったぞ。


「僕を選んでくれたカンボジアでも放送されている。

絶対に歩かないぞ」。

猫ひろし、完走者の中では下から 2番目でしたが、

観客からカンボジアコールがわき起こりました。

ゴール後は「ニャー」。


明日は“ポエム実況”について書く。


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by toruiwa2010 | 2016-08-23 08:20 | アナウンサー・実況 | Comments(4)
NHKに「ファミリー・ヒストリー」という番組がある。以前は金曜日の夜10時だったが、
3月から木曜日の夜7時半に変わった。この番組も好きだが、これまで木曜日の夜8時は
民放のバラエティを楽しんでいた人たちには選択を強いることになった。ひどいわ。ハハハ。
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有名人の家系をたどり、彼らの祖先がどんな生き方をしたかを映像化して伝える趣向だ。
時間も手間もかけた いかにも“NHKらしい”好番組だ。
スタジオに来ているのは“有名人”でもその祖先は多くの場合“市井の人”だし、彼らが
生きたのは戦争をはさみ、コンピューターなどない時代だから残された資料は少ない。
その僅かな情報をもとにスタッフがカメラとともに各地に飛んで丹念に調査していく。
たまに山場がない回もあるが、多くの場合、思いがけない“ドラマ”に出会う。

先日はフジテレビ「とくダネ」のキャスター、小倉智昭が取り上げられていた。
多くの出演者と同様、彼もまた父親から家族の歴史をあまり聞いていなかったと言うが、
スタッフが見つけてきた事実には心底 驚いていた。
母方の祖父は雑誌「實業の世界」の記者としてたくさんの記事を書き、中国の革命家・
孫文に直接会って取材していた。
今 孫の小倉が情報番組の司会をしているのは決して偶然ではないということか。
この番組では 遠い祖先がやっていたこととその子孫である出演者の現在の職業の間に
少なからぬ“血のつながり”を感じる事実によく出会う。

父親は台湾で生まれ、苦労しながら学校に通い、優秀な成績を残したそうだ。
番組後半でスタッフから当時の成績のコピーを渡された小倉はしばし無言で見つめたあと
突然、肩を震わせ始めた。珍しいことだ。 涙をこらえながら言葉を絞り出した。

「これは父親に上げたかったですねえ。苦労しましたから」
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額に収まった黄ばんだ成績表を見ているうちにさまざまなことが思い出されたのだろう。
本人も予想外の涙だったに違いない。彼に限らず、テレビに慣れていると無意識のうちに
素顔を見せないように“身構える”ものだが、このときは“無防備”だったから、“素”の
小倉智昭が出てしまったのだと思う。
父が苦労して生きた証を目の当たりにして涙する姿は美しいものだった。意表を突かれて
私もうるっとなった。

大嫌い…というほどではないが、“何でも知っています”ぶった物言いや“上から目線”で
偉そうな態度があまり好きじゃないのは確かだし、ほぼ毎朝 見ているからしばしば厳しい
ことも書くが、妬み嫉みがあるわけではない。むしろ、同じ時代に同じ商売をしてきた
仲だから、どこかで“親しみ”を感じているぐらいだもの。
そのうえ、“このシーン”を見ちゃったらこれからなんも言えなくなるなあ。ハハハ。

で、「ファミリー・ヒストリー」だが、小倉の回は“証拠”書類もしっかり揃っていたから、
まったく問題はなかったが、ときに たった一人の話を聞いた(らしい)だけなのに、以後の
ナレーションでは“間違いのない事実”のように語られることがあって、違和感がある。
さるジャーナリストの家系図に“でたらめ”だとクレームがついたそうだが、心もとない
話を材料にして、人物やできごとを断定するからそうなるんじゃないかな。
そうしないと、話が先に進まないから仕方がないけどね。ハハハ。

ちなみに、3月から5分短くなっただけなのに、微妙な物足りなさを感じる。
その上“進行係”(今田耕司+女性アナ)を置くようになったが、どう考えても必要ないね。
プロデューサーが交代したのかな?

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by toruiwa2010 | 2016-06-20 08:55 | アナウンサー・実況 | Comments(0)
…また大きな揺れが来るのではないか、そんな不安から
なかなか次のステップに踏み出せない被災地の苦しみを
熊本からお伝えしてきたつもりですが、我々の取材そのものを
不快に思われた方もいらっしゃったかもしれません。
我々もどう取材し、何をお伝えすべきか葛藤の毎日でした。

そんな中、先日、従業員の方々が被災されてトマトが
収穫できないという情報をお伝えしました。放送を見た
ボランティアの方が収穫を願い出てくれる…ということが
起きました。残念ながら収穫は実現していませんが、
我々の放送がこうして少しでも被災地の支援につながれば
いいと思います。マスコミの取材を不快に思われた方には
心よりおわび申し上げます。

これからも我々メディアが被災地のためにできることを
日々考えていきます。
“負けんばい”の気持ち、心から応援していきます。

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熊本で最初の地震が起きてから2週間、4月29日、フジテレビ「みんなのニュース」の
エンディングを見ていた人は「おやっ?」と思ったかもしれない。現地にいる伊藤利尋
キャスターがマスコミの取材について思いがけない“謝罪”の言葉を発したからだ。
発生の翌日から現地に入り、2週間にわたってそこから精力的にリポートを続けていた。

今回の災害では、中継車が給油の列に割り込んだのをはじめ、ヘリの騒音や取材方法など
メディアをめぐってさまざまな批判が出ていた。彼には現地で取材する者の一人として
思うところがあったに違いない。どちらにしても、東京のスタジオにいる番組責任者とは
打ち合わせをしていないようだ。翌日、いったん帰京することになっていたので言おうと
思っていたそうだ。彼が考えたのはこういうことだ。

「被災者の人たちを怒らせたり、不快にさせたりするために
現地に入っているつもりではありませんから、そんなつもりは
ないんですよ、と。
でも、いるだけで不快に思う方もいらっしゃるので、ちゃんと
お詫びするべきではないかという強い思いがあったんです」

彼らしい。
番組ではユーモアを交えて柔らかく伝えるが、根は“超”がつくまじめな男だ。
現場での取材歴も長いから世間の“風当たり”が変化していることも敏感に感じ取って
いたはずだ。細かく神経を使い、真摯に取り組んでいるつもりでも、ちょっとした行動や
言葉が特別な精神状態にある被災者の気持ちを傷つけることはある。
番組の顔として悩んだ末のコメントだったのだと思う。

この“謝罪”を私は生で見ていなかった。ネットで知って大急ぎで見た。
ずっと気になっていることがあったからだ。

04/17のツイート

今の救出場面で伊藤が老夫妻に声をかけた回数は
放送されたものだけだと信じたい。
彼は節度を持ったキャスターだと思うからだ。
こういう事件・事故では彼のスポーツ実況での
経験も生きている。


4月17日の「ノンストップ」で放送されたビデオを見てこのツイートをした。
“不謹慎狩り”の標的になる可能性があると思ったからだ。

16日深夜の“本震”のあと、取材に出ていた伊藤のクルーが 家屋に閉じ込められた人を
救出に向かう消防隊と偶然出会い同行した映像がフジテレビの“スクープ”になった。
無事に救出されたお年寄りに彼が何度かマイクを差し出す場面を見て「おっと」と思った。
自分がそこにいたらためらわずにまったく同じことをしただろう。逆に、何もしなければ
報道マンとしての仕事を放棄したと職場で非難される。
現場ではとりあえずマイクを差し出す。撮れた映像を使うか使わないかは東京の担当者の
判断に任せるしかないのだ。

しかし…
「おっと」と思ったのは、5年前ならあまり言われなかったと思われるこの取材方法だが、
今の“風潮”の中ではまずいのではないかと考えたからだ。
現地の状況を余さず伝えるのが報道の任務だが、“余さず”の定義が変わってきている。
かつては“報道”が錦の御旗になり、カメラとマイクがあったらどこへでも入って行き、
誰にでも話を聞き、何でも放送した。どこからもクレームはつかなかった。今は違う。
些細なことでも「やめろ」と言われる。「やりすぎだ」と非難される時代だ。

伊藤はどんな思いであのお年寄りにマイクを向けたのか?無理はなかっただろうな?
放送を見てどう思ったかな?と、経験者として思うところがあった。
放送の中での“謝罪”はよかったと思う。放送人としての姿勢が伝わったからだ。
しかし、この件について一言でも触れたらともっと訴えるものがあった気がする。

ちなみに、独断で謝罪することを責められたら「それはそう思ったんで言いました。
すみませんって言うつもりだった」そうだ。これも彼らしい。

*伊藤キャスターへのインタビューはここで。
http://exci.to/1sNoBLA


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by toruiwa2010 | 2016-05-24 08:21 | アナウンサー・実況 | Comments(0)
今月1日の天皇賞でNHKがやってしまった。ああいう組織だから謝罪はしなかったが、
民放がしでかしたらえらいことになっていたと思う。

言うまでもなく、天皇賞は競馬では重要なレースの一つだから、どの局でも実況するのは
エース級のアナウンサーだ。NHKはベテラン・藤井康生アナが担当した。相撲実況では
No1のアナだ。しかし、NHKの競馬実況陣の中で彼がどうランクされているかは知らない。
これまでもこのレベルのレースを実況してきたのか?
あるいは、来年1月の定年を前にしてこの大レースを“花道”として実況させたのか?

もちろん、それはどうでもいいこと。
肝心なのはレースの“格”にふさわしい実況だったかどうかだ。
スタートと同時に1枠1番のキタサンブラックが先頭に立った。騎手は武豊だ。
レースの主導権を握ったキタサンブラックはトップをキープして第4コーナーを回った。
以下、藤井アナの実況を再録する。
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…大歓声の中、キタサンブラック 先頭。
そして二番手に 、ゴールドアクターが二番手に上がった。ゴールドアクターか。
三番手には、三番手にはトーホウジャッカル。トーホウジャッカル、外から。
*ゴールドアクターの内にいたカレンミロティックを見落としていた。

(残り200を通過)

そして内にキタサンブラック、もう一度差し返す
トーホウジャッカル。外からトーホウジャッカル、外からトーホウジャッカルが上がった。
そして内のほうでカレンミロティック。トーホウジャッカル三番手か。
内でキタサンブラック粘っている
なんとなんと、カレンミロティック 先頭。
カレンミロティックぅーッ!! ( ゴール板通過時)

なんとカレンミロティック。これは驚いた。驚きの結末。キタサンブラックは二着か。
まさかまさかの八歳馬。せんば初の天皇賞制覇か。(間)池添も天皇賞初制覇。

文字に起こしたものでは分かりにくいが、ゴールの瞬間からここまでの 実況を聞いた限り、
“勝ったのはカレンミロティック”だと伝えていた印象が強い。
“修正”が始まったのはこのあとだ。ゴールから28秒が過ぎていた。

いや直線、しかし二頭の闘い、たたき合いは内にキタサンブラック、
その外に合わせたカレンミロティック。ほとんど並んでゴールですが、さあどちらか?
非常に微妙です。いや、もう一度キタサンブラックが差し返した…かもしれません。
何とも言えません。

(タイムなどデータに触れたあと)

藤井「XX(解説者)さん、どうですかね?もう、ほとんど・・・」
かぶせてXX「ほとんど一緒でしたね。でも、若干キタサンが勝ったような気がしますね」
藤井「差し返したかもしれませんが(XX「ええ」)何とも言えません」

ここまでで別アナが引き取った。

首の上げ下げ、どちらが勝ったか、というレースになりました。
1番キタサンブラックか3番カレンミロティックか…いう状況です。
(絵作りはカレンミロティック中心だった)
(最終結果が確定したのはゴールから4分30秒後)

3着の馬名は別アナが言った。 *関テレも3着の馬名を言ったのは着順確定後だった。

まさか天皇賞を“相撲の”藤井アナが実況したとは
思わなかったが、やらかした。
キタサンブラックとカレンミロティックがハナ差の
勝負になったのだが、実況はカレンミロティックが
勝ったように聞こえる。 競馬ではあり得ないミスだ。
きわどいのになぜ、“言い切って”しまったか?


ネットでこの件を知ってビデオを見たあとのつぶやきだ。
一番大きなポイントはきわめてきわどいレースだったことだ。肉眼で100%の自信をもって
どちらが勝ったと言い切れる人はいなかったと思う。
二番目に大きなポイントは、競馬中継では「着順にかかわるミスは絶対に許されない」だ。
藤井実況とNHKの映像を見ていれば、カレンミロティックが勝ったと思っただろう。
さすがに、キタサンブラックの単勝馬券を破り捨てた人はいないだろうが。ハハハ。
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藤井アナは大相撲実況の第一人者だ。これだけ口うるさい私が彼の相撲実況に関しては
“ほぼ”文句なしに褒めるのだから間違いない。
相撲の実況だったら、物言いがつくような取組では絶対に“断言”しないだろうに、なぜ
この場面で“言い切って”しまったのか? 訳が分からない。
しかも、これだけの“ミス”について放送終了まで一言も釈明しなかった。難しいけどね。
 
今年だけでもまだ重賞レースは残っているが、彼が実況することはもうないだろう。
依頼があっても断るだろう。競馬場に行くのが恥ずかしいもの。
ベテランらしくないミスだった。

名指しで一方的に他人の失敗を指摘するのはアンフェアだから自分のミスも書いておく。

何年だったか、どういうカードだったか、こまかい点をまったく覚えていない、UCLの
実況でどうにもならないミスをした経験がある。
グループ・リーグの終盤だったと思うが、計算を間違えて、「これで○○〇〇は準々決勝
進出のチャンスがなくなった」と試合終了後のスタジオでアナウンスした。ミスだった。
ほかのチームの結果次第で可能性は残っていたのだ。再放送用に撮り直すことになった。
準備が整うまでの間、取り直しのために残ってくれた解説者の顔を見られなかった。

関東ではフジテレビが中継した。実況は関西テレビ・吉原功兼アナだったがゴール板を
通過以後のアナウンスはこうだった。

カレンミロティックかキタサンブラックか、
カレンミロティックかキタサンブラックか。これは接戦!
内、差し返したキタサンブラック。
そして外からカレンミロティック、最後、キタサンブラック差し返した。
カレンミロティックと譲らないこの争い。春の盾は譲れない。
キタサンブラックか、外 カレンミロティック…先に抜け出したカレンミロティックを
内からかわしたかどうかキタサンブラック。これはきわどい。分かりません。
キタサンブラックまた“祭”になるのか。
それともカレンミロティック、ベテラン8歳馬の悲願か?
春の盾は両者ともに譲れない。

競馬実況としてはこちらが正解だ。
毎週、競馬場に通うアナと、たぶん、開催日の半分も行っていないアナの差かもしれない。

この日の夜の「サンデースポーツ」が面白かった。視聴者は気づかなかったと思うが、
“テレビ屋・元アナ&いじわる”の耳は鋭かった。ハハハ。

普通は、4コーナーを回ったあたりからゴールまで実況を聞かすものだが、違った。
残り200㍍を過ぎたあとの“キタサンブラック 粘っている”の一言だけを残して、あとは
実況をバッサリ落としていた。残したのはスタッフの“温情”だね。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-05-10 08:57 | アナウンサー・実況 | Comments(0)
4月と10月は“改編期”として、テレビ局は1年で最も忙しい時期だ。
3月末にいくつかの番組が終わり、“卒業”と称して出演者の誰かが去り、4月になると
いくつかの番組が新たに登場し、フレッシュな顔が画面に出て来る。
視聴者にとっても、慣れ親しみ、気に入っていた番組やタレントが消えていくのだから、
“悲喜こもごも”の時期でもある。

今年は例年にくらべ“動き”が大きかった気がする。
テレビ朝日の看板番組「報道ステーション」から古舘伊知郎キャスターが去り、局アナの
富川悠太があとを引き継いだり、フジテレビの人気女性アナ、加藤綾子がこれも看板の
情報番組「めざまし」を去ったりした。
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最も“変わった”と感じるのは古舘から富川アナにキャスターが交代した「報ステ」だ。
オープニングもセットも変わった。月曜日、画面に現れた富川はとんでもなく緊張して
いるようには見えなかった。39歳だという。前任の古舘がキャスターに就任したとき
49歳だったのに比べればかなり若いが、久米宏が「ニュースステーション」を始めたのは
41歳だったそうだからあまり変わらない。
ただし、富川アナの“39年”は当時の久米の“41年”にくらべ、実績・経験や中身の点で
大きな差があるような気がする。

始まったばかりでそんなことを言われても…と思うだろうが、TBSのエース・アナとして
達者なしゃべりと豊かな経験で名声を得ていた久米や、スポーツ実況の実績とトーク力で
放送界に確固たる地位を確立していた古舘では、見た目のインパクトが違うのは仕方ない。

1回目の月曜日を見た。
この間まで、政府批判が目立つ古舘のトークショー的な趣きがあって、コメンテーターは
“添え物”という印象だったが、はっきりと変わった。富川が質問し、コメンテーター
(月‐木は後藤謙次)が答えるというシンプルな形になった。
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初日のトップ項目ではG7外相会議の出席者たちが広島の原爆ドームを訪問し、アメリカの
ケリー国務長官は自発的に原爆資料館も見学した件を扱った。
ビデオが一段落したところで、富川が切り出した。

「資料館の中の写真、映像は一切 許可しなかった。
一方で、こう言ったアメリカと日本が仲睦まじい写真***が
世界中に拡散している。これは何を意味するのか」
「アメリカ社会が抱える“ダブルスタンダード”を浮き
彫りにした」と後藤が応じる。
(中略)
富川「この写真を配信したAPによると“政治的配慮のため
アメリカの指導者が長年 避けてきた場所をケリー長官が
訪問したことでアメリカは進化を遂げたと言える”と…
褒め称えているんですね」
後藤は「我々からすると“半歩”という印象が非常に
強いですけどね」と答えていた。


“誰の”かは分からないが、“意図”を感じるね。

資料館内の写真・映像を許可しなかったのが誰なのか…肝心の主語がどこにもない。
全体のトーンとしては“犯人”はアメリカだと言ってるようなものだが。

写真が世界中に拡散している…主語は“写真”だ。“誰が”は言っていないが、紛らわしい。
写真はどう考えたってAPが流したものだろうし“拡散”したのは受け取ったメディアだが、
“アメリカが”こっちの写真は撮らせず、そっちの写真は拡散した…と聞こえるように
説明したと受け取られても仕方がないのではないか?

そして、“半歩”にしても、最後に後藤は“アメリカの進化”を認めていた。
ならば、上記のやり取りはもっと違う角度から伝える方がよかったと思うが、どうか。

富川は見た目も悪くない。新登場の各局キャスターの中では最も落ち着きがある。
何より、前々任者、前任者のように“目をむいて”自分の考えを押し付けるようなことは
しないから、“圧”を感じないですむ視聴者は助かる。ストレスもたまらない。困るのは、
「それが好きだったのに」と言う人たちも多いことだ。ハハハ。

全体としては番組に安定感があるが、この部分での彼は“プチ古舘”と化していた。
局アナだから古舘とは立場が違う。「やれ」、「言え」と指示されたら断れないこともある。
そこが彼の苦しいところだ。個性を出すにも時間がかかるだろう。当分は“背伸び”せず、
自然体でやっていくしかないような気がする。

「報ステ」だけで長くなってしまった。ほかの番組についてはいずれまた。

***ケリー長官が右手を岸田外相の背中に回して
  話しかけている写真

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by toruiwa2010 | 2016-04-13 08:45 | アナウンサー・実況 | Comments(2)
週刊文春に経歴詐称と書かれたショーンK氏が
活動を自粛!意図的詐称かどうかはおくとして
事実でないものがあったようだ。
その責任を取り番組出演を自粛する。
フジテレビで4月から放送予定のニュース番組や
とくダネ、報道ステーション ほか。えらいことだ。
狙い撃ちかも。

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TBS「NEWS23」のキャスターに決まった直後に“デート”を報じられた小林悠アナも
タイミングがあやしいですね。ショーン氏の場合はもっと明白な“狙い撃ち”のように
見えてしまいます。番組がスタート前だったのはフジテレビにとって不幸中の幸いでした。
どこかのスポーツ紙記者が「文春の良心」と言っていましたが、それはどうでしょう?
ハハハ。

肩書が目を惹き、超イケメンだった。コメントも悪くなかった。世間の評判がよかった…
「完ぺきで、面白くないなあ」と思った人がいたとしても少しも意外ではありません。
もちろん、週刊誌記者の鋭いカンが「何かがおかしくないか」と告げたかもしれないし、
どこかの誰かが“タレこみ”電話をしたかもしれません。魑魅魍魎が棲む世界ですから。
ハハハ。

「岩佐さーん」…突然の女性の声に驚いたことがあります。
2003年12月、トヨタ・カップの試合開始を待つ横浜国際競技場(日産スタジアム)の
記者席でメンバー表に目を通しているときでした。
声がしたほうを見ると、10段ほど下の通路から見上げる3人の若い女性が目に入りました。
初めての経験だったのでどぎまぎしてしまいました。グラウンド・レベルで取材していた
他社の記者たちが戻り始めているときだったのでなおさらです。

フジテレビの同期に露木茂がいました。
入社3年目に始まった「小川宏ショー」のアシスタントに抜擢されて活躍し、大事件の
リポートでも実績を残して人気者になりました。
そのころ、なぜか二人でデパートに行ったことがあります。店員や女性客たちがこちらを
見ながらひそひそ話をしているのが痛いほど分かりました。

スポーツ・アナウンサーだった私は画面に出ることもまれで“認知度”が低く、社外で
声をかけられたり、まして、サインを求められたり…という経験はありませんでした。
正直に書くと、華やかなワイドショーに出演して顔も名前も広く知られ、新聞や雑誌にも
しばしば取り上げられる仲間を見て、羨ましく、また、妬ましく思ったこともありました。

しかし、このデパートでの一件から考えが変わりました。
「これは大変だ。有名になるってことは、どこに行っても人の目があって、自由な行動が
制限されるんだ」…人の目にさらされることの“不便さ”を初めて目撃したのです。
さいわいなことに、私自身は不便だと感じた経験はなかったと言っていいでしょう。
“売れなかった”わけで胸を張って言うことじゃありませんが。ハハハ。

人目を気にして行動半径がせばまる。言われなくてもいいことを言われる。この不便さ…
かつては“有名税”と呼ばれました。もっとも、昔はこの程度でした。
現在は“一介の老人”である私でさえ、超スローボールの予期はいいように叩かれました。
プロフィルの中の「元アナ」、「元フジテレビ」に“付加価値”があるからです。ネット・
ピープルにとって有名であればあるほど叩き甲斐があるのでしょう。困ったもんだ。
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ベッキー&川谷、宮崎議員、桂文枝、ショーンK…ベッキーの件では「これはまずい。
少しずつフェードアウトすることになるなあ」と思ったものですが、なに、FOどころか、
CO(カットアウト)でした。またたくまに、CMも含めて完全に消されてしまいました。
人を殺したとか、金品をだまし取ったとかじゃないのに世間は容赦しなかった…。

テレビでコメントを聞くとき、その人のキャリアや実績を加味しますから、ショーン氏が
そこで嘘をついたのはどう考えてもまずいですよね。報道番組でキャスターに務めるなら
クリーンでなければいけないでしょう。

世間の反応もこの1年ほどの間に“過激化”してきた気がします。
“有名税”というくくりで言えば、ショーンKは“重税”を払ったことになります。
これから先、各局ともキャスターやコメンテーター選びが難しくなりますね。とりあえず、
現在、カメラの前に立つ仕事をしている人はもう一度 身辺を見回した方がいいかも。
それも、メディアの目で…。ハハハ。

つくづく思うのは、宮根誠司はラッキーだったなあということです。昨日はベッキー、
今日は清原、明日はショーンと、ほぼ連日 自分は何もなかったかのように“したり顔”で
好きなように切りまくっている彼にスキャンダルが持ち上がったのは2年半前のことです。
あのときでよかったなあ、と思っているはずです。もし、今の流れの中で“センテンス・
スプリング”に捕まっていたら、番組冒頭で頭を下げるだけではすまなかったでしょう。
ハハハ。

“タイミング”書き足し

昨日、人がトップに立てるかどうかについて
タイミングが大きく作用することを書きました。
更新のあと、二つのことで同じ感想を持ちました。
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本田真凜が世界フィギュア・ジュニアで優勝!
朝日の記事によれば…12月にジュニア・グランプリ
ファイナルを制したスルツカヤが欠場していた。
加えてSPで首位のフェディチキナもケガでFSを
棄権したそうです。“ツキ”があったわけです。

本田自身が会心の演技をしたからこその優勝ですが、
やはり“タイミング”がぴったりだったのでしょう。

夜、録画してあった映画「ジャスティス」を見ました。
型破りですが正義感の強い弁護士に扮した若き日の
アル・パチーノが素晴らしい演技を見せていました。
「オスカーに値するなあ」と思って検索してみると…
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Alas!
公開された1979年、候補にはなっていました。
しかし、最優秀は獲れませんでした。
助演も含めてノミネート5回目でもダメでした。
さらって行ったのはダスティン・ホフマンでした。
「クレイマー、クレイマー」、よかったもんなあ。
これも、“タイミング”、“めぐり合わせ”ですね。

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by toruiwa2010 | 2016-03-22 08:54 | アナウンサー・実況 | Comments(4)
TBS「news23」は28日から朝日新聞 ・星浩氏と
小林悠(はるか)アナのコンビになる予定だった。
しかし、小林アナは出演しないことが昨日発表された。
結局、出演しないまま"退社"するかもしれないとか。
起用に当っての話し合いが十分じゃなかったのではないか。


“小林アナ”とは2010年入社の小林悠さん(すでに一般人なので、敬称をつける)だ。
私が熱心に聴いているラジオ「たまむすび」で玉袋筋太郎と組んで金曜日を担当していた。
前任者の小島慶子にくらべれば控えめだが、それでも達者なしゃべりを聞かせていたし、
玉袋との相性も悪くなかった。なにより、楽しんでいる様子が伝わっていた。ラジオでは
分からないが、エキゾチックな雰囲気を漂わすなかなかの美人だ。
2月26日、その彼女が突然、番組を休んだ。一連の流れがあったようだ。

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1月26日:TBSが「NEWS 23」を降板する岸井成格・膳場貴子に代って3月28日から
      星浩・小林悠コンビが担当することを発表した。
2月 1日: この日発売の週刊ポストが小林アナとある起業家との“交際”を伝えた。
2月26日:ラジオ番組欠席。
3月 4日:ラジオ番組欠席。TBSが彼女の退社を発表。



冒頭のツイートは3月4日付のものだ。そのとき、私は週刊ポストの報道を知らなかった。
“話し合い不十分”説は本人の意向をしっかり把握しないまま報道の看板番組への起用を
決めてしまったのではないかと思って書いた。自分の能力の限界を超える大きな番組や
望まない分野の番組でも会社の意向でやらざるを得ないことはままある。このケースも
同じではないかと思ったのだ。
退社が決定的になったあたりから出て来た情報を読むと、彼女はこの番組を担当するのが
夢だったらしいから、明らかに私の間違いだ。

彼女は夢だった番組を担当することが決まり、張り切っていた。“落とし穴”があった。
“交際”を無防備な状態でキャッチされ、相手が少々“いわく”つきだったらしいことで
“スキャンダル”めいたニュアンスで伝えられてしまった。局の上層部が激怒した。
“激ヤセ”とウワサされたが、たぶん、彼女の頭の中は突然 襲った事態を理解し切れず、
激しく混乱したに違いない。そこへ、厳しい叱責を受けて何かが切れてしまった…。

番組を降りる、退社する。それしか、選択の余地はなかったのだろう。
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4日の「たまむすび」は玉袋と堀井美香アナのコンビで放送された。
その最後の部分はこうだった。

玉「エンディングですが、番組から皆様にご報告がございます」
堀「小林悠アナウンサーからコメントが届いておりますのでご紹介をします」

このたび健康上の理由で退社するために番組を
降板することになりました。
リスナーのみなさんには直接ご挨拶もできず
申し訳ありませんが、これまで長い間
「たまむすび」を聴いていただき
ありがとうございました。
また、入社以来お世話になったみなさんには
深く感謝申し上げます。

玉「まあね、しょうがねえな。
 4年間、一緒にやらせてもらって。
 人生は出会いですからね。
 すれ違いかもしれないけど、そのすれ違いも
 楽しくやらせてもらったし、小林さんとは。
 人生だから、またどこですれ違うか分からないんだから、
 そんとき、また小林さんとやりたいと思いますよ。
 言葉じりをとられちゃうかもしんないけど、
 私なりのはなむけは“バカヤロー”ってこと。
 取り方はいろいろだけど」
(やりとりあったあと)
堀「TBSたまむすび、お相手は」
玉「玉袋筋太郎と」
堀「堀井美香でした」
玉「小林さん、お疲れ様でしたーっ」
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…事情が事情だから、生出演でのあいさつは無理かもしれない。
しかし、テープでもいいから本人の肉声を聴かせるべきだったね。
本人が拒んだか、局が許さなかったか。
どちらにしても、玉袋の言葉には愛情を感じた。

昨日の番組では、月~木を担当する赤江珠緒が友情のこもった言葉で別れを惜しんでいた。
2月半ばに本人に会い、ひどくやせていたことに驚いたと話すときをはじめ何回か、言葉が
途切れていた。妹のように可愛がっていたから、無念だったのだろう。
1月中旬のデートを撮られている…つまり、NEWS 23への起用が決まってからターゲットに
されたわけではないようだが、能力以外のことで人材が去っていくのはもったいないね。

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by toruiwa2010 | 2016-03-08 09:18 | アナウンサー・実況 | Comments(2)
加藤綾子アナ、フリーに

フジテレビ・加藤綾子アナの「めざまし」卒業と
退社が決まった。そろそろと思っていたが、そうか。
早朝出勤を7年間、しかも、そのあと SPの司会にも
起用されて過酷な日々だったはずだ。お疲れさま。
きみの貢献は誰もが認めるだろう。
後任は誰になっても大変だね。


人気ランキングで日テレ・水卜麻美アナが3年連続1位という事実を否定する気はない。
親しみやすさや一生懸命さだけでなく、“読む力”も持っている実力アナだと認めている。
しかし、“アナウンス力”と性格&容姿を合わせたら、やはり加藤アナが上位だと思う。
母局の後輩アナだからそう思うのかもしれない。しかし、他局を含めたテレビマン、特に
アナウンサー経験者に聞けばきっとそういう意見が多いはずだ。

加藤は生野陽子アナの1年後輩だ。「めざまし」で“共演”している時期があったが、
生野も人気があるアナだったから、あのままだったら“後輩”・加藤が高島のあとを継いで
メイン司会に昇格するのは難しかっただろう。もともと報道志望だという生野が夕方の
ニュースに移ったことで障害がなくなったのは、加藤にとっても局にとっても幸いだった。
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フリーになる。
“需要”は多いと思うが、これまで通り、1年間はフジテレビ以外の仕事がしないのだろう。
それでも「ホンマでっか!?TV」、「おーい!ひろいき村」、「優しい人なら解けるクイズ」など
レギュラーが3本あるようだ。4月以降も番組が続くなら引き続き、担当することになる。
タレント性のある女性アナを多数育てて来たフジテレビだが、今は“人材豊富”と言える
状況ではないから、スペシャル番組では彼女を使いたくなるプロデュ―サーは多いはずだ。

どんな大物タレントでも、隣に座って助けてくれるサブ司会者は気になるはずだ。
その点、彼女は今の業界で最も安心できる存在だと思う。引く手あまたは保証されてる。
結局、忙しいことに変わりはなく、ファンが寂しい思いをすることもない。

加藤アナ本人は 長い間 しばられた“早朝”の仕事から解放される。
退社後の仕事は夕方から夜にかけての収録が大半だろうから、これまで我慢した友人との
会食など、思う存分に楽しんでほしい。パパラッチに気をつけつつ。ハハハ。

桑子真帆アナ、「ブラタモリ」を卒業

悲報!!
nhk・桑子真帆 アナが3月いっぱいで
ブラタモリとニュース7を卒業する!
惜しいなあ。
タモリと呼吸が合ってただけになあ。
惜しいけど、ステップアップ するわけだから
おめでとうと 言わなければいけないか。
いや、惜しいなあ。まだ言うか。


今は、夜7時のニュースのサブと8時45分の首都圏ニュースを共に隔週で担当している。
出番のない週に「ブラタモリ」のロケをすることで両立してきたのだが、4月からは深夜に
新設するニュース枠でキャスターをつとめることになるようなので両立は不能だ。

出世するのだし、仕方ないか…
と、初めはそう思ったのだが、数時間後にはこうつぶやいた。

nhk・桑子真帆アナのブラタモリ卒業について
私としたことが、うっかり“ステップアップ”と書いた。
「ちょっと待った!」だね。
新設のニュースの中身が問題だ。
もしかすると、フジテレビ・ 谷岡アナとの交際発覚の
ペナルティかも。否定はできん。 NHKだもんね。


4月からの番組は夜11時15分スタートだと聞いたからだ。うん?
それで、もし長さが15分程度だったら、中身の薄っぺらな一日の“まとめ”的な番組だし、
“出世”でもなんでもないじゃないか…と思った。
もしかすると、“スキャンダル”に神経質になってるNHKがつまらないゴシップに狼狽し、
業界で言う“深い”時間帯の目立たない番組に閉じ込め、いずれ、ふたたびローカル局に
送り出す魂胆かもしれない…と“勘ぐった”わけだ。ハハハ、

“ぬれぎぬ”だった。
番組は40分間で1日のニュースをコンパクトにまとめ、項目によっては男性記者とともに
掘り下げることもあるそうだ。時間帯が民放のニュースと一部かぶる“激戦区”だから
ある意味、抜擢かもしれないが、「ブラタモリ」から外れるのはいかにも惜しい。
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彼女のいちばんの良さは“天真爛漫”なところにある。
ごく自然に、自分の言葉で物怖じせずに話す。アドリブが楽しい。大口を開けて笑う。
それが視聴者のそのときの気分とシンクロするから違和感がない。いつ、どんなときにも
飾らない親しみやすさが抜群だ。だから、見ていて楽しい。
硬軟、どちらの番組でもやっていけそうなのに、今から“報道系”に限定してしまうのは
もったいない気がする。そちらには人材がいるようだから、桑子アナには情報番組を含む
バラエティをやってほしかったなあ。

ただし、言葉の選択が少し乱暴だからいつか“やらかす”のではないかという不安はある。
失言ではないが、先日、熱海をロケしているとき“カンイチ・オミヤ”がなんのことか
分からなかったようだし、“カンケツセン”も知らなかった。“危険”だ。

年令や、育った環境で誰にだって知らないことはあるものだ。しかし、世間には、自分が
“たまたま”知っているにすぎないことを他人が知らないと「アナウンサーのクセに」と
上から目線で突っ込むヤカラが多い。それでなくても、彼女の周りは“天敵”だらけだ。
“貫一・お宮”、“間欠泉”の件を知ったとき渋谷の一角で思わずニヤッとしたお局アナが
いたかもしれない。えっ?そんな意地悪はいない?一人も?ほんとに?そりゃよかった。
ハハハ。

とにかく、NHKには、貴重な人材だとしっかり認識して、取り扱いを間違えないようにと
強く希望しておく。

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by toruiwa2010 | 2016-01-26 09:22 | アナウンサー・実況 | Comments(2)
火曜日、井上陽水とNHKの桑子真帆アナが“共演”していた。(「SONGS」スペシャル)
陽水は4月から始まった「ブラタモリ」新シリーズのオープニングとエンディングの曲を
書いているが、タモリとは昔から仲がいいことで知られている。
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桑子アナはオリコンの好きな女性アナウンサー・ランキングで今年初めてランクインした。
5位だそうだが、NHKのアナだということ、担当番組の地味さや露出度を考えたら快挙だ。
有働由美子アナが3位に入っているのは毎朝 出ているし、なぜか知らないが、メディアが
必要以上に持ち上げるせいだろう。

桑子アナは3月まで広島放送局にいて4月から東京に移り、夕方7時のニュース(隔週)と
「ブラタモリ」を担当している。ふつうこの程度なら、NHKのアナが注目されることは
あまりないと思う。1位・水卜麻美(日テレ)や2位・加藤綾子(フジ)とは置かれている条件・
環境に天地ほどの差がある。 “快挙”の所以だ。

彼女には以前から注目し、期待していた。今ごろ「いい」と言い出した連中とは違うんだ。
ハハハ。

2014/02/09 のツイート

6時からの「軍師官兵衛」を見るために
チャンネルを変えるので、毎週
「ワラッチャオ!」(BSプレミアム)を見る。
進行係?の桑子真帆アナ、いいなあ。
うまいか下手かなら下手だが、そういうことじゃ
ないんだ。人間としてのすばらしさがよくわかる。

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“人間として…”はいささかオーバーだが、見ていてそう思ったのは事実だ。
他の番組を見ていて6時が近づいたところでBSプレミアムに回すのだから、見るのは
ほんの数分だけだった。(今は10:30AMからになり、声優さんがお姉さん役をやっている)
その日の収録を振り返って反省会をしている短い時間なのに、人柄の良さは伝わった。
“逆”も言えるからテレビはつくづく怖いよね。

子供向け番組のせいだろうが、NHKの女性アナには珍しい“柔らかさ”があった。
初めて見たときから、この人はNHKにとって貴重な存在になって行くと思った。
ただし、「NHKではこういうアナがチャンスを得ることは難しいだろうな」とも。
しかし、わずか1年後のこの大抜擢を見れば、NHKにも能力・適性を見極める制作者が
いるのだと分かる。安心した。

「“ショック”と感じた方や“お似合いだなあ”と納得された方など、
さまざまだと思いますが、桑子さんは?」と武田真一アナに振られた
桑子アナはジェスチャー入りで「私は、ショックで、えって、思わず
声をあげてしいました」と答えた。
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9月30日、人気俳優&歌手・福山雅治と女優・吹石一恵の結婚が明らかになった日だ。
夜のニュースで東京五輪に追加する競技の候補、台風関連のニュースなどが終わったあと、
「さて、次のニュースですが」と正面に向き直った武田アナがおもむろに切り出したのだ。
夜7時の定時ニュースはNHKの”格”を内外に誇示する大番組だから、めったなことでは
こんな演出はしない。かなり珍しいことだった。おそらく、担当者も「桑子なら不自然に
ならない」と考えたのだろう。さすがに、言い方が少しぎこちなかったが、その理由は
“ウソ”だからだと思う。たぶん。ハハハ。

同じ日、8時45分からの「首都圏ニュース」でも気象予報士との間で面白い会話があった。
コーナーの初めに“スーパームーン”の話題に触れたあと、予報士が「この後もこの月が
見えるのか月に聞いてみたいところです。このあとの天気、月に代わってお伝えしたいと
思います」と言った。
桑子アナが一言、「“お仕置き”ではないのですね」と切り返した。

予報士が「お仕置きではないです」と否定すると「そりゃそうですね」と含み笑いをした。
“セーラームーン”に引っ掛けたのだ。分かる人にしか分からないが、あざやかだった。
これまでの女性アナはそもそも“お仕置き”を持ち出すことはなかった。“禁止”だったか
“自制”なのか分からないが。
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「ブラタモリ」でも、大物・タモリを相手にリラックスしている。
アドリブもきくし、おかしいことがあればけたけたと大口を開けてよく笑う。天然なんだ。
その屈託のなさがいい。こちらまで楽しくなる。
初めはそれほどでもなかったが、時間の経過とともに、彼女に対するタモリの接し方が
変わったと思う。信頼し、ともに番組を進めることを楽しむようになっているのが分かる。

一度 書いたが、NHKが桑子アナを抜擢した理由は明るさだけではない。一番の理由は
“読み”がしっかりしていることではないか。一般の人には分かりにくいかもしれないが、
文章の意味を理解する“読解力”とそれが聴く人に伝わるように読む“アナウンス力”を
備えているから言葉がスムーズに頭に入って来る。
局としては、宝の原石を見つけた気分だろう。これからも、大きな番組への起用が増えて
いくに違いない。周辺との摩擦が心配だ。“お局アナ”がいじめたりしないようにしっかり
目配りして守って欲しいと思う。この人はNHKにとって貴重な人材だから。

…気恥ずかしいくらいに褒めている。ハハハ。
率直に言えば今はたぶん“オラオラオラ”でやっていけると思うが、そのうち壁に当たる。
若いだけに知らないことも多いからミスをする可能性もある。誰だって完ぺきじゃないし。
しかし、“素材”としていいのだから使い手が方向を誤らない限り行く手は洋々だと思う。
頼むぞ、日本放送協会!
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ひとつだけ注文を付けておく。

ニュースでカメラ目線になるとき、目つきがきつくなる。
解消する方法について2点考えられる。

メーキャップさんと相談して目元の化粧を工夫する。
もう一つは、私が入社したとき先輩から教えてもらった
「カメラのレンズを凝視しない」やり方だ。
“カメラ方向”に顔を向ける意識で目を向ければかなり
“優しい目”になるはずだ。
スタジオの外ではきつく感じることがほとんどないのは
凝視しないからではないか?

どんな経路を経てもいい。彼女の耳に入ることを願いつつ。

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by toruiwa2010 | 2015-12-27 09:22 | アナウンサー・実況 | Comments(9)