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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:フィギュアスケート( 62 )

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02/28のツイート

浅田真央 特番:時系列が錯綜していたり、
多すぎる素材を持て余したり、
スタジオの話が少なかったりしたが、
この特番は成功なんじゃないのかなあ。
オタはいろいろ言うだろうが、そんなものは
無視すればいい。

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ネット上の評判はかなり悪いようだが、一般の視聴者の総括はそんなところだと思う。
誰もが100%満足する番組作りなどしょせん無理なわけだし、ネットにたむろす連中は
自分の思う通りでなければ納得しないのだから相手にしたらキリがない。

OBの私にだって不満が残る番組だった。しかし、車を運転しながらインタビューに応じる
普通の若い女性っぽい珍しい場面が見られたし、姉・舞をはじめ、佐藤コーチ、タラソワ、
ニコルといった関係者の話から彼らの浅田への深い愛情が感じ取れた。
亡くなった母親やキム・ヨナのことを聞いたり、苦しんでいた時期のジャンプで転倒する
シーンを流したりするのはひどい、いかにもフジテレビらしい…とする意見も多かったが、
浅田についてはいいことだけ聞きたい、素晴らしい滑りだけを見たいという熱烈ファンの
気持ちとして分からなくはない。

ただし、強い絆で結ばれていた母親の話は外すわけにいかんだろう。スケーターとして
浅田が成長する過程で大きな役割を果たしたのだから。
キム・ヨナとの関係も「仲は悪い。キムが浅田に嫌がらせをしたからだ」と言いふらす
悪意のかたまりのような集団がいる以上、はっきりさせた方がいいのさ。
映像については、最後のFSを際立たす意図もあったと思う。苦しんだ“旅路”の最後に
素晴らしいフィナーレが待っていたと。その割にノーカットじゃなかったというところは
いかにもまずかったけどね。ハハハ。

SPは大失敗だったが、それを数倍上回る出来のFSで締めくくったせいか、浅田真央が
すっきりした表情だったのは応援してきた者の一人として嬉しい限りだ。気分を新たに
世界選手権で誰にも文句を言わせない“凱旋の舞”を見せてもらいたいものだ。
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さて、先日も書いたが、“スマイル プロジェクト”についてもう一度触れておく。

トリプルアクセルを含む6種類全ての3回転ジャンプを8度跳んだ浅田真央に対して
ファンからプラチナ・メダルを贈るという主旨の企画だ。ちなみに、日本代表全選手には
クリスタル・メダルを贈るそうだ。ふむふむ、浅田とほかのスケーターにはプラチナと
クリスタルほどの差があると認定したわけだ。ハハハ。 ( http://goo.gl/mXW5tI )

それだけなら、まったく問題はない。
しかし、このプロジェクトに関わっている人たちを眺めると「ちょっと待てよ」となる。
実質的な“提唱者”***は フィギュアスケートについての本を2冊出版しているものの、
経験者ではないらしい。なのに、2011世界選手権で“露骨な八百長があった”と非難し、
“出来レース”だと断じ、そのうえで、採点に不正、不公平、疑惑がある、キム・ヨナは
その恩恵を受けてきたし、浅田真央はずっと貶められてきたという主旨の主張を一貫して
ブログに書いている。

***本人は、自分はあくまで“発起人”であり、“代表者”ではない
と言いつつ、それでも、金銭問題を含むトラブルが起きたときには
全責任を負うとブログに書いている。
実務は発起人がブログに書いた呼びかけを読んで応じたスタッフが
担当し、代表者はその中から選ばれているようだ。なお、HPに
代表者の名前はなく、電話で問い合わせることになっている。
75年生きてきたが、何か起きたときに代表者が責任を取らない
団体には初めて出会った気がする。それは、団体ごとに決めれば
いいことで第三者がとやかく言うことではないと承知してはいるが。

この記事を書くにあたって、久しぶりに最近のエントリーを読んでみると…

今回のオリンピックは、キム・ヨナもいい演技でした。
メダルを争うのに相応しい力量をみせたのは確かです
  としつつ、

しかし、いつものような爆上げではなかったとはいえ、
出場した選手の中では断トツのお手盛り採点だったのです。
アデリナ・ソトニコワとカロリーナ・コストナーのような
見ごたえは無く、浅田真央には遠く及びません。
今回のオリンピックもキム・ヨナは見えざる手によって、
銀メダルを獲得したのです。

今回のオリンピックは、韓国に泣きつかれたISUの
チンクワンタ会長が、キム・ヨナを表彰台に立たせました 
 

…などの記述がある。旗幟鮮明なり。ハハハ。

一方で、去年末、採点疑惑についてかなり激しい論争が起きたときにブログを覗いたが、
そこに書き込まれたコメントはひどかった。発起人のブログはとりあえず丁寧な文体で
書かれているが、その内容を信じる人たちの書き込みは口を極めて韓国やキム・ヨナを
ののしるものが多く、ブロガーはそれを放置している。 ( http://goo.gl/GzskJk )

つまり、このプロジェクトに関わっているのは普通に浅田を応援してきた人たちではない。
スポーツを愛する人には考えられない“一定の方向”で意見が一致している連中だ。

多分、このブログやその主宰者はスケート界で知られた存在だろうから、普通に考えれば、
浅田真央やその周辺がやすやすと巻き込まれることはないと信じる。しかし、“万一”を
思うと、気が気ではない。ハハハ。

念のために、関係がありそうな企業と組織、合わせて4か所にメールと電話で注意喚起を
促しておいた。どれだけ真面目に対応してくれるか分からないが、こちらはやることを
やったから、あとは関知しない。

なお、きちんと読めばわかるはずだが、プロジェクトに反対するものではない。
ただ、このプロジェクトに参加しようと思ったとき、少なくとも当ブログの読者だったら、
少し時間を割いて上記のブログを覗いてみてからにするなど、慎重であっていてほしいと
言っているだけだ。
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参考までに、3月1日付の「キムリミナルとスマイルプロジェクト」には
こんなことが書かれていた。

…静かにキム・ヨナキャンペーンが展開中です。
2月28日に放送された、フジテレビの番組では、何度もキム・ヨナが
映しだされ、彼女と浅田真央は永遠のライバル、彼女のジャンプは完璧、
競技を離れれば浅田真央と良好な関係という視聴者への刷り込みが
行われました。フィギュアスケートファンなら呆れてしまうような話ですが、
あまり関心の無い人間なら、ストレートに信じてしまうでしょう。
こうして浅田真央の伝説は都合よく歪められ、演技の感動を
利用してキム・ヨナの日本進出と日韓友好が進んでいくのです。
それを見過ごさせる為に、日本選手への応援を妨害し、合わせて
正当な評価をしようという行動も叩きたいのでしょうか?

!!!&???
日本語で書かれているのだが、
特に後段は何を言いたいのか
さっぱりわからない。Help me!


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コメントについて

書き込みは自由です。しかし、承認制です。
異論・反論もありです。それだけを理由に
認めないということはありません。ただし…

まず、考え方が違うと思ったら、そのまま黙って
立ち去ることを勧めます。私はそうしています。

ふざけたHNはダメです。
連続投稿はどなたにもお断りしています。
感情的なもの、私を非難するだけのもの、
悪意に満ちたもの、罵詈雑言をふくむもの…
私の判断で削除します。そう、私の判断で。

また、同じ集団から入れ代わり立ち代わり
投稿してくることも予想されるため、
同主旨のものは“選別”させてもらいます。

by toruiwa2010 | 2014-03-05 08:25 | フィギュアスケート | Comments(40)
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勝ってうれしいか?

02/22のツイート

間もなく、村田諒太が3試合目に臨む。
どうせ、“勝てる相手”を選んでいるはずだが、
いい形のKOを期待する。
第1戦は相手がひどすぎた。第2戦はいいパンチを
当てたのになかなか倒せなかった。
さあ、今日はどんなボクシングを見せてくれるのか。


村田が本当に強いなら日本ボクシング界のビッグ・スターになるだろう。いい顔だし、
スター性は十分だから、あとは力をつけることだ。
亀田兄弟もそうだったが、この段階では、ジムもバックについているテレビも負けては
困るから、マッチメークは慎重のうえにも慎重になる。

デビュー当時のマイク・タイソンなら相手は誰でも構わなかったに違いない。むしろ、
強いほど歓迎だったかも知れない。村田は未知数な部分が多くて、強い相手を選ぶのは
ためらう。本人じゃなく、周りが。多少スリリングな展開の末にKO勝ちできる相手…が
ベストだが、そんな選手は簡単に見つからないし、保証はないからどうしても楽な相手を
選んでしまうのだ。
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オリンピックと並べてミュートで見ていたので知らなかったのだが、この日の対戦相手は
なんと36歳だったと言うではないか。翌日の新聞でそれを知って呆れた。ひどいわ。
3ラウンド後半のダウンがスローモーションみたいだったが、見ただけで、1分間の休憩で
回復しそうもなかった。果して、4ラウンドは初めからラッシュしてKOした。
ネットには“3連続KO勝ち!”の見出しが躍っていた。まあ、事実ではある。しかし…
“マカオで海外鮮烈デビュー”ってのはどうかなあ。
海外の試合で客層がどうだったのか知らないが、「金返せ」の声はなかったのだろうか?

この“3連続KO”が本当に快挙なら一般紙も大きく報じるはずだが、翌日の朝日には
なかなか記事を見つけられなかった。それもそのはず、紙面の隅にベタ記事で扱っていた。
試合内容にふさわしい扱いだと思う。

勝って当たり前の試合ばかりやっていると、ファンに見放される
この日の相手もひどすぎたんじゃないのか?こんなことしてると、客を呼べなくなるよ。
かといって、強すぎる相手を選んで負けるのもまずいしなあ。ハハハ。


クロカンに感動する

02/23のツイート

男子クロスカントリー50KM…競歩もそうだけど、
あまたある競技の中からこれを選んだ選手たちに
限りないリスペクト。そして、一流選手たちのフォームの
無駄がなくてしかも美しいこと!

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競技最終日の最終種目をライブで見たが、素晴らしかった。
同じコースをひたすら周回する地味な競技だが、目が離せない展開で最後まで楽しめた。
40キロ過ぎ、10数人のトップ集団の中で二人のロシア勢が周囲を見回し何かを話しながら
滑っていた。チームの作戦もあるだろうし、互いに連携するための情報交換に見えた。
同じ画面を見てレースを追うっているはずの解説・実況は気づかなかったのか、一言も
触れなかったのは残念!

戦略のせいではないかもしれないが、集団の中にいた3人目とともにゴール前100㍍で
猛烈なスパートを見せたロシア勢が1-2-3フィニッシュを決めた。見事なフィナーレだった。
スタンドの観客が上げる歓声がすごかった。
偶然、チャンネルを合わせたのだが、とてもいいものを見せてもらった。どんな種目でも
世界のトップクラスが死力を尽くす姿は感動的だ。


浅田真央:なぜ言わないのだろう?etc

02/25のツイート

会見で来年も滑っている可能性は「ハーフ・ハーフ」と浅田真央。
モチベーションが難しいと思うが、続行するなら応援もする。
しかし、一部のオタの騒ぎに神経を逆なでされ続ける可能性も
ハーフ・ハーフなのが「あらやだ」だね。

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外国特派員記者を相手にした会見の内容は鮮やかだった。
森元総理の無神経発言についてしつこく聞かれていた。全体を聞いたわけではないから
何とも言えないが、8人のメダリストを差し置いて彼女を招いた理由はFSが感動的だった
だけでなく、このことと日韓関係についてコメントを引き出したかったのかもしれない。
羽生や葛西の話を母国に送ってもデスクは興味を示さないだろうが、あのMao Asadaが
TOKYO2020の組織委員長である元Prime Ministerを非難したとなれば違ってくる。
…要約すれば「私は何とも思っていないが、森さんは少し後悔しているかもしれない」と
実にうまく答えた。外国人記者にも受けていた。状況を考えたらベストの回答だった。

それにしても、マスコミの浅田真央の扱い方はすさまじいなあ。
ファンに大きな感動をもたらしたのは事実だが、女子フィギュアスケートの成績としては
メダルに届かない6位だったのも事実だ。スポーツ新聞や週刊誌は、浅田のことを書けば
当面商売になる、テレビは見てもらえるという計算があるのだろうが、浅ましくはないか?

メディアの報じ方にはほかにも疑問がある。浅田の対応にもかかわっている。

もっと伝えられるべし

02/24のツイート

佐藤信夫コーチの功績はとてつもなく大きいと思う。
彼の指導に信念があってブレがなかったことが
浅田を前に進めさせたんだね…11月にそう書いた。
今回も彼が当日練習の浅田を見て彼が入れた喝が
あのFSを生んだ。メディアは浅田一人の偉業のように言うが。


別に佐藤コーチから頼まれたわけではない。もちろん、一銭たりとももらってない。
しかし、あの感動的なFSの少なくとも半分は彼の功績だと思うだけに、報道の伝え方、
浅田が何も言わないことに違和感がある。

テレビはSPの転倒場面を見せたあとFSを見せる。その間に起きた(であろう)ことには
無頓着だ。まるで、浅田が一人でどん底から立ち直ってあのFSを演じたかのようだ。
そんな中で、24日の「とくダネ」の分析がよかったと思う。
フリー当日の朝の練習を長く見せていた。印象でしかないが、この時点の浅田は練習に
身が入っているようには見えなかった。フジテレビ“記者”である中野友加里によれば、
トリプル・アクセルを3回試みたが、すべてうまく跳べていなかったと言う。流される
映像を見ればいわゆる“すっぽぬけ”になっている。

このままではダメだと佐藤は考えた(はずだ)。
浅田を呼び、両手のこぶしを強く握りしめ、かなり大きな声で指示を出した。彼にしては
珍しく大きな声を出していて内容が分かってしまいそうなほどだったという。実際には
聞き取れなかったようだが、指を1本出し、すぐ2本示した映像と合わせると、「SPの
ポイントは全体の1/3だ。まだ2/3 残っている。そんなに気が抜けてどうするんだ」と
厳しく叱責したのだとするナレーションは納得できるものだった。
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それだけで、魔法のように浅田が立ち直ったと言っているのではない。しかし、3年間、
苦楽を共にしてきたコーチの“喝”は効き目があったのではないか。SPのあと、世界中の
先輩スケーターたちからやさしい言葉をかけられたと言うし、電話による姉の励ましも
あったようだが、このときの浅田にはやさしさより厳しさの方が効果的だったと思う。
佐藤信夫は全日本を10連覇した現役時代も地味な選手だった。性格的にも自分が前面に
出るのを好まないのだと思うが、だからこそ、メディアはこの人の功績をきちんと伝えて
ほしいのだ。

そして、浅田の口からコーチへの感謝の言葉があまり聞こえてこないのも不可解だ。
この件だけでなく、オリンピック銀メダリストでありながらバンクーバーのあと、一から
スケーティングを見直した師弟の関係なのに…。「質問されないから」は理由にならない。
鈴木明子からも、村上佳菜子からもコーチの名前がしょっちゅう出てくるもの。

想像にすぎないが、佐藤コーチは浅田に「SPではトリプル・アクセルを外したら?」と
説得していたのではないだろうか。浅田の理想は分かるものの、オリンピックを現実的に
考えたら、成功率の低い3Aを減らすのがベストだと説いたのではないか?
妥協案として“SPで1回、FSで1回”になったが、両者の間に亀裂が生じた…。

同じように想像する人は多いはずだ。
浅田が現役を続行するになっても、世界選手権のあと、師弟関係が解消される可能性が
かなりあるのではないかと思っている。

浅田がらみでもう一つ

02/24のツイート

浅田真央のFS開始直前にスタンドから飛んだ
「真央ちゃん、頑張れ!」…羽生ということに
なってるけど、本当かね?
確認されてるの?声の質が違う気がするし、
選手があのタイミングで声をかけるかなあ。


…この件は、“言いだしっぺ”?が取り消したらしい。
フォロワーさんが「これですかね?」と添付してくれたURLにはこんな映像があった。
(http://bit.ly/1hRhLgC )
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口と音声がシンクロしてないし、声質もまるで違う。完全にねつ造されたものだ。
これは実に“他愛のない”ものだから大した問題ではないが、どこまでも感動的なものに
しようとする意図が見え見えで笑ってしまう。問題なのはこういう“合成”や動画の
ある“瞬間”を意図的に切り取って画像を作り、ポジションの悪さなどを指摘する幼稚な
やり方でウソの情報が流されることだ。からくりを見抜けない人は簡単に信じてしまう。
ツイッターの怖さを見る思いだ。


最後に:浅田真央さんにアドバイス

昨日、古い記事に書き込みがありました。
カギ付きなので紹介できないのが少々残念ですが、興味深い内容でした。
某“疑惑本”の某著者の某ブログで浅田真央に感謝のメダルを贈るというプロジェクトが
進行中だそうです。著者が独自に計算したとかいうプロトコルも贈るのだとか。

直接コンタクトされることはないと思いますが、浅田真央さん、気を付けてください。
彼はブログや著書で“フィギュアスケートの採点に疑惑がある”と叫び続けています。
一、二度 覗きましたが、ブログに集う人々のコメントのひどさは目を覆うばかりです。
あなたを応援する立場で書かれていますが、だからと言ってあなたが喜ぶとは思いません。
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あなたはソチで立派な演技を見せた。そのことは日本中が認めている。あなたにとっては
それこそが最高のご褒美だと思う。こういう人物からの贈り物を受け取っちゃダメだ。
関わらない賢さを持ってほしい…と忠告しておきます。
まさか、目に留まることはないでしょうが。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-02-27 09:02 | フィギュアスケート | Comments(22)
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ごく一部でだが、キム・ヨナ叩きが続いている。みっともないし、情けない。
ま。昨日の記事への書き込みを見ても彼らの思考回路は分かるのだが。
こういう空気の中ではむなしいと思わないでもないが、気が休まる人もいるだろうから
とりあえず書いておく。

ロシアのテレビでタラソワは浅田を激賞したらしい。元コーチだもんね…と立場が逆なら
真央ファンは言うだろう。ハハハ。
タラソワは一方で、キムの演技には感動しないみたいな(正確かどうか不明なので)言い方を
しているらしい。浅田の元コーチだもんね。ハハハ。

とにかく、TLには「キムより浅田の方が上だ」、「採点が正しければキムは…」といった
コメントが流れ続けている。同時に、どこの誰がこう言った、ああ言ったと…。
いささかげんなりしているときにNYタイムズでこんな記事を読んだ。
タイトルは「ソトニコワの番狂わせ優勝は分かりにくい」とある。
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書いた記者は最終結果が出たとき混乱したようだ。どうして、こういう結果になるのか?
専門家の話を聞きたいと走り回り、カート・ブラウニングを捕まえた。
世界選手権に4回優勝したブラウニングはカナダのテレビで解説をしている。
「分かんない。なぜソトニコワとキムがコンポーネントでこんなに接近しているのかなあ。
ショックだよ。(ソトニコワは)一夜明けたらうまい選手になってたの?どうなってるのか
分からない。分かろうとしてるんだけどね」

記者はさらに続ける。
オリンピックの経験があって今でもこの競技にかかわっているブラウニングでさえ、なぜ、
ソトニコワが2010年の女王を逆転したかをピンポイントで指摘できないなら、ファンや
視聴者に分かるわけはない。これこそ、フィギュアスケートが抱えている問題だ…と。

…記者はもちろん、専門家のブラウニングも数分前までキムがソトニコワを楽に上回って
女王になったと確信していたのだ。
書くまでもなく、NYタイムズは韓国の新聞じゃない。それともあれかな、マオタは記者や
ブラウニングも韓国なりサムスンなりに買収されてるとでも言うのだろうか?ハハハ。
こういう記事はなかなか伝わってこないから“キム擁護派”のために紹介しておく。
断っておくが、女子フィギュアを見た私の感想はコストナーが一番、キムとソトコワが
“同率2位”と言ったところだ。ジャッジが、“ソトコワ>キム”と判定したことには
特に異論はない。採点競技はそういうものだと思っているから。
そして、SPで下位に沈んだ浅田真央が第2組であれだけの演技を見せたことには感動した。
FSだけなら1位だとか言い張ることに意味がないほど、いわば“別格”だった。
しかし、だからと言って、堂々と戦い、SPでもFSでも素晴らしい演技をしてメダルを
手にした女性たちが見過ごされていいわけではないことも指摘しておきたい。

フィギュアスケートはますます厄介な競技になっていくようだ。
20年も30年も競技にかかわり、目が肥えているはずの解説者がスロー・ビデオの再生を
見るまでエッジが正しいか、ジャンプの回転が足りていたかどうかを断言できない。
いや、時には、ビデオを見ながらでも判断できない。しかも、その判断さえド素人から
批判されることがある。そんな競技、ほかにあるか? ないだろう?
テニスのホークアイのようにクリアな答えを出してくれる装置の開発は無理だろうし。
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審判が肉眼では判断できず、演技が終わるたびに、ビデオでひとつひとつのジャンプを
確認しなければならない。技の出来を判断するのにハイテクの力を借りる…この時点で
フィギュアはスポーツの枠から外れていると言っていい。

ジャッジ間でずれが生じないのは“基礎点”ぐらいのものではないのか。
出来栄えをどう判断するかに始まって、スケート技術、要素のつなぎ、動作/身のこなし、
振り付け/構成、曲の解釈…基準はあるにしても、ジャッジが9人いれば解釈は9とおりだ。
音楽とシンクロしているか…なら分からなくもないが、曲の“解釈”なんて笑ってしまう。

そんなもの どうやって採点すんだって話だ。
選手の曲の解釈が合っているかを判断するには、ジャッジがその曲をどう解釈するかが
重要なカギにならなきゃいけないはずだが、そういう素養のあるジャッジっているのか?
「ロミオとジュリエット」や「カルメン」ならまだ分かりやすいかもしれない。しかし、
日本選手が和太鼓を使った曲で滑っていたことがあるが、外国人ジャッジはいったい何を
基準に採点したのか? 日本人だって分かりゃせんだろうに。滑稽だ。ハハハ。
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♪べよーん びよーん ぶぶぶよ~ん
…昨シーズン、高橋大輔が使っていた「Blues for Klook」は音楽仲間に捧げられた曲だ。
彼の滑りと曲調のマッチングは絶品だった。その意味では高いポイントが与えられていい。
しかし、“解釈”をポイントに換えることなんてできるのかねえ。まして、今回ソチでも
使った曲は佐内河内守が“作った”のか、新垣が作ったのかで解釈はまるで変わってくる。
曲の解釈…どう考えても馬鹿馬鹿しいなあ。ハハハ。
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NYタイムズは今回の女子フィギュアの採点について積極的に書いている印象がある。
女子シングルで7位に終わったアシュリー・ワグナーの発言ももちろん扱っている。
ただし、極論になるが、ワグナーが言っているのは複雑なことではない。
彼女にしてみれば、SPでもFSでもノーミスだった自分が転んだ選手より下って納得が
行かないわ…ということだ。
「ややこしいわよ。みんなのためにクリアにするべきだわ」

NYTはさらに、“フィギュアスケートの審判はどういう人たちだったか?”という見出しで
ジャッジの構成にも問題があったと書いている。それによれば、9人のジャッジの中に、
ロシア連盟幹部の妻や、かつて不正疑惑で資格停止になった者がいたし、テクニカル・
コントローラーはロシア連盟の副会長だったそうだ。
だから採点に不正があったかどうか分からないにしても、フェアと言えるかってことだね

加えて韓国が正式に抗議の文書を提出したとかで、採点の問題はややこしさを増している。
ただし、読んだ限りでは、“分かりやすさ”を求める論調が多く、“公平な採点”などを
言っている意見は少ない。そもそも、この競技で“公平”というのは無理があるからだ。
そして、“分かりやすさ”だって難しい。最後は演技の評価をポイント化するわけだが、
“なぜそうなるか”を分かりやすくするには、一人一人の審判の頭の中をさらけ出して
もらわなければならない。そんなことは不可能だし、仮にできたとしても、それはそれで
反論・異論、不満、抗議の洪水を呼ぶことになるだけさ。ここがおかしい、あそこが
間違ってる…文句を言いやすくなるのだから。ハハハ。

結局、フィギュアスケートは今のやり方のまま続けるしかないようにみえる。
それが嫌だったら、この際思い切って“芸術性を重視した”評価で優劣を決めるように
するかだ。そうすれば「なんでそうなるの?」と異議を唱える輩も減るはずだ。
バレーや音楽のコンクールで審査員の判定に文句を言っているのはあまり聞かないものね。
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最後にもう一言。

今回、いくつかの記事を読んでみて、キム・ヨナが海外では素晴らしいスケーターとして
正当な扱いを受けていることを知ってホッとした。浅田真央と比較しての話ではない。
どちらも素晴らしいアスリートだし、国を代表し、多くの期待を背負って、世界を舞台に
10年近く競い合った。多くの、“一般の”スケート・ファンはキムを認めていると信じるが、
ごく一部にしても、がんとして認めない集団がいることは嘆かわしいことだ。

彼らは 韓国ではファンがこう言った、マスコミはこんな報道をしたと大騒ぎしていた。
そんなものは放っておけばいい。同じレベルまで降りてとやかく言うことはないんだ。
韓国が国としてやっていることには我慢ならないことが多いのは事実だ。
しかし、それとキムはまったく関係がない。その道理が分からないのはどうかしている。

ファンの一人としてキム・ヨナにもありがとうを言いたい。
そして第二の人生が幸せなものであるようにと祈る。おつかれさま。

もう二度とキム・ヨナについて書くことはないだろうから、反感を買うのを覚悟して。
ハハハ。


忘れてないよ

02/22のツイート

私に癒しと愛をくれたものたち:ありがとう…猫の日に。
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猫は好きだ。“noir”はそれほどじゃないけどね。ハハハ。



コメントについて

連続投稿は禁止です。
反対意見だからと言って削除することはありません。
ただし、感情的なもの、私の悪口はお断りです。
長文での自説の展開は自分のブログでやって下さい。

by toruiwa2010 | 2014-02-23 11:48 | フィギュアスケート | Comments(39)
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男子については、羽生結弦とパトリック・チャンの一つ一つのジャンプを丁寧に
分析していたNY タイムズだったが、女子については大きな紙面を割いていない。
その中で、How Sotnikova Beat Kim, Move by Move があった。
アデリーナ・ソトニコワがどんな風にキム・ヨナを上回ったかを男子のときと同じ
USスケート連盟コーチで技術スペシャリストのアダム・リーブが解説している。

いささか無謀だが、訳してみた。間違いがあったらごめんなさい。

フリーの多くの要素においてソトニコワとキムの差はわずかなものだったが、
明らかにソトニコワが差をつけた領域があった。

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2回転―3回転 Combination

ソトニコワのコンビネーションにはとても高い基礎点がついてるが、
彼女は最も難しいダブルを選んだ。ダブル・アクセルだ。
流れに乗って高さも幅もあったから、高い得点をもらった。
プログラムの後半だったから、10%の加点もついた。

キムが選んだダブルは最もやさしいもの(ダブル・トー)だったから
基礎点も低かった。
入り方がシンプルだったし、終わったときスピードがなかった。

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このコンビネーションだけでソトニコワはキムに対して3.44の差をつけている。
ほかに、彼女が大きなポイントを稼いだのはフットワークとレイバック・スピンだった。
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フットワーク&例バック・スピン:分析

二つの要素でソトニコワはレベル4を獲得し、キムはレベル3だった。
キムは基礎点で合わせて1ポイント近い後れを取ることになる。
レイバック・スピンのソトニコワは楽にポジションを変えていたし、
スピードを落とさなかった。ジャッジは高いポイントを与えた。
この二つの要素で彼女はキムに2点近い(1.89)差をつけた。
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この項、終わり。


話は変わるが、キム・ヨナについて二つのことを書いておきたい。
ご承知だと思うが、ずっと彼女のスケーティングが好きだったし、応援してきた。
擁護派であることを否定しない。バンクーバーは、私の中でも“キム>浅田”だった。
今回は、SPで僅差の1位だったときから、逆転の可能性ありと見ていた。点が出たときの
本人の表情からも納得しているのが分かった。のちにさまざまな“呪縛”から解放された
喜びを語っていた。ほかにも彼女はこんなことも語っていたようだ。(毎日新聞)


フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したキム・ヨナが 21日、
五輪公園内のコリアハウスで会見し、記憶に残るライバルとして
浅田真央の名を挙げた。「 2人だけがライバル、という状況で
10年以上も競技を続けてきた。このように長い間比較されながら
競技した選手もあまりいないのではないか」と両者の関係を振り返った。
彼女は浅田のフリーの演技を映像で見ていたと言い、「浅田の涙を見て、
私もこみ上げるものがあった。お疲れさまという言葉を伝えたい」と
ライバルをねぎらった。

自身は競技生活にピリオドを打つが「ショートプログラムもフリーも
ミスなく終えられて、さっぱりしている」と心境を吐露。
今後については「どう生きていくか悩みもするだろうが、余裕を持って
生きていきたい」と話した。

フリーの判定には韓国内で不満の声が上がっている。だが、キムは
「偏った判定の話が出るたびに、私より周囲の人が怒っている。
私はうまく滑れたことに満足していて、何も未練はない」と諭した。

…一流のアスリートらしい応答だと思う。
これを読んだのか、こんなツイートがあった。
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キム・ヨナ「偏った判定の話が出るたびに、
私より周囲の人が怒っている。」
⇒「偏った判定」と断定しているところが、何とも…。
全体的にインフレだっただけだろうが。


分かるだろうか?
ツイッターをはじめ、ネットにはさまざまな、間違った情報が流れるが、多くはこういう
“早とちり”から始まるのだ。
“偏った”という言葉が彼にとって都合がいいから飛びついたことが分かる。
キムが日本語でそう言ったのなら、それで問題はない。
しかし、何語から何語に訳されたか分からないんだ。韓国語から英語、英語から日本語…
そんな経緯を経て最終的に誰かが“偏った”という日本語に訳したのさ。どの段階かで
言葉の意味を取り違えた可能性は十分だ。キムに限らず、だれかをたたこうとするとき、
その目的に合った言葉を抜き出して使うのはこういう連中の常とう手段だ。

キムを攻撃するグループが常駐するブログやハッシュタグがいくつかあるが、そこで
フラワー・セレモニーのキムはほかの二人と目も合わせず、完全に浮いていた…という
書き込みを見かけた。
…じゃあ、これはどうなんだ? という話になるが。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2014-02-22 07:52 | フィギュアスケート | Comments(13)
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女子フィギュアはロシアのソトニコワが逆転金メダル。
女王にふさわしい演技だった。銀はバンクーバーの女王、
キム・ヨナ、銅は初メダルのコストナー…
特筆すべきは浅田の魂のこもった演技だ。
3強の高いレベルの演技を引き出した。

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誰を応援しているかで意見は分かれるだろうが、世界中のスケート・ファンにとっては
そんなことを忘れてしまう、夢のようなフリーの戦いだった。
まれに見るハイスコアのFSを演出したのは間違いなく浅田の演技だ。

「思っているような演技が全然できなかった。
自分の体がうまく動かなかった」と語ったのは
昨日のことだ。わずか24時間で劇的に変わるはずがない。
ぐっすり眠れれば別だがあのSPのあとで熟睡できた
わけもないだろう。多くを望むのは酷だと思うが。


ツイッターのTLに「メダルも国民の期待も忘れて自分のために滑ってちょうだい」という
ファンのコメントが洪水のように流れていた。「バカなことを言いなさんな」と思った。
そんなに簡単に切り替えられるなら苦労はしないよと。
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…浅田の偉大さを思い知らされることになった。
6分間練習の動きは確かに八木沼が言う通り、悪くなさそうに見えた。その姿を見ながら
思ったのは、日本のスケート史に輝かしい足跡を残してきた偉大な選手だけに、せめて
最後は“悔いのない終わり方”をさせてやりたいということだった。
ポジションについた表情は少し硬かったが、きれいに3Aを降りて波に乗った。
第2組という思ってもみなかったグループで滑る…モチベーションを持つのがきわめて
難しい中で、8種類の3回転ジャンプを決めた。素晴らしかった。
フィニッシュのあとの涙に万感の思いがこもっていた。

140点台が出た。この時点でのトータル198.22は上位3人にかかるプレッシャー次第だが、
メダルに望みが出る数字だと思った。
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ジャンプの評価 NYタイムズ。青はgood、グレーは普通、赤はpoor(よくなかった) 

NYタイムズの記者がこうツイートしていた。

素晴らしいプログラムを終えて浅田が泣いている。
彼女は美しく、そして自由だった。
プレッシャーから解放されるとこういうことが起きる。


たしかに、SPの結果、大きく下位に沈んでメダルや順位といった呪縛から解放されて
“自由”になれたことは大きい。しかし、失意の“どん底”に落とされたはずの前夜から
これほど変身したパフォーマンスを見せてくれるとは想像もしなかった。
昨日の記事に「自分が納得できる演技、世界最高レベルの演技を期待したい」という
書き込みがあったが「無理だと思う。長い取材経験からそう断言できる」と言い切った
自分が恥ずかしい。

すごい演技をしたのだから当然だが、浅田の順位がどんどん上がっていった。
箱根駅伝のギタウ・ダニエル並みにごぼう抜きの記録を更新するんじゃないかと思った。
最終的には6位だったが、メダルに匹敵する感動的なパフォーマンスだった。

最終組は6人とも素晴らしい演技を見せた。ワグナーを除く5人が135点以上を出した。

リプニツカヤ…コーチによると昨日の転倒はフェンスが
近すぎたせいだそうな。あそこまでノーミスだっただけに
惜しまれる。逆転するためには上位陣の前にかなりの高得点を
たたき出して見せることしかない。
しかし9点±の差はさすがの彼女にも大きすぎるなあ。


前半のジャンプはほぼ完ぺきだったのに後半で崩れた。
それでも135.34が出て、この時点で浅田は暫定1位の座を譲った。

コストナー…昨日の彼女はエレガントだったし華やかさがあった。
ゆったりとした滑りからは余裕すら感じ取れた。バンクーバーのあと
引退を考えたそうだが戻ってきた。
「辛いときほど自分が何をしたいのかが分かるの」と言って。
同じ滑りができたら逆転もあるね。

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素晴らしいボレロだった。優雅で“大人”を感じさせるスケーティングだった。
リンクを完全に支配していた。ゆったりした曲調が現在の彼女の持ち味にぴったりだった。
全員が滑り終わったあとで、だれが一番好きだったかと聞かれたら、「SPと合わせて
コストナー」と答えたと思う。

ソトニコワ…力があることは誰もが認めるが昨日の彼女の演技は
思わずうなってしまうほど見事だった。
ほとんどノーミスだったのではないか。差はわずかだ。
キムのフリーにはスタミナの不安があるだけに大きなチャンスと
言っていい。問題はそれを意識したときだ。

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…当然意識はしていたはずだが、スピードに乗った見事な演技を見せた。
ジャンプがどれもきれいだったね。3連続ジャンプの三つ目の乱れがあってコストナーを
抜けるかどうかは微妙だったが、149.95!! 
今日のFSは点の出方が半端じゃなかった。大盤振る舞い。バナナのたたき売りのごとく、
「えーい、持ってけドロボー」状態だった。ハハハ。

ゴールド、ワグナーがソトニコワを抜けず、残すはキム・ヨナだけになった。

限られたものしか読んでいないが、海外メディアは
キム・ヨナを普通にチャンピオンとして扱っている。
少しでも買収や不公正採点の疑いがあったら、こうはならない。
もし彼女がメダルを手にしたら日本のスケート・ファンは
それらしい敬意を示すべきだと思う。

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嫌韓・嫌キム派は何かといちゃもんをつけていたが、SP終了直後の“笑顔”やリンクから
上がる際にボードを叩いた仕草などに彼女の内面を見る気がしていた。言葉通り、結果に
こだわっていないのだと思えた。英語の通訳を交えて日本のインタビューを受けるときの
柔らかな表情にもそれが見て取れた。すでに自分の出番が終わっているとはいえ、翌日に
FSを控え、まだほかの選手が演技をしている最中にあんな顔にはならないものだ。

コストナー、ソトニコワと、目の前でこれだけ高得点を出されると相当のプレッシャーが
あったはずだが、キムの演技も堂々としたものだった。ソトニコワと比べるとスピードは
なかったが、きれいにまとめるテクニックは確かなものがある。
問題はジャッジがどちらを上と判断するかだと思ったが、答えはソトニコワだった。
点が出たときのキムの表情は十分に納得した人のものだと思う。
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いい結果になった。地元が優勝。前チャンピオンが銀メダル。それぞれに意見はあろうが、
採点競技はジャッジが決めるものだ。
今回、日本ではごく一部で「すべての選手に公平な採点を」という声が起きていたが、
いい演技に対してはしっかり点が出ていた。
これでも文句をいう奴はきっといるだろうが、放っておけばいい。

実況の鳥海アナはメリハリという点で物足りなさはあるものの、“抑制”が効いていて
なかなかよかった。スタジオを担当しているころから実況を聞くのが楽しみだった。
10年後には間違いなくNHKのエース格だね。

最後に、浅田真央さん、
今日、あなたらしさを見せてもらいました。ありがとう。
“普通に”あなたを応援してきた者の一人としてとても嬉しいです。
心からお疲れさまと言います。疲れた心身をゆっくりと休めてください。


メダリストたちのジャンプの評価
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by toruiwa2010 | 2014-02-21 06:58 | フィギュアスケート | Comments(19)
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大会のハイライト、女子フィギュアのSPが終わった。
トップにはキム・ヨナが立ち、浅田は大きな失敗をして
遠くメダル圏外に去った。インタビューでも呆然としていた。
信念に基づいての挑戦だったが、完敗した。
ファンもあきらめきれんが。

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勝負だからいろんなケースを予想するが、想定を超える事態になった。
浅田真央に何かが起きるとしても、トップと5,6点差の範囲内にとどまると思っていた。
トップと20ポイント近い差がついての16位とは…。多くのファンと同じで、言葉がない。

ポジションにつく前、頭上の時計を確認する顔が柔らかくて、これなら大丈夫と思った。
しかし、3Aの着地に失敗して転倒!回りきっていたようにも見えたが、スローを見ると
回れていなかったし、コンビネーションの最初の3回転が2回転になり連続ジャンプに
ならないという大きなミスもおかした。

記者会見で「悔いなく終わりたい」と浅田は言い続けていた。そのためにはSPで冒頭の
3回転半を成功させることが大きなカギになる。十分に回り切り、着地でエッジが的確に
氷を捉えることが求められる。成功率が低いだけに息をのんでその瞬間を見守ったのだが、
結果は残酷だった。

数は減らしたものの、「リスクを冒しても3回転半を跳ぶ」は彼女がさんざん考えた末に
自分で選択したものだ。その挑戦に敗れたのだから受け止めるしかない。
だから言ったじゃないか…と言ってみても仕方がない。浅田に限らず、一流アスリートは
頑固なのさ。
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浅田がいないのは残念だが、上位3人は実力派が揃った。

キム・ヨナには本人が納得いく、世界のスケート・ファンを
魅了してきた美しい演技で選手生活を締めくくってほしい。
出遅れただけに銅メダルに届けば上出来だと思うが、豊富な
経験と輝かしい実績でその予想を上回る可能性はあると思う。

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オリンピックで彼女の出来を左右するのはブランクではなく体調だと思っていた。
今朝の彼女は6分間練習のときから表情が硬いのが気になった。しかし、冒頭の3-3を
確実に決めたのをはじめ、相変わらず流れのあるきれいな滑りだった。
74.92は妥当だと思ったが、解説の八木沼純子のコメントはキムに対する言葉数が少なくて
違和感があった。素直に見ればもう少しほめ言葉があっていいはずだ。まさか、マオタに
叩かれることを恐れているわけじゃあるまいと、余計な詮索をしてしまった。ハハハ。

キムが暫定ながらトップに立ったことでオタがつまらぬことを言って騒ぐのではないかと
思ったが、#figureskateのTLを流れるツイートにキムの演技と点数を普通に認めるものが
多いことにホッとした。日本人スケートファンにきちんとしたバランス感覚があることが
分かってうれしかった。そうでなくちゃ。スポーツだもの。

ソトニコワ…浅田、リプニツカヤ、キム以外から
メダルに手が届く可能性を秘めているのは彼女だ。
実績があるのに、オリンピックでは大きな注目を
浴びずにこの日を迎えた。
直前で高得点を出されると浅田にとっては厄介な
ことになる。

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ダークホースだとは見ていたが、ここまでやるとは正直 思わなかった。
大騒ぎされる後輩・リプニツカヤへの対抗心もあるだろう。
最初のコンビの二つ目のジャンプを降りたあと、流れがなかった気がするが、全体として
やはりいい演技だった。スピードが足りなかったが、最後の2Aがきれいに決まったのは
イメージ的に大きかったかもしれない。もしかしてキムを超えるかと思ったが、わずかに
届かなかった。しかし、明日、逆転のチャンスは十分だね。

コストナー…うまくまとめたなあ。完成度の高い演技で
高い得点が出そうだ。衣装もエレガント、「アベマリア」に
よく合っていた。

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彼女らしい華やかなパフォーマンスで観客を魅了した。
終わった時点では74.12でキム・ヨナに僅差の2位につけていた。
難しい技より、ミスの少ないきれいな滑りに対していい点が出ている印象があった。
そこに“不公平”感はなかった。これでいい。

リプニツカヤと浅田で金メダルを争うことになると見ている。
15歳だが若さを感じさせない実績をすでに残している。
加えて、地元の利と勢い…。極端にミスが少ないことも
強い味方だ。
冒頭のジャンプが決まったら恐ろしいことになる。

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最初のジャンプから彼女らしさがでていた。指摘されているように“幼さ”はあるものの、
ミスのなさがそれを補って余りある。度胸のよさも半端じゃない。全観客を味方にして
圧巻の演技だ…と思ったとたんに転倒した!ソチにも魔物がいたということだね。

私の予想では1-2だった二人が厳しいスタートになった。
浅田がメダルに届く可能性はほとんどないし、リプニツカヤも誰かがミスをしない限り、
難しいだろう。これが現実だ。

村上佳菜子は山田コーチの言葉を聞いているときはいい表情だった。
最初の3-3が実にうまく入った。八木沼も“ビックリした”感がはっきり出た素直な反応。
聞いていてこっちが驚いたわ。ハハハ。
せっかくいいスタートを切ったのに、トリプルがシングルになるミスが出て下位に沈んだ。
この子が勝負師の根性を身につけたたらなあと思う。

日本チャンピオンとしてオリンピックに臨んでいるのに、注目度はあまり高くないまま、
本番を迎えた鈴木明子には期するものがあったはずだが、リンクイン直前の顔が硬かった。
得意のステップまでうまくつなげられたら、上位に食い込むチャンスは十分だと思ったが、
いきなり、最初のジャンプが両足着氷になってしまったのが惜しい。ベテランらしく、
後半は持ち直したものの8位にとどまった。今日の流れでは健闘だが。

製氷(整氷?)時間中、NHK-BSはスタジオに戻ってキム・ヨナのVTRを何回か見せた。
暫定1位だから当然なのに異を唱える集団がいたのに呆れた。彼らが嫌っているからとか、
外国人選手だから流さなくていいというものではない。こういう奴はスポーツファンとは
呼べない。あきれてものが言えない…というか、つくづく情けない。
by toruiwa2010 | 2014-02-20 07:38 | フィギュアスケート | Comments(13)
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フィギュアスケートがこれだけ人気なのに、日本のマスコミの記事で
納得するものにはなかなかお目にかかりません。
NYタイムズが専門家の分析を載せていた。
日本の新聞でここまでやるところはないでしょうね。

自信のない英語力ですが、精いっぱい翻訳してみました。
そこ、間違えちゃどうにもならない…というところは指摘してください。
それ以外はどうかお見逃しを。

元記事はこちらです。→ nyti.ms/1gjdyyW




羽生結弦はSPで初めて100点を超えた。
4回転トーループをふくむすべてのジャンプで高い得点を稼いだ。
しかし、FSでは最初の4回転サルコウをふくむ二つのジャンプで
転倒した。USフィギュアスケート連盟のコーチでテクニカル・
スペシャリストであるアダム・リーブ(Leib)がジャンプをひとつずつ
分析した。


4-サルコウ
上体がシンクロせず空中でタイミングを失って転倒した。
基礎点:10.50 得点:7.50

4-トーループ
運動能力、タイミング、流れ、勢いそして高さで高い得点を得た。
基礎点:10.30 得点:12.44

3-フリップ
危険を冒して難しい入り方をした。上体の回転が早すぎて着氷の
コントロールに失敗した。
基礎点:5.30 得点: 3.40
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3-アクセル、3-トーループ
全速で質の高いジャンプをした。
基礎点:13.86 得点:16.29

3-アクセル、2-トーループ
普通じゃないコンビネーションへの入り方をしたため流れとパワーを失った。
2-トーループを伸ばし、着氷が弱かった。
基礎点:10.78 得点:11.07

3-ループ
コメントなし。
基礎点:5.61 得点:5.91

3-ルッツ、1-ループ(シークエンス)
二つ目のジャンプでバランスをとるために足をつき、三つ目のジャンプが
認められなかった。もっとポイントがもらえたのだが。
基礎点:5.72 得点:5.42

3-ルッツ
コメントなし。
基礎点:6.60 得点:7.80

羽生結弦 Total score: 280.09



羽生を4ポイント差で追うチャンが勝つためにはミスのない演技が
必要だったが、2度、両手を氷についてチャンスを逃がした。

4-トーループ、3-トーループ
スピードを上げて跳びあがり二つ目のジャンプにつなげた。
このコンビネーションでもらえる最高得点を得た。
基礎点:14.40 得点:17.40
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4-トーループ
ジャンプを終えるのが遅れ、転倒を免れるために手をついた。
基礎点:10.30 得点:8.73

3-アクセル
跳び上がるタイミングが合わず、着氷でステップアウトし手をついた。
基礎点:8.50 得点:5.93

3-ルッツ、1-ループ、2-サルコウ
3-ルッツはよかったがサルコウがダブルになった。
基礎点:8.58 得点:9.08

3-ルッツ
高さも流れもあり、面白い移動(transition)で加点をもらった。
基礎点:6.60 得点:7.80

3-ループ
コメントなし。
基礎点:5.61 得点:5.61

3-フリップ、2-トーループ
コメントなし。
基礎点:7.26 得点:7.86

2-アクセル
難しい入り方をした。simple jumpだったが、着氷でステップアウトした。
基礎点:3.63  得点:2.63

Patrick Chan Total score: 275.62
by toruiwa2010 | 2014-02-15 15:14 | フィギュアスケート | Comments(3)
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02/15のツイート

羽生結弦が日本男子フィギュア初の金メダルを獲得。
現時点でその実力が世界のトップなのは確かだが、
オリンピックの舞台でそれを結果に結び付けた。
どんなに褒めても褒め足りない。
おめでとう羽生!おめでとうスケート・ファン!!


ここ1年の羽生の急成長は認めつつ、オリンピックの舞台で…となると、そこでの優勝は
なかなか想像しにくかったが、若い羽生が見事にやってのけた。

今日の滑りを見ても硬さ・緊張は明らかだった。いろいろな思いがあったと思う。
試練の時だった。緊張はするだろうが、彼の精神力なら乗り切れるだろうと思っていた。
乗り切った先にしか金メダルはないのだし。
そのためには、やはり最初のジャンプをきれいに決めたいところだったが、失敗した。

手ごわいチャンの前に滑ってしまえるのは“めぐりあわせ”としてはツキがあったのだが、
それはあくまでいい結果を出すのが条件だった。最初の4回転が決まらず、動揺したのか、
引きずってしまった。全体にスピードもいつもほどなかったし、ジャンプが決まっても
羽生本来のものではなかった。若さと言うことかなと思った。

まずい展開になったが、なんとか立て直した。それだけ力をつけたということだろう。
昨日のSPの出来を見たあとだから180点台は出すだろうと思ったが、178.64だった。
私の計算ではチャンが182.58以上のスコアを出せば逆転だった。
場数を踏んでいるチャンがこのチャンスを逃すことはないだろうと覚悟した。

滑り出したチャンを見てさすがだと思った。“雰囲気”があった。いくつか失敗があって
完璧には程遠かったが、特に後半は羽生を上回る滑りに見えた。微妙だなと思ったのだが、
ジャッジはSPに続いてFSの出来も羽生を上と判断した。(178.10)
かなりハラハラしたが、結果はSP、FSともにチャンを上回っての堂々たる金メダルだ。
見事としか言いようがない。
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町田樹にとって最終組の前で滑れるのは“チャンス”だったが、生かせなかった。
やるべきことはデニス・テンを超える得点を出して最終組に圧力をかけることだった。
しかし、火の鳥がソチで舞うことはなかった。少なくとも本人が望んだようには。
最初のジャンプで転倒したのはいろんな意味で響いたね。4年に一度のオリンピックは
なかなか選手にベストの演技をさせてくれない。
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大事なシーズン、不運に見舞われた高橋大輔にはただただ彼らしい演技を期待した。
昨日の出来から考えれば、銅メダルに届くチャンスは十分にあるはずだったから。
滑走に入る直前、アップになったとても穏やかな表情が印象的だった。“最後の”舞台に
この迷いのない表情で臨めてよかったなと彼のために嬉しかった。
カギになる最初の4回転をこれまで日本男子チームを引っ張ってきた誇りと自信をもって
跳んでほしいと願ったが、両足着氷になった。
ステップからは彼らしさが見られたが、点が伸びなかった。
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町田、高橋、ともにフェルナンデスをとらえる可能性があっただけに残念だが、羽生も
チャンもベスト・パフォーマンスではなかったのだ。オリンピックはそこが難しいね。
その中で、町田と同じ組の1番滑走、デニス・テンが171.04を出して3位になったのは
特筆すべきことだった。最終的に、FSで170点台をたたき出した3人がメダルを手にした
ことを思えばなおさらだ。
しかし、実況の塩原アナは最終組6人の演技中、ほとんどこのことに触れていなかった。

“ポエム”ぶりをファンからたたかれている。私も好きじゃないが、それはまあいい。
しかし、これはダメだ。
実況の仕事では、一つ一つのプレーを描写するとともに全体像を伝えることも大事だ。
今日の実況にはソチ五輪男子フリーの大きな部分が決定的に欠けていた。

それはそれとして、二日連続の早起きはつらかったが、いい思いができた。
不思議なことに、羽生が優勝することを喜ばないスポーツ・ファンとは思えない特別な
グループもいる。どんなところ、いつの時代にも、そいう“ややこしい”奴はいるものだから
放っておけばいい。今日という日は、普通にスポーツが好き、スケートが好きな人たちと一緒に
この若者の快挙を心から喜びたい。
by toruiwa2010 | 2014-02-15 07:53 | フィギュアスケート | Comments(10)
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02/14のツイート

仮眠から起きてプルシェンコの棄権を知った。
仰天する。昨日の練習が相当荒れていたらしい。
「神様がもう十分だと言ってるみたいだ」と語ったらしい。
悲劇だね。思いもかけない番狂わせを演じる可能性を
感じていただけに惜しまれる。


“老身”をいたわり、2時20分に目覚ましをセットして寝たが、思うように眠れないまま
よろけるようにリビングに来てテレビをつけ、パソコンを起動するとYahooが“棄権”を
告げていた。波乱を予感させる幕開けだった。

6分間練習のためリンクサイドにスタンバイする羽生の顔に笑みが浮かんでいた。
自然に出たものかどうか気になった。“強がり”から来ることもあるからだ。
調子の良さをうかがわせる練習が終わってそのまま演技を始めた。陣営として理想的な
展開に持ち込むには100点近い点を出して圧倒することだったが、見事に実行してのけた。

オリンピック初出場を感じさせない精神力の強さを見せた。
最初の4回転をきれいに跳んでしっかりペースをつかんだ。ジャンプの完璧さにしびれる。
見事な演技で観客も味方にしての100点超えには恐れ入った。1番滑走の利を生かした。
シカゴ・トリビューンとLAタイムズに書いている記者のツイートが短くて的確だ。

羽生に101.45。OMG.オー・マイ・ゴッド。
そして、彼はポイントのすべてを自分で稼いだ。

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ハビエル・フェルナンデスが“本来の”ジャンプが跳べずに点を伸ばせなかったあと、
パトリック・チャンが登場した。一時“絶対王者”と呼ばれたチャンだが、ランク的にも
今は追う立場になった。羽生の点がプレッシャーになる、体に硬さが出なければいいがと
思いつつ、彼にもベストの演技を期待した。オリンピックだもの。 

…一本、ジャンプで小さなミスがあったものの、これまた見事な演技だった。
羽生との差が4点を切ったのはチャンにとって大きい。これだと、金メダルがどちらの
ものになるか、とても微妙だ。 

30人の選手の中の29番目と30番目に日本人選手が滑走した。

前日の練習でも4回転がうまく跳べなかったと聞く高橋大輔が気がかりだった。
リンクに出る直前の表情が硬かったこと! アスリートにとって最も残念なのはベストの
状態で競技に臨めないことだ。その意味で、故障発生のタイミングがいかにも悪かったね。
最初の4回転が両足着氷だった。3Aはまずまずだったしほかの要素で“らしさ”を出した。
今の精いっぱいの演技だったろう。気持ちは伝わった。私だけじゃなくジャッジにも。
3位・フェルナンデスを脅かす点が出た。FSでは思い切った演技をしてほしい。

メディアも悪いが、“語録”が先行する町田樹も気になっていた。
結果は本来の力を出し切れなかった。3ルッツが2ルッツになる大きなミスが出た。
きれいに決まるジャンプもあっただけに惜しまれるが、順位に関係なくメダルは望める
点差だから、本人が言う“逆バレンタイン”の心意気を見せてほしい。
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すべての選手の滑走が終わってみると、羽生とチャンの力が群を抜いていることが分かる。
二人はまさに“アナザー・スペース”にいる。
ごちゃごちゃ言われていたが、点はちゃんと出ていることも分かった。

明日のフリーはとんでもないことになりそうだ。


あまりに呆れたので加筆…というかツイート

若さいっぱいの伸び盛りとケガのあとで万全じゃないベテラン。
判官びいきもあるだろうがはっきりと差がついたのに羽生の出来に
ケチをつける「日本人」ファンがいる。高橋ファンに多い。
ロシア観客のマナーを非難する資格はないと思うが。
(09:12)

by toruiwa2010 | 2014-02-14 05:33 | フィギュアスケート | Comments(11)
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02/09のツイート

インタビューに答える様子を見て少し安心した。
気落ちしているようには見えなかった。気がかりは、
この、リプニツカヤ・コストナー・浅田の結果が
ジャッジの頭に残像として残らないかということだ。
必ず残るんだよなあ。


オリンピック以外にも出かける予定はあるので、毎日、“夜更かし”をするわけにはいかず、
団体戦はすべてビデオで済ませるつもりだった。しかし、映画を見に行く予定にしていた
今日は幸か不幸かの大雪で家にいることにしたため、昨日に続き、早めに寝て浅田真央の
滑走時間に合わせて起きることにした。
浅田の出番は午前2時過ぎ…ということだったので、9時半に寝て1時半過ぎに起きる
つもりだったが、前日の睡眠不足が響いたのか目覚ましが鳴るまで気づかなかった。

眠い目をこすりつつ、かなり“錯綜”しているツイッターを整理しながら2台のテレビで
ジャンプとフィギュアを見た。

金メダル争いに絡むかも…と言う人もいるアシュリー・ワグナーは少し重い感じだったが、
全体としてまずまずだったと思う。選手にもよるが、団体戦は個人戦ほどプレッシャーが
かかっていないように見える。
それでも、彼女には“爆発的な”スコアを出す恐さを感じないので、これだけメンバーが
揃った中でメダルに届くとは思わないのだが。 
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大歓声の中、登場したユリア・リプニツカヤにはさすがに緊張の色が見えた。
浅田と金メダルを争うのは彼女だと見ている。GPFinalもよかったし、欧州選手権では
さらに安定感が増していた。硬さはあったものの、氷に乗った軽やかな滑りだったね。
やっぱりよかった。スタンドの熱狂をよそに静かに始まって静かに終わる彼女の演技には
物語性があって、観客にもジャッジにもアピールするものがある。浅田を脅かす一番手だ。

直後に滑走する浅田はリプニツカヤへの賞賛の嵐が続く中、リンクに出て行った。
わずかだが、“待たされた”感があった。影響したとは思わないが。
いきなり3Aに失敗して転倒した。練習では好調だと伝わっていたが、チームの
命運がかかっているだけに、少し硬かったかなあ。
華麗に舞った強敵のあと、印象としてまずいスタートになってしまった。
ほかの要素で取り戻したものの60点台にとどまり、リプニツカヤに大きな差をつけられた。

いやいやいや、いろんな意味でよくない幕開けになった。
まず、“生命線”ともいうべき3Aの失敗。ほかはいざ知らず、浅田真央にとっての3Aは
何よりも大事なものだ。順位がどうであっても、納得のいく3Aが跳べるかどうかに彼女の
“集大成”はかかっているのだ。“個人戦は別”と簡単に割り切れるものではない。

久しぶりに見た最終滑走のカロリナ・コストナーも調子がよさそうだ。圧倒的な手足の
長さを生かして余裕を感じる演技だった。ジャンプが決まると出来栄えの良さが際立つ。
ミスらしいミスのない滑りで浅田を上回る得点をもらった。
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あくまで団体戦とは言っても、3位という結果は大げさに言うなら私には衝撃的だ。
くよくよするという意味ではなく、浅田は“あとを引く”タイプだと思っているだけに。
リプニツカヤ、コストナーがいい気分で個人戦に臨める結果を出したことに加え、もっと
気がかりなのは、この順位がジャッジの頭にイメージとして残らないかということだ。
ジャッジも普通の人間だとすれば、必ず残るものだからね。

欧州選手権のあとから、誰かが浅田の金を止めるとすればリプニツカヤだと思ってきた。
無関係だと言う人がいるだろうが、この結果を受けて、個人戦にはリプニツカヤが一歩
リードする形で臨むことになった。もちろん、追いつける範囲だが。
個人戦まで10日ほど空くのを利用して、浅田には 経験と“これが最後”という思いで
なんとかうまく切り替えてほしい。

アメリカとロシアが取引!?

フランスのスポーツ新聞、レキップが伝えたロシアのコーチの発言が
一部で“波紋”を呼んでいるらしい。

「米ロで取引した。アメリカはメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトで
アイス・ダンスの金を、ロシアはペアと団体の金を獲る」

以前にもどこかで聞いたような話だが、レキップは一流紙だから気になる。
アメリカは当然否定しているし、国際スケート連盟も「証拠のない主張には
こたえない」としているが、フィギュアスケートは見た目の美しさと裏腹に
複雑な問題を抱えているんだね。

by toruiwa2010 | 2014-02-09 08:49 | フィギュアスケート | Comments(4)