ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:フィギュアスケート( 62 )

d0164636_843275.jpg
…その前に(落ち着いて落ち着いて)

アメリカの“権威ある”スポーツイラストレーテッド誌で面白い記事を見つけた。
“NBCがジョーンズのオリンピック・ボブスレー・チーム選出への関与を否定”という
見出しだけを見て、私の鼻がぴくぴく動いた。「面白そうだ」とカンが働いた。ハハハ。
…ほかの人にはどうか分からないが、私には十分面白い記事だった。
d0164636_8435347.jpg
NBCはアメリカ4大ネットワークの一つでオリンピックの放映権を持っている。
権利を確保するためと放送の実施に莫大な金をつぎ込んでいる。たぶん、日本のすべての
テレビ局が束になっても及ばないほどの金額になっているはずだ。オリンピック本番では
使った金の回収しなければならない。そのためにはスポンサーの獲得が不可欠になる。
さらにそのためには、アメリカ選手の活躍が約束されることが大事だ。

しかし、ソチ五輪に臨むアメリカはいつもにくらべて“弱い”らしい。
過去の3大会で合計8個のメダルを獲ったショートトラックのアポロ・オーノが引退した。
アルペンスキーの(そしてタイガーの恋人の)リンゼー・ボンが膝のケガで欠場する。
加えて、冬季大会の華ともいうべきフィギュアスケートにメダル候補がいない。

だから、ボブスレーのアメリカ・チームにロロ・ジョーンズが選出されたとき、NBCは
はっきりと喜んでいた。陸上のハードルでオリンピックに出たこともあるジョーンズは
もちろん、ボブスレーの実績もあるのだが、NBCが喜んだ理由はそれだけじゃない。
なかなかの“美貌”だからだ。
d0164636_844913.jpg
そこで、NBCが“仕組んだ”のではないのかとほかのメディアが疑った。ハハハ。
日本なら“福見ら若手ではなく谷亮子(北京)を、松野ではなく有森(バルセロナ)を選ぶよう、
NHKが柔道連盟や陸上連盟に働きかけた”と言っているようなものだ。
もちろん、NBCは「馬鹿げた話だ」と一笑に付したが、アメリカでは“ありえない”と
言いきれないところがある。彼らは考えられないようなことをしばしばをやるからだ。

サンプラスやクーリエ、アガシが強かった頃のウィンブルドンではアメリカ選手の試合を
現地時間の夕方に組むよう、大会側に要求していた。視聴率を上げようとしてのことだ。
オリンピックの有力種目の決勝がおかしな時間に設定されていたら、NBCの“関与”だと
思ってまず間違いない。
だから、私はジョーンズの件も、あながち“馬鹿げた話”で片づけられないと思っている。
ハハハ。

ちなみに、WOWOWのサッカーのコンテンツがブンデスリーガだけになったころには、
プロモーションの一環で日本人選手をどこかのチームに移籍させようと動いていたらしい。
高原のハンブルガーSV入りがそのせいかどうかは知らないが。ハハハ。


世界はこう予想している(ごく一部だが)

02//01のツイート

スポーツイラストレーテッド誌が ソチ五輪のメダル予想。
フィギュアは羽生とキムの金メダル(浅田は銅!?)と。
これはあれだ。リスペクトされているスポイラも韓国に
買収されてるってことか。
ちなみに私は今のところ,男子はチャン、女子は浅田か
リプニツカヤだと。

d0164636_8442836.jpg
繰り返すが、スポイラは世界のスポーツ・ファンが認める雑誌だ。記者たちの質も高いし、
写真の見事さは他の追随を許さない。特に、表紙になることはアスリートにとっては
一種の“ステータス”だ。
だからどうだと言われれば、別にどうでもない。所詮、アメリカの雑誌だし。ハハハ。

しかし、定評あるスポイラの予想がこうなっていることは私には興味深い。はずれれば、
それなりに恥ずかしいし、彼らが根拠なしに書くわけがないのだから。
ツイートには「スポイラも韓国に買収されてる…」としか書いていないが、「審判が韓国に
買収されていると、スポイラが判断した」と書くスペースがなかったのだ。まさかだけど。
ハハハ。

ちなみに世界を代表する通信社、APの予想はこうだ。(金・銀・銅の順)
男子:チャン・羽生・ヘルナンデス、女子:キム・浅田・リプニツカヤ。
なお、団体で日本はメダルに届かないそうだ。
なるほど、APも韓国に買収されてるわけだ。あるいは、審判が韓国に…と読んだか。

そして、フォロワーさんの情報によれば、地元ロシアのsport-expressの予想は…
男子:羽生・チャン・ヘルナンデス、女子:キム・浅田・リプニツカヤとなっている。

男女とも、メダルを争うと予想されているのは同じ顔ぶれだね。
どうでもいいだろうけど、私の現段階での予想は チャンと羽生が男子の金メダルを争い
(7:3でチャンが優位)、プルシェンコがアップセットする可能性も捨てきれない。
女子の優勝は、浅田とリプニツカヤのどちらか(まったくの五分)、キムは銅メダルに
届くかどうかだと思う。


お帰りなさい(私に言われたくないだろうけど)

02/02のツイート

グッドニュース:知らぬ間にうるとらにゃんのツイートが
再び「公開」になっている!!
一部のオタの言動に触れて自信をなくしたとき、
彼のツイートは支えになると思う。 http://bit.ly/1eIyxaa 
彼にとっては迷惑かもしれないのであえてハッシュタグはつけない。

d0164636_845076.jpg
オタの“無茶ぶり”に一人で真正面から対応して疲れてしまったのか自身のツイッターを
一時非公開にしていた“うるとらにゃん”がふたたび“公開”にしている。
おかしなやつとまともに“論争”したことに懲りたのか、違う角度からファンのための
“啓蒙”運動をしようと考えているようだ。応援者を募って解説や資料をまとめた
wikipedia的なサイトを作ろうとしている。参考にしたい人たちは覗いてみるといいと思う。
→ http://wikiwiki.jp/fisk8/

未完成だし、難解なところもあるようだが、少なくとも、だれかを熱狂的に応援したり、
だれかを口汚くののしったり、採点に不正があると声高に叫ぶ連中が書くものよりずっと
信用できるだろう。フィギュアを見るために勉強しようという気持ちがないので私個人は
遠くから眺めるだけだが。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-02-05 08:47 | フィギュアスケート | Comments(3)
d0164636_9263037.jpg


・・・つづき

その連中が同じ口で「すべての選手に公平なジャッジを」などと言うから笑ってしまう。

01/07のツイート

#Fairjudgement に集まって声高にツイートを
繰り返す連中の履歴やブログを読むとおぞましい記述に
ぶつかることがしばしば。
そして多くが「公平」「公正」を口にしながら特定選手、
すなわちキム・ヨナを集中攻撃している。汚い言葉を使って。


キムを攻撃するツイートはRTされまくり、テレビ番組で“それなりの出来だった”と、
事実を話しただけの解説者(荒川静香、佐野稔)は激しい非難を浴びていた。要するに、
彼らは「浅田真央が世界一、キムは最低」でなければ気が済まないのだから始末に困る。
彼らが言う“公平”とはバンクーバー以来、尾をひいている“キム・ヨナに不当に高い
点が与えられている。反面、浅田真央には厳しい点数しか出ない”という思いから始まり、
その一点に集約される。

12月30日に採点をめぐる“黒猫vsうるとらにゃん”論争を書いたが、私はうるとらの
説明に納得していた。2011世界選手権でキムの採点に「不正があった」と主張する黒猫は
何度も話をすり替えて“逃げ回っている”印象しかなく、最後の最後、(自分が提起した
採点についての疑問に)「ISU(国際スケート連盟)が公式見解を示さなければ判断出来ない
というのが正解」とわけの分からん“珍説”を披露して事実上論争を終えてしまった。
d0164636_9251360.jpg
一方、うるとらにゃんは自身のツイッターを先日 “非公開”にした。
何回か、ツイッターで紹介したが、元スケーターの彼はフィギュアスケートへの愛に
衝き動かされて、根拠のない“不正採点”説の間違いや矛盾を解説し続けていた。
非公開にした理由はよく分からないが、黒猫のブログ(コメント)をはじめ、ネット上に
氾濫した彼を非難する書き込みに耐えられなかったのだろうと推察する。

01/07のツイート

例の論争だが、うるとらにゃんがつぶやき始めた。
孤立無援のせいで悩みが深いようだ。
競技経験者がもっと応援しないと疲れ果ててしまうぞ。
競技を愛するなら動くべし。

 
正月明けに再開したツイッターのTLを読んでこうつぶやいたが、遅かったようだ。

ネット上の論争にうっかり参入するのは確かに“危険”が伴うから誰だってためらう。
特に今回の場合、“不正あり”派が活発に声をあげるのに対して、“不正なし”派からは
積極的な発言が見られなかった。
紹介し続け、多くの人が訪れた形跡がある論争のまとめ( bit.ly/1l7xJ2f )の中身をきちんと
読めば、うるとらの 公平で冷静なツイートに“説得力”を感じるはずだった。
しかし、彼がツイッターを非公開にしたことで、“全体の印象”として黒猫が押し勝った
形になったのは残念だ。
d0164636_9253923.jpg
“ノイジー・マイノリティ”の感情的な書き込みは目立つ。用いられる言葉が激しいし、
数を頼んで書き込むからだ。
うるとら以外にも経験者がもっと声をあげてほしかった。あきれて黙っている…ではなく。
そして、詳しくないから黙っている…ではなく、自分が納得できるツイートを見かけたら、
せめてRTしたらどうだろう。クリックするだけでいいんだもの、簡単だ。
“サイレント・マジョリティ”や“声なき声”は、言葉はきれいだが、対象者に届かず、
結果として応援にならないことが多いことを知るべきだ。
“仕返し”が怖い…ということもあるだろうが、ブロックすれば済むこと。
いまのまま推移すると、声の大きい者が正しいと思われてしまいそうだ。まずいだろ。

フィギュアスケートを見るとき、基本的に採点は審判に任せる。そういう競技だから。
そう言うと、“採点恭順者”という“けったいな”レッテルを張られるが構やしない。
素人には“回ったか回らなかったか”なんて見分けつかない。スローをチェックしてまで
確認したいとも思わない。公正かどうか以前にフィギュアは厄介な競技になってるのさ。 

スポーツの楽しみ方はいろいろだ。
私はプロトコルなどは関係なし、「美しく見える」かどうかがすべてだ。
キム・ヨナの滑りは美しいから好きなだけ。バンクーバー五輪でのパフォーマンスは
残念だが、“キム・ヨナ>浅田真央”だった。馬鹿にするならそれで結構だ。
バカじゃないことは自分がよく分かってるし。ハハハ。

うるとらにゃんにはお疲れさまと書いておく。
“黒猫一派”の固い殻をこじ開けることはできなかったかもしれないが、多くの人の目を
開かせたと思う。一定の役割を果たしたことは間違いないのだから落ち込まないでほしい。


最後に、“浅田真央とトリプルアクセル”についても一言。

12/30のツイート

アスリートは高みを目指す。負けず嫌いもアスリートの特徴だ。
浅田真央は全日本で敗れ「悔しい気持ちでいっぱい」と語った。
腰痛をおして3Aに挑戦して失敗した。負けたことではなく
高みに挑んで跳ね返されたことが悔しかったのだと思う。


全日本のFSでも浅田は3Aにこだわっていた。腰痛があったとかいう話だが、結果は
2回とも失敗して3位に沈んだ。演技に限定すれば、見かけ以上に頑固な性格のようだ。
もっとも、トップ・アスリートはみんなそうだし、それが彼らを支えているのだと思う。
しかし、ソチの浅田に関しては、このこだわりが彼女を苦しめることになりはしないかと
気になって仕方がない。
d0164636_9243684.jpg
ファンは「真央ちゃんは潔い」、「それでこそアスリートだ」と褒めそやす。
本人も、ソチを自分の集大成を見せる場と決めている。“オリンピックでも3Aを跳ぶ”が
当然という空気が出来上がっている。
しかし、世界でも限られた人しか跳ばない3Aは極めて難度が高い技だ。
一方、バンクーバーのキムも全日本の鈴木も難度を下げて美しく滑ることで優勝した。
今の採点方法はその方が難しい技を失敗するより点がもらえるからそうしたのだ。

浅田はそれでは気が済まない。分かる、真央ちゃんらしい。応援するという声が多い。
そうかもしれない。しかし、ファンが言えば言うほど浅田を追い込んでしまわないか。
今の騒ぎ方だと彼女には“突っ走る”道しかなくなる。
コンディション的に無理、どうしても完成型に仕上がらないなど、いざというときに
“一歩ひく”という選択肢を残してやるのがファンではないかと思うが、どうだろう。


蛇足

“キム上げ・浅田下げ”…ネットの一部で私はそう思われている。バカじゃないのか。
別にキムを必要以上に持ち上げた覚えはないし、そういう立場にもない。
ただ、スポーツ好きとして、キムを一流のアスリートだと認め、彼女の演技を見るのが
楽しいと書いているだけだ。

まだ幼かった頃から、一貫して、浅田を応援してきた。ただし、“ファン”ではないから、
何をやってもいいというわけではない。いいときは褒めるし、ダメだったらそう書く。
ソチでは、キムの滑りも楽しみだが、応援するのは当然浅田だ。
ただし、彼女の熱狂的ファンがネットで見せる言動を前にすると、浅田真央が勝ったとき、
普通に、素直に、手放しで喜べるかどうか、極めて微妙だ。

こういう状況はまずいね。
by toruiwa2010 | 2014-01-11 09:27 | フィギュアスケート | Comments(30)
d0164636_8464730.jpg
ソチ・オリンピックまで残り1ヶ月を切った。
女子ジャンプの高梨沙羅、スピードスケートの加藤条治・長嶋圭一郎、クロスカントリーの
渡辺暁斗、スノーボードの男子、モーグルの上村愛…楽しみな種目はいろいろあるが、
中でもフィギュアスケートは今から盛り上がりがすごい。スポーツ番組ではほかの種目も
紹介するが、ワイドショーやニュースで取り上げるのは圧倒的にフィギュアだ。

華やかだし、男女3人ずつの選手を送り込む日本は現在“史上最強”だし、金メダルの
可能性も十分だからファンの関心も強い。テレビが取り上げたがるのも当然だ。
普段は大会のときぐらいしか映像が流れることはないのに、この時期になると代表選手の
紹介やオリンピックの展望などで、にぎやかになる。一般の視聴者は「ああ、そうか」と
素直に受け止めるが、最近のこの競技のファンは情報量が豊富だから簡単じゃない。

情けないし恥ずかしい

01/06のツイート

キム・ヨナの優勝を報じるテレビに盛大なブーイング。
浅田やロシア勢と金メダルを争う選手だし、前回の優勝者だ。
普通のスケートファンは気になるし、扱うのは当たり前。
トップコンディションではないものの、それなりの演技を
したのを見るのが怖いのか。情けない。


5-6日、韓国選手権が行われ、キム・ヨナが優勝した。
フィギュア・ファンの反応は過激なものだった。まず、演技そのものを攻撃し、続いて
なぜ、キムの映像を流すのかとテレビを非難した。

フィギュア・ファンと書いたが、“スケヲタ”と呼ぶほうが正しいかもしれない。
常に声高であることと合わせて“ノイジー・マイノリティ”と呼ぶ人もいる。私もそうだ。
ハハハ。
ネットにあふれる攻撃的なツイートをよく観察すると、自分で考えて発信する人は少ない。
誰かが書き込んだものをRTすることが多い。
d0164636_8471461.jpg
なぜ、他国の国内選手権の結果を紹介するか? 答えは簡単…キムが優勝したからだ。
そして、キムの動向を伝えることが、平均的な視聴者のニーズにこたえることになると
少なくともテレビは考えるからだ。事実、そうだ。一般のファンにとってはヨーロッパや
ロシア、アメリカで誰が勝つかに大した関心はなく、前回のチャンピオンで 今シーズンは
ケガで出遅れたキムがどんな滑りをしたかには大きな関心があるのさ。
私にも、「おかしいじゃないか!」というリプが何通も来た。そのことは、彼らがいかに
キムに神経質になっているかを表している。テレビの判断はある意味正しかったのさ。
ハハハ。

一方、スケヲタが強く反発したのはなぜか? 答えは簡単だ…優勝したのがキムだからだ。
そう。まず、韓国が嫌い。そして、キムはもっと嫌い。だって、八百長や買収で高い点を
もらって勝ち続けているんだから。そのせいで浅田真央が泣かされているんだから…と、
“斜眼帯”をかけられた競走馬みたいに“キム攻撃&浅田擁護”に一直線だ。ハハハ。

しかし、この段階でキムに鋭く反応するのは、ほかでもない、“怖いから”だ。
「いや、公平に採点してくれるなら怖くないさ。あんな演技なのにとんでもない得点が
出たことが気に食わないのよ」という声が聞こえるようだ。
部分的には賛成だ。国際大会を見慣れた目には確かに“ありえないほど”高い点が出た。
しかし、国内選手権だもの、マスコミが説明をおざなりにほぼそのまま伝えたことには
問題があるが、割り引いて受け止めればすむ話さ。全日本の鈴木明子や羽生結弦にだって
高い点が出ていたことを忘れちゃいけない。

演技に対する突っ込み方も異常だった。
スピンがまるでダメだし、どこでステップしているのか分からない。スピードがないし、
ジャンプの降り方も“グリグリ”だ。これじゃ、ジュニアのレベル以下じゃないか…。
そんなにレベルが低いのなら、浅田や鈴木や村上が負ける心配はないじゃないか。もっと
ゆったりと構えていたらいいのに。ハハハ。

私は韓国選手権のキム・ヨナを見て、「かなり戻ってきている。出来は良かった」と思った。
点数はともかく、高く跳んで、きれいに着氷するジャンプはFSで“抜けた”ものもあるが、
全体としてはよかった。完全復調に近いなあ、が率直な感想だ。

しかし、浅田を熱烈に応援するファンは演技の中にアラを見つけてネットに書き込む。
チャンについてもよく言われているようだが、仮に出来の良さを認めても、「感動がない」、
「ぐっと来ない」と言う。浅田や高橋・羽生への強い思い入れがそう感じせていることに
まったく気がついていない。もっと言えば、彼らの書き込みを読むと、チャンやキムを
認めたら、高橋・羽生や浅田への忠誠心を疑われはしないかと恐れているように見える。

要するに、“浅田>キム”だと納得させたいのだ。他人にも自分にも。
オリンピックでは絶対に浅田に勝たせたい。そのためにはキムのいいところは認めない。
…というか、認めなくない。つまり、危機感の裏返しだ。そんな思いがヒステリックな
コメントになってネットをにぎわしているのが現状だろう。

つくづく残念なのは、素晴らしいスケーターであるキムを 何があっても認めないという
“一派”が日本のスケート・ファンの中に生まれてしまったことだ。
私も、韓国政府や一部国民のやることには腹立たしい思いだが、スケートにはまったく
関係のない話だ。外国のトップ・アスリートを指して“キムチ”、“タクアン”など、
揶揄する表現を用いたりするのはなぜだ?レベルが低すぎて情けないし、恥ずかしい。

つづく・・・
by toruiwa2010 | 2014-01-10 08:47 | フィギュアスケート | Comments(21)
d0164636_9424224.jpg
フィギュア・スケートの採点に不正がある…そういう声が根強くある。
昨日 書いたが、私は「そんなことはない」という立場でこのスポーツを楽しむ。
彼らが指摘するほど採点がおかしいのなら、監督・選手から不満の声が上がるはずだと、
ずっと思っていたが、認識不足だった。

フィギュア・スケートでは“レフェリー/ジャッジの判定に対する抗議は認めない”と
ルールにはっきり規定されていることを知らなかった。(123条4項)
抗議が認められるのは計算ミスなどに限定されるのだ。

私の知識不足を知って、“私たちは「抗議の制限」に抵抗します”を標榜するサイトから
私宛にツイートが来たのは12月12日だった。この問題をCAS(スポーツ仲裁裁判所)に
訴えようとしているグループだった。

感情的に、声高に“不正、不公平”を叫ぶのではなく、冷静なアプローチでフィギュアの
環境改善を目指す姿勢はいいと思ったので、特定競技団体のルールについてCASが判断を
出すというのはこの組織の役割になじまないと思いつつ、ブログやツイートで紹介した。
d0164636_9421169.jpg
全日本選手権の前日、このサイトが「会場でチラシを配る」とツイートしているのを見た。
ちょっと違うなと思ったので、「残念な方向に向かっていますね」とリプした。
「関係各所の確認はとった。迷惑がかからないように実施する」との返信が来た。
「ぜひその方向で」と書き、同時に「“ときどき黒猫”ブログで、チラシ配布について
紹介いただきました」とツイートしていたことについて、「そのブログの主がほかにどんな
記事を書いているか知ったうえで喜んでいるのならいいけどなあと思いつつ」とリプした。

昨日の記事とダブルが、そのブログは「フィギュアスケート 疑惑の高得点」の著書があり、
“キムの採点は誤審”を主張している黒猫のものだ。私のブログやツイートにも熱心に
目を通し、口を極めてののしってくれている“ありがたい”人物が主だ。

それはさておき、“知っている”どころの話ではないことが後日 判明した。
“にゃんにゃん論争”が始まったあと、彼のブログをとときどき覗いていたが、26日?に
「ISUが提訴される?」という記事が更新されていた。中に「コメント欄でお馴染みの
小川さんは、『sochi123プロジェクト』というファンがISUをCASに提訴するための
ブログを立ち上げました」とあった。
記事の大半は「小川さん」の話の引用だったが、その中に3ヶ所「韓国」を「朝鮮」と
記していた。
d0164636_9414310.jpg
おやおやと思った。
「朝鮮」という言葉が即差別を意味することにはならないかもしれないが、前後を読むと
書いた小川やそのまま転載した黒猫の意図は明白だ。“衣の下の鎧”が見えてしまった。
この時点では、まだsochi123の目指すところを信じたい思いがあったので 二点尋ねた。
韓国を「朝鮮」と記しているのはあなた自身の言葉ですか?と、どうも応対しているのが
「小川」ではなさそうなので、“sochi123イコール小川一”でいいのかどうか?だ。

第1点については…

「周囲に日本語を話す人のいない環境で深く考えずに書いて、
そのまま載せてしまいました。韓国と訂正します。」とのことです。
(以下略)

「ときどき黒猫」の方も修正していただくように依頼いたしました。
時差が13時間あるため、確認に時間がかかってしまいましたことを
お詫びいたします。(以下略)


という、返事が届いた。
しかし、sochi123の代表が小川一かどうかについては最後まで回答がないままだった。
時差はまあまあ理解するとしても、なぜ本人が対応しないのかを理解することは難しい。
そして、日本人だけど日本語が不自由みたいなことをにおわせているが、なに、ブログに
書き込んだコメントを読めば、達者なものだ。そして、古い書き込みの中でも「朝鮮」を
使っている。確信犯としか思えない。

私の指摘を受けてsochi123のブログ内と、ときどき黒猫に転載されていた記事の中も
「朝鮮」は「韓国」に修正された。キム嫌い&岩佐嫌いの黒猫はさぞ悔しかっただろう。
そして、言を左右にして“小川一”が代表であることを認めなかった理由・意味は不明だ。
しかし、すべてを勘案すれば、その通りだと認められる。

小川一がどんな人物かは分からない。
引用されている文章の冒頭部分に「ウチのアメリカ人。航空大学で教えてるでしょ」、
「ウチのおっさん。飛行機乗れない。そこで手を上げたのがオレ」などの記述があり、
男っぽい口調だがアメリカ人と結婚している日本人女性というところだろうか。

引用された文はsochi123のHPに載っていたもので“フィギュアスケートのアンケートに
ご協力ください”というタイトルがついているが、その“アンケートへの協力”は自らが
頻繁にコメントを書き込んでいる黒猫ブログに丸投げし、その前に“キム・ヨナは出ない
ほうがいいんじゃないか。賢明な選択だと思うけど”とわざわざ書いている。
しかも、設問の中には「キム・ヨナの高得点は妥当だと思いますか」が含まれている。
キム・ヨナの採点に“異議あり”と書いている男のHPでこの設問…このアンケートを
どこに導こうとしているのか?“やれやれ感”がぬぐえない。

「小川」の文の終わりの方では活動のためのカンパやボランティアを募っている。
Sochi123 のHPは小川の拠点なのに、プロフィルはない。メールをすれば教えるらしい。
さらに、HPの原文には署名がなく、黒猫のブログに転載された同じ文の最後にはしっかり
“小川一”と書かれている。
d0164636_9405294.jpg
要するにいろいろと“危なっかしい”のだ。
「わたしたちはフェアに応援します」という“衣”をまとったプロジェクトのはずなのに、
その衣の下には「他国を差別する」“鎧”に身を固めた“代表”の姿が見え隠れする。
これで支持者が集まるのかどうか?

私個人は 背景を知らなかったとは言え、“純粋な”プロジェクトだと思い込んで少しでも
かかわってしまったことが恥ずかしい。

12/27のツイート

sochi123 というプロジェクトを陰ながら応援していました。
その旨のツイートし記事で紹介したりしました。
残念な対応があったため、今後のコンタクトをいっさい
断つことにしました。
過去のツイートを削除し、ブログも一部削除します。
お恥ずかしい次第です。

*異論・反論があると思います。
コメントは自由だが、罵詈雑言はもちろん、
感情的なもの、悪意で書かれたものは
承認しないし、削除の対象になります。


ふうーっ、書くべきエントリーを何とか
年内に書き終えることができました。
“基本的に”1月5日まで休みます。
3日前、マンションの中の小さな池に
今シーズン初めて氷が張っていました。
どうか、みなさん、寒さに負けず、元気で
良い(お)年をお迎えください。
d0164636_9403556.jpg
昨日と今日のお昼は、普段も取り寄せている
京都・八起庵の鴨なんば。年越しのうどんだ。
今夜はトラットリア・iwasa 最高のメニュー、
スパゲッティ・スペチアーレ。
美味で消化のいいものを食べて紅白を待つのさ。
ハハハ。

今週、PCに向かう私の前に出てきたスイーツだ。
どう考えても、too much sweetsだろう。
年末年始で2kgぐらい太ることを覚悟せねば。
体脂肪率は30%を超えるなあ。
分かっていても、誘惑に勝てそうもない。
トホホ。1年の最後がトホホって。ハハハ。
d0164636_9402280.jpg

by toruiwa2010 | 2013-12-31 09:44 | フィギュアスケート | Comments(14)
d0164636_9154582.jpg
全日本選手権をはさんでなかなか興味深いやり取りがネット上で行われていた。
一部のスケート・ファンがしつこく主張する「採点に不正がある」かないかについてだ。

人間がやっていることだから、審判が自国選手に加点したり、
そのライバルに対して減点したりすることはあるかもしれないし、
ミスもするだろうが、不正や八百長は考えられない。


…この件についての私の一貫した考え方だ。
そして、採点には一切文句を言わないで受け入れる。そうしなければ、そもそも競技は
成立しないし、楽しめないと思うからだ。

さて、“論争”だが、私の見るところ、しかけたのは“黒猫”だ。
ブログ・“ときどき黒猫”の主で、「フィギュアスケート 疑惑の高得点」の著者だ。
さんざん、私の悪口を書いているようだが、無視しているし、この際関係ない。
*彼のブログ(bit.ly/19vziFb)内の検索欄に「岩佐」と入れると
彼本人と支持者による“上品”な悪口がいやというほど楽しめる。
d0164636_916385.jpg
@Skater_Sakura 『競技結果や順位が覆るほどの
影響は起こっていない』というのが持論のようですが、
2011年世界選手権女子SPは明らかな誤審でキム・ヨナが
一位となっています。それは無視されるのですか?
kuroneko_az 2013-12-20 10:50:08


問いかけられたのは“うるとらにゃん(以下、うるとら)”と名乗る元スケーターだ。かつて
“強化指定”を受けていたそうだ。2011年5月と去年の2月?に“いろいろ”とあって
現在はブロックしているが、これもこの際は関係ない。ハハハ。

はっきりはしないが、黒猫のツイートはうるとらのこのツイートに反応したものらしい。
d0164636_9165268.jpg
ちなみに…私にだって個別審判レベルの判定に
『GoEの付け方間違ってるやないかい。』とか、
『そのPCS数値はマジで?』みたいなことはあるよ。
でも、そういう事があっても、競技結果や順位が
覆るほどの影響は起こっていない。
JP判定は多人数の平均化が功を奏している。


このあと、ジャブの応酬があって本題に入った。
“ほぼ素人”が細かいことに言及するのは危険なのだが、話を分かりやすくするためには
やらざるを得ないので私が思うこの論争のポイントを整理するとこうなる。
d0164636_91792.jpg
黒猫:2011世界選手権SPのキム・ヨナの採点には明らかな誤審がある
うるとら:明らかな誤審があれば処分・降格がある。誤審の根拠は?
黒猫:キムは要素抜けとステップアウトという複合エラーを犯している。
うるとら:要素抜けとは?
黒猫:3Lz-3Tジャンプの前に要求されているステップ/動作がなかった。+ステップアウト。
うるとら:あなたが気がついていないだけで、要求は満たしている。***

***3件あとのツイートで映像のURLを貼って、
キムがジャンプの前に行ったステップを説明している。
(左BOバッククロス、右BI右BOチェンジエッジ、
左BIフロントクロス、左BI左BOチェンジエッジ)
d0164636_9175363.jpg
奇特なご仁の手でtogetterで両者のツイートがまとめている( bit.ly/1l7xJ2f )が、以上は
12月22日から23日にかけてのやり取りだ。
その後、話が横道にそれたりしながら延々と続いたが、要するに「キムは求められている
要素(ステップ動作)を満たしていたかどうか」に尽きるのではないのか?

“満たしていない”と考える黒猫が、それなのにしかるべき減点をされなかったのだから
誤審だと主張するのに対し、うるとらは、“満たしている”し、競技の経験者・関係者は
みんな そう考えるだろうと反論している。黒猫があれこれと質問を繰り出し、辟易しつつ
うるとらが答えるという図式が最後(28日)まで続いた。

第三者の目には 競技経験者として、自信をもって「キムはステップをしている。要求は
満たされている」と言い切ったうるとらが優位に立っているように見える。
自説を完全に否定された黒猫には「いや これはステップ動作じゃない」と証明する義務が
あるように思うのだが、それはなされていない。
彼のブログを覗くと「にゃんとも3Lz」という記事があり、中段に以下の記述があった。

本題の複合エラーの件は、そう判断したジャッジも
いるかもしれないが、キム・ヨナはステップをしていた、
という結論になりました。
ただ、このステップについては、見落としただけなのか、
それとも規定された条件に合わないと判断したのかは不明です。


“本題”と書いていることから、彼もそれが最も大事な点だと認識していることが分かる。
しかし、長い記事の中でこのことに直接 触れている部分はごくわずかだ。

そして、たったこれだけの記述の中にいくつかの疑問を抱く。
“…という結論”が二人の間のものか、うるとらにゃんのものなのかが判然としない。
やり取りを読む限りそのようには見えないが、もし、“ステップをしていた”ということで
“二人が”合意したのなら、それは黒猫が間違えたことを意味するのではないか?
彼は「要求されているステップ/動作がなかった」と言っていたのだから。

もし、この結論がうるとらのものなら、黒猫は「そうじゃない。ステップしていない」と
誰もが納得するように反論しなければおかしい。
最後の2行に書かれている“見落とした”、“判断した”のが誰なのかもはっきりしない。
故意とは思わないが、文章があいまいすぎるのだ。
d0164636_9182336.jpg
いずれにしても、この“ニャンニャン対決”はきちんと結論が出ないまま、とりあえず
終了してしまった。残念だ。近づくソチ・オリンピックを前に、いわゆる“不正疑惑”に
決着がつくのが望ましかったが、これではストレスがたまるばかりだ。
途中からは、グローブをつけてリングに上がった二人のボクサーが別々のスパーリング・
パートナーを相手に打ち合っているような様相になっていた。

加えて、togetterのまとめ役が当事者以外を参入させてしまったことで“焦点”がぼやけて
しまったのも残念だ。議論している二人の間に中途半端な知識しか持っていない第三者が
入ってもロクなことはない。リングに上がっていいのは選手とレフェリーだけだ。
このtogetterを紹介した私のツイートをまとめの中に入れたのはまだ分かるとしても、
うるとら本人が書いた私をリングに呼び込むツイートを発見したときはビックリを超えて
あきれてしまった。
d0164636_9321797.jpg
【RT希望】 岩佐 徹様…中立な立場で紹介しているつもりなら、
堂々とディスカッションに参加すればエエねん。
※(当方はブロックされている身ゆえ直接リプライ送れませんので…)
専門的な話は難しいでしょうから、レフェリー役でいいですよ。


“採点に不正はない(だろう)”と考える私がレフェリーを務めるのはフェアじゃないことに
気づかないなんてがっくりする。まして、専門的要素の多い論争に参戦するだけの知識・
情報を持たず、持ちたいとも思っていない第三者をリングに上げる意味はまったくない。

最終的に、黒猫は「私が間違っていた」と認めたわけじゃないし、過去の経緯を見れば
認めることなど想像もつかないが、このままだと、私のように「うるとら 寄り切り 黒猫」
という印象を持つ人が多いと思う。余計なことだが、これでいいのかと心配だ。

今朝、妻がゴマメ(田作り?)を作り始めた。
フライパンで炒っている音が聞こえ、香ばしいにおいが
流れてくると、いよいよ押し詰まった感が・・・。
岩佐家、暮れの風物詩だ。
d0164636_926812.jpg

by toruiwa2010 | 2013-12-30 09:33 | フィギュアスケート | Comments(17)
d0164636_6472646.jpg
d0164636_6492220.jpg
12/21のツイート

全日本フィギュア が始まる。いや、放送が…。
男子最大の関心事は高橋大輔だ。
今の日本で一番強いのは羽生結弦かもしれないが、
チームの柱になるのは高橋だ。
何とか行かせてやりたいが、織田、町田と3人で
2枚の切符を争うことになる。厳しいが、粘れ!


今や、羽生の強さには確実性が増している。1年前はまだ不安定だったのに、短い間に
急激に成長を見せた。やわらかい体と強い気持ちが見事にマッチングした結果だ。
“オリンピックの切符”という点ではよほどのハプニングがなければ、彼がその一枚を
手にすることは誰もの想定範囲内だから、問題は、2,3枚目だ。

高橋大輔、織田信成、小塚崇彦、無良崇人…日本男子の層は厚く、GPファイナルを
欠場した高橋が最も苦しい立場に追い込まれていた。
焦点はけがからの回復だった。

…SP,FSともによく頑張ったと思うが、足にスタミナが戻っていなかったようだ。
ジャンプが乱れ、ほかの要素でも計算通りにポイントが取れなかった。
FSで4回転に2度挑戦したが失敗し、会場が静まり返っているのが分かった。
もがくように演技する“エース”を見るのはつらいものがあった。
勝負の世界は残酷で非情だ。よく演じきったがこれは厳しいことになった。
終わった瞬間の表情を見ても、彼自身もその厳しさを理解していたと思う。
結果は5位で大会終了後の選考を待つことになった。

SP最終グループのトップ滑走だった町田はポジションについて構えに入ったとき、
表情がすっきりしていた。冒頭の4回転をきれいに降りて波に乗った。続いて跳んだ
3Aも降りたあとがとてもきれいだった。
本人も納得の出来で高得点をたたき出し、今年の全日本の“トーン”をセットした。

FSも最後まで大きな破綻がなく、どうやら切符を手にしたかと思った瞬間、エッジが
引っ掛かってそれまでのスムーズな流れが止まってしまった。
ヒヤッとしたが、「失点は小さい」という本田の解説にホッとする。
2位を確保したことで、オリンピック2枚目の切符は大丈夫だろうと思った。

無良が力を出し切れなかったあとに織田が登場した。
ジャンプの美しさ、降りたあとの流れの美しさは世界のトップクラスだが、いつも、
ここというときに何かが起きてしまう選手だ。
3位までに入れば、GPの表彰台と合わせて高橋との“最後の切符”をめぐる争いでも
いい勝負に持ち込めると思ったが、SP,FSともにもうひとつだった。

羽生のFSは圧巻だった。
GPファイナルでチャンに勝って優勝したのが大きな自信になったのだろう。
たぶん、コーチが考えた全日本のテーマはこの自信がソチにつながるようにしっかり
滑ることではなかったかと思う。しかし、羽生はどんな大会でも“勝つこと”に
強くこだわるのだという。

それでいて気負いがなく、リラックスしていた。“チャンピオンのメンタリティ”が
すでに身についているように見える。名前がコールされてリンクに出るとき、会場の
迎え方が王者に対するものだった。その空気はジャッジ席にも伝わるものだと思う。
表情が柔らかいだけでなく、体のどこにも力が入っていない感じだった。驚く。

4回転も3Aもきれいだった。自信がものを言っている。
これはもしかするとSPの100点があるかな、と思ったら、103.10が出た。
これが“ながれ”ってものだ。すごいとしか言いようがない。
勢いに乗って、最初の4回転で転倒したFSも素晴らしい演技でまとめ、優勝した。
それも2位以下を寄せ付けない圧倒的な勝利だった。時代は羽生結弦ってことか。

小塚のSPを見終わったときの印象は“苦しい演技”だった。この出来だとフリーで
よほど頑張らないとオリンピックは難しいのではないかと思った。
しかし、素人は悲しいものだ。90点が出たことでチャンスが残り、FSでも頑張って
表彰台に乗った。この時点では、織田に代わって高橋との3枚目争いに持ち込んだ。
d0164636_6481151.jpg
12/22のツイート

羽生が決まった。町田も大丈夫だろう。
問題は5位に終わった高橋と全日本3位の小塚だ。
常識として、まず、高橋になるんだろうなあ。
断っておくが、私はそれを「救済措置」と
言うつもりはない。
男子選手、お疲れ様でした。



2日目の放送の最後の部分に高橋のインタビューが流れた。泣いていた。

このインタビューは聞くほうもきついなあ。
断ったってよかったのだが、よく、マイクの前に立った。
これまで日本スケート界を背負ってきた自負が
そうさせたのだろう。
高橋大輔、君は十分に戦った。あとは、選考の結果をまとう。

私にしては情緒的なツイートだったが、多くの人がRTしてくれた。
共感してもらえたのだろう。
d0164636_6482973.jpg
12/22のツイート

女子SP:GPのシリーズとファイナルを見ると
浅田は一人だけ別次元のところにいる気がする。
ソチの切符もほぼ手中にして今日はどんな演技を
見せるのか?
二、三枚目の切符を誰がものにするのか?
男子以上に見えないところがあるね。


女子SPの浅田も強かった。
最近の彼女は構えに入ったときから“空気”が違う。SPでは最初の3Aは危なかったけど、
演技全体が流れるようで見事だ。こういう選手は今の世界のトップにもなかなかいない。

安藤美姫には驚いた。
例の騒ぎのあと、いろいろ言ってきた。彼女の言動に釈然としないことが多かったから。
しかし、かなり難しいと思った全日本の舞台に戻ってきたのは立派だ。
観客からもいい拍手が送られる中でまさか、60点+(SP)を出すとは思わなかった。
先日のフジテレビ「僕らの時代」でも伊藤みどり,八木沼純子、荒川静香が口をそろえて
安藤の復活ぶりは信じられないことだとほめていた。
FSの最終組に残るなど、予想していなかった。
クロアチアの小さな大会で2位になったとき、“全日本で最終グループの6人に入ったら
あっぱれだと思う”とブログに書いた。だから、あっぱれだ。ハハハ。

一番の気がかりは村上佳菜子だった。
いい素材だし、ソチに行ってほしいと思っているのに、今シーズンはなかなか持てる力を
出しきれずにファンの期待を裏切ってきた。SP冒頭の3-3が決まってゆとりが出たのか、
久しぶりに彼女らしい演技を見せてもらった。 フィニッシュが決まったときの彼女は
カッコいいや。

鈴木明子はベテランの力を見せた。宮原には悪いけどやはり浅田、村上と3人でソチに
行かせたいものだと思いつつ、演技を見守った。
会場を味方にして気持ちよさそうにSPを滑りきったが、点は出すぎじゃないかなあ。
印象として、浅田との差は5,6点あると思ったが、3点未満! 彼女にはファンが多いから
ネットにはほとんどブーイングはなかったけどね。ハハハ。

「愛の賛歌」がコーチの好きな曲、感謝の気持ちを込めて…と、塩原アナが言う。
この1週間~10日ほど、織田の家族の映像が散々流れていた。聞き飽きたし、読み飽きた。
日本のスポーツマスコミはずいぶんウエットだ。センチメンタリズムに流された報道は
いい加減 うんざりする。
いつもはもう少し冷静な、男子担当の西岡アナもずいぶん情緒的なアナウンスをしていた。
つまり、全日本フィギュアはそういう大会なのだ、ということか。

放送…という意味では、今回のフジテレビの中継にはいくつか変化が見えた。
注文の多いオタクたちは少しも満足していないだろうが、男子SPは生だったし、FSも
最終グループは生だった。リスクを負いつつ、やればできることが分かってしまった。
これからが大変だ。ハハハ。

プロデューサーが代わったか、代わらないけど心を入れ替えたか(ハハハ)…いずれにしても、
細かなところで変化が出てきたのはいいことだ。最終的には、スポーツ中継はかつての
シンプルなスタイルに戻っていくと信じているのだが。

…ここまで、23日夕方までに書きあげてあった。
d0164636_649481.jpg
女子のFSは波乱の展開になった。
最終グループ1番滑走の宮原知子が125.06と、いい点を出したせいか、全体の得点が
“インフレ気味”に設定された感じだ。トータル191.58といえば、GPファイナル3位の
ワグナーを上回り、2位・リプニツカヤに0.49に迫る得点だもの。

続く鈴木明子は“目をむくような”点を出した。144.99!!!
えっ、えっ!と絶句した。しかし、不正があったり、公平を欠いたりした結果ではなく、
理由があっての点数だから文句は言わない。受け入れなければ、競技が成立しないし。
ハハハ。

安藤美姫はスタミナ不足を露呈して大きく順位を落とした。バンクーバー以後の4年間、
ソチを見据えて精進してきたほかの選手たちには及ばなかった。予想された結果だ。
ここまで持ってきた努力には素直に敬意を払う。現役を引退するそうだから、心おきなく
育児に専念してもらいたい。
 
今シーズンは不安げな顔つきの村上佳菜子ばかりを見てきた気がするが、今日は自信に
あふれていた。これ以上ないグッド・タイミングでいいときの彼女に戻ったね。

浅田真央のFSは意外だった。
優勝は動かないと思っていたが、鈴木の得点がプレッシャーになったのか、なめらかさを
感じない滑りになっていた。自信を自分のものにしたと思っていたが、そうではないようだ。
オリンピックに向けての心配材料になるなあ。


12/23のツイート

代表の切符は羽生・町田・高橋と鈴木・浅田・村上…
誰もが納得することはないかもしれない。
小塚陣営には不満が残るだろうが、高橋はしっかり
条件を満たしての当選だ。
できることならこの6人を気持ちよく送り出して
やりたいものだ。


今月初めの記事<高橋大輔、大ピンチ!?~でも“特別扱い”しちゃダメだ~>では一方的に
誤解されてしまったが、今回の選考を“特別扱い”だとはまったく思わない。
FSが終わり、形は小塚との3枚目争いになったが、その段階で、高橋に決まるだろうし、
異論はないとツイートしている。記事を書いた時点では、けがから日が浅く、全日本には
もっと悪いコンディションで臨むことになると思ったから、その場合でも特別扱いしては
いけないと書いたに過ぎない。
小塚陣営やファンの納得を得るのは難しいかもしれないが、“全日本最優先”ではない以上、
この決定は間違っていない。公平な目で見ても、これでよかったのだと思う。

それにしても、全日本フィギュア…。肩が凝る大会だ。ハハハ。
d0164636_6465836.jpg

by toruiwa2010 | 2013-12-24 07:11 | フィギュアスケート | Comments(7)
d0164636_844221.jpg
12/09のツイート

不公平採点…と彼らは言う。自分たちが言わなければ
選手が守れないと主張する。そうだろうか?
選手やコーチはほとんど発言してないよねえ。
言いにくい環境だからということはあるだろう。
しかし、君らの言動が選手にとってマイナスに働く
可能性については考えないのかね。


またしても“フィギュアスケートの採点がおかしい”問題だ。しつこいのは承知。
しかし、今週末、またまた騒々しいことになるかもしれないので書いておく。

これまでも、ファンの間から採点についての不満は出ていたが、特に今シーズンは
その声が大きかった気がする。それも“具体的な形”を伴っていた。
浅田真央に対して不当に点数を低く抑えたとネットで騒いでいるうちはよかったが、
ファイナルが行われた福岡では、日本人の特定ジャッジに明確なNOを突きつけた。
彼の名前が場内に告げられるとブーイングを浴びせ、“公平なジャッジ”を求める
プラカードを掲げたりしたという。野球やサッカーではあることだが、スケートの
会場では前代未聞ではないのか?
d0164636_8443212.jpg
激しく非難されているのはジャッジの中でもTS(テクニカル・スペシャリスト)と
呼ばれる技術審判で、平たく言えば、ジャンプやスピンの出来栄えを判定する役を
担っているそうだ。浅田のSPのトリプル・アクセルを“回転不足”と判定した。
そのせいでキム・ヨナが別の大会で出した点数に負けたこともあって浅田ファンは
激怒したわけだ。ネットには「彼は現役時代に3Aが飛べなかったくせに」と見当違いの
罵声を浴びせる大馬鹿者までいる。笑いが途中で凍り付いてしまった。情けない。ハハハ。

何度も書いている通り、こまかなことはどうでもいいほうなので、採点について多少の
違和感はあっても、声高に「おかしいだろう」と言うほどの不満を感じたことはなかった。
「ああ、俺の印象とジャッジが見る目は違うんだ」で終わりだ。なにがなんでも日本人が
勝たなければ気に入らないと思うタイプでもないし。
そんなだから、ごく一部とはいえ、こんな行動に出るとは思わなかったなあ。

彼らが指摘するほど採点がおかしいのなら、監督・選手から不満の声が上がるはずだと、
ずっと思っていたが、それは私の認識不足だった。
フィギュアスケートでは“レフェリー/ジャッジの判定に対する抗議は認めない”と
ルールにはっきり規定されているのだ。(123条4項)
抗議が認められるのは計算ミスなどに限定される。
ずいぶん“乱暴”に聞こえるが、認めれば収拾がつかなくなるからだろう。
そして、この“抗議を認めない”はスピードスケートでも同じだ。
d0164636_845232.jpg
このことが不満なら(当然、不満なわけだが)改善するように運動すべきだ。
いや、ファンじゃなくて、連盟やコーチや選手たちが。自分たちが決めたんだもの。
書くまでもないが、ファンは黙っとれと言っているわけではない。感情的にならず、
理性的な行動なら支持する。

私がこのルールを知らないことを知って、あるサイトからツイートが来た。
この問題をCAS(スポーツ仲裁裁判所)に持ち込もうとしているグループらしい。
123条について考えるブログもやっているからぜひと誘われた形だ。
( http://bit.ly/1h7V3wz )
その気はないので断ったが、これこそ、理想的なアクションだと思う。
もっとも、特定競技団体のルールにCASが判断を出すというのはこの組織の役割に
なじまない気はするのだが。
全日本選手権は国内大会だからジャッジの構成も国際大会とは違うのだろうし、
プラカードもブーイングもないとは思うが、心配だ。“真央たんがかわいそう”、
“ゆづ、かっこいい”と、スポーツ選手ではなく、まるでアイドルに対するような
騒ぎ方をするごく一部のファンが“暴発”しないことを願うばかりだ。
d0164636_8392798.jpg
もともと、“回転不足”は素人が判断できるものではないよね。
荒川静香は浅田の3Aについて言葉を濁していた。ビデオを見ているのに。それほど
回ったか回っていないかは微妙…ということだ。「フィギュア界には、はっきり言えない
空気がある」と“事情通”は言うが、それではもはやスポーツとは言えまい。
一方で、彼らは自分たちが絶対正しいと譲らない。特に、日本人選手に“不利”な方向で
判定されると、ハチの巣をつついたようになる。
どこかで“不正”が行われている、ジャッジが不公平だと主張する。

この件や“不公平採点”について、元スケーターがツイートしている。
彼とは数年前にもめたことがあるが、もしかして何か書いているかもしれないと久しぶりに
覗いてみて見つけた。フォロワーの質問に丁寧に答えて、よくわかる話をしていた。
もっとも、言っていることが正しいかどうか、私にはわからない。
参考になるかもしれないから、ここに12月6日のTwilogのURLを貼っておく。
時間があったら、ブログも読んでみるといい。http://bit.ly/1gXcboR

先日、ツイートで何度か紹介したところ、のべ1400人以上が読みに行っていた。
やみくもに騒ぎ立てるだけでなく、冷静になった人が一人でも増えればいいと思う。
断りもなくURLを貼られ、彼は迷惑してるかもしれないが。ハハハ。
d0164636_8453830.jpg
最後にもう一度。
“公平な採点”て何?という疑問はあるものの、動機がなんであれ、納得できないことに
抗議の声をあげ、行動するのは民主主義の特権だから反対する気はない。
ただし、あくまで理性的であることを望みたい。そして、その声や行動が応援する選手に
少しでも影響することがないように肝に銘じてほしい。
私のように、嫌われることを覚悟の上でツイッターやブログに意見を書く者は少ないが、
ひそかに眉をひそめる“一般のファン”が多いことも忘れないように。ハハハ。


至福のとき…

子供のころから大好きだった。
しょうゆを使うことになるので、血圧が高くなってからは
“自粛”していたのだが、最近、復活した。
ご飯にかけるとき、“丸ごと派”と“黄身だけ派”がいる。
私は断然 後者だ。べちゃべちゃするのが嫌いだから。

食事のとり方としては決して上品ではないかもしれない。
しかし、白いごはんと生卵としょうゆ…これだけあれば
いいのだから、卵かけごはんは優等生メニューだね。
d0164636_8383410.jpg

by toruiwa2010 | 2013-12-18 08:46 | フィギュアスケート | Comments(6)
d0164636_8433347.jpg
羽生がチャンに完勝!

12/05のツイート

GPファイナル:男子は高橋大輔の欠場で
盛り上がりに欠けるね。
顔と名前がある程度ものを言う世界だし
チャンの優位は動かないだろう。
問題は日本の3選手がどんな結果を残すかだ。
女子は浅田真央vsロシア勢の図式になったが
強敵はリプニツカヤかな。


オリンピック・シーズンのGPファイナルはもっと“熱気ムンムン”のはずだが、
高橋の欠場はまことに残念! 一番盛り上がったのは当ブログのコメント欄だった
かもしれない。ハハハ。

本人は納得しないだろうが、繰り上げ出場の織田信成がSP,FSともにがんばって
3位に入ったのは褒められていいと思う。ただし、全日本でもっとがんばらないと
ソチには行けないのだろうね。

町田樹には驚いた。不調とは聞いていたが、SPはどうにもならなかった。
話を聞いていると頭で考えすぎではないかと思わないでもないなあ。
最初のジャンプで大きな失敗が出てしまった。次のジャンプきれいに降りたが、
完全には立ち直れなかった。しかも、最後の最後にタイムオーバーだからさぞかし
ショックだったはずだ。

あのままだったら“ソチ”は手が届かないところまで遠のいただろうが、FSで
しっかりと演技できたことで大きな勇気を得ただろう。全日本までに調子を上げて
優勝狙いで頑張ってほしい。
d0164636_8425029.jpg
羽生:圧巻のSPだった

羽生結弦…控室からやる気満々だった。
それも“はやる”感じではなく落ち着きがあった。
ゆったりとした演技ですごいSPをやってのけたね。驚いた。
ま、力があることは誰もが認めているが、それにしても…
このパフォーマンスには絶句するわ。佐野、黙れ!


SPで100点が見えるってフィギュアではすごいことだよね。
基本的には積み上げ方式だから、理論的には100点超えだってあるのだろうけど、
本人もビックリの点が出た。
FSでは、冒頭に転倒したもののすぐに切り換えて、あとは固さを感じさせない
しっかりしたスケーティングを見せたところに成長を見る。細い身体いっぱいに
“やってやる”の気迫が出ていた。あっぱれだった。課題はスタミナだけだね。

パトリック・チャンが出ている大会でSP,FSともに相手を抑えて“てっぺん”に
立ったことは大きな自信になるに違いない。完勝でまたとない財産を得た。

震災やケガで苦労したせいかもしれないが、羽生で感心するのはインタビューだ。
18歳の少年とは思えない、内容がある、ありすぎるほどの受け答えをする。
それに引き換え、「率直に今の気持ちを教えてください」というインタビュアーの
ボキャブラリー不足が恥ずかしい。

あ、人のことを言ってる場合じゃなかった。
開幕直前にこうつぶやいたのは確かに私だ。

GPファイナル:男子は高橋大輔の欠場で
盛り上がりに欠けるね。顔と名前がある程度
ものを言う世界だしチャンの優位は動かないだろう。
(後略)


“不明”が恥ずかしい。ハハハ。
d0164636_8421987.jpg
浅田:完成度…惜しい!

浅田真央…結果が出なかったころにくらべて
落ち着きぶりが印象的だ。やってきたことへの
自信がうかがえる。それが今の浅田を支えているね。
冒頭の3A からほぼノーミスで滑りきった。
貫録を感じさせる演技だったね。終わり方がいいわ。


翌日の放送で改めて見たSP「ノクターン」はため息が出るほど素晴らしかった。
曲とスケーティングが完全に一体化している。いま、まさに“円熟のとき”。
ネットで“フィギュア乙女”たちが言う“神”とまでは思わなかったけど。ハハハ。

SPのあとのインタビューで「FSではトリプル・アクセルを二度入れるのか?」と
聞かれたとき、質問にかぶせるように「はい」と答える彼女を見て、相当に自信を
持っているんだなあと感じ、楽しみだった。GPシリーズからのいい流れに乗って
レベルの高い演技で優勝し、ライバルたちに存在感を示したいところだったもの。

久しぶりに組み込んだ3Aを二度とも失敗したのは自分に厳しい選手だけに納得が
いかないだろうなあ。優勝は嬉しいが、“完成形”にもっと近づけておきたかった、
その自信もあったはずの3Aが2本ともうまくいかなかった無念さ…直後に見せた
表情も複雑なものだった。

メディアの中には「ソチの金につながる失敗」的な記述もあるが、果たしてそうか?
あれだけ派手に“転倒&両足着氷”しても、ほかの要素で加点をもらって130点を
超える得点が出たことをどう考えるのか。
アスリートはチャレンジしたがるものだから、より高みを目指すのは理解できる。
しかし、確実にポイントがもらえるやり方があって、その方がリスクが少ないなら
そちらを選択するのも“あり”ではないのか。
本人が、SPの3Aは跳べていたと確信しているし、ソチを自分の集大成を見せる場と
考えている以上、この“うしろ向き”の選択はないだろうなと思いつつ。ハハハ。

いずれにしても、オリンピック代表の座は“不動”なのだから、気を取りなおして
次の全日本ではさらに完成度を高めた演技を見せてほしい。 

「少し両足(着氷)になってますねえ」と荒川静香。
どうしてはっきりしているものをぼかそうとするのだろう。
事実をきちんと伝えるのが君の仕事だ。


子供が見たって“両足着氷”だった二つ目の3Aをスロー再生で見ながら解説の
荒川がそう言ったときのつぶやきだ。
誰かが「荒川さんは過去に解説で相当な抗議があって言わなくなったのです」と
レスしてくれた。

なるほど、少しでも日本人選手にネガティブなことを言うと、「私のXXちゃんに
なんてこと言うの?」と攻撃されるんだね。ささやかな当ブログでさえ、ときに
罵詈雑言を浴びせられるほどだから、想像できる。
フィギュアの解説者が選手に厳しいことを言わない理由はそんなところにあるんだ。
これでは、本当のことが見る者に伝わらないよなあ。
d0164636_841104.jpg
キム・ヨナ復活!

12/07のツイート

クロアチアで開かれた小さな大会でキム・ヨナが復活した。
思った以上に“戻って”いるが、浅田を越えているとは
思えない。「許せない」とネットで真央ファンが騒がしい。
GPFとは違うジャッジが出した点数にクレームをつけても
始まらんだろうに、まあ、うるさいこと。w。

クロアチアの大会に出たキムヨナの演技が流れた。
故障上がりで十分じゃないことを考えたら立派なものだ。
ただし、おとといの浅田以上とは思わない。
構成が違うジャッジの出した点数を叩いている輩がいるが、
呆れる。いいものにはいいと言え。


テレビ朝日がクロアチアの大会に出場していたキム・ヨナの映像を流したことにも
「関係ないのに!」とヒステリックな声が出ていた。関係なくはないだろう。
テレ朝だって、オリンピック直前を意識して番組を作ってるんだ。普通の状態なら
必ず優勝争いに絡んでくる…つまり、浅田真央の強力ライバルの一人になるはずの
キムの動向は“正常な”スケート・ファンなら気になることだから見せたのさ。

関係ないし、嫌いだから流すなと言いながら間違いなくみんな見てる。ハハハ。
その上で、あれこれといちゃもんをつけ「まおたんの方がはるかにうまい。なぜ、
あっちの方が点が高いのか」と大騒ぎだ。大会の格もジャッジの質も違うのだから
放っておけばいい。キムの滑りが好きな私の目にも、SPもFSも2ランクぐらい
浅田の方が上だったと思う。
ただし、相変わらず“魅せる”演技だった。まだスピードがないが、ソチまでには
しっかり調整して来るだろう。やはり怖い相手だ。
d0164636_84046100.jpg
リプニツカヤも来てるね

もう一人、気になるのはロシアの15歳、リプニツカヤだ。
最高のセンスが光る素晴らしい衣装に身を包んで、演じるねえ、この子は。それも
かなりレベルが高いわ。学んだというより天性のものだと思う。あと2ヶ月の間に
どれだけ上積みして来るか計り知れない。とんでもない得点を叩き出す可能性は
ワグナーなどにくらべてはるかに高い。だから怖いと思う。

高橋大輔について書いた記事がキッカケでアクセスが3日続けて1000を超えた。
その後も普段よりにぎわっている。理由は明らかだ。
「アクセスを増やすのは癪だ」とか言いながら“お仲間”の誰かが私をボコボコに
しているのではと期待してコメント欄を見に来るんだね。きっと記事は素通りして。
残念ながら、答えに窮するほどのコメントは1件もないわ。おあいにくさま。
ハハハ。

あまり関係ないがクリスマス・シーズンだ。
今朝、“待望”のフルーツケーキが出た。ブドウ、クルミ、パイナップル、杏などの
ドライフルーツをラム酒に漬け込んでから1ヶ月、「(焼いてから)2日目だから」と
言いながら妻が出してきたが、“十分”だった。年末まであと数回、楽しめる。
d0164636_8385925.jpg
土・日はお取り寄せの鴨なんば。
“例の”クール宅急便で来るわけだが、騒ぎになって以来「しっかり冷たいわ」と
受け取るたびに妻が笑う。大事故のあとの交通機関は安全だものね。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-12-09 08:44 | フィギュアスケート | Comments(0)
d0164636_8371223.jpg
11/29のツイート

高橋大輔が足のケガでGPファイナルを欠場する。
2週間の安静が必要らしい。
全日本までに万全の状態に戻る保証はない。
”ソチ行き”に黄色信号が灯ったことになる。先走るが、
その場合連盟は「過去の実績やメダルの可能性」を
持ち出して今ある選考基準を崩さないでほしい。


4年に一度のオリンピック、しかも、競技人生を締めくくるステージにしたいと
考えているソチだから、ピンチを迎えた高橋の心中は察するに余りある。
調子が上向いていた時期のケガは痛恨のきわみに違いない。不運ではある。
しかし、厳しいことを言うなら、ケガは誰のせいでもなく、自分が招いたものだ。
同情はするが、簡単に“救済措置”がとられていいものだとは思わない。
d0164636_837463.jpg
一方で、NHK杯での圧巻の演技は今も目に残る。高橋が 日本フィギュア男子が
世界に誇るスケーターであることは間違いない。
しかし、それとオリンピックに派遣する選手の選考は別の話だ。
ファンはもちろんだが、連盟にしても実力・経験を兼ね備えた高橋はなんとしても
オリンピックに送り込みたい選手だが、だからと言って、そのために“基準”を
捻じ曲げることがあってはならないと思うのだ。

①1人目は全日本選手権優勝者を選ぶ。
②2人目は全日本2位、3位の選手とグランプリ・ファイナルの
  日本人表彰台最上位者の中から選ぶ。
③3人目は、②の選考から漏れた選手と、全日本選手権終了時点での
  ワールド・ランキング日本人上位3名、ISUシーズンベストスコアの
  日本人上位3選手の中から選ぶ。


…6月19日、日本スケート連盟は代表選考の基準をこのように発表している。
まさか、この“基準”を崩すとは思わないが、問題は②、③をどのように当てはめて
選手を決めるかという点だ。“…の中から”がきわめてあいまいでどうにでもなる。
過去のオリンピックでも、マラソンや柔道の代表を決めるにあたって理解に苦しむ
プロセスを経て発表されたとたん“騒ぎ”になったことがある。

高橋がこのあと順調に回復して全日本フィギュアで優勝するか2位にでもなれば
問題はないだろうが、この時点で故障発生、それも、ジャンプがカギを握る競技で
足にけがをしたとなると、その実現は口で言うほど簡単ではない。
町田、羽生、織田etc etc今シーズンの日本男子はことのほか力が接近している。
高橋が上記3条件を明確にクリアできない可能性は大きい。逆に、町田ら3人が
GPファイナルと全日本で“はっきりした”結果を出すかもしれない。

そうなったとき、連盟は大きなジレンマに陥ることになる。
誰もが納得する結論を出すのは難しいことだ。しかし、解釈に“幅がある”②、③を
根拠に“妙な”ことをしないでほしい。基準をクリアしたにもかかわらず落選して
くやし涙を流す選手の映像を見るのはもうたくさんだ。 

以下を大幅に修正します。(12/02 14:20 PM)

11月11日の記事の更新報告をRTし、私をフォローしてくれていた女性が冒頭の
ツイートの直後にリムーブしていたため誤解をしてしまいました。一部のファンに
ありがちないいことだけを言われたいタイプだと思ってしまったのです。
コメント欄にある通りのクレームを受けて、その部分を削除しました。
“短絡”と指摘されましたが、その通りです。ツイッターでは謝罪をしましたが、
コメントへのレスにはそれがありませんので。ここで改めておわびします。

断るまでもなく、私も高橋にはソチに行ってほしいと思っています。
あのNHK杯の演技を彼が放った最後の“光芒”にさせたくはありません。
しかし、選考はどこまでもフェアなものであってほしいと思います。
彼が2人目、3人目で選ばれたとき、その理由は誰もが納得できるものでなければ
いけません。彼自身もきっとそう考えているはずです。
by toruiwa2010 | 2013-12-02 08:38 | フィギュアスケート | Comments(72)
d0164636_71659100.jpg
11/08のツイート

お恥ずかしいことに、男子SPは夕方だったことに
気づかなかった。高橋の演技だけ急いで見た。
ため息が出るほど素晴らしい出来だった。
開幕時の不調がうそのような滑りに驚いた。
ベテランの底力だね。

d0164636_7171775.jpg
今シーズンのグランプリ・シリーズはテレ朝…だけが頭にインプットされていて、
05チャンネルの土・日の番組欄をチェックして「ああ、今週はGPがないんだ」と
思ってしまった。“うかつ”にもほどがある。ハハハ。
加えて、前日の朝日で“NHK杯”だと知っても当日の番組欄はゴールデンしか
チェックしなかった!情けない。

気がついたときは7時25分…女子SPの放送開始直前だった。
大急ぎで高橋大輔の演技だけを再生した。レグザのおかげだ。有難い。

ビデオでも興奮するほど素晴らしい演技だった。
アメリカ大会のあと、本人も「やばい」と言っていたが、「シーズン初めだから」
なんて言っている場合ではないだろうと心配した。はっきりは書かなかったものの、
日本の代表になるのさえマジで厳しいのではないかと思ったことが恥ずかしい。

フリーと合わせて、しっかりとソチへの軌道に乗ったようだ。
町田がすばらしい、羽生がいる…と言っても、やはりエースが本調子でないとね。
来週のフランスはカナダで2位だった羽生が出るが、チャンとエンカンも出るから
結構、厳しいんだね。17歳のエンカンを見ると末恐ろしい、注目すべき選手だ。
ソチでは金メダル争いに絡んで来そうな気がする。

さて、高橋のSPは本当に圧巻だった。コーチの涙は意外だったが、高橋との間の
“ストーリー”をうかがわせて感動を呼んだ。
しかし、フィニッシュの瞬間の「魂がこもった…」や、スロービデオ再生の中での
「これまでのスケート人生を凝縮したような」、「順位云々ではなく、この演技を
見られた幸せ」といった実況アナの 妙に情緒的なコメントには「またかよ?」と
思ってしまう。演技も涙も映像が伝えていた。手あかのついた言葉は逆効果だ。
d0164636_717401.jpg
初戦のあと、コーチから厳しいことを言われたらしいと話し、「コーチと選手の間の
厳しいせめぎ合いがあったと我々は推測するしかないんですがねえ」と言った。
解説の本田は何も言わなかった。高橋と本田の関係ならコーチから何を言われたか、
ある程度のことは聞いているはずだ。しかし、本田は言わない。言いたくないのだ。
信頼関係を崩さないために。だから、私なら“我々”という形、また、中途半端な
“問いかけ調”で本田を巻き込まないけどなあ。

クレームばかりで申し訳ないが、織田信成のFSが終わったあとも、ジャンプの
失敗を後半で取り返したことに触れて「とっさの判断」と褒めていた。
しかし、そもそもその判断ができなければトップ・レベルの選手になれないのだと
思うがどうか?日本選手となると褒めまくるが、褒めればいいというものではない。


浅田真央…スケート・アメリカ優勝は鮮やかだった。
3アクセルは不満だろうが、ほかは「ノクターン」に乗って
ゆったりと演技ができていた。
このSPは終わり方がいいね。
自分のやることに自信を得るのにはこんなに時間が
かかるということか。


高橋にも感じたことだが、今シーズンの浅田を支えているのは“自信”だと思う。
単に調子がいいというだけでなく、バンクーバー以後、じっくりと時間をかけて
積み重ねてきたもの、やってきたことへの揺るぎない信頼がもたらすものだ。
その意味では、佐藤信夫コーチの功績はとてつもなく大きいと思う。想像だが、
彼の指導に信念があってブレがなかったことが浅田を前に進めさせたんだね。
d0164636_7175732.jpg
FSではいくつか“ミス”があったものの、自信を持って滑りきった。高い得点で
優勝を飾り、ファイナル出場を確定した。アメリカ大会に続いてぶっちぎりだが、
不思議なことに“強い”というイメージはない。ウマい、安定している、優雅だ、
柔らかい、美しい…そういう感じだ。それが“強い”ということかもしれないし、
この方がオリンピックの金は獲りやすいのかもしれないが。

高橋も浅田も自信を取り戻したことが大きい。逆に言えば、トップの選手でさえ
自信がないといい演技はできないということだね。この二人なら自信を持つのに
苦労などなさそうだが、そういうものではないらしい。そこにこの競技の難しさが
あるのだろう。「もっと上に行けると思う」と口をそろえているところが面白い。
いずれにしても、二人のエースが戻って来たのは心強い限りだ。

フリーの演技直前にコンピューターの故障で長く待たされたにもかかわらず笑顔を
絶やさなかった長洲未来に拍手を送りたい。リンクに出てから20分待った。
名前がコールされてから1分以内に演技を始めるわけだが、選手たちはそれぞれの
“ルーティン”を持っている。
d0164636_7181274.jpg
まず、選手は演技の時間から逆算してシューズのひもを本番用にきつく締めるが、
長洲はそれを終えてから長い時間を過ごした。ルーティンが大きく乱されたわけだ。
しかも、冷たい氷の上で体は冷えて筋肉が硬くなる。いつ、演技を始められるかが
分からないまま、緊張とリラックスを繰り返しながら時間を過ごした。

どう考えたって、きわめて不利な立場だったが、故障がなおると特別な救済措置も
受けないで演技をした。明らかな影響があって満足な演技はできなかった。
それでも笑顔を見せていた彼女はこの大会のMVPだったと言っていい。

NHKのオープニングは男性アナと八木沼純子でやっていた。十分だった。
きちんとやればタレントは不要だということが分かる。
ただし、初めて?冒頭のビデオに“煽り”のコメントをつけていた。大NHKにしては
珍しい演出だった。どうしても煽りたくなるものらしいね。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-11-11 08:38 | フィギュアスケート | Comments(6)