ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:フィギュアスケート( 62 )

d0164636_1172415.jpg

高橋や織田を抜く…と思っていた小塚崇彦が大きな舞台でやってのけました。
予想よりはるかに時間がかかりましたが。ハハハ。
予選からの出場だったことが幸いしたかもしれません。SPで失敗があって、フリーには
気負いなく入れたのではないかとも思います。
最初のジャンプさえうまく跳べば…と思っていました。高く跳んできれいに降りました。
スローパートを含めて“流れ”がないように見えましたが、とにかくジャンプがあれだけ
見事に決まったのですから、銀メダルは当然だったでしょう。
少し、線が細いかな、という感じは否めません。しかし、これから円熟味が増して行けば
日本のエースになるでしょう。コーチとの“一体感”に安心します。
d0164636_1175456.jpg
高橋大輔の再開後の集中には拍手を送りました。非常に難しいことだと思います。
しかし、シューズのハプニングはどうしても納得できません。オリンピックで織田信成の
ひもが切れましたが、大きな大会でエッジが外れるアクシデントを見たことはありません。
トップ・スケーターに起きてはいけない種類の事故だと思うのですが、解説の本田武史は
明快な説明をしませんでした。
とても、“ありがちな”ことだとは思えません。本人だけでなく陣営を含めて、“あっては
ならない”出来事だったのではないでしょうか。
もし、そうなら、本田はきちんと指摘すべきです。
d0164636_1181423.jpg
フィギュアの放送で、選手に対して辛口のコメントを聞くことは少ないですね。
「勝って良かったね」「負けたけど頑張ったよ」的な解説はスポーツ好きにとっては意味が
ありません。妙な“仲間意識”は無用です。

織田の“3回転跳びすぎ”にはうんざりです。
ジュニアのレベルならまだ理解できますが、トップクラスの彼が同じミスを何度も犯す…
これまで応援し続けてきたファンも引いてしまったのではないでしょうか。立ち直るには
かなりの時間と努力が必要でしょう。
…と言っていると、誰も期待しないときにいきなり大きなことをやってのける可能性は
ありますが。ハハハ。

優勝したパトリック・チャンは、あえていえば、せっかくのぶっちぎり優勝なんだから、
フリーもノーミスで滑ってほしかったですが、全体として文句のない演技でした。
あの演技を見ても「技術的には完璧だけど…」、「感動しない」などと難癖をつけている
ツイートを見かけました。あきれてものが言えません。
得点が高すぎる…日本人選手に高得点が出たときにも同じように言うかといえば、まず
間違いなく称賛するだけでしょう。一人のジャッジが採点しているならともかく、9人の
審判の“総意”が得点になっているのですから、おかしいと言う方がおかしい。ハハハ。
d0164636_1183245.jpg
東西冷戦中、東欧ブロックの一つ、ブルガリアでバレーボールを取材したとき、サイド・
ラインから50cmも外れているボールでも平気な顔で“グッド”のジャッジをする線審が
いました。体操や、フィギュアなどソビエトが強い採点競技ではあいた口がふさがらない
得点が示されるのは当たり前のことでした。その不公正ぶりは、今では信じられないほど
ひどいものでした。
「はいはい、そういうものなんですね」と思いながら見ていたものです。文句を言っても
通じる相手じゃないのですから、エネルギーも時間ももったいないです。

ここ数年のフィギュアでも、偏っている、買収されている…という話をよく聞きます。
バンクーバーでキム・ヨナが勝ったときも、大騒動でした。それが事実だと思うなら
「競技として成立しない」と言っているのと同じです。
“キム・ヨナ嫌い”の理由の一つに彼女が韓国の選手だから…があるようです。
救いようがありません。人間として“お粗末”です。
d0164636_119798.jpg
結局、スポーツを愛する気持ちがないからそういうことになるのでしょう。
外国人も含めて選手たちを“クンづけ”や愛称で呼ぶ、単なる“フィギュア・マニア”が
多いようですが、最後は、日本人選手が優勝しなければ気がすまない人たちです。
今日から始まる女子はもっと心配です。安藤美姫や浅田真央ら日本勢にいい点が出されず、
キム・ヨナが高得点を得たりした日にはエライ騒ぎになるでしょうね。ハハハ。

私?
私は、いつもと同じです。誰であっても、美しいと思う演技をした選手を高く評価し、
それが審判と一致すればよし、一致しなければ、ああ、そうなんだと思うだけです。
スポーツですから、楽しまなくては…ね。ハハハ。

休日ですから、昨日の世界フィギュアを見ながら、“応援放送”についての
Archiveを用意していました。
しかし、今朝になって、“おまけ”として書き始めたこの話が、“案の定”
長くなってしまいましたので、切り離して更新することにしました。

先日、「騒ぎの再現はごめん~フィギュア観戦の心得~」を更新しました。
→ http://bit.ly/hNg7Pf
ツイッターで宣伝した際、figureskating とfigureskateのハッシュタグを
つけたところ、1300件を超えるアクセスがありました。
ただし、ツイートの中に“バンクーバー五輪の採点めぐって「なぜキムヨナの
点が高いのか」とヒステリックに騒ぐ人たちがいましたっけ”と書いたのが
一部のフィギュア・ファンの神経を逆なでしたのか、“ヒステリック”な
書き込みが私宛てにされました。書いた人のお顔が目に浮かぶようでした。

よって、今回の宣伝ではハッシュタグはつけないことにしました。
危機管理…。ハハハ。

人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-04-29 11:11 | フィギュアスケート | Comments(6)
d0164636_9362327.jpg

大災害の発生で東京開催が中止という異例の事態になった世界フィギュアがモスクワに
舞台を移して始まっています。選手の中にはこの大会に照準を合わせて練習してきた人も
いるでしょうから、開催にこぎつけられてよかったと思います。…と、言うほうは気楽に
言いますが、1ヶ月前にピークが来るように調整したものを、一度“解除”して、再び
立て直すのは口で言うほど簡単ではないのでしょう。

外見だけで判断することはできませんが、一番心配なのは繊細に見える浅田真央です。
日本選手権で自信を取り戻していると思いますが、これまでもいろいろ波があっただけに、
どんな精神状態でモスクワに乗り込んだか、気になります。ファンであろうとなかろうと
“真央スマイル”は誰もが見たいはずです。シーズンの締めくくりとして納得ができる
演技をしてほしいものです。
d0164636_9364894.jpg
今シーズンの安藤美姫で目を見張るのは“安定感”です。
ショート・プログラムでいい位置につければ、絶対の自信を持っているフリーでトップが
狙えるのですから、迷いなく試合に臨めるのは強みですね。このところ、難度を下げても
“美しく滑る”ことに気を配っているのは大正解だと思います。
“安藤のフリーは素晴らしい”と審判の頭に植え付けたのは何よりの財産です。ハハハ。
d0164636_937570.jpg
キム・ヨナの練習風景を見るかぎり、ブランクを感じさせる空気はありません。
もともと、相手の力や技にどう対応するかを考えなければいけないほかの競技と違って、
フィギュアでは直接対戦する場面がないのですから“ブランク”の影響は限定的です。
世界選手権は「ためしに出てみようか」という大会ではありません。出る以上は相当の
自信があると思って間違いないと思います。
キムvs日本勢という対決の構図に変化はなさそうです。
d0164636_9372783.jpg

「なぜ、あんな点差になるのか?」、「どうして真央ちゃんのほうが点が低いの?」…

昨年、バンクーバー・オリンピックが開催中のある日、このブログを含め、ネット上に
疑問があふれていました。女子フィギュアのショート・プログラムがあった翌日です。
“急きょ”、テレビや新聞で採点についての詳しい説明が行われました。珍しいことです。
読者のかたに教えていただいた公式HPの採点表をブログに載せて、つぶやいたところ、
アクセスが“破天荒”な数字になりました。ツイッター、恐るべし。ハハハ。
d0164636_937553.jpg
テレビ・新聞、ブログ、ツイッター…あらゆるメディアで多くの人がいろいろな意見を
述べていました。まさに蜂の巣をつついたような大騒ぎでしたね。ハハハ。
浅田が逆転していたら、“騒動”は急速に下火になったでしょうが、キム・ヨナがフリーで
さらに差を広げて金メダルに輝いたために長くくすぶり続けました。

発言の大部分は、自分の物差しに基づいたものでした。
浅田真央もキム・ヨナもいい演技をしたことは誰もが認めたでしょう。騒ぎになったのは
結果として、キム・ヨナが浅田真央を上回っていたと、審判団がジャッジしたからです。
しかも、思った以上の差がついていました。
この、審判の評価が自分の思いと違う…強い違和感が出発点だったと思います。

順位が逆だったら、日本ではあんな騒ぎにはなっていなかったはずです。
逆に、韓国では大騒ぎしたでしょうが。ハハハ。
陸上競技や水泳のように時間や距離で単純明快に優劣が判定できる種目にはこの種の
問題は起きません。しかし、審判の判断で順位が決まる採点競技はいつももめます。

どうしても“ひいき目”で見ますから、私の感想も「残念。それにしても、ずいぶん差が
ついたもんだなあ」というところでした。少なくともショート・プログラムであれほどの
(4.72)差があるとは思いませんでした。浅田が素晴らしい演技をして高得点を出した
直後のキムの演技を見て「キムのほうがいい出来だ。でも1-2点差だろう」と思いました。
ですから、結果として、採点で大差がつけられたとき、ビックリしたのです。
しかし、全体として、キム・ヨナのほうが優れた演技をしたと思いましたから、最終的な
結果については納得しました。

フィギュア・スケートはジャッジの採点で順位が決まる。
演技の種類ごとの“基礎点”、出来ばえによる“加点”など、採点には基準がある。
選手もコーチもそれを十分に理解したうえで参加している。

そう考えていますから、結果が出たあと、いろいろ言ってみても始まりません。
ジャッジも人間だから“主観”が入ることは避けられないでしょう。細かく、ジャンプの
種類がどうだ、GOE(できばえ)でこんなに差がつくのはおかしい…と分かったようなことを
言ったり書いたりする“にわか・ミニ専門家”が大勢、出現しました。もちろん 自由です。
しかし、それに惑わされる人も多いから困るのです。
「真央のほうがよかった」と言わないと非難されそうな空気が怖かったです。ハハハ。

フィギュアにはフィギュアの楽しみかたがあると思っています。
私は、美しいかどうかを基準にしてみることにしています。見せるスポーツですもの。
自分の物差しで見て順位をつける。ジャッジが細かい点をどう判定するかはどうでもいい。
合致すればよし、しなければそれまで…です。ハハハ。

採点基準は細かすぎて理解しきれません。審判や競技の経験者以外に、すべてを理解し、
演技が終わった瞬間に判定できる人がどれほどいるのでしょうか?
去年の日本選手権で安藤が派手なガッツポーズを見せたとき、浅田を上回るかどうかは
“微妙”だと見ていました。まさか、8点以上の差で逆転するとは思いませんでした。
翌日の新聞を読んで、浅田の冒頭のトリプルアクセル(3回転半)が“やや回転不足”と
判定されていたことを知りました。
放送の中では触れられなかったと記憶します。つまり、専門家でも、リアルタイムでは
確認できない“ミス”があるのですから、素人にはどうにもなりません。ハハハ。
相撲の物言いや野球のホームラン、テニスのイン/アウトの判定とは意味が違います。
技の出来を判断するのにハイテクの力を借りなければならないのだとしたら、それはもう
スポーツの域を超えています。
d0164636_1291148.jpg
ちなみに、私はある時期から女子体操にまったく興味がなくなりました。
最近は少し変わってきているようですが、コマネチの出現以来“低年齢化”が極端に進み、
競技の中身も曲芸のようになって、スポーツとしての面白くなくなってしまったからです。

口幅ったい言い方ですが、単なるスポーツ好きではなく、長くスポーツを見てきた目に、
オリンピックでは、キムが浅田を上回る“美しさ”を見せました。
プルシェンコよりライサチェックがいいと判断しました。
私にとっては、それがすべてです。
しかも、美しいと思ったものがより高く評価されたことに納得しました。

より速く、より高く、より強く…オリンピックの理想です。
私の中では、フィギュアはどれにも当てはまりません。
より美しく…これだと思うのです。ハハハ。

フィギュアを見るときは余計な情報をシャットアウトすることにしています。
実況者の立場だったら、採点基準は当然、把握しておかなければいけないでしょうが、
観客(視聴者)として見るときは、頭でっかちにならないほうがストレスはたまりません。
自分の目で見て、“美しい”と思った選手たちをたたえます。フィギュアとはそういう
競技だと思うからです。

さて、明日から放送が始まるようですが、女子は日本勢に勝ってほしいですね。
いえ、いいものがみられるなら誰が勝っても文句はないのですが、あの“採点騒動”が
また始まるのはうっとうしいですから。
皆さんにも、肩の力を抜いてリラックスしてみることをお勧めします。ハハハ。

書かれていることに賛同できない、という方もおいででしょう。
コメントは自由ですが、感情的なものや、ほかの書き込みに対する批判は
私の判断で削除することがありますのでご了承ください。

人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-04-26 09:57 | フィギュアスケート | Comments(9)