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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:スポーツ全般( 76 )

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02/18のツイート

1964年の今日、モハメド・アリが
ビートルズと出会った。
11日前からビートルズは全米を
席巻していた。チャンピオンの
ソニー・リストンに会いたかったが
断られたそうだ。アリは1週間後に
リストンを下し、ヘビー級王者になった。

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1960年代はいまも語り継がれるスーパースターが“群居”した時代だった。
日本のボクシング界にも海老原博幸、ファイティング原田、青木勝利と スター選手が揃い、
世界タイトスマッチのテレビ中継は50~60%というとんでもない視聴率をたたき出した。
しかし、当時の日本のボクシング・ファンが大騒ぎしたのは日本人のサイズに見合った
軽量級だけだった。

しかし、スタイルもコメントも“異色”のモハメド・アリ(デビュー当時は“カシアス・
クレイ”だった)が登場したことで一変した。
それまで大きな体から繰り出す力任せの重いパンチをぶつけ合うだけだったこのクラスに
軽いフットワークを使い、自分は打たれず、素早いパンチを相手に打ち込み、チャンスと
見ればKOに持ち込むアリのボクシングは魅力がいっぱいだった。

掛け率7:1と、圧倒的に不利とみられていたリストンとの試合でチャンピオン・ベルトを
奪うと一気に世界のスーパースターに駆け上がった。
ファンは試合のたびに相手を言葉で挑発する彼を面白い男、リングに上がればKO勝ちを
続ける彼を“強い男”とたたえた。しかし、それだけの男ではなかった。

ベトナム戦争中の1967年、兵役を拒否して王座を追われ、ライセンスも取り上げられた。
「僕とベトコンの間に争いはない」は至極まっとうな主張だったが、通らなかった。
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3年後、リングに戻った。そして1974年10月30日、王座返り咲きを果たす。
どんな理由だったか忘れたが、場所はアフリカだった。
アメリカ時間に合わせて、試合開始のゴングが鳴ったのは現地の午前4時!
テレビで見た記憶があるが、ロープにもたれて王者、ジョージ・フォアマンのパンチを
浴び続けていたこと以外、細かいことは覚えていない。“ロープアドープ(rope a dope)”…
腕でパンチを完全にブロックして、相手の“打ち疲れ”を待つ作戦だった。

8回に鮮やかな逆転KOを収めたときは世界中が沸いた。
世に言う“キンシャサの奇跡”だ。

1978年にレオン・スピンクスに負けて王座を失い、その年のうちにリベンジに成功して
3度目のWBA王座についたが、1年後にベルトを返上した。

以後、2試合はいずれもぱっとしなかった。最後の試合は1981年12月だった。

勝っても負けてもモハメド・アリは常にスポットライトを浴びる存在だったが、1984年に
パーキンソン病と診断され、次第に公の場に出ることが減っていった。
1996年、アトランタ・オリンピック開会式で久しぶりに彼の姿を目にしたときは 文字通り、
鳥肌が立った。震える手で聖火を掲げていた。その映像が見る間に涙でにじんだ。
あの日以後、日本では彼の消息に接することはほとんどなかった気がする。
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モハメド アリが死んだ。信じがたい。
74歳だという。
若い頃から身体を壊していたから
「覚悟」はしていたが。
モノクロのテレビで見た勇姿を忘れない。


彼の“語録”はたくさんある。
日本ではあまり紹介されていないものをいくつか再録しておく。

「俺を殴る夢を見たら、目を覚まして謝った方がいいぜ」

「俺ぐらいグレートになると、謙虚になるのが難しいんだ」

「俺はあまりにも素早く動くから、夕べ、灯りのスイッチを
オフにしたとき、部屋が暗くなる前にベッドに入ってたよ」


2016年6月3日、リングの内外を問わずチャーミングだった男、モハメド・アリが死んだ。
パーキンソン病に冒され、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”ことはできなくなったが、
ボクシング史にその名は不滅だ。“the Greatest”のミドルネームとともに。

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by toruiwa2010 | 2016-06-06 08:45 | スポーツ全般 | Comments(2)
難しいテーマなので放置してあったが、少し頭の中が整理できたので書くことにした。

昨年10月、ドーハで開かれた障害者陸上の世界選手権ですごい記録が出た。
男子走り幅跳びでメルクス・レームが8.40mを跳んだのだ。
アメリカのマイク・パウエルが持つ世界記録(健常者の)、8.95mに比べればはるかに劣るが、
日本記録(健常者の)、8.25mを超えている。それだけではない。北京五輪の優勝記録8.34m、
ロンドン五輪の優勝記録8.31mをも上回っているのだ!
話を聞いたとき、かなり気になったのだが、メディアが大きく取り上げた気配はない。
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レームは2014年のドイツ選手権でも8.24mで優勝している。健常者を抑えて。
しかし、ドイツ陸連は彼をその年の欧州選手権のメンバーには選ばなかった。
難しいのはレームがつけている義足をどう考えるかという点だ。「右ひざ下のカーボン・
ファイバー製の義足が有利に働いたのではないか」と疑問の声が挙がり、議論した結果、
欧州選手権には大会で2位になった選手を送ったのだ。

男子400㍍のオスカー・ピストリウスを初めて見たのは2011年世界陸上だった。両足とも
ひざから下が義足のランナーだ。“ブレード・ランナー”の名で知られていた。

2011/08/29のツイート
世界陸上:義足のランナー、ピストリウスを
初めて見た。黙って応援すればいいのだが微妙だ。
何か違う気がする。
ルール的に“バネ“をどう考えているのだろうか。
乳酸がたまるということもないわけだし。
ほかの競技ではどう扱っているのか、純粋な
気持ちでとても興味がある。

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彼は翌年のロンドン五輪にも出場したが、世陸・五輪ともに400㍍では準決勝で敗退した。
そのせいか、陸上の世界を除くと、世間的には義足の選手がオリンピックに出ることに
ついて語られることは少なかった。しかし、私はレースを見ながら感じた違和感を今でも
持ち続けている。果して、本当にフェアかどうか?もっと言えば、“フェア”とは何か?

言い方一つで“差別”につながりかねないから、人はあまり触れたがらない。
オリンピックのときもアナウンサーはほとんど触れることがなく、解説者も“当たらず
障らず”の話しかしていなかった。
準決勝敗退だったから、同じ種目を走る選手たちからもクレームは出なかったようだが、
決勝進出、あるいはメダル獲得…となっていたら、話は違ったはずだ。

走り幅跳びのレームは義足をつけた右足で踏み切って跳ぶ。
使っている素材に弾力・反発力があるのではないか?それは、健常者の足の筋肉に自然に
備わるバネとくらべてどうのか?
仮に、彼が三段跳びに出場し、右足で踏み切って跳ぶと、そのバネの力を2度 利用する
ことになるが、どうなのか?

比較することが難しいから明確な答えは出ないと思う。
レームには「リオ五輪に出たい」という希望があるようだが、立ちはだかるカベは高い。
去年、国際陸連が、「義足が有利に働いていないことを“選手自身で”証明すること」を
参加条件としたからだ。ピストリウスがロンドン五輪に出場しときには選手自身による
証明義務はなかったそうだ。
1000万円単位の費用がかかると言われている上、「何が証明になるのか基準を教えて」と
国際陸連に問い合わせても回答はないのだという。

ネットを検索しているときに興味深い記事を見つけた。( 朝日デジタル 2016.01.14 )
2014年のドイツ選手権でレームが優勝したあと、ドイツ陸連がデータを比較したそうだ。
要約するとこうなる。

8.24mのレームと8メートル台の健常選手32人の、踏み切る前と後の速度の変化を比べた。
踏み切り前:レームは秒速9.72m 32人の平均は10.43m
踏み切った直後:レームの垂直方向の速度は秒速3.65m。32人は3.36m。
踏み切り直後:レームの水平速度は0.92m減速。32人は1.50m減速。

…レームの踏み切る前(助走の段階)の数値は劣るが、踏み切り後はまさっているわけだ。
もっとも、助走が遅くても距離が出る選手もいるから、何とも言えない。
しかし、義足が進化しているのは事実らしい。

「私の計算では、2068年に男子100メートルで
義足選手が五輪選手を抜きます」


義足アスリートの世界的な研究者、保原浩明氏はそう言っているそうだ。

ピストリウスがオリンピックで走ったとき、違和感はありつつも一種の感動があった。
障害を持つ人がハンデを超えて健常者と競う…挑戦そのものはすばらしいことだから、
世間は称賛の声を挙げる。
しかし、“公平さ”を物差しとすれば、このケースでは、義足がまったくプラスに働かない
という証明はやはり必要だ。
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より速く、より高く、より強く・・・
オリンピック憲章に記されている“モットー”だ。
それはあくまで、人間が 器具の助けを借りずに自らの五体だけを使って挑むものだと思う。

気を使って書いたつもりだが、それでも“差別”と感じる人がいたらそれは見解の相違だ。
私にはこれ以外の書き方はできない。

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by toruiwa2010 | 2016-03-17 08:45 | スポーツ全般 | Comments(4)
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ラグビーのワールド・カップ、グループ・リーグ;
初戦で強豪・南アフリカに劇的な逆転勝ち!!


9月19日は2015年で 最も興奮した1日だった。
長いスポーツ・アナ歴の中でラグビーの実況はまったく経験がない。それでも、プレーが
切れた瞬間に試合が終わり、日本はこの大会の初戦を失うと分かっている中でヘスケスが
左隅に飛び込んだときに、実況していたNHK・豊原、日テレ・中野、Jスポーツ・矢野…
各アナたちの体を走り抜けた戦慄が想像できる。

熱心なラグビー・ファンではないが、松尾雄治が明治~新日鉄釜石で活躍していたころは
よく秩父宮にでかけた。当時のラグビー競技場にはカッコいい女性が集まっていたものだ。
“ファッション”としてもてはやされていた。その少し前にはテニスがそうだった。
どちらも“にわか”以下だったから社会的なブームにはならなかった。テレビの視聴率に
スタンドの華やかさや熱気がまったく反映されなかったのがその証拠だ。

人のことをとやかく言えない。担当種目の取材が忙しく、フジテレビがラグビーの中継に
興味を示す兆候もなかったので少しずつ関心が薄れていき、WOWOWに移ってからは
テレビで見ることさえなくなっていた。
その程度のファンだから、いつの間にか日本ラグビーが力をつけていることに気づくのが
大幅に遅れた。一時は9位まで上がっていたなんてまったく知らなかった。

友人・生島淳がエディー・ジョーンズHCとのインタビューをまとめた「コーチングとは
『信じること』」を読んだのは開幕直前だったと思う。“コーチングはアートだ”と考える
ジョーンズの思いが全編に詰まっていて、就任後の3年余りでジャパンをここまでにした
彼が何を考えて来たかがよく分かり、ワールド・カップへの期待が一気に膨らんだ。
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そして、南ア戦の快勝。

実力の差は厳然としてあるから何度かリードされた。しかし、大きな差にはならなかった。
しかも、そのうちどんどん点差は広げられるさ…と思っていたに違いない南アの余裕は
途中からどこかに飛んでいた。少なくとも、この試合に関しては、グラウンドにいた
両国のフィフティーンは五分の闘いをしていた。

29-29で残り時間10分という“しびれるような”展開になったが、心配されたJAPANの
体力は最後まで落ちなかった。“地獄”のような練習の積み重ねの成果だ。

南アが日本陣深いところで得たペナルティで“キック”を選んだのは意外だった。
私は その時点でトライを奪われたらJAPANに追いつく力は残っていないと見ていたので
「助かった。PGで3点差ならチャンスは残る」と思った。

逆にJAPANは、残り時間がほとんどなくなる中で、同じような選択を迫られたときに、
同点とするキックではなく、“スクラム”を選んだ。逆転狙いだ。HCの指示はショット
だったそうだが、グラウンドの選手たちの気持ちは一つ、“トライを狙う”だったらしい。
結果として、“美しい”とさえ見えた19回の連続攻撃のあと、魂のこもったアタックで
感動的な大逆転のトライを生んだ。
ためらうことなくスクラムを選択した彼らの判断を称えたい。
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誰にも書けないシナリオでJAPANが世界3位を破った!
サッカーでブラジル、スペイン、アルゼンチン、ドイツ・・・に勝つようなもんだろう。
快挙と言っていい。おめでとう、エディJAPAN!!

残念だけど、1勝できるかどうかじゃないのか? 正直に書けば、夏場までそう思っていた。
「コーチング…」を読んで気持ちは少し“前向き”になっていた。
それでもまだ、午前0時45分のキックオフを待っているときは「南アフリカは世界3位だ、
勝てるわけないさ。大敗しなかったら褒めなきゃ」と思っていた。

前後半80分、JAPANは“美しい”ラグビーで南アを苦しめた。焦らせた。そして倒した。
“コーチングとは…”の中にHCの言葉として紹介されていたフレースが頭に浮かんだ。
「ワールド・カップでは日本のスタイル、ジャパン・ウェイを
世界に示して驚かせなければいけません」。
キックオフの瞬間からJapanラグビーは まさに世界をあっと言わせたのではないか?

体格的に劣るスクラムでも押し負けず、素早い球出しから短く速いパスを的確につなぎ、
キックを交えて敵陣内に攻め込んでいく様子にワクワクした。
「結構やるじゃないか」が「少し、慌てさせてやれ」になり、終盤が近づくころには
「もしかして…?」、「勝てるぞ。行け、行け」に変わっていた。

JAPANの選手たちが終始落ち着いていたことに驚いた。
そして、最後の10分のデータを見てもっと驚く。
通算の数字とくらべると、勝敗を分けた10分間、JAPANがどれほど世界の第3位を
圧倒していたのかが数字で分かる。
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世界のラグビー・ファンに衝撃が走ったと思う。

価値ある3勝

中3日で臨んだスコットランドに敗れ、アメリカとサモアに勝って3勝した。
決勝トーナメントには行けなかったが、しっかりと爪痕を遺した。スピードに乗った攻撃、
緻密で確かなパス、低いタックル、“寝ている時間”の少なさ、豊かなスタミナ、統制の
とれたチームワーク…これらを一つにまとめた日本の戦いぶりは日本人だけでなく世界の
多くのラグビー・ファンに感動を与えたはずだ。あっぱれだ。

1次リーグで敗退した国が3勝するのは史上初だという。
残念であることは間違いないが、“JAPAN WAY”を世界に示した。
最終のサモア戦の後半だったか、「日本のプレーを見られなくなるのが残念」と現地アナが
言っていたらしい。嬉しい言葉だね。
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Brave Blossoms”(勇敢な桜たち)に感謝だ。
関係者の誰もがビックリするほどの練習量をこなしたと聞く。リーチ、マフィ、ヘスケス、
ブロードハースト、ツイ、ルーク、松島、ホラニ、ルーク、マレ・サウ・・・どう見たって
“ヤマト民族”ではない。しかし、赤と白のストライプのジャージを身にまとった彼らは
紛れもない“JAPAN”だった。

“白状”すると、2年前にウエールズを下したとき、このブログに「金星には違いないが、
“ピュア・ジャパン”じゃないから手放しでは喜べない」と書いた。
単純に金髪や褐色の肌の選手が多いという事実を書いただけだった。
差別の気持ちなどまったくないし、勝ったことやチームをおとしめるつもりもなかった。
ラグビー独特のルールだと言うが、いろいろ無理がある。「胸に桜のエンブレムをつけたら
それはジャパンだ」という考え方はどうなのか?と言いたかったし、“懸念”もあった。
2019年に日本でワールド・カップが開催されるとき、先発メンバーに“外国人”が5人も
6人も入っているジャパンを日本人が違和感なく応援できるだろうか…という。

…まったくの杞憂だった。
私も、日本戦4試合と準決勝、ニュージーランドvs南アフリカはナマで見た。
これだけ、日本列島がラグビーで盛り上がったことは有史以来ない。この熱気をなんとか
日本開催のワールド・カップにつなげたいなあ。
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この先長く記憶に残りそうな二つのプレーがあった。南ア戦のヘスケスの逆転トライと、
スコットランド戦の前半終了間際に見た五郎丸の必殺タックルだ。どちらも美しい!
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いいことばかりではなく、注文もあるのだがやめておく。

1年のシメは笑える写真で終わる。
ナショナル・ジオグラフィック誌恒例の
写真コンクールの結果がここで見られる。 
http://cbsn.ws/1Pw17lZ

努力賞どまりだったこの1枚が好きだ。
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*5日まで“基本的に”更新を休みます。
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by toruiwa2010 | 2015-12-31 09:06 | スポーツ全般 | Comments(10)
なにやってるんだい?

ラグビー:トップリーグの開幕戦、
パナソニックvsサントリーの試合・・・
両サイドのゴール裏にはほとんど
観客がいなかったとか。
日本協会が両チームの母体企業に
割り当てた9000枚分のうち半分ほどしか
来場しなかったらしい。
選手たちから失望の声が聞こえる。
当たり前だ。

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ワールド・カップの大活躍でラグビーの“ブーム”は一気に極限まで膨らんだ。神風だ。
言うまでもなく、協会など関係者にはこれを永続性のあるものにする責任がある。
しかし、この“ていたらく”だ。
“入場券は完売”と伝えられていた。競技場まで行ってあきらめた人も多いと聞く。
この件についてネットでは“割り当て”ではないとする話もあるが、スタンドが半分しか
埋まらなかったのは事実じゃないか。貴重なチケットが本当に欲しかった人たちの手に
渡らなかったということだ。

Brave Blossomsが盛り上げ、男子7人制ラグビーがリオ五輪の出場権を得たばかりだった。
サッカーの陰に隠れていたラグビーがようやくつかんだビッグ・チャンスなのに愚かな
失態を演じてしまった。これではせっかくのラグビー人気が“祭り”で終わってしまう。

もう一つ気になったのは、五郎丸によるファンとの交流会の話だ。
驚くのはその値段だ。大人1万6000円、小学生でも9000円!!
食事もつくが、アーチストのディナーショーではないのに高すぎる…とネットで賛否の
声が挙がっていた。

本人は「まるで自分が主催するように報じられて驚いてます」と困惑顔だという。
つまり、本人が知らない間に料金設定などが進められたということだね。
人気者が現れると、それを金もうけの手段にしようともくろむ輩が勝手なことをする。
これでラグビーや五郎丸個人の人気が落ちるとは思わないものの、プラスにはなるまい。

自分の意志とかけ離れていても、このトークショーは独り歩きを始めている。五郎丸も
腹をくくっておいた方がいい。オーストラリアで思うような活躍ができないと、週刊誌が
この話を持ち出してあれこれ書くに違いないから。
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香港で行われた7人制のアジア予選決勝をTBSが急きょ中継したのはヒットだったなあ。
裏に野球のプレミア12があったから3.7%しか取れなかったらしいけど、喜んだファンは
多かったはずだ。
内容も面白かった。前半終了時の0-10はともかく、後半開始のキックオフが短かった
ときにはこりゃダメだと思ったが、そこから連続トライで逆転した場面は興奮した。
おめでとう!

宇野昌磨:めぐり合わせ

13日に起きたテロでパリから遠く離れたボルドーで行われていたスケート・フランスも
SPを終えただけでフリーはキャンセルされるという異常事態になった。こういう状況では
仕方のない措置だと思う。
ただし、選手たちのポイントがどうなるかについてはまだ決定を見ていない。

有力選手を均等に振り分けているはずなのに、スケート・フランスには男女ともかなりの
スケーターが集まった。特に男子はカナダで復活優勝したチャン、開幕戦優勝のアーロン、
調子が出ていないが実力者のテン、侮れないコフトゥン、SP3位の村上…
SPでトップに立った宇野を逆転するために彼らがどんな演技を見せるかが楽しみだった
フリーが“テロ”でキャンセルされた。
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SPについては早朝にネットで結果を知ってしまった。宇野が高ポイントでトップ!
午後の放送は宇野の演技がポイントにふさわしいかどうかを確かめるつもりで見た。
なるほど見事だった。このレベルの大会でSP首位は立派。しかも、”敵失”だけではなく、
自分もしっかりとポイントを稼いでいる。どこまで力をのばすか…今季はこの少年から
目が離せない。

今大会のポイントはSPの順位をもとに決まる公算が高いらしい。首位の実績は動かない。
1年目でいきなりファイナル進出の快挙が見えて来た。そして、今の成長ぶりを見ていると
ファイナルでもっと大きなことをやってのけるかも。
逆に、SP5位だったチャンはかなり微妙なポジションで待つことになるのかな?

ケガ人だらけの大相撲

大相撲 初日挨拶。 先場所もそうだったが、
理事長がいない。別にいいか。
白鵬&日馬富士が出場する。
左ヒザと右ひじをそれぞれ痛めているわけだが
直りにくい場所だから心配だ。
照の富士の右ひざ、豪栄道の 右手首も故障を
抱えている。 ケガ人だらけだね。

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さんざん言われているが、年6場所の影響か、身体が大型化しているからか、その両方か…
分厚くバンデージを巻いた力士が多い。“公傷制度”をうまく利用できないものかと思う。
そうすると“悪用”する力士も出てくる心配もあるが、最近で言えば、照の富士のヒザは
明らかに土俵上で起きたものだ。無理をして出場を続けるのは見る方も辛い。
こういうことで有望な若者の力士寿命を短くするのはもったいないよなあ。

休場明けの白鵬がただ一人勝ちっぱなし。
先場所3敗12休の白鵬が年間最多勝を手にすることになったらほかの力士は恥ずかしいね。

野球:プレミア12って…

叱られそうだが、WBCとどこがどう違うのかよく分からない。
加えて、野球はたった2週間・8試合で優劣が決まる競技ではないと強く信じているので
多くのファンにくらべて関心は薄い。
それでも、韓国戦で大谷が投げている部分とアメリカ戦、ベネズエラ戦は見た。
外国勢は分からないが、侍ジャパンは大多数の選手がシーズン・モードでプレーしている。
そうしないとケガをするから当然なのだが、正直、驚いた。
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大谷のピッチングには改めて目を見張る。161㌔に達するストレート、鋭い変化球があれば
怖いものはない…来年こそ、“ピッチャー一本”でやらせてほしい。
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中田が見事なバッターに成長していることも嬉しい驚きだ。6番に下がって気楽になったし、
意地もあるだろうが、ここという場面でことごとく期待に応えているのはあっぱれだ。
特に、一昨日、アメリカ戦で打った決勝3ランはなめらかなフォームでほれぼれした。
彼のキャリアで最も美しい一発だったかもしれない。

1位通過したことで、準々決勝はグループBの4位らしいから戦略が立てやすい。

どこへ?:岩隈久志

野球つながりでFA/岩隈が、引き留めるためにマリナーズが提示した"1年1580万ドル
(約19億円)を拒否したそうだ。とりあえずお断りして市場の 動きを見たい…ということだ。
タイガースやジャイアンツが獲得リストに入れているというは、何度も書いている通り、
彼には、優勝が争えるチームで投げさせたい。

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by toruiwa2010 | 2015-11-16 09:05 | スポーツ全般 | Comments(0)
(開始直前のツイート)
いよいよJAPANの最終戦が始まる。
グループリーグでの敗退は決定済みだが、
将来に向けて大きな意味を持つ試合だね。
モチベーションの持ち方が難しいが、
力を出し切っての健闘を期待する。
エディがHCとしてこのチームを
指揮するのも最後だ。


立ち上がり、この一戦に賭けたアメリカのプレッシャーが強かったのかJAPANにしては
珍しく反則が多くて先制のペナルティ・ゴールを許した。すぐにトライ(ゴール)で逆転した。
自陣からボールをつなぎ最後は松島が飛び込む鮮やかなトライだった。
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24分にトライで逆転されたが、このときも4分後には再逆転した。チーム最年少の藤田が
タッチダウンしたが、素晴らしいモールで押し込んだものだった。
ワールド・カップの舞台で日本がモールでトライを挙げるなんて、少し前まではまったく
想像もできなかった。少なくとも私のレベルでは。

17-8、落ち着いた試合運びで優位のまま前半を終了した。

後半15分、ペナルティ・ゴールで3点ずつを追加して20-11になっていた。
南ア戦にメンバーを温存して、今大会の初勝利を日本から…と目論んでいたアメリカは
闘志を前面に出して戦いを挑んでいたから油断できない展開だった。

日本にとってラッキーだったのは、日本のスピーディーな攻撃に焦った相手に反則が出て
一人がイエローカードで一時退場になったことだ。
五郎丸がタッチに蹴り、ラインアウトからつないでマフィがトライした。25-11。

昨日のJAPANは相手陣内の深いところまで攻め込んでいるときに何回もTOされるのが
目立って不安材料だったが、31分の相手のトライ(ゴール)も同じパターンからつながれた。
25-18で残りは10分を切っていた。
まさに正念場だったが、37分の五郎丸のペナルティ・ゴールもあって逃げ切った。
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1次リーグで敗退した国が3勝するのは史上初だという。
残念であることは間違いないが、南ア戦の勝利を初めJAPAN WAYを世界に示した。
「日本のプレーを見られなくなるのが残念」と現地アナは言っていたらしい。たぶん、
スピードに乗った攻撃、緻密で確かなパス、低いタックル、“寝ている時間”の少なさ、
豊かなスタミナ、統制のとれたチームワーク…これらを一つにまとめた日本の戦いぶりは
レベルの高いファンにとっても“目からうろこ”だったはずだ。加えて、掛け値なしの
リスペクトを得た。

日本国中がこれほどラグビーで沸いたことはない。
そんなチームを作り上げたエディ・ジョーンズHCがこの試合を最後にJAPANを去る。
勝利の瞬間に満足げないい笑顔を見られてよかった。

もちろん、主役だった“Brave Blossoms”(勇敢な桜たち)にも感謝だ。
関係者の誰もがビックリするほどの練習量をこなしたと聞く。いろいろな人種・国籍の
選手たちが見事に一つのチームになっていた。
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五郎丸をはじめ多くの選手が試合後のピッチで涙を流していた。痛いほど気持ちが分かる。
達成感、満足感、充実感がありつつ、3勝を挙げながらベスト8にとどかなかった悔しさを
抑えきれなかったのだろう。
しかし、彼らのプレーは日本人だけでなく世界の多くのラグビー・ファンに感動を与えた。
胸を張って帰国してほしい。

立派な戦績を残したが、浮かれてはいられない。
南ア戦の劇的な勝利までワールド・カップがあることさえ知らなかった人が大勢いたし、
まして4年後には日本で開催されることなど、その時点ではほとんど知られていなかった。
今大会でファンの層が広がったのは間違いない。この価値ある3勝が日本のラグビーに
新しい伝統を生んだが、これをどうつなげていくか…こそが大事だ。
エディ・ジョーンズが書いた一つの物語が完結した。
あとを継ぐ新HCがどんな物語を書くのか楽しみだ。

“白状”すると、2年前にウエールズを下したとき、このブログに「金星には違いないが、
“ピュア・ジャパン”じゃないから手放しでは喜べない」と書いた。
単純に金髪や褐色の肌の選手が多いことに違和感があったことを書いただけだった。
差別の気持ちなどまったくないし、勝ったことやチームをおとしめるつもりもなかった。
ラグビー独特のルールだと言うが、いろいろ無理がある。「胸に桜のエンブレムをつけたら
それはジャパンだ」という考え方に違和感があると言いたかったし、“懸念”もあった。
2019年に日本でワールド・カップが開催されるとき、先発メンバーに“外国人”が5人も
6人も入っているジャパンを日本人が違和感なく応援できるだろうか…という懸念が。

普通のラグビー・ファンは応援するだろう。
しかし、ワールド・カップともなれば、ラグビーに興味のない人も大勢詰めかける。
トップリーグなど見ない彼らは“ジャパン”のジャージをまとった“明らかな外国人”が
普段も国内でプレーしていることを知らない。「彼らは何者?」となる。
「ラグビーはそういうルールなのさ」で納得すればいいけど…と。
私と同じ感覚を持つ人もいたが、この記事にはさまざまな批判のコメントをもらった。
予想の範囲内だったから、私のスタンスは変わらなかった。

そのかたくなな気持ちは 友人がまとめた本“コーチングとは「信じること」”(文芸春秋
BOOKS)を読んで少し変わっていた。ジョーンズのラグビーへのアプローチや、チームが
この4年間、どんな準備をしてきたかを知ったからだ。
“悔い改めた”のがワールド・カップの開幕前で本当によかった。ハハハ。
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リーチ、マフィ、ヘスケス、ブロードハースト、ツイ、ルーク、松島、ホラニ、ルーク・・・
どう見たってヤマト民族ではない。しかし、赤と白のストライプのジャージをまとった
彼らは紛れもない“JAPAN”だった。
今大会の文句なしの大活躍で普通の国民にもラグビーへの関心が生まれたし、2019年に
日本で開催されることも広く知れ渡った。それまで、どうつなげていくかだなあ。
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この先長く記憶に残りそうな二つのプレー。
南ア戦のヘスケスの逆転トライと、敗れたが、
スコットランド戦の前半終了間際に見た
五郎丸の必殺タックル。


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by toruiwa2010 | 2015-10-13 09:11 | スポーツ全般 | Comments(8)
ラグビー ワールドカップ
JAPANの第2戦が始まる。
あれだけ世界から称賛されたあと
無様な試合をすることはできない。
とは言え、このレベルで中3日は
体力的にはきついだろうなあ。
ランクに関係なくスコットランドは
世界の強豪だ。
挑戦者の気持ちを 忘れにように。

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後半5分、五郎丸のキックで12-10と追い上げたときは、「見えた!」と思ったのだが、
JAPANの得点はそこまでだった。
南ア戦で劇的な勝利を得たが、身体が受けたダメージは相当のものがあっただろう。
中3日でふたたびピッチに立つのは、このレベルでは厳しすぎた。試合の前も後も、
「言い訳にはできない」と言い切ったヘッドコーチも選手たちも立派だった。
しかし、19日に試合をして、中3日でこの日もプレーしたのはほかにフランスだけだ。
恨めしいよなあ。

“疲れが残っているはず”という先入観があるからだろうが、立ち上がり、わずか3分で
先制点(キック)を許したあたりから、南ア戦とは“空気”が違うと感じた。
五郎丸のタッチへのキック、ラインアウトからモールを押し込んでのトライで逆転した
シーンでは期待を持ったが、南ア戦ではほとんどなかったつまらない反則が多かったし、
笛が鳴ったあと、次の行動に移るのに少しずつ時間がかかっていた。動きが鈍かった。

それでも、前半の終了間際、ゴールライン近くまで攻め込まれたときのディフェンスは
最後の五郎丸の“必殺タックル”をふくめてあっぱれだった。

しかし、マフィの負傷交代からJAPANのアタックは迫力を欠いた。
加えて、疲れが影響したとしか思えない“判断ミス”が目につくようになった。
試合前に読んだり聞いたりした専門家の予想の多くは、スコットランドは序盤から強めの
フィジカルコンタクトでJAPANにダメージを与え、最後の20分過ぎから勝負に出る…
というものだった。

応援する者にとってダメージが大きかったのは五郎丸のキックがゴールポストに当たって
はね返ったあとトライ(ゴール)を許した後半15分前後の場面だった。ペナルティゴールの
3点が入らず、逆に7点を失い、一気に22-10と引き離されてしまった。
そのあと奪われた3トライは見るのもつらかった。

この負けは残念だが、PHASEを重ねた最後のアタックはJAPANらしかった。
ベストエイト進出のチャンスはまだあるし、初戦で南アを下した“快挙”の色があせる
ことはない。特に、あの五郎丸のキックで29-29としてからノーサイドまでの10分間に
味わった興奮はスポーツ・ファンなら忘れることはないだろう。
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こまかいところが気になるタイプの私が 知りたくて知りたくて“うずうず”しているのは、
残り時間が少ない場面で 同点ではなく、逆転を選んだプロセスだ。
スタンドから戦況を見守りながら無線で指示を出していたジョーンズ・ヘッドコーチは
“ショット(キック)だ”という判断だったそうだ。最高指揮官だし、試合の全貌がつかめる
位置にいたHCの判断は普通“絶対”だろう。

しかし、主将・リーチはスクラムを選択した。指揮官の指示に従わなかった。
日刊スポーツはこう書いている。「スクラム、いける?」と問うと、フッカー木津が答えた。
「いける。いけるよ」と。
自分もスクラムに参加するリーチも同じ気持ちだったのだろう。スタンドのHCではなく
ピッチで肌で感じるものを信じようと思ったのだ。

結果として、シンビン(一時退場)で1人少ない相手のスクラムを押してチャンスをつかみ、
逆転のトライに結びつけた。
選手の気持ちの中には「キックで同点で終わったら、日本ラグビーの歴史は変わらない。
勝つか負けるかだ」という思いが強かったのだろう。その思いが世界の3位、この大会で
過去2回優勝している強豪からの勝利をもたらした。

スポーツ紙などを読むと大体のことは分かるが、大会が終わってからでいいから、誰かが
現地にいたヘッドコーチ、選手だけでなく、OB、協会関係者たちにインタビューして
“あの数分間”を再構成してほしい。それは「江夏の21球」よりはるかにドラマチックな
読み物になると思う。
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ロンドンで読んだ切ない記事。

・・・友人・生島淳が取材に訪れたロンドンから悲しげなツイートをしていた。
地元紙でエディ・ジョーンズHCのインタビュー記事を読んだのだ。

日本でこの競技を運営している人々(協会幹部)の
情熱に疑問がある。ひどく失望している。


エディは、この大会が終わるとHCの座を去ることになっている。
この大会の結果がどうなろうと、JAPANをここまで強化したのはエディの功績だろう。
普通はこのタイミングでのHC交代は考えにくいが、決意は確固たるものだったようだ。
2012年の就任以来、新しい発想、新しいトレーニング方法を持ち込んで日本ラグビーを
強くすることに心血を注いできた彼にしてみると、幹部たちがどこまで本気で取り組んで
いるかについて物足りない点が多々あるのだと思う。

古くは、来日した元メジャーリーガーや監督、サッカーの監督・コーチからも同じような
愚痴・怒りを聞いてきた気がする。つい最近、ジョーンズとの10時間半のインタビューを
まとめた本を出版したばかりの生島氏が“切ない”と呟く気持ちがよく分かる。悲しいね。

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by toruiwa2010 | 2015-09-24 08:55 | スポーツ全般 | Comments(8)
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誰にも書けないシナリオでJAPANが世界3位を破った!
サッカーでブラジル、スペイン、アルゼンチン、ドイツ・・・に
勝つようなもんだろう。快挙と言っていい。
おめでとう、エディJAPAN!!


ラグビーの実況は経験したことがないし、仕事を目的として取材をしたこともないが、
昔から好きな競技で秩父宮ラグビー場や国立競技場にしばしば出かけた。
楕円球をめぐって15人ずつの大男たちがぶつかり合うのを見るのは楽しいものだ。
日本でもトップクラスの試合はスター選手がいて、見せ場も多く、見ごたえがあるが、
世界のレベルとくらべれば、体格で劣る日本はかなり見劣りがする。来日した強豪や
ワールドカップ本大会での記録的大敗の数字を見れば明らかだ。

・・・“明らか”だったのは少し前までの話だった。
残念だけど、1勝できるかどうかじゃないのか? ほんの1ヶ月ほど前までそう思っていた。
9日の記事「ラグビーのワールドカップ~生島氏との会食~」に書いた通り、若い友人が
まとめた新刊本“コーチングとは「信じること」”を読んで、少し気が変わっていた。
JAPANのヘッドコーチ(HC)であるエディー・ジョーンズの考え方や、チームがこの4年間、
どんな準備をしてきたかを知ったからだ。

それでもまだ、午前0時45分のキックオフを待っているときは「南アフリカは世界3位だ、
勝てるわけないさ」と思っていた。

前後半80分、JAPANは“美しい”ラグビーで南アを苦しめた。焦らせた。そして倒した。
“コーチングとは…”の中に「ワールドカップでは日本のスタイル、ジャパン・ウェイを
世界に示して驚かせなければいけません」というジョーンズの言葉が紹介されているが、
試合開始の瞬間からJapanのラグビーは まさに世界をあっと言わせたのではないか?

体格的に劣るスクラムでも押し負けず、素早い球出しから短く速いパスを的確につなぎ、
キックを交えて敵陣内に攻め込んでいく様子にワクワクした。
「結構やるじゃないか」が「少し、慌てさせてやれ」になり、終盤が近づくころには
「もしかして…?」に変わっていた。

南アの得点シーンを見ると、その攻撃の迫力はさすがだった。途中、逆転された場面では、
力vs力になると厳しい、体力を消耗するにつれてひどく やられそうだなと思った。
しかし、JAPANの選手たちは終始落ち着いていたし、私などには分からない理由で自信を
持っているように見えた。

何度かリードされたが、大きな差にはならない。
地力の差や圧倒的な体力でそのうちに…と思っていたに違いない南アだったが、途中から
その余裕はどこかに飛んでいた。少なくとも、この試合に関しては、グラウンドにいる
両国のフィフティーンは五分の闘いをしていた。

29-29で残り時間10分というしびれるような展開が続く中、心配されたJAPANの体力は
最後まで落ちなかった。HCは「そういう準備をしていたのさ」と言うだろうね。

このあと、南アが日本陣深いところで得たペナルティでキックを選んだのは意外だった。
世界のラグビーではそれが常識なのかもしれないが、私は その時点でトライを奪われたら
追いつく力は残っていないと見ていたので「助かった。PGならチャンスはある」と思った。

逆にJAPANは、残り時間がほとんどなくなる中で、同じように選択を迫られたときに
同点とするキックではなく、スクラムを選んだ。逆転狙いだ。
結果として、美しいとさえ見えた19回の連続攻撃のあと、魂のこもったアタックで
感動的な大逆転のトライを生んだ。
この自信に驚くし、ためらわずにスクラムを選択した彼らの判断を称えたい。

そして、最後の10分のデータを見て驚く。
通算の数字とくらべると、勝敗を分けた10分間、JAPANがこれほど世界の第3位を
圧倒していたんだと分かる。

試合全体のテリトリー(地域支配率):南アフリカ 58-42% 日本
終盤10分:                      〃   4-96%  〃

試合全体のボール支配率:            〃   55-45% 〃
終盤10分:                      〃    9-91% 〃


世界のラグビーに衝撃が走ったと思う。
しかし、大会は始まったばかりだ。選手たちはすでに次の試合への準備に入っている。
現金なファンで申し訳ないが、スコットランド戦(23日夜)が待ち遠しい。

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by toruiwa2010 | 2015-09-20 08:10 | スポーツ全般 | Comments(12)
FIFAの複数の幹部が逮捕された。
過去に総額100数十億円になろうかという金が動いた汚職事件だ。
それでもブラッター会長は5選を果たした。
この大騒ぎの中で、ひょっとすると2022年のワールド・カップが
日本に来るかも…と、思ってもいないのにはしゃぐメディアもある。
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そんなことより、今年はイングランドでワールド・カップが
開催されることをもっと広める努力をすべきなんじゃないの?


ここまで読んでも、“それがラグビーの”ワールド・カップだと分からない人が多いと
思います。日本もかなり力をつけているようだし、競技は面白いのに、どういうものか
人気はもう一つです。

楕円球の行方 (2009.01.11 初出)

意地とプライドをかけてぶつかり合うスクラム、出たボールを“頼むぞ”とばかりに
ダイビング・パスするスクラム・ハーフ、ボールをキャッチしたスタンド・オフが、
斜め後方に位置する仲間に託す、必死の形相で向かってくる相手のタックルをかわし、
少しでも前にと突進するフォワードやバックスたち。
何度も倒されながら、前進と後退を繰り返し、ようやく相手ゴールにボールをタッチ・
ダウンしたときに爆発する喜び…

どう転がるか予測しにくい楕円球をめぐって両チーム・30人の選手が攻防を繰り広げる
ラグビーは、見始めたら“はまる”スポーツだと思います。ボールの転がり方ひとつが
ドラマを生むこの競技は、あらゆるスポーツの中で、最もチームの一体感を感じさせる
種目ではないでしょうか。
しかし、シーズンが短いこともあってか、その人気はなかなか盛り上がりません。

「ラグビーほどスタンドの熱気が視聴率と連動しないスポーツは珍しい」というのが
“現役”のころの私が打ち立てた“学説”でした。ハハハ。
一時、スタンドには“ファッションとして”ラグビーを追いかける若い女性の姿が、
それも美人が目立ったものですが、いまはどうなんでしょうか。
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大学ラグビーの決勝を見ました。
過去14回優勝の早稲田が初めて決勝進出を果たした帝京を下して優勝しました。
伝統校らしい、組織と結束のよさを見せた鮮やかな勝利だったと思います。
帝京にとって惜しまれるのは、20-3と追い込まれた後半30分過ぎから見せた積極的な
アタックが少し遅かったことです。早稲田のディフェンスに対して、見事な波状攻撃で
挙げた終盤の初トライに迫力があっただけにもったいないことをしたと思うのです。

“語弊”があるかもしれませんが、早稲田が勝ってよかったと思います。
かつて、トンガからの留学生を中心とする大東文化大学が強かった時代があります。
帝京にも二人の外国人選手がいました。
野球やサッカー、バスケットなどのプロはいいでしょう。
しかし、大学・高校などの学生スポーツに“出来上がった”選手を輸入することには
とても賛成できません。
先日の箱根駅伝や高校バスケット、大学ラグビーなど外国人が入ったことで急激に力を
伸ばす学校が目に付きます。

名前が知られれば入学志望者も増える…学校側が“財政面”を考えるのは仕方がない
ことかもしれませんが、一人、二人の強力な選手を連れてくることでチームの力が
ガラッと変わってしまうのを見るのは楽しいことでしょうか。
学生スポーツのよさは“勝ち”にこだわらず、持てる戦力で全力を尽くすところに
あると思う“昔かたぎ”の老人には納得がいかないのです。ハハハ。
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真剣にラグビーを見たのは久しぶりですが、早稲田のナンバー8、豊田はすばらしい
キャプテンシーを発揮しました。目立つことが好きなタイプの彼を主将にすることに
反対の声もある中、監督が「今年のチームにはこの男」と見込んで決めたといいます。
“指導者の決断”はこうありたいですね。ハハハ。
解説者が「いちラガーマンとして尊敬できるプレーだった」と話していました。
アスリートにとって最高の“ほめ言葉”でしょう。聞いていて胸が熱くなりました。

竹林宏アナはミスが少なく、分かりやすい実況でした。
野球でも的確な実況をします。担当種目が少ないような気もしますが、44歳、中堅から
ベテランにさしかかるところで、まもなくNHKのトップ・アナになると思います。
基本は実にしっかりしていますから、注文は“面白く聞かせる工夫を”だけです。
NHKのアナに共通する問題ですが。ハハハ。

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おかげさまでコメントが少し増えました。
満足じゃ。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2015-05-31 08:55 | スポーツ全般 | Comments(0)
舞台はMGMグランドガーデンだ。
ひところはミラージュが多かった。
1993年3月と6月のタイソンvs
ラドックもそこだった。
東京でダグラスにKOされたあと再起を
はかるタイソンは2試合消化したあと
最強の相手としてラドックと戦った。
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練習はリングに上がる前までしか見せて
くれなかったが、とてもヘビー級とは
思えない軽快なロープワークとノミで
削ったような腹筋にほれぼれした。
手が小さいと思い、手のひら合わせを
頼んだが、にやりと笑って首を振ると、
コブシを合わせて来た。笑顔がとても
チャーミングだった。
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3月の一戦は主審が止めるのが早すぎて、
負けを宣告されたラドック陣営がリングに
なだれ込んで大もめになった。
忘れられないのはアンダーカードだ。
ノンタイトルマッチでもタイソン戦が
メインで、その前に組まれた世界タイトル・
マッチ3試合の一つがS・ブラウンvs
M・ブロッカーだった。

同じジムで一緒にトレーニングにはげみ
家族ぐるみの付き合いの無二の親友同士が
互いのタイトルをかけてグローブを交えた。
互いに、「彼を殴るなんてできない」と
対戦をいやがったが、プロモーターは、
「だから面白いのさ」と試合を組んだ。
10回に左フックで相手をダウンさせた
ブラウンがそのあとも連打して勝った。
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最初のダウンでニュートラルコーナーに
行くよう指示されたブラウンが、なおも
ブロッカーに向かって行こうとする構えを
見せた。私は“二人の友情”に気持ちを
奪われすぎていて「これは、まだ打とう
というのではなく、気遣っている」と言った。

表彰式のあと解説のジョー小泉さんが
こう話した。「同じような試合をいやがった
ある選手に対してベテランのトレーナーが、
“親友なら試合を短く終わらせてやれ、
それがボクサーの友情だ”と言って聞かせた」
先入観にとらわれた自分の未熟さを反省した。
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もう一人の解説・浜田剛史さんの一言に
KOされた。
終了直後、ブロッカーのコーナーまで行って
相手を抱きしめ、何ごとか話しかけていた
ブラウンが自分のコーナーに戻ったとき、
その目には明らかに涙があった。
それは描写したが、そのとき浜田さんが
「勝って、さびしそうですね」と言ったのだ。
ガ―ンと頭を殴られたような気がした。
試合のすべてを完璧に言い表していたからだ。
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やられた…と思った。
ほとんどがアドリブのスポーツ実況の中でも、
そのとき、その場の雰囲気に合った言葉、
自然に出てくる言葉、とっさに出る言葉が、
いかに大事かを示してはいるからだ。
前もって用意した言葉、視聴者を唸らせよう、
感動させようと思って“作った言葉”は、
やはり、どこかむなしいのだ。

今日もアンダーカード***が組まれている。
ビッグイベントのときは予備を数試合
用意してある。KOが多くて全体の進行が
早すぎるとき、挟み込むためだ。
4回戦程度の試合だが、予定通りに行くと、
彼らは控室で準備をするだけで帰ることになる。
観客は誰一人そのことを知らないままだ。

***今日、テレビ用に用意されている前座は
2試合だけだそうな。
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おまけ:昨日のツイート+なんやかんや

世紀の一戦 メイウエザーvs パッキャオは
いよいよ明日ゴング!
パックマンについて面白い話を米サイトで見つけた。
今はフィリピンの下院議員だが、来年の
上院議員選挙を目指しているらしい。
ボブ・アラムによると大統領選さえ視野に
入れているという。

世紀の一戦
パックマン情報… というほどでもないが。
ジムに近いビバリーヒルズの15億円の豪邸を
手に入れた。 競争相手に勝てた理由は
明日の試合のチケットを4枚つけたからだそうな。
ハハハ。

世紀の一戦
パックマン情報 バスケットが大好きで
母国では選手、コーチとしても”活躍”して
いるらしいが、2010年にはセルティックスの
名誉メンバーに選ばれた。
受け取ったユニは背番号1だった。
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世紀の一戦
パックマン情報 フィリピンではこの試合を
記念して切手が売り出されているそうだ。
50万枚限定とか。
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世紀の一戦
検量の結果はパッキャオ145、メイウエザー
146ポンドで二人とも契約の147ポンドを
下回った。
会場のMGMグランドガーデン アリーナには
11500人が!! 入場料は10ドルだそうな。
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世紀の一戦
検量に臨むパッキャオの自撮り!!
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世紀の一戦
二人が手にする金は確定していないが、
尋常なものではない。
取り分はメイウエザーが6割、パッキャオは
4割と決まっている。
ネバダ州は所得税がないが、連邦は所得税で
ほぼ40%持っていくとか。
つまり一番儲けるのはアンクル・サム***なんだ。
***国家・政府

なんだって!
ゴルフ・マッチプレー選手権4日目で
世界ランク1位・マキロイと対戦する
松山英樹 のティーオフが0314AMだと?
ボクシングの世紀の一戦があるし、 明日は
テレビを見る以外、何もするな…ということか。

ゴルフ解説のタケ小山氏から情報が入った。
「マケロイは試合のチケットを持っている」と。

ハハハ。メインバウトは8時に始まるようですから
間に合うんじゃないですか?どうせジェット機を
レンタルしてるんでしょう?
最後の方で不可解なコンシードが出るかも。
(しっかり6&5で松山を下した)

わー、アメリカ国家を唄うのはジェイミー・
フォックス***らしい! 見逃せないね。
***彼は伝記映画でタイソンを演じるらしい。

1500枚の記者証に対して 18000人の申請があったとか
***CNNのレイチェル・ニコルスとESPN &HBOの
ミシェル・ビードルはともに有名な女性スポーツ記者の
ようだが、記者証をとれなかった。
二人とも、ツイッターで「メイウエザー陣営が拒んだ」と
言っている。彼もDVを激しく攻撃したらしい。
陣営は反論している。

レフェリーはケニー・ベイレス、64歳のベテランだ。
最終決定はしていないようだが、リングアナウンサーは
マイケル・バファーが務めることになる可能性が高い。
"Let's get ready to ruuuuuummmmbbbbllleeee!"が
また聞こえてくるか? 彼も70歳なんだ。

フィリピンでは全国民が“英雄”パッキャオの試合を
テレビ観戦することになる。
「エアコンと冷蔵庫のプラグを抜け」と言われているらしい。
それも、大真面目で。

メイン・イベントのゴングが日本時間の正午前に
なることはないようだ。テレビ用の2試合が早いラウンドの
KOで終わるとWOWOWの放送席は大変なことになる。

日本でも、こんなにはしゃぐ爺さんがいる。
アメリカは大変なことになっているだろう。

はい、2~6日は休むはずでした。
乗ってしまったもので。ハハハ。
4~6日こそ休みます。

by toruiwa2010 | 2015-05-03 09:04 | スポーツ全般 | Comments(2)
キング・カズ

48歳10か月…白くなった髪をふり乱してピッチを駆け回る三浦知良に感動する
ファンが多いのは分かる。前園真聖が取材したグアムのキャンプを見て、かなり
内容が濃いハード・トレーニングを重ねていることも、「ボクらの時代」などで
栄養士やトレーナーを個人的に雇っていることも知っている。
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「サンデーモーニング」で張本勲が「ファンには悪いが、もうおやめなさい」と
発言したことが話題になっている。
伝えるテレビはほぼ全面的にカズの擁護に回っている。いいと思う。
しかし、その理由が“彼がどれだけ努力しているか”に偏っているのが気になる。

そういう話ではないのだと言いたい。
張本はプロ野球の世界で打者として偉大な実績を残した男だから、やみくもに
“やめろ”と言ったわけではないと思う。
“J2は野球の2軍”は彼がそう思ったのではなく、スタッフが説明するときに
言葉のチョイスを間違えたのだ。野球の2軍は同じチーム内で力の劣る選手が
プレーする場所だし、J2はチーム全体の力を示しているに過ぎない。

ただし、今のカズが代表はおろかJ1でもレギュラーは“無理”という現実を
否定することはできないだろう。それでも彼は続けると決め、出番を提供する
クラブがあるから今もプレーをしているのだ。

だとしたら、第三者は応援するしかない。 しかし、その場合、身体能力、技術、
気力などで語るべきで、“浪速のエリカ”じゃないけどエモーショナルな論じ方は
しないでほしい。

そして、「サンモニ」に言っておきたい。
喝を入れられるべきはキング・カズではなく、49歳に手が届く超々ベテランに
ポジションを奪われる若手FWたちじゃないのか…と。

トップニュース!?

土曜日の東京新聞夕刊を見て驚いた。
1面トップに“桐生、9秒台の潜在力”という見出しが躍っていた。
陸上男子100㍍で10秒を切る初めての日本人になると期待される桐生祥秀が
身体を倒してゴールする大きな写真が添えられている。
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いよいよ、その時がやって来た。

そう書き出した記事は“100㍍は加速要因、最高スピード、減速要因の三つに
分けられる”と続け、「桐生は個々の条件をクリアしている。一つのレースで
揃えられれば9秒台が出せる」という研究者の言葉を紹介していた。

書かれていることに間違いはないのだろう。
で、“今日にも出るかもしれない”とはどこにも書いていないから、この記事を
“あおり”と呼ぶのは適当ではないかもしれない。
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しかし、日曜日の織田記念国際陸上で桐生が2着に“敗れた”翌日の見出しは
“桐生 浮つき10秒40”だった。

ゴール後の屈託のない笑顔を見たり、「甘えがあった。余裕があったというか
リラックスしすぎた」というコメントを読んだりして“浮ついている”と感じた
…かもしれない整理部(見出しをつける部署)の気持ちも分からないではないが、
“昨日の今日”の厳しい手のひら返しには驚く。

浮ついたのは桐生だけじゃない気がするが。

そうつぶやいたが、厳しすぎただろうか?

聖地って・・・

神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替えると東京都が決めた。
まず、秩父宮を解体し、跡地に新しい神宮を建てる。次に、旧神宮を解体して、
そこに新秩父宮を建てる…ということらしい。2017年シーズンが終わったあとに
秩父宮の解体が始まり、新秩父宮が完成するのは2025年だという。

昨日の朝日の朝刊におやっと思わせる囲み記事が載っていた。
“ラグビー 聖地不在の危うさ”と見出しがつけられていた。
元早稲田大学監督でヤマハ発動機に日本選手権初優勝をもたらした清宮克幸が
「学生ラグビーの危機だ」、「損失は大きい」と話しているという。
「秩父宮で応援した多くの学生が社会に出てもラグビーに共感してくれていた。
数年間、そういう人たちがいなくなることの影響を考えてほしい」そうだ。
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うーん。
日本一チームの監督から聞きたい言葉じゃないよね。
代替地候補の駒沢陸上競技場ではダメなの?
ラグビーって、そんなに基盤が弱い競技なの?
秩父宮ならファンが集まるけど、駒沢じゃあねえ…と言うつもりじゃないよね?
どこであっても、ファンの胸を揺さぶるような試合をしようとは思わないのか?
そんな“ヤワ”なことで2019年日本開催のワールドカップは大丈夫なの?

“聖地”は清宮が言ったのではなく、記者が持ち出したようだが、その発想が
そもそも、ダメだと思う。学生野球の選手たちが神宮を、高校球児が甲子園を
聖地と考えるのは構わない。高校ラグビーの花園、高校バレーの代々木第一も
聖地かもしれない。
しかし、多くの競技で絶対的な“聖地”なんてないよね。みんな、いいプレー、
いい試合をすることでファンを獲得しているのではないか?

ラグビー界は、秩父宮がなくなることを嘆く前に、ファンを減らさないために
自分たちは何をすべきかを考えなければいけないのではないだろうか。

敬称略

雀友が逝った

フジテレビの後輩からメールが来た。知人が亡くなった。
彼はカメラマン、私は新人アナとして50年前に出会った。
つかず離れずの付き合いが続き、2012年までの数年間は
月に1回、マージャン卓を囲む仲間だった。
ヘビースモーカーで、激しい咳をしながら吸い続けていたが、
私の前では決して吸わなかった。長い付き合いだし、2,3歳
若いだけなのにずっと敬語を使う律儀な男だった。
最後は、マージャンをするときも声をかけなかった。それが
我々ができる彼のための最良のことだった。

彼らしい、穏やかな最期であったと思いたい。
タバコを存分に楽しむといい。いつかそちらで麻雀をしよう。

家族だけで見送るということなので、いずれ墓参りに行く。
ゆっくり休んでくれ、D本ちゃん。
by toruiwa2010 | 2015-04-22 09:00 | スポーツ全般 | Comments(4)