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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:テニス( 86 )

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ナイトの担当だと、昼間、少しですが暇な時間があります。ゆっくり放送の準備をし、
洗濯などを済ますともうやることがありません。で、今日も原稿を書けるわけです。
ハハハ。

*フィリポーシスは、今年も4回戦の壁を破れませんでした。今朝の新聞には外野席からの
「テニス以外のことに神経を使いすぎるからだ」という批判記事も出ていました。
ポップ・シンガーのガールフレンドなど、確かに気が散る要素はあったかもしれませんが、
ヤッカミもかなりあるのではないでしょうか?
彼の取り巻きには、彼女以外にも周囲の目を引く美人の存在がありました。
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ロシア出身の17歳、マリア・メイティーさんです。しかし、どなたもジェラシーを覚える
必要はありません。彼女は彼の身内だからです。
父親、ニックさんが再婚したタチアナさんの連れ子です。
水泳が得意な彼女は、180センチの長身でIMGに所属し、水着やランジェリー以外なら
モデルの仕事にも興味を持っているそうです。

*96年ウインブルドンの男子決勝は、試合以外のことでも話題を呼びました。
コイン・トスのあと、クライチェックとワシントンがカメラにポーズを取っているとき、
突然、若い女性ストリーカーが飛び出したのです!!
身に着けていたのは小さなウエイトレス用のエプロンだけでした!
二人の戸惑った表情が印象に残っています。
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ワシントンの子供は今1歳4ヶ月、先の話ですが、彼にとっては最高の晴れ舞台だった
この決勝のことをどう話すのでしょうか?
彼は、きのうの新聞で、こちらのコラムニストにインタビューされていました。
「一般の人は彼女の後ろ姿しか見てないんだけど?」と聞かれて、「前は全部見えたよ。
残念なことに、クライチェックはあれでリラックスしたらしいけど、僕はテニスのことなど
ふっ飛んでしまったよ」と答えていました。ハハハ。
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*最近、女子選手と同じぐらい自分がどう見えるかに気を遣う男子選手がいるらしいです。
ご時世ですから、ここまでは分からなくもありません。
しかし、全豪で選手たちの面倒を見ているヘア・スタイリストによると、ショックなのは
ヨーロッパ組(男)の中にはなんと、腋毛を処理してほしいと頼むヤカラがいるんだそうです!
ノースリーブのシャツが多くなってきたからでしょうが、なんだかなあ…ですね。
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*アガシがきのうの試合のあと、マッケンローの質問に答え、「去年は、優勝したら全仏で
妻とミックスをやると言ったけど、実現できなかった。
今回優勝したら、また、妻に言ってみるよ。そして、ここ(全豪)で約束して全仏でやるのも
おかしいから、来年ここで実現するかも」と話しました。
しかし、しばらくすると「でも、帰ったときににらまれるようなことは言わないよ。
とにかく彼女は何も言わずに目だけで多くのことを語る名人なんだから。あれがコートで
まねできたらねえ」と笑わせていました。「目で殺す」のでしょうね。ハハハ。
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*オープニング・マッチで、No.1のエナンに60/60で敗れた地元のルカースウイッツを
覚えていらっしゃるでしょうか? 彼女は15歳ですから、ジュニアの部にも出ています。
きのうの1回戦で、やはり60/60のスコアで敗れてしまいました!
「だから、彼女にはまだこの舞台は早すぎるって言ったでしょ」とは、若手にワイルド・
カードのチャンスを奪われたあるベテランの発言でした。
15歳とは思えない、大人の雰囲気を漂わせる彼女には、来年は自力で出場のチャンスを
つかんでほしいと思うのですが。
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*コート上に虫がいてプレーを妨げることがあります。
その虫を追って鳥が舞い降りることもよくあります。
ボール・パーソンが片付けるか、鳥が虫を捕らえるまで再開できなくて困ります。
エイジ紙のカメラが見事に捕らえた「瞬間」の写真です。
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さて、今日のナイト・セッションはフェデレ vs ナルバンディアンです。
ジュニアのころから相性がいいフェデレを相手に勝てるのかどうか、注目しましょう。

2004年全豪中のコラムです。
この年は“お休み”していたa la carte 風の記事になっています。
写真も残っていたので…
懐かしい名前もあれば、これ(フェデレ)は誰のこと?というのもあるでしょうが、
あえてそのまま再録します。


あとで、昨日の錦織の試合について“軽く”かく予定です。

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by toruiwa2010 | 2011-01-22 07:38 | テニス | Comments(2)
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Mens 2R
Nishikiori d.Mayer 6-4 6-3 0-6 6-3


実に“いいカンジ”の勝ち方で3回戦に進出して行きました。
第3セットは少し緊張がゆるんだのでしょう。5セット・マッチではよくあることです。
こういうとき、英語圏の選手が試合後の記者会見でよく口にする言葉は“flat”です。
flat tireは“パンク”…つまり、空気が抜けたわけです。2ブレークの0-3で切り替え、
第4セットの立ち上がりから、しっかりひきしめて“勝ち切り”ました。
昨日の錦織については、呈すべき苦言が思い浮かびません。いつもいつも、なんにでも
噛みつくような“意地悪”爺さんじゃないのです。ハハハ。

時々、相手のセカンドサーブを思い切って叩く。サーブからのリターンを決めに行って
きっちりと決める。早め早めに勝負に行く姿勢は見ていて気持ちがいいですね。
ギルバートの授けた作戦のうちかもしれません。
「すごく正しくて納得できる助言をもらった」と錦織は語ったそうですが。
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3回戦の相手はベルダスコか…。うーん、これは厳しいなあ。正直言って、1,2回戦の
“格上”とは力が違いますからね。
ま、一気に“高望み”するのではなく、目標を、試合の中で自分のテニスがやれる時間を
1分でも長くする、というところに置いたらどうでしょう。
もちろん、ギルバートは“ひと泡”吹かせる戦法を考えてるに違いありませんが。ハハハ。


錦織はマイヤーが第2セット終盤で少し気持ちが切れてしまったことにも助けられました。
マイヤーは4-6 3-1から5ゲーム連続で失いましたが、3-3からのサーブをブレークされると、
第5・第6ゲームのプレーには全く“戦う”意欲が見られませんでした。

5点リードされて6回のマウンドに上がるピッチャーは、新人ならともかく、ベテラン・
中堅だと集中力が出ません。“なんとなく”2点を失う。終盤で味方打線に火がついて
5点をとっても追いつかない。「ああ、あそこの2点がなあ」となることがしばしばです。
サッカーでも、後半に入って1-3とリードされるとDF陣の士気は落ちるでしょう。
30分すぎに4点目を失う。そのあと、FWが頑張って2点返してもあと1点が届かない。
そんな試合をいやというほど見てきました。
人間がやっていることですから、気持ちが体の動きに影響することは避けられません。

あそこで踏ん張っていたら…は、第三者だから言えるのです。ハハハ。

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一昨日はクレームをつけましたが、若い日のヒューイットに比べたら、錦織はかわいい
もんです。ハハハ。
デビューが17歳になる直前だったヒューイットには、持って生まれた負けずぎらいと、
「若いからと言ってなめられてたまるか」という思いが強かったと思います。
この思いは若手に共通していますが、彼の場合は“極端”でしたから「小生意気なガキが
出てきたぜ」といううわさはあっという間にロッカーに広がりました。
それはヒューイットも覚悟していたと思います。しかし、会見での態度が悪かったりして
マスコミに批判記事が出始めると、地元のオーストラリアでの試合でさえスタンドから
ブーイングを浴びていました。

テニス界にはお手本になる選手がいくらでもいます。
“日本代表”として、錦織には、教科書の選択を間違えずに、強く、そしてより大勢の
ファンから愛される選手になってほしいと願います。それには“今”が大事です。

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by toruiwa2010 | 2011-01-20 08:13 | テニス | Comments(6)
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Mens 1R
Nishikori d.Fognini 6-1 6-4 6-7(4) 6-4

錦織のスタートはまずまずと言っていいのかもしれません。
しかし、私は気がかりです。去年の有明でも同じことを感じたのですが、デビュー当時の
さわやかさを失っているように見えるのです。石川遼や斎藤祐樹と比べると分かります。

6-1 4-4…ボール交換の1ゲーム前のタイミングでチェアに戻りました。ゆっくりと。
フォリーニは「なんだよ、あれは」と言わんばかりの表情を見せていました。
その視線の先で錦織はラケットを換えていました。外したビニールのカバーをコート上の
ラケットバッグの上にふわりと落としてポジションに向かいます。
ゲーム間にラケットを換える選手はたくさんいますが、記憶する限り、トップクラスで
こんな振る舞いを見せる選手はいないと思います。
風が強かった有明でも同じことをして主審がボールパーソンに処理させましたが、なぜ、
バッグに軽く押しこむ僅かな手間を惜しむのでしょうか?
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新しくコーチになったブラッド・ギルバートには“Winning Ugly”という著書があります。
醜く勝つ…つまり、どんな手を使っても勝つ、というニュアンスだと思いますが、まさか、
それを実践しているわけでもないでしょう。ハハハ。

試合前のミーティングで主審から線審たちに「注意して見るように」との指示があったのか、
何度もフットフォルトを取られてフォニーニはいら立つ様子を見せていました。
その意味では一定の効果はあったかもしれませんが、そんなことで勝てたとしても長くは
続かないでしょう。
ごく若いうちに親元を離れて海外に出たことで、日本人の良さが失われ、“悪い意味”で
アメリカナイズされてしまったのではないかと心配です。

力強いストロークには魅力を感じますが、“勝てばいいのさ”とまでは思いません。
彼についてはデビューのころから、その“危うさ”を指摘してきました。
テニス界には、若くして成功してもまったく“スポイル”されることなくビッグになった
サンプラスやナダルのような選手もいれば、アガシ、ロディックのように“寄り道”を
してしまった選手もいます。

WOWOWの解説・実況でもほめるばかりだったようです。彼が勝ち進めば、視聴率的にも
有難いのですから、いいムードで放送をしたいのでしょう。ネガティブことを言いにくい
雰囲気があることは想像に難くありません。ハハハ。

新聞も、遼、祐樹、圭…と書いていれば普段より売れるようです。“持ち上げる”ことしか
頭にないのは当然です。
昨日の「とくダネ」で“エリカさま”を取り上げたとき、ピーコだったかおスギだったかは
あたりさわりのないことしか言いませんでした。言いたいことは山ほどあるでしょうが、
そのうちスタジオに呼ぼうと考えているに違いない番組としては、打ち合わせのときから
余計なことを言わないように、という“空気”を作っていたはずです。

そして、ファンは勝ちさえすればいいのでしょう。ツイッターをのぞくと「2回戦の相手は
ハ○デンコ…」と身体的な特徴をからかうつぶやきもありました。
(実際はマイヤーが勝ちました)
応援する、というのはそういうことではないと思うのですが。

いいアドバイザーがほしいところです。

「強さイコール優しさだと思ってるんでね。
やっぱし、試合終わって相手をたたえられない人間なんて、そのうち、すぐ負けますよ」

…本物の強さとは、と問われたボクシングの長谷川穂積がそう答えていましたね。

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by toruiwa2010 | 2011-01-18 08:35 | テニス | Comments(18)
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2011全豪オープンは初日を迎えました。
メルボルンとの時差はわずか2時間…11時から各コートで試合が始まりますが、日本では
午前9時です。ご主人や子供さんを送り出した主婦たちには、ちょっと息抜きができる
時間帯でしょうか。もっとも、二人暮らしの我が家でも朝から洗濯機が回っていることが
多いですから、子供さんがいる家庭では、私が考えるほど主婦がのんびりできる時間では
ないのかもしれませんね。

何度も書きましたが、全豪は最もお気に入りの大会です。
気候は温暖、会場は定宿のヒルトン・ホテルから歩いて10分少々の至近距離、放送席も
これ以上は望めないという絶好の位置にあります。仕事をする環境が最高なんです。
コメンタリー陣は、おかげさまでどこに行っても大事にしてもらえる一方、予算の関係で
スタッフのホテルはワンランク下げざるを得ないことが多いのですが、全豪だけは全員が
同じホテルです。こちらの環境もきわめて良好です。
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ホテルの食堂から公園が見えます。
「メシより寝たい」スタッフは足を踏み入れませんが、私は毎朝6時半から7時の間には
この窓際に座っていました。
新聞を読み、軽い食事をとりながら通りの向こうの“緑”を楽しむのです。
リリー、エバートン、ブライアン…顔なじみになった給仕さんたちは2006年から急に姿を
見せなくなった私のことを心配しているかもしれません。「年も年だからなあ」…。ハハハ。
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天気が良くて、第1試合が担当でない日は健康のために遠回りをして会場入りしました。
公園を抜けて、その向こうにあるダウンタウンを目指すのです。
外側を回る1時間コース、それほど時間の余裕がないとき、街のヘリを回る40分ぐらいの
コースと、いろいろ取り揃えていました。ハハハ。
資料をつめたリュックを背負って歩くといい運動になります。なにより、緑が豊かな森の
さわやかな空気を胸いっぱいに吸うと、それだけでかなり幸せな気分になります。
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簡単に35度ぐらいまで気温が上昇するメルボルンですが、朝晩はそれほど暑いわけでは
ありません。…と言っても、油断は禁物です。
皮膚がんの罹患率が高いことでも分かるように、日差しは気温以上に強烈なんです。
うっかりして、まとまった時間、戸外にいるとたちまち「ヤケド」をしてしまいます。
髪が薄くなっている私は、三日目ぐらいに頭皮がむけてきたことがありました。ハハハ。

訪れるたびにこの会場は“顔”を変えてきました。もちろん“いい方に”です。
コートなどの施設は毎年どんどん改善されて、今では4大大会で一番充実しています。
初めの2、3年はハエが多くて、番組の冒頭で皆さんにご挨拶する部分の収録中に解説者の
目のふちにとまったり口の中に入ったりして、そのために撮り直しになったことが何度も
ありました。
選手もさぞかし集中しにくかったろうと思いますが、いつのまにか見事に姿を消しました。
会場がある公園もフリンダース・パークからメルボルン・パークと名前を変えています。
大会側には、“ウインブルドン”や“ローランギャロス”のように、会場の名称を大会の
呼び名として定着させたい思惑があったのですが、見事に失敗しています。ハハハ。
*************
変わらないのは、ホテルに隣接する公園で、毎晩愛嬌を振りまいてくれるポッサムです。
リスのような、ねずみのような有袋類で保護の対象になっています。
昼間は木の上で寝ていて、夜になると地上におりて、主に観光客から食べ物をもらいます。
闇の中で光る目、両手で食べ物を支えて食べる様子がなんとも可愛くてたまりません。
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今大会、私の関心は2点です。
ナダルのグランドスラム4大会連続優勝は、可能性を30%ぐらいだと思っています。
3回戦の相手になりそうなフェリシアーノ・ロペスに勝てば準々決勝までは問題ないと
思いますが、そこから先はダビド・フェレル(準々決勝)、ソダリングorマレー(準決勝)…
そう簡単ではないでしょう。直前に風邪をひいたという話を聞きますが、メルボルンの
暑さを考えると、スタミナ面の心配もあります。ナダルのスタミナが問題になるなんて
珍しいことですが。ハハハ。

もう一人は錦織です。
ジャパン・オープンに来た時の彼にはいろいろな点でがっかりしましたが、注目するのは
コーチがブラッド・ギルバートに変わったらしいからです。
戦略家だし、なにより、選手をその気にさせる“Mr.Motivator”として実績があるだけに
錦織をどう導いていくか、その手腕に興味があります。
試合中に周囲と話に夢中の彼の姿を見ることが多くなりそうです。そこで柳さんが一言、
「また、試合を見てませんね」と言えば、私的には完璧です。ハハハ。

今日は、阪神・淡路大震災が起きた日ですね。
1995年のその朝、控室に着いたとき、スタッフが地元局のニュース映像にくぎ付けに
なっていたことを思い出します。
芦屋市内のマンションに住んでいた母と長兄が気がかりで妻に電話すると、「さっきから
電話しているけどつながらない」と言う話でした。
連絡がついた、と聞いたのは、一仕事終えて戻ったときでした。
関東大震災を経験している母、そのとき母のおなかにいた兄は、ともに無事でした。

16年がすぎました。

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by toruiwa2010 | 2011-01-17 08:09 | テニス | Comments(1)
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オーストラリアのシドニーに来ています。
英語国民はこの国を“DOWN UNDER”と呼びます。赤道のはるか南、アメリカからも、
ヨーロッパからも、「遠い国」なんでしょうね。

国同士、あるいは大陸同士などの間には、相手を呼ぶときに独特の言い方をすることが
あるようです。
詳しいことがよく分かりませんし、中には相手を見下したりからかったり、極端な場合は
侮辱する意味合いのものもありますから、気をつけなければいけません。
差し障りのなさそうなところでは、英語でchinaは磁器、japanはうるし。
どちらも、かつて、それぞれの特産品をヨーロッパに輸出していたようですから、国名が
品物の名前として定着してしまったのでしょうね。ニュアンスがよく分かりませんが、
オーストラリア人がイギリス人のことを“POM”または“POMMY”と呼ぶとき、何か
「意味ありげ」です。どういうことなのか今大会中に確認することにしましょう。
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そういえば、ゴルフ中継を担当していたころ、こんなことがあったのを思い出しました。
ナレーションを頼まれた時のことです。アメリカとヨーロッパの女子対抗戦、ソルハイム・
カップがイギリスで行われる直前に抱負を聞かれたアメリカの選手が“…we’re going
to play beyond the pond”と答えました。
字幕を見ると、WOWOWが頼んだ翻訳者はこの部分を「池越えにプレーするから…」と
訳していました。英語はもちろん、スポーツにも詳しい女性の仕事だし、ゴルフには
「池越えのショット」がありますから、このままで通ってしまうところです。
ところが、岩佐爺はしつこいのです。ハハハ。

決して自慢話のつもりではないのですが、これまでの経緯でどうせそう取られるだろうと
覚悟した上で書くことにします。
大会への抱負を聞かれて「池越え…」と答えるのはおかしくないかと思いました。
会社に帰って大きな辞書で調べてみると、「アメリカ人が大西洋の事を“POND”と呼ぶ
ことがある」と出ているではありませんか。「大西洋なんて池みたいなもの」と、少し軽く
見ている感じなんでしょうかね。
つまり、ここは「太西洋を越えて行ってプレーするのだから…」が正解だったわけです。

話がいきなり横にそれてしまいましたが、さすがは、赤道の南にあるオーストラリアは今、
夏のさかり。暑いです。今日も、35度近くまで上がりました。
月曜日の夜に成田を出発して、午前8時にシドニー着。ホテルに着いたのが9時前でした。
これまでは、部屋の掃除ができていなくて待たされることが多かったのですが、今回は
幸いにも空いている部屋があって、すんなりチェックインできました。

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荷物をほどいて、10時のバスでさっそく会場に向かいました。
第一試合が11時開始ですから、この便に乗る報道陣が多く、満員でした。すぐにセンター・
コートをのぞくと、パティー・シュニーダーが練習していました。かつて、ダイエットと
称してオレンジ・ジュースを大量に飲ませたりする妙な男に引っかかって苦労した彼女も
去年結婚したと聞いて、「あの、柔らかなテニスがよみがえるか」と期待していたのですが、
ベテラン、クッツァーに逆転負け。

ここだけの話ですが、ご主人とおぼしき男性が、またしても結構怪しげなんですよ。
そういう「さが」なんでしょうかね?私生活のほうが幸せなら周りがとやかく言うことは
ありませんが、ちょっと心配です。そういえば、結婚して「シュニーダー・ホフマン」と
名乗ると聞いていたのですが、ここではシュニーダーのままでした。

彼女の前に、私が期待しているブレークもフェレイラに敗れました。
チャリティーのためにドレッド・ヘアをばっさり切り落とし、すっきりした坊主頭でした。
ダベンポートと組んだホップマン・カップの優勝まではよかったのですが、どうもあの
ヘアー・スタイルでないと平凡な選手に見えました。

ハンチュコワがひどいことになっています。
クラスノルツカヤとの対戦でしたが、ほとんどすべてのポイントがハンチュコワしだいで
決まっていました。うまく打てれば自分のポイント、エラーをすれば相手のポイント…
クラスノルツカヤが何もしないうちに試合が終わっていた感じでした。

帰り際、クライシュテルスが足を引きずっているのを見ましたが,シドニーは欠場です。
全豪が心配です。カプリアティも全豪欠場が決まってしまいました。

ナイト・セッションの杉山を応援しに会場に戻る予定でしたが、「ちょっと、ひとやすみ」
のつもりが寝過ごして、最後のバスを逃してしまいました。
昼間、かんかん照りの中、6時間もコートにいたので疲れていたようです。
「やすみなさい」と神様がおっしゃっているのだと勝手な解釈をしてテレビで見ることに
します。デシーに勝って会心の笑顔の写真を入れるはずがパーになってしまいました。
ごめんなさい。 (2004年1月)

午後、昨日の「とくダネ」の“騒ぎ”を書く予定です。

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by toruiwa2010 | 2011-01-15 07:39 | テニス | Comments(0)
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メジャーでは“南下する”はフロリダやアリゾナなど暖かい土地に向けて各チームが
出発することを意味します。つまり、キャンプ・シーズンの到来です。
テニスの世界で“南に向かう”と言えば、新しいシーズンの開幕に向けてオーストラリア、
ニュージーランドなど、南半球に出発することを意味しています。

私も、1992年から2005年までの14年間、毎年いまごろ南を目指したものです。
南半球は真夏です。真っ青な空に浮かぶ夏雲…寒がりの私にとっては、まさにパラダイス。
子供のように「もういくつ寝ると…」と年明け早々から出発を指折り数えて待ったものです。
ハハハ。
出発に当たっては、少々テクニックが必要です。
気温が7~8度の日本から軽く30度を超えるオーストラリアに行くのですから、着るものの
調節が難しいのです。
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出かけるときは、Tシャツ、デニムのスポーツシャツ、夏物の上着にローランギャロスで
購入した薄手のハーフコートを羽織って家を出ました。
成田に着くとコートは畳んでスーツケースに入れて預けます。再び成田に帰ってくるまで
一切用がないのですから。ハハハ。
現地空港に着陸する前にはスポーツシャツも機内持ち込みのケースにしまいこまれます。
帰国の時は、この逆になります。

最後の7~8年はほかの人たちより早めに日本を出てシドニーに立ち寄っていました。
有力選手が集まる前哨戦を取材して情報を集めるためです。私を“大事に”扱ってくれた
プロデューサーの“好意”でした。一人旅ですが、英語で最低限のコミュニケーションは
とれますから何の不安もありません。
ただし、一度だけ、「ああ、英語でケンカできたらなあ」と思ったことがあります。

シドニー空港での通関のときです。
“食品を持っているか?”という質問には“yes ”にチェックを入れておきました。
クラッカー、ナッツ類、カップめん…朝、時間がないときに部屋で食べるための食品を
常に持ちこんでいたからです。
いつもは問題がないのに、そのときだけ「これは何だ?」と聞かれたのはカップめんでした。
説明すると「開けてみろ」と言われました。

開けてしまったら…と思いましたが、抗議しても通じないいのは分かっていますから、
しぶしぶふたを開けると、係官は持っていたボールペンの先で中身をより分け、褐色の
かけらを指して「これは肉だから、持ち込むことは許可できない」と“宣言”しました。
「そうかもしれないけど、加熱・加工してありますよ」と言いましたが、認めてもらえず、
結局、5個のカップめんは没収され、彼の後ろのテーブルに移されました。
恨みがましく見送るしかありませんでした。「どうせ、君の胃袋に収まるんだろう」と
毒づきながら…。ハハハ。
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まあ、しかし、オーストラリアは…と言っても、シドニーとメルボルンしか知りませんが、
気候も人の気持ちも穏やかで外国人には“優しい”国だと思います。
Tシャツ・短パンで過ごせるのが何よりです。

全豪に出る予定の選手たちはもう全員がオーストラリアに到着しているはずです。
ショッキングな暑さになることがありますから、体をならしておかないと大変です。
WOWOWのコメンタリーや制作陣も何班かに分かれてメルボルンを目指しているでしょう。

私ですか?私は大嫌いな寒さから逃れて南に向かう…という“特典”を楽しめなくなって
6年目の1月を、震えながら東京で過ごしています。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-01-11 09:00 | テニス | Comments(6)