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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:旅に出る食べに行く( 82 )

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レストランで、隣の人が食べているものはおいしそうに見えますね。
友人の奥さんが美人に見えたり、先輩の腕時計がかっこよく思えたりするのと同じです。
先日、我が家のスパゲッティのことを書いたところ、レシピを教えろというコメントが
ありました。思わせぶりな書き方をしたのでおいしそうに見えてしまったのでしょうが、
なに、“となりの芝生が青く”見えるだけです。ハハハ。
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Spaghetti speciale alla Iwasese(スパゲッティ・スペチアーレ・アッラ・イワセーゼ)が
正式な名称です。“岩佐風 スペシャル・スパゲッティ”…ハムとオオバにガーリックを
たっぷり入れただけのシンプルな一品ですが、20年近く食べ続けていても、まったく
飽きることがないトラットリアIWASA特製のパスタです。

1990年代初めからイタリアによく行くようになりました。
レストランで注文するときパスタで悩みました。具の多いのは苦手なんですが、あちらは
それが当たり前です。困っている私にコーディネーターがいいものを教えてくれました。
スパゲッティ・アリオリオです。

オリーブオイルとペペロンチーニ、バジリコだけを使ったシンプルなもので、メニューに
載せていない店が多いですが、頼めば作ってくれます。ペペロンチーニは黙っていても
使いますから、頼むときは「スパゲッティ・アリオリオ・コン・バジリコ」と言います。
それで、違うものが出てきたら発音が悪いのです。ハハハ。

余計なものが入っていない分、パスタのおいしさを楽しめます。以後、行った店の味を
判断するとき、アリオリオがおいしいかどうかを基準にしていました。
ちなみに、チャイニーズの場合はホット・アンド・サワー・スープ(辛酸湯)が物差しです。

帰国して「家でも作ってほしい」と頼みました。
試行錯誤が続き、使う材料や作り方は少しずつ変化していますが、食卓に出てくるものは
“完成型”です。ずっと、「お世辞でなく、これは“商品”になるよ」と言っています。
材料費が安いですから800円ぐらいでしょうが、きっと売れるはずです。

…これ以上は無理というほどハードルを上げてみました。ハハハ。
たいへん前置きが長くなりました。それではトラットリアiwasa特製パスタのレシピです。

用意するもの(2人分)

調味料:オリーブオイル、塩、こしょう、パルメザンチーズ
材 料:にんにく(1片)、ハム(5,6枚)、大葉(15-20枚)

スパゲッティはDe Cecco(日清フーズ)の11番を使っていますが、
好みのものでいいと思います。

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手 順
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まあ、すごくヒマな方は一度お試しあれ。
おいしくなかったら作り方が悪いのだと思ってください。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-08-01 07:25 | 旅に出る食べに行く | Comments(14)
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WOWOWの同僚に教えてもらった井の頭線沿線のイタリアンに初めて行ったのは
現役をやめたあとの2005年11月でした。6時の開店と同時にほぼ“満席”になる
人気の店でした。開店から10分ほどして店に来た客が「席がない」と言われて、
「そんな馬鹿な…」という顔で引き返す光景をいやというほど見たものです。
ナポリ出身のイタリア人のピッツァイオーロが焼いてくれるピザは生地の厚さが
我が家好みで、たちまち気に入り、2月ごろからは毎週、通いました。
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「ターヴォラ セイ、ドゥエ ペルソーネ(Tavola sei,due persone)!」
チーフの声が響きます。「6番テーブルにお二人さまです」
通いはじめてから7,8か月過ぎたころから、行くたびに同じ席に案内されました。

2010年の春、突然、この店に通う楽しみが終わりました。
当時のピザ職人(今は変わっているようです)が花粉症なのか、ときどき鼻をかみ、
その手を洗わずに仕事を続けるところを妻が目撃してしまったのです!
潔癖症ではありませんが、妻の“拒否反応”はきっぱりしていました。ハハハ。
どんなにおいしくても“無理強い”はできません。泣く泣く、あきらめました。
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その後、ネットで評判のいいイタリアンに何軒か出かけましたが、これだという
店には出会えなかったのですが、2012年初め、“納得”の店を見つけました。
それが、吉祥寺・井の頭公園近くのPizzeria GGです。
家から20分ぐらいで行けますし、井の頭公園に近い学校に通った夫婦にとっては
庭のような場所ですからなじみやすい条件が揃っていました。
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石窯で焼くここのピザは絶品です。
生地の薄さが永福町の店より、さらに二人の好みにぴったりです。

私たちの場合、どの店に行っても、2,3回で食べるものは決まってしまいます。
ここでは、まず、トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。
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ピザは2種類です。
“定番”のマルゲリータ。
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そして、クワトロ・フォルマッジ。
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いちど、ビールを頼むときに全部をまとめて注文したことがあります。
「重ならないように」と念を押したつもりですが、2枚が同時に来てしまいました。
いつもは100点のピザが2枚とも、温度が下がった後半は80点でした。残念!

食通の中には新しいものにチャレンジする人が多いと思いますが、私たち夫婦は
「おいしい」と思ったら、それにこだわる傾向が強く、「これを試してみようか」と
新しいものを頼むことはめったにありません。“安定志向”というのでしょうか、
「違うものを頼んで、それがおいしくなかったら“損”する」と考えるのです。
ハハハ。

デザートは食べません。
“別腹”ですから、入ることは分かっていますが、そこまでにしておきます。
この店は、「込み合ってきたら90分でお願いします」と言われますが、我が家は
40分あれば十分です。

べたべたしない接客も悪くないですし、評価は“星三つ”、Aです。
今年の後半は、この店に通う回数が増えそうです。
唯一の不満はこの店のメニューにはパスタがないことです。あくまでピザを
売りにしたいのでしょうが、惜しいなあ。これがあればA+なのに。
岩佐家の“スパゲッティ・スペチアーレ”のレシピ、教えちゃおうかな。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-07-22 08:12 | 旅に出る食べに行く | Comments(5)
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吾輩 名前はまだあった
箱根・富士屋ホテル 99年前の宿帳
漱石ファン 署名発見


数日前、朝日夕刊を開くと一面トップにあったそんな見出しが目に飛び込んできました。
文豪・夏目漱石の足跡を追っていたファンが、あるとき、箱根・富士屋ホテルに泊まり、
「朝 富士屋を出て湯本へ行く途中」という一節がある漱石の日記をスタッフに見せて、
保管されていた資料を調べてもらったところ、“K Natsume”と、アルファベットの署名が
見つかったのです。Kは漱石の本名、金之助のイニシャルだそうです。日記に書かれた
日付と宿帳に記された出発日も一致しました。

はじめは、漱石本人のものかどうか分からなかったのですが、その後、イギリス留学中に
残していた英語の署名を載せた新聞が見つかり確認できたそうです。
「たかがサインひとつじゃないか?」と、興味のない人にはどうでもいい話でしょうが、
“本人のものに間違いない”との結論が出るまでの経緯と、関わった人たちのその時々の
喜びや落胆を想像するだけで私などは胸がわくわくします。
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富士屋ホテルは箱根の名門ホテルです。実は、1963年11月に結婚したとき新婚旅行で
泊まった“思い出の”ホテルなんです。ハハハ。
旅行代理店には、ボウリング番組の収録で何度も泊まっていた小涌園ホテルを手配して
もらうように頼んでいたのですが、直前になって手違いで予約ができていませんでした。
「それで、こちらで富士屋ホテルを手配させていただきました。もちろん料金はこちらで
アレいたしますので、なんとか…」と頭を下げられました。ランクは富士屋の方がずっと
上ですから“アレ”してもらうことも含めて了承したのです。“しぶしぶ”をよそおって。
ハハハ。

10年ほど前、久しぶりで宿泊しましたが、当時の面影をほぼそのまま残していました。
チェックインのときに「新婚旅行でお世話になったんですよ」とフロントマンに話すと
「何年でしょうか?」と聞かれ、1963年だと答えて部屋に入りました。
30分ほどたったころ、フロントから電話がありました。
「そのときのお写真が見つかりました。ごらんになりますか?」。

妻と二人で降りていくと、昔の“宿帳”が保存されていて、当時、近くの写真館から
カメラマンがきて撮ってくれた写真と私が記入した文字がそこにありました。
館内にアメリカの俳優、チャーリー・チャップリンや全盲の教育家、ヘレン・ケラーなど、
宿泊した著名人の写真が飾ってあるのを見た記憶はありますが、漱石の写真はなかったと
思います。
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どちらにしても、さすがは名門…古いものをきちんと保管していることに感動します。
今でも、紅葉を見に箱根に行くと立ち寄ってお茶を飲むことがあります。ティールームで
同じ名前のウエイトレスさんに挨拶されたこともあります。混んでいて、席が空くのを
ロビーで待つことにしたとき名前を告げたのですが、そのときは違うウエイトレスさん
だったのに、伝わっていたのです。

建物の裏にある小さな庭から眺める箱根の山が好きです。

夏目漱石…若い頃に読みましたが、今、ひそかに“ブーム”らしいですね。朝日新聞が
連載しているのは知りませんでしたが、それをきっかけに再び読まれているそうです。
「読んで、古いとは感じない」という若者もいるようですが、古典の良さはそれですね。
私は、相変わらず英語でミステリーや刑事ものを読んでいます。ちょうど、ジェフリー・
アーチャーの三部作の第1部を読み終えたところです。よく確認しないまま、第二部を
先に読むというヘマをやらかしました。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2014-06-11 08:30 | 旅に出る食べに行く | Comments(6)
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東北に慌ただしい旅をしてきました。
震災のあと続けている旅ですが、例年と違ったのは一泊したことです。
1日目のコースは 新宿-大宮-盛岡-宮古-田老-久慈-八戸―仙台です。
家を出てから仙台に着くまで12時間ちょっと…その間、トータル10時間弱、電車と
バスに揺られていたことになります。さすがに疲れました。ハハハ。

出発したのは30日です。
ええ、全国的に猛暑になった金曜日です。とんでもない日を選んでしまいました。

東北新幹線“はやぶさ”で盛岡へ。
ここからは長距離高速バスに乗りました。
2時間15分、緑の濃い山あいの道を行きます。乗客は私を入れて3人でした。途中で
乗り降りした人が3人いたものの、料金2030円x3+αで果してガソリン代が出るのかと
心配してしまいました。

道中、最近は噂も聞こえてこないあの人のポスターを何回も見ました。小沢一郎です。
そうか岩手だものなあ、と思いました。名前の横に「生活を守る」と書かれていました。
今はもっとほかに守らなければいけないものがありそうですね。ハハハ。
ほぼ匹敵する数の安倍総理のポスターも散在する農家の壁に貼られていました。こちらは
おなじみの「日本をとりもどす」のコピーとともに。本当に取り戻せているのかどうかと、
ひとり、突っ込みを入れつつ居眠りすることもなく宮古に到着。

ここに来た目的は4月に復旧した三陸鉄道に乗ることでした。
北と南がありますが、今回は距離の長い北リアス線を選びました。
次の電車が1時間後に来るならば、被害がひどかった田老町の状況を見たかったのですが、
あいにく、私が乗る電車のあとは2時間、待つことになるのであきらめていました。

しかし、バスの中でいろいろ検討しているうちにアイディアが浮かんでいました。
客待ちのタクシーの運転手さんに「田老町までどのくらいかかりますか?」とたずねると、
「20分ぐらい」という答えでした。
そのとき、12時55分でした。1時15分に次の電車が宮古を出るまで20分あります。
電車が4っつ目の田老町に着くのは34分です。20分で行けるなら、電車が来るまでの
19分間で、少し町の様子が見られる…そう判断して、タクシーに乗り込みました。

宮古駅前を出発してすぐ45号線に入ります。
坂道にさしかかってまもなく、“津波がここまで来た”ことを示す看板が見えました。
運転手さんの話だと、田老町は高台への移転がスムーズに進んでおらす、町を出る人も
多いそうです。45号線の両側に新築の家がたくさん建っていましたが、「ほとんど田老町の
人たちですよ」ということでした。

田老町の手前では明治時代の大津波の到達を記録したものを目にしました。
この町は1800年代から何度も大きな津波を経験しているのです。

今回は高さ10㍍、“万里の長城”と呼ばれる堤防を乗り越えた津波が町を襲い、181人が
犠牲になったそうです。
いま、従来のものよりさらに高い、14.7㍍の防潮堤の建設が進んでいます。堤防の上には
海外からの見学者の姿もありました。
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近くまで行く時間はありませんでしたが、遠く、高台で宅地造成工事が行われていました。
移転は来年の秋になるという話でした。その横に見える建物は東日本大震災の遺構として
保存されることになった“たろう観光ホテル”です。

予定通り、三陸鉄道に乗り、久慈を目指します。
リアス式海岸を眺めながら行くのかと思いましたが、トンネルの連続で、景色はほとんど
見られませんでした。観光が目的ではありませんからいいのですが、正直に書くならば、
「南リアス線を選ぶべきだったか」とちょっと後悔したのは事実です。ハハハ。
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津波をもろに受けて壊滅的だった島越、田野畑を通過します。
車内アナウンスもあり、ここでは乗客がどよめきました。電車の中にも東南アジア系の
団体客がいました。彼らにとっても他人ごとではないのでしょう。
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久慈から在来線で八戸に出て新幹線で仙台へは6時半に到着。
NAVIさまさまです。10年前なら、今ごろ、まだどこかウロウロしていることでしょう。
ハハハ。

ホテルに紹介してもらった店でおいしい魚を食べました。注文した生ビールをはやばやと
飲み干してしまい、気の弱い私は勧められるままに日本酒をヒヤでいただきました。
“乾坤一”という銘柄でしたが、なかなかおいしかったので、調子に乗って2杯も!
そのせいか、カードで払うつもりだったのに、うっかり現金で払ってしまいました。
翌日の“トラブル”の発端です。

泊まったのは、仙台に着いてから探したコンフォート・ホテル仙台西です。
電話で聞いた通り歩いて行くと、それ“らしき”文字が目に入りました。しかし、1階に
フロントっぽいものが見えず、地下へ降りるエスカレーターしかありません。しかも、
そこはパチンコ屋です。「へえ、「多角経営なんだ。地下にフロントがあって上階の客室に
エレベーターで上がるんだ」と勝手に決めて降りていきました。やっぱり、フロントは
見当たりません。景品交換所の愛想のいいお兄さんに「フロントはどこに?」と聞くと、
「えーと、いったん、外に出て、右隣のビルに入り口があります」と教えてくれました!

私が迷いこんだのは“コンサート・ホール”だったのです。笑えますか?
“コンフォート・ホテル”と“コンサート・ホール”…似てるじゃないですか。ハハハ。

翌日は、石巻から女川と、いつものコースを行き、復興の様子を見ました。
石巻駅周辺はだいぶ活気が出ていました。駅前の、ひそかに“銀座通り”と呼んでいる
商店街には震災の傷跡が見えません。
しかし、石巻からの電車も浦宿からはバスで代行運転している女川は相変わらずでした。
がれきは除去され、土地の整備も進んでいるようですが、人の気配がありません。
港周辺には店舗以外は建てられないようですから、仕方がないのでしょう。
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まだ、横倒しになったままの建物がありました。漁業関係者がシケのときに泊まる設備に
利用していたというビルと警察の建物です。鉄筋のビルがこのような倒れ方をするのは
珍しいらしく、専門家たちからぜひ残してほしいと言われているのだそうです。
各地で、さまざまな建築物を震災の遺構として残したいという意見と、悲しい思い出に
つながるから撤去しようという意見が対立していると聞きます。人の思いはそれぞれ…。

人それぞれと言えば、ホテルで見たNHKの番組(30日)で防潮堤を取り上げていましたね。
岩手、宮城、福島…400㌔に及ぶ沿岸に約600か所、高さ10㍍を越える巨大な防潮堤を
建設する計画があります。総費用は1兆円!
100年に一度来るかどうかという大津波、もしかすると来ないかもしれない大津波のために
そんなものを作る必要があるのかなど、議論が噴出していますが、宮城県知事は「100年後、
200年後の県民の生命を守るという使命が私にはある」と言います。

そうだなあ。これだけの被害が出た以上、二度とこんな犠牲を出さないようにするのが
知事の使命だよなあ…と思います。
しかし、一方で、今を生きている人々が「日々、当り前のように眺めてきた海の代わりに
灰色のコンクリートの壁を目の前にして生きるのは切ない」と訴えるのを聞けば、これも
よく分かります。難しいですね。

費用対効果の問題もあります。
気仙沼のある地域では、人が住むことがなくなり、守るのは農地と国道“だけ”なのに、
226億円をかけて防潮堤を作ることに異論が出ていると紹介していました。
考えれば考えるほど厄介な問題ばかりです。政府・行政の動きが鈍いといつも思いますが、
どちらかに決めれば傷つく人たちがいる。それも、すでに十分傷ついている人たちが。
第三者には、軽々しく立ち入れません。

毎年訪れているところを全部回りたいのに、現金が乏しくなっていて、この日の行動は
こまめに計算しながら進める羽目になりました。
時間も節約したいので、石巻と女川の往復にはタクシーを使いたかったのですが、金額を
聞いてあきらめ、行きは電車を利用しました。

最後にどうしても行きたい名取・閖上(ゆりあげ)地区の日和山神社はタクシー以外に移動の
手段がありません。そして、いくらぐらいかかったか記憶がありません。帰京の新幹線に
乗る前に軽くウドンでも食べたいと思っていましたから5000円は残しておかないと、と
考えていました。6時47分発のバスで石巻に向かいましたから、朝も前夜、コンビニで
買った菓子パンを食べただけだったのでお腹もすいていたのです。名取までの電車賃も
差し引くと、タクシーに使えるのは4000円あるかどうかです。

仙台に戻ったところでタクシー会社に電話をして、名取駅から神社まで往復すると料金は
どれぐらいかと聞くと、4000円前後だという返事でした。きわめて微妙。ハハハ。
思いついて、「神社までの距離が近い駅はほかにありますか?」と尋ねると「美田園駅が
少し近いかも」と言われました。

即決でそこまで行くことにしました。PASMOが使えると分かったときは大金を拾った
ような気分でした。ハハハ。
美田園駅にはタクシーはいないと聞いていたので、発車間際のホームから、さっき料金を
問い合わせたところに「12時6分に着く電車に乗るから来てほしい」と頼みました。
待っていたタクシーに乗り込んで「どれぐらいかかりますかね?」と聞くと運転手さんは
「4000円弱じゃないかな。大丈夫。私も腹をくくってきたから」と答えました。
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言っている意味がよく分からないまま、メーターとにらめっこで、怪しくなったら駅に
Uターンしようと決めて出発しました。
簡素な神社が小高い丘の上に立っています。ここに立つと、あの津波が襲ってきた海も、
家や田畑を飲み込んでまるで龍のように走って行った津波を食い止める役目を果たした
東部道路も見通せます。去年と余り状況は変わっていませんね。

駅に戻ると料金は3000円を切っていました。
帰り道で分かったのですが、運転手さんの“腹をくくる”とは4000円を越えたら自分で
払うつもり…ということでした。
前夜、食事をした店の大将に「仙台にはよく?」と、帰り際に聞かれ、「いえ、震災のあと、
年に一度、ちょっとだけお金を落としに来るんです」と言うと、頭を下げて「ありがとう
ございます」と言っていました。
運転手さんも同じ気持ちで“自腹”覚悟で迎えに来てくれたのです。
目頭が熱くなりました。

個人差はあっても、東北の人は口数が少ないです。
しかし、東京から…と言うと、例外なく喜んでくれます。
私にできることはこれぐらいしかありません。
これからも、この旅を続けます。
風化とか忘れるとかは考えられません。

by toruiwa2010 | 2014-06-02 08:54 | 旅に出る食べに行く | Comments(8)
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今年の“花を愛でる旅”の締めくくりは行きつけの箱根・山のホテル。
お目当てはもちろん、ツツジとシャクナゲです。
根津神社のツツジがニュースで流れたとき、少し、心が動きましたが、
グッとこらえて“箱根のツツジ”を待ちました。ハハハ。

ここを訪れるのは今回で4度目ですが、いつもは、HPをチェックして
ツツジが八分咲きぐらいになってから天気の良い日に出かけていました。
今回は“五分咲き”でGO!!にしました。ツツジがいい感じになる頃、
シャクナゲが終わってしまうのです。ツツジを少し我慢してシャクナゲを
楽しませてもらおうと考えたのでした。

ウグイスがいい音色の啼き声で迎えてくれました。この時期になると
“♪ホーホケキョ。ケキョケキョ。キョキョキョキョキョ”と完璧です。
春先だと、聞いていてずっこけることがありますがね。ハハハ。
到着が開場直後だったせいか、園内はそれほど混んでいませんでした。
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たしかに五分咲きでしたが、それでも十分楽しめました。しかも、まだ
タップリと雪をかぶった富士山も雄大な姿を見せてくれました。たぶん、
ここから眺めた富士山としては最高だと思います。
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シャクナゲ園で見事な花に出会い、思わず声を上げてしまいました。
この花は表情が“豊か”ですね。
どちらかと言えばシャクナゲに重点を置いた試みは大成功でした。
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見事な青もみじも見逃せません。
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テラスで花と富士山を眺めながらお茶を飲んだ時間を含めてホテルに
いたのは40分ほど。出発から帰宅まで7時間です。ほんのわずか、
箱根駅伝に及びませんでした。ハハハ。

ツツジは来週前半までは見頃が続くはずです。
都内からなら日帰りで十分ですからお出かけになることを勧めます。
by toruiwa2010 | 2014-05-17 07:12 | 旅に出る食べに行く | Comments(0)
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日曜日に今年最後の桜を愛でる旅をしてきました。

目指したのは本州最北の桜の名所、弘前です。去年は半月板の手術で断念していたので
今年は何としても実現しようと考えていました。
ここの桜は例年ゴールデンウイークごろに満開を迎えていました。連休中の混雑を避け、
直後に訪れる計画を立てていました。弘前で桜を楽しんだら、どこかで一泊し、翌日は
角館あたりを見て東京に帰ることを考えていました。

しかし、ネットを見ていると弘前の桜の開花がどんどん進んでいて金曜日の午前中には
週末にも見ごろを迎えてしまいそうだと分かって焦りました。
土曜日(26日)には黒田が投げ、月曜日は田中が先発する予定でした。しかも、火曜日以後、
現地の天気が悪くなる予報になっています。…日曜日に行くしか選択肢はありません。
さらに、月曜日の田中は“マスト”ですから、日帰りしかないじゃないですか。ハハハ。

現地に早く着きたいので4時に起きて5時半には家を出ることにしました。
えきねっとで切符を予約するのも大変でした。連休序盤の日曜日ですから当然です。
さんざん苦労してようやく狙った列車の席を確保しました。

北へ向かう新幹線は秋田・角館まで乗ったことがありますが、新青森までの3時間12分は
“最長不倒距離”です。ハハハ。
福島を過ぎ、仙台を過ぎ、やがて、ときどき咲き誇る桜を車窓から見るようになりました。
10日前には福島の三春町と花見山が見頃でした。桜前線は確実に北上しています。
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新青森で奥羽線に乗り換えるのですが、これが超満員でした。「乗れないかもしれないぞ。
そうなると、計画が狂うなあ」と心配するほどでした。日帰りの旅をするとき、普段なら
事前に帰りの切符は買いません。しかし、この日は混んでいることは明らかでしたから
買っておきました。弘前滞在時間は3時間半です。日帰りとはいえ、そんなに短い人は
いないらしく、ビックリされるのですが、過去の経験から、それで十分のはずでした。
ハハハ。

弘前が近づくにつれて岩木山が間近に見えてきました。東北の人たちにとっては信仰の
対象ですが、形も美しい山ですね。

駅からそれほどの距離でないことは分かっていましたが、タクシーを使いました。
“爆弾”を抱えているひざの状態を考えると歩く距離をできるだけ短くしたかったのです。
運転手さんが「咲くのが早すぎました。これでは連休まで持たないかもしれません」と
心配していました。「山に行くと、ようやくバッケが顔を出したところなんだけど」とも。
話すこと全体がもっとなまっていますが、“バッケ”は明らかに方言だと分かりましたから
意味をたずねると“ふきのとう”のことでした。
雪は多かったようですが、急に暖かくなって、桜が咲くのは早くなったのでしょう。
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弘前城あとが公園になっていて、そこにたくさんの桜があるのですが、前日、観光協会に
電話して「いま、ちょうど見ごろなのは外堀のあたり」だと分かっていたので、そこで
降ろしてもらいました。見事なソメイヨシノの並木があり、まさに満開を迎えていました。
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女子高生が桜をバックに写真を撮っています。一人が叫びました。「ワも入りたい!」
すぐわかりました。“ワ”は私のことですね。テレビの普及で標準語・共通語は全国に
浸透しているようですが、若い人でも平気で方言を口にするのを聞いてうれしかったです。
“なまり”はあったかいですから。
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追手門から城内に入ります。
途中の案内書でもらった簡単な図面を頼りに歩き回りました。
とにかく、ものすごい桜の数です。これまで多くの桜の名所に行きましたが、これだけの
ボリュームは初めてです。圧倒されました。ついでに人出にも。ハハハ。
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疲れ果てて、予定より早く駅に戻りました。公園の中にいたのは結局2時間ぐらいです。
十分に堪能しましたから、もったいないとは思いません。さすがに全国に名前を知られた
名所だなあと思いますが、いくつか注文があります。

協賛する企業や個人のものと思われる行燈のような派手な飾りが邪魔でした。
もちろん。これだけの桜を管理・維持するのに莫大な費用がかかることは分かります。
しかし、この桜は弘前の“売り”だし誇りのはずです。せっかくの桜はもっとスッキリ
見せてほしいと思います。
かかる費用は桜を楽しむ人たちが払えばいいのではないでしょうか?本丸と北の郭など
一部だけが有料(300円)になっていますが、場内に入るところから有料にしてもいいと
思います。
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ところどころで見られたブルーシートも“目障り”で周囲の雰囲気を壊していました。
アルコール類が認められているかどうかわかりませんが、花は飲食抜きでも楽しめると
思います。どうしても、飲んだり食べたりしたい…という人たちがいるなら、どこか
一ヶ所にフードコート的な場所を設ければいいと思うのですが…。
桜の名所につきもののような提灯の類には辟易しているので野暮は承知でつい…。ハハハ。

後で知ったのですが、この日“満開”が宣言されたようです。いいタイミングで行った
ことになります。
桜前線が津軽海峡を渡って北海道に達したというニュースを見ましたが、我が家的には
今年の花見はこれにて終了です。
京都の原谷苑、なから木の道、三春の滝桜、花見山、そして、弘前公園で桜を楽しみました。
どこも“見頃”だったのはラッキーでした。ええ、私の”緻密な計画性”のおかげもありますが。
ハハハ。

お詫び:

昨日、コメント欄で吹石一恵について書いた記事を含む
旧ブログをオープンにしておくと約束しましたが、「手続き」を
間違えていたようです。改めてカギを開けましたのでどうぞ。
すみませんでした。
http://bit.ly/1o4ZjQA

by toruiwa2010 | 2014-05-02 07:45 | 旅に出る食べに行く | Comments(2)
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今年、これまで行ったことがない桜の名所、3ヶ所に出かける計画を立てていました。
7~8日の京都・原谷苑に続いて、先週は福島に短い旅をしてきました。

毎年、桜を追って京都や東北に出かけますが、スケジュールを立てるとき、考えなければ
いけないことがいくつかあります。
基本的に、私の楽しみは小旅行を除けば、麻雀と映画鑑賞ぐらいです。
月に1回の麻雀は、旅に出そうな時期はあらかじめ外して予定するので問題ありません。

公開直後の映画を見ることが多いし、ホテルをとるのが大変なので週末は避けます。
ダルビッシュがMLB入りした一昨年からは日本人投手の登板日を避けることも考慮に
入れて予定を組まなければいけません。これだけでもかなり大変でが、加えて、今年は
リハビリのスケジュールも考えないといけなくなりました。さらに、花も紅葉も見ごろで
なければ満足しないし、その上で、晴れていてほしいのです。

ネットの開花情報・ライブカメラと週間天気予報を睨みながらですから、以上の条件を
満たすように日程を決めるのは列車のダイヤを組むのと同じぐらい複雑な作業です。
ハハハ。
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初めは、水曜日に田中、木曜日にダルビッシュの登板を見て、金曜日に出かける予定を
立てました。黒田が投げるのは土曜日だし、狙っていた桜も満開になりそうでしたから
“満点”の計画でした。しかし、金曜日の現地の天気が悪くなりそうな予報が出ました。
泣く泣く、ダルビッシュはビデオで見ることにして木曜日に出かけようと決めました。

…あろうことか、水曜日の朝、PCを起動するとヤフーNewsに「ヤンキースの試合が
雨で翌日に順延になった」という情報が出ているではありませんか!
田中の登板は日本時間で木曜日の午前2時に変わりました。水曜日は麻雀の予定があって、
遅くなることが分かっていたので、真夜中に起きて見るのは無理です。

さんざん悩んだ挙句、田中のナマ観戦も見送って、木曜日に出かけることにしました。
桜をいい条件で見られる期間は限られていますから、背に腹は代えられません。ハハハ。
水曜日は11時に就寝。
3時ごろ、目が覚めました。iphoneをチェックすると、田中は3回まで無失点でした。
歯を食いしばって再び眠りに落ちましたが、40分後にまた目が覚めました。
試合は5回まで進んで田中は依然として得点を許していませんでした。もうダメ。
誘惑に負けて起きてしまいました。ハハハ。

妻も4時過ぎには起きて来て、5時前に朝ごはん…結局、予定より1時間早く家を出ました。

まず、三春町のしだれ桜を目指しますが、この時期の東北は沿線の桜も楽しみです。
“名所”として知られていない場所にもたくさんの桜が誇らしげに咲いています。
郡山からタクシーを奮発しました。時間が節約できますし、旅館に泊まることを考えたら
それほどの“ぜいたく”ではありません。
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最大の目玉“滝桜”が見ごろを迎えていました。
“樹齢1000年”という情報もある天然記念物は、もともと個人のものだったそうですが、
今は町が管理しています。
日差しがないのは残念でしたが、見事な枝ぶりの古木に薄いピンクの花が美しい!

芹ヶ沢桜に回りました。
丘の上に立つ一本の枝垂れ…手前の黄色い草花との対比が鮮やかでした。
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次に訪れた福聚寺は芥川賞作家・玄侑宗久さんが住職を務めるお寺です。
入り口近くに立つしだれ桜とソメイヨシノが美しく“調和”していました。
ほかにも多くの桜があって、花々に見守られて眠る人々は幸せだなあと感じます。
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郡山に戻って福島に向かいました。
“いきつけ”の花見山も見ごろを迎えているとの情報があったからです。
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…まさに見頃でした。
見せるための露骨な工夫はありませんが、どの角度から周囲を見回しても絵になります。
桜だけでなく、レンギョウ、ぼけ、コブシ…まるでパステルカラーの絵の具をぶちまけた
パレットを見るようです。

桜を楽しみに行っているのに、行くたびに強い存在感を突きつけてくるのはツヤのある
コブシの花の白さです。

…こぶし咲く あの丘
北国の ああ、北国の春

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千昌夫が歌って大ヒットになった「北国の春」の歌詞がいつも頭に浮かびます。
堪能させてくれる桜には申し訳ないのですが、「ああ、北国の人に春の訪れを告げるのは
コブシなんだなあ」と思わせます。きれいな色が氾濫する中でそれほど効いています。

三度目になりますが、いつ行っても花見山に裏切られることはありません。
2010年に宮城県・大河原の桜の名所・“一目千本桜”を見に行きました。
私としたことが、事前の調査が行き届かず、見頃にはほど遠くてがっかりしました。
新幹線の沿線で福島周辺の桜がきれいだったことを思い出して、帰りに寄ってみました。
福島駅構内の観光案内所で「どこかお勧めは?」と尋ね、即答されたのが花見山でした。

このときはもう午後になっていました。「来年は朝早く家を出て日差しをいっぱいに浴びて
輝く花を見よう」と決めたのですが、直前に大震災が起き、大きなダメージを受けた山は
“養生”のために2年間閉鎖されました。

それでなくても、個人の山ですから、維持・管理はさぞかし大変だと思います。
去年9月にご当主が亡くなり、代が替わったはずですが、花の佇まいも敷地内の賑わいも
まったく変化が見られず、ホッとしました。
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これまでその存在にまったく気づかなかったのですが、今回、出猩々(でしょうじょう)に
ビックリしました。モミジの仲間らしいですが、若葉の今はこんなに紅く、夏には緑色に
なるという変わり種です。

福島・花見山…私たち夫婦の花見の旅からここは外せません。“超お勧め”です。

ほかの写真は近くギャラリーに。
by toruiwa2010 | 2014-04-21 08:55 | 旅に出る食べに行く | Comments(0)
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いい天気に恵まれて、月~火で京都に行ってきました。
今年の桜には“満を持して”いました。妻がネットで
見つけた原谷苑に賭けたのです。
“そこが見ごろのときに行く”と決めていたのです。
JR東海がCMで推していた十輪寺、久しぶりの醍醐寺、
“行きつけ”の哲学の道から南禅寺も捨てがたいですが、
“満開”や“満開近し”の情報を見ても、ぐっと我慢して
この日を待ちました。ハハハ。

慌ただしい旅でしたが、ツイートで流れを追いながらの
リポートです。


4月7日

午前2時起床。
ええ、もちろん、京都へ行くためにこの時間に起きたわけではありません。
ダルビッシュが今シーズン初めて登板するからです。
首痛の影響を感じさせずに好投した彼が降板したのは5時過ぎでした。まるで、こちらの
都合に合わせてくれているようでした。ハハハ。

大急ぎでブログを更新し、朝食をすませて家を出たのは6時半です。

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暖かくなるとどうしても雲が出ることが多く、富士山が全貌を見せるのは珍しいのですが、
この朝は気温が低かったせいか、こんなにきれいな姿を見せてくれました。
しかも、数日寒い日が続いたために、かなり下の方まで雪がありました。

京都駅についても快晴は続いていました。
このところの“善行”が評価されたのでしょう。ハハハ。

タクシーで一気に原谷苑に行きました。
金閣寺でさえ、相当 北に位置していますが、原谷苑はその金閣寺の横を抜けて細い道を
さらに北に進んだところにあります。バスは行けません。団体客は金閣寺でバスを降りて、
タクシーでピストン輸送するそうです。

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ここの特徴は開花状況によって料金が“変化”することです。平日と土・日で違いますし、
つぼみのころやピークを過ぎると安くなり、“見頃”、“満開”は高くなるのです。この日は
平日でしたが満開ですから最高の1200円でした。前日の日曜日は1500円。リーズナブル。
ハハハ。
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美しさに圧倒されました。
しだれ桜のピンクがあたり一帯を華やかな空気に染めています。
ユキヤナギの白やレンギョーの黄色があって、桜を引き立てていました。
個人の農園が植えているものだそうですが、あまり人工的でない…つまり、見せることを
強く意識していないところが素晴らしいです。

青空をバックにした色とりどりの花々を堪能しました。
第一目標で満点が取れましたから、気分は上々です。ハハハ。

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植物園もいい桜が楽しめます。
去年は入り口付近のソメイヨシノだけを見て次に向かったのですが、今回は少し奥まで
入りました。きれいなしだれ桜があることを初めて知りました。原谷苑のあとでしたから
少し見劣りしますが、順番が逆だったらポイントは高いと思います。
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去年は“60歳以上無料”でしたが、今年は“70歳以上”に変わっているのに笑いました。
ハハハ。

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半木(なからぎ)の道は去年初めて訪れた場所です。
まだ、植えてから10数年しか経っていないとのことでしたが、満開時は見ごたえ十分です。
5年後、10年後は名所になっていることでしょう。対岸のソメイヨシノも見事です。


とらやで一息入れました。
あんみつだけでよかったのですが、メニューにあったヨモギ餅の誘惑に勝てませんでした。
ハハハ。
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ついでなので、近くの御苑に行きました。
ピークを過ぎていましたが、十分に楽しめました。
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時間が余ったので法然院~哲学の道に行くことにしました。
去年、葺き替えたばかりの山門の屋根はほとんど“そのまま”でした。
かつての風情を取り戻すころに来られるかどうかわかりません。トホホ。

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花の少ないところですが、隣接の墓地に桜が一本だけ…
文豪・谷崎潤一郎の墓を守っていました。

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哲学の道は満開で、人出もすごかったです。
ただし、聞こえてくるのは日本語よりむしろ中国語の方が多い感じでした。
声が大きく、喧嘩をしているように聞こえる話し方になる特徴があります。
話しているのは台湾の人が多いということでした。
ウエディングドレスを着て桜の花の下で写真を撮ることが台湾では流行っているとか。
人の流れをせき止めて、通りかかったタクシーにクラクションを鳴らされていました。
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「マナーを守れよ」と言いたい気持ちもありますが、数十年前の日本人も海外の人から
“白い目”で見られていたものです。大声で話す、コーヒーやスープを音を立てて飲む、
ブランド品の店に観光バスで押しかけ、占拠状態で買い漁る…。ロサンゼルスのホテルで
「便所→」と大きく書いた紙が貼られているのを見たときは恥ずかしかった!
そんなことを思えば…。ねえ。ハハハ。

いつものホテルが取れず、今回はグランヴィアに泊まりました。駅の上ですが、静かだし、
交通アクセスに関しても便利のいいホテルです。
荷物を置いてすぐに芦屋の兄のところに向かいました。
間もなく90歳になる兄をいたわる75歳の優しい弟。いつの日か、兄と私、私と妻が
入れ替わるのでしょう。そう遠い日のことではなさそうです。ハハハ。
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4月8日

二日目も快晴でした。
平安神宮に行きました。神苑のしだれ桜に外国人観光客が歓声を上げていました。
量はそれほど多くありませんが、水があるので映えますね。

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近くの疎水に行きました。
琵琶湖から京都に水を運ぶ…昔の人の発想が素晴らしい。
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以上で桜は見納め、京都駅に向かいました。
伊勢丹の前で20分待ち、はつだの牛めし弁当を手に入れました。
文句なしにおいしいです。
ただし、比較すれば、山形の牛肉ど真ん中が上です。なかなか食べる機会がないのが
残念です。

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帰りもきれいな富士山を“拝め”ました。
ただし、行きは頂上付近に見えた伊吹山の雪は消えていました。暖かかったからでしょう。

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1時半には病院にいました。
楽しい旅から一転、少々鬱陶しいリハビリ。
ま、いろいろあっての人生ですから、文句を言ってはいけません。ハハハ。
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疲れましたが、満足度マックスの旅でした。

ほかの写真も含め、週末にギャラリーにまとめる予定です。

by toruiwa2010 | 2014-04-09 09:20 | 旅に出る食べに行く | Comments(12)
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7ヶ月ぶりで京都に行ってきました。お目当てはもちろん紅葉です。
先日の鳴子峡は少し“不満”が残りました。“豪華一点主義”で1か所しか
行かなかったのだし、ピークには4,5日早いことも分かっていたのですから
ぜいたくなんですけどね。ハハハ。

京都は目玉候補が何ヶ所かありますから、まさか、ぜんぶ外れることは
ないだろうと、天気優先で“決行日”を決めました。
5時起床…と決めておいても、必ず30分前には自然に目が覚めます。妻は
それより早く起きています。せっかちと言うのか、神経質なのか。ハハハ。

6時半に家を出ました。真っ青な空でした。500km西にある京都の天気が
同じとは限りませんが、気分は上々です。
10時前に京都に着き、まず、鍵善に向かいます。
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タクシーの運転手さんに私がうっかり「四条河原町の鍵善さんへ」と言ったことで
惑わせてしまいました。店の名前と告げられた場所が一致しなかったようです。
「えーと、鍵善さんていうと…」。
妻が、「高台寺の方じゃなくて…」と言いかけ、ますます混乱したかもしれません。
「壱銭洋食のところです」と私が付け加えました。京都では有名な店のはずだから
その名前を出せばすぐに分かると思ったからです。壱銭洋食は伝わったのですが、
鍵善についてはまだピンとこないようでした。

結局、“四条花見小路”と言うべきだったことが分かりました。
そのあとの会話の流れで、私が「建仁寺から出てきたところですよね」と言うと、
運転手さんは「そうですなあ。あっこやったら、XXもあるし、XXXもありますな。
ほんで、場外馬券売り場もありますな」と返して、さらにこう言いました。
「ま、ま、それは要らん情報やけどな。イランジョーホ」…。

文字にするともう一つですが、絶妙な間合いで語られる本場の京都弁のおかしさが
たまりませんでした。この時点でいい旅になると思いました。ハハハ。

いつも通り、くずきりを戴きました。一瞬、お汁粉にしようかなと迷いましたが、
氷水の中のくずきりを思い浮かべたら、その誘惑には勝てませんでした。

1976年ごろだったと思いますが、フジテレビの「3時のあなた」でコンビを組んだ
藤純子(現・富司純子)さんのお供で初めて口にしたときの感激は忘れません。
以後、長い間“ご無沙汰”でしたが、現役引退後、京都を訪れる機会が増えてから
何度もそのおいしさを楽しんでいます。あっさりした黒蜜をつけたその味は絶品。
壇蜜とはえらい違いです。ハハハ。
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まず、曼殊院に行きました。
圓光寺からスタートするつもりでしたが、「曼殊院は行かないんですか?」と、
不思議そうな運転手さんの声で予定を変えました。変更して正解でした。
上まで車で上がってしまうのはもったいないので参道の手前で降りましたが、
いきなり、きれいな“赤”に出会いました。こういう色を求めて毎年紅葉狩りに
出かけますが、お目にかかることはめったにありません。98点ぐらいの赤でした。
ハハハ。
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弁天池周辺もいい具合に紅葉が進んでいました。曼殊院の満足度は85点です。
ここは、初めて行ったとき以外、中には入りません。紅葉を楽しむにはそれで
十分なんです。拝観料も節約できるし。ハハハ。

歩いて10分足らずの圓光寺は80%ぐらい紅葉が進んでいました。
間違えないでください。“紅葉評論家”・岩佐の考えでは、ここの80%はよその
100%超に匹敵します。ハハハ。
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何がいいって、色の混ざり具合が絶妙です。
私たちが初めてここに行った2007年にはそれほど知られていなかったのに、
今はすっかり有名になって…。嬉しいような、めんどくさいような。ハハハ。

ちなみに、全体としてここの満足度は95点でした。
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続いて、ネットで “よさげ”に見えた永観堂へ。
ここも“赤”がいいのですが、紅葉の進み具合も満足度も90点の出来です。
それにしてもすごい人出…。
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続いて、JR東海が今年の秋、フィーチャーしている南禅寺・天授庵へ。
山門横の見事な紅葉が迎えてくれました。赤と黄のハーモニー。
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天授庵はいつもより混んでいましたが、予想したほどではありませんでした。
そして、庭の紅葉は…かなりがっかりしました。赤が全然だめですね。70点。
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しかし、奥の池の周辺は数倍いいです。
赤といい、色の混ざり具合といい満足でした。ここは90点。
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妻が撮ったこの一枚はこの旅のベストショットです。ハハハ。
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最後に、大好きな法然院に回りました。
石段を上がって左折したとき、100メートルぐらい先に見える茅葺きの門が
お気に入りですが、今回は何かが違っていました。
近づいてみてわかりました。葺き替えられていたのです! 
そのため、いい感じだったコケがすっかりなくなっていました。
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帰宅して去年の写真を見ると、たしかにかなり傷んでいるのが分かりましたから
仕方がないのでしょう。…と、頭では納得しますが、「あの“風情”が戻るまで
ずいぶん時間がかかるんだろうなあ」と、残念な気持ちは抑えられません。
振り返ってみる周囲の紅葉とのハーモニーはなかなかですが、75点でしょうか。

ホテルで一休みしたあと、いつものように芦屋まで行き、長兄と夕食。
89歳の兄は耳がかなり遠くなっています。心配ですが、施設などに入る気持ちは
さらさらないようです。
駅前の中華が行きつけでしたが、味が変わりました。経営者、調理人などが
変わったのかもしれませんが、ガッカリです。別の店を探さなければ。トホホ。

翌日もいいお天気でした。

7時45分にホテルを出て東福寺へ。
秋の京都に来たら、通天橋の紅葉は欠かせません。
時間が早かったせいか道がすいていて、8時前に着いてしまいそうだったので
近くにある東福寺の塔頭の一つ、光明院に寄ることにしました。

本当は8時に開門だったようですが、すでに開いていたので中に入りました。
回っている途中で出勤してきた受付の女性と鉢合わせして驚かせてしまいました。
ごめんなさい。ハハハ。

ここは人が少ないのが最高です。
ただし、紅葉はまだまだでした。65点。
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東福寺に着くとそれほどの行列はできていませんでした。
見せるために木を集めた通天橋はいいときは確かに見事ですが、今年はあまり
よくありません。赤が気に入りません。ハハハ。75点。
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ただし、境内の一角にある最勝金剛院の紅葉が“失点”を挽回していました。
九条兼実公の御陵がありますが、その入り口を守る赤と黄のもみじが見事です。
拾いもので85点。
それでも、トータルで80点ぐらいでしょうか。

京都の紅葉は今週いっぱいは十分に楽しめると思います。

行きも帰りも新幹線の窓から雪を戴く富士山が“拝め”ました。
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ほかの写真はいずれギャラリーにまとめます。


行く先々から写真付きでつぶやきました。
最近のスマホは画像がきれいですね。
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by toruiwa2010 | 2013-11-26 09:09 | 旅に出る食べに行く | Comments(8)
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水曜日に箱根に行ってきました。駆け足で。
リハビリの合間を縫い、紅葉の進み具合と天気予報をチェックしながら
出かける日を決めるのは結構面倒です。ハハハ。

いつもは箱根でも早朝出発ですが、今回はゆっくり家を出ました。
月に1回の院長診察を受けるために、前日も4時半起きだったからです。
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向かった先はこれまでに2,3回訪れている箱根美術館です。
小田急ロマンスカーのCMに登場している紅葉の名所です。
ちなみにこの写真は”CM上の演出”がありますね。ハハハ。

箱根湯本から登山鉄道でスイッチバックを繰り返しながら登っていくとき
左右の山々はまだそれほど色づいていませんでした。しかし、美術館は
周辺より色づきが早いことを知っているので慌てません。ハハハ。
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強羅でケーブルカーに乗り換えてさらに登ります。ギューギューづめでした。
二つ目の公園上駅で下車すると目の前が美術館です。チケットを買うための
長い行列ができていました。こんなことは初めてです。やはりCMで扱うと
いっぺんに人気が出ますね。
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中に入ると、ここの良さである“赤”が目に入ります。ほかがダメでも
赤がきれいだと、それだけでそこの紅葉には合格点をつけます。ハハハ。
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妻が行列に並んでいる間、係の人に「少し早いですかね?」と尋ねると、
「いや、むしろ、今はいろいろな色が見られますから」という返事でした。
たしかに、赤や黄色と苔の緑などが混ざり合って見事でした。
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大好きな石段です。

来週の初めぐらいがピークになるのかもしれませんが、負け惜しみでなく、
“紅葉は遅すぎるより早い方がいい”が持論です。鳴子峡もそうでしたが、
ここでも満足しました。欲を言えば、日差しがもう少しほしかったですね。

1時間を予定していましたが、滞在25分で園内を見終えたのでそそくさと
帰路につきました。湯本までの登山電車が帰りも混んでいることが予想され、
“立ち”だと少々つらいので、強羅公園をスキップしました。ハハハ。

永福町の佐原屋さんで久しぶりのウナギを食べて帰宅したのは7時半。
あわただしいと言えばあわただしいですが、これが我が家の“流儀”です。
なにしろ、残された時間が少ないですから。ハハハ。
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ほかの写真は明日、ギャラリーに。
by toruiwa2010 | 2013-11-16 11:08 | 旅に出る食べに行く | Comments(0)