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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:メジャー&野球全般( 311 )

神無月とか


10月が始まっている。日本では年度替わりを意味する。なにより、イメージが本格的な

秋にストレートに結びつく。テレビは今日の東京は30度を超えるらしいと言っているが、

いずれ気温も落ち着いて行くだろう。私は夏の暑さが嫌いじゃないから少々心残りだが、

対照的に暑さが苦手な妻が体調を崩すこともなく、元気で10月を迎えてられてよかった。

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9月末に78歳になった。いや、「おめでとう」は要らない。高校時代に肺結核を患ったし、

若いころから胃腸が弱かったからこんな年まで生きるとは思っていなかった。「憎まれっ子、

世にはばかる」…ということか。ハハハ。


旅をする、読書を楽しむ、映画を見る、食べ歩く…何をやるにももってこいの季節だね。

テレビでスポーツを観戦するのも楽しみだ。MLBは明日からプレーオフが始まる。

日本プロ野球もクライマックス・シリーズに入る。始まったばかりのフィギュアスケートも

楽しめそうだ。

…ということは、うっとうしいだろうが、放送の仕方や実況・解説のしゃべりに対しての

@toruiwa のつぶやきが多くなるわけだ。準備はいいか?ハハハ。


見たい映画のラインナップも待っている。自分ではそれほど気合を入れたつもりはないが、

かなり見ている。気がつけば、これから出かける「SCOOP」で100本目だ!


嫌われ者同士とか…


注目のディベートが始まる。

ヒラリー・クリントンvsドナルド・ トランプ

…嫌われ者同士の対決とか言われるが、いやでも

どちらかが 自由世界のリーダーになるのだ。

接戦だと言う。このディベートの出来が勝敗を

左右する可能性はある。

日本の党首論戦とは比較にならんぞw


政治は苦手な分野だが、4年に一度の大統領選挙にはどういうわけか興味を持って見守る。

同時通訳はあるものの、外国のトップを選ぶ選挙のためのディベートだから全部 英語だ。

私の英語力では、つっかえながらの通訳でも“邪魔だ”と言って消すわけにはいかない。

ハハハ。

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言葉は難しくても表情や仕草は見れば分かる。

政治経験がまったくない異色の候補として登壇し、相手の持ち時間なのになんどとなく

口をはさむなど 気持ちが先走りしていたトランプ。

歴史上初の女性候補として、笑みを絶やさず、相手の発言に耳を傾け、自分の番になると、

なめらかに自信たっぷりに話したクリントン。

私の見るところでは明らかにクリントンがトランプに勝っていた。アメリカのネットでは

そうでもなかったという報道を見てビックリしたが、メディアはほぼすべてクリントンに

軍配を上げていた。

あと2回あるからどうなるか分からない。できるだけ、CNNで見ようと思う。


ウィキリークスのアサンジがクリントンにダメージを与える文書を発表するはずだったが、

なぜか、突然キャンセルされた。一方で、NYタイムズに過去の納税記録について“ヤバイ”

記事を書かれたトランプはこの窮地をどう脱出するのか?当然 予想されるクリントンの

激しい“突込み”を嫌ってトランプが回避する可能性はあるのか?次回の論戦が楽しみだ。


ダ・イ・ド・ン・デ・ン・ガ・エ・シ!!


日本ハム 優勝!!

大谷が125球、1安打・15三振で完封!!

ストレートが走り、スライダーがハンパなく切れて

西武をまったく 寄せ付けなかった。見事な若武者だ。

打者としても非凡だが、投手としての大谷はいくら

チケットが高くても 買って見たいと思う。

MVPだね。

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SBホークス は最大11.5ゲームのリードを逆転されリーグV を逃がした。監督・選手も

ファンもさぞ悔しいことだろう。似たような経験を持つ人は世界中にたくさんいる。

私がMLBを追いかけ始めた1978年、レッドソックスは2位に最大14.5ゲームの差を

つけていたが、ヤンキースに逆転された。

1963年の南海ホークスが14ゲーム差を西鉄ライオンズに優勝をさらわれたこともある。

こういう現象を英語で“CHOKE”と言う。窒息だが、重圧に負ける意味で使われる。


日本野球についてはそれほど熱心なファンではないのでペナントレースを細かく見て来た

わけではない。ホークスが大量リードして、戦力を考えても優勝は動かないとなんとなく

思った記憶はある。それが、なんと…。勝負は下駄を履くまで分からない…んだね。

大谷の貢献は計り知れない。特に、この日の投球は圧巻だった。

日ハムファンには悪いけど、早くメジャーに行かせたい。“二刀流”のまま受け入れられるか

どうかは分からないが、頭に浮かぶのはやはりマウンドの勇姿だ。


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by toruiwa2010 | 2016-10-04 08:36 | メジャー&野球全般 | Comments(0)

George Herman Ruth Jr.…それがベーブ・ルースのことだと分かるのは

野球ファンでも相当 年配の人だと思う。 Norma JeaneMortenson…が

マリリン・モンローの本名だと知ってる人が少ないのと同じだ。違うか?

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戦前のメジャー・リーガーだ。ほぼ一世紀前の選手だが、アメリカでは

今でも彼の名前が会話の中に出て来る。1927年に彼が打った60本塁打は

それほど衝撃的で偉大な記録ということだろう。

ピッチャーとして出発し二刀流だった時期もあったが、通算で94勝を挙げ、

そのあとバッターに転向した。野球の殿堂ができて、真っ先に表彰された

5人の一人だ。たぶん、アメリカではあらゆるスポーツを含め、最も尊敬を

集めるアスリートに入るだろう。モハメド・アリ、マイケル・ジョーダン、

ウエイン・グレツキー(カナダ人だが)、カール・ルイス、マーク・スピッツ


人懐っこい笑顔がニックネーム“ベーブ”によく似合う。

時代が違いすぎるから本当のところは分からないが、MLB史上ルースほど

ファンから愛された選手はいないのではないかと思う。今のMLBの人気と

隆盛に彼が果たした役割はとてつもなく大きい。

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海のこちら側から眺めていて羨ましいのは、とっくに亡くなった選手でも

歴史に名前を残した“ヒーロー”たちはいつまでも大事にすることだ。

毎年415日、MLBの全選手が背番号を“42”にする。ジャッキー・

ロビンソンが黒人として初めてデビューし、“差別の壁”を破った記念すべき

日だから、敬意をこめて彼の背番号をつけるのだ。


日本はどうか。

王貞治という大選手がいた。一本足打法からホームランを量産してファンの

喝采を浴び続けた選手だ。

さて、王がシーズンで打った最多ホームランの数は? “世界一”だと言う

人もいるが、通算では何本打ったか?


55本、868本”とすぐに答えられる人がどれぐらいいるだろう?

王が最も華々しい活躍を見せたのは1960年代から70年代にかけてだ。

わずか50年前のことだが、王貞治が何者かについて若い人はもう知らない。

悲しいね。アメリカでは100年前のルースをいまだにリスペクトするのに。


発売中の週刊文春9/29号の表紙に和田誠が描いたのがベーブ・ルースだった。

彼が1927年に60号を打ったのが929日だったからだと言う。日本にも

偉大な選手の思い出を大事にする人がいることを知って嬉しい。

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写真の人形は、私がMLBを実況していた1970年代に

ニューヨークのグッズ屋さんで求めたものだ。



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by toruiwa2010 | 2016-09-29 08:28 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
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今後、何千、何万回放送されることになるか分からない3000本目のヒットがもう少しで
ホームランという会心のヒットでよかったですね。MLBではきわめて異例のことですが、
試合中にもかかわらず、ベンチにいたチームメイトが3塁ベースのイチローのところまで
お祝いに駆け寄りました。ハグされる彼の小柄な体が一瞬見えなくなりました。一貫して
彼には厳しいことを言い続けた私でさえ目頭が熱くなりました。
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ベンチにもどって定位置に腰を下ろした彼のサングラスの下から流れていた“液体”を
“涙”だとする報道があり、ネットもかなり騒いでいますが、賛成できません。
ヒットを打ってからダイブ時間がたっていました。“目を潤ませる”のなら分かります。
しかし、“クール”が売り物のイチローがカメラが撮っていることを知りながら涙を流す…
あり得ない気がするのです。ちょうど、目の真下を流れていましたから、そう見えるし、
その方が“ストーリー”としてもおいしいですから、そう思いたい気持ちは分かります。
私だってどちらでもいいのですが、彼の性格を考えたら、涙ならベンチ裏に行くと思うし、
“涙”の外側にもう一本“液体”が流れていましたから、“汗”だと思うのです。
彼のバッティングの分析はできませんが、“涙か汗か”なら少し自信があります。ハハハ。
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本題に戻りましょう。

おめでとうございます!
3000安打に最大級の賛辞を贈りたいと思います。
年間に180安打を打てばMLBでも好打者と呼ばれるでしょうが、毎シーズン180本だと
足掛け17年かかります。200本ずつ打っても15年かかる“金字塔”です。
1シーズン・200安打を一度も達成できなかった打者、MLBで15年プレーできなかった
プレーヤーが一体何万人いるでしょうか。3000安打はそういう数字です。長い歴史の中で
わずかに30人目という事実が“偉業”を物語っています。

それにしても、ここまで苦しむとは。
彼が10年連続200安打+3割を達成した2010年8月のブログにこう書いています。

10年目の今年はイチローにとって節目の年になるのでは
ないかと思いつつ、開幕から“推移”を見守ってきました。
今年も200安打を達成したら、それはおそらく、何十年も
破られないような大記録としてメジャーの歴史に残ることでしょう。

そのあと、彼は何を求めてプレーするのか?
さらなる連続200安打?メジャー3000安打?日米通算最多安打?
どれも違うような気がします。
まだ一度もプレーしたことがないワールド・シリーズの舞台に
立ちたいのではないか、と思うのです。
野球選手なら最後に目指すのはそこでしょう?
ただし、マリナーズにいてはその希望がかなう可能性は低いと
言わざるを得ません。優勝を狙えるチームへの移籍…選択肢として
考えてもいいのではないでしょうか?
契約は2012年まで残っていますが、大きな障害にはならないはずです。
将来性豊かな若手2,3人と交換なら、成立する話です。


なかなかいいところをついていたと思います。ハハハ。
そして、私がイチローの3000安打に初めて触れたのはこのときでした。
なかなか動こうとしなかったイチローがヤンキースに移ったのは2012年でした。そのとき
2553安打でした。残り447安打…選手としてのピークは過ぎていましたが、少し頑張れば
ピンストライプを着て達成することも可能だと思っていましたが、ヤンキースで上積み
できたのは311本にとどまり、去年、マーリンズに移りました。

将来性のある若手外野手が多いマーリンズに決まったとき、出場機会は少ないだろうに
本当にそこでいいのかと思いましたが、ケガ人が出たために400打席以上を得ました。
若手たちとのコミュニケーションもうまく取れ、首脳陣からも信頼されて今シーズンも
同じ環境でプレーすることになりました。ラッキーでもありますが、普段の努力の賜物と
言うことができると思います。

開幕時の“日本人選手への期待”の中でこう書いています。

イチローの今年の打数は多くても280、下手をすれば250に届かない可能性もある…と
見ています。先発は最大で50試合程度だと思うからです。これらの数字の問題点は
単純に数が減るだけではないというところです。
まとめて試合に出る機会が著しく減り、調子の維持が極めて難しくなるのです。
ええ、たとえイチローでも。…と、“へぼ”野球ファン(謙遜でっせ)は考えます。

3000安打達成は早くても8月の終わり、遅ければシーズン終了間際になりそうです。
最終戦に3安打が必要…などという“ドラマチックな”展開になるかもしれません。


5月下旬に3試合で10安打、6月上旬に4試合で8安打という“大爆発”があったために
この予測は大幅に狂いました。ここ数年のバッティングを見たらとても想像できません。
「それをやってのけるのがイチローじゃないか」とマニアは言うでしょうが、あいにく、
私はそこまでのファンではないので。ハハハ。
お気づきのように、この記事では“です”“ます”と丁寧な文体で書いています。ここ数年、
イチローには厳しいことばかり書いてきた私なりの敬意の表し方です。
これでも、彼が海を渡ったころは熱心な応援者でした。

2004年10月1日、私は築地市場の向かいにある国立がんセンター・中央病院にいました。
前立腺がんの手術から3日目の朝でした。手術直後は体に何本も管が刺されていましたが、
この日、2本目のドレインと酸素をはかるために動脈に刺してあった針が抜かれました。
担当の先生が「岩佐さん、いよいよ、あと一本になりましたよ」と声をかけられたとき、
私はこう返しました・

「え、イチローと同じですね」。

ちょうど、その朝、彼がMLBの最多安打記録(257安打)に迫るシーズン通算256安打目を
打ったところだったのです。私としては2塁打級の“ヒット”でしたが、先生はまったく
反応せず、“すべった”形になったのは残念でした。ハハハ。
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27歳でMLBに入ってから16シーズン目、まことにあっぱれな“偉業”です。
シーズン200安打や日米通算での“世界記録”には「異議あり」とクレームをつける私も
この“3000安打”には手放しで祝福の言葉を贈ります。おめでとう!

練習量がハンパじゃないと聞いていますし、報道を読む限りですが、常に、体の手入れ、
道具への目配りを欠かさず、食事に神経を使い、球場でも病的なほどルーティンを守り、
危険なプレーを避けてケガをしない…、“天性”の脚の速さやバッティングのうまさに加え、
気の遠くなるような努力があって初めて3000安打は達成できるのでしょう。

アスリートとしてどのように42歳になったかが
大きな違いを生みだすと信じている。
僕は自分の体について学んできた。
才能だけで42歳までやってきたのではない。


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by toruiwa2010 | 2016-08-09 08:15 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
クラーク記念国際…とやら、
創部3年目で甲子園初出場とか。
当然、選手個々人の努力は
あったのだろうが、どこかに
「からくり」があるよね。


先日、アメトーークの“高校野球大大大大好き芸人”を見た。
よくそこまで知ってるなあ。売れっ子もいるのにどうやって時間を作ってるんだ?…と
感心しながら芸人たちのトークを楽しんだ。
甲子園を沸かせた試合の話はそれだけでも面白いのだが、“その後”を彼らが熱く語るとき、
見事なエンタテインメントになっていた。そして、花巻東高校の“最後のノック”には
完全にやられた。監督と選手がここまで互いを思い合えるものかと目頭が熱くなった。
放送中に、何かのきっかけで“あの件”が出て来るのではないかとドキドキしていた。
いい話をしようという趣旨だから出るわけもないのだが、正直、気が気ではなかった。
ハハハ。
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少し“反省”もした。ここ10数年、高校野球を“斜め”から見過ぎていたなあと。
中学から高校ぐらいまで、大会中はテレビの前に座り込んで離れなかったものだ。
当時から高校野球は人気があった。しかし、“関西限定”だった気がする。雨が降ったり、
地元勢が敗退したあとだったりすると、決勝でも空席が目立った甲子園を知っている。
例えば、関東と九州の学校の決勝戦だとアルプススタンドや外野席はガラガラだったんだ。

今や、その人気は全国規模だ。
選手が大型化し、金属バットのせいで打球が鋭く、遠くに飛ぶようになった。かつては、
ライバル(朝日新聞)主催のイベントに手を貸すことなどできるかと、そっぽを向いていた
各メディアが地方大会からせっせと伝え始めるんだから関心を持たない方がおかしい。

冒頭のツイートは番組(収録)を見る前だった。見たあとなら、少し心を入れ替えていたから
呟かなかったかもしれない。ハハハ。

甲子園はいろいろなドラマを生み、見る者を感動させてくれる。選手が無心で白球を追い、
最後のアウトまであきらめない姿を見ればそれは当然だ。
しかし、人気になればなるほど、大人たちが余計なことをするようになる。
センバツで勝ち進み、この夏も甲子園出場を決めた秀岳館高校もいろいろ言われているが、
選手の集め方に疑問を感じる学校の名前が取り沙汰されるのは愉快じゃない。しかも、
大手メディアや熱狂的なファンほど何も言わない。それもアンフェアだ。
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監督や選手に責任があるのではなく、甲子園に出て認知度が高まれば経営にプラスすると
学校が“勇み足”をするのだ。金とコネを使って全国から選手をかき集める…
クラーク…がそうだと言っているのではない。しかし、2014年に野球部を作った学校が
いったいどうすれば甲子園に行けるのか? まさか、野球部を作ったら 素質のある選手が
集まってきて、猛練習と監督の好指導もあって予選を勝ち抜いた…とは言わないだろう。
どこかに問題があるはずだし、疑問に思って当然だ。仮に、選手全員が北海道の出身なら
疑問も何もないのだが。ハハハ。

反省した、と書いたばかりなのに、あれこれ“斜め”から見た物言いになってしまう。
うさん臭さが我慢ならない性格だから、これからもおかしなことには黙っていないだろう。
ただし、この夏の大会は久しぶりに色眼鏡をかけないで試合を見てみよう…と思ったが、
日程がオリンピックと丸かぶりなんだね。時差が厄介だけど、4年の1度のオリンピックが
優先されるし、野球を見る時間はあまりとれそうもないなあ。

おまけ

佐賀県で勝ち進んでいた龍谷高校の野球部室から火が出て火事になったが、幸いなことに
ボヤですんだ。登録メンバーを含む数人の選手が部室でタバコを吸い、匂いを消すために
焚いた蚊取り線香が原因だったという。龍谷高校は準決勝を辞退した。
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高校野球ではしばしば持ち上がる問題だ。
「別にいいんじゃない」と言う人はいないだろう。登録選手までいたのでは仕方がない…
と考えるのが普通だと思うが、どこまでが“連帯責任”になるのかという なかなか答えが
見つからない議論もある。

“辞退”が100%、学校の自由意志によるものか、高野連、県高野連の指示によるものかも
知りたいところだが、そこに触れた報道は見かけない。高校野球をめぐる報道の在り方に
なんとなく不信感を持つのは私だけではないと思う。

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by toruiwa2010 | 2016-07-27 08:21 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
本来なら、球宴休み中に更新したかったのだが、時期がずれてしまった。理由は簡単、
私の執筆が遅れたからだ。ハハハ。
なぜ遅れたかと言えばダルビッシュが故障で休んでいるせいもあるが、少しずつMLBへの
関心が薄れつつあるからだ。午前2時の試合を生で見ることはなくなったし、大好きな
田中の先発が分かっているのにうっかり映画のチケットを予約してしまったりする。
もともと好きだったし、かなりい深くかかわったからすっかり見なくなることはないけど、
1球ごと、ていねいにつけていたスコアも少々“雑”になった。年齢のせいもありそうだし、
体が弱っているってことかもしれない。ハハハ。

では、簡単に中間報告を。名前の下の数字は球宴時のもの。

岩隈久志( Seattle Mariners 5年目 )
18試合 9勝6敗 防御率4.25 114回1/3 27四球・83三振 18HR

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日本人投手の中では勝ち頭だ。
5月中旬で1勝4敗だった。勝ち星に恵まれない…という印象はなく、8試合に先発して
クォリティ・スタートは3回しかなかったし、内容に見合った結果に見えた。
だから、そこからの2ヶ月で7勝もするとは正直まったく思っていなかった。

05/14時点    8試合  1勝4敗 防御率4.38 3QS 49回1/3 14四球・38三振
以後球宴まで  10試合 7勝2敗 防御率4.22 6QS 64回   13四球・45三振


防御率はほとんど変わっていない。生命線の制球力が万全ではなくフォアボールが多い。
2年続けてトータル21個だったのに中間点ですでにそれを上回っている!
1試合3四球が3回もあるなんて岩隈らしくない。
3.00-4.53-9.28 それぞれ1~3回、4~6回、7回以降の防御率だ。
“傾向”は明白だ。回を追って点を取られるようになる。

悪い材料がこれだけあるのに9勝もできているのは援護点のおかげだ。
今年、岩隈が投げているときにマリナーズはよく点を取ってくれる。6.28という援護点は
MLBの全先発投手の中で5位だ。
開幕時の記事“期待”の中にこう書いた。

相変わらず、見事な制球力で相手打者をきりきり舞い
させることでしょう。打線とうまくかみ合ってほしいです。
そうすれば、もう一度15勝を狙えるはずです。


ケガさえしなければ、その通りになりそうだね。

後半戦はいきなり10勝目をマークした。
7回 2安打 1四球・8三振  無失点
数字を見るとかなりのパフォーマンスだったようだが、私の知る限り、日本ではどの局も
中継していない。NHKはこのところイチローばかり追いかけている。金返せ。ハハハ。
 
前田健太( Los Angeles Dodgers 1年目 )
18試合 8勝6敗 防御率2.95 103回2/3 31四球・107三振 10HR

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7回で13三振を奪った10日の試合は球のキレがすごかった。
わずか97球で2安打・無四球にパドレスを抑え込んだ。さぞかし、いい気分で球宴休みを
楽しんだことだろう。ハハハ。

初登板でいきなり勝ち投手になるなど、4試合連続クォリティ・スタートで3連勝した。
いいピッチャーであることは認めているが、ここまでやるとは思わなかった。見事だった。
その後3連敗したが、また持ち直した。
球宴を迎えた時点でこの数字は立派だろう。なにより、環境が大きく変わる中で、1試合
“ずらした”以外はローテーションを守った点は褒められていいと思う。

1年目ですから、12勝、防御率3.50をクリアしたらあっぱれを贈ります。

“期待”にそう書いたのですが、勝利数については問題がなさそうだ。
いくつ上積みするかが楽しみだが、ここまでは効果的だったカーブがいつまで通じるかに
注目して見守りたい。

田中将大( New York Yankees 4年目 )
18試合 6勝2敗 防御率3.23 117回 22四球・93三振 10HR
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中4日    8試合 1勝2敗 防御率5.33
中5日以上 10試合 5勝0敗 防御率1.72


前半の田中が残した数字はなかなか厳しい。
登板間隔が“中4日”と“中5日以上”とでハッキリと差がつく。ずっと言われてきたし、
岩隈も前田も同じ傾向があるから仕方がないが、今年は特に差が大きい。
球宴直前の2試合はまさにそのサンプルのようだった。

07/05(中5日) 7回2/3  2安打 無失点     1四球・6三振
07/10(中4日) 4回2/3 10安打 失点7・自責3 2四球・5三振


11-1と大量リードをもらってマウンドに上がった5回、味方のつまらないミスもあったが、
一気に6点を失い、勝ち投手の権利を手にする直前でKOされた。8人のバッターに対し、
5安打(ホームラン1,2ベース2を含む)された。“エース失格”と言われても仕方がない。
うつろな目でベンチに向かった田中の表情を二度と見たくない。

後半戦、首脳陣は“中5日”を徹底するだろう。
田中がやるべきことはハッキリしている。
4点以上取られた試合はすべて“中4日”の登板だったし、目を見張るような投球を見せて
口うるさい地元紙からも絶賛されたのは5日またはそれ以上休んだ試合だ。
自分が貢献する最良の方法はこれだと割り切って、任された試合で結果を出すことだ。

球宴でたっぷり休んだあと、月曜日のレッドソックス戦はその通りの投球を見せた。
しばらく、プレートの一塁側を踏んで投げていたが、この試合では真ん中寄りに変えた。
試行錯誤しているということか。ベストポジションが見つかるといいね。

ダルビッシュ有( Texas Rangers 3年目 )
3試合 2勝0敗 防御率2.87 15回2/3 19三振・6四球 1HR

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前半は6月8日を最後に肩の異常を訴えてDL入りした。
球宴明けに登板したダルビッシュの力投を日曜日の未明に見た。
久しぶりのメジャーのマウンドだから力みもあったと思われ、4回1/3、90球で4四球と
制球が乱れた。しかし、球の威力はあった。2球あった最速158㌔をふくめ、ストレートは
コンスタントに153㌔前後だった。明らかにTJ手術前よりスピードが上がっている。
そういうタイプのピッチャーがいると聞いていたが、彼はまさにそのタイプなんだろう。

加えて、スライダーの切れが素晴らしく、9三振の大半がスライダーで奪っていた。
負け投手になったが、気にすることはない。
これで、翌日以降、肩・肘に異常が出なければ、登板のたびに投球数が増え、チームの
地区優勝に貢献するようになるのではないか。

大胆なことを言えば、身体が完調に戻ったダルビッシュは現在のMLBで5本の指に入る
ピッチャーに数えられる投球をするのではないか。

イチロー(Miami Marlins 通算16年目)
73試合(先発31) .335( 164-55 ) 出塁率.412

07/06のツイート

ネットを見ると、マーリンズの対戦相手レッズは
明日も明後日も左投手が先発だ。
イチローはベンチスタートになる可能性が高い。
そのあとは球宴休みになる。
せっかく調子がいいのだが、ケガ人が出なければ
出番がない状態が続くかも。焦らないことだね。

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球宴前にイチローの動向をチェックしたときのツイートだ。
基本的に、マッティングリー監督の方針には開幕以後ずっと、まったくぶれがない。
マーリンズの外野はスタントン、オズナ、イエリッチで固定し動かす気はないのだ。
よほどのことがなければ、相手の先発が右か左かも関係ない。それは、今シーズンだけを
考えてのことではなく、チームの将来を見据えた上での考え方だ。

だから、球宴後に朝日の見出しに…
“イチロー出場機会の壁 シーズン再開へ ライバル好調”とあったのは認識の間違いだ。
残念だが、イチローは若い3人の“ライバル”ではなく、あくまで“第4の外野手”なんだ。
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それでも、3人の中からケガ人が出たために前半は予想以上の試合数に先発起用された。
後半が始まって3試合目に球宴をはさんで8試合ぶりに先発するとたちまち3安打した。
球宴時には“遅くても8月上旬には3000安打に達する”と予想したが、早まりそうだ。
今日を含み、今月13試合残っている。日本時間の23日からは本拠地で10試合あるので
そこで達成するのが理想的だね。ただし、25,28,8月1日は勘弁してほしい。それぞれ
試合開始が午前2時10分、1時10分、2時10分だもの。ハハハ。

達成したときに一本記事を書く予定なので、今回はここまで。
 
古い友が逝った
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イラストレーターの灘本唯人さんが亡くなった。
仲が良かった豊田泰光氏の紹介で知り合った。水戸へ旅をしたこともある。
酒場の“たわむれ”とした2枚の美人画を描いていただいた。雰囲気が好きだ。
ご冥福を祈ります。
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by toruiwa2010 | 2016-07-20 08:38 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
イチローが今朝の試合の1回に4256,9回に4257本目の安打を打った。
このうち1278本は日本プロ野球で打ったものだ。おめでとうは8月の上旬に
打つであろう3000安打まで取っておく。

イチロー こと鈴木一朗、
日米通算4257安打を達成!
「通算で大リーグ最多記録を超える」
NHKはそう速報した。
私は"大きな意味はない"派だ。
本人もこだわりはないはずだ。
彼の目標はあくまでMLBでの
3000本安打だ。それも目の前まで来た。

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ピート・ローズの4256安打の内、数十本を生で見た。
中には、1塁ベースにヘッドスライドしてセーフになったものもある。
滑らなくても間違いなく2塁打、3塁打になると思えるときにもセカンド、
サードのベースめがけてからだを躍らせてダイブしているのも見た。
“Hustle Charlie”という愛称通りのプレーでファンの人気者だった。
監督になってからの不祥事で果たせていないが、選手時代の彼の実績は
資格獲得の一年目に殿堂に入るにふさわしいものだった。
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一方のイチローはMLBでプレーを始めたとき、すでに27歳だった。
足が速く、ミートのうまさは天才的だったから5,6年は活躍できると
思ったが、まさか1年目から200安打を記録し3割を打って首位打者に
なるとはまったく予想しなかった。

以後、10年目まで連続200安打、3割以上を記録した。
この実績については文句の付けようがない。

しかし、安打記録については“日米通算”であることが常について回る。
“アスタリスク(*)つき”ということになる。イチローの実績に文句を
言うつもりはないが、専門家の間、とくにアメリカでは首を傾げる人が
多いことは知っておくべきだ。
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特に、この記録に誇りを持っているローズ本人は納得していない。
あちらのメディアも彼からいろいろなコメントを引き出そうとするが、
「私のヒットはすべてメジャーで打ったものだぜ」以外には決定的な
ものはないようだ。わずかに「日本人は私を“ヒット・クイーン”に
しようとしている」「高校時代のヒットを数えるようになる」ぐらいだ。

プロ野球で記録したものだから通算で問題はない
条件が違うものを通算することに意味はない


…二つの意見がある。私は後者だ。
日本の野球ファンの中には王貞治の868本塁打が世界1位だと考える
人が多いが、アメリカでこの意見に賛成する人は少ない。
イチローのヒットについては“一定の評価”をするファンが多いようだ。
敵地での達成だったのに拍手・歓声が大きかったのがそのあかしだ。
現にMLBでプレーしていることが大きいのだと思う。

ローズの“苛立ち”は理解できる。
イチローが4000安打を打ったときにも日本メディアは彼の発言を報じた。
私のブログを振り返ると…(以下、2013/98/29づけブログから抜粋)

2013.08.23のツイート

ローズの発言の一部を切り取ってヒールのように伝えた。
世論に迎合しようとしている。
MLBのヒット数はMLBの球場でMLBの投手から打った
数字に限るべきだ。
ソリアーノが日米通算2000安打を打ったら、日本の
安打ランクに加えるかって話さ。
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「私は4000安打を認めない。大リーグだけで放った私と
日米通算とは価値が全然違う」


「ローズがそう言った」と「とくダネ」で小倉がそう言っているのを聞いて腹が立った
ときのつぶやきだ。番組内での発言の中にはスタッフが用意するものもあるだろうから、
すべてを責める気はないが、“小倉が斬るニュース”とタイトルがついたコーナーでの
発言だったら責任を持たなければいけない。
なぜ、こういう“意図的”、“恣意的”な切り取り方をするのか、気が知れない。
しかも、かつて、「世界まるごとHOW MUCH」で人気を博した独特の語り口で
ローズを“ヒール”に仕立て上げる色付けをしていた。

たしかに、ローズは朝日のインタビューの冒頭でそう語っている。
しかし、もちろん、続きがあるのだ。
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4千安打は自分とタイ・カッブだけだと断言したうえで、日本の野球のレベルが
上がっていることは認めるものの、もし大リーグと同じレベルにあるというなら、
日本選手がもっとたくさんMLBで活躍しているはずだと続けている。
さらに、イチローはもっと早く強豪チームに移るべきだった。もったいない年月を
過ごしたと思うとも語っている。

そして、イチローを褒めている部分もあるのだ。

異国でプレーするというストレスの中で結果を出して来たことは
賞賛に値するし、本当はイチローを尊敬している。
野球に対する姿勢も学ぶべきことが多く、本当にエキサイティングな
プレーを見せる選手だ。
同じチームでプレーしたかった。私が1番で彼が2番で安打数を
高め合って競争して見たかった。

朝日の記事の最後はこうなっている。

イチローは四球を選ばず、ボール球も打ちに行く。
私は1番打者だったから出塁率を考えてボールを見極めた。
イチローと同じようにしていたらあと300安打していた。

ファンにしてみれば、面白くない言われ方かもしれない。
しかし、ローズは内容的に間違ったことを言っていないし、褒めるべきところは
褒めている。決して、番組で紹介したような“鼻もひっかけない”言い方をした
わけではないのに、ゆがめて伝える。面白ければいいというやり方はダメだろう。
要するに、テレビも新聞もイチローを偉大な選手として全力で持ち上げたいんだね。
その過程で異を唱える者は許さないという姿勢だ。私は、無名の私人でよかったあ。
ハハハ。

*ちなみに、ローズとイチローの記録をくらべておく。
どちらが優秀な選手だったかの判断は難しいね。

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おまけ:

16/06/16・・・今日は”イチロー”(16)の日なのかもね。


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by toruiwa2010 | 2016-06-16 10:09 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
イチロー:ふたたび固め打ち

チームの59試合で36安打…数少ないチャンスを確実にものにしてイチローは3000安打に
向かってペースを上げている。このペースだと、彼が3000安打目(今シーズンの65本目)を
打つのはチームの107試合目ということになる。
2週間前、“8月17日”と予想したが、ここ数試合の好成績で“8月2日”に繰り上がった。

ただし、レギュラーの外野手たちがケガから復帰したようなので、先発出場の機会は減る。
一昨日、昨日の2試合で5安打を稼いだのはDHを使えるツインズ戦だったが、交流戦
(相手地での)の残り試合は少ない。
だから、今のペースなら8月上旬だが、常識的には少し後ろにずれ込むのだろう。
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日本人4投手:歩みが遅い

5月末にダルビッシュがMLBの戦列に戻り、日本人4投手が揃った。
トータル39試合に先発、239回2/3で自責点は85、14勝9敗、防御率3.19だ。
どう考えても4,5勝 足りないなあ。
田中を除くと援護点には恵まれているのだが、勝ち星が伸びない。

ダルビッシュ:ためし運転中?

3試合 2勝0敗 防御率2.87 


昨日、ダルビッシュが右肩に違和感を訴えて5回終了で降板したのが気がかりだ。
肩ではなく首だという話もある。前にも“寝違え”で休んだことがあったような。
4回からハリを感じていたらしいが、5回に見事なカーブでトップのスプリンガーを
三振に仕留めたところで右腕を振り始めた。

ドクターの検査でも特に異常は見つからず、深刻ではないと考えているようだし、降板は
あくまで予防的な措置だと首脳陣も説明しているから、それを信じたい。中4日か5日で
次の登板が予告されるかどうかで“ケガの程度”は分かるだろう。
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05/28 5回 3安打 1四球・7三振 自責1 81球(51ストライク:30ボール)
06/03 5回2/3 6安打 1四球・5三振 自責3 88球(56ストライク:32ボール)
06/08 5回   4安打 4四球・7三振 自責1 76球(46ストライク:40ボール)

ほぼスケジュール通りに復帰してからのダルビッシュは田中や岩隈が長いイニングを投げ、
内容もいいのに勝ち星につながらないのに比べ、3試合、10回2/3で2勝…と効率がいい。
そして、その投球には危なげを感じなかった。失点もしていたが、相手を“見下ろして”
投げていた。三振ならいつでもとれる…と。それも、球種を選ばないのだからすごい。
今のところ、カーブが面白いように効いている。もっとも、今回の“故障”で投げるのが
怖くなっていたら困るが。

肩・首に大きな問題がなければ、いずれローテーションの軸になり、優勝を狙うチームに
貢献するのではないか。

前田健太:元に戻ったか?

12試合 5勝4敗 防御率2.70


一時、打ち込まれていた前田健太が再び本来の調子を取り戻したのは明るいニュースだ。
昨日は援護がなかったために勝ち星がつかなかったが、6回2/3を1失点だったし、内容を
伴った見事な投球だった。特に、3番、4番を6打数無安打、5三振と完全に抑え込んだ。
MLBでの自己最多9三振を奪ったが、私の見たところでは、ストレートで4個、チェンジ・
アップで3個、カーブとスライダーで1個ずつと、バラエティに富んでいた。この数字に
前田らしい“投球術”を感じる。

最近3試合では18回、自責点2…制球力さえ確かならしばらくは今のペースを守って
勝ち星を稼ぎそうだ。
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岩隈久志:不具合はないのか?

12試合 4勝5敗 防御率4.13


岩隈久志はどこか不具合があるのではないだろうか。休むほどではないが、本来の投球を
妨げるような小さな不具合が…。
このところ3勝1敗だが、皮肉なことに負けた試合が内容はベストだった。逆に、3勝は
味方の援護に恵まれた結果だ。
ピッチャーの勝ち負けは援護があるかないかに大きく左右されるが、今年のマリナーズは
よく点を取ってくれている。

MLBのデータを見ると、最も援護点をもらっているのは岩隈の同僚・マイリーで6.75!
このおかげで、彼は防御率が5.27にもかかわらず6勝2敗だ。
そして、2位が岩隈で1試合平均6.67の援護点をもらっている。勝てる環境にあるのに
4点台の防御率で4勝にとどまっているのは本人も不本意だろう。

一番の問題は制球力か。先発に専念するようになって初めて9回あたりのフォアボールが
2個を超えている。過去2年は1シーズンで21個だったが、今年はすでに18個。
そんな中、最近3試合は少ない投球数で7回を投げ切り、21イニングで僅か1四球という
心強いデータを残している。地区優勝のためには欠かせない右腕だから奮起を望みたい。
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田中将大:役目は果たしてるぜ

12試合 3勝1敗 防御率2.76


そう思って見るからかもしれないが、田中が投げるとき、ヤンキースの打線は黙り込む。
“Bronx Zoo(ブロンクス動物園)”というニックネームが嘘のようだが、数字が裏付ける。
田中がもらっている援護点は3.83。チームメイトのイバルディのときは5.50(!)だから
ファンにしてみれば「なんとかしてやってくれ」と言いたくもなる。

内容は悪くないと思う。先日は勝負どころで153㌔を記録したが、ストレートはおおむね
140㌔台の後半だ。かつてのように“力で圧倒する”のではなく肘の状態を考えながら、
“かわす”ピッチングになっているのは痛ましいが、プレートを踏む位置を変えるとか、
ツーシーム、スライダー、カットボールをミックスして的を絞らせない。

ほぼ登板のたびに、首脳陣から“同情”のコメントが出る。ツキがないのは事実だ。
78回1/3 で防御率2.76なら、普通は6勝から8勝はしているものだ。
防御率はリーグ8位にもかかわらず、勝利数3はなんと43位! まるで釣り合わない。

客観的に見て、田中はエースとしての役割を果たしていると思う。
しかし、イチローには“歯の浮くような”提灯記事も書くわがメディは違う見方をする。
6月1日、ブルージェイズに6回2失点(自責1)で負け投手になった試合の翌日、朝日で
読んだ時事通信の記事にこう書かれていた。

ヤンキースの田中は、またも中4日の登板で結果を出せなかった。
(中略)
鋭い打球が野手の正面を突く幸運もあり、なんとか粘って
2点でとどめが、球速、球の切れ、制球ともに本調子には
ほど遠かった。(後略)


この記者は勝たないと結果を出したことにならないと考えているようだ。
また、本調子にほど遠かったという見立てが事実なら“ほど遠かったが、粘りの投球で
6回を2失点で切り抜けた”と書くのが普通ではないのか?
キャラも含めて田中が好きだからこういう記事を読むとほんと腹が立つ!
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昨日、CNNで見かけてツイートしたところ、RTも“いいね”も2000件を超えた。
数字に値する写真だと思うので再録しておく。
合成ではないかと思わないでもないが、どこからもそんな声はないようだ。
CNNのHPに“What a shot! 30 amazing sports photos” (何というショットだ。
30枚のみごとなスポーツ写真)として出ていた。http://cnn.it/1Xd3HS0

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昨日のTBS「プレバト」のお題写真

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by toruiwa2010 | 2016-06-10 09:56 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
ホームランを打っても、ベースは 淡々と回る。
喜びを爆発させるのはベンチに入ってから…
それが MLBの「ルール」だ。
これを破ると、次の打席できわどい球を
投げられたりする。試合の終盤で彼に打順が
回らないときは次の打者が餌食になる。

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メジャーリーグの野球には一冊の本になっているルールとは別に文字にはなっていない
Unwritten Rule(書かれていない規則、岩佐的には“仁義”“不文律”)というものがある。
これを知った上で試合を見ると、面白みが増す。
ツイートは先日、ダルビッシュが復活登板した日のレンジャーズvsアスレチックスで
ベルトランがホームランを打って帰ってきたときのベンチの光景を見て呟いたものだ。
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ホームランを打たれた投手はガックリしている。その傷に塩をなすりこむような行為を
してはいけない…というのがメジャーの考え方だ。あからさまなガッツポーズをしたり、
当てつけるようにゆっくりベースを回ったり、ホームベース付近からベンチ前にかけて
チームメイトがボコボコニするような行為はダメなんだ。サヨナラなら別だけどね。

新庄剛志がメジャーに行ってまもなくだったと思うが、ホームランを打ったあと、喜んで
高々とバットを放り上げたときヒヤリとした。“報復”されなかったのは「やつはルールを
知らないんだろう」と見逃してくれたに違いない。

このUnwritten Ruleを初めて目撃したのは1978年のワールド・シリーズでドジャースの
ロープスがホームランを打ったときだ。彼は人差し指で上空を指しながらベースを回った。
「We are No1」(俺たちが一番さ)という意味だ。
次の打席、ヤンキースの投手はロープスの背中のうしろを通るゆるい球を投げた。
「そんなに嬉しかったのか。喜ぶのはベンチに入ってからだということを知らんのか」と。
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先日、ドジャースの前田が登板した試合の相手の先発はシンダーガード(メッツ)だった。
3回表、1死走者なしで打席に迎えた1番のアトリーに対してシンダーガードは159㌔の
速球を投げ、即座に退場処分になった。体の後ろを狙って投げたのが見え見えだった。

普通は一度 警告をするものだが、“伏線”があったから主審の判断にためらいはなかった。
去年のNLDSでアトリーは併殺崩しのスライディングでメッツのショート、テハーダに
大ケガをさせていたのだ。
やられたらやりかえせ…と教えられてきた(…に違いない)シンダーガードはシーズンを
またいで報復したわけだ。リアクションを見るとシンダーガードは“即退場”になるとは
思っていなかったようだし、コリンズ監督も猛烈に抗議したが、審判団は譲らなかった。
試合前に1986年のワールド・シリーズ優勝から30周年を祝うセレモニーがあって大いに
もりあがっていた観客の拍手の中、シンダーガードはベンチに消えた。
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両チームは5月上旬にロサンゼルスで対戦している。このときも“遺恨”が心配されたが、
何も起きなかった。コリンズ監督は4連戦の前、選手たちとミーティングを持ったそうだ。
このとき、監督は「報復をしないように」という指示はしなかったが、「メッツの選手が
ケガをしたり、処分されたりすることがないように」と話したらしい。
シンダーガードはそのアドバイスの範囲内で“メッセージ”を送ろうとしたのだ。結果は
完全に裏目に出てしまった。

なお、テハーダのケガは併殺崩しのスライディングについてのルール変更につながった。
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また、シンダーガード退場の際、コリンズ監督の抗議が猛烈だったのは「誰一人ケガを
していないのに、警告もしないでいきなり退場はないだろう」ということらしい。
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by toruiwa2010 | 2016-06-02 08:50 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
トミー・ジョン手術を受けたダルビッシュがメジャーのマウンドに戻った。
5回、81球(51ストライク―30ボール) 3安打 1失点 1四球・7三振

ストレートの最速は158㌔だった。
いきなり勝ち投手になった。1点は奪われたが、問題はないと思う。
地区優勝を狙うチームにとっては心強いね。

投球数が多いこと、ストライクとボールの比が悪すぎること…
すべて、主審と意見が合わなかったのが原因だ。コースも高さも厳しかった。
ダルビッシュがストライクと思ってボールにされた球が10球近くあったはずだ。
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イニングごとのツイートを参考までに。

ダルビッシュ の復活登板。
1回はヒットを一本打たれ、野手の悪送球で
2死3塁となったが、無失点で切り抜けた。
ストレート系は ほぼ全球が150㌔を超え、
最速は 157㌔(2球)だった。
TJ手術のあとスピードが増す投手がいると聞くが
そのタイプかもしれない。

なんか、戻って来たダルビッシュが ヤバイね。
いや、今どきの若者が使う意味で。
2回は少し球速を抑えたが、それでも三者凡退、
2三振だった。最後の見逃し三振は 有無を言わせなかった。
手術以前のベストと 同じぐらいに調子がいいと素人は見る。

ダルビッシュ 3回を終了。 42球、ストライクは26球だ。
1安打、1四球・4三振、無失点。
ほとんど、何の問題もない。
今日は75-80球だというから 6回までかな?

ダルビッシュ には ほとんど問題がないと書いた。
訂正。
今日の主審と意見が合わない ことが多いね。
気がかりはそこだけ。

ダルビッシュ 4回終了。
2-3回は150㌔超えがなかったが、
この回は4番、5番に対して156㌔(2球)を含んで
数球投げた。
力を入れるところ、抜くところ、 心得ている。
by toruiwa2010 | 2016-05-29 10:09 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
イチローにhat off !

イチローが大爆発している!
今日も4回までに3打数3安打だ。
白旗を掲げます。降参です。私が間違ってました。
この3日間で11打数の9安打!!
イエリッチのケガ次第でまだ伸びる可能性がある。

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開幕前からイチローについては同じことを書いてきた。
今年の彼の“最大のテーマ”はMLBで通算3000安打を達成すること。
そして、チームの状態を考えると達成の可能性は微妙だということだ。
先発できるのは50試合前後だ。打数は多くても280、下手をすれば250に
届かない可能性もある。まとめて試合に出る機会が著しく減り、調子の維持が
極めて難しい。記録の達成は早くても8月終わり、遅ければシーズン終了間際で
下手をすれば最終戦に3安打が必要…という“ドラマチックな”展開もありうる…

開幕してからの経過はほぼ私の予想通りだった。
チームが全162試合の4分の1にあたる40試合目をプレーしたのは18日だった。
イチローはこの日まで、先発はわずか7試合、46打数で15安打だった。(.326)
それほど単純なものではないが、これらの数字を4倍すると、イチローの今年の
最終成績が占えるわけだ。

先発28試合 184打数60安打

これではヒットが5本 足りないが、単純計算ではそうなる。
しかし、野球にけがは付き物。去年もそうだったが、今年もレギュラーの一人、
イエリッチが背中を痛めた。チームの41試合目まで休まずにプレーしていた。
そこまで3割2分、出塁率4割2分だった。

42試合目の打撃練習で故障が発生したらしい。
急きょ、代役に指名されたのはイチローだった。そこから3試合連続で先発した。
4-4,4-2,5-4…13打数10安打の大爆発だ。しかも全盛期のような“脚で稼いだ”
ヒットはないのだからビックリして声も出ない。ハハハ。
日本時間、今日早朝の試合で4試合連続先発出場したが、5打数0安打に終わった。

それでも45試合で25安打…1週間足らずで“状況”は劇的に変わった。
しつこいようだが、単純計算ではシーズン終了時に90安打することになった!
このペースを100%維持できるなら、ちょうど117試合で達成できる。
球場で生で見たい人は8月14日のホワイトソックス戦をめがけて出かければ
いいと思う。保証はしないが。ハハハ。

これだけ好調のイチローでも、イエリッチのけがが治れば、ふたたびベンチを
温めることが多くなる。それが、メジャーの野球のやり方だ。
ファンはそのことを理解しておく必要がある。

いずれにしても、“神”・イチローは日本初のMLBアナウンサーの“予言”を
ものの見事に打ち砕いてくれた。素直に脱帽するしかない。

苦しい投球が続く日本人投手

ダルビッシュが29日に2年ぶりでメジャーのマウンドに戻って来る。
マイナーでのテスト登板で手ごたえを感じているようなので楽しみだ。
逆に、開幕から投げている日本人投手3人の成績が振るわない。
ちょうど3年前、“The Fabulous Three”と題する記事を書いたのが嘘みたいだ。

2013年5月25日時点で日本人投手の成績は…

黒田博樹(ヤンキース)    6勝3敗 2.67 
ダルビッシュ(レンジャース) 7勝2敗 2.83 
岩隈久志(マリナーズ)    5勝1敗 2.37


3人で18勝6敗 防御率は2.72だった!

一方、現時点で日本人投手の成績を見ると…

田中将大(ヤンキース)  2勝0敗 3.24  
岩隈久志(マリナーズ)   2勝4敗 4.39  
前田健太(ドジャース)   3勝3敗 3.29 
 

3人で7勝7敗 防御率も3.71だ。

田中の前回登板は悪くなかったと思うが、ストレートの最速が150キロに届かない。
スプリッターを見極められて粘りの投球になっている。
ブルペンがますます強力になり、チャップマンの初登板以後、チームも10勝5敗と
復調傾向にある。6回を終わってリードしていれば勝てる可能性が大だから、今後は
勝ち星が増えるかもしれない。
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岩隈の調子が安定しない。1試合の与四球率2.8が悪すぎる。過去3年の倍近い。
生命線である制球力を取り戻さない限り、見通しは暗いままだ。せっかくチームが
好調なだけにもったいない。
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前田は快調なスタートを切った。
4試合に登板した段階で3勝0敗、防御率0.36だったが、5試合目から暗転した。
次の5試合は0勝3敗、防御率は6.09。
私のレベルでは何がどうなったのか分からないが、メジャーの分析力はかなり高い。
スカウトの手によって投球が裸にされているのかもしれない。何より気になるのは
マウンドでの表情に自信が見られなくなっていることだ。
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by toruiwa2010 | 2016-05-25 07:13 | メジャー&野球全般 | Comments(1)