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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:メジャー&野球全般( 309 )

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ベンチ前でのキャッチボールを終えて斎藤佑樹がマウンドに向かう直前に
こうつぶやいた。

さて、いよいよ斎藤祐樹がプロのマウンドに上がる。
果たしてどこまで通用するのか。
“大胆“予測をするなら、プロで通じるようになるには
時間がかかると思う。生命線は低めの変化球だが、
ストレートに力がなければ話にならない。
5勝、うまくいっても7,8勝と見ているがどうか。


斎藤について当ブログが初めて触れたのは2007年の12月だった。
まだアマチュアだった石川遼が大騒ぎされていたころだ。

「ハンカチ王子」「ハニカミ王子」…知恵のなさが恥ずかしい。
どちらもプロでは通用しないと思うが。


いや、いや、まことにお粗末。石川遼の現在が全く見えなかった。
賞金王、マスターズ20位…押しも押されもせぬトッププロ。
そして、斎藤佑樹も六大学を代表するピッチャーとしてプロ入り、
いきなり、初登板・初勝利を手中に収めた。
見る目がないことを認めないわけにはいかない。ハハハ。

しかし、強弁するわけではないが、斎藤の将来はまだ分からない。
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ゴロが多かったことで、低めの変化球が有効だと証明された。
それも、追い込んでからの変化球で打たせているなら分かるが、
早いカウントからでもゴロに仕留めていた。
的を絞らせない、芯に当てさせないといううまさがあるのかも
しれないが、今の段階で“投球術が優れている”とほめるのは
抵抗がある。ハハハ。

“前途洋々”と言いきれない理由は肝心のストレートがMAXで
143キロしかないことだ。
ロッテの各打者にはかなりの戸惑いがあるように見えた。
ボールが思ったほどのスピードで手元まで来ないのだ。
ベンチで梨田監督・吉井コーチが思わず目をつぶったに違いないと
思ったほど甘いボールが何球もあった。
要は、斎藤の好投…と言うより、ロッテが打ちそこなったのだ。

象徴的だったのは、5回の攻撃だ。
2死からランナーをためて、井口のタイムリーで2点を返したあと、
なお、1・2塁でバッターはキム。一気にとらえるチャンスだった。
フォークが二つ外れたあとのスライダーはど真ん中に!!
打率が1割にも満たないキムはこれを見送った。
次のボールはアウトローいっぱいへのストレートで2-2とされたあと、
変化球でサードゴロを打たされた。
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分からん!
栗山は「2-1からの“4球目”で勝負あった」と話したが、同意できない。
2-0のあとの、アイスクリームに小豆をトッピングしたような“大甘”の
スライダーを見送ったところで勝負あったのだ。
結果論ではなく、あれは打たなきゃ。何のためにバットを持ってるんだ。

結果として、ロッテは黄金ルーキーに勝ち星を献上する形になった。

このところめったなことでは減らなかったツイッターのフォロワー数が
昨日は、一気に8人も減った。明らかに、ハンカチ王子ファンだ。
ルーキーが幸先のいい勝ち星を挙げたのだから、ごちゃごちゃ言わずに
誉めておけばいいのだが、それでは当ブログの値打ちがなかろう。
別に、期待にこたえようと思っているわけじゃないが。ハハハ。

あと、2,3回の投球内容を見ないと斎藤の今シーズンを占うのは難しい。
早いカウントからでもフォークを投げる、低めの変化球はボールが多い。
ストレートは速くない…情報は、瞬く間に全球団に知れ渡ったはずだ。
プロとして、いずれきちんと対応してくるだろうから、斎藤の本当の力は
そのときこそ試されるのだと思う。

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by toruiwa2010 | 2011-04-18 09:42 | メジャー&野球全般 | Comments(10)
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レッドソックスの松坂大輔が7失点でKOされた。3回途中だった。
初回、1死のあとホームランを打たれたが、どう見たって外れている
左打者の外角のスライダー?をストライクに取ってくれる主審だったから
持ち直すと見ていた。
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2回、先頭打者に3塁線を破られ、次のバッターは早めに追い込んでからの
フォアボールで1,2塁…そこからは連打されてこの回6点を失った。
途中から始まったブーイングは精神的にこたえただろう。
アメリカ人選手が最も嫌うのが“本拠地球場でのブーイング”だ。
主力選手でも不振が長引くと容赦なくやられる。たまりかねて球団に
トレードを頼むこともある。球団も事情が分かるから他球団と交渉する。
シーズン中によく耳にするニュースだ。
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3回途中でマウンドを降りる松坂が浴びたブーイングは厳しかった。
副音声を聞いていたが、日本と同様、あちらでも投手交代のときは、
すぐにCMに入ることが多い。
現地ではオフになっているコメンタリーのマイクが生きていたため、
ブーイングの凄まじさに実況陣が声をたてて笑う様子がそのまま流れた。

ピッチングのことは正直言って分からないが、松坂には有難いタイプの
主審なのに、これではどうにもならない。状態は深刻だと思う。

“5番手の先発”はそれだけでもぎりぎりの立場だ。
いいスタートを切らないと苦しいと思っていたが、最悪のピッチングを
披露してあいまった。
日本なら“即ファーム行き”だろうが、このケースは“たぶん”違う。。
開幕時に先発要員と認めた投手に対する信頼もあるし、松坂の場合は
マイナーに落とせない契約になっている可能性が高いからだ。
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1,2年目は“良好”だった首脳陣との関係がうまく行っていないように
見えることも非常に気になるところだ。
何度も書いた通り、“日本を代表するピッチャー”という意識やプライドが
強すぎるのではないか。

謙虚な姿勢を取り戻さないと、同じことの繰り返しになる…
とつい先日も書いたばかりだ。
西岡と言い松坂と言い、不安が的中してしまった。

実は、西岡や松坂より先に“これは危ない”と思ったのは松井秀喜だった。
今シーズンの松井に対する期待と不安についてはこう書いた。

ケガや年齢を考えると、1年1年が勝負になってくる。
いいスタートを切って、いい結果を残してほしい。
ヤンキースを離れてからの松井に、“野球を楽しむ”雰囲気が
感じられない点が気になって仕方ない。


彼もまた“的中“に近い開幕になっている。
先日の1号HRで一息ついたが、本調子とは言えないだろう。
綱渡りが続くはずだ。
首脳陣の信頼を失うのが先か、調子が上がるのが先か…時間との勝負だ。

松坂に戻るが、並みの5番手ではないはずなのに、メージャー入り以来
最大のピンチを迎えている。
4月、5月に文句を言わせない実績を残すことが“must”だったのに…



*3月11日の発生から31日まで、このブログにせっせと書いた記事をまとめ、
PDFにして大容量ファイルに“預けて”あります。
テレビを中心に災害報道についてもかなり書きました。
PDFに変換すると“紙質”がいい本みたいで中身がグレードアップされたような
気分になるから妙です。ハハハ。
http://bit.ly/fLMM10をクリックしてダウンロードしてください。
今日の真夜中まではとりだせるはずです。


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by toruiwa2010 | 2011-04-12 10:47 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
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開幕で“つまずいた”ツインズの西岡が左脚を骨折した。
6-4-3のダブルプレーを完成させようとして1塁ランナー、スウィッシャーの
スライディングをまともに受けてしまったのだ。

西岡の守りについては4日のエントリーで疑問を呈したばかりだ。

オープン戦ではそつなくこなしたようだが、本番でのセカンドベース上の
クロスプレーは激しくなる。ショートとセカンドでは動きが逆になるし、
相当に手こずると思うがどうか。

…不幸にも的中してしまった。

実は、その前のプレーも怪しいところがあった。
7回裏、ヤンキースの攻撃は無死1塁。スウィッシャーの打球はショートへ。
この時、ベースカバーに入った西岡がジーターのスライディングをよける
動きも本来のセカンドのものではなかった。
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1死1塁となって、タシェアラの打球はまたショートへ。
送球を受けた西岡はショート方向に飛びながら体をひねって1塁へ送球した。
しかし、ジャンプの途中でスウィッシャーが滑り込んできた。
左ひざのすぐ下、外側だった。送球は終えたが腹ばいになったまま、動かない。

現地のアナはこう言っていた。
「日本ではショートを守っていた西岡は、このヤンキース3連戦で、ずっと、
この動き方だった。ショートの方に出て行く。普通、セカンドは動き方に
変化をつける。ベースをまたいだり、ショートのほうへ動いたり…。
西岡は、ずっと今の動き方をしていた」

…実際は、最初の併殺プレーのときはショート方向に出ていなかったが、
メジャーでは、セカンドがどう動くかを観察していることが分かる。

また、スウィッシャーの併殺崩し(take out)の滑り方についてはこう言った。
「セカンドベースに手が届く範囲のクリーンなスライディングだ」
ツインズのガーデンハイアー監督も「あれはgood playだった」と言っている。

今、メジャーに挑戦する選手たちは、中継もあるし情報はたくさん持っている
はずなのに、こんなに簡単にやられてしまったのは、西岡には酷なようだが、
残念でならない。
プレーを見ていて、頭の中にこのスライディングのことがあったように見えない。
“準備”ができていなっかったとしか思えない。

開幕早々のリタイアは本人が一番悔しいだろうが、休養はプラスかもしれない。
悪かったことをすべて忘れて再スタートするチャンスだもの。

スウィッシャーは謝りに行ったらしい。
西岡は「君のせいじゃないよ。気にしないでくれ」と逆に慰めたという。


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by toruiwa2010 | 2011-04-08 12:49 | メジャー&野球全般 | Comments(13)
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日本時間の土曜日、メジャーリーグが開幕した。
未曽有の災害があったために日本選手への期待を書く時間がなかったが、
大急ぎで、まとめて記しておく。


イチロー(Seattle Mariners:11年目)
最後のオープン戦は珍しく3打席3三振に終わったが、心配することはない。
きちんと考えて物事に取り組むタイプだから、これでも計算通りなんだろう。
11年連続の200安打もよほどのことがない限り問題はないはずだ。この男に限っては
想定外のことが起きることを期待できない。その分、私にとっては“面白み”に欠ける。
もちろん、彼の熱烈なファンには、そこがたまらない魅力の一つなのだろうが。
本当は、彼が一つのコマでしかないビッグ・チームに移籍して、200安打の目標を捨て、
優勝に貢献するところを見たかったのだが、動く気配はまったくなかった。こうなると、
彼にとってのモチベーションは“200 hits”しかない。
おっと失礼、4月いっぱいぐらいはプレーオフ進出も視野にあるかもしれない。
結局、日本のファンMLBファンは今年も同じスタイルのプレーしか見られない。
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唯一、万一、もしかして、ひょっとして…200本に届かないという事態が起きるとすれば
それは、去年書いた、年齢からくる“ハンド・アイ・コーディネーション”の衰えだ。
3三振がいずれも空振りだったことがその予兆でない保証はどこにもない。
⇒ http://bit.ly/bWK87u

200安打を達成して打率は3割2分、50盗塁をノルマとしてほしい。

開幕戦で牽制に引っかかって2塁に走ったとき、彼にしては珍しいプレーを見せた。
完全にアウトのタイミングなのに、ベースカバーのショートに向かって滑って行った。
これまでなら、諦めてタッチされたのに。こりゃ、驚いた。
同じスタイルのプレーしか見られない…と書いたばかりだが、その直後、フィギンスの
ホームランが出たときに、ベンチ内で手を叩いていたこととあわせて変化の兆しか?
どこかの新聞が“リーダー格”と書いていたが、冗談だろう。マリナーズの選手の中で
リーダーにならなければいけないのは彼しかいないのに。

ちなみに、この牽制アウトの場面だが、ベースバッグの右側に滑り込んでいれば、
セーフだった可能性が大だ。ハハハ。

松井秀喜(Oakland Athletics:9年目)
このクラスになれば、オープン戦の成績が悪かったことは問題ではない。彼もまた開幕を
目指してやっていたに違いないのだから。
何よりも明るい材料は、ここ数年不安を抱えながらプレーしていた両ひざに全く問題が
なさそうなところだ。ただし、環境は厳しい。去年以上に結果が求められるからだ。
ケガや年齢を考えると、1年1年が勝負になってくる。
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8‐9月のバッティングは悪くなかった。いいスタートを切って、いい結果を残してほしい。
プレーする以前に、去年に比べて、少なくとも一つは上回っている。
グリーンとイエローのアスレチックスのチームカラーは赤より遥かに似合うことだ。

逆に、ヤンキースを離れてからの松井に“野球を楽しむ”雰囲気が感じられない点が
気になって仕方ない。Let’s have fun,Hideki !

打率は2割8分で十分だが、30HR と100打点のクリアがmustだ。

西岡剛(Minnesota Twins:1年目)
1年目の西岡がオープン戦では好成績を収めた。しかし、これはまったく参考にならない。
本人も十分に分かっているはず。手ごたえについて「“メジャーの壁”は感じていない」と
語ったというが、なめているわけでもなさそうだから、期待しよう。
ただし、試合数が少ない日本で200安打した実績をひっさげてアメリカに渡った西岡だが、
かなり厳しいと見る。
彼の肩とスローイングではメジャーのショートは務まらないと見ていたら、ツインズでは
セカンドをやることになったようだ。これも、結構、厄介だ。

オープン戦ではそつなくこなしたようだが、本番でのセカンドベース上のクロスプレーは
激しくなる。ショートとセカンドでは動きが逆になるし、相当に手こずると思うがどうか。
詳しいデータを持っていないが、メジャーでショートからセカンドにコンバートされて
成功した例はあまりなかったような気がする。なくても、西岡が成功すればいいだけだが。
ハハハ。
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…ここまで書いたところで開幕戦が始まった。
デビュー戦だから少し見てみるか、と見始めたらいきなりひどいことになった。
テレビではエラーのほうを強調していたが、ランダン・プレーのミスのほうが恥ずかしい。
ショートでもセカンドでもあのプレーでの“基本”は同じだから言い訳にならない。
ボールを相手(1塁手)に見せながら追い込む…を忘れていた。
ゴロをはじくことはこれからだってある。しかし、基本的なプレーは日本人の得意とする
ところのはずなのに、「日本の野球はあんなもんなんだ」と思われるのはキツイ。

2番ということらしいが、最低でも140試合は出場したい。
スイッチヒッターの利点を生かして、打つほうはそれなりにやれるかもしれない。

1年目だから、2割7分、40盗塁なら、合格だろう。
内野手で本当に“成功した”と言える日本人選手はまだいない。
初戦のミスは尾を引くかもしれないが、26歳の若さではねかえしてほしい。

松坂大輔(Boston Redsox:5年目)
1年目15勝、2年目18勝と順調そうに見えた松坂だったが、故障もあって4勝、9勝と
勝ち星が伸びなくなっている。先発5番手として開幕を迎えるらしいが、いいスタートを
切らないと苦しい。初めはよかった首脳陣との関係がうまく行っていない印象がある。
何度も書いた通り、“日本を代表するピッチャー”という意識が強すぎるのではないか。
まさか、2回連続、WBCのMVPになったことで勘違いしていることはないだろうが、
謙虚な姿勢を取り戻さないと、同じことの繰り返しになる。
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オープン戦の出来は参考にならないとはいえ、相変わらず、出来不出来の波があるらしい。
首脳陣の信頼を失った一因は、途中で大崩れするイニングがあることだろう。メジャーの
ピッチャーは1回に3,4点失っても2回から立ち直って、6‐7イニングを投げ切ったり、
初めから飛ばして行き、スタミナ切れで打ち込まれたりするタイプがほとんどだ。
監督やコーチは計算が立てやすいのだが、前触れなく崩れる松坂のようなタイプは扱いが
とても難しいのだ。ファームにいい若手が育ってくると、夏前にも5番手の座を奪われる
可能性がある。そうさせないためには、4月、5月に文句を言わせない実績を残すことだ。

並みの5番手ではないし、力は十分持っているのだから、最低でも180イニング投げて、
少なくても12勝挙げることがノルマだろう。

黒田博樹(Los Angeles Dodgers:4年目)
去年の実績を考えたら、先発では黒田のほうに期待がかかる。
なにしろ、勝ち星を初め、登板数、投球回数、防御率など、主要な部門すべてでベストの
数字を残した。気迫が前に出るマウンド姿もいい。
3年前、初先発・初勝利の翌日にこう書いている。
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マウンドに上がってからの落ち着いたピッチングは魅力いっぱいでした。
西武にいたころの松坂のピッチングも見るに値するものだと思っていましたが、
この黒田も登板のたびにテレビの前で楽しむことになりそうです。
なによりもストライクが先行するところがいいです。バックで守る野手にも
いいリズムが生まれて、好プレーが見られますからね。
一つ気になったのは、あれだけ球速があり変化球のキレもあるのに、意外に
三振の数が少ない点です。


我ながら、なかなかいいところを見ていると思う。ハハハ。
この日は7回で奪三振が4個だったのでこのように書いたのだが、いまは、三振の数が
少ないことよりピッチングの中身がいいのに勝ち星が増えないことのほうが気になる。
去年、失点87に対して自責点が74というデータがある。エラーによる失点が多いことを
示している。案外、守る野手にとって、リズムが悪いのかもしれない。
考えてみる価値がありそうだ。私じゃなくて、黒田が…。ハハハ。

日本に帰るといううわさを聞いたとき「そんなバカな…」と思った。
“やれる”ことが分かったのに、ここでメジャーに別れを告げたのでは“中途半端すぎる”
と思ったからだ。ドジャースに残ってよかった。
4年目の今年は、黒田博樹の“メジャー総決算”を見せるシーズンになる。

ぜひ、一流の証、200イニングと15勝を目標にしてほしい。

岡島秀樹(Boston Redsox:5年目)
初めて、開幕をマイナーで迎えることになった。
オープン戦での防御率が5点台で悪すぎるから…と思ったら、そうではないらしい。
岡島と並んで当落線上にあったほかの投手たちの契約内容が影響したようだ。マイナーに
落とせない、落とすためにはややこしい手続きが必要になるタイプの契約があるのだ。

去年はあまりいいところがなかったが、彼の力を考えれば、必ず戻ってくるはずだ。
くさることなく、ファームでしっかり力をためておいてほしい。

福留孝介(Chicago Cubs:4年目)
メジャーに乗り込んだ日本人選手の中で最もつかみどころがないのが福留だ。
毎年、春先はいいのだが、シーズンが深まるにつれて、すべての数字が下がってくる。
首脳陣が求めているのはシーズンを通して波の少ない選手だ。福留の場合は、毎年夏場に
調子が落ちてくるのが厄介だ。バッターが真価を発揮しなければいけない時期なのだから。

せめて2割7分、せめて15HR…外野手でこの数字はごくごく平凡だが。

上原浩次(Baltimore Orioles:3年目)
1年目は故障もあり、6月でシーズンが終わった。
5回終了まででマウンドを降りることが多かったのだから、先発失格は仕方がない。
2年目の去年は中継ぎでスタートしたあと、夏場から抑えに回って成功した。驚いた。
クローザー向きとは思っていなかったからだ。
しかし、考えてみれば、三振が取れて与える四球が少ないピッチャーは、監督が抑えの
投手を決めるときの条件だろうから、うってつけなのかもしれない。
球速がそれほどでもないのが難点だが。

1シーズンを通してクローザーを任されるとすれば、35-40セーブ、
防御率を2点台の低いところで抑えてほしい。

高橋尚成(Los Angeles Angels:2年目)
去年、一番驚いたのは高橋だ。
勝ち星というのは、中身を“精査”しないといけないが、10勝も挙げられたのが不思議だ。
以外に三振を取れているし、味方の打線もかなり援護してくれているようだ。
“何かを持って”いるのかもしれない。2シーズン目、それが続くことを祈ろう。

川上憲伸(Atlanta Braves:3年目)
ファームからのスタートになった。
彼のカットボールは有効だと思ったが、結果が出ていない。夏場までにメジャー昇格が
果たせなかったら、日本に戻って楽天に入ることを勧める。3年契約の最終年…自分から
放棄したっていいではないか。星野との相性は知らないが、たしか、解説者時代の彼は
“ケンシン”“ケンシン”と言っていたような気がする。
男としての決断を。

斎藤隆は“立派”の一語に尽きる。

今日は早くも開幕3日目。
しかし、シーズンは長い。いいスタートを切った選手、つまずいた選手、いろいろだが
私の期待は期待として、すべての選手に“Good luck !”と言いたい。
…かなり適当なシメ。ハハハ。


おまけ:見っけた!

妻の買い物に同行して永福町に行った。お目当ては三浦屋だが、昨日はその手前に
最近完成したばかりの駅ビルに立ち寄った。1階の京王ストアで好物のヨーグルトを
探すためだ。計画停電の影響とかで、ヨーグルトが品薄状態が続いていて、震災以来、
ご無沙汰しているのが“森永のアロエ入り”だ。
プレーンでも平気なほどのヨーグルト好きだが、この一品は特別だ。

店の奥の棚にありました。3週間ぶりのご対面!
やっぱり、うまいわ。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2011-04-04 09:02 | メジャー&野球全般 | Comments(6)
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フジテレビに入社してグラウンドで選手たちと触れるようになったのが
1963年の夏だったから、1962年限りで引退した与那嶺要のプレーを
間近で見ることは残念ながらなかった。
少年のころから、いい選手、うまい選手を金の力で根こそぎさらっていく
“読売巨人軍”が嫌いだったが、のちのONや高田繁を除くと、二人だけ
好きな選手がいた。

一人は、子供心に“このおっさん、面白いな”と思った千葉茂だ。
“紳士”が多い巨人の中にあって着るものもプレーぶりも“野人”だった。
日本野球史に残る名セカンドと言っていい。
そして、もう一人が与那嶺だ。
1951年のシーズン途中に入団していきなり“スマート”な野球を見せた。
ここで言うスマートは“頭のいい”という意味だ。
それまで日本で見せられていたのが“野球”だったのに対してハワイ出身の
彼が持ち込んだのはまさに“ベースボール”だった。
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来日間もない頃、三塁線へのバントヒットを鮮やかに決めてファンばかりか、
両チームの監督選手たちさえ唖然とさせた。
体を開き気味に三塁線にボールを転がす“セーフティバント”という発想は
それまでの日本の野球にはなかったのだ。

そして、物議をかもしたのは“フック・スライディング”だ。
片足を“フック=かぎ型”に曲げて滑って行くやり方だった。
ダブルプレー阻止のとき、打者走者をアウトにさせないために、2塁ベースを
カバーする野手の足を払うのが狙いだった。
なじみのない日本人内野手はいいようにやられてケガをする選手も出たりした。
ホームでのクロスプレーでもキャッチャーに体当たりすることがあって「乱暴だ」
「アンフェアだ」という声が挙がった。

“文化”の違いに悩んだこともあったらしいが、彼にしてみれば、選手として、
チームのために“義務”を果たしたにすぎないのだから、つらかっただろう。
30年近くの時間が流れ、1978年にメジャーの実況を始めて、何度もベース上の
“Collision”(激突)を見るたびに、「わあ、これはもめるだろう」と思った。
しかし、靴の底を見せて野手に突っ込んで行かない限り、もめることはなかった。
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ボールはすでにキャッチャーの手にあり、待ち構えているところに、滑らずに
体を丸めて肩からぶつかっていく。もんどりうってひっくり返るキャッチャーが、
それでも放さなかったボールを高々とかかげる。審判の右手が挙がる。
“You’re out !”スタンドがどよめく。アウトになった選手は、キャッチャーを
気遣うこともなく、淡々と自分のベンチに向かう。迎えるチームメートたちが
そのお尻を軽く叩いて行く…

やられた側が「アンフェアだ」と非難することは、まず、ない。立場が逆なら、
同じことをやるのだから当たり前だ。ハハハ。
「彼は、やるべきことをやっただけさ」で終わる。そこが潔いと思う。
与那嶺が“当たり前のこと”としてやって見せた数々のプレーは、日本野球が
スピーディーでエキサイティングなものになって行くきっかけだった。

ウォーリーが死んだ。

おまけ:お目覚め?
“冬眠”(?)でしょうか、しばらく顔を見せなかった“私”のクモが
ひさしぶりで姿を現しました。
元気で何より。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2011-03-02 09:56 | メジャー&野球全般 | Comments(8)
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イチローも松井秀喜もキャンプ地に入り、各チームともにFull Squad(全員)が揃っての
トレーニングが始まっています。
メジャーでは、バッテリーと故障上がりの選手が一足先にキャンプインします。
ピッチャーは、野手組が合流したとき、打撃練習で投げられる状態にしておくためです。
基本的に“バッティング・ピッチャー”はいないのです。今年は女性がいくつかの球団を
回って投げている、と話題になっているらしいですが、例外中の例外でしょう。
普通は、監督・コーチや野手仲間が投げます。コーチたちはシーズン中も投げています。
50歳、60歳のバッティング・ピッチャー!
かつては、バッテリー組と野手組のキャンプインに1週間ほどの“時差”がありましたが、
最近は、2,3日から4,5日のようです。
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フジテレビでメジャーの実況を担当した2年目、1979年には2月27日から3月16日まで
じっくり、キャンプ(spring training)を取材しました。
ご存知かもしれませんが、メジャーのキャンプ地はフロリダとアリゾナに集中しています。
そのオープン戦(exhibition game) は、それぞれの名産品からGrapefruit League ,
Cactus(さぼてん)League と呼ばれます。
私のころはフロリダのほうが少し多かったと思いますが、いまは15球団ずつのようです。
当時のカリフォルニア・エンゼルスだけはパームスプリングスでキャンプを張りましたが、
現在はアリゾナでやっているようです。
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フロリダは半島の両海岸にキャンプ地がありますが、1979年の私は、東海岸・マイアミの
オリオールズを皮切りにベロビーチ(ドジャース)まで北上したあと、西のタンパに飛んで
南下して行った記憶があります。

日本のキャンプはいつも少し緊張感が漂っています。
ベテランだけならそんなこともないのでしょうが、どの球団にも“鳴り物入り”の新人が
いることと関係があるかもしれません。というのも、メジャーでは大学(中退)や高校から
入団した選手がいきなり活躍することはめったにないのです。最低でも1-2年はマイナーで
経験を積むのが普通です。“seasoning”という英語がぴったりですね。
マスコミもファンも新人を取り囲んで騒ぐようなことはありません。
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レジー・ジャクソンと。
当時のヤンキースはフォートローダーデールがキャンプを張っていました。


期間中、家をレンタルして家族を呼ぶ選手もいますし、全体として“おとな”の空気が
支配しているのがメジャーのキャンプでした。
練習時間が短い、という人もいますが、表面だけ見るからです。みんな、やるべきことは
やっています。ハハハ。

メジャーでは、日本と違ってキャンプインするとすぐにオープン戦が始まります。
どちらかのキャンプ地で行われます。公式戦の球場を使って試合をするのはエンゼルス
vsドジャースのフリーウエー・シリーズぐらいでしょう。
初めのうちは、マイナーの選手がプレーすることが多く、レギュラーが保証されている
選手たちが何回も打席に立つことはまれです。
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レッドソックスのキャンプ地・フォートマイヤーズでジム・ライスと。

日本ではオープン戦も“興行”ですから全員が開催地に行き、スター選手の出場も話題の
新人のお披露目も“must”ですが、メジャーではお休みの選手もいるし、ホームチームの
ベテラン選手が1打席で試合から退くとそのままサブ・グラウンドに直行して打ち込みを
したりします。“ゆるーい”と言えばいいでしょうか。ハハハ。

ただし、私が取材したころには内野席でも2~3ドルだった入場料が今は15ドル前後まで
上がっていることを知ってビックリしました。
これだけのお金を取ったら、試合中に外野のフェンス沿いをホームの選手が走るような
光景はさすがに見られなくなっていることでしょう。ハハハ。

開幕日にバラツキがあるメジャーでは、準備ができたチームから順に北上して行きます。
heading north…つまり、開幕戦が行われる街に向かうのです。
フロリダやアリゾナに残って試合をしたいチームがあると大学チームが相手をすることも
あります。日本ではプロとアマの交流が少しずつ復活するようですが、あちらはそんな
細かいことは気にしないのでしょう。

いずれにしても、“1回無失点 斎藤佑樹 いい仕上がり”…そんなことがニュースになる
ことは金輪際ありません。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-02-28 08:48 | メジャー&野球全般 | Comments(6)
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いやあ、それにしても、“斎藤佑樹フィーバー”のすさまじいこと!
たしかに、好青年だ。高校でも大学でも実績を残した。
しかし、その実力…プロの世界での実力は“未知数”だ。

鎌ヶ谷での自主トレから騒いでいたマスコミ、特にテレビの“狂騒曲”には
あきれざるを得ない。今さらだが。ハハハ。
全テレビ局は当然、ニュース、ワイドショー番組それぞれからリポーターが
キャンプ地、沖縄・名護に集結している。報道陣の総計は400人を超えるとか。
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長嶋茂雄がプロ入りした1958年の巨人・宮崎キャンプもすごかったようだが、
テレビの騒ぎ方が今ほどではなかったはずだ。
プロ野球のキャンプ地が異常ににぎわうのを初めて肌で感じたのは1970年の
近鉄・延岡だった。
68~69年の春・夏甲子園に岩手・三沢高校のエースとして3大会連続出場した
“こーちゃん”こと、太田幸司が入団したからだった。

もっとも、東北育ちの彼はきわめてシャイで口数が少なかったからマスコミも
“扱い”に手こずったものだ。
「スター千一夜」(フジテレビの看板番組)で2度、聞き手をつとめさせられたが、
「とにかくしゃべらん」という定評に尻込みしたレギュラー・インタビュアーが
“敬遠”したために“お鉢”が回ってきたのだった。ハハハ。

81年はフジテレビのアナウンサーとして最後のキャンプ取材になった。
宮崎にも行っているが、原辰徳が巨人入りしたことで起きていたはずの大騒ぎが
全く思い出せない。
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次の記憶は86年、桑田真澄・清原和博のPLコンビがプロ入りしたときだ。
甲子園を沸かせた二人、ドラフトでの明暗、入団したのが西武と巨人…話題には
事欠かなかったから、高知・春野と宮崎はこれ以上ないというほどにぎわった。
「プロ野球ニュース」のデスクとして、“KKウォッチング”というコーナーを
提案し、実行した。各球団のキャンプ情報を伝えたあとに、必ず、二人の1日を
3分ずつぐらいにまとめて放送することにしたのだ。
視聴者の反応は上々だった。負担が増えた球団担当記者からは文句を言われたが、
デスクはビールがうまかった。ハハハ。

89年、野茂英雄が近鉄に入団した時の延岡も報道陣が殺到した。
初めてシート・バッティングのマウンドに上った野茂が第1球を投じたときの
フラッシュのまぶしさは今でも忘れない。
速球とフォークボールだけで大きな実績を残し、メジャーでも立派に通用する
大投手に成長した。

最近では99年の松坂大輔だろう。
高校生としてどんなに注目され、素晴らしいプレーをしても、プロ入りするとき
どれだけ活躍できるかを予想することはとても難しい。
その意味で、松坂ほど、誰もが“立派に通用する”と感じた選手は珍しい。
各テレビは“売り物になる”と判断した。4月7日、東京ドームでの彼の初登板は
テレビで見た記憶がある。彼が投げるとき、東京では全局が横並びで生放送した。
ニュースの時間帯に“カットイン”したのだ。記憶違いだったらご容赦を。

堂々たる“日本代表”投手として海を渡った。
“メジャー流”を身につければ、2年目の輝きを取り戻せるはずと確信する。

さて、斎藤佑樹だ。
人気に押しつぶされるタイプではないようだが、力のほどはどうなのか?
アマチュアには通用した低めの変化球にプロのバッターがだまされるだろうか?
はなはだ疑問だ。球が軽そうなのも心配な点だ。よほど、しっかりした制球力を
ものにしなければ勝ち星は上がらないだろう。
少なくとも、1年目はうまく行って7,8勝、下手をすれば5勝どまり…と見る。 

日本には石川遼・宮里藍・横峯さくら(ゴルフ)、錦織圭・クルム伊達(テニス)、
福原愛・石川佳純(卓球)しかアスリートがいないのかと思わせる報道の仕方には
問題が大ありだが、心あるスポーツ・ファンは、ただ嘆くことしかできない。

沢村拓一(中大→巨人)、大石達也(早大→西武)、福井優也(早大→広島)…
ほかにも情報を教えてほしい新人はいる。
いくら言っても、馬の耳に念仏馬耳東風、「あんたも知ってると思うが、彼らじゃ
数字(視聴率)が取れないのよ」と言われるのがオチだからなあ。

“おいしい”と分かれば、骨までしゃぶりつくのはマスコミの習性だ。
アジアカップ優勝のジャパンも今まさに“旬”だろう。
長友のインテル移籍が昨日の朝日夕刊では3番目の扱いながら1面だった。
ビックリだ。
アジアカップ優勝の直後だしなあ。インテルだしなあ。そして、長友だしなあ。
まあ、事情は分かるけど。ハハハ。
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昨日、妻に付き合って吉祥寺に行ったとき、売り場の隅ににあった福豆が
目に入りました。節分ですからね。思わず籠の中に入れてしまいました。
この豆を見ると、生前の父が台所に立って煎っていた姿を思い出します。
酒のつまみですが、それほどおいしくはないし、お腹がふくれますから
せいぜい4,5粒がいいところです。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-02-02 08:25 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
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MVP:2回
三冠王:3回(1982年、1985年、1986年)=史上最多
首位打者:5回(1981年 - 1983年、1985年、1986年)
本塁打王:5回(1982年、1985年、1986年、1990年、1991年)
打点王:5回(1982年、1985年、1986年、1989年、1990年)


現中日ドラゴンズ監督・落合博満の選手時代の成績だ。
どこに出しても恥ずかしくない数字が並んでいる。同等はいても、打者として
彼を上回る実績を残した選手はほとんどいない。
多くの人がイチロー、イチローと騒ぐが、ヒットならいつでも打てる技術と、
その気になればホームランだって楽に打ってしまうバッティング…打撃術では
落合のほうが上だと思っている。

…なのに、おととし、去年と2年連続、わずか1票差で殿堂入りを逃がした。
そのつど、そんなバカな話があるかと、書いてきた。
名古屋ではどうだったか知らないが、全国的には2年とも大した“ニュース”に
ならなかった。

ドラゴンズ・ファンでもないし、落合が特別好きなわけでもない。
しかし、このニュースを聞いたとき、プロ野球の取材に携わった者の一人として、
猛烈に恥ずかしい思いと怒りを感じた。

殿堂入りの選手は、取材経験の豊富な野球記者の投票によって選ばれるのだが、
こんなことになるのは彼らが“好き・嫌い”を基準に投票しているからだ。
現役時代、報道陣に評判が悪かった人は不利になる。
3年目の今年も同じことを書くのだが、日本では唯一の400勝投手、金田正一も
選ばれる資格を得た1年目には殿堂入りできなかった。
外国のメディアは日本の野球殿堂入りなどに関心がないからいいが、我がスポーツ・
ジャーナリズムの程度の低さは目を覆いたくなるほどだ。

去年の同じ時期に書いた記事の最後をこう締めくくっている。

落合は、去年圧倒的な得票で殿堂入りしていなければいけなかったのに、
子供っぽい記者たちの犠牲になってしまった。気の毒に。
同じ仕事をしてきた者の一人として恥ずかしい限りだ。

今年1年、にこやかに接してみるか。ハハハ。

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落合が、昨シーズン、報道陣とどう付き合ったか知らないが、今年は必要な票数を
30票ほど上回ってめでたく選出された。
新聞に出ていた「いつかもらえればいいなと思っていたけど、こんなに早く表彰されて
戸惑っているのが本音です」という落合の談話にホッとした。大人…ということだ。


30年遅いわ!!
神宮球場が、スピードガンの見直しを検討しているそうだ。
昨年、由規が161キロをマークしたとき、テレビ中継では「152キロ」と表示され、
大きな誤差が話題になったという。

私が神宮で実況していたのは1970年代終盤だが、当時から、神宮はよその球場より
数字が出る、ちょっと、おかしいんじゃないかと感じていた。
入団したての江川が最後の一球で152キロを出したこともある。
ずっと、チェックされずにいたことのほう不思議だ。

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by toruiwa2010 | 2011-01-16 09:21 | メジャー&野球全般 | Comments(7)
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元旦からこちらで“営業”しています。
新参者ですが、よろしくお願いします。


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プロ・スポーツ界で選手生命が長くなったことを取り上げて「スポーツ界も高齢化?」を
書いたのは去年の11月でした。
交通手段や宿泊施設が格段に良くなった。体の手入れ方法も進歩し、アスリートたちに
自己管理の意識が芽生えたことなどがその理由だろうと、分析したアメリカのリポートを
紹介したあと、私が書き加えたのは次の一点でした。

しかし、長寿アスリートを生みだす最大の要因は、何よりも“高額報酬”ではないか?
目の前にぶら下げられたニンジン…。まあ、頑張ればこれだけもらえると分かったら、
誰だって「この世界で長生きしよう」と思いまさあね。ハハハ。

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英語のNational Pastimeは、野球、フットボール、バスケットボールなど家族そろって
楽しむ“国民的娯楽”を指した言葉です。
週末に夫婦で、あるいは家族連れでスタンドに陣取って地元チームに声援を送る…
チームが勝っても負けても、家族にとってはそれが何よりの楽しみなんです。

しかし、昨日の新聞に「庶民に遠いスポーツ観戦」という興味深い記事が出ていました。
チケット代の高騰でこの国民のささやかな楽しみが奪われそうになっているというのです。
競技やチームによって差がありますが、野球は一人25ドル(2000円)、バスケットは一人
50ドル(4000円)、フットボールにいたっては一枚75ドル(6000円)!
たしかに、懐に余裕がないとなかなか手が出ないか値段になっています。
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私の手元に古いメジャーの入場券があります。
1980年、ドジャースタジアムの開幕試合、アストロズ戦のチケットです。
1塁側内野スタンド2階のいい席ですが、わずかに4ドル50セントです。

詳しい物価の推移は知りませんが、前年のオイル・ショックでガソリンの値が上がり、
1ガロン・1ドルを突破して大騒ぎになっていました。
いま、ガソリンの値段は1ガロン・3ドル前後のようですから、当時の3倍になっています。
ところが、その間に野球のチケット代は5倍以上に跳ね上がっていることが分かります。

このチケット代高騰の理由には集客のための新球場建設など、設備投資もありますが、
最大の要因は選手の高額年俸です。
新聞によると、アメリカの調査会社が発表した各競技の最新の平均年俸は以下の通りです。

バスケット:580万ドル(4億6400万円)
野球:301万ドル(2億4000万円)
フットボール:180万ドル(1億4400万円)


私の資料によると、1980年シーズンのメジャーの平均年俸は14万3756ドルです。
301万ドルはその20倍以上になります。
データに1,2年のずれはありますが、ガソリン代が3倍、チケット代が5倍になる間に
年俸は20倍…バランスが悪すぎます。
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それでも、各競技の観客数は減らないそうですから、経営者がチケット代を下げることは
ないのでしょう。アメリカの良き伝統、National Pastimeは金持ちだけが楽しめる時代に
なって行くのかもしれません。

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by toruiwa2010 | 2011-01-06 08:07 | メジャー&野球全般 | Comments(3)