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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:メジャー&野球全般( 313 )

1978年4月6日、私はシンシナティのリバーフロント・スタジアムにいました。
パンチョ伊東さんと並んで立った外野のフィールドは人工芝でした。
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建て直されてすっかり様変わりした昨日のリバーフロントに懐かしい顔がありました。
MLBオールスター・ゲームの試合前、華やかなセレモニーの中で レッズの歴史に名前を
きざんだ選手として呼び出された4人のうち3人、ベンチ、モーガン、そしてローズが
37年前に初めてメジャーを実況した開幕戦に先発していた選手だったのです。
“Big Red Machine”と呼ばれた強力打線の中心的メンバーです。
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ほかに、グリフィ、フォスター、ドリーセン、コンセプシオン、ジェロニモがいました。
1塁手のドリーセンがペレスに代わることがあるぐらいでほぼ不動のメンバーでしたから
今でも思い出せます。ピッチャーはトム・シーバーで監督はスパーキー・アンダーソン。
いったい、このうち何人が殿堂に入っているでしょう?面倒なので調べませんが。ハハハ。

当時のスタジアムは完全な円形で高いスタンドがグランドと客席を取り囲んでいました。
音が外に抜けにくい構造になっていて、アストロズの先頭打者・プールがライトに大きな
フライを打ったときもインパクトの音は“ゴツン”と、鈍い音に聞こえました。
“カキーン”と聞こえる日本の球場に慣れていた私はとてもホームランになるとは思わず、
“あれよあれよ”と戸惑っている感じがもろに出た、情けない描写しかできませんでした。
メジャーの試合のテンポなどに慣れておきたかったので早めに日本を出発し、フロリダで
オープン戦を3試合ほど見ていたのに。 恥多きわが実況史に残る“汚点”の一つです。
ハハハ。

おそらくそれが現地からメジャーの試合を実況した最初の試合だったでしょう。
相手のアストロズの先発は203センチ! 雲をつく巨漢エース、JRリチャードでした。
あまりにも大きいため、味方の野手たちもキャンプの打撃練習でJRが投げるときは打席を
譲り合ったそうです。「だって、フォロースルーのとき、昼に何を食ったかが分かるほど
顔が近くに来るんだもの」。ハハハ。

エース同士の投げ合いでしたが、乱打戦になり、たしか、雨も降ったりして予定していた
ニューヨーク行きの飛行機に乗れなかった記憶があります。

この年の開幕シリーズはニューヨークのあとボルチモア、ダラス、ヒューストンなどを
回っただけでした。
新しいコンテンツとして局が力を入れたMLBの中継でしたが、視聴率は低迷しました。
てこ入れのため 翌年はすべての試合を現地から中継することになり、私は球宴をはさんで
ほぼ1年をアメリカで過ごすことになりました。
年老いたベンチ、モーガン、ローズを見ながら、37年前を思い出していました。
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ブーイングもあったようですが、ピート・ローズを迎えた球場の歓声は凄かったですね。
監督在任中、野球賭博にかかわるという不祥事を起こした結果、野球界を永久追放され、
野球の殿堂にも入れません。犯した罪の大きさを考えたら当然です。
しかし、現役時代の彼は、“チャーリー・ハッスル”というニックネームで知られ、常に
100%の力でプレーをする選手として子供にも愛された選手でした。
必要もないのにセカンドやサードベースめがけて遠くからダイビングする彼にファンは
拍手を送ったものです。

翌年だったと思いますが、キャンプでインタビューしたとき、通訳なしで聞くことになり、
始める前に「下手な英語ですみません」と言うと「No problem.Me,neither」…
「大丈夫。僕もうまくないから」とリラックスさせてくれたことを鮮やかに思い出します。
そのほかのやり取りは何ひとつ覚えていないのに。ハハハ。
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通算4256安打はこのままなかったことにするには大きすぎる数字です。
スポーツ界に限らず、アメリカ社会には“赦す”文化があると思っています。
難しいでしょうが、いつの日か彼にも赦される日が来ることを願います。

おまけ:ユーモアの精神
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球宴直前の試合で頭にデッドボールを受けた
マリナーズのカノーにアストロズのアイバー。
「おい、大丈夫か?これが何本か分かるか?」

どんなときもユーモアを忘れない。
この“精神が”好きだ。
by toruiwa2010 | 2015-07-16 09:15 | メジャー&野球全般 | Comments(6)
今日はMLBのオールスター・ゲームが行われています。
残念ながら、日本人選手は一人も出場していません。
ケガや“不調”だからです。
このあと後半戦に入るので、簡単に中間報告を。

田中将大(New York Yankees:2年目)
11試合 5勝3敗 防御率3.63 67回 56安打(10HR) 13四球・67三振

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キャンプの時点で一番の気がかりは右ひじの状態でした。終盤で2試合に登板したものの、
手術をしなかったのは“正解”じゃなかったのではないか? 投げ始めたら痛みが再発して
結局、TJ手術をすることになる…それが最悪のシナリオでした。
キャンプの中盤以降、現地のメディアの間では「スピードが出ていない。ひじをかばって
いるのではないか?」という声がさかんに出ていました。

さいわい、開幕は無事に迎えましたが、ジェットコースターに乗っているような激しい
アップ&ダウンを経験しています。
1年目の去年は早めにシーズンが終わってしまっただけに、今年はケガをせずに(healthy)
投げ通したかったはずですが、その計算は4月末に早々と狂いが生じました。故障発生…
右手首の炎症と前腕のハリです。
開幕2戦の納得いかない投球のあと2試合続けて素晴らしい結果を出したところでした。

焦らずに休養したことで復帰後の3試合はずば抜けた内容のピッチングでした。
すべて7イニングス投げて失点はトータルで4点。
「当分 安心して見ていられるなあ」と思ったのですが、そう甘くはありませんでした。
2試合続けて3ホーマーを浴び、大量失点の末にKOされました。

そのあとの2試合、特に最後の試合にいい投球(7回2/3 2安打2失点)ができたことで、
納得して球宴休みを過ごしていることと思います。監督・コーチも安心したことでしょう。
後半戦の開幕試合(vsマリナーズ)に田中の先発を決めています。

今シーズンの田中を数字で語ることは難しいと思います。
しかし、ここまでの結果を見ると、いいときと悪いときが極端ですね。
スピードは、その気になれば154キロぐらいまで出るようですから問題はないと思います。
変化球をうまく使って去年とは一味違う投球をしています。結果が出ているからこれで
いいのでしょうが、制球が思うようにいかないときには、突然乱打される傾向があるのは
かなり心配のタネです。
まずは、土曜日朝(日本時間)のピッチングを見守りましょう。

岩隈久志(Seattle Mariners:4年目)
5試合 1勝1敗 防御率5.22 29回1/3 31安打(9HR) 5四球・20三振

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昨シーズン、夏場までの好成績を考えると物足りませんが、15勝したことで一流投手の
仲間に入ったと思っていました。8月中旬までの投球には 口うるさい現地のメディアも
称賛を惜しみませんでした。

今シーズンはさらにレベルアップしたピッチングを見られるだろうと期待しましたが、
開幕から派手に打ち込まれました。生命線のコントロールに問題があったと思います。
思ったところにボールが行かない感じです。いいときは3対1ぐらいになるストライクと
ボールの比、レイシオもよくありませんでした。際どいところでどんどんストライクを
取って打者を追い込み、打ち取って行く投球ができていませんでした。

「おかしいな」と思っていると、肩のケガでDLに入りました。今月初め、1ヶ月半ぶりで
戦列に戻ったものの、4ホーマーを浴びて無残なKOを喫しました。
下位に低迷するマリナーズがトレードに出すのではないかといううわさがあり、3球団から
スカウトが来ていたようですが、タイミングが悪すぎました。ハハハ。

ただし、次の登板、球宴前最後の登板では結果を出しました。
正直に書けば、味方のファインプレーや相手の打ちそこないに助けられた面はありますが、
1回に無死満塁の大ピンチを逃れたあと、2~8回を1安打に抑え込んだ投球は十分に周囲を
納得させるものでした。
今月末がトレードの期限ですから、あと2試合ぐらいこのレベルのピッチングを見せれば
優勝を争えるチームからオファーが来るかもしれません。彼がもっと大きな舞台で注目を
浴びてもいいと思っているだけに、なんとか頑張ってほしいです。

イチロー(Miami Marlins:通算15年目)
84試合 .253(204打席:186-47) 出塁率.307

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本人は覚悟していたはずですが、出番がめっきり減りました。
私は 彼の今シーズンの打席数は300ぐらいではないかと思っていました(2月3日付:
イチローの再就職~さて何打席与えられるか?~)が、ケガ人が出たために増えています。
ただし、スタントンが戦列を離れたあと必ずしも出番が増えたとは言えません。右打ちの
ジレスピーが起用され、不調と重なったイチローはベンチ・スタートが多くなっています。
前半戦最後の3試合でヒットが出ましたが、その前、34打席ノーヒットでした。

球団にはトレードの意志がないという話です。“朗報”と言えるかどうか?
このままだと、スタントンが戻ったとき、なかなか出番が回ってきそうにありません。
ずっとレギュラーとしてプレーしてきた選手ですから、ベンチで代打での出番を待つのは
コンディションの維持もモチベーションの持ち方も難しいでしょう。
来年に持ち越しになることが確実なMLB3000安打は偉業ですから達成させたいですが、
後半戦でよほど頑張らないと“信号”が青から黄色に変わるかもしれません。
環境が厳しくなるほど力を発揮する男の真価に期待するしかありません。

青木宣親(San Francisco Giants:4年目)
67試合 .317(262-83) 出塁率.383 2HR19打点 23四球・17三振

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言っても仕方がないことですが、ケガが悔やまれます。
前年の世界チャンピオン、SFジャイアンツに移り、定位置争いからのスタートでしたが、
開幕からチャンスをつかみ、期待される役割を果たしていました。
4月下旬から5月にかけて打率が下がりましたが、6月に入り、11日までに出場した
8試合で35打数17安打、4割8分6厘と大爆発しました。
このチームで、全体として3割1分7厘、出塁率3割8分3厘は立派です。復帰の時期が
不明ですが、十分に“らしさ”を出したと思います。

田澤純一(Boston Red Sox:7年目)
39試合 1勝3敗 防御率2.58 38回1/3 自責点11 31安打(3HR) 7四球・40三振

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ニュース映像しか見られないことが多いのですが、力が安定し、チームの信頼を得て、
期待に応える仕事をしていると思います。

上原浩二(Boston Red Sox:通算7年目)
36試合 2勝3敗 22SV 33回 防御率2.45 23安打(2HR) 6四球・37三振

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脚の故障で出遅れましたが、戦列に戻ってからはしっかり役目を果たしています。
彼もニュース映像以外はほとんど見る機会がありませんが、堂々としたマウンドさばきで
小気味いいピッチングをしています。140㌔台前半のストレートに彼独特の伸びがあり、
鋭く低めに落ちるスプリッターが効果的です。
今年もチームが下位を低迷する中でモチベーションの維持が難しいでしょうが、黙々と
すばらしい投球を続けています。雄姿がなかなか伝わらないのは残念です。
by toruiwa2010 | 2015-07-15 09:57 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
プロ野球の審判員会議が25日、東京都内で開かれ、
国際大会への出場機会増加などの理由から、今季から
球審のボールカウントのコールを従来とは逆にして
ボール、ストライクの順にすることを決めた。
2月のキャンプから12球団に周知し、徹底を図る。


2010年1月下旬、共同通信がそう伝えていました。
メジャーにならって、日本プロ野球も審判がボールカウントをコールするとき、“ボール→
ストライク”の順にするという話です。
誰がどこで間違えたのか分かりませんが、日本に野球が紹介されたとき以来の“伝統”を
変えようと言うのですから、画期的と言えば画期的だし、“いまさら?”感もありました。
ハハハ。
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フジテレビでメジャー中継を始めたころ、野球ファンにとって一番違和感があったのが
日本と違ってメジャーではボールを先に、ストライクをあとにコールすることでした。
ただし、当時のアメリカのテレビは、ごくたまにしかカウントなどを表示なかったので
違和感は“限定的”でした。
1978年からMLBを中継し始めたフジテレビは最後までSBOだったと記憶しています。

日本でボールカウントのコール順がSBOからBSOに変わったときも混乱は起きました。
なじんだものを変えるのは簡単なことではありませんね。“国鉄”の呼び名が“JR”に
変わったときも定着するのにものすごく時間がかかったし、病院に行けば今でもしばしば
“看護婦さん”と呼んでいる声が聞こえます。ハハハ。

“BSOor SBO”以上に常々不満に思っているものがあります。“ゲーム差”の表示です。
テレビ・新聞で、順位表を注意して見てください。一番右に、「差」という欄があります。
メディアによって「1.5 2.0 3.0 4.5 6.0」と、“積算”して書くものがあるかと思えば、
「1.5 0.5 1.0 1.5 1.5」と、すぐ上のチームとの差を書くものがあってまちまちです。

アメリカではどんなメディアでもこのように表示しています。
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右上に“GB”と書かれています。
「Game (s) Behind(the leader )…首位から何ゲームか? それがMLBの“精神”です。
つまり、レギュラー・シーズンは 優勝を…優勝だけを争っていることを示しています。
だから、ペナント(=優勝)・レースと言うんじゃありませんか。
今は地区に分かれていて、プレーオフ出場のためのワイルド・カード争いがありますから
2位もある意味重要ですが、球団も選手も、そしてファンも、基本はトップと何ゲーム
離れているかに関心があるのです。
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毎日のように目にするNHKのメジャー中継では“積算”を使っています。当然です。
ここで“間違えて”いたら中継する資格はないですから。
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ためしに、日曜日のプロ野球中継をチェックしてみると、やはり、“正しい”表示方法を
使っていました。野球を中継する人たちの間では統一されています。しかし、驚きました。
情報番組はどうしているかと思い、さらにためしに「サタデースポーツ」を見ると、直近
上位チームとの差になってるじゃありませんか!同じNHKでも中継班と情報系番組班の
間は断絶しているようです。ハハハ。
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新聞はこんな感じです。
さすがに一般紙は積算派が多いですが、東京新聞とここにない毎日新聞は“間違って”
いました。理由を知りたいですね。
たとえば、クライマックス・シリーズがあるから3位や2位にも意味があるから…などと
いう言い訳は通りません。CS以前のずっと昔から変わっていないんだから。ハハハ。

蛇足ですが、母局、フジテレビの「スポルト」が
積算で表示していると知ってほっとしました。
ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2015-06-25 08:55 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
アレックス・ロドリゲスを知っていますか?
大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの強打者です。全米1位指名でマリナーズに入団し、
長距離打者でありながら俊足・好守の選手としても大人気でした。
FAになった2000年オフにレンジャーズと結んだ長期高額契約でファンの強い反感を買い、
2004年、ヤンキースに移ったあとホームラン王を2回、打点王を1回はとったものの、
期待に応えているとは言えず、禁止薬物の使用でさらに激しいバッシングを受けました。
去年1年間、出場停止処分を受け、今年 戦列に復帰しましたが、各球場で打席のたびに
ブーイングを浴びる厳しい環境の中でプレーを続けています。

先週、今シーズンの目標の一つだった3000本安打を達成しました。
ヤンキースタジアムでした。すでに2999安打を打っていた彼の第一打席を多くの観客が
スタンディングオベーションで迎えていました。
メジャーを代表する大投手・バーランダーの初球、95㍄(153㌔)のをとらえた打球は
いかにもAロッドらしく高く舞い上がり、そのままライトスタンドに飛び込みました。
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ゆっくりベースを一周して戻って来た彼をチームメイトが総出で出迎えました。みんな、
さまざまな思いがあるでしょうが、それを胸に収めて温かくハグをしていました。
ダグアウトに入るとき、彼はマウンドの方に片手を上げるジェスチャーを見せました。
その方向にはバーランダーがいたはずです。
いえ、「いい球を有難う」…じゃありません。ハハハ。
ベンチ前のちょっとしたセレモニーで投球を中断させたことを詫びたのです。「ゴメン」。
いい光景を見たと思いました。

それはそれとして、このホームランボールを誰が捕ったか?
ザック・ハンプルという男です。
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これがArodの3000本安打のボール。
ヤンキースには自分で持っていると話した。
MLBが本物だと保証してくれた。信じらんない。


日本人はほとんど誰も知らないでしょうが、“How to Snag Major League Baseballs”…
どうやってメジャーのボールをせしめるか、という本も書いているほどで、MLBでは
“ボール・コレクター”としてかなり有名な男らしいです。
現地のメディアによれば、1990年からの25年間に集めたボールがなんと8000個!!! 
800の間違いではありません。80個でも多いでしょうが。ハハハ。
もちろん、ホームランボールだけで8000個も集まるわけはなく、試合前に、練習中の
選手から手に入れるなど努力もしているようです。
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ただし、8000個あっても、“これは”というものは少ないという話です。
マイク・トラウトのMLB初ホームランとバリー・ボンズのホームラン(724号)ぐらいです。
Aロッドの3000本安打のボールは比べようもないほど価値があります。

実は、引退したデレク・ジーターの3000安打目もホームランでした。
キャッチした若者、ロペスさんはセキュリティの案内で球団社長室に招かれました。
ボールを球団に返すのと引き換えに「何がお望みですか?」と社長が聞いたそうです。
「サインボールを二つと、ユニフォーム、バットなんてどうでしょう」という答えでした。
「お安いご用です」と球団社長。

オークションにかければどんなに安くても数万ドル、うまく行けば10万ドル単位になる
“はず”のボールを青年は、その程度のものでジーターに渡すつもりだったのです!!
最終的に、球団がいろいろ“上乗せ”したらしいですが、青年は感激していたそうです。
「だって、ボールは当然ジーターのものだ」からです。
球団からもらったものは“収入”だとしてIRS(国税局)が着目しているとかいないとかの
おまけの話があって、このとき(2011年)もかなり盛り上がっていました。
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今回は話が違う方向に向かっています。
ハンプルさんが、このボールを「返さない」と言っているのです。
「こういうことがあったら、決して返さないとずっと考えていたんだ。ロペスのことを
バカな奴だという人も多かったじゃないか。どうするかはその人の選択だろう」

ただし、こうも言ってるそうです。
「売りに出すかどうかは分からない。ヤンキースが何をくれるかによっては返すことを
考えてもいい。でも、サイン入りのバットとかは要らないよ。バットは集めてないもの。
このボールを持っていることは僕にとってものすごく意味があるんだ」
やれやれ、厄介な男がキャッチしたものですね。ハハハ。

3000本安打はMLBの長い歴史の中でも29人しか達成していません。
イチローも追いかけていますが、打者としては大きな勲章です。
ちなみに、誰もが名前を知っているこんな偉大な選手たちはこの数字に届きませんでした。

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Ted Williams 2,654安打 3年間(24-26歳)を兵役でプレーせず!

Babe Ruth 2,873安打 714ホームラン

Barry Bonds 2,935安打 762ホームラン MVP 7回

Lou Gehrig 2,721安打 2130試合連続出場 病気のため実働14シーズン

by toruiwa2010 | 2015-06-22 09:18 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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5回 90球(65ストライク) 10安打(3HR) 6三振・2四球 7失点(自責5) X(4勝3敗)
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復帰後は3試合いずれも7回を投げ終えた田中だが、今日は最短の
5回で90球に達し、交代した。後続も打たれて大敗を喫した。

1試合3ホームランはメジャーで初めてだし、10安打も最多タイだ。
2回に2死1・2塁から3番・カブレラを3-2から歩かせた。
復帰してからは初めてだし、23イニングぶりのフォアボールだ。
カブレラも怖い打者だが、1塁ベースがあいていたわけでもない。
2死からフォアボールを出したのはマズイ。しかも、迎えるのが
前の打席でホームランを許した4番・マルチネス…0-2としたが、
セカンドの左を鋭く抜かれた。

細かいことは分からないが、印象として、コントロールをはじめ、
すべてがうまくいかなかった。いいスプリッターが何球かあったが
ほかは“逆ダマ”をふくめ、コース・高さともに甘い球が多かった。
リアルタイムは英語放送だったが、ビデオで聞くと、NHK解説の
武田は「フォアボールをこわがっている。何試合か無四球が続くと
ピッチャーは“しばらく出してないな”と思うものだ」と話していた。
彼もプロのピッチャーだったから、頭から「そんなアホな…」と
全否定することもできないが、強い違和感があった。

いずれにしても、今日の田中はいいところがなかった。
試合後の談話の中に、肘や手首の異常をうかがわせる話はない。
今シーズンの田中で気になるのはその点だけだ。調子はいいときも
悪いときもある。

次は今のままだと日本時間27日のアストロズ戦になる。中4日だが、
1日後ろにずらすと、ピネダやサバシアの登板間隔にも影響するから
多分、このままだろうと思われる。今日、90球だったし、大丈夫だと
思いたいが。
by toruiwa2010 | 2015-06-22 07:29 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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7回 94球(57ストライク) 9安打(1HR) 6三振・無四球 2失点 X(4勝2敗)
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終盤に打たれたホームランで復帰後初の黒星を喫しました。
1-1の7回、先頭打者に対して2シームとカーブでストライクが取れず、ストレート系を
待っているところに甘め・高めの2シームが行ってしまいました。失投でした。
同点の7回ですから、田中も当然ホームランを警戒していたはずですが、それにしては
コントロールをミスしましたね。

今日は全体に制球がよくなかったようです。
57―37というストライクとボールのレイシオが復帰後では最悪でした。
29人の打者に対して16人に初球がボールだったのも田中らしくありません。

イチローとの“対決”ですが、第1打席は1・2塁間のクリーンヒット。
2打席目はボールの上を叩いた当たり損ね(技ありではない)のセカンドゴロが内野安打。
3打席目:148キロのストレートでストライクを取ったあと、スプリッターを2球続けて
空振りとファウルで0-2とし、スプリッターに的を絞っていたらしいイチローの裏をかき、
今日のMAX152㌔で見逃しの三振に仕留めました。4打席目は平凡なショートゴロでした。
4打数2安打だけを見るとイチロー、内容を見ると田中がやや押していた感じでした。
…ていうか、私は そういうのはどうでもいい。ハハハ。

負けましたが、田中の責任ではありません。相手の守りが良かったし、2失点ですから。
3試合続けて7回を投げました。そして21イニング連続で無四球です。

次は、復帰後初めての中4日でタイガース戦に登板する予定です。

7回に牽制でアウトをとった場面…勝ちにはつながりませんでしたが、鮮やかでした。
ホームランで勝ち越しを許したあと、ヒットが出て無死1塁。
1-1からの3球目のとき、素早い牽制球を送りました。1塁キャンバスのセカンド寄り、
地上すれすれ、帰塁するランナーの手が伸びてくるところにぴしゃりと行きました。
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アウトに見えましたが、判定はセーフ。すぐ、タッチしたテシェイラがベンチにサインを
送りました。ビデオチェックしろと。よほど自信があったのです。
判定が覆りました。
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このとき、NHKのコメンタリーはテシェイラのジェスチャーを見ていなかったようで、
何も言いませんでした。
スタジアムにいたら見落とすこともあるでしょうが、画面だけを見ていてなぜ?。
こまかいことですが、優れた実況アナになるためには、そのこまかいところを見逃しちゃ
ダメなんです。ええ、偉そうに書いておきます。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2015-06-16 12:28 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
田中将大 復帰後2度目の登板だ。
前回は6週間ぶりながら内容のある
立派な投球だった。
中5日でどんなピッチングを
見せてくれるか楽しみだ。

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7回 87球(63ストライク) 5安打(1HR) 無四球・6三振 1失点 〇(4勝1敗)
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復帰から2戦続けて内容のある素晴らしい投球を見せた。
相手がメジャー屈指の好投手・シャーザーだったが、正面から投げ合って勝った。
「もしこれがワールド・シリーズだったら二人の投げ合いは語り草になっただろう」と
NYポスト紙の早版にあった。それは少し言い過ぎにしても、素晴らしい対戦だった。

1回を三者凡退に退けたが、21球を要した。前回登板では2回を終わって19球だった。
しかし、151㌔を2球投げるなど、不安のかけらもなかった。(最速は153㌔)
3回まで走者を許さなかった。NHKのアナが触れたかどうか知らないが、前回、最後の
13人を打ち取っていた。合わせると、22人の打者を連続してしりぞけたことになる。

味方が1点を先行してくれた直後、ハーパーに一発を浴びて同点に追いつかれた。
少しコースが甘かったとはいえ、低めのいいところに行っていた。打者を褒めるしかない。
7回2死から2安打されたが、バットが折れたり、飛んだコースが良かっただけだ。
危ないという感じはなかった。前回はいい当たりがシフトした野手の正面に飛ぶなど
ツキもあった。今日の方が安定感があった。

1-1でマウンドを降りたあと、味方が勝ち越し点を奪ってくれた。
去年まで黒田があれほど苦労したのが嘘のように、田中と打線の相性はいいようだ。
最終的には6-1になったが、決勝点は“?”がつく相手のプレーから生まれた。
2死1・2塁からAロッドの当たりは三遊間に飛び、ショートのデズモンドが横っ飛びで
キャッチした。おそらく、どの塁に投げてもアウトがとれたと思うのだが、キャッチした
デズモンドの態勢から目に入るのはサードだけだった。送球が良ければ問題はなかったが、
2塁ランナーの足に当たってしまった。

復帰後の2試合はともにすばらしいピッチングだった。14回でフォアボールなしという
コントロールの良さと変化球の切れがこの投球を支えている。
心配性だから、すっかり安心することはできない。ニューヨークに秋風が吹くころまで
ハラハラしながら投球とその後の推移を見守ることになりそうだ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2015-06-10 15:17 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
おかえりなさい!

ヤンキースの田中将大が戻ってきました。
最後の登板は4月23日のタイガース戦でした。このとき、勝敗はつきませんでしたが、
6回1/3で94球を投げ、最速が150㌔、3安打、2四球・6三振、1失点でした。
投げているときには違和感があるようには見えませんでした。むしろ、開幕から2試合、
思わしくない投球のあと2試合続けて内容のあるピッチングでしたから、5日後に届いた
DL入りの“悲報”にはビックリしましたね。

治療に専念し、段階を踏んで調整をし、マイナーで2試合投げました。
しかし、メジャーのマウンドは6週間ぶりになります。試合前のウォームアップを終えて
セーフコ・フィールドのブルペンからダグアウトに向かうときはさすがに硬い表情でした。
アウェーでマリナーズが相手でした。
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7回 78球 3安打 無四球・9三振 1失点 〇(3勝1敗)

数字的には実に見事な投球でした。
ストライクが先行しました。23人の打者に対して初球がボールだったのは6人だけです。
78球中、ストライクが58球(ボールは20)…素晴らしいレイシオでした。
ランナーを許したのは失点した3回だけ、あとの6イニングは三者凡退。最後の13人を
連続で打ち取っています。
ほぼすべての球種を投げました。特に、左打者の内角、ボールゾーンから小さく曲がって
ホームベースの外側をなめるようにしてミットに収まる2シームが目を引きました。
毎回の9三振を奪いました。7個が見逃し…というのはめったに見られないことです。
そして、最後の78球目が最速の154㌔を記録しました。
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地元紙も絶賛していますが、おそらく日本メディアは“完全復調”と伝えるでしょうね。
できれば反論したくありませんが、気になるところがいくつか見えました。
好投の最大の要因はこの日の主審が“田中に優しい”審判だったことでしょう。ハハハ。
見逃し三振に打ち取った7球について打者はことごとく不満げでした。それほど際どい
高さ・コースに投げていたということですが、微妙に見える球も何球かありました。
逆に、田中が納得しなかった判定はほとんどありませんでした。
今度いつめぐり合うか分かりませんが、ウイル・リトル・・・大事にしないと。ハハハ。

ファウルだったものの、この試合の第1球を叩いたモリソンに打球はライトのポール際を
通過していきました。あっぶねえ!
三者凡退にした1,2回、六つのアウトは3三振と内野ゴロ三つでしたが、そのどれもが
ヒット性の当たりでした。シフトした内野手の正面でした。当然、シフトを考えて投げた
結果だよ…と言うならいいですが、私は“助かった”と思いました。ハハハ。

3回、同点にされたあと、なお1死2塁からのレフト前ヒットで2塁ランナーが本塁へ
走ってアウトになってくれました。前進したレフトが浅い位置で打球を捕っていました。
ランナーが3塁を回るのを見てアウトにできると思いました。完全な暴走です。
1死1・3塁で上位打線の攻撃が続いていたらどうなったか?ここでも“助けられた”と
思いました。勝敗の行方に大きく影響する相手の判断ミスでした。

ま、ま、これはあくまで“ペシミスト”・岩佐の見方です。読み流してください。
去年は肘、今年は手首と 腕を故障している田中は試合中より、投げたあとの方が心配です。
痛みが出ないか、首脳陣は息をひそめて見守ることになるでしょう。
私たちは、bad newsが届かないことを祈るしかありません。とりあえずは、日本時間の
11日になると思われる次の登板を予定通りに迎えられるかどうかに注目します。

ナダル、RGで2敗目

Men’s Singles QF
Djokovic d. Nadal 75/63/61


注目した男子準々決勝でしたが、やはり、“現在”の力の差が出ましたね。
この赤土のコートを支配してきたナダルらしさが見られたのは0-4とリードされたあとの
第1セット第5ゲームから10ゲームまでの6ゲームでした。
特に、タイム・バイオレーションを取られ、3つのセット・ポイントを逃れ、12分かけて
キープした第10ゲームは見事でした。タイブレークに入るのかなあと思っていましたが、
第12ゲームでサーブを落として第1セットを失いました。

この二人にしてはエラーが多かったものの、随所にファイン・ショットも見られ、絶妙な
ドロップ・ショットなどをまじえて攻めるジョコビッチ、走り回って守るナダルの攻防は
見ごたえがありました。プレーだけでなく、二人の間に 互いを認める気持ちがはっきりと
うかがえたことが嬉しかったです。
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実は、昨日の午後、私はちょうど10年前の決勝、ナダルvsプエルタを見ていました。
大事にしていたDVDがやや劣化していて悲しかったですが。ハハハ。
テラスのダバディが放送席に振ったあと、画面はフィリップ・シャトリエの外壁越しに
スザンヌ・ランラン方向のどんよりした空をとらえていました。

気にかかるのは今ご覧いただいた雲だけです。
上空に厚い雲が覆っておりますローラン・ギャロス、
フィリップ・シャトリエ・コート・・・準備は万端整ったと
申し上げていいでしょう。
すでに主審は入っています。ライン・パーソンも入っています。
ボール・パーソンもすでに定位置についています。
(5秒黙り)
いつも申し上げることですが、柳さん、この 選手の入場を
待っているこの瞬間というのが何とも言えませんよね。


自分で言うのもなんですが、落ち着いて聞きやすいしゃべりになっています。ハハハ。
しかし、滑舌が悪くなっています。一般の人が聞いたら分からないかもしれませんが、
同業者が聞けば分かるでしょう。まして、本人の耳はごまかせません。ハハハ。
この年の全米オープンを最後にWOWOWに「さよなら」を告げたのは正解でした。

当たり前ですが、10年前のナダルは身体も細く、プレーが若々しいですね。
実によく動いています。普通は決まるはずのショットを打っても拾われる。より厳しい
コースに打たなければとプレッシャーがかかるプエルタがミスをする…そんなパターンが
何度も見られます。

この時点では、開幕前の“注目選手”からすっかり“お気に入り”になっていましたが、
褒めまくっているわけではありませんでした。
第1セットの第3ゲームでレシーブのとき「構えに入るのが遅い。ランクも上がってきて
注目度も高いから気をつけないと」と、柳さんと一緒に注文を付けています。
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第2セット以降はほとんどチャンスがないまま敗れた昨日のプレーを見ても、10年前と
何が違うのか、ラケットを握ったことがない私などには答えが見つかりません。しかし、
ハッキリしているのはどんな選手だって“永遠”はありえないということです。
多くの選手がピークをきわめたあと下降線をたどり、どこかの時点で引退を決めます。
フェデラーがまだトップ4にいるのは“奇跡”と言っていいでしょう。激しいプレー・
スタイルを考えたらナダルも頑張っている方だと思います。

男子のトップ・グループで力が安定しているのはジョコビッチだけのようです。
フェデラーやナダルは、よほど諸条件が整わないと勝つのは相当に難しいでしょう。
詳しいことは分かりませんが、伸びしろがあるのは錦織だけのように見えます。…ならば
ジョコビッチの“1強時代”にしないためにも錦織にはますますの精進を期待しますね。
by toruiwa2010 | 2015-06-04 09:47 | メジャー&野球全般 | Comments(10)
“最悪”とは言わないが、きわめてまずいことが起きた。
日本時間の明日早朝に先発する予定だったヤンキースの田中が
DL(故障者リスト)に入った。
今日(現地火曜日)球場入りし、手首の異常を訴えたらしい。

MRI検査の結果、右手首の炎症と前腕の張りが認められたため
15日間のDL入りとなったそうだ。
ただし、この種のケガだと復帰までに1ヶ月かそれ以上の時間を
要することがあると現地メディアは伝えている。

このニュースで唯一“よかった”と思えるのは、問題の右ひじに
異常がないと分かったことだ。あ、そう。もう一つある。これで
明日、午前1時45分に起床しなくて済むようになったことだ。
毎週だって我慢するのに!

起きたことは仕方がない。
焦らずに、じっくり治してほしい。

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オリオールズ、無観客試合!
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もう一つ、MLBがらみ

Aロッドはベンチ・スタートだ。彼の次のHRは通算660号で
歴代4位のメイズに並ぶ。
球団との総額2億7500万ドル(300億円超)の契約によれば、
いくつかの記録を抜くたびに600万ドル(7億円)のボーナスが
出ることになっている。

100%の税金も球団もちらしい。
…Aロッドに次の一発が出ると球団は1200万ドル(14億円)の
出費を迫られる。球団は薬物疑惑による出場停止などを盾に
払わないと言っているらしいからもめそうだ。
今日の”休養”は無関係だろうが。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2015-04-29 11:02 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
田中が登板する。
数字的にも内容的にも試合ごとに良くなって
前回は素晴らしい投球を見せた。
日本メディアは”完全復活”と騒ぐが、
安心は禁物だ。
相当に寒そうだね。 立ち上がりに注目する。
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6回1/3 94球 3安打 2四球・6三振 1失点 勝ち負けなし
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いきなり2ベースを打たれ、犠牲フライで失点した。
午後1時開始のときの気温が華氏34度(摂氏1度!)という寒さの中だったので
ひじへの影響を懸念したが、3番カブレラの4球目に切り上げ150㌔を投げた。
この日は、スプリッターも140キロ台が何球かあった。本人はそれほど心配して
いないのかもしれない。

1回はストライクとボールの比が11-12だった。タイガースの強力打線を相手に
立ち上がりは慎重だったのだろう。

寒さについてだが、試合前のジラルディ監督は「ひじはそれほど心配じゃないよ。
むしろ、ボールをしっかりグリップできるかどうかの方が気がかりだ。これだけ
寒いと、滑りやすくなるからね」と話していたそうだ。

2回は三者凡退。
スライダーで二つ空振りの三振を奪っている。
前回同様、序盤はスプリッターをあまり
投げていない 印象だ。
カーブを投げたが、コースも高さも甘いなあ。
ボールが多いのも気になるところだ。

田中、3回も三者凡退。 これで連続8人アウトに。
先頭打者ヒットを打たれたゴーズを見のがし
三振に打ち取った最後の ツーシームは見事だった。
左打者が思わず両脇を上げて避けたボールが
ストライクゾーンに収まった。ニュー田中だね。

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ゴーズに対する投球は“今年の田中”の真骨頂だ。
1球目:この日最も球速を落とした72㍄(116㌔)のカーブ(ファール)。
2球目:80㍄(129㌔)のスライダーを見送らせて0-2と追い込む。
3球目:左打者のふところに向かって投げた90㍄(145㌔)の2シームがボール・
ゾーンからプレート上に切れ込んで三球三振とした。

田中は4回も2死から2ベースを 打たれたが、
無失点で切り抜けた。 ただし、ホームランに
なっても おかしくない甘い球だった。
最後 空振り三振のスプリッターは鋭く落ちていた。
今日のスプリッターは140キロ台が出ている。

ストライクとボールのレイシオ。 1回は11-12だったが、
2回以後 著しく改善した。25-8。
この制球なら集中打は あびないのではないか。

田中が5回を投げ終えた。
68球(44ストライク)2安打、1四球・5三振、1失点。
充分に合格点がもらえる 投球内容だと思う。
本人も今年の投球スタイルに納得している表情だ。
そろそろ援護が欲しいなあ。

田中、6回を終了。
6回は1番から始まる打順だった。
1,2番ともにフルカウントまで行ったが、打ち取り、
3番カブレラを右飛に。
85球か。7回までは投げるだろうが、中4日だから
そこまでかな。 4番からなので1発を警戒したいね。


2~6回は文句なしによかった。
16人の打者に対し、ヒット1本、無四球に抑え込んだ。

投球数から見て7回は投げ切れると思った。
1死から5番のDJマルティネスに甘い球をレフト線に打たれ、5番セスペデスを
歩かせたところで交代を命じられた。
勝ち負けはつかなかったが、2試合続けていい投球をしたことがすべてだと思う。
これなら、今後の登板もそれほど心配はしなくていいのだろう。

次は日本時間30日午前2時試合開始のレイズ戦だ。(27日午前9時修正)

トリ雑炊


月に2度ぐらいのペースでトリ肉が食卓に出ます。
もも肉をフライパンで焼いただけですが好物です。
そして、最後は必ず雑炊です。
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by toruiwa2010 | 2015-04-24 07:12 | メジャー&野球全般 | Comments(6)