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岩佐徹のOFF-MIKE

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<   2011年 06月 ( 33 )   > この月の画像一覧

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メジャーのペナント争いが本格化してきました。
黒田は相変わらずツキに見放されて気の毒な状態ですが、イチローと松井はとりあえず
ピンチを脱したかに見せます。福留もなんとか踏ん張って2割8分台をキープしています。
戦列に戻った西岡がまだ力を発揮できないで知るのが最も気になるところでしょうか。
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さて、メジャーでは、“タイトル”以外にも評価の対象になる個人の数字があります。
公式戦はあくまで優勝を争うものであって、個人の成績は二の次ですが、一定の数字を
クリアすると「よくやったね」と言われるのです。誉められるだけではありません。
選手の多くが契約の中にさまざまなインセンティブ条項を持っています。カテゴリごとに
あらかじめ球団との間で合意した数字を超えたらボーナスがもらえるのです。
名誉も大事ですが、お金も大事です。ハハハ。

間もなく球宴というこの時期に、MLBでよく聞く数字について書いておきたいと思います。
過去に書いたものとかぶる部分もありますが目をつぶって下さい。ハハハ。


200
この数字はいくつかのカテゴリで目標になりますが、分かりやすいのはヒットの数です。
イチローが10年連続でクリアしました。立派ですね。
メジャー全体を見ても、昨シーズン200安打を達成したのは2人しかいません。
連続となると、“現在進行形”なのはほかにロビンソン・カノー(2009-10 )だけですから、
いかに難しいことか分かります。

投手にとって「200」は二つの意味で大事な数字でしょう。
投球イニングスと奪三振です。
ローテーションに入って故障なく過ごすことができれば、およそ180日間のシーズン中に
先発するのは34~35回です。
メジャーでは中4日が基本で、日本のように“1週間に1回”はあり得ません。ハハハ。
放送に出てくる“クオリティ・スタート”がノルマとしている投球回数は6回ですから、
34x6=204…つまり、先発ローテーションに入る投手にとって200イニングスはmustの
数字になります。
2010年は、両リーグあわせて45人がこの数字をクリアしました。チーム平均で1.5人しか
いないことからみても、やはり難しいことが分かります。
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投手にとって、200奪三振は投球イニングス数以上に大きな勲章です。
両リーグで15人しか達成できませんでした。しかも、パワー・ピッチャーの基準である、
奪三振が投球回数を上回ったのは212回1/3で231三振を奪ったサンフランシスコ・
ジャイアンツのリンスカムを初め8人にとどまっています。

162
言うまでもなく公式戦の試合数です。
去年、全試合出場を果たした選手は両リーグあわせても2人しかいません。
その一人だったイチローも先日、ラインナップから外れました。タイミングから考えて、
“不振をきわめていた”からでしょうが、メジャーの場合には、けがをしていなくても、
打撃が好調でも、首位を争う大事な試合でも、あるいは、チームに欠かせない選手でも
休ませることがあります。“occasional rest”と言います。

日本なら、「あの選手を見るために高い金払ってきたのに」と怒り出す観客もいそうですが、
選手寿命を維持するため、適度な間隔をおいて休養を与える…メジャーらしい考え方です。
これがあるために、全試合出場選手の数は限られてしまうのです。

「公式戦は“優勝”を争うもの、個人成績は“二の次”」と書きました。
2010年は、たまたま全チームが全試合を消化しましたが、仮に、雨で流れた試合が残って
いても、その試合の勝敗がプレー・オフ出場チームの決定に無関係ならば、未消化のまま
シーズンを終えてしまうのがメジャーです。

ぴったりの例を探すのは手間がかかるので、2005年シーズンで見てみましょう。
1位・ヤンキース対2位・レッドソックスが最終日に予定されていました。差は1ゲーム、
レッドソックスが最終戦に勝てば同率首位…と思いきや、たとえ勝っても、対戦成績での
負け越しがすでに決まっていたため、地区の順位は動かないことになっていました。
さらに、レッドソックスは勝っても負けても、或いは試合が流れてもワイルド・カードで
プレー・オフに出場することが決まっていました。この場合は、たとえ最終日の試合が
雨で流れてもそのままになっていたはずです。

161試合を終わった時点で、ロドリゲスが48ホーマー、オルティーズは47本と激しい
ホームラン王争いをしていましたが、最終戦で追いつき、追い越せる可能性が十分ある
オルティーズも、試合が流れたからと言って、文句は言わなかったでしょう。あくまで、
“仮に”の話ですが。ハハハ。
そして、意地悪い言い方をするなら“イチローが199安打”でもレギュラー・シーズンは
“はい、それまでよ”なんです。ハハハ。

300-30-100
もちろん、打率3割、30ホーマー、100打点です。
打線の中軸を打つバッターなら毎年かならずと言っていいほど目標に掲げる数字です。
去年、メジャー全体で6人が目標を達成しました。ホームランを30本打てば、打点は
限りなく100に近づきますから、この二つのクリアはそれほど難しくないのでしょうが、
ホームランと打率の両立はハードルが高いようです。
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それを考えたら、過去10年間、毎年、300-30-100を軽々とクリアしてきたプホルスは
スケールがケタ違いの選手と言っていいでしょう。
“マッチョ”が好きなアメリカではこういう選手こそがリスペクトされるのだと思います。
これだけの選手なのに、所属がマリナーズでも、ヤンキースでも、レッドソックスでも
ないために、年間数えるほどしか見られない日本のメジャー・ファンは実に不幸です。

30-30
ごく限られたバッターたちが狙うのは「30-30」です。
30ホーマーと30盗塁で、パワーとスピードを兼ね備えた選手の証しになり、達成すると
“30-30クラブ”と呼ばれるエリート集団に入ることになります。
去年はゼロ、2001年からの10年間でも、のべ16人しかいません。そんな中で、元広島
カープのソリアーノ(CHC)が4回達成しているのは見事としか言いようがありません。

“30-30”がそれほど難しいにもかかわらず、アレックス・ロドリゲス、バリー・ボンズ、
カンセコ、ソリアーノの4人は、更にその上の「40-40」をやってのけているのですから
素晴らしいですね。
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その意味では今後のマット・ケンプからは目が離せません。
彼が所属するドジャースは、日本時間の昨日の朝、ちょうど半分の81試合を終えました。
打率 .332 22HR 63打点21盗塁
まさに40-40ペースです。
もしかすると、300-30-100と40-40?の両方をクリアするかもしれません。

35-35
こだわったり、目標にしたりする数字ではありません。
かなり前に一度書いたので覚えている方がいるかもしれませんが、意味がすぐ分かる人が
いたら脱帽です。ハハハ。
1970年代後半にメジャーを取材し始めた頃、よく耳にしました。…というか、各チームの
主力打者たちに私がぶつけた質問に対する答えの多くがこれだったのです。

「thirty-five,thirty-five」とは、彼らが使っているバットの長さと重さを意味しています。
つまり、長さは35インチ(89cm)、重さは35オンス(992グラム)です。メジャーの3-5番を
打つほとんどすべての選手が、そう答えていました。
長さはともかく、日本人でここまで重いバットを振る選手はそれほど多くないでしょう。
松井でも34-34ぐらいだと思います。写真に写っている、当時パドレスの4番、のちに
ヤンキースに移って活躍したデーブ・ウインフィールドは、36-36でした!
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ちなみに、野球規則によると、バットの長さは42インチ(106cm)までとされていますが、
重さについては規定がありません。ハハハ。

ほかにもあるでしょうが、思い出せるのはこんなところです。
ただし、やや強引ですが、数字にからんで書いておきたいことがもう一つあります。

日本のテレビや新聞が伝えるプロ野球、メジャーの順位表を注意して見てください。
一番右に「差」という欄があります。
メディアによって「1.5-2.0-3.0-4.0」と、積算して表記するものがあるかと思えば、
「1.5-0.5-1.0-1.5」と、すぐ上のチームとの差を書いているものがあります。
…“精神”を考えたら、正解は前者です。
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チャンスがあったら、英語のサイトに行ってみてください。
「差」のところには「GB」とあります。
「Game(s) Behind(the leader)、つまり、首位から何ゲーム差か…です。
この記事の最初に書いたことに戻りますが、ペナント・レースは、優勝を、優勝だけを
争うものです。

今は“ワイルド・カード”がありますから、2位もある意味 重要ですが、基本はトップと
何ゲーム離れているかに関心があるのです。
朝日新聞は「積算派」です。スポーツ紙やテレビの多くは1位と2位、2位と3位…の差に
こだわっているようです。原点に戻って、GBの意味を考えて全メディアが1日でも早く
積算で統一するようになってほしいと思います。無理かな?ハハハ。


セーラ・ロウエルが亡くなった…
つい先日、「彼女の名前、何と言ったっけ?」と、考えて考えて
やっと思い出したばかりだ。
20数年前、私がフジテレビでアナウンサーをやめ、報道を経て
スポーツ部に移った年のシーズンオフに「プロ野球ニュース」の
企画で一緒にコーナー司会を担当した。

売れっ子の人気モデルだった彼女は「スポーツのことはなにも
分からない」と言っていたが、新しいことに挑戦してみたいとも
言って引き受けてくれた。
しかし、その後、近く彼女が生理用品のCMに出演することが
判明した。番組のスポンサー、資生堂のライバル会社だった!
「それはダメだ。彼女の起用は無理だろう」と思ったが、担当の
ディレクターが飛びまわってOKを取り付けた。
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私がサブ司会になることにはアナウンス部からクレームが出た。
しかし、これも、どこでどういう手を使ったのか分からないが、
最終的にはOKとなった。
「自分が思った通りに作りたい」と思ったとき、ディレクターは
頑張るものだ。

「Monday Sports World」は、MLB,NBA,NFLなど、ワールド・
クラスのスポーツの情報や映像を集めて届ける…のが狙いだった。
しかし、スタートするや、在京各局から権利がらみの苦情が殺到し、
あれもダメこれもダメ…と思うようにいかなかった。
しかし、スタッフの工夫で最後まで放送を続けることができた。

セーラは知性を感じさせる美人だった。“人気者”という空気を
見せることなく、仕事のしやすいタイプの女性だったから、毎週、
顔を合わせるのが楽しみだった。
番組が終了してからは一度も会っていなかった。
「元気だろうか」と気にはなっていたのだが、まさか…

セーラが死んだ。まだ50歳。美人薄命…ということか。
その人生が幸せであったこと、死が安らかなものであったことを…

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by toruiwa2010 | 2011-06-30 10:08 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
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1929年(昭和4年)の六大学野球・慶早戦で「夕闇迫る神宮球場、ねぐらへ急ぐカラスが
一羽、二羽、三羽……」松内則三アナ。

1936年のベルリン・オリンピック。女子200㍍平泳ぎで「前畑がんばれ!前畑がんばれ。
がんばれ、がんばれ、がんばれ…」河西三省アナ。

当時の名実況とされています。ともにNHKのアナですが、私が生まれる前の話ですから、
レコードでしか聞いたことがありません。ハハハ。

記憶にはっきりと残っている名アナと言えば、和田信賢、志村正順の二人でしょう。
どちらもスポーツ・アナでした。まだ、「将来、こんな風になりたい」などと思っていない
小学生のころに活躍していました。

二人のあともNHKスポーツ・アナの系譜は岡田実、北出清五郎、鈴木文弥…と続きます。
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藤倉修一、青木一雄、宮田輝、高橋圭三…テレビ放映が本格化する前でラジオしかなく
娯楽が少ない時代、人気番組の司会を務めたNHKのアナたちの人気はすさまじいものがありました。
野村泰治、木島則夫、小川宏…彼らも人気クイズ番組の司会者でしたが、やがて、民放に
移って奥様向けワイド・ショーの司会者になりました。
夜7時のニュースを長く担当してNHKの“顔”になった今福祝さんもいましたね。

1950年代に入って民放のテレビ放送が始まると、まずスポーツ・アナが活躍しました。
日本テレビの越智正典・志生野温夫アナ、TBSの渡辺謙太郎・石井智アナ、フジテレビの
小篠菊雄・鳥居滋夫アナ…
しかし、そのほかの番組では、なかなか、スター・アナが出ませんでした。
60年代から70年代にかけて、NHKからの引き抜きが“横行”したのは、それが理由です。

民放テレビ初期のころ今思えば“意外”な人たちが大活躍しました。
三木鮎郎、大橋巨泉、青島幸男、野坂昭如、永六輔、前田武彦…40歳以下の人には、
たぶん、“共通項”が何か、分からないだろうと思います。
彼らは、テレビ制作につきものの台本を書く“構成作家”でした。
プロデューサーだとか、ディレクターだとか威張ってみても、面白い番組を作る出発点は
実は構成作家なんです。ハハハ。
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どう組み立てて、何処にピークを持ってくるか、番組の“カンどころ”を心得ています。
その上、たまたまかもしれませんが、ここに名前を上げた人たちは話もうまかったのです。
制作側が「いっそ、あんたがやってくれよ」と頼んだか、作家本人が「これなら、おれが
やった方が面白いかも」と売り込んだのか分かりませんが、本来なら裏方であるはずの
彼らがどんどん画面に登場し、人気者になって行きました。

トーク番組を含むバラエティ系の番組の司会者で特異な存在は石坂浩二と関口宏です。
二人とも俳優出身で、記憶が確かなら フジテレビの人気番組だった「スター千一夜」から
司会業をスタートさせています。好き・嫌いはあるでしょうが、顔がいい上に声もソフト、
相手の話をうまく引き出していました。その力を買われて、後年、数多くのクイズ番組に
起用されるようになりました。

報道番組では新聞記者出身のキャスターが大勢生まれました。能力や、“信頼度”の点で
アナウンサーではとても無理だったのです。
田英夫、古谷綱正、入江徳郎と続いた「ニュースコープ」を初め、筑紫哲也(NEWS23)、
俵孝太郎(FNNニュース)、櫻井よしこ(きょうの出来事)…“活字ジャーナリスト”の起用は
今も続いています。

久米宏、みのもんた、小倉智昭、古舘伊知郎、福留功男…アナウンサー“出身”の彼らが
報道・情報系の番組に出るようになったのはフリーになってからです。
局アナでの起用は 露木茂、小林完吾、逸見政孝、小宮悦子、渡辺真理、八木亜希子、
笛吹雅子、小林麻耶(!)、渡辺宜嗣…思い出すのはそんなところです。
報道に言わせれば「アナウンサーじゃ、信用できん」のでしょう。
信用できんような人材をなぜ採用したんだ、と言ってやりたいです。ハハハ。

私たちのころだってカメラ・テストはありました。しかし、テレビ局は「人に不快感を
与えなければそれでよし」ぐらいの感覚だったと思います。どう考えても、自分を含めて、
周囲に美男・美女はいませんでした。ハハハ。

20年ほど前から、特に民放テレビが容姿にこだわるようになりました。
女性アナはもちろん、男性アナにも急激に“イケメン”が増えてきました。そりゃまあ、
テレビは見せるものだし、見る方も醜男よりいい男のほうが嬉しいでしょうけどね。
心配なのは、将来的にニュースのメイン・キャスターが務まる能力を持った“素材”が
今の若手アナの中にいるだろうか、という点です。
どう書いても“やっかみ”と取られるのがオチでしょうが、“学力”のチェックはちゃんと
やってるんだろうね、と言いたくなる時があります。ハハハ。

今のままだと、活字メディア出身のジャーナリストが起用される傾向はまだまだ続くと
考えざるを得ません。

もともと、キャスターを目指してアナウンサーになろうとする学生は多くありませんし、
アナウンサーの仕事をしながらキャスターになるための勉強をすることは仕組み的にも
時間的にも至難の業です。せめて、仕事と勉強の両立が可能な記者の中から“自前”の
キャスターが育ってほしいものです。
神奈川県知事になった黒岩祐治(フジテレビ)、杉尾秀哉、松原耕二(TBS)たちのように。

かつては、ニュース・情報系番組のリポートは、報道畑のアナウンサーの仕事でしたが、
最近は、あらゆる分野のアナウンサーがやっています。容姿優先に見えます。ハハハ。
その中から一人でも育ってくれればいいのでしょうね。テレビの世界で“使い捨て”は
今に始まったことではありませんから、驚きません。

各局別に見てみましょう。スポーツ・アナについてはいろいろ書いてきましたし、今後も
機会があるでしょうから省きます。

TBSでは、やはり安住紳一郎の安定感が光ります。羽鳥がフリーになったあと、局アナで
彼ほど安定した仕事をするアナウンサーは見当たりません。見ていると、番組の出演者が
安心・信頼しているのが分かります。売れている司会者全員に共通していると思います。
この局には、若手にもいいアナウンサーがいたはずですが、伸び悩んでいます。
前にも書きましたが、夕方のニュースに出ている藤森祥平アナのさわやかさ、清潔感に
依然として期待しています。

日テレでは枡太一アナに注目しますが、入社6年目、29歳の若さで大きな仕事を任され、
まだ戸惑いが目立ちます。東大大学院卒の輝かしい学歴は関係ありません。慣れるまで、
周囲や視聴者が待ってくれるかどうかですね。
中堅では、「news every」のキャスター、藤井貴彦の今後に注目です。スポーツの実況と
ニュース番組を兼務するのは日テレの伝統ですが、相当の負担だと思うだけに心配です。
“元祖”舛方勝宏氏が副社長まで出世しましたから、この伝統は今後も続くのでしょうが。
ハハハ。

日テレやTBSにもその傾向はありますが、テレ朝の男性アナは、途中で他の部に異動する
ケースが目立つような印象があります。もったいないと思いますが、局には局の考えが
あるのでしょう。ハハハ。
理由がさっぱり分かりませんが、角澤照治アナに力を入れていました。サッカーの実況は
評判が悪かったようですが、多くの代表戦に起用されていました。並行して「Nステ」や
「報道ステーション」などでも懸命に売り出そうとしていました。どちらも成功したとは
思えません。

中堅では、報道系の吉野、山口両アナが頑張っています。また、「スーパーモーニング」の
司会で経験を積んだ小木逸平アナにも期待しています。先日、夕方のニュースでリポート
しているのを見ましたが、“自信”がうかがえました。
若手でひそかに目をつけているのは佐々木亮太アナです。しゃべりがしっかりしていて、
しかも適度なユーモアがあって個人的には好きなタイプのアナです。

さて、フジテレビです。難しいなあ。ハハハ。
人によって好き嫌いは分かれるとして、軽部真一、笠井信輔はベテランとして朝の番組で
それぞれの“位置”を確保しています。
「スーパーニュース」に“抜擢”された奥寺健アナは勝負どころを迎えましたね。
週末早朝の「週刊フジテレビ批評」で長く司会をしていました。注目されないきわめて
地味な番組ですが、誠実な仕事ぶりに感心した記憶があります。顔立ちは悪くないのに
なぜかひげが濃いような印象を受けます。メークにひと工夫しないと。ハハハ。

若手では「とくダネ!」の田中大貴アナがどこまで成長するのか見てみたいですね。
慶応野球部で活躍した男ですが、あまりにもカッコイイのが気がかりです。この番組の
リポーターはどうしても“小倉向け”に発言することが多くなるので、そこにも十分、
気をつけてほしいです。若いうちにスポーツと兼務は危険だと付け加えておきます。

私の“一押し”伊藤利尋アナについてはそのうち別項で書きます。
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バラエティ番組で司会をする局アナは安住アナ以外、ほとんど見当たりません。
元アナを含めて見ても、徳光和夫やみのもんた、小倉智明の“賞味期限”が切れかかって
いるのに、彼らを追っていた逸見政孝の早すぎる死で、羽鳥・安住の年代との間に大きな
“空洞”ができています。期待していた元日テレの福沢朗アナが“不発”に終わったのも
響いていると思います。
さらに、「結論を出すのはまだ早い」と言われそうですが、宮根誠司の東京進出は失敗に
終わったみたいですね。タレントの“関西臭”は気にならないのに、アナウンサーだと
拒否反応が出るのでしょうか。よほど彼を生かす番組が見つからないと苦しいでしょう。

異論・反論はあるでしょう。思いたって、駆け足で書きましたから、抜けている名前や
記憶違いがあると思いますが、どうか、ご容赦を。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-29 10:32 | アナウンサー・実況 | Comments(7)
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「アリス・クリードの失踪」75

郊外の駐車場で盗んだバンをホームセンターに乗りつけた2人は、さまざまな工作道具や
カーペット類を矢継ぎ早にカートに放り込んでいった。家具もないがらんどうの一軒家に
それを運び込むと、2人は作業服に着替え、テキパキとその家を目的通りに仕上げて行く。

数時間後、2人がそこに運び込んだのはアリス・クリードだった。彼女は人質、一軒家は
監禁部屋で、彼女の父親から身代金を巻き上げようという計画だったのだが…
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車を盗むところから監禁部屋の完成、アリスの誘拐までの冒頭 十数分はテンポがあって
引き込まれます。無言ですが、短いカットをつなぎ合わせて話の流れを作って行く手法は
スリルがあっていいと思います。
登場人物が“きっかり”3人だけ、物語の9割はこの一軒家が舞台です。その“限定感”は
なかなか面白いです。ただし、どこかに“質のいいサスペンス”とか書いてありましたが、
それはどうでしょうかね。ハハハ。

たしかに、「ははーん、そう来たか。じゃあ、このあとは、こうなって行くのだろうな」と
思わせておいて、あらぬ方向に話を持って行く意外性はあります。
しかし、腰が抜けるほどびっくりした“キスシーン”が象徴的ですが、点の取り合いで
二転三転する乱打戦の野球のようで“大味”な印象が否めませんでした。ハハハ。
予告編で、この誘拐には何か“裏”があると思わせてしまっているのも失敗でしょう。
おかげで、最初のサプライズが、“ああ、なるほどね”で終わってしまいました。惜しい!


「ゲンスブールと女たち」60

何が言いたいのか…最近、ここまで頭の中が“混乱”した映画は珍しいです。ハハハ。
40分でギブアップしました。ゲンスブールがブリジット・バルドーと出会う前でした。
監督は狙いがあって作ったのでしょうし、面白いと思う人もいるのでしょうが、私には
全く向いていません。めでたく、今年初めての“途中退場”作品になりました。ハハハ。


「愛に勝利を…」70

若き日のイタリアの独裁者、ベニート・ムッソリーニと恋に落ちたイーダは、全財産を
投げうち、彼の理想を実現させるために身も心も捧げる。
やがてイーダは彼の息子を産むが、ムッソリーニはすでに家庭を持っていたことを知る。
自分が彼の妻であり、息子がムッソリーニの長男であることを認めさせようとするが、
ムッソリーニの支持率が急上昇する中、彼女は危険人物として排除されていく。
最愛の人から裏切られながらも人生を賭けて、信念を貫くイーダの波乱に満ちた人生。
歴史の闇に葬られた愛の物語がいま明らかになる…(goo映画から)

妻と見ましたが、劇場を出たあと2人で顔を見合わせて首をひねってしまいました。
「クロエ」、「ゲンスブール…」、「愛の勝利を」…“外れ”が続きました。ハハハ。


「木洩れ日の家で」80

町のクリニックを訪ねたのはアニェラだった。
虫の居所が悪かったのか、診察室に迎え入れた女医は挨拶もなしにいきなり「脱いで、
横になって」とぞんざいな口調で言った。
「ふざけないでちょうだい!」…切れたアニェラは診察室を飛び出した。
郊外の一軒家に戻ると、愛犬・フィラが駆け寄ってきた。91歳の彼女は戦前に建てられた
木造の二階家にフィラと“二人で”暮らしているのだ。

愛情を注いで育てたつもりの息子にガッカリさせられ、金にものを言わせて敷地を狙う
隣人の動きに神経をとがらせる忙しい毎日だった…
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若い人には絶対向いていないと思います。ハハハ。
この、淡々とした、それでいて“心豊かな人生”を送る老女に共感するには、見る側にも
それなりの人生経験が求められるでしょう。
「わが人生に悔いなし」なんて嘘っぱちです。少なくとも 私には山ほどあります。ハハハ。

91年も生きてきたアニェラにも悔いることはいろいろあったに違いありません。しかし、
おだやかに最後のときを迎えようとする彼女に拍手を送りたい気持ちになる作品です。
エピソードの数の割には長すぎます。15分ほど短くするか、あと二つぐらいエピソードを
加えて物語を動かさないと、ダレてしまいます。偉そうですが。ハハハ。

アニェラを演じるダヌタ・シャフラルスカはポーランドの伝説的な名女優だそうですが、
そんな情報は必要ありません。制作者である夫のカメラがとらえたモノクロームの映像は
限りなく美しく、彼女の立ち居振る舞い、たたずまいすべてに気品があって素晴らしいです。

典型的な“岩波ホール向き”の作品です。
「平日よりむしろ土・日のほうがすいています」と言われましたが、なかなか機会がなく、
上映終了が迫ったあるウイークデー、意を決して妻を誘って出かけました。
多少込んでいてもかまわないとおもっていましたが、予定時間の50分前に切符売り場に
着くと、なんと、「1回目のチケットは完売しました」という張り紙が…。
予告編を見たときから絶対見ると決めていた作品ですから、心底 ガッカリしました。

しかし、後日、再上映の予定を問い合わせると「予定はありません。新宿武蔵野館さんで
11日からやるようですよ」と、飛びきり嬉しい情報を教えてくれました。
それを早く言わんかい!!ハハハ。


「軽蔑」85

カズ(高良健吾)が仲間と歌舞伎町の“クラブ”を襲った。そこを舞台にした野球とばくで
カズは多額の借金を背負っていた。兄貴分から「あいつらは組を通さずにやってるんだ。
襲ったら、お前の借金はチャラにしてやる」とそそのかされたのだ。
店内をめちゃくちゃに破壊したカズは言われた通り高跳びを図る。
一人ではなく、店の花形ポールルダンサー、真知子(鈴木杏)の手をひいていた。
落ち着いた先は海辺の町、そこはカズの故郷だった。
いきなり女づれで舞い戻った息子に戸惑いつつ、不動産業などを手広く営む父親は2人に
マンションの一室を提供した。

仕事も見つかり、2人にとっては満ち足りた生活がスタートしたはずだったが…
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監督の狙いなのでしょうが、ラストカットの切れ方などは乱暴すぎて違和感がありました。
意図的に“手荒い”編集を選択していると思います。それでも、ラスト以外については、
不快ではありませんでした。72歳の年寄りですが、むしろ心地よいと感じました。ハハハ。

高良健吾は今売り出し中らしい存在感を見せています。どんな作品に出てもきらっと光る
ところを見せるのは大したものです。多くの人がそう思うでしょうが、目に力を感じます。
ひときわよかったのは初めて見た女優、鈴木杏の腹の据わった演技です。ほかの作品で
主役が獲れるかと聞かれれば難しいですが、ものによっては…

主役二人を除く俳優たち、大森南朋、小林薫、根岸季依、緑摩子…一筋縄ではいかない
顔ぶれを見ると、監督の“こだわり”が分かろうというものです。ハハハ。
短いカットをつなぎ合わせるのではなく、“長回し”の多い撮り方ですが、俳優たちが
立派に答えていると思いました。

評価は悩みましたが、俳優たちのこの作品への打ち込み方に惚れました。
少なくとも、同じハードボイルドでも、監督の“名声”が先行した「アウトレイジ」より
はるかにレベルが上の映画です。

「木洩れ日…」が80点で「軽蔑」が85点ですが、必ずしも作品としての値打ちを
あらわすものではありません。意味不明でしょうが、分からなくていいです。ハハハ。


「星守る犬」70

北海道旭川市郊外。山の中のキャンプ場近くで放置されたバンが見つかった。
さびついた車の中に白骨死体があり、そばで秋田犬が死んでいた。
死後半年、年齢は50歳ぐらいの男と推定されたが、犬は死後間もないことが分かった。
車体番号やナンバープレートを削ってまで身元を隠そうとした死者について、警察官や
市役所員たちは、「孤独な老人の行き倒れだ」と冷ややかだった。

いつも周囲から離れて過ごす傾向があるおとなしい奥津(玉山鉄二)の反応は違った。
無縁仏として事務的に処理しようとする同僚の対応を横目に、彼は急きょ、有休を取って
男の足取りをたどる旅に出た。バンの近くで拾った数枚のレシートを手掛かりに…。

泣くのを覚悟でハンカチを用意して出かけましたが、一滴も…。ハハハ。
脚本がおかしいです。
両親を早くに亡くし孤独に生きてきた奥津の人生と、職を失い、妻に去られた“お父さん”
(西田敏行)が愛犬・ハッピーと送った短い車上生活を重ね合わせようとしているのですが、
うまく“融合”していません。現在と過去の切り替え部分も、3人称で書かれていた小説が
いきなり1人称になったような、木に竹を接ぐような違和感があります。

「天気予報をお知らせします」という声がカーラジオから流れました。
ものすごくこまかい話ですが、おそらく、放送局と名がつくメディアが「天気予報を
“お知らせ”します」とアナウンスするところはないでしょう。
「天気予報です」あるいは「天気予報をお伝えします」と言っているはずです。
この脚本家はラジオを聞いたことがないのかもしれません。

“作戦”の失敗だったのではないでしょうか?
たぶん、“お父さんと犬”に絞りこんだロードムービーにしていたら、もっと、私の涙を
誘ったに違いありません。ハハハ。

70 星守る犬 リストラですべてを失った男と愛犬の旅 ハンカチを用意したが一滴も…
75 アリス・クリードの失踪 冒頭の十数分はテンポがあってOK…以後、ダレてしまった
85 軽蔑 役者たちの本気度が伝わって拾いものだった 長回しの演技でも見せていた
80 木漏れ日の家で 91歳の女優をきれいに撮ったモノクローム映像 心にしみる一作だ
60 ゲンスブールと女たち どうにもならなくて40分でギブ 本年初の途中退場作品
70 愛に勝利を ムッソリーニを一途に愛した女の絶望的な人生 わからん映画だった

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by toruiwa2010 | 2011-06-28 08:36 | 映画が好き | Comments(2)
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4~6月期のドラマが続々最終回を迎えています。
今期のまとめです。興味ないでしょうが、採点してみました。
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85「グッドライフ」 フジテレビ 反町隆史、榮倉奈々、井川遥


澤本大地(反町隆史)は腕利きの社会部記者だった。
妻・華織(井川遥)との間に6歳になる息子・羽雲(わく=加部亜門)がいたが、仕事人間の
大地は家庭をかえりみる余裕を失い、華織は家を出た。彼には彼女の分が書き込まれた
離婚届と羽雲が残された…
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普段ならコンセプトを知り、父親を演じるのが反町だと分かったところで見ないタイプの
ドラマですが、見てよかったです。視聴率的には“失敗作”かもしれませんが、私の中で
評価は高いです。今期、一番気に入りました。

難病に侵された息子を献身的に看病するシングル・ファーザーを反町が好演しました。
新しい境地を開いたといっていのではないでしょうか。
井川遥、子役の加部亜門、羽雲の主治医役・伊原剛志、子供の心のケアを担当する役の
榮倉奈々…好きな俳優が揃って、最後まで見ることになります。

息子の難病が、骨髄移植でセーフ…と思ったら、今度は大地に末期のがんが襲いかかる
という設定はtoo much だろうと思ったのは事実です。ハハハ。

80「JIN」TBS 大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀 、内野聖陽

話題になっていることは知っていましたが、前シリーズは見ませんでした。
外科医・南方仁(みなかた じん:大沢たかお)が約150年前の幕末にタイムスリップし、
その時代に生きる有名・無名の人々の命を救う。のちの歴史を変えることになるのでは
ないかと悩み、どうするのが正解かを自分に問いかけながら…
映画でも、SFや近未来ものを受け付けない私には、かなり無理がありました。ハハハ。

今回は、あまりにも評判がいいので見ることにしました。
好評の理由が分かるような気がしました。
一番心配だったのは“違和感”でしたが、いきなり、仁と歴史上の人物である坂本龍馬や
西郷隆盛たちがからんでも意外なほどすんなりと受け入れることができました。これでも
けっこう、“柔軟”なんです。ハハハ。

仁の悩みは“この人の命を救うと、のちの歴史が変わってしまうのではないか”という
点でした。ひん死の重傷を負った龍馬を迷いながらも必死に救おうとしますが、やはり、
“歴史の修正”はできませんでした。まあ、万一、助けてしまうと、そのあとの脚本を
どうするかという大問題が発生しますが。ハハハ。

大沢たかお、中谷美紀もいいですが、最後まで綾瀬はるかの魅力に惹かれました。
ただし、内野聖陽の“デフォルメ”演技はどうなんだろう?
熱のこもった演技だし、あれがあって初めて「仁」じゃないかという人もいるでしょうが、
私には終始、周囲の俳優から浮いているように見えて仕方がありませんでした。じっさい、
大沢が内野の芝居に引っ張られて、同じように演じたらドラマ全体が“暑苦しい”ものに
なっていたに違いありません。ハハハ。
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細かいところまでていねいに作られていて完成度が高く今期唯一の20%超えは当然かも
しれませんが、全部見て、私が一番気に入ったのは現代に戻った最後の10数分でした。
つまり、いいドラマだと思うけど、“好み”ではないということです。
「グッド…」が85点で「仁」が80点という採点には同意していただけないでしょうが、
平にご容赦を。ハハハ。

75「ハンチョウ」TBS 佐々木蔵之介、中村俊介、黒谷友香、塚地武雅

好きな女優の黒谷友香を除けば、“特に何がいい”というわけではないのですが、こちらは
前のシリーズから見ています。今回も最後まで見ました。内野と違って、佐々木の熱演が
“浮きそうで浮かない”ところがなかなか面白いです。ハハハ。
途中、視聴率が右下がりになりましたが、なんとか持ち直しました。
今のドラマだと、これぐらいの数字が取れれば“よし”としなければいけないのでしょう。
私のような固定客がほかにもいるようですから、まだまだ続きそうです。

80「遺留捜査」テレビ朝日 上川隆也、貫地谷しほり、水野真紀、佐野史郎

刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係主任…
糸村聡(上川)には長い肩書きがありますが、要は捜査の一員であっても、基本的には
犯行現場から役立ちそうな遺留品を探し出してその分析に当たるのが任務です。
“縁の下の力持ち”ですから、普通は感謝されてもいいのですが、あまりにも細かい彼は
どちらかと言えば“邪魔者”扱いされています。しかし、タフなのか図太いのか、本人は
まったくの“馬耳東風”…。ハハハ。

上川がいい味を出していて、新米女性刑事・織田(貫地谷しほり)や、彼を目の敵にする
上司(佐野史郎)との絡みはなかなか面白いです。
「臨場」の流れをくむドラマ、テレビ朝日が得意とする分野ですね。

70「名前をなくした女神」 フジテレビ 杏、木村佳乃、倉科カナ、尾野真千子

小学校の受験を控えた母親同士が繰り広げるうわべだけの付き合いと陰湿な“いじめ”…
“社会派ドラマ”ということのようです。
誇張が過ぎるようにも見えますが、実態のリサーチもして、あまりのはげしさに、むしろ、
“そぎ落として”いるのだと、出演者たちがトーク番組で話していました。
若い友人のシングル・ファーザーも「あれ以上です」と言っていましたから、それほど、
お受験をめぐる母親たちの“暗闘”は厳しいのでしょう。ただ、それでも“非現実感”は
否めませんでした。
気持ち的には途中でギブアップだったのですが、結局、最後まで見てしまいました。

70「幸せになろうよ」 フジテレビ 香取慎吾、黒木メイサ、藤木直人

結婚を望む男女を紹介する情報センターのアドバイザー、純平(香取慎吾)と“捨てばちな”
動機で会員になった春菜(黒木メイサ)の恋をメインにした“ゆるーい“ドラマでした。
既婚の弁護士、八代(藤木直人)も登場し、人間関係が複雑になりますが、“安易”な作りに
がっかりしました。“香取・黒木”で数字が取れると思ったとしたら甘いです。
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ジャニーズ系を主役にしても、中身がダメならうまくいかないことは、松本潤を起用した
「夏の恋は…」(2010年7-9月)がこけて身にしみているはずなのに、同じ失敗をしました。
せっかく香取が“男臭さ”を漂わすようになっているのに、純平と春菜の“変心”の度に
話の流れも大きくぶれる、2人が“恋仲”になっても敬語で話すなど、脚本がひどすぎます。
それ以前に、コンセプトが間違っていましたね。数字的にも「夏の恋は…」以下でした。
果たしてフジテレビ編成・ドラマ制作に“月9危うし”の危機意識はあるのか?ハハハ。

??「マルモのおきて」フジテレビ 阿部サダヲ、芦田愛菜、比嘉愛未

芦田愛菜の可愛さと、ごひいきの比嘉愛未には魅力を感じましたが、阿部サダヲの演技が
大の苦手だったので見ませんでした。
しかし、同じ時間帯の「仁」に迫る視聴率を叩き出すようになってから、「何がそんなに
受けているのか」に興味が湧き、最後の3回を見ました。一度でも逆転したら面白い…と
思いましたが、そうは問屋がおろしませんでしたね。ハハハ。
フジテレビが総力を挙げて(?)“社会現象化”させようとしたのが反感を買ったかも。

日曜の夜は「江」から「仁」に流れた大人が多く、逆に、この時間に起きている子供は
少なかったでしょうから、勢いだけで逆転することは初めから無理だったのだと思います。
ただし、フジテレビがTBS伝統の時間枠にあえて挑戦する試みは3期目で少し先が見えて
きたかもしれません。

きちんと最後まで見たのは「JIN」、「グッドライフ」、「遺留捜査」、「ハンチョウ」の4本。
“おまけ”で「名前をなくした女神」と「幸せになろうよ」の2本でした。
まともに見るには多すぎます。
しかも、今期は、フジテレビの「東野圭吾3週連続スペシャル」をはじめ、高橋克典、
佐藤浩市、高島礼子、坂口憲二、仲村トオル…そうそうたる顔ぶれが主演するたくさんの
2時間ドラマが放送され、結構、面白かったですから忙しい思いをしました。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-27 10:35 | ドラマ | Comments(4)
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2005年の全仏は開幕前から少しざわざわしていた記憶があります。
スペインから“クレーの申し子”、ラファエル・ナダルがようやく
初めてローラン・ギャロスに出場することになっていたからです。
実際には前年も会場には来ていたようです。ただし、足のけがで
松葉づえをついていたそうですが、私は目撃していません。

前年のデビス・カップ準決勝(vs フランス)と決勝(vsアメリカ)で
カギになるポイントを上げてにわかに注目されていました。
テニス関係者やファンの間で広く名前が知られるようになってから
初めての大舞台と言ってもよかったと思います。

「Nadalmania!」05/05/21


どういうものか、昨日、今日とウエブ上に出てくる記事が少ないような気がします。
少なくとも、今シーズンが始まってから一番少ないと思います。
「ヒューイットが全仏の欠場を決めた」とか「フィリポーシスのカムバックはワイルド・
カードを貰ったクイーンズから始まる」がニュースとしてとりあげられるほどですから、
あとは推して知るべしでしょう。ハハハ。

全仏からウインブルドンが終わるまで、テニス記者は「休むひまなし」ですから、大きな
大会がない全仏の前週に休暇を取っているのかもしれません。現に、先週、私の好きな
コラムニストが「ここしか休めないから」と言って、1週間、休んでましたからね。
私なら、読者が待っていたら休みませんが。ハハハ。
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そんな「記事うす」の中ではやはり、ナダルへの期待を示す記事が目に付きます。
アメリカのTENNIS誌が今月の表紙にナダルを取り上げていますが、珍しいことでしょう。
まだグランド・スラムを獲っていない「外国の」18歳の少年ですからね。
いくら全仏前だからと言っても、クレーでの活躍だけで、世界中のテニス・マスコミが
この少年を追い回している状況は異常です。

うがった見方をすれば、マイアミでフェデラーと激戦を演じた頃に「グランド・スラムは
全部好きだ。でも、ウインブルドンはスペシャルだよね。勝ちたいと思う大会をひとつ
選べと言われたらウインブルドンかな」と発言したことが、長くテニスを取材してきた
ジャーナリストたちの“嗅覚”を刺激したのかもしれません。

イギリスのデイリー・テレグラフはこう書いていました。
「ナダルは徹底したベースライナーたちの国の出身で、赤土でテニスを覚えた男としては
普通じゃない野望を持っている。なんと、ウインブルドンに勝ちたいと言っているのだ」
…過去に、多くのクレー・スペシャリストたちから、自分たちが世界に誇る伝統の大会を
ボイコットされたり、「大嫌いだ」「芝は牛が食べるものだ」(ハハハ)とか言われ続けたり
してきた彼らにしてみれば、これ以上の“LOVE CALL”はないのでしょう。

ナダル本人は「ウインブルドンのあの雰囲気とグラスが好きなのさ。勝ちたいけど、僕の
スタイルでは難しいかもね。サーブ・アンド・ボレーを磨かなくちゃ」と言っています。
実は、同じようなことを過去2年も言っていたそうです。ただ、今年はタイミングがねえ。

彼がはっきりと世界に認識され始めたのは、去年のデビス・カップ決勝での活躍からです。
相手がアメリカだったこともあって18歳の若者は世界中のテニス・ファンから注目される
ようになりました。もちろん、常に“新しいター”を求めるマスコミが手を貸したことは
言うまでもありません。
マイアミの決勝進出あたりまでは「まだまだ…」と思っていた“フシ”のあるマスコミが
いっせいに取り上げだしたのはモンテ・カルロだったと思います。

大会の中盤で、フェデラー、コリア、フェレロ、サフィンもまだ残っていると言うのに、
イギリスの新聞がこぞってナダルのことから書き始めていましたし、追いかけるように、
ニューヨーク・タイムズ、ヘラルド・トリビューンも特集に近い取り上げ方をしました。
そして…このとき初めて、ナダルに関する“報道ぶり”を報道する記事さえ現れたのです。
ハハハ。

かつてクエルテンも、クレー・コート・シーズンに大騒ぎされた年があります。しかし、
残念ですが、舞台がグラスに移った途端、その名前を耳にすることはほとんどなくなって
しまいました。ナダルの場合はどうでしょうか?

“実際に”どこまでプラスになるのか不明ですが、シロート考えでは、ヒューイットの
欠場でランク5位なのに第4シードに繰り上がる(はず)のは、追い風になると思います。
彼はジュニア時代も含め、ローラン・ギャロスでのプレーは初めてです。
初出場のグランド・スラムでいきなり優勝したのは95年全豪のアガシが最後だそうです。
6月3日に18歳になるナダルには、プレッシャーもかなりのものがあるでしょう。
フェデラーも調子を上げてパリに乗り込みました。スペインの同僚やアルゼンチン勢は
相変わらず不気味です。この段階ではそれほど警戒されていなくても、サフィンはいつも
危険な存在です。ハハハ。
“混戦”になるかもしれませんね。

ドローはこちらの時間で金曜日の11時半から行われます。

なお、パリ時間の今朝早くに、トータルのアクセスが10万件をこえました。
1日で2,900件以上のヒットがあったようです。めでたく新記録です。
開幕が近くなって期待感もあるのでしょうか。ああ、プレッシャー。ハハハ。

全仏初出場だったナダルは決勝でアルゼンチンのプエルタを下して
見事に優勝しました。SF、当時No1だったフェデラー戦が大きな
ポイントでしたね。 ( Nadal d.Fderer 63/46/64/63 )
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6年間で10個のグランド・スラム…年齢との比較ではフェデラーの
ペースを少し上回っているようです。
しかし、あの激しいプレー・スタイルを考えると、いったいいつまで
今のペースでタイトルを取り続けることができるか、“育ての親”は
心配します。ハハハ。

昨日の3回戦は少してこずったようですね。
「すべらない話」を見ながらライブ・スコアをチェックしていましたが、
ある意味、“典型的な“展開になっていました。
1-2セットがTBでした。しかし、データを見ると、ナダルにブレーク・
ポイントがありませんでしたが、相手にも二つしか与えていませんでした。
エラーの数も第1セットが3本で第2セットはなんと0本!!
プレーは安定しているのだろうと、“不安”はありませんでした。
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五分で戦ったセットを落とした格下選手はどうしても気落ちするものです。
次のセットをあっさり失うシーンをいやというほど見ました。
昨日のミュラーはよくやったと思いますが、2セット続けてTBになって
二つとも取れなかったのですから、第3セットは厳しすぎました。
きっと、自分では頑張っているつもりでも体が動かなかったのでしょう。

ナダルは次のデル・ポトロに苦戦するかもしれませんね。

女子も実力者が残ってこのあとの展開が面白くなりそうです。
シャラポワが4回戦(vsペン)を突破すると、ひょっとしたら…。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-06-26 08:56 | テニス | Comments(2)
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サンシーロ、カンプノウ、サンチャゴ・ベルナベウ、旧ウエンブリー、
ヤンキー・スタジアム、ドジャー・スタジアム、ウイングドフットGC、
ミラージュ・ホテル特設リング…
名前を書いているだけで、そこに座ったときに見えた景色、目の前で
展開されたプレーがまざまざと浮かんできます。
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たとえ、古くても味があるスタジアムや世界一流のアスリートによる
最高のパフォーマンスは何年たっても懐かしい!そして、「もう一度、
あそこに座ってみたい」と思います。
もちろん、テニスのグランド・スラムで座った3大会の放送席プラス
しつこいようですが、ウインブルドンも…。ハハハ。

「放送席から」2004.05.28


今回のローラン・ギャロスでは、翌日の試合に備えての準備をしないことが多いです。
決して“ズボラ”なわけでも、勉強嫌いでもないのですが、やるとなると徹夜になって
しまうからです。ハハハ。
たとえば、4日目を例にとると、メインは杉山戦です。デジタルもアナログもです。
そのあとについては、各コートの試合の進み具合にかかってきます。

デジタル放送枠は、各コートで試合が始まるこちらの11時からです。
昨夜受け取った担当表の私の欄には、「サフィン戦、セレナ戦、ナルバンディアン戦、
フェレロ戦など」と書かれていました。
ナマに対応するためには仕方がないことですが、これでは、準備のしようがありません。
すべて、各コートの第4試合ですから、よほどのことがなければ15時までのデジタル枠に
入ることはないでしょう。

おそらく、17時からのアナログ枠でも杉山の試合をはじめに持って来るでしょうから、
そのあとはできるだけナマのものをとプロデューサーたちは考えるに違いありません。
杉山の試合はとっくに終わってますから、編集するにしろ、すべてをお見せするにせよ、
放送が始まるときには、放送される彼女の試合の長さが分かっています。
制作陣はそのあたりから「サテ、杉山の試合(VTR)が終わったらどのコートに行こうか」と
考え始めるのです。

それからでも1時間近くはありますから、1試合や2試合分の基本的な資料を集めるのは
それほど厄介なことではありません。3日目までも、ほとんどが、その基本的な情報だけで、
知りたいデータがあればメディア・ガイドを頼るという方法で対応しました。

全豪、全仏、全米…3大大会の放送席の中で、座っていて、一番気分がよかったのは、
ここローラン・ギャロスですね。

全豪は広くてきれいです。
残念なのは視界に入るものがすべて“人工のもの”だという点です。デイ・セッションで、
屋根が開いているときに真夏の強烈な日差しがコート上に差し込む。くっきりと屋根や
スタンドの影が落ちる。あの光景は確かに美しくて、捨てがたいものがありますがね。
幸い、ここに座って“雨が上がるのを待つ”ことは、数年に一度しかありません。
開閉式屋根さまさまです。ハハハ。
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何を訴えているのか、その屋根にとまってさえずり続ける鳥がいました。
屋根が閉じるときに逃げそこなって会場内に閉じ込められ、“心ならずも”プレーを
中断させたり、アガシのスキンヘッドに“落し物”をする鳥もいましたっけ。ハハハ。
“動物大国”ですから、相手がたとえ虫でも乱暴には扱いません。
コート上に落ちた虫はプレーの邪魔ですが、ボールパーソンがバスタオルを使って
丁寧に“処理”するまで選手も観客も我慢強く待つ…全豪ならではの光景です。

全米の放送席は、2万3千人以上を呑み込む巨大なスタジアムの最上段にあります。
位置的には、選手の真後ろですから文句は言えませんが、かなりの距離がありますから、
少し“現実感”に欠けてしまいます。
いっそのこと、もう一段高ければ、遠くマンハッタンが望めていいのかもしれませんが、
今は、スタンドの陰です。また、スタッフのいる控え室からの距離も一番遠いですから、
何かを届けてもらうときは大変な迷惑をかけることになります。

去年は中盤、雨にたたられましたが、高いところにあるだけに、真っ黒な雨雲が遠くから
近づいてくるのがよく見えるのはいいことなのかどうか?ハハハ。
95年女子の決勝はグラフvsセレスという豪華対決でした。試合の終盤、放送席から見ると
右前方から、黒い雲がかなりのスピードでこちら目がけて接近していました。グラフが、
サービス・フォー・ザ・マッチに入るころ、「降り始めるのは時間の問題だ。生中継だから
中断は困る。なんとか終わってくれエー」と祈っていましたっけ。ハハハ。
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誰の運が強いのか、激しい雨が降り始めたのは主審が「Game,set and match」と告げた
直後でした。しかし、表彰式がありました!
降り続く雨の中、地元テレビのCMの間も二人はウインド・ブレーカーを羽織っただけで、
おとなしく待っていました。どこにでもいますが、女子シングルス部門のスポンサーの
代表が、典型的な“空気の読めない”やつでした。ハハハ。
終わるかと思えば、まだ続くスピーチ…グラフもセレスも最後には顔を見合わせて大笑い
状態になっていました。

ローラン・ギャロスの放送席のよさは、まず、控え室から近いこと。担当する前の試合で
どちらかが途中棄権して“出番”が繰り上がっても、そんなにあわてなくてすみます。
ただし、コートの出入り口のすぐ横を抜けていきますから、出てくる観客と入れ違いに
なると大変です。「パルドン」の連発で突破することになります。
たぶん、一人、柳さんだけはあわてず騒がず悠然と進むことでしょう。ハハハ。
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改修で二階スタンドが高くなり、遠くに見えていたエッフェル塔が見えなくなったのは
残念ですが、放送中何度もお話しているように“どこを切り取っても絵になる”のが
ローラン・ギャロスです。スタンドの向こうに見えるブローニュの森が目に優しいです。
木々の緑に加えてコートサイドの赤いゼラニューム、オフィシャルたちのユニフォーム、
観客のファッション…色彩の豊かさは、どこにも負けません。
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現地にスタッフを派遣せずに放送している国もあり、そういう国に向けて実況をしている、
わが友、イギリス人のジェリー・ウィリアムズが隣のブースにいます。
彼とは10年近い付き合いです。ホテルも同じですし、会場内でもしょっちゅう顔が合い、
そのたびに話が弾みます。困るのは、イラク問題など、日本語で議論するのだって微妙な
テーマを(もちろん)英語で持ち出してくることでしょうか。ハハハ。

私の場合、放送席に座るときに、絶対に持っていないと困るものがいくつかあります。
そのうちのひとつがPOLOです。
「知らん」とおっしゃる方が多いかもしれません。以前はあちこちで見かけたものですが、
ここ数年売っている店がどんどん減ってしまい、探すのに苦労しています。
特に4、5年前までは扱っていたキオスクがやめてしまってからは必死でした。

まず、包み紙に書いてある輸入元のネスレに電話をかけ、置いている店を聞き出しました。
そして、その店にお金を送って10本入りの箱を着払いの宅急便で配達してもらうという
荒ワザを使いました。ハハハ。
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それほどこだわるPOLOはちょうどトローチと同じリング状のキャンディーです。
8年半のブランクのあと、WOWOWでマイクの前に戻った91年、しばらくしゃべると
ノドが渇き、声がかすれるようになっていました。試行錯誤の末たどり着いた解消法が、
POLOをなめることでした。唾液を継続的にノドに流し込んで常に潤しておくわけです。

しゃべりながらですから、大きなものでは声に影響が出てしまいます。
すぐ溶けてしまうのも困ります。POLOはリング状のものをカットして小さくすることも
できるし、硬くて、口の中で長持ちしてくれる便利な奴なんです。

10年以上、お世話になっていますが、今の心配は、すべての店頭から消えてしまうのでは
ないかということです。手持ちのストックを調べたところ5本ありますし、一本あれば
大体7-8ヶ月は大丈夫なので、大事に使えば70歳になるころまでは十分だと思いましたが、
よくよく見ると「賞味期限2003.03」となってるではありませんか。 すでに切れてる!!
まあ、よほど調子が悪くないかぎり、サッカーを一試合しゃべっても一個半ぐらいしか
消化しませんから、健康を害することもないでしょう。ハハハ。

POLOはその後、まったく見かけなくなりました。
しかし、これを書いた翌2005年秋には現役を引退しましたから
支障は出ませんでした。風邪でのどがイガイガするときなどに
使っていますが、まだ1/2本、残っています。賞味期限切れから
すでに8年たってますが、今なめても“ただちに体に影響する”
ことはないはずです。ねえ、官房長官?ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-06-25 08:43 | テニス | Comments(5)
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ツイッターを読んだ方はダブりますが、フェースブックに友人が
実に懐かしいものを投稿しているのを見つけました。
1992年デビス・カップ決勝:USA vsスイスです。

この年からテニスを中継し始めたWOWOWはデ杯のSFと決勝も
現地から中継しました。熱がこもってました。ハハハ。
アメリカvsスウェーデンのSFはミネアポリスで行われました。

SF:USA d.Sweden 4-1
    Switzerland d.Brazil 5-0

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そして、決勝の舞台はダラス・フォートワースでした。

Switzerland:Marc ROSSET、Jakob HLASEK
USA:Jim Courier,Andre Agassi,Pete Sampras,John McEnroe


…優勝を狙うアメリカの4人は“Dream Team”と呼ばれました。
当時のランキングでは①クーリエ、③サンプラス、⑨アガシ、
マッケンローは20位でした。
チャンやワシントンではなくマッケンローを選んだのはもちろん
ダブルスをプレーさせるためです。

問題はシングルスでした。
ランキング的にはクーリエとサンプラスで文句なしでしょうが、
ゴーマン監督はデビス・カップに強い実績を買って、アガシを
シングルスに起用することにしました。
世界ランク3位のサンプラスはマッケンローと組んで慣れない
ダブルスに出場することになったのです!

決勝が始まる前日から街はムードが最高潮でした。
TVカメラがうろうろしていました。実は…
マッケンローの妻はハリウッド女優、テータム・オニールでしたが、
チームに合流する直前、3人の子供を連れてアパートを“脱出”し、
一方的に別居宣言をしたのです。
いえ、連れ出したのはマッケンローのほうです。ハハハ。

日本のワイド・ショー並みに追いかけるシーンを初めて見ました。
おかげで、マッケンローは大会中一度も会見に同席しませんでした。
スイスからもかなりの数の応援団が来ていました。
アルプスで放牧する牛の首につけるカウ・ベルを大量に持ち込んで
いましたから、結構な騒音でした。ハハハ。
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初日のシングルス、まず、アガシがラセックにストレート勝ち、
クーリエがロセにフルセットの末、逆転負けして1勝1敗…
デ杯の常ですが、ダブルスが大きなポイントになりました。

2日目のダブルス。
90年全米オープンで優勝してはいましたが、21歳になったばかりの
サンプラスはやはり大舞台での経験が乏しく、不慣れのせいもあって
動きの硬さが目立ちました。
1-2セットをタイブレークで失ったあと、第3セットを取り返して
セットカウントは1-2、まだピンチは続きます。
苦しむアメリカを救ったのは、第3セットのあとの休憩というデビス・
カップ独特のルールでした。
放送席にいた私たちは知る由もなかったのですが、アメリカ・チームの
ロッカーはものすごい熱気に満ちていたようです。
場内で応援していたアガシやクーリエも加わって、もうひとつ、意気が
上がらないサンプラスを励まし続けたそうです。
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SFのスウェーデン戦でも同じように1-2からの逆転劇がありました。
英語では“pep talk”といいますが、士気を鼓舞するためのおしゃべりは
効果がてきめんのようです。ハハハ。
コートに戻ったサンプラスの動きは滑らかになり、マッケンローにも
負けない活躍で続く2セットを取って、貴重な1ポイントをアメリカに
もたらしました。

結局、3日目のシングルス第1試合でクーリエがラセックを下して
アメリカは2年ぶりにデビス・カップを取り戻しました。
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今朝、友人がフェース・ブックにとても懐かしいものを投稿しているのを
見つけました。この試合のごく一部がyoutubeに投稿されているのです。
いやいやいや…こんなところで自分の声に出会うとは思いませんでした。
19年前、柳さんも私も声が若いわ。ハハハ。 http://bit.ly/iXZbzq
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そして、もうひとつ。
マッケンローのサーブで試合が決着した瞬間私は「アメリカ 王手!」と
一言しゃべったあと黙りました。場内の歓声を聞いていただくために。
“黙る勇気”を実践し始めたのはもう少し時間がたってからだと思って
いましたが、このとき、すでにやってますね。さすが、です。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-24 10:24 | テニス | Comments(7)
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2007年8月、すい星のように現れたヤンキースのリリーバー、ジョバ・チェンバレンの
活躍は衝撃的でした。デビューから丸1ヶ月、11試合・13回1/3を無失点でした。
胸のすくようなピッチングを見て、「この若者の前途は洋々だなあ」と思ったものです。
甘いっちゃ、甘いんですが。ハハハ。

最初のつまずきは10月のインディアンズとの地区シリーズでした。
第1戦を落としたあとの第2戦は3回にカブレラのホームランで先制したヤンキースが
7回終了時点では1-0とリードしていました。
8回のマウンドに上がったのは 7回途中から先発のペティットをリリーフし、1死1.2塁の
ピンチを鮮やかに切り抜けているチェンバレンでした。

いつからだったか覚えていないのですが、球場に小さな羽虫(うんか?)が集まっていました。
8回のチェンバレンは7回とは“別人”でした。先頭打者を歩かせたあと、暴投とバントで
1死3塁のあと、2アウトまでこぎつけましたが、続く打者の2球目にまたしても暴投!!
同点とされてあわてたのか、次の投球はデッドボール。さらに続く打者にフォアボール…
最後は三振で追加点は許しませんでしたが、“とっちらかって”いました。ハハハ。
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実は、この間、チェンバレンはずっと顔のまわりに群がる虫を気にしていました。
22歳の若者が“明らかな”動揺を見せているのに、ヤンキース・ベンチの動きは震災後の
菅内閣の対応と同じぐらい鈍いものでした。ハハハ。
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先日、西岡が戦列に戻った試合を見たときにも、しばしば、白いものが画面を横切って
ふわふわ飛んでいました。この時期、たぶん、ポプラだと思うのですが、胞子が飛びます。
たんぽぽの綿毛のようなものです。
30年前にメジャーを追ってアメリカ大陸を旅しているとき、中西部だったと思いますが、
フリーウェーを走っているときに、まるで吹雪のような状態で飛んでいるのに遭遇した
ことがあります。“オーバーだ”と思うでしょうが、ワイパーを使うほどだったのですから。

英和辞書は持っていましたから、飛んでいるのが胞子らしいことはすぐに分かりました。
しかし、手元に国語辞典がないため、“胞子”が何かは分かりません。ニューヨーク支局に
電話して調べてもらいましたっけ。インターネットがないころの話です。ハハハ。

WOWOW時代、UCLの準決勝を現地から実況するため、5月上旬にヨーロッパに行くと
やはり、激しく飛ぶ胞子に出会います。髪に止まったりしますから、女性たちにとっては
結構、気になる季節だと思います。
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アナウンサーにとっても困りものです。ゴール前の込み入ったプレーの実況で、思い切り
息を吸ったときにのどの奥に飛びこむことがまれにあるのです。自分の意思に関係なく
反射的にむせてしまいますから、周辺で舞っているのを見ると“恐怖”でした。
特に、風の強い日はたまりません。目、鼻、のど…それぞれ、チクチク、ムズムズする、
むせるという“症状”をもたらします。メガネ以外に予防法はありません。
ひたすら「放送中だけはカンベン」と祈ったものです。ハハハ。
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先日の「グータン」では、長谷川潤、香里奈、山田優子が北京ロケをしていましたが、
食事をしながら会話を進める3人の美女のまわりを白いものが飛んでいました。
こちらは柳絮(りゅうじょ)という、柳の種子だと字幕で説明されていました。
ほとんどの植物は何かほかの物に頼って、つまり、“受動”で子孫を残そうとするのですが、
アメリカでもヨーロッパでも、そしてアジアでも、この季節が一番盛んなようですね。
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「八重の桜」

バンザイ…です。再来年の大河ドラマに綾瀬はるかが主演するそうです。
綾瀬は新島襄の妻・八重を演じることになります。必ず見ます。期待します。
“おじさんキラー”らしいですが、爺さんもすっかりやられてます。ハハハ。

しかし…よく考えたら、2年後かい!
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by toruiwa2010 | 2011-06-23 08:37 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
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「やり残したことはないのか?」
「はい、ありません」

…フジテレビでアナウンサーを辞めるとき、総務局長と交わした会話です。
もちろん、やりたいことはたくさんありました。しかし、辞めたいと思っているときに、
「いえ、実はいろいろありまして…」と言えば、「それなら、辞めるなんて言うな」と
説得されるに決まっていますから、言わなかっただけです。ハハハ。

「思い残すことはない」と言いきれる人生なんてごくごくまれな人しか送れないでしょう。
私のような“煩悩”が多い人間にはとても望めません。
テニス・アナとして“やり残した”ことの一つは、グランド・スラム達成です。
1992年に初めて3大会の実況をしました。全米が終わったとき、アナウンサーとしての
“グランド・スラマー”になりたいものだと思いました。
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それには、ウインブルドンの実況をしなければいけません。しかし、“高い壁”でした。
放映権は長くNHKが持っていて、手放す気配はありません。オール・イングランド側も
“国営”放送・NHKのステータスがお気に入りだったようです。一度、プレゼンにまで
こぎつけたことがありますが、放映権料アップの“ダシ”に使われた感じでした。ハハハ。

WOWOWが「伝説は甦る」というシリーズを企画し、歴史に残る名勝負を放送したとき、
テニスを2本頼まれました。どちらもウインブルドンの決勝です。
1本は1980年のボルグvsマッケンロー、もう1本は1982年のコナーズvsマッケンロー。
解説をつけない“一人喋り”でした。資料はほとんどありません。
苦肉の策で、現地の実況を懸命に聴き、話の断片から情報らしきものを引き出しました。
苦しいけど楽しい作業でした。

しかし、私の夢はセンターコートを見下ろす放送席に座っての実況です。
果たせないまま、現役を終えることになりました。“やり残した”のです。

一ファンとして、今もときどき思い出す試合は男女1試合ずつあります。

1992 Wimbledon Gentlemen’s Singles Final
Andre Agassi d.Goran Ivanisevic 67/64/64/16/64


男子では1992年のアガシvsイバニセビッチです。
第12シードだったアガシは、QFでフルセットの末ベッカーを、SFではマッケンローを
ストレートで下して決勝に進出しました。
一方、第8シードのイバニセビッチは4回戦でレンドル、QFで第2シードのエドバーグ、
SFではサンプラスに勝っていました。

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強力サーブが売り物のレフティ、イバニセビッチと“史上最高のリターナー”と呼ばれた
アガシの対戦はプレースタイルも対照的でしたから、テニス・ファンの関心はきわめて
高いものがありました。
コートに登場した2人は、もちろん、ウインブルドンの“ドレス・コード”に従って
上下とも白一色、アガシは白いキャップをかぶっていました。
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アガシがシャツを着替えるたび女性客の嬌声が…

アガシは1987年に一度出た(1回戦敗退)あと、ウインブルドンを“敬遠”していました。
まさか、“コートの上を舞う蝶さえ白い”とからかわれるウインブルドンでは、白以外の
ウエアを認めないというドレス・コードに腹を立てたわけではないでしょう。ハハハ。
当時はサーブ&ボレヤーに圧倒的に有利と言われていたことが大きな理由だと思います。
性格的にも、勝ち目のない勝負はしないのでしょう。
しかし、前年、1991年、久しぶりに出場してQFまで進んでいます。


世界中のテニス・ファンの熱い期待にこたえて、22歳のアガシと20歳のイバニセビッチ…
2人の若者の対決は見ごたえがあるものになりました。
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当時のコーチ ニック・ボロッテリ(左)とGF ウエンディ・スチュアート

サーブからネットへの流れで主導権を握ろうとするイバニセビッチに対して、アガシは
得意のリターンから厳しい攻めで対抗しました。特に、高くキックする彼のセカンド・
サーブがかなり効果的だったと思います。
50分かかった第1セットをタイブレークの末に取ったイバニセビッチが優位に立ったかに
見えましたが、第2セット第1ゲームをブレークしたアガシは、勢いに乗って2セットを
連取し、形勢を逆転します。

いつものイバニセビッチなら精神的に崩れる展開でしたが、この日の彼は違いました。
何に対しても決して腹を立てまい…と誓ったかのように、冷静さを保っていました。
ただし、途中でこんな場面がありました。
第4セット第1ゲームが終わってインタバルに入ったところで主審がイバニセビッチに
話し始めると、アシスタント・レフェリーも加わってなにかを説明をしています。
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実は、試合中のどこかでフラストレーションを解放するために彼が発したexpletive…
(悪態)をBBCのマイクが拾い、全世界に流れました。
彼の国籍は複雑な民族・宗教の問題を抱えるユーゴから独立したばかりのクロアチアです。
公用語はクロアチア語ですが、ほかの、例えばセルビア語などともよく似ているようです。

審判席に着くとき、主審はある“メモ”をポケットに忍ばせていると言われています。
主だった国の言語で“悪い言葉”“放送禁止用語”が書かれているそうです。たとえば、
英語ならf**kほか実に多数…。ハハハ。
しかし、この試合の主審が持っていたメモにクロアチア語はなかったのでしょう。
ですから、警告は出ませんでした。

しかし、天網恢恢…世界のどこかで聴いていた、イバニセビッチの言葉を理解する人が
オール・イングランド・クラブに国際電話をかけてきたのです!
クロアチア人は国を挙げて応援していたはずですから、分離・独立に至る過程で摩擦が
あった“旧ユーゴ”のどこかから…でしょう。ハハハ。

動揺はあったはずですが、持ちこたえたイバニセビッチが第4セットを取り返してついに
2セット・オール、勝敗の決着はファイナル・セットに持ち越されます。
グランド・スラムの決勝は常にこうありたいですね。ハハハ。
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試合は、アガシがイバニセビッチを振り切ってウインブルドン初優勝を果たしました。
勝利の瞬間、ガールフレンドやコーチがいる陣営を振り返って信じられないという表情を
見せたアガシは両手で顔を覆い、そのまま、芝の上にうつ伏せになりました。
当時のアガシは、アメリカ国内で“Image is everything”(イメージがすべてさ)をキャッチ
フレーズとするキャノンのCMキャラクターに起用されていました。
口の悪い人たちからは「あれは、CMで効果的に使えるように演技をしたに違いない」と
揶揄する声が上がっていました。まさかね。ハハハ。
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ちなみに、アガシのロン毛は2年後の1994年で終わりました。
1995年の全豪に出場するためメルボルンにやってきたアガシは坊主頭だったのです!
ずっと、新年早々、南半球まで出かけることを拒んでいたアガシを「なに言ってるんだ。
君が一番やりやすいサーフェスなんだから」と説得したのはクーリエやサンプラスでした。


1993 Wimbledon Ladies Singles Final
Stefi Graf d.Jana Novotna 76/16/64


女子では、1993年のグラフvsノボトナが勝負の怖さとともに記憶に残っています。
4月にアーカイブで再録したばかりですから、簡単に記すことにします。

1セット・オールからの第3セット・第5ゲームでグラフのサーブをブレークしたとき、
ノボトナは67/61/41 とすっかり流れをつかんでいました。いたはずです。ハハハ。
もちろん、スタンドの空気もテレビの前の我々も、ノボトナが勝つのだと思っていました。
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ダブルフォルトでサーブを落として呆然とするグラフと勝利を確信した?ノボトナ

…しかし、それからおよそ25分後、ヴィーナス・ローズウォーター・ディッシュ(女子優勝
トロフィー)を手に静かに微笑んでいたのはシュテフィ・グラフでした!!!
ケント公夫人の肩に顔を埋めてむせび泣いていた敗者・ノボトナの姿をテニス・ファンが
忘れることはないでしょう。
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持っているDVDは、ともにBBCの実況を同録したものです。
誰が、日本人の実況なんか! 悔しいじゃないですか。ハハハ。

うーん、それにしても、やりたかったなあ、ウインブルドンの実況…。
あとからテニスの実況を始めた若いアナが、私の生涯の願望を何の苦もなく達成するのを
目にするのは精神衛生上、とてもよくないことです。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-22 10:02 | テニス | Comments(14)
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モバゲーや新青森駅開業のテレビ・コマーシャルはシリーズで物語が展開する作りで
なかなか面白かったと思います。
最近、もうひとひねりした連続コマーシャルがありますね。LIXILです。

A部長が直立するB課長(いずれも想像)に「リクシルって知ってるかい?」と聞いている。
B「リクシル…サッカー選手か何かですか?」
A「いや、人ではなかったなあ…人だったかな?」
B「どちらですか?」
A「どっちかなんだよ」
B「どちらでしょうね」
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気になるB課長は 数時間後、ランチタイムの食堂で、連れ出したC係長に「リクシルって
知ってるか?」と尋ねる。キツネにつままれたような表情のC。
その夜、Cはなじみのバーで女性バーテンダーDに問いかける。「リクシルって知ってる?」
翌日の昼さがり Dは行きつけの美容室で係のEに「リクシルって知ってる?」と尋ねる…

つまり、登場人物が一人ずつずれながら、話題は「リクシルってなに?」。
リクシルは、トステムやイナックスが統合されてできた会社のようですが、詳しいことは
分かりません。たぶん、日本中にそんな人が大勢いるのでしょう。
このCMは“認知度”を上げるために流されているようです。

起用されている俳優陣が豪華です。
まず、登場したのは岸部一徳“部長”と堤真一“課長”、さらに、大森南朋“係長”…
この2本は、役者同士の間の取り合いが絶妙でした。
続いて、松下奈緒、矢作兼(おぎ・やはぎ)…満島ひかる。
台本がよくできています。その場の会話だけでなく、人物のキャラクター、背景までが
透けて見えるようで、いろいろ想像をめぐらせながら楽しめます。

“連続&リレー形式”かあ。考えましたね。
すっかりやられてます。まだ、リクシルとは何かの答えを知りませんが。ハハハ。
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ラジオを聴いているときにぼそぼそ口調の女性の声が流れてきました。

エー、私、キンチョーのCMに出てる者です。「これ見よがしに」とか言うてるやつ
なんですけど。エー、その男の人の隣で、まー、ただ座ってるだけの乗客ですね。
「とにかく、自然にしてくれ」とだけ言われてるんですけど、自然にするというのが
一番難しいことなので、苦労しましたね。
(“想像”という言葉にかぶって)思ったより顔が隠れているので、まー、もうちょっと顔が
出ててもよかったんちゃうのかと思うんですけど…プーン(蚊の羽音) 
(男の声で)“殺虫剤はキンチョール”

音声だけの“メーキング”を、出演した女性の関西なまりの“ぼやき”だけで構成した
このディレクターの手腕に拍手を送りたいと思います。
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大和証券のCMにはいつも感心します。
最近ではギタリストのチャーも出演している“ネクスト銀行編”が気に入っています。
私が若かったころの大ヒット曲「Sittin on the Dock of the Bay」がフィーチャーされて
いるからかもしれません。ハハハ。
東京、ニューオーリーンズ、リオデジャネイロで、現地のミュージシャンがそれぞれの
楽器を演奏するのですが、何よりもニューオーリーンズのグランパ・エリオットという
年配のシンガーの歌がしびれます。“ストリート・パフォーマー”だと言うことですが、
いかにも“ブルースそのもの”という感じです。
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このところ、夏の電力不足に向けて家電製品を中心に“節電”をテーマにしたCMが
目につきます。まるで、この状況を前もって予知していたかのような対応の素早さには
ビックリです。ハハハ。
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白戸家の“お父さん”が登場するソフトバンクの「これがホントの“うちわもめ”」編も
その流れに乗ったCMですが、面白さは“もう一つ”ですね。
妙に気に入っていたのは、“お父さん”と“お兄ちゃん”が連れだって屋台のラーメン屋を
訪れる1本です。
小林旭が演じるオヤジがとんでもなく不器用です。
“湯きり”をするために麺が入ったザルを振り回すと飛び散った熱湯が“お父さん”にも
降りかかります。演技ではなく、マジであわててよけるお父さんがよかったなあ。
上戸彩“不在”が残念ですが。ハハハ。
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もうひとつ、意外な“企業”が災害への関心を見せていることにハッとさせられます。
美容整形の高須クリニック…です。

かべに貼られた模造紙に大きく「希望」の文字があり、その周りのスペースにたくさんの
メッセージが書き込まれています。
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いったい何ができるのでしょう。
何もできないと思っていました。
あなたの気持ちで何かができます。
何かをすることで誰かが助かります。

最後に画面の中央に「みなさまの復興を心よりお祈り申し上げます」の文字と、右下に
小さく「高須クリニック」…。

コメントを確認しようとネット検索すると、「心がこもっていない」、「わざとらしい」と
かなり悪評だったので驚きました。

私は、“メッセージ”を感じました。人それぞれだから、それでいいと思っています。
少なくとも、きちんとCM料を払った上で、企業の宣伝はごく控えめです。
中東の空を飛ぶヘリコプターを、久しく見ていませんね。
私は評価します。Yes,Takasu Clinic! ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-21 08:37 | 岩佐徹的考察 | Comments(6)