ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2011年 10月 ( 16 )   > この月の画像一覧

d0164636_941096.jpg
骨折してから3週間が過ぎました。
相変わらず不本意な“閉門・蟄居”の状態が続いています。
右手の可動域は広がりつつありますが、昨日、病院に行くときは足が痛みました。
骨はまだくっついていません。気持ちは少々焦りますが、ドクターには「3週間ですから、
こんなものでしょう」とあっさり言われてしまいました。ハハハ。

ほかには特に報告することもありません。
つれづれなるままに この1週間に思ったことなどを書いておきます。

出産祝い
9月初めに知り合いの女性が北海道の実家で初めての赤ちゃんを出産しました。
サプライズでお祝いをしたいと思いつつ アイディアが浮かばずに困っていたのですが、
ある日、妻がネットでいいものを見つけてくれました。“体重ベア”です。
見た目はごく普通のテディベアですが、重さが誕生したときの赤ちゃんの体重と同じ…
というところがミソです。
何年かのち、子育てで悩んだりしたときなどにこのぬいぐるみを抱くと、生まれたときの
感動を思い出す、というわけです。

9月も末になっていたので、大急ぎで発注しました。
一つ一つ手造りのベアは身長も合わせてくれるのですが、本人に…というか新米ママに
問い合わせると ばれてしまう可能性があるので体重だけで我慢しました。
会社によって制作にかかる日数はまちまちですが、私が頼んだところは1ヶ月でした。
まごまごしていると母子が東京に戻ってしまうので、可能な限り早くと頼みました。
d0164636_942564.jpg
彼女の同僚からは「夜泣きで苦労しているみたいですよ」と聞いていましたが、あえて
メールもせずに 届く日を待ちました。
当日、心底喜んでいる様子のメールが来ました。贈った甲斐があったといものです。
ほかの人のお祝いとが同じものを贈るかもしれないと心配しましたが杞憂でした。
数日後、“2人”が並んだ写真が送られてきました。
うーん、こりゃ なかなかいいわ。

22.2↘19.0%
TBSドラマ「南極大陸」が“もたつき”を見せています。
1回目は22.2%とまずまずの出足でしたが、2週目で早くも20 %割れです。
普通なら“御の字”がつく数字ですが、“開局60周年記念+主演・木村拓哉”となれば
これでは納得できないでしょう。ハードルは高いのです。ハハハ。
d0164636_944834.jpg
一流のドラマ枠ではめったに見ないミスがあった1回目については、先週 書きましたが、
2回目も、船内に「台風接近」の警告が流れた途端、「宗谷」が木の葉のように揺れ始める
シーンがあって、思わず笑ってしまいました。南の海では台風も暴風雨も秒単位の速さで
やってくることがよーく分かりました。ハハハ。

南極に着いてからの展開で視聴率が持ち直すかどうかに注目です。

同病相憐れむ?
ノンスタイルの石田明も滑って転んで足首をはく離骨折したらしいですね。
でも、ケガは足だけで 松葉づえが使えるんだから「君は軽症さ」と言ってやりたいです。
私の場合は、鎖骨も骨折しているために松葉づえを使えないのが“ネック”です。

“茶番”と認めなさい
フリーランスの記者を中心に作られた自由報道協会の上杉隆暫定代表が、自分の言動の
責任を取って辞任を申し入れていましたが、協会は受理しないことを決めたそうです。
小沢一郎会見でルールを無視した読売新聞の記者に浴びせた「なめてんのかお前」などの
乱暴な言葉づかいを指しているのでしょう。
d0164636_95987.jpg
教会は“受理せず”の理由をこう説明しています。
・乱暴な言動については真摯に反省すべきであるが、辞任する必要はない
・暫定代表を続けることが、会員、支援者に対する責任を全うすることになる

…その上で、上杉氏に対し、「当会の社会的信用を疑わせるような言動があった」として、
厳重注意したそうです。

ま、ほかの団体・組織が同じ対応をしたら“茶番だ”と批判したでしょうけどね。ハハハ。

甘いんじゃないの
日ハムに拍手。いえ巨人の監督のおいをさらったことではなく。
指名されたソフト部の笑顔に元気がわく。

…昨日の朝日夕刊の“素粒子”欄にそう書かれていました。
おいおいおい、です。
前日のドラフトで日本ハムが早大ソフトボール部の大嶋匠捕手を7位で指名したことを
指しているのですが、野球とソフトボールは“似て非なる”スポーツだと思います。
スカウトが慎重に見極めたうえでの指名であることは疑いません。数年かけて育てようと
考えているのでしょう。2年ほどやらせて無理だと分かったら、本社で採用する…という
契約にするのかもしれません。

しかし、“予言”しておきます。
“偏見”ではなく、硬球を使ったプレーをまともにやったことがなくてプロ野球の選手が
務まるとは思いません。

見張られてる?
「バラエティ(DVD&ブルーレイ)のカテゴリで何かお探しですか?
次のような商品はいかがでしょうか。
“たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION”

…突然、そんなメールがアマゾンから届きました。
過去に購入したことがある作家の新作についての案内はもらったことがあります。
しかし、これまでに“バラエティ”関連のDVDなどを買ったことはありません。
アマゾンは、私のバラエティ好きを どこで、どのようにして知ったのでしょうか?
少々、気味が悪いです。ハハハ。

コジツケ・・・
今朝の朝日新聞。
大接戦だったワールドシリーズ第6戦に触れたあとを伝えたあとのシメはこうでした。
「ワールドシリーズでは、この日と同じように2勝3敗から追いつき 第7戦まで持ち込んだ
ことが過去に4度あるカージナルス。いずれも優勝しているデータから見ても、勢いは
カージナルスにある。」

こんなコジツケ、久しぶりに見た気がします。ハハハ。

以下、今週のツイートから…。ワールドシリーズ関連が多くなりました。

10/22
フジテレビ「IPPONグランプリ」:ポイントをとるカギは、
リズム感、言葉のチョイス、間合い、タイミング、勢い…
スポーツ実況と同じだ。


決勝はレベルが低いものになりましたが、番組としては楽しめました。
d0164636_953525.jpg
10/23
MLB WS:球団社長のノーラン・ライアンがしばしば画面に登場する。
前大統領と並んで。速球とカーブだけで7回のノーヒッターを記録した。
三振も多いが四球も多い“独り相撲”タイプのピッチャーだったから
実況者としてはそれほど楽しめなかった。もちろん、偉大なピッチャーだが。
 

MLB WS:カリフォルニア・エンゼルス時代のライアンは首位打者7回の
ヒット・マシーン、ロッド・カルーの近所に住んでいた。
自分が登板する予定の日には必ずカルーを車にのせて球場入りしたそうだ。
「だって、彼には間違いなくラインアップに入っていてほしいからね」 

MLB WS:1979年7月、ヤンキース戦でそのライアンの1安打ピッチングを見た。
最初に「ヒット」を打ったのはジム・スペンサーだった。しかし、センターへの
ライナーはエラーと記録された。「“記録”を破るにはクリーンヒットが望ましい…」
という考えに従ったものだ。(続

MLB WS:ヤンキース・ベンチからはコーチ・選手が飛びだして、記者席に
非難の目を向けた。メジャーの公式記録員は地元記者が務めるからだ。
8回にレジー・ジャクソンがクリーン・ヒットを打ってノーヒッターを阻止した。
この記者の所属する新聞社は以後、記録員を拒否した。


スタンドで見守るライアンはすっかり年をとりました。
「自分が投げている方がよっぽど楽だ」と思っていることでしょう。ハハハ。


「ドラフト残酷物語」:ハンカチ世代の野球人生を追った佳作。
早実優勝メンバー、5番を打っていた船橋は大学途中で退部した。
「プロでやれる才能じゃないという自覚は当時からあった。
母は号泣したが、最後は“俺の人生だから俺に決めさせてくれ“と言った」
…人生いろいろだ。


田中将大や斎藤佑樹とともに甲子園を沸かせた若者たちは輝いていました。
その後の4年間で、彼らが歩んだ人生ははっきりと明暗を分けるものでした。
大学に進んだものの4年後はどの球団からも声がかからなかった選手。
アメリカに渡りメジャーの球団とマイナー契約を結び、1年で解雇、帰国して
地域リーグでチャンスを待ったが、やはりドラフトされるところまでの力はなく、
帰郷して大学を目指す選手。
そして、自分の素質を冷静に見きわめ、野球以外の道を選んだ選手…。
救われたのは、少なくとも、取材対象になった若者たちが誰ひとりへこたれては
いなかったことです。

フジテレビの「ザ・ノンフィクション」は目立ちませんがいい番組だと思います。
対象に向ける目が優しく温かいところがいいです。

オルフェーヴル、直線の強さは圧倒的だった。おめでとう!
史上7頭の三冠馬の中に シンボリルドルフがいる。
競馬アナを目指した時期もあったがこの馬が出たとき
挫折してよかったと思った。ラ行が弱いのだ。w。
ボクシングでアルレドンドが王者になったときも同じだ。

10/24
日テレが昨日の深夜に放送したラグビー・ワールド・カップ決勝を
録画で見る。 NZvsFranceは胸がわくわくする顔合わせだ。
…ああ、それなのに、冒頭のアナウンス(by鈴木健アナ)に
ゲンナリさせられた。
競技場に向かう前、ホテルで作れるコメントだった。(続

続)オープニングとCMの間の22秒ほどを埋めるアナウンスはこうだった。
「45日間にわたる楕円球の闘いもいよいよフィナーレ。
ときはめぐり24年前の第1回大会と同じ決勝カードとなりました。
フランスの初優勝か、地元ニュージーランドがイーデンパークで・・・(続 

続)…再びウェブ・エリス・カップを胸に抱くか。
ラグビー・ワールド・カップ2011 ファイナル・マッチです」
…鈴木アナは日テレスポーツ実況のエースだと認識している。
この程度のコメントならアドリブでやってほしい。
せっかく高まりかかった気持ちがなえてしまった。

ラグビー・ワールド・カップ前半:試合が始まると、鈴木アナの経験が
生きてきた。知識もかなりあることが分かる。
これで資料読みがなければ…w。若手には素直な実況をするアナがいる
日テレもベテランはクセが強い。
これだから「ビッグマッチはやはりNHK」」などと言われるのだ。

d0164636_9613.jpg
目の前で繰り広げられている試合の興奮、プレーの質の高さを伝えるのは
つくづく難しいことだと思いました。
決勝は両国が力の限りを尽くして“美しい”ものでした。

10/25
MLB WS:“aroud the horn”(岬めぐり)・・・
5-4-3のダブルプレーを特別にこう呼ぶ。美しい表現だ。

10/27
MLB WS:Game5のブルペンとの連係ミスは場内ノイズでブルペンコーチが
聞き間違えたのだとラルーサ監督が説明。
米マスコミはだれもこれを認めていないようだ。
FOXスポーツの解説者はMotteとLynnはフランスとアフガニスタンほど違うと。
うまいや。ハハハ。(続

MLB WS:いくつかの記事で同じフレーズが出てきた。
“The dog ate my homework”。「ボクの宿題、犬が食べちゃったんだ」
…追いつめられた子供が苦し紛れに先生に向かって言う“言いわけにならない
言い訳”を表現する慣用句らしい。
面白いし、これもうまいや。ハハハ。
それにしてもGenius(天才)ラルーサ、ぼろを出しちまったなあ。 


さあ、今日はワールド・シリーズとセ・パ両リーグのクライマックス・シリーズです。
昼寝をする時間はなさそうです。では。
by toruiwa2010 | 2011-10-29 09:34 | blog | Comments(12)
d0164636_9402085.jpg
2週間が過ぎました。
数値で表せるものではありませんが、経過した時間に比例してよくなっている気がします。
ただし、そのスピードはじれったいほど遅いです。ケガですから よほどのことがなければ、
“悪化”することはないのでしょうが。

相変わらず、右手はほとんど使えません。動かすと“コキコキッ”と、肩のあたりで妙な
音がするので怖いのです。
おかげで、左手の使い方がかなりうまくなりました。“健全な”右足に左手一本で靴下を
履かせるのがいかに難しいかを知りました。ハハハ。
d0164636_9542622.jpg
週に一回、病院に行く以外はやることがありません。
起床から就寝までテレビを見るかパソコンを眺めるか…ぐらいしか思いつきません。
この一週間は家から一歩も出ませんでした。このままだと、歩けるようになるころには
相当に脚の筋肉が衰えてしまいそうです。とほほ。

打つのが遅くてタイミングがずれまくりですが、ヒマにまかせて呟いています。
この一週間のつぶやきからいくつかを訂正&補足とともに。
d0164636_9554344.jpg
10/16(日) レンジャーズ、本拠でWS出場を決める

MLB:1978年、旧アーリントン・スタジアムから中継した。
当時のレンジャーズのユニフォームのどこを探しても赤い色はなかった。
延長に入ったこの試合は莫 大な金額を投じて獲得した4番ジスクの
ホームランでレンジャーズがサヨナラ勝ちした。(続

続)放送が終わった時、手伝ってくれたアメリカ人の音声技師が
右手を差し出しながら近づいてきた。
「君の実況は日本語だから全く分からなかったけど、最後の
“SAYONARA HOMERUN”だけはとてもよく分かったよ。
ビューティフルな言葉だね」と。


*サヨナラ・ホームランに当たる英語としてはとりあえず“game ending homerun”が
あるものの、実際に使われているのは 聞いたことも読んだこともありません。
最近の活字媒体では“walk-off (homerun)”と呼んでいるようです。

10/17(月) 錦織 top30入り!

錦織圭が最新ランクで30位に。GSでシードされる…おめでとう !
自己最高位だし日本歴代の最高位だ。文句なしに素晴らしい。
Japan Openでサーブが改善されているのを見て松岡を抜く日は
近いと思ったがまさかこんなに早いとは。めざせtop20

フジテレビ夕方のニュース:伊達のダブルス優勝は映像付きで伝え、
錦織のランクはスルー。たぶん、他局も同じ扱いだろう。
HPのダブルスVとATPトップ30入りを天秤にかけたら
こんなことにはならぬはずだが。
ニュースバリューは天地ほど違うのに。恥ずかしい。


*たぶん、今のテレビ・新聞には ランキングの意味・仕組みをきちんと説明できる記者が
いないのでしょう。歯がゆい話ですが、もっときびしいのは、仮に分かる記者がいても
デスクは“伊達優勝”にバリューを感じてしまうだろう、ということです。

*32シードになってから序盤での番狂わせが減ってしまったのは残念です。
16シードのころにくらべると、“シード”の値打ちは下がりましたが、決まった制度だし、
錦織には 全豪でシードがつくでしょうから、それを最大限に生かしてほしいものです。
d0164636_9562720.jpg
ドラマ「南極大陸」…腕時計の怪!

TBS「南極大陸」を見た。TBSのプライドとキムタク・ブランド…
出来はまあまあか。中盤の見せ場、先導犬を子供たちが託す場面で…
話し合う木村の時計は11時38分、子供を抱き締めるときは11時だ。
うん?!時間が逆戻り。ニュートリノの世界か?


*南極観測に備えて、ソリを引く犬の訓練をしている木村は苦労していました。
犬たちがまとまらないのです。経験があるリキが入ると見違えるようになりました。
しかし、リキは飼い主の兄妹にとっては亡くなった父親のような存在ですから 南極に
連れて行くことはできません。木村が 兄妹に借りていた犬を返しに来ます。
d0164636_9571045.jpg
木村が妹役の芦田愛菜にリードを渡すとき、彼の腕時計は11時35分を指していました。
d0164636_957313.jpg
兄妹は「リキが南極で役に立つなら…」と木村に話します。「無事に返してくれるなら
貸してもいい」というのです。
しばし やりとりがあったあと、リードが再び木村の手に戻ったとき、時計は11時37分。
d0164636_9574715.jpg
2分ほどのシーンをノーカットで撮ったのだなと分かります。
愛犬との別れを惜しんでリキに抱きつく芦田…涙を誘う感動的な場面です。
しかし、くしゃくしゃになった芦田の顔の横に木村の腕がアップに…。
腕時計は11時を指しているではありませんか!!
d0164636_9581288.jpg
“なぜ”がいくつか。

なぜ、編集のときに気づかなかったか?
なぜ、完成試写のときに気づかなかったのか?
なぜ、撮影が逆になったのか?

*普通はちょっと考えられないミスですが、気づかなかった人も多かったでしょう。
気づいても気にしない人がほとんどだったと思います。
私だって、別に、アラやつっこみどころを探しながらテレビを見ているわけじゃ
ありませんよ。おかしなことに敏感な厄介な性分なんです。ハハハ。

10/18(火) 中日ドラゴンズ2連覇!

祝・中日優勝!少しもたついたがトータルで見れば見事なVだ。
例年なら現役時代に親しい監督・選手が多かったヤクルトを 応援するが
今年は落合監督の扱いを間違えた中日を応援した。
落合嫌いは多いが、この優勝で溜飲を下げたファンも多いはず。
おめでとう。(続

続)優勝監督をなぜ“解任”?と言っても無駄。 球団は球団の論理で
契約を更新しなかった。 あほな話だが初めてじゃない。
ファンにできるのは黙って彼を支持すること。
新人・大野の起用と降板までの鮮やかな采配で球団と後任に
“財産”まで残した落合に脱帽だ。

d0164636_9583691.jpg
*すごいなあ、落合。その落合を“オトコ”にした選手たちもすごいわ。
10月に入ってから13日間での12試合を10勝1敗1分け、9月下旬と10月中旬の
ヤクルトとの8試合を7勝1敗として一気に逆転したあたりに監督の腕を感じます。
防御率はトップ、打率は最下位…戦い方は自然に決まりますが、バランスはきわめて
悪くて“扱いにくい”チームだと思います。このチームを連覇に導いた監督の力量は
高く評価されなければいけないでしょう。

10/19(水) 西武ライオンズ1毛差でCS進出!

NPB:西武とオリックスのCS争いはなんと“1毛(0.0001)”の差で
西武が競り勝った。引き分けの数が違うからだ。
これはこれで興奮するだろうが、引き分け…なんとかならんのか。
ヤクルトは全試合の1割(15)が引きわけだ。1勝143分けでV…
そんなペナントレース面白いか?

サッカーのように勝ち点制にすればいいのに、と思いますね。
それならオリックスがCS進出ですが。
終盤で引き分け狙いをするチマチマ野球・・・
アタシャ好きじゃないなあ。w 


*大震災の影響で今年は特に多かったわけですが、“数”の多少ではありません。
“引き分け”そのものに問題があるのです。
野球規則の冒頭「試合の目的」にはこう書かれていることを知るべきです。
“各チームは、相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする…”

161勝1敗(勝率9割9分4厘)のチームを抑えて1勝161引き分け(10割)のチームが
優勝するのでは あほらしくてやってられませんよね。ハハハ。

デルピエロ 今季限り?

デルピエロがユーベを退団する。つまりそれは「引退」ということ。
セリエを代表する選手の一人だ。華麗でしなやか…バルサとは違う
“美しい”サッカーをする男だった。左45度からのシュートを
何本も思い出す。 http://t.co/dAwVeANn

d0164636_9585912.jpg
イタリアで見たサッカー選手の中で最も惹かれた選手かもしれません。
デルピエロ&ゴドー…興味がおありなら→をどうぞ。http://t.co/mxkasx64

10/20(木) ワールド・シリーズ始まる

MLB WS:プーホールズの偉大さは規格外。個人成績は二の次の
メジャー・リーガーだが打者は300-30-100(3割30HR100打点)を目指す。
彼は10年連続でこの数字をクリアしたが今年は1安打、1打点届かなかった!
イチローの200安打ならずより惜しまれる。

MLB WS:上原と館山をロースターから外したことについてレンジャーズの
ワシントン監督「二人を監督室に呼んでそう告げるのは辛かった」と。
勝負の世界だからしかたがないこと。覚悟もしていたはず。
選手の話し合いで決まるが、WSの分配金は2人にも入るだろう。額は減るが。


ワールド・シリーズは入場料収入などから両チームに分配金がきます。
ケガや不調で登録から外れWSに出られなかった選手やシーズン中に移籍した、あるいは
移籍してきた選手、解雇された監督・選手についても貢献度に応じて支払われます。
たとえば、ケガでシーズンの後半を棒に振った選手でも活躍が顕著だったと認められれば、
100%もらえる など、メジャーらしくてフェアです。選手が“査定”すると聞きました。

小沢会見後の“乱闘”

ニコ生:小沢一郎会見(自由報道協会主催)を見た。
体調が十分じゃなかったのか言葉にもいつものキレがなかったし、
記者の質問もお粗末。面白かったのはそのあとの言葉の”乱闘“…
司会者の仕切りに従う、一社一問などのルールを破った読売の記者を
上杉と岩上ほか数名が囲んでつるしあげた。(続

続)言を左右にへらへらしている読売記者に「なめてんのかお前」と上杉
…迫力はあったが褒められたものではなかった。「司会者に従え」と言っても、
「ここは抗議の場でもないので温かい感じの質問で…」など、仕切る力は
明らかにないのだ。自由報道協会の既成記者クラブへの“怨念”を見た。

d0164636_9592251.jpg
*悪いのはルールを守らなかった読売の記者です。
ネットに多い二人の“信奉者”にはカッコイイと見えたでしょうが、第三者の目には
下品に映りました。特に、上杉隆のやくざっぽい言葉使いは、覚悟の上とは思いますが、
話になりません。
岩上安身は好き、上杉は昔は好きだったけど、最近は少し距離を置いてる…という
感じですが、10点ずつ評価が下がりました。ハハハ。
自由報道協会、気をつけないと、世間の支持を失うのではないでしょうか。

10/21(金) ワールド・シリーズ第2戦

MLB WS:キャッチャーのサイン…走者なしの時、指一本はストレート、
二本はカーブ、三本はその他の変化球。指の向きはコースを示す。
何十年も前から変わらないらしい。カージナルスの往年の名捕手、ジョー・
ガラジオラが話していた。

MLB WS:普段は4人のメジャーもASGとポストシーズンは外野審判が
ついて6人制だ。 彼らは塁審の後方10mぐらいに立つ。
意味はないみたいだが意味はある。70-80人の審判のうち特別手当が出る
この舞台に立てるのはほんの1割、外審なしでは小遣い稼ぎの機会が減る。

MLB WS:カージナルスのダグアウト前の本塁寄り金網にスチルカメラが
数台くくりつけられているのを見た。
戻ってくる選手の表情を“なんらか”の遠隔操作で撮るのだろう。
レンジャーズ側はベンチのはずれにセットされていた。


長々と失礼しました。おあとがよろしいようで。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2011-10-22 10:02 | blog | Comments(18)
d0164636_80497.jpg
人生初の骨折発生から1週間が過ぎました。
経過はいいみたいです。足の方はかなり痛みも和らいで、足の底を床につけて
歩いても、たいして痛みません。折れ方もこちらの方が“軽かった”ようです。

鎖骨の方はかなりやっかいです。
骨がつきにくいところなので、時間がかかることは初めから覚悟しています。
体を前に倒したり横にひねったりすると、結構な痛みが走ります。
この痛みがあるうちは、怖くて右手は使えません。
しかし、昨日、レントゲン写真を見たドクターは「ずれてはいないようですね」と
“納得顔”で言っていましたから、“順調”と考えていいのでしょう。

ギプスがとれ、自分の靴で歩けるようになるには3,4週間かかるらしいです。
11月8日と11日に どうしても出席したいイベントがあります。悪いことは
何もしていないのにピンチです。ハハハ。

ツイッターを含め 数十名の方から、見舞いのコメントをいただきました。
あらためて お礼を申し上げます。有難うございました。


**********
d0164636_852253.jpg
野田総理が上島竜兵によく似ていると言われているが、
鉢呂前経済産業相が綾小路きみまろにそっくり・・・とは
誰も言わないような。ハハハ。


人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-10-15 08:05 | blog | Comments(18)
d0164636_8212681.jpg


えーと、ご覧の体たらくであります。
土曜日、テニス観戦のため会場に向かう途中で
階段の最下段から“落下”しました。

d0164636_8215857.jpg



















“根性”でナダルの決勝進出を見届けましたが、
帰りに寄った病院で骨折と判明しました。
右の鎖骨と左足小指が折れていたのです。
見事な対角線・・・。トホホ。

当分 右手が使えません。
この報告も左手で打っています。
足の方は「最低でも1ヶ月では治らない」と
担当のドクターに言われました。「お歳ですから
時間がかかります」とは言いませんでしたが。
ハハハ。

フィギュア・おたく、反韓・反フジテレビ集団、
イチロー信者、ハルキスト…このブログを嫌う
人は多いですからその“怨念”にやられたかも
しれません。ハハハ。

一昨日、昨日のアーカイブは手直しだけなので
なんとかやれましたが、左手だけで新しい記事を
書くのは難しいです。
事情をお察しの上、どうかご容赦ください。


誰も言ってくれないでしょうら自分で書きますが、
今日のタイトルは“ハナマル”です。
よりによってこんなときに・・・。ハハハ。


人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-10-11 08:30 | blog | Comments(35)
d0164636_8255027.jpg
見落としているだけかもしれませんが、村上春樹が
今年もノーベル賞の選考から漏れたことについて
大きく取り上げた記事をほとんど見かけませんね。
それほど有力ではなかったということでしょうか。

文学賞は業績全体が対象になっているのでしょうが、
「1Q84」だけを取り上げれば、この物語を外国人が
理解し、評価するとは 私にはとても思えません。

d0164636_826511.jpg
「読んでたまるか“1Q84”~分かった“フリ”はやめようぜ~ 」10/04/17

「予約したほうがいいかしら?」
「大丈夫ですよ、売れないから。前の2部だって評判よくなかったし…」
「私は好きで、ほかの作品も全部読みましたよ」
「そうですか(不満そうに)」
「主人には悪評でしたけどね」
「私と同じだわ(満足そうに)」

数日前、行きつけの本屋の店頭で妻と本屋の奥さんが交わした会話を
おおざっぱに再現するとこんな感じだったようです。
話題の中心はもちろん、村上春樹の「1Q84」BOOK3です。
昨日の午前零時に発売開始とかで、中には行列ができた本屋もあった
らしいですね。iPadの売り出しじゃあるまいし。ハハハ。

ここ10数年は、ほとんど原書(ミステリー&小説)しか読まない
生活をしていますが、時々は日本語のものも読みます。
「1Q84」はその数少ない“例外”のひとつです。
あまりにも大きな話題になっていたのと、妻が購入したからです。
わざわざ買う気はないけど、そこにあるなら読んでみようか…
それぐらいの関心度でした。

正直、2冊読むのにかかった時間を返してほしいと思いました。
読んでいるうちに、猛烈に腹が立ち、読了後と合わせて2度も
ブログに長文の記事を書きましたから、その時間も。ハハハ。
d0164636_8264037.jpg
村上ファンは若者を中心に大勢いるらしいですね。
あもししかも、翻訳されて海外でも高い評価を得ていますし、ノーベル・
文学賞の候補にさえ取りざたされているほどですから、その才能は
疑う余地がないのでしょう。

しかし、「1Q84」を読んだ限り、私にはその良さが理解できません。
純文学にありがちな“比喩”の多用…、いや“乱用”にあきれます。
はいはいはい。それこそが村上文学の面白さ・真髄じゃないか、と
言われることは覚悟しています。あれが好きなら“はまる”でしょう。
私にとっては、感心するような比喩はほとんどありませんでしたが。
また、純文学なら読んだあとに何かが残るはずなのに、私には混乱と
脱力感しか残りませんでした。

<<<皮肉でなく、この本に書かれていることを理解できた、と言う人は
“すごい!”と思います。私には、とても無理です。
ただし、文学って、こんなにややこしいものでいいのか?という疑問が
残ります。そして、“理解できた”人たちが、「“理解できない”とは
格好悪くて言えないから」との思いから、そうおっしゃっているのでは
ないことを祈ります。ハハハ。

…BOOK1-2読了後の「“駄作”としか思えない・・・」の終りのほうに
そう書いています。
どうか皆さん、正直になってください。分かった“フリ”をするのは
お互いにやめましょうよ。本当は分からないでしょう?ハハハ。

もちろん、BOOK3は読みません。
もっと言えば、読んでたまるか!の心境です。
青豆や天吾の運命にも、リトル・ピープルや空気さなぎとは何かにも
全く興味がありません。ハハハ。
d0164636_8273092.jpg
読んでみようかどうしようかと悩んでいるのでしたら、以下の2本の
記事をどうぞ。少しは参考になるかもしれません。
ただし、世間的に評価の高い人や物を簡単には認めないことが多い男、
つまり、私が書いた記事であることをお忘れなく。

・村上春樹「1Q84 」を読む~げに 純文学とはややこしきもの~ 
 http://bit.ly/9p58Pw
・「“駄作”としか思えない」 
 http://bit.ly/bVGeQT

タイミングがいいので、放送関係のシリーズを中断して
お届けしましたが、あまり反応がありませんでした。
関心がない…ということですかね。


人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-10-10 08:44 | 読書・歌・趣味 | Comments(22)
「1Q84」のBOOK3が出たときに書いた記事には
多くのコメントがありました。
私は、書いた通り、とうとう読みませんでした。
コメント欄とツイッターのやりとりの中で提唱した
“読んでたまるか・クラブ”にはトータルで18人の
加入申し込みがありました。一切 活動してませんが。
ハハハ。

d0164636_8374395.jpg
ちゃんと読んでいらっしゃるので批評する権利をお持ちの
岩佐さんと違って私なんぞは「最初っから読んでない」のです。
もともと村上春樹の作品に興味がないのです。いくつか読んだことは
あるものの、大した感銘はなかったんでしょうね。数年後に図書館の
棚に常備されるまで待とうと思っています。
今は貸し出し予約が1年以上待ちらしいですから。
活字離れが問題だとされている世の中にとっては、いいことでは
ないでしょうか。普段あまり本を読まない人には、これをきっかけに
他の多くの本を読んでもらいたいですね。

桜の花が長持ちした年は、総じて天候不順だそうです。
東京の遅い雪もその表れの一つなんでしょうか。アイスランドの
火山噴火によるヨーロッパ中の空路大混乱も大変そうですが…[ はせぴょん ]


村上春樹に関しては、私は一時期親しんだ体験があり、特に
『ダンスダンスダンス』などは良かった記憶を持っています。
最高傑作は『ねじまき鳥クロニクル』だと思っていますが、
『1Q84』はそれには遠く及ばないとネットで見たので、関心は
なくなりました。

私もミステリは好きで、最近では『ミレニアム』に嵌りました。
映画はイマイチでしたが、続編も見に行くつもりです。 [ 塩野 ]


ブログのほうははせぴょんサンが一番乗りでしたが、
ツイッターには早々と3件、“同意”の反応がありました。
“クラブ・読むもんか”が結成できそうです。ハハハ。


塩野さん、こんにちは。
ミレニアムは3冊とも手元にあるのですが、
継続中の本があるので、実際に読むのは、
まだ先の話になりそうです。


岩佐さん、こんにちは。
ついつい村上春樹には反応してしまう私。
図書館でいつから貸し出しが始まるかチェック中です。
奥さまが一番気に入られた作品が何かとても気になります。

あとお詫びなのですが、ニュースキャスター関連のスレでかなり
感情的なレスを勢いでつけてしまい、反省して削除しました。
岩佐さんからは「なぜ削除したのですか?」と言われそうな
気もしたのですが、私の主義に反していたのでお許しくださいませ。 [ masa ]



masaさん、ちゃんと読んでますって。ハハハ。
気にしなくていいです。
ただし、多少、感情が強めに出ていましたから
削除されてよかったかもしれません。

さらに、ただし・・・です。
書かれた“発言“がどんなものだったのか
とても興味があり、検索してみてわかりました。

彼は、訓練された記者でしたから、自分の発言には
気を配っているはずなので、聞き間違いであってほしいと
思いますが、ネット上に同様の記事がありましたからね。


私も クラブ・読むもんか に入りたいのですが・・(笑)
へその曲がり具合なら、岩佐さんのヘソくらいまでは届いている
自信があります!失礼しました♪ [ shin555 ]


shin555さん、大歓迎です。

・・・ただねえ、カミサンは会員にはならんのですよ。
ハハハ。


こんにちは。
ハルキですかー。そうですね・・・ずっと前に「ノルウェーの森」を
立ち読みして、さむざむしい気分になって以来読んでいません。
エッセイは好きで、「村上朝日堂」とか「日出づる国の工場」とか
数冊文庫本を買ったものです。安西水丸の挿絵につられたのもありますが。
今回の騒ぎも、何も夜中に売り出し始めなくてもいいと思い、あきれて
います。好きならば、図書館貸し出しを待たずに速攻買ってあげてください。
(^o^)~♪ [ min*777*p ]


min*777*pさん、こんにちは。

えっと、入会希望ということでいいですか?
ハハハ。


こんにちは。

昨日の報道によると「1Q84」は累計80万部に達したそうで、印税が
いくらになるのか、つい計算してしまいました……。

比喩多用の文体は、村上氏自身がどんなつもりかはわかりませんが、
こけおどしとしか感じません。
ただ、私の周辺でもそうですが、修飾語句で飾りたてた饒舌な表現や
持ってまわった言いまわし、くどくどしくて説明的な文章が、読者には
「うまい」「筆力がある」と受けとられがちであることは確かです。
物書きは基本的に書くことが大好きな人種ですので、言葉数を増やそうと
おもえば、いくらでも書けます。
しかし平易で読みやすくて、一見簡単に書けそうに見える文章の方が、
実は難易度が高いものなんですがね……。 [ レニ ]



レニさん、こんにちは。
あなたの周辺の方の受け止め方が一般的だと思います。

私は専門家ではありませんが、「平易で読みやすい」文章を
心がけています。
ただし、「言葉数を増やそうとおもえば、いくらでも書ける」ため
ついつい長くなる傾向があります。ごめんなさい。ハハハ。


岩佐さんこんにちは。
愛読書が「御宿かわせみ」の私には全く縁のない作家さんですが、
題名を付けるのは巧いと思います。 [ けん ]

岩佐さん、こんにちは。
岩佐さんの温かいお言葉に感謝します。
そしてこれからもよろしくお願いします! [ masa ]



けんサン、こんにちは。

確かに、タイトルはうまいかもしれませんね。
「なんだろう?」と思わせますから。
その手に乗っちゃダメなんですが。ハハハ。


岩佐さん、こんばんは。

村上ミステリーより、『刑事コロンボ』の方が
解りやすくていいですね~
夫は毎週録画をして、今更ですがかなりハマッて
見ています。 [ モクレン ]


モクレンさん、こんばんは。

刑事コロンボ…30年近く前に放送されていたころは
必ず見たものですが、今見ると、やはり鮮度がねえ。ハハハ。
ご主人が楽しければ、それでいいのですが。


村上春樹、高校生の頃にけっこう読んでいた記憶がありますが、
今話題の本は買うのはもちろん読む気にはなれません。(入会します!)
今好きな作家は宮部さんと辻村深月と、最近お亡くなりになりましたが
北森鴻さんですかね。北森さんは、シリーズ物が多くてはまってました。

うちの母親も、毎週BSで放送されている「コロンボ」を録画してあげると、
喜んで見てます。何度も見ていても、それでも面白いらしいです。 [ pon ]


ponさん、こんばんは。

クラブ・読んでたまるかへようこそ。
数え方が難しいですが、ツイッターと合わせると
たぶん12人目の会員です。ハハハ。


クラブができたんですネ。
愉快なネーミングと、スカッとする今日のタイトル!に、
傑作ボタンを押していきます(^^) [ 老・ましゃこ ]

クラブ読んでたまるか、盛り上がってますなぁ( ̄▽ ̄)
blogの一番乗りですが、なんとなく読む気がしないんです…
ぐらいですので、わたしは準会員ということにしといて頂ければ(苦笑)

作家の書きたいこと、あるいは読ませたい文章と、読者が読みたいもの、
ないしは読んでよかったと思わせる文章が一致した作品がベストセラーに
なるとは限らないということかもしれません。だからこそ、私のような
活字中毒患者は、面白い本を探して果てしない旅を繰り広げるわけですが。
[ はせぴょん ]


老・ましゃこサン、おはようございます。

入会審査も規約もないクラブです。
ついでに、活動もありません。
読まないんですから。ハハハ。


以前の2本の記事もあわせて読ませていただきました。
ワタシは昔からのファンで、小説はすべて読んでいるものなので、
気持ちよくはありませんが、でも、むしろ安心しました。
だって、あくまでもメインストリームではなくアンダーグラウンドに
一部の固定ファンがこっそり楽しむタイプの娯楽だと思うからです。
やめられないけど、公言するのは憚られる、悪い癖みたいなものなんです。
ワイドショーに取り上げられ、「ハルキスト」などと名乗ってバーで酒を
飲みながら本作を読んでみせインタビューに答えている人を見かけると、
はっきり言って気持ち悪い。
自分はそうならないようにしようと思わざるをえません。 [ ts_*rk ]


<<<メインストリームではなくアンダーグラウンドに
一部の固定ファンがこっそり楽しむタイプの娯楽だと
思うからです。やめられないけど、公言するのは憚られる、
悪い癖みたいなものなんです。

ものすごく意外です。
そんな風に考えている春樹ファンは
あなただけではないですか?
ツイッターを見ると、みなさん、
「われこそが村上文学の理解者」
と思っているみたいですが。


どうなんでしょう?よく言うあれじゃないでしょうか。
見えているのは氷山の一角に過ぎないってやつです。
むしろ見えたがる部分ばかりが水面に出てきて、
見られたくない部分は潜っているのかも知れませんよ。
ワタシもツイッターとかmixiのコミュニティとか見ると、
「あれ?」って違和感があります。
S…2って名でツイートしてます。 [ ts_*rk ]



ts_*rk さん、分かりました。

でも、つくづく意外です。
そんな読者に支えられている作家が
ノーベル賞候補になるのですから。

うーん、だとしたら、あまりからかうような
書き方をしたら悪いかもしれないなあ、と
少し心配になってきました。遅いですが。ハハハ。


彼のエッセイとかドキュメントは読まないのと、
図書館とか文庫本とかで読むので、経済的には
あまり支えになってないかと思います(笑)
ノーベル賞候補っていうのもワタシにはよくわかりません。
でも、大江健三郎もわからないので、そんなものなんでしょうか。
純文学というくくりに入っているのもイマイチ納得いってません(笑)
煙草みたいなもので、吸わない人に無理にすすめようとは思いません。

からかうような書き方をすると悪い…なんてことはないと思いますよ。
読まない人、読んで嫌いな人、嫌いなので読まない人、いろいろいて
当たり前ですし、そうでない風な風潮が気味悪く感じていましたので、
安心しているところです。長々とおじゃましました。 [ ts_*rk ]


読みやすさを考えて、コメントを先に更新しました。

by toruiwa2010 | 2011-10-10 08:43 | 読書・歌・趣味 | Comments(0)
d0164636_8134837.jpg
村上春樹「1Q84」のBOOK1~2を読むのにどれほどの時間が
かかったのか、今になると思いだせません。途方もない時間
だったような気もしますし、あっという間だったような気も…。

どちらにしても、“充実したいい時間”を過ごしたという
記憶はありません。ハハハ。


「“駄作”としか思えない」2009.07.31


苛立つ自分をなだめながら、なんとか、村上春樹著「1Q84」を読み終えました。
本を読んで、これほどストレスがたまったのは初めてです。
読了後の感想を率直に書くなら、“駄作”以外の言葉が思い浮かびません。
私自身が5件 書き込みましたが、それをのぞいても8件の“反応”がありました。
最近では、“カレー騒動”に次ぐ“珍事”です。ハハハ。
内容を分析すると、正面から私のエントリーに“不快感”を示したものはほとんどなく、
村上ファンと認めつつ 私の感想にも“おおらかな”反応を見せた方が数人…、なによりも、
感情的な反論がなかったことを嬉しく思います。
d0164636_8143489.jpg
「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明しても
わからんということだ」


物語の中では、認知症が少しずつ進行している天吾の父親が語った言葉ですが、それは、
どう考えても、作者が言いたいことでもあるのでしょう。
決して、重箱の隅をつつくつもりはありません。
しかし、無償で、読みたい人だけが読めばいい、ささやかなブログを書いている私などと
違って、BOOK 1-2で合わせて3780円も払わなければ読めない本を書く世界的な大作家で
あるならば、これほどに、読む者を混乱させる文章は書かないでほしいと思います。
それとも、“説明責任”なんて言葉も辞書から削除しますか?載ってないけど。ハハハ。

読んでいるときから「どうして、こんなことを書いたのだろう?」という疑問が頭から
離れなかった描写があります。ともに、BOOK 1です。

ぱっとしない左右でいびつな乳房と、手入れの悪いサッカー場を思わせる○毛。
(204P )

乳房は大きさが足りないし、おまけに左右非対称だ。○毛は行進する歩兵部隊に
踏みつけられた草むらみたいな生え方をしている。(326P)


特別の意味があって、この部分を選んだわけではありません。当ブログの訪問者は皆さん、
“オトナ”だと思っていますから、これぐらいの“下ねた”は大丈夫なはずです。
品位を保つために、1文字 伏せてありますが(ハハハ)、これはダメでしょう。
これだけ長い小説であれば、“無駄な”文章も、あって不思議ではありません。
しかし、この二つの描写で、村上春樹は青豆について何を言いたかったのか?
その意図がさっぱり分からず、単なる“言葉遊び”としか、思えません。

初めて読む村上春樹作品が“これ”だったのがわが身の“不運”なのかもしれません。
過去の作品もすべてこの調子なんでしょうか? まさかね。
内外で高い評価を受けている作家ですから、そんなはずはないでしょう。
ただ、私が、果てしない“混乱”の中でこの本を読んだことは事実です。
途中から、「これはSFなのか?」と思い始めました。
「それならそうと、初めから言ってよ。映画でも小説でも、SFものは“敬遠”することに
しているんだから。“絶不調”だった5番・新井の前の4番・金本みたいに…」。ハハハ。

青豆が、見落とすはずがない大きな事件についての情報の“洩れ”を自覚するあたりから
「怪しいな」と思い始めました。
さらに、この物語が進行している年、1984年を“1Q84年”と呼ぶことに決め、やがて、
空に浮かんだ“二つの月”に気づき、それが、彼女の一時的な“錯覚”や“思いこみ”で
終わらないと分かった時点で、読み続けることが苦痛になってきました。

この作家は“錯乱”しているのではないか?
言いたいことは何なのか?
あちらの世界、こちらの世界とは何か?
空気さなぎとは、リトル・ピープルとは何を象徴しているのか?
また、それらを登場させることで作者はどんなメッセージを伝えようとしているのか?
…ナゾは、何一つ解けることなく、ナゾのまま残りました。ハハハ。

それでも、BOOK 2の中盤で青豆と教祖が“1対1”になるところまでは、その先の展開に
いくらかの期待がありました。
しかし、見事に裏切られ 残ったのは時間がもったいなかったという思いと“疲労感”です。

圧倒的に“高い評価”で新人賞を取ったとされる「空気さなぎ」が一部 登場しますが、
それほどのものとも思えません。
BOOK 2の396ページに<<<『空気さなぎ』は幻想的な物語のかたちをとっているものの、
基本的には読みやすい小説だった。>>>とあります。おそらく、作者は、「1Q84」もそうだ
と言いたいのでしょうが、私には、どちらも“ちんぷんかんぷん”です。ハハハ。

そもそも、小学校4年生(10歳)のある放課後に、少女が少年の手を握っただけなのに、
20年後になっても、その二人が互いを想い続ける…なんてことがあるのだろうか?
それが、まさに1Q84年の、あっちだかこっちだかの世界だからこそ見られる現象なのか?
脳細胞を総動員してもこの本に書かれていることを理解するのは不可能でした。

そういえば、何かの受賞のスピーチが話題になっていたなあと思って、ウイキペディアを
のぞいてみたところ、斉藤環氏の書いたこととしてこんな記述がありました。
「隠喩能力を、異なった二つのイメージ間のジャンプ力と考えるなら、彼ほど遠くまで
ジャンプする日本の作家は存在しない」

…なるほど。えーと、これはほめているんですよね。
「たしかに」、「これはうまいなあ」と思うものもありますから、評価があるのも当然です。
隠喩や比喩については、前のエントリーで散々書きましたから、これ以上は書きません。
しかし、これほど“乱発”しちゃあダメでしょう。ここというときに“放って”こそ、
値打ちがあるというものです。WBCのイチローのように。ハハハ。
d0164636_8151475.jpg
指摘されるまでもなく、これが“書評”の類でないことは本人が一番よく分かっています。
“ありてい”に言えば、単なる感想? いけませんか? 
新聞や週刊誌では、専門家の書評を見かけないので、ネットで検索して、そのいくつかを
読んでみましたが、読まなきゃよかったと思いました。
本編を読む以上に混乱してしまったからです。
もっと恐ろしいのは“上・下巻”ではなく、“BOOK 1” 、“BOOK 2”となっている以上、
“BOOK 3”、“BOOK 4”が出てもおかしくないとする説があることです!!
「これ以上、いじめんとって」…ハハハ。

絵画、音楽、文学…どんな分野であっても、「分からない奴は分からなくていい」という
タイプの芸術は認めないことにしています。
“ミロのヴィーナス”は美しいし、素直に感動しますが、“ゲルニカ”などは、何度見ても
よさが理解できません。専門家の解説を聞いても、です。
芸術作品の評価を決めるものさしの中に“見て、聞いて、読んで、万人が理解できる”を
入れるべきではないでしょうか?

そういえば、政治体制を「壁」、人間を「卵」にたとえたエルサレム賞のスピーチですが、
「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」…
私の胸には響きません。どちらかといえば“うすっぺら”、“空虚”という印象です。
ムツさん(「秩父山中 花のあとさき」NHKドキュメンとタリー)の言葉のほうがはるかに
訴える力を持っています。それは“頭でつむがれた”のではなく“ハート”から出てきた
言葉だからです。
“大作家”と“山里のおばあさん”だと、前者の言葉に感心してしまいますがちですが。

皮肉でなく、この本に書かれていることを理解できたと言う人は“すごい!”と思います。
私には、とても無理です。
ただし、文学って、こんなにややこしいものでいいのか?という疑問が残ります。
そして、“理解できた”人たちが、「“理解できない”とは格好悪くて言えないから」との
思いから、そうおっしゃっているのではないことを祈ります。ハハハ。

1冊読んだだけで、大作家を切り捨てたのでは後悔するかもしれないと思い、初期の作品、
「ノルウェイの森」を購入しました。私より先に読んだ妻は「似たようなもの」と言って
いたのに、さらに、「ねじまき鳥クロニクル」と「海辺のカフカ」を買ってきました!
この期に及んで「はまりそうだわ」と言い出していますが、「お好きなように」と言って
おきました。ハハハ。
「ノルウェイの森」を含め、私が読む可能性は低そうです。
5日前に、注文してあった4冊の新作がAmazonから届いたからです。

マイケル・コネリーの「The Brass Verdict」
ネルソン・デミルの「The Gate House」
マイケル・コネリーの「The Scarecrow」
ケン・フォレットの「World without End」

d0164636_8154899.jpg
好きな作家ばかりで、わくわくします。12月にかけてさらに4冊、届く予定です。
頭が痛くなるような、わけの分からん小説を読んでいる“ヒマ”はないのです。ハハハ。


先日の朝日新聞(青be)に「村上春樹の作品を読んだことがありますか?」との設問があり、
「ある」が45%、「ない」が55%、「ある」人に「好きですか?」と尋ねると、その回答は
「はい」が51%、「いいえ」が49%だったそうです。
「はい」と答えた人たちにその「魅力」を聞くと、回答の上位ふたつは次のとおりでした。
「隠喩多用の文章」22%
「幻想的な物語」22%

…そのふたつが気に入らない私には、読む資格がないようです。
口惜しくもないし、困ることもありませんが。ハハハ。

前の記事、“村上春樹「1Q84 」を読む~げに 純文学とはややこしきもの~”と
ほぼ同数のコメントがありました。コアな意見が多かったような気がします。
⇓ に更新してあります。


人気ブログランキングへ

d0164636_1032692.jpg
by toruiwa2010 | 2011-10-09 08:20 | 読書・歌・趣味 | Comments(2)
d0164636_862682.jpg
貴重な情報ありがとうございました。私も、その作品、購入しようかどうか
迷っていたのですが、やはり、そうでしたか。[ mimo ]

おはようございます。昔は「風の歌を訊け」「1973年のピンボール」
「羊を巡る冒険」と、後から青春三部作といわれた作品がとても新鮮で
好きでした。以降は、ノルウエーの森も途中で放棄。この辺から
『「はい」と答えた人たちの「魅力」』的な小説になっていき・・・、
岩佐さん同様、私も、もう読む機会もないでしょう。[ 空 ]

村上春樹作品は謎だらけの中でいろいろな想像をすることを楽しんでいます。
理解できない中で空想するのがお気に入りです。
多様な感想があるのは当たり前で、それぞれお気に入りの本を読めば良いと
思います。 [ ぞうやん ]

"空"さんとほぼ同じです。でも本屋さんで平積みされているのを見るたび
どうしようか考えていましたが・・・やっぱやめます。
もしかして、英語やフランス語に翻訳されると新たな魅力が生まれるのかも
なんてあるんでしょうか。 [ yy ]

こんにちは
村上春樹、「羊を巡る冒険」は好きでした。内容も記憶に残っています。
高校生の時に「ノルウェイの森」でギブアップ。
その後、全く手が遠のいてしまいました。

優れた芸術作品ってナンなんでしょうね。
映画や文学を見ていて世界的に評価されてこれは素晴らしいといわれたものが
私には理解できないものがあります。
よく分からないというと「だから凡人は・・・」って言われちゃったり。

そーかなあ、世の中には凡人のほうが多い気もするけど。
さりげなく分かりやすく、面白いほうが親切だと思うんだけど。
そういった素晴らしい芸術作品(1Q84以外のものも含めて)
分かったフリは自分らしくないので、やっぱり「よく理解できない」と
言い続けるんでしょうね。ま、いろいろな感覚の人がいるから、生活してて
楽しいんだし。 [ orangepanya_yuko ]

作家という人達は、年齢を経るに従い、自分独自の世界を構築するようになります。
読者不在の文法を用いるようになり、やがて本人と担当編集者にしか理解できない
文章を書くように…その段階に至ると、世間は、その人を芸術家と呼び、作品を
離れて名声だけが一人歩きをはじめます。
そうなると、書いている本人、孤独でしょうね。[ mimo ]

あまりに否定派が多いのでフォローを。
「ノルウェイの森」が流行った時、わたしも読みましたが正直なぜそんなに
ベストセラーになったのかわかりませんでした。そして結婚して夫の本棚に
あるのを見つけ読み直してみたらなかなかよい作品だなぁ…
と全く異なった感想を持ちました。
その時の精神状態によって村上春樹は訴えかけてくる時と来ない時があります。
ちなみに、わたしは図書館で借りて読んでから気に入ったら買う派です。[ masa ]

フリージャズを聴かされているような苦痛を感じて以来、
避けて通っています。 [ けん ]

昔からHP・ブログを拝見してますが、岩佐さん、変わりましたね。 [ TK ]

結局は、ある人にとっての傑作は、他人にとっては駄作になりうるって
ことですね~

1点気になったのですが、所詮は芸術ってすべて「分からない奴は
分からなくていい」ものではないでしょうか。
岩佐さんは“ミロのヴィーナス”は美しいけど“ゲルニカ”は
理解できないとおっしゃいますが、それとまったく逆の感性を持つ人も
いっぱいいますよね。
(たとえば先入観のない子供は、古典美術よりピカソ後期の作品に
興味を持つと聞いたことがあります。)
となると、「万人が理解できる」かどうかを、誰のものさしで判断すれば
よいのでしょう…
やっぱり芸術って伝わる人に伝わればよいのではないでしょうか?

それにしても、“IQ84”の報道ぶりはちょっと異常ですね。
マスコミに流されず、自分で好みの作品を見出すところに読書の面白さが
あるのになぁって思います。 [ きゅう ]


きゅうサン、こんにちは。
このブログ全体がそうですが、ものさし…の部分は
私はこう思う、ということを書いたまでです。
異論があるのは当然です。
そして、おっしゃる意味はよーく分かります。

私が口をさしはさまないうちに、コメントが
10件に達しました。
良くも悪くも、“ハルキ”には皆さん、関心が
あるということでしょうか。ハハハ。

岩佐さん、こんばんは。
久しぶりに書き込みします。

「村上春樹」論ですか…。
作品の世界観が作者自身の感性にものすごく依拠しているのが
強烈に感じられ、その感性に読者側が歩み寄らなければ
なかなか理解することが難しい、作者の世界観に
乗っかることのできる人以外を排除してしまう傾向にある
(本人にその意図はなく、読者側だけの問題なのかもしれませんが)
作家の1人だと思います。

むしろ、登場人物が抱く青春期のどこかしら屈折した心情など、
理解できない部分もまったくないわけではないんですけども。

「ノルウェイ」「ねじまき鳥」「カフカ」…。
このうち「カフカ」は未読なので何とも言えませんが、
物語の世界が比較的つかみやすい、という点で言うなら、
あえて以上のどれでもなく、
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を
お勧めします。

とりとめなく、長々と失礼いたしました。 [ a73*su*4shi ]


a73*su*4shiさん、こんばんは。

…という、書き込みがあったと
妻に伝えておきます。ハハハ。

私は、二度とあの疲労感と時間を
無駄にした気分を味わいたくないので、
読むことはありません。

私は村上作品は最新作を除きすべて読みました。それも繰り返し。
周りの人に聞くと大好きと嫌いか分からないにはっきり分かれます。
奥様の場合は、「ねじまき鳥クロニクル」を読まれた後に、はまりそうだと
おっしゃったなら、村上に親和性がある方だと思います。
ユング派の故河合隼雄氏が、これは、夫婦のことを扱ったすごい本ですね、
と二人の対談本の中で言ってました。 [ chacha ]

読みやすさを考えて、コメントを先に更新しました。
岩佐さん、変わりましたね・・・と、ドスの利いた一言をのこした
TKさんはその後姿を消しました。最後っ屁。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2011-10-09 08:20 | 読書・歌・趣味 | Comments(0)
d0164636_922960.jpg
「ノルウェーの森」ではなく“スウェーデンの詩人”でした。
…ええ、今年のノーベル文学賞の受賞者ですが。ハハハ。
がっくりするハルキストたちには同情申し上げます。
申し訳ないですが、私はなんとも思いません。
「1Q84」を読む限り、賞に値するとは思わないので。

2年前、この小説が発売されたときには“社会現象”になりました。
普段なら絶対に読まないのですが、“たまりかねて”読みました。
妻が買っていたからですが。
私にとっては突っ込みどころが満載でした。ハハハ。

今回の“落選”で2年前を思い出してしまいました。
そんなわけで、タイミングもいいので今週は放送関係を一休みして
村上春樹シリーズの3連発です。
なお、ハルキストはやめといたほうがいい、アドバイスしときます。
アドバイスしましたよね。読んだあと怒っても知りませんよ。ハハハ。
d0164636_965889.jpg
“村上春樹「1Q84 」を読む~げに 純文学とはややこしきもの~”2009.07.10



・投げた石が必ず落ちるように俺は確実に死ぬ。

・が、テストを受けなければ、今全身をわし掴みにしている不安が永遠に続くことも
またハッキリしていた。墜落機の中にでもいるような激しい衝撃は収まったが、高みに
渡されたガラス板の上に立って下を見るような、踏ん張りのきかない絶望感が彼の全身を
しっかりと捉えていた。

・まるで糸の切れた凧のように嬉々として、彼はたちまちラグビーに打ち込んだ。

・それは目まいに似た暗闇を頭の中に喚起して彼をたちまち恐怖の底に突き落とした。

・たちまち彼の気分とは噛み合わない交換手の呑気な声が返ってくる。

出張先の海外で 文学を志す友人から「習作だけど、読んで感想を聞かせてくれないか」と
言われて預かった小説のコピーが手元にあります。
帰国の飛行機の中から読みはじめました。15年も前のことです。
…結局、彼に“感想”を伝えることはありませんでした。
頻繁に登場する、純文学にはありがちな“修辞法”(同じことを言い換えたり 単純な名詞や
動詞に回りくどい形容詞や形容詞句を書き足したりするやりかた)にひどく違和感を覚え、
ほかにも、“日本語的”におかしいと思える表現がたくさんあったからです。
それを伝えてこそ“友”でしょうが、最後の数行を除くと、共感するところ、感心する
言い回しがほとんどなくて、「これではなあ…」とためらってしまったのです。

広辞苑では“純文学”をこう説明しています。
<<<② 大衆文学に対して、純粋な芸術を志向する文芸作品、殊に小説>>>

4年前、0420「岩佐徹的比較文化論」に書いたとおり、私は、一貫して、芥川賞作品より
直木賞作品のほうが好きでした。
物語としての面白さを追及して、比較的分かりやすい言葉で簡潔に話を前に進めていく
大衆文学に対して、作家が大事だと考える“テーマ”を“言い換え”や“たとえ話”を
ちりばめて書き進めるあまり、なかなかストーリーが進展しない純文学は、“生理的”に
受けつけないところがあるのです。ハハハ。

“帰省中”にフレデリック・フォーサイスの「アヴェンジャー」を読み終えたあと、さて、
次は何を読もうかと本棚を探したのですが、適当なものが見つかりませんでした。
未読の原書は、全部、芦屋に運んであったからです。
うっかり、妻が読み終えてテーブルに積んであった“話題騒然”、村上春樹の「1Q84」が
目に入ってしまいました。
最近は 芥川賞作品をはじめ、かなり話題になっていても、日本人作家の作品はほとんど
読んでいなかったのですが、すさまじい人気のこの作品には関心がありました。
「そんなにすごいの?」「どこがそれほど面白いの?」…
d0164636_952482.jpg
見た目は“しゃきっとした”キャリア・ウーマン、実は…という女、青豆(あおまめ)と
作家を目指す青年、天吾(てんご)が、1章ずつ、交互に登場して物語が進行していきます。

読み出してはみたものの、たちまち、“15年前”と同じ感覚を味わうことになりました。
もちろん、友人には悪いですが、レベルは大きく違います。
しかし、「普通に書けばいいじゃない?」「どうして、そんなに得意げなの?」
「なぜ、まるで『どうだ、うまいだろう。こういう言い換えは俺にしかできないのだ』と
言わんばかりに くどい形容詞や形容詞句を書き連ねなければいけないの?」と、へきえき
した気分になるところは同じです。ハハハ。
冒頭の3-5行目にかけて、こんな文章があります。

・中年の運転手は、まるで舳先に立って不吉な潮目を読む老練な漁師のように、
前方に途切れなく並んだ車の列を、ただ口を閉ざして見つめていた。

…“余計な”文節のおかげで、かえって運転手の表情が頭に浮かんできません。ハハハ。
“中年の運転手は、前方に途切れなく並んだ車の列を、ただ口を閉ざして見つめていた”
では、どうしてもダメなのか?
それに、“途切れなく”という日本語、あるんですかね?
私のボキャブラリーには“途切れることなく”または、“切れ目なく”しかありませんので、
この言葉に出会って、びっくりしました。
推敲に推敲を重ねたはずですから、“大作家”に間違いはなく、私が知らなかっただけ…
このブログでは、とりあえず そういうことにしておきましょう。ハハハ。

珍しい苗字を持つ主人公の一人が、行く先々の町で電話帳を開いてみるが、同じ名前を
持つ人物は見当たらなかった…という記述のあとに
“そのたびに彼女は、大海原に投げ出された孤独な漂流者のような気持ちになった。”と
書かれています。数行後には
“名刺を渡すと相手はしばしそれを凝視した。まるで出し抜けに不幸の手紙でも渡された
みたいに。”とあります。

ほかにも・・・。

・なのに、その音楽の冒頭の一節を聴いた瞬間から、彼女の頭にいろんな知識が反射的に
浮かんできたのだ。開いた窓から一群の鳥が部屋に飛び込んでくるみたいに。

・録音された拍手を長く聞いていると、そのうちに拍手に聞こえなくなる。終わりのない
火星の砂嵐に耳を澄ませているみたいな気持ちになる。

・「現実はいつだってひとつしかありません」、書物の大事な一節にアンダーラインを
引くように、運転手はゆっくりと繰り返した。

・それは揺れというよりはうねりに近い。荒波の上に浮かんだ航空母艦の甲板を歩いて
いるようだ。

・堅く閉じられた唇は、よほどの必要がなければ微笑ひとつ浮かべなかった。その両目は
優秀な甲板監視員のように、怠りなく冷ややかだった。

傾向はお分かりでしょう。
省かれていることが多いですが、一つの文章を説明するときに、“まるで(たとえば)、
・・・のように(みたいに)”という形の文章が続くのです。
第1章、19ページ分の文章の中だけでこんなにあります。“てんこ盛り”。ハハハ。
ファンの多い、世界的に有名な作家ですから、当然、「それが村上文学さ」とおっしゃる
読者がたくさんいるのでしょう。だからこそ、意図的に宣伝しなかったのに、初日だけで
数十万部を売り上げたのでかもしれません。

しかし、天邪鬼の私はそれほど、感心したり、「参った」と言ったりしません。ハハハ。
これは、作家の“言葉遊び”じゃないかと思うのです。
それが好きだと言う人もいるでしょう。しかし“いちいち”感心したりしない私のような
読者には余分なものでしかありません。どんなに高邁なテーマで小説を書いたって 読者に
伝わらなければ意味がないじゃん。
分類上、純文学だろうが、大衆文学だろうが、分かりやすいことが肝心じゃないのかなあ。

考えすぎでしょうが、なによりも、読者に「うまいなあ」と言わせたがっているように
思えてなりません。大向こうに受けることを狙っているようで、好きにはなれません。
もともと、世間が“絶対視”する事物には、“眉につばする”ことにしている私ですから、
大作家がこういう“自己満足”的なことをやっているのが我慢できないのです。ハハハ。
ウエアや音楽をはじめ、やたらにブランド名や“うんちく”が出てくるのも、かえって、
作品全体の質を落としているように感じます。そんなことは、“やすおチャン”に任せて
おけばいいのに…。

純文学とは“対極”に位置する分野(推理・探偵小説)になりますが、私の大好きな作家に、
“ハリー・ボッシュ・シリーズ”で知られる、マイケル・コネリーがいます。
探偵小説を馬鹿にしてはいけません。彼は、新聞記者として“ピューリッツァー賞”の
候補にもなったほどの実績を残していて、今では、日本でもファンが増えています。
ときどき“うんちく”は出てきますが、英語で読んでも、彼の書き方のほうが“無駄”が
少なく、はるかにスマートです。
d0164636_95578.jpg
…そんなことを言いつつ、BOOK1を読み終えてしまいました。ハハハ。
こうなった以上 最後まで読むつもりですが、いまのところ、高い評価に値する小説だとは
思いません。“面白い”とも思いません。“行きがかり上”、読み進んでいるだけです。

BOOK1の終り近くにこんな箇所があります。

「世界というのはね、青豆さん、ひとつの記憶とその反対側の記憶との
果てしない戦いなんだよ」
「たしかに」と青豆は言った。


…文化人類学者や哲学者ではなく、“普通の”20歳代半ばの女性二人の会話です。
すっげー!小説だから、と言ってしまえばそれまでだし、こういう深ーい会話ができる
若い女性がいたっておかしくはないのですが、ひたすら尊敬しちゃいますねえ。ハハハ。

501ページに、編集者が天吾に向かって電話で 「ホットケーキみたいに作るそばから
どんどん売れている」と話す場面があります。
哀れな私の頭は“混乱”します。
“花畑牧場の生キャラメルみたいに、作るそばから…”なら、私の頭でも分かります。
しかし、この作家の書き方だと、“ホットケーキ”とは、“作るそばから売れる”もの、
ということになり、それはとてもおかしな“決め付け”です。それとも、1984年当時は
ホットケーキが“爆発的に”売れていたんでしょうか。まさかね。ハハハ。 

読みはじめたばかりのBOOK2にも、いきなりこんな記述があります。
・百合は大きく、瞑想にふける異国の小さな動物のようにもったりしていた。
・唇には色がなく、長い眉の外端は、まるで万有引力に抗することを
あきらめたかのように、わずかに下に降りていた。

相変わらず…。ハハハ。
こういう描写が、ものすごく気になるのです。

ただし、初めは、まったく接点がなさそうに見えていた2人の主要な登場人物の間に、
少しずつ、“絆”があることが明らかになってきています。これから面白くなるのか?!
読み終えたときの感想が大きく変わっていても私を責めないでください。ハハハ。


このエントリーを書くのに、少し“ためらい”がありました。
ささやかではありますが、不特定多数の方の目に留まるブログで、ノーベル賞を獲ろうか
という世界レベルの作家の作品に“いちゃもん”をつけ 文章にまでごちゃごちゃ言うのは
それなりの“勇気”が要ることなのです。ハハハ。

これを何と言えばいいのでしょうか?
“飛んで火に入る夏の虫”?…じゃあないでしょう。
“風車に挑んだドン・キホーテ”?…違いますねえ。
“蟷螂の斧”?…これも違うなあ。
“「私を総裁候補に」の東国原知事”?…。ハハハ。

ピッタリの言葉は見つかりませんが、周囲からの“冷ややかな”目を意識しながら、
勝てる見込みのない相手に挑んでいる自分が見えます。ハハハ。

参考のために、この記事に対するコメントを先に(⇓)
更新してあります。興味があったらどうぞ。

by toruiwa2010 | 2011-10-08 09:12 | 読書・歌・趣味 | Comments(5)
d0164636_8553455.jpg
多くのファンを持つ村上作品をけなしたのですから、反発は覚悟していました。
“村上春樹「1Q84 」を読む~げに 純文学とはややこしきもの~”に対する
コメントは以下の通りでした。そのまま再録します。



こんにちわ。この作品はまだ読んでいません。
村上春樹はけっこう好きです。
春樹らしさが好きなのかもしれません。
でも、この記事は全然嫌味でなく、とても正直で、
素直になるほどなあと楽しめました。勇気、頭が下がります。
迎合するだけでは、世の中ちっとも面白くありませんものね。(笑)[ 咲耶子 ]


咲耶子さん、こんにちは。
最初のコメントが“好意的”なもので
ほっとしました。ハハハ。

好き・嫌いは人それぞれですからね。

13歳でデビュー作を読んでから今日まで
村上春樹作品とともに人生を歩んできました。
私は「全面肯定」ですが、そうでない人がいても不思議ではないです。
「ファンだけがわかればいい」と驕っているのではなく・・・
感じ方人それぞれ、ですよね。 [ きょん ]


先日、妻が電話でこう言いました。***
「テレビで、誰かが、これだけ話題に
なっているのに、私の周りで、この本を
読んだという人を知らないって言ってたわ」

200万部売れたと言っても、BOOK1-2合計ですから
実質100万・・・全人口の1%足らず。
周りに、読んだ人がいなくても不思議ではないですね。

なのに、ここには、3人も!
当ブログの来訪者の反応はとても
理性的なので嬉しいです。

いつか、原書に読みつかれたとき、彼の
ほかの作品を読んでみようという気になります。
ハハハ。
***このころ、私は芦屋に単身“赴任”中でした。

私としては,このエントリーの,考えすぎでしょうが...から,
やすおチャンに任せておけばいいのに..の部分が,岩佐さん流を感じて,
とってもおもしろかったです.岩佐さんのブログを放っておけない理由が
ここにあります. [ lal*l*o ]


ブログを書く喜びは、
通じる人には通じると
分かったときに味わえます。

私は「生キャラメル」のくだりが笑えましたよ。
いくらなんでもそれは無いだろうって。
小説を読まなくなってだいぶになります(評論本ばかり)
それでもパトリシア・コーンウエルはシリーズ読みしたので、
岩佐さんの言われるマイケル・コネリー読んでみようかなと思います
翻訳本でもいいですか? [ 瀬戸の生ガキ ]


瀬戸の生ガキ さん、おはようございます。
“きざ”なようですが、コネリーは
原書でしか読んだことがありませんので
訳されたものが面白いかどうか、保証の
かぎりではありませんが、とにかく、一冊
お試しになってみてはいかがでしょうか?

“ハリー・ボッシュ・シリーズ”が
特にお勧めです。
パラパラっとめくって、「ボッシュ」の文字が
あるものを選んでください。

なお、日本では、「マイクル・コナリー」と
されています。

楽しんでいただけるといいのですが。

岩佐さんに共感です。
一般とは違う意味で、姉妹で春樹ブームです。

そして本日、本屋の「1Q84」コーナーの前にて、
20代の女性3人の会話。
「あっ、1Q84!」
「読んだ?」
「読んでない」(3人共)
「面白いかな?」
「だって有名だから」

最後の言葉に一人ニヤリとしてしまいました。 [ にこさん ]


もうすぐ、読み終えます。
いずれ、結果の報告をします。ハハハ。

私も今まさにBOOK2を読んでいるところです。
大まかな感想は岩佐さんとほぼ同じです。
好きではないけど、うまいな・・・
と感じる部分は確かにあります。
岩佐さんの報告が楽しみです。 [ hir*mam*2 ]

初めて村上さんの本を読みました。
もっと小難しいのかな、って思いましたが、
読みやすかったです。
くどい感じはありますが、それは僕に読解力が足りない
せいなのかなと思ってました。
でも、最後まで楽しかったですよ。ハハハ。 [ futago ]

たしかに過剰なまでの比喩ですね。
この記事にあげられたように連続して目にすると辟易する
感がありますね。
ホットケーキの比喩は、英語の(sell) like hotcakesを
借用したのでしょう。日本語に直訳?して使うあたりにも
彼なりのある文学的計算?があるのかもしれませんが、
ちょっとネ、という気持ちにもなりますね。[eosan]


eosanさん、おはようございます。

古いもの***を読んでいただいてありがとうございます。
読み返してみましたが、よく書けてました。ハハハ。
***7月に書いた記事に対してコメントは12月でした。


*読みやすさを考えて、コメントを先に更新しました。
by toruiwa2010 | 2011-10-08 09:11 | 読書・歌・趣味 | Comments(0)