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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2012年 05月 ( 33 )   > この月の画像一覧

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05/30のツイート
松井が第2打席で2ランHR!
第1打席のレフトフライもほぼ芯だったが、
このHRは完ぺきだった。
現地アナは彼はもともと1球目、2球目の
打率がいいと言っていたが、このHRも
初球だった。1割7分でもGo サインを
送った3Aの監督に拍手を。

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多くの松井ファンが飛び上がって喜んだことでしょう。
苦しかったに違いないのに、言葉にすることなく顔にさえ出さなかった松井秀喜が
メジャー昇格の初日の第2打席に豪快なホームランをライトにぶち込みました。
打撃の天才と言われ、機械のように正確に結果を出し続けるイチローにくらべると、
松井は大きな波を繰り返します。ファンは気が気ではありません。そこがいいのさ、
という声が聞こえそうですが。ハハハ。

今回はすぐに結果を見せてくれました。けがから復帰したときや球団を移ったとき、
いきなり大きなことをやってのける傾向はありましたが、このホームランはかなり
ドラマチックでしたね。

故障を抱える膝と年齢によるものでしょうか、2009年のヤンキース時代をピークに
成績は右肩下がり、それもかなり急カーブを描いていました。去年はほぼすべての
カテゴリで最低の数字が残りました。
それだけに本人も今シーズンが厳しいことは自覚していました。2011年シーズンが
終了したあとのインタビューでこう答えています。

「欲を言えばきりがない。(理想は)強くてなおかつ試合に出られるところがいい。
でも、そんなことを言ってはいられないよね。そういう選手じゃないから、今は」
「(年俸は)自分を正当に評価さえしてくれればいい。以前のように1000万ドルとか、
そんな選手ではないから。年をとって、基本的にはDHの選手。まあ難しいよね」

これだけのレベルの選手が年俸まで口にして、次のシーズンを語ることはめったに
ありません。覚悟のほどがうかがえました。
私も、去年の日本人選手の“通信簿”(11/24付け)にこう書いています。

…今後の可能性がゼロではありませんが、開幕したあとに
モチベーションを持ち続けるのは至難の業だと思います。
書く機会があるかどうか分かりません。とりあえず、松井には
長い間楽しませてもらったことに感謝しておきたいと思います。
お疲れさまでした。


まるで“贈る言葉”ですが、こう付け加えることも忘れませんでした。

猛暑の夏、節電に苦労しながら「…と書きましたが、どっこい
松井は生きていました」とあわてて記事を書いている私がいると
いいのですが。ハハハ。


ヘヘヘ。逃げ道は常に用意しておかなければ。ハハハ。

メジャーへの復帰が決まったとき、マスコミもファンも「3Aで1割7分しか
打てなかったのに昇格?」という受け止め方が多かったですね。
本人もそれを少し気にしているようでしたが、すぐ先発で使ったところを見ても
監督はまったく気にしていなかったことが分かります。3Aからの報告と松井の
能力を全面的に信頼して起用する、それが“メジャー流”です。
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ホームランは甘い球でした。完ぺきに捕らえた打球は瞬間的にホームランと分かる
放物線を描いて飛んで行きました。アンチ松井もいるようですが、多くのファンが
この一発に酔い、「よかった」と胸をなでおろしたことでしょう。
“境遇”がそうさせるのでしょうが、今の松井のホームランには独特の意味があると
思います。昨日の朝日の夕刊は社会面でも写真入りで扱っていました。

「必ずしも状態がいいとは言えないな」と感じた場面がありました。
ほかの打席でも甘い球が何球かありましたが、彼のバットが反応しなかったのです。
もともと、ボールをじっくりと見て行くタイプの打者ですが、彼のキャリアの中で
最も結果が求められているときだけに、積極的に打ちに行ってほしいと思います。

今日は相手の先発が左投手だったためにベンチからスタート、途中から出場して
2-0だったようですが、守備にもついています。マドン監督の松井起用についての
基本的な考え方がうかがえます。世間では人工芝で守備につくことに不安の声が
あるようですが、私は、むしろプラスになると思っています。ずっとベンチにいて
打席のときだけグラウンドに出て行くのにくらべたら、はるかに体のリズムが作り
やすいはずだからです。

松井秀喜のメジャー生活“最終章”は始まったばかりです。
いいスタートを切ったことは喜べますが、打撃不振、故障者の復帰など、今後も
厳しい試練・競争を覚悟しなければいけません。
マイナー契約を結んだとき「プレーをしたい。野球がやりたい」と話していました。
その気持ちをキープして挑戦を続けてほしいと思います。

タンパはヤンキース時代のキャンプ地でしたから、きっと、なじみの日本食屋が
たくさんあるはずです。おいしいものを腹いっぱい食べれば力もわくでしょう。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-05-31 09:05 | メジャー&野球全般 | Comments(11)
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「ファミリー・ツリー」95

マットがひとりごちている。
「友人たちはハワイ暮らしの私を楽園にいるかのように言う。まるで私には悩みも
苦しみもないと思っているらしい」

実際は違うのだった。
23日前、パワーボートのレースに出た妻のリズが海に落ちたのだ。生命維持装置で
辛うじて生きている状態だ。彼が仕事でマウイに行っている間の事故だった。
忙しくて妻とは会話をすることも少なくなっていた。突然、17歳と10歳の2人の
娘の面倒を見ることになって戸惑うマット。知らないことが多すぎた。
妻の病状が絶望的な中、長女との会話から家庭内の問題も明らかになってきた…
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ジョージ・クルーニーについては“いかにもアメリカ的なカッコイイ男”という
イメージが私の頭の中では先行していました。つまり、演技は大したことないと。
その印象がガラッと変ったのは「グッドナイト&グッドラック」からです。
1950年代にアメリカで吹き荒れたマッカーシー上院議員による“赤狩り旋風”に
敢然と立ち向かったCBSの報道制作者たちの奮闘ぶりを描いた映画でした。
脚本を書き監督もつとめています。全編モノクロームの画面が当時の空気を見事に
表現していました。
キャスターのエドワード・マローを演じたデヴィッド・ストラザーンが主役として
アカデミー賞候補になりましたが、クルーニーの演技も素晴らしかったです。
以後、“前非”を悔いて、実力派俳優だと認識して彼の映画を見ています。ハハハ。

「ファミリー…」のクルーニーもかなりいいです。
大声を出したり、大げさな演技をしたりする場面は少ないのですが、家族の問題に
直面して苦悩するマットを鮮やかに演じています。今年のアカデミー賞で候補に
なっていたのも納得です。むしろ、オスカーを獲ったジャン・デュジャルダンより
演技内容はいいと思います。

ざっくり書けば、“家族の絆”がテーマですが、物語自体に魅力がありました。
特に、マットが“父性”に目覚めて行くプロセスや素行に問題があり、マットにも
初めは反抗的だった長女の心が“ほどけて”行くさまが心地よかったです。
全編に流れるハワイアンも物語の雰囲気にぴったりフィットしていました。
映画館を出るときの気分がとてもよかったです。今年見た中でNo1だったのは
「マネーボール」と「わが母の記」でしたが、入れ替わりました。お勧めです。


「レンタネコ」75

「レンター…ネコ。レンター…ネコ。ネコネコ。さびしい人にネコ貸します」
川べりの道を行くサヨコののどかな声が携帯メガフォンから流れている。
貸出用の猫を数匹乗せたリヤカーを引いている…
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小林聡美ももたいまさこも出ない荻上直美作品です。
「カモメ食堂」と「めがね」は見ましたから、当然“まったり系”です。
この系統の映画は嫌いじゃありません。むしろ好きな方です。
…ですが、これはどうかな?ハハハ。

映画だし、こういうタイプの物語だから現実離れしていることにはそれほどの
違和感はありません。しかし、猫を借りる人たちとのいくつかのエピソードを
つなぎ合わせただけに見える作り方はもう少し何とかならなかったのでしょうか?

何よりもダメだったのは、ある意味 映画の“主役”である猫たちです。
子猫たちは一見気ままにふるまっていてほほえましいのですが、大人の猫たちの
“おとなしさ”は気になります。自然の演技など 出来るわけはありませんから、
すべて、プロダクションで“仕込まれた”ものでしょう。
動物が登場するすべての映画は同じ仕組みで作られているわけですから、それを
あれこれ言い始めたらこの種の映画が成立しなくなることは分かります。

ただねえ。愛猫家としては、彼らがいい健康状態じゃなさそうに見えるところが
気になって仕方がないんです。ハハハ。
映画の中では周囲から愛され、大事にされています。
しかし、腰を落として歩いている…つまり怖がっているのが分かるし、毛のツヤが
悪いのも、ふだん、どう扱われているかがうかがえてしまうのです。

「幸せの教室」80

朝から元気がいい。行きかう人には愛想のいい笑顔を振りまき、駐車場のごみは
ためらうことなく拾う。スーパーの店員としてラリーは欠点のない男だった。
そのラリーが呼び出された。同僚は「また、今月の優秀店員だ」とはやし立てた。
本人もそれ以外は考えられなかった。これまで8回も選ばれた実績があるからだ。
意気揚々と幹部の部屋に赴くと話はまるで逆だった。リストラの通告だった。
理由を問うラリーに返ってきた答えは「大学を出ていないから」だった。

さっそく就職活動を始めるが思うように行かない。
意を決したラリーが下した決断は大学に入ることだった…
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大好きなトム・ハンクスとジュリア・ロバーツが出ていますから楽しく見ましたが、
映画としてはちょっと厳しいです。ストーリーも演出も平凡過ぎませんかね。
短期大学のようですが、講義の内容は中学・高校のレベルに見えました。
表情と仕草を見ていると、どこか可愛い、と思ってしまうハンクスとロバーツが
出ているので5点おまけです。ハハハ。


「ガール」85

自分ではまだ“ガール”のつもりの由紀子(香里奈)だったが、周囲は厳しい。
特に、フリフリ・ハデハデのものが多い着るものについて、親しい年上の仲間から
「年令を考えろ」と言われるし、仕事ではクライアントと意見が合わない。
もっとも、苦言を呈する仲間もそれぞれに“問題”を抱えていた。

由紀子を可愛がるゼミの先輩・聖子(麻生久美子)は年長の男性社員をさしおいて
課長に昇進するが、案の定さまざまな抵抗にあう。自分の方が収入が多いことを
夫は気にしていないのか、子供がほしいのではないか、と気がかりでもある。

30歳を過ぎ、職場では上司の信頼も厚く仕事をテキパキこなす容子(吉瀬美智子)は
おしゃれも恋愛もどうでもよくなっていた。実家では 妹の結婚が決まったことを
両親が隠そうとするが気にしない。ある日、配属されてきた若者に心を奪われる。

離婚して一人息子を引き取っているシングルマザーの孝子(板谷由夏)は3年ぶりに
職場復帰を果たしたばかりだ。仕事も子育ても手抜きはしない。“社会的弱者”とは
言われたくないのだ。彼女の問題はなにかと頑張りすぎてしまうことだった…
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正直なところ「どうせ、ろくなもんじゃないだろう」とタカをくくっていました。

「全てに本気で頑張るGIRL達に贈る―“女子力”のバイブル」(公式HP)

かつて、こういうコンセプトで作られた映画の中に面白いものはなかったからです。

この映画は最後まで面白く見ました。
圧倒的に女性客が多いなかで、いい年した爺さんが楽しめたのはなぜか?

まず、主演クラスに魅力的な4人の女優を揃えました。
実を言うと、最近まで吉瀬が苦手だったので、初めは見る気がしなかったのです。
ニベアのCMのころはかなりポイントが高かったのですが、「白夜」、「死刑台の
エレベーター」など、映画の演技が下手だったからです。「モデルとCMだけに
しといた方がいいのに」と思っていました。おせっかい。ハハハ。

しかし、先日の「ぴったんこカンカン」を見て好感度が復活しました。
その結果として、「ほかに見たいものもないし、行ってみようか」という気持ちに
なったのですから、テレビの影響はハンパじゃありませんね。ハハハ。

“女性が選ぶいい女”ランキングでも天海祐希、綾瀬はるかに次いで3位になって
いたほどですから、女性の受けもいいのでしょう。
香里奈・麻生・板谷はもともと人気がある女優さんたちです。この作品の成功は
キャスティングにあるかもしれません。

“ハシが転がった”だけじゃ笑わない年齢の者が楽しんだのですから立派です。
この種の“コメディ・タッチ”の作品ではありがちなドタバタ感が抑えられていて
まったく気にならなかったことが大きいと思います。演出の勝利でもあるでしょう。

序盤の運びが少し“せわしない”感じだった点を除くと、全体にテンポがよくて
エンタテインメントとしては“上々”です。
イメージしていた“Sex and the City”とは違いましたが、日本でもこんな感じの
コメディが作られるようになったのは嬉しいことです。
“女子力がアップ”するかどうかは保証の限りではありませんが、若い女性なら
文句なしに楽しめるでしょう。

95 ファミリー・ツリー クルーニーがいい 今年見た中で最高の一本だった!
75 レンタネコ まったりもtoo muchだとつらいなあ ネコの“状態”が…
80 幸せの教室 平凡で期待したほどではなかった 主演の2人が好きだから+5点
85 ガール あまり期待しなかったが結構楽しめた キャスティングと演出の勝利 
by toruiwa2010 | 2012-05-30 09:07 | 映画が好き | Comments(2)
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優しいっちゃ優しいけど

05/23のツイート
NHK-BSでMLBを視聴中。
今日の実況が誰だか知らないが、若手かメジャーの
中継経験が少ない人かであることが分かる。
解説者がアナの足りないところをカバーしようと
努めている。
武田だったらどうだったろうか?ハハハ。


解説者とアナウンサーの関係は本来“イーブン”のはずですが、実際は違います。
プロデューサーもディレクターも解説者をかなり高く位置づけて接します。
まあ、アナウンサーは自分と同じ社員だし、解説者はこちらからお願いしている
のだから、ということでしょうが、放送席では“助け合う”立場です。もちろん、
競技についての知識は及びませんが、話すことに関してはこっちがプロ。ハハハ。
特に、解説の経験が浅い人はアナウンサーに“育てられる”部分が多いのです。

♪ああ、それなのに、それなのに ねえ
おこるのは おこるのは あったりまえでしょね

…って歌が昔ありましたっけ。ハハハ。

いや、マジな話、専門知識が低いアナウンサーと組んだとき、そこまで見くだした
話し方をするか、と言いたくなる解説者がいるから腹が立つんです。
この日の与田剛は分かりやすいぐらいていねいな話し方をしていました。相手の
アナウンサーは明らかに主力クラスではありませんでした。
もしかして、与田は武田一浩の放送を聞いて反面教師にしたのでしょうか?ハハハ。

冒頭のツイートに対して<与田さん優しい>という反応がありました。
ええ、人柄なんでしょうか、いい感じでした。
ただ…ただねえ。「イチローに200安打達成してほしい」はないでしょう。
シーズン終了間際、残り試合数と安打数を見たら達成できるかどうか微妙…という
状況での発言なら分かります。いくら“指定席”の最下位に沈んだからと言って、
開幕2ヶ月の今の段階でそんなことを言うなんて情けないわ。

Com’on!…じゃなかった

嘉門達夫・・・大阪府立春日丘高校の
後輩であることが判明。
わたしゃ卒業してないが。ハハハ。

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♪キャラメル拾たら箱だけ(北島三郎)
♪臭くなったら そりゃ 屁です(セデスのCM)
♪かつお風味のふんどし(ダシのCM)
♪緑の中を走りぬけてくバッタがおるぜ(山口百恵)
♪街の灯かりが全部消えたら停電(いしだあゆみ)

うまいなあ。絶妙ってこういうことでしょうか。
あのねのねや所ジョージにも、短い間にストンと落とす見事な曲がありますが、
天から与えられた才能という意味では“天才”と言っていいと思いますね。

求む:防犯カメラの映像

05/24のツイート
渋谷で起きたゆきずりの刺傷事件の容疑者が
スピード逮捕された。決め手は防犯カメラだ。
丹念に経路を追って自宅近くの駅まで
突き止めたと言う。
いまや警察だけでなく、報道(特にテレビなどの
映像メディア)の 取材活動の中に防犯カメラの
映像探しが必須になった。


明治から大正、昭和…たぶん、30年ぐらい前までの新聞記者、特に社会部の記者が
苦労したのは、事件や事故で人が死んだとき、被害者の写真を入手することでした。
他社が記事だけのときに写真を手に入れればそれは大殊勲だったようです。
昔、新聞記者だった父から聞いた話です。
今でも、事件・事故の性質によっては同じ苦労が続いているかもしれません。
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時代は大きく変わりました。
大勢の犠牲者を出した秋葉原通り魔事件のときも、周辺の商店などから、事件後に
ナイフを持って走る犯人の映像を見つけ出し、繰り返し流さしていました。
テレビにとって防犯カメラの映像は相当インパクトがある素材です。
鮮明でないところが逆に“臨場感”を増しています。

ほかにも、たくさんの事件捜査の過程で防犯カメラの映像が用いられています。
最近は解像度もかなりよくなっています。事件が起きるたびに、警察とテレビが
血眼になって付近の防犯カメラをチェックしているのは間違いありません。
やっていないテレビ局があったら時代遅れですね。ハハハ。

とんだ早とちり

どんな形になるのか知らないが、16時から
WOWOW192chでユーロ96のSF:
GERvsENGがダイジェストで放送されるようだ。
PK戦にもつれ込む名勝負だ。
見落とすところだった。
最近は連絡してくれる気がないらしい。ハハハ。


テニスやサッカーの過去の“名勝負”がWOWOWで放送されることがあります。
残しておきたいものは当時のDVDを持っていますが、ブルーレイの方が映像も
きれいですから、改めて録画しようと思ってPGはまめにチェックしています。
以前のテニス担当者はメールで知らせてくれましたが、交代後はさっぱりだし、
サッカーについては連絡がありませんでした。去る者は日日にうとし。トホホ。

腹の中でそんな“うらみ節”をつぶやきつつDVDをセットして待ち構えていると、
放送されたのは、ダイジェストに別の解説と実況がつけられたものでした。
なるほど、連絡がなかったわけです。ハハハ。
ノスタルジアに浸ろうかと期待しましたがこれでは意味がありません。田中には
悪いけど、速攻で「相棒」に乗り換えました。数日先の分までセットした予約も
全部解除して。ハハハ。
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蛇足ですが、ユーロ96はPK戦の多い大会でした。GERvsENGも延長の末1-1で
シュートアウトになりました。
1人だけゴールに背を向けて芝の上に座っていたポール・インス、失敗した仲間を
必死で慰めていたのは90イタリア・ワールドカップのPK戦で失敗し、長い間
バッシングを受けた経験を持つ選手だったり…ドラマが詰まったPK戦でした。

物差しを間違えたなあ

05/25のツイート
河本準一・・・好きな芸人なんだがなあ。
人はそれぞれが自分の〝ものさし〟で
物事を判断して行動するわけだが、今回は
間違えちゃったなあ。
次元が違うが、ものさしの使い方を
間違えた点ではNHKの経営委員長と
東電の社外取締役を兼務しようとした男と
同じだ。
人生の落とし穴はどこにあるかわからん。


好きだった芸人の生命が危うくなっています。
「ここまでは大丈夫」…それを判断するとき、人はそれまでの人生で身につけた
“ものさし”を無意識で使っているわけですが、NHK経営委員長と東京電力の
社外取締役を兼職しても考えた数土(すど)と河本は何かを間違えちゃいましたね。
河本は笑いを売りものにする商売ですから、以前の“輝き”を取り戻すのはかなり
難しいかもしれません。
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それにしても、島田紳助のときと同様に、池に落ちた人間に対するバッシングは
すさまじいものがありますね。“一罰百戒”的な意味を持たせたつもりでしょうが、
表ざたにしたのが“下品極まる”女性議員だと言うことに腹が立ちます。
制度にも、チェック体制にも欠陥があるようです。彼の釈明の中には理解できる
部分もありますが、もっと早く対応すべきでした。
「黙っていれば分からないだろう」とタカをくくっていたことが透けて見える点で、
同情にも限界があります。

“這い上がって”来るのを待ってやりたいと思いますが、世間は厳しいです。

“厚顔無恥”を地で行ってるぜ

小沢を切るなら消費増税に賛成も―― 谷垣禎一
…今さら、とは思う。しかし、政治家のド厚かましさにはあきれる。これでは、
党利が優先し、法案の中身はまったく関係ないことを天下に公にしていることに
ならないか。まさに、そうなんだろうけどね。
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炉心溶融はない、という印象を与えたなら私の真意ではない―― 枝野幸男
…本当にそう思っているなら頭がおかしい。言葉は違っていても、中身としては
まさにそう言っていたんだよ、君は。国民の大多数が最悪の事態ではないんだと
ずっとあとまで思い込んだのは作業服に身を包み、誠実そうな顔と流れるような
弁舌で会見する君の言葉を信じたからさ。

顔と名前が一致したことは大きかった――菅直人
てっきり、「頭の中の想像と現実が一致した」…という意味で言ったのだと思った。
スーパーニュースは前段をカットしていたようだ。その前段には「現場の考え方や
見方を知る上で…」とあるのだ。つまり、文字通り、第一原発の現場幹部の顔と
名前が一致したことが現場視察の大きな成果だと言いたいらしい。
企業のトップみたいな基準でものを言わないでほしい。

言わないだけさ

オレだって49年間連れ添った妻をいとおしいと思ってるさ。
人前では口にしないだけでね。

ま、これが「ここまでは言ってもいいだろう」と考える私の物差しです。
感動した、と言っておけばいいのは分かっています。でもねえ…。
失意の人をからかうのは本意ではありませんが、みのもんたの会見は、がんを
公表したときの逸見政孝に通じます。ひねくれ者の私には…。

うり二つ?

“青いターバンの少女”とも呼ばれる“真珠の耳飾りの少女”は
オランダの巨匠、フェルメールの傑作です。
右は武井咲ですが、CM制作者の着眼には恐れ入ります。ハハハ。
今年、日本に来るらしいですね。
しかも、直前には同じフェルメールの“真珠の首飾りの少女”も
来日するんだとか!まぎらわしいこと。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2012-05-29 09:49 | 放送全般 | Comments(11)
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05/28のツイート
3時40分に起床。1時間の時間差で
ダルビッシュと黒田が10回目の登板を
迎える。まずダルビッシュだ。
前回は、1-2回はそれほど問題なかったが
3回以降「ストライクがほしいところで
とれなかった」と語っていた。今日はどうか。


2人とも勝ち投手になったが、内容には差があった。
この勝ち星にはどちらも、いろいろな“アシスト”があったように思う。

前回ピリっとしなかったダルビッシュだけにこの日の出来は注目だった。
いきなり、ストレートのフォアボールで先頭打者を出したときには前途を心配した。
さらに、はっきりしたボールが続いて2-0になった。最初のアシストはこのあとだ。
7球目で初めてストライク・ゾーンに入った球をショートに打ち上げてくれた。
現地アナも「これはあまりいいアイディアじゃないよね」と言っていた。MLBは
積極的に打ちに行くのが普通だが、さすがにあのケースはあちらでもダメなんだ。
もっとも、言ったのはYES(ヤンキース専属局)のコメンテーターだったが。ハハハ。

2回には2死2塁から8番のクーパーにレフトへ大きなフライを打たれた。
真後ろのフライは外野が最も苦労するが、今日のアーリントンは風もあったから
更に難しかったと思う。しかし、背走したマーフィーが絵にかいたように鮮やかな
オーバー・ザ・ショルダー・キャッチ…、うしろ向きのまま、肩越しにこの打球を
捕ってくれた。例によってストレートの制球が悪くて、変化球頼みの投球だったが、
ほかに内野の好守もあったし、第2のアシストは味方の守りだった。

第3のアシストは書くまでもない、テキサスの強力打線だ。
前の2試合で7ホーマー22点を取っているが、この日も元気だった。2回に7点、
3回にも2点を加えてダルビッシュを援護した。まことに有難い打線だ。ハハハ。

3-5回に1点ずつ失ったが大量点のリードではよくあることだろう。
ただし、内容的には?マークがつくピッチングだった。
5回裏、味方が攻撃中のベンチで交代を告げられたが、不満が顔に出ていた。
気持ちは分かる。93球だったし、大きなリードがあった。昨日の乱打戦で中継ぎを
使っていることもあって先発としては6回までは投げ切りたいところだっただろう。

試合展開からも、先発の責任として6回までは投げさせるはずだと思っていた。
この状況でベンチは敢えてダルビッシュを下ろした。メジャーのコーチは、ふだん
細かいことを言わない。仕事をしているのか、と思うこともあるぐらいだ。ハハハ。
ただし、選手の投球(打撃)フォームを実によく観察していて、その乱れには鋭い
感覚を持っている。もしかすると、どこかに不安を感じたのだろうか。
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暑かったようだし、疲れを考慮したのか。この試合の疲れだけではない。
テキサスの首脳陣は、どちらかと言うと先発を“引っ張る”ようだが、これまでの
9試合で平均107球を投げてきたエースにそろそろ疲れがたまるころだと判断して
替えた可能性はある。
無理をする時期でもない。「ご苦労さん」と言われたら、「ゴッツァン」と応じて
シャワーを浴びに行けばいい。ハハハ。

いずれにしても、これでハーラー・トップの7勝目か。凄いとしか言いようがない。

追記 11:20AM

やはりダルビッシュは体調が悪かったようだ。チーム内で
ホランドやナポリが腹をこわして点滴を受けた。
ウイルス性だった可能性があり、ダルビッシュは「ナポリから
移ったみたいだ」と言っているらしいが、彼も薬を飲んでの
登板だった。
背中の下の方に違和感がるので話し合った結果、交代に
なったそうだ。



さて黒田だ。
こちらも、この2試合は打線が好調だ。
援護を待って粘りの投球を見せてほしい。
それにしても東地区は最下位のBOSOXでも
5割なんだ。何が起きてもおかしくない。
怖い地区だね。


1回表のヤンキースが1死満塁で点をとれなかったときには嫌な感じだった。
何度も書いているように、黒田の立ち上がりには大きな不安があるからだ。
その裏、先頭のウイークスに1・2塁間を破られて、不安はますます膨らんだ。
だって、黒田には勝たせたいんだもの。ハハハ。

しかし、打つ方はダメだったが、守りが助けてくれた。
2アウトになったあと、スミスの2球目にウイークスが走ったときだ。
投球はショート・バウンドしたが、この日 先発でマスクをかぶったスチュアートは
苦もなくすくいあげて2塁に送球。キャンバスの1塁寄りにピンポイントだった。
カバーに入ったジーターの、キャッチングからタッチまでのプレーも流れるように
鮮やかだった。目立たないが、ビッグ・プレーだったと思う。

2回にジョーンズのホームランで1点をもらった黒田は、そのまま、3回までを
無失点で切り抜けた。苦手とする1-3回(過去9試合の防御率6.67)を無失点で
投げ切るのは4月のエンジェルス戦以来8試合・1ヵ月半ぶりの“快挙”だ。
ハハハ。

5回には、味方の守りと相手のボーンヘッドという二つのアシストがあった。
この回先頭の4番・スミスに粘られた末にヒットを打たれた。嫌な感じだった。
続くのは5番、ハワイ出身のカアーイフエ…ハワイアンvs黒田節。ハハハ。
打球はファーストの右へ飛んだ。軽い身のこなしでキャッチしたテシェイラは
そのままベースを踏んでセカンドへ送球した。

走るスミスをよけて投げなければいけない、しかも、捕ってからタッチしなければ
いけないのだが、ぎりぎりで間に合うところに送球した。ジーターがキャッチして 
素早くタッチ…ダブルプレーが完成した。
スミスは1塁からの転送球をジーターから隠そうとすることに夢中で滑らなかった。
滑っていれば90%はセーフになったから、ボーンヘッドと言われても仕方がない。
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7回に2点目をもらった黒田が、その裏、ヒットと盗塁、初めてのフォアボールで
1死1・3塁のピンチを迎えた。得点圏にランナーが進んだのも初めてだった。
投球数は90だったが、今シーズンの実績を考えたら交代だと思った。
しかし、ジラルディ監督は腕組みをしたまま動かなかった。結果的に正解だったが、
メジャーの監督の我慢強さ、先発への信頼の強さには感心する。

信頼にこたえて、黒田は三振とライトフライでこのピンチを脱した。終盤で迎えた
最大のピンチを切り抜けられたのは6回の相手の攻撃が僅か8球で終わったことが
プラスに働いたかもしれない。これも、ある意味、相手からの“アシスト”だ。

試合後の黒田が自分の調子をどう話すかに興味がある。
高めの球が甘く見えたが、長打は1本も許さなかった。力があったということか。
スコアシートをチェックすると、フライアウトが多いことに気づく。
8回まで24のアウトの半分、12個だった。いずれも高ーく上がるフライだった。

8回を終わって104球だったし、ベンチ内の黒田の様子からも、完封を目指して
9回もマウンドに上がると思い、そのようにつぶやいたが、違った。ハハハ。
次回以降の黒田に弾みをつけるためにもぜひ達成させてやりたいところだったが、
それは、日本的な考え方であって、メジャーはあくまで手順を踏むのだ。

今日の黒田はバッターにベストのスウィングをさせなかったのが勝因だろう。
こういうピッチングができれば、不振だった主軸にも当たりが出てきたようだから、
これからは勝ち星を積み上げることができると思う。
今シーズンは18勝10敗、防御率3.50…を期待しているんだ。

ダルビッシュ:13勝8敗、防御率3.50をクリアすれば十分に合格
イチロー:年間を通して3番を打つとして.320 20-25HR 100打点


ダルビッシュにはいい方に、イチローには悪い方に裏切られようとしている。
これだけでもダメージは大きいのだから、君には頑張ってほしいのさ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-05-28 10:24 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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・・・つづき

質問はセリフとして…


番組がスタートすると、ご本人(本名の寺島純子で出演)は大スターぶったところは
まったくありませんでした。スタート時はご主人の菊五郎さんが名古屋・御園座に
出演中だったために、本番がある毎週水曜日の朝、新幹線で上京していました。
スタッフも前夜名古屋入りして打ち合わせ、私は一泊して翌朝、上京の“お伴”を
したのです。「ご家名には決して…」のインパクトがあまりにも強くて、柄にもなく
緊張しましたが、明るく気さくな女性で、いささか拍子抜けするぐらいでした。

しかし、器用で経験もある芳村さんと違い、番組の司会はまったく初めてです。
聞かれることはあっても、初対面の人に話を聞くことなどなかったでしょうから、
相当に大変だったはずです。
コンビを組んで勝手が違ったのは、女優さんらしく、ゲストと話をするとき台本に
書かれている質問部分を、セリフのように暗記して本番に臨んでいたことです。
これとこれとこれを聞かなければいけない…と考えれば緊張するかもしれませんが、
セリフを覚えるのは仕事としてずっとやってきたことですから楽なんでしょう。
初期の司会者、高峰さんや山口さんも多分同じやりかたをしていたのだと思います。           
ゲストはおおむね話が上手な人がそろっていますから、この方法でも問題はないと
思ったのですが、2週目の最後にひやっとするハプニングが起きました。
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質問をセリフとして…

台本があるにしても、初めのうちは彼女が話を広げやすいゲストをと、スタッフも
気を使い、この日は歌舞伎界から市川団子(現猿之助)さんを招いていました。
このコーナーは、“ゲストと藤さんの二人だけで”という設定になっていましたから、
私はカメラの横に下がっていました。
旧知の間柄ですからいい雰囲気で話がはずんでるなあと安心して見ていたのですが、
途中で台本をチェックすると、用意してあった質問の消化が早く進んでいます。
このままだと予定より早く終わってしまうぞと心配しは始めたとたん、純子さんは
「今日はお忙しいところを有難うございました」と本当に終わってしまったのです。
放送時間が1分近く残っているのに!

番組の途中であるコーナーが長引いてしまったら次のコーナーを短くするなどして
修正できますが、最後のコーナーはそうは行きません。
ディレクターの指示を待っている時間はなく、とっさの判断で二人が話をしている
応接セットの所に上がりこんでいきました。初めからその予定だったかのように
「お疲れさまでした。実は私は慶応で団子さんの1年後輩でしたから、ときどき
三田でお姿を拝見してましたよ」と話をつなぎましたが、冷や汗ものでした。
純子さんは、私の焦りには全く気づいていませんでしたが。ハハハ。

最初は不慣れで“アシスト”を必要とした純子さんですが、次第にトップ女優の
カンのよさを発揮し、アドリブもこなすようになって、司会者として見事に花を
咲かせて行きました。中でも、少し“とっぽい”ところのあるディレクターが
“3億円保険金殺人事件”で限りなくクロに近かった男をスタジオに呼んだときは
「大丈夫だろうか」と心配でなりませんでした。
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出演に当たっては「言い分を聞くから」と口説いたに違いないのです。
しかし、台本では純子さんと2人の推理作家が疑問点を上げて問いただすことに
なっていました。「これでは、途中で怒り出すんじゃないか」と懸念しましたが、
まさしくそうなりました。しかし、彼女は動じる気配を見せませんでした。
席を立ってスタジオの出口に歩いて行く男をまず追ったのは当然、私でした。
役目ですから。ハハハ。

彼女も追ってきました。当時の彼は週刊誌や世間から追いつめられていましたから、
「暴れたら危ないぞ」と思ったのですが、それほど大きな声を出すこともなく、
スタジオに配備していた警備員に囲まれて出て行きました。
結局、この男(荒木虎美)は詰めかけていた刑事によって駐車場で逮捕されましたが、
このときの彼女の落ち着きぶりにはビックリしました。さすが“お竜さん”です。
ハハハ。
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「冗談が通じなくて」

新婚のヒデとロザンナの二人がスタジオに来てくれたときのことです。
アシスタントは画面に写らない所で、いろいろやることがあります。
ナマ番組は 始まってから部分的な変更点が出てきますから、このあとの“流れ”を
どうするかについて常にスタッフとコミュニケーションを取らなければなりません。
当然、アシスタントの役割です。インターカムを通じて指示を受けたりしていると
どうしてもゲストの話が“上の空”になります。
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その日、私が会話の中に戻ったとき、ちょうどロザンナさんが、「…なんですよ」と
話し終えたところでした。私は「ああ、そうなんですか」と軽く相槌をうちました。
ホステス嬢の愛想笑いと同じで、いわば“職業的な反応”です。ハハハ。
ところが、一瞬 妙な間があったあと、純子さんが「この人、冗談が通じなくて」と
笑いながら言ったのです!

そのときは分かりませんでしたが、これは何かやってしまったぞと思いました。
帰宅後、ビデオを見て頭を抱えました。ロザンナさんは、彼ら夫婦の挙式と出産の
間で計算が合わないことを「イタリアでは6ヶ月で子供が生まれるんです」という
ジョークで説明していたのです!
これでは、確かに私の「そうなんですか」は実に間が抜けて聞こえたことでしょう。
今だったら、ネット上でいい笑いものにされていたに違いありません。
それにしても、純子さんの「冗談が通じない」の一言には参りました。ハハハ。
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おっとりしているようでとても芯の強い純子さんも 3年目の1977年春に第二子を
出産するため番組を休むことになり、私のアシスタント生活もそこで終わりました。
ワイドショーをやったことで、社内での評価がよくなったとはとても思えませんが、
私にとっては非常にいい経験でした。
特徴のない風貌で、言うことも“まともな”ことばかりですから、どうしても硬い
印象が強かったのですが、少し柔らかくなったのと、しばらくスポーツから離れて
いたことで、対象から距離をおくことを覚えたような気がします。
        
つづく・・・

by toruiwa2010 | 2012-05-27 07:13 | 岩佐徹的アナウンス論 | Comments(4)
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・・・つづき

「3時のあなた」


フジテレビのアナウンサーとしては、春高バレー、ワールドカップ・バレーなどの
バレーボールやフジサンケイクラシック、全米プロなどのゴルフも担当しました。
しかし、番組で忘れられないのは72年からリポーター、アシスタントで出演した
ワイドショー「3時のあなた」と佐々木信也さんの司会で1976年から再開された
「プロ野球ニュース」、78年から4年間、最ものめり込んだ「大リーグ中継」です。

60年代から70年代にかけて、いわゆる“ワイドショー”が花盛りでした。
テレビ朝日が元NHKの木島則夫さんの司会でモーニングショーを成功させたのに
刺激されて、フジテレビでも65年から、やはり元NHKの小川宏さんを引き抜いて
朝のワイドショーをスタートさせました。このときアシスタントに抜擢されたのが
入社3年目の同期、露木茂です。
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続いて、68年には「3時のあなた」が始まりました。
野間脩平、永島信道、須田哲夫、逸見政孝、浪久圭司…が高峰三枝子、山口淑子、
森光子、扇千景、久我美子といった女優さんとコンビを組んで活躍しました。
若い方には想像できないでしょうが、かつては放送休止、その後も古い映画などで
“お茶をにごしていた”時間帯に登場したこの番組は、視聴者に受けました。
大女優たちがスクリーンとは違う一面を見せたからです。

同時に、“当時としては”イケメンを起用したアシスタントのアナウンサーたちも
人気者になりました。
人気はともかく、会社の内外で“画面に多く登場するのがいいアナウンサー”だと
見られているように思えて、“10年でやっと一人前”と言われるスポーツ・アナを
目指していた私の気持ちは微妙にゆれました。ハハハ。
そんなとき、「3時…」の水曜日のアシスタントだったタレントがケガをしたので、
その代役として出ろという指示がありました。1972年3月のことです。

代打は2回で終わりでしたが、なぜか司会の芳村真理さんやスタッフの受けがよく、
間もなく私をリポーターとするコーナーがスタートし、翌73年4月からは正式に
アシスタント昇格となりました。
その1年前、グアム島で28年ぶりに発見された“旧日本兵”、横井庄一さん帰国の
模様をリポートしました。到着した病院前から「あ、来ました、来ました!」と
実況風にしゃべったのが受けたそうです。何が幸いするか分かりません。ハハハ。
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モデル、女優を経験したあと 小川さん、露木とトリオで「小川宏ショー」の司会を
つとめたこともある芳村さんは頭の回転が速く カンは鋭く、一緒に仕事をしていて
気持ちのいい女性でしたが、残念ながら1年で交代になってしまいました。

芳村さんの場合に限らず、一緒に仕事をしていた人が番組から外れるのを見るのは
つらいものですが、作り手の側は常に新しい素材を求めているために、司会者や
解説者の交代が周期的に行われるのは避けられません。しかも、必ず 噂が先行して
流れるため、気持ちが顔に出やすい私はそういう方たちと目を合わせるのがとても
苦痛でした。ごまかせないからです。ハハハ。

74年春、まだ寒かったころです。プロデユーサーから「今度は藤純子さんが司会を
することになった。君には引き続き手伝ってもらうが、これからお父上のところへ
挨拶に行くので一緒に来てくれ」との話がありました。
お父上とは、ご主人、尾上菊之助(現菊五郎)の父、尾上梅幸さんのことです。 
大阪歌舞伎座に出演中だったため、私たちは大阪に向いました。
前後のことはあまり覚えていないのに、ふたつのことはとてもよく覚えています。

まず、歌舞伎座近くの果物屋で桐箱に入った最高級メロンを二つ買い、ひとつずつ、
手にして「まるで討ち入りに成功した四十七士みたいだな」とひそかに苦笑いながら
歌舞伎座に向ったこと。
もう一つは、楽屋に通され、鏡の前で化粧中だった尾上梅幸さんの背中に向かって、
畳にこすりつけんばかりに頭を下げたプロデューサーが、出演を認めていただいた
お礼を述べたあと口にした一言でした。
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「ご家名を傷つけるようなことは、決して致しません」
…ななめ後ろで同じように頭を下げながら 頭の中に「!」がいくつも浮かびました。
歌舞伎界での梅幸丈の偉大さを知りませんでしたし、たしかに、“藤純子”は当時の
スーパースターでしたが、「緋牡丹…」などの東映映画は見たことがなかったのです。
おおげさなプロデューサーの言葉を聞いて「これはエライことになったぞ」。ハハハ。

つづく・・・
by toruiwa2010 | 2012-05-26 11:01 | 岩佐徹的アナウンス論 | Comments(4)
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04/27のツイート
レッズのジョーイ・ヴォット:メジャー4年余で
119HR .313BA .405OBA .955OPSか。
12年・251.5M!!でサインとか。ロードでは
ホテルのスイートに泊るが、普通シングルとの
差額は本人の負担だそうな。笑える。ハハハ。

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西武王国の堤義明氏から「ピート・ローズを獲れないか」と聞かれたのは
1978年だった。持っている情報の範囲でおおむねこう話した。
「ローズとレッズの契約は今シーズン限りで切れる。レッズがまもなく
来日するので、そのときに接触は可能だ。報道によれば、ローズはどこで
プレーするにしても年俸50万ドル程度を条件にしている」と。

「ただし、いまの彼には 通算安打記録で史上1位になるチャンスがあり、
そういった名誉を大事にするメジャー・リーガーがその大きなチャンスを
放り出して日本に来ることは考えにくい」とも。 
堤氏は全く動ずることなく「50万ドルか、1年1億(当時1ドル=約200円)、
2年で2億ねえ、高くないなあ」と言い、近くで直立している秘書たちに
レッズ来日の折に西武グループがやるべきことをテキパキと指示していた。

…数字的にはメジャー史上最多安打の記録を持っているローズでさえ当時の年俸は
そんなものでした。それで“トップクラス”だったのです。
マーヴィン・ミラーやドナルド・フェールの大活躍でMLBPA(メジャー・リーグの
選手会)がオーナーとの交渉の場で力を増し、選手たちの年俸が“天井知らず”に
なったのは最近20年ぐらいのことでしょうか。
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信頼できるソースとしてよく引用するBASEBALL ALMANACによると、初めて
“年俸100万ドル”を受け取ったのは1979年のノーラン・ライアンらしいです。
現役時代は三振の山を築き、ノーヒッターを7回も記録し、現在はダルビッシュが
プレーするテキサス・レンジャーズの社長です。
当時のレートでも、たぶん2億円…いま、思えばかわいいもんですね。ハハハ。

現在29歳の選手と史上最長の12年契約、しかも、総額 $2億5100万の巨額契約!
為替レートは面倒ですからざっと100倍してください。尖閣が買えるなあ。ハハハ。
天文学的な数字なのに、契約はヴォットにロードの際はスイートルームを用意する、
ただし、ほかの選手が泊る普通のシングルルームの料金との差額は本人が負担…
という“珍妙な”条項があるようです。(by AP)

ヴォットと球団の間には2013年までの契約がありましたが、最終年の来シーズン、
交渉でごたごたするのは互いによくないからと、その前に長期契約を結んだのです。
契約の中には 給料の一部あと払い、彼が主催する慈善団体に本拠地球場の特別席を
年間10試合提供、ノートレード、オールスター出場・ゴールドグラブ・LCSや
WSのMVPにはそれぞれ$7万5000 など“もろもろの”条項があります。
そりゃ、契約書が何cmもの厚さになるわけだ。ハハハ。

12年間とはいえ、251億円もの大金はどのように支払われるのか?
まず、今シーズンの年俸は$950万、来年は$1700万で これは前の契約のままです。
以後は以下の通りです。

2014-$1200万
2015-$1400万
2016-$2000万
2017-$2200万
2018-$2500万
2019-$2500万
2020-$2500万
2021-$2500万
2022-$2500万
2023-$2500万


プラス、球団は2024年についても優先契約権を持っています。契約する場合、
年俸は$2000万ですが、“球団の意志で”契約しないときには$700万を支払います!
アンビリバボー。ハハハ。
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ヴォットはこのサラリーを、多くの選手がしているように、4月~9月の6ヶ月間、
月2回 受け取ることになっています。
現金で渡されるのが普通だったころ、長嶋や王の給料袋は横にすれば立ちました。
$2500万÷12÷100=20833…100ドル札で受け取ると2万800枚になりますから
ヴォットの給料袋も楽に立つんでしょうね。なんなら、縦でも…。ハハハ。

ちなみに、ヴォットの42試合終了時の成績は…(現地22日まで)
全試合に出場、打率.303は少しもの足りませんが、7HR 28打点、出塁率.457など
チームの期待に十分こたえていると思います。
同じように、巨額契約でカージナルスからエンゼルスに移ったものの 泥沼にあえぐ
アルバート・プホルスとは好対照です。
ま、すべては、閉幕したときにどんな成績を残すかですが。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-05-25 07:41 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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1993年ごろ、WOWOWでテニス、サッカー、ボクシングを担当していた。
ボクシングは後輩に譲ったが、95年からはゴルフが始まって再び3種目を
担当することになった。
フィギュアや柔道、水泳など、季節ごとに行われるスポーツならともかく、
通年で激しく戦い続ける競技をいくつも担当するのはかなり大変だ。
トーナメント、ツアー、リーグ…などの“流れ”をきちんと追って情報を
確保しておくことが欠かせないなど、スポーツ実況は放送席に座る前の
準備がたくさんあって時間と手間がかかるからだ。
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朝のワイドショー「めざまし」のキャスターに三宅正治アナが決まったとき
一番心配だったのは“スポーツ実況をどうするのか?”だった。
私の評価では、テレビ朝日の森下アナと並んで今のスポーツ・アナの中では
1,2位の男だから 本人も局も“未練”があるはずだと思う一方、ワイドショーと
スポーツ実況の両立は想像を超える難しさがあると思うからだ。

先日、ネット上をうろうろしていたとき、彼のツイッターに遭遇した。
ざっとななめ読みしていみと、先々週末の全日本柔道選抜体重別選手権や
開催中のバレーボールの世界最終予選を取材していることが分かった。
あれ、実況を続けているのかな。それはまずいんじゃないか?と思った。

二兎を追うものは一兎をも得ずと言う。
自分の経験から考えても、片手間になるし、中途半端、どっちつかず…
視聴者にはそんな印象を与えてしまう。取材や準備の時間がとれなくて
納得の実況はできないし、頭脳も体力も使って疲れがたまり朝の仕事に
影響が出る。結果として“あぶはちとらず”に終わることを心配した。
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しかし、検索の流れで 彼が3月12日に書いた公式ブログの文章を読んで
まったく余計な心配だったと分かった。
「3月いっぱいでスポーツ・アナを卒業する」ときっぱり宣言していた。
上司から「めざまし」に専念してほしいと言われたことに加えて本人にも
思うところがいくつかあったことを知る。

一つは自分の実況力が衰えたと自覚したことだという。
…合点がいかない。まだ49歳だ。衰えるわけがない。
瞬発力がなくなって自分の理想とする実況ができなくなったそうだ。
だとすれば第一線でメインを張ってはいけないと思ったとも書いている。
聴いていて“衰え”を感じたことはない。実況以外の仕事も増えてきて
集中が欠けているのではないかと思ったことはある。
特に、2年前の世界柔道には、強い疑問を持った。商品にならないほど
かすれてしまった声で、世界レベルの大会を実況するのは、やる方にも
やらせる方も問題があったと思う。いろいろな意味で、彼の力がそこまで
強くなったということだろうが。

しかし、50前で衰え…
目の前で起きていることを描写するとき、頭に浮かんだ言葉やフレーズを
流れるようによどみなく口にしていくのも実況なら、画面に語らせつつ、
言葉を選び、視聴者とともにその場の空気を共有することも実況だと思う。
若いときの理想の実況が50歳を過ぎたら変化し、より中身の濃いものに
なって行くことだってあるだろうに。

“スポーツ・アナとしてはやりきった”感があることも挙げている。
私がフジテレビでアナウンス部からの異動を希望し、人事部の幹部から
「後悔はしないか?」と聞かれたときに答えた言葉と同じだ。
実際は、辞令が出たその日から後悔が始まった。情けない。ハハハ。

円熟した彼の実況を聴きたいと思っていたほどで“衰え”は思い違いだし、
世界レベルのスポーツが身近になって大きな舞台は増えるばかりだから、
“やりきった”は自分に言い聞かせているに過ぎないのだと思う。
あれやこれやを考えると、ブログの記事を“額面通り”には受け取れない。
ただし、彼が実況から“足を洗う”ことは番組にとっても局にとっても
ベストの選択だからこれはこれでいいわけだ。
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それに、三宅は会社の期待を背負って新しい一歩を踏み出したのだから
上司とうまく行かずにギブアップした私のケースと一緒にはできない。
朝が早いのは大変かもしれないが、若い美人たちに囲まれての仕事は
アナウンサー人生の総仕上げとしては“おいしすぎる”ではないか。
ハハハ。

スタートから2ヶ月近くたったが、仕事ぶりはまだまだ“よそ行き”感が
消えていない。そろそろ、自分の色を出していいころだろう。
どこかで“朝の番組”を意識し過ぎていないか?
自然に振る舞えば、本来の明るい持ち味が番組に浸透して行くはずだ。
眉間のしわが消えるともっといいのだが、それは無理か?ハハハ。

(敬称略)

by toruiwa2010 | 2012-05-24 08:37 | アナウンサー・実況 | Comments(4)
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05/22のツイート
雨の中で試合が始まり黒田はいきなり
2ランを浴びた。驚かない。過去8回の
登板で2回までに失点しなかったのは
1回だけ、1回の失点は5回あるのだから。
でも、これでは得点だけでなくだんだん
ベンチの信用も失うことになるなあ。


黒田のポテンシャルを疑うものではない。これからも応援する。
しかし、結構厳しい感じになってきた。ローテーションのNo2 だから降格などは
この段階ではまだ考えられないが、心配なのはむしろファンの反応だ。
これで、点を取られるたびにヤンキー・スタジアムでブーイングを浴びるように
なったらますますヤバイ。

1回に浴びたホームランの前、2死からの3番・バトラーのヒットは、レフトが
打った瞬間にバックして前に落としたようだ。ホームランもライト・ポールの
右側に当たったものだ。ツキがないとも言えるが、これもゲームのうちだ。
1番から3番までカウントが3-2になっていた。
今シーズンはそれほどではないが、黒田はもともと“非自責点”が多い投手だ。
非自責点とはつまり、エラーがらんだ失点だ。
いいカウントから意味不明のボールが多いように思うがどうなんだろう。
結果として内野手のリズムが微妙に崩れているように見えてならない。
たぶん、先入観だろうが。

3回からブルペンでピッチャーの準備をさせていた。コーチがマウンドに行くのも
早かった。黒田を見るヤンキース首脳の目が変わってきている気がする。
昨シーズンもそうだったが、今の彼の体調は年齢以上にいい状態にあると思う。
いったい、なにがいけないのか?
理由の一つはリーグが変わったことかもしれない。いい投球をしたこともあるから
ヤンキー・スタジアムのマウンドに問題があるとは思えない。
キャーッチャー?打者との歯車?
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6回にランナー2人を残して降板した。
1死1・3塁で一つ牽制球を投げたところでジラルディが出てきた。
監督の頭に何か嫌な予感が浮かんだのだろう。黒田の顔には未練があった。
しかし、100球を越えていたし、交代は仕方がない。
前日、エースのサバシアで負けていただけに、ここで踏ん張れば評価も上がる
はずだったが、ベンチやファンの期待にこたえられなかった。

いずれにしても、序盤に失点するのをなんとかしなければいけないだろう。
これで、1-3回の防御率は6.67になった! 4回以降が2.39だから余計に目立つ。

ダルビッシュが9試合目のマウンド。
前回登板は投げ方をすっかり変えて
頭脳的な投法だった。あまりにも
順調過ぎて怖いと思わないでもないが、
彼の力から考えたらそんなに驚くことでは
ないのだろう。
ベタだが不振のイチローとの対戦に注目。


いきなり150キロのストレート、続いて151キロ、3球目は大きく曲がるカーブで
バットに空を切らせての三振…これじゃあ、「こりゃ、調子いいなあ」と思ったって
仕方ないよなあ。ハハハ。
ところが、次のバッターにはストレートのフォアボール。
続くイチローに1塁線を破られてデビュー戦以来7試合ぶりに初回に失点した。

ただし、4番シーガー、5番モンテーロは変化球で空振りの三振に打ち取った。
19球目、153キロスのトレートはナポリのミットが小気味いい音を立てていた。
三者凡退だった2回の最後の球もこの日の最速153キロだった。
ストレートには力を感じたし、130キロ台のカーブを効果的に使っていて、調子が
悪いようには見えなかった。

3回にも1死1・2塁からイチローのヒットと送球エラーで2点を追加された。
相手の先発がここ2試合はよくなかったがメジャーを代表するヘルナンデスだけに
3点でも苦しいところだったが、犠牲フライで4点目も失ってしまった。
4回には無死満塁(三つのフォアボール)からヒットで追加点を許し、96球だったが
メジャー最短の4回でマウンドを降りた。
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思えば、デビュー戦でもマリナーズには1,2回で5点を失っている。
地元紙には、あの試合の3回から前回の登板終了までの防御率は1.94だった、と
書かれていた。逆に、マリナーズ戦の防御率が8.38であることは書かない。ハハハ。

繰り返すが、この日のダルビッシュが不調だったとは思わない。
調子は悪くないのに勝てなかった。あらゆるスポーツでしばしば起きることだ。
どこかに思いがけない敗因がひそんでいるのだろう。
敢えて探してみた。素人のざれごととして読んでほしい。

三者凡退だった2回の最後の打者を三振に打ち取ったのだが、10球粘られていた。
4,5球ですんでいたら違ったのではないか。あそこでリズムに乗り損ね、調子が
狂ったのではないか…と思うのだ。敢えての話だし、素人の観察だ。笑っていい。
ハハハ。

4回が終ったところでワシントン監督がダルビッシュをそばに呼んでいる。
監督が話す前にダルビッシュが謝罪した。
「先発としてもう少し投げなければいけないのにそれができなかったし、4安打で
こんなに点を取られた。アプローチと内容がよくなかった」と。
監督の話は「こういう日はあるよ。君は短い間にたくさん投げてきたし これからも
チームのためにたくさん投げることになる。君を傷つけるつもりはないよ」だった。
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さらに監督は「絶対に謝るな」とも言ったそうだ。メジャーの基本的な考え方だ。
“君はエースとして精いっぱいやったんだろう?だったら、謝るな”ということだ。
KOされたピッチャーが暗い表情でベンチに座っている日本野球とは“哲学”が
決定的に違うのだ。

和田は手術で1年をDLで過ごすことになった。
松坂はまだ昇格のめどが立たないようだ。
岩隈はブルペンで気のせいか力のない目をしている。
黒田の調子が上がらない。

…うーん、順調にきていたダルビッシュまでつかまってしまったか。
次回報告のときには日本人ピッチャーの明るい話を書きたいものだ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-05-23 09:01 | メジャー&野球全般 | Comments(1)
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右足でキックしたボールがゴール左隅のネットを揺らした瞬間、ドログバはこの日 
2度目のヒーローになりました。もちろん 個人の喜びはどうでもよかったでしょう。
チーム競技のよさは、何があっても最後は仲間全員で喜び、全員で悲しむところに
あるのですから。チェルシーにとって初めてのビッグ・イヤーですか。
オイル・マネーにものを言わせて、手当たり次第にいい選手を獲得しまくっていた
時期があって、とっくに優勝しているように錯覚してましたが。ハハハ。
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前夜、横になってからこの日が決勝だったことを知りました。
リビングに戻ってビデオをセットするのも面倒なので“間に合えば見る”という
スタンスで臨んだのですが、起きたら延長が始まるところでした。ハハハ。
あまり積極的ではなかった理由は実況です。
ボリュームを下げて見ましたが、この人独特のテンションとリズムが、試合を見て
私が持つフィーリングと大きくかけ離れているのです。

ゲーム中ほとんどしゃべりっぱなしのサッカーはプレーを描写する時間が長いので
この二つが合わないと見ていて“苦痛”です。
彼には、競馬でもサッカーでもファンがいるようですから、ぴったり合う人もいる
のでしょうが、私はダメです。

これで、ヨーロッパのサッカー・シーズンは終わったことになるんですかね。
以前は、UCL決勝のあとも、スペインのリーグが続いていたような気もしますが…。
最近は、こまかいことまったく分からなくて。ハハハ。
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WOWOWでセリエAの放送が始まったのは1991年9月でした。
初めはほとんど無関心でした。よほど熱心なファンでなければ「それ 何?」という
存在だったと思います。
プロデューサーは私がフジテレビ時代にサッカー実況の実績があることを知らずに、
ラジオのアナウンサーたちを起用していました。頭にきて余計興味を持つ気持ちに
なれませんでした。ショート・テンパー。ハハハ。

しかし、10月の半ばごろ、そのプロデューサーが私のところにやってきました。
「11月にダービーというビッグ・マッチを現地から放送することになった。ぜひ
WOWOWのアナウンサーでやりたいのだがどうか?」ということでした。
すぐにOKしました。待ってましたから。ハハハ。
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意気揚々とミラノに乗り込みましたが、「やれるさ」と見得を切って引受けた手前、
下手な実況をしたら笑いものになると、内心は不安だらけでした。
そのときのミラン、インテル、両チームの先発メンバーがこれです。
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お分かりのように、ミランにはファン・バステン、フリット、ライカールトという
オランダ・トリオがいて、対するインテルは マテウス、クリンスマン、ブレーメの
ドイツ・トリオです。当時、世界最高のリーグと言われたセリエの中でもひときわ
華やかな顔ぶれがそろっていました。
ファン・バステンのゴールでミランが先制し、クリンスマンのボレーでインテルが
追いつくという素晴らしい展開でサンシーロは大いに盛り上がりました。

その後も ダービーは毎回、行っていました。カルチョは私のサッカーの原点です。

中でも、ACミランは私の好みのチームでした。
このときのメンバーは布陣まで鮮やかに目に浮かびます。
GKロッシ、DFは右からタソッティ、コスタクルタ、バレージ、マルディーニ。
中盤は中央にアルベルティーニ、サイドにドナドニとライカールトで、フリットは
自由自在にポジションを変えていました。トップはファン・バステン、下がり目に
マッサーロです。そして、この年、前任者のアリゴ・サッキからバトンを託された
ファビオ・カッペッロが指揮をとっていました。いや、懐かしい!
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数年前にマルディーニが引退、ネスタ、インザーギ、ガットゥーゾも今シーズンが
最後になると聞きました。
ネスタはスマートな選手でした。足が遅くなってからは厳しかったですが。
何度オフサイドを取られても、繰り返しDFの裏に飛び出して行くインザーギは
実況しがいのあるFWでしたし、一発レッドをとられてもおかしくないタックルで
相手を威嚇するファイトむき出しのガットゥーゾも好きなタイプの選手でした。
「漢字にすると“根性”」の早野語録とともに。ハハハ。

ミランの次に好きだったのはユベントスでした。
スキャンダルでセリエBに落ちていた時期もありましたが、2011-12シーズンは
6シーズンぶりにスクデットを獲得しました。見事な復活優勝です。“トリプル
増毛疑惑”のコンテ監督1年目の快挙にビックリです。ハハハ。
メンバー表を見ると、知っている選手はデル・ピエロ、ブッフォンとピルロしか
残っていません。一時、引退かと噂されていたデル・ピエロは「まだやめない」と
言っているらしいですが、もう、かつてのプレーは期待できないでしょう。
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プラチニの名を挙げる人がいるかもしれませんが、あの華やかさ、プレーした長さ、
Bに落ちたときも留まったことを考えるとユベントスと言えばデル・ピエロです。
セリエやCLで何度も実況しましたが、ゴールラインが近付き左45度でボールを
持ったときは期待して呼吸を止めたものです。ハハハ。

私がセリエのレギュラー・シーズンの実況陣に加わった93-94シーズンは 彼の
プリンスとしての華々しいデビューと重なるだけに思い入れが強いのです。
“当たり”には強くなかったものの、ひと目見たときから、その美しいプレー・
スタイルにはすっかり魅せられました。
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ここ数年は、セリエを見る機会がありません。
Twellvでミランの試合を放送しているのは知っているのですが、なかなか、食指が
動きません。サッカー自体、代表の試合ぐらいしか見なくなりました。

私が愛したカルチョがどんどん遠くなります。トホホ。

ネット上でこんなものを見つけました。
98-98シーズンのペルージャvsカリアリです。 http://bit.ly/KDpXvy
いいところばかり編集してありますから、自分で言うのもなんですが、
なかなかGJです。ハハハ。
このシーズンは中田がセリエ入りしました。
私のサッカー実況ではこのころがピークだったかもしれません。
たいしたことねえな…などと言わないように。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2012-05-22 07:52 | サッカー | Comments(11)