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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2012年 08月 ( 41 )   > この月の画像一覧

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08/24のツイート

「一般的には・・・」と住吉。一般的にも何も、
「日没する」を「ニチボツスル」と読んだのは
君なんだろう?無知だと責めるつもりはない。
誰にだって知らないことはあるのだから。
しかし、なぜ、「知らずに間違えました」と素直に
謝れないんだい?その方が恥ずかしいよ。


テレビから「知りたがり」の音声が流れていた。何気なく聞きながら、私はPCに
向かって何かの作業をしていた。そのとき、住吉アナの声が耳に入った。
「“ニチボツスル”ところの、と読みましたが、一般的には“ヒ、ボッスル”…」と
釈明する声が。
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話題は、韓国大統領が野田総理の親書を受け取らなかった件だったと思う。
聖徳太子が中国に送った書の一節を引っ張り出して話の展開を図ったのだろう。
正直に書くと、“浅学”につき、「日出づる国の天子、書を日没する処の天子に致す。
恙なきや」がどういう書物に出ていたのか知らない。目にした記憶はあるから、
中学か高校で学んだのだが忘れてしまったということかもしれない。どっちにしろ
よくは知らない。だから、この一文を示されたら、とりあえず警戒する。そして、
モットーである、危うきに近寄らぬことを考えるね。ハハハ。

どうしても読めと言われたら一瞬 困惑することは間違いない。しかし、少なくとも、
“ニチボツスル”と読むことはないはずだ。だって、前段に“ヒ、イヅル国”と
あるのだもの。読むなら、やはり“ヒ、ボッスル”しかないだろう。絶対の自信が
あれば別だが、少しでも不安があったら、確認するのが普通なのに、もったいない
ミスをしたものだ。ハハハ。

ただし、読み方を間違えたことはこの場合“第2義的”なものだ。
納得できないのは、彼女の詫びかただ。「間違いじゃないんですが」と聞こえる。
実況中に間違えてもNHKのアナは「失礼しました」とは言わない。時間をおいて
さりげなく「正しい言い方」をして“間違いは存在しなかった”ことにする。
組織ぐるみ…体質がずるいのだ。彼女はその体質を引きずっているらしい。
だとすると、また、どこでやりそうだね。ハハハ。


受け取らないという親書を再び送ることはない。
誰もがそう思う。しかし、理由として 政府が
「我が国の品位を落とすから」と言うのが分からない。
日本にそんな「品位」があったなんて。
閣僚が揃ってこの言葉を口にするのも違和感があるね。
いかにも「統一」したみたいで。

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自民党時代もそうだったのだろうか?遠い昔のことで記憶が蘇らないが。
民主党政権になってから、特定の問題について総理や閣僚の誰かが口にした言葉を
そのまま“使い回す”傾向が目立ちはしないか?
KARAや少女隊は普通に可愛いと思うし、キムチも食べる。つまり、筋金入りの
愛国者というわけでもないのに、この“親書送り返し”の件は納得がいかない。
品位も結構だが、“誇り”や“主権”や“威厳”も大事にしてほしいものだ。


08/25のツイート

日テレ「24時間テレビ」が始まった。
悪いけど、全部見る気はない。とりあえず、
冒頭だけかな。母局でもないしね。ハハハ。
嵐をメイン司会にするのは視聴率狙いとして
しかたないが、いつも、「善意」を押しつけ、
障害者を前面に出すやり方が好きになれない。

えーと、書き忘れたけど、27時間、バラエティを
やるのも好きじゃない。是々非々なんだ。ハハハ。
(08/27:4分後)


最初のツイートは143回、リツイートされた。toruiwa twitterの歴代2位だ。
フジテレビの27時間テレビがよかったなんてこれっぽっちも思わない。しかし、
それじゃあ、24時間テレビが素晴らしいかと聞かれれば、それも答えはNoだ。
バラエティは中身がなさすぎるし、チャリティはあざとすぎる。どちらにしても、
テレビで仕事をした者の一人として恥ずかしい。
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TLを眺めていて、違和感があるのは、「節電のために放送をやめる方が意味がある」、
「出演者はノーギャラで出るべきだ」、「製作費を寄付すればいい」という意見が
必ず顔を出すことだ。普通にTLを流れているなら黙っているが、@toruiwaで
私宛てに書きこまれたら「その議論に参加するつもりはありません。ごめんね」と
返すことにしている。こういう連中とやり合うのは時間と労力の無駄だからだ。
特に“ノーギャラ”うんぬんなどは議論にならない。“チャリティ”とはもともと
自発的なもので他人がとやかく言う性質のものではないのだから。


08/27のツイート

義足少女の屋久島挑戦は天候が悪くて不発に
終わったという。現地ガイドが「スタッフが
立ち入り禁止区域にキャンプを張っていた」と
書いている件がRTされている。
「確認」された話なのか?
ツイッターの危ういところだ。気をつけたいね。
私は日テレのまわしものではない。


今回は終了の翌日、気になるツイートがあった。
義足の女子高校生が屋久島の縄文杉を見に行くという企画があったのだが、天候が
悪くて挑戦できなかったようだ。これに関して、現地ガイドが書いたとする文章の
一部がTLを流れていた。エッジの効いたツイートはRTの対象になりやすい。
“愉快犯”が多いからだ。真偽を確かめずに、面白がって“拡散”をはかるのだ。
3.11のときにも、フジテレビがらみで根拠が不明、あるいはあり得ない話が無限に
拡散していた。ツイッターは、“成熟”にはほど遠いメディアだと知るべきだ。

ただし、この件については、確かに、現地のガイドさんがその旨を自分のブログに
書いていたようだ。実際にそうだったのだ。昔のことだが、ゴルフ中継や事件の
中継でカメラの邪魔になるからと木の枝を勝手に切ってしまったことがある。
禁止区域への立ち入りなど、いかにもやりそうなことで、元“テレビ屋”としては
これまた恥ずかしい限りだ。


08/29のツイート

なんだか分かりませんが、私のブログに
目下猛烈にアクセスが・・・
理由が分からないのは、ちょとこわい。
ハハハ。 (posted at 12:52:53)


お昼頃から、猛烈な勢いでカウンターが動いていた。特に12時~1時、1時~2時は
ともに2000件を超えた。24時間でさえめったに届かない数字だ。
ツイートしたり、トップ記事の終わりに書き加えたりして情報を求めたが、原因は
はっきりしなかった。
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エキサイト・ブログのリポートで8/29のデータを見て大体のことが分かった。
この日の午前中にダルビッシュが13勝目を挙げていた。
ヤフーのデイリーニュースが各社の記事をアップし、その参考ブログとして私が
7日に書いた「黒田・岩隈…ダルビッシュ~それぞれに悩みあり?~」のURLを
貼り付けてあったようだ。

去年の11月に5000件超のアクセスがあったときもシャラポワ関連のヤフー記事に
同じように古いエントリーのURLが貼られていた。
これからは“異常”があったら すぐにヤフー・デイリーニュースをチェックしよう。


08/30のツイート

「OOO選手」と呼ぶ女性解説者が苦手だ。
呼び捨てで問題ない。
フレンドリーにとは言わないが両国とも
フェアに戦ってほしいね。オリンピック男子の
日韓戦のあとピッチのステップに韓国選手と
並んで話していた清武の姿が目に残る。
 

日韓戦はサッカーもバレーも常に苦しい戦いになる。女子サッカーの韓国の実力は
分からないが、当然、接戦になると思っていた。
解説は、気に入っている野田朱美ではなく、“ばっちり化粧”のOさんだった。
女性解説者の多くが、何を遠慮するのか呼び捨てにせず、“OOO選手”と言う。
わずらわしいし、スポーツのスピード感がなくなる。
事前に、ディレクターやアナウンサーが一言話せば終わることなのに。

オリンピックの3位決定戦後の清武に気づいた人はいなかったのか、反応はあまり
なかったが、敗者の様子に関心がある私にはこのシーンが印象的だった。
試合後の挨拶を終えた清武が水のボトルを手にして隣りの韓国人選手と、笑顔こそ
なかったが、普通に会話していた。ロッカーに続くステップに腰を下ろして。
スポーツのよさはここにあると思うのだ。
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田中が決めた。フジテレビが喜ぶ展開だ。
マイナー競技の場合、テレビはどうしても
スターを作ろうとする。それは民放として
mustなんだ。分かってやろうよ。無理か。
ハハハ。


田中陽子を前面に出し過ぎる…という批判がある。分からなくはない。
ただし、かつての野球のように中継すれば高視聴率が取れた時代とは違う。
“いい中継をする”ことこそが本来の仕事だが、それは“建前”であって、実際は
0.1%でも数字を挙げることがテレビマンにとってのmustなんだ。特に、受信料を
もらわない民放にとっては。

関心がある人は“煽り”や“スター”がなくても見る。問題は、いかにして興味を
持たない人を振り向かせるか、だ。そんな選手がいるなら見てみようかと思わせ、
見た結果、競技の面白さを知ってもらう…そうやって、一人ずつファンを増やして
行かないと、マイナー競技の視聴率は上がらない。

なお、この関連で…

“興味のない人を振り向かせるためです。
若い男女が必死でおめかしするのも、
男子テニスでWOWOWが錦織をスターに
したいのも同じです。w。


…とツイートしたのは、少し行きすぎだったかも。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-31 10:04 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)
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・・・つづき

6位:47リツイート

恐縮だが、もう触れることはないと思うので、
もう一度だけ大住良之コラムについて:
引き分け狙いのなでしこ戦略を「フェアプレー
精神はどこへ」と批判したが、決勝進出を決めた
あとはGK福元やDF陣を誉めあげた。(続 (8/5)


8月5日に書いたエントリー、<“引き分け狙い”について~しつこいようだが
もう一度書いておく~>はおかげさまで多くの人に読んでもらいました。

2010ワールド・カップでは杉山茂樹、金子達仁という、ある種“カリスマ”的な
サッカー・ライターに注文をつけさせてもらいました。怖いもの知らず。ハハハ。
このときも かなりの“反応”がありました。おおむね好意的な…。
正解かどうか分かりませんが、私は勝手に書きたいことを書いているだけにしても、
多くの人がなんとなく感じている部分に“ヒット”するのかなあ、と考えています。
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この記事は日経に連載中の大住氏の“イチャモン”コラムに腹が立って書きました。
現場の事情を熟知している人間が書く話じゃなかったからです。
そして、このツイートは、なでしこが決勝進出を決めたあとのものです。
準々決勝でブラジルに快勝し、準決勝では後半のフランスの猛攻を耐え、決勝の
アメリカに対しても2点を追って、日本中を興奮させるアタックを続けられたのは
あのグループ・リーグ第3戦で主力を少しでも休ませることができたからです。
大住氏がどう強弁したって、佐々木監督の戦略が間違いではなかったことは世間が
認めているはずです。

<私自身は、たとえ準々決勝で勝とうと、そしてたとえ金メダルを
取ろうと、この南アフリカ戦でのなでしこジャパンの試合をずっと
残念に思い続けるだろう。
彼は、“問題”の記事の最後にそう書いていました。
その後は読んでいないので、“たとえ金メダル”は取れなかったものの称賛に値する
立派な実績を残したなでしこに対して、大会後、彼がどう書いたか知りません。
逃げずに、ちゃんと“落とし前”をつけたのかどうかが気になります。ハハハ。


5位:64リツイート

#fujitv でCMが多いと御不満の皆さん。
たぶん25キロぐらいまでに消化しておいて、
後半から終盤はCMは入らないのだと思います。
もう少しの辛抱です。
私が釈明するのもなんですが。ハハハ。
なお、民放ならどこがやってもほぼ同じです。(8/5)

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放送が始まったとたんに“非難の嵐”でしたね。中継を担当したのは母局でしたが、
いまは私も一視聴者ですから、気持ちはよーーく理解できました。ハハハ。
東京、大阪、名古屋などのマラソンを見れば、レース序盤で多くのCMを消化して
“動き”が出始める30キロすぎには入れないようにするのが普通です。

本来、CMの“総量”というのは、時間枠の長さによって決まっているはずですが、
スペシャルものになると、代理店の仕切で“フレキシブル”になっています。
量そのものが多いですから、ツイート通りにはなりませんでした。オリンピックは
スペシャルの中でもスペシャルだったようです。ハハハ。


3位:120リツイート

100メートルでは勝てなかったが、北島康介…
つくづく幸せな男だと思う。 表情は意外に
さばさばしているように見えた。もちろん、
内心は悔しさでいっぱいだろうが。
「申し訳ない」は無用。誰も君を責めない。
金メダルだ連続2冠だと騒いだのは周囲の
勝手なんだから。 (7/30)


柔道の成績が予想以上に悪くて重苦しかったチーム・ジャパンのムードを大いに
盛り上げたのは水泳陣の大健闘だったと言っていいでしょう。
メディアやファンが一方的に「3大会連続の金メダル!」と騒ぐ中でロンドン
大会を迎えた北島はすでに過去2大会の彼ではありませんでした。
表情が“さばさばしている”ように見えたのは、その時点での力を出し切ったと
本人が思っていたからだと思います。
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それでも、チームの中心には北島康介がいました。
400メドレー・リレーで銅メダルが決まったあと、松田が言った「(自分たち)3人で、
康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかないと話し合っていたんです」という言葉は
感動的でした。


最終日の閉会式を中継したNHKに対しては、開会式と同じ違和感があって猛烈に
突っ込みを入れながら見ました。ハハハ。ツイッターでも非難が殺到していました。
一般の人の“いら立ち”の理由は私とは違いましたが。

7位:45リツイート

#nhk では両アナへの非難が殺到している。
速くて読めないほどだ。これだけのスケールに
なると台本がなきゃ難しいから同情の余地はある。
しかし、もっとアドリブでしゃべれないだろうか。
血が通った会話ができないものか…と思う。
普段どんな会話をしてるんだろう? (8/13)

2位:135リツイート

NHKの閉会式の中継に対しては「黙れ」という声が
多いようだ。演奏を聞かせろというわけだ。
気持ちは分かる。同感だ。
しかしNHKには「黙る勇気」はないだろうね。
アナを責めても仕方がない。台本通りにやれと
言われてるんだから。
しかも今始まったわけじゃないしね。 (8/13:4分後)


台本についての話は繰りかえしになるから省略します。
一般の視聴者が腹を立てたのは、「演奏中にしゃべるのはよせ」、「せっかくの演奏を
聞かせろ」、「英国音楽を知らなすぎる」…ということだったようです。
ポール・マッカートニーをはじめ、イギリスを代表する世界的なミュージシャンの
ライブ・パフォーマンスが行われていたのですから、当然です。
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ただし、ここは少し難しいところです。
放送席はたぶん2人でいっぱいですから、大勢の人間を座らすわけにはいきません。
多くのミュージシャンの登場は事前に想定できたでしょうから、音楽に詳しい人を
座らせるべきだったでしょうか?湯川れい子、クリス・ペプラー、赤坂康彦…
なんならシャーリー富岡とか?知らないでしょうね。ハハハ。
彼らだったら、演奏者やパフォーマンスについては知識があるでしょうが、放送の
眼目はオリンピックの閉会式ですから、そこを語れなければ話になりませんよね。

NHKは“そつなく伝えるアナを”と考えて、スポーツ実況のエースTと、普段は
朝のニュースを読んでいる女性アナSを組み合わせました。
見た感想は「誰がやっても同じ」でした。台本にしたがってしゃべるわけですから
予想はできました。Sアナはともかく、Tには期待しましたが裏切られました。
大会中に選手たちが残した“語録”を延々と聞かされることになりました。しかも、
演奏をBGMにして。しかも、例によって、正確だけど感情がこもらない声で。
そりゃ、文句の一つも言いたくなりますって。ハハハ。

今回、さらに大きな問題がありました。
演奏が聞きとれなかったことです。アナウンサーたちのしゃべりも邪魔でしたが、
それ以前に、音声のフィードが悪く、まるで場内ノイズを拾っているようでした。
あれでは、アナウンサーが黙っていても視聴者の不満は消えなかったでしょう。
NHKのミスではないと思いますが、なぜフィードが悪かったのかは分かりません。

“不運”な部分もあったかもしれませんが、よくできた放送ではありませんでした。
大勢の人が見ていただけに、非難が殺到したのは仕方がないでしょう。
今 思い出しても#nhk のTLが流れる速さは強烈でした。
NHKがよく言う“皆さま”の怒りの大きさが見えるようでした。ハハハ。


1位:199リツイート

高揚し、興奮しているのだろう。
解説のKNの声が甲高く、かなり耳障りだ。
90分間を苦痛だと思う人は多いだろう。
女子サッカーを語れる人物はほかにいないのか。
名前だけで起用せず「どんな放送を目指すか?」を
第一に考えてほしい。 (8/7)


8月7日の未明、なでしこが強敵・フランスと対戦した女子サッカーの準決勝は
日本中に大きな興奮と感動をもたらしました。
ただし、スタジオの振りで現地からの映像に切り替わって実況が始まったとたん、
女性解説者(ここではイニシャルに変えました)の声が気になりました。
このツイートは思わずつぶやいたものですが、賛否の声が殺到しました。これまで
1万回以上つぶやいてきましたが、これほど反響があったのは初めてです。
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前半が終わったとき、リツイートが100件を超えていたのに気づいてビックリ。
K嬢には何の恨みもありませんが、声質がダメなんです。
テレビの場合、“素材”は映像と音声ですが、どちらも見る者に眉をひそめさせる
ようなものはNGです。

視聴率にも影響しますから、解説者を誰にするかは大事な要素です。制作者も
真剣に考えて人選しているはずです。
ただし、日本では、名前が売れている人、つまり“人気があった”元選手や監督が
起用されることが多いです。うまく話せるかどうかはどっちでもいいんです。
まして、“声質”なんて。ハハハ。

K嬢の場合、選手入場で盛り上がった拍手・歓声にあおられて気持ちが高揚して
普段でもトーンの高い声がさらに上ずってしまったのは不幸なことでした。
気の毒なことは、ほかにもあります。

まず、彼女を起用したこと。理由はすでに書きました。
もう一つは、アナウンサーからの助言がなかった(…と思われる)ことです。 
「こういうときは、どうしてもトーンが高くなりますから気をつけましょう」と
放送直前にアドバイスしていれば、防げたかもしれません。
決勝のときのK嬢の声がそれほど高くなかったかげには、もしかすると、NHKの
ベテランからの一言があったかもしれません。 http://bit.ly/QjsBb8
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長々と失礼しました。
ちなみに199RTはtoruiwa twitter 史上の最高記録です。驚異の数字です。
もうよほどのことがない限り、ロンドン・オリンピックについては書きません。
みなさんも“おなかいっぱい”でしょうし、私も疲れました。ハハハ。

お願い

昨日の昼ごろから、異常なアクセス数でした。
普段は600~700件なのに、9534!!
もちろん、当ブログの最高記録です。
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このような現象はときどきありましたが、多くの場合、どこかに
このブログのURLが貼り付けられていたそうです。
エキサイト・ブログのランキングに出た、という話も聞きましたが、
真相が分からず、戸惑っています。

昨日から訪問されている方、よろしければ、どこでこのブログを
知ったかを教えていただけませんか?
コメント欄に書き込むとき、「非公開コメント」をチェックすれば
私とあなたしか読めません。よろしくお願いします。

by toruiwa2010 | 2012-08-30 10:13 | アナウンサー・実況 | Comments(2)
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Strong Finishだったダルビッシュ

08/29のツイート
右太ももの違和感で先発を1度回避した
ダルビッシュが間もなくマウンドに上がる。
ケガそのものは心配ないようだが、1-3回の
防御率5.09を考えても立ち上がりは注目だ。
ポスト・シーズをにらんで調子を上げたい
ところだね。


今朝はダラスのダルビッシュとミネアポリスの岩隈の登板が重なりました。
松坂が復活して日本人先発投手が4人になりましたから、今後、こういうケースは
ますます増えるでしょう。困りますが、どこにも文句は言えません。
2台のテレビを並べて、観戦するだけならいいのですが、スコアをつけながらだと
かなり混乱します。しっかりチェックしないと、ひどいことになります。ハハハ。

今日のダルビッシュは、故障上がり、しかも中10日の登板でしたから普段以上に
その立ち上がりは気になりました。失点はしませんでしたが、コントロールが悪く、
とても安心して見られる状態ではありませんでした。1,2、4回、先頭打者を塁に
出していました。
2回はフォアボールと2ベースで0アウト2・3塁、4回はヒットとフォアボールで
1・2塁のあと1アウト満塁までチャンスを広げられました。
しかし、今日のダルビッシュは、球速はそれほどではなかったものの、ボールに
力があってタイムリーを許さず、失点しません。
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投げるほどに調子が出てくることが多いのはダルビッシュの特徴です。
今日もまさにそんな感じでした。
4,5回とストライクが先行するようになり、特に5-7回の3イニングスは圧巻の
ピッチングでした。すべて空振りで6個の三振を奪いました。42球のうち28球が
ストライク…バッターはあっという間にカウントを追いこまれてしまう気分だった
のではないでしょうか?英語でよく言う“Strong Finish”でした。

この試合で2ケタ奪三振が8試合になりました。ざっと調べた限りではメジャーで
トップのようです。2位はR.A.ディッキーの6試合です。立派と言っておきます。

課題は見当たりませんが、強いて言えば、キャッチャーとの呼吸でしょうか。
ソトのサインに何度も首を振っていました。いろいろなピッチャーがいますが、
ダルビッシュは“なにがなんでも”自分の思い通りに投げたいタイプのようです。
ソトとはこれからもコンビを組むのです。少しは信用してもいいと思うのですがね。
ま、人から何を言われても“わが道”を行く人がいます。彼もそうなんでしょう。
そう、かく言う私もそうですが。ハハハ。


勝つには勝ったが…岩隈

08/29のツイート
岩隈は先発初勝利を挙げた7月30日から
おおむね安定した投球を見せている。
5試合の防御率は2点台だし、トータルの
3.64もローテーション・ピッチャーとして
十分合格の数字だ。
課題は76球以後の被安打率が.385と
極端に悪くなるところだ。


今日は岩隈も制球に苦しみました。3回まで毎回 先頭打者の出塁を許しました。
フォアボール、デドボール、フォアボール…いったいどうなるのかと。ハハハ。
3回は2者連続フォアボールとワイルドピッチ、パスボールで0アウト2・3塁、
打順がトップに戻るという大ピンチ!
結果的に、ここを犠牲フライによる1点で切り抜けたのが勝ち星につながりました。
4回まで4四死球でノーヒットという内容です。いいのか、悪いのか…評価する
言葉を知りません。ハハハ。
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3回が終わったとき、ストライク24球でボールが25球! あり得ない数字です。
6回の先頭打者に4つ目のフォアボールを出したとき、「代えられるかもね」と
妻に言いました。“心もとない”投球でしたし、球数が80を超えていたからです。
マウアーをピッチャーゴロで併殺に仕留めたことでこの回を投げ終えました。

マリナーズが5-1とリードしていましたが、この回までで岩隈は代わりました。
…というか、代えられました。おそらく、交代を決断するのに 監督はたいして
迷わなかったはずです。93球でしたから、普通は、ローテーション投手をこんな
状況で代えることなないと思います。 “異変”があったようには見えません。
監督の頭には投球数ごとのデータがあったと考えるのは間違っていないと思います。
ここに表示したデータは、前回登板までのものですが、76球以後の打たれかたが、
打率、出塁率、長打率…すべて悪過ぎます。
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6回を1安打、1点に抑えたのですから、本来 堂々たるものですが、内容が伴って
いたかと聞かれれば、言葉に詰まります。
次は、この私にもゴチャゴチャ言わせないピッチングを見せてほしいものです。

とにかく、ダルビッシュと岩隈、揃って勝ちましたが、やきもきする時間が長い
水曜日の朝でした。ハハハ。

なお、今日もマリナーズは勝ちました。
イチローがヤンキースに移ったあと、21-12と好調です。この勝率なら地区優勝も
可能です。だからと言って、「イチローがいなくなったからさ」と言うのはどんな
ものでしょうか。マリナーズ時代のイチローにはことのほか厳しかった私でさえ、
それほど角が立つ、意地の悪い言い方はしません。ハハハ。

たしかに、そうには違いないですが、ただ単純に「いなくなったから」ではなく、
“ケミストリー”(化学変化・組み合わせ)がよくなったと考えるべきでしょう。
イチローのかげで出番がなかったり少なかったりした選手たちがチャンスを得て、
秘めていた能力を発揮し始めたのです。
ここ数年低迷が続き、“チーム再建”を標榜しながら、迷走気味だったマリナーズに
来シーズン以後にへの明るい材料ができたのは喜ばしい限りです。

…もっとも、日本人選手がいなくなる来年のマリナーズを応援する人がどれほど
いるのでしょうかね。
ええ、来年のシアトルにはSUZUKIもKAWASAKIも走っていません。ハハハ。


普段お読みでないかたへ

ものすごくアクセスが増えています。
よろしかったら、このブログ/記事をどこで知ったか
コメント欄で教えてもらえますか?
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by toruiwa2010 | 2012-08-29 16:22 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
普段お読みでないかたへ

ものすごくアクセスが増えています。
よろしかったら、このブログ/記事をどこで知ったか
コメント欄で教えてもらえますか?
承認制ですから、御希望なら画面には表示しません


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しつこい、と叱られそうですが、放送がらみについてもう一度だけ。

オリンピック期間中にざっと750回つぶやきました。メジャーなど別の件にからむ
呟きも多いですが、少なく見積もっても500件はオリンピック関連だと思います。
本人が“へそ曲がり”を認めているほどですから、拒否反応を示す人も多いですが、
発言に興味を持つ人も大勢います。世の中はそういう構造になってるんですね。
捨てる神あれば拾う神あり。ちょっと違うけど。ハハハ。

期間中に目立ったのは、かなりの数の呟きがリツイート(RT)されたことです。
他人の呟きが気に入ったとき、自分のフォロワーにも読ませようと拡散するのです。
そのすべてが“賛同したから”ではないと思いますが、悪い気分ではありません。
もともと、私の呟きがRTされることはあまり多くありませんから。ハハハ。

オリンピック関連の中から、RTが多かった10件について補足&検証し、感想を
書いていきます。

10位:30リツイート

長くかかわったんだから気持ちはよーく分かる。
でも、やはりプロとしてはどうなんだと
いうことになるね。30,40じゃないんだから、
こみ上げる感情をおさえて話を聞いてほしかった。
社内では「よかったよ」ということになるんだろうけど
先輩としてはチト残念。 (8/11)


韓国を破って銅メダル獲得が決まった女子バレーの選手たちにインタビューした
フジテレビ・三宅正治アナが次々にやってくる監督・選手にハグはするし、口調は
完全な“タメ口”になるし…ありていに言えば“トッチラカッテ”しまいました。
アナウンサーだって人間です。喜怒哀楽の感情は一般の人と変わりません。
普段はできるだけ抑えて実況に当たります。後輩ですから、呼び捨てにしますが、
三宅だってそのことはわかっています。しかし、あのとき、あの場に居合わせた
彼には冷静になることが難しかったのでしょう。取材経験のある者ならば気持ちは
理解できるのです。
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局内的には「本音を引き出していた」、「ほほえましかった」ですんだのでしょうが、
ネットの時代は話が簡単じゃありません。
「タメ口がキモイ」、「態度がなれなれしい」と非難ごうごうでした。
これも、分からなくはありません。私も「おいおい」と思いましたから。ハハハ。

帰国後の番組で「何も覚えていない」と話していましたが、相当にテンションが
上がってしまったのでしょう。かえすがえすも惜しまれるのは、普通にやっても、
彼なら、監督や選手との“絆”の強さでいい話が引き出せたはず…という点です。
フジテレビはバレーボールとは強いつながりがあり、かつては、泣いてしまって
インタビューにならなかったアナもいます。泣いてもダメ、親しすぎてもダメ。
とにかく、次は“普通に”やっとくれ。頼むわ。ハハハ。

9位:34リツイート

男子60キロ級キロ級決勝:平岡は一本負けした。
残念だが、平岡にはいいものを見せてもらった気がする。
試合態度はきれいだし、QFの逆転勝ちは胸のすく
ものだった。メダル至上主義ではないが彼のひたむきさが
銀メダルで報われてよかったと思う。 (7/29)


柔道の男子60キロ級キロ級決勝で平岡が一本負けしました。
負けはしましたが、試合中の態度のよさや“ひたむきさ”にすがすがしさを感じ、
銀メダルで報われたなあ、と思っているところに…

4位:65リツイート

インタビュアーは「銀メダルに終わりました」って
聞いたかな?聞き間違いだよね。もし、そう言ったのなら、
すぐに荷物をまとめて帰国しろと言いたい。
準決勝,決勝はビデオでいいと思ったのに、最後まで
見てしまった。こんなことを続けることはできんぞ。 (7/29)

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パソコンに向かっていたので、初めは正確な文脈が分かりませんでした。たぶん、
聞き間違いだろうとも思いました。間違いであってほしいと思いました。しかし、
すぐに、ツイッター上に猛烈な速さで流れ始めた非難のツイートを見て、聞いた
通りなんだと分かりました。
私のツイートは少し感情に走りすぎたかもしれないと、あとで反省しました。
それほど、“終わりました”が突き刺さった、ということなんですが。ハハハ。

ただし、今さら遅いですが、Oアナのために少し弁護しておきます。
一般のかたに分かりにくいのは、取材者と選手・監督は会う機会が増えるにつれて
互いに感情移入するようになるという点でしょう。いい悪いの問題ではありません。
どちらも感情を持った人間同士ですから“自然“のことです。

おそらくOアナは取材の過程で平岡の口から、彼の頭には金メダルしかないことを
イヤというほど聞かされていたのです。それが“残響”として、頭にこびりついて
いたために、「あなたの悲願だった金メダルに届きませんでしたね」という労わりの
気持ちは十分ありながら、言葉足らずになってしまったのだと察します。

ただ、選手と同じで放送も“結果がすべて”です。裏にどんな事情があろうとも、
出てしまったもので判断されます。Oアナは精神的にタフな2週間を過ごしたと
想像されますが、非難は甘んじて受け止めなければいけません。
“安全第一”のNHKアナは絶対にしないタイプのインタビューです。それだけに
「だから、民放はダメなんだ」と“ひとくくり”にされるのが悔しいです。


8位:42リツイート

「閉会式の模様をお送りしました」が最後の
コメントだった。いや「閉会式の模様をバックに
台本に書いてあることを読みました」が正しい
コメントかと。次は、台本を読むにしても
もう少し感情が伝わるアナ、ないしは役者を
選んでほしい。
…これが私の最後のコメント。 (8/12)

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NHKが伝える開・閉会式は台本にしたがっているのが明白です。民放がやっても
あれだけ、スケールが大きく、時間も長いものになれば“台本有り“でしょうが。
ただ、なぜ、こんなに感情が伝わらないのか?と毎回 呆れます。
目の前で繰り広げられているのは、趣味がいいか悪いかは別にして、世界最大級の
ビッグ・イベントです。特等席でそれを見ても、人間が普通に持っているはずの
感情がゆすぶられることはないのでしょうか。“間違わないように”を第一に考えて
ひたすら他人が書いた台本を読むだけでは伝わるものも伝わりません。

改善を望みますが、最低でも、ここ何大会か続いているニュース・アナの派遣は
いい加減でやめてほしいものです。

つづく・・・
by toruiwa2010 | 2012-08-29 08:01 | アナウンサー・実況 | Comments(9)
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08/28のツイート
松坂が8週間ぶりでメジャーの
マウンドに上がる。結果がどう出るか
分からないが、まずはめでたい。
マイナーでそれなりの実績を積んで
きたのだから期待しよう。
とりあえずは立ち上がりに注目だ。
いきなりフォアボールから盗塁だ。
落ち着こう。
 

松坂は、去年のシーズン半ばに戦列を離れてトミー・ジョン手術を受けた。
今年の6月に一度復活したものの5回の先発で結果を出せなかった。
その後、首から背中にかけての故障で休んでいたが、マイナーでじっくり調整し、
再び昇格して今日が最初の登板だった。折しも、チームは“内紛勃発”のあと、
大型トレードを断行した直後だからやりにくい部分もあったかもしれない。

初球が大きく高めにすっぽ抜け、いかにも肩に力が入っている感じだった。
フルカウントから歩かせ、続くバッターの初球に盗塁、悪送球もあって3塁まで
進まれてしまった。
結果的に、犠牲フライで1点を失ったが、あとは落ち着いたピッチングだった。
ストライクが入るようになったのが大きかったと思う。
本人も納得しているに違いない球がいくつかあった。特に、左バッターの外角を
かすめるスライダーが効果的だった。この球に関しては、主審との相性が抜群で
かなりきわどいコースでも右手を挙げてくれた。
どの球審でもストライクに取ってくれるとは思えないところが問題だね。ハハハ。
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ストレートの速さはいいときより5キロぐらい遅い感じだったものの、先頭打者の
出塁を許したのは1回だけだったし、大きな破たんを見せずに7回を投げ切った。
今シーズン最長イニングだ。投球数も100を超えた。しかも、101球中71球が
ストライクという“割合”は文句なしだ。
打線の援護もあって去年5月以来、1年4ヶ月ぶりの勝利を手にした。
ベストのときにくらべたら80%だと思うが、勝てるときはあっさり勝てるものだ。

さあ、これで、どうなんだという話だ。あと6回ぐらいは先発の機会があるが、
今日のようなピッチングができるかどうか?レッドソックとの契約が続くにしても、
他球団に移るにしても、“高く売る”ためにはよほど頑張らねば。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-28 10:18 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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全米オープンが開幕しています。
ナダルの欠場は私だけでなく多くのファンが残念がっていることでしょう。
しかし、膝の故障ですからハードコートは敬遠するのが賢明だと思います。
逆に、ウインブルドンで優勝し、オリンピックでも元気なところを見せ、さらに
前哨戦のシンシナティでも決勝でジョコビッチを破って優勝しているフェデラーは
目が離せません。
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個人的には、もう1人、オリンピックで金メダルをとったマレーに注目しています。
長い間、期待にこたえられず、苦しんだ挙句に、地元開催のオリンピックという
ビッグステージで優勝したことは大きな意味を持つはずです。
ただし、この優勝だけではダメです。次の期待は本当に“化ける”かどうかです。
注文は厳しいのです。ハハハ。

舞台はニューヨーク。世界中で一番好きな街ですから、WOWOWを離れたあとも
毎年この時期になると落ち着きません。いろいろなことが思い出されるからです。

私がいた頃は マンハッタンのほぼ真ん中、レキシントン通りと48丁目の角にある
インター・コンチネンタルによく泊まりました。オフィシャル・ホテルでしたから、
アガシなどのビッグネームも泊まっていました。運がよければ、食事に出かける
クルニコワやシャラポワとエレベーターで一緒になることもあって、そんなときは
テンションが上がったものです。ハハハ。
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街なかにあって、5番街などに出かけたり、なじみの本屋や日本食の店に行ったり
するのにも便利でしたから、このホテルはお気に入りでした。
ただし、大きな欠点がありました。
まず、レストランが高すぎること。これは、周辺に総菜屋がたくさんありますから
大した問題ではなかったのですが、もう一つの電話代が高いことは頭痛の種でした。

1995年、50代のなかばを過ぎて初めて、コンピューターと向かい合いましたが、
ノートパソコンを持ち歩くようになったのは1990年代の終盤でした。
そのころは、どんなホテルでもネットができるという時代ではありませんでした。
プロデューサーが海外出張の滞在先を探すとき、“ネット接続可能”を必須条件に
してもらっていたほどです。今では想像もつかない話でしょう。

そして、電話代が高いことはそのままネット料金が高いことを意味していました。
実況アナウンサーにとって情報収集のためのネットは不可欠になっていましたから、
接続する時間がどうしても長くなってチェックアウトで 目の球が飛び出すほどの
金額を請求されたものです。会社持ちですけどね。ハハハ。

このホテルの料金システムでは 最初の10分が1ドル、それを過ぎると1分につき
10セントずつ加算されることになっていました。初めのころは“20分まで1ドル”
でしたから、ほんの数年で2倍になったわけです。私のように、仕事をするときは
インターネットに長くつなぐのが癖になっている者にとっては厳しい環境でした。
頭にきて 最後のころは、ストップ・ウォッチと“にらめっこ”でやっていました。
19分を過ぎると一度切って、またつなぐのです。マシンの調子によっては切断が
間に合わないこともあって、さらに頭に来たりしました。ハハハ。

待ち合わせの時間にはうるさいほうですが、ぎりぎりまでネットを見ているので
テニスのときは、集合時間にやっと間に合うということがしばしばでした。
今なら、おそらく放送席に持ち込むアナもいるでしょう。私なら そうします。
最新の情報を見逃したくないですもの。

WOWOWが初めて全米オープンを中継したのは1992年です。
柳さんの推薦で解説に加わった坂本真一さんが、初日にIDを忘れ、気づいたのが
大渋滞の中を出発して角を二つ曲がったあとでした。車ごとホテルに戻っていると
スタッフの会場入りが遅れてしまいます。「申し訳ないけど、IDを持って自分で
会場まで来て下さい」と言い渡して、放り出しました。お話はゆったりしてますが、
ああ見えて“そそっかしい”のです。今回は大丈夫でしょうね。ハハハ。
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              坂本さんのフェースブックから拝借:伊藤竜馬と

思い出は尽きません。いろいろありました。

全豪は、たぶん買い手がいなくてWOWOWに持ち込まれたのでしょう。全仏は
テレビ東京が“持ちぐされ”状態の衛星の権利を譲ってくれました。同じように、
全米もWOWOWがTBSから 彼らには用がない衛星の権利を買ったのです。
私の印象では、当時のTBSは全米オープン・テニスを“持て余して”いました。
もともと、彼らが中継を続けていたのも、ゴルフのマスターズと“抱き合わせ”
だったからです。身も蓋もない話ですが。ハハハ。

両方の権利を持っていた代理店から「マスターズをやりたければテニスも買え。
そのかわり、スポンサーは見つけてくるから」と言われていたようです。
“スポンサー持ち込み”は有難かったでしょうが、ゲストまで連れてきていました。
私が初めて行った1992年は前年に続いて長嶋茂雄さんでした。
失礼ですが、長嶋さんはテニスをほとんど知りません。かなり”とんちんかん”な
発言をして実況アナを困らせていたようです。ハハハ。

私は、会うのが数年ぶりでしたから嬉しかったです。ただし、TBSと棟続きの
WOWOWの控室に入ってきた長嶋さんが右手を差し出しながら「やあやあやあ、
お久しぶり、イワサキさん」と言ったときにはずっこけそうになりました。
挨拶するときに相手の名前を言うのは長嶋さん流の“優しさ”ですが、このときは
ちょっと残念でした。ハハハ。

ホテルは、たしか改装したばかりのヒルトンでしたが、えらい目に会いました。
ダニに食われたのです。それも、上半身を何箇所も…。一番タチが悪かったのは、
ワイシャツの襟でも隠れない首筋に、三つ並んだ“痕跡”でした。それはまるで、
オリオン座のようでした。ハハハ。

専門医に診てもらい、処方された薬を塗ると劇的にかゆみは収まりました。
その軟膏“Temovate”は私の強力な味方になりました。なにしろ、蚊に刺されると
何日もかゆかったのに、この薬を塗るとすぐに消えるのですから。
数年がたち、“使用期限”が気になり始めました。全米オープンのたびに探しました。
Temovateそのものは処方箋がなければ買えませんから、NYのドラッグストアで
効用の似たものを教えてもらって手に入れましたが、効き目がまるで違いました。
風邪薬、痛み止め、下痢や嘔吐の薬…アメリカの薬品は効き目が強烈です。本当は、
その分、副作用も警戒する必要があるのですが、“背に腹はかえられない”のです。
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…結果として、Temovateは今もまだ、岩佐家の“薬局”にあって活躍しています。
購入から20年が過ぎましたが、“死ぬまで大丈夫な”量が残っています。ハハハ。

*Temovateの件はArchiveで1年前にも書いていました。すみません。
 だいぶ前だったと思っていました。記憶が・・・。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2012-08-28 07:57 | テニス | Comments(0)
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100%の信頼じゃないね

08/23のツイート
4時15分起床。
オリンピック期間中は「勢い」で起きてたけど、
ひさしぶりでこの早さだと厳しい。
さて岩隈の登板だ。2試合、好投が続いている。
恐れずにストライクを投げ込んでいるからだ。
今日の相手インディアンズは1-8番まで左を
並べている。


安定感を言えば、日本人先発投手3人の今の状態は、誰が考えても、黒田、岩隈、
ダルビッシュの順でしょう。たぶん、チーム首脳の信頼の順位も同じだと思います。
この日も、左バッターを揃えたインディアンズ打線に対して序盤の3回を無失点で
投げ終えました。変化球が切れ、ストライク30球、ボール11球という素晴らしい
内容でしたが、4安打1四球と、走者を出していたことが気になりました。
連勝した最近の2試合は3回まで1安打、0安打、ともに無四球でしたから。

もう一つ気になったのは、投球の“間合い”です。
メジャーを見るときは副音声にしています。正直なところ、私のヒヤリングでは、
60%ぐらいしか理解できませんが、ヒントになる情報が多いし、主音声を聞くと
ストレスがたまりますから、このスタイルは譲れません。ハハハ。

“間合い”は、現地アナのしゃべりを聞いていて、気になったのです。
意味が分かっても分からなくても、彼らのしゃべりのリズムは体が受け止めます。
どうも ほかのピッチャーが投げているときと違うのです。つまり“感じ”でしか
ないのですが、もしかすると、岩隈の投球間隔が微妙に長いのかもしれません。
私の感覚が狂っているだけならいいですが、事実なら、いい傾向ではありません。
体調がベストじゃないのでしょうか。
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投球そのものは大きな破たんもなく、本人が「持ち味」と言っているようですから
“計算づくの”としておきますが(ハハハ)、3併殺もあって、5回まで無失点でした。
この回まで73球でしたから、悪くても7回まではいけると思いましたが、6回に
1アウトからフォアボールとヒットで1,2塁のピンチを迎えました。
ここで5番ブラントリーを苦労の末 空振りの三振に仕留めたのですが、このとき、
ダブル・スチールを決められました。

まだ90球でしたし、“本物の信頼”があれば、続投もあったケースです。しかし、
ウエッジ監督は、ためらわずに左のリリーバーを送りました。それも“アリ”です。
75球までの被安打率が2割3分なのに、76球以後は3割台の半ばまで落ちるのが
気に入らなかったのかもしれません。

監督の采配は間違ってはいませんでした。続くバッターをボテボテのサードゴロに
打ち取ったのですから。運悪く それが内野安打になったのは“結果”に過ぎません。
残念なことに岩隈の勝ち投手の権利は消えました。しかし、全体としては合格点の
ピッチングでしたから、心配は無用です。

次は、現地28日のツインズ戦です。
前回の対戦では7イニングスを1失点でしたから、期待できそうです。


「的中しそう」の予感が的中

08/26のツイート
最近7試合で4勝1敗、防御率は1.39…
特に前2回の登板では17回で1失点と
安定感抜群の黒田がインディアンズ戦に先発する。
相手は9連敗中だし、6月の対戦では7回を
1点に抑えて勝っている。
だから、むしろ気をつけなければいけないね。


予感しなきゃいいのに、“鋭い”のかなあ…余計な予感が頭をよぎります。ハハハ。
いいことが続いたあとや条件的に勝つ要素が揃っていると何となく嫌なものです。
そんな雰囲気をツイートしたのが的中してしまいました。

初めから、ボールが高く、しかも、ストライクにならないのが気がかりでした。
結果的に勝負を決めたのはブラントリーの3ランですが、黒田が気に入らないのは
むしろ先頭のキプニスを1-2と追い込んだあとにぶつけたデドボールではないかと
思います。「うがちすぎだ」と笑われそうですが、はい、 “うがつ”のが好きです。
ハハハ。
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かすった…ではなく、かなり“まとも”に当たりました。
前日、ジーターの頭にぶつけられたことに対する“報復”かという説もありますが、
黒田は「もったいないことをした」という表情でしたから、それはないと思います。
立ち上がりの黒田は制球がままならなかったのです。2回までに3-0が4人なんて
信じられません。その結果は、昨日以前の7試合で5四球+2死球だったのに、
この日は、打者一巡の間に2四球と1死球だったところに表れています。

しかし、黒田が“乱れた”のは2回1アウト1.2塁までで、テシェイラのファイン
プレーに助けられたあとはペースを取り戻し、8回終了まで20人の打者に対して
2安打1死球と堂々たる内容でした。
勝ち投手になってもおかしくないピッチングでしたが、援護がありませんでした。
6回の1死満塁は チャベスのライナーがサードの正面に飛び、マーチンの大きな
ライト・フライももう一つ伸びがなくて無得点、7回の2死満塁はテシェイラが
平凡なフライで点になりませんでした。

私なら、心が折れるところですが、黒田は普段通り、黙々と投げ続けました。
12試合連続で100球を超えていますし、8試合連続QSも立派です。。
7回に内野安打と嫌なデドボールで1死1.2塁になりましたが、ジラルディ監督は
代える“気配”をまったく見せませんでした。
3日前に、同じインディアンズを相手に投げた岩隈が、1-0とリードした6回に
ダブルス・チールを決められて2死2,3塁になったところで交代したのとくらべ、
信頼度の差を感じます。
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ベンチに戻った黒田がいい表情をしていました。となりに座ったキャッチャーの
マーチンと交わしたフィスト・タッチもいい感じでした。無駄なことを言わず、
飾らず、自分の仕事を黙ってこなして行く…“明治の男”の雰囲気があります。
この日もいい仕事をしました。

次は、今回同様中5日で、現地時間31日のオリオールズ戦になりそうです。


イチローのバットがまた湿った?

5試合で17-9、2HRと調子が出かかったイチローですが、今朝早くの試合を含め、
その後の6試合では21-4…また、バットが湿り加減です。
黒田が登板した試合でも、以前ならジャストミートしたはずのボールを打ち損ねて
いました。今シーズン中に 本当によかったときのイチローに戻るのは難しいかも
しれません。
気の毒な面もあります。22日のホワイトソックス戦でした。

08/23のツイート
イチローは2度とも審判に泣かされたね。
2度目は1度目のクレームが影響してると思う。
メジャーの審判はプライドだけで生きてるような
もんだから。ハハハ。
NYYに来てずいぶん打っているようだが、
いまだに出塁率が3割を超えていない不思議。


3打数3三振だった試合です。
第1打席はチェック・スウィングでバットは完全に止まっていましたが、主審の
判定は「ストライク」でした。イチローと監督がクレームをつけると、「バットに
ボールが当たった」と言い変えたようです。どちらにしても三振です。
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第2打席もバットは止まっているように見えましたが、ためらわずにストライクの
コールをされました。これは、主審の“憂さ晴らし”でしょう。彼にしてみれば、
最初のクレームが気に入らないのです。協会にしっかり守られたメジャーの審判は
日本では考えられないほど強い態度に出ますから、こんなことは普通です。
「俺の言うこときかない奴はこうなるんだ」と、見せつけているのです。

35歳にしてメジャー経験7年目だそうですが、マイケル・マッチリンスキーか。
ややこしい名前の主審だが、覚えておこう。いやいや、私がじゃなくて、「この次も
気をつけた方がいいよ」とイチローに言ってるんです。ハハハ。

相次ぐ“悲報”?

故障者リストから復帰した松坂が現地27日のロイヤルズ戦に
先発するようです。日本時間で明日の未明、午前2時35分!!
勘弁してほしいなあ。
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そして、右太ももの違和感で先発を回避したダルビッシュの次の登板は
現地28日のレイズ戦です。
ちょっと待てよ。…と言うことは、岩隈と完全に重なるじゃないか!
話し合え、と言うわけにもいかないしねえ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-27 08:36 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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しゃべる量をどうする?

「シェフチェンコ。切り返して、シュートーッ!」
…恥ずかしいほど裏返った声で描写したあと、私は黙りました。
振り返ると、隣の早野さんもカンのいい方ですから心得たもので、しゃべり出す
心配はありませんでした。2003年5月13日、チャンピオンズ・リーグ準決勝の
第2戦、インテルを相手にミランが先制した場面です。
手元のモニターには、喜びに沸くミラニスタたち、珍しく顔面を紅潮させている
アンチェロッティ監督、抱き合って喜び合うミランのイレブン…次々に頭に浮かぶ
フレーズを飲み込んでゴール・シーンのスローが出るまで31秒、我慢しました。

9月25日。
全米オープン初日のナイト・セッションでは、第1試合のあと、テニス界に偉大な
足跡を残したピート・サンプラスの引退セレモニーが行われました。
舞台が整ったところで呼び出された彼がセンター・コートの入り口に姿を見せると、
2万を超えるスタンドのファンが立ち上がって拍手を送り始めました。
このときも、出席者たちと挨拶を終えた彼がこのスタンディング・オベーションに
思わず嗚咽し始めたところから司会者が話し始めるまで1分53秒黙っていました。
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しゃべりたいのを我慢して画面に語らせる。
すべての人に受け入れられるかどうかは分かりませんが、私の好きなスタイルです。
「もう少し、しゃべったほうがいい」と考える人の中には、試合のハイライトや
年末の総集編などの制作を担当するディレクターもいます。
「チッ、これじゃ盛り上がんないジャン」(ハハハ)とか言ってるに違いありません。
しかし、私はその瞬間を視聴者と共有することを優先するようにしていました。

日本でテレビ放送が始まって50年、「見れば分かることはしゃべらなくていい」と
よく言われます。私たちも、アナウンサーになりたてのころ、先輩から耳にタコが
できるほどたたき込まれました。
しかし、基本はその通りですが、実際はそうも行かないのです。一つ一つのプレー、
技を描写しなくてもいいのは、フィギュア・スケート、体操、ゴルフ、テニス、
相撲など限られた種目だと思います。
まったく実況しないのではなく、「ここからが見せ場です」、「鮮やかに決まりました」、
「見事なパッシング・ショット」、「よく残しました」など、ここという場面では
視聴者の気持ちを惹きつけるように最小限の描写は入れます。
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真逆の種目もあります。ボクシング、競馬などは、“見れば分かる”と承知の上で、
ほとんどすべての動きを言葉で追います。見る人たちが映像で状況を把握しながら、
実況によって気持ちを盛り上げているからでしょう。面白いことに、アメリカでも
この両種目は、日本と同じように“ラジオ風”の実況をしています。

残りの種目は、両者の中間、つまり、少し抑え目に実況しているのが現状でしょう。
たとえば、ラジオなら「センター・サークルにはボールをはさんで手前にロナウド、
向こうにラウール、その向こうにレフェリーのコッリーナさんの顔が見えます」と
しゃべるところを、テレビでは「顔がロナウド、背中はラウール。レフェリーは
コッリーナさんです」で終わりです。
「そのメンツなら、名前も要らないわけだが」などとチャチャを入れないように。
ハハハ。

このように“どれぐらい実況するか”は、種目ごとにこれまでの放送の歴史の中で
自然に“落しどころ”が決まってきたのだと思います。あとは個人差でしょう。
ただし、その“個人差”はしゃべり手と受け手 それぞれにありますから微妙です。
わずかな差でも、実況が多いと感じれば「いちいちしゃべらなくても分かるって、
うるせえな」、逆に情報が多すぎると思えば「どうでもいいことばっかりじゃないか、
余計なことしゃべってないで、プレーを実況しろよ」などとお叱りを受けます。
視聴者もわがままですから、難しいのです。ハハハ。

テン・アンダーの次はジュウイチ・アンダー?

“落しどころ”と似ているものに、用語などについての“不文律”もあります。
たとえば、ゴルフでは、「1から10までは英語で、11以上は日本語で」という、
なんとも“摩訶不思議な”現象が定着しています。
つまり、「ワン・アンダー」、「ワン・ストローク」から「テン・アンダー」、「テン・
ストローク」までは英語のあと、いきなり「じゅういち・アンダー」、「じゅういち・
ストローク」になるのです。いつ、誰が始めたのか 今となっては分かりませんが、
長年こう聞かされてきた大多数のゴルフ・ファンには違和感はないでしょう。
「慣れ」があるからです。
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ところが、20年近く前、NHKの中継で あるアナウンサーが「イレブン・アンダー、
トゥエルブ・アンダー」と言い始めたのを聞いて「おやっ?」と思いました。
ディレクターと話し合った上での“トライ”だろうとは想像がつきました。
しかし、「フィフティーン・アンダー、シックスティーン・アンダー」あたりから
やはり違和感が出てきました。

私の記憶では、この試みはその大会だけで終わりました。本来おかしな言い方に
違和感がなく、正しい言い方のほうをおかしく感じる、それこそおかしな現象が
起きたことになります。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-26 07:28 | 岩佐徹的アナウンス論 | Comments(4)
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前回まで、私の“スポーツ・アナ小史”的な記事が続きました。
今回からは、過去記事に修正を加え、加筆した、放送や実況に
関わるものを連載します。



初めにお断りしておきますが、私はこの国を愛しています。テレビで日本チームが、
あるいは日本人選手がプレーをしていれば、“それなりに”応援をします。
しかし、なぜかマイクの前では“応援放送”ができません。もっとも、ロンドン・
オリンピックで女子バレーの銅メダル・マッチを実況したらどうなっていたかは
自信がありません。ただ、基本的に「日本チームだから」「日本人選手だから」と
番組で特別扱いすることは好きじゃありません。天邪鬼なんでしょうか?ハハハ。

そもそも、私が実況したときの日本人選手、たとえば、伊達、松岡、そして杉山…
みんな、勝率が悪かったんです。
ちょうど負けるタイミングだったにすぎないのでしょうが、しゃべる側からすると、
居心地がよくありません。いつのころからか、プロデューサーとの「あ・うん」の
呼吸で担当を外れるようになりました。

つい先日書いたことの繰り返しになって恐縮ですが、中田英寿がイタリアに渡った
1998年、WOWOWはほぼ毎週、ペルージャ戦を“生中継”したあと、その節の
ベスト・カードを“録画”で放送しました。人気も実力もあったミラン、インテル、
ユベントスも二の次です。抗議もありましたが、中田を見たいというファンは多く、
加入者が増え、ペルージャ戦の視聴率もよかったですから、成功でしょう。しかし、
周囲が盛り上がれば盛り上がるほど、私の気持ちはどんどんさめていきました。
やっぱりアマノジャク。ハハハ。
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私がそのやり方に批判的だったこともあって、ペルージャ戦の担当はそれほど多く
なかったと記憶しています。それで満足か?と言えばそうでもないのです。
中田を応援するのはいい、見たい人が多いから見せてあげたいというのも分かる。
しかし、そのために、好カードが脇に追いやられることに我慢がなりませんでした。
シーズンもたけなわの第20節でした。自分が担当した1位フィオレンティーナ対
3位ミランという好カードが“当然のように”ペルージャ戦のあとの録画放送に
回されたときには、番組の冒頭でこう言ってしまいました。
「サッカーがほんとーにお好きな皆さん、お待たせしました」。
憂さ晴らし。ハハハ。

当時、高原がプレーしていたHSVについても考え方は同じです。
立場としては、割り切って高原ファンのためにもある程度の応援放送をするべき
だったのでしょうが、どうしても抵抗があってできませんでした。
「ガキだ」と言われるわけです。ハハハ。

そんな私ですから、2004年のメジャーの球宴のときはやきもきしました。
覚えている人も多いと思いますが、この年、ヤンキースで2年目をプレーしていた
松井秀喜はファン投票による“最後の選手”として滑り込みで選ばれました。
ケチをつけるつもりはありません。しかし、1年目のときも“組織票”がとやかく
言われていましたし、「本人の気持ちはどうなのだろうか?微妙だな」と思わざるを
得なかったのです。

今年もそうでしたが、何度か、開幕戦を日本で行ったように、MLBはアジアや
中南米にマーケットを広げたいと意欲を見せています。オールスター・ゲームの
ファン投票に日本からも気楽に参加できるようになっていますし、特に、最後の
選手をインターネットで選ぶようになっているのも戦略の一環です。日本からの
投票も明らかに増えているようです。
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オールスター・ゲームは、日本では“夢の球宴”と呼ばれ、「こんな選手たちで
チームを作って戦ったら…」というアメリカの野球少年の夢から始まったものです。
メジャーがアメリカだけのものではなく、世界中の野球ファンのものになった以上、
日本のファンにも「自分たちの夢」の実現を求める権利は十分にあるでしょう。
結果として松井が2年連続で選ばれたことはすばらしいと思います。
ただし、ひいきの引き倒しではなく、あくまで“メジャーの枠”の中でのフェアな
投票であったと信じたいものです。
ついでに、旧ヤンキー・スタジアムのライト・フェンスにあった読売新聞の広告は
“メジャーの枠”を考えない、“自分さえよければ”の典型で醜悪でした。ハハハ。

思い出すのは、2003年の日本の球宴で、実際には試合に登板していない、故障中の
川崎憲次郎投手(中日)に投票が集まった“事件”です。
きわめて意図的なもので例外と考えるべきなのですが、ネット全盛の時代ですから、
やろうと思えば何でもできてしまいます。
いちいち葉書に書いて投票していた時代でさえ、組織投票は行われたのですから。
松井のケースで「よかったな」と思ったのは、最後のいすを争った4人の選手と
くらべて、30HR-100打点ペースを守っていた彼の成績のほうがよかったことです。
by toruiwa2010 | 2012-08-25 08:25 | 岩佐徹的アナウンス論 | Comments(0)
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・・・つづき

美女アスリート

08/16のツイート
「知りたがり」に水泳の寺川綾が出演していた。
先輩・田中雅美との対談だ。スケールの大きな美人だね。
しかも、すっぴんに近い。薄く化粧はしているが、決して
作りものではない。健康美だ。いいものを見せてもらって
いるみたいでなんか嬉しいね。

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73歳でも男ですから、美人を見ると目じりが下がります。ハハハ。
ただし、年を重ねたからだと思いますが、“メーキャップの結果”として美しくても
「ああ、きれいだね」で終わりです。内側からにじみ出るものが感じられ、年齢や
環境にふさわしい美しさを備えた女性にしか関心がありません。
オリンピックはそういう“条件”を満たす美人に出会う絶好の機会です。
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バレーボールの生沼スミエ、水泳の木原美智子が日本のスポーツ界が送り出した
美人アスリートの“ハシリ”だったでしょうか。ロンドン・オリンピックの寺川や
鈴木聡美、潮田玲子、石川佳純、木村沙織…と続く美女の系譜に共通しているのは、
美人であることを少しも鼻にかけていないことです。


もっと出ておいで

08/17のツイート
マリエが芸能界に「復活」している。
NYでアートを勉強していると聞いて
彼女らしいと思っていた。カメラが
好きだと知っていたからだ。
今は、「顔が変わった」ぐらいの話題しか
ないようだが、もっと露出が増えるといいね。
「おバカキャラ」は仮の姿だと思っている。

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「品がないから嫌い」と亡き母はよく言ったものです。
好き嫌いを判定するときの母のものさしは“品”だったようです。
“品”の中身はよく分かりません。なにしろ、ケーシー高峰が大好きでしたから。
「平幹二郎は佐久間良子と結婚したから嫌い」と“理不尽”なことも言ってました。
ハハハ。

そんな母の血が私の体の中に流れているのは間違いなさそうです。
大多数の人が「好きだ」というものがそれほどでもなく、「あれはちょっとね」と
冷めた目で見られるものが好きだったりします。
一流の俳優やタレントについては“特別”応援する気がありません。“二流”として
“必死こいてる”芸人や“ひな壇タレント”に温かい目を向けることが多いです。
ひところ、マリエが画面に現れるとほほがゆるんでいることに気づいたものです。
島田紳助に“おばかセレブ”とキャラクター付けをされてテレビに出始めたころは、
「なんだこいつは!?」と思っていました。
しかし、やがて、「笑っていいとも」のレギュラーになり、コーナー司会をしている
マリエを見て、「単なる“おばか”ではないな」と思い直したのです。
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ほかのいくつかの番組で見たマリエはふだんの“キャピキャピ”した顔ではなく、
落ち着いた口調で「モデルは仕事、テレビは遊び…というか、楽しんでやれれば
いいと思っている。写真はライフワーク」と話していました。
トップ・スターになるタイプではありません。しかし、デビューしたかと思うと
あっという間に“賞味期限”が切れて 消えていく大勢のタレントにくらべれば、
“残る”可能性があるのではないか、と思っていました。

その後 テレビの露出が減り、NYに留学していると聞いていましたが、帰国して
少しずつ復帰するようです。楽しみです。私のような“おじいちゃんファン”も
いるのですから、マイペースでがんばってもらいましょう。ハハハ。

ついでですが、若い騎手の女房になったほしのあきにも同じ評価をしていました。
3年前、芦屋にいるとき、東京にはネットされていない番組でも見かけました。
やしきたかじんなど、難しい関西芸人にも気に入られているようでした。
スターよりも、どこかに“けなげさ”を感じさせるタレントが好きなんです。

どんなに力説しても、この2人について、“品位”を重んじる母が草葉のかげで
賛同してくれるとは思いませんが。ハハハ。
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フランス映画「屋根裏部屋のマリアたち」を
見てきた。半世紀前のパリを舞台に、出稼ぎで
メイドをしているスペイン女性たちの生きざまを
描いた話だ。主演のメイドがマリエにクリソツ!!
今朝ツイートしたばかりだったので仰天した。
テレパシーか!
映画は“大人”にはかなり面白い。


同じ日に見た映画の主役、ナタリア・ベルベケがマリエにソックリでビックリ。
ハハハ。

“商売”なんだ

08/23のツイート
高額バイオリン没収で初めて知ったことが3件。
堀米ゆず子という女性が「世界的に有名な」
バイオリニストだったこと。
バイオリンにパスポートがあるということ。
楽器を弾くことを演奏家は「この商売」と呼ぶこと。
「とくダネ」を見て勉強した。


73年生きてきても知らないことはたくさんあり、テレビに教えてもらうことも
数え切れないほどあります。
“世界的バイオリニスト・堀米”を知らなかったのは、単にお恥ずかしい話。
しかし、「バイオリンなど高額な楽器には『これは、所有者がXXXX年から使って
いるものだ』と記した一種の“パスポート”がある」には驚きました。
彼女はこれを携帯していなかったために名器・ガルネリを“没収”されたのです。
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…自分が悪いんですよね。楽器と一緒にしておかなきゃダメでしょう。
「こんなことは初めて」と被害者のような口ぶりですが、大事な書類を忘れたのは
大失敗です。世界的に有名でもパスポートがなければ、誰もよその国に入ることは
できません。まして、この場合は楽器だし。ハハハ。

楽器と彼女の関係を証明できない以上、それが単なる高価な品、しかも骨董として
扱われても文句は言えません。

思い出すのは1973年、ニューヨークのJFKです。
ディレクターとしてカメラマンと2人で長期取材旅行に出かけ、最初に着いたのが
JFKでした。撮影機材などは常に通関がややこしいので念を入れて書類を準備して
行ったにもかかわらずストップを食いました。「輸入になる。税金を払え」です。

…押し問答の挙句「これは預かる」と言われ、2日後にようやく取り戻しましたが、
人でも物でも国境をまたぐのは大変なことなのです。

ガルネリの件で一番驚いたのは本人談話の「こんなこと初めて」の前に「32年間、
この商売をしてきて」がついていたことです。魚屋さんが「ウチの商売」と言い、
アナウンサーが実況を「商売」と呼ぶのですから、バイオリニストがバイオリンを
弾くことも“商売”には違いはありません。
しかし、聞いたとき、妙に“目からうろこ”でした。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-24 08:50 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)