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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2013年 04月 ( 31 )   > この月の画像一覧

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レッサーパンダを見よ

04/22のツイート

何を隠そうレッサーパンダが大好きだ。
見た人もいるだろうが、同好の士に贈る
かわいすぎる映像。見なきゃ損。 
http://bit.ly/121TmtA

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そのとき、トップにあるものはあまり好きになれない。いつも、2番手、3番手を
応援してきた。性格だから、いつまでたっても治らない。その必要もないだろう。
そんなわけで、パンダよりレッサーパンダの方がはるかに好きだ。誰がどう見ても
そうだろうと思うのだが、世間では“逆”らしいことがまったく理解できない。
たぶん、世間の人はレッサーパンダを知らないのだろう。気の毒に。ハハハ。


ひいきの引き倒し?

04/23のツイート

日ハムの新人・大谷翔平の名前がオールスターゲームの
ファン投票用紙に載るという。どうなのかねえ。
出場試合数がわずかだし、足首捻挫で2軍で調整中…
人気は絶大らしいから投票を得てしまう可能性がある。
これも夢だし過去にも例はあるが、好きじゃないなあ。

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よく知らないのだが、日本の球宴のファン投票は各球団が「わがチームにはこんな
選手がおりますよ」とウインドウに並べるシステムになっているのかな?
それはそれで構わないが、その場合、球団の“良識”が問われるよね。
結局、日ハムは大谷の名前をリストに載せたのか? 載せたとすれば笑うしかない。
人気はあっても、実績はほぼゼロだもの。今年は札幌ドームで第1戦があるからと、
営業面を優先させてそうするのなら、腹立たしい。

そりゃ、球宴の生い立ちを考えたら、藤浪と大谷の対決は一つの夢かもしれない。
しかし…。しかし、なんだかなあと思ってしまう。
総投票数が少ないから、組織票がものを言ってしまうのも問題だね。メジャーでは、
まったくのルーキーを人気だけで球宴に選出することなどは考えにくい。
過去に例がないとは言い切れないが。そもそも、アメリカのファンにはそういう
発想はないと思う。
くれぐれも、人気先行で誰かが選ばれる結果、地道に努力して「今年こそは」と
頑張っている選手の“権利”を奪うことがないように願いたい。


遅々として…

04/25のツイート

間もなく、家を出て病院に行く。
半月板手術でできた傷口を閉じているホッチキスを
とってもらい、リハビリをするのだ。
診察開始は9時なのに。トホホ。


退院の翌日からせっせとリハビリに通っている。病院が休みの日以外は“皆勤”だ。
楽しくはないし、すぐに成果が出るものでもない。“苦行”だが、時間が経過すれば、
普通に外出できるようになるのだと信じて“苦行”に励む。ハハハ。
“苦しい”のはリハビリそのものだけではない。“待つ”ことがまことにつらい。

午前中は9時、午後は2時から診療が始まる。その1時間半前、午前は7時半、
午後は12時半から整理券が配られる。がんばって早い時間に行ったつもりでも
30番台だったりして初めは愕然とした。今では、整理番号配布の時間前後に病院に
行くようにしているが、ご近所さんは本人や家族が整理券を受け取るためだけに
並んでいたりするから、6番目、7番目がやっとだ。

それから、ひたすら時間がたつのを待つ…いや、耐えると言った方がいいかも。
おかげで、本を読む時間はたっぷりある。原書なので、いつもは1冊を読むのに
3ヶ月ほどかかるが、今回、リハビリ開始に合わせて読み始めた、ジェフリー・
アーチャーの「The Sins of the Father」は、文章が読みやすいこともあって、
早くも三分の二を読み終えた。
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決まったトレーナーの指導を受けながらやる運動は20~30分だが、家を出てから
戻るまで、最低でも2時間半はかかる。残り少ない貴重な時間なのに。トホホ。
まだ、長い距離を歩くことはできないから、タクシーを頼むことになる。
マンションのある場所は、よほどツキがなければ、何時間立っていても空車が通る
可能性はないから、配車してもらう。迎え料金を足して1010円、往復で2020円…
それが毎日だからバカにできない。

金と時間…どっちも大事だから、早い回復を目指してリハビリはまじめにやる。
膝の周辺の筋肉を強化するための7~8種類の運動を教えてもらった。病院からは
「各運動を20回ずつ、日に3セット」と言われているが、私は、それを無視して
“30回・5セット”ぐらいやる。過ぎたるは…と分かってはいるが。ハハハ。
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そりゃ言い過ぎだろ

04/28のツイート

アメリカの女性リポーターのツイートが騒動に
なっている。NBAの話で「チームもひどかったが、
コートで見た目が悪かったのはチームだけじゃなくて
ほかにもいたと言う人がいる」としてチアリーダーを
やり玉に。実名で。そりゃ駄目だ。M山並みだわ。


文章の長さから考えると、ツイッターではなく、ブログだったようだ。
いずれにしても、その趣旨は…
「男性はどんな女性がお好みかってことよね。特に、チアリーダーに求めるのは
何かってこと。彼女がいいと言うなら結構だけどあのピッチリした衣装を着るには
彼女、ポッチャリしすぎてないかしら」ということ。

たちまち、非難の声が殺到した。筆者は糾弾され、名指しされたチアリーダーには
同情の声が殺到したという。問題の記事は削除されたらしいし、筆者のツイッター・
アカウントもなくなっているという。当たり前だよね。
常識を働かせば、少なくとも、問題のチアリーダーの実名を出す意味はない。
第一、NBAプレーオフ第1戦に関してほかに書くことはなかったのかと不思議だ。
ま、彼女の任務は“サイド・ストーリー”だったのかもしれないが。おそらく
試合が面白くなかったのだろう。ツイてなかったね。
そのチアリーダーはポッチャリしているのは事実だったし。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2013-04-30 06:39 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)
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久しぶりのミラノ(2003.05.11初出)

ミラノ初日の夜は、6年ぶりに会った古い友人、仲宗根さんと食事に行きました。
ミラノに20年近く住み、イタリアの元貴族の娘さんと結婚しているナイス・ガイ、
91年からダービーで来る度にお世話になったこの街一番のコーディネーターです。
この街でおいしいものを食べたかったら、ヘッド・ウエイターと顔なじみの店が
何軒もある彼にお任せするに限ります。
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東京を出る前から「ミラノはうまいもの食いに行くようなもんだからな」と解説の
早野さんからいやーな念の押され方をした内濱プロデユーサーも、すでに日曜夜の
セッティングを頼んでひと安心でしょう。
だから早野さん、フランクフルトからの乗り継ぎ便ではどんなに可愛いフライト・
アテンダントから勧められても、食事には手を出さないでくださいよ。ハハハ。
ひさしぶりの再会ですから、昔話に花が咲きました。古き良き友、おいしい食事、
最後はグラッパで締めたミラノ第一夜でした。

二日目、朝食のあとホテルを飛び出しました。ドゥオーモへ行きたかったのです。
ブランドの店が軒を連ねたモンテ・ナポレオーネを抜けたところにある大寺院です。
ヨーロッパはどの街に行っても大きな聖堂がありますが、ここのはひときわ大きく、
ミラノのランド・マークになっています。
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なぜ、ここへ真っ先に行ったかと言いますと、かつてダービーでなんどもこの街を
訪れていたころ、この大聖堂の中に入って腰を下ろすと、何ともいえない穏やかな
気分になれたからです。いえ、別に今、気持がザラついているとかいうわけでは
ありません。ただ、なんとなくあのころの自分に戻ってみたかったのです。
残念ながら正面は補修工事中でしたが、中は少しも変わっていませんでした。
0.8ユーロでローソクを買って火をつけ、ちょっとした願い事をしたあと、見事な
ステンド・グラスを見回したり、瞑想したりと、今回の旅ではもっとも充実した、
豊かな時間を過ごせた気がします。

そこを出たあとは、ブラリブラリとウインドウ・ショッピングです。
10年ほど前までは、かなりブランド品に手を出していましたが、今回、ミラノで
買いたかったのはアルマーニのネクタイだけです。…結局、いろいろ買いましたが。
ハハハ。
プロフィルの「嫌い」のところにネクタイと書きましたが、ネクタイそのものが
嫌いなのではなく、「ネクタイを締めること、そのフォーマル感」が嫌いなんです。
ちょっと屈折してますかね。分かる人には分かっていただけると思いますが。
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90年代の半ばぐらいだったでしょうか、円が強くて、一本4000円ぐらいの感覚で
買えた時代があって、私のネクタイはその時期にアルマーニに入れかわりました。
画面に出るとき以外でネクタイをすることはまれですから、長持ちはするのですが、
さすがに、少しは新しいものが欲しいなと思ったときのイタリアです。この機会を
逃わけには行きません。以前、地下の紳士用の売り場には日本人の青年がいて、
買い物を手伝ってくれましたが、オネエ言葉の店員によると3年ほど前にやめて、
ディオールの店に移ったということでした。結局ネクタイを6本買いました。
WOWOWが「宝の持ち腐れ」にさせないで欲しいと思います。ハハハ。

「好き」のところには「イタリアのグリーン」と書きました。
いいグリーンのハーフ・コートが欲しくてこの数年探しているのですが、国内では
微妙なところで満足なものに出会えません。7、8年前に、アルマーニで入手して
袖がほつれるまで着たことがありましたが、その後、イタリアに来る機会がなく
歯がゆい思いをしていたのです。しかも、せっかく来たのに、もう5月に入って
しまいましたからハーフ・コートはウインドウから姿を消したあとでした。
今日、歩きながら見たどのウインドウにも当然ハーフ・コートはありませんでした。
ツキに見放されているようです。

おかげさまで、ユーロ2004を放送できることになりました。
チャンピオンズ・リーグを失って、途方にくれていたところに“救いの神”が手を
差し伸べてくれたという感じですかね。
人によっては、ワールド・カップより面白いとおっしゃるユーロを、これで3大会
連続で中継することになります。今回はポルトガルでの開催です。

2000年に男子テニスの中継でリスボンに行きましたが、若いころから大好きだった
“ファド”という哀愁をおびた民謡にも触れることができ、「4年後に来られたら
いいけどなあ」と思ったものです。それが現実になりました。
UCLがなくなったあと、そこまで、視聴者をどうつなぐかが問題になってきますが、
何か考えてくれるでしょう。私は健康を保つことが一番の課題になります。
幸い、大きな病気の兆候はありませんし、「ホントにこれでいいのか」と思うほど
元気ですから、あまり心配はしていませんが。

では、またあした。

…5ヶ月後に「リーガ・ゲッツ」“事件”が起こり、
この年の暮れには前立腺がんが見つかりました。
心配していませんと言ってる場合じゃなかったのです。
ハハハ。



UCL/SF INTER 1-1 MILAN (2003.05.17初出)

私にとって最後となるチャンピオンズ・リーグの試合が終わりました。
一夜明けて、もっと魂が抜けたようになっているかと思いましたが、そんなことは
ありませんでした。放送が終わった瞬間も、これといった感慨は浮かばず、本当に
感傷的になっているようなら何か一言ご挨拶をと考えていたのですが、結局 普通に
終わることになりました。

たぶん、虚脱感のようなものはこれからじわじわと湧いてくるのだろうと思います。
この業界で長く生きてきましたから、「もっと関りたい」と思うイベントの権利を
他局に奪われたことは過去にもあります。感傷にひたっていても何も生まれません。
「Life goes on」です。何か他の目標を見つけることにしましょう。

きのうは、午前中はのんびり過ごし、午後に入って資料の最終チェック。
5時前にホテルを出ました。去年に続いて少々厄介な仕事がひとつあったのです。
それは、長くチャンピオンズ・リーグの制作を手伝ってくれたウッド・オフィスの
若手、内藤ディレクターのアイディアですが、現地語によるインタビューなんです。
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去年はスペインでのクラシコがテーマでしたから当然、バルセロナとマドリッドで
スペイン語によるインタビューをやらされました。今回は舞台がミラノですから
当然、イタリア語です。去年の総集編を見て、「爺はスペイン語も出来るんだ」と
早トチリした人もいたようですが、出来やしませんよ、そんなもの。ハハハ。
聞くべきことを全部カタカナにしてもらって、それを一生懸命覚えただけです。

今年は、スタジアム前での挨拶が加わりました。なんてヤツなんでしょうか。
こういう「オレは新しいことをやってるんだ」と独りよがりの若いディレクターが
いるから、私たちはテレビで妙なことをやらされるし、視聴者は“しょうもない”
ものを見せられることになるのです。

…とは言うものの、よりいいモノを作るためにいつも努力している(ように見える)
こいつが好きらしいから困ったものですね。
「ま、内藤が言うんじゃしょうがないか」と、ついつい乗せられて、ガラにもない
ことまでやってしまうのです。今年の全豪オープン・テニスで、ビキニの女性に
囲まれた時には殴ってやろうかと思いましたが。ハハハ。

「チャオ ア トゥッティ テレスペッタトーリ、
ダーロ スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ、
ペル セミ・フィナーレ チャンピンズ・リーグ」…


もう終わったことなのにまだすらすら言える自分がかわいそう!ハハハ。

そんなわけで、試合の前にひと仕事済ませてスタンドに上がっていくと放送席は
TBSと隣り合っていて、そこに入社5年目の若いアナがいました。
私を見るとすぐ立ち上がり「TBSのXXXと申します、ヨロシクお願いします」と
実に気持ちのいい挨拶をしてくれました。
TBSはおそらく先輩の指導がシッカリしているのでしょう、若いアナウンサーから
よくこういう挨拶を受けます。
世間では常識ですが、この世界は「若くても自分は一丁前、こんな爺さん関係ない」
と考える若者が多くて、気持ちのいい挨拶を受けるのはまれなのです。

それにしても、私たちは「スポーツ・アナは10年やって1人前だ」と言われて
育ってきましたから、“入社5年目でUCL/SFの実況”は衝撃的です。
35年前の自分をそこに見ている思いでした。そして、そのころの自分にこれだけの
イベントがこなせただろうかとも思いました。思わず、「周りのノイズがすごいから、
最初のテンションが高くなり過ぎないように気をつけた方がいいよ」と一声かけて
しまいました。十分気をつけていてもハイテンションで入って後半には声がかれて
しまった経験があるからです。
局の先輩からもアドバイスはあったでしょうし、余計なことだったかもしれません。
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遅れて早野さんが登場。私を除くメンバーは前夜1時ごろホテルに戻ったあと、
さらに5時近くまで飲み明かしたとかで、みんな少しお疲れです。
それでも、向かって左にインテル、右にミランのウルトラス(熱狂的なファン)が
陣取っての応援合戦が始まると全員の気分はどんどん高まっていきました。

試合はご覧いただいたとおりです。第一戦と同じように激しく両チームの闘志が
ぶつかり合って見ごたえのある内容でした。
ただ、途中から、「このままだとまた0-0かな」という不安が生まれたのは事実です。
それはなんとしても避けたいと思っていた矢先にシェフチェンコの執念のゴールが
ネットを揺らしました。ゴール直後に黙り、歓声を楽しみました。
解説者によっては、指を口元に持っていって「黙りましょう」と合図をしなければ
いけない場合もありますが、早野さんはその辺の呼吸はバッチリなので、まったく
心配ありません。

この試合では、入場からアンサムの終了まで、得点の場面2回、試合終…あわせて
4ヶ所でしばらくコメントをしませんでした。映像と音に語らせたつもりですが、
効果が出ていればいいと思います。
欧米ではもともとのノイズを低く抑えていることが多く、帰国後にチェックすると
まるで効果がなくて「こいつ、しゃべることがなくて黙ってるのか?」と思わせて
しまったのではないかと心配になることがあるのです。私が言う“黙る勇気”には
そういう意味もあるのです。ハハハ。
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結局、試合は1-1の引き分け。アウェイ・ゴールの差でミランがインテルを下して
マンチェスター行きの切符を手にしました。
市内のお祭り騒ぎを取材したクルーの帰りを待って打ち上げが始まったのはもう
午前1時近くでした。普通、あの内容の試合のあとは、解説・実況、スッタフ…
みんな興奮していて賑やかになるものですが、さすがにこの時間、しかも、多くの
連中が前夜も遅くまで飲んでいたこともあって不思議なほど静かな打ち上げでした。
こういうところを盛り上げないとな、内藤?ハハハ。
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“うたげのあとは寂しい”ものですが、まだ実感がありません。
そして、記事の更新に熱心だったため、気がまぎれましたが、逆に、締め切りに
追われる人気作家のごとく、この旅はあわただしいものになりました。
しかし、がんばったおかげか、私がマスコミ人だからか、すごい数のアクセスを
いただきました。ありがとうございます。
オープンから20日足らずで10,000件を超えようなどとは思っても見ませんでした。
楽しんでいただいていれば、苦労した甲斐があるというものです。特に、昨日は
沢山の書き込みがありました。申し訳ありませんが、レスは帰国してからにさせて
ください。何しろ、ヨーロッパのホテルは電話代が高くて。

これで、しばらく更新はおやすみです。今度はパリからテニス話をお届けします。
では、皆さんお元気で。
by toruiwa2010 | 2013-04-29 10:54 | 自薦・厳選300? | Comments(2)
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3年連続のマドリード:CL/SF (2003.05.05初出)

マドリードに着きました。
チャンピオンズ・リーグでスペインに来るのは連続で4年目になります。
マドリードには2001年から連続3回目です。
夜11時20分にチェック・インしたので、まだ、外の様子は分かりません。
天気は、日曜から試合が行われる火曜までかんばしくない予報が出ています。

成田のがらがらぶりにはぎっくりでした。いや、ビックリでした。by ユンソナ…
ちょっとしつこいですかね。ハハハ。
3連休の初日、3日の11時に出発ロビーに入ったのですが、オーバーでなく普段の
3割か、せいぜい4割の人しかいませんでした。SARS、テロへの恐怖心、警戒感が
ここまで人々の海外旅行熱を奪ってしまうのでしょうか。
おかげで、チェック・インも出国審査もスイスイで助かりましたが、多少不便でも
イモを洗うような状態に戻れる日が早いことを願いたいものです。
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13時発のJALはほぼ予定通りに成田を出発してフランクフルトへ。
11時間半のフライトの間に3本の映画を見てしまいました。
まず、“メイド・イン・マンハッタン”、2本目が“ツー・ウイークス・ノティス”で、
2本とも、私の好きな都会派のロマンティック・コメディーでした。
1本目はJ.ロペス主演のシンデレラ・ストーリーで、私はてっきり“Made in
Manhattan”だと思っていましたが、画面に出たタイトルは”Maid in …“でした。
ロペスの役がホテルのメイドさんだったのです。ハハハ。

2本目はS.ブロックとH.グラントが主役の“ありがちな”ストーリーなんですが、
二人が出かけるパーティでノラ・ジョーンズが弾き語りをしていたり、メッツの
野球を見に行けば、ちょうど新庄が打席に立っていたりして 楽しめました。
3本目はサスペンスもので“ザ・トゥルース・アバウト・チャーリー”。
「なんだかなあ」という展開が多くて時間のムダだったかという気がしないでも
ないですが、このところ飛行機の中か家でビデオを見るぐらいでしたから、久々に
たっぷり映画を見た感じがします。

フランクフルトでの乗り継ぎは50分しかなかったので荷物の積み替えがちょっと
気がかりでした。EUへの入国審査(パスポート・チェック)に時間がかかり、しかも、
同行の技術者が持っている放送機材を厳重に調べられたりで少々あせりましたが、
結局は乗り継ぎ便の出発が遅れていてすべてセーフでした。
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マドリードのホテルは私にはなじみのユーロ・ビルディングです。聞きなれない
名前かもしれませんが、四つ星で結構いいホテルです。
何よりも、サンチャゴ・ベルナベウまで歩いて4,5分というのが最高です。
7,8万から10万人収容のビッグ・クラブのスタジアムで試合があると、試合終了後、
機材の撤去と関係者への挨拶をすませて帰るときもまだ周辺はすごい人です。

そんな中を、車で通り抜けるにしろ電車を利用して帰るにしろ、なれない土地での
ことですから、かなり大変です。その点、ここはそれを気にしなくていいのです。
しかも、部屋に荷物を置いてロビーで集合したあと、レストランの奥の一室で軽い
食事をとりながら、話に花を咲かせることもできますから言うことなしです。
余談ですが、海外出張が多いと留守宅の安全が気がかりです。
まして、HPを始めたことで私のスケジュールも筒抜けですから余計なんですが、
妻の甥が泊まりに来てくれることになってそれも解決しました。

心配だったインターネットも一発でつながり、環境は整いました。
明日から臨戦態勢に入ります。ではまた。


「甥が泊まりに来る」は真っ赤なウソです。ハハハ。
考えすぎだとは思いつつ、不特定多数の人たちに、
“家には妻だけ”と思わせたくなかったのです。
当時の記事にはそれほど“毒”はなかったのですが、
たまに物騒な書き込みがあったからです。



UCL/SF REAL MADRID 2-1 JUVENTU (2003.05.06初出)

さあ、いよいよその日が来ました。舞台も役者もそろって、言うことなしです。
心配された雨もそれほど強くなく、逆にその雨が私の懸念を見事に吹き飛ばして
くれました。実はこの時期、ポプラだと思いますが、綿毛のような胞子が空中に
漂っていて、外に出るとこれが目、鼻、のどを襲ってくるのです。
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風の強い日はたまりません。それぞれチクチクする、ムズムズする、むせるという
症状をもたらします。予防法はありません、ひたすら「放送中、鼻とのどにだけは
飛び込みませんように」祈るばかりです。雨のおかげで心配なく実況できました。
ハハハ。

お昼は、おなじみの杉山茂樹さんとご一緒しました。
「スペインでは昼食が一番大事ですから、皆さんシッカリ食べてください」という
コーディネーターの口車に乗せられて、現在“生涯最重量”のため、食事制限中の
私もたらふく食べてしまいました。
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試合の結果はご存知のとおりです。
両チーム共に最高の出来ではなかったでしょうが、いずれも華のあるスター選手が
点を取って、しかもホーム・チームが勝ったという意味で、私としては十分納得が
いきました。多くの同業者がそうだと思いますが、放送に臨むとき、基本的には
ニュートラルです。しかし、ひそかに「ホーム・チーム がんばれ」と願っています。
そのほうが放送そのものが盛り上がるし、特にホーム・アンド・アウェイの場合、
第2戦への興味もつながるからです。

その点、2対1というスコアは理想に近いですし、スター軍団のプレーを文字通り
ナマで見られてこんな幸せなことはありませんでした。試合内容もですが、なんと
いってもスタンドの盛り上がりが素晴らしかったですね。
中盤でジダンがいい形でボールを持つと期待を込めた拍手が沸く、ユーベの選手が
ボールに触れると、それこそ耳をつんざくくような口笛が襲い掛かります。
ピッチ上のサッカーを材料に、スタンドを埋めた全員がその雰囲気を楽しんでいる
感じがよく伝わってきて、第三者であるわれわれも最高の気分になれました。
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試合のあと、興奮の残るスタジアムからホテルにもどり、ささやかに乾杯しました。
WOWOWから正式発表があった通り、チャンピオンズ・リーグは今シーズン限り
となりました。残念ですし、くやしいです。
奥寺さん以外にも、早野さん、信藤さん、水沼さん、野口さん、そして原さん。
個性豊かな解説陣でした。アナウンサーも、仕組んだわけではないのに、柄沢、
田中、八塚、そして私とそれぞれしゃべるスタイルが違うメンバーが揃いました。

放送開始から番組制作にかかわってくれたウッド・オフィスのスタッフともども、
みんなが力をあわせ、胸を張って「いい仕事をしてきた」と言える自信も誇りも
あります。しかし、現実は厳しいのです。
試合中、91年からお付き合いがある奥寺さんとも、これが最後かもしれないという
感慨がずっと私の頭の中にあって、この10数年の思い出が駆け巡りました。
ま、感傷は感傷として、まだ放送は続きます。
5月28日、決勝のとき、私はテニスの中継でパリにいます。夜はきっとテレビで
見るでしょうが、そのときいったいどんな思いが胸をよぎるのでしょうか。

今日、水曜日は休養して、明日、ミラノに向かいます。
では、今度はミラノからお届けします。
by toruiwa2010 | 2013-04-28 08:44 | 自薦・厳選300? | Comments(6)
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連休初日だと言うのに、今日の記事は去年の5月にも
当ブログに登場しています。「何回、読ませるねん」と
クレームの声が上がりそうです。ハハハ。
この3連休の流れにはあった方がいいと判断しました。
恐縮ですが、我慢してください。


長かった4月23日(2003.04.27 初出)


23日(実際は24日)でチャンピオンズ・リーグ(以下、CL)のスタジオからの実況が
終わりました。画面だけを見てスタジアムにいるかのように実況することをオフ・
チューブ方式と言いますが、サッカーの実況者としてはかなり高齢の私にとっては
条件が厳しいやり方です。さいわい、これでCLに限って言えば、現地でのセミ・
ファイナル2試合になりましたから、ひと安心です。

この日は結構忙しい一日でした。
午前中にこの日担当するマンチェスターU対レアル・マドリードの資料作りを
ひととおり終えて、午後はビデオ・チェックに入りました。
初めに、前日の夜NHKが放送したクラシコ、レアル・マドリード対バルセロナ、
次に朝のCL、バルセロナ対ユベントス、そして、最後にレアル・マドリード対
マンチェスター第一戦をチェックしました。全部を見るのはしんどいし(ハハハ)、
どんなプレーがあったか、戦術的に目立つ点があったか、誰がどのポジションを
プレーしていたか…などポイントを絞って見ます。
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普通は、最後の最後に 気に入っている自分の実況テープを見て感じをつかむことで
仕上げをします。誰に何と言われても、自分の実況が一番好きなんです。ハハハ。
しかし、この日は見なければいけないものがもうひとつありました。
それは、なかなかの優れもの、マンチェスターUのヒストリーDVDです。
残念ながら全部は見られませんでしたが、いくつかネタを仕込むことができました。
それが狙いですから、これで十分ですが。ハハハ。

早めに晩御飯を食べて家を出ました。
サッカー担当のときは、睡眠を確保するために、放送の前と後、スタジオ近くの
ホテルでやすむことにしているのです。
今、ヨーロッパはサマータイムですからキックオフは日本時間の3時45分です。
集合は午前2時…それまでに少しでも寝ておかないとつらいものがあります。
いちど、15分しか眠れなかったときはしゃべろうとすることがうまくまとまらず
苦労しました。
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この日はかなり早目の1時すぎに局に着きました。ちょうどロビーでは制作側と
技術さんの打ち合わせが行われていました。2カードを同時に生中継するための
スタッフは合わせると40人ぐらいになるでしょう。

信藤さん、Kアナ、奥寺さんの順に到着して今度はコメンタリーの打ち合わせです。
その打ち合わせが終わったころ、UEFAからのメンバー表が手元に届きます。
マンチェスターは出場できるか心配されていたベロンが先発し、ベッカムではなく
スールシャールが右サイドに入っていました。
レアルはといえば、盲腸のラウルのかわりにグティは分かるとして、ボランチに
マクマナマン! 解説担当の奥寺さんの意見は「イングランド出身ということを
買ったんじゃないのかな」ということでした。
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第1戦がレアルの3-1に終わっているのはマンUにとって厳しい状況でしたが、
スーパー・スターをそろえた名門同士の対決だし、舞台は「夢の劇場」、オールド・
トラッフォード、しかも主審はコッリーナさんです。リハーサルのときから胸が
わくわくしました。こんなことは久しぶりです。

テレビマンとして視聴率を稼ぐために面白い展開を期待するのは当然でしょう。
追う立場のマンチェスターが先に点を取ることを願ったのもまた当然。ハハハ。
しかし、大歓声の中で始まった試合はこちらの思惑とは反対にロナウドのゴールで
レアルが先制、その後も、追いつかれる度にロナウドがネットをゆらして突き放す
展開になりました。
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救われたのは、マンチェスターのファイティング・スピリットが最後の瞬間まで
失われなかったことと、その選手たちにサポーターが大声援を送り続けたことです。
結果はご存知のとおり、レアルが2試合合計得点でマンチェスターを下してセミ・
ファイナル進出を決めました。

早い段階で「レアル勝ち上がり」の可能性が濃くなってしまったのは残念ですが、
私個人は結構のびのびしゃべれて、いつもお叱りを受ける選手名の間違いも少なく、
4ヵ月半ぶりの奥寺さんとのコンビを楽しめました。
そう思った方が多かったのでしょう、展開の割りには視聴率もかなりのものでした。

番組が終わり、ひと息入れているとプロデューサーがセミ・ファイナル用の番宣
(番組宣伝)について打ち合わせるため、スタジオに入ってきました。
奥寺さんと二人で組み合わせについて一言ずつしゃべったあと、「何日の何時から
放送です」と言うのですが、結構大変なんです。
一人で自由にしゃべるなら問題はありませんが、セリフはほぼ決まっている上に
二人で、しかも「編集はしたくないので30秒ぴったりでお願いします」などと
平気で言ってきますからね。ハハハ。
うまいぐあいに3,4回の取り直しで終わりましたが、寝不足にくわえて2時間、
実況したあとですから、情けない声になっていました。
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控え室に戻ると、先にメークを落としていた後輩のアナがさわやかな顔で「いやあ、
こっちはいい試合でしたよ。そちらとは逆にミランが先に先に点を取って、最後は
91分に決勝ゴールですから」と話しかけてきました。「どうしてそういうことを
言うのかなあ」と言いたいところですが、ぐっと我慢して「ああ、そう。それは
よかったね」と返しました。先輩はつらいのです。ハハハ。

… 冗談はともかく、WOWOW 5chを送り出すAスタは1階、193chのBスタは
2階にありますが、今シーズンのCLは2階の方の試合内容がよかったケースが
とても多かったのです。私は全部Aスタを担当しましたから、放送が終ったあと、
勝ち誇ったように喜色満面で引き上げて来るBスタ担当を苦い思い出迎えたことが
いったい何度あったでしょうか。ハハハ。

さて、豪華な顔ぶれのベスト4が出揃って5月に入るといよいよ準決勝ですね。
私の行き先も決まりました。
まず、3年連続のマドリード。ここはスタジアムまで歩いて5,6分なので気分的に
とても楽です。そして、第2戦は4年ぶりでミラノに行きます。
実をいうと、インテルが勝てば文句なしにミラノだったのですが、数日前になって、
プロデューサーから「岩佐さん、もし、クラシコになったら取材の関係で日程を
変更してそちらを担当してもらいますので」と無情の宣告をされていたのです。
「そんなにオレをイタリアに行かせたくないのか、分かったよ」と、バルセロナ・
ファンには申し訳ないのですが今度ばかりは思いっきりユーベを応援しました。
ハハハ。

ホテルで1時間ほどうとうとしただけで帰宅してこれを書き上げました。
ずいぶん長くなりましたが、一回目ということで勘弁してください。
マドリードへ向けて出発するは3日です。それまでにもう一度、書くつもりですが、
現地からもできるだけ毎日、日記風にアップしたいと思っています。

…11泊13日の出張中、マドリードから4本、
ミラノから7本の記事を書きました。
WOWOWがCLの放映権を失うことになっていて
この出張には強い思い入れがあったのです。


明日と明後日は、マドリード、ミラノからの記事を
再録します。懐かしい名前がぞろぞろ出てきます。
オールド・ファン向けだと思います。若い人には
「これ、誰のこと?」かもしれませんが、それは
私の関知するところではありません。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2013-04-27 09:21 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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2003年3月31日に今のマンションに越してきました。
翌4月1日、赤坂の会社(WOWOW)で一人の青年と会いました。
2週間ほど前に、メールをもらっていた若者です。テニス解説者、柳恵誌郎さんの
紹介で、何度かメールをやり取していましたが、会うのは初めてでした。
最初のメールで「手伝いますからホームページをやりませんか」と持ち掛けられ、
かねてから、やっている人がうらやましいと思っていたので、少しためらった上で
やってみることにしました。この日は基本的な打ち合わせのために会ったのです。

しゃべることが商売でも文章を書くことには慣れていませんでしたから、初めは
せいぜい週に1,2回しか更新できないだろうと思っていました。書ける材料が
見つからないと思っていたのです。しかし、4月下旬までにスタートできるなら、
すぐにチャンピオンズ・リーグのSFを現地から実況するし、その1ヶ月後には
全仏オープンが開幕するので、書くことがありそうだと考えてこの時期にしました。
なにごとも最初が肝心ですから。ハハハ。

青年がいろいろデザインを考え、トップ・ページからBBSまでテスト版を作って
メールで送ってくれます。少しずつ修正してもらって、岩佐徹の名に恥じない(?)、
なかなか上品なHPができ上がるまでに3週間近くかかりました。ベースは彼の
センスの良さですから感謝の気持ちでいっぱいでした。
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まず、HPのタイトルを“岩佐徹のon-air/off-air”としました。ギャラリーやBBS、
LINKSといったコンテンツの中にあったのが今も使っている“OFF MIKE”です。
英語として成立するかどうか知りませんが、“マイクを離れて”という意味を込めた
私の造語です。そこに、初めは週に1回、ブログ的な記事を書いていたのです。
当時のHPにはそういうスタイルが多かったようですが、私のHPには“表紙”が
ありました。画面の右下にタイトル、左上にClick me to enter(クリックして
お入り下さい)。“強くクリックしないでね”と添えました。
そして、中央に“岩佐アイコン”をデザインしました。私にポインターを合わせて
クリックすると中に入れるわけです。
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このアイコンは前の年に自費出版した「WOWOWの岩佐ですが なにか?」という
本の表紙や名刺、ツイッターにも使った、いわば私のTM(トレードマーク)です。
本の装丁をしてくれた妻のデザインで、私らしいかなと気に入っています。
ユーロ2000でベルギーに行ったときに撮った写真がベースです。

クリックするとトップ・ページに入り、そこには “toru’s voice”がありました。
季節やイベントごとの挨拶を書くところです。第1回のvoiceにはこう書きました。

テニス/サッカー・ファンの皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
WOWOWで実況をしている岩佐徹です。
95年からインターネットを利用し始め、3,4年たったころから
ホームページをやってみたいと考えていました。しかし、自分の
知識や能力ではとても無理だとあきらめていました。

今回、縁あって手伝ってくださる方と出会うことができて、
バタバタと立ち上げへ向けて作業を始めました。
どうせなら、サッカー、チャンピオンズ・リーグの準決勝、
テニスのグランド・スラム、全仏オープンと続くこの時期に
オープンするのが賑やかでいいのではないかと考えたのです。

自分がHPを持つことなど、不可能だと思っていただけに、
もちろん嬉しいのですが、なにか夢を見ているような心境です。
立ち寄って下さるのは大部分が私のことをご存知の方だと思います。
どうぞ楽しんでください。
そして、まだ整理し切れていませんので「こんなことをやってみたら
どうだ?」など提案、アドバイスをお願いします。
                 2008年4月27日  岩佐 徹

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そうです。当ブログは、その原点から計算すると、明日で満10年を迎えるのです。
7年目に入るとき「せめて10年は続けたい」と書いた記憶がありますが、めでたく、
その日を迎えることができました。感慨深いですし、手あかのついた言葉ですが、
自分をほめてやりたいです。ハハハ。

10年間にはいろいろなことがありました。挫けそうになることもしばしばでしたが、
そのたびに皆さんの励ましで立ち直れました。on-air/off-airのころから続く方、
OFF MIKEが独立してYAHOOに移ってからの方、Exciteで開設した2011年から
来るようになった方…読者歴の長短はさまざまでしょう。皆さんがこのブログを
支えています。そちらにその気がなくても。ハハハ。

予想した通り、初めは苦労しました。材料が見つからないのです。見つかっても、
それを文章にすることも簡単ではありませんでした。多くのWOWOWの視聴者が
開設当初からBBSにせっせと書き込んでくれましたから、日に何度も覗きに行き、
そのたびに、更新されないままのOFF MIKEのページを見て焦りました。
少しずつペースをつかんで調子が出てきて、やっと楽しめるようになりました。

自分が考えていることを公にすることには、ためらいもありますが、受け入れて
貰ったことが分かったときの喜びがたまりませんでした。
開設から1ヶ月後のローラン・ギャロスの期間中などは、夜中でも目が覚めると、
起き上がって書いたりしていたほどです。

苦労したそんな日々から10年…いまでは書くことを楽しんでいます。
ワード1ページ分を書くのもやっとだったのが、よほどのことがないと、短くても
2000文字は書いてしまいます。「なっげえなあ」と思っている人もいるはずです。
YAHOOで独立したときから記事に番号をつけるようにしましたが、この記事が
3570本目です。2000文字平均として、700万文字を軽く超えています。
楽しくなかったらこんなに続きません。ハハハ。

これまでのご支援にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
いずれペースがダウンする日が来るでしょうが、それまでは、誰に何を言われても
マイペースで思ったままを書き続けていきましょうか。岩佐徹の“持ち味”のまま。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-04-26 09:24 | blog | Comments(26)
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04/21のツイート

テレビ朝日「ビッグダディ」始まる。大家族は北(岩手)と
南(宮崎)に別れて暮らすことになる。
このお母さん、がんばる人だけどなあ。ダディ、何とか
ならんのかと思ったけどダメなものはダメらしい。
どんな環境にあっても子供たちの誰一人グレない。
すごいね。

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岩手県で暮らしていた“子だくさん”の林下清志さん一家を長期間、取材した
テレビ朝日のドキュメンタリー番組、「痛快!ビッグダディ」を初めて見たのは
2009年の正月でした。すでに8回の放送が終わっていました。「これまで、なぜ
見なかったのか」と残念でした。
大家族を支えるのは働き者夫婦、貧しいけれど幸せいっぱい…そんなコンセプトの
ドキュメンタリーは何本も見ていますが、これはどこかが違っていたのです。

見始めたとき、すでに1時間近く経過していました。“ビッグダディ”こと清志
(きよし)さんは、離婚して4男4女を抱えるシングル・ファーザーです。
苦労は覚悟の上で、全部の子供を高校に入れるのが彼の願いでしたが、地元高校の
廃校が決まり、一家は奄美大島へ移住しました。
そこに、元妻が離婚後に別の男性との間にもうけた三つ子を連れて舞い込み、復縁。
二人の間にも新たな子供が生まれて…たしか、“最盛期”は子供が12人いました。
計算が合っていれば、ですが。ハハハ。 

その後、再び離婚し、別の女性と電撃的に再婚します。相手はなんと5人の子持ち!
夫婦の間に子供ができて…学校の関係や成長した子供が家を出ていたから、えーと、
そのころ住んでいた豊田や小豆島の家にいったい何人が住んでいたのか、今では
さっぱりわかりません。“大勢”と言うことでご勘弁を。ハハハ。

主人公は、もちろん、ビッグダディです。
貧しい暮らしですが、子供たちのために柔道整復師として懸命に働きます。
ひもじい思いはさせないと、工夫を凝らして食事も作ります。イベントを仕掛け、
遊びを発明し、子供たちを退屈させません。どんなに苦しくても骨惜しみをせず、
決して投げ出すことはありません。子供たちが文句を言わず、ほとんど無条件で
尊敬するのも当然でしょう。
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その父親以上に素晴らしいのが“岩手時代”から行動を共にしている子供たちです。
一人一人が素晴らしい人間性を備えているのに驚きます。
貧しい環境の中で実に素直に育ち、誰一人としてグレていないのは奇跡です。
遊びたい盛り、おしゃれもしたいし、おいしいものを食べたい年頃のはずなのに、
わがままな子供が一人もいません。理不尽な怒りかたをせず、真正面から子供達と
向き合ってきたダディの教育の賜物でしょう。

初めて見たとき、彼らの発言にしばしばうなってしまいました。
ダディのしつけがいいのでしょうが、言葉遣いもしっかりしています。
修学旅行に出かけた、当時中学3年だった次男・熱志(あつし)が、隣にすむ大家に
土産を持参したとき、記憶に頼っていますが、こう言いました。
「夜遅くにすみません。修学旅行に行っていて今日帰ってきました。長崎のお土産、
カステラです。定番ですが」…単語が微妙に違うかもしれませんが、おおむね、
そんな感じでした。
“夜遅い”ことを詫び、カステラを“定番”と言うところなど“ビックリ”です。
いまどきの中学生…どころか、いい年した大人でも、これだけきちんと挨拶できる
人間は少ないでしょう。ハハハ。

彼は、元嫁、つまり、彼の実母が突然一家を訪ねて来たときもあわてませんでした。
彼女が“復縁”を願い、父親がそれを拒んでいる…ということは、彼だけでなく、
“年長組”の子供たちはみんな知っています。母親が姿を見せた瞬間、彼の顔に
「これはトラブルになるぞ」という警戒の色が浮かびました。
頭の中でコンピューターがすさまじいスピードで事態を“計算”している様子が
見えるようでした。ハハハ。

「清志さん(子供たちはしばしばダディをそう呼んでいます)は釣に行ってますけど、
これは知らせたほうがいいですね?」と、母親に告げ、「ただ、“お客さんだ”と
言っておきましょうか?」と尋ねました。つまり、“あなた”が来たと言ったほうが
いいのか、それとも、“ぼかした”ほうがいいのかの選択を迫ったのです!
厳しい環境で育った彼らは、日々の生活の中で、生きていくための知恵を自然に
学んでいるということでしょうか。

そして、ほとほと感心するのは、年下の子供たちの面倒をよく見ることです。
嫌な顔を見せることはありません。むしろ嬉々としています。母親が連れてきた
子供たちにもまったく分け隔てなく接します。
人に言われなくても、自分の役割を見つけて動く。言われたら喜んでやる。
あるもので我慢し、ないものは工夫する…すべてダディの背中が教えてくれました。
正直、学問・教養の点では十分ではないと思いますが、彼らは、どこに行っても
適応力、協調性、忍耐力、リーダーシップなどは満点です。私が経営者だったら
今から内定を出してでも確保したいと考えるでしょう。ハハハ。

ただし、見せられたものがすべてではないと思います。“そこまで撮らせるか?”と
思わせるシーンもありますが、当然、話し合いの結果としてカットされたものも
あるはずです。“ドキュメンタリー”は真実をそのまま記録したもの…ということに
なっていますが、カメラが回った瞬間に、そこに記録されるものは“絶対的な”
真実ではなくなる、と考えるのが自然でしょう。
今回の放送分では、小豆島を離れる一家の見送り風景に明らかな“演出”の匂いを
感じました。初めから折り込んでみていますから、がっかりはしませんが。ハハハ。

プライバシーを“切り売り”していると見ることもできますし、一家の“財政”が
どのように成り立っているかの説明がないことに“不透明感”が付きまといますが、
それを忘れさせる 親子、兄弟間の温かさに惹かれて放送のたびに見ています。
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先日の放送では、2度目の妻、18歳年下の美奈子さんとも別れ、それぞれの道を
歩むことになりました。この奥さんも“男前”でなかなか素晴らしい人でしたが、
少し我慢が足りないために、何かというと清志さんと大喧嘩になり、繰り返すうち、
修復がきかなくなりました。憎みあっての離婚ではありません。元妻にむかって、
「別に、今生の別れじゃないんだよな」と清志さんが言っていました。
“復縁”に含みを持たせて終わったあたり、この番組のプロデューサーはかなり
したたかです。ハハハ。

しかし、いくらなんでも4時間は長いわ。視聴率もよかったようだから言っても
無駄とは分かっていますがね。
次回からは、しばらく2か所に分かれた一家の生活を追うことになりますから、
確実に長くなりますね。おのおのがた、覚悟しましょう。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-04-25 06:42 | 放送全般 | Comments(0)
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寂しいのだろうか、とかく、お笑い芸人は“群れる”傾向があるようです。
先輩が後輩の面倒を見ているうちに、特に気の合う連中が集まって、なんとなく
グループが形成されていくらしいです。
そのグループの一つに“竜兵会”があります。ダチョウ倶楽部・上島が大将です。
芸風は、とても後輩から尊敬されたり慕われたりするタイプには見えませんが、
きっと、第三者には分からない“サムシング”があるのでしょう。
詳しわけではありませんが、メンバーには、有吉弘行や土田晃之といった、今では
人気も実力も上島をはるかにしのいでいる芸人の名前があります。

その一人、有吉が今すごいことになっています。レギュラーが12,3本あると、
先日、話していました。仕切り役は少なく、どちらかと言えば、“ひな壇”にいて、
絶妙のタイミングでコメントすることが多いようです。
特別、気が利いていなくても、彼のツッコミがきっかけになって、笑いが起きたり、
話がさらに広がっていくことが多いのは事実です。少し経験があれば、誰にでも
できそうですが、実際はそうじゃないから有吉に仕事が集中するのでしょう。
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苦労の末に人気を得ている芸人・タレントを見るのが好きです。
有吉は、お笑いコンビ・猿岩石として「進め!電波少年」で衝撃的なデビューをして
人気面では絶頂に登り詰めました。しかし、その“賞味期限”はあっと言う間に
去っていきました。芸らしい芸を持っていなかったのですから当然でしょう。
それから数年間、「あいつら、どうしたかなあ」と思っていましたが、4,5年前から
不思議な復活をしています。

復活のきっかけの一つが“毒舌”でした。
放送開始10周年を祝う「アメトーーク」を見ていると、2007年ごろに竜兵会の
メンバーとして出演し始めたころは目立たなかったのに、あるとき、品川庄司の
品川に“おしゃべりクソ野郎”とあだ名をつけたあたりから火が付いたようです。
以後、“あだな名人”としての出演が増えていきました。

オイルばか…マリエ、泥人形…おすぎ、元気の押し売り…ベッキー、100点では
ないけれど、瞬間的に、誰もが感じていることの70~80%をくみ取って、言葉に
していくうまさはやはり才能でしょう。直感を働かせる作業ですから、ときどき
汚いものが混じりますが、それを除くと、言葉の選び方は的確だと思います。
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相手を決定的には傷つけることが少ない“ほどのよさ”も有吉ブームがこれほど
長く続いている理由ではないでしょうか。
いつかは飽きられるでしょうが、スギちゃんや小島ヨシオ、エドはるみと違って、
登場するたびに同じことをやる芸ではないので、そのスピードは遅いでしょう。
アクのなさもプラスすると思います。
ただし、12,3本は明らかに多すぎますね。ちょっとずつしか見ていませんが、やや
“粗製濫造”気味です。早めに整理しないと共倒れするかもしれません。ハハハ。
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竹田圭吾、橋下徹、ダルビッシュ、そして有吉…私がフォローしている有名人です。
頻繁に覗くわけではないですが、何かがあると、どんなことを言っているかなと
見に行きます。それぞれにフォロの理由がありますが、有吉の場合はツイートの
文章が面白いからです。文字数が制限されている中で人の気持ちをとらえるのは
文章や言葉のセンスでしょう。彼は、リズムがあって、うまいと思います。

最近では…

04/09
松村さんのことをツイッターで呟くと、
松村さんから必ずメールが届く。見ているのだ。
松村さんはツイッターを見ているのだ。
見ているのにツイッターはやらないのだ。
松村!見ているんだろ!ツイッター初めろよ!

トドの目を見ると震える。俺の前世はきっとイワシだ。。。

04/13
コンビニで、良い女いるなぁとチラ見したら、
タレントだった時の敗北感。。。

04/16
『春だから』という理由で全て許されるから春は良い。。。

04/17
何がダメだと問われるが。10個以上ダメなことがあると、
それはもう『無いです』と答えるしかない。。。

04/23
ネガティブです!ってポジティブに宣言したら
それはもうポジティブの階段昇ってる。。。

いま最強の売れっ子ですから当でしょうが、彼のツイッターをフォロワーする人は
230万人に迫ろうとしています。日本人ではNo1です。孫正義の188万強が続き、
以下、篠田麻里子、ROLA、きゃりーぱみゅぱみゅ…と人気者が続いています。

毎日ではないようですが、眠りにつく前に見たい“淫夢”についてリクエストを
書いています。理想とするエロい夢を。それほど過激ではなく他愛がないもので
結構、可愛いです。

昨日は・・・

寝よう。今夜の淫夢リクエストは『声。声がエロけりゃ全てエロい。。。』


ちなみに、有吉は「涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ。と決めている…」と
先日、つぶやいていました。日々の暮らしにも苦労した時代に助けてくれた先輩を、
立場が完全に逆転しても変わらぬ態度をとる芸人の世界をいいと思います。
by toruiwa2010 | 2013-04-24 08:54 | 放送全般 | Comments(5)
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04/20のツイート

容疑者の少年を拘留したと警察がツイートした、
とCNNのHPに出ている。
あちらでは、ツイッターで発表するんだ。
でも、とりあえずよかったね。こんなことで
BOSOXの試合が中止になるのは勘弁だ。

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ツイートしたことで正式の発表としているとは思わない。それじゃ、活字媒体は
いいけど、テレビは「絵にならないじゃないか」と怒るに決まってるもの。ハハハ。
それに、小説の読みすぎかもしれないが、警察の上層部は幹部を回りに立たせて
犯人逮捕を発表する様子がテレビ画面や新聞紙面に登場することで自分をアピール
したがる傾向があるようだしね。

それにしても、アメリカの警察はやることが派手だね。
一般市民でも多くの人が銃を持っているせいか、簡単に発砲する印象がある。
CNNが目撃者の話として伝えたところによると、犯人の少年を逮捕する前にも
およそ20発の発砲があったと言う。そりゃ警官だっていつ撃たれるかわからない…
という恐怖があれば撃つよね。

メジャーを追ってほぼ1シーズン アメリカに滞在した1979年、世話になっていた
日系二世のトムの運転でロサンゼルスからサンディエゴに向かうフリーウエーを
走っているとき、急にスピードが落ちた。気づかなかったが、スピードオーバーで
パトカーに停止を命じられていたらしい。車を止めると、パトカーを降りた警官が
来るまでの短い時間に、いつもジョークばかり言っているトムが真剣な顔で言った。
「いいか、イワサ、俺のやる通りにしろ」と言った。

このときは違反切符を切られただけだったが、「車から降りろ。両手を車の屋根に
ついて足を広げろ」と命じられることがあって、素直に応じないと下手をすれば
“撃たれる”!と言うのだった。特に、抵抗する姿勢を見せたり、ふところに手を
伸ばすなどまぎらわしいジェスチャーはダメなんだ、とあとで話してくれた。
「あいつらは“slant eye”と言って、わしらのことを差別するんじゃ」と、戦前に
父親が広島からアメリカに移住したトムが口惜しそうに言ったことも思い出す。
Slant eye は目が吊り上がっていることを意味する。アメリカの白人がアジア人を
差別するときに使うのだということだった。そのときを除いて、実際に耳にする
ことはなかったが。

このころの新聞でしばしば目にしたのが“Suicide-by-cop”だ。
警察官が自殺するのではなく、警官を“利用”して自殺する行為の意味だ。
日本人には理解しにくいのだが、エアガンなどを手に近づいたり、意図的に怪しい
挙動を見せて、止まれと言われたとき、急に走り出したりすることで警官が自分に
向けて銃の引き金を引くように仕向け、結果として死ぬことを選ぶのだ。

日本の刑事ドラマを見ていると、なぜ刑事たちが銃を持っていないのかと不思議に
思うことがよくある。保管庫から持ち出すためにはしかるべき手続きが必要とされ、
最終的には上司の許可がなければ携帯できないことになっているようだ。普通の
家庭に銃があるアメリカと同じように考えることはできないか、拳銃があったら、
犯人を制圧、あるいは逮捕できただろうにと地団太ふみながらドラマを見るのは
つらいものだ。あ、もちろん、ドラマのために規則を変える必要はないが。ハハハ。
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犠牲者が出たのだから面白がっているわけではないが、今回の事件&逮捕の経過を
見ていると、いろいろ興味深いことがある。
“ツイート”の件はその一つだ。SNSの時代になって、いろいろなことが様変わり
していることは間違いない。

冒頭の、CNNがツイートしていた件は、メジャーをテレビ観戦しているとき、
私のTLに犯人逮捕の情報が流れたので、CNNのホームページに行って見つけた。
貼り付けてあるのはそのとき見たものとは文の構成が違うが、文意はそのままだ。

tweetedは こういうときによく使われるannouncedと違うのでおや?と思った。
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このときは知らなかったのだが、実はCNNは大きなミスをしたらしい。
2日前の生放送中に「犯人が逮捕された」とリポートしていたのだ。どちらが先か
分からないが、APもFOXもボストンのローカル局も同様に報じ、特にCNNは
“こだわった”ようだ。すぐに、別のリポーターからも同じ情報が入ったことと、
第一報を伝えたのが CNNの花形リポーターJohn Kingだったからかもしれない。
携帯電話を使ってあわただしく伝えたらしい。疑う“要素”がなかったのだろう。

しかし、間もなく“誤報”と分かってCNNメンツがつぶれた。…ようだ。
CNNレベルのメディアではかなり珍しいミスだと思う。このあと、Kingの処遇が
どうなるのか?

昔、フジテレビが報道特番の放送中に“スクープ”が飛び込んだことを思い出す。
地方を視察中だった天皇陛下の車が狙撃されたという一報を伝えた。同行記者が
車のバックファイアを銃声と聞き間違えたのだった。この記者は、私の知るかぎり、
その後、この記者は”閑職”に追いやられた。

事件・事故など大きな動きがあるとき、どうしてもテレビが気になる。
ウイル・マカヴォイがアンカーを務めるACNの「ニュースナイト2」が面白い。
えっ、聞いたことがない? 
ああ、そうかもしれない。いま、WOWOWが放送中のアメリカのドラマだからね。
ハハハ。

テレビの世界にいたからかもしれないが、ニュースが出来上がるまで、アンカーと
プロデューサーの関係スタッフ間のあつれきなど、少しやりすぎのところもあるが、
なかなか、よくできている。ゴールデングローブ賞で作品賞、主演男優賞の候補に
なったようだが、リアリティがあって楽しめる。見られる環境がある人はぜひ。

CNN…久しぶりに契約しようかなあ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-04-23 09:16 | 放送全般 | Comments(6)
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10回目の10+奪三振!

04/20のツイート

ダルビッシュ…相手は通算2‐3のマリナーズ。
3敗はすべてセーフコだ。
中6日は過去7回、5‐1、ホームでは通算11‐2
という頼もしい数字もある。マメの影響が出なければ
いいピッチングが期待できるのでは。

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数日前まで、この日は午前8時から黒田先発のヤンキースの試合、午前9時からは
ダルビッシュが投げるレンジャーズの試合が始まる予定だった。去年からスコアを
つけ始めているのだが、2試合重なるとしばしば混乱が生じるので、参ったなあと
思っていたら黒田の登板が1日後ろにずれた。助かったはずなのだが、その試合は
日本時間の午前2時に開始だった。何もかもうまく行くことはないね。ハハハ。

ダルビッシュは1,2回ともに21球を要した。カーブ・スライダーが普段より多い
印象の投球だったが、無失点だった。しかも、六つのアウトは全部空振りの三振だ。
前回の登板でマメがつぶれたあと、中6日での試合だったし、変化球が多いのは
その指にやさしいからかもしれない。

111球で7回を無失点に抑えて交代した。ダルビッシュにして見れば、もう少し
投げたい気持ちだっただろうが、交代は正解だ。ダルビッシュの右腕を頼る場面は
もっと先に間違いなくあるのだから。

3安打、3四球、10奪三振だった。岩隈と投げ合った前回登板では1回に3点を
失ったが、2~6回はノーヒットでぴしゃっと抑えていた。合わせて12回1/3を
無失点だ。特に18奪三振が光る。いくつもの球種で空振りさせられるのが強みだ。
この日の試合でものべ26人の打者に対して15個の空振りを奪っていた。
最も球速がないカーブと最速のボールのスピード差が40キロ前後もあるのだから
相手の打者も苦労するよね。ア・リーグの奪三振数部門でトップに立っているのも
当然だと思う。

初登板の“ほぼ完全試合”から、マメを除けば、状態はずっと安定しているようだ。
去年の勝ち頭だったハリソンが戦列を離れた危機感も彼にはプラスに働くだろう。

次は25日(日本時間)のエンジェルス戦が予定されている。
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黒田、勝ち星を逃がす

04/21のツイート

トロントを相手に黒田が今季4度目の登板。
前回の完封は、散発5安打、9回1死まで
2塁を踏ませない見事なものだった。
ボールが低めにコントロールされ、18個の
ゴロを打たせていた。
チームも最近10試合を8-2と好調だ。
立ち上がりに注目し、援護を期待する。

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1時半に目覚ましをかけて10時過ぎにベッドに入った。シーズン中に5~6回は
これをやらなければならない。東海岸のデイゲームのときは辛い。
もっとも、これがヨーロッパだったら、圧倒的に多い7時開始のナイトゲームの
たびに超早起きを強いられるのだから、そう思うと文句は言えないね。ハハハ。

相手の先発、バーリーは過去のヤンキース戦の数字が悪すぎるのだが、素晴らしい
立ち上がりを見せた。黒田も“我慢の投球”をしなければいけないなと思ったが、
彼らしい粘りのあるピッチングだった。有利なカウントになっても、決して勝負を
急ぐことなく、丁寧に低めを突く投球でゼロを並べて行った。
味方打線が2回に1点、5回に2点を取ってくれる中、1回1死2塁としたあと、
15人の打者に対してフォアボール1個を与えただけだった。

勢いとしては前回登板の流れを持ち込んでいたが、ツキも味方していた。
いい当たりが野手の正面に飛ぶ場面が何度かあったし、2回先頭打者の3-2からの
投球は完全なボールだったが、審判がとってくれた。感謝しなきゃ。ハハハ。
5回に出たユーキリスの2点タイムリーヒットは打球の回転がおかしかったのか、
サードのグラブをすり抜けて行った。勝てるときはこういうものなんだよなあと、
そのときは思った。

ツキが中途半端な面もあった。
5回、3-0としたあとの1死満塁、8回の1死3塁で一本が出なかった。
最後のイニングになった8回1死からの1塁左に飛んだ打球は差し出したグラブの
下を抜けてライトに達した。左利きのオーバーベイは打球に近い方の手にグラブが
あるのだから捕ってほしかったね。右利きだが、テシェイラなら処理できたと思う。

ここまで108球を投げていた黒田をジラルディ監督は代えた。監督の判断だから
黒田も文句は言わないだろう。どのチームもそうやって勝っていくのだから。
そして、リリーフしたロバートソンがタイムリーを2本浴びて同点とされ、黒田の
勝ち星は消えた。しかし、長いシーズン、ブルペンに助けられて勝つことが何度も
あるわけだから納得しなければしょうがない。ネットのトレンドにロバートソンの
名前が挙がっていたらしいが、愚かな話だ。
 
4回2死走者なしから4番エンカーナシオンにフォアボールを与えたが、半分は
意図的だったと思う。前々回の登板から通算して53人目の打者に与えたものだ。
制球の良さが今の黒田を支えていると言ってもいいだろう。
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気をつけよう

2番手投手が同点とされ、3勝目を逃す形になったが
「勝ちが付けば気分は違ったかもしれないが、チームが
勝ったことでよしとしたい」と話した。
(スポニチアネックス)


という記事がある。「」内はすべて黒田の言葉と受け止めない方がいい。
記者「惜しかったですね」
黒田「チームが勝ったことでよしとしよう」
記者「でも、勝ちが付けば気分は違ったでしょうね」
黒田「そうだね」

…そんなやり取りが記事になると、すべて、黒田の発言になる。
さんざん、現場で見てきたから、80~90%間違いない。

今朝の朝日には・・・

降板後に追いつかれたため、つかみかけた自身の
勝ち星が消えたが、「チームが勝ったことでよしとしよう」。


先日も中野美奈子について書いたばかりだが、活字メディアは気をつけないと。

話がそれたが、この試合を見ながらのツイートを2件。

川崎がグラウンドで躍動しているのを見るのは
楽しいものだ。ロジャースセンターでの人気も
高いようだ。しかし、今の人気は「面白いやつ」で
得ているものだよね。
バットとグラブで人気者になってほしい。


マリナーズで自由契約になり、ブルージェイズとマイナー契約を結び、がんばって
メジャーに昇格しただけでも大したものなのに、正位置を獲得したのは立派だ。
今の川崎は身体が躍っている。イキイキしている。アメリカのファンが喜ぶのも
よく分かる。しかし、どうしても違和感がある。去年、在籍したマリナーズでも
プレー以外の話題の方が多かった記憶がある。

本人がよければとやかく言う必要もないが、野球選手の人気はやはりグラウンドで
得てほしいものだと思う。

セルベリがロバートソンの頭を小突く!!
ヤンキースにも阿部慎之助がいた。ハハハ。

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8回、黒田をリリーフしたロバートソンが1点を失って、なおも2死2,3塁の
ピンチだったとき、キャッチャーのセルベリがマウンドに行き、短い会話のあと、
ロバートソンの頭を小突くようにした。帰り際に、お尻を軽くたたくぐらいなら
よく見るが、これはちょっと珍しい光景だった。
ライブのときは副音声だったが、改めてビデオでそのシーンを見ると、NHKは
阿部と沢村の名前は出ていたものの、ごく軽く流していた。まあ、品のいい放送を
したいんだろうけど、私だったらもっと“はしゃいだ”ろうなあ。ハハハ。

いずれにしても、黒田は惜しい勝ち星を逃がした。切り換えて次へ…だね。
次回登板は26日(日本時間)のヤンキースタジアムでのブルージェイズ戦だろう。


いま、最も安定している岩隈

なかなか触れる機会がない岩隈は、今一番安定したピッチングをしている。
先発した4試合、すべてがQS(クオリティ・スタート)だ。
被安打率…つまり、相手打者が岩隈に対して残している打率は.135でリーグ2位。
さらに、1イニングにヒットとフォアボールで何人のランナーを許すかを示すWHIPは
0.35で堂々の第1位だ。26回2/3、ほぼ3試合を投げてフォアボールを二つしか
与えていないのだから当然だろう。
何よりも、マウンドで落ち着いているのがいいね。去年の序盤、中継ぎ要員として
ブルペンで所在なげだったころとは醸し出す空気が違う。ついでに、そのころは、
かなり厳しい書き方をしていた私のリスペクトも違って来た。ハハハ。
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今シーズンは3人の日本人先発投手がそろって好調を維持しているから寝不足も
それほど苦にならない。3人の次の登板はいずれもリーズナブルな時間だ。助かる。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-04-22 06:58 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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アナウンサーのバイト(2003.03.28初出)

しゃべる、あるいはものを読むというのは一種の“芸”かもしれません。
私たちアナウンサーには、その芸を求めて、ときどき声がかかります。
後輩アナのところにプレステ2の「This is football 2003」の“実況”の仕事が
舞い込んだことがあります。

続いてテニス中継でニューヨーク滞在中の私には、同じプレステですが、こちらは
「メジャー・リーグ」の話が来ました。私が、かつてフジテレビで大リーグ中継を
やっていたことを覚えている人がいたのです。
…すぐにお断りしました。当時、自費での本の出版を目指して大忙しだったのと、
後輩アナからその仕事の大変さを聞いていたからです。

「ベッカム」「シュート」という言葉を何通りかのテンションでしゃべる(叫ぶ)…
それを何百、何千パターン、やるのですから、量がハンパじゃありません。
しかも、“1日10時間”で数日かかるというのでは、とても私の手には負えません。

ところが、相手は簡単にはあきらめませんでした。なんでも、発注元の社長が昔の
私の実況を気に入っていて、“なんとしても”ということだったようです。
間に入った制作会社が「会わずに断られたのでは立場がないので、会うだけでも
会ってほしい」と言ってきました。少し興味がわきました。ハハハ。

広報部員同席でお会いすると、厚さ4センチほどの台本が机の上にどーんと置かれ、
「制作のほうはこんな感じです」と、一枚の紙が渡されました。
そこには、作業の進め方などがワープロで細かく説明してあり、そして一番下に、
“謝礼”として7桁!の数字が書かれていました。しかも初めの数字が“1”では
ないのです。言っている意味、分かりますね。ハハハ。
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正直なところ驚きました。長いアナウンサー生活ですが、「副業」でこんな数字を
示されたことはありませんでしたから。
そこまで評価してもらったことには感激しました。しかし一方で、こんな条件で
仕事を始めたら注文も厳しいものになって大変だぞという思いもありました。
どちらにしても「体力的に、自分にはできない仕事」と結論は出ていましたから、
「こういうものは、体力がある若手、それもラジオ出身でノドが強い人でないと
とても無理ですよ」と丁重にお断りしました。
「形に残る仕事だけどなあ」と思いましたし、「\ X,000,000」という数字には、
かなり後ろ髪をひかれましたけどね。ハハハ。

ちなみに、私が断ったあと、誰が実況をやったのかは不明です。
ご存知の方がいたら教えてください。

現役の間は、特定商品のCMぽいものはできませんが、各種の催しものの司会など、
プロの腕を期待してアナウンサーの需要はかなりあります。亡くなった逸見政孝は
ホテルの宴会部に登録して、知らない人の披露宴の司会を毎週末、せっせとやって
いた時期があります。安いギャラでしたが、気にするタイプではありませんでした。
政治好きな部長の時代には、順番で政党や政治家のパーティに行かされましたが、
偉そうにされるのが嫌で、できるだけ断るようにしていました。
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おいしい話を断った数か月後、こんどは普通のナレーションの依頼がありました。
「The History of Football」というタイトルのDVDでした。言葉のとおり、
サッカーの歴史を記録したもので、試合の映像は多くないものの、これまであまり
見かけたことのない古くて貴重な映像がふんだんに使われていて、なかなか面白い
作品です。イギリスで発売されている英語版のジャケットも重厚で魅力的でしたし、
スケジュールも取れたので引き受けました。いいDVDの制作に関われて嬉しい
仕事でした。拘束時間が短く、原稿量が少なく、内容のある作品でギャラがいい…
これだけ条件が整うことはめったにありません。
特に、このDVDは各巻のケースの一番下にプリントされている文字がいいんです。
NARRATED BY TORU IWASA…ハハハ。
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噂によると、今では副業の収入は会社に収めることに
なっているようです。まさか、知人の披露宴の司会などは
届けもしないだろうし、会社を通したバイトでも何割かは
本人に渡るのでしょうけど、なんか、セコイなあ。ハハハ。
そりゃ、顔と名前が売れたのは会社のおかげですけどねえ。


15年ぐらい前、フジテレビで名前が売れはじめていた
後輩アナに「そろそろフリーになるのかな?」とカマを
かけたときのことを思い出します。
「とんでもないですよ。それに副業で結構稼げますから」。
うーん、計算が狂ったね。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2013-04-21 09:11 | 自薦・厳選300? | Comments(0)