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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2013年 12月 ( 33 )   > この月の画像一覧

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フィギュア・スケートの採点に不正がある…そういう声が根強くある。
昨日 書いたが、私は「そんなことはない」という立場でこのスポーツを楽しむ。
彼らが指摘するほど採点がおかしいのなら、監督・選手から不満の声が上がるはずだと、
ずっと思っていたが、認識不足だった。

フィギュア・スケートでは“レフェリー/ジャッジの判定に対する抗議は認めない”と
ルールにはっきり規定されていることを知らなかった。(123条4項)
抗議が認められるのは計算ミスなどに限定されるのだ。

私の知識不足を知って、“私たちは「抗議の制限」に抵抗します”を標榜するサイトから
私宛にツイートが来たのは12月12日だった。この問題をCAS(スポーツ仲裁裁判所)に
訴えようとしているグループだった。

感情的に、声高に“不正、不公平”を叫ぶのではなく、冷静なアプローチでフィギュアの
環境改善を目指す姿勢はいいと思ったので、特定競技団体のルールについてCASが判断を
出すというのはこの組織の役割になじまないと思いつつ、ブログやツイートで紹介した。
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全日本選手権の前日、このサイトが「会場でチラシを配る」とツイートしているのを見た。
ちょっと違うなと思ったので、「残念な方向に向かっていますね」とリプした。
「関係各所の確認はとった。迷惑がかからないように実施する」との返信が来た。
「ぜひその方向で」と書き、同時に「“ときどき黒猫”ブログで、チラシ配布について
紹介いただきました」とツイートしていたことについて、「そのブログの主がほかにどんな
記事を書いているか知ったうえで喜んでいるのならいいけどなあと思いつつ」とリプした。

昨日の記事とダブルが、そのブログは「フィギュアスケート 疑惑の高得点」の著書があり、
“キムの採点は誤審”を主張している黒猫のものだ。私のブログやツイートにも熱心に
目を通し、口を極めてののしってくれている“ありがたい”人物が主だ。

それはさておき、“知っている”どころの話ではないことが後日 判明した。
“にゃんにゃん論争”が始まったあと、彼のブログをとときどき覗いていたが、26日?に
「ISUが提訴される?」という記事が更新されていた。中に「コメント欄でお馴染みの
小川さんは、『sochi123プロジェクト』というファンがISUをCASに提訴するための
ブログを立ち上げました」とあった。
記事の大半は「小川さん」の話の引用だったが、その中に3ヶ所「韓国」を「朝鮮」と
記していた。
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おやおやと思った。
「朝鮮」という言葉が即差別を意味することにはならないかもしれないが、前後を読むと
書いた小川やそのまま転載した黒猫の意図は明白だ。“衣の下の鎧”が見えてしまった。
この時点では、まだsochi123の目指すところを信じたい思いがあったので 二点尋ねた。
韓国を「朝鮮」と記しているのはあなた自身の言葉ですか?と、どうも応対しているのが
「小川」ではなさそうなので、“sochi123イコール小川一”でいいのかどうか?だ。

第1点については…

「周囲に日本語を話す人のいない環境で深く考えずに書いて、
そのまま載せてしまいました。韓国と訂正します。」とのことです。
(以下略)

「ときどき黒猫」の方も修正していただくように依頼いたしました。
時差が13時間あるため、確認に時間がかかってしまいましたことを
お詫びいたします。(以下略)


という、返事が届いた。
しかし、sochi123の代表が小川一かどうかについては最後まで回答がないままだった。
時差はまあまあ理解するとしても、なぜ本人が対応しないのかを理解することは難しい。
そして、日本人だけど日本語が不自由みたいなことをにおわせているが、なに、ブログに
書き込んだコメントを読めば、達者なものだ。そして、古い書き込みの中でも「朝鮮」を
使っている。確信犯としか思えない。

私の指摘を受けてsochi123のブログ内と、ときどき黒猫に転載されていた記事の中も
「朝鮮」は「韓国」に修正された。キム嫌い&岩佐嫌いの黒猫はさぞ悔しかっただろう。
そして、言を左右にして“小川一”が代表であることを認めなかった理由・意味は不明だ。
しかし、すべてを勘案すれば、その通りだと認められる。

小川一がどんな人物かは分からない。
引用されている文章の冒頭部分に「ウチのアメリカ人。航空大学で教えてるでしょ」、
「ウチのおっさん。飛行機乗れない。そこで手を上げたのがオレ」などの記述があり、
男っぽい口調だがアメリカ人と結婚している日本人女性というところだろうか。

引用された文はsochi123のHPに載っていたもので“フィギュアスケートのアンケートに
ご協力ください”というタイトルがついているが、その“アンケートへの協力”は自らが
頻繁にコメントを書き込んでいる黒猫ブログに丸投げし、その前に“キム・ヨナは出ない
ほうがいいんじゃないか。賢明な選択だと思うけど”とわざわざ書いている。
しかも、設問の中には「キム・ヨナの高得点は妥当だと思いますか」が含まれている。
キム・ヨナの採点に“異議あり”と書いている男のHPでこの設問…このアンケートを
どこに導こうとしているのか?“やれやれ感”がぬぐえない。

「小川」の文の終わりの方では活動のためのカンパやボランティアを募っている。
Sochi123 のHPは小川の拠点なのに、プロフィルはない。メールをすれば教えるらしい。
さらに、HPの原文には署名がなく、黒猫のブログに転載された同じ文の最後にはしっかり
“小川一”と書かれている。
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要するにいろいろと“危なっかしい”のだ。
「わたしたちはフェアに応援します」という“衣”をまとったプロジェクトのはずなのに、
その衣の下には「他国を差別する」“鎧”に身を固めた“代表”の姿が見え隠れする。
これで支持者が集まるのかどうか?

私個人は 背景を知らなかったとは言え、“純粋な”プロジェクトだと思い込んで少しでも
かかわってしまったことが恥ずかしい。

12/27のツイート

sochi123 というプロジェクトを陰ながら応援していました。
その旨のツイートし記事で紹介したりしました。
残念な対応があったため、今後のコンタクトをいっさい
断つことにしました。
過去のツイートを削除し、ブログも一部削除します。
お恥ずかしい次第です。

*異論・反論があると思います。
コメントは自由だが、罵詈雑言はもちろん、
感情的なもの、悪意で書かれたものは
承認しないし、削除の対象になります。


ふうーっ、書くべきエントリーを何とか
年内に書き終えることができました。
“基本的に”1月5日まで休みます。
3日前、マンションの中の小さな池に
今シーズン初めて氷が張っていました。
どうか、みなさん、寒さに負けず、元気で
良い(お)年をお迎えください。
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昨日と今日のお昼は、普段も取り寄せている
京都・八起庵の鴨なんば。年越しのうどんだ。
今夜はトラットリア・iwasa 最高のメニュー、
スパゲッティ・スペチアーレ。
美味で消化のいいものを食べて紅白を待つのさ。
ハハハ。

今週、PCに向かう私の前に出てきたスイーツだ。
どう考えても、too much sweetsだろう。
年末年始で2kgぐらい太ることを覚悟せねば。
体脂肪率は30%を超えるなあ。
分かっていても、誘惑に勝てそうもない。
トホホ。1年の最後がトホホって。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2013-12-31 09:44 | フィギュアスケート | Comments(14)
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全日本選手権をはさんでなかなか興味深いやり取りがネット上で行われていた。
一部のスケート・ファンがしつこく主張する「採点に不正がある」かないかについてだ。

人間がやっていることだから、審判が自国選手に加点したり、
そのライバルに対して減点したりすることはあるかもしれないし、
ミスもするだろうが、不正や八百長は考えられない。


…この件についての私の一貫した考え方だ。
そして、採点には一切文句を言わないで受け入れる。そうしなければ、そもそも競技は
成立しないし、楽しめないと思うからだ。

さて、“論争”だが、私の見るところ、しかけたのは“黒猫”だ。
ブログ・“ときどき黒猫”の主で、「フィギュアスケート 疑惑の高得点」の著者だ。
さんざん、私の悪口を書いているようだが、無視しているし、この際関係ない。
*彼のブログ(bit.ly/19vziFb)内の検索欄に「岩佐」と入れると
彼本人と支持者による“上品”な悪口がいやというほど楽しめる。
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@Skater_Sakura 『競技結果や順位が覆るほどの
影響は起こっていない』というのが持論のようですが、
2011年世界選手権女子SPは明らかな誤審でキム・ヨナが
一位となっています。それは無視されるのですか?
kuroneko_az 2013-12-20 10:50:08


問いかけられたのは“うるとらにゃん(以下、うるとら)”と名乗る元スケーターだ。かつて
“強化指定”を受けていたそうだ。2011年5月と去年の2月?に“いろいろ”とあって
現在はブロックしているが、これもこの際は関係ない。ハハハ。

はっきりはしないが、黒猫のツイートはうるとらのこのツイートに反応したものらしい。
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ちなみに…私にだって個別審判レベルの判定に
『GoEの付け方間違ってるやないかい。』とか、
『そのPCS数値はマジで?』みたいなことはあるよ。
でも、そういう事があっても、競技結果や順位が
覆るほどの影響は起こっていない。
JP判定は多人数の平均化が功を奏している。


このあと、ジャブの応酬があって本題に入った。
“ほぼ素人”が細かいことに言及するのは危険なのだが、話を分かりやすくするためには
やらざるを得ないので私が思うこの論争のポイントを整理するとこうなる。
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黒猫:2011世界選手権SPのキム・ヨナの採点には明らかな誤審がある
うるとら:明らかな誤審があれば処分・降格がある。誤審の根拠は?
黒猫:キムは要素抜けとステップアウトという複合エラーを犯している。
うるとら:要素抜けとは?
黒猫:3Lz-3Tジャンプの前に要求されているステップ/動作がなかった。+ステップアウト。
うるとら:あなたが気がついていないだけで、要求は満たしている。***

***3件あとのツイートで映像のURLを貼って、
キムがジャンプの前に行ったステップを説明している。
(左BOバッククロス、右BI右BOチェンジエッジ、
左BIフロントクロス、左BI左BOチェンジエッジ)
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奇特なご仁の手でtogetterで両者のツイートがまとめている( bit.ly/1l7xJ2f )が、以上は
12月22日から23日にかけてのやり取りだ。
その後、話が横道にそれたりしながら延々と続いたが、要するに「キムは求められている
要素(ステップ動作)を満たしていたかどうか」に尽きるのではないのか?

“満たしていない”と考える黒猫が、それなのにしかるべき減点をされなかったのだから
誤審だと主張するのに対し、うるとらは、“満たしている”し、競技の経験者・関係者は
みんな そう考えるだろうと反論している。黒猫があれこれと質問を繰り出し、辟易しつつ
うるとらが答えるという図式が最後(28日)まで続いた。

第三者の目には 競技経験者として、自信をもって「キムはステップをしている。要求は
満たされている」と言い切ったうるとらが優位に立っているように見える。
自説を完全に否定された黒猫には「いや これはステップ動作じゃない」と証明する義務が
あるように思うのだが、それはなされていない。
彼のブログを覗くと「にゃんとも3Lz」という記事があり、中段に以下の記述があった。

本題の複合エラーの件は、そう判断したジャッジも
いるかもしれないが、キム・ヨナはステップをしていた、
という結論になりました。
ただ、このステップについては、見落としただけなのか、
それとも規定された条件に合わないと判断したのかは不明です。


“本題”と書いていることから、彼もそれが最も大事な点だと認識していることが分かる。
しかし、長い記事の中でこのことに直接 触れている部分はごくわずかだ。

そして、たったこれだけの記述の中にいくつかの疑問を抱く。
“…という結論”が二人の間のものか、うるとらにゃんのものなのかが判然としない。
やり取りを読む限りそのようには見えないが、もし、“ステップをしていた”ということで
“二人が”合意したのなら、それは黒猫が間違えたことを意味するのではないか?
彼は「要求されているステップ/動作がなかった」と言っていたのだから。

もし、この結論がうるとらのものなら、黒猫は「そうじゃない。ステップしていない」と
誰もが納得するように反論しなければおかしい。
最後の2行に書かれている“見落とした”、“判断した”のが誰なのかもはっきりしない。
故意とは思わないが、文章があいまいすぎるのだ。
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いずれにしても、この“ニャンニャン対決”はきちんと結論が出ないまま、とりあえず
終了してしまった。残念だ。近づくソチ・オリンピックを前に、いわゆる“不正疑惑”に
決着がつくのが望ましかったが、これではストレスがたまるばかりだ。
途中からは、グローブをつけてリングに上がった二人のボクサーが別々のスパーリング・
パートナーを相手に打ち合っているような様相になっていた。

加えて、togetterのまとめ役が当事者以外を参入させてしまったことで“焦点”がぼやけて
しまったのも残念だ。議論している二人の間に中途半端な知識しか持っていない第三者が
入ってもロクなことはない。リングに上がっていいのは選手とレフェリーだけだ。
このtogetterを紹介した私のツイートをまとめの中に入れたのはまだ分かるとしても、
うるとら本人が書いた私をリングに呼び込むツイートを発見したときはビックリを超えて
あきれてしまった。
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【RT希望】 岩佐 徹様…中立な立場で紹介しているつもりなら、
堂々とディスカッションに参加すればエエねん。
※(当方はブロックされている身ゆえ直接リプライ送れませんので…)
専門的な話は難しいでしょうから、レフェリー役でいいですよ。


“採点に不正はない(だろう)”と考える私がレフェリーを務めるのはフェアじゃないことに
気づかないなんてがっくりする。まして、専門的要素の多い論争に参戦するだけの知識・
情報を持たず、持ちたいとも思っていない第三者をリングに上げる意味はまったくない。

最終的に、黒猫は「私が間違っていた」と認めたわけじゃないし、過去の経緯を見れば
認めることなど想像もつかないが、このままだと、私のように「うるとら 寄り切り 黒猫」
という印象を持つ人が多いと思う。余計なことだが、これでいいのかと心配だ。

今朝、妻がゴマメ(田作り?)を作り始めた。
フライパンで炒っている音が聞こえ、香ばしいにおいが
流れてくると、いよいよ押し詰まった感が・・・。
岩佐家、暮れの風物詩だ。
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by toruiwa2010 | 2013-12-30 09:33 | フィギュアスケート | Comments(17)
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4月半ばに半月板の手術をしたあとリハビリで忙しかったせいもあって、
今年は82本しか見ていません。骨折した2011年の90本を下回りました。
恒例なので、あくまで“見た”作品の中でのランキングを発表しておきます。

採点は見た直後のものです。
その後に見た別の作品と比較して私の中で変化することもありますが、
修正したのは「ゼロ・ダーク・サーティ」 (85→90) だけで、それ以外は
そのときの評価のままにしてあります。
基準は以下の通りです。

95:どなたにもお勧め
90:大満足だった
85:見るに値した
80:料金分は楽しめた
75:見なくてよかったかも
70:金と時間を返せ


去年は5本もあった95点の作品が今年は12月半ばを過ぎても1本もなく、
「90点の中から選ぶことになるなあ」と思っていたとき、最高の一本に
出会いました。「永遠の0」です。「舟を編む」をわずかの差で抑えました。
細かい話ですが、2作の差は5点以下でした。それほど、「舟を編む」は
素晴らしい映画だったと、今も思っています。

洋画No1は「キャプテン・フィリップス」です。
こちらは「ゼロ・ダーク・サーティ」と大接戦でした。
ランキングを決めるとき、最近見たものの方が有利ですね。

95 永遠の0 戦争の残酷さを静かに訴えている 岡田准一、好演だった

90 アウトロー トム・クルーズの新シリーズ 50歳とは思えぬカッコよさ!
90 ゼロ・ダーク・サーティ 強烈なインパクトがある フィクションなら90点だが
90 偽りなき者 コミュニティからはじき出されたとき人は… 北欧から来た秀作
90 舟を編む 主役の二人を初め登場人物のキャラがいい まだならお勧めの一本
90 真夏の方程式 どこにも無理がなく、エンタテインメントとして十分楽しめた
90 25年目の弦楽四重奏 小品だが見事な出来栄えだ 4人の俳優に拍手を送る
90 終戦のエンペラー 戦争秘話のひとつだがいい出来だと思う 西田敏行が好演
90 42 世界を変えた男 MLB初の黒人選手を描いた作品 テンポの良さがいい
90 清須会議 三谷映画久々のヒット 娯楽時代劇として立派に成立 大泉洋に脱帽
90 キャプテン… ハンクスの演技に支えられてサスペンスが途切れない 見事だ

逆に、辟易した作品の上位(下位?)は以下の通りです。

30 地獄でなぜ悪い 園監督作品の中でも最低じゃないのかな 自己満足だけ
60 悪の法則 俳優の顔ぶれは豪華だが出来上がった映画は“最低”と言っていい
70 ライフ・オブ・パイ 途中で席を立ちたくなった なぜ作品賞候補?と思う
70 ヒンデンブルグ 飛行船のスケール感は出ているが設定や演出がかなりチャチ
70 ジャンゴ タランティーノらしいのだろうが、心から楽しめる映画ではない
70 トゥー・ザ・ワンダー 映像に頼りすぎ 複雑なストーリーではないけど
70 人類資金 仕掛けが大がかりなだけ 期待しすぎたこちらが悪いがつまらない
??? 遺体  採点やレビューの対象にはできない映画
??? 風立ちぬ も28分で退場した 監督の言動にも疑問がありダメだった

全体のNo1、洋画No1、最低だった作品…それぞれのレビューを再録しておく。
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12/22のツイート

「永遠の0」を見た。素晴らしい。
私にとっては今年のベストだ。
「生きて帰りたい」と言い続けた男が最後に
“特攻”を志願する。そこに至る主人公の苦悩に
戦争のむごさが見える。
若い世代を含め多くの人に見てほしい作品だ。
岡田准一以下の俳優陣もよかった。

「永遠の0」95


戦争末期の太平洋。
翼に日の丸をつけた戦闘機が激しい弾幕の中、海上すれすれをアメリカ空母めがけて
突っ込んでいく。空母のブリッジでは緊迫した言葉が飛び交っている。
突然、悲鳴にも似た声が上がった。「ゼロ戦だ!」。

現代の日本。
火葬場のかまどの前で老人が一人激しく嗚咽していた。亡くなったのは彼の妻だった。
控室に戻った孫たちが「あんなに泣いているおじいちゃんを初めて見た」と話していた。
彼らは号泣していた老人が自分たちの祖父だと思っていたが、会話の中で母親が漏らした
何気ない一言から本当の祖父は“特攻で亡くなっていた”ことを初めて知る。

フリーライターの姉・けいこ(吹石一恵)は弟・健太郎(三浦春馬)とともに二人の本当の祖父・
宮部久蔵のことを調べ始めるが、行く先々で聞かされたのは悪い評判ばかりだった。
「宮部は海軍一の臆病者だった」「腕は一流だが乱戦になると逃げていた」「卑怯者」。
落ち込む二人だったが、死の床にあったかつての宮部の部下・井崎(橋爪功)から、初めて
違う話を聞いた…
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宮部は常に「死にたくない」と周囲に漏らしていました。“臆病者”と呼ばれた所以です。
「生きて帰りたい」などと口にすることがタブーとされた時代に、しかも、部隊の中では
勇気の要ることでした。彼には強くそう願う理由があったのです。
しかし、戦争の末期、多くの部下たちを 彼に言わせれば“無為に”死なせていくうちに
彼の中で何かが変わっていきます。

真珠湾攻撃に参加したあと、妻(井上真央)と幼子が暮らす家に帰るシーンが印象的です。
翌朝早く部隊に戻る宮部の軍服の袖に妻がすがり付きます。「何があっても必ず帰ってくる。
たとえ死んでも、生まれ変わってでも帰ってくる」と彼は強い口調で約束します。
上映中に4,5回、涙が静かに流れましたが、このシーンもその一つです。
どれも、わざとらしい演出や演技で無理やり泣かそうと作った場面ではありません。
この映画を素晴らしいと思う理由はそこにもあります。

岡田准一がいい演技をしました。澄んだ目が、純粋に生きようとした若き日の宮部の役に
ぴったりでした。来年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」に主演するようですが、もっと
ドラマや映画に出てほしいですね。
吹石、三浦、風吹、故・夏八木勲、染谷将太…も、それぞれによかったです。
しかし、この映画の成功は 前半の橋爪功、後半でカギを握る田中泯…二人の“語り部”に
いい俳優をキャスティングしたことが大きかったかもしれません。

真珠湾攻撃や南太平洋での空中戦などの映像にリアリティがありました。ハリウッド作品の
域には達していませんが、日本のVFX技術が飛躍的に進歩しているのを実感します。
その分、ややもすると戦闘シーンがカッコよく仕上がりすぎた“きらい”があります。
若者たちがそういう部分だけに目を奪われることなく、あの困難な時代、生きることに
執着した兵士の苦悩にも目を向けて見てほしいです。
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11/28のツイート

映画「キャプテン・フィリップス」を見た。
サスペンスに満ちた1作だ。事実に基づいているから
結果は分かっているのに開始15分から終了5分前まで
見る者を惹きつけて放さない。見事な演出力だ。
しかし、この映画を成功に導いているのはやはり
主演のトム・ハンクスだ。


「キャプテン・フィリップス」90

2009年4月12日、バーモントの自宅でリッチ・フィリップス(トム・ハンクス)は
出発の準備に余念がなかった。中東・オマーンに飛び、そこから 救援物資を積んだ
貨物船、マースク・アラバマ号の船長としてモンバサまで航海する予定だった。
空港に向かう車の中で見送りの妻とかわす会話は、あまりにも早い世の中の動きに
ついていけないと嘆き、二人の子供の行く末を案じるいつも通りのものだった。

オマーンからモンバサまでのインド洋はソマリアの武装海賊船がしばしば出没する
危険な海域だった。出港して間もなく、フィリップスは副船長に命じて不意打ちの
対応訓練をすることにした。しかし、始めてすぐ、ブリッジのレーダーに高速で
接近して来る2隻の小型船が写る。訓練は“本番”に変わった…
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ここまで、上映が始まってから15分ぐらいだったと思います。観客はそこから
物語が終わる直前まで息をつめてスクリーンを見続けることになります。
ツイートにも書いた通り、実際に起き、フィリップス以下、貨物船の乗組員は
全員無事だったことを知った上で見ているのに、一つのピンチを脱したと思えば、
すぐに次のピンチが襲い掛かってくる、そのスリルが半端じゃありません。

いつもは、監督の存在などほとんど意識しないのですが、この映画は見ている間、
「この監督はほかにどんな作品を撮っているんだろう?」と考えていました。
帰宅後の検索でポール・グリーングラスが9.11を描いた「ユナイテッド93」を
撮った監督だと知って納得しました。緊迫する管制塔内のテンポの速い会話から
始まってたちまち見る者を引き付けていました。演出の方法は違っても、観客を
物語の中に引き込んでいく能力がある人なんですね。
本作は舞台が“船”に限定されている中で最後まで飽きさせません。

もう一つ感心したのは、“いまさら”ですが、トム・ハンクスの演技力です。
“演技とは何か”を語るほどの材料・知識は持ち合わせていないので漠然とした
言い方になりますが、ひとつひとつの何気ないしぐさを演技と思わせない演技で
フィリップス船長その人をそこに再現していました。若いころに見た森繁久彌や
三国連太郎に感じた自然さです。残念ですが、今の日本にはこれほどの演技力を
持った俳優は見当たりません。

監督もこの映画の制作にあたって、ハンクスと海賊のリーダーを演じたソマリア人、
バーカッド・アブディという二人の最高の俳優に出会えたと語っているそうです。
そう、この映画の成功はこの二人抜きではありえなかったでしょう。
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「地獄でなぜ悪い」30

プロットなど書く気もしません。それほどひどい代物です。ハハハ。
これまで見た園子温(その・しおん)監督の作品の中でも最も出来の悪いもので、
点数も“あえてつければ”…です。

始まってすぐに、「わー、こりゃ参った」と思いました。
しかし、「恋の罪」(65点)、「ヒミズ」(75点)、「希望の国」(60点)と、これまで
3作見たこの監督には興味があったので、どれだけひどいのかと思って最後まで
椅子に座り続けました。かなりの忍耐力を要しました。ハハハ。

どの作品も見ていてものすごく疲れたことが思い出されます。
「地獄で…」はかなり粗削りで完成度が低い作品です。叩きつけるように大声で
怒鳴るセリフには最後まで慣れなかったし、映像もかなり“露悪的”です。

北野武もそうですが、園子温も狂気や暴力に憧れている部分があるようです。
彼らの作品が好きな人たちにも同じ傾向があるのではないでしょうか。憧れるけど
実践はできない。北野や園の映画はその欲求を満たしてくれる。だから好き…

50人ほどの観客の中で最年長者は間違いなく私だったでしょう。若い人が多く、
ときどき、笑い声が起きていました。劇画チックなコメディだから笑える部分も
あるのですが、私の年齢では笑うのも面倒…という感じでした。ハハハ。
だいぶ前の園監督の作品・「恋の罪」の公式HPに載っている著名人の言葉の中で唯一、
写真家・荒木経惟の3行に共感しました。

監督は発狂してる。
女優たちも発狂寸前、
すでに神楽坂恵は発狂してるかも。


“正常な脳”では理解できないのも当然かもしれません。ハハハ。
ただし、これまでに、途中で席を立った監督たちの作品とはどこかが違います。
「恋の罪」のあと「もう、この監督の映画など見ないぞ」と決め、首を振りながら
劇場を出た3日後には、懲りもせず、「ヒミズ」を見ていたのですから、どこかに、
私を呼び寄せるものがあるのでしょう。
一種の“中毒症状”かもしれません。ヤバイなあ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-12-29 09:09 | 映画が好き | Comments(9)
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“とりあえず見てみる”ものとして選び出したドラマは
13本あったのですが、幸か不幸か、次々に脱落していき、
最後まで見たのは4本だけでした。(+プラス「八重の桜」)
ギブアップが多いのはほかにも見たい番組があるので
できるだけ本数を絞りたいからです。
そして、どうせ途中でやめるなら少しでも早くと思うので
1,2話で結論を出すようにしています。情け。ハハハ。

今期は以下の9本が早々と脱落した作品です。

海の上の診療所 月21 フジ
松田翔太、武井咲、藤原紀香、福士蒼汰、荒川良々  1話
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刑事のまなざし 月20 TBS
椎名桔平、要潤、小野ゆり子、北村有起哉、松重豊  1話

ミス・パイロット 火21 フジ
堀北真希、斎藤工、桜庭ななみ、菜々緒、相武紗季  3話

ダンダリン・労働基準監督官 水22 日テレ     3話途中
竹内結子、松坂桃李、ドリンドル玲奈、北村一輝、佐野史郎

夫のカノジョ 木21 TBS             1話途中
川口春奈、田辺誠一、鈴木福、鈴木砂羽

独身貴族 木22 フジ               1話
草彅剛、北川景子、伊藤英明

家族の裏事情  金20 フジ              1話途中
財前直見、沢村一樹、小野田昭、真野響子、佐藤二朗

クロコーチ 金22 TBS
長瀬智也、剛力彩芽、香椎由宇、風間杜夫、渡部篤郎  2話途中

安堂ロイド~A.I. know LOVE?~ 日21 TBS    1話途中
木村拓哉、柴咲コウ、大島優子、桐谷健太


最も残念なのは「海の上の診療所」ですかね。
松田翔太が好きだし、そろそろ、武井咲もいい作品に
巡り会ってもいいころだとひそかに期待していましたから。
ほかのドラマも、見続ければ面白かったのかもしれませんが、
悔いはありません。ハハハ。


上位争いをするのは「ドクターX」「リーガルハイ」「相棒」
「安堂ロイド」の4本だと思っていました。
しかし、11月に入ってまず「安堂ロイド」が引き離され、
「相棒」が考えていたほどには伸びず、「ドクターX」と
「リーガルハイ」の一騎打ちになりました。

以下、最後まで見た4作について簡単に総括しておきます。

85 相棒(12) 水21 テレ朝
水谷豊、成宮寛貴、鈴木杏樹、六角精児 


絶対的な安定感がありますね。
好みですが、杉下右京の相棒としては、初代の亀山薫(寺脇康文)が“断然”でした。
視聴率的には2代目・神戸尊(及川光博)のときの平均20.7%が最高なんですね。
3代目の甲斐享(成宮寛貴)も悪くないと思いますが、数字はあまり伸びません。
ドラマの作り方が固まってから参加したのが不運だったかもしれません。

これだけ長く続くと、“マンネリ”は避けられません。
パートナーがどんなに頑張っても、いいところは全部、右京が持っていくパターンで
決着がつきます。私は少し食傷気味ですが、固定ファンががっちりと支えています。
彼らが「飽きた」と言わない限り、このドラマはテレ朝のドル箱であり続けるでしょう。
ハハハ。
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85 リーガルハイ2 水22 フジ
堺雅人、新垣結衣、岡田将生、生瀬勝久、小池栄子、田口淳之介

「半沢直樹」のあとだけに堺には俳優として相当のプレッシャーがかかったと思います。
ついてしまった強烈なイメージを消したいという気持ちは強かったしょう。私の目には
それが少し“裏目”に出ていた気がします。演出サイドにも意識があったようです。
肩に力が入っている印象があって、1回目から“おふざけ”がすぎているなあと、かなり
辟易しました。20%台でスタートし、「半沢…」の1回目を超えたとか書かれていましたが、
2回目で視聴率が大きく下がりました。

しかし、さすがの“半沢効果”…。
「ドクターX」には及びませんでしたが、前シリーズの12.47%をはるかに超える視聴率を
残しました。健闘したと言っていいのではないでしょうか。
もっとも、主演の堺にとっては(「半沢直樹」もふくめて)「無味乾燥で、やりがいのない
1年だった」そうですから役者の“満足”がどこになるのか分かりにくいですね。ハハハ。
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80 科捜研の女(12) 木20 テレ朝
沢口靖子、風間トオル、奥田恵梨華、斉藤暁、内藤剛志、若村麻由美


毎シリーズ、毎回、見ています。なぜだか、自分でもよく分かりません。
科学捜査研究所がどういう仕事をするところか、なんとなく分かりますが、ドラマほど
的確に事件の真相に迫れるとは思いません。それなら苦労しませんもの。ハハハ。
たった一粒の植物の種から、日本のどこに限定して生えているものかを絞り込む過程が
あまりも簡単で拍子抜けすることもしばしばです。そのせいで推理の部分のスピードが
“程よくて”ストレスがたまらないというプラス材料はありますが。

沢口が“できる”科学者として捜査に大きく貢献していくところがこの作品の魅力ですが、
刑事役の内藤のしっかりした演技力も見逃せませんね。

今回は先日の2時間スペシャルを挟んで2クール(6ヶ月)だそうです。
飛びぬけた視聴率は出ませんが、テレビ朝日にとっては、ある程度の数字を計算できる
ありがたいドラマなんでしょう。2クールというやり方は今後はやるかもしれませんね。
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90 ドクターX~外科医・大門未知子 木21 テレ朝
米倉涼子、藤木直人、内田有紀、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行


前シリーズは2012年の平均視聴率No1でした。
フリー外科医として大病院を渡り歩き、たしかな腕とどんなに難しい手術を前にしても、
「私、失敗しないので」と言い切る、絶対の自信を持つ女医、大門未知子…その設定には
無理がありますが、あらゆる“権威”を跳ね飛ばしていくかっこよさに魅力があります。
視聴者が無意識に求めているものとドラマの中身が見事に一致したのだと思います。
「リーガルハイ」にも同じことが言えます。つまり、それだけ、世間には“うっぷん”が
たまっているということでしょう。ハハハ。

9話中8話で20%を超え、その強さは圧倒的でした。
それにしても、最後まで見た4本のうち3本がテレ朝かあ。絶好調ですね。
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おまけ

85 八重の桜 日20 NHK
綾瀬はるか、西島秀俊、長谷川博己、オダギリジョー、風吹ジュン ほか


新島襄もその妻・八重も全く知らないのですが、結構、楽しみました。
「仁」を見たときも「八重…」を見たときもはっきりと自覚していませんでしたが、結局
最後まで見たのは“綾瀬”のせいだったかもしれません。どこに魅力を感じているのか
よくわかりません。番宣でバラエティなどに出るときの天然ぶりに惑わされているかも。
ハハハ。

最終回の時点で八重は49歳のはずでした。無理に老けさせる必要もないですが、せいぜい
30代前半にしか見えませんでした。演出側の問題ですが、ちょっとひどかったなあ。

八重が主役ですが、いいところをさらっていったのは山本覚馬だったような気がします。
秋口あたりから西島のCM量が目立って増えたのがその証拠です。ハハハ。

来年は岡田准一で「軍師 官兵衛」ですか。また、見ることになります。
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90 まほろ駅前番外地 テレビ東京
90 半沢直樹 TBS
90 ニュースルーム WOWOW
90 ドクターX テレビ朝日

85 リーガルハイ2 フジテレビ
85 相棒(12) テレビ朝日
85 ビブリア古書堂の事件手帖 フジテレビ
85 最高の離婚 フジテレビ
85 とんび TBS
85 メイド・イン・ジャパン NHK
85 女と男の熱帯 WOWOW
85 レディ・ジョーカー WOWOW
85 第二楽章 NHK
85 空飛ぶ広報室  TBS
85 救命病棟24時(4) フジテレビ
85 DOCTORS2 最強の名医 テレビ朝日

80 科捜研の女(12) テレビ朝日
80 ハンチョウ6  TBS
80 いつか陽のあたる場所で NHK
80 夜行観覧車 TBS
80 Dinner フジテレビ
80 鴨、京都へ行く。 フジテレビ
80 遺留捜査(3) テレビ朝日
80 雲の階段 日本テレビ
80 名もなき毒 TBS
80 警視庁捜査一課9係(8) テレビ朝日


今年、最後まで見たドラマの“岩佐徹的”評価です。
基本的に、同じ点数の作品に優劣はありません。
90点をつけた4本の中でNo1を選ぶとすれば、「まほろ駅前番外地」です。
深夜の放送でしたから、見た人は少ないかもしれませんが、好きなタイプのドラマでした。
最後に、そのレビューを再録しておきます。
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まほろ駅前番外地 テレビ東京
瑛太、松田龍平、臼田あさみ、新井浩文、坂井真紀、真木よう子


2011年に公開された映画も面白かったが、これもいい。今期の最高だと思う。
瑛太が経営する便利屋「多田便利軒」に転がり込んだ高校の同級生、松田…二人の
呼吸がピッタリ合って、きれいごとばかりじゃない、人間臭いドラマが展開する。
40分枠だから正味はおそらく30分前後しかないはずだ。回によってどうしても
出来不出来はあるものの、物足りなさはない。完成度が高いドラマだ。

何話か、つまらないものもあったが、全体としては面白く見た。今期の最高だ。
ドラマを支えたのはもちろん、二人の魅力ある俳優だ。

おそらく正味は30分前後しかないはずなのにうまく作られていて、物足りなさは
感じなかった。その意味では、完成度が高いドラマと言っていい。
深夜の放送だったから見た人が少ないに違いないのが惜しまれる。
悪がき同士のような二人の“じゃれあい”は本編でもしばしば見せてくれたが、
エンディングの面白さには毎回笑ってしまった。ハハハ。

原作者である三浦しをんの最新作「まほろ駅前狂騒曲」が映画化されると聞いている。
来年秋の公開が待たれる。
by toruiwa2010 | 2013-12-28 10:01 | ドラマ | Comments(10)
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・・・つづき

せっかく書いたブログだから多くの人の目に触れてほしいと思います。
目に触れた以上、コメントがあればうれしいです。
“承認制”は面倒ということもあるし、書いた記事の内容に問題があるのでしょう。
最近はめっきり少なくなりました。すっかりあきらめムードです。トホホ。

自分のレスを含めても、20件以上の書き込みがあった記事は9本しかありません。

68 高橋大輔、大ピンチ!?~でも“特別扱い”しちゃダメだ~12/02
37 世界フィギュア 終わる~チャンが辛勝&キムは圧勝~3/18
36 前略 町山智浩さま~“クソじじい”とののしられて~03/14
34 伊達公子が切れた…という~勘違いしていないだろうか?~10/01
26 感謝です10周年!~on-air/offairから始まったブログ~04/26
22 錦織:ベスト8&トップ10?~ナダル負ける分かる~06/26
21 私、一流アスリートだった?~松井秀喜・本田圭佑・貴乃花の仲間入り~04/15
21 ナダル、2度目の4連覇!!~スペイン勢対決に思う~06/11
21 金・婚・式~50年か…そうか~11/07

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最多コメントは結局 高橋がらみの記事でした。
当然、「高橋は特別扱いなんか受けていない」と感情的になっているものが多く、
面倒な対応になりました。この記事には、時間がかなりたっているのにいまだに
書き込みがあります。
このブログへのアクセスもこの記事からの人が大勢いるようです。便利。ハハハ。

大半が記事を非難するものですが、削除したのは「連続投稿はダメ」という警告を
無視したもの2件だけだったはずです。以前のように“罵詈雑言”じゃないので、
承認しないことが難しくなっているのです。それでも“悪意に満ちている”を理由に
削除することは可能ですが、私も妙に大人になりました。ハハハ。


ツイッターも適当に楽しんでいます。つぶやいた回数も今月初めに20000を超えました。
基本は、ブログと同じで一人でも多くの人に読んでもらえばそれでよし、ですが、反応が
あるとうれしいものです。感情的なものはノーサンキューですけどね。
通りがかりの人が読むこともあるでしょうが、主にフォロワーさんです。
20000ツイートに達したときのブログに「当面の目標は4000フォロワー突破です」と
書きました。そのときの計算では“来年の1月末”ぐらいのはずでしたが、フィギュアの
GPファイナルと全日本選手権のときにかなり増えて23日の夕方、大台に乗りました。

その直前に、こうつぶやきました。

12/23のツイート

ふと見れば、フォロワーが3999人じゃありませんか。
どなたか心優しい通りすがりのお方、よろしかったら、
ソロー・ボタンを押してはくださいませんか?
一瞬でも、「4000」を経験したいもので。ハハハ。


“4000”の文字を確認したかったのですが、数十秒後に見ると、“4002”になっていました。
うーん、残念! もっとも、どうしても“4000”を見たければ、嫌われることを書いて
減らさなければなりません。嫌がられることなど頭に浮かばないし。ハハハ。
協力してくださった皆さん、ありがとうございました。
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フォロワーが増えたせいか、RTされることも多くなりました。私のツイートに共感して
「こんなのがあるよ」と広めてくれるのです。リツイートと言います。
今年、100回以上RTされたものだけでも8件ありました。

300RT
このインタビューは聞くほうもきついなあ。
断ったってよかったのだが、よく、マイクの前に立った。
これまで日本スケート界を背負ってきた自負がそうさせたのだろう。
高橋大輔、君は十分に戦った。あとは、選考の結果をまとう。
――― 全日本で5位に終わった高橋大輔のインタビュー 12/22

252RT
2年前の嶋基宏のスピーチを思い出す。
「東北の皆さん、絶対に乗り越えましょうこの時を。
絶対に勝ち抜きましょうこの時を。
今この時を乗り越えた先には、もっと強い自分と未来が
待っているはずです。絶対に見せましょう、東北の底力を」。
見せてもらった、東北の底力を。
――― 楽天が優勝した直後  11/03

171RT
NHK連続ドラマ「あまちゃん」の人気に驚く。
見て、元気になったり喜んだりできる人は幸せだ。
しかし、見ない人間が”置いてきぼり”状態になる風潮は勘弁してほしい。
宮崎駿が引退することに何の感慨もないからと言って疎外感を持たずに
済むようにしてほしい。
――― 見ていないと日本人じゃないみたいで違和感があった 09/07

129RT
ザッケローニになってから強くなったがそろそろ限界が近づいて
きたようだ…スポニチに昨日載った記事を読んだ。
金子達仁というサッカーライターには猛烈に腹が立つね。
なにかと言うと監督采配にクレームをつけ交代説を唱える。
最低のライターだ。
――― 記事の中身だけでなく金子への反発があったようだ 06/18

118RT
NHK「ファッミリーヒストリー」・上地雄輔を見た。
遊助としての活動は私の守備範囲の外なので「羞恥心」以後の
活躍を見ることは少なかった。
仏のようだった母方の祖父と鬼のようだった父方の祖父の人生を
たどる物語はドラマチックだった。
上地の素直の心根も伝わった。いい若者だ。
――― 上地ファンのネットワークになったみたいだ 11/10

116RT
羽生結弦…控室からやる気満々だった。
それも「はやる」感じではなく落ち着きがあった。
ゆったりとした演技ですごいSPをやってのけたね。驚いた。
ま、力があることは誰もが認めているが、それにしても…
このパフォーマンスには絶句するわ。佐野、黙れ!
――― 全日本SPですごい演技をしたあと 11/21

114RT
テレビ朝日ドラマスペシャル「味いちもんめ」 …
中居はいい味出してるね。司会のテクニックなども見事だし、
SMAPで一番「達者」なのは彼かもしれない。
ユーモアの程度がいいし、やることに嫌味がないのがいいわ。
――― 中居ファンのネットワークも強力みたいで 05/11

105RT
「ジャンゴ」についてはすでに「どこがいいんだこんなもの」
という主旨のレビューを書いたが、朝日の映画評にとんでもない
一文があった。
「陰惨で残酷なシーンもあるが底抜けに明るく、楽しい」
(映画評論家・柳下毅一郎)と。
こんなのに騙されて見に行く人が気の毒だ。
――― ジャンゴ、タランティーノ、町山智弘ファンの仕業 03/09

…結局、どれも“思い”を一つにしているグループの人たちのおかげみたいです。
通りすがりの人の琴線に触れるツイートを書くだけの筆力はありませんから当然です。
フジテレビの「IPPON グランプリ」で“一本”を獲得するときと同じで、タイミングと
勢いがカギを握っていると確信しています。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-12-27 08:26 | blog | Comments(6)
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当ブログ、今年は363本、更新しました。
“アナウンス論”、“自薦・厳選”など古いものを一部手直ししたものと写真だけの
“ギャラリー”が121本ありますから、新しく書いた記事は242本です。
まさか、「結構、手抜きじゃん」などと言わないでしょうね。自慢じゃありませんが、
私の記事は1本1本が長いんです。平均2000文字以上あります。これだけの記事でも
50万文字前後 書いたはずです。“読み逃げ”に手抜きなどと言われたくありません。
言ってないけど。ハハハ。

これだけ一生懸命書いても、残念ですが、“読者”はあまり増えません。
辛口・毒舌が多いですから、ある記事には共感できても、その何倍もの記事について
強い拒否反応が起きる…そういうことでしょうか。コメント欄への書き込みのHNを
眺めていても、“回転”が速いことが分かります。一時、集中的に書き込んでいた人が
あるときを境に、ぱったりお見かけしなくなります。熱しやすく冷めやすい。違うか?
ハハハ。

時間もエネルギーも使って書いている以上、できるだけ多くの人に読んでほしいと
願っていますが、平均すると相変わらず日に700人余でしょうか。
今月はフィギュアスケート関係の記事に反応したらしき人が大勢 押しかけてきたため
多めの数字になっています。2日から13日まで12日連続で700件を超えました。
土曜日から昨日まで5日連続で“1000件超え”を記録しました。イチローの200安打に
匹敵します。こんなことは10年間で初めてです。スケオタ恐るべし。ハハハ。

読者増を願って、日に2,3度 ツイッターで更新したことを告知しています。
bitlyで短縮したURLを貼っています。記事の内容に合わせていくつかのハッシュタグも
付けますからそれなりに効果はあります。そのURLをクリックして当ブログに辿り着いた
人の数はデータとして残ります。
今年、多くクリックされた記事の上位は以下の通りです。
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3月8日、私が映画「ジャンゴ」(監督:タランティーノ)について書いた記事を読んで
気の毒に、評論家・町山智弘の頭のヒューズが飛んでしまったようです。ハハハ。
時差があり、日本時間の3月9日になって、アメリカ在住の彼がツイートの中で、私を
“クソじじい”と思い切りののしりました。
@つきではありませんでしたが、アクセスが異常に多いので不審に思っていると、
フォロワーが「これが理由ではないか?」と、ツイートの存在を教えてくれました。
10万以上のフォロワーをかかえる彼が私の記事のURLをそこに貼ったのを見て、
彼の“信者”が「どんなやつが俺たちの先生を怒らせたんだ」と 見に来たのです。
ちなみに、この日の3311件は今年の最多アクセス数です。
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しばらく放置したあと、「前略 町山智浩さま~“クソじじい”とののしられて~」を
書きました。彼のアカウントは分かっていましたが、あえて何も言いませんでした。
かなりアンテナを張って、自分について言われていることに神経をとがらせていると
分かっていたからです。ハハハ。

1週間ほど待ちましたが、何の反応もなかったので、「前略 町山智浩さま again
~シカトはダメでしょう~」を書きました。
更新告知のツイート文面はこんなぐあいでした。

ブログ更新:前略 町山智浩さま again
~シカトはダメでしょう~です。
http://bit.ly/146wJas
@TomoMachi サン、読んでください。
対応を待っています。 #eiga #映画 #ジャンゴ


成り行きを見守っていたらしい“信者”が大量にクリックして“6011”になったのです。
この堂々No1を含めて、bitly経由のアクセス地トップ10に“ジャンゴ&町山関連”記事が
3本 入りました。
…結果として、町山に謝罪させました。きっちりと。ハハハ。

このランク(27本)の中にフィギュア関連の記事が13本もあります。いかに 当ブログが
スケート・ファンに愛されているかがよく分かるデータです。うそつけ。ハハハ。
アクセス2位に入った「高橋大輔、大ピンチ!?…」は、「“特別扱い”しちゃダメだ」の
部分に高橋のファンが鋭く反応したのでしょう。
将来の話として、「特別扱いしちゃだめだ」と言っているのに、あたかも、「現に特別に
扱っている」、あるいは「するに違いない」と書いていると解釈した結果です。

“ごく一部”のスケート・ファンにはこの傾向が強いようです。
選手をアイドル視しているせいか、「私の大ちゃん(ゆづ、まお、かな)になんてことを
言うんですか!!」と。読み違えているところから説明するのはしんどいので、対応が
どうしても“ぞんざい”になります。こちらも人間ですから。ハハハ。

このランキングを眺めると、全体として、スポーツ、放送がらみの記事、その見出しが
ツイッターを見ている人の関心を呼ぶようです。
逆に、映画や旅行関係の告知はさっぱり効果がありません。今日は告知をやめようかと
思うことがよくあります。一人でも多く…が狙いですから結局 やめませんがね。ハハハ。

つづく・・・
by toruiwa2010 | 2013-12-26 08:17 | blog | Comments(8)
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12/22のツイート

「永遠の0」を見た。素晴らしい。
私にとっては今年のベストだ。
「生きて帰りたい」と言い続けた男が最後に
“特攻”を志願する。そこに至る主人公の苦悩に
戦争のむごさが見える。
若い世代を含め多くの人に見てほしい作品だ。
岡田准一以下の俳優陣もよかった。


「永遠の0」95

戦争末期の太平洋。
翼に日の丸をつけた戦闘機が激しい弾幕の中、海上すれすれをアメリカ空母めがけて
突っ込んでいく。空母のブリッジでは緊迫した言葉が飛び交っている。
突然、悲鳴にも似た声が上がった。「ゼロ戦だ!」。

現代の日本。
火葬場のかまどの前で老人が一人激しく嗚咽していた。亡くなったのは彼の妻だった。
控室に戻った孫たちが「あんなに泣いているおじいちゃんを初めて見た」と話していた。
彼らは号泣していた老人が自分たちの祖父だと思っていたが、会話の中で母親が漏らした
何気ない一言から本当の祖父は“特攻で亡くなっていた”ことを初めて知る。

フリーライターの姉・けいこ(吹石一恵)は弟・健太郎(三浦春馬)とともに二人の本当の祖父・
宮部久蔵のことを調べ始めるが、行く先々で聞かされたのは悪い評判ばかりだった。
「宮部は海軍一の臆病者だった」「腕は一流だが乱戦になると逃げていた」「卑怯者」。
落ち込む二人だったが、死の床にあったかつての宮部の部下・井崎(橋爪功)から、初めて
違う話を聞いた…
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宮部は常に「死にたくない」と周囲に漏らしていました。“臆病者”と呼ばれた所以です。
「生きて帰りたい」などと口にすることがタブーとされた時代に、しかも、部隊の中では
勇気の要ることでした。彼には強くそう願う理由があったのです。
しかし、戦争の末期、多くの部下たちを 彼に言わせれば“無為に”死なせていくうちに
彼の中で何かが変わっていきます。

真珠湾攻撃に参加したあと、妻(井上真央)と幼子が暮らす家に帰るシーンが印象的です。
翌朝早く部隊に戻る宮部の軍服の袖に妻がすがり付きます。「何があっても必ず帰ってくる。
たとえ死んでも、生まれ変わってでも帰ってくる」と彼は強い口調で約束します。
上映中に4,5回、涙が静かに流れましたが、このシーンもその一つです。
どれも、わざとらしい演出や演技で無理やり泣かそうと作った場面ではありません。
この映画を素晴らしいと思う理由はそこにもあります。

岡田准一がいい演技をしました。澄んだ目が、純粋に生きようとした若き日の宮部の役に
ぴったりでした。来年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」に主演するようですが、もっと
ドラマや映画に出てほしいですね。
吹石、三浦、風吹、故・夏八木勲、染谷将太…も、それぞれによかったです。
しかし、この映画の成功は 前半の橋爪功、後半でカギを握る田中泯…二人の“語り部”に
いい俳優をキャスティングしたことが大きかったかもしれません。

真珠湾攻撃や南太平洋で空中戦などの映像にリアリティがありました。ハリウッド作品の
域には達していませんが、日本のVFX技術が飛躍的に進歩しているのを実感します。
その分、ややもすると戦闘シーンがカッコよく仕上がりすぎた“きらい”があります。
若者たちがそういう部分だけに目を奪われることなく、あの困難な時代、生きることに
執着した兵士の苦悩にも目を向けて見てほしいです。

Merry Christmas!

我が家には世間的な“年中行事”はありません。
たまたま…ですが、昨日のイブは吉祥寺の
Pizzeria GGにおいしいピザを食べに行きました。
午後はやめに家でサラダを食べておき、店では
余計なものを頼まず、クヮトロ・フォルマッジと
マルゲリータだけを食べます。この店のピザは
好みにぴったりの生地の薄さで絶品です。

熱いのを食べてほしいからと、店側はナイフを
入れないままテーブルに運んできます。
私たちも写真など撮らずにかぶりつきます。
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今日は朝食後、こんなものが出てきました。
井村屋のゆであずきとLady Bordenのバニラを
組み合わせた“あづきアイス”です。
こんなもん、あかんやろ!
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by toruiwa2010 | 2013-12-25 09:31 | 映画が好き | Comments(6)
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12/21のツイート

全日本フィギュア が始まる。いや、放送が…。
男子最大の関心事は高橋大輔だ。
今の日本で一番強いのは羽生結弦かもしれないが、
チームの柱になるのは高橋だ。
何とか行かせてやりたいが、織田、町田と3人で
2枚の切符を争うことになる。厳しいが、粘れ!


今や、羽生の強さには確実性が増している。1年前はまだ不安定だったのに、短い間に
急激に成長を見せた。やわらかい体と強い気持ちが見事にマッチングした結果だ。
“オリンピックの切符”という点ではよほどのハプニングがなければ、彼がその一枚を
手にすることは誰もの想定範囲内だから、問題は、2,3枚目だ。

高橋大輔、織田信成、小塚崇彦、無良崇人…日本男子の層は厚く、GPファイナルを
欠場した高橋が最も苦しい立場に追い込まれていた。
焦点はけがからの回復だった。

…SP,FSともによく頑張ったと思うが、足にスタミナが戻っていなかったようだ。
ジャンプが乱れ、ほかの要素でも計算通りにポイントが取れなかった。
FSで4回転に2度挑戦したが失敗し、会場が静まり返っているのが分かった。
もがくように演技する“エース”を見るのはつらいものがあった。
勝負の世界は残酷で非情だ。よく演じきったがこれは厳しいことになった。
終わった瞬間の表情を見ても、彼自身もその厳しさを理解していたと思う。
結果は5位で大会終了後の選考を待つことになった。

SP最終グループのトップ滑走だった町田はポジションについて構えに入ったとき、
表情がすっきりしていた。冒頭の4回転をきれいに降りて波に乗った。続いて跳んだ
3Aも降りたあとがとてもきれいだった。
本人も納得の出来で高得点をたたき出し、今年の全日本の“トーン”をセットした。

FSも最後まで大きな破綻がなく、どうやら切符を手にしたかと思った瞬間、エッジが
引っ掛かってそれまでのスムーズな流れが止まってしまった。
ヒヤッとしたが、「失点は小さい」という本田の解説にホッとする。
2位を確保したことで、オリンピック2枚目の切符は大丈夫だろうと思った。

無良が力を出し切れなかったあとに織田が登場した。
ジャンプの美しさ、降りたあとの流れの美しさは世界のトップクラスだが、いつも、
ここというときに何かが起きてしまう選手だ。
3位までに入れば、GPの表彰台と合わせて高橋との“最後の切符”をめぐる争いでも
いい勝負に持ち込めると思ったが、SP,FSともにもうひとつだった。

羽生のFSは圧巻だった。
GPファイナルでチャンに勝って優勝したのが大きな自信になったのだろう。
たぶん、コーチが考えた全日本のテーマはこの自信がソチにつながるようにしっかり
滑ることではなかったかと思う。しかし、羽生はどんな大会でも“勝つこと”に
強くこだわるのだという。

それでいて気負いがなく、リラックスしていた。“チャンピオンのメンタリティ”が
すでに身についているように見える。名前がコールされてリンクに出るとき、会場の
迎え方が王者に対するものだった。その空気はジャッジ席にも伝わるものだと思う。
表情が柔らかいだけでなく、体のどこにも力が入っていない感じだった。驚く。

4回転も3Aもきれいだった。自信がものを言っている。
これはもしかするとSPの100点があるかな、と思ったら、103.10が出た。
これが“ながれ”ってものだ。すごいとしか言いようがない。
勢いに乗って、最初の4回転で転倒したFSも素晴らしい演技でまとめ、優勝した。
それも2位以下を寄せ付けない圧倒的な勝利だった。時代は羽生結弦ってことか。

小塚のSPを見終わったときの印象は“苦しい演技”だった。この出来だとフリーで
よほど頑張らないとオリンピックは難しいのではないかと思った。
しかし、素人は悲しいものだ。90点が出たことでチャンスが残り、FSでも頑張って
表彰台に乗った。この時点では、織田に代わって高橋との3枚目争いに持ち込んだ。
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12/22のツイート

羽生が決まった。町田も大丈夫だろう。
問題は5位に終わった高橋と全日本3位の小塚だ。
常識として、まず、高橋になるんだろうなあ。
断っておくが、私はそれを「救済措置」と
言うつもりはない。
男子選手、お疲れ様でした。



2日目の放送の最後の部分に高橋のインタビューが流れた。泣いていた。

このインタビューは聞くほうもきついなあ。
断ったってよかったのだが、よく、マイクの前に立った。
これまで日本スケート界を背負ってきた自負が
そうさせたのだろう。
高橋大輔、君は十分に戦った。あとは、選考の結果をまとう。

私にしては情緒的なツイートだったが、多くの人がRTしてくれた。
共感してもらえたのだろう。
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12/22のツイート

女子SP:GPのシリーズとファイナルを見ると
浅田は一人だけ別次元のところにいる気がする。
ソチの切符もほぼ手中にして今日はどんな演技を
見せるのか?
二、三枚目の切符を誰がものにするのか?
男子以上に見えないところがあるね。


女子SPの浅田も強かった。
最近の彼女は構えに入ったときから“空気”が違う。SPでは最初の3Aは危なかったけど、
演技全体が流れるようで見事だ。こういう選手は今の世界のトップにもなかなかいない。

安藤美姫には驚いた。
例の騒ぎのあと、いろいろ言ってきた。彼女の言動に釈然としないことが多かったから。
しかし、かなり難しいと思った全日本の舞台に戻ってきたのは立派だ。
観客からもいい拍手が送られる中でまさか、60点+(SP)を出すとは思わなかった。
先日のフジテレビ「僕らの時代」でも伊藤みどり,八木沼純子、荒川静香が口をそろえて
安藤の復活ぶりは信じられないことだとほめていた。
FSの最終組に残るなど、予想していなかった。
クロアチアの小さな大会で2位になったとき、“全日本で最終グループの6人に入ったら
あっぱれだと思う”とブログに書いた。だから、あっぱれだ。ハハハ。

一番の気がかりは村上佳菜子だった。
いい素材だし、ソチに行ってほしいと思っているのに、今シーズンはなかなか持てる力を
出しきれずにファンの期待を裏切ってきた。SP冒頭の3-3が決まってゆとりが出たのか、
久しぶりに彼女らしい演技を見せてもらった。 フィニッシュが決まったときの彼女は
カッコいいや。

鈴木明子はベテランの力を見せた。宮原には悪いけどやはり浅田、村上と3人でソチに
行かせたいものだと思いつつ、演技を見守った。
会場を味方にして気持ちよさそうにSPを滑りきったが、点は出すぎじゃないかなあ。
印象として、浅田との差は5,6点あると思ったが、3点未満! 彼女にはファンが多いから
ネットにはほとんどブーイングはなかったけどね。ハハハ。

「愛の賛歌」がコーチの好きな曲、感謝の気持ちを込めて…と、塩原アナが言う。
この1週間~10日ほど、織田の家族の映像が散々流れていた。聞き飽きたし、読み飽きた。
日本のスポーツマスコミはずいぶんウエットだ。センチメンタリズムに流された報道は
いい加減 うんざりする。
いつもはもう少し冷静な、男子担当の西岡アナもずいぶん情緒的なアナウンスをしていた。
つまり、全日本フィギュアはそういう大会なのだ、ということか。

放送…という意味では、今回のフジテレビの中継にはいくつか変化が見えた。
注文の多いオタクたちは少しも満足していないだろうが、男子SPは生だったし、FSも
最終グループは生だった。リスクを負いつつ、やればできることが分かってしまった。
これからが大変だ。ハハハ。

プロデューサーが代わったか、代わらないけど心を入れ替えたか(ハハハ)…いずれにしても、
細かなところで変化が出てきたのはいいことだ。最終的には、スポーツ中継はかつての
シンプルなスタイルに戻っていくと信じているのだが。

…ここまで、23日夕方までに書きあげてあった。
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女子のFSは波乱の展開になった。
最終グループ1番滑走の宮原知子が125.06と、いい点を出したせいか、全体の得点が
“インフレ気味”に設定された感じだ。トータル191.58といえば、GPファイナル3位の
ワグナーを上回り、2位・リプニツカヤに0.49に迫る得点だもの。

続く鈴木明子は“目をむくような”点を出した。144.99!!!
えっ、えっ!と絶句した。しかし、不正があったり、公平を欠いたりした結果ではなく、
理由があっての点数だから文句は言わない。受け入れなければ、競技が成立しないし。
ハハハ。

安藤美姫はスタミナ不足を露呈して大きく順位を落とした。バンクーバー以後の4年間、
ソチを見据えて精進してきたほかの選手たちには及ばなかった。予想された結果だ。
ここまで持ってきた努力には素直に敬意を払う。現役を引退するそうだから、心おきなく
育児に専念してもらいたい。
 
今シーズンは不安げな顔つきの村上佳菜子ばかりを見てきた気がするが、今日は自信に
あふれていた。これ以上ないグッド・タイミングでいいときの彼女に戻ったね。

浅田真央のFSは意外だった。
優勝は動かないと思っていたが、鈴木の得点がプレッシャーになったのか、なめらかさを
感じない滑りになっていた。自信を自分のものにしたと思っていたが、そうではないようだ。
オリンピックに向けての心配材料になるなあ。


12/23のツイート

代表の切符は羽生・町田・高橋と鈴木・浅田・村上…
誰もが納得することはないかもしれない。
小塚陣営には不満が残るだろうが、高橋はしっかり
条件を満たしての当選だ。
できることならこの6人を気持ちよく送り出して
やりたいものだ。


今月初めの記事<高橋大輔、大ピンチ!?~でも“特別扱い”しちゃダメだ~>では一方的に
誤解されてしまったが、今回の選考を“特別扱い”だとはまったく思わない。
FSが終わり、形は小塚との3枚目争いになったが、その段階で、高橋に決まるだろうし、
異論はないとツイートしている。記事を書いた時点では、けがから日が浅く、全日本には
もっと悪いコンディションで臨むことになると思ったから、その場合でも特別扱いしては
いけないと書いたに過ぎない。
小塚陣営やファンの納得を得るのは難しいかもしれないが、“全日本最優先”ではない以上、
この決定は間違っていない。公平な目で見ても、これでよかったのだと思う。

それにしても、全日本フィギュア…。肩が凝る大会だ。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2013-12-24 07:11 | フィギュアスケート | Comments(7)
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*自分が”書いた”記事ではないことをお断りしておきます。

フィギュアスケートの大きな大会があるたびにツイートの回数が増える。
#figureskateのタグをつけるから、反発を食らうこともしばしばだ。
もともと、そういう連中を相手にしていないから問題はない。
私がつぶやく。@つき…つまり、私宛に感情的なリプライが来る。
全部に対応するわけではないが、適当に相手をする。
しかし、あまりの聞き分けのなさに途中でギブアップすることが多い。

自分のツイートは2009年4月18日の“第一声”までさかのぼれるが、
誰かが私宛に書き込んだものは探しきれない。
過去にどんなやり取りがあったか、と検索してもなかなか見つからない。
しかし、ある日こんなものにばったり出会った。

togetter…というらしい。どこのどなたか知らないが、私を起点に
第三者との“交換ツイート”をまとめてくれていた。ありがたい!
ハハハ。

“舞台”は去年の4大陸選手権だ。
とんでもなく長いが興味があったらどうぞ。
(グリーンの文字で書かれているのが私のツイート)

ツイートのやり取り~聞き分けのなさに閉口~(2012.02.12 初出)
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by toruiwa2010 | 2013-12-23 08:57 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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12/05(2013年)のツイート

テレ朝の放送形態に非難が殺到。毎度の「光景」だね。
民放は事情があってしょうがないのさ。
どうしてもNHKにやらせたければ今の3倍ぐらいの
視聴料を払う覚悟がなきゃダメだろうね。
その金額を払ったテレ朝はこのやり方で回収するんだ。
ダコ?


組織の性格上、NHKは民放が見向きもしない分野も放送のテーマに
しなければならず、限られた予算をやりくりしています。
組織の性格上、民放は視聴率が取れそうな…つまりスポンサーがつき、
視聴者が喜びそうなコンテンツを追い求めて予算をつぎ込みます。

NHKは羨ましいほどの金を持っていますが、自由には使えません。
権料が上がれば、ほかの番組との兼ね合いで泣く泣く手放さざるを
得なくなります。ウィンブルドン・テニスなどはいい例です。
日本選手が世界のトップレベルにたくさんいるフィギュアスケートは
当分“高止まり”でしょう。いくら騒いでも、NHK杯以外、彼らが
GPシリーズなどに手を出せる状況は来ないのです。

みなさんが辟易する民放の放送形態は、投じた資金を回収するために
やっていることなので、こちらも“大幅に変わる”ことは将来的にも
考えにくいです。
絶対にNHKにやらせたいと思ったら、半強制的に徴収される視聴料を
今の数倍払うことを覚悟しなければいけないでしょう。


それぞれの事情 …~あれこれ言うのも自由だけど~ (2011.11.29 初出)

11/26(2011年)のツイート

フィギュア・ロシア杯:得点は試合試合で変わる、と
16歳の羽生。演技する選手たちは分かっているのだ。
採点はあくまでそのとき審判の目に映ったもの。
ならば、あれこれ言ってみても仕方がないこと。
この余裕をフィギュア・ファンすべてが共有したい。

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フィギュア・シーズンがたけなわだ。
時差の関係もあって、なかなかライブで楽しめないのは残念だが、
情報をシャットアウトして“ライブ風”にするしか自衛手段はない。
今回はテレビ朝日が放送を担当し熱狂的なファンからバッシングを
受けていた。「なぜ、生でやらない?」「NHKはよかった」…

そうは言うが、NHKがやってもカナダ、フランス、ロシアでのGPを
生で放送することはきわめて難しかったはずだ。
愛好家なら誰だって「スポーツはライブでなくては…」と思うもの。
しかし、みんながツイッター上で群れをなしてあれこれ言ったりしない。

前にも書いたが、テレビにはテレビの事情があるのだ。
NHKは視聴率を上げることも営業費用の回収も考えずに番組を組める。
自分たちが半ば強制的に取り立てられた視聴料で成り立っているのを
忘れて「生でやってくれるのはNHKだけ、さすが」と喜んでいるのは
ある意味“おめでたい”とも言える。

民放は 金のこと、数字のことを考えないわけにはいかない。
高い放映権料を払った分、できるだけ効率よくそれを回収しようと
考えるのは仕方がないこと。ゴールデンにするのはCM料が高いから、
録画放送になるのは“作り込み”がしやすいからだ。
ファンが邪魔だと声をそろえる“あおり”を入れて作り込むのは、
一定の放送時間を確保して数字を稼ぐためだし、司会にタレントを
起用するのも、それで視聴者が喜ぶと思っているのだ。
最後の部分だけは思い違いなのだが、彼らには分かっていない。
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いずれにしても、売り手がLIVE中継することをmustにすれば、
手を出すテレビ局はなくなるだろう。
そして、生放送になったら なったで「その時間は見られない。
違う時間に再放送をやれ」と要求する人が出てくる。
要するにキリがないのだ。

毎年、この時期になると、フィギュア・マニアが採点について
文句を言うことが多くなるのもうっとうしい限りだ。
日本人選手の点が伸びなかったときの「審判の採点のあそこが
おかしい。ここが間違っている」…「正しいのは自分だけ」と
言わんばかりのヒステリックな大合唱には辟易する。

同じ演技が人によって違って見える。だから、複数のジャッジで
判定しているのだ。
冒頭の羽生の言葉は、選手が冷静であることを示している。
ロシア杯では、16歳らしい若さを生かして伸び伸び滑った羽生と
終始、柔らかな笑顔で演技をしていた浅田を見るだけで満足した。


暇つぶしにいかが? 3件:

書いているのが何者か、感情に流されていないか…と
少々気になるが、面白いし、合点がいく読み物だ。
採点の公正・不公正について、過日のデイリースポーツに
載った記事について鋭く書いている。一読を勧める。
→ goo.gl/6DEC2D

もう一つ。
こちらは、ガチンコ勝負にはなってないけど、フィギュアの採点は
公平か不公平かについてのやり取りが面白い。
「疑惑の高得点」とやらの“名著”を痛烈に批判するブログがある。
→ goo.gl/sd1vo0

けなされたその本の著者が、上記URLを貼った元スケーターに
噛みついたことから始まったらしい。やり取りを見守っていると
なかなか面白い。村上春樹の小説より?ハハハ。
→ bit.ly/1krv6ec

対戦者:一人は“黒猫”、もう一人は“うるとらにゃん”を名乗る。
猫パンチの応酬だ。ハハハ。
“黒猫”はブログでさんざん私をコケにしている。つまり、それだけ
熱心に当ブログやツイートを愛読しているわけだが。ハハハ。

“うるとらにゃん”とは数年前にかなりやり合った仲だ。
しかし、「ジャッジは公平」と説く彼の最近のツイートは説得力がある。

その二人の対決はニコ動でやってほしい。ハハハ。 

10:35加筆

ヒートアップしてきた。面白い!論争の行方にみんなで注目しよう。
二人のやり取りにタイムラグがあるのが惜しいなあ。w。 
bit.ly/19Fk40K  うるとらにゃん
bit.ly/1krv6ec   黒猫

ポインセチアで思い出す

2,3日前からマンションのロビーの一角にポインセチアが
飾られている。赤と緑が鮮やかに季節を告げている。
思い出す…
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2003年12月22日…そうか、10年前の今日か。
リーガのレアルvsマヨルカで早野さんと組んだとき、
ひそかに企んだ。
この日、グリーンの上着を着て家を出た。「早野さんが
赤いジャケットを着てくるように」と祈りつつ。
深夜の控え室に姿を見せた早野さんが赤いジャケットを
着ているのを見たときの“達成感”たるや!!ハハハ。

前半が終わってスタジオを写すとき、二人の顔ではなく、
ジャケットのアップからズームアウトするように…と
ディレクターに注文を付けてあった。
私が一言、挨拶したあと画面が切り替わる。
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私「…2ショットになりますと、早野さんが赤で、私が緑、
合わせてスタジオに…」
早「メリー・クリスマスという感じでやらせていただきます」
私「2人合わせると、ポインセチア…」
早「ああ、そうですね。私が花のほうで…」

相変わらず、勘のいい早野さんだった。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2013-12-22 07:47 | 自薦・厳選300? | Comments(4)