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岩佐徹のOFF-MIKE

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<   2014年 06月 ( 46 )   > この月の画像一覧

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2006 ドイツ大会の回顧です。
序盤のベスト…写真もないので
何が何だかわからないでしょうが。
ハハハ。

序盤の“ベスト” ( 2006.06.16 初出 )


地元・ドイツ、40年ぶりの優勝を狙うイングランド…ブラジルを追う、追ってほしい
強豪が期待にこたえて2勝目を挙げ、決勝トーナメント進出を決めました。
プレッシャーが強かったはずのドイツにしても、大黒柱ルーニーが直前の試合で負傷した
イングランドにしても、かなりきびしい戦いだったはずですが、伝統のある国の底力は
すごいですね。
結果を見て言うのではなく、ピッチ上の彼らには“オーラ”は言いすぎかもしれませんが、
独特の雰囲気があります。それこそが“伝統”ということなんでしょうが。

それにしても、ヨーロッパの試合会場の雰囲気はいいですね。
ヨーロッパ選手権に3回のほか、チャンピオンズ・リーグでもイタリア、スペインなど、
たくさんの競技場に行きましたが、誰もいないピッチをボーっと見ているだけで、少しも
飽きなかった覚えがあります。
試合開始が近づくにつれてスタンドとピッチが一体となってかもし出していく“空間”に
背筋がぞくぞくしたことが何度もありました。

素晴らしいプレーやきわどいプレーがあったときの歓声・どよめきも、海外の競技場では
“音質”が違うように思います。
5万、6万の観客が挙げる大歓声やリバプールで試合開始の直前に歌われる“You’ll Never
Walk Alone”の歌声は、私の耳には金属質に響きます。
その音を楽しんでいただきたいと思い、しゃべりたいのをがまんして黙ったものです。
ハハハ。

さて、全部は見ていないのですが、ここまで私が見た中での、“ベスト”を書いておきます。

ベスト・マッチ

ドイツvsポーランド


“前菜”のエクアドルに完敗したポーランドですから、メイン・ディッシュのドイツに
かなうわけがないとタカをくくっていたのですが、すばらしい試合になりました。
隣国同士…ということもあり、両国の間の“歴史”を考えたらポーランドは意地でも
負けたくなかったでしょう。最後は、クリンスマン監督の選手起用が見事に的中して
ドイツが土壇場で勝ち点3をゲットしましたが、ポーランドが勝ってもおかしくない
試合でした。後半30分のイエロー2枚による退場が惜しまれます。
こういうことがあるから、カードだけで判断してはいけないんですよね。ハハハ。

ベスト・ゴール

① Neuville (vs Poland)


昨日のことで印象が強いのかもしれませんが、このゴールは見事でした。
快足を信じてスペースに出された後方からのパスにこたえたオドンコルから、速い、
鋭いクロス、正面に走りこんだノイビル(私には“ヌビル”なんて言えません ハハハ)が
完璧に合わせました。

蛇足ですが、この試合を担当した田代アナはなかなかネツのこもった実況でよかったです。
決勝ゴールのあと、解説者と二人で“勝手に”しゃべりあう形になったのは残念ですが。
ちなみに、私だったらあの時間帯のゴールに勝利を確信して沸きかえる地元ファンたちの
歓声を聞かせるために間違いなく黙ったと思います。片手で解説者を抑えて…。ハハハ。
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② Rosicky(vs USA)

今大会は、開幕戦のラームに始まってミドル・レンジからのゴールが多いようですが、
その中では、チェコのエース、ロシツキーのこのゴールにしびれました。
左サイドに持ち込んだネドベドのクロスをDFがヘッドではねかえします。
これを拾ったノーマークのロシツキーが思い切って右足を振りぬくと、ボールはほとんど
無回転でゴール右上に突き刺さりました。

ベスト・コンビ

タカ アンド トシ…うん? なにか違うかな? ハハハ。


CRO 0-0 JPN ( 2006.06.19 初出 )


日本の第2戦、クロアチア戦が終わりました。
チャンスがありながら、例によって決められず、相手のPK失敗で引き分けられたのは、
ラッキーだったのでしょう。それを考えると、川口のワンハンド・セーブは値打ちが
ありますね。

かつてセリエAを担当している頃にしらべたところ、PKの決定率は毎年ほぼ80%でした。
つまり、5本に1本は止める確率があると考えていいのでしょう。川口はもともとPKには
強かったはずだ、と期待していましたが、見事に読みきりました。
私の中では、どんなに好セーブをしても、第1戦の最初の失点を呼んだ飛び出しミスは
大きな減点材料でしたが、あのセーブで、だいぶ挽回しました。ハハハ。

暑さから来る疲労のせいか、ひやひやするエラーがかなり出たのに引き分けられたのは、
日本が言われ続けた“決定力不足”がクロアチアにもあったからかもしれません。ハハハ。

序盤で目についたのは、中田の運動量でした。
“ここと思えば、またあそこ”で、ピッチのあらゆるところに顔を出していました。
その分、福西の負担が増えたのかもしれませんが、そのあたりは、私のレベルでは
よく分りません。どちらにしても、「プレーで引っ張るんだ」という中田の意志がはっきり
伝わってくる動きだったように思います。
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終了後はピッチに仰向けに倒れこんでいましたが、最後まで、日本選手の中では一番の
スタミナぶりだったことと合わせて“さすが”だと思って見ていました。

しかし、ジーコ監督に続いてインタビューに応じた彼の発言にはやはり違和感があります。
「率直に言って勝てる試合をもう一度落としたって感じですね。緩急をつけるサッカーを
まったくしていなかった」…。

どうしても「僕はやるべきことをやった、ほかの選手はそれが出来なかった」と言って
いるように聞こえてしまいます。
私は、これまでも、サッカーの選手はほかの種目のアスリートとは違う“思考回路”を
持っていると思えてしかたがありませんでした。

負けたとき、多くのアスリートが自分の責任についても語りますが、サッカー選手たちは、
第三者のように話しますね。それも、自分のことよりも“チーム”を語ります。
自分はまるで、試合に出ていなかったかのような選手まで現れます…。ハハハ。

中田はいずれ、日本サッカーを引っ張っていく人材でしょう。
もちろん、今からそのことを考える必要もないでしょうが、腹の中にしまっておくことも
覚えていかないと…って、私には言う資格がまったくありませんが。ハハハ。

将来の指導者としてはこの男の方が上と思う宮本、決定的なチャンスをはずした柳沢、
前半だけで交代になってしまった福西、試合に出る機会すらなかった小野…期待していた
選手たちが“残念な”結果になってしまいました。

×△…私にとっては“想定内”です。
最終・ブラジル戦はたとえ相手がメンバーを“落として”来ても…いや、むしろその方が
勝てるチャンスはないと思っていますが、意地でも、そんなふざけたことを言ってる奴を
へこませるような結果を見せて欲しいものです。“大歓迎”です。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-06-30 12:09 | 自薦・厳選300? | Comments(2)
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ダルビッシュ:スキを見せず8勝目

06/29のツイート

ダルビッシュ 先発:MLB初完封のあと
2試合連続で思わしくない投球になっている。
11回で12失点(自責は8)。
原因の一つはコントロールか。合わせて
9個のフォアボールはいただけない。
イライラしているのも一因かも。
気持ちよく投げさせてやれw。
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8回 110球(76ストライク) 4安打 1四球・10三振 0点 勝ち(8勝4敗)

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前回イライラしたのは、守りで足を引っ張られたことと、主審が思うようにストライクを
とってくれなかったことが理由でした。しかし、この日はストライク・ゾーンがかなり
横に広い主審でした。私とバッターの目には完全なボールと見えた球をストライクと
コールしたケースが少なくとも3回ありました。全部、左打者の外角スライダーです。

昔、ホームベースの外側をなぞるように曲がるカーブを“鉢巻き”と呼んでいました。
ちょうど、ベースが鉢巻きを巻いているように見えるからです。ウエルキ主審は鉢巻きを
かなり“ゆるく” 巻く人なんですね。ハハハ。
ジョークではなく、ダルビッシュはこのことをしっかり記憶しておくべきです。あの球を
ストライクと言ってもらえたらピッチャーはずいぶん楽だと思います。

それだけが理由ではないでしょうが、前回、ウエルキが主審だった試合の数字を見ると…
8回 108球(70ストライク) 4安打 1四球・9三振 1失点 でした。
昨日と実によく似たデータになっています。お中元を贈っておくといいですね。ハハハ。

最速は94マイル(151キロ)で、5球投げていましたが、あとは91,92マイルでした。
それでも球威が十分だったのでしょう。明らかな高めのボール球を空振りしてくれました。
結局、難しい打球も飛びませんでしたからバックが足を引っ張ることもなく、おそらく、
何の不安も感じないで投げ終えたのではないでしょうか。

65-24 04/06 vs TBB 7回無失点 勝ち  
78-38 05/16 vs TOR 8回2失点 負け
70-32 06/01 vs WAS 8回無失点 勝ち


左がストライク、右がボールの数です。
今シーズンのダルビッシュは過去14試合に先発してストライクとボールの比率が2-1を
超えたのはここに書き出した3試合だけです。いい内容のピッチングになっていました。
TOR戦は負け投手になりましたが、味方が完封されたからです。

昨日は久々に2-1以上(77-33)になりました。好投の一因でしょう。
回を追って調子を上げていくタイプのピッチャーですが、昨日は3回以後の6イニングで
ランナーを二人しか出しませんでした。ベンチは安心して戦況を見ていられたでしょう。
毎試合こういう投球を…と言っても難しいでしょうが、9回完封のあと、5回0/3で7失点、
6回5失点を挟んで8回無失点はエースらしくないかもしれません。


田中:154キロのストレートが…

田中将大が12勝目を目指して先発する。
MLBには11勝すら田中しかいない。
防御率2.11もAL1位…たいしたものだ。
前回登板では彼の基準から見れば本来の
投球ができず負け投手になっているだけに
今日は期するものがあるはずだ。
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9回 116球(86ストライク) 7安打(2HR) 1四球・8三振 2点 負け(11勝3敗)

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デビューから16試合連続QSは達成しましたが、3敗目を記録しました。
しかし、たったの2失点…それも、ソロ・ホームラン2発にやられました。切り替えが
早そうな田中でも昨日の夜は寝つきが悪かったに違いありません。
3回に9番・ロスにやられました。1-0からストライクを取りに行った不用意な球でした。
12本目の被弾でしたが、3,4,5番の中軸に打たれたのは3本だけです。油断があったかも
しれませんね。

1-1の同点で迎えた9回2死無走者で打席に入ったのは5番・ナポリでした。
先頭のペドロイアにヒットされたあと、4番・オルティズを併殺に打ち取っていただけに
ホッとして緊張がゆるむことが心配でした。初球がボールになったあとのスライダーは
思わず目をつぶってしまったほど甘いコースに入りましたが、バットは空を切りました。

次のドリューにはいい感じで対応していましたから、ロングヒットがあるナポリと無理に
勝負をしないだろう…現地のコメンタリー陣もそんなニュアンスの話をしていましたが、
1-1からのスプリッターで1—2と追い込んだために“勝負”になりました。
渾身の力を込めたこの日の最速、154キロをマークしたストレートは高めに浮き、ナポリが
コンパクトに振ったバットにはじかれてライトスタンド最前列に突き刺さりました。
呆然としていました。自分の力を信じて投げた球を打たれ、勝敗が決まったのですから
無理もありません。

田中が首を振ったあとのストレートでしたから、メディアからも批判されています。
そして、ベンチに戻ったナポリが出迎えた仲間に向かって「あいつは馬鹿だぜ」と
言っていたという指摘があり、物議をかもしています。「あのシチュエーションだから
てっきりスプリッターが来ると思ったらまっすぐを投げやがった。この俺さまに…」。
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記事を読んでビデオを聞き直すと、私の耳にも “What an idio…”までは聞き取れます。
fool、stupid、idiot…バカ、アホ、おろかを意味する英単語はいくつかありますが、
堪能な人に聞くと、どれも相当にひどい言葉のようです。興奮状態の中ではあっても
マイクにとらえられたのは問題ですね。
そのヤバさは都議会の「早く結婚した方がいいんじゃないか」と同じレベルかも。ハハハ。

「田中のことではない」と苦しい釈明をしていますが、状況は厳しいです。真っ黒です。
ナポリは今日の試合の第1打席は気を付けた方がいいかもしれません。ぶつけられるか、
身体の近くに来るか、体のうしろに投げてくるか…ヤンキースのピッチャーから何らかの
“見せしめ”がある可能性が高いからです。特にランナーがいない状況でナポリが打席に
入ったら目を離しちゃいけません。ハハハ。。

田中は「速いストレートで外すつもりだったから首を振った。ボールでいいから速い球を
見せておきたかったんだ。狙いどうりに行かず、打ちやすいところに行ってしまった」と
話しています。つまり、コントロールミスです。
キャッチャーのマッキャンも「試合中にサインに首を振るのはよくあることさ。ただ、
投げたいところに投げられなかったんだ。これ以上はない投球をしていた。打たれた球は
154キロだった。敬意を示さなきゃ。彼がどんなにいいピッチャーかは話しきれないよ」
…“四面楚歌”ではないようです。
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5回のマウンドで興味深いシーンを目撃しました。
1死で、前の打席でホームランを打たれたロスを迎えました。初球がストライクのあと、
2球目のサインに少し時間がかかりました。焦れたロスが一度 打席を外しました。
こういう場合、バッテリーは改めてサインの交換をするものです。しかし、マッキャンは
サインを出し直さず、静かな目でマスク越しに田中を見つめて2度うなずいただけでした。
「同じだぞ」ということです。二人の間の信頼関係が見えた気がします。

たまたま、センターのカメラがこのシーンを見せてくれたのですが、私のように、細かい
部分を重視するタイプにはたまりません。ハハハ。

田中将大が連敗しました。事件です。
前回は0点、昨日は1点しかとってくれていません。それで勝てと言われてもねえ…って、
この前も書いたかしらん。ハハハ。

田中将大はこのあとケガさえなければ
7月3日、8日、13日に先発する。
13日は、球宴前の日曜日・・・
そう、初めての球宴だが登板のチャンスはない。
ああ。

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レッドソックスは上原が見事に締めくくりました。140キロ前半のストレートと鋭く落ちる
スプリッターの組み合わせでヤンキースの重量級打者を翻弄しました。
ときどき打たれていますが、堂々たるクローザーでした。
by toruiwa2010 | 2014-06-30 08:16 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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ビッグイベントではどうしても実況に興味を
持ってしまいます。
2006年大会も例外ではありませんでした。

NHKを見る ( 2006.06.15 初出 )


シェフチェンコが元気なうちに、ウクライナがワールド・カップに出ることはないと
思っていました。試合前、キャプテン・マークをつけて高揚している様子の彼を見て
ひとごとながら、つくづくよかったなあと嬉しかったです。

サッカーは今のところ全部NHKのBSで見ています。
面白いかどうかは別にして(ハハハ)、登場するアナウンサーたちの実況を聞いていると
サッカーについての基本が私などにくらべるとしっかりしているなあと思います。
前から感じていてうらやましいと思っていることですが、NHKはアナウンサー全員が
きちんとした研修を受けているはずです。

しゃべりがうまくない解説者の場合、試合の序盤、両チームのフォーメーション紹介を
アナウンサーが自信をもってやっています。特に栗田、野地両ベテラン・アナのときに
多いようです。普通、こういうやり方は、解説者をさしおいて、と非難される材料に
なるのですが、雰囲気としては、制作陣も了解済みのことだろうと思われます。
全体としても、戦術面、技術面にアナが踏み込んでのしゃべりが多いのが今回は目に
(耳に)つきますね。

民放なら解説者に振る話をアナウンサーが自分の解釈でしゃべっています。
民放に比べると、解説者のしゃべりの量が圧倒的に少ないと思います。
賛否両論でしょうが、長い間、プレーそのものの実況、状況や情報を伝える“素”の
部分と解説者とのやりとり…この三つの要素のバランスをとることで放送のリズムを
つくってきましたから、どうしても違和感がぬぐえません。
と言うか、やれと言われても、たぶん出来ないでしょう。ハハハ。

地上民放は全体に“けたたましい”のが我慢できません。
スカパーは実況陣が好きじゃないし、第一、契約してないもんなあ。ハハハ。
NHKのアナウンサーたちは“実況”以外の部分のトーンが比較的静かです。聞いていて
“邪魔にならない”から、こちらを選ぶのです。

オリンピックのときにも書きましたが、昔と違い、NHKも最近はだいぶ様変わりして、
サッカーだけでなく高校野球や大相撲でも、かなり絶叫するアナウンサーが現れています。
時代の流れもあり、制作陣の意識が変わってきているのではないでしょうか?
好みや程度の問題はありますが、このほうが人間らしくていいかもしれません。

エースは栗田アナなのでしょうが、あまりにも特徴がなくて私には物足りません。
前から言っている通り、サッカーの知識、描写の的確さ、解説者からの話の引き出し方…
NHKでは野地アナが“一推し”です。
Kさんが解説の場合は、ほとんど一人でしゃべってます。彼の声以外に聞こえるのは
“うーん”だけ。適切な対応かと。ハハハ。
全体に、解説者が目立たないのも今回の放送の特徴ですね。
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彼や内山アナには共通した問題点があります。私にとって…ですが。
それは、解説者の話に反応しないことです。
自発的にしゃべったときも、自分が質問したときも、相手の話に相槌をうちません。
もちろん、画面に映っていないところでうなずいているとは思いますが、声を出しての
リアクションが一切ないことに違和感があります。

普段の会話でも、「ええ」「はい」「なるほど」「そうですか」…相手が話したとき相槌が
打たれることで会話のリズムは生まれます。奥さんにも返事をしないのかしらん?ハハハ。
彼が実況のときには「また解説者を置いてっちゃったよ」と突っ込むことが我が家では
しばしばです。これまでは、NHKのアナの中でも野地アナが際立っていたのですが、今回、
内山アナにも同じ傾向が強いことに気づきました。たぶん、NHK内での“お師匠さん”が
同じ人なんでしょう。ハハハ。

昨日のスペイン戦、貴賓席のベッケンバウアーの隣にスペインの皇太子ご夫妻がいました。
たびたび画面に映っても町田アナはひと言も触れませんでした。分らなかったのでしょう。
そのことは責められません。
しかし、すわる席からいっても、しかるべきVIPだと考えるのが普通です。
「どんなただか分りません」と、なぜ言えないのでしょうか? 沽券に関る? ハハハ。
グーグルですぐに確認しましたが、私なら、たとえ確信がない段階でも「もしかすると
スペインの皇太子かもしれません」と言ったと思います。“沽券”などありませんから。
ハハハ。

NHKでは、確実でないことは絶対に言うな、と“教育”しているのでしょうが、そんなに
こだわる必要があるのかなあと疑問に思います。“もっと普通に”と注文をつけたいですね。

「曲げてきたーっ」「打ってきたーっ」「クロスきたーっ」…なんでも「来る」というのも、
NHKのサッカー中継に共通した“くせ”でしょう。伝統と言ってもいいかもしれません。
先輩からの流れでしょう。尊敬していたり、若いころに教えを受けたりした先輩のくせは
どうしても知らないうちにまねしてしまいますからね。

開幕戦や日本の第1戦のしゃべりだしの部分で用意したコメントをしゃべっていました。
なぜ、そのとき、その場で感じた言葉を口にしないのか? 何のためにそこにいるのか?
これも、大先輩からの伝統、“栄光への架け橋だーっ”以来の流れによるものでしょうが、
NHKまでがこんなことを始めたことにがっかりです。

いつも書いていますが、アナウンサーの能力を判断する絶対的な基準はありません。
すべては、視聴者の好みが左右するのだと思います。
私の場合、戦術論や技術論の多い放送は種目が何であれ好きではありません。
そんなことより、視聴者と同じ感覚で試合を楽しみ、その“わくわく感”を平たい言葉で
伝えて欲しいと思います。納得させてくれるアナウンサーにはなかなか出会えませんが。

さて、ようやく全チームが一試合終えました。強豪チームはほぼ順調に勝っています。
くどいようですが、働くべき選手がきちんと仕事をしています。
世界のレベルは高い! 見ていて飽きない!

ふたたび、“狂乱”の日本戦も近づいてきます。副音声はないのか?! ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-06-29 09:07 | 自薦・厳選300? | Comments(10)
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黒田:粘ってよかった

06/26のツイート

黒田が登板:6月は4試合に先発して0勝2敗…
しかし、防御率は3.33と悪くない。
そう、援護点が少ないんだ。4試合で5点だもんなあ。
前回は5回まで今シーズン最高の出来だったことに
期待する。逆に6回に集中打を浴びたのが気がかりだが。
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6回1/3 102球(63ストライク) 8安打(1HR) 2四球・4三振 3点 勝ち(5勝5敗)

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1回、先頭打者に初球をホームランされました。ベテランらしくない不用意な投球でした。
打ったのは先日、田中からも初球HRしたレイエスです。“天敵”。ハハハ。
続くカブレラにも強い当たりのヒットを打たれて前途多難を思わせましたが、三振、三振、
レフトへのファウルフライで切り抜けました。2回、4回に3本のヒットを打たれましたが、
シフトの逆をつかれたものや高いバウンドの内野安打です。投球は安定していました。

しかし、5回には川崎へのフォアボールをきっかけに、2アウト後、レイエスの2ベースと
カブレラのタイムリー・ヒットで2点を失い、3回に4点を取って逆転してくれたリードが
1点になりました。
6回先頭の4番・エンカーナシオンを歩かせたときは嫌な予感がしました。
1点リードした試合の後半だし、4番とは言え先頭打者だし、黒田にしては珍しいことに
途中から逃げた感じがあったし…。

この場面で黒田は真骨頂を見せたと思います。後続打者をキャッチャー・フライと二つの
内野ゴロに打ち取りましたが、いかにも黒田らしい、丁寧かつ粘りの投球でした。
93球でしたから、7回からはブルペンの出番だと思いましたが、なんと、続投!
「普段通りの方がいいんじゃないのかなあ」と思いながら見ていると、いきなり川崎に
ヒットを打たれてしまいました。

「ほーらね」と思いました。ハハハ。
しかし、1死1塁になってようやく投手交代になったこの試合の“キモ”はヤンキースが
4連敗中だったことでした!
7回のピンチは2人のリリーバーを送って何とかしのいだヤンキースは8回にも1死から
ランナーが出ると、クローザーのロバートソンを投入しました。あと5つのアウトが
必要でしたから、普通、監督はこういう起用をしません。

しかし、連敗中、出番がなかったロバートソンは休養タップリだったのです。
今シーズンもあまりツキがあるとは思えない黒田ですが、皮肉な“巡りあわせ”で貴重な
ツキをもらいましたね。地味に、黙々と努力を続けてきた黒田に天の恵みがあったのだと
思いたいです。


岩隈:ちょっとやばいなあ

岩隈が登板する。
天敵ともいうべきレッドソックスが相手だ。
勝ち負けはないが、去年の7月に2試合8回2/3で
16安打(3HR)されて8点を失った苦い思い出がある。
前回登板でも5点のリードを守れなかったし正念場だね。
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4回0/3 80球(54ストライク) 8安打(1HR) 1四球・3三振 5点 負け(5勝4敗)

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2試合続けて“らしくない”ピッチングになりました。
前回登板は4回まではまったく問題がなかったのに、5回、6回は人が変わったように
打ち込まれました。
この日の試合では不運な内野安打のあと、オルティズに完璧な当たりでライト上段に
叩き込まれました。あまりにも凄まじい当たりでしたから逆にダメージが残らないかも…
と思ってしまうほどでした。ハハハ。

6月15日のレンジャーズ戦は8回を1失点でした。このとき、首に違和感があったと
伝わっていましたが、まだ影響があるのでしょうかね。
5回0/3(76球)、4回0/3(80球)は、彼に求められる水準からほど遠いものです。

自分に呆れているのでしょうが、乱打されたあともその顔から歯がこぼれていました。
やめるように心がけた方がいいと思います。余計なことですが。ハハハ。


松坂:求む、テンポとストライク!

06/27のツイート

松坂大輔が登板する。先発は6試合目だ。
前回は1回の1失点で負け投手になったが、
3日前に中継ぎで登板していることを考えると
内容はよかった。交代を告げられて不満の色を
見せるなど気持ちが前に出ている。
いつまでも兼任でやりにくいだろうが結果を
出すしかない。
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6回 96球(55ストライク) 5安打(1HR) 5四死球・4三振 5点 負け(3勝2敗)

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中継ぎで1イニング投げた試合を除くと、6月の先発は5試合でした。
トータル22回2/3で18安打、15与四球・15奪三振、11失点…バランスが悪すぎます。
改善するのは難しいでしょうが、松坂にとってコントロールは永遠のテーマですね。
3回に失点しましたが、フォアボールがきっかけでした。この回が終わったとき、44球で
ストライクが22球しかありませんでした。投球間隔も長いのでバックも集中できません。
気分よく守ってもらうには、テンポよく、ストライクを先行させるピッチングをしないと
いけません。

故障しているピッチャーが戻ってきても先発は続く…と監督が言っているらしいですが、
いつまでも我慢してくれると思わない方がいいでしょうね。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-06-28 10:46 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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8年前のエントリーですが、状況はほとんど
何も変わっていない気がしますね。

選手の発言&ウエットな記事 ( 2006.06.13 初出 )


予想していたことですが、日本列島はえらいことになっています。
マスコミが作り上げた“熱狂”に巻き込まれ、“勝つ”ことを信じ込まされた“ワールド・
カップ限定”のサポーターたちには同情を禁じえません。

いつも思うのですが、最近の日本のスポーツ・ジャーナリズムはどうしてこうも感情・
情緒に訴える伝え方をするのでしょうかね?いえ、もちろん、“売る”ためだというのは
分かってます。

これまで、何度かこのテーマで書いたことがあります。
OFF-MIKEのコラム「ダバディーに告ぐ」もそのひとつです。

私としては、 ムッシュ・ダバディーのブログでサッカーと日本文化、メディアについて
熱く語っているコラムを読み、少しからかってやれと思って軽い気持で書いたのですが、
ネット上で思わぬ反響を呼んでしまいました。
私の考え方には賛否両論でしたが、“ジャーナリズム”について論じる若者がこんなに大勢
いるんだと新鮮な驚きを感じたものです。

日本のスポーツ・ジャーナリズムは、伝える側が“ウエット”ですから、受けるほうも
そうならざるを得ません。大多数の日本人が“さむらい ブルー”状態でテレビの前に座り、
79分間はめくるめく歓喜、最後の11分とそれに続く眠れない夜は悲しみと落胆の思いで
過ごしたことでしょう。
昨日、ネガティブな書き方をした私でさえいつの間にか身を乗り出しワン・プレーごとに
声を出していました。

しかし、結果は最悪でしたね。勝たなければいけない試合を落としました。
いいパフォーマンスだったと思うし、先制ゴールの場面では高原の体当たりがファウルに
ならなかったツキもあって、勝ち点3が取れるはずでした。悪くても、1-1で勝ち点1は
手にできたはずです。

“犯人探し”は私の趣味じゃありませんが、ジャーナリズムは、無条件で応援する立場の
一般のファンとは違って、なぜ負けたかを冷静に分析する責任があると思います。
今朝のテレビでも新聞でも“ジーコ批判”が多いようです。ヒディンク監督の打った手が
ものの見事に結果に結びついただけに“そこ”に話を持っていく気持はよく分かります。
日本のジャーナリズムは外国人監督や選手(野球の場合)に厳しい傾向があります。
日本人を批判すると、そのあとの取材がやりにくくなる、外国人は言葉も通じないし、
いずれいなくなるんだからという気持がどこかにないでしょうか?
ことサッカーに関しては、外国から監督を迎えるときは大歓迎しておきながら、すぐに
交代論や後任探しが始まるのが“パターン”化しています。安易としか思えません。

「収穫はありません。走らなければサッカーになりませんから」
マルタ戦のあとの中田の会見での発言を聞いたときからイヤーな気分でした。
彼に限らず、サッカーの選手の口から「僕のせいで負けました」という言葉が出るのを
耳にした記憶がありません。

第三者的なもの見方、考え方をするのが習性になっているのでしょうか、“ひとごと”の
ような発言がほとんどです。いつも不思議に思っています。
中田はのこの発言はロッカーの中で行われるべきでした。そして、スポーツでの世界は、
「ロッカーの中での発言、行動は外に出さない」が鉄則です。
マスコミを通じてみんなの耳に入ればいい、という考え方なら反対です。

彼の発言はイチローに通じるところがあります。「僕はちゃんとやってる」…言外にほかの
連中がなあ、というニュアンスが感じられて、私は好きじゃありません。
もちろん、狙いがあるのでしょう。異論がることも覚悟していますが、「私は嫌いだ」は、
どなたに何を言われても変わりません。ハハハ。
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私は、同点ゴールにつながった川口のプレーに納得がいきません。
“ゴールラインを離れたら、必ずボールにさわれ”は、これもGKの鉄則です。
そして、川口には過去にもこの種のミスがあって、私はいつも不安な気持で見ていました。
まさか、あんなところで、その不安が的中するとは!

個人を責めるのは酷だし、あの、ワン・プレーだけで負けたわけではありません。
抜け出した高原から柳沢へのラスト・パス…何のためにコンビを磨いてきたのか?
完全に前があいていたのに、枠に行かなかった福西のシュート…。
しかし、勝ち点3が見えていた後半39分という場面で鉄則を守れなかった罪はハンパじゃ
ないと思うのです。

メディアの伝え方は私の考え方とはだいぶ違っていました。“やじうま…”を見ていても、
読売新聞の見出しに「川口 痛恨の判断ミス」の文字が見えただけでした。
朝日に載った川口関連の囲み記事(“川口積極性 明と暗”)には、全体を通じてのファイン・
セーブをたたえ、過去の挫折に触れたあと、問題のプレーについてこう書いてあります。

相手の長いスローインに飛び込んだが触れない。混戦から放たれたシュートが
GK不在のゴールを割った。


そして彼の談話が続きます。

「自分の判断ミスとは思わない。
こぼれたところにみんなが反応できなかったのは疲れのせいかな」


日刊スポーツにはこんな記事がありました。

GK川口の神通力も後半39分までだった。
右サイドからの相手のロングスローに果敢に
飛び出した。だがわずかに届かない。
ボールをつながれ、ここまで守りに守り抜いてきた
ゴールにMFケーヒルの同点弾を許した。


やはり、“挫折”に触れたあと、最後は…

3失点は大きい。だがそれまでのパフォーマンスが
光っていたことは誰もが認める。
後ろを振り返っている暇はない。
絶対に負けられない18日クロアチア戦こそ
完封してみせる。


と結ばれています。

おそらく、おおむねこんな調子なのだろうと思います。監督の采配は批判する割に選手の
ミスには寛容です。それは日本人のメンタリティともピッタリですから“売る”ためには
こういう書き方になるのは仕方がないでしょう。
川口は登場した頃から“いけめん”ぶりが目立ち、女性誌が“ヨシカツ”、“ヨシカツ”と
持ち上げたことで、女性ファンが多いことを知っていますからペンが鈍るのでしょう。

この“ウエットさ”があるかぎり、にわかサポーター達が大きな期待を裏切られる日々は
続くと思います。
スポーツは純粋にプレーを楽しみ、その上で応援する選手やチームが勝つことを願うのが
本来の“ありかた”でしょう。まるで“さむらい ブルー”がワールド・カップのすべての
ような伝え方はとんでもない間違いです。
私は、日本がグループ・リーグで敗退しても全く変わらないテンションで楽しめますが、
多くの方はそうは行かないだろうと思うと気の毒で仕方がありません。

“サッカーねた”をどれほどの方が読むのか分かりませんが、いたたまれず…
そして、今日はどうしても“ハハハ”と書く気になれない私です。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-06-28 09:21 | 自薦・厳選300? | Comments(4)
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4月期のドラマがほぼ終わりましたね。
恒例なので、簡単にまとめておきます。
たいした意味はありませんが、採点も。
ハハハ。

今期、コンセプトや番宣などを読んで、
一度も見なかったものが3本ありました。
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なるようになるさ。2 TBS
舘ひろし、浅野温子、志田未来、安田章大、紺野まひる、南沢奈央

刑事110キロ2 テレ朝
石塚英彦、中村俊介、星野真里、石丸謙二郎、井上和香、竹下景子

弱くても勝てます 日テレ
二宮和也、麻生久美子、福士蒼汰、有村架純、薬師丸ひろ子、市川海老蔵


「弱くても…」は二宮が出ていたからでしょうか、辛うじて平均で10%を守りましたが、
あとの2本は、どちらも一度も2ケタに乗せることなく、平均7%台で下位に沈みました。
食指が動かなかったのは私だけではなかったようです。視聴者をなめちゃダメです。
ハハハ。
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1、2度見ただけでギブアップしたのは…

ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ TBS
北村一輝、宮迫博之、薮宏太、谷原章介、和久井映見

極悪がんぼ  フジ
尾野真千子、椎名桔平、三浦翔平、仲里依紗、小林薫、三浦友和

ビター・ブラッド フジ
佐藤健、渡部篤郎、勿来汐里、吹越満、田中哲司、KEIJI(EXILE)

ブラック・プレジデント フジ
沢村一樹、黒木メイサ、国仲涼子、澤部佑、門脇麦、永井大

SMOKING GUN~決定的証拠~ フジ
香取慎吾、西内まりや、鈴木保奈美、倉科カナ、イッセー尾形、谷原章介

マルホの女~保険犯罪調査員~ テレ東
名取裕子、麻生祐未、宇梶剛士

アリスの棘 TBS
上野樹里、オダギリジョー、栗山千明、田中直樹、藤原紀香、岩城滉一

ファースト・クラス フジ
沢尻エリカ、中丸雄一、佐々木希、菜々緒、三浦理恵子、板谷由夏


全部で8本…うち5本がフジテレビです!
後輩たち、これでも危機だと思わないのなら、相当、重症だぜ。ハハハ。
どうしても受け付けない部分があったり、ほんのちょっとしたことだったり、1本ずつに
気に入らなかった理由はありますが、中間報告に少し書きましたから割愛します。
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80 TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部 テレ朝
小澤征悦、田辺誠一、塚本高史、神尾佑、渡辺いっけい、西田敏行


数字はよくありませんでしたが、私は面白く見ました。…と言うか、なぜほかの人たちが
見ないのかが不思議です。ほとんど男性しか出てきませんから、“そういう”視聴者は
食欲が起きないのかもしれませんね。やらしい。ハハハ。
主人公、佐久(小澤)は刑事たちの捜査を指揮するのが管理官ですが、「君たちはコマです。
何も考えずに、言われたことをやっていればいい」と言い放つ男です。どんな組織でも
嫌われるタイプですが、結果を出す彼には回を追って“隠れファン”が増えていきました。
最終回で全員が配置換えでバラバラにされました。どうせ、第2シリーズをやるときには
全員を呼び戻すのでしょう。これまで何度も見ましたよね。ハハハ。


85 花咲舞が黙っていない 日テレ
杏、上川隆也、生瀬勝久


結局、今期のNo1はまたまた“池井戸ドラマ”になりました。視聴率が裏付けています。
いつの時代でもこういう“勧善懲悪”的な作品が支持されるということでしょうか。
1回目から好調でした。テンポもよくて、胸のすくような結末が待っているのですから
ストレスがたまりません。「半沢直樹」の池井戸潤原作で「ごちそうさん」の杏が主演…
「あまりにも狙いが見え見えじゃないか」と思いつつ、最後まで楽しく見てしまいました。
ハハハ。

やっぱり、杏がいいし、上川も軽めの演技が却ってよかったような気がします。
生瀬は「MOZU」でも“悪役”だし、主役ではないものの、かなり重要な役で同じ期に
ダブって出るというのは役者としてどうなんでしょうね。私が心配することじゃないけど。
ハハハ。
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75 MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜 TBS
西島秀俊、香川照之、真木よう子、生瀬勝久、吉田鋼太郎


「BORDER」との同枠対決で話題になりましたが、“完敗”と言っていいでしょう。
最終回に最高視聴率をマークしましたが、「BORDER」の終了後だったことがプラスに
作用したと考えるべきだと思います。
“敗因”は、ストーリーも画面もセリフも…何から何までが暗すぎたことでしょうか。
制作陣には考えがあってやったのでしょうが、視聴者の反応は“正直”でした。


85 BORDER テレ朝
小栗旬、青木崇高、波瑠、野間口徹、浜野謙太、遠藤憲一、古田新太


頭に銃弾を受けた刑事(小栗)が生死の境をさまよった末に生還しました。
脳内に残った銃弾が原因で彼は死者と話ができるようになります。
事件の死者とは被害者です。被害者たちは犯人を見ていることが多く、有力な手がかりを
教えてくれます。しかし、逮捕し、立件するには確実な証拠を見つけなければなりません。

見る前はこの設定に拒否反応があったのですが、1回目を見て気が変わりました。
現実の事件捜査では、“死者との会話”はありえないことですが、カンを頼りに、あるいは、
状況証拠や傍証を根拠に犯人に迫っていくことはあるでしょう。かなり“強引”ですが、
そこを置き換えて考えれば大きな違和感はなくなります。 本当に強引ですが。ハハハ。

意表を突かれたという意味でも、今期のドラマの中では光る一本でした。
ずっと「これが1位だ。90点だなあ。」と思いながら見ていました。しかし、最終回で
5点減りました。同時に、ランクもトップから2位に落ちました。もったいない。ハハハ。

すべては、“わけの分からない結末”にあります。なぜ、あんな終わり方にしたのか…
シリーズ化の予定はないのかもしれませんが、このエンディングはダメだなあ。
せっかく、小栗のかっこ良さを認めたし、青木も波留も遠藤もいいなと思ったのに。
ハハハ。
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85 続・最後から二番目の恋 フジ
中井貴一、小泉今日子、坂口憲二、内田有紀、飯島直子


中井と小泉のアドリブっぽい“掛け合い”を楽しみました。
“今期唯一の恋愛もの”だったせいか、固定客をつかんだようで、毎回2けた視聴率を
マークし、全体でも3位に食い込みました。
昨日の最終回がどれぐらいの視聴率をとったか興味があります。(あとで追記しておきます)
*13.8%しか取れなかったようです。
なるほどねという終わり方をしていましたね。続きがありそうななさそうな…。ハハハ。


80 ルーズヴェルト・ゲーム TBS
唐沢寿明、檀れい、石丸幹二、六角精児、児嶋一哉、江口洋介、山﨑努


“池井戸+唐沢(&江口)”だから、面白い作品になるはず…と、期待は大きかったのですが、
少し“残念”でした。タイトルと関係があり、原作にあるので仕方がないのでしょうが、
“ウソっぽい”野球のシーンが多くて興ざめでした。
視聴率的には第2位でしたが、もちろん「半沢直樹」の再現とはなりませんでした。
ただし、2回目で下がった数字がその後持ち直して、平均で14%を超えたのは立派です。
最終回の17.6は「花咲舞…」最終回の18.3に次いで今期第2位です。健闘しましたね。
仮に“半沢効果”の恩恵があるにしても。ハハハ。

ちなみに、プライムタイム(1900~2300)全体の“最低”記録はTBS「なるようになるさ」
第5回の5.6%、ワースト2位はテレ朝「刑事110キロ」第5回の5.7だったようです。
激しく納得です。ハハハ。
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地デジのドラマについては以上です。
ただし、今期のドラマの中で私のハートをがっちりつかんだのはWOWOWの2作です。
1本は江口洋介と永作博美による10数年に及ぶラブストーリー、「私という運命について」、
もう1本は東京地検特捜部で巨悪を倒すために手段を択ばない上司(三浦友和)と対立する
理想に燃えた若い検事(吉岡秀隆)を描いた硬派のドラマ「トクソウ」…どちらもいい出来で、
OBとして誇らしい作品でした。
何度も書いていますが、WOWOWのドラマはどれもていねいに作られていて良質です。
映画はほとんど見ないし、テニスも決勝ぐらいしか見ないので解約してもいいのですが、
こういう良質なドラマが見られるのでためらいます。ハハハ。

*視聴率は水曜日放送分までのものです。
by toruiwa2010 | 2014-06-27 08:18 | ドラマ | Comments(4)
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初戦は逆転負け、第2戦は0-0の引き分け、
第3戦は南米の強国に1-4で負ける・・・
今回のワールド・カップで日本代表が辿った
道のりは2006年大会と全く同じだそうです。

言われてみればそうですね。
当時は、当ブログが本格化してから日が浅く、
あまり書いていないだろうと思いましたが、
探してみると結構ありました。

そこで…
読むなら、8年の“時差”を忘れずに。
ハハハ。


開幕時はパリにいた (2006.06.10 初出 )


94アメリカ、98フランス…このワールド・カップは全仏から帰国したあとの6月中旬の
開幕でしたから、はじめからじっくり見た記憶があります。
しかし、2002日韓大会は全仏の12日目に開幕しましたから、帰国したときには日本中が
とんでもないことになっていました。
成田から家に向かう間、何か自分が異邦人になったような錯覚に襲われ、見慣れたはずの
街並みさえ、どこか違って見えたことを思い出します。
“ワールド・カップ・フィーバー”にすっかり乗りそこねたのです。ハハハ。

もちろん、ローラン・ギャロスの会場でも雰囲気は盛り上がっていました。
テニスの方は、最終日に近くなればなるほど、試合の数が減って、なんとなく寂しさが
漂い始めるものですが、替わって、日ごとに“サッカー・モード”が会場や控え室にも
忍び込んでくるのです。
私は、ハイビジョンで2試合実況する予定がありましたから、テニスと平行して準備を
進めていましたが、全仏が終わるまではテニスに集中したい、という気分でした。

困ったのは、同行していた田中アナは無類のサッカー好き、加えて中継スタッフの中にも
普段はサッカーを担当している人が多かったことです。
ヨーロスポーツなどが事前番組で親善試合などを放送していれば見たくなるのは人情だし、
開幕すればなおさらです。
しかし、嫌われるのを覚悟で、WOWOWがテニスを放送している間は控え室内のテレビで
サッカーを見るのは禁止にしてもらうようにプロデューサーに頼み込みました。
集中できないからです。

幸い、内心でどう思われたか分かったものじゃありませんが(ハハハ)、特に反対の声はなく、
気持ちよく協力してくれました。
…ああ、しかし、誤算がありました。お隣り、テレビ東京の控え室から、薄い壁を通して
にぎやかな歓声が聞こえてくるのです!!ハハハ。
特に日本戦では、その拍手・歓声の度合いで試合の形勢が分かるほどでした。

帰国してからは、収録してあったテープのチェックや資料作りに追われました。
私が担当したのはイタリアvs 韓国、3位決定戦・韓国vsトルコで、どちらも韓国での
試合でした。今でも、あの真っ赤に染まったスタンドや“テー・ハー・ミングック”の
大コーラスが夢に出てくることがあります。ハハハ。
60歳を過ぎてのワールド・カップ実況は想像もしていなかっただけに楽しい経験でした。

さて、いよいよドイツ・ワールド・カップの開幕です。
遠く離れたヨーロッパで行われるというのに、国内の盛り上がりはすごいですね。
私の年齢ではついていけません。むしろ、少し白けてしまいます。ハハハ。
そうは言っても、何試合かは、時差に逆らってライブ観戦することになるでしょう。
なんと言っても、世界一流のプレーがまとめて見られる貴重な機会ですからね。
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開会式とドイツvsコスタリカを見ました。
オールド・ファンには懐かしい顔がたくさん画面に登場しましたが果たしてどれだけの
人たちが楽しめたのでしょうか。オリンピックにしても甲子園にしても、これから始まる
大会に向けて興奮が高まっていくのが普通ですが、“現役選手が姿を見せない”開会式は
どこか盛り上がりに欠けますね。

ドイツはきれいな得点を重ねていいスタートを切りました。
両チームあわせて6点は入りすぎでしょうが。ハハハ。
喜びを爆発させる地元ファンの大歓声を聞きながら、気づけば“夢の中”でした。ハハハ。

ちなみに、昔なら“非国民”のレッテルを貼られたでしょうが、私の1次リーグの予想は
“1分け2敗”で決勝トーナメントへの進出ならず…です。
立場があってのこととは思いますが、“評論家”諸氏の予想は“嘘っぽくて”いけません。
ハハハ。

私の予想がはずれても“罰ゲーム”はなしです。
はずれるということは、皆さんはハッピーなんですから、お許しいただけるでしょう。
ハハハ。


さむらいブルー (2006.06.12 初出 )

ポーランドはパラグアイに負けて国内は大変らしいですね。
国境を接している地理的好条件から、スタンドを埋めつくした圧倒的な声援を受けながら
まさかと思った相手にシャットアウトを喫してしまいました。
試合後、呆然とすわり込んだサポーターの姿にショックの大きさがうかがえました。

グループAのポーランドは試合日程に引っ掛けて、パラグアイは“前菜”、ドイツがメイン・
ディッシュでコスタリカがデザートと言っていたらしいですね。
とらぬ狸の…。こうなったらメイン・ディッシュを完食しないといけませんね。ハハハ。

今夜出陣の日本も「オーストラリアには勝てる」「クロアチアは怖くない」「ブラジルに
だって勝つチャンスはある」とマスコミがあおっていますが、大丈夫なんでしょうか。
言うのは自由なんですが、あまり期待感をあおると、裏目に出たときに収拾がつかない
ことにならないのか、ひとごとながら心配です。ハハハ。
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こういうときいつも、悲観的な見方をしてしまうのは私の悪いクセです。
オーストラリアとクロアチアには、1敗1分け、残念ながら、たとえリーグ戦突破を決めて
メンバーを落としてきても、ブラジルには歯が立たないだろうと予想しています。
つまり、決勝トーナメント進出は無理という日本人にあるまじき絶対的少数意見です。
日付が変わる前に結果が出ます。いきなり勝ったりしたらどうしよう。ハハハ。

優勝候補に挙げられるような有力国はおおむね順調に勝ち進んでいますね。
それも期待されている選手がセットし、取るべき選手が点を取って…。日本が私の予想を
くつがえして“勝つ”ためには、同じことが求められます。
果たして中村や中田はいいパスを出せるのか?そして、高原は、柳沢はオーストラリアの
ゴールネットを揺らすことが出来るでしょうか?
そう、問われるのは日本の課題、“決定力”です。そこんとこ、ヨロシク。ハハハ。

国際映像を制作しているドイツの放送局は“広い絵”をポリシーにしているようです。
ためしにユーロ2004のときのDVDを見てみると、全体に2割ぐらい広めの映像が基本に
なっていました。
選手のアップや、近くで見ている感覚の映像が少ないことに不満を覚える方もいるかも
しれませんが、私は、このほうが選手の布陣や、その動きがよくわかって見やすいです。
アナウンサーの立場で言えば、選手名を少々間違えてもばれない利点もあります。ハハハ。
間違えた直後にその選手のアップが出てきたりするとがっくりしますからね。

さあ、それでは、キックオフを楽しみに待つことにしましょう。
by toruiwa2010 | 2014-06-26 11:00 | 自薦・厳選300? | Comments(4)
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06/14のツイート

春先から公開を楽しみにしていた映画、
「春を背負って」を見た。
初日とあってほぼ満席だった。
期待が大きかった分、いろいろ「残念」だ。
木村監督の山の映画なのに…。

「春を背負って」80


風が強く吹く稜線を大小二つの人影が登っている。
前を行くのは父、あとを追うのはまだ小学生の息子・亨だ。1本のロープでつながっていた。
集中を欠いて数メートル滑落した息子をロープで引き揚げた父は思い切り頬を張った。
「気をゆるめるからだ」と叱ったあと、塩アメを一つ口にふくませる。寒くてこわい。
それが亨の山の記憶だった。

20年のときが流れた。
東京の金融関係の会社で働く亨が仕事の合間にふと気が付くと、母からの着信があった。
流れてきた母の声は父の死を告げていた。遭難者を助けようとして命を落としたのだ…
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木村大作監督作品では2009年の「剱岳」が印象に残っています。
特に映像の美しさは際立ちます。山を撮らせたら他の追随を許さないでしょう。
しかし、全体としての完成度は「剱岳」に及びません。
少し“詰め込みすぎる”傾向があるようです。入れたいエピソードをすべて盛り込んで
しまった感じです。つながりが悪いからそう感じるのではないでしょうか。

エンドに近いところで山小屋に到着するグループの話や、幼なじみが作った椅子を小屋に
持ち込むところなどは要らない気がします。
鶴の群れのエベレスト越え、小林薫が蒼井優を背負って歩くところ、松山と蒼井のラスト・
シーンなどいくつかの場面でCGや合成が使われていますが、バックの画面とのトーンの
違いがはっきり分かるのでしらけてしまいます。映像にはことのほか“うるさい”はずの
木村監督がなぜあのクォリティで納得してしまったのかが分かりません。
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山の厳しさに焦点を絞った「剱岳」に対し、今回は山のやさしさをモチーフに据えた…と
朝日の映画評にありました。カメラマンを本業とする木村監督らしく力強いショットが
随所にちりばめてある…と。
読み進むと、監督の発言としてこう書かれています。

「俺の中には、物語なんか関係ないという思いがある。
一つ一つのショットを楽しんでほしくて映画を撮っているんだ」


…なるほど、それで要らないと思えるカットがあるんだと分かりました。
それは、でも監督の自己陶酔でしかないんじゃないんでしょうかね。

松山、蒼井、豊川…好きな俳優たちがいい演技を見せてくれたのは嬉しいことです。
蒼井が髪を洗うシーンがことのほかきれいでした。彼女はさりげない仕草のときに見せる
表情が魅力的ですね。“扱いにくい”女優さんだという話も聞きますが、もっと、映画や
ドラマに出てほしいです。これまでで納得したのは、「龍馬伝」で演じた長崎の芸者・
お元だけだなあ。あれは、監督が惚れているのが分かりましたね。ハハハ。


06/19のツイート

映画「私の男」を見た。暗く重いが、どこか共感する
部分がある。予告編の段階ではリストに入れて
いなかったのに結局見たのは浅野忠信と二階堂ふみは
見ておくべきだと思ったからだ。見てよかった。
二人はこの作品で賞を獲るかもしれない。
河井青葉…すばらしい!

「私の男」85


北海道の西に浮かぶ奥尻島。
凍てつく冬の日本海から顔を出した女が流氷に這い上がった。まだ若い。
彼女の目に幼い少女の姿が映る。

1993年に島を襲った地震と津波は多くの死者・行方不明者を出したが、彼女に見えたのは
家族全員を失い、独りぼっちになった自分だった。
少女(二階堂)は避難所で、遠い親戚だという男(浅野)に出会い、養女として引き取られた。

7年のときが流れ、父親と養女は“男と女”になっていた…
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数年前の「軽蔑」や去年の「夏の終わり」と同じ“匂い”がする作品ですね。
90点をつける人もいるが、70点の人もいそうな映画で、評価は分かれると思います。
85点とした理由は浅野・二階堂の演技があるからです。この映画を高く評価する人の
大多数は同じ理由によるものでしょう。
二人とも気合が入っているのがよく分かりました。ハハハ。

特に、二階堂には驚きます。
難しいこの役を19歳で演じきったことに拍手を贈ります。作品はともかく。その演技は
評論家がきちんと見れば評価されなければおかしいです。浅野も見事でした。

人物の心理をあらわすつもりなのでしょうが、手持ちカメラのブレや血の雨を降らせる
ラブシーンなど、私には伝わりませんでした。
不要と思えるシーンがあるかと思えば、説明不足を感じさせたり、ちぐはぐなところが
全体に目につきました。ええ、ええ、監督には考えがあることは分かりますが、いつも
書いている通り、見るものに伝わらなければ意味がないと思います。
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ツイートの最後に書いた河井青葉という女優さん…初めて見ましたが、いいと思いました。
今後、もっと日の目を見てもいいのではないでしょうか?見た目は楚々としていますが、
中身は情熱的…少なくとも、吉瀬美智子よりは演じる力があるし。ハハハ。
もっともなあ。4年前に同じように推した「森崎書店の日々」の菊池亜希子は、その後、
あまり名前を聞きませんね。ハハハ。

80 春を背負って 期待が大きかった分はぐらかされた思いだ 木村大作の次回作を待つ 
85 私の男 映画としての評価は分かれるだろうが二階堂ふみの演技力は圧倒的だった 
80 私の、息子 珍しいルーマニア映画…ジャンヌ・モローを思わせる主演女優がよかった 
80 円卓… 芦田愛菜ありきの作品 すごいねこの子は しかし一向に背が伸びないなあ
by toruiwa2010 | 2014-06-26 07:54 | 映画が好き | Comments(0)
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COL 4-1 JPN

これが現実だよね。
本来ならコンフェデ杯のときにこの結果は
予想できたはずだけど、日本全体がそれを
無視してきたんだ。
メディアの責任は重いと思うぜ。


1次リーグでの敗退が決まりました。
私は“熱狂的”なサポーターではないのでグループ分けが発表されたときに1分け2敗を
予想しました。うそじゃありません。リハビリのセラピストに聞いてもらえば分かります。
ハハ…。いや、それはまずいか。

コロンビアは先発メンバーを8人代えてこの試合に臨みました。予想されたことです。
個々の力はレギュラーにくらべて落ちるでしょうが、この機会にいいところを見せようと
張り切る気持ち、モチベーションは高いはずだと思いました。
序盤、日本はかなり攻めて、チャンスもあり、シュート数も多かったのですが、どんなに
いい動きをしていても、どれほど押していてもサッカーに”判定勝ち”はないわけで・・・。
ネットを揺らした者勝ちのこの競技で、しかも、勝つことが決勝T進出の絶対条件だった
日本にとっては、“優勢”がゴールに結びつかないうちにPKで先制を許し、本当に苦しい
立ち上がりになりました。
前半のアディショナル・タイムに岡崎のヘッドで同点にしてハーフタイムには入れたので
後半に希望はありましたが。
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しかし、後半からエース、ハメス・ロドリゲスが入ったコロンビアは、それでもベスト・
メンバーではないにもかかわらず、凄みが出ましたね。
先に2点目をとられたところで、日本選手の気持ちが切れた…とは思いたくありません。
しかし、すべての選手の気持ちのどこにも、「ああ、ダメだ」という“あきらめ”の部分が
なかったとは言い切れない気がします。人間だから、責めることはできませんけどね。

コンフェデレーションズカップで世界との差は嫌というほど思い知らされました。
日本人はそういうところを認めません。サポーターは仕方がないとしても、選手は謙虚に
なるべきだったし、メディアはしっかりそこのところを伝えなければいけなかったのに
そうではなかったと思います。だからこそ、同じ組に入った相手を見ればリーグ戦突破が
かなり難しいはずなのに、いつの間にか決勝トーナメント進出が“当たり前”のような
空気を作り出していました。“にわか”ファンはもちろん、日ごろからサッカーを見ている
サポーターたちまで、乗せられてしまいました。開幕するときには、もう後戻りできない
ムードになっていました。

繰り返される本田の「優勝できると思っている」発言が拍車をかけたでしょうか。
彼を責めるつもりもありません。ブレーキをかけながら伝えるべきメディアが無節操に
「本田がこう言っている」とばかりに煽ったし。
オブラートなしに劇薬をのんでしまった日本人は決勝T進出を信じて開幕を迎えたのです。

コートジボワールとの初戦は先制しながら、相手のエースがピッチに入った直後、わずか
2分で逆転されました。内田が何度も言っていたように、ショックは大きかったと思います。
ギリシャ戦は、相手が10人になっても…いや、だから、かな、ゴールを割れませんでした。
そして、わずかな望みをかけた今日のコロンビア…今更ですが、世界ランクの一けた台は
やっぱり強いということでしょうか。

決してそれだけではないでしょうが、本田と香川が二人揃ってこの大会に調子のピークを
持ってこられなかったのは響きましたね。日本の核ですから。
今日から、敗因=戦犯探しが始まるでしょう。ザッケローニ監督が真っ先に“やり玉”に
挙げられるのは間違いありません。批判されても仕方がないところもあったでしょう。
しかし、私は感謝したいと思います。この4年間、結構、楽しい思いもさせてもらったし。
少なくとも、まず「お疲れさまでした」と言いたいです。
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コンフェデレーションズカップのとき、“監督が変わるか監督を変えるか。選手が変わるか
選手を変えるか”と、ザッケローニの限界が近いことを伝えていた金子達仁、「本田圭佑が
主体の日本代表は限界だ」と書いた杉山茂樹が今頃“舌なめずり”をしているかと思うと、
いまいましくて腹が立ちます。ハハハ。

普通に考えたらある程度予想された結果とはいえ、これだけはっきりと負けたのですから
検証も反省も必要でしょう。しかし、個人を責めることはやめてほしいなあ。
なによりまず、これが今の日本の力だと認め、謙虚になるところから始めないと。…ね。

いつものことですが、私はこれから“世界レベル”のサッカーを
楽しむことにします。ハハハ。

おまけ:
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by toruiwa2010 | 2014-06-25 09:08 | テニス | Comments(13)
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ブラジル大会はグループ・リーグが終盤に
さしかかったところですが、2010ワールド・カップ
南アフリカ大会の“回顧”は早くも最終回です。
決勝の日はいろいろなことが重なりました。
サッカーと関係のないこともあえて残したまま
更新します。
そう言われればそうだったなあと、4年前を
思い出すのも悪いことじゃありません。


WC、選挙、そして大相撲
~7月11日という日・・・~(2010.07.12 初出 )

ワールド・カップ終わる


4年に一度のお祭りが終わりました。
史上初めてアフリカ大陸を舞台に行われていたワールド・カップが幕を閉じました。
史上初めてのヨーロッパ勢同士の決勝、初優勝のスペインは同時に、初戦に敗れたあと
チャンピオン・トロフィーを手にした初めての国になりました。
リーガ・エスパニョーラを放送しているWOWOWもさぞかし喜んでいることでしょう。
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フランス、イタリア、イングランド、ブラジル、アルゼンチン…強豪とされる国が
ベスト4に進むことができませんでした。
主役になると思われた、メッシ、C・ロナウド、ルーニーといったスター選手も真価を
発揮することなく大会を去りました。3人で1ゴールしか記録できないまま。

そんな中で、戦前の評判は最悪だった岡田ジャパンが頑張ってベスト16まで進みました。
メンバー交代や戦術変更がよかったという話もすべて“結果がよかったから”でしょう。
グループ・ステージで敗退していれば、やっぱり、批判の対象になったに違いありません。
本田がインタビューで話した通り、批判はいいでしょう。しかし、どこかで間違ったと
分かったら素直に謝らなきゃ。“タツジン”先生はまだ寝ぼけたことを書いていますが、
もう面倒なので触れません。ハハハ。

64試合のうち、ライブで見たのは30試合足らずですが、それでもかなり疲れました。
今日も、選挙と重なったために、結局、完全徹夜になり、目がしょぼしょぼしています。
しかし、どこか満足感があります。いろいろありましたが、世界最高レベルの試合は
見ごたえがあったからです。

決勝は、特に守備的にもならず、ゴール前の決定的なチャンスもあって、緊張感に包まれ、
解説の早野宏史さんが言ったように“ゆるみのない”試合だったと思います。
不満を言えばきりはありません。
メダル授与が終わってピッチに戻ったスペインの選手をオランダの選手が列を作って
迎えたのが印象に残りました。最近はあれが恒例なのでしょうか。

みなさんも1か月間お疲れさまでした。
次は4年後にブラジルでの開催ですね。日本の真裏なので、時差的には少し楽でしょうが、
年齢的に相当厳しくなっているはずですから…。ハハハ。

参議院選挙終わる

民主:過半数ならず・50議席割れも
自民:50議席に届く勢い
みんな:10議席獲得も


驚いた…というべきか、マスコミ各紙の読みはほぼ100%的中したようです。
驚いちゃいけないのだろうけど。ハハハ。
選挙が目の前だということを考えたら“あり得ない”菅総理の消費税アップ発言の影響は、
当然大きかったはずです。野党時代から、肝心のときに相手になぜか“塩を送ってしまう”
お粗末なクセがまた顔を出した形です。
加えて、鳩山前総理の“失態”や政権をとったのはいいけれど、どう振舞うべきなのかが
まったく分かっていなかったり、やってることは自民党時代とほとんど変わらない実態を
暴かれたり…で、この敗北も仕方がないのかもしれません。
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かと言って、選挙民の総意がここでお灸を据えたいということなのだろうか、と考えて
しまいます。まだ早すぎるような気がするし、ここで自民党に力を取りもどすきっかけを
与えるのはもっと早すぎると思われ…。ハハハ。
いずれにしても、これでまたしばらくは、梅雨と並んで“政治の季節”になります。
面白がるのもどうかと思いつつ、民主党の中がどうなるのか、小沢一郎がどう動くのか、
安定した政権運営のためにどの党と組むのか…興味は尽きません。
外野の芝生席で寝そべって眺めるのはこれ以上面白い“ショー”はないでしょう。


相撲始まる

大相撲が初日を迎えました。当日券を求めて早朝から並んだファンもいたそうです。
入りもまずまずだったようで、その意味ではご同慶の至りです。
NHKは打ち出し直後の6時10分から始まりました。(注:野球賭博関連で生中継なし)
藤井アナが対戦する力士を簡単に紹介し、岩佐アナが取り組みの実況とスローの分析を
担当していて、解説者はいません。殊勲の星を挙げた力士へのインタビューはありますが、
どうしても単調になることは避けられません。
また、すぐ時間いっぱいになるため、行司が両力士を呼びあげ、仕切りを重ねるうちに
気合が入って顔が紅潮していく過程が見られないのはもの足りません。
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初日、栃ノ心と対戦した横綱・白鵬の強さが光りました。
大関・日馬富士が早くも黒星を喫しました。立ち合いに疑問があります。
最後の仕切りに入ろうというときに右手のこぶしを口にあてて咳をしました。
普通なら、あそこは待ったをしても体制を整えるところでしょうが、彼はそのまま
腰を上げて手をつきに行きました。集中していなかったとしか見えません。
一番一番死に物狂いでやるということではなかったのか、と不満が残りました。

今夜はフジテレビ時代の仲間と暑気払いです。
少し横になって体を休めることにします。午前9時ですが、おやすみなさい。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-06-24 10:19 | 自薦・厳選300? | Comments(9)