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岩佐徹のOFF-MIKE

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<   2014年 11月 ( 33 )   > この月の画像一覧

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苦闘の記・料理編2~芦屋からの報告~ ( 2009.06.04 初出 )

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当たり前の話ですが、“見る”と“やる”では大違い…を実感しています。
「なんとかなるだろう」が、どんなに甘い“予断”だったか! ハハハ。

5/2 昼:京都・「はつだ」の和牛弁当
    夜:かれいのピカタ、じっくりコトコト煮込んだスープ
5/3 昼:くるみパンとクロワッサン ジャコの入ったサラダ
    夜:ビーフシチュー(ボキューズ…no good)、ミネストローネ・スープ
5/4 昼:くるみパン、えび入りジャガイモサラダ
    夜:コロッケ、豆腐、白菜漬け、味噌汁


芦屋に移ってから、はじめの二日間は兄と同じものを食べました。
と言っても“兄流”のミネストローネ以外は“既製品”です。
いろいろ感じるところもあったので“話し合い”を持ちました。
その結果、食べるものや時間を無理に合わせるのは問題があるので、
それぞれのペースで食事をしよう、と決めました。
記録を見ると、4日も自分で作ったものは何一つありませんね。ハハハ。
たぶん、家の中の清掃と片付けに追われていたのでしょう。
結局、曲がりなりにも“料理”らしきことを始めたのは5月5日だったようです。

この日、新しい冷蔵庫などが搬入されました。
それまで使っていたものに加え、“食料棚”を作りました。
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使われていなかった茶箪笥の戸を取っ払ったもので、妻のアイディアです。
「こんなん、できたよ」と得意げに報告した私のメールに妻がすかさず返してきました。
「上の板(天板)がしなってます。中央に重いものを集めすぎているのでは?」…
ベテラン主婦は恐ろしい目を持っています。ハハハ。
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さて、5日の昼、記念すべき最初の“料理”として作ったのは、妻が作るところを
一番多く“見学”した“焼そば”です。
東洋水産の“昔ながらのソース焼きそば”をベースに、にんじん、キャベツ、万能ねぎ、
ハムをたくさん加えた、我が家“伝統”の焼そばです。(今は「一平ちゃん」です)
これは、見た目以上においしく出来上がりました。“学習効果”でしょうか。

夜のメインは“ほうれん草の玉子とじ”でした。
炊飯器でご飯を炊くのも初めてですからキッチンに入ったときから緊張しました。ハハハ。
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ごはんはうまく炊けました。水の量に自信がなかったのですが、これ以上ないぐらいの
炊き上がりです。
ほうれん草の玉子とじは…まず、使うほうれん草の量が少なすぎました。慣れていない
悲しさで、どうしても“生”のときのボリュームに“だまされて”しまうんですね。
途中で、どんどん“縮んで”行くのを見て「まずい」と思ったのが尾を引きました。
炒めるときに塩コショウを忘れてしまったのです。
結果として、いりたまごみたいになりました。ハハハ。

たいした料理でもないのに、まな板、包丁、なべ、フライパン、ボウル、ざる…
支度をしているときにはそれほど感じませんでしたが、洗いものをしてみると、
ずいぶんたくさんの食器類を使ったことが分かります。

こうして始まった“鉄人・岩佐”の料理生活ですが、失敗の連続でした。
隠しカメラで撮っていたら、爆笑が起きたことでしょう。
初めの5日間に、何をどうすればいいのか分からなくなって妻に助けを求めたり、
結果を報告したりしたメールや電話の数は“ハンパない”ものがあります
その一端が、7日の夜、妻に送ったメールに残っています。

惨敗しました。

まず、野菜炒め
見た目はOKだけど、えんどう豆の筋?が
硬くて、どうにもならず。
もちろん片側ははずしたんだけどね。
味そのものはまずまずで全部食べました。
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次に雑炊
これも見た目はまあまあだけどね…
水を400ccにしたけど、それでも多かったみたい。
だしをとって冷ましたあと、ひき肉を入れて
しばらくしてから、「あれ、ご飯はいつ入れるんだ」と
思ったらパニックになって、すぐ入れてしまいました。
まだ、沸いていないうちに…。
調味料を入れ、ねぎを入れ、次に玉子なんだけど、
なんと、丸々落としてしまいました。当然かき混ぜて
入れなきゃいけないのに。ハハハ。 
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結局、出来上がったのは、水っぽく、味もさっぱりで…
半分以上残しました。
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急遽、残っていたハムを塩と胡椒でいためて
食べました。
これが一番うまかった、というオチ。ハハハ。

大量の生ゴミを出してしまい、お兄ちゃんに謝りました。


…当分、雑炊は封印です。
妻も、私の報告を受けて、「雑炊は無理だと思ったんだ」と。
先に言ってくれよ。ハハハ。
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この日の昼は、ホットケーキを作りました。
ホテル・ニューオータニが出しているものです。
いい焼き色がつきましたが、正直に書くなら、時間もはからずにフライパンに流しいれ、
表面に出来るブツブツの穴だけを目安にひっくり返した結果の“ビギナーズ・ラック”に
過ぎません。ハハハ。
その証拠に、2度目の結果はご覧の通り。
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まだ続きがありますが、いずれまた、ということで。
by toruiwa2010 | 2014-11-30 07:25 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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つかの間の休息~3週間ぶりの“里帰り”~( 2009.06.02 初出 )

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6月になりました。気温が30度近くになることも多くなってきました。
「暑いのが苦手」とおっしゃる方が多いのはよく知っています。しかし、私にとっては、
これからの数ヶ月こそ、“お気に入り”なんです。ひねくれもの…。ハハハ。
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先週の後半から東京に戻っています。
かねてから予定していた大腸の内視鏡検査を受けるのが大きな目的です。
結課的には“良性”と判定されたものの、4月の胃カメラ検査のときに、ポリープが
見つかったことでもあり、間隔もあいているのでやっておこうかとなったものです。
最終結果はまだ分かっていませんが、カメラを操る先生も何もおっしゃいませんでしたし、
私が“モニターをチェック”した限り(ハハハ)でも、ほとんど問題はなさそうでした。

今回の“帰京”のもうひとつの目的は、“リフレッシュ”です。ハハハ。
よく眠れていますし、食欲も旺盛です。しかし、これまで、99%、妻にまかせきりだった
家事を日常的に自分がやる、という慣れない生活に疲れを感じ始めているところでした。
しかも、そうするための環境を整えるのにも大きなエネルギーを使ったわけですから、
本人が気づかないうちに“ストレス”を溜め込んでいたようです。
芦屋に移ってから血圧が“東京時代”より高くなっていました。不整脈も出ています。
2週間ほど前には、かなり激しいめまいにも見舞われました。

“平時”なら、医師を尋ねるところですが、今はいかにも時期が悪すぎます。できるだけ
病院の待合室には行きたくないですものね。ハハハ。
血圧は少しずつですが、落ち着いてきました。不整脈は前からのもので、“悪質”ではない
と聞いていますので、無視するようにつとめています。めまいも、その後は出ませんから、
心配することはないのでしょう。
環境が“激変”したことに、のんびり過ごしてきた私の心身が戸惑っているのだと思います。

それはともかく、芦屋を出発する日は、朝からワクワクしました。外は雲っていましたが、
そんなことには関係なく、気分は晴れ晴れとしていました。
しばらくは、献立を考えなくてもいいんだ。そのための買い物にも行かなくていいんだ。
食器を洗うことも、ディスポーザーの処理もしなくていいんだ。
…なんという“解放感”でしょうか! ハハハ。 

井の頭線・渋谷駅の改札付近から「風呂を頼む」と“ケータイ”で連絡しました。
以前は、構内の売店横にある公衆電話を使ってかけていましたが、“レゲーのおじさん”が
小銭をさがしているところを見かけてから、いつも受話器を持つとき、とても気になって
いました。携帯の“効用”はこんなところにもあったのです。ハハハ。
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3週間ぶりの我が家はやっぱり“最高!”です。
きれい好きの妻がぴかぴかに磨き上げ、どこもかしこも清潔に見えるのは嬉しいことです。
久しぶりに真っ白な浴槽につかっていると、“溜め込んでいた”ものが、ゆったりと湯の中に
溶け出してゆくのがはっきり分かりました。

“湯上り”にケーキが出てきました。「トップス」のチョコレートケーキです。
夜は、コロッケです。我が家は、“何かといえばコロッケ”です。ハハハ。
食卓に座ってリビングを見渡すと景色がまるで変わりました。
私が芦屋に行ってから、妻は、好きなように家の中を模様替えしています。自分が快適に
暮らすためですから、“あり”でしょう。
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私のパソコン・コーナーがなくなったのに伴って、本棚も移動しました。なによりも、
どうしても散らかしてしまう私がいなくなったことで部屋の中がずいぶんすっきりして
見えるのが、“悔しいけど”新鮮です。
新婚当時から話していたことを思い出してみると、妻は、ずっとこんな空間を作りたかった
のだろうと思います。兄への恩返しとともに、妻の夢の実現(たとえ、一部にせよ)に
役立っていることになります。ハハハ。

昨日は、WOWOWの仲間と赤坂のイタリアンでランチをしました。
2005年の全米を最後に契約を更新しなかった私がさびしがっているだろうと、その年の
暮れに“忘年会”を開いてくれた“私に優しい”メンバーが全員そろいました。
限られた時間でしたが、話が弾みました。この顔ぶれが家事の話で盛り上がるとは思いも
しませんでした。ハハハ。
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みんな、年を重ね、社内でそれぞれに大事なポジションにつくようになっています。
これからは、こんな機会を作ることもだんだん、難しくなっていくでしょう。
その意味でも貴重な時間でした。みんな、ありがとう。

とにかく、この1週間は久しぶりの東京、久しぶりの我が家のよさを満喫しました。
今日は、これから映画を見に行き、帰りには、「アンジェリーナ」のモンブランを“買って
もらう”予定です。

そんなわけで、帰宅後、至福のひと時を…。
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明日、芦屋に戻ります。
つまり、テレビを見ていても、パソコンをいじっていても、時間になれば「ごはんよ」と
妻が声をかけてくれる日々は終わり、食事をしたければ自分で作り、あと片づけも
自分でしなければいけない“現実”に戻るのです。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-11-29 08:45 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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11/22のツイート

映画「救いたい」を見た。
長い舞台挨拶には参ったが、映画はよかった。
三浦友和が「見たあと、何が残るか…です」と
話していた。
何回か涙が流れ、いろいろなものが残った。

「救いたい」85


宮城県・仙台医療センター。
患者に麻酔が施され、ドクターがオペ室内に流れていたアベマリアのCDを止めさせた。
手術開始が告げられ、看護師からメスを受け取ったドクターの右手が降ろされようとする
まさにそのとき、部屋全体が揺れ始めた。地震だ。
3.11のときほどではなかったものの、かなり激しく揺れた。数十秒で揺れが収まったとき、
麻酔科医の純子(貫地谷しほり)がその場にしゃがみ込んだ。トラウマがあるのだ。
医局のモニターで様子を見ていた川島隆子(鈴木京香)が駆けつけてあとを引き継いだ。

隆子の夫・貞一(三浦友和)も医師だった。仙台市内で開業していたが、震災後 病院を閉じ、
東松島市内に小さな診療所を開いて被災者を診ていた。
この診療所で看護師をつとめる美菜(中越典子)は震災で夫を失ったあとも病気がちの姑と
同居を続けて世話をしている…
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震災後、3度被災地を訪ねました。作品の中に現地を見て言葉を失った光景も映ります。
家族を亡くした人たちほどではないでしょうが、“残る”ものはいろいろありました。
監督はあれも描きたい、これも…と思ったに違いありません。へたをするとエピソードを
詰め込みすぎてそれぞれの話が“こまぎれ”になってしまいがちですが、この映画では
つながりに無理を感じませんでした。

ただし、わずかながら“土地勘”があるために余計なことが気になりました。
序盤で隆子が“単身赴任”の夫を訪ねるシーンがあるのですが、ルートが“?”です。
仙台から東松島まで車を運転していく途中で女川としか思えないシーンがあるのです。
横倒しになった鉄筋コンクリートの建物…私が強いショックを受けた女川港の光景です。
私の記憶通りなら、隆子は一度東松島を通り過ぎ、女川まで行って戻ったことになります。
週に一度しか会えない夫のもとに行くのに、1時間近く遠回りしています。
この地域を知っている人には違和感があるのではないでしょうか。

上映前に長い舞台挨拶がありました。
話を聞いて、ふだんは外科医の陰に隠れて注目されることが少ない麻酔科医にスポットを
当てた映画かと思いました。しかし、全体としては、災害から3年半が過ぎたいまもなお、
トラウマや整理しきれない思いを抱いて生きている人々に比重がかかっています。
その意味でテーマが中途半端になった感が否めません。相変わらず、三浦友和がいいし、
貫地谷しほりも印象に残る演技を見せていました。丁寧に作っているだけに惜しまれます。

蛇足…ですが、舞台挨拶を仕切っていたEKという女性、映画“パーソナリティー”を
名乗っているようですが、「私、映画のこと、よく知ってます」と言わんばかりの話し方や
“手慣れた”感に辟易しました。時間を長く感じたのは彼女のせいかもしれませんね。
ハハハ。


11/24のツイート

映画「6歳のボクが、大人になるまで。」がいい。
何がいいって、全部いい。
どこが…と言うこともない。見れば分かるさ。
若者の成長物語だが、この年寄りが「分かる、分かる」と
うなずく話が多い。お勧めだ。

「6歳のボクが、大人になるまで。」85


6歳のメイソンJr、姉 サマンサはシングルマザーのオリビアとテキサスで暮らしています。
別れた父がときどき会いに来ます。この物語の中心はメイソンJrで、彼が18歳になって
大学に入るまでの12年間を描いています。
子役をふくめてキャストが変わっていません。つまり、撮影は12年間にわたったわけです。
6歳から18歳…この年齢の子供は肉体だけでなく、精神面も大きく変わります。観客は
メイソンJrが幼児から少年を経て青年へと成長していく過程を見ることになります。
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子供たちが成長していく一方、大人には大人の生活があります。特に二人の子供を抱えた
バツイチのオリビアには苦労が尽きません。ストーリーが分かってしまうので詳しくは
書きませんが、ざっくり言うなら、12年間にはいいことも悪いこともたくさん起きます。
シーンが変わると1年か2年が経過しているところもあるのに字幕で表示してくれないし、
俳優が同じなので時間の経過が分からないときがあります。観客は流れで判断するしか
ありませんが、そのときすぐに気づかなくても、あとで分かればそれで十分です。ハハハ。

この映画で描かれていることがすべてに当てはまるとは思いません。しかし、アメリカの
家族のあり方、父と息子、母と息子の関係、兄弟や友人との付き合い方など、いろいろな
ことが分かって面白いです。大きな事件が起きるわけではないのに2時間44分が長いとは
感じませんでした。いい映画だと思います。最初の10分を何ごともなく過ぎたら、あとは
退屈しないはずです。上映中、トイレに立つ人が何人かいましたが、朝から厳しく水分を
制限していた私は“セーフ”でした。上映時間を調べて準備しておくのは“常識”です。
ハハハ。


85 救いたい 惜しいなあ 麻酔科医にスポットを当てるはずが中途半端になった
85 6歳のボクが… ある一家の12年間を同じキャストで描いた心温まるドラマだ 
75 ランナー・ランナー 見終わっての感想は「なんだかなあ…」だった ハハハ
by toruiwa2010 | 2014-11-28 09:13 | 映画が好き | Comments(0)
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アメリカ・ミズーリ州ファーガソンで18歳の黒人少年が
白人の警察官に射殺された事件で、24日、ミズーリ州の
大陪審はこの警察官の起訴を見送る決定を下した。
大陪審12人の構成は9人が白人(男性6人、女性3人)、
3人は黒人だった。射殺も不起訴も「差別によるもの」とする
市民の抗議行動は暴徒化した…

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1960年代から70年代にかけて、何か事件が起きるたびに日本メディアには
“病める国”、“病めるアメリカ”という言葉が氾濫しました。
それまでは“富める国”でしたからその落差はとても大きく感じました。
長引く戦争に国民が疲れ、社会のいたるところに“ひずみ”が出たのです。
いつのまにか聞かなくなりました。“常態化”したということでしょうか?

今度の事件を見ていると、どうしても、私がこのブログで何度か使っている
“抜きがたい差別”を思い浮かべてしまいます。
警官が白人&撃たれた少年が黒人という“構図”、少年が丸腰だったことなど、
特に黒人市民の反発を招く要素が揃っていましたから、オバマ大統領を初め、
行政が“冷静に”と呼びかけても簡単に収まるとは思えません。

1992年に日本人留学生がハロウイン・パーティに招かれた家を訪ねようとして
射殺されたとき、「アメリカは銃社会」というフレーズがよく使われました。
多くの市民が銃を所持しているうえに、“正当防衛”という考え方が日本では
考えられないほど、権利として確立しているようです。

先日の映画でも、大統領選でオバマを支持する掲示板を庭に置かせてもらおうと
訪ねた姉弟にその家の主人(白人)が拒否した上、「今度、俺の敷地に入りこんだら
発砲するぞ」と威嚇するシーンがありました。

メジャーを追って渡米したとき日系二世に世話になっていました。
フリーウエイでパトカーにつかまったことがあります。スピード超過でした。
路肩に車を止めると、普段は温厚なおじいちゃんが厳しい口調で言いました。
「降りたら相手の言うとおりにしなさい」と。少しでも不審な行動をすると
撃たれる可能性があるからです。

熱心に追いかけていなくても、なんとなくテレビやネットを眺めているだけで
発砲事件はしょっちゅう起きていることが分かります。特に警官による発砲は
こちらの感覚が麻痺してしまうぐらい日常茶飯事になっています。
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一度書きましたが、現地の新聞でよく目にしたのが“Suicide-by-cop”です。
ほかに“cop suicide”、“copcide”という言い方もあったと記憶しています。
警察官の自殺ではなく、警官を“利用”して自殺する行為を指しています。
日本人には理解しにくいのですが、エアガンなどを手に近づいたり、意図的に
怪しい挙動を見せたりして、「止まれ(freeze)」と言われても止まらず、逆に、
急に走り出したりすることで警官に撃たせ、結果として死を選ぶのです。

“ファーガソン”は 普通の家庭にも護身用の銃があるアメリカの出来事です。
刑事さえ銃の携帯には一定の手続きをして上司の許可を得なければならない
日本に住む私たちには分からないことが多すぎます。
まして、人種問題がからむと“理性”に訴えるだけで解決する問題ではないし、
軽々しくものを言うことはできませんね。

ひたすら、大ごとにならないことを祈るだけです。
by toruiwa2010 | 2014-11-27 09:31 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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人気回復と言うけど…

11/23のツイート

場内に君が代が流れる中、白鵬が泣いていた。
歌おうとする唇が震えていた。
“純粋”日本人力士以上に相撲の伝統、歴史、
苦しさ、美しさを知っている気がする。
おめでとう白鵬!

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圧倒的な取り口で鶴竜を一蹴した白鵬が32回目の優勝を飾り、大鵬に並びました。
単独トップに立つのは時間の問題でしょう。
インタビューでの人柄がにじみ出る話も立派でした。
国籍に関係なく、相撲を体現する力士としてその存在は際立っていると思います。

それに引きかえ…

11/19のツイート(11日目:碧山 はたきこみ 日馬富士)

連敗したあとの日馬富士の相撲は横綱に
求められるものではない。
変化してまわしをとろうということなのだろうが、
勝てばまだしも、こういう結果になるとミジメだね。
けいこ不足を補うための苦肉の策かもしれないが,
これではがっかりだ。

11/20のツイート(12日目:鶴竜 はたきこみ 豪栄道)

「勝ちに行きました!」と今日の正面担当・佐藤アナ。
よく言った。横綱になってから「12勝」がない鶴竜の
気持ちも分からなくはない。
しかし、がっくりした相撲ファンは多いはずだ。
仮に今場所優勝できたとしても、鶴竜はこの一番で
多くのものを失った気がする。

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白鵬を脅かさなければいけない立場にある二人の横綱の相撲は情けない。
勝ちたい気持ちが分からないわけではないが、取組のあと館内を覆ったしらけた空気を
考えてほしいものです。これでは応援しようという気持ちが萎えるし、ようやく上向いた
相撲人気がまたしぼんでしまいます。

大関陣の“体たらく”もみじめでした。
稀勢の里には首をかしげることがしばしばです。日馬富士に対して何をすることもできず、
たった3秒で敗れた翌日、人間が変わったように激しい相撲で鶴竜を下していました。
ファンが迷うじゃありませんか。いったいどっちが本当のお前さんなんだい? ハハハ。

そして、またもカド番に追い込まれた琴奨菊、先場所は千秋楽の白星でやっと8勝7敗、
今場所は12日目に早々と負け越しが決まった豪栄道…大関陣がダメすぎます。
特に、大関2場所目を迎えた豪栄道には期待していただけに裏切られた気分です。
初日、舞の海が「今場所の豪栄道は稽古からしてまったく違う」と言い切ったのを聞いて
チャンと取材しているプロが言うことだからと、信じた私が馬鹿でした。ハハハ。

帯状疱疹にかかって稽古不足だった逸ノ城が足踏みし、代わって遠藤が二ケタ勝ちました。
人気のあるこの二人が実力をつけてこないと相撲界は苦しいですね。

***昨日の横綱審議委員会でメンバーの中から、勝負がついたあとの“ダメ押し”や
賞金の荒っぽい受け取り方など、白鵬の態度が悪いという意見が出たそうです。
白鵬を応援していますが、“手放し”ではありません。この意見にほぼ同意します。
時間いっぱいになったときに胸の汗をきちんと拭かないのも不満です。

そんなんでいいの?

11/19のツイート

「相棒」:川辺に落ちていたシャンパンのビンのかけらや
カメラを手袋もせずに持ち上げる特命がかりの二人。
大丈夫なのか?ハハハ。

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…杉下右京と甲斐亨の特命係コンビが現場を検証しているときの一コマが気になりました。
こまかすぎるし、ドラマですからこの程度のことに目くじらを立てても仕方がないことは
十分分かっていますが、性格ですかね?
証拠になりそうなものに触れるとき、新米がこんなことをしたら間違いなくどやされます。
まして、彼らは性格や行動に問題があるにしても腕は確かな刑事のはずなのに。

犯人を確保するとき、取り逃がすシーンを見るたびに、「そんなアホな」と思います。
あまりあっさり捕まえてしまうと時間が余ってしまうのでしょうが。ハハハ。
刑事ドラマに限らず、ここ数年の日本ドラマを見ていると、昼間に雨が降るシーンでは
周りに日が差していることがよくあります。誰も何も言いません。そりゃまあ、たしかに
“キツネの嫁入り”と呼ぶ現象はあるけどね。いたるところでキツネが嫁入りしてるわ。
ハハハ。


二人の美女

11/22のツイート

深田恭子のビキニ姿に“賛否”…
年寄りが口をはさむことではない(ハハハ)が、
“否”があることが信じられない。
文句なしに美しいじゃないか!見直した。
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11/23のツイート

「軍師官兵衛」で家康の養女・栄を演じる吉本美憂…
“清廉性”がある。オスカー・プロ所属だと言うし、
売れてくることは間違いないね。

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…この2件については付け加えることはありません。
ないでしょう。見れば分かることだもの。No? ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-11-26 09:34 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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朝からの快晴に誘われて…3連休の中日、23日に
新宿御苑に行ってきました。

写真をどうぞ。特に記事を書くほどのこともなく…。
ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2014-11-25 14:08 | 旅に出る食べに行く | Comments(0)
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11/19のツイート

雪村いずみ・・・まだ声が出る。
若いときから声量がある人だったけど立派だね。
コンサートのあと親友・江利チエミの夫だった
高倉健の死を知らされ絶句していた。
美空ひばりとの3人娘はまさに私たちの時代の
スターだった。一人、また一人。寂しいね。


古くは徳川御三家に始まり、トリオ、三人組…呼び方はいろいろですが、レベルや力量が
似かよった三人をひとくくりにしてメディアが名付けることがあります。芸能界で初めて
“三人娘”と呼ばれたのはチエミ・いずみ・ひばりの3人だったと記憶しています。
実力と人気を考えたら“史上最強”かもしれません。
チエミはジャズ、いずみはアメリカンポップ、ひばりは演歌…見事に住み分けていました。
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寡黙な映画スター・高倉健と「テネシー・ワルツ」「カモナ・マイハウス」で大ヒットを
飛ばした歌手・江利チエミの結婚は世間を騒がせました。夫婦間に問題はなかったのに、
彼女の家の事情で愛情を残しながら離婚、さらに45歳の若さで亡くなるなど、その生涯は
波乱に満ちていました。チエミの祥月命日には必ず花を贈っていたエピソードと合わせて
私の中ではジョー・ディマジオ&マリリン・モンローと重なるところがあります。

11/20のツイート

朝のワイドショーには俳優・高倉健の生前の
エピソードがあふれている。一度会っただけ、
あとはスクリーンの健さんしか知らないが、
流れてくる映像を見たり話を聞いたりすると、
この人の生きざまの徹底ぶりに胸を突かれる。
訃報を知ったときより今になって熱いものが
こみ上げてくる。


すでに語り尽されて、耳新しいものはほとんどありませんが、人柄をあらわす話が多く、
改めて“大きな人”だったんだなあという思いを強くします。
特に私は今回初めて知ったのですが、彼が新聞に載っていた一枚の写真を「あなたへ」の
台本に貼っていたというエピソードはいかにも彼らしいと思いました。
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大震災のあと、がれきの中を唇をかみしめて水を運ぶ少年の姿に胸を打たれたのでしょう。
「毎朝、写真を見るとぎゅっと気合が入る」と語っていたそうです。

スーパースターでしたから、いいことばかりが伝わり、誇張されたり、脚色されたりして
いるものもあるでしょうが、それを差し引いても人として尊敬できる人物だったのだと
分かります。
ただし、世の奥様方には間違っても「あーあ、それにひきかえ、うちの亭主は…」などと
言わないようにとクギを刺しておきたいと思います。ハハハ。

11/23のツイート

NHKスペシャル・高倉健…よかった。
特に、小林稔侍が自宅で見た絵についての話など。
しかし、ときどき出てくる聞き手がダメだ。
なぜ、若い人にやらせたのか?
“ふさわしい”年齢と言うものがあるだろうに。
もっと、いい話が引き出せただろうに。
もったいない!
 

日曜日の夜、NHKスペシャルで取り上げていましたね。
小林稔侍によれば、高倉の自宅のカベに一枚の絵が飾られていたそうです。幼い兄と妹が
手をつないで海を見ている後ろ姿に胸がいっぱいになり、その絵については、いっさい
話さなかったのだそうです。長く、親しい交友関係にあった彼には高倉がその絵にこめた
思いが理解できたのでしょう。

番組は2011年、遺作となった「あなたへ」の公開時に放送した「プロフェッショナル」を
編集したものですが、亡くなったあとの追加取材や放送しなかった部分をつないだりして、
中身は充実していました。

しかし…

「50年以上、俳優さんやられてきて、長かったですか?」
「長かったと言えば長かったし、あっという間と言えばあっという間だった」とだけ。

「ご自分の中で何か背負ってきたものはあるか?」
「ない、ないよ、そんなもの」と一言。

「いま、なんか夢みたいなものあるんですしょうか?」
「夢?… 何だろうね。…いろんな国の人と映画を撮りたい。うん」…10秒前後の沈黙を
はさみながらそう答え、補足の話を少ししたあと、「終わり」と自分からインタビューを
切り上げてカメラから遠ざかって行きました。
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健さんの胸の内は分かりません。しかし、私には「なんていう質問ばかりなんだ。もっと
話したいことはあるのに」と、その背中が言っているように見えました。

私のツイートに対して「インタビュアーは松平定知のようなベテランがよかったのか」と
リプライがありました。私の答えはこうでした。

アナウンサーの仕事ではないように思います。
健さんと出演交渉し、まとめたプロデューサーなり
ディレクターが聞くべきだったと。
テクニックではなく“思い”がポイントですから。

高倉健のドキュメンタリーはテレビ関係者なら誰だって作りたい番組です。
長い交渉の末に“彼なら大丈夫”と健さんに思わせたからこそ実現したのだと思います。
そこらへんのアイドル・タレントなら聞き手は誰だっていいんです。しかし、これだけの
大物からカメラとマイクの前で“本気の話”を引き出そうと思ったら、インタビューの
テクニックとか話術は関係ありません。気持ちが通じ合う人間でないと無理なんです。

「何十年も生きるわけじゃないから、本音の話をそろそろしておかないと」。
…取材が始まったときの言葉でしょう。
せっかく、本人もある意味 覚悟を決めて取材を受けたのです。結果的に、まとまった
話を聞く最後のチャンスになっただけに残念でなりません。

高倉健…惜しい俳優を亡くしました。
せめてもう一本、見せてほしかったと思います。
もっと言えば、50代60代に、なぜもっと撮っておいてくれなかったのかとも。
彼を生かす企画を監督・脚本家がいなかったことが悔やまれます。

今夜はNHK BSプレミアムで「ホタル」が放映されますね。
見た記憶がありますが、もう一度見たいと思っています。
by toruiwa2010 | 2014-11-25 09:42 | 映画が好き | Comments(5)
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11月17~18日、京都に行きました。

東福寺

京都の秋からこの寺を外すわけにはいきません。
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境内の一角にある最勝金剛院…“なかなか”です。
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曼殊院
曼殊院は池の周りを見るだけです。いい色になっていました。
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圓光寺

大好きな寺の一つです。
本堂の縁側から見ても、逆サイドから眺めても文句なし。
色の混ざり具合が絶妙です。
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野仏庵

京都在住の人が“おすすめ”だと書いていました。
行ってみると門がしまっていました!
開けるのは水曜日と土・日だけだったのです。
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金福寺

芭蕉や蕪村とその一派の俳人たちにゆかりがあったようです。
こじんまりとしていますが、雰囲気のいいお寺です。
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白沙村荘

時期が少し早かったのと意図的かもしれませんが、
あまり手入れが行き届いていない感じで紅葉は
楽しめませんでした。
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法然院

大好きな寺です。京都で一番好きかもしれません。
山門周辺の木がいい感じに紅葉していてよかったです。
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蓮華寺
書院から眺める池の周りの紅葉には早すぎました。

門を入ったところ、鐘楼堂の周辺が素晴らしい紅葉です。
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赤山禅院

寒桜まで咲いていて“もうけた”気分でした。ハハハ。
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瑠璃光院

山門から本堂がある建物に続く石段からしてきれいで
味わいがあります。
本当の見頃はまだまだ先ですが、入口の周辺だけでも
目の保養になります。
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by toruiwa2010 | 2014-11-24 15:57 | ギャラリー | Comments(2)
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11月13日、京都へ日帰りで行ってきました。

貴船神社

“少し早かった”です。
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三千院

最高とは言えませんでしたが、素晴らしいもみじに出会えました。
往生極楽院、宸殿(しんでん)、弁天池周辺、朱雀門、坂を上がって
不動堂、観音堂…見どころの多い寺です。
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南禅寺・天寿庵

ここの紅葉は赤と黄色のバランスが好きです。そして、松の緑が
とても効いています。
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永観堂

ここはいつも平均点が高いです。
拝観料を1000円も“ふんだくる”のですから当然です。
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行きも帰りも富士山がくっきりと見えました。
雪の量が少ないせいか、その姿からアメリカの国鳥・白頭鷲
(ハクトウワシ)を連想しました。
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by toruiwa2010 | 2014-11-24 15:33 | ギャラリー | Comments(0)
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苦闘の記・料理編~芦屋からの報告~ ( 2009.05.26 初出 )

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“見んこと清し”…
自分の結婚で一番嬉しかったのは妻が母ととてもうまく付き合ってくれたことです。
世の多くの男性のように、妻と母親の間で困惑した経験がいっさいなかったのは、最高に
幸せなことだったと思います。
私自身は、母親に十分な孝行をしなかったことを今になって悔いているのですが、妻は、
二世帯住宅のような形の家で暮らしたときを含めて、しばしば小旅行や観劇などに一緒に
出かけていました。

そんなときに、母と会話をする機会もたくさんあったからでしょうか、妻は私が知らない
岩佐家の歴史や、私の子供のころのことなどをよく知っています。
“見んこと清し”は、母との会話の中でしばしば聞かされた言葉の一つだそうです。
「汚いものも、目にしなければきれいだと思える」ということでしょうか。
食べ物屋でクレームをつけて作り直しをさせたときなど、厨房でシェフが腹いせに何を
しているかは見えないから分かりません。
分からないからこそ、私たちは“きれいなもの”として食べられるのです。ハハハ。
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「苦戦してます」で、家の中のいたるところ、汚れが目につく…と書きました。
視力が極端に悪い兄は“見えない”から気にしていません。私には見えてしまいますから
何とかしたいと思うのです。
しかし、あえて言えば、汚いのは目をつぶることも出来ます。
ところが、“食べること”は生活の根幹ですから、我慢することは出来ません。しかも、
食事の時間は日に三回、正確に巡ってきます。
さらにしかも、これまでなら、決まった時間になれば“自動的に”でてきましたが、今は
自分が動かなければ食べ物にはありつけません。ハハハ。

同居の初日、5月2日と3日の晩御飯は兄と同じものを食べました。
…と言っても、作ったのはいろいろな野菜を使ったミネストローネ“風”のスープだけで、
あとは芦屋駅の周辺で買った惣菜です。
スープは意外にいい味でしたが、問題がいくつかでてきたので“話し合い”をしました。
まず、7時半-1時-7時に食べる兄に対して、私のほうは、6時-11時-5時です。
どちらも習慣になっていますから、すぐに合わせることは難しいということになりました。
食べるものについても違いがあります。年齢や体の状態が違いますから当然です。
たとえば、兄はごはんもかなりやわらかく炊いています。歯が相当弱くなっているので
おかずも、少しでも固いと食べにくいようです。ハンバーグ、コロッケ、魚のピカタ、
やわらかく煮たトリ…限られたレパートリーの惣菜を“日替わり”で食べています。
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私には、妻から伝授された“レシピ”がいくつかありますが、とてもとても、ひとさまに
食べさせるようなものを作れる域には達していません。ハハハ。
兄も「徹ちゃん(70歳でも、弟ですから)に作ってもらうつもりはなかった」と、その点は
初めから割り切っていたそうです。

そこで、“不経済”ではありますが、当面は、自分のペースにあわせて互いに好きな時間に、
好きなものを作って(買って)食べることにしよう、と決めました。
少しずつ時間を近づけていって同じ時間に食べられるようになればいいなと思いますが、
食べるものが違いますからキッチンの使い分けに問題が生じることになりそうです。
面白いもので、今の“時差食事”は、キッチンを使う時間帯にも時差が出来てちょうど
いい具合なんです。うまく出来てます。ハハハ。
いずれ、兄が自分で食事の準備が出来なくなったら、私が“ウデによりをかけて”2人分を
作ることになるのでしょう。

…で、料理ですが、当たり前のように苦労してます。
この変形“単身赴任”に当たって、妻が「自立ノート」なるものを作ってくれました。
“自立”って。ハハハ。
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しかし、今はそれだけが頼りです。
こちらに来る前の1ヵ月半ぐらいは妻の買い物に同行したり、食事の支度をするときには
その様子を見たりして“研究”はしましたが、実践はしませんでした。
決して甘く見たわけではありません。手元にレシピがあり、それと照らし合わせて彼女が
やることを見ていると、“味”はともかく、“手順”を踏んで調理することにはそれほど
困らないだろうと思ってしまったのです。やっぱり“甘い”か? ハハハ。
もうひとつ、しばらくは食べられなくなる妻の手料理をとことん味わっておきたいという
気持ちもありました。

妻も心得たもので、最後の数日間はコロッケ、カレー、スパゲッティーと、私の大好物を
連日、食卓に並べてくれました。
もちろん、“おやつ”にはチーズケーキ、フルーツケーキ。思い残すことなし! ハハハ。
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新幹線の中でレシピと手順を読み返したときは「なんとかやれるだろう」と、根拠のない
自信めいたものがあったのですが、イザやってみると、“大変”でした。
何度、“パニック”を起こしたか分かりません。
そのあたりのことは、いずれまた、ということで。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-11-24 07:41 | 自薦・厳選300? | Comments(0)