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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2016年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

なぜカットされたか?

吉田豪を超一級のプロインタビュアと認めている。
その上で…
今朝のワイドナショーで天皇の生前退位をめぐっての
発言がカットされたとツイートしたのは反則だ。
彼の発言そのものが対象だったと思われるが、周囲の
反応の中に不適当な 部分があった可能性もある。

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テレビで語られる言葉にはパワ-があるから局が神経を使うのは理解してやってほしい。
カットされた彼の発言をネットで読むかぎり問題はない。 http://bit.ly/29WjTop
最後に「陛下は頑張っておられる」と言ったのが事実なら…だが。

過敏なフジテレビがコメントに含まれたパンクバンドの曲の歌詞がマズイと判断したと
考えるのが常識だ。天皇陛下への敬意が感じられないひどい歌詞だから誰もが納得する。
ただし、ほかにも理由は考えられる。
吉田が“歌詞”に触れている最中に誰かが…特に、松本や女子高生が笑った可能性だ。
視聴者がそれを“間違って”理解するかもしれないと考えたら、そこは放送できない。
カットされている以上、想像するしかないが、そういう事情も考えられるから、吉田の
「自分のコメントがカットされた」という言い分が間違っているかもしれないのだ。

“バッチい”失敗話

NHKの朝のワイドショー「あさイチ」は
滅多に見ない。 有働由美子アナの“わき汗”や、
あけすけな下ネタ系の話題がネットで取り上げられて
いるのを見かけるぐらいだが、先日、有働アナが話した
という失敗談にはいささか驚いた。
さすがの私もここに再録するのは遠慮する。
それほど汚い話だ。どうしても知りたければ
ここでどうぞ。 https://t.co/K9bgJHhTyR

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…ね?ビックリでしょ?
作り話っぽいよなあ。こんな失敗をいい年した“大人の女性”がやるかね?
百歩譲って実話だとしても、これを人前で話すかね?それも視聴率の高い全国ネットで。

有働アナの番組内での発言については3月にも書いている。http://exci.to/1Rw13zZ
“あけっぴろげ”が売りのようだが、ちょっとやりすぎじゃないのか? 慎みがなさすぎる。
さいわい、話が短かかったので助かったが、聴いていて不愉快だった。“親しみやすさ”を
アピールしたいのだろうが、だとするなら、やり方が間違っている。
どうもNHK部内にチェック機能がないみたいだね。

あれで問題ないの?

うたの夏まつり に一言。
尊敬する歌手で歌も好きだが、桑田佳祐の
「ヨシ子さん」は どうした?
ライブやMVではあれが普通でも、テレビでは
ダメだろう。 問題にはなっていないようだが、
手の動きは微妙だ。あの曲を歌うのに不可欠とは
思えない 。不愉快だった。

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局の判断で本人の了承を得てそうしたのか、本人から申し入れがあったのか分からないが、
微妙な動きをする“手”にモザイクがかっているところもあった。
なぜ、桑田佳祐ほどのアーティストがこんなことをするのか? 見て呆然とした。
優れたミュージシャンとしてリスペクトされる男なのに、どうして“そっち”へ走る?
直前に聴いた「大河の一滴」の感動がどこかに消えてしまった。

有働も桑田も「自分なら許される」と思っているのではないか?

思い上がるんじゃない!

“自分なら”つながりで、先週はこんなこともあった。

有名な話…
出番待ちのところに来て「お前か、吉田豪ってのは。
顔が曲がってるとか悪口を書きやがって」と"脅した"
ビートたけし。 まあ、そういう奴だってことだね。
誤解と分かって謝ったらしいど、ギャグじゃ ないんだ。
有難がる必要は ないよね。

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吉田が「TVタックル」に出たとき、収録開始直前に“かまされた”らしい。
「よくも俺の番組に出て来れたな」と。
スタッフから人違いを指摘されて番組内で謝ったうえ、のちに文書でも詫びたという。
今では“笑い話”で済まされてしまうことが不思議だ。

この件は間違いだと分かったところで詫びて終わったが、そうでなければ たけしが吉田を
“恫喝”し、吉田が縮み上がった事実は芸能史にそのまま残っただろう。
何年前の話か知らないが、たけしにおごりがあったことが分かる。「俺なら許される」と。
何度も書いているが、タレント・ビートたけしは好きだが、文化人・北野武は大っ嫌いだ。

周囲が甘いからこういうことが起きるんだ。

致命傷になるかも?

小池百合子と"病み上がり"…
間違いなく言ったことを言下に「言ってないです」と
否定した。この鉄面皮ぶりには呆れた。
増田を応援しつつ、「小池でもいい」と思っていたが、
あの顔を見て一気に評価が下がった。
この件は尾を引くと見るが。

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…この人なら勝てると言って、政策も何にもない人、病み上がりの人を
ただただ連れてくればいいというものではないんです


秋葉原での演説の中でハッキリそう言っている。名前は出していないが鳥越のことだ。
記憶にないと言ったが、そんなわけはない。わずか2日前のことだもの。しかも、文章は
きちんと整っていた。アドリブではない。こう言おう、ああ言おうと考えた文章だった。
覚えていないはずがない。しかも。テープに残っているものを否定してみせた。厚顔無恥。
こちらが恥ずかしい。
相手の“弱点”を突くネガティブ・キャンペーンは選挙につきものだが、たちが悪い。
人間としての品格を疑われる。

人気だけで切り札がない鳥越は繰り返し、この話を蒸し返すだろう。共同会見など効果が
ありそうな場面でぶつけて来る。“がんサバイバー”への差別だ…このフレーズは効くね。
小池はつまらぬエラーをしたものだ。投票しようと思っていた人がやめるとは思わないが、
誰に入れるか決めていない人が対象から外す可能性はある。命取りにならなければいいが。

ああ、しかし、ここで…このタイミングで文春砲炸裂か。
鳥越俊太郎、内容の真偽にかかわらず、かなりのダメージを追うことになるなあ。

アンタはたいしたもんだ!

土曜日のTBS「音楽の日」でハプ二ングがあったとき、中居正広の対応が鮮やかだった。
私が大好きな平井堅が「魔法って言っていいかな」を歌い始めたが、様子がおかしい。
何度も耳に入れたイヤホンの具合をなおそうとするが、うまく行かず、数小節で歌うのを
やめてしまった。伴奏音が流れてこなかったのだ。予想もしない出来事だったが、中居は
慌てなかった。「申し訳ございません、こちらの…(ミスで)。確認してからにしましょうか、
全然 大丈夫なんで」とステージ上を落ち着かせた。
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収録済みの三代目JSBの曲を先に流し、改めて平井が歌って流れを正常に戻した。
中居の対応がみごとだったので見苦しくならず、窮地を救ったわけだが、私は見ていて
ハラハラした。時計を見ると7時近かったからだ。夜の部は3時間半の枠だったのだが、
全体で時間を調整すればいいわけではなく、中が細かく分けられているはずだと想像した。
決まった時間にCMを入れたりする“しばり”があって、これをさばくのはテクニックが
必要になる。本来なら、TBS社員の安住アナがイニシアチブを取って対処すべきだった。
彼のことだから、そう思いつつ、「中居さんは時間のことも把握しているはず」と確信して
譲ったのだろう。何度も一緒に仕事をして信頼関係があったのだと思う。

状況を把握、対応を選択し実行する。簡単じゃない。中居には本当に感心させられる。
SMAP騒動のあおりで彼の出番が減るようなことにならなければいいが。

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by toruiwa2010 | 2016-07-21 08:22 | 放送全般 | Comments(2)
本来なら、球宴休み中に更新したかったのだが、時期がずれてしまった。理由は簡単、
私の執筆が遅れたからだ。ハハハ。
なぜ遅れたかと言えばダルビッシュが故障で休んでいるせいもあるが、少しずつMLBへの
関心が薄れつつあるからだ。午前2時の試合を生で見ることはなくなったし、大好きな
田中の先発が分かっているのにうっかり映画のチケットを予約してしまったりする。
もともと好きだったし、かなりい深くかかわったからすっかり見なくなることはないけど、
1球ごと、ていねいにつけていたスコアも少々“雑”になった。年齢のせいもありそうだし、
体が弱っているってことかもしれない。ハハハ。

では、簡単に中間報告を。名前の下の数字は球宴時のもの。

岩隈久志( Seattle Mariners 5年目 )
18試合 9勝6敗 防御率4.25 114回1/3 27四球・83三振 18HR

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日本人投手の中では勝ち頭だ。
5月中旬で1勝4敗だった。勝ち星に恵まれない…という印象はなく、8試合に先発して
クォリティ・スタートは3回しかなかったし、内容に見合った結果に見えた。
だから、そこからの2ヶ月で7勝もするとは正直まったく思っていなかった。

05/14時点    8試合  1勝4敗 防御率4.38 3QS 49回1/3 14四球・38三振
以後球宴まで  10試合 7勝2敗 防御率4.22 6QS 64回   13四球・45三振


防御率はほとんど変わっていない。生命線の制球力が万全ではなくフォアボールが多い。
2年続けてトータル21個だったのに中間点ですでにそれを上回っている!
1試合3四球が3回もあるなんて岩隈らしくない。
3.00-4.53-9.28 それぞれ1~3回、4~6回、7回以降の防御率だ。
“傾向”は明白だ。回を追って点を取られるようになる。

悪い材料がこれだけあるのに9勝もできているのは援護点のおかげだ。
今年、岩隈が投げているときにマリナーズはよく点を取ってくれる。6.28という援護点は
MLBの全先発投手の中で5位だ。
開幕時の記事“期待”の中にこう書いた。

相変わらず、見事な制球力で相手打者をきりきり舞い
させることでしょう。打線とうまくかみ合ってほしいです。
そうすれば、もう一度15勝を狙えるはずです。


ケガさえしなければ、その通りになりそうだね。

後半戦はいきなり10勝目をマークした。
7回 2安打 1四球・8三振  無失点
数字を見るとかなりのパフォーマンスだったようだが、私の知る限り、日本ではどの局も
中継していない。NHKはこのところイチローばかり追いかけている。金返せ。ハハハ。
 
前田健太( Los Angeles Dodgers 1年目 )
18試合 8勝6敗 防御率2.95 103回2/3 31四球・107三振 10HR

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7回で13三振を奪った10日の試合は球のキレがすごかった。
わずか97球で2安打・無四球にパドレスを抑え込んだ。さぞかし、いい気分で球宴休みを
楽しんだことだろう。ハハハ。

初登板でいきなり勝ち投手になるなど、4試合連続クォリティ・スタートで3連勝した。
いいピッチャーであることは認めているが、ここまでやるとは思わなかった。見事だった。
その後3連敗したが、また持ち直した。
球宴を迎えた時点でこの数字は立派だろう。なにより、環境が大きく変わる中で、1試合
“ずらした”以外はローテーションを守った点は褒められていいと思う。

1年目ですから、12勝、防御率3.50をクリアしたらあっぱれを贈ります。

“期待”にそう書いたのですが、勝利数については問題がなさそうだ。
いくつ上積みするかが楽しみだが、ここまでは効果的だったカーブがいつまで通じるかに
注目して見守りたい。

田中将大( New York Yankees 4年目 )
18試合 6勝2敗 防御率3.23 117回 22四球・93三振 10HR
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中4日    8試合 1勝2敗 防御率5.33
中5日以上 10試合 5勝0敗 防御率1.72


前半の田中が残した数字はなかなか厳しい。
登板間隔が“中4日”と“中5日以上”とでハッキリと差がつく。ずっと言われてきたし、
岩隈も前田も同じ傾向があるから仕方がないが、今年は特に差が大きい。
球宴直前の2試合はまさにそのサンプルのようだった。

07/05(中5日) 7回2/3  2安打 無失点     1四球・6三振
07/10(中4日) 4回2/3 10安打 失点7・自責3 2四球・5三振


11-1と大量リードをもらってマウンドに上がった5回、味方のつまらないミスもあったが、
一気に6点を失い、勝ち投手の権利を手にする直前でKOされた。8人のバッターに対し、
5安打(ホームラン1,2ベース2を含む)された。“エース失格”と言われても仕方がない。
うつろな目でベンチに向かった田中の表情を二度と見たくない。

後半戦、首脳陣は“中5日”を徹底するだろう。
田中がやるべきことはハッキリしている。
4点以上取られた試合はすべて“中4日”の登板だったし、目を見張るような投球を見せて
口うるさい地元紙からも絶賛されたのは5日またはそれ以上休んだ試合だ。
自分が貢献する最良の方法はこれだと割り切って、任された試合で結果を出すことだ。

球宴でたっぷり休んだあと、月曜日のレッドソックス戦はその通りの投球を見せた。
しばらく、プレートの一塁側を踏んで投げていたが、この試合では真ん中寄りに変えた。
試行錯誤しているということか。ベストポジションが見つかるといいね。

ダルビッシュ有( Texas Rangers 3年目 )
3試合 2勝0敗 防御率2.87 15回2/3 19三振・6四球 1HR

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前半は6月8日を最後に肩の異常を訴えてDL入りした。
球宴明けに登板したダルビッシュの力投を日曜日の未明に見た。
久しぶりのメジャーのマウンドだから力みもあったと思われ、4回1/3、90球で4四球と
制球が乱れた。しかし、球の威力はあった。2球あった最速158㌔をふくめ、ストレートは
コンスタントに153㌔前後だった。明らかにTJ手術前よりスピードが上がっている。
そういうタイプのピッチャーがいると聞いていたが、彼はまさにそのタイプなんだろう。

加えて、スライダーの切れが素晴らしく、9三振の大半がスライダーで奪っていた。
負け投手になったが、気にすることはない。
これで、翌日以降、肩・肘に異常が出なければ、登板のたびに投球数が増え、チームの
地区優勝に貢献するようになるのではないか。

大胆なことを言えば、身体が完調に戻ったダルビッシュは現在のMLBで5本の指に入る
ピッチャーに数えられる投球をするのではないか。

イチロー(Miami Marlins 通算16年目)
73試合(先発31) .335( 164-55 ) 出塁率.412

07/06のツイート

ネットを見ると、マーリンズの対戦相手レッズは
明日も明後日も左投手が先発だ。
イチローはベンチスタートになる可能性が高い。
そのあとは球宴休みになる。
せっかく調子がいいのだが、ケガ人が出なければ
出番がない状態が続くかも。焦らないことだね。

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球宴前にイチローの動向をチェックしたときのツイートだ。
基本的に、マッティングリー監督の方針には開幕以後ずっと、まったくぶれがない。
マーリンズの外野はスタントン、オズナ、イエリッチで固定し動かす気はないのだ。
よほどのことがなければ、相手の先発が右か左かも関係ない。それは、今シーズンだけを
考えてのことではなく、チームの将来を見据えた上での考え方だ。

だから、球宴後に朝日の見出しに…
“イチロー出場機会の壁 シーズン再開へ ライバル好調”とあったのは認識の間違いだ。
残念だが、イチローは若い3人の“ライバル”ではなく、あくまで“第4の外野手”なんだ。
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それでも、3人の中からケガ人が出たために前半は予想以上の試合数に先発起用された。
後半が始まって3試合目に球宴をはさんで8試合ぶりに先発するとたちまち3安打した。
球宴時には“遅くても8月上旬には3000安打に達する”と予想したが、早まりそうだ。
今日を含み、今月13試合残っている。日本時間の23日からは本拠地で10試合あるので
そこで達成するのが理想的だね。ただし、25,28,8月1日は勘弁してほしい。それぞれ
試合開始が午前2時10分、1時10分、2時10分だもの。ハハハ。

達成したときに一本記事を書く予定なので、今回はここまで。
 
古い友が逝った
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イラストレーターの灘本唯人さんが亡くなった。
仲が良かった豊田泰光氏の紹介で知り合った。水戸へ旅をしたこともある。
酒場の“たわむれ”とした2枚の美人画を描いていただいた。雰囲気が好きだ。
ご冥福を祈ります。
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by toruiwa2010 | 2016-07-20 08:38 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
都知事選が始まってる。盛り上がりはどうなのか?
郊外とは言っても渋谷からも新宿からも15分ぐらいのところに住んでいるが、ほとんど
“運動”らしきものに出会わない。
公示の翌日、映画を見に出かけ、2時近くに戻ったのだが、地元駅に近い掲示板に貼られた
ポスターは増田寛也のものだけだった。参院選が終わったばかりだからこんなものか。
21人もの候補者が届け出たが、実質、小池百合子、増田、鳥越俊太郎が世界でも最大級の
都市・東京の知事の座を争うことになる。
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直前まで“すったもんだ”した。党として、個人として、それぞれの思惑があるからだ。
小池は非推薦で立った。自ら 険しい道を選び、なり強引に突き進んだ。女は強し…だね。
自公はイニチアチブを発揮できなかった。小池を止められず、増田を推薦した。
組織票は計算できるだろうが、どうしたって浮動票は分散する。それでも勝負になるのか?

鳥越の出馬は意外だった。それも、一度は野党が推薦を決めたと伝えらえていた古賀茂明、
準備が先行していた宇都宮健児を相次いで“下ろして”、野党の統一候補になった。
普通、相当に魅力のある人物でなければこういうことにはならないと思うのだが、鳥越が
その“魅力”を持っているか…となれば議論の余地がありそうだ。ハハハ・

危うく“ピエロ”になるところだった石田純一は土壇場での鳥越の登場に救われた形だ。
選挙期間中は身を粉にして応戦しなければいけないはずだが、それはしない。…というか、
スポーツ報知によれば事務所は“11日の会見をもちまして今後一切、政治に関する発言は
できなくなりました”と言っているらしい。“しない”ではなく“出来ない”んだ。やはり
スポンサーにこってり絞られたんだろう。数千万円になると言われた賠償金を免れるには
従わざるを得ないのかもしれない。

さて、だれに投票するか?
東京都知事だから、政党というより人物で選ぶことになる。信頼できるなら野党推薦の
候補でもいいと考えていた。宇都宮が話すことに少し関心があったのだが、下りてしまい、
彼(彼女)がいい。ほかにいない…と思う“絶対的”な候補者は残念ながらいない。
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悪いけど、鳥越に一票を投じる気はまったくない。
“渋い二枚目で、髪の量も豊か。 妬けるじゃないか”と呟いたのはもちろんジョークだが、
当ブログやツイッターをたまにでも読んでいる人は私が鳥越に好意を抱いていないことを
承知されていると思うが、人間のタイプとして好きになれないので“他意”はない
病気をいちいち公開したり、イラク紛争の終結後に現地を訪れ、フセインが潜伏していた
場所の取材に出かける前、家族に“別れ”のビデオメッセージを残したり…と、なにかと
カッコつけたり、わざとらしかったりするところがあって苦手なんだ。

もう一つ、彼に投票しない理由は健康不安だ。
4度のがん手術から生還した76歳、「今が一番健康だ」と本人は力を込めて言った。
“ずっと元気だった”人が言うのではなく、何度もがんに取りつかれた人が言うのでは
説得力はない。知事になりました。新しい がんが見つかりました…では困るのさ。

鳥越は嫌だ…となると選択肢は“小池か増田か”になる。
自民党員と自公の推薦なら基本的な考え方は同じだろうから、決め手は人柄、と言うか、
どちらなら任せられるか、ではないか。
宇都宮が下りる前の4人の共同会見を見ながら、二人についてはこうつぶやいている。

小池:「たまには女性…」はダメだ。女性知事の誕生は悪くないが。
増田:地味な感は否めない。 派手である必要もないが、微妙。
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帯に短く、たすきに長いね。ハハハ。
それが戦略なんだろうが、小池は当たるを幸いとばかりに周囲を敵に回している。
スムーズな都政を行えるのかと気がかりだ。閣僚経験もあるから、自公の推薦さえあれば、
初の女性都知事になることに異論はなかった。もちろん、岩佐的には…だ。ハハハ。
政治の世界はそんなに単純ではないから、推薦はもらえなかった。その前後のやり方が
乱暴すぎた。当選しても都議会や政府とぎくしゃくしそうだ。
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残るのは増田だ。
地味だし、ニュース映像で聞く演説は下手だね。訴えるものがない。自公が相当に強力な
応援団を組織しないとしんどいのではないか。
総務相時代に実施した東京から地方への“税の再分配”の件や岩手県知事時代に借金を
倍増させた件など 脛にキズはあるようだが、議会との間に問題がないのは大きな強みだし、
なによりも手堅い仕事をやってくれそうだ。

各種調査によれば、“小池リード、鳥越・増田がこれを追う”展開になっているようだ。
判官びいきではないが、今のところ増田を応援している。どんな世界でも、Top runnerは
好きじゃないんだ。ハハハ。
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今朝、ポストに選挙公報が入っていた。
くわしく読んでいないが、目についたのは共同記者会見のときは“がん検診率100%”を
公約としていた鳥越のところには“ガン検診の促進”の7文字以外、この件についての
記述がないことだ。前面に出すには弱いと判断したのかな?

誰に投票するかまだ決めていない人が4割いるそうだから、情勢はこれから投票日まで
少しずつ動き続けるのだろう。

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by toruiwa2010 | 2016-07-19 08:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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蛙王 2冠! ( 2008.08.14 初出 )

自信満々な人(女性は特に ハハハ)は苦手です。
正直言って、アテネ前後の北島の言動にもあまり好感を持っていませんでした。
しかし、連続2大会の2冠には素直に脱帽するしかありません。見上げたものです。
何を言っても許します。ハハハ。
準決勝の余裕のある泳ぎっぷりから見て、優勝はもちろん、世界新記録も間違いないと
思っていましたが、“望月”は少し欠けました。本人は、悔しいと言っていましたね。
でも、これで充分でしょう。

アテネから4年…この年月を北島はいったいどんな思いで過ごしてきたのでしょうか?
水泳のシーズンはほんの1-2ヶ月です。あとの10ヶ月はひたすらつらいトレーニングが
続きます。アテネで2冠を獲った彼は間違いなく世界の頂点に立っていました。しかし、
北京で再び同じことができる確信はなかったはずです。にもかかわらず、なにが起きるか
分からない“4年”という時間に挑もうと北島を駆り立てたものが何なのかを知りたいです。
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ケガがあり、“水着騒動”があって、開幕直前まで彼の周辺は平穏ではなかったはずです。
しかし、彼の自信は、いささかも揺るぎませんでした。いつも、自分を追い込んで力を
発揮するタイプです。同じタイプのアスリートは大勢いますが、みんなが成功するとは
限りません。どこかに自信がなければ、自分でかけたプレッシャーは、まわりからかかる
プレッシャー以上の力を持っているからです。大言壮語がウソのように惨敗するケースを
数多く見てきました。
結局、北島は自分の力、この4年間に積み上げた努力の質と量に絶対の自信があったから
落ち着いてレースに臨めたのだろうと思います。

同じように見えて100メートルと200メートルはまるで違う種目だという人もいます。
オリンピックで一度その2種目を制することだけでも大変なことなのに、4年を隔てて
2大会続けて連覇したのは“偉業”以外のなにものでもないでしょう。
“ゴールド・ハンター”、アメリカのマイケル・フェルプスも立派ですが、北島の活躍は
長く語り継がれることになると思います。

派手なガッツポーズのない、静かな優勝でした。
「優勝できたことを本当、感謝しています。もう一回、この場所に戻ってこれると思って
いなかったので…はい、もう一回この舞台に立てたことと一番高いところに登れることに、
皆さんに感謝しています。いろんなことがありましたけど、やはり、この舞台を夢見て
やってきたんで、本当に、自分ひとりではここまでこれなかったんで、そう考えると、
この喜びを本当にみなさんと分かち合えて嬉しいです、僕も」
勝っておごらない、謙虚な北島康介がいました。

あん馬で大きな失敗をしながら見事に銀メダルを獲得した19歳の内村航平
期待を背負ってたたみに上がったものの、2度も一本負けを喫した鈴木桂治
…オリンピックの光と影を見た思いです。


また・・・ ( 2008.08.15 初出 )


Olympics Women-QF
Li Na (China) d.Venus W (U.S.) 7-5 7-5
Zvonareva (Russia) d.Bammer (Austria) 6-3 3-6 6-3
Dementieva (Russia) d.Serena W (U.S.) 3-6 6-4 6-3
Jankovic (Serbia) vs Safina (Russia)  → 今日に順延

Men-QF
Blake (U.S.) d.Federer (Switzerland) 6-4 7-6(2)
Gonzalez (Chile) d.Mathieu (France) 6-4 6-4
Nadal (Spain) d.Melzer (Austria) 6-0 6-4
Djokovic (Serbia) d.Monfils (France) 4-6 6-1 6-4

オリンピックのテニスは波乱が多く、QFで、フェデラーやウイリアムズ姉妹も敗れました。
フェデラーが負けても、そんなに驚かなくなってしまった自分に驚きます。
競ったセットはありましたが、これまでの対戦成績は8勝0敗、しかも、タイブレークで
1セットを失っただけだったブレークにストレートで敗れました。
ダブルスを残しているものの、オリンピックとは相性がよくないようです。
試合は見られませんでした。どこかでやったのでしょうか?

APはこんな風に書き始めています。

Roger Federer directed an angry scream toward his feet. He swatted a stray ball
in frustration. He slapped his thigh, hung his head and stomped behind the baseline.
…怒りに駆られて大声を出し、苛立ってこぼれたボールを叩きつけ、ももをぴしゃりと
たたき、下を向き、ベースラインの後方で足を踏み鳴らした。

ほとんど同じ発言を引用しているロイターの書き出しは、APにくらべると、フェデラーに
対するリスペクトが感じられます。

Roger Federer was magnanimous in defeat on Friday after his hopes of a gold medal
in the Olympic singles were extinguished by American James Blake.
フェデラーはアメリカのブレークにオリンピックの金メダルという希望を打ち消された
あとも度量の大きいところを見せた。

「僕にとっては今年の目標の一つだったんだ。これはたしかに大きな打撃だね。もっと
いい結果を期待していたんだもの」
「彼とは何度も対戦したけど、これまでで最高だったと思うよ。彼のために嬉しいね。
いいやつなんだ。こうなったら優勝してほしいよ」

ウインブルドンで敗れたあと、「こうなったらオリンピックと全米オープンでがんばる」と
話していましたから、問題ないと思われたブレークを相手に“まさかの敗退”は、かなり
こたえるのではないでしょうか?
試合は第1ゲームからエラーが多く、関係ないかもしれませんが、チャレンジは4回とも
失敗したそうですからフラストレーションも相当溜まっていたに違いありません。

なお、雨で開始が大幅に遅れた昨日は、ジョコビッチの試合が終わったのが午前0時50分、
ナダルの試合は1時8分でした。

SFの組み合わせはつぎの通りです。

Dementieva vs Zvonareva
Li Na vs Jankovic/Safina

Blake vs Gonzalez
Djokovic vs Nadal


実況とは… ( 2008.08.15 初出 )

「ハハーン、やっぱり、NHKのアナウンサーたちには前回の“栄光への架け橋だ”からの
一種の“後遺症”があるんじゃないかなあ」
昨日の男子体操の個人総合や水泳を見ていて、そう思いました。

“実況”とは、アナウンサーがその場で見たこと、感じたことを、“ふさわしい”言葉で
伝えることだと考えています。WOWOWに移ってマイクの前に戻ってからは「スポーツの
感動は、プレーそのもの中にあるのだから、言葉で飾るのはやめよう」と、心に決めた私は
“押し付けがましい”アナウンスが好きではありません。
感動の“押し売り”やシドニーの「ゴール、ゴル、ゴル」のような感動の“横取り”は
お断りです。ハハハ。

しかし、昨日のアナウンサーたちは演技やレースのたびに「何かいいことを言わなければ」、
「うまい表現を挟まなくては」と見えないプレッシャーを感じながらしゃべっているのが
よくわかりました。しかも、結果は“空回り”です。
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7,8年前までは、放送の冒頭部分で常に“ひねった”フレーズを言うベテランのサッカー・
アナウンサーがいました。サッカー・ファンの間では、名アナウンサーとして、とても
人気があるアナウンサーでした。“ジェラシー”を感じたほどです。ウソですが。ハハハ。
まねをする後輩がいても不思議ではありません。
決定打がアテネの“架け橋”だったのです。

以下は、2年前ワールド・カップのときに書いた0766「作文コンクール」の再録です。
昨日の放送を聞いて感じたことと見事なまでに重なっています。私の“持論”ですから、
初めての方も、そのときに読んだ方も(お忘れでしょう)、この機会に読んでいただければ
さいわいです。

<<<声は届いています。はるか東の方から。
何百万何千万もの思いが大きな塊となって聞こえてくるようです。
遠かった道のりでした。日本の、世界の舞台に初めて登場するその相手はアルゼンチン。
世界が注目するカードです>>>

98ワールド・カップで日本が第1戦を戦ったときのアナウンサーの第一声です。

さらに・・・
<<<4年前のあの日が、昨日のことのようです。1400日をまたいで、かすかな負い目と
それを上回る自信を私達は胸のうちに秘めてきました。
今、ここに再び立ち上がるときがやってきました。第一戦の相手はベルギーです>>>

これは、2002年日韓ワールド・カップのときの同じアナウンサーのコメントです。
Yアナはサッカー・ファンの間では“神様”扱いのアナウンサーでした。

そして、これは今回のクロアチア戦でのUアナ・・・
<<<日本サッカーが問われる瞬間がやってきました。
90分間の集中力だけではありません。これまで費やしてきた日々を思い起こすことです。
決してくじけないことです。くじけたとき、日本サッカーのドイツでの挑戦は終わりを
告げます。
ワールド・カップ・ドイツ大会、グループ・リーグ日本対クロアチア。両チームともに
決勝トーナメント進出をかけて、生き残りをかけた一戦となりました>>>

…どこか似てませんか?
それより、お聞きになってどうでしたか?

私は“実況”を仕事にしてきた者として、納得がいきません。
何よりも、これは試合前夜のホテルの一室でも、もっと言えば、日本を出る前に自宅の
リビング・ルームでも作れる文章であることにガッカリするのです。
なぜ、スタジアムのスタンドに座っているあなた自身が見たまま、感じたままを言葉に
しないのですか?と問いたいのです。

言葉を商売道具として経験をつんできたアナウンサーなら、この程度の文章はいくらでも
作れるでしょう。
しかも、たったこれだけの文章なのに、ほころびがあって、私ならこのまま口にするのを
ためらいます。

舞台、状況がすでに感動を呼ぶようになっているのではありませんか?
“予定稿”と言いますが、用意した言葉が人の胸を打つと考えるのは錯覚です。
アテネ・オリンピック体操の「・・・栄光への架け橋だ」が典型的な例です。
あの、アナウンスがなくても、あの演技、数十年ぶりの団体金メダル・・・見ている人が
感動する要素は十分だったのですから。
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OFF-MIKEの0104「ああ、オリンピック」にこう書きました。
<<<最後の富田の演技が始まっている時の「富田が富田であることを証明すれば、日本は
勝ちます」と、フィニッシュに入るところでの「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への
架け橋だ」には、大きな疑問があります。
「ああ、黙った方がいいのになあ」と思いました。
私だったら、演技の前に「普通の演技ができれば金メダルは確実です」、フィニッシュに
入る直前には「さあフィニッシュです」の一言だけ、着地のあとは歓声が一段落するまで
黙ったでしょう。

これはテレビの前で見ているからの話で、その場にいたら、あるいは同じことをしていた
かもしれませんが。
そして、どちらがいいかは聞く人によって違うはずです。そこはもう「好み」ですからね。
ただ、確かに「アナウンサーはしゃべることが仕事」ですが、WOWOWに来てからの私は
「黙ることも大事だ」と考えてやってきましたからこういう感想を持ったのでしょう。>>>

さらに0117「スポーツ・近事片々」には、その“続き”として、こう書いています。
<<<彼の実況にも、私のコラムにも賛否両論でしたね。ハハハ。
NHK内での評価を知りたいものと思っていましたが、大相撲9月場所の千秋楽で、正面の
実況を任されていたところを見ると、きっと、評価はよかったのでしょう。 
しかし、結びの一番、朝青龍・魁皇戦で立会いの一言を聞いたときには思わず笑いました。 

12勝をあげ、すでに優勝を決めていた魁皇ですが、次の場所で横綱を狙うためには、もう
一番勝っておきたいところでした。それを踏まえて、これも事前に用意されたに違いない
一言が、立会いの一瞬にあわせて放たれました。
「13勝での優勝は、ツナ取りへの架け橋だ」!!見事な確信犯。ハハハ。

同時に、これで彼は、登場するたびに何か気のきいたことを言わなければいけないという
ラビリンス(迷宮)に踏みこんでしまいました。あーあ大変だ。
サッカーのYアナは立派な後継者を持ったことになりますけどね。>>>
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テレビ朝日の中継はビデオで見ました。
Kアナの出だしのアナウンスはこうでした。
「とてつもない興奮がこのスタジアム全体を包み込んでいます。
日本にとってグループ・リーグ第2戦の相手はクロアチア。
いよいよ日本、決勝トーナメント進出をかけた一戦が始まります。
開場と同時にみるみるスタンドが埋まって、日本の勝利を願うブルーなサポーターの
大歓声がフランケン・スタジアムにこだましています」

…私には、この部分だけは現場の空気とマッチしていて、NHKより共感できました。
しかし、いざ、試合が始まると、Uアナとの経験の差がはっきり出ます。
特に、競技場にいるからこそ分かる、ボールを持たない選手の動きなどの情報がほとんど
伝わってきませんでした。解説者が指摘したことをオウム返しに言っているだけのことが
多く、視野の狭さを感じます。後半10分ぐらいからは声が嗄れはじめ、果たして最後まで
もつのかと、はらはらさせられました。
周囲の歓声、テンションに巻き込まれて第一声のトーンが高くなってしまうのは、経験の
浅いアナウンサーにはありがちなことです。この場合、元に戻すのがとても難しいのです。
Kアナは代表戦だけでもかなりこなしているのですから、若手ではあっても経験は十分の
はずですが、体調でも悪かったのでしょうか。

NHKのアナにもひと言、クレームをつけておきましょう。
N・U両アナには、解説者を“無視する”こと以外にも共通点があります。
“シューズ”のことを“スパイク”と言います。「スパイクを替えている」・・・。
何回か聞きました。
気づいていない可能性があるのですから、ディレクターは注意すべきです。***
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もうひとつはUアナ。
柳沢が倒され、ゴールのほぼ正面でFKを得た場面で「距離、20㍍あまり…」と
アナウンスしていました。
実際には30㍍近くあり、井原さんは「距離はありますけど…」と微妙な言い方で訂正して
いました。ハハハ。
サッカーの競技場で距離を推定する場合、絶好の目安になるのは、くっきりとピッチに
ついている“芝目”です。一本の幅は5.5㍍と思って間違いありません。
ほかのピッチも大体同じですから注意してみてください。

ゴールラインからペナルティー・スポット(×印)までは、もちろん11㍍ですが、濃淡の
芝目がちょうど2本ついていることから簡単に割り出せますね。
PKのときにほかの選手が入れない範囲を示すペナルティー・アークの半径は9.15㍍です。
つまり、ゴールラインからペナルティー・アークの頂点までは20.15㍍なんです。
問題のFKスポットは、そこからさらに芝目二つ分ぐらい離れていたのですから「20㍍
あまり」は正確さに欠ける表現と言わざるを得ません。
この数字は、ゴール中央からペナルティー・エリアの角までの距離(教えません。自分で
計算してみましょう)などとともに、サッカーを実況するからには心得ておかなければ
ならないものです。

自制はしているつもりですが、この手の話を書くと、どうしても“上から見た”言い方に
なってしまいます。
好きなアナウンサーのことを批判されるのは気分のいいものではないでしょう。

カテゴリーが“放送”となっていたら“警戒警報”だと思ってください。
興味がない方はお読みにならないことをお勧めします。

似たような話を繰り返し書くのは、いつか実況についての考え方をまとめたいと思って
いるからです。
そのためには、お叱りにめげず、もっともっと精を出さないといけません。ハハハ。

…どうだ、参ったか?という書き方になっています。
しかし、読み返してみても、訂正するようなところはどこにもありません。ハハハ。

繰り返しになりますが、“ごひいき”のアナウンサーのことを悪く書いている部分が
あったら、おわびします。
ただ、“後期高齢”アナ(ハハハ)としては、最近の“絶叫中継”や“作文実況”には、
いささか我慢がなりませんのでご容赦ください。

***英語でも spike と書かれていることがあります。
私が考えすぎていたようです。


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by toruiwa2010 | 2016-07-18 08:38 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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オール一本!! ( 2008.08.13 初出 )

何をかくしましょう、私が一番好きな女子柔道選手は谷本歩実です。アテネのときから、
試合中の畳の上では厳しい表情を見せるのに、試合が終われば、“普通の女の子”という
ギャップがいいと思うのです。
その谷本がやってくれました。アテネに続いての金メダルです。それも、4試合すべてを
“こだわり”の一本で勝ち抜いた見事な優勝です。
持病の腰痛を考えたのでしょうが、準決勝までは見た目が地味な寝技でしたから、最後の
“内股”には胸がスカッとしました。
押さえ込みも立派な技ですが、特に、私たちのようなシロートは、“投げる”か“倒す”か
ハッキリしてほしいと思いますからね。ハハハ。

「一本は芸術」、「一本を取る柔道を目指す」と言い続けた谷本が、それを実現しました。
“指導”が目立ったこの大会で、男子の内柴やチェ・ミンホ、そして、昨日の谷本…
全試合一本勝ちで優勝した彼らこそ“真のチャンピオン”だと思います。
その意味で、決勝で出たあの“内股”はまさに“チャンピオンの一本”でした。
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テレビ東京で、フィギュア・スケートの荒川静香が谷本にインタビューしていました。
うろ覚えですが、大体こんなやり取りでした。
谷本「試合の時には120%の力を出さないとダメだと思うのですが、どうですか?」
荒川「私は、100%だったことがありませんね。だから、“100%”を上げないと、と
思います」…ゴールド・メダリスト同士の会話には“含蓄”がありました。

セレモニーで一番高い台に上がった谷本は髪を整え口紅もぬって、また“普通の女性”に
戻っていました。中村美里のように、「金でなかったら同じ」も、ひとつの考え方として
“あり”でしょう。しかし、私は、“喜怒哀楽”を素直に表現する谷本に、より惹かれます。
表彰式のときに解説の山口香さんが言った「“オリンピックに愛されている”選手がいる
ような気がする」という言葉に説得力がありました。谷本は“オリンピックの女神”に
愛されるタイプなんでしょう。
山口さんの解説は、余計なことを言わず、分かりやすくて、とてもいいと思います。
あれで“語尾上げ”がなければもっといいのに。
ええ、何か言わないと気がすまないタチです。ハハハ。
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ついでにもうひとつ。
“谷本の金”を実況したMアナウンサー、昨日ではありませんが、「目ぇ、離せません」、
「手ぇ、掛かりません」と助詞を省略する癖があります。たぶん、一般の方は気づかない
でしょうが、アナウンサーとしては疑問です。
実況は95%がアドリブですから、多少は仕方がないですが、先輩は何も言わんのか?

北島、谷本…その“有言実行”ぶりに驚きます。オリンピックで金メダルを獲るような
選手はどこか違うんですね。

昨日は、“がけっぷち”から逆転で決勝トーナメント入りを決めた“なでしこJapan”、
やや苦手なオーストラリアを破ったソフトボール…完全なレディース・デーでした。
特に、男子と比べて、なでしこの“決定力”には感動します。ハハハ。
野口の欠場は、オリンピックにピークを合わせることがどれだけ難しいかを示していると
思います。しかし、“欠場”の判断は正しいのではないでしょうか?
年齢的にも“最後のチャンス”でしょうから、出たいと思う気持ちは理解できますが、
彼女レベルのアスリートが試合の場に臨むときには、充分に戦えるコンディションで
あってほしいと思うからです。
もっとも、イギリスのラドクリフは“危険覚悟”で参加するらしいですが。

さて、“オリンピック漬け”の毎日です。こんなことでいいのか?とも思いますが、
ほかに、特にやることもなく…。ハハハ。


敗者も美しい ( 2008.08.13 初出 )

スポーツの面白さは勝ち負けそのもの“だけ”にあるとは思いません。
もちろん“勝負”も大事な要素ですが、私が感動するのは、磨きぬいた技と鍛え上げた
肉体で互いの力を競い合うアスリートたちの姿です。ですから、「力を出し切ったな」と
思える選手は、たとえ負けても非難する気にはなりません。「なんだかなあ」と思うのは
チャレンジすることなく試合場を去る選手です。
本人は「努力した」、「挑戦した」と言うでしょうが、見る者に“訴える”ものがなければ
ダメだと思うのです。
一貫して男子サッカーに厳しい言い方をしてしまうのはそこの部分に不満があるからです。
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一方、女子200メートル個人メドレーで、成績は6位でしたが、北川麻美の頑張りには
拍手を送りたいものです。
準決勝の結果は全体の8番目でした。しかし、タイムがハンガリーの選手とタイだった
ために、ふたりでもう一度泳いで(スイムオフ)決勝進出を決めました。ほかの選手たちより
ひとレース余計に泳いだハンデがあったはずですが、自分が持つ日本記録を塗り替えての
6位入賞ですから“個人的な勝利”と言っていいと思います。

いつも、私が大きなイベントでいつも“注目”するのは試合が終わったあとです。それも、
敗者の様子に、より関心があります。
残念ながら、なかなかそこまで映してくれなかったり、早めにスタジオに戻ったりして
私の思い通りにはなりません。結果として、“暑苦しい”キャスターたちのおしゃべりを
聞かされるわけです。あちらにも“都合”がありますから仕方ないでしょうが。ハハハ。
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そんな中でも、100メートル平泳ぎ決勝で完敗し、落胆しているはずのハンセンが北島の
レーンまで来て言葉をかけていたところや谷本に投げ飛ばされた直後にはあれだけ呆然と
していたのにセレモニーのときには“いい顔”をしているドコスを見られました。
“その瞬間”の彼女の表情は映らなかったのですが、国歌のあと、カメラマンの注文に
こたえて一番上の台に上がってきた彼女を迎える谷本のリアクションを見て分かりました。
きっと、柔らかな、フレンドリーな表情だったに違いありません。
「谷本は素晴らしいアスリートで強い柔道家だ」と話したそうです。

オリンピックでは敗者も美しい、と思っています。
そのためには、“いさぎよさ”が必須条件でしょう。負けて悔しくないわけはありません。
しかし、Good Loserであるためには、負けを素直に認め、勝者を称える謙虚さがなくては
いけないでしょう。

その意味で、昨日、一番“しびれた”コメントはこれです。
「これが自分色のメダルでしょう」by 松田丈志(男子200メートル・バタフライ3位)

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して、“昨日の美女”はこの2人です。
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200メートル自由形で優勝したイタリアのフェデリカ・ペレグリーニ(左)と200メートル
個人メドレーで優勝した、競技初日も美しかったオーストラリアのステファニー・ライス

妻の中ではペレグリーニがNo1だそうです。
たしかに、知性を感じさせる美しさがあります。しかも二十歳という若さ。かてて加えて
なんと言ったって“チャンピオン”ですからね。ハハハ。


力負け ( 2008.08.14 初出 )

星野Japanの第1戦が終わりました。キューバの“パワー”にやられました。
総当たり戦ですから、一つ、二つは負けられるのですが、強豪・キューバが相手とは言え、
いきなり負けたのは“士気”に影響しないか、少し心配です。もうひとつ気がかりなのは、
出発前から言われていたものに近い先発メンバーですが、サード・宮本、セカンド・西岡、
レフト・森野…という布陣が日本の最強メンバーか?という点です。

それぞれにいい選手であることは間違いありません。星野監督も、一人一人の能力より
チームとしてうまく“機能”することを優先させて選んだはずです。
任せた以上、今になってごちゃごちゃ言うのは“反則”でしょう。ただ、結果が悪ければ
“ブーイング”を浴びせられることを覚悟しなければいけません。何しろ、世間は当然
金メダルと思っていますから。ハハハ。

“1回戦・キューバ”が先入観としてあるせいかチーム全体に“緊張”を感じました。
1回表1死1,2塁の場面で先制できなかったのが痛かったですね。
打席に入った新井は初めから緊張の色がありました。うがちすぎと言われるのを覚悟で
書けば、初球、内角の甘い球にバットが出なかったのがすべてだったように思います。
「えーっ」と思わず声が出てしまいました。「まずいぞ」と思っていると、2球目の外角の
ボール球を空振りして追い込まれ、最後は内角の“ボール”をストライクと宣告されて
三球三振に終わりました。不運と言えば不運でしたが、たとえ、あの球がボールでも
あの打席の新井は打てなかったような気がします。
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国際試合になると常に審判が問題になりますが、昨日の主審も立ち上がりは緊張のせいか
ストライク・ゾーンがばらばらでした。1回裏、ダルビッシュが先頭打者に2-3から投じた
球も文句のないストライクだったと思います。このときは点に結びつきませんでしたが、
あの判定はダルビッシュの心理に微妙な影響を与えたはずです。
しかし、“かたよって”はいなかったのですから、審判を負けた理由にはできないでしょう。

2年前のWBCで日本が快進撃をしていたころ、こう書いています。

野球はチーム・スポーツですが、投手vs打者を積み上げて成り立っていることを
考えると、他のチーム・スポーツに比べて個人競技の要素が大きいと思います。
しかも、データがなければ、あるいは少なければ投手の方が絶対に有利ですから、
このスポーツの世界一をこれだけの試合数で決めるのはナンセンスだと思うのです。
せめて15試合ぐらいやらなければ認めるわけにはいきません。ハハハ。

…先発投手は中4日、中5日でしか投げられず、すべての試合を最高のメンバーで戦える
わけではない野球という競技はひと試合や短期間で優劣が決められるものではない。
だから、たとえ、WBCで優勝しても、決して“日本が世界一”ではないんですよ、と
言いたかったのですが、“ひねくれもの”扱いでした。ハハハ。

それはともかく、台湾、韓国、アメリカに対してひと試合しか負けられなくなりました。
ほかのチームには全部勝った上での話です。星野監督は試合のあと、「気持ちを切り替えて
やっていく」と話していますが、相当険しい道のりになったのは間違いないでしょう。
出発前の一番の心配は投手でした。ダルビッシュ以外はまずまずの投球をしていますから、
第2戦から立て直してほしいと思います。準決勝にも進めないようだと“やばい”ですよ。
私は認めていませんが、WBCの優勝で「日本の野球は世界一なんだ」と思うようになった
国民が多いのですから。ハハハ。

“パワー”にやられたと書きました。しかし、サイン・プレーによる1塁牽制が失敗して
ボークを取られる“ご愛嬌”はありましたが、キューバがかなりこまかな野球をするのに
少しビックリです。パワーがある上に頭まで使うなんて“ずるい”でしょう。ハハハ。

「言い訳はしません」といさぎよかった男子柔道の泉は、どこか悪かったのだと思います。
それでないと、最初の試合からの“消極さ”の説明がつきません。
5日目を終わり、男子でメダルに届いたのは内柴の金だけです。力を出し切れずに負けて
いたのでは、“本家”の看板が泣きます。
こうなると、100キロ級の鈴木桂治と100キロ超級の石井慧のふたりにプレッシャーが
かかるでしょう。
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谷が金メダルを逃がしましたが、女子柔道は相対的に元気がいいですね。
上野がアテネに続く2連覇で日本に4つ目の金メダルをもたらしました。国民としては
もちろん嬉しいことですが、連日、誰かが“目玉”になることでテレビや新聞を喜ばせる
展開になっているのは、いささか、「うーん」です。ハハハ。

上野の優勝も前日の谷本と同じように立派だったと思います。
決勝で見せた“朽木倒し”による“一本”も胸がすくようなあざやかさでした。会社や
家庭で何かと“溜まっている”人たちは女子柔道を見なさい、と言いたいですね。ハハハ。

体重別選手権で勝った妹さんが代表に選ばれず、いろいろな思いがあったはずですが、
表彰台ではにかんだ笑顔を見せた上野を見て、何かほっとするものがありました。

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by toruiwa2010 | 2016-07-17 08:30 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
リオ五輪の開幕が迫ってきました。
今日から3週間の週末の“自薦・厳選”シリーズは
2008年の北京五輪中に書いたものです。
ああ、そうだった。こんなことあったなあと思い出す
きっかけになれば…。

Quo Vadis? ( 2008.08.09 初出 )

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オリンピック憲章もクーベルタン男爵もどうでもよくなっちゃったなあ…
開会式を見ながらつくづくそう思いました。オリンピックよ、どこに行く?ハハハ。
オリンピックを開催するとき、どうしても“国の威信”がかかってくるのは仕方がない
かもしれません。特に、中国のような国では。
それにしても、これでもか、とばかりに見せつけられるパフォーマンスの数々は、初めは
楽しめても、途中から“苦痛”に変わっていきました。
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冒頭に孔子の“論語”から、「友(朋)あり、遠方より来る また楽しからずや」を使った
あたりはさすがだと思いました。
しかし、果てしなく続くセレモニーは、いかにもこの国らしい“人海戦術”を使った
得意のマスゲームを中心に、華やかさもあって「感動しなかった」とは言いませんが、
いかんせん“too long”でした。ハハハ。

“ファッション大国”のイタリアとフランスのユニフォームにはいつも注目するのですが、
今回はあまりいいと思いませんでした。
そのかわり、相変わらずアフリカ勢の思い切った色使いのウエア…特に民族衣装には
目を見張ってしまいます。色のセンスもデザインもとても印象的です。

選手は大変だっただろうと思います。
「以上で開会式は終了です」のアナウンスがあってから、ベッドに入るまで、おそらく
何時間もかかったのではないでしょうか?
所定の位置に到着したあとも延々と続く選手入場に、座り込んでしまう日本人選手の姿も
ありましたが、あれじゃ、しょうがないでしょう。ハハハ。
汗だくのナダルがいました。2大会連続でスイスの旗手をつとめたフェデラーも笑顔でした。

スケジュールも大幅にオーバーしたようです。NHKの番組表では0時半終了(延長あり)に
なっていました。昔のように、整然と“行進”するのなら計算どおりに行くのでしょうが、
“ただ入場するだけ”のいまの形だと、どうしても長くなるのは避けられませんね。
どちらがいいか?となると意見は分かれるでしょう。

13億とも14億とも言われる人民の中から、美女という美女を根こそぎかき集めたのでは
ないかと思うほど、出演者も“プラカード・ガール”も美人ぞろいでした。ハハハ。
日本の福原愛を含めて女性旗手が目につきましたが、“岩佐徹的美人旗手”はこの4人と
決定しました。

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三宅・青山コンビによるNHKテレビのアナウンスには少々がっかりです。
ひと言で言うと“隔靴掻痒”…かゆいところに手が届いていませんでした。ハハハ。
これだけ“巨大な”セレモニーになると、個人でコメントを考えるのは難しいだろうとは
思います。しかし、誰かが用意した“台本”をベースにしていた(らしい)ふたりの実況には、
肝心の、“現場にいる者だけが伝えられる”要素が大きく欠けていました。生き生きした
アドリブを求めるのは厳しすぎますかね?

これまでも、何回か書いていますが、NHKではVIPや有名選手が映っても“絶対確実”で
なければ、言わないことになっているようです。
ウクライナの旗手として画面に登場した、“鳥人・ブブカ”を紹介しませんでした。台本に
あった(らしい)“要職についている”ことは別の画面で伝えていたのに。ハハハ。
スペインのフェリペ皇太子、イギリスのアン王女、モナコのアルベール大公もまったくの
スルーでした。「世界中のセレブを知らなきゃダメ」と言うつもりはありません。
しかし、フェリペ皇太子やアルベール大公は、ヨーロッパのスポーツ・シーンにはよく
顔を見せる人たちですから。

韓国の大統領が映ったあと ゲストの谷村新司が「イ・ミョンバク大統領が来てますね」と
言ったのですが、これも無視…一体、どうなっているのでしょうか?ハハハ。
過剰なほど“慎重”だったのに、つまらないミスはたくさんありました。これは台本を
書いた人のエラーで、アナウンサーたちに責任はないと思いますが、何も知らない人は
「今日のアナウンサーは間違いが多いなあ」と受け止めるでしょうね。華やかそうでいて、
結構、辛い商売なんですよ、これが。ハハハ。


おつかれさま ( 2008.08.10 初出 )

谷亮子には心から「ご苦労様でした」と言いたいですね。
自分から口にした“ママでも金”や国内の体重別選手権で若手に完敗したにもかかわらず
過去の実績で代表になったことでのプレッシャーもあったことでしょう。
それ以前に、アテネのあと長男を出産してママになってからの苦労は、私たちが想像する
以上のものがあったと思います。
5大会連続のメダルには“立派”以外に贈る言葉がありません。

競技の初日に登場することもあってマスコミは“あおって”いましたが、オリンピックの
金メダルがそんなに簡単なことでないのは言うまでもないことです。
年齢的に苦しくなっていることは否定できず、誰よりも本人が分かっていたはずです。
画面に登場した谷は、初めから、ものすごく集中している感じがあって、「いけるのでは
ないか?」と期待してしまいました。
しかし、試合が始まると、“3試合連続優勢勝ち”…勝ち進んではいても、スッキリしない
勝ち方に、誰もが金メダルへの不安を感じたはずです。
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今朝の新聞などで、力の衰えはどうにもならず、“組み合う”ことを極端に嫌うように
なっていたことを知りました。それで、昨日の試合運びに合点が行きます。
特に、準決勝では極端に組むことを拒んでいました。
3度目の“指導”を与えられたのが自分だけだったとき、「えっ、何で」と呆然としている
ように見えましたが、あのままの試合態度を続けていれば“指導”が来ることは認識して
いたと思います。“両者に”ですが。
2度目の“指導”のあと、このままではダメだ、という思いはあったのでしょうが、以前の
ようには“行けなかった”のでしょう。

結局、“集中”と見えた表情は“不安”と、そこから来る“緊張”だったのかもしれません。

表彰式ではおだやかな“いい顔”をしていたのに救われた思いです。
試合後間もない時点でインタビューを受けた彼女の話し方は“過去形”に聞こえました。
現役を引退し、育児に専念するつもりなのではないでしょうか?
それにしても、「僕には金色に見えた」…いいダンナだなあ。ハハハ。

平岡も、“指導”で敗れました。
彼の場合も、私には、とても落ち着いている、周囲がよく見えていると映ったのですが、
実際は違ったようです。雰囲気に呑まれて力を発揮できないまま北京を後にすることに
なってしまいました。

私も日本人ですから、ふたりが“期待”以下の結果しか出せなかったのは残念ですが、
素晴らしい柔道を見せて優勝した男女ふたりのチャンピオンに拍手を送りたいです。
決勝のあざやかな“一本勝ち”は、「これこそ柔道の醍醐味」でした。

二人に限りません。
ここまで“巨大化”、“商業化”してしまった大会そのものには疑問もありますが、世界の
トップ・アスリートたちが見せる一瞬の表情や、鍛えた肉体がつくり出すフォルムには、
人を惹きつけてやまない魅力があります。
重量挙げやエア・ピストルのような地味な競技でさえ…。

星野Japan、心配だなあ。
「憲伸も、オレと同じで相手の顔を見ないと燃えないタイプだから」と、監督が川上を
かばっていましたが、たぶん、“言えてる”と思います。
しかし、プレッシャーは相当のものがありますよ。メダルに手が届かなかったら大変な
ことになるのでしょうね。“惨敗”の予感さえします。性根を据えてがんばらないと。


パパは金! ( 2008.08.11 初出 )

内柴が2大会連続の金メダルに輝きました。
ポイントを先行された準決勝も含め、終始落ち着いた試合運びで“会心の優勝”だったと
思います。「パパはチャンピオンなのに、なぜ負けちゃうの?」という子供さんの言葉に
発奮したそうですが、坊やは“陰の功労者”ですね。ハハハ。
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休むことなく前に出て、攻めの姿勢を見せますから、どう悪くても“指導”を取られる
心配がありませんでした。しかも、試合終盤でも息が上がらない、つまり、スタミナに
ついては何の問題もなさそうなので、強かったときの井上康生のような“内股”という
絶対の武器はなくても、内柴の柔道は安心して見ていられます。

この日も、女子の中村が“指導”ひとつで銅メダルに終わりました。これで、4人のうち
3人が“指導負け”です。少し、問題がありそうな気がしますね。
もっとも、中村の場合は、解説の山口香さんが言ったとおり、“指導”ひとつ分以上の差が
あったと思います。つまり、野球やサッカーでは、1対0は必ずしも“1点差”ではないと
いう考え方と同じです。

「金じゃなかったら同じです」とせっかく獲った銅メダルに納得していませんでしたが、
それは“ぜいたく”というものでしょう。
3位決定戦に勝って大喜びでたたみの上を走りまわる選手も世界にはいるのですから。

表彰式で内柴はいい顔をしていましたね。ふだんは“おちゃめ”そうですが、静かに
闘志を燃やし、大口を叩かずに結果を出しました。
「お前の中に溜まっているものを俺にくれ。パワーに変えるから」と、前日 緒戦負けした
平岡に握手を求めたそうです。
「妻と息子のためにいい仕事をしたいと、ずっと考えていた。やっと男になれた気がする」…
日本の男はこうでなくちゃ。ハハハ。

そういえば、決勝を裁いた主審はエジプトのラシュワンさんではなかったでしょうか?
覚えておいでの方も多いと思いますが、ロサンゼルス・オリンピック・無差別級の決勝で
山下康裕と対戦した選手です。このクラスには二人のチャンピオンが生まれました。
勝って優勝した山下と、大会中、右足に肉離れを起こしていた山下に対して、“その足”を
攻めなかった敗者・ラシュワンです。フェア・プレーのモデルになっています。

また、表彰者はオランダのヘーシンクさんでした。
東京オリンピックでは、採用されたばかりの柔道(無差別級)で、神永昭夫を破って優勝し、
日本柔道界に大きな衝撃をもたらした男です。
押さえ込みが決まった瞬間、喜んだオランダの関係者が試合場に上がろうとしたのを見て、
厳しい表情で手を振って制止した姿が印象に残ります。“礼”を重んじるこの競技の真髄を
よく理解した外国人の王者に感動しました。

えーと、ただ、ヘーシンクさん、メダリストたちの集合写真を撮るときには、真ん中を
あけてあげてくれますかね?ハハハ。

先日、「Oldies」(岩佐徹的考察)・「ああ、オリンピック」の中に「敗者までが美しいのは
オリンピックだけ」と書きましたが、勝者はもちろん美しいです。
昨日のチャンピオンの中のNo1はこの人です。
女子400メートル個人メドレー優勝、オーストラリアのステファニー・ライスです。
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それにしても、アテネの三宅、今回の長坂…フジテレビ勢は連続して“金メダル実況”を
担当できたのは強い“引き”でした。長く、実況にかかわっていますが、私にはこういう
“当たり”はほとんどありませんでした。ハハハ。

間もなく、北島の100メートル平泳ぎ決勝です。
やってくれるだろうとは思いますが、新たな“強敵”が現れました。
これまで言われていたハンセンよりも、このところ急激に記録を伸ばしてきているダーレ・
オーエンのほうがはるかにこわい存在になっています。昨日の準決勝でも後半の泳ぎが
北島より鋭かったと思います。


連日の金! ( 2008.08.11 初出 )

「世界新で優勝するつもりで来ています」と、北京入りしたあとも世界のプレスを相手に
胸を張っていました。自分にプレッシャーをかけていくタイプの北島らしい言動でした。
彼のことだから、なにかコメントを考えてきてるに違いない…レース前にはそう思って
いました。しかし、プールから上がって、マイクの前に来た北島はいつもと様子が違って
いました。タオルで顔を覆って必死に気持ちを落ち着けようとしています。

レース直前の本心はどうだったのでしょうか?
「超気持ちいいっ!」のアテネのときは金メダルの瞬間を楽しむゆとりがありましたが、
今回は、涙を見せました。彼を取り巻く環境が変わったということでしょう。
特に、急成長中のダーレ・オーエンのように、泳ぐたびに記録を伸ばしてくる選手は
“脅威”だったに違いありません。「勝てないかもしれないぞ」と、“絶対”だった自信が
多少揺らいでいたのではないでしょうか。そうでないと、これまでの北島と今日の涙は
結びつきません。
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オリンピックは4年に一度のチャンスしかありません。“めぐり合わせ”がものを言います。
競技によってはアスリートの寿命、特にそのピークは長くありません。オリンピックの
時期がもう少し早ければ、あるいは、もう少し遅ければ…金メダルは“運”に左右される
部分も大きいと言わなければいけないでしょう。
もう半年、1年あとだったら、北島はオーエンに抜かれていた可能性もあるのです。

北島のレーンまで来てお祝いを言っていたハンセンの態度にもぐっときました。
「プレシャーのかかるところでああいうことをやってのけた男には敬意を払うしかないね。
すごい泳ぎだったよ。真のチャンピオンさ」…“政治”のせいで、世界中から批判される
ことが多いアメリカですが、こういう気持ちのいい青年がいるのも事実です。

いずれにしても、内柴のように静かに大会に臨んでしっかり勝つ選手もいれば、“賑やかに”
金メダルをさらっていく北島のような選手もいる…スタイルはそれぞれですね。
しかし、「勝ててよかった」と素直に気持ちが出た北島に好印象を持ちました。
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男子4x100メートル・リレーは見ごたえのあるレースでした。
フランスがリードし、アメリカが追う展開でアンカーに引き継がれました。
フランスの勝ちは動かないかと思いましたが、最後の15メートルでアメリカのレザックが
逆転しました。フランスのアンカー、ベルナールは世界記録保持者(このレースの第1泳者、
オーストラリアのサリバンに破られましたが)、レザックはアメリカの水泳チーム全体の
最年長者だそうです。
二人が飛び込んだとき、差は0.59秒でしたから、アメリカの第1泳者だったフェルプスは、
まさか勝てるとは思わなかったでしょう。
しかし、“神がかり”とも言えるレザックの泳ぎのおかげで、このオリンピックにかけた
フェルプスの“8冠”の望みは生き残りました。
3分8秒24は、メンバーこそ違いますが、同じアメリカ・チームが10日の予選で出した
ばかりの世界記録をほぼ4秒更新するとんでもない記録です。
こんなレースが見られるのも“オリンピックならでは”でしょう。
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水泳を見ながら、横目でバドミントンの流れを追っていましたが、前田・末綱組が世界の
No1ペアをQFで下しました。“大金星”と言っていいでしょう。最後の部分は、見ていて
鳥肌が立つ思いでした。北島や内柴以上に、このふたりに“あっぱれ”を上げたいです。
まだメダルが決まったわけではないようですが、私の中では、ここまでの、日本選手団の
“MVP”です。
私が選手に望むのは必ずしも“メダル”だけではありません。たとえ、予選で負けても、
自己ベストを上回った選手は、胸を張ればいいと思います。

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by toruiwa2010 | 2016-07-16 08:11 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
ブルックリン 80

アイルランドの小さな町でエイリシュは母と姉と3人で暮らしていた。満足な仕事もなく、
わずかに週末だけ、口やかましい女主人の店で働く日々にうんざりしていた。そんな中で、
ブルックリンに住む知り合いの神父の助力もあってエイリシュはアメリカに行くことを
決意した。それは 年老いた母の面倒を姉に任せることになり、結果として、姉を結婚から
遠ざけることも意味したのだが、身の回りの閉塞感が限界を超えていたのだ。

しかし、激しい船酔いに苦しみながら海を渡ったエイリシュだったが、待っていたのは、
神父に世話してもらった仕事も住むところも彼女の性格には合わず、久しぶりに届いた
姉から手紙を読んではげしいホームシックにかかった…
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失意のエイリシュの前にイタリア系の青年が現れて、彼女の気持ちは少しずつ明るくなり、
前向きになって行きます。
そのあと、“一波乱”あることはありますが、それほどドラマチックなものではありません。
おさまるところに収まり、めでたし、めでたし。ハハハ。

どうおまけしても80点かなあ。
物語にはこれといった山場もなく、なぜ、これがアカデミー作品賞の候補になったのか
不思議な気がします。また、エイリシュを演じたシアーシャ・ローナンが主演女優賞の
候補になりましたが、それほど際立った演技は印象に残っていません。
もしかすると、アカデミー会員の中にアイルランド系の人が多く、こういった物語への
思い入れが強いのでしょうか。ローナンもアイルランド出身だと聞きました。

…これで今年のアカデミー賞の作品賞候補は「マッドマックス」を除いてすべて見ました。
アカデミー会員は「スポットライト」をベストと判定しましたが、私が一番好きな作品は
「ブリッジ・オブ・スパイ」です。わずかに「スポットライト」を抑えました。
以下は今年の候補作品と私が感じた得点です。

90 スポットライト 
75 ルーム
80 レヴェナント 
85 オデッセイ
? マッドマックス 
80 ブルックリン
90 ブリッジ・オブ・スパイ
80 マネー・ショート


ちなみに、2010年以後 ずっと、アカデミーと私の意見が違います。ハハハ。

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疑惑のチャンピオン 85

精巣がんに勝ち、過酷なリハビリも乗り越えツール・オ・フランスに復帰したアメリカの
若者が信じられないレースをした。多くのジャーナリストもその快挙に酔いしれる中で、
一人 首を傾げる記者がいた。闘病以前のデータとくらべて激しい違和感があったのだ…
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自転車ロードレーズにまったく関心がない人は“ランス・アームストロング”と聞いても
何も思わなでしょうが、ファンにとっては“神”的な存在の男です。過酷さで知られる
ツール・ド―フランスで7連覇しました。
しかし、その裏にパフォーマンス向上のための薬物投与がありました。拍手・喝采の中で
ただ一人首を傾げた記者は正しかったのです。

レースの臨場感が描き切れていない点と、EPOという薬物についての説明が不十分なのが
残念ですが、面白い映画でした。誇張されているかもしれませんが、アームストロングの
キャラクターの強烈さに惹きこまれました。

嫌な女 75

出勤途中で雨に降られるなど、その日の徹子(吉田羊)は朝からついていなかった。
勤務先の弁護士事務所に着くと依頼人が待っていた。いとこの夏子(木村佳乃)だった。
幼なじみの二人は性格が正反対だった。派手で気が強く、自分の思い通りにならなければ
気が済まないタイプの夏子に対し、徹子は地味でおとなしく、自分を抑えるタイプだった。
久しぶりに目の前に現れた夏子は徹子にとって“疫病神”だった…
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黒木瞳の監督デビューらしいですが、空回りしてますね。
せっかく、木村と吉田と脂ののった女優をキャスティングしたのに生かせていません。

ふきげんな過去 75

若い女が川面を眺めている。「何を見ているのか」と人に聞かれると「ワニ」と答える。
「いないことを確かめるため」と“カコ”(果子:二階堂ふみ)は言う…

「どう?死んでみて?」
「生き返ったみたい」
「なにそれ」
途中で、そんな会話もあります。
全編、意味があるようなないような、話が通じるような通じないような会話が満載です。
で、二人目の重要人物・未来子(ミキコ:小泉今日子)が登場するまで30分ほど。
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かなりふざけた映画です。出演者たちも戸惑いながら演じていたかもしれません。
観客は「自分が分からないだけで、きっと何か意味があるのだろう。見ていればそのうち
分かるはずだ」と思わされます。「いまは、何がどうなって物語がどこにたどり着くかさえ
見えないが、必ず、なるほどと思えるところに着くのだろう」と。

…どこにも行き着きません。
先日の「すべらない話」の古舘と同じです。「オチはないんかいッ!」と言う話です。
ハハハ。

ペレ 80

1958年6月15日、ワールド・カップ、グループ・リーグ第4組は最終戦を迎えていた。
対戦するのはソ連とブラジルだった。ケガ人が続出していたブラジルはひざの故障から
回復したばかりの17歳の少年をピッチに送り出した。サッカー史に偉大な足跡を残した
エジソン・アランテス・ド・ナシメント、通称ペレのデビュー戦だった…
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伝記もの、サクセスものにはありがちですが、初めの1時間が長いし、暗いし、かなり
退屈です。ペレがサントスに入団してからは楽しめると思います。
矢だし、実戦のシーンでは、画面の中に選手が集まりすぎています。“スペース”ばない!
ハハハ。
終わりに近いところでペレ本人が15秒ぐらい登場します。若い人に分かるかなあ。
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なお、私はサッカー中継で彼をゲストに迎えて実況した経験があります。
解説・実況に関係なく話すのでかなりペースを乱され。途中からはBGMにしました。
アナウンサー人生で出演者にサインを頼んだのはペレだけでした。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-07-15 08:32 | 映画が好き | Comments(2)
この度、寿命により お別れすることになりました。
幸い、家族・友人・趣味に恵まれ楽しく過ごさせていただき、
感謝申し上げます。
この度は宇宙の塵となり、自然の大循環の中に組み込まれ、
やがて他の生命誕生に参加することでしょう。

雪ひとひら 川面に映る 灯をとりに

ご献花 ありがとうございました。
                    鈴木 淳

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「春咲小紅」などのヒット曲で知られるシンガー・ソング・ライター、矢野顕子の母親が
自分の告別式に来てくれた人々に渡してほしいと書き遺したものだ。
末期の胃がんだったそうだ。会津藩士の血が流れる母親は医師である夫が「胃を取らせて
ほしい」と頼んでも「これは私の寿命です」と 最後まで外科的処置を拒んで逝ったという。
見事な生きざまだと思う。

願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ

西行法師はそう詠んだ。かなりぜいたくだね。
そう、自分が死ぬときの条件の話だ。
私は“俗人”だから、“桜のころ”とか“満月の夜に”とかは望まない。
神のおぼしめし…人の生き死になどはすべて“自然の摂理”が決めるものだと思っている。

ただし、秋には78歳になる。“死”について何も考えないわけではない。
覚悟はしておかなければいけないと思う。その為に身の回りの整理は少しずつしている。
断捨離というやつだ。3歳下の妻の方がだいぶ先行しているが。ハハハ。
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特に考えるのは“死にざま”だなあ。人として大事だもの。
無意識に考えていたみたいだ。だから、 NHK「ファミリーヒストリー」で矢野顕子の回を
見ていてこの文章に出会ったとき、思わず背筋が伸びたのだ。

“恥多き”人生 (謙遜だぜw) だったのだから、終わりぐらいはきっちりしなければと…と
漠然と思っているときに、これだけ立派な“終末”対応を見せられるとドキッとする。
少なくとも、じたばたしたくないなあ。

聞けば、西行法師は ほぼ詠んだ通りに死んだとか。
ならば、我もまた詠んでおこう。

叶うなら いつでもどこでも いいけれど ぽっくり死にたし 後腐れなく

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by toruiwa2010 | 2016-07-14 08:34 | 番組 | Comments(0)
伊知郎古舘のすべらない話?

07/09のツイート

さて、すべらない話 が始まる。
“鳴り物入り”であの男がやって来る。
報ステを降板した古舘伊知郎だ。
間違いなく話術はある。
視聴者が 知りたがっているネタ(舞台裏)など
やるに違いない。
すべらない条件が整ってるんだからずるいわ。
ハハハ。  腕前を拝見しよう。


そんな風に土曜日の「すべらない話:は始まった。
・・・いや、そうじゃないな。“予兆”はあったんだ。

07/02のツイート

1週間後の土曜日はフジテレビ「すべらない話」 。
今日の午後、あおり番組が放送されていた。
それはいいが。“古舘伊知郎参戦”をくどいぐらい
宣伝していた。まさか、おまけでMVSなんかに
してないだろうな。
中居正広が出たときは本当に出来がよかったから
問題なかったが。

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異常なほど古舘・出演を告知しているのを見て“必死さ”が伝わった。古舘が出ることで
視聴率が獲れると思っているわけだ。あまりの熱の入れように、もしかして古舘をMVSに
しちゃったのではないかと心配になった。以前、中居がゲストだったときのように。
あのときは、中居の出来がよかったから たぶん、誰もクレームをつけなかったと思う。
ジャニーさんになれなれしい態度を取る見知らぬ男の子が実はマッチの息子だった、とか
“炭酸の缶ジュース”を聞き間違えて“単三の乾電池”を買ってきたマネジャーの話とか、
トークもオチも絶品だったもの。

で、今回の古舘だ。
まず サイコロに細工をしているとは思わないが、“古舘の目”が出すぎだよね。6回って。
しかも、“最後”と宣告してまたまた古舘・・・説明がつかない。やっぱり仕掛けかな?
話はさすがだった。流れるようだったし、語彙も豊富で楽しませた。しかし、ウン〇だの
ゲ〇だのと汚い話が多くてうんざりしたし、オチのない話が多かったよね。
この番組は、話が面白い上にうまく落ちなければ評価は低いはずなんだけどなあ。

全体として、“古舘伊知郎のすべらない話”になっていて、私ゃ気に入らなかったね。
序盤で3本しゃべらせて流れを作り、最後にもう一度 目を出して“中継先の女性アナ”で
ダメを押した。出来レースのそしりは免れない。
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6本目を話し始める前にこうつぶやいた。

たぶん、おそらく、きっと ほぼ間違いなく、
MVSは古舘なんだろうね。
なんなら、トロフィに名前入れてあるとか?
個人的には松本の「あのう、父は 作曲の方
なんですけど」か、千原の 2発目だけど。
あーあ、今日は古舘のおかげで シラケたなあ。


あそこまで“あからさま”にやったらまずいんじゃないのかなあ。

アテにしないで

「人をアテにしないでね」
リオの警察はそう言ってるらしい。
警備に自信がないんだね。
また、出場辞退の選手が増えそう。

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開幕まで20日あまりになった。
まだ、日本選手団は現地に入っていないが、外国勢からは“被害”の情報も聞こえてくる。
「自分の身は自分で守ってよ」…現地の警察がそう言っているというのだから始末が悪い。

情報番組で流れるひったくりだって、事と次第ではケガをしかねない。
今はどうなっているか知らないが、ヨーロッパで流浪の民たちによる、それも幼子による
旅行者を標的にした犯罪が横行していた時期がある。無言で子供たちに囲まれたときは
心底、怖いと思ったものだ。

ゴルフは松山英樹をはじめ多くのトップ選手が出場を辞退した。賢い選択だ。自分の身を
自分で守るにはそれがベストだもの。ハハハ。
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錦織圭は出ることを決めたようだ。リクシル(スポンサー)の看板をバックに金メダル獲りを
宣言していた。ジカ熱や治安の不安より前に健康に不安があるなら辞めるべきだと思うが。
脇腹のケガは長引くよ。間違っても、出ました、しかし、ケガで棄権しました、これでは
全米も出られません…という最悪なことにならないように。
スポンサーなどに義理があるのは分かるが、 "わがまま"になるべきだった。 その上でなら
全米で振るわなくても何も言わん。そう思っていたが、“武運”を祈るしかないね。

Peaceful Resistance

歴然として存在する“差別”。
アメリカで 白人警官が黒人を射殺する事件がここ数年増えている。
ダラスで起きた警官狙い撃ちのあとも全米で抗議行動が続いている。
ルイジアナ州バトンルージュの警察前の道路で黒人女性が抗議の意思を示している。
このロイターの写真が「平和的な抵抗」として話題になっている。
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おわすれなく

07/09のツイート

9時から岩隈が投げるが、NHKの中継はない。
イチローが「出場予定」の試合を8時から放送する。
彼は先発しない。相手投手が 右なのに、だ。
イチローがどれだけ打っても監督の起用法はぶれない。
いまのチームは若手中心でうまく 機能しているからだ。


残り10本で完全にカウントダウンになっているから、彼が出るかどうか分からなくても
マーリンズの試合を取り上げるのはいい。しかし、2チャンネルは空いてるんじゃないの?
そこを使うことは普通にあるじゃないか。田中、岩隈、前田の投球を見たいMLBファンは
多いんだぜ。

おまけだけど、先日こんなことがあった。
ヒットを打ち2塁に選手が滑りこんでセーフになったとき、相手チームがチャレンジした。
ベースに触れたあと、勢いで軽くポンと跳びあがったのだ。 わずかだが、ベースを離れて
いるときにも野手のグラブがタッチを続けていた。だからアウトだ…というわけだ。
ビデオチャックの結果はセーフだった。 ま、そのことが書きたかったわけではない。
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この“勢いで少しジャンプ”を現地のアナウンサーが pop up slideと表現したのだ。
いかにも英語的でいい表現だと思った。ついでに思い出したことがあって呟いた。

ちなみに、どこかに書かれていたが、
stand up double は不肖岩佐が日本の放送の中では
初めて使ったものである。

いくつになろうが、自己顕示欲はなくならないのさ。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-07-13 08:33 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
石田純一出馬断念・・・
しっかりした組織がバックにあったわけではないから
こうなるのも仕方がないね。
テレビをはじめ、世間には彼を小バカにする言動が
溢れるだろうが、こういう人にも出る権利はあるんだ。
バカにする 資格が君にあるか?という話だね。


結構な騒ぎになったが、おさまるようにおさまった。
昨日のみんなのニュースは「石田純一氏 “3日坊主”で出馬断念」と見出しをつけていた。
三日坊主・・・しっくりこない。ネットにあったという「家出した中学生が3日で戻った」が
はまっていると思う。さて…。
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「野党の統一候補なら出させて頂きたいと思います」
金曜日の会見の冒頭で石田純一はそう言った。その数十分前にその情報を聞いていたから
驚かなかったが、あれが“初耳”だったら、腰を抜かしたかもしれない。
いろいろ話しているうちに“真意”が分かって来た。

「今の政治を見ていると、巨大政党の思いのままになっている。
都知事選にも野党は統一候補が必要じゃないですか。
それが私なら受ける用意があります。
ほかの人でまとまるなら私は喜んで応援すしますよ」


決して「出てあげるから4党で僕を統一候補にしなさいよ」と言いたいわけではなかった。
しかし、この日のネットニュースの中には「統一候補なら出たい」と言っているような
見出しをつけたり、前文を書いたりしているところがあった。その方が“食いつき”が
いいからだ。たしかに、切り張りすればそうなるが、これでは ジャーナリズムではなく
センセーショナリズムってもんだ。

会見のほうもこの冒頭の一言を引きずり 以後、ずっと妙な雰囲気になってしまった。
“出馬会見”ではなく、“野党統一候補が必要。それが自分なら受けたい”会見だった。
出馬を決めた男の会見ではないから「なったらどうする?」と聞くのは無理だったのだ。
しかし、記者から聞かれるから石田は答えた。
もともと、お人よしの上にサービス精神も旺盛だから、支持母体も決まっていないまま、
まとまりがなく、国勢に参加したら…みたいな話までしてしまった。混乱しているのか
記者の方も修正しなかった。いや、チグハグぶりにほくそ笑んでいたかも。ハハハ。

これでは“ピエロ”扱いされるだろうなと心配になった。
初めはそうではなかったが、“結末”が見えて来た週明けの昨日はどこも“うすら笑い”を
浮かべながら伝えているみたいだった。数年前の東国原英夫の姿が重なる。
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2009年6月、自民党選挙対策委員長・古賀誠が宮崎県知事だった東国原英夫を県庁に訪ね、
衆院選に比例区で出馬してほしいと要請したとき、こう言われたのだ。
「私を自民党の総裁候補として戦う覚悟がありますか?」と。
東国原の真意は「どういうおつもりかは分かりませんが、私は、“人寄せパンダ”になる
つもりはりませんよ」ということだったと思う。
しかし、自民党サイドからも一般国民からも強い反発があった。

このとき、東国原は古賀に対してもう一つの条件を示していた。“全国知事会がまとめた
地方分権案を自民党のマニフェストに盛り込み、4年間で実現すること”だった。本来、
そちらが第一目標だったはずだが、計算を間違えたのは“私を総裁候補に”の衝撃度だ。
あまりにも強烈だったために、“本命”がかすんでしまった。やんぬるかな。…かつて、
おやじたちは、ものごとが思い通りに行かず、打つ手がなくなったときこのフレーズを
口にしたものだ。ハハハ。
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メディアは20年前にも石田純一の言葉をより面白くなるように組み替えた過去がある。
不倫を責められ、「文化や芸術が不倫から生まれることもある」と話した。それを まるで
「不倫は文化」と言ったように伝えた。2つのフレーズの意味はまったく違う。
間違えたのではなく、その方がインパクトが強いからだ。
以後、この言葉は独り歩きを続けている。ったく、メディアってやつは。

で、都知事選だが、小池百合子が“ノーガード”でリングに上がることになった。
増田寛也が自民党の推薦を受けて出る。二度、出馬してともに100万票近い票を獲得した
弁護士・宇都宮健児も三度目の挑戦をする。さらに、民進党は鳥越俊太郎を引っ張り出す。
・・・面白い選挙になりそうだ。少なくとも参院選よりは。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2016-07-12 08:29 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)