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岩佐徹のOFF-MIKE

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二重生活 85

起き抜けに愛し合ったあと、卓也(菅田将暉)がシャワーを浴びているとき、珠(門脇麦)は
マンションのベランダに出た。聞こえて来た声につられて何気なく下を見ると向かいの
豪邸のガレージで子供に自転車の乗り方を教える石坂夫妻が見えた。石坂(長谷川和己)は
大手出版社の編集者だと聞いていた。

「100人ではなく一人を対象にしたらどうですか。
見知らぬ誰かを尾行することで人間を知ることが
できるかもしれない」

珠が修士論文について相談しているときに篠原教授(リリー・フランキー)が言った。
「意味もなく誰かを尾行するのです」と。
街で100人からアンケートを取り、その回答から人間を考察しようと考えていた珠は
「ちょっと考えさせてください」と答えた。

面談の帰り、探偵入門の本を探すために立ち寄った書店で珠はサイン会に立ち会っている
石坂を見かけた…
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そこから珠の“尾行”が始まります。人間観察のために尾行してみないかと哲学の教授が
言ったところが面白いと思いました。私が専攻した人文社会学系なら分かるのですが。
そういえば、慶應の人文社会は当時は”哲学科”に分類されてたなあ。入学後しばらくは
大学を聞かれるとカッコつけて「慶応の哲学です」と答えていたっけ。嘘じゃないもの。
ハハハ。

普通なら、初めの数日は何もなく過ぎるものでしょうが、この映画は違いました。
石坂はなかなか興味深い人物で、いきなり“おやおや”的な展開になります。説明する
セリフや映像は少ないですが、観客を飽きさせないように工夫してあります。
愛人関係にある男女の食事の場面で男が乾杯しようと ワインのグラスを前に出したとき、
女が自分のグラスを引いて口元に持っていきました。二人の関係はうまく行っていないと
巧みに教えてくれました。監督自身、人間観察には時間をかけてきたようです。ハハハ。

“小品”の部類に入る映画だと思いますが、出来はいいと思います。
説明が少ないですが、ちゃんと分かるように描かれています。不満はありません。
この作品の大きな要素なのに尾行があまりにも“普通”なのが少し減点でしょうか。

WOWOWのドラマ「翳りゆく夏」で初めて知ってからずっと注目していた門脇が光ります。
演技派の若手女優としてこれからもいい映画に出てほしいですね。
リリー・フランキー…、何を演じても同じ、と思わないでもないのですが、そう思いつつ、
またしても“やられて”しまいました。ずるいなあ。ハハハ。

ダーク・プレイス 75

包帯を巻いた足を垂らして少女はベッドに腰かけていた。腕には点滴の針が刺さっている。
姿が見えない男の声が聞こえてきた。「ママとお姉ちゃんたちを殺したのはベンだね?」
少女は涙にぬれた顔でゆっくりとうなずいた。1985年、少女は8歳だった。

リビーの証言で兄のベンは終身刑を言い渡されて刑務所に入った。孤児になったリビーは
同情した人たちからの寄付で暮らしてきたが、28年が過ぎてその金も底をついた。
金が欲しいリビーの元に一本の電話がかかった。「事件について話してほしい」。
過去の有名な事件に関心を持つ人たちで作る“殺人クラブ”の世話人からだった。
クラブ会員の多くが ベンは無実で真犯人はほかにいるという意見を持っていた…
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リビー(シャーリーズ・セロン)は 事件後 初めて刑務所で兄、ベンに会います。はじめは
金目当てでしたが、僅かなヒントをもとに、少しずつ“真実”に近づいていきます。
原作者は話題をさらった「ゴーン・ガール」と同じだそうですが、遠く及びません。
なぜ、なぜ…が多すぎます。しかも、その謎が解けると、「そんな、まさか」という感じで
納得できないのです。
この映画で唯一の救いはシャーリーズ・セロンが相変わらず美しいと分かったことです。

ちなみに、「ゴーン・ガール」も私の感想点は75点でした。ハハハ。

教授のおかしな妄想殺人 75

ニューイングランド地方の小さな大学にエイブ・ルーカスが哲学の教授として赴任した。
キャンパスには本人より先に噂が広まっていた。「教え子と寝るらしい」などよからぬ噂が…
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この大学では逆に教え子の一人がエイブに関心を示します。それどころか、同僚教授まで!
なのに彼は精神的に危険な状態にあると言います。何というぜいたくなやつでしょうか。
ハハハ。

もともと、あまり期待していなかったのですが、案の定、全体に盛り上がれませんでした。
ここ数年のウディ・アレンの作品にはがっかりすることの方が多いです。
ちょっと面白いなと思ったのは「ブルージャスミン」と「恋のロンドン協奏曲」かな。
いまのアレンにかつての「ハンナとその姉妹」や「ラジオデイズ」のような作品を作る
力は残っていないのかなあと残念でたまりません。それでも懲りずに出かけて行くのは、
何かの間違いで、いい作品が撮れているかもしれない、と思うからです。無理でした。
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by toruiwa2010 | 2016-07-01 08:48 | 映画が好き | Comments(0)