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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2016年 10月 ( 32 )   > この月の画像一覧

申し訳ありません。
pcの不具合で更新が遅れています。
映画を見るため外出中なので
今日の更新は早くても夕方以降になります。

by toruiwa2010 | 2016-10-22 12:45 | blog | Comments(0)

男と女 85


赤頭巾ちゃんの物語の一節を話して聞かせるとアンヌは娘の手を引いて浜辺を歩き始めた。

港に立ち並ぶ土産物屋をのぞきながら娘との束の間の時間を楽しむ。スタントマンの夫を

事故で亡くしたアンヌは優しい母親だった。


ジャンは真っ赤なスポーツカーの運転席に幼い息子を座らせ運転の真似事までさせていた。

日没が迫る浜辺でも好きなだけ遊ばせた。会える機会は少ないのだ。限られた時間の中で

母のいない息子に愛情をそそぐ父親の顔を見せていた。


アンヌとジャンがそれぞれの子供を寄宿学校に送り届けたのは門限ぎりぎりだった。

建物の中に入っていく息子を見送ったジャンが車を出そうとしたとき、舎監が彼を止めた。

パリ行きの最終列車を逃したこの人(アンヌ)を乗せてくれないかと。


“男と女”が出会った…

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アンヌにアヌーク・エーメ、ジャンにジャン=ルイ・トランティニヤンが扮し、1966年に

クロード・ルルーシュによって制作されたフランス映画です。

♪ダバダハダ、ダバダハダ、ダバダハダ、ダバダハダ…単調と言えば単調なこの音楽が

もう すでにおしゃれじゃないですか。ハハハ。


当時 劇場で見たのは間違いないのですが、覚えているシーンはひとつもありませんでした。

それはともかく、映像がきれいです。色彩がではありません。どちらかといえば、終始、

暗い色調の中で物語が進みますが、構図と画面のトーンが美しいのです。

そして、50年も前の作品という“古さ”はまったく感じません。むしろ、物語に関係ない

何か所かの会話を無音(ミュート)で処理しているところなど、新鮮で、やるなあと思いました。

ハハハ。

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どこの上映館でも同じかどうかわかりませんが、恵比寿ガーデン。シネマでは本編の前に

「ランデブー」という超短編が見られます。


早朝のパリ。短いトンネルを抜けた車がスピードを上げていく。

ゆったりと坂を上っていくと、やがて遠くに凱旋門が見えて来る。スピードを落とさず、

車はあっという間に凱旋門の横を抜け、人影がほとんど見えないシャンゼリゼ大通りを

猛スピードで走り続けてコンコルド広場へ。


右、左と鮮やかなハンドルさばきでルーブルを過ぎ、オペラ座を過ぎてなお走り続ける。

赤信号を気にする様子はない。目の前に現れる人も車も軽々と交わしていく。


ようやく車が走るのをやめたのは…サクレクール寺院の前。そこに、女性が待っている。


…それだけ。長さは9分、カットなし、ワンテイクで撮ったと聞きます。

知りませんでしたが、これもクロード・ルルーシュの作品です。

ドライバーの顔は映らないし、迎えた女性の顔もアップにならないうちに終わりますが、

十分 “ドラマ”になっています。もうけた気分でした。ハハハ。


永い言い訳 90


作家・津村啓(本木雅弘)が鏡の前に腰を下ろしていた。首からビニールの布が下がっている。

髪が濡れているのが分かる。散髪をしているのだ。彼のうしろでハサミを持っているのは

妻の夏子(深津絵理)だ。テレビからはクイズ番組の音声が聞こえている。

他愛ない会話が交わされていた。


わずかな言葉の行き違いから軽く言い合いになった。いやな空気を残したまま、夏子が

出かけて行った。高校時代からの親友とスキーに行くのだ。

津村は夏子が家を出るとすぐにスマホに手をのばした…

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スランプに陥った津村は不安定な精神状態にありました。売れない時代から支えてくれた

夏子に対しても素直になれません。だから“言い合い”になったのです。

夏子が出かけたあと、彼は若い恋人(黒木華)を家に呼びます。翌朝、“事故”を知らせる

電話がかかりました。夏子が親友とともに 乗っていたバスの転落事故で亡くなります。

そこまでが導入部です。


物語が動き始めるのはバス会社の説明会で津村が親友の夫に出会うところから始まります。

ディテイルに不満がないわけではありませんが、全体の仕上がりはいいと思います。

津村の“心模様”がていねいに描かれているのは、原作・脚本・監督が同一人物(西川美和)

だからかもしれません。彼が“父性”に目覚める瞬間など、やるもんだと感心しました。

ハハハ。


相変わらず 本木がいいですね。主演男優賞の候補になりそうな予感。

重要な人物を竹原ピストルという俳優が演じます。よかったのか悪かったのか、私には

かなり微妙です。奇をてらったとは言わないものの、はまっているようないないような…

みなさんで判断してください。ハハハ。


何者 85


佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之…

魅力的な俳優が揃った青春映画です。演劇や音楽に打ち込んで

それぞれに学生生活を満喫してきた若者たちが受験以来の人生の

試練に直面するのは就職活動です。


原作は朝井リョウ、同名の小説で直木賞を獲ったそうです。

“「爺さんには分かんねえだろうなあ」と言われそうなので”

という不純な理由で85点としました。ハハハ。

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ちりばめられたいくつかのエピソードは“就活あるある”的で

正直、何を描きたいのかが伝わりませんでした。もしかすると

原作者の思惑とは違う作品に仕上がったのではないでしょうか?

もちろん、それも“あり”ですが。


どうした、ハカセ?


ここだけの話ですが、昨日、ブログを更新したのが810分、

更新したことを告知するツイートは843分でした。

すると、91分にそのツイートをRTされました。

RTロゴのあとに“水道橋博士さんがリツイートしました”と。

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「どうせBOTだろう」と思ってチェックすると本人でした。

どうも、起き抜けにエゴサーチして自分に関係するツイートや

ブログを拡散するのがハカセの日課のようです。

続けて“イチャモン”が来るかと、少し緊張しました。ハハハ。


間違ったことは書いていない自信があったのに緊張するのは

“炎上”の経験があるからですね。


結局、なにごともなく…。

“余波”なのか、今朝は早くからアクセスが多いですが。


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by toruiwa2010 | 2016-10-21 08:29 | 映画が好き | Comments(2)
先月末に放送されたテレビ朝日系「しくじり先生」に浅草キッド・水道橋博士が出ていた。
過去にやってしまった失敗を披露し、反省の弁を語る番組だが、ほとんど見ていない。
この日の放送は、博士が出たと聞いたから録画で見た。
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キャラがキャラだから、博士は長い芸人生活の中でいろいろやらかしている。
“芸風”、“愛嬌”で済むものもあるしそうでないものもある。番組で披露した逸話の中で
最も時間を割いていたのは“生放送中の降板”事件だ。
2013年、やしきたかじんが司会するテレビ大阪の「たかじんNOマネー」の中で起きた。
“慰安婦”問題がテーマで当時の橋下徹大阪市長を追及するのが狙いだったのだろう。
彼のほかに大谷昭宏、須田慎一郎、八代英輝…と揃えたが、基本的に言い負かされていた。

“事件”が起きたのは放送時間の残りが5分ほどになったときだった。
この日何度目かの“橋下演説”が一段落した瞬間を狙っていたかのように画面の外から
博士の声が聞こえてきた。
「あの、橋下さんがコメンテーターは小金稼ぎって冒頭で言ったんで、僕、今日で番組を
降ろさせてもらいます」と言って立ち上がり、資料をまとめた。

そして、もう一度 橋下に向かって「違います」と言った。最後にカメラを見て…つまり、
視聴者にたいして「では、3年間ありがとうございました」と告げて画面から消えていった。
あとに残されたのは、あっけにとられた顔の須田・八代と少し驚いた風の大谷、なぜか、
顔色が変わらない橋下と司会の真鍋かほりだった。
ここで大谷が「“小金”の件は訂正する気はないか」とただしたが、橋下はにべもなく
「ない」と答えていた。

実は、番組の初めの方で、前回の放送中、視聴者に「“慰安婦問題”についての橋下発言を
どう思うか?」と聞いたアンケートへの回答結果が示されていた。“問題なし80%”だった。
感想を聞かれた橋下が「有権者は冷静だ。コメンテーターのように…」と言いかけたが、
思い直して「小金稼ぎのためのコメンテーターとは違いますよ」と言っていたのだ。
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形として、博士はその発言が自分たちを侮辱するものだとして“抗議”の意味を込めて
番組を降りると宣言したことになる。笑った。おかしいよね。橋下が発言してから40分も
たっているんだもの。冷酒やオヤジの説教じゃあるまいし、そんなに時間が経過してから
効いて来るなんて。ハハハ。

怪しい。実に怪しい。“こじつけ”だ。つじつまが合っているようで合ってないのさ。
「しくじり先生」の博士は「あれはパロディだった」と語った。かつて、橋下が番組中に
降板したことがあって、それをパロったのだと。
この件では、当時、師匠のたけしが弟子をかばう発言をしていた。

「あいつはお笑いだから、ただパロディをやっただけ。
本人も『ネタだと分かってもらえなかった』と俺に言いに来たけど、
笑いが取れればよかった。でも、状況的にメディアが真剣に扱い、
政治的な匂いのする単なるケンカになっちゃったのは残念」と。

あのねえ。弟子が弟子なら師匠も師匠…だよなあ。
“ご意見番”とか持ち上げられて、あらゆる事象に厳しいことを言うくせに、弟子には
ずいぶん甘いんだね。ハハハ。
“パロディ”ってのは“オリジナル”がよく知られていなくては成立しないだろう!
橋下の降板劇なんて広く世間に知れていたわけじゃない。第一、アイディアが気に入って
いたにしても、タイミングもパフォーマンスもまるでダメだった。肝心の小金“稼ぎ”が
うまく言えず、小金“騒ぎ”になって出演者から笑いが起きていた。ベテランの芸人が
そこで噛んでしまったら話にならんだろう。

「博士の異常な鼎談」で宮崎哲也と組んでいたときは、「この男。切れるな」と思った。
自分でもそう思っていたかもしれない。きっと、それが失敗の原因だね。

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by toruiwa2010 | 2016-10-20 08:10 | 放送全般 | Comments(0)

みんなが標的…


テレ朝のYアナが制作会社社長と不倫?とか。

アナは結婚しているが、別居中だそうだから

不倫と言うかどうか不明。

テレビに出ているすべての男女が文春砲の

ターゲットになっている…ということだ。

私の知っている範囲内でもあいつとこいつと

そいつ、注意せえよw

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だいぶ前だが、NHK地方局のアナと契約女性アナの不倫を写真誌が“スクープ”していた。

Yアナには失礼かもしれないが、2人の女性は“誰もが顔と名前を知っているわけではない”

という点では同じカテゴリだと思う。

漫画家も日教組の委員長も元Jリーガーも初めから狙われたとは思えない。偶然に

見つけた不倫ではない。“チクリ”、“タレこみ”のたぐいだね、密告されたんだ。

それしか考えられない。


“注意せえ”は、交際の秘密を守るための行動だけでなく、常日頃からから恨みや反感を

買わないように言動に気をつけたほうがいいよ…という意味だ。訳の分からない理由で

どこかの誰かに“通報”される可能性があることを知っておかないと。

自分は写真週刊誌に追いかけられるような“大物”じゃないとか、そんなに売れている

わけじゃないし とか思わないことも大事だね。そういう“謙遜”は役に立たないのさ。

ハハハ。


もんた みえみえw


みのもんた、番組観覧に芸妓を招き

始末書処分の過去 - 「ゲス中のゲス」の声…

というネットの ニュースがあった。

まだそんなことを やってるのか・・・と思ったら、

昔の話だった。

ゲスとこき下ろしたのが 梅沢冨美男と聞いた

ときからあやしいと 思ったんだが。ハハハ。

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私が「プロ野球ニュース」のデスクをしていた1980年代半ば、みのは週末のMCだった。

ラジオで人気を得てフリーになったが、テレビではあまり成功していなかった。企画で

大リーグの“好プレー・珍プレー”のナレーションをやったことで人気が出始めたころ、

彼の妙な仕草に気づいた。番組の冒頭で「プロ野球ファンのみなさん、こんばんは」と

型通りに軽く挨拶をしたあと、下げた頭をもとに戻すとき、右手でさりげなく耳の横の

髪を直すのだ。


何かやってると分るんだよね。本人はさりげなくやってるつもり、分かりゃしないさと、

タカをくくっているところまで、みえみえなんだ。ハハハ。

マネジャーを呼んで、「どこかのねえちゃんにサインを送ってるんだろうが、見苦しいから

やめるように言っとけ」と厳命した。顔が合ったときに、「分かりますかねえ。へへへ」と

首をすくめていた。プロデューサーvs“まだ売れていない”フリーアナだし、もともと、

局アナとしてもこっちが先輩、悪いけどこっちが“上位”なんだ。頭を下げるしかないのさ。

ま、お盛んなことは結構だけど。ハハハ。


覚え間違い


こらこらこら「めざまし」でリポート中の若いアナ!

かごは「ゲージ」じゃなくて「CAGE」=ケージだよ。

細かいけど、バッティング・ ゲージなんて言ったら

笑われるぞ。

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“フュウチャーする”と聞こえたら、間違いなくそれは“フィーチャー”のつもりだし、

昔から、なぜかブロマイドを“プ”ロマイドと言う人が多い。ほかにも、ナル“シ”スト、

“シュミ”レーション、アタッ“シュ”ケース、エキシビ“ジョ”ン…など、知らぬ間に

間違って覚えてしまっている外来語が多い。


Kアナが将来、何を目指しているか知らない。スポーツ・アナを目指しているとしたら、

これは必ず正しく覚えなければいけない。受験勉強中、“アカタン”の中に“cage”という

単語がなかったんだろうね。ハハハ。


国の指針…て何?


ねえ、やめてくれないかなあ。

豊洲市場の建物下の地下空間の

大気から"国が定める指針"

最大七倍の水銀が検出された…

何さソレ?

環境基準やら水質基準やらが出てきて

紛らわしい。たいして問題でもないのに

大量殺人兵器が見つかったかのように

報じるのはうんざりだ。

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朝日新聞で見たのだが、見出しがあざといのだ。

“地下の大気に水銀”と大きく、その横に少し小さめの活字で“豊洲 国指針の最大7倍”。

本文の記事にはこの数字をどうとらえればいいかについては「直ちに人の健康に悪影響が

表れると解するべきものではない」という環境省審議会の話を書いているが、そもそも、

“国の指針”が何であるかについては一言も記述がない。おかしくないか?


メディアは、本当に危険なら警鐘を鳴らすのはいいとして、そうでないならば、まったく

問題がないわけじゃないが、大騒ぎするほどじゃない…と言わなきゃ。

“木鐸”というのは、やたらに叩いたのでは有難みが減るんじゃないの? ハハハ、


カラクリあったね


ボート会場をめぐるIOC会長と小池知事の会談が

フルオープンで 行われた。双方の事務方が周到に

打ち合わせをしたと思われる。

舞台は四者協議に移る。森喜朗も勝手には動けない。

小池の完勝ではないか。これで海の森に決まっても

釈明はできる。

村井知事はパフォーマンスに利用された?

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もめ続ける“会場変更”についての方向性を出してしまおうというトップ同士の重要な

会談を公開の場でやるのは滅多にないことだ。提案した(に違いない)小池知事もすごいが、

あっさり(に違いないw)認めたバッハ会長も大物だと思った。

始まってすぐに、そうではないと分かった。双方の事務レベルで 話す順序、内容などを

きちんと詰めてあったのだ。


交互にスムースに意見を述べていた。なによりも、「そこで東京都、IOC、組織委員会と

日本政府による四者で作業部会を作ることを提案したい」とバッハ会長が語ったときも

都知事は眉一つ動かさなかった。すでに知っていて、受け入れることも決めていたからだ。

政府、組織委まで根回しがすんでいたかどうかは不明だが、政府はNoという理由がないし、

組織委員会は拒めない。


会場問題の行方は四者協議に委ねられた。その結論は尊重されることになるだろう。

どんな結論にせよ小池知事はそれを承認することになる。つまり、IOC会長の“ルールは

変更しないことが望ましい”という考え方に引っ張られ“すでに決定済みの場所で経費を

見直す”という方向でまとまるのではないか。この協議で宮城に決まるとは考えにくい。

批判されたら「四者協議の結論であって、私に選択の余地はないのです」で逃げられる。

鮮やかな手腕だと思う。


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by toruiwa2010 | 2016-10-19 08:33 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

村上春樹 受賞ならず!

受賞はアメリカの歌手 ボブ・ディラン!!

これは驚いた。

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村上春樹には関心がある。ネガティブな意味で…。言ってみれば、反ハルキストだ。

「よしっ!」と膝を叩いたり、「選考委員会の連中は分かってるよなあ」などと言ったり

しないが、落選の情報を聞くと、思わずニヤリとしてしまうことは否定しない。この時期、

“ノーベル賞需要”で毎年 ひと儲けしている本屋だってきっとそうだ。ハハハ。


今年は、テレビを見ながら目の前のPCにネットのライブ中継をつないでそのときを待った。

予告された8時ちょうどにドアが開いて女性が入って来た。

「それでは、今年のノーベル文学賞を発表します。受賞者は…」と言っているらしいが、

あいにく、流ちょうなスウェーデン語だったのでチンプンカンプンだった。なじみのない

言語の中に“ボブ・ディラン”のように聞こえる単語があったが、「そんなわけはない。

別の単語だ」と思った。候補者のリストを見たわけではないから、聞き取ろうとしたのは

“本命”とされたケニアの作家の名前と“ハルキ・ムラカミ”という音だけだったのだ。


CNNなどの速報を探し始めたので、続けて、英語、フランス語、ドイツ語でアナウンスが

あったことはあとで知った。驚いたことに、ツイートしたあと改めて聞きなおしてみると、

女性の英語などのアナウンスも、すべてスウェーデン語としてとらえていたことに気づく。

作業をしながらではあったけれど、情けない耳だね。ハハハ。

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さて、フォーク(ロック)・シンガーであるボブ・ディランへのノーベル文学賞には世界中で

いろいろな意見が出ているようだ。そうだろうね。たしかに、違和感はぬぐえない。

しかし、それを言い出せば、佐藤栄作やバラク・オバマの平和賞だって違和感はあった。

選考委員会が決めたら、それが文学賞なんだと思わなければいけないのだろう。委員会は

まだ本人に連絡できていないと言うし、ディランの“思想”から言えば“ダイナマイトの

ノーベル”の賞を辞退する可能性はある。それでも、2016年の文学賞がボブ・ディランに

贈られたという事実は永遠に残る。

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いっそのこと、映画や音楽をふくめて“文化賞”としたらどうだろうという傾聴に値する

提言をした日本人がいる。フジテレビ「ワイドナショー」のスピードワゴン・小沢一敬だ。

私は大賛成だが、これが実現すると有力な候補者がどっと増えるから村上春樹が受賞する

可能性は低くなるんじゃないか。今回の選考で「村上春樹はディランに近いから希望が

見えてきた」と笑顔で語るファンがいたが、逆なんだ。ハルキストたちは嘆くだろうね。

ハハハ。

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むしろ、それを言うなら、大きな影響を受けた井上陽水の方が遥かに近いかと。ハハハ。


「風に吹かれて(Blowin' In The Wind)」などの詞が優れた“文学”と認定されたわけだが、

日本語に訳されたものを持ち出してあれこれ蘊蓄を語るのはナンセンスじゃないかなあ。

まったくの“別物”だぜ。そして、英語で読むとその意味を完全にとらえるのはなかなか

難しいのではないかと思う。


そんなことより、ディランにノーベル賞なら、“陽水に芥川or直木賞”はありじゃないのか?

ひとつだけ書いておくが、彼が書く詞はどれも示唆に富んでいて素晴らしい。

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「とまどうペリカン」:井上陽水 作詞作曲


夜のどこかに隠された

あなたの瞳がささやく

どうか今夜のゆく先を

教えておくれとささやく

私も今さみしい時だから

教えるのはすぐ出来る


夜を二人でゆくのなら

あなたが邪魔者を消して

あとを私がついてゆく

あなたの足あとを消して

風の音に届かぬ夢をのせ

夜の中へまぎれ込む


あなたライオン たて髪ゆらし

ほえるライオン おなかをすかせ

あなたライオン 闇におびえて

私はとまどうペリカン


あなたひとりで走るなら

私が遠くはぐれたら

立ち止まらずに振り向いて

危険は前にもあるから

どこからでも見えるから

爪をやすめ眠る時も


あなたライオン たて髪ゆらし

ほえるライオン おなかをすかせ

あなたライオン 闇におびえて

私はとまどうペリカン


あなたライオン 金色の服

その日暮らし 風に追われて 

あなたライオン 私はあなたを

愛してとまどうペリカン


*村上春樹がノーベル賞を獲るのはおかしいと思っている。

別の言語に翻訳れた作品は村上のものではないからだ。

「村上春樹落選~翻訳文学のむつかしさ…~」を参照されたい。

http://bit.ly/1z5GO81


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by toruiwa2010 | 2016-10-18 08:33 | 読書・歌・趣味 | Comments(0)

慶応義塾広告学研究会の学生たちによる暴虐…

OBとしてはらわたが煮えくり返る気持ちだ。

恥かしい。

女子学生が覚えた恐怖を思うと言葉がない。

数年前、早稲田でも似たような事件があった。

慶応なのに、 早稲田なのに、学生なのに…

という考え方は通じない。人間だから…だ。


政治家なのに、警察官なのに、アナウンサーなのに…すべて同じだと思う。どんな職業に

ついていたって、ふさわしい資質は持っているかもしれないが、特別なことは何もない。

あるわけがない。つまり、こうした事件が起きるのは“人間だから”だろう。

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現役学生(1960年代初め)の私は放送研究会に所属していた。文学部だったから2年目から

三田に移った。正門から入り、南校舎の下を抜けて左に行ったところに学生食堂があり、

その建物の2階に部室があった。私たちの部屋は常に一人か二人しか部員がいなかったが、

隣りの部屋は大勢のお学生が出入りしていてにぎやかだった。それが広告研究会だった。

“学”の文字はなかったと記憶する。どこかの時点で“広告学”に変わったのだろう。

余計だったかもしれない。


“コーケン”と“ホーケン”…よく間違われた。呼び方は紛らわしかったが、部としての

勢力には大きな差があった。部員の数、OBからの経済的援助…なにより“勢い”があった。

所属する学生たちは肩で風を切っていた。いや、ほんとに。


実業界に多くのOBがいるはずだ。これまでは「大学では広研にいました」と誇らしく

言えただろうが、しばらくは肩身の狭い思いをすることになる。

40年ほど前に、商学部で入試問題の漏えい事件が起きたとき、卒業してからの年数が浅い

OBたちは出身学部を名乗るたびに周囲から「ああ、あの…ね」と“シタリ顔)”をされて

口惜しい思いをしたと聞く。それと同じだ。大学の4年間だけ、それも出席日数は少なく

雀荘に入り浸っていた元慶應ボーイの私でさえ、恥ずかしいのだもの。


なお、「とくダネ」でこの件を伝えたとき、女子学生を“被害に遭ったとされる女性”と

キャスターの小倉智昭が言った。“高畑事件”のとき、母親が同じ言い方をしていた。

断定したくない、断定的に言うと あとでまずいことになるかも… そんな事情があるのか。

高畑淳子にも「めざまし」にも弁護士の助言があったと思われるが、今後 この言い回しは

少なくとも報道分野では定着しそうだね。

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女子学生と母親の話を中心に事件の“詳細”を伝える週刊新潮を読んだが、信じがたい。

すべてが事実だとすれば、人として許しがたい思う。特に、女性が読んだら猛烈な怒りが

わくことだろう。ただし、女子学生がとった事件後の行動や細かな点についてしっかり

記憶している…など、かすかな疑念がないわけではない。ゲスな動画がキャンパス内に

出回っているという話もある。むごい話だ。証明することが難しい点も彼女に味方しない。

小倉が“被害に遭ったとされる”と言ったのは理由がないことではないかもしれない。


見出しに“ガキ”と書いた。単に若者をさげすんで呼ぶのではなく“餓鬼”という漢字が

彼らのやったことを言い表している気がしたからだ。


拙句

昨日、映画を見に行った帰り、久しぶりに詠んだ。

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by toruiwa2010 | 2016-10-17 08:31 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

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ハンド・アイ…落語バージョン?

~立川談志が高座を去るという~ ( 2010.04.16 初出 )


王がバットを置いたとき、「“王貞治のバッティング”ができなくなったから」と語った。

王の場合、技術の問題ではなかったとはずだ。経験があるのだから、“ごまかす”ことなら

いくらでもできる。しかし、それでは、自分が納得しないのだ。

誇り高い男たちは皆そうだろう。

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これまで何度か書いているが、どんなアスリートにも“加齢”により「ハンド・アイ・

コーディネーション」つまり、手と目の連係がうまく行かなくなる現象が起きてくる。

王もこの“問題”にぶつかったのだ。


目がボールを認識する

脳がそれを受けて対応を体に指令する

それに反応して手が動き、バットが振られる…


バッティングのプロセスはざっとこんな感じだが、年令を重ねると、①から②、あるいは

②から③への伝達、反応が少しずつ遅れ始め、若い頃のようなスウィングができなくなる。

王ほどの偉大な打者でも避けることはできないのだ。


体調不良を理由に休んでいた立川談志が13日、高座に復帰した。

絶大な人気を誇る談志だが、自分に厳しく、プライドも人一倍高いことで知られている。

久しぶりの高座でのできは決して満足できるものではなかったようだ。たとえファンが

「それでもいい、いてくれるだけでいいんだ」と言っても、気はすまないのだろう。

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記者会見では、“引退”をほのめかす発言も出ていた。

「ハンド・アイ・コーディネーション」の“落語バージョン”だろう。

「高座で(十分な)声が出ない」ことを理由に挙げていたようだが、それだけではないはずだ。

頭では理解できていることが口にできない…そんなもどかしさがぬぐえないのだと思う。

かく言う私も、2年前に似たような苦い経験がある。


ありがたいことに友人が声をかけてくれて、千葉ロッテ・マリーンズの実況を10数試合

やらせてもらった。野球の実況は、実に27年ぶりだった。何十年もやっているのだから、

なんとかなるだろうとタカをくくって始めたのだが、WOWOWから身を引いて3年の間に、

脳も舌もすっかり錆びていた。隣の若いディレクターが苦笑しているように見えてしまう。

トホホ。


打球が三遊間を抜けていく…見えているのだが、瞬間的に言葉にすることができない。

放送上はうまくごまかせても、自分ではまったく納得できないのだ。

「手を出すんじゃなかった」と思ってもあとの祭りだった。アルツハイマーと同じで、

治ることはない、進行を遅らせることしかできないのがつらいところだ。


言うまでもないことだが、王や談志と私は同列ではない。

残した実績が天と地ほど違うことは十分自覚している。しかし、徐々に深刻になっていく

老いの実感、認めざるを得なかった現実の厳しさや噛みしめた悲哀は同じだろう。

談志については思い出がある。


1963年、フジテレビに入社して間もないころ、新宿・末広亭に行った。研修の一環として

先輩が連れ出したのだった。そこで目にしたのは若き日の談志の姿だ。襲名公演だった。

当時27歳の彼は早くから落語界の“異端児”として注目されていた。“小ゑん”と呼ばれた

二つ目のころから生意気な言動やファッションでマスコミにもよく取り上げられていた。

落語の腕は抜群だった。

“引退話”は立ち消え状態になったが、噺のうまさと独特の言動…一時代を築いた男が

表舞台から姿を消す日は近いのかもしれない。(201136日の高座が最後になった)


はくしゅーっ!!


松井秀喜がヤンキー・スタジアムでホームランを打ちました。

ヒットを打てないままこの球場を去るとすれば心残りだったでしょう。

いい当たりで、すぐにライトが追うのをやめました。

ダイヤンドを一周する松井にジーターやロドリゲスが声をかけたかもしれません。

ショートのあたりを通ったとき、笑顔になりました。こういう光景がたまりません。


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by toruiwa2010 | 2016-10-16 08:09 | 自薦・厳選300? | Comments(0)

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64/10/10 東京五輪開幕!

~あのころはまだ、ツキがあったっけ~ ( 2010.10.11 初出 )


過去の記事を整理するときに便利なように、タイトルの後ろに日付を入れています。

昨日は20101010日でしたから、“10/10/10”と書きながら、「10並び…、そうか、

ある意味、今日は縁起のいい日なんだ」と思いました。


“振替休日”という珍妙かつ人によっては有難い制度が採用されて数十年になりますが、

今年は今日が“体育の日”になって3連休です。

若い人は学校や仕事が休みになって“もうけもの”としか思わず、1964年のこの日に

東京オリンピックが開幕したのを記念して“1010日”が祝日になったことなどどうでも

いいのでしょうね。

現在のように“10月の第2月曜日”になったのでは、ますますピンときませんし…。

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46年前のこの日、東京は未明まで激しい雨が降っていました。

しかし、朝、目が覚めると、それこそ“抜けるような”青空が広がっていました。

初めてのオリンピック開幕を前にして、日本中が浮き立っていた記憶があります。

特に、私たち夫婦はチケットを持っていましたから、秋晴れの空を心から歓迎しました。


開・閉会式の入場券は、はがきによる抽選でしか手に入らなかったのですが、私が出した

はがきが運よく開会式の抽選に当たりました。

そして、開幕近くになって新聞社の役員をしていた父が「おい、もらったけど要るか?」と

開・閉会式の入場券を見せました。断る理由はありませんから、当然、もらいました。

ハハハ。

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さらに、大会が始まったあと、配属されていたフジテレビの「オリンピック放送実施本部」で

さまざまな入場券の抽選会があり、閉会式のチケットを手に入れることができたのです!

おかげで、開会式も閉会式も、席はバラバラでしたが、夫婦で見ることが出来ました。

日本中を探しても、こんな夫婦はそれほど多くはないだろうと思います。

“このころは”、ツキがあったんですね。ハハハ。


満員のスタンドで心地よい風を感じながらセレモニーを見守りました。

放たれた色とりどりの風船や自衛隊機によって真っ青な空に描かれた五輪のマークは

今も目に焼き付いています。


聖火リレーの最終走者に選ばれたのは当時早稲田の学生だった坂井義則でした。

たいまつをかかげ、美しいフォームで走った彼は、卒業後、フジテレビに入社しました。

スポーツ部のディレクターになり、バレーボール中継では何度も組んで仕事をしました。


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開幕後、入社2年目の私に与えられた仕事は企画もののナレーションやニュースの読み、

日本人メダリストのインタビューなどでしたから、肝心の競技を見る機会はあまり多くは

ありませんでした。

しかも、インタビューでは大きなミスをしでかしたこともあって、東京オリンピックには

開・閉会式を見られたこと以外にいい思い出がないのです。ツキはほどほどだった?

ハハハ。


*“失敗話”については→
http://bit.ly/GTd3eD をどうぞ。


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by toruiwa2010 | 2016-10-15 08:13 | 自薦・厳選300? | Comments(0)

ベストセラー 85


1929年、世界恐慌の最中のニューヨーク・マンハッタン。

降りしきる雨の中、男は傘もささず、コートの襟を立ててタバコを吸っている。

彼が見上げるビルの一室でマックス(コリン・ファース)が原稿に眼を通していた。

定評のある出版社の腕利き編集者だ。ドアが開き、新しい原稿がデスクの上に置かれた。

かなりのボリュームだった。

タイトルは「失われしもの」、その下にタイプされた著者の名はトマス・ウルフ…

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マックスの執務室にトムが現れます。

どうせこの出版社でもnoと言われるものと決めてかかり、原稿を引き取りに来たのです。

そんなトムにマックスが言います。

「ウチで出版する。ただし、原稿を半分に削ることが条件だ」。


つらい作業が始まります。書きたいことがたくさんあるトムにとってつむぎ出した文字は

どれも大事なものですから、削ることをためらいます。

お構いなしに削っていくマックスとはしばしばもめますが、辣腕編集者は「傑作を読者に

届けるのが私の役目だ」と言って手をゆるめません。ファースが好演しています。

「失われしもの」とつけられていたタイトルも「天使よ故郷を見よ」に変わりました。

苦しんで書いた文章が削られることに耐えられないトマスですが、出版するたびに本は

売れますから、従わざるを得ません。


売れない時代からトマスを支え、励ます女性にニコール・キッドマンが扮しています。

終盤、マックスが担当していた作家のひとり、ヘミングウエイがさりげなく登場しますが、

“アーネスト”とファーストネームで呼ばれ、ヘミングウエイの“ヘ”の字も出て来ません。

あの大文豪だと気づかなかった人もいたんじゃないかなあ。どうでもいいんだけど。ハハハ。


グッドモーニングショー 70


時計の針が3時を指すと目覚ましが鳴り始めた。ベッドから伸びた男の手がそれを止めた。

澄田真吾(中井貴一)は朝のワイドショーのキャスターをつとめている局アナだが、視聴率が

振るわず、苦戦中だ。

パジャマのままキッチンに行くと、妻(吉田羊)が“まだ”起きてテレビを見ていた。

妻とテレビの間のソファには息子もいた。


妻から爆弾が落とされた。息子が交際中の女性が妊娠した、結婚するそうだと。

「お前、まだ学生じゃないか」と慌てふためく澄田だったが、出かける時間が迫っていた。

「改めて話そう」と息子に声をかけ、支度を整えるとマンションを出て迎えのタクシーに

乗りこんだ。

この日は、ほかにもややこしい話が持ち上がった。厄日なのか…

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番組で共演している女性アナ(長澤まさみ)に“言い寄られ”、電話やメールで泥酔した夜に

何かがあったようにほのめかされるという悪夢。

同期の番組プロデューサーから、「このまま、視聴率の低迷が続けば、打ち切りになる」と

告げられる過酷な現実。


最悪だったのは、放送中に立てこもり事件が発生し、人質をとった犯人が“交渉”相手に

澄田を要求したことでした!

序盤は、今のワイドショーの裏側みたいなものが見られて、その世界にいたのが何十年も

前のことになっている私にも面白かったのですが、澄田が犯人(濱田岳)と“交渉”を始める

あたりから、恐ろしくつまらなくなりました。いい役者を揃えてるのに、もったいない!


人間の値打ち 80


クリスマスの前々日、市内の有名高校のガラが終わった。

後片付けをしていた作業員の一人が先にホールを離れた。

自転車で深夜のミラノ郊外を走っていた彼を車がはねた。

車はそのまま走り去った。ひき逃げだ…

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このイントロ部分はほんの数分ですが、事件は ミラノに住む2人の少年と1人の少女、

それぞれの親たちを物語に引きずり込みます。見ず知らずだった親たちもいや応なしに

絡み合うようになっていきます。三つの家族は構成も家族間の人間関係や社会での階級も

かなり違います。映画は、事件が起きる前、起きたとき、そのあと…それぞれの時間に

それぞれの家族たちに何が起きていたかを説明していきます。


私は物語として楽しみましたが、人によってとらえ方が違うでしょう。

原題は「Human Capital(イタリア語:Il capitale umano」。

“人的資本”ということですが、この言葉の意味も、それとこの映画がどう結びつくのか

さっぱり分かりません。物語として楽しんだ…のは正解かも。ハハハ。


淵に立つ 85


メトロノームを使って蛍が朝のオルガン練習をしていた。章江が「ご飯よ」と声をかける。

夫の利雄はすでに食べ始めていた。口数は少ないが穏やかで夫婦仲は悪くなかった。

章江と蛍は手を合わせ、神に感謝の祈りを唱えてから箸を取った。いつもの朝の光景だ。


妻と娘が慌ただしく出かけたあと、利雄は家に隣接した小さな工場で仕事を始めた。

通りの向こうに一人の男が立っていた。利雄とは旧知の間柄のようだ。会話から 会うのは

久しぶりだと分かる。


章江が戻ったとき、男は機械に向かって仕事をしていた。「手伝ってもらうことになった」と

こともなげに利雄は章江に告げた。

それだけではなく、男はその日からこの家に住みついた。八坂と名乗った…

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八坂(浅野忠信)は謎めいた男でした。

旧知の利雄(古舘寛治)と章江(筒井真理子)、幼い蛍にまで敬語を使って話しかけます。

仕事のとき以外は 白いワイシャツのボタンを一番上までとめて着ています。

夜は「電気をつけたままでないと眠れない」と言い、食事は驚くほどの速さですませます。


…八坂は刑余者です。

それが分かると彼の“ナゾ”は解けます。これ以上はねたバレになるので書けません。

小品ですが、なかなかいいと思いました。

ただし、意図的でしょうが、終盤で“説明不足”の部分があって、置いてきぼりにされた

気持ちがあることも否定できません。ここから先は自分で考えてよとつき離されたようで。

ハハハ。


3人の俳優がすばらしい演技を見せています。

特に、知名度が高くない古舘と筒井はこの作品で評価が上がるのではないでしょうか。


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by toruiwa2010 | 2016-10-14 08:15 | 映画が好き | Comments(0)

ますます"早熟"になるね


tbsnスタ」に新人女性アナ。

フジテレビ「めざまし」に藤井フミヤの息子、

同じく「みんなのニュース」に長尾亜子…

先日某局のアナと会い「いまの アナは早熟」と

話したばかり。 今昔の感あり。

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この日の「Nスタ」に出ていたのは山本恵里伽アナだった。同期の女性にはほかに伊東楓、

日比麻音子がいて、別の曜日に出演しているようだ。

フミヤの息子は藤井弘輝アナだ。私が見た日は中継に出て“赤フン”でリポートしていた。

制作側の意図が不明だし、しゃべりも“わざとらしさ”が目につく。どんなに否定しても

“コネ入社”の中傷はなくならないだろうから、技を磨くしかない。聞いているだろうが、

伊藤利尋アナだって若いころは同じようなことをしていた。そこから這い上がったんだ。

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藤井に限らない。すべての新人アナたちには、今やらされていることから何を学びとり、

何をどう蓄えて行くかが問われているのだと思いなさいと言っておく。

藤井の同期もそれぞれに“場”を与えられているようだ。中でも驚くのは長尾アナだろう。

「みんなの…」はフジの看板ニュースだもの。

見ると、なぜ抜擢されたかが分かる。見た目もあるだろうが、声のトーンがいい。読みも

わずか半年のキャリアとは思えないほどしっかりしている。

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ほかの局でも新人をどんどん実戦に投入しているのだろうが、“取材”できていない。

どちらにしても、アナウンサーは年を追ってどんどん“早熟”になっている。

入社した年の10月の私といえば、天気予報ぐらいしか読んでいなかったと思う。

成長に時間がかかったのは決して私が“無能”だったからではない。ハハハ。

その理由は テレビのアナウンスが確立していなかったからだ。


1960年代前半のテレビ局では、ラジオしか経験のない先輩アナたちがニュースの原稿を

どう読むか…というところから試行錯誤していた。スポーツ実況はもっと手探りだった。

映像があるテレビで過不足のない実況はどうあるべきか…。

生まれたときからテレビがあり その中で育った世代の若者たちは無意識のうちにテレビ・

アナウンスのトーンやリズムが体にしみ込んでいるから上達が速いのだ。羨ましい!

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ちなみに、最近 出始めたアナウンサー・タレントの中で“ひそかに”期待しているのは

「めざまし」で天気予報を担当する阿部華也子だ。現役大学生だそうだが、輝いている。

世間常識をどこまで持っているか分からないが、“お天気”で終わる人ではなさそうだ。

初めて見たとき、BSプレミアムの「ワラッチャオ!」で桑子真帆アナを見たときに覚えた

“興奮”がよみがえった。応援する。頑張ってほしい。

2年後、日テレに入社したりして。ハハハ。

 

目のやり場 なし


夕方6時の電車に少女が乗って来た。

小学生のようだが、身長があった。

ギリギリでカットしたショート・ パンツをはき、

長い脚が丸見えだった。

"善き市民"の私は目をそらすが、あるカテゴリの

男たちを刺激するだろう。

何かが起きたとき、親の責任も 免れないなと怒りがわく。


寒がりだから、猛暑の夏は決して嫌いじゃない。それでも秋に入ってホッとする。

目のやり場に困るような服を着た女性がいなくなるもの。年々、夏場 女性が着るものの

露出が増え、挑発的になっていることについて何度か書いているが、ほとんど反応がない。

触らぬ神に…ということか。ハハハ。


オトナはまだいい。完全に自己責任だから。しかし、子供はダメだろう。

深く考えずに、肌も露わな服装で家を出る娘を親は見ているはずだ。出かける可愛い娘の

うしろ姿を見て、何も思わないのかなあと不思議でならない。


浅田真央:戦えるのか?


浅田真央 の新シーズンが始まった。

ゆったりと落ち着いた演技だった。

3Aを封印しても魅せている。

ただし これではメドベジェワはおろか、

宮原だって抜けないと思う。

フジテレビ のニュースはあれを

"妖艶な演技"と表現した。

言葉が違うと思うぜ。

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二ュース映像しか見ていないが、ケガによる練習不足で3Aに代えて跳んだ2Aはたしかに

きれいだったと思う。彼女独特の柔らかさがあり優雅で、少女たちの滑りとは違っていた。

しかし、現在の世界のレベルを考えたら もの足りなさは否めない。キレイに滑れば得点が

もらえる…と言う時代ではなくなっている気がする。シーズンが深まれば、跳べるように

なるとしても、ひざのケガを抱えながらの修正はかなり難しいのではないか。浅田真央でも。

最初のグランプリ、アメリカ大会でどんな滑りを見せるかに注目しよう。


…ていたらく


自分が当選したら特別検察官を任命して

ヒラリーのEメールについて捜査させる。

投獄される、収監される…とトランプ。

ひどいディベートになってる。

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2大政党が時間をかけて“この人こそ大統領にふさわしいわが党の代表”として選び出した

候補者同士の討論会が史上最低の“ドロ仕合”になっている。全米向けのライブ放送中に

一方の候補者が対立候補を公然と威嚇・脅迫したのだ。

これまで“拮抗している”と言われていた全米の支持率がここに来てさすがにヒラリーに

傾き始めたというから、トランプが大統領にないと思いたいが、選挙は水物…と言う。

何が起きても驚かないように心の準備はしておかないとね。10年前には北朝鮮が原爆を

ミサイルに搭載する時代が来るとは思わなかったものなあ。


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by toruiwa2010 | 2016-10-13 09:09 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)