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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2017年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧

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記念日が近づく

~アリーナが水没した!(2011.01.25 初出 )

Agassi d.Krickstein 6-4 6-4 3-0 ret.

1995127日、場所はメルボルンのナショナル・テニス・

センターのセンター・コート。

試合が始まるときから右脚にテーピングをしてプレーしていた

クリックスティーンの動きが第3セットに入ると、あきらかに

悪くなりました。

アガシの容赦ないアタックで3ゲームを連続して失ったあと、

一度はチェアに戻りかけましたが、主審に一言、声をかけると

振り返ってアガシに握手を求めました。

「えっ?」という感じでその手を握るアガシ…試合終了です。

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好調な二人の対戦でしたから、“熱戦”を期待していた観客は

がっかりしたはずですが、温かい拍手で二人を見送りました。

実況を締めくくったあと 資料を整理しているときでしたから、

二人が退場してから5分もたっていなかったと思います。

気づくと、コートへの出入り口付近がざわざわしていました。

なんと、水が流れ込んできたのです!


激しい雨でしたから、試合は当然 屋根を閉じて行われました。

この水はいったいどこから?


屋根を叩く音は確かに強烈でしたが、どうやら、度を超えた

集中豪雨だったようです。近くを流れるヤラ川の水位が上がり、

そのために、テニス・センターがあるフリンダース・パークの

雨水を処理する排水設備が機能しなくなったのです。

“逆流”した水は地上にあふれだしてテニス・センターに達し、

建物に1階部分を覆ったあと、“半地下”になっているセンター・

コートに“侵入”してきたのです。

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あれよあれよという間にコートは水浸しになりました。

こういうとき、外国人は思いがけない行動に出るものです。

“水深”が20cmほどになるとスタンドから飛び降りて泳ぎ出す

ファンまで現れました。

そこへ女子ダブルスで優勝したナターシャ・ズベレワとジジ・

フェルナンデスのペアがうわさを聞いて駆け付けたかと思うと、

数人の女子選手が続き、水をはね上げながら踊り始めました。

残っていた観客ははしゃぐ彼女たちを見て大喜びしていました。

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とりあえず情報を集めようとプレスルームに行くと、そこも

水浸しで、椅子がすべて机の上に“避難”していました。

「この状態じゃ、明日の女子決勝はほかのコートに移さないと

ダメなんじゃないか」と思いましたが、関係者の徹夜の作業で

コートは立派に整えられ、翌日以後のスケジュールは予定通りに

消化されたのでした。


手元に残っているテープにはなかなか珍しい光景が映っています。

WOWOWのスタッフの中でこのブログを今でも読んでいる

人は少ないかもしれませんが、もし、いたら、この日の放送の

最後に1分ぐらいのダイジェストがくっついています。

“記念日”のあさって、見せてあげたら喜ばれると思うけどなあ。

権利がなければ仕方がないけど。


映像はチャンネル5から借りる手もあると思います。

余計なことを言って手間をかけさせたらゴメン。ハハハ。

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当日のスタンドアップです。


by toruiwa2010 | 2017-01-22 08:38 | アーカイブから | Comments(0)

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高額年俸の功罪

National Pastimeはどこへ?~ ( 2011.01.06 初出 )


プロ・スポーツ界で選手生命が長くなったことを取り上げて

「スポーツ界も高齢化?」を書いたのは去年の11月でした。

交通手段や宿泊施設が格段に良くなった。体の手入れ方法も

進歩し、アスリートに自己管理の意識が芽生えたことなどが

その理由だろうと分析したアメリカのリポートを紹介したあと、

私が書き加えたのは次の一点でした。


しかし、長寿アスリートを生みだす最大の要因は、何よりも

“高額報酬”ではないか?

目の前にぶら下げられたニンジン…。

まあ、頑張ればこれだけもらえると分かったら、誰だって

「この世界で長生きしよう」と思いまさあね。ハハハ。

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英語のNational Pastimeは、野球、フットボール、バスケット

ボールなど家族そろって楽しむ“国民的娯楽”を指した言葉です。

週末に夫婦で、あるいは家族連れでスタンドに陣取って地元の

チームを声援する…チームが勝っても負けても、家族にとって

それが何よりの楽しみなんです。


しかし、昨日の新聞に「庶民に遠いスポーツ観戦」と題した

興味深い記事が出ていました。チケット代の高騰でこの国民の

ささやかな楽しみが奪われそうになっているというのです。

競技やチームによって差がありますが、野球は一人25ドル

(2000)、バスケットは50ドル(4000)、フットボールに

いたっては一枚75ドル(6000)

たしかに、懐に余裕がないと手が出にくい値段になっています。


私の手元に古いメジャーの入場券があります。

1980年、ドジャースタジアムの開幕試合のチケットです。

1塁側内野スタンド2階のいい席で4ドル50セントです。

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詳しい物価の推移は知りませんが、前年のオイル・ショックで

ガソリンの値が上がり、1ガロン・1ドルを突破して大騒ぎに

なっていました。いまは1ガロン・3ドル前後のようですから、

当時の3倍です。その間に、野球のチケット代は5倍以上に

跳ね上がっていることが分かります。


このチケット代高騰の理由には集客のための新球場建設など、

設備投資もありますが、最大の要因は選手の高額年俸です。

新聞によると、アメリカの調査会社が発表した各競技の

最新の平均年俸は以下の通りです。


バスケット:580万ドル(46400万円)

野球:301万ドル(24000万円)

フットボール:180万ドル(14400万円)


私の資料によると、1980年シーズンのメジャーの平均年俸は

143756ドルです。301万ドルはその20倍以上になります。

データに12年のずれはありますが、ガソリン代が3倍、

チケット代が5倍になる間に年俸は20…バランスが悪すぎます。

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それでも、各競技の観客数は減らないそうですから、経営者が

チケット代を下げることはないのでしょう。

アメリカの良き伝統、National Pastimeは庶民から遠ざかり、

金持ちだけが楽しめる時代になって行くのかもしれません。


by toruiwa2010 | 2017-01-21 08:31 | アーカイブから | Comments(0)

1941年に戦争が始まった。3歳だったから、アメリカについて

どう聞かされたかまったく覚えていない。

戦争中は“敵性語”として英語は使用禁止だったから、彼らを

“米国”、“英国”と呼び、“鬼畜”米・英ロいう書き方をしていた。

日本人、特に子供の頭にアメリカやイギリスは恐るべき国だと

刷り込まれたわけだ。


しかし、終戦で日本に進駐してきたアメリカ兵たちは、陽気で

おおむね優しい心の持ち主だった。

軍部の厳しい締め付けから解き放たれたマスコミも、好意的な

ことばかり書き、国民はおおいに戸惑った。


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“鬼畜米英”はあっという間に“自由の国・アメリカ”に変わった。

やがて、日本人がアメリカに抱くイメージとして定着した。

地位も金もない市民がとんでもない成功を収める“アメリカン・

ドリーム“も自由な国ならではのことだったと思う。


自由の国…は“何でもあり”ではなかったはずだ。やり過ぎれば

どこかで誰かがブレーキをかける。そう信じて世界はこの国を

大国として、自由世界のリーダーとして認めてきたのだ。

オバマのあとの大統領を決めるための選挙にドナルド・ジョン・

トランプという大金持ちの実業家が共和党候補として名乗りを

挙げたときも、いつかレースから消えていくさと考えていた。

しかし、今回、国内外から“警鐘”は乱打されたにもかかわらず、

最後までブレーキはかからなかった。


今夜遅く(日本時間)、次期大統領の“次期”がとれる。

泣いたって喚いたって、最低でもこれから4年間は全世界に

強い影響力を持っているアメリカのリーダーはトランプだ。

どう付き合っていけばいいのか、各国の指導者たちは考えを

決めかねているだろう。


「アメリカをもう一度偉大な国に」という考え方が共感を呼び、

彼を当選させたのだろう。しかし、そのために「アメリカさえ

よければ」という政治をやるらしいから困るんだ。一般論では、

政治家が“自国民の幸福”を考えるのは当然だしなあ。


言葉の選び方がめちゃくちゃなまま発言することが多い。

閣僚候補たちは違うことを言う。大統領は極端なことを言い、

閣僚は現実的に対処する…まるで、容疑者を調べる2人一組の

刑事が、一人はハードに接して脅し、もう一人は優しい口調で

穏やかに接して相手を崩していくやり方だ。

そんなことで長続きするはずがないけどねえ。


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ワシントンは雨になる可能性があるようだが、寒さはそれほど

厳しくないらしい。

出席を拒む議員が多く、就任式でのパフォーマンスの依頼を

大物アーティストたちが次々に断っている。果たして、今回は

どんな歌手が登場するんだろう。そういえば、オバマのときは

ビヨンセやチェロのヨーヨー・マが歌ったり演奏したりしたが、

“口パク”だったなあ。ハハハ。

そして、演説でどんなことを語るかも注目だ。

18日付の本人のツイートでは、「これは3週間前に演説原稿を

書いているところだ」としてこんな写真を載せているが、すぐ、

ネットで叩かれた。“ノートに何も書かれていないじゃないか”、

「シャープペンシルの芯が出てないぜ」などなど。ハハハ。

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そんなことはともかく…

あまり公には語られないが、心配するのは“テロ”だ。

当然、警備は厳重だろうが、選挙中・当選後の言動があまりにも

過激だっただけに何が起きてもおかしくはない。

無事に終わるといいね。



まったく新しい世界が生まれるのかもしれない。

米国民の間違った選択のツケが世界中に及ぶかもしれない。

こわいことだ。




by toruiwa2010 | 2017-01-20 09:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

2016年に公開された映画を対象とする日本アカデミー賞

各部門の優秀賞が発表された。最優秀賞は33日に決定する。

私が邦画No1に推した「怒り」が最多の11部門で受賞した。

いつも、なかなか意見が一致しないが、今回は納得する。


各賞と、その選考についての岩佐徹的感想w


作品賞

「怒り」

「家族はつらいよ」

「シン・ゴジラ」

「湯を沸かすほどの熱い愛」

64-ロクヨン-前編」


「家族は…」は80点、「湯を沸かす」には85点、

残り3作は90点だった。

嫌味に聞こえるのを覚悟で書くなら、山田洋次監督や女優・

宮沢りえに“弱い”映画ファンが多いことが分かる。

最優秀作には「怒り」を全力で推す。

「セトウツミ」や「永い言い訳」がとれなかったのが残念だ。

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アニメーション作品賞

「君の名は。」

「聲の形」

「この世界の片隅に」

「ルドルフとイッパイアッテナ」

ONE PIECE FILM GOLD


見たのは「君の名は。」と「この世界…」の日本だけでほとんど

興味がない。できれば、「この世界…」にとらせたい。


監督賞

庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)「シン・ゴジラ」

新海誠「君の名は。」

瀬々敬久「64-ロクヨン-前編」

中野量太「湯を沸かすほどの熱い愛」

李相日「怒り」


監督の力量を云々することは難しい。よって、スルー。w


主演男優賞

綾野剛「日本で一番悪い奴ら」

岡田准一「海賊とよばれた男」

佐藤浩市「64-ロクヨン-前編」

長谷川博己「シン・ゴジラ」

松山ケンイチ「聖の青春


綾野の「日本で…」だけ見ていない。

最優秀は岡田、佐藤、松山の中から決まると思う。

私に一票があれば「ロクヨン」の佐藤に入れる。

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主演女優賞

大竹しのぶ「後妻業の女」

黒木華「リップヴァンウィンクルの花嫁」

広瀬すず「ちはやふる-上の句-

宮崎あおい「怒り」

宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」


「リップヴァン…」は見ていない。

大竹と宮沢で争うのではないか。

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助演男優

竹原ピストル「永い言い訳」

妻夫木聡「怒り」

東出昌大「聖の青春」

森山未來「怒り」

リリー・フランキー「SCOOP!」


全部見た。

“通ぶる”人は竹原を選びそうだし、妻夫木も票を集めそうだが、

私は森山の演技がよかったと思う。東出とフランキーのそれは

“最優秀”とするほどではなかった。

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助演女優賞

石原さとみ「シン・ゴジラ」

市川実日子「シン・ゴジラ」

杉咲花「湯を沸かすほどの熱い愛」

広瀬すず「怒り」

宮崎あおい「バースデーカード」


問題なく、広瀬で決まりだ。私の一票で決まるなら、だが。

冗談はともかく、あの演技はほかの4人を寄せ付けない。

ぜひ、認められてほしい。


新人俳優賞

杉咲花「湯を沸かすほどの熱い愛」

高畑充希「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」

橋本環奈「セーラー服と機関銃-卒業-

岩田剛典「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」

坂口健太郎「64-前編-」「64-後編-

佐久本宝「怒り」

千葉雄大「殿、利息でござる!」

真剣佑「ちはやふる-上の句-」「ちはやふる-下の句-


「植物図鑑…」と「セーラー服…」は見ていない。

杉咲、坂口、千葉、真剣佑…のだれがとっても異論はない。



キネマ旬報のベストテンも発表されている。

アニメを”を邦画に入れているのに「君の名は。」が圏外、

で、「この世界の…」が1位とか、個人賞の選び方など

いかにも“らしい”選考になっている。ま、お好きなように。

それ以外、言うこともなくて。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2017-01-19 08:35 | 映画が好き | Comments(2)


高須克弥氏(以下、敬称略)についてよく知られていること。


おそらく日本で一番有名な美容外科医。

シリア難民のための国境なき医師団に参加。

大規模地震などの際の幅広い慈善活動。

漫画家、西原恵理子氏との事実婚。

浄土真宗僧侶。ダライ・ラマ“法王”と“親交”あり。

フリーメーソンの日本メンバー。

相撲ファン、国技館の東花道際に席を持っているらしい。

ごひいきは勢。鶴竜に勝ったとき土俵下でバンザイしていた。

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…枚挙にいとまない。ほとんど“プラス”なことだが、しばしば

過激な発言があって、そのすべてに同意はしない。

しかし、“有言実行”の人として、敬意を払うべき行動が多い。


ツイッターを見ている。辟易することもあるが、言ってること、

やってることが面白い。人として。

思い立ったら行動する。ポケモンGOにも夢中になっていた。

先日は中東を訪問していた、支援している国境なき医師団の

視察だったようだが、現地のドクターたちに歓迎されていた。

帰国したと思ったら、一昨日はもう国技館に来ていた。


金はあるし、決定権を持っているからやることが早い。

去年、フジテレビ「ダウンタウンなう」に出たときも、浜田が

「スポンサーになってくださいよ」と言うと「いいですよ」と

快諾し、その場で代理店も巻き込んで決めてしまった。

収録前からある程度の話はあったのかもしれないが、驚いた。


つい先日、もっと驚くべき行動を知ることとなった。

あるフォロワーが@katsuyatakasuで、ピコ太郎の「PPAP」を

“パクった”高須クリニックのCMコピーをリプした。

夜の11時を回った時間だった。

わずか2分後に高須が反応した。“採用”するというのだ。


ピコ太郎所属のavex社長に電話し、スケジュール確認を依頼。

しかし、社長の返事を待っていられないと思ったのか、45分後、

ピコ太郎にDMを送りスケジュールをあけてくれるよう依頼。

22分後、ピコ太郎から返信。「協力させてもらう」と。

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最初のリプが2317分だったからピコ太郎の「yes」まで

わずかに1時間21分だった。きっと、CMについて 企画の

浮上から話がまとまるまでの最短記録だろう。

そう遠くないうちにピコ太郎を起用したクリニックのCM

テレビに登場することになると思う。

出演・制作・OA費をトータルすれば億単位になるはずだが、

あっという間に決定する…SNS時代だからこその話だね。

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興味を持つ対象が多く、思ったままを口に出すタイプだから、

彼のツイッターにはきついリプも多い。“返し”が面白い。

ユーモアの“ほど”がいい。そのいくつかを…。

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by toruiwa2010 | 2017-01-18 08:35 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

いいと思うけどなあ


21 TBS A LIFE

木村拓哉、竹内結子、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃


沖田(木村)は世話になった院長の手術のためにシアトルから

急きょ帰国し、一度 失敗したあと、難しい手術を成功させた。

「この病院に帰ってこないか」と院長から誘われるが、「まだ、

やり残したことがあるから」と断った。


再び アメリカに戻ろうとする沖田に幼馴染の副院長(浅野)

待ったをかける。院長の娘・深冬(みふゆ:竹内)の脳腫瘍を

切ってほしいと言う。深冬は沖田の元カノで今は副院長の妻だ…

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腹に一物ありそうな副院長、腕のある外科医の登場に警戒心を

隠さない外科部長(及川光博)、その部下で、沖田のやりかたに

批判的な外科医(松山)、その松山が好意を寄せる看護師(木村)

加えて、副院長の不倫相手の顧問弁護士(菜々緒)も登場する。

木村がいい演技を見せている。出番は限られているが、沖田の

父を演じる田中泯がいい。

にぎやかすぎて、整理しきれていないが、見続けたいドラマだ。


初回の14.2%は衝撃的な数字だ。18ぐらいはいくと思った。

セリフもしぐさも表情も、すべてにリアリティが欠けている

キムタクはともかく、キャスティングがこれだけ固められて

しっかり作り込んであって、さすが日曜劇場だと思っていた。

セッティングが似ている「ドクターX」はふざけすぎていて

世間の評判にくらべ、もう一つ好きになれないのだが、これは

まじめに作っていて、なおかつ面白い。だからきっと、数字も

ついてくると思ったが、意外だった。


作品のラインナップを見たとき、ためらいなく、今期のNo1

これだと思ったが、かなり苦戦しそうだ。

SMAP解散のごたごた劇の中で完全なヒール役だった木村…

「言われているほどのことはなかろう」と高をくくっていたが、

案外、“深刻”だったということか。“評判”ってこわいね。


直虎…どうかな?


今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」が始まるから、少しだけ

情報を仕入れておこうかとwikipediaをのぞいてみた。

1行目に“戦国時代から安土桃山時代にかけての遠江井伊谷の

女性領主、井伊直盛の娘“とあった。

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さあ、困った。歴史に興味がない当方、まこと恥ずかしながら

“戦国時代から安土桃山時代”と言われても、じゃあ、それが

今から何百年前なのか、それは「真田丸」の時代より前なのか

後なのかがよく分からない。ハハハ。


まだ、主人公が子供だった時代を描いている。

世間では子役の熱演が話題になっているが、私はそれほどとは

思わない。うまいのは事実だが、今は達者な子役が多いから

ビックリするほどではない。

2回目までを見た限り、正直言って、あまり面白くはない。

主演・柴咲コウが登場するまでは見るが、そこで判断する。


ところで…中村梅雀のナレーション、どうよ?


そのほかのドラマ


9「突然ですが、明日結婚します」は見る予定なし。

「スーパーサラリーマン 佐江内氏」、二けたスタートだけど…。

今日始まるTBS「カルテット」は大いに楽しみだ。


ほかに見ているのは…


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草彅剛・藤木直人・水原希子の「嘘の戦争」

三浦友和・黒木瞳・工藤阿須加の「就活家族」 いいと思う。 

香里菜・加藤シゲアキの「嫌われる勇気」

小雪・伊藤淳史「大貧乏」⇒ 1回で終了

仲間由紀恵・黒木瞳・夏帆「楽園」(WOWOW)

比嘉愛未・長谷川京子「本日はお日柄もよく」(WOWOW)


三が日に放送されたテレビ東京の3本がよかった。

「釣りバカ日誌」「孤独のグルメ」「東京センチメンタル」だ。


by toruiwa2010 | 2017-01-17 08:40 | ドラマ | Comments(8)

メディアの使命は事実関係と問題点を伝え、関連する情報を

整理したうえでできるだけ多く提供すること…だと思っている。

豊洲新市場を伝えるメディアには疑問がある。


殊更、不安をあおっているとは思わない。理由がないからだ。

しかし、今回の“ベンゼン”もそうだが、“環境基準値の79倍”が

独り歩きするような伝え方になっている。それが事実だから…

だろうが、それが際立つ書き方はアンフェアではないか?

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昨日の朝日の朝刊は1面トップに掲げた記事の中盤で


環境省の資料によると、“基準値”は、1日2㍑の

地下水を70年飲み続けても健康に有害な影響がない

濃度として設定されている…


と書き、終わりに近い部分にも


一方で、今回の値について健康への影響を会見で

問われた内山巌雄・京都大名誉教授は、地下水が

環境基準を超えたとしても「飲むわけではなく

人体に影響はない」と話した…と記している。“変化”だ。


豊洲の地下水問題が浮上し始めた当初はこうではなかったと

記憶する。少なくとも、読者にきちんと伝わる書き方はして

いなかった。恣意的にそうしていたわけではないと思うし、

記者の認識が不足していたとも思わないのだが、では、なぜ、

そういう記事になるのか?


豊洲の地下水については、有害物質を含んでいるのは事実だが、

飲むわけではないし、魚を洗うのに使うわけでもない。つまり、

健康に影響を及ぼす値ではないことはハッキリしている。

しかし、すでに“79倍のベンゼン”は市場関係者や都民の頭に

刻み込まれてしまった。


そのせい…とは言い切れないが、私のような考え方が少数派に

なっているのは不幸なことだと思う。

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それにしても…

モニタリング調査を実施している会社が変わったらしい。

専門家会議のメンバーが調査に立ち会うことはないらしい。

小池知事は専門家会議には出席しないらしい。

報告を受けて議論した結果の報告を受けて判断するらしい。

たしか、“スピード感をもって”と言っていたはずだが。


ついでだが、小池百合子知事と自民党の関係について一言。

先週末の定例会見で、去年の党費を払っていないことを聞かれ、

「払う理由があまりない」と彼女は答えていた。

“かっこいい”つもりかもしれないが、おかしくはないか?


(都知事選のとき)推薦ももらえず、散々、罵倒された」…

だから払う理由がない、と言いたいのだろう。ひどい矛盾だ。

だったら、“離党届”を出せばいい。「進退伺は出してあるから、

向こうが決めればいいこと」は逃げ口上だし、中途半端だ。


“賢い女”を気取っているが、“ずるい女”にしか見えない。

そろそろ賞味期限が切れるか?



近句x2

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by toruiwa2010 | 2017-01-16 08:24 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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2011全豪 開幕へ!!

~ポッサムは元気かな?~ ( 2011.01.17.初出 ) 


2011全豪オープンは初日を迎えました。

メルボルンとの時差はわずか2時間…11時から各コートで

試合が始まりますが、日本では午前9時です。

ご主人や子供さんを送り出した主婦たちも、ちょっと息抜きが

できる時間帯でしょうか。もっとも、二人暮らしの我が家でも

朝から洗濯機が回っていることが多いですから、子供さんが

いる家庭では、私が考えるほど主婦がのんびりできる時間では

ないのかもしれませんね。


何度も書きましたが、全豪は最もお気に入りの大会です。

気候は温暖、会場はWOWOW定宿のヒルトン・ホテルから

歩いて10分少々の距離、放送席もこれ以上は望めないという

絶好の位置にあります。仕事をする環境が最高なんです。

コメンタリー陣は、おかげさまでどこに行っても大事にして

もらえる一方、予算の関係でスタッフのホテルはワンランク

下げざるを得ないことが多いのですが、全豪だけは全員が

同じホテルです。こちらの環境もきわめて良好です。

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ホテルの食堂から公園が見えます。

「メシより寝たい」スタッフは足を踏み入れませんが、私は

毎朝6時半から7時の間にはこの窓際に座っていました。

新聞を読み、食事をしながら通りの向こうの緑を楽しむのです。

リリー、エバートン、ブライアン…顔なじみの給仕さんたちは

2006年から急に姿を見せなくなった私のことを心配している

かもしれません。「年も年だったからなあ…」と。ハハハ。

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天気が良くて、自分が第1試合が担当でない日は健康のために

遠回りをして会場入りしました。

公園を抜けて、その向こうにあるダウンタウンを目指すのです。

外側を回る1時間コース、それほど時間の余裕がないときは、

街のヘリを回る40分ぐらいのコースと、いろいろ取り揃えて

いました。ハハハ。

資料をつめたリュックを背負って歩くといい運動になります。

なにより、緑が豊かな森のきれいな空気を胸いっぱいに吸うと、

それだけでかなり幸せな気分になります。

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簡単に35度ぐらいまで気温が上がるメルボルンでも、朝晩は

それほど暑いわけではありません。…が、油断は禁物です。

皮膚がんによる死亡率が高いことでも分かるように、日差しは

気温以上に強烈なんです。うっかり、長い時間、戸外にいると

たちまち“ヤケド”をしてしまいます。髪が薄くなっている私は、

三日目ぐらいに頭皮がむけてきたことがありました。ハハハ。


全豪オープンは訪れるたびに会場の“顔”が変わっていきました。

もちろん“いい方に”です。コートなどの施設は毎年 どんどん

改善され、今では4大大会で一番充実しています。

初めの23年はハエが多くて、番組の冒頭でご挨拶する部分の

収録中に解説者の目のふちにとまったり口の中に入ったりして、

そのために撮り直しになったことが何度もありました。


選手たちも集中しにくかったろうと思いますが、いつのまにか

見事に姿を消しました。試合会場がある公園もフリンダース・

パークからメルボルン・パークと名前を変えています。

大会側には、“ウインブルドン”や“ローランギャロス”のように、

地名を大会の呼び名として定着させたい思惑があったのですが、

見事に失敗しています。ハハハ。

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変わらないのは、ホテルに隣接する公園で毎晩愛嬌を振りまく

小動物、ポッサムです。

リスのような、ねずみのような有袋類で保護の対象です。

昼間は木の上で眠り、夜になると地上におりて主に観光客から

食べ物をもらいます。闇の中で光る目、両手で食べ物を支えて

食べる様子がなんとも可愛くてたまりません。


今大会、私の関心は2点です。

ラファエル・ナダルがグランドスラム4大会を連続優勝する

可能性は30%ぐらいだと思っています。

3回戦の相手になりそうなフェリシアーノ・ロペスに勝てば

準々決勝までは問題ないと思いますが、そこから先はダビド・

フェレル(準々決勝)、ソダリングorマレー(準決勝)…

そう簡単ではないでしょう。直前に風邪をひいたという話を

聞きますが、メルボルンの暑さを考えるとスタミナが心配です。

ナダルのスタミナが問題になるなんて珍しいことです。ハハハ。


もう一人は錦織です。

ジャパン・オープンのときはいろいろな点で失望しましたが、

今回、注目するのはコーチがブラッド・ギルバートに変わった

らしいからです。定評ある戦略家だし、選手をその気にさせる

Mr.Motivator”としても知られています。錦織をどう導くか、

その手腕に興味があるのです。

錦織の試合中に周囲の人と話し込んでいる彼の姿を見ることが

多くなりそうです。そこで柳さんがあきれたように一言、「また、

試合を見てませんね」と言えば、私的には完璧です。ハハハ。


今日は、阪神・淡路大震災が起きた日ですね。

1995年のその朝、会場内のWOWOWの控室に着いたとき、

スタッフが地元局が流している映像にくぎ付けになっていた

ことを思い出します。

当時、芦屋市内のマンションに住んでいた母と長兄が心配で

妻に電話すると、「さっきから電話しているけどつながらない」

という話でした。

連絡がついたと聞いたのは、担当の試合を実況し終えて控室に

戻ったときでした。

関東大震災を経験している母、そのとき母のおなかにいた兄は、

ともに無事でした。


16年がすぎました。


*この年のナダルは準々決勝で

ダビド・フェレルに敗れました。

また、錦織は3回戦でベルダスコに

ストレート負けしています。


by toruiwa2010 | 2017-01-15 08:40 | アーカイブから | Comments(2)

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南を目指す!

~間もなく全豪が開幕~( 2011.01.11 初出 )


メジャーでは“南下する”はフロリダやアリゾナなど気候温暖な

土地に向けて各チームが出発することを意味します。

つまり、キャンプ・シーズンの到来です。

テニス界で“南に向かう”と言えば、新しいシーズンの開幕に

向けてオーストラリア、ニュージーランドなど、“南半球”に

出発することを意味しています。

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私も、1992年から2005年までの14年間、毎年ちょうど今頃、

南を目指したものです。

南半球は真夏です。真っ青な空に浮かぶ夏雲…“超寒がり”の

私にとっては、まさにパラダイス。年明け早々、子供のように

「もういくつ寝ると…」と出発を指折り数えて待ったものです。

ハハハ。


出発に当たっては、少々“テクニック”が必要です。

気温が7~8度の日本から軽く30度を超えるオーストラリアに

行くのですから、着るものの調節が難しいのです。


出かけるときは、Tシャツ、スポーツシャツ、夏物の上着に

ローランギャロスで買った薄手のハーフコートを羽織りました。

成田に着くとコートは畳んでスーツケースに入れて預けます。

再び成田に帰ってくるまで一切用がないのですから。ハハハ。

現地空港に着陸する前にはスポーツシャツも機内持ち込みの

ケースにしまいこまれます。帰国の時は、この逆になります。


最後の7,8年はほかの人たちより早めに日本を出てシドニーに

立ち寄っていました。有力選手たちが集まる前哨戦を取材して

情報を集めるためです。この“優遇”は私を大事に扱ってくれた

プロデューサーの好意でした。一人旅ですが、英語で最低限の

コミュニケーションはとれますから何の不安もありません。

ただし、一度だけ、「ああ、英語でケンカができたらなあ」と

思ったことがあります。


シドニー空港での通関のときです。

“食品を持っているか?”という質問には“yes ”にチェックを

入れておきました。クラッカー、ナッツ類、カップめん…

朝、時間がないときに部屋で食べるための食品を数日分、常に

持ちこんでいたからです。

いつもは問題なく通過できるのに、そのときだけ「これは何だ」と

聞かれたのはカップめんでした。説明すると「開けてみろ」と

言われました。


開けてしまったら使い物にならんじゃないか…と思いましたが、

抗議しても通じませんから、しぶしぶふたを開けると、係官は

ボールペンの先で中身をより分け、“褐色のかけら”を指して

「これは肉だから持ち込みは許可できない」と“宣言”しました。

「加熱・加工してあるよ」と言いましたが、認めてもらえず、

結局、5個のカップめんは没収され、彼のうしろのテーブルに

移されました。恨みがましく見送るしかありませんでした。

「どうせ、君の胃袋に収まるんだろう」と毒づきながら…。

ハハハ。

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まあ、しかし、オーストラリアは…と言っても、シドニーと

メルボルンしか知りませんが、気候も人の気持ちも穏やかで

外国人には優しい国だと思います。何より Tシャツ・短パンで

過ごせるのがうれしいです。


全豪に出る選手はもう全員がオーストラリアに到着している

はずです。“ショッキングな”暑さになることがありますから、

体をならしておかないと大変です。WOWOWのコメンタリーや

制作陣も何班かに分かれてメルボルンを目指しているでしょう。


私ですか?私は大嫌いな寒さから逃れて南に向かう…という

“特典”を楽しめなくなって6年目の1月を、震えながら東京で

過ごしています。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-01-14 08:16 | アーカイブから | Comments(0)

アイヒマンを追え 90


1957年のある夜、自宅の浴室でドイツ・ヘッセン州検事総長、

フリッツ・バウアーはゆったりと足を伸ばし、肩まで浴槽に

身を沈めていた。頼まれた買い物を届けにきた運転手が浴室に

声をかけたが、返事はなかった。


そのまま帰りかけた運転手だったが、目の端に異変をとらえた。

浴室のドアの下から水が流れ出ていたのだ。

眠り込んだバウアーが顔まで湯に浸かっていた。発見が早く

一命をとりとめたバウアーは復帰後、精力的に仕事を再開する。

戦争犯罪人、ナチの高官をつかまえて裁きの場に引き出すのが

ユダヤ系ドイツ人でもある彼の使命だった。


ある日、コペンハーゲンの妹に会いに行くために執務室を出た

彼に秘書が手紙の束を渡した。中の一通の差出人に心当たりが

なかったバウアーはその場で封を切った。

読み進むうちに、その顔色が変わっていった…

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遠くアルゼンチンから届いた手紙は、アドルフ・アイヒマンが

偽名を使ってブエノスアイレスに住んでいると告げていました。

アイヒマンは元・親衛隊将校で戦争中に数百万人のユダヤ人を

“強制的に移住”させた責任者でした。とんでもない大物です。


問題は バウアーの敵が旧ナチの高官だけではないことでした。

司法関係の組織を初め身内にもナチの残党がいて様々な妨害や

脅迫が行われました。睡眠薬を飲んで入浴したことが原因の

“浴室事件”のときも、捜査官が スキを見て、残された錠剤を

ポケットに入れていました。重責に耐えられず、バウアーが

自殺を図ったと見せて、辞任に追いこもうとする陰謀です。


正月からなんとなく暗い雰囲気の映画を見せてどうするんだと

思っていましたが、初日の土曜日の2回目、渋谷のbunkamura

ル・シネマは年配客を中心に満席でした。きっと、口コミで

いい映画だと知っている人が多いのでしょう。


2次世界大戦に敗れ、ヒトラー政権が犯した悪行を全世界に

さらけ出したにもかかわらず、終戦から10数年を経てなお

司法機関の中にまでナチの残党が大勢いて、ユダヤ人に対する

嫌悪が存在したという事実に驚きます。


この映画は、出来れば隠したい過去の“汚点”にも触れるなど、

バウアーをヒーローとして“かっこよく”描いていません。

そこに好感が持てます。

そして、この作品を成功に導いたのは間違いなく、バウアーに

扮したブルクハルト・クラウスナーの圧倒的名演技でしょう。


ドイツ語の原題はDer Staat gegen Fritz Bauerです。

意味は「国家対フリッツ・バウアー」。

英語のタイトルはThe People vs Fritz Bauer となっています。

国家=国民…という解釈でしょうか?

アメリカの法廷ミステリーなどを読むと、裁判で扱う事件名を

“○○州対XX(被告の名前)”と呼びますが、バウアーは被告では

ないので、この映画の題名はそれとは違うようです。

それにくらべ、邦題「アイヒマンを追え」は分かりやすいですね。

ハハハ。


去年は136本の映画を見ました。明らかに多すぎます。

今年は少し抑えようと思っていましたが、いきなり90点の

映画に出会えました。ハッピーです。


*映画の感想も書きたいときだけ書くことにします。


by toruiwa2010 | 2017-01-13 08:25 | 映画が好き | Comments(2)