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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2017年 06月 ( 25 )   > この月の画像一覧

野際陽子が逝った。


ほぼすべてのメディアが肩書として“女優”を使っている。

私たちの世代の人間にとっては“元NHKアナ”でもある。

wikipediaを見れば、1958年入局、62年退局とあるから在籍は

わずか4年だったし、目立ってはいたが、ぱっと思い出せるほど

大きな番組を担当していたわけでもないのにアナとしての彼女の

イメージは“元NHK”なのだ。

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私が強く記憶しているのは“移籍”したTBSで平日の午前中に

司会をしていた「女性専科」での見事な仕事ぶりだ。

私のフジテレビ入社は1963年だから同世代と言っていい。

そのころの私はかなり“とがって”いたから「野際陽子?うん、

まあ、美人だよね」と強がっていたが、本音は違った。


「女性専科」はニュースも扱っていたが、ゲストを呼んで話す

コーナーもあり、モーニング・ショーの先駆けになった番組だ。

品があって、話す口元や語り口がキレイだった。おそらく、

前後を含めた長いテレビの歴史上、美しさと知性を兼ね備えて

彼女を追い越したアナはいないと言ってもいいかもしれない。

元フジテレビの高島彩はいい勝負をしていると思うが、時代が

違いすぎて比較することがむつかしいし、意味がないだろう。


何しろ、1950~60年代の女性アナといえば、男性アナの横で

うなずいたり合いの手を入れたりする以外にやることがなく、

ニュース番組でも 今なら「上野動物園でパンダが生まれた」、

「羽子板市が始まった」など“トピックス”と呼ばれる項目しか

読んでいなかった。“刺身のつま”状態だったのだ。


これまで“草分け”として紹介される女性アナは山ほどいるが、

99%が“虚偽申告”だ。実績を見れば、野際陽子こそ視聴者が

初めて認知した女性アナだった。

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テレビを通してしか知らないが、人柄もよかった。

彼女が他人を悪く言うのも、人から悪口を言われているのも

ほとんど耳にしたことがない。

以前、 “3040代に聞いた、こんな風に年齢を重ねたい

憧れの人(60歳超)”というランキングをテレビでやっていた。


1.吉永小百合

2.八千草薫

3.森光子

4.岩下志麻

5.野際陽子


…妻はコーナーの途中から「絶対、野際陽子よ」と言っていた。

5位という結果にはまったく納得していない。私は1.八千草、

2.野際だった。


81歳か。

“若い”とは言わないが、女優としてやれることはあったと思う。

「やすらぎの郷」の出演シーンは撮り終えているそうだが、

ドラマの上ではどうなるのだろう?

たしか、収録開始の時点で倉本聰はすでに全130話分の

脚本を制作陣に渡していたはずだが、一部を書き直して

敬意を表すのではないか?それに値する人だったもの。


by toruiwa2010 | 2017-06-19 08:07 | ドラマ | Comments(0)

タオルはどこへ消えた?

ただいまCMです~

( 2011.04.21 初出 )

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3月末、ツイッターを通じてKさんと知り合いになりました。

プロフィルに“アメリカ在住の学生、野球観戦と写真撮影が趣味”と

あるのを見てすぐにあるお願いをしました。

「球場に行ったら、XXXXを確認してほしい。写真があると

大いに助かります」と。


フジテレビがメジャーの中継を始めたのは1978年です。

シンシナティでの開幕戦からの3週間は、東海岸を中心に、

各都市でパンチョ伊東さんと実況をつける旅をしました。

初めて見る本場の野球のスピードとパワーに圧倒されましたが、

プレー以外にも、スコアボードの仕掛けや応援のスタイルなど、

初めてのことをいろいろ経験する楽しい旅でした。

現地で中継を始めてから3試合目ぐらいだったでしょうか、

チェンジになって放送席から球場を見回していると、日本では

見かけない光景に気がつきました。1塁側ベンチの外野寄りに

置かれているカメラのレンズにタオルがかけられているのです。

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「なぜ、カメラレンズにタオルが?」と不思議に思いました。

次の攻撃が始まるとタオルが消えていることも分かりました。

放送を手伝ってくれる現地スタッフに聞いて“タオルの意味”が

判明しました。テレビ局から主審へのシグナルだったのです。

「タオルがかかっている間はCMの放送中だから試合の再開を

待ってくれ」…。

主審は、ピッチャーが規定投球数を投げ終えても、タオルが

見えていたら、プレートをほうきで掃いたり、ボールボーイに

予備のボールを持ってこさせたりして時間を稼ぎます。ハハハ。


これを“towel off(タオル・オフ) 方式と言うのですが、今でも

続いているかどうかに興味がありました。


A’s vs Marinersの開幕戦を見に行ったKさんからたくさんの

写真が送られてきました。

…しかし、タオルがかけられたものは1枚もありませんでした。

残念!

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アメリカでは放映権の獲得に大金を投じたテレビ局がCM

守るために知恵を絞ります。

NFL(アメフト)NHL(アイスホッケー)には、野球のような

インタバルがありません。しかし、CM“must”ですから、

それぞれに工夫を凝らして消化しています。審判へのサインも

決まったものがあります。20年前は覚えていたのに忘れました。

ハハハ。


とにかく、次のプレーが始まるまでが妙に長いなと感じたら、

現地テレビがCM中だと思って間違いないでしょう。

ええ、少し乱暴ですが。ハハハ。


分かる人にしか分からない形で交わされるシグナルのおかげで

視聴者はプレーのすべてを見ることができます。

斎藤祐樹の初登板では、CMが明けて球場の映像に戻ると、

ほぼ毎回、先頭打者への投球が始まっていました。

CMそのものが長かったり、3アウトのあとアナウンサーが

まとめてCMに行くまでの時間が長かったりしたのでしょう。

要は、テレビと日本プロ野球機構の間の相談もないし、主審が、

最近 厳しくしている投球練習の時間を厳格に守っているから

視聴者には不親切な結果になるのです。

試合時間の短縮は至上命題ですが、日本シリーズでもこんな

対応だったらファンの間でも意見は分かれるでしょう。


話が少しそれましたが、種目に関係なくCMが切れることは、

とくにアメリカではご法度ですから、テレビと審判の間には

何らかのサインの交換が行われているはずです。

“タオル・オフ”をやめたのなら、どんなサインにしているのか

ぜひ知りたいものです。


アメリカで野球を見る機会があったらぜひ目を凝らして探して

みてください。

投球練習が終わるころ、主審がどこに注目しているかを…。

ハハハ。


Towel off”についての報告


皆さんが関心を持っているかどうかに関係なく、先日 書いた、

メジャーの主審とテレビ局の間でどんなシグナルが交わされて

いるのか…に、私は強い関心があります。

あの記事を書いたあと、ロイヤルズ、ドジャース、マリナーズ、

オリオールズの4球団にメールを出しました。

そのとき、ホームで試合をしていたので選びました。


つたない英語だったにもかかわらず、全球団から回答が来ました。

ファンを大事にする姿勢がうかがえます。

最も丁寧に書いてくれたのはカンザスシティ・ロイヤルズです。

その回答を中心に、現在の試合運営をまとめておきます。


CS放送が盛んになり、ほぼ全球団の試合をそれぞれの地元局が

中継するようになった今では“タイム”が試合の進行を管理して

います。まず、3アウトになると2塁塁審がストップウォッチを

スタートさせます。

クルー・チーフ(4人の審判のリーダー)の場合もあるようです。

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140秒 経過すると、主審にシグナル(うなずくだけのときも

あるし、ハンドシグナルを使う場合も)を送ります。

主審はピッチャー(キャッチャー)に投球練習はあと1だと

知らせます。

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イニング間の時間についての回答は“まちまち”でした。

オリオールズは“2、ドジャースは“220秒から240

書いてきましたが、マリナーズとロイヤルズは具体的な数字を

書いていませんでした。ただし、試合の運行がテレビのCM

“関係なく”行われていることははっきりしました。

つまり、一定の時間が来ると新しいイニングが始まるから、

テレビさんはその時間内にそちらの責任でCMを消化しなさい

ということです。

“タオルオフ”やそれに似たやり方は“過去の遺物”でした。ハハハ。


*ちなみに、NPBの公式サイトによると、日本プロ野球では、

イニング間は215秒で、時間は球場のスコアボードに表示し、

130秒経過後あと1を通告する、となっています。


丁寧に書いてくれたカート・ネルソン氏にリスペクト…

彼によると、“タオルオフ“が行われていたころには、試合開始の

直前にバットボーイがベンチ前に出てタオルを振り回したとか。

ロイヤルズの選手が“take field”=守備位置に散って行くことを

テレビやラジオに知らせるキューだったそうです。

1980年のワールド・シリーズを含めてかなり通いましたが、

気づきませんでした。


彼はロイヤルズ野球博物館の“ディレクター”だそうですが、

私への回答メールの最後に、“good question”と書かれていました。

アメリカの池上彰のようです。ハハハ。


*写真は、ツイッターで友人になったKさんが撮ったものです。

私が得た情報を知らせたところ、ちょうどセーフコにいた彼が、

撮ってくれました。


by toruiwa2010 | 2017-06-18 08:20 | アーカイブから | Comments(0)

前途洋々とは言えず?

~斎藤:初登板・初勝利の評価~

( 2011.04.18 初出 )

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ベンチ前でのキャッチボールを終えて斎藤佑樹がマウンドに

向かう直前にこうつぶやいた。


さて、いよいよ斎藤祐樹がプロの

マウンドに上がる。

果たしてどこまで通用するのか。

“大胆“予測をするなら、プロで

通じるようになるには時間が

かかると思う。生命線は低めの

変化球だが、ストレートに力が

なければ話にならない。

5勝、うまくいっても78勝と

見ているがどうか。


斎藤についてここで初めて触れたのは2007年の12月だった。

まだアマチュアだった石川遼が大騒ぎされていたころだ。


「ハンカチ王子」「ハニカミ王子」

…知恵のなさが恥ずかしい。

どちらもプロでは通用しないと思うが。


いやいや、まことにお粗末。石川遼の現在が全く見えなかった。

賞金王、マスターズ20押しも押されもせぬトッププロ。

そして、斎藤佑樹も六大学を代表するピッチャーとしてプロ入り、

いきなり、初登板・初勝利を手中に収めた。

見る目がないことを認めないわけにはいかない。ハハハ。


しかし、強弁するわけではないが、斎藤の将来はまだ分からない。

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ゴロが多かったことで、低めの変化球が有効だと証明された。

それも、追い込んでからの変化球で打たせているなら分かるが、

早いカウントからでもゴロに仕留めていた。

的を絞らせない、芯に当てさせないといううまさがあるのかも

しれないが、今の段階で“投球術が優れている”とほめるのは

抵抗がある。ハハハ。


“前途洋々”と言いきれない理由は肝心のストレートがMAX

143キロしかないことだ。

ロッテの各打者にはかなりの戸惑いがあるように見えた。

ボールが思ったほどのスピードで手元まで来ないのだ。

梨田監督・吉井コーチが思わず目をつぶったに違いないと

思ったほど甘いボールが何球もあった。

要は、斎藤の好投…と言うより、ロッテが打ちそこなったのだ。


象徴的だったのは、5回の攻撃だ。

2死からランナーをため、井口のタイムリーで2点を返したあと、

なお、12塁でバッターはキム。一気にとらえるチャンスだった。

フォークが二つ外れたあとのスライダーはど真ん中に!!

打率が1割にも満たないキムはこれを見送った。

次のボールはアウトローいっぱいへのストレートで2-2とされ、

次の変化球でサードゴロを打たされた。

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分からん!

栗山は「2-1からの“4球目で勝負あった」と話していたが、

同意できない。

2-0のあとの、アイスクリームに小豆をトッピングしたような

大甘のスライダーを見送ったところで勝負あったのだ。

結果論ではなく、あれは打たなきゃ。いったい何のために

バットを持ってるんだ。


結果として、ロッテは黄金ルーキーに勝ち星を献上した。


このところ、めったなことでは減らなかったツイッターの

フォロワー数が昨日は一気に8人も減った。これは明らかに

ハンカチ王子のファンだろう。

ルーキーが幸先のいい勝ち星を挙げたのだから、ごちゃごちゃ

言わずに誉めておけばいいのだが、それでは当ブログの値打ちが

なかろう。

別に、期待にこたえようと思っているわけじゃないが。ハハハ。


あと、23回の投球内容を見ないと斎藤の今シーズンを占うのは

難しい。

早いカウントからでもフォークを投げる、低めの変化球は

ボールが多い。ストレートは速くない…情報はあっという間に

全球団に知れ渡ったはずだ。

プロとして、いずれきちんと対応してくるだろうから、斎藤の

本当の力はそのときこそ試されるのだと思う。


by toruiwa2010 | 2017-06-17 08:09 | アーカイブから | Comments(0)

22年目の告白 75


1995117日早朝、阪神・淡路を襲った大地震は各地に

甚大な被害を生んだ。

そのころ、東京では連続強盗殺人事件が起きていた。

懸命の捜査にもかかわらず、時間が過ぎていき、15年後の

2010年、事件は時効を迎えた。


それからさらに7年が過ぎた2017年のある日、テレビ画面に

若い男が登場した。落ち着き払い、“浜口倫太郎”と名乗る男

(藤原竜也)はとんでもないことを言い始めた。

「私が犯人です」・・・

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警視庁内でテレビを囲んだ刑事たちの中に怒りのこもった目で

画面をにらみつける牧村航(伊藤英明)がいました。

彼は時効になる前に犯人を追いつめたことがあり、もう少し

というところで取り逃がした悔しさがあるのです。


曽根崎と牧村を軸に、発生当時からこの事件を追っていた

ニュースキャスター・仙堂俊雄(仲村トオル)がからんで

物語は進みます。役者はそろっているし、真実っぽいけど

実は…というストーリーの展開も悪くないと思うのですが、

最後の30~40分は無理がありすぎますね。 


昼顔 85


海辺の小さな町のカフェレストランで木下紗和(上戸彩)

面接を受けている。やる気があるように見えないオーナー

(平山浩行)の「この町の出身じゃないんだね」という

ぶしつけな質問に小さな声で「3カ月ぐらい前から…」と

答えた。


仮採用となって働き始め、疲れ切って帰宅したアパートで

迷い込んだカナブンを追っていた紗和の目がテーブルの上に

置いたチラシに目が留まった。


“講師・北野裕一郎”・・・

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二度と会わない、連絡を取ってもいけないという合意書を

交わし、自分は離婚し、北野は妻の元へ帰って行ってから

3年の月日がたっています。

あの人がこの町に来る! 紗和の胸が騒ぎ始めます。


あまり期待していませんでした。ドラマも見たんだから

行ってみますか、ぐらいの気持ちで出かけたのですが、

振り返ってみると、最近見た5本の中ではこの映画が

一番いいと思いました。


ドラマを見ていなくても問題はありません。

素直に作られた“普通の”恋愛ドラマだと思います。

この映画の宣伝は“不倫”をクローズアップしていましたが、

方法を間違えたんじゃないでしょうか。


全編を通して感じたのは上戸と斎藤工の相性の良さでした。

キャラクターがぴったりと合っていて、いいハーモニーを

生んでいます。

上戸はかなり頑張っていました。賞レースに名前が出るかも。


海辺のリア 75


緑に囲まれた隧道の中からぶつぶつと男の声が聞こえてくる。

怒りが含まれていることは分かるものの、意味不明の言葉を

吐き散らしながら、やがて男が隧道の出口に姿を現した。

老人のようだ。伸び放題のひげと長髪を風になびかせ大股で

歩を進める男は、ロングコートを羽織っているが、その下は

絹のパジャマ姿だった。キャリーバッグを引いている。


途中で立ち止まった老人は 腹立ちまぎれに、履いていた靴を

脱ぎ捨てると 休むことなく裸足で歩き続け、海辺に出てきた…

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認知症を発症し、入っていた施設を“脱走”した昭和の大スター・

桑畑兆吉(仲代達矢)を家族が探します。娘(原田美枝子)とその夫

(阿部寛)、愛人に産ませたもう一人の娘(黒木華)…人間関係も

複雑なら、兆吉に対する感情も入り組んでいます。


ストーリーはそれほど複雑ではなく、途中までは結構面白いと

思って見ていましたが、同じことの繰り返しに飽きました。


この映画を見ようと思った理由は二つ。

“主演・仲代達矢”と“監督・小林政広”です。

このコンビで2010年に作られた「春との旅」は小品ながら

素晴らしくて、その年の“私の”No1でした。当然…というか、

残念ながらというか、キネ旬や日本アカデミーは候補にも

してくれませんでしたが。ハハハ。


ロングショットだったり後ろを向いていたり、うつむいている

ショットが多く、アップなどまったくなかった小林薫の役…

誰でもよかったんじゃね?


もちろん、ジョークですよ。


と、はっきり書いておかないと、監督が面倒な奴なんです。

201391415日の当ブログに詳しく書いています。


最近は、ほかに、「花戦さ」(75)、「光」(75)を見ました。

「海辺の…」もそうですが、この手の映画は難しいですね。

評価をしなければ、「こいつ、映画のことを何も知らない」と

言われそうで。ハハハ。


共通しているのは、監督を初めとする作り手側の自己満足&

自己陶酔がちらついているし、その思い入れが作品に

投影しきれていなくて見る者に伝わってこないことです。

それぞれの“感想点”は私の精一杯の評価です。



by toruiwa2010 | 2017-06-16 08:15 | 映画が好き | Comments(2)

このエントリーを読んでいる人は先日のものも読んだはず。

そして、きっと“なにがしかの”感慨があったのだと思う。

私はこれを初めて聞いたときから、純朴な少年・大沢くんに

ストレートに、そして完璧に感情移入した。間もなく79歳だが、

まだ自分の感覚が10代のみずみずしさに共感することに驚いた。

そういう人が多いと思う。


今日は2017年バージョンだが、まだ4本しか放送されていない。

5本目はcoming soon だそうな。

23本目には“噂の”後藤くんが登場する。


金鳥少年2017


お出かけカトリス


高山さん?

何、大沢くん

高山さんってさ、高校…もう決めたん?

なんで?

え。なんでて、そら…

なんで知りたいの、私の高校?

ええっ?

大沢君、おでかけカトリス、持ってる?

ええ?なにそれ?

腰にぶら下げて、蚊を落とすやつ

いや、そんなん、持ってない

じゃあ、買ってきて。今から

えっ?なんで?

行くから

どこに?

森?

貯水池の横の

えっ?

そんな話、誰かが聞いてるところでできると思う?

えっ!


蚊がいなくなるスプレー


おはよう、高山さん

おはよう、大沢くん。暑いね

うん

おーい!高山

なによ、後藤?

ゆうべも寝る前に、蚊がいなくなるスプレー

ワンプッシュしたんか?

後藤に関係ないやん。ねえ、大沢くん?

へへへ

高山の布団の上に何匹、蚊 落ちたんかな?

知らんわ

ワンプッシュ、ワンプッシュ

アホちゃう

ふふふ

ふふふ

ワンプッシュ、ワンプッシュ、ワンプッシュ

なんとか言うてよ、大沢くん

高山さんて、後藤と話すときはそんな風に笑うんや

え?

ごめん。オレ、今日 日直やから行くわ

大沢くん? 

(離れたところで後藤が続けている

ワンプッシュ。ワンプッシュ)

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プレシャワー


おい、大沢!

後藤

知ってるか?

なにを?

高山が教育実習生の田村の・・・

うん

・・・田村の車に高山が一緒に乗ってたらしいぞ

えっ・・・そんなん 人違いやろ?

口紅もしてたらしいぞ。スーパーで一緒にプレシャワー

買うてたらしいぞ

プレシャワー!? 虫よけの?

ふたりで行きよったんや、虫の出そうなとこ

(少しずつ呼吸が荒くなる)

おい、大沢

うわー!!!(声がだんだん遠ざかる)

大沢あ!

(若い女の声)ああっ!(人がぶつかる音)

高山さん!

大沢くん

(走り出す足音)大沢くん!

そっとしといたれや

なによ、後藤?

お前と田村とプレシャワーのせいや

えっ!


虫よけキンチョール


大沢くん(虫のすだく声)

なに、高山さん?

あの

うん

みんな、いろいろ言うてない?

なにを?

私が教育実習の、田村先生の、車に、一緒に

乗ってたとか?

えっ! いやいや、そんなこと!

言うてるんよ

(ためいき)

大沢くん・・・かけてくれへん、これ?

え?なに?

虫よけキンチョール

虫よけキンチョール?

もう、変な虫つくな・・・て言いながらかけて?

なんでそんなこと

いいから

うん(スプレーの音)もう、変な虫、つくな

大沢くん

なに?

ごめんね


小悪魔的な言葉で大沢くんを惑わし続ける高山さん、彼女の

言葉の一つ一つに微妙に心が揺れる大沢くん、新たに登場した

“どのクラスにも必ず一人はいた”タイプの後藤くん・・・

この設定やセリフを生み出したコピーライターは天才だね。


一度も聞いたことがない人はこちらでhttp://bit.ly/2rleSxJ


金鳥のCMにこれだけやられたのに、あまり考えずに

勧められるままに購入した殺虫剤は“アース”だった。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-06-15 08:10 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)

・・・つづき


やすらぎの郷


評判がいいらしい。それはそれでいい。“倉本聰”と言うだけで

有難いと思う視聴者もいるのだろうからね。

私が見続けているのは“あらさがし”のためだ。ハハハ。


現実離れした舞台と設定、同じく 登場人物とセリフ。

倉本聰はどうしちゃったのか?というのが率直な感想だ。

たとえば・・・


「私とは何度かお仕事をご一緒した」と菊村栄(石坂浩二)

女優・白川冴子(浅丘ルリ子)について話していた。おいおい。

菊村は一世を風靡した脚本家だぜ。こんなおかしな日本語を

話させてはいかんだろう!


白川は「ろくに中学しか出てないんだから」と言っていた。

“ろくに”をつけるなら、“しか”じゃなくて“さえ”だろう!


石坂ともあろうものが、ナレーションで女王を"ジョウオウ"

読んでいた。立ち会ったディレクターは何をしていたのか?

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理事長(名高達男)が菊村に「わざわざおよび立てして」と。

“お越しいただいて”なら分かるが。


第何話だったか忘れたが、登場人物たちが家宅捜索を何度も

“家宅捜査”と言っていた。


つい一昨日のことだ。

犬山小春(富士真奈美)が謝罪する場面で自己紹介したとき、

「ご存じない方もいらっしゃると思いますが、昔、テレビに

少しだけ出たことがある、小春というつまらない女優の…

はしくれです」と言わせていた。

この場合、“つまらない”のあとに間があればこれでよかった。

おそらく倉本はそのつもりでこのセリフを書いたのだろう。

しかし、富士は“つまらない女優の”まで言って間を取った。



“つまらない女優”や“女優のはしくれ”だったら分かるが、

このセリフでは、小春は“つまらない女優のはしくれ”という、

救いようのないものになってしまった。いくらなんでも

かわいそうだ。ハハハ。

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いずれも、日本語としてはバツだ。

そりゃ、一般人が日常会話の中でそんな言い方をすることは

いやというほどある。しかし、誰もが認める“大物”脚本家が

書いたとなると見過ごすわけにはいかない。富良野塾で学ぶ

若い脚本家だったら“一喝”されるよね?


倉本は言葉そのものや、言葉が持つニュアンスを大事にする

作家だと思っているし、ドラマの放送が始まる前のNHK

「プロフェッショナル」の中に顔合わせのシーンがあって、

超ベテランの出演者を前にして細かいダメ出しをしていた。

カメラが回っていたこのときだけのことだったのか?


あえて言えば、倉本が放送後に厳しくミスを指摘した可能性は

あるだろう。しかし、それは通らない。監督不行き届きだ。


字幕を見ていると、超ベテラン女優一人一人にそれぞれ専属の

ヘアメイクとスタイリストがついていることが分かる。

金をかけ、細部にこだわっているのは伝わるが、それにしては

こんなにてんこ盛りの“ミス”はどうしたことだ?


…“いちゃもん”と受け止める人もいるだろうが、それでもいい。

多数のメディアで好評なのに、つまらないことをぐちゃぐちゃ

書いている私はきっと目が曇っているのだろう。ハハハ。


しかしねえ。

現在のテレビへの批判や明らかにフジテレビをディスるような

セリフが出てくるが、深みがなくて幼い気がする。

昨日もかつての大スター・高井秀次(藤竜也)に「東日本大震災や

原発のことを人は簡単に忘れてる」と言わせていた。政治への

当てこすりなのだろうが、唐突過ぎるし、工夫がなさすぎる。

倉本聰という“大御所”にしては…ね。そう思わない?


登場する俳優たちはたしかに懐かしい。

しかし、当然、みんな老けてる。そして、みんな、こんなに

演技が下手だったかなあと思う。一流なのに
by toruiwa2010 | 2017-06-14 08:35 | ドラマ | Comments(6)

たしか、4月期ドラマについては一度も書かなかった気がする。

気持ちが落ち着かず、じっくり見られる環境ではなかったので

何度か呟いたが、ブログとなると、とてもとても。


今期、最初から最後まで見たのは・・・


火 CRISIS フジテレビ

水 警視庁捜査一課9係 テレビ朝日

木 警視庁・捜査一課長 テレビ朝日

木 緊急取調室 テレビ朝日

日 小さな巨人 TBS


このほかに、大阪では見られないが、東京に帰ったときに

まとめて見たのがテレビ東京の「孤独のグルメ」だ。


さらに、平日の昼ドラマ「やすらぎの郷」を録画で見ている。

もちろん、あれこれ突っ込みつつ(ハハハ)


関西テレビが平日の午後に「救命病棟24時」を放送している。

なかなかいい。医療ドラマの傑作だね。


では、それぞれについて少しずつ。

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CRISIS


今期の中では最も気に入っている一本だ。

初回13.9%をマークしてビックリした。本来なら驚くような

数字ではないが、ここ数年のフジのドラマとしては大健闘だ。

小栗旬・西島秀俊を中心にした俳優陣が稼いだ数字か?


脱柵(だっさく=脱走)した自衛隊員がテロリストになるという

先週・今週がそうだったように、何話か設定に“無理”を感じる

ものもないではないが、それは、どのドラマにもありがちだ。

格闘シーンにはドラマ史上トップ・クラスの迫力があるし、

田中哲司以下、西島、小栗、野間口徹、新木優子で構成する

特捜班のメンバーのハーモニーも悪くない。

なにより、全体としてどっしりした作りで面白い。

この出来ならもっと数字が伸びてもいいと思うけどなあ。

何年もかけて局にしみついた“イメージ”は大きいね。


Beverlyという女性歌手が独特のハイトーンで歌う主題歌

I need your love」が胸に迫る。最初の一音で人の心を

わしづかみにする歌声ってあるんだなあ。

異論があるかもしれないが、今期の中ではNo1だろう。


「警視庁捜査一課9係」は係長役の渡瀬恒彦が亡くなってから

初めてのシリーズだ。賑やかな部下たちの動きが係長の登場で

収まるところに収まるのがこのドラマの“癒し”どころだったが、

その穴はあまり感じない。脚本でうまくカバーしている。


「警視庁・捜査一課長」、「緊急取調室」の2本はどうしても

見たい…というワケではないが、毎週見る。“惰性”。ハハハ。


それにしても田中哲司。

同じクールに2本のドラマに出る。どちらも“ちょい役”じゃない。

しかも、警視庁内の特別な部署のリーダー役という点も同じだ。

“違法”じゃないけど、役者のモラルとしてどうなんだ?

結局、日本では役者が不足してるってことなんだろうけどね。

そして、私生活でもゴシップが浮上している。

渡辺謙、田中哲司…どちらも得難い役者だけに、しばらくは

画面から消えることになるとしたら惜しいなあ。


小さな巨人


毎週見ている。「半沢直樹」の流れをくむドラマだが、レベルは

かなり落ちる。警察の組織内にこれほど“裏切り”があるとしたら

市民はとても平和な生活を送れないね。ハハハ。

安田顕…前半で光ったので後半も登場させたと言われているが、

捜査一課長の運転手役というのは無理やり感がありすぎないか。

香川照之…気を付けないとキャラが固定してしまうぜ。


明日は“話題”になっている「やすらぎの郷」について書く。


つづく・・・


by toruiwa2010 | 2017-06-13 08:32 | ドラマ | Comments(0)

今週の木曜日に兄は入院している市立芦屋病院から西宮にある

“施設”に転院することになりました。


紹介を受けて先月29日に見学した際、「お世話になりたい」と

伝えたとき、“最低でも1ヶ月待ち”と言われていました。

“療養型病院”として、とても評判がいいのです。

肺炎の治療が終わったため、兄は“急性期”の患者を対象とする

芦屋病院に長く居続けることはできません。ベッドが空くまで

23週間、どこかで待機することになる…そう覚悟しました。


病院の中に“地域連携”というセクションがあって、退院後の

ことを考えてくれます。そこの看護師さんが「南芦屋浜病院に

そういう患者を預かるベッドがある」と教えてくれました。

偶然ですが、そこは母が息を引き取った病院です。脳溢血で

寝たきりになった母の病室に兄は朝昼晩 通って食事の世話を

していました。いわば縁のある病院だし、私も3回、見舞いに

行ったところなのでなじみがあるし、そこで待機できるのなら

ありがたいなあと思っていました。


ところが、意外に早く“朗報”がもたらされました。

ワンクッションなしに、直接 転院できることになったのです。

この場合、ベッドが空いた…ということは、人が亡くなった

ことを意味するのですから手放しで喜ぶことはできませんが、

環境の変化が一度で済むのは兄にとってはありがたいことだし、

弟としても嬉しいことでした。

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どの施設にお世話になるにしても、転院したあとの兄の様子を

見届けたら東京に引き上げる予定ですが、一度、芦屋を離れたら

それほど頻繁に関西に来ることはないでしょう。それだけに

どの施設にするかについては大いに悩みました。


まず、普通の病院ではなく、特別な施設に入るためには費用が

発生します。当初、第一候補に考えていたのは某大企業経営の

“老人ホーム”でした。1000万円単位の入居金を払えば、月額は

20万円台ですが、そうでなければ、兄のケースだと月に40

50万円が必要になるのです!


それでも、見学したときに目にした施設の清潔さや働く職員の

感じよさに気持ちが動き、兄の資産なら対応できると考えて

”第一候補“にしていました。

ただし、ひとつだけ不安材料がありました。

看護師は24時間常駐ですが、医師がいないことです。近くの

病院と連携しているものの、不安は残ります。


そんなとき、芦屋病院・地域連携の看護師さんが西宮の施設を

教えてくれたのです。

24時間 医師がいることと費用が安いことも大きな魅力でしたが、

実際に清潔さと静かな環境を見たとき、迷わず決断しました。

ここなら、安心して兄を任せられると。


入院から2ヶ月、芦屋病院には大変お世話になりました。

主治医は若い先生でしたが、重篤だったと思われる兄の生命を

つなぎとめてくださいました。少しも“義務的”と感じさせない

ナースたちの看護ぶりと合わせて感謝したいと思います。


兄はよく頑張りました。

入院当初にはよほど苦しかったのか、「早くあの世に行きたい」と

弱気なことを言ったこともありましたが、どこに秘めていたのか、

強い生命力を見せて、ここまで回復してくれました。

新しい環境にうまくなじんでくれることを祈ります。


おめでとう、ラファエル・ナダル


Nadal d. Wawrinka 62 63 61


録画で全仏決勝を見た。ナダル、圧巻のV10だった。

許したブレークポイントはたった1

バブリンカにつけ入るスキを与えなかった。

決勝でこのスコアで勝つのは相当のことだ。

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2005年の初優勝を実況したが、プレースタイルを

考えると、全盛期は長くないだろうと思っていた。

30代でこの強さを維持しているとは想像しなかった。

致命傷化と思っていた故障を克服してこの快挙。

こういうところが"チャンピオン"だね。おめでとう!


by toruiwa2010 | 2017-06-12 08:49 | 芦屋から | Comments(2)

長友、出場ならず!

~街を二分するダービー~

( 2011.04.07 初出 )

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5年前の今頃、テレビから八塚アナの声が聞こえてきました。

「いやー、ミラノ・ダービーがデーゲームというのも違和感が

ありますけども…」。

私より前からセリエAの放送にかかわっていた彼の言葉とは

思えませんでした。かつて イタリア・サッカーは、ダービーを

含めた全試合がデーマッチだったのですから。


WOWOWでセリエAの放送が始まったのは19919月です。

日本では、一部の熱狂的なファンには知られていても、その

レベルの高さまでは、広く認知されていませんでした。

熱心な交渉の結果、放送権を獲得してきたプロデューサーは

大した奴なんですが、放送開始にあたって、「実況を司会役の

川平慈英にやらせる」と聞いたときには「お前、素人か?」と

思いました。ハハハ。


案の定、無謀な試みは大失敗で、慈英さんの実況は一回だけで

終わりました。

以後、実況は元文化放送の二人のアナに依頼して、サッカーの

実況をやったことがないと思ったのか、年上で扱いにくいと

思ったのか、私には頼んできませんでした。


しかし、10月の半ばごろ、そのプロデユーサーが私のところに

やってきました。

11月にダービーというビッグ・マッチを現地から放送する 

ことになった。特別な試合なのでWOWOWのアナウンサーで

放送したいのだがどうか?」

…すぐにOKを出しました。待ってたんですから。ハハハ。

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“ミラン・ダービー”は イタリア北部の街、ミラノに本拠を置く

インテルとミランが年に2回、文字通り“街を二分”して戦う

ビッグ・ゲームです。

試合の当日は、朝から何となく雰囲気が違います。

たしか、労働者はミランを、中産階級はインテルを応援すると

聞いたことがありますが、私が取材した限りでは逆でした。

ホテルのレストランでウエイターたちに話を聞くと、いつも

インテリスタ(インテル・サポーター)がミラ二スタ(ミラン・

サポーター)を少しだけ上回っていたという記憶があります。


10試合ほど実況しましたが、最初の試合の印象が強烈です。

この時のインテルには、マテウス、クリンスマン、ブレーメの

ドイツ・トリオ、ミランには、ファン・バステン、フリット、

ライカールトのオランダ・トリオがいました。

このダービーは、こうしスーパースターの競演という意味でも

世界中のサッカー・ファンが注目していたのです。

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舞台になるサンシーロはもう一度訪ねてみたいスタジアムです。

建物としての美しさはありませんし、日照の関係で、毎年、

春のダービーのころは芝の状態がよくないのですが、大きくて

独特の雰囲気を持っています。

2階席に陣取ったウルトラスのリーダーが試合開始の何時間も

前からサポーターたちをあおり、場内は最高の盛り上がりです。

待っている時間が長いと感じたことは一度もありません。


まず、ファン・バステンのスライディングシュートでミランが

先制し、スタンドが大爆発しますが、クリンスマンのボレーで

インテルが追いつくと、そのボルテージは頂点に達しました。

サンシーロという舞台で、豪華メンバーたちがエンジン全開の

プレーを見せてくれて、しかも、エース同士がゴールを決める…

放送する側として、これ以上望むことはない展開でした。

サッカーの実況は17年ぶりでしたから、出来はお恥ずかしい

限りですが、私にとっては最高の思い出の一つです。


…タイミングを合わせて更新する予定でしたが、大災害に気を

取られているうちにミラノ・ダービーが終わってしまいました。

長友の出番がなかったのは気の毒でした。

あの、スタンドにいるだけで体が震えるような興奮が味わえる

最高の舞台・サンシーロのピッチに立つ日本人選手…90年代には

夢のまた夢でしたから。


春のダービーは、北イタリアでもちょうど花々が咲き始める、

とてもいい季節です。“足”になるアリタリア航空が予告なしで

ストライキに入ることが不安材料でしたが、4月のミラノを

訪ねる旅は毎年、大きな楽しみでした。

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イタリアに行ったのは1991年が初めてでした。

地理も言葉も分からないまま、出かけましたが、2度目からは

少しずつ言葉を覚えて行ったものです。

ボンジョルノ(こんにちは)などの挨拶やグラツィエ(ありがとう)

スクーザ(失礼)以外で最初に覚えたのは「アクアミネラーレ

センザ ガス」でした。ガス抜きの水はチェックインしたあと

まず買わなければいけないものですから。ハハハ。


私たちの定宿のフロントにはクラウディオという男がいました。

英語が堪能なインテリスタでした。すぐに顔なじみになって、

いろいろとサッカー・ネタを提供してくれました。

アンテナはできる限り広く張りめぐらす…スポーツの実況に

携わる者の鉄則です。


それはよかったのですが、このホテルには短所がありました。

買い物の“名所”モンテナポレオーネが近かったことです。

歩いても15分ぐらい!

ここだけの話、サッカー中継の出張は自由時間が多いので、

ついつい、ちょっと行ってみるか、ということになりがちです。

ハハハ。

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日本では2回ぐらいしか買い物をしたことがないジョルジオ・

アルマーニの店にも毎回、足を運びました。

明らかに“おねえ”系と分かる、なよなよした店員やテキパキと

仕事をする日本人のケンちゃんとも親しくなり、円高のときは、

かなりの買い物をしました。

もっとも、それほど値が張らないネクタイが多かったですが。

ハハハ。


ミラノか。ミラノ、そしてミラノから車でトリノまで、もう一度

行ってみたいと思います。

放送席があったあたり(客席最上段に机を置いただけ)に座ったら、

きっと、こみ上げるものがあるだろうなあ。


by toruiwa2010 | 2017-06-11 08:19 | アーカイブから | Comments(0)

再開したばかりですが、土・日と祝日は

「アーカイブから」として、古い記事の

中から“見つくろって”再掲します。

いまは、6年前、2011年の記事が中心です。


好発進した羽鳥慎一~来る人・去る人

( 2011.04.05 初出 )

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“バード”こと、羽鳥慎一がいいスタートを切ったようです。

日本テレビの「ズームイン」が終了したと思ったら、4日後の

昨日、さわやかな笑顔でテレビ朝日の画面に登場しました。

日本のテレビ界ではめったに見られない現象です。

彼をメイン・キャスターに迎えて新たにスタートしたのは

「モーニングバード!」です。


徳光和夫やみのもんたの時代は終わったと思っています。

テレビ界を見渡して、このあと主流になるのは羽鳥慎一と

安住紳一郎(TBS)しかいないでしょう。

そう言い切れるほど、この二人は群を抜いているし、安定感が

あります。母局の後輩、伊藤利尋にも大いに期待していますが、

持ち味・立ち位置が違います。

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初日をじっくり見ましたが、まったく違和感がありませんでした。

フリーになって迎えた第1日、スタートしたばかりの番組、

しかも、なじみのない環境…緊張感があるかと思いましたが、

“昨日の続き”という空気で入ってきました。

その分 フレッシュさに欠けた感じですが、実績を持つ人らしい

落ち着いた初登場でした。


この人の良さは、日テレの先輩、徳光・福留と極めて対照的な

“さわやかさ”にあると思っています。

イケメンなのに親しみやすい容姿だけでなくしゃべりがくどく

ないのも好感が持てます。

何よりもいいのは、ユーモアの“ほどの良さ”です。

ワイドショー、クイズ番組、トークショー、歌番組…どんな

番組でも不可欠な要素です。


“敵”を作らないし、逆に“味方”を増やしていくタイプでしょう。

このタイプは、皮肉や少々きついことを言われても、相手は

苦笑するしかない…そんな感じです。経験で身につけたものも

あるでしょうが、生まれつきの部分が大きいのではないかと

思いながら見ています。


少し、ほめすぎたかもしれません。しかし、欠点が少ないのは

誰もが認めるはずです。

番組そのものは未知数です。「とくダネ」や「朝ズバ」にくらべ、

“羽鳥の色”がまだあまり出ていないので、もう少し見ないと

分かりませんが、ライバル番組は彼らしさが前面に出る前に

“対抗策”を考えておかないとヤバイかも。ハハハ。

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羽鳥の獲得に相当の金を使ったのか、「やじうまテレビ!」が

かなり地味になりました。

メイン・キャスターだった依田司気象予報士をスタジオの外に

出したのは正解でしょう。周りに支えてもらうこともありますが、

一つの番組をメインとして引っ張っていくのは並大抵のことでは

ないのです。彼を起用したのは間違いでしたね。

プロの仕事を甘く考えちゃダメなんです。ハハハ。


「スーパーモーニング」で赤江玉緒と組んで司会をしていた

小木逸平アナが夕方のニュースに移ってフィールドリポーターを

やっていました。スパモ二が始まったころは頼りないところも

あったのですが、終わるころにはしゃべりがだいぶなめらかに

なっていました。リポーターとして“いい仕事”をする可能性が

あります。


ほかに、将来性がありそうだと思っていたのが、スパモ二の

リポーターとしていい味を出していた佐々木亮太アナですが、

何処にいったのでしょうか。小木・佐々木…この二人が 今後

どう変わっていくか、興味があります。

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「ズームイン」(日本テレビ)のあと番組として始まった「ZIP」も

初回を見ましたが、何をコンセプトにしているのかが伝わって

きません。メインにすえた枡太一アナは、この段階であれこれ

言っても気の毒でしょう。


硬いのは仕方がないとして、滑舌が甘い上に、ややもすると

早口になる傾向があるのでますます聞き取りにくくなります。

日テレは、発声に少し難点があるのは承知の上で、麻布中学・

高校~東京大学~東京大学大学院という“超高学歴”に惹かれた

のかもしれません。


彼を初めて見たのは日本アカデミーの授賞式でした。

そのときに感じた“フレッシュさ”がこの番組ではどこかに消え、

よく言えば“落ち着いて”見える、悪く言えば“老けた”感じに

見えます。日本語の難しさ。ハハハ。


まだ、番組全体が整理されてなくて、メインのはずの枡アナが

しばしば、関根麻理のアシスタントのように見える時間帯が

あるのは明らかに演出の責任でしょうが、5年の経験しかない

29歳の若者にこの大役を任せたからには、局のほうにも相当の

自信と覚悟があるはずです。

彼がこのあとどう育って行くかは業界全体が注目しています。

ときどき、見ることにしましょう。

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情報系番組に登場する女性アナの中では好感をもって見ていた

NHK「ニュースウォッチ9」の青山祐子アナは1日が最後の

出演になりました。この人はスポーツコーナー担当のころから、

べたつかない、きりっとした伝え方が光っていました。

最近の女性アナでこういうタイプは珍しいと思います。


…せっかく“いい感じ”だったのに、3月に“痛恨のエラー”を

してしまったのが惜しまれます。

昔の実況アナウンサーだったら「やんぬるかな!」と叫んだ

ことでしょう。ハハハ。


さっぱりした性格のようですから、長く引きずることはないと

思います。新しい“職場”・「スタジオパークからこんにちは」で

巻き返してもらいましょう。有働に負けんじゃない!

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昨日から新しいサブ司会の井上あさひアナが登場しました。

白いスーツだったせいか、“遠目”には、青山アナとそれほど

印象が変わりません。

相当に緊張しているのが分かりました。ライバルは多いし、

女性アナにとってはNHKで最高のポジションでしょうから、

無理もありません。

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フジテレビの「スーパーニュース」もメンバーが変わりました。

“臨時登板”だった?境アナが昼のニュースに移り、 奥寺アナと

大島アナ& 椿原アナ(隔週)が安藤優子を支えることになります。

いくら“サブ”とはいえ、局の看板ニュースのアナウンサーが

1週交代って、どうなのかなあ。


どちらにしても、彼らのポジションは、誰がやっても、主役は

安藤と決まっていて、“おいしいとこ”はみんな持って行かれる

のですから、さぞやりにくいでしょうが、仕事だと割り切って

やるしかありません。私なら、逃げ回るでしょうが。ハハハ。


奥寺アナはメークをしてないのかな?健康そうに見えませんね。

パンケーキを塗るだけでもいいのに。男性も見た目は大事だと

思うけどなあ。


ほかにも“春の異動”はあったでしょう。

この時期は、新しい仕事、それも、ステップが上がった仕事を

与えられて気持が盛り上がっている中堅・若手アナがたくさん

いるはずです。私には、新人の頃“大抜擢”されて始めた大型

バラエティ番組をたった3回で降された 経験があります。

「岩佐 気にするな。お前にはもともと向いてなかったんだ」と

先輩に慰められるまで、かなり落ち込んだものです。

どう頑張っても、似た思いを味わう後輩も出てくるでしょう。

どの世界でも 挫折を知らずに成長する人ばかりではありません。


厳しく言うだけではなく、いい仕事をしている若手を見たら、

積極的に誉めて行こうと思っています。遅ればせながら。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-06-10 08:15 | アーカイブから | Comments(0)