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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

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いやあ、それにしても、“斎藤佑樹フィーバー”のすさまじいこと!
たしかに、好青年だ。高校でも大学でも実績を残した。
しかし、その実力…プロの世界での実力は“未知数”だ。

鎌ヶ谷での自主トレから騒いでいたマスコミ、特にテレビの“狂騒曲”には
あきれざるを得ない。今さらだが。ハハハ。
全テレビ局は当然、ニュース、ワイドショー番組それぞれからリポーターが
キャンプ地、沖縄・名護に集結している。報道陣の総計は400人を超えるとか。
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長嶋茂雄がプロ入りした1958年の巨人・宮崎キャンプもすごかったようだが、
テレビの騒ぎ方が今ほどではなかったはずだ。
プロ野球のキャンプ地が異常ににぎわうのを初めて肌で感じたのは1970年の
近鉄・延岡だった。
68~69年の春・夏甲子園に岩手・三沢高校のエースとして3大会連続出場した
“こーちゃん”こと、太田幸司が入団したからだった。

もっとも、東北育ちの彼はきわめてシャイで口数が少なかったからマスコミも
“扱い”に手こずったものだ。
「スター千一夜」(フジテレビの看板番組)で2度、聞き手をつとめさせられたが、
「とにかくしゃべらん」という定評に尻込みしたレギュラー・インタビュアーが
“敬遠”したために“お鉢”が回ってきたのだった。ハハハ。

81年はフジテレビのアナウンサーとして最後のキャンプ取材になった。
宮崎にも行っているが、原辰徳が巨人入りしたことで起きていたはずの大騒ぎが
全く思い出せない。
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次の記憶は86年、桑田真澄・清原和博のPLコンビがプロ入りしたときだ。
甲子園を沸かせた二人、ドラフトでの明暗、入団したのが西武と巨人…話題には
事欠かなかったから、高知・春野と宮崎はこれ以上ないというほどにぎわった。
「プロ野球ニュース」のデスクとして、“KKウォッチング”というコーナーを
提案し、実行した。各球団のキャンプ情報を伝えたあとに、必ず、二人の1日を
3分ずつぐらいにまとめて放送することにしたのだ。
視聴者の反応は上々だった。負担が増えた球団担当記者からは文句を言われたが、
デスクはビールがうまかった。ハハハ。

89年、野茂英雄が近鉄に入団した時の延岡も報道陣が殺到した。
初めてシート・バッティングのマウンドに上った野茂が第1球を投じたときの
フラッシュのまぶしさは今でも忘れない。
速球とフォークボールだけで大きな実績を残し、メジャーでも立派に通用する
大投手に成長した。

最近では99年の松坂大輔だろう。
高校生としてどんなに注目され、素晴らしいプレーをしても、プロ入りするとき
どれだけ活躍できるかを予想することはとても難しい。
その意味で、松坂ほど、誰もが“立派に通用する”と感じた選手は珍しい。
各テレビは“売り物になる”と判断した。4月7日、東京ドームでの彼の初登板は
テレビで見た記憶がある。彼が投げるとき、東京では全局が横並びで生放送した。
ニュースの時間帯に“カットイン”したのだ。記憶違いだったらご容赦を。

堂々たる“日本代表”投手として海を渡った。
“メジャー流”を身につければ、2年目の輝きを取り戻せるはずと確信する。

さて、斎藤佑樹だ。
人気に押しつぶされるタイプではないようだが、力のほどはどうなのか?
アマチュアには通用した低めの変化球にプロのバッターがだまされるだろうか?
はなはだ疑問だ。球が軽そうなのも心配な点だ。よほど、しっかりした制球力を
ものにしなければ勝ち星は上がらないだろう。
少なくとも、1年目はうまく行って7,8勝、下手をすれば5勝どまり…と見る。 

日本には石川遼・宮里藍・横峯さくら(ゴルフ)、錦織圭・クルム伊達(テニス)、
福原愛・石川佳純(卓球)しかアスリートがいないのかと思わせる報道の仕方には
問題が大ありだが、心あるスポーツ・ファンは、ただ嘆くことしかできない。

沢村拓一(中大→巨人)、大石達也(早大→西武)、福井優也(早大→広島)…
ほかにも情報を教えてほしい新人はいる。
いくら言っても、馬の耳に念仏馬耳東風、「あんたも知ってると思うが、彼らじゃ
数字(視聴率)が取れないのよ」と言われるのがオチだからなあ。

“おいしい”と分かれば、骨までしゃぶりつくのはマスコミの習性だ。
アジアカップ優勝のジャパンも今まさに“旬”だろう。
長友のインテル移籍が昨日の朝日夕刊では3番目の扱いながら1面だった。
ビックリだ。
アジアカップ優勝の直後だしなあ。インテルだしなあ。そして、長友だしなあ。
まあ、事情は分かるけど。ハハハ。
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昨日、妻に付き合って吉祥寺に行ったとき、売り場の隅ににあった福豆が
目に入りました。節分ですからね。思わず籠の中に入れてしまいました。
この豆を見ると、生前の父が台所に立って煎っていた姿を思い出します。
酒のつまみですが、それほどおいしくはないし、お腹がふくれますから
せいぜい4,5粒がいいところです。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-02-02 08:25 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
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瞬く間に1月が過ぎ去り、今日から2月です。
子供のころは1日があんなに長かったのに。

元旦に、めずらしくおみくじを引いたら“小吉”でした。ほどほどでいいのではないかと
思っていました。週刊朝日に載る「未来学」の“年間占い”によると、私の“水の星”は
去年に続いて運気が上々なのだそうです。出会いが増える“伸”の年で、たくさんの人や
情報に囲まれて楽しく、忙しい毎日が始まって行くでしょう…と書かれていました。

暮れから少々怪しかったのですが、3日の夜から風邪をひきました。
先日、今年初めてのマージャンは“負け”でした。朝のテレビの占いでは“92点”がつき、
“ラッキーアイテム”のカレーを妻がわざわざ作ってくれたというのに…。ハハハ。
まあ、そんなものでしょうがね。

“出会い”とは違いますが、2011年になって身辺で変わったことがいくつかあります。

お引っ越し…
元旦にブログの“引っ越し”をしました。YAHOO! からexciteに移りました。
飽きっぽい性格なので、気分転換の意味もありますが、YAHOO!には、文字数の制限など
ややこしいことがあり、“傑作ボタン”、“星の数”など、気が散る要素もあったりするのが
少し煩わしくなったのです。
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12月に入ってから、ライブドア、ココログ、グーグルと、いくつかのサイトでテスト版を
作ってみた結果、エキサイト・ブログのデザインや色合いが一番、気に入りました。
大みそかの“どさくさ”にまぎれて転居を告知し、元旦からこちらで“営業”開始ですから、
戸惑わせてしまったかもしれません。すみませんでした。

この機会に読むのをやめようという人もいると考えられ、当然、アクセス数はがくんと
減るに違いないと“覚悟”していました。
元旦の記事に、「ハードルは低いほうがいい。とりあえず、日に100件を目標にする」と
書きましたが、そんなものだろうとおもっていたのです。
“ご祝儀”もあって、いきなり300件を超え、その後も、おかげさまで“順調”です。
これなら、1日平均で500件ぐらいを目標に設定しても罰は当たりそうもありません。

グランドスラムの期間中はいつも多いのですが、それはこちらに移っても変わることなく、
全豪の初日にはエキサイトで最多の565件を記録し、翌日(16日)には休日にもかかわらず
865件をマークしました。
「実況放送の約束事」(Archives=古い記事)、「おめでとう 落合!」を更新したのですが、
何が、関心を呼んだのかさっぱり分かりません。
いずれにしても、この“865”は当分、新ブログの最高記録にとどまりそうです。ハハハ。

1月の総アクセス数は18460件、つまり、1日平均615件です。
むしろ、YAHOO!のころより、若干、増えていますが、理由は不明です。
確かなのは、大多数の方が、旧ブログから移ってこられた“らしい”ことです。
これも、すべて私の努力のたまものかと。ハハハ。

はなはだ疑問に思うのは、転居から1ヶ月もたつのに、いまでもYAHOO! のほうに、一日
250~300件の訪問者があることです。トップページに“お知らせ”を掲載していますから、
もう、皆さんご存じのはずですが…?

“股引”じゃいやだけど…
今年から本当に寒い時期はスパッツをはくことにしました。
これまでは、別に“やせ我慢”をしていたわけではないのですが、この手の下着は眼中に
ありませんでした。真冬でも、パンツにジーンズで平気でした。妻によると、結婚当初は
はいていたというのですが、本人の記憶はきわめて“あいまい”です。
若いころは“股引(ももひき)”と呼ばれていて、名前もださいし、材質も“もこもこ”して
着用感がよくなかったので、いつの間にかはかなくなったのでしょう。
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暮れから正月にかけて風邪をひいたことがきっかけになりました。
はいてみると快適です。温かさが心地いいです。なぜ、もっと早く…と思います。
下着は上下ともユニクロですが、ヒートテックはいいですね。値段が手ごろでデザインも
悪くありません。年金生活者にはありがたい企業です。ハハハ。

500000001人目?
新年からスタートしたものの三つめはフェースブックです。
世界のユーザーが5億人もいると聞いて、乗り遅れたらまずい、と思ったのです。ハハハ。
正直に言うと、ほんの好奇心でのぞいてみたらなんとかやれそうだし、ツイッターより
さらに踏み込んで、匿名性を排除しているところがいいと思いました。
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…実際にやってみると、分からないことだらけです。
ツイッターのフォロワーのように、“友達”を増やさないと意味がないようです。
友達になるにはメールのアドレスブックなどから“招待状”を出して“承認”してもらう
という手続きを踏みます。
最初は“テスト”のつもりで、限られた人だけに送ろうと、気をつけたつもりですが、
実際には、名前には覚えがあるけど、どんな知り合いだったかが思い出せない人にまで
送られてしまったようです。いきなり、送り付けられてビックリした方もいたようで
申し訳ないことをしました。

…で、いまは途方に暮れている状態です。ハハハ。
とりあえず、ブログの更新だけを“近況”として報告していますが、どうも、うまく
使いこなす自信はありません。いずれ“開店休業”状態になりそうです。


ツイッターは続けています。定期的に読んでみようかと“フォロワー”になった人の数も、
全豪期間中に一時、1500人を超えました。1月は全豪とアジア・カップがあったために
464回もつぶやきました。勢いがつくと止まらない傾向があります。ハハハ。
ツイート回数のトータルも4000回になりました。
思ったことを急いで文章にして“ツイート”(メールなら“送信”)ボタンを押した回数が
そんなになるなんて、始めたころには想像もしませんでした。
年寄りであることを知っているのかどうか分かりませんが、相手になってくれる人もいて
結構、楽しめます。ハハハ。

去年の5月にスタートした妻のブログに、先日、100件のアクセスがありました。
若いころから集めた“可愛いもの”を紹介するささやかなもので、普段は50~60件ですから
3ケタになると、それなりの“達成感”があるはずです。
先月下旬、星がグレーから金色に“昇格”したことも励みになることでしょう。
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両方、読んでくださる方もおいでです。この機会に連れ合いとしてお礼を申し上げます。
⇒http://bit.ly/aHFJIX

ブログを書く、気が向けばつぶやく、映画を見に行く、旅に出る、食事をしに行く…
「未来学」の予言通り、これで、それなりに忙しいのです。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-02-01 08:37 | blog | Comments(10)
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Mens Final
Djokovic d.Murray 6-4 6-2 6-3


ジュニア時代から互いを知っているという“23歳対決”はジョコビッチの“完勝”でした。
テニス・ファンの多くが見たかったのはナダルvsフェデラーの決勝だったと思います。
ジョコビッチ、マレーの熱狂的なファンでない限り…。ハハハ。
ナダルがQF、フェデラーがSF で消えた時点で、最終日に向けて盛り上がろうとしていた
気持ちが少し萎えてしまった感じです。少なくとも私はそうでした。
「若い二人もいい選手じゃないか」と言われても、それは“たてまえ”でしかありません。
異論・反論がたくさんあるでしょうが。ハハハ。
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この二人の決勝と決まったとき、“不安”がありました。
普通なら、いつかNo1を狙うことになるはずの若手同士の決勝なら、レベルの高い試合を
予想するのですが、「この二人だと、どうなるのかなあ」と疑問があったのです。
二人とも、ナダルやフェデラーに比べるとメンタルに問題があるからです。

マレー・ファンには申し訳ないが、3-0、または3-1で ジョコビッチが勝つと
予想してみる。精神的なムラがありすぎるマレー に対して、ジョコビッチの
メンタルは“やや弱い”ものの、大きく崩れることはないと。


公式練習が終わるころ、そう、つぶやきました。

試合が始まった直後、ジョコビッチが6ポイント連取して、しばらくは一方的な展開に
なるかと思いましたが、マレーが第2ゲーム、0-30から落ち着きを取り戻したあとは、
両者ともいいショットが出始め、面白い試合になりそうな雰囲気でした。
しかし、マレーにとって試合が苦しいものになる兆しはこの第2ゲームに見えていました。

サーブのキープが簡単じゃなかったのです。
第2ゲームのキープもジュース5回の末でした。最終的なデータを見ると良く分かります。
109-75…サーブの本数です。マレーのほうが32ポイントも多くサーブをしています。
サーブをしたゲーム数は14-13とジョコビッチのほうが多かったことを思えば、マレーの
サービス・ゲームがどんなに“もつれたか”が分かろうというものです。

ただ、ショットは互角に見えました。特に、高い打点から打ち込むジョコビッチのフォア、
マレーの角度をつけたフォアのクロスが素晴らしかったです。
どちらにしても、レベルの低い試合にはならないだろうと、この段階では思っていました。
問題は、くどいようですが、“マレーのムラ”でした。ハハハ。

エラーの数は多いものの、凡ミスは少なく、比較的淡々と進んだ試合でしたが、“あや”は
奇数ゲームのサーブがジョコビッチだったことです。
14年間、現場でテニスを見ましたが、トップの選手でも、相手に5ゲームを取られると
“なにがしかの”プレッシャーがかかるのが分かります。
次が自分のサーブでもスコア的に“あとがない”状態になるからです。

両者キープで進み、マレーのサーブで第10ゲームに入ったとき、スコアはジョコビッチが
5-4とリードしていました。マレーにプレッシャーがあったと思われます。
15-30からの壮絶な38本のラリーをジョコビッチがものにしました。こういう“死力”を
尽くしたポイントは、取った者と取られた者の間に大きな差を生みます。
このポイントは、セット、極端に言えば、試合全体の流れを決めたかもしれません。

第1セットをジョコビッチが先取したあと、データを眺めてビックリしました。
マレーのリターンでのポイント獲得率が19%しかなかったのです。ジョコビッチの半分です。
ファースト・サーブの成功率も、ジョコビッチの65%に対して45%と大差がついています。
これではマレーが苦しいはずです。

第2セットはジョコビッチが5ゲームを連取して優位に立ちました。
緊張がゆるんだのか、1ゲームは返されましたが、問題はありませんでした。
このセットでは、マレーが何度かやる気のなさを見せていました。グランドスラム決勝で
やる気がないわけはありません。しかし、そう見えてしまうようなプレーぶりは残念です。

<<<ムラ…
第4ゲームの途中で思わずつぶやきました。ハハハ。

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ただし、正直言って、この展開をマレーのムラのせいにしたらジョコビッチが気の毒です。
サーブを落とした第2セット第7ゲームや、たまに見せたドロップショットの失敗ぐらいで
全体としてはスキのないテニスをしていました。
一方のマレーは、第2セット最後の数ゲームで集中が少し戻った気がしました。
第3セット第1ゲームをブレークしたとき、“やっぱり”と思いましたが、長続きしません。
すぐにブレークバックを許し、6回のジュースの末、第4ゲームをまたブレークされたのが
結果的に見ると、“フィニッシュ・ブロー”になりました。

ジョコビッチの首をかしげたくなるショット・セレクションもあって第5ゲームで再び
ブレークバックしたあたりはよく頑張ったと思います。

しかし、あまりにもサービス・ゲームに問題がありすぎました。
サーブの威力でポイントを取るものの、思いがけないエラーもあってまとまらないのです。
なにより、“必死さ”が伝わらないのはまずいでしょう。
第8ゲームをブレークされると、もう跳ね返す力は残っていませんでした。

終わってみると、試合のレベルが高かったとは思いません。
ストレートで終わってよかったのは、おかげで、9時からのドラマ「冬のサクラ」を生で
見られたことぐらいです。ハハハ。

少し気が抜けたところはあったものの、ジョコビッチに危なげはなかったと思います。
フェデラー戦といい見事な優勝と言っていいでしょう。優勝スピーチでクインズランドの
洪水被災者に向けてメッセージを送ったのも“beautiful”でした。
マレーがもう少し頑張ればもっといい決勝になったはずです。
もう一度やり直しですね。いいものを持っているのにもったいない話です。
表彰式では特別なことを言ったわけでもないのに、“立派な大人”のスピーチでした。
試合中に見せる“子供っぽさ”は一体どうしたことか、と思います。
一度、ママに厳しく叱ってもらわないとダメかもなあ。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-31 10:04 | テニス | Comments(10)
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正直に言って、最近まで日本サッカーについては“懐疑的”でした。
熱狂的なサポーターが言うほど日本が強いとは思えず、いつも、冷めた目で見ていました。
しかし、ワールドカップあたりから変わってきました。タツジンとやらが不可解なことを
書いている記事を読んで、「そりゃ、ちょっと違うんじゃないの」と思ったのがきっかけ
だったでしょうか。その意味では彼が書くものも役に立つことがあるようです。ハハハ。
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試合はNHKで見ました。
テレ朝の進藤アナも応援しているので関心はありましたが、早野解説に惹かれました。
ああ、しかし、“二人解説”!
はっきり言って、好きじゃありません。アナウンサーも、両解説者も、互いに気を使って
みんながやりにくいものです。
実際には二人の意見が違っていても、放送中に“対立”することは考えにくく、どこかで
妥協しつつ、どこか嘘っぽい放送になりがちです。
早野さんだけでいいのに、高い飛行機代払って連れて行ったから二人解説?ハハハ。

立ち上がり1分にオープニング・シュートを打たれたり、直後にも、きれいに4本ぐらい
パスを回される場面があったり、予想通り日本は押されました。たまにボールを持っても
攻めの形が作れません。
オーストラリアの攻撃はゴール前の背の高い選手めがけて主にサイドから放り込むという
シンプルなものですが、迫力はあります。ボールを持ってからシュートまでがとても速く
相手がセンターラインを越えたら日本DF陣は一瞬も気を抜けません。90分持つのかなあ、
と心配でした。ハハハ。
耐えてワンチャンスを待つしかありません。

他人の実況を聞いていると、実況というのはつくづく難しいと思います。
野地アナは日本のトップクラスのベテランですが、しゃべりが少し一本調子ではないのか?
同業者としてはそう思います。
「それどころじゃないでしょうが、皆さんは?」とつぶやいてみました。
「私は聞きやすい」という人が何人か反応してくれました。
「感情的にやたら叫んだり、無駄にうるさいよりは好みです。落ちついて見聞できるので」
という人もいました。 .
民放との比較でそう思うのでしょう。
「それはそうですね。だから難しいんです。ハハハ」と呟き返しました。

一方、人気はあっても早野さんの解説者としての能力は高く評価されていないようです。
たぶん、“やんちゃ坊や”っぽい外見で損をしていると思うのですが、ちゃんと聞いていると、
彼の話は分かりやすく、そのあとの試合の見方に生きてくることが多いです。
決勝の解説も的確で、私は何度も「なるほど」とうなずきながら聞いていました。

ゴール近くまでは行けても、そこから先がどうにもならん、という印象が強かった前半は
結局0-0で終わりました。
日本のDFの疲れも気になる一方で、オーストラリアのスタミナにつけ込む余地はないのか、
とも思いつつ、トイレへ。ハハハ。

スタジオに戻りました。
「山岸舞彩とやらはどう考えても不要だろう。にぎやかしにもなってない」とつぶやくと、
即座に「要ります」という反応があり、「お好きなように。おまかせします。ハハハ」と
応じました。
サッカーが分かっているアナウンサーときちんとした解説者…それだけで十分です。
ほとんど話さない若い女性に“モデル立ち”をさせて置いておくのは“サービス”?

後半開始直後、オーストラリアのシュートはゴールラインを割ったようにも見えました。
コメンタリー陣は声をそろえて「入ってない」と。気持ちはよく分かります。ハハハ。
スローを見ると、確かにラインを越えていません。“誤審”がなくてよかったです。
ドキュメンタリー映画「レフェリー」を思い出します。
きっと、主審と線審の間で無線を使った確認作業が行われたことでしょう。

日本は長身の岩政を投入し、長友のポジションを上げました。ザッケローニ監督が最初の
カードを切ったのです。
放送の中で、“3BKか4BKか”に相当こだわっていました。そんなにこだわらなくても
いいんじゃないの、と思いました。どっちにしたって止まってるわけじゃないんだから。
異論はあるでしょうが、そんなことよりプレーを追ってくれと。ハハハ。

岩政が入ってゴール前が安定したせいか、いい形が作れるようになってきました。
ザック・マジックでしょうか?さすがですねえ。

…と思っていると26分過ぎ、DFとうまく入れ替わったキュウェルがフリーになりました。
キーパーと1対1決定的な場面でしたが、川島の右足が救ってくれました。あっぶねえ。
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スペースができ始めて、両チームともに、いつゴールが生まれてもおかしくない状況に
なりました。きわどいシュートが飛び交うようになって、見ている分には面白い試合です。

90分のプレーでは決着がつかず、延長に入りました。
リザーブ、スタッフを含め全員で肩を組んで気合を入れるジャパン。
イタリア人のザックの目に、日本人のこの“団結”がどう映っているのか、驚きだろうな、
と思いながら見ていました。
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延長後半に入ってすぐ、左サイドで相手DFのマークを外して縦に出た長友から、ゴールの
ほぼ正面で待ち構える李忠成へ絶妙のクロス。
投入されたばかりの李の左足がこのボールを完璧な形で捕らえました。
GK・シュウォーツァーは一歩も動けませんでした。

きれいなパスにきれいなシュート!!こんなに美しいゴールは久しぶりで見ました。

そこからの1分、1分の長いこと。
見ている者がそうですから、選手のストレスは計り知れないものがあったでしょう。
残り10分余りを集中して良く守りきってくれました。

決勝ゴールの李、これ以上はないというクロスを送った長友、何度も神がかりなプレーで
日本ゴールを守った川島、いつものようにチームをリードした本田、途中出場で役割を
きちんと果たした岩政を初めとするDF陣…うーん、みんなか。ハハハ。
そして、ザッケローニ!!我がイタリアの友よ。よくやった。おめでとう!!

サッカーを見るために3時過ぎまで起きていたのは初めてだろうと思います。
おかげで今朝は眠いですが、“全員の勝利”で最高に満足の朝です。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-30 10:22 | サッカー | Comments(20)
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Womens Final
Clijsters d.Li Na 3-6 6-3 6-3


期待にこたえて、キム・クライシュテルスが全豪初優勝を飾りました。
あっさりしたスコアに見えますが、内容のある、いい決勝でした。
試合前の雰囲気がよかったですね。
まず、リー・ナにあからさまな野心が見えません。もちろん秘めたものはあるでしょうが、
それを表に出さず、柔らかい表情で入場したように思いました。クライシュテルスには
彼女ならではの気持ちの優しさがあるからこういう空気が生まれるのでしょう。
この段階で、試合そのものもいい雰囲気で戦われると予想できました。その通りの試合に
なったと思います。
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立ち上がりにクライシュテルスが8ポイント連取したときはリー・ナがそのまま、決勝の
緊張感に負けてボロボロの試合になってしまうのではないかと心配しましたが、すぐに
鋭いショットを打ち始めてクライシュテルスと五分に渡り合いました。ただし、ボールの
重さはやはりクライシュテルスで、形勢はC5.5-L4.5ではないかと見ていました。

第5ゲームあたりだったでしょうか、神尾さんが「クライシュテルスに焦りがあるかも」
という意味のことを言いました。ショットが思うように決まらなくなり、逆に攻撃される
場面が続いたときです。
生意気にも、私は、そんなことはないと思いました。クライシュテルスは第1セットを
失っても気にしないと思っていました。精神力が強いというのではなく、そういう性格
なんです。ま、“精神的に強い”ということなんでしょうが。ハハハ。

迎えた第6ゲーム(C:3-2)でクライシュテルスが15-40のチャンスをつかみます。
しかし、このころからクライシュテルスが“打ち負ける”シーンが増え、結局、リー・ナが
逆転でキープしました。最後のポイントは左右にきれいに打ち分けて取っていました。
気分が乗る形のキープです。

続く第7ゲームでリー・ナにビッグ・ブレークが生まれました。“流れ”に乗りました。
これで、リー・ナが意識しなければこのセットが取れる…と思いましたが、苦しみながら
続く2ゲームを連取して第1セットを逆転でものにします。
特に、第8ゲームでは守備の良さでクライシュテルスにブレークポイントを握られましたが、
あわてませんでした。意識している様子は見えません。

クライシュテルス側から見ると、よく見せる、“あっさり”という感じでゲームを、そして
セットを失った形です。シドニーでリー・ナに負けた試合を見ていませんが、その試合で
苦手意識ができてしまったのかもしれません。
間違いなくリー・ナが優位に立ちましたたが、このままクライシュテルスが引き下がるとは
思いませんでした。ただ、打ち合いでポイントが取れていないのが気になります。

第2セットに入ってクライシュテルスがテニスの内容を変えるとは思いませんでした。
ただ、“より積極的に”行くのだと思っていました。
第2セット第1ゲームもリー・ナがしっかりプレーして40-15としたのですが、ジュースに
持ち込まれました。“このジュースが問題だなあ”と思ったのですが、三度のジュースの末、
最後はダブル・フォルトで落としてしまいます。

WOWOWで実況していたころ、第1セットを落としたあと逆転勝ちするクライシュテルスを
何度も見ています。そういう場合の彼女は相手を圧倒して第2-3セットを奪うのがいつもの
パターンですが、昨日は違いました。
直後の第2ゲームをブレークバックされ、第3ゲームをブレークしたあとも、同じことの
繰り返しです。

コースを読まれることが多いのはともかく、リー・ナの守備力にも苦しめられました。
しかし、第7ゲーム(3-3)でつかんだチャンスを、きれいなバックハンドで決めて、リード。
第8ゲームをキープし、第9ゲーム(C:5-3)では、ジュースに持ち込んだあと、リー・ナを
左右に走らせ、フォアのダウン・ザ・ラインでセットポイントを握ります。
このポイントでの“打ち分け”は見事でした。
最後はリー・ナがバックハンドをネットにかけて1セット・オールとしました。

プレーの内容だけでなく、二人のコートマナーの良さが見る者に好印象を与えています。
オーストラリアは移民の国です。メルボルンにも大きなチャイナ・タウンがあります。
クライシュテルスはヒューイットの婚約者だったこともあって、“Aussie Kim”と呼ばれ、
この国では深く愛されています。どちらが勝っても、敗者が笑顔で相手を讃えるシーンが
見られるだろうと思いながら見ていましたが、期待通りの好ゲームになりました。

クライシュテルスは、第2セットの勢いをそのまま第3セットにつなげます。
ラブゲームで第1ゲームをキープすると、第2ゲームで0-40と、願ってもないチャンスを
つかみました。リー・ナも素晴らしいフォアのクロスとセンターへのサービス・エースで
30-40としますが、バックボレーがサイドラインを大きく割ってブレークを許しました。
このレベルの経験がないリー・ナにとっては苦しい展開でしたが、踏ん張りました。
すぐにブレークバックして追いすがります。

しかし、第4ゲームをジュースの末、再びブレークされて1-3。
このあたり、リー・ナのモメンタムにブレーキがかかっていました。
続く第5ゲームは、フォアがロングのあと、リターンを3本連続でミスして1-4。

不思議なことに、このセットのリー・ナは初めから元気がなくなっていました。あれだけ
クライシュテルスを苦しめていたのに。こういうこともあるんですね。試合は生き物。
こわいなあとつくづく思いました。
5-2…王手をかけたクライシュテルスが第9ゲームで全豪初優勝を飾りました。
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攻撃はむしろリー・ナに分がありました。差は守備力だったのでしょうか。それと経験…。
最後のゲームはクライシュテルスがクリーンなポイントを4本そろえて見事な勝利でした。
予想通り、相手を讃えあう光景がみられました。それも自然体で。表彰式にかけて笑顔で
話しあう二人の表情が良かったです。クライシュテルスの性格によるものだと思います。

おめでとうキム!
讃えられていい優勝です。輝く笑顔でした。かぶさった実況は無用でした。
“沈黙”が、時に感動を倍加することを知ってほしいものです。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-30 08:05 | テニス | Comments(2)
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Mens SF
Murray d.Ferrer 4-6 7-6 6-1 7-6


男子SF第2戦は二つのTBを圧倒的なスコアで取ったマレーがフェレールを下しましたが、
面白さという点では前日のフェデラーvsジョコビッチに及びませんでした。

間もなく、男子SF第2戦が始まる。この選手入場を待つわくわくした時間が懐かしい。

…最初のつぶやきです。
試合が始まる30-40分前には放送席に座ります。席から見える“景色”に慣れるためです。
スケジュール通りに進行することは少ないですが、知らされているWalk On、選手入場の
時間が近づくとどんどん気分が盛り上がってくるものです。少年のように。ハハハ。

フェレールの SF進出はナダルのけがに助けられた部分もありますが、それ以上に彼の
出来の良さがあったと思います。特に、序盤のプレーを再現できれば、このコートでは
苦手とするマレーに勝つチャンスも十分あると予想していました。
マレーの試合を見るのは初めてでしたが、“しっかりした顔”になっているのにビックリ。
勝ったら、もしかして決勝にショーン・コネリーが来るかなと思いました。
数年前のウインブルドンでマレーが快進撃したときもVIP席にコネリーが来ていましたが、
同じイギリス人でも、スコットランド人同士の結束は強いようです。

始まって、間もなく久保田アナが「マレーのサーブの確率はそれほどよくありません。
大体、50%の後半です」と言いました。
マレーのサーブは、入れば優位に立てますから、50%後半なら悪いとは言えないのでは
ないかと疑問がわきました。調べてみると、現にファーストが入れば80%前後、ポイント
できています。5試合中最低が75%でした。こちらの常識が間違っているのでしょうか?

5G終わって3-2でF。両者のキープが続く。まだ二人ともBPがない。
FのファーストSvが53%しか入っていないのが気になる。
そろそろ試合が“動いて”もいいころだが。


第6ゲームをマレーがキープして3-3のあと第7ゲームで最初のブレークが生まれました。
このゲームの序盤で柳さんも同じようなことを言いましたね。
たくさんの試合を見ていると、独特の“カン”が働くことがあります。
ファースト・サーブがフォルト。「ここまで○○のダブル・フォルトは4っつです」と言う。
果たして、セカンドもネットにかかる…そんなことを数多く経験しました。
根拠はありません。選手がそれっぽい“空気”に包まれて見えるのです。ハハハ。

特に、柳さんと組むと多かったような気がします。
この試合を一緒に放送していたら、5ゲーム終了後のやりとりはこんな具合だったかも。
岩「両者キープが続いてますが、どうですか、そろそろ?」
柳「そうですね。動いてくるかもしれませんね。そんな気がします」

それが“呼吸”ではないでしょうか。言った通りになったときの快感はたまりません。
“実況アナ冥利”です。柳さん、遠藤さんと組んだとき、何度もそんな瞬間を経験しました。

決して、「そろそろ動くと思うんですが、どうですか?」と言ってはダメなんです。
アナウンサーが先に“判断・断定”したのでは、解説者の立場がなくなります。ですから、
“誘導”するのです。ハハハ。

フェレールがすぐにブレークバックして4-4。もつれそうな気配です。ナダル戦ほどでは
ありませんが、なかなか面白い試合になりました。
結局3-4から3ゲームを連取したフェレールが第1セットを先取しました。
マレーのエラーが16本もありました。光ったのはフェレールの守備力です。
ずいぶん飛ばしてるけど大丈夫か?という声もあったようですが、彼らはあのスタイルで
5セットでも戦えると思います。ハハハ。
ブレーク・ブレークで始まった第2セット、マレーがいらついています。
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外見は大人っぽくなったけど、精神的には子供っぽさから抜け切れていないのでしょうか。
集中している空気が感じられませんでした。
どのゲームだったか覚えていませんが、相手のサーブで40-15になったあとのポントでは、
追う姿勢をまったく見せませんでした。トッププレーヤーです。グランドスラムでは決して
見たくないシーンでした。

マレーはもがいていました。キープできても、精神的に危ない局面が続きました。
勝負はまだ分からないものの、ここまでだけで見た感じでは、マレーの“自滅”だなあと
思いました。
しかし、第10ゲーム(4-5:サーブ)で相手のセットポイントを逃れます。この辺から、少し
集中力が戻ってきた感じです。
TBをものにして1セット・オールです。

マレーが第2セットの勢いを第3セット序盤に持ち込んでそのまま取り1セット・アップ。
今度はフェレールに精彩が見られなくなりました。肉体的な“疲れ”ではなく、マレーの
勢いが増し、何をやってもポイントが取れない…精神的な疲れが出たのだと思います。

これなら、マレーが一気に行くなと思っていると、第4セットはまたもつれましたから
勝負というのは分からないものです。ハハハ。
しかし、TBになると、強いサーブを持っているマレーに分があることは否めません。
途中、4ポイントを連取して勝利をものにしました。
フェレールにはハードコートでのマレー戦に苦手意識があったのかもしれませんね。

決勝はジョコビッチvsマレーですか。
どう考えても、ジョコビッチの優位は動かないでしょう。
二人ともメンタル面に問題がありますが、ジョコビッチは“やや弱い”だけなのに対して
マレーには“ムラ”がありすぎます。
いいときはいい、悪い時悪い…では、グランドスラム初優勝は難しいと思います。

もし、マレーがストレート勝ちしたら?
勝負とはそういうものですから、謝ったりしません。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-29 10:17 | テニス | Comments(4)
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今日は13日目、女子決勝の日でした。私はスタンドで観戦していました。
今年から女子の決勝は田中アナがやることになったからです。
テニス・アナとして十分の経験を積んでいますから、きっと、張り切っていい放送したに
違いありません。ただ、私にとって、13日目に仕事をしないのは初めてのことなので、
時間をもてあまして、何かがおかしいです。ハハハ。
そんなわけで、今日もまた、テニスとは関係のない話です。

「さて、何時かな?」と左手に目をやると、時計がない……そんなことが多くなりました。
以前は、家にいる間も必ず時計はしていたものですが。
どこに行っても時計はありますから不自由はありません。
それよりも、打ち合わせ、会議など、時間に縛られることが減って気が緩んでいるのが
大きな理由でしょうか。
もちろん、今のように、仕事で海外に来る場合、時計は常にしていますが。
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腕時計には若いころから結構凝ったものです。
幸いなことに、ローレックスほど高級なものにはそれほど興味がなく、広告を見るたびに、
いつかこれを買おうと憧れたのが、宇宙飛行士が使っているという、オメガのスピード
マスター/オートマチック(写真右)でした。
「ビックカメラ」などはまだなくて、日本で買おうとすればびっくりするほど高かった
のですが、免税で買えば大幅に安くなることは分かっていました。

入社3年目ぐらいに、スポーツ部の後輩が局長のお供でヨーロッパに出張すると聞いて、
「絶好のチャンス」とばかり、頼み込みました。2週間後の帰国を、まるで恋人の帰りを
待つような気分ですごしたものです。ハハハ。

やがて帰国した彼は私にこう告げました。
「岩佐さん、あの時計は体がごっつい私の腕にも大きすぎて格好がつきませんでした。
そこで、少しおとなしめのこれにしましたよ」と。
たしかに、毛むくじゃらの彼の手首にも似合わないのでは仕方がないと思いつつ開けた
箱から出てきたのが写真左のオメガ・シーマスターでした。

「なにか、違うよなあ」と思ったものの、無理に頼んだ以上文句は言えません。
“シブシブ”使い始めたのですが、なじんでくるとだんだん好きになり、37年たった今も
大事に、大事に使っているほど気に入ってしまったのですから分からないものですね。
数年たったあと、似たようなものがもうひとつほしいなと思い始め、探したのですが、
見つけることができませんでした。手に入らないとなると余計ほしくなるのが人情ですが、
どうにもならないまま年月だけが過ぎていきました。

そして、90年4月、スイス出張の機会が舞い込んで来ました。
アイスホッケー世界選手権の取材です。
その年の11月からWOWOWの試験放送が始まる予定でした。
あとで実況・解説を入れるために現地で見ておいてほしいという指示があったのです。
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「なにスイス? スイスといえばオメガ。きっと、日本には来ていないデザインのものも
たくさんあるに違いない。しかも安いはず」と、胸をふくらませながら、古都ベルンに
向かいました。
自分の愛用品を見せては「こういう時計を探しているのだけど」と、行く先々の時計屋で
聞いてみました。しかし、返ってくるのは「今はそういう時計は作ってないよ」という
つれない返事だけで、結局あきらめざるを得ませんでした。

そうなると、「せっかくオメガの本場に来ているんだから、何かほしい」という気持ちが
出てきて、迷った挙句に買ったのが写真中央のシーマスター/プロフェッショナルです。
「探していたものとは違うけど安かったし、まあ、いいか」と納得して帰国したのですが、
しばらくして立ち寄ったビックカメラで、同じ時計がほとんど変わらない値段で売られて
いるのを知ったときはがっくりしましたよ。ハハハ。

十分に使える時計が二つあれば、もう買う必要はないはずですが、趣味の世界はそんなに
簡単なものではありません。
若いころに憧れた宇宙飛行士御用達のスピードマスター/オートマチックを買ったのは
2年ほど前にヨーロッパ出張から帰る途中の空港でした。
見ればほしくなるのだからと、時計売り場には近寄らないようにしていました。
本屋に並んでいる、腕時計専門の本なども手に取らないようにしていたのに、このときは
乗り継ぎまでの待ち時間があったために空港内をうろうろしていて、ついうっかり見て
しまったのが不運でした。ハハハ。

しかし、この3本の時計たちは幸せだと思いますよ。
大事に使われてるし、何よりも、持ち主の愛情をワケ隔てなくもらっているのですから。


それぞれのコラムのところに書き加えましたが、補足を二つさせてください。
「from DOWN UNDER」で「オーストラリアの人がイギリス人を“POMMY”と呼ぶとき、
“意味ありげ”だ」と書きました。
「POM」は「Prisoner of Mother England」だそうです。つまり、「母なるイングランドの
囚われびと」です。
「俺たちは、こちら(オーストラリア)に来て自由にやってるけど、君らは相変わらずだね」
とからかっているのでしょう。やはり「意味あった」のですね。ハハハ。

また、「メルボルン発 3」で、「ハカリを、固い床に置いたときと、やわらかい素材の上に
置いたときでは、示す数字が違うはずなのに、この日は同じだった」と書きました。
その後の「調査」では、やはり、違いがありました。
固い床の上のほうが、カーペットなどの上に比べると、1kgほど多い数字を示しました。
私の説明を鼻の先で笑ったように見えた外国のご婦人を探して、この事実を突きつけて
やりたいものです。ハハハ。

2004年1月 全豪13日目に書いた記事です。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-29 08:13 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)
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昨日のアクセスが多かったのは、“ナダルが負けた”からで、納得がいきますが、
今日も、外出から帰ってみたら、昨日を上回る勢いで、ビックリしました。
“フェデラーが負けた”からですか?やれやれ。

書き込みにも、ツイッターにも、そう書かれているわけではありませんが、皆さんから
非難されている気分です。「なぜ、書かないの?…。ハハハ。

昨日の試合を見てつぶやいたことを読み返しながら、簡単にまとめることにしました。

Womens SF
Clijsters d.Zvonareva 6-3 6-3


現役の最後のころは、結構あからさまにキム・クライシュテルスを応援していました。
今大会開幕のとき、男子についての関心は2点、と書きました。
4大会連続優勝がかかるナダルと、コーチが変わった錦織です。
そして、女子では、クライシュテルスに優勝させたい、と書くつもりだったのに、なぜか
忘れてしまいました。今となっては「ずるい」と言われるでしょうが、事実です。ハハハ。
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プレーも好きですが、なによりも、人としての美しさが好きです。
結婚してママになって、ますます美しくなったと思います。その美しさは、造形的なもの
ではなく、中からにじみ出る美しさです。
お時間があるときに、NY Timesの電子版にある、この動画を見てください。ツイッターで
紹介してから、600人以上の人が見に行っています。彼女をはじめ数人の女子選手たちの
動きの美しさはアートと言っていいでしょう。
ショットの重さは女子No1だし、精神的にもたくましいです
ダブルフォルトもサーブ・ダウンも彼女にとってはdon't care(気にしない)という姿勢が
すごいと思います。

安定したプレーでズボナレワを下して決勝に進出を決めました。
彼女の強さはテニスの技術だけではありません。幸せな家庭がベースにあっての強さ…。
だから崩れようがないのです。
リー・ナも、たぶん、問題じゃないと思います。
そう思うのは危険ですがね。ハハハ。

Mens SF
Djokovic d.Federer 7-6 7-5 6-4


ジョコビッチvsフェデラーは、相当数つぶやきながら見ました。
フェデラーをじっくり見るのは久しぶりです。調子は良さそうでした。ただし、負ける
可能性は十分にあると思っていました。豊かな経験と磨かれた技だけでは抑え込めない
ところまで若手の力は上がっているように見えるからです。
もっとも、この5年間はテレビでしか見ていないのですから、あてになりませんが。

序盤からかなり激しいラリーもありましたが、フェデラーの守備力が安定していることが
目につきました。しかし、ジョコビッチのショットにも鋭さがありました。
彼の場合、いつも問題になるのはハート…。今日はどうかな?と思っていました。

タイブレークにもつれ込んだ第1セットをジョコビッチがとりました。
大きなミスのない素晴らしいセットでした。フェデラーも調子はいいと見えたのですが、
ここという時に彼らしくないミスが出ます。このセットの15本はいつになく多いです。

第2セットに入ると、ジョコビッチの調子はさらに上がり、悩まされていたドロップ・
ショットを鮮やかに切り返したり信じられないようなショットを決めたりして、リードを
奪いました。
このセット、先にブレークする前に「今日はほんとにすごい出来だ。ひょっとすると…」
と呟いてしまいました。

しかし、すぐにブレークバックされ、さらにエラーを重ねて逆転されました。
リードしたところで、なぜか集中力を失っていました。負けるとすれば、これが原因だ、
これだけの才能がありながら全豪で一回勝っただけというのは、結局そういうことか、と
思いました。

チャレンジが成功したあと、柳さんが「すると、これはどうなるんですか?」と言いました。
「えー、これはこうなります」と鍋島アナが引っ掛かってました。
知ってるんだから…。ハハハ。

ジョコビッチが追いついてきました。
雰囲気としては、このセットを取ったほうが勝つ、と見ました。
全体としては、フェデラーにムラが少なく、ジョコビッチはは波があるのですが、スコアは
2-0…ジョコビッチがロング・セットを二つ取ってしまいました。
私の予想は、“第2セットをとったほうが勝ちそう”と思っていましたが、ジョコビッチが
取ったあとは、まだひと波乱ありそうな気がしていました。その通りになるのかどうか。
百戦錬磨のフェデラーには技もあります。このまま引き下がることはなかろうと。

第3セット第2ゲームをジョコビッチがなんとかキープしました。フェデラーに大きな
チャンスがありましたが生かせませんでした。彼のことですから、気持ちが切れることは
ないだろうと思っていましたが、直後のゲームで大ピンチを迎えます。
意地を見せてジュースまで粘りましたが落としました。彼も人間ということでしょうか。
ただし、このあたりのジョコビッチの攻めにも鋭さがありました。

第8ゲームでブレークバックして4-4と追いつきながら、続く第9ゲームを落として
万事休す。トータル44本のエラーがありました。普段の彼からは考えられません。
これではいくらフェデラーでも勝つことは難しいでしょう。
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結局、ストレートでジョコビッチがフェデラーを下しました。彼らしく、すんなりとは
いきませんでしたが、勝ち切りました。
敗れたフェデラーの態度がすがすがしく、王者らしくてかっこいいと思いました。

ジョコビッチが偉かったのは、先にブレークしたあと、二つブレークされた第2セットを
逆転して取ったことですね。成長の跡を見ました。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-28 15:56 | テニス | Comments(2)
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暮れから風邪をひいたために、今年のお正月はあまり映画を見に出かけませんでした。
しかし、これまで見た6本はなかなかの“粒ぞろい”です。
駄作は1本もなく、全部、それぞれに楽しめました。
今年も、“1本1000円”の楽しみはやめられそうにありません。ハハハ。


「髪結いの亭主」85

12歳の少年は近所の理容室のマダムが大好きだった。そのふくよかな体とにおいが。
「大きくなったら理髪師の女性と結婚する」と話して父親の平手打ちを受けたこともある。
年月が流れ、成長した彼は理容室のドアにもたれて外を眺めるマチルダに一目ぼれした。
調髪してもらい支払のとき、唐突に「結婚してほしい」と告げた。沈黙のマチルダ。
次に店を訪れたときの帰り際、マチルダが言った。
「この間は私をからかったのかしら。もし本当だとしたら、私は気持ちを動かされました。
お気持ちが変わらないなら、答えは“ウイ”です」

めでたく結ばれた二人は互いがいれば他には何も要らなかった。そう、思えるほど幸せな
日々が続いた。土砂降りの雨が降ったあの日まで…
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制作から20年たったのを記念するディジタル版です。
この作品は、主人公役のジャン・ロシュフォールがいて初めて成立するのだと思います。
男の妻になるアンナ・ガリエナという女優さんも素晴らしいのですが、不思議なことに、
ほかの作品でお目にかかったことがありません。
大人向けです。若い人には、この映画が描く人生の“機微”は分かりますまい。ハハハ。
これを見ると、夫婦の幸せとはいったいなんだろうかと思います。考えたりはしません。
答えは出ませんから。


「アンストッパブル」85

39輌、全長800メートルの貨車を引いた機関車“777”がペンシルベニア州の操車場から
“無人”で走り出してしまった。有毒な化学物質や可燃物を大量に積み込んで。
同じころ、別の貨車を引っ張る機関車“1206”にはベテランの運転士・フランク(デンゼル・
ワシントン)と研修を終えたばかりの新米車掌・ウイルが乗り込んでいた。

経営陣が事故による損失などを考慮し、決断に手間取る間に、加速しながら暴走を続ける
777を止める方法が少なくなっていく。
とうとう、最後の頼みはフランクとウイルになった…
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初めは、よくある“劇画”っぽい映画かと思って見ないつもりだったのですが、実話に
基づいたものと知って興味がわきました。
全体の90%は轟音を上げて走る機関車の中が舞台ですから、“にぎやか”で、睡眠不足でも
居眠りする心配はまったくありません。ハハハ。

“緊急事態”が発生してから、二人が問題を解決するまでを“時系列的”に描いただけの
映画ですが、少しも退屈することはありません。
一種の“活劇”として見れば十分に楽しめると思います。


「デザート・フラワー」85

果てしなく続くソマリアの砂漠の一角で遊牧民の少女がヤギの出産を手伝っていた。
少女の名前はワリス・ディリー、ワリスは“砂漠の花”を意味する現地の言葉だ。
13歳になったとき、父親によって知らない男の4番目の妻になるよう、命じられるが、
テントを抜け出して祖母のもとに走った。
のちに、祖母の手引きによってロンドンのソマリア大使館で働くようになるが、祖国が
内戦状態になって大使館が閉鎖されると行き場を失ってしまった。

街をさまようワリスを救ってくれたのは温かいハートの持ち主、マリリンだった。
マリリンの部屋に転がりこみ、ファストフード店で働き始めたワリスがファッション・
カメラマンの第一人者、ドナルドソンの目にとまる…
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ソマリアの砂漠に生まれた少女がスーパーモデルとして成功を収める、単なるサクセス・
ストーリーのつもりで見に行きましたが、もっと、深い話が隠されていました。

“割礼”は宗教的な儀式かと思っていましたが、そうではないようです。では、いったい
何の意味があって、女性に対する“非人間的”な仕打ちは続いているのか?
世界的な名声を得たあと、人前に出てこの種の過去を赤裸々に語るのは、人が思う以上に
難しいことのはずです。胸をうたれました。

ワリス役のリヤ・ケベデもアフリカ出身のスーパーモデルだそうですが、その美しさは
“圧倒的“です。


「ソーシャル・ネットワーク」90

2003年秋、ボストンのハーバード大学近くのパブで、2年生のマークはガールフレンドの
エリカと話しこんでいた。自分の優秀さに絶対の自信を持っている彼の話しっぷりには
ボストン大学に通う彼女をバカにしたニュアンスがあった。
言い争いの挙句、うんざりした彼女がパブを飛び出して行くと、腹を立てたマークは寮に
戻って、彼女の悪口や別れたいきさつなどをブログにぶちまけた。

それでも気持ちがおさまらないマークはルームメイトの手を借りて“いたずらサイト”を
立ち上げた。ハッキングして手に入れた女子学生の顔写真を並べ、投票でランクをつける
というものだったが、あっという間に学校内に広まった。1時間に22,000件のアクセス!!

大学の倫理委員会に呼び出され、観察処分が言い渡された彼に、学内の別のグループが
近づいてきた。「面白いサイトを作るので協力してほしい」と言われたマークは説明を聞き、
即答した。「I’m in」(やるよ)…
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世界で5億人がメンバーになっているといわれるフェースブックが、どんないきさつで
生まれ、どう成長し、どんな問題があったかが描かれています。
ただし、フェースブックそのものについてはそれほど細かく紹介されているわけではなく、
むしろ、爆発的なヒット商品になる過程で起きた開発グループ内の友情、対立、裏切りが
中心になっています。

ウイークデーの昼間でしたが、たまたま“メンズ・デー”だったことも重なり、若い人で
8割がた客席が埋まっていました。とにかく、スピード感があって楽しめます。
こまかいことですが、ハーバード大学の学生たちが学んでいるきわめて恵まれた環境を
垣間見られたり、世界浅い高水準の知的レベルで交わされる会話を聞けたりしたことが
拾いものでした。

ゴールデングローブ賞で作品賞など4部門を獲得したのも納得です。

ひとつだけ、年配者には“仕組み”の理解が大変かもしれません。
この日は、始まって20分で年配の夫婦が席を立って行きました。ハハハ。

80 武士の家計簿 江戸時代の終わり、代々、そろばんで藩主に仕える武士がいた
85 髪結いの亭主 唐突なプロポーズから始まった結婚生活は幸せに満ちていた…
85 アンストッパブル 暴走する列車を止める手立ては次第に少なくなっていく
85 デザート・フラワー 砂漠から生まれたスーパーモデルが抱えるトラウマとは?
90 ソーシャル・ネットワーク 学生仲間が立ち上げたサイトが大成功を収めた!
80 しあわせの雨傘 夫の病気がきっかけで経営者になった平凡な主婦が目覚めた

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# by toruiwa2010 | 2011-01-28 08:17 | 映画が好き | Comments(2)
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Mens QF
Ferrer d.Nadal 6-4 6-2 6-3


優勝候補の一角、No1のナダルが敗れました。
現代のテニスでは“夢の”4大会連続優勝、“Rafa Slam”は幻に終わりました。
第1セット第2ゲーム(ナダルのサーブ)が22ポイントに及ぶ“ロング・ゲーム”になり、
その中でナダルに故障が発生しました。
ぎりぎりで追いついたところから会心のショットを放ついつものナダルは見られません。
逆に、昨日の立ち上がりのフェレルは“大当たり”でした。

ナダルのブログに何回も書いた記憶があるのですが、ふたりは、いつも連れだって食事に
行ったり、宿舎ではプレステをして遊んだりする“仲間”です。
対戦成績は11-3とナダルが圧倒していますが、こういう場面ではあまり対戦したくない
相手だったでしょう。その上に故障発生ですから、ナダルに早々と黄色信号です。
だからと言って「暗雲だ」、「深刻だ」と煽るのは早すぎるぜ、と思いながら見ていました。
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ツイッターでは、“いまにも棄権するのではないか”という見方が多かったのですが、私は、
この段階での途中棄権は全く予想しませんでした。グランドスラムのQFをこんな形で
途中棄権するのは最も避けたいところですから。
1998年全仏1回戦のアガシが忘れられません。足が動かなくなっても最後までコートに
立っていました。それが相手へのリスペクトだと考えていたのです。

希望的観測としては、痛み止めのピルを飲んだようですし、メディカル・タイムアウトを
取ったときに患部を温めるためのホットクリームを塗ったと思われるので、効いてくれば
動けるようになるだろうということがありました。
実際、第1セットの終盤から動けるようになり、ショットにも鋭さが戻り始めている…
ように素人には見えました。
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しかし、どう考えても100%のナダルではありません。第1-2セットを続けて落としました。
ここで、さすがのナダルも考え込んでしまいました。
これでは自分のテニスはできない。故障が悪化することは“1年”を考えたら避けたい。
しかし、No1として、第1シードとして、途中棄権は相手にも観客にも失礼だ。しかも、
4大会連続優勝のチャンスは二度と持てないかもしれない。

…ナダルの頭の中ではそんな思いが交錯したのではないでしょうか。
ポジションに向かいました。しかし、やはり、思ったようなプレーはできません。
第1ゲームのあと、腰に手を当ててまた考え込む映像が流れました。
この時、彼は「よし、最後までプレーしよう」と決断したのだと思いました。
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プロのアスリートの考え方は分かりません。
しかし、過去のトップ選手はこの段階で棄権はしませんでしたね。
彼が考えているのはNo1としての責任感も含んでいると。


<<<故障を悪化させる状態でも続けるべきなのでしょうか? >>>という書き込みに
そう返信しました。
ナダルのレベルからすれば60-70 %かもしれませんが、これだけ動け、これだけ打てて、
“故障による棄権”というのは説得力に欠ける…と思ったのです。
しかも、相手は親友です。棄権によって勝利させることへのためらいもあると思いました。
2006年全豪の決勝でエナンが途中棄権したとき、かなり非難されました。
グランドスラムで初優勝だったモレスモーの喜びを“半減”させたのですから。

昨日、最後のつぶやきは…

ナダル、QFで敗退!!こういうこともある。
最後までコートに立っていたことを讃えたい。
故障したことは褒められないが、親友にマッチポイントを“取らせ”、
No1としての最低の責任を果たした。
4大会連続がいかに難しいかということか。

開幕の日のブログにこう書いています。

今大会、私の関心は2点です。
ナダルのグランドスラム4大会連続優勝は、可能性を30%ぐらいだと思っています。
3回戦の相手になりそうなフェリシアーノ・ロペスに勝てば準々決勝までは問題ないと
思いますが、そこから先はダビド・フェレル(準々決勝)、ソダリングorマレー(準決勝)…
そう簡単ではないでしょう。直前に風邪をひいたという話を聞きますが、メルボルンの
暑さを考えると、スタミナ面の心配もあります。ナダルのスタミナが問題になるなんて
珍しいことですが。ハハハ。


…不幸にして、予感は“的中”しました。
今のナダルは最強だとは思いますが、誰もが勝ちたいと願い、体調を整えて臨むグランド
スラムで“28試合”勝ち続けるのは、どう考えても簡単なことではありません。


恥ずかしながら…

夕方のニュースを見て“仰天”しました。
日韓戦で先制のPKを決めたキ・ソンヨンがそのあと日本人を侮辱するジェスチャーをして
韓国内で問題になっていると知ったからです。
ツイートに忙しくてその場面を見ていませんでした。それより、“そのこと”が、日本人を
侮辱することになるとは知りませんでした。

韓国人が猿のまねをすると、それは日本人を侮辱したことになる…
恥ずかしながら、72年生きてきて初めて知った。
韓国では、本当にそうなのかい?みんな、知ってた?
誰か教えてくれ。おかしいなあ。


そう、呟くと…
<<<ネット上では韓国人による日本人への侮蔑的書き込みとして
「倭猿」などが使われているのを何度も目にしたことがあります。
侮蔑としてサルが使われるというのを知ったのはそれぐらいです。


という“返信”を含め、数件の反応がありました。
大多数は「自分も知らなかった」でしたが、安藤優子がまるで“それは常識”みたいな顔で
言ったのでいささかあわててしまいました。
いくつになっても、“学ぶ”ことはあるようです。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-27 09:04 | テニス | Comments(18)
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いや、まいりましたね。正直言って、ここまで前のめりになってサッカーの試合を
見るようになるとは思いもしませんでした。ハハハ。
最後は、戦術がどう、技術がどう、誰が良かったというレベルではなく、チームが
一丸になって勝利に執着した結果だったように思います。
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NHK-BSの実況は鳥海アナ。
この人はスタジオ担当の時の印象がよかったので実況を
聞いてみたいと思っていた。相手が早野さんだから、
ダジャレを除けばやりやすいはず。


43件に上ったサッカー関連のつぶやきはこの一文で始まりました。
民放出身者としては、できるだけ民放で見たいのですが、テレ朝が松木・越後の
ダブル解説だけでもうっとうしいのに、ピッチ解説までいるので、“やむを得ず”
NHK-BSで見ることにしました。

鳥海アナはワールド・カップのときに、東京のスタジオを担当していましたが、
歯切れのいい語り口(口跡といいます)や解説からの話の引き出し方に“破たん”が
ないことに注目していました。
初めて実況を聞きましたが、口跡の良さに加え、 結構ややこしい韓国の選手名も
よくつかんでいました。早野さんとの呼吸も悪くなくて、立ち上がりはNHKの
先輩にもたくさんいる“要注意”が多い以外、悪いところが見当たりませんでした。
要するに、要注意の多用に要注意。ハハハ。

ただし、こまかいですが、低いボールは“あげる”だと聞いていて混乱するので、
“入れる”か“出す”のほうがいいでしょう。

前田の倒され方は脚を挟まれているように見えて、PKだと思いましたが、審判は
取りませんでした。直後に、今野が相手選手を倒してPK!
主審が少し韓国寄りという印象がありましたし、あのPKは、全体の流れの中の
“タイミング”で取られてしまった ように見えます。

キ・ヨンソンが落ち着いて決めたあと、実にいい顔をしていました。
加茂さんが「このミランの6番、いいねえ」と言ったことを思い出しました。
おいおい、バレージ、バレージ…。ハハハ。

日本の同点ゴールは見事な得点でした。
本田からのパスに始まって、長友の縦への突破、左ポストに走り込んだ前田への
クロスまで、練習通りのような展開でした。“そこにいる”のが点取り屋独特の
嗅覚なんでしょうが、これまでの日本には少なかったタイプだと思います。
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このあたりで、私のつぶやきを見た人から「早野さんとの呼吸は重要」との反応が
ありました。
早野さんは、日産時代に加茂さんが目をつけ、参謀役として育てた男ですから
頭の回転が速く、「ここで何を言うべきか」がよく分かっている人です。
こちらから合わせなくても、向こうから合わせてくれますから、決定的に呼吸が
合わないアナウンサーなどいないでしょう。

問題は、そこから先、エンタテインメントとして二人でどんなパフォーマンスに
するかということです。
意表をつかれるのはお得意のダジャレですが、そのほかにも、しばしば“軽口”が
挟まれますから、解説が早野さんだと緊張感が強くて疲れは2倍です。ハハハ。

メンバー交代のあと、「ポジションを確認したい」と切り出して早野さんの助けを
借りながら、両国の選手のポジションを改めて伝えたあたり、落ち着きがあった
鳥海アナでしたが、しばらくして、「流れが変わったから気をつけないと」と
早野さんが“放り込んだ”とき、聞き流していました。
「どこが変わりましたか?」とフォローしないと、視聴者にストレスがたまります。

後半、たびたびの日本のピンチに早野さんが2度「ハッキリ!」と言ったときも
“放置”でした。自分は分かっていても「早野さん、そのハッキリの意味を、もう
少し詳しく…」と言わないと。
結局、聞いてくれないので、早野さんが自分から変わった点を話しだしました。
NHKのプライドが言わせないのかな?ハハハ。

延長に入って、“前に前に”という岡崎の姿勢が相手DFのファウルを呼び、本田のPKは
キーパーに止められましたが、前にはじいてくれたので助かりました。
当然のことですが、猛烈な勢いで走り込んだ細貝が決めてリードしました。
しかし、日本に疲れの色が見え、攻められっぱなしになります。
残り時間の使い方など、10年、20年前の代表を思えば、うまくなったなあ、と思いつつ
みていましたが、ついに同点…。
それにして韓国のしつこさ!ハハハ。

PK戦がどうなるか別にして、ここまでは、スタミナ面で
負けていた気がする。あと1分が守り切れなかった。
余は満足じゃ、と呟いて寝るつもりだったのに。w


PK戦に入る直前にそうつぶやきました。
本田がトップに行ったとき、この男の心の強さを感じました。自分を追い込むタイプ…。
彼のメンタリティが代表全体をリードしているように思います。
本田が決め、川島が相手を止めたとき、流れは決まったようです。
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カメラが川島の“どや顔”を撮りそこなってた!

結構、受けました。ハハハ。

決勝進出は見事な成果ですね。ほめたいと思います。
早野・鳥海コンビによるNHKの放送はあまり違和感がありませんでした。
NHKのサッカー中継担当アナ“御用達”の“来る”、“来た”の多用をのぞいて…。

「選手交代をして“来ない”日本です」
…鳥海君、シュートが来た。ファウルが来た、なんでも“来る”のが
NHKの伝統らしいけど変な言い方だよ。
先輩の悪いところはマネしないように。

曲げてくる、入れてくる、あげてくる
…いいとこ取りのフジテレビと言われていたころ、ひそかに
「何でも来るNHK」と言ってました。



そして、42,43件目のつぶやきはこの二つでした。

90%満足じゃ。では、みなさん、鳥海アナの裏返った声を
耳に残しつつべッドに向かいまする。ハハハ。

(VTRの最後に今野のPKが決まったあと走り出した日本選手)
眠りに行く前に「まだこんなに走れるんですね」
…これぞ、早野さんの真骨頂。
まあ、私なら、おっちょこちょいですから、先に言って
しまいそうですが!!


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# by toruiwa2010 | 2011-01-26 09:10 | サッカー | Comments(16)
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Agassi d.Krickstein 6-4 6-4 3-0 ret.

1995年1月27日、メルボルンのナショナル・テニス・センターのセンター・コート。
試合が始まるときから右脚にテーピングをしてプレーをしていたクリックスティーンは
第3セットに入ると極端に動きが悪くなりました。
アガシの容赦ないアタックで3ゲームを連続して失ったあと、いったんはチェアに戻り
かけましたが、主審に一言、声をかけると振り返ってアガシに握手を求めました。
「えっ?」という感じでその手を握り返すアガシ…試合終了でした。
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好調同士の対戦でしたから“熱戦”を期待していた観客はがっかりしたに違いないのですが
温かい拍手で二人を見送っていました。
放送を締めくくって資料を整理しているときでしたから、二人の退場から5分もたって
いなかったと思います。コートへの出入り口付近がざわざわし始めました。
なんと、水が入ってきたのです!
外は激しい雨でしたから、アガシの試合はもちろん屋根を閉じて行われました。
この水はいったいどこから?
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屋根を叩く音は確かに強烈でしたが、度を超えた集中豪雨だったようです。
近くを流れるヤラ川の水位が上がり、そのために、テニス・センターがあるフリンダース・
パークの雨水を処理する排水設備が機能しなくなったのです。
“逆流”した水は地上にあふれだしてテニス・センターに達し、1階部分を覆ったあと、
半地下になっているセンター・コートに“侵入”してきたのです。
あれよあれよという間にコートは水浸しになりました。
こういうとき、外国人は思いがけない行動に出るものです。“水深”が20cmほどになると
スタンドから飛び降りて泳ぎだすファンまで現れました。
女子ダブルスで優勝したナターシャ・ズベレワとジジ・フェルナンデスのペアがコートに
姿を現したかと思うと、数人の女子選手が続き、水をはね上げながら踊り始めました。
残っていた観客ははしゃぐ彼女たちを見て、もちろん大喜びです。ハハハ。
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とりあえず情報を集めようとプレスルームに行くと、そこも水浸しになっていて、椅子が
すべて机の上に“避難”していました。
「これじゃ、明日の女子決勝はほかのコートに移さないとダメだろうなあ」と思いましたが、
関係者の徹夜の作業でコートは立派に整えられて、翌日以後のスケジュールは予定通りに
消化されたのでした。

手元に残っているテープに写っているのはなかなか珍しい光景です。
WOWOWのスタッフの中でこのブログを今でも読んでいる人は少ないかもしれませんが、
もし、いたら、この日の放送の最後に1分ぐらいのダイジェストがくっついています。
“記念日”のあさって、視聴者に見せてあげたら喜ばれると思うけどなあ。
権利がなければ別だけど。

映像はチャンネル5から借りる手もあると思います。
余計なことを言って手間をかけさせたらゴメン。ハハハ。

ちなみに、この日の朝のスタンドアップです。
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# by toruiwa2010 | 2011-01-25 07:29 | テニス | Comments(6)
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白鵬が18回目の優勝を飾って大相撲初場所が幕を閉じた。
ヒール役の朝青龍が引退した直後から始まった6場所連続優勝だから割り引かなければ…
という意見もあるだろう。それも一つの見方だから否定はしない。

子供のころ、東富士という横綱がいて応援していた。当時は4横綱の時代だった。
栃錦には若乃花がいた。
輪島には初代・貴ノ花が、大鵬には柏戸が、そして貴乃花には曙が…
いつの時代にも、強い横綱には好敵手がいたものだ。
白鵬の“悲劇”は、生まれてくるのが、貴乃花、朝青龍から微妙に遅れたことだろうか。

朝青龍の、動きが速くて、しかも強い相撲が好きだった。大関になるまでは、かなり
肩入れしていた。惜しいなあ。彼が“事件”を起こさなければ、今頃、相撲人気は大いに
盛り上がっていただろうに。

“朝青龍以後”だから割り引く…には一理あるとして、一方で“一人横綱”の難しさも
考えなければいけないだろう。
勝って当たり前、手抜きはもちろん、ケガをすることもできない。
精神的には辛いものがあるに違いない。
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白鵬には人間としての魅力もある。
小学校時代、クラスの人気者は“優等生”ではなく、“いたずらっ子”タイプだった。
白鵬の場合も、朝青龍のような際立った個性はないから、爆発的な人気にはならない。
しかし、日本人より日本の文化や伝統に深い関心を持ち、“相撲の心”を理解するための
努力を惜しまないモンゴルの青年に相撲ファンはもう少し敬意を払ってもいいと思う。

「親方をはじめ、日本に連れてきてくれた旭鷲山関、お父さん、お母さん、
部屋の皆さんにありがとうと言いたいです」

2006年の5月場所で優勝したときのインタビューで「おめでとうございます」と言われ、
“通りいっぺん”ではないこの感謝の言葉を聞いて、一気にこのモンゴルの青年に対する
リスペクトが高まった。両親や部屋の関係者はともかく、モンゴルから相撲界への流れを
作ってくれた郷土の先輩の名前は、思い付きで出てくるものではないと思う。
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場所に入ってから風邪をひいたと聞くが、稀勢の里に連敗したのはいただけないにしても
立派な優勝だった。14日目、大関把瑠都の190キロの巨体を右からすくって投げ飛ばした
豪快な技には舌を巻いた。技とタイミング…朝青龍も、しばしば、派手な相撲を見せた
ものだが、モンゴル相撲には何か、特別の秘密が隠れているのだろうか。
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年始の週刊朝日の表紙を飾った白鵬は、「ちょっと恥ずかしいです」と、はにかみながら
カメラに向かっていたそうだ。
そして、撮影が終わると、「今度はみんなで撮りましょう」と、その場に居た人たちとの
記念撮影を提案したのだという。
土俵を離れたら、常識が通じる普通の青年ということだろう。

そんな大横綱なのに、“ふさわしい敬意”が払われているようには見えない。
テレビやスポーツ紙など、相撲ジャーナリズムの責任ではないのか。


参考:「モンゴルに学べ」
http://bit.ly/glrQH5


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# by toruiwa2010 | 2011-01-24 09:07 | 大相撲 | Comments(2)
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Mens 3R
Nadal d.Tomic 6-2 7-5 6-4


今大会初めて、ナダルのプレーをじっくりと見ました。時々、呟きながら。
音声を絞っていたのでどういう話なのか分かりませんでしたが、久保田アナが地元紙の
一つ“The Age”をかかげていました。写っていたのは、ナダルとトミックが仲良く
並んだ写真でした。
1,2年前、トミックが憧れのナダルに初めて会い、一緒に練習した…そんなストーリーを
想像しながら見ていました。ハハハ。

幼さの残る顔で練習を始めたトミックは緊張を隠せませんでした。

ナダル見参。音声絞って観戦中。
3回戦の相手はフェリシアーノ・ロペスなはずだったが。
そのロペスを3セットで下したトミック…スケールは大きいけど、
ショットが荒くて甘そう。あまり、問題はないと見るが、果たして。


開始直前に、そう、つぶやきました。
“ツボ”…この場合、いい位置でいい高さにボールが来ると、という意味ですが、豪快な
ショットで簡単にエースを取りますが、少しでも態勢が不十分だとボールはコートの外に
飛びだしたり、ネットにかかったりします。
2,3ゲーム見ただけで、トミックは、いいショットのパーセンテージがとても悪いことが
分かりました。

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まずいなあ。ヨミック君のショットに精度が出てきた。
若いだけに波に乗ると怖い部分もある。
まあ、負けることはないだろうが。
1ゲーム返したが、このセットは落とすかもしれない。


第2セット、ナダルが0-4とされたあと1ゲーム、ブレークバックしたときのツイートです。
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頭に浮かんでいたのは1996年の全豪3回戦です。
舞台も同じセンターコート、世界No1に挑戦する地元期待の星…という構図も同じでした。
この時は、サンプラス対フィリポーシスでした。ランクは40位でしたが、大きな体から
強烈なサーブを繰り出す19歳の若者はチャンピオンを圧倒しました。
第2-3セットはタイブレークですが、サンプラスのチャンスはほとんどありませんでした。

ただし、昨日の試合では、ナダルに“危ない”という雰囲気はなく、かりに第2セットを
落としても負けることはないと思いながら見ていました。
今朝の朝日新聞に「ナダルを苦しめた」との記述がありました。
スコアだけを見ると、そうなんでしょうが、私の印象とは違います。ハハハ。

あらら、トミック君。若さが悪いほうに出ちまったなあ。
こうなると、 ナダルの逆転もある。0-4を追いつくか?
完全にナダルペースになってきた。


焦る、逃げようとする、早く終わらせたいと願う…大物相手にリードしたときに若手が
陥りがちな“わな”にはまって行きます。

TBならトミックにもチャンスがあると思ったけどなあ。
これだけエラーが多いとどうにもならない。
1ポイントの大事さが分かってない。もったいないなあ。
コーチの目が行き届いてないのか。


結局、ナダルに逆転を許したトミック。
1-2回戦の6セット中、3セットをタイブレークで取っていただけに、もつれる可能性も
あると思っていましたが、エラーが多すぎました。しかも、イージーな…。
たとえば、今シーズンから錦織についたギルバートなら、1ポイントの大切さを根気よく
教えると思います。失ってはいけないポイント、失ってもいいポイント。その形…。

惜しいセットをとりそこなうと、がたがたになるケースが
特にランクの下の選手に多い。ここはどうか。
地元だから頑張るかな?
マンガでは親父さんから「夜中0時前には帰ってくるなよ」と
言われていたが。w


競り合ったセットを落とすと、格下の選手ほどがくっときます。
トミックは、そんなこともなく、よく頑張りました。
しかし、アガシは優位にたっても、スコア的に多少追い込まれても、常に同じペースで
プレーを続けていました。
驚いたのは、最終場面です。

6-2 7-5 5-3 …相手のサーブで40-15になっても、まったく気にせず、
次の自分のサーブで決めればいい、とも考えないナダルの素晴らしさに脱帽!
見習え、若いの。ハハハ。

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第3セット第9ゲーム…「よし、こうなったら、次のサービス・ゲームで決めよう」と
考える選手が多いはずです。しかし、ナダルは常にチャンスを狙っています。0-40でも…。
そこが、“並み”の選手と決定的に違うところでしょう。
指導者は技術以外のこういうところを自分の選手に教えないと。

しかし、ナダルはここまで少し楽をしすぎてますね。“反動”がこなければいいですが。
やはり、ナダルvsフェデラーの決勝を見たいですもの。


あゆみチャン、2005年全米のときにあったのが最後だけど、
すっかり女性っぽくなって…。テニスの腕も上がった。
丸山淳一さんも好きな解説者だった。
さあ、ワン・オールだ。勝つチャンスも十分!!


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昨日の午前中は、森田を応援していましたが、惜しいところで4回戦進出を逃がしました。

そのほかにもいくつか…。説明は省略。ハハハ。

時間があったら⇒ http://bit.ly/bkFAk3 をどうぞ。
@asobinin_you 体力は…。現時点では仕方ない(悲)
RT @toruiwa 錦織、気になるのは体力です。
http://bit.ly/gcj6gr

ミュージックフェア…徳永英明の「春の雪」が絶品だった。
大ヒットの予感。

9・・・グランドスラムの数?

09でしたっけ?だとすればそちらが正解でしょうね。
9ならGSのタイトル数でしょう。
09だったか、9だったか、もう思い出せない。ああ。
@yukirafa こないだ、wowowの人が、2009年に優勝
という意味じゃないかと言ってましたけど

私は免許をもってませんが、ハンドルにも遊びがないと、危ないし、
運転していてもつまらない、と聞きますね。
一緒にしちゃまずいでしょうが。ハハハ。
@・・・・・ @toruiwa 岩佐さんの実況ツイートでナダル戦観てます。
やはり試合が倍面白くなります!今のWOWOW実況は遊びが無く、
普通すぎて物足りないです。

http://blogs.yahoo.co.jp/toruiwa2006 ← 私のブログです。
カテゴリ「ナダルのブログ:臨時」に、ラファ関連を集めています。
よろしかったらどうぞ。 @yukirafa

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# by toruiwa2010 | 2011-01-23 10:00 | テニス | Comments(7)
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12日目、男子準決勝の第一戦、ディフェンディング・チャンピオン、アンドレ・アガシ vs
ノー・シードのマラト・サフィン…忘れることができない試合になるでしょう。
結果はごらんいただいたとおり、サフィンが76/76/57/16/63でアガシを下して、この大会、
2年ぶり2度目の決勝に進出しました。激戦でした。見事な試合でした。
「マラト、君はどこに行ってたんだい?」と聞きたくなるようなサフィンの完全復活を
告げる快進撃。それも、すべてロング・マッチ。

4回戦までは、勝ってもおかしいと思いませんでした。
しかし、準々決勝で全米チャンピオン、ロディックにせり勝ったとき「これは本物だ」と
思いました。何よりも、精神面の充実に驚かされました。
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彼のことは、1998年のローラン・ギャロスに登場したときから興味を持って見ていました。
その少し前のデビス・カップ一回戦、アメリカとの対戦で健闘し、「ロシアにスケールの
大きな逸材あり」と伝えられていたからです。
全仏は、いわば、世界への本格的なお披露目でした。
予選から勝ち上がり、1回戦でアガシを下したとき前評判はウソではなかったと確信して、
柳さんと、新しい若者の出現を歓迎し、喜びました。

しかし、前途洋洋と思われた彼には、“内なる敵”がいました。ハハハ。
第三者が見れば、「今のは、そう簡単には決まらないだろう」と思うようなショットでも、
失敗すると自分に、ラケットに当り散らし、それが自滅につながるシーンを何度も見る
ようになったのです。
2000年の全米決勝で、夢のような、完璧なプレーを見せてサンプラスに勝ってからは、
特にひどくなったように思います。「あんなプレーは二度とできないよ」と、そのときは
言っていたのです。

しかし、頭から離れなかったのでしょうね。ミスをするたびに、「あのときの俺なら」と
比べてしまう、自分に腹が立つ、プレーが空回りするという悪循環が始まりました。
かつてのコーチ、ビランデルは「それがマラトの不幸なところだ」と言います。
その通りだと思います…いや、思っていました。ずっと。
しかし、今大会は、序盤こそ同じような振る舞いがありましたが、3回戦あたりからは
それが影を潜め、「今までなら」と思う場面でも、じっと耐える姿を見せました。
決勝の結果がどうあれ、ロディック戦、アガシ戦、この2試合は、「ニュー・サフィン」の
到着を告げる試合として記憶されるのではないでしょうか。
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全豪26連勝でストップしたアガシは、精一杯のプレーをしたのだと思います。
あらゆる数字が、何も悪くはなかったことを示していました。それでも勝てませんでした。
しかし、最後まで決してあきらめることなくボールを追った彼に拍手を送りたい気持ちで、
“HOUSE OF AGASSI”を去る姿を見ていました。ここで彼がおかしなことをしたのです。
ここ数年、勝ったときはコートの中央に出て四方のスタンドへ向けて投げキッスをそえた
挨拶をしていました。逆に、負けたときには勝者に“スポット・ライト”を譲るために、
何もしないで退場するのが彼のやり方でした。
ところが、この日の彼は、まっすぐ出口には向かわず、勝ったときと同じ挨拶をしました。

反射的に「これはもしかすると、今年いっぱいで辞めるという気があるのではないかと、
それが気になります」と放送の中で言いました。スタジオに戻すまでの残り時間が30秒を
切っていたため、フォローができませんでしたが、そう思ったのには理由があったのです。

準々決勝を、グロージャンのリタイアで勝ち上がったあと、コート上でマッケンローの
インタビューがありました。去年、やはり準々決勝のころ、「賭けをしていて、優勝したら、
シュテフィは僕と組んで全仏のミックス・ダブルスに出ることになってるんだ」と話して、
ファンやマスコミを喜ばせました。しかし、グラフの妊娠もあって実現しませんでした。
今回は、マッケンローの誘導に引っかかった形で、「去年は約束が果たせなかったから、
また話してみるよ」と言い、さらに「ここで約束して、全仏で実行するのもおかしいから、
来年、ここでやるかも」と付け加えました。
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これを聞いたとき、「あれ、おかしいぞ」と思ったのです。
もともと、出場すればシングルスに集中したいはずのアガシ、引退して出産を経験した
グラフ、本気で「ミックス・ダブルス」を考えるでしょうか。
グランド・スラムは、ミックス・ダブルスも、「ちょっと、遊びで」という世界ではなく、
そのあたりをこの二人が軽く考えるとはとても思えません。
私の推理は「アガシはすでに今年限りでの引退をきめていて、約束を実現できなくても、
誰も傷つかない、怒るに怒れない“来年”と言っておけば、と考えたのではないか」でした。

シーズンの初めに「今年が最後」と宣言し、行く先々でお別れのセレモニーをしてもらう
選手もいますが、アガシの美学は別のところにあると思います。
会見では、「いつが最後になるかわからないじゃないか。さよならを言っておきたいんだよ」
としか言わなかったようです。
しかし、私には、きのうの「異例の挨拶」はアガシ流の別れのジェスチャーだったのでは
ないかと思えてなりません。考えすぎならいいのですが。
今、全仏、全米での彼の試合はすべて見て、まぶたに焼き付けておこうと思っています。

2004年全豪のときのコラムです。
サフィンとアガシ…二人の人気選手の話なので、大勢いるはずのファンに贈ります。


あとで、ナダルについての記事を更新する予定です。

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# by toruiwa2010 | 2011-01-23 08:46 | テニス | Comments(4)