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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

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@toruiwa ネットでは随分非難されていましたね。
途中で見るのをやめた自分は後で残念だなと思いましたが、
やらなかったのでは別にね、と。ちなみに試合はJsportsで
見ていました。いろんな意味で見ていて楽でした。

きのうの夜、突然、Aさん発信のこのツイッターが飛び込んできました。
世界フィギュア期間中に何人かの“初対面”の方々と知り合いましたが、すぐに意見が
合わなくなり“破局”しました。お相手がいろいろ私を非難するツイートをしていたので、
そのことかと思いましたが、2行目以後とつながりません。
相互フォローしていてこれまで問題がなかったAさんが「あなた非難されてましたね」と
突然、からかっているようにも取れるツイートをしてきたのだろう?と戸惑いました。 
リプライしました。

こういうのがよく分からなくて困惑するのですが、この場合、
“非難されて”いるのは私ですか? @AXX ネットでは随分
非難されていましたね。

AXXさんからリプライがないまま時間がたつうちにBXXさんからのツイートが来ました。

岩佐さんが非難されている‥と感じるのは自由ですが、
発言するならすべての関連コメントを見てからにしてほしいですね… 
まぁ、遠見の軽いツイッとなんでしょうが…(苦笑) 
RT @AXX @toruiwa ネットでは随分非難されていましたね。

ビックリ仰天しました。
AXXさんに向けて「岩佐が非難されていると感じるのは自由だ」と言っているのですが、
私は、“岩佐さん”を私に対する呼びかけのように受け取っていました。
つまり「岩佐さん、自分が非難されていると思うのは自由だが」と言われているように。

「こりゃまた、往復ビンタの連続だなあ」と絶望的になりました。
今朝になって「ロシアからの詩やグランド・フィナーレをちゃんと放送しなかったことで
“フジテレビが非難されて”いる」と言いたかったことが分かりました。
BXXさんと私の“早とちり”ですが、140文字の制限があるツイッターの難しさがモロに
出た場面でした。
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10日足らずの間にツイッターをめぐっていろいろありました。
いずれも向こうからコンタクトがあって、初めはスムーズに交流できそうだったのですが、
どこかで“ボタンの掛け違い”があったのでしょう、残念な結末になりました。
いくつかのケースを紹介します。すべてのツイートを、誤変換、記入ミスも含め、すべて
原文のまま、時系列に並べて表示してあります。
どこで、どちらが間違えたかを考えるのもいいでしょう。あるいは、“反面教師”として、
よくよく気をつけなければいけない、と肝に銘じる材料にするのもいいと思います。

まず、“元スケーター”と私が交わしたツイートのすべてです。
時刻は参考程度に考えてください。短い時間にたくさん書き込まれていたり、少し間が
あいた所もあったりするのが分かると思います。
発信者がどちらかはあえて記しませんが、容易に判断できるはずです。


はじめまして。私も元選手ですので、靴とブレードの事は理解しています。
本田さんの解説の件ですが誰も予想は出来ない性質のアクシデントです。靴を履く前に
ネジは緩んでいないか?ぐらついていないか?ってチェックは競技者なら当然の行為です。
怪我に繋がる事ですから。Sun 01 May 17:16

事前にネジの状態を知るには非破壊検査装置やX線で撮影するとかしないと
無理なのでは?プロ野球選手がグラブやバットにこだわりを持って扱いますが、
バットが折れる折れないを事前に検査出来ないのと同じですよね。目で見えない
ネジの状態、手の感触でしか判らない事ですから。 Sun 01 May 17:23

ご丁寧にありがとうございます。
ツイッターを眺めていて、いつか、あなたに質問したいと思っていました。
それはさておき、まず、あのアクシデントの真相はですが、ねじが緩んだんですか?
折れたんですか? Sun 01 May 18:49

突然の意見投下の非礼をお許し下さい。
状況的に推察するしかありませんが、4/29見解をコチラにまとめてあります。
→ (@XXXX)/2011年04月29日 - Twilog http://bit.ly/xxxx 
Sun 01 May 20:26

よくわかりました。それでも、本田解説には不満が残ります。
“想定外”だけでは説明になりませんね。視聴者が知りたかったのは二点。
何が起きたか ありがちな出来事か… @XXXX さんのツイートを要約すれば
私も余計なことをツイート&ブログに書かずに済んだのに。w 多謝  
Sun 01 May 20:58
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少なくとも身内擁護的な発言ではないと思います。経験上・状況・道具に対する考え方、
そばで見ている人間ですから、不可抗力なのは間違いないという見解で述べたのでしょう。
私も、状況的に先日のツイートと、同じで様々な要因が重なった上で偶然あのタイミング
だっただけと感じます  Sun 01 May 21:51

誤解されてませんか。この件に関しては「身内擁護的な発言」とは言っていません。
しかし、解説者として放送席にいる以上、「シューズはこうなってます。普通は起こり
得ないアクシデントです」と言わなければ失格です。私が実況だったら前記の2点は
説明を求めますね。 Sun 01 May 22:01

短い時間で簡潔に靴の構造、何故想定外なのかを説明するのが難しいというか、流れ的に、
再開の話しに移行したのだと思います。靴は本革で靴底は堅い木かカーボンです。
ジャンプの衝撃で一気に固く締められたネジごと外れたようです。
古くなった靴を使い続けると木が腐りはじめます。  Sun 01 May 22:56

この件の後日談は、どこかのブログに真相が書かれているそうです。
ただいま携帯からなのでキーワードで探してみて下さい…。  Sun 01 May 23:04
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よくある出来事か?に関しては、男子では世界のどこか、時々起こってるでしょう。
ひとりに限定すればスケート人生で1回あるかないかってぐらいのレアケースだ思います。
だから運命的なアクシデントだと感じました。  Sun 01 May 23:24

いろいろご教示ありがとうございました。
私は何が何でも本田の解説がダメだと認めさせようと思っているわけではありませんが、 
@XXXX サンはどうしてもかばっているように聞こえます。
なぜ、レアか、なぜ想定外かを説明しなければ解説の意味がありません。
お手数でした。  Mon 02 May 03:27  

《一応、相互誤解を防ぐ意味とご確認のために》私が最初にコメントを入れたツイートです。
この最後の仲間意識は不必要という部分については4つ目にレスした内容です。
RT @toruiwa: 誰も予想ができない、と本田解説:
《中略》 解説としてしっかり話してほしい。仲間意識は要らない。Mon 02 May 04:11

私は別に本田さんをかばう必要も無いですが、現実的にTVの解説の立場ですと、
実況アナに質問されるケースもしくはカンペで説明せよ、との指示が無ければ、勝手に
しゃべる訳にはいかないのでは?と、考えたのです。
本田氏は師弟関係がある高橋選手をかばう意図の発言でないはず。Mon 02 May 04:15

緊迫した状況で、2~3分間の時間の中で指示や質問もされない状態で解説者が勝手に
『こういった状況は想定外で不可抗力です』ぐらいしか説明できないのではないでしょうか。
何故想定外だったのかを説明するのなら、演技終了後の時間をもらって、説明する
必要があります。   Mon 02 May 04:18

では、現実問題として、秒刻みの放送スケジュールの中で、質問も指示も与えられて
いない情況で、絶対自分が説明しなければならないと、解説者は考えるでしょうか? 
それは現場経験のある岩佐さんの方が詳しいはず。岩佐さんが実況であれば聞かれたら
ちゃんと答えたでしょう。   Mon 02 May 04:20

1分あれば400字詰め原稿用紙1枚分話せます。本田は昨日今日の解説者じゃありません。
あの“事故”は分かりにくいものだからこそ説明する必要があったと私は考えます。
時間がもったいないです。もうやめましょう。本田いじめに聞こえてしまいますから。***
Mon 02 May 04:25

そこでですね、岩佐さんの『誤解されていませんか』のレスの中に説明せねば失格です。
との記述があり、私が実況なら疑問の2点は説明を求める。との事ですから、僭越ながら
本田氏に直接聞けない状況ですし、こういった理由で、不可抗力・想定外だと思います。
と、私がレスしたのです  Mon 02 May 04:26

ビスが外れた状況的な事は先に説明させて頂きましたが、不十分だったでしょうか? 
誰かが高橋選手の気がつかない状況でビスを緩めない限り、神様のイタズラとしか
考えられないぐらいの確率で起こったアクシデントです。6分練習から靴を脱ぎ
そこら辺に放置するような管理はしない。   Mon 02 May 04:33

http://bit.ly/xxxx 私の靴の画像ですが添付しておきます。
4/29の説明通り、通常のブーツ状の靴というよりもスキーシューズぐらい硬い靴で丈夫な
木が靴底についています。ビス長はカカト部分は3センチ程度。  Mon 02 May 04:36

その点は、番組ディレクターもしくは報道のプロである実況アナウンサーの持って
いきかたに問題があるとは、お考えになれませんか? 
彼はゲスト解説者で仕切れませんよね。 質問されない事を説明しない。解説者失格。
では本田氏批判と受け取られる事確実ですよ。  Mon 02 May 04:40

よくわかりましたとリプライしましたね。靴の構造まで説明する必要はありません。
「スケーターのシューズは皆さんの想像以上に頑丈に作られています。この状況でビスが
外れることは普通は考えられません」と話せば十分だったのです。
つっかえながらでも30秒です。  Mon 02 May 04:41

もう一度時系列をご確認のうえ、岩佐さんの後輩アナウンサーや番組進行役の業務と、
ゲスト解説者の立場での、解説者判断だけで、説明を求められていないアクシデント説明・
原因説明など、どこまで発言が可能なのか?って部分を、再考頂ければ幸いです。
長々と失礼致しました。   Mon 02 May 04:46

本田氏とアナのやり取りの内容詳細はやや曖昧な記憶になってますが、アナ質問に対し
『これは想定外の通常では考えられないアクシデントです』でも、十分説明を果たしてると
思います。
アナは報道のプロ、本田氏はスケートのコーチ、靴&ビスの説明は一般人には十分でしょう。   Mon 02 May 04:54

これで、お互いにこれ以上話し合っても無駄と理解しました。
私は、***の時点であきらめていましたので、このあと、ブロックしました。
ブロックの理由の一つは、彼女(彼?)のアイコンがチラチラしすぎることでした。
相手もそれっきり忘れていると思いましたが、2日後、戻ってこられました。


う~ん 自分宛の中から、あの方宛てのツイートが消えている。
推察するに、一度ブロック処理をして、再度ブロック解除したみたいですね。
なんだかな~!
覚え書き…(@XXXX)/「toruiwa」の検索結果 http://bit.ly/xxxx  
Wed 04 May 08:07

しばらく眺めていると、その後も長々と私の批判を続けていました。
要するに最低の男だと。そこで、ブロックを解除して書き込みました。
本当は、ほかの人には見えないように、ダイレクト・メッセージに
したかったのですが、うまくいきませんでした。


ブロックしたはずなのにmeyouでたまたま、読んでしまいました。
もうおやめになったらいかがですか、十分思いのたけを書いたでしょう?
私の悪口を書いて、仲間内で憂さを晴らす… みっともなさをさらすだけですから。
午後には再びブロックさせてもらいます。 Wed 04 May 10:48

5/5 18:56:01 には、まだ、こんなことを呟いておられました。

@XXXX あの件については呆れかえるばかりです。
スポーツマンシップを学べず、危機管理能力の欠如、クレーム対応力の欠如、
そして、最後はフィギュアスケートファン全てを【ヒステリー集団の輩】と、
タグを付けてツイート…救いようがないです。元職場に泥を塗り自分にも…

@XXXX はじめまして、フォローありがとうございます。 勝手に向こうから
打ち切っただけですので、ほっとくしかないですね。自分の考えが全て正しい
(スタンダード)と思い込み、周囲の意見を取り入れる事が出来なくなれば、
急速に人望はなくなります。

…しかし、表の顔と仲間内の顔がずいぶん違うものですね。
なお、私に非がないなどというつもりはありません。
夫婦げんかは犬も食わぬ…と言いますから、興味のない方も
大勢いることでしょう。貴重な時間をすみません。


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# by toruiwa2010 | 2011-05-07 09:58 | 岩佐徹的考察 | Comments(41)
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Antipasto

金額を聞いて仰天しました。
1990年代初め、ボクシングのヘビー級に久しぶりに登場した人気者、マイク・タイソンの
試合の放映権料です。
豪快なKOで勝ち進んで、ボクシングを知らない人の間にも人気が広まって、その権料は
どんどん上がって行きました。

WOWOWに出向していた私は、古巣のフジテレビや仕事をしたことのある他の民放局の
プロデューサーに“取材”して、ある数字を得ていました。
「1試合 X,000万円でも手を出すことはあり得ない」がコンセンサスでした。
“費用”の回収が難しいからです。それをWOWOWは…
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1994年を最後に、フジテレビが「全米プロゴルフ選手権」から手を引いたとき、代理店は
必死に、ほかの局をまわりましたが、引き受け手が見つかりませんでした。
どこも放送しないとなったら、本社から厳しく非難されます。焦ったことでしょう。
どうしたか。もう一度フジテレビに行き、頭を下げて放送が続くことになりました。
“今年はタダでいいです、来年はX,000万円で”という条件でした。
この情報はWOWOWの上層部にも伝えました。しかし、交渉事に不慣れだったために
結果的には億単位(およそ4倍)で買わされていました。

社員から聞いて「だまされないように、情報を入れてあったのに」とがっかりしました。
トイレで隣り合った幹部が「岩佐さん、いろいろありましたけど、契約できました。
しかも、全米シニアプロゴルフ選手権もついてるんですよ」と自慢げに言うのを聞いて
「ダメだ、こりゃ」と思いました。
シニアのほうは、何処もほしがらないし。“お荷物”にしかならんのに…。ハハハ。

テレビの放映権料はべらぼうに高いものです。BSやCSの登場でソフト(映画、スポーツ・
イベント、コンサートなど)の奪い合いになって完全な“売り手市場”になりました。
強いソフトは数年ごとの契約更改がめぐってくるたびに、値段がつり上がります。
売り手側には、どの組織にも駆け引きのうまい人物がいますから、テレビ側は大変です。

タイソンの件について“費用の回収”と書きました。
放映権を手に入れるのに使った金を取り戻すことです。ボランティアではありませんから、
当然“なにがしかの”利益を乗せて。ハハハ。

なぜ、タイソンの試合は費用の回収が難しいのか?

タイソンの試合は日本時間の日曜日正午にゴングが鳴るように日程が組まれていました。
この時間帯のCM料がゴールデンよりはるかに安いことが局側のネックになるのです。
安いならスポンサーがつきやすいだろうと思うでしょうが、今度は企業側が二の足を踏む
大きな懸念がありました。当時、“最強”と言われたタイソンの試合は、1~2回で終わって
しまうことが多かったのです。ノックアウトです。
放送枠後半のCMが流れるとき、テレビの前には誰もいない…タイソンの力から考えると
確率の高いリスクを冒すには、いくら安いCM料でもためらうじゃないですか。ハハハ。
日曜の昼ですから視聴率はあまり期待しないでしょうけど、スポンサーがつかないのでは
話になりません。赤字を覚悟することになるのですから。

Primo piatto

世界フィギュアも高かったに違いありません。
そして、どこが中継しても、自局のほかの番組との兼ね合いも考えた上で、最も効率よく
“費用回収”がはたせるように放送枠を組むでしょう。どうしても、ゴールデン、それも
できるだけ長く…となるのは自然の流れです。そこに可能な本数のCMをぶちこむのです。
放送枠に対して許されるCMの総分数は決まっていますが、正確なことを知りませんので、
ここでは割愛します。

フィギュアを会場で見たことがないので正確なことが言いにくいですが、公式練習の前に
整氷があって、練習が始まると一グループ・6人終了まで、得点発表の間をのぞいて
競技は切れ目なく続きますよね。
生中継にしにくい理由の一つがそこにあると思います。公式練習の6分の間、だらだらと
CMを流すわけにはいきません。キッス・アンド・クライも外せません。
選手がリンクインするところでCMを入れるわけにはいきません。
“CMチャンス”といいますが、入れるタイミングは録画のほうが見つけやすいのです。
リンクではすでに次の選手の滑走が始まっているのにCMを挟んでインタビューするのも
録画だからこそ可能なのです。とにかく、CMの消化はファースト・プライオリティです。
スポンサーから金が出ている以上、当然です。
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もちろん、視聴率も重要視しているでしょう。
フィギュアの熱狂的なファンなら、下位の選手でも見たいでしょうが、多くの視聴者は
そうではありません。テニス放送では、よく「一般の人がプレーするのはダブルスだから
ダブルスの放送を」という声があります。その声にこたえてWOWOWがダブルス特集を
放送しましたが、結果は散々でした。口で言うほどには見ないものなんです。ハハハ。

で、フィギュアでも、視聴率が下がらないように下位の選手をカットすることは十分に
あると思います。これは生中継ではできないことです。
スポーツは生が基本…それは誰もが考えることです。テレビの現場の人間も同じような
思いを持っています。しかし、“親方日の丸”のNHKなら簡単にできることでしょうが、
民放は、いろいろ考えなければならないことがあるのです。

エキシビションの放送で、意味のあるものがカットされていたと大騒ぎになっています。
日曜日は、9時から「行列ができる…」、終わってからは、録画したドラマ「JIN」を
見たので、エキシビションはCSでロシアのジュニアの度肝を抜かれるほどみごとな演技を
見ただけでした。ですから、カットした部分で、何をどのように放送したかについては
まったく知りません。

この記事を書くにあたって、昨日、初めて、グランド・フィナーレを見ました。
素直に素晴らしいと思いました。Youtube ではなく大きな画面だったら感動したでしょう。
ロシア連盟から贈られた詩…読み手があまりうまくなくて、もったいなかったですね。
字幕まで出ましたから、同じものがフジテレビにも早い時点で届いていたはずです。

なぜ、放送に乗せなかったか?

私は、たとえ母局のことでも、立ち位置は同じ、“是々非々”で臨んでいるつもりです。
WOWOWも含めて、今では、義理もしがらみもありません。
フィギュアの放送のたびに、突っ込んでいることは知る人ぞ知る…です。

で、考えられるのは、制作者のセンスが悪い…これでしょう。ハハハ。
大したものじゃない、と判断して、放送するべき素材から外した…
“意図的”という意見もあるようですが、どうでしょう。少なくとも“恣意的”にでは
ないと思います。そうする理由がありません。
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もうひとつ。
番組が終盤に入っていたとしたら、ほかに“must”のものがあって、入れられなかった…
ことが考えられます。そのあたりは、2台並べて見ていないと分かりません。
詩は1分程度のものでした。
フジテレビのスタジオに高島彩がいたのですから、彼女なら、情感たっぷりに読んだと
思いますが…。それにしても、日本語訳が下手ですね。

全体を見ていないのに“断罪”するのも酷ですが、ファンを怒らせる放送をした可能性は
否定しません。バカなプロデューサーがいたのかも知れません。メイン司会にタレントを
連れて来ているところから“お利口”じゃないですから。

・日テレは自局のアナをそっちのけにして、読みが下手なのに人気だけで
 “奇跡の○歳”をニュース番組に使う。
・テレ朝は、羽鳥を引き抜くのに金を遣い、おかげで「やじうまテレビ!」には
 金が回らなくなったのか、うらさびしい雰囲気になった。
・TBSには、視聴率が稼げると思い込んでニュース番組のメイン・キャスターに
 明らかに力不足の小林麻耶を起用した。


…どこにも、大バカ・プロデューサーはいるものです。
NHKで誰がいたか思い出せないのは“安全第一”の局だからで、優秀なスタッフばかりが
集まっているわけじゃありません。NHKなら、生で全部やってくれるのに…とおっしゃる
ファンもいますが、それは皆さんのお金がNHKに入っているからだし、視聴率をまったく
気にしないでいいからですよ。それを忘れて、災害報道でも「さすが、NHKだ」と誉め
たたえる人が多いですが、なめられますよ。ハハハ。
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ま、それはそれとして、フジテレビが“やらかした”のかもしれません。
ただ、なんでも叩けばいいというものではないでしょう。安藤の3ヶ国語を“駆使した”
インタビューの模様が流れなかったのは、もう十分だと思ったのではないでしょうか。
はっきりは覚えていませんが、自局のアナウンサーで、滑走直後と優勝が決まったあとに
インタビューしてましたよね。だったら、たぶん、それが理由でしょう。
ファンにとっては、「素晴らしかったんだから、見せろよ」と言いたいところでしょうが、
そんなに、あれもこれもと言われても…とフジテレビは言うかもしれません。ハハハ。

ファンは、あんな話をした、こんなビデオを流した、あれを流す時間があったんだから、
放送できたはずだと、さらにクレームは続くんでしょうね。
放送は、あらかじめ構成されていて、「あれを外してこれを入れればぴったりじゃん」と
視聴者が考えるほど単純ではないのです。もちろん緊急時にはそれなりに対応しますが、
フジの責任者は“どうしても”とは思わず、既定方針通りに進めたのだと思います。
放送全体として、この大会の開催・実施にあたってロシアのスケート連盟が見せた配慮が
視聴者に伝わらなかった点は責められても仕方がないでしょう。

Secondo Piatto

“韓国寄り”という見方は、一部のフィギュア・ファンに深く深く浸透しているようです。
ストップ・ウォッチではかるのか、キム・ヨナの映像(インタビュー)が日本人選手たちより
長かった、というような指摘もありました。おい、フジテレビ、次回からは、1秒だって
長くするんじゃないぞ!
…次はないのかも知れんが。ハハハ。

定年になったあとの12年間で私に断りもなく急激に韓国寄りになったのでしょうか?
アリエヘン! ニュースやフィギュア中継の現場に鬼軍曹のような韓国人スタッフがいて
ああせい、こうせいと指示するのかなあ。
ま、「竹島は昔から韓国の領土でした」とでも報道したら“韓国寄り”だと認めますがね。
株は私も持ってるんだから、日枝会長!対馬海峡の方向ばかり向いてないでよ。

韓国に不利な映像、ブーイング等を未然に防ぎ、
韓国に有利なものを挿入するため(過去の試合で前科あり)


数日前からRTされまくっているブログに、録画放送の理由の一つとして書かれています。
そこまで妄想が進むと、ギブアップするしかありません。洗脳されたように、思い込みが
激しいですから、何を言っても、脳まで到達しないのですから。

他の情報番組でも、韓国の宣伝がしつこい。
キム・ヨナを、他の日本人選手以上に大事に扱う。
キム・ヨナのジャンプのミスは、あまり放送しないが、
対比のため、浅田真央のジャンプのミスは、
何度もリピートして、減点の理由をしつこく説明し、
不当な減点を正当化しようとする(荒川静香に、台本を読ませる)。


わーお。どうしますか。つける薬がありません。
…というか、金メダリスト・荒川静香、台本を読むんだ。初めて知りました。

ビデオに細工…という話は以前も出回っていました。
誰かが意図的に書いたものがどんどん拡散して行くようです。
自分の意見をほとんど持たず、やたらにRTが多いのは#figureskateの特徴です。

今回も、「浅田の点が表示されたときの場内からのブーイングが消されていた」などと
まことしやかに書いているおバカさんがいました。証拠も、性懲りもなく。ハハハ。
「キム・ヨナの演技には拍手が追加されていた」というのもどこかで見ましたね。
そう考えたくなる何かがあったのでしょうから同情します。
しかし、現場を離れてから相当の時間が流れているので、確信はありませんが、お笑い
番組ではあるまいし、万一、そのような加工をしたことが明るみに出たら、フジテレビ
全体を揺るがす大問題です。

編集作業はディレクター自身がやるわけではありません。ディレクターの指示に従って、
編集マンが実際に作業するのです。何かの腹いせで、その編集マンが経緯をばらしたら…
まさに“自殺行為”です。いくらなんでも、そこまでのアホはいないでしょう。

今日のテーマと直接 関係があるわけではないのですが、フジテレビを攻撃する人の多くが
“キムが嫌い”という共通点を持っているように思えますので、ことのついでですから、
この点についても書いておきます。

キム嫌いの原点は、彼女の“マナーの悪さ”にあるようです。
ブログに寄せられるコメントの中に興味を引くものがありました。“毒されてない”健全な
思考の持ち主だと思われる読者の女性、二人からのコメントです。
キム・ヨナをマナーの悪い選手だと思うようになったプロセスが似ていました。
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バンクーバー・オリンピックのときの“練習中の妨害”という有名ビデオがあります。
今回 初めて見ました。“妨害”だと事前に聞かされて、バイアスがかかった状態の人には
そう見えるだろうし、私の目には、そこまで“あからさまな”行為には映りません。
受け止め方は人それぞれだろうと思います。

日付がないのでいつなのか分かりませんが、“マナーの悪い”発言の中には韓国の新聞、
中央日報にキムが「日本選手に妨害された」と訴えたことを伝える記事もあります。
ブログへのコメントに<<<「次にやられたらやり返す」と答えた>>>とありました。
「そりゃ、まずいぞ」と思って元記事を読むと、その部分はこう書かれています。

「特に今回の4大陸大会では少しひどいという印象を受けた。
そこまでしなければいけないのか思うことが多かった。しかしそれに負けたくないし、
それに負ければ競技にも少し支障が出るかもしれないので、対処方法を考えている」


…“対処法を考える”と“やられたらやり返す”は明らかに意味が違います。
コメントした女性がネット上のほかの情報と混同した結果だと分かりましたが、たとえば、
このコメントが#figureskate のようなところに書き込まれたら、それこそあっという間に
広まったでしょう。クリックひとつで“ダメな情報”でも拡散するツイッターの怖さです。

問いかけてみました。

ひとつはっきりしているのは、一部に、とにかく日本人選手に勝たせたい、
外国人選手、特にキム・ヨナには勝たせたくない、と思っているマニアが
いることです。

そして、さまざまなソースからキムを非難する情報を探し出して、RT,RTで
拡散して行く。
なにも知らない人はそれをすべて事実だとして“反キム”連合に加盟する…

XXサンのコメントにもこうありますね。
「彼女自身から周りの配慮に欠けた、自己中心的と取られかねない発言や
マナーの悪さも出ている」

何処からこの話をお聞きになりました?
ツイッター、週刊誌、スポーツ紙以外のところで、得た情報ですか?
答えがNOだったら、悪いことは言いません。
自分の目で見たことだけを信じることをお勧めします。
それとも…あなたも“キムの金は汚れている”と考えますか?


レスは私が期待したものではありませんでしたが、“マニアック”な人たちではないのは
分かっていますから、問題はありません。ハハハ。

マナーの悪さのひとつとして、バンクーバーの公式練習で、ジャンプを失敗した自分に
腹を立てたキムが、リンクを蹴っ飛ばして氷に穴を開ける映像もあったようです。
「ああ、それはダメだなあ」と思っていると、別の読者が割り込みました。

オリンピックのSPで会心の演技をした浅田真央選手が喜びのあまり思い切り
その場で飛び跳ねて氷に穴をあけたり、全日本選手権のフリーでやはり会心の
演技をした安藤美姫選手が特大ガッツポーズと共に氷を蹴りつけていたシーン…


真偽のほどは分かりません。
しかし、そう見た人もいるわけです。どちらか“だけ”が真実だとは思いません。
要は、どっちもどっち、勝負を競うのですから、いろいろなことがあるのでしょう。
誰かが一方的に悪いということはないように思います。

Dolce

おまけ:シンジンルイ?


日本人記者たちの前で“優勝”を確認した安藤にモロゾフ・コーチが近寄ってハグをする
“衝撃”シーンがありました。どう見たって選手とコーチのハグではありませんでした。
高橋尚子と小池監督の間には絶対に見られなかった光景です。ハハハ。
「うーん。日本の女性アスリートも変わったなあ」と、感慨深いものがありました。

同じシーンで、安藤とキムが入れ替わっていたらどうだっただろうとも思いました。
「イチャイチャ、ベタベタすんじゃねえ」「場所をわきまえろ」「恥ずかしいと思わんのか」
…罵詈雑言があふれ返ったでしょうね。ハハハ。

関連ビデオ・記事のURL

グランド・フィナーレ: http://bit.ly/iTOOtW
安藤美姫:場内?でのインタビュー: http://bit.ly/kPbpLd
キム・ヨナのによる練習妨害: http://bit.ly/jMd3Uj
キムが「妨害された」と訴えた記事: http://bit.ly/l24l7O
キム・ヨナのマナーの悪さをまとめたビデオ: http://bit.ly/mvmuCL
キムが採点についての不満を訴えた記事: http://bit.ly/k4wdG8

Grappa

韓国寄りのフジテレビが嫌い、元社員でフジテレビを擁護する岩佐も嫌い、キムが嫌い
…すでに、そう思っていた人たちの胸には、この記事は“届かなかった”ことでしょう。
それは初めから覚悟していましたから、構いません。
“先入観”を持たずに、初めて当ブログを読んだ方もおいででしょう。
一人でも多くの人が、少しでも理解を深めていただけたら幸いです。

7300文字超の“大作”になりました。考えられることはほぼすべてを書いたつもりです。
読んでも納得しない方は「それなら、これを見てみろ」「この点はどうなんだ」と、さらに
“追及”の手を緩めないかもしれません。
しかし、内情が分からない“外部”の人間が経験から書けるのはここまでです。

なお、いろいろ“ややこしい”コメントが増えそうなので、今日から“承認制”とさせて
いただきます。
感情的なもの、悪意に基づくもの、ほかの人のコメントへの中傷…でないかぎり、すべて
“承認”となりますので、“常連”さんは全く気にせず、普通に投稿してください。
反論・批判でも、理路整然としていれば問題はありません。
自宅にいるときは“迅速に”対応しますが、表示までのタイムラグはご容赦ください。

自分のコメントが届いたかどうかを確認するには…
該当記事最上段の“活字によるタイトル”をクリックすると、単独表示になります。
スクロールダウンして最下段に行くと、そこのコメント欄に“承認待ち”の
表示が出るはずです。ややかしいですが、“お互いの“平和のためですので…。


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# by toruiwa2010 | 2011-05-06 09:56 | 放送全般 | Comments(66)
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柔道の谷亮子、野村忠宏、水泳の北島康介、女子マラソンの野口みずき…
2004年アテネ・オリンピックは日本人選手が大活躍した大会として
スポーツ・ファンの記憶に深く刻まれているはずです。
中でも、優勝した北島がインタビューで発した「チョー気持ちいい!」と
男子体操の団体でアナウンサーの口から出た「…ゆめの架け橋だーっ」は
印象的だったと思います。

7年前、旧HPに私はこう書いています。

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「気持ちいいッ!」(2004.08.18)


立秋が過ぎて、少ししのぎやすい日も増えてきました。
そんな中でアテネ・オリンピックが始まっています。WOWOWをごらんの方は全仏から
ユーロ2004、テニスのウインブルドン、サッカーのアジア・カップやオリンピック代表
チームの試合、高校野球…何か忘れてるかもしれませんが。ハハハ。
そう言いたくなるほど、次から次にイベントが続いて、かなり観戦疲れが出ているのでは
ないでしょうか?

私はそれほど熱心には見ていませんでした。とても、ついて行けません。ハハハ。
BBSへの書き込みを時々のぞいていますが、皆さん元気ですねえ?

それでも、さすがにオリンピックは関心をもって見ています。
見ているとどうしてもアナウンサーが気になります。中でも目が…いや、耳が向くのは
民放から参加しているアナたちです。
日本テレビから村山喜彦、TBSは林正浩・椎野茂、フジテレビは三宅正治、テレビ朝日は
森下桂吉・中山貴雄、そしてテレビ東京からは植草朋樹の各アナです。

ベテラン林アナと最年少の中山アナを除くと、みんな、40歳を少しこえたぐらいです。
アナとしてアブラが乗っているところでしょう。ひところ、エース格は自分の局(ユニ)の
仕事に回し、NHKと構成する「プール」には若手を送る傾向があったようですが、今回は、
働き盛りのいいメンバーが集まったと言ってもいいでしょう。

NHKの顔ぶれを見ても、かつてにくらべると、平均年齢が下がって、50歳を超える人は
あまりいないようです。放送量が圧倒的に増えて、担当種目によっては、今日は体操、
明日はバレー・ボールと、めまぐるしいスケジュールで仕事をこなさなくてはいけない
のですから、ベテランにはきついでしょうね。

以下は、見た範囲での感想です。

最近の開会式は“お祭り”ですから、実況も今のような形になるのは仕方がないのかも
しれませんが、私には、アナウンサーのひとりしゃべりだった昔のスタイルのほうが
「さあ、始まるぞ」という興奮が伝わったような気がします。
民放の中堅組は、NHKにも声が流れる「プール」を意識しているのでしょうか(ハハハ)、
少しおさえた感じに聞こえますが、それなりにいい味を出しています。
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三宅アナは道谷アナ(NHK)と組んで柔道を担当しています。得意種目だからでしょうか、
二人とも競技のポイントを理解した、落ち着いた実況ぶりだと思います。
椎野アナのバレー、飛び込み、村山アナのサッカーも破綻のない放送でした。
「いいな」と思ったのは、水泳の森下アナです。
レースのつぼをおさえて的確で、聞いていて違和感がありませんでした。古舘の実況が
邪魔になった「世界水泳」も彼中心でやって欲しかったですね。

森下アナの後輩、中山アナはまだ、キャリア10年ぐらいではないでしょうか?
水泳でも、ソフト・ボールでもがんばっています。
レース中の順位の描写に、若干、疑問がありましたが、入社10年目の自分を思い出すと、
ただただ感心するばかりです。

全体の最年長は、NHKの工藤三郎アナだと思います。
長野オリンピックのジャンプで「立て、立て、立ってくれー」と叫んだ彼を覚えている方も
多いでしょう。今のところ、長嶋ジャパンの野球しか見ていませんが、実況した2試合とも、
ノリがいまひとつの星野仙一さんを相手に苦戦しているように聴こえました。ハハハ。
放送というのは、解説者と二人で作るのもですから、テンションが合わないとつらいです。
しかし、“大エース”ですから、後半の陸上では真価を発揮することでしょう。
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同じNHKの刈屋富士雄アナが男子体操の金メダルを伝えていました。
大相撲でおなじみの“優しい”口調のアナウンサーです。彼のアナウンスに興奮を覚え、
感動した視聴者も大勢いらっしゃると思います。しかし、私の好みで言えば、すこし、
「しゃべりすぎ」でした。

かつて、オリンピックに行ったNHKのアナウンサーたちは、現場の興奮にまきこまれず、
“距離を置いて”冷静に伝える感じがありました。今回の彼は、周りの騒ぎに流されて
しまったように聞こえました。
特に、すでに最後の冨田が演技を始めている時の「冨田が冨田であることを証明すれば、
日本は勝ちます」と、フィニッシュに入るところでの「伸身の新月面が描く放物線は、
栄光への架け橋」には、大きな疑問があります。

「ああ、黙った方がいいのになあ」と思いました。
私だったら、演技の前に「普通の演技ができれば、金メダルは確実です」、フィニッシュに
入る直前には「さあ、フィニッシュです」の一言だけしか言わず、着地のあとは歓声が
一段落するまで黙り、喜びに沸きかえる日本チームの様子を見せたでしょう。
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これはテレビの前で見ているから言える話で、その場にいたら同じことをしていたかも
しれませんが…。
そして、どちらがいいかは、人によって違うはずです。そこはもう“好み”ですからね。
ただ、“アナウンサーはしゃべることが仕事”ですが、WOWOWに出向してからの私は
“黙ることも大事だ”と考えてやってきましたから、こういう感想を持ったのでしょう。

ここまでの放送では、100㍍平泳ぎ・で金メダルを取った直後の北島にインタビューした
アナウンサーに大きな拍手を送りたいと思います。(NHKのアナウンサーだと思いますが、
残念ながら名前は分かりません)

「おめでとうございます」「ありがとうございます」という、お決まりのやりとりのあと、
マイクを北島の前に残しましたね。「気持ちいいッ!チョー気持ちいいッ!」を引き出す
ことができたのはそのおかげなんです。
経験をつむと、相手の表情を見れば、しゃべり続けるかどうか判断できるようになります。
キャリアが浅いと、あそこで最初の質問に入りたくなるものですが、よく我慢しました。
それまでの取材の中で、“乗れば”しゃべり続けると分かっていたに違いありません。
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もっとも、私には、あの北島発言は、流行語大賞を十分に意識した、“ネライのひとこと”
だったと思えてなりませんが。ハハハ。


まさに“狙いどおり”、北島は2004年流行語大賞を受賞しました。
大したものです。このころまで、“大口叩き”の彼は、私の中では
好きなアスリートではなかったのですが、好感度が上がりました。
恋愛に限らず、人を好きになる、嫌いになる の分かれ目はとても
微妙なところで分かれますね。
私の場合、一度どちらかに決まると、なかなか逆転しませんが、
北島は珍しいケースです。いい性格してるわ。ハハハ。


*“食いつき”がいいようなので、しばらく、土・日のアーカイブは
“放送・アナウンサー”がらみで続けます。ハハハ。


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# by toruiwa2010 | 2011-05-05 10:10 | 放送全般 | Comments(23)
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「女性にはスポーツ実況はできませんか?」
…これまでに数え切れないほど聞かれた質問です。私にとって答え方が
一番難しい質問です。
答えは「まず、無理でしょうね」なんですが、次に「なぜですか?」と
聞かれることが分かっていて、その“答え方”がとても厄介だからです。
ハハハ。

5年前に、NHK-BSで思い切った企画が実現しました…

「女性アナの実況」(2006.04.24)


この項は自分の感じたことをまとめておきたいので書くだけです。
たぶん、皆さんは私と違う感想を持たれたと思いますから(ハハハ)お読みにならなくても
結構です。反発するだけですから。

日曜日、2台のテレビの1台で「からくり…」や「ジャンク…」を見ながら、もう一台は
音を消して巨人-阪神をつけていました。
一回の表、阪神が3点を先行したあとだったと思いますが、画面に解説者の梨田と並んで
有働アナが顔を見せました。
「今日だったんだ」と急いでDVDをスタートさせました。
ハイビジョンで実況をすると聞いていたのです。

以下は、それを見た私の感想です。
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「10年後でもいい、実現できたら嬉しい」という思いで彼女が出した企画が認められたと
いうことだそうです。そのチャレンジ精神、勇気には拍手です。
しかし、結果は厳しいものだったと言わざるを得ません。

事実を書いてみます。

酷だとは思いますが、“しゃべる訓練を受けている野球好き”の女性がマイクをつけて
“四方山話”をしているに過ぎない、という印象を受けました。
まず、NHKの制作陣がどういう意図で彼女を起用したのかがよく分からないのです。
「キャスターとしての経験を生かして彼女らしいアングルで」、「女性らしい視点で」、
「ファンの代表として」…いずれでもなかったように思います。
「たまには目先を変えるのもいいだろう」程度のことで“実験”をやられたのでは
付き合わされる視聴者はかないません。 
その部分は見られませんでしたが、冒頭で「野球にくわしい皆さん、ごめんなさい」と
言ったそうです。
つまり、自らの“ポジション”をかなり低いところに設定したということでしょう。
その割りに、試合全体のテーマを「キャッチャー目線」としたのは、かなりレベルが
高いと思うのです。

彼女自身から出されたアイディアなのか、制作陣が「普通にやっても意味がないから」と
思って用意したのかは分かりません。
わざわざ梨田を解説にすえたのも企画が先行してのものでしょう。
両チームのキャッチャーへのインタビューもあり、阪神の平田ヘッド・コーチにも話を
聞いて“つくり”はしっかりしていました。
インタビューの中で「そこから先を勉強しないと」と平田コーチから有働アナにダメを
出させたあたりは完全に“やらせ”に見えましたが。ハハハ。

この企画が番組の芯になっていたことで多少は救われていたと思いますが、経験豊富な
アナウンサーが実況を担当していたら、もっと話が膨らんだと思います。
スタッフにしてみれば、そのへんも、初めての彼女に多くを期待しても無理だ、という
判断はあったことでしょう。

“四方山話”と書きました。
したがって、キャッチャー以外の話はとりとめがないのです。
つまり、話の中身はもちろん、テンポ、リズムがグラウンド上の動き、スピード感と全く
合っていませんでした。テレビでスポーツを見るときに、一番イライラするポイントです。
こうなると、女性の解説者に多い“○○選手”の“選手”がうるさく感じられてきます。
ハハハ。
私たちは、テニスに新しい解説者を迎えると必ず、“…選手”はやめて“呼び捨て”にして
くださいとお願いしています。

望んでも無理だと分かっていたのですが、実況で描写が追いつかないのは興ざめでした。
まず、画面に映っていない、ランナーのスタートなどが完全に遅れてしまいます。
たとえば、ランナーがスタートを切り、バッターが打って打球が三遊間へ飛んだ場面でも、
インパクトの瞬間ぐらいから「走って…抜けて…」と、ひとコマずつずれていました。
一番困るのは、試合の半ばを過ぎてもここという場面で「あー」しか出てこないことです。

4回裏、巨人の攻撃。2死満塁で阿部の打球はライトの頭上へ飛びました。
「あー…ライナー性で…フェンス直撃…ランナーひとりふたり、返ってきました。二塁打」
…実況というより、“スタンドにいる女性ファンの独り言”のレベルでした。
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スポーツ実況を志すアナにとって、野球は基本です。
野球の実況の中にはプレーの描写を初め、情景描写、情報提供、解説者とのやり取りなど
スポーツ・アナに求められるすべての要素が詰まっているからです。
女性アナウンサーが最初に取り組む種目としては難しすぎるのではないでしょうか。

フィギュア・スケートなどでスポーツ実況の“感覚”を実感したあとで挑戦していたら、
今回のような失敗はしなかったと思うのです。
その意味では、本人ではなく、周りに責任があると思うのです。
「10年後でもいい」は、いろいろ経験してから、という考えがあったことを示しています。
安易にOKを出し、実現した結果がこんなことになり、有働アナにかぎらず、すべての
女性アナにとっての次のチャンスが遠ざかったとすれば罪は大きいと思います。
この放送でプラス面を探すとすれば、梨田氏の話し方が柔らかかったことぐらいです。
ふだんでも、スポーツ関係者はみんな女性アナ・記者に対しては“妙に”優しいですがね。
ハハハ。

笛吹、三雲、安藤、小宮…夕方のニュースを見ると、女性キャスターがずらりと並びます。
今では違和感を覚える人は少ないでしょう。
1960年代終盤まで、ニュースは男性アナが一人で読むものでした。
やがて、横に女性アナが並ぶようになりました。
ただし、当初は「桜が咲いた」「あさがお市が開かれている」といった“トピックス”を
読むのが仕事だったのです。たぶん、1980年代初めに、日本テレビで桜井よしこさんが
メインをつとめるようになったのが女性キャスターの第一号だと思います。
初めは“変な感じ”でした。ハハハ。しかし、結局は“慣れ”の問題だろうと思います。
いまでは、女性であることを理由にとやかく言う人はいないでしょう。私は、声質などで
“無理”なキャスターが何人かいると思っていますが。ハハハ。

女性アナの実況も、この時が初めてではありません。
オリンピックの女子マラソン、高校野球、女子駅伝、フィギュア・スケート…試みは
何度かありました。
しかし、フィギュアが“微妙”だった以外、厳しい言い方ですが失敗に終わっています。
局内外から少しでもいい手ごたえを感じていればあったはずの“続編”がないことが
その証拠でしょう。

「女性だからダメ」と言っているのではありません。
ただし、かなり難しいのは事実です。独特のリズムが必要です。スピード感を出すのも
大変です。歯切れのよさも求められます。
たしかに、これはあくまで今の男性アナによる実況を前提にした話です。
しかし、“女性ならでは”のスポーツ実況の確立を目指すとなると、なおさら越えるべき
ハードルは高くなりますね。

同じことを何度も書いていますが、私たちのころは“スポーツ・アナが一人前になるには
10年かかる”と言われてきました。
目の前で起きることを、99%アドリブで描写していくにはそれだけの年月が必要なんです。
今、第一線で活躍する実況アナは、みんな、入社のときからスポーツの世界にどっぷりと
つかって知識を積み重ね、技術を磨いてきた人たちです。
男性と同じタイプの実況を目指すなら、入社のときから同じような道を歩まないと実現は
きわめて難しいでしょう。近道はありません。“ローマは一日にしてならず”です。ハハハ。

放送の最後に彼女はカメラに向かってこう言いました。
「取材してみて、野球の面白さが徐々に分かってきました」
決してあげ足を取るつもりはありませんが、今、各局でしゃべっている実況アナの誰も
こんなことは言わないでしょう。
病院で“研修医”、お店で“研修生”を見かけるこがもあります。
しかし、あくまで見習いの立場で仕事に臨んでいます。
同じように、すべてのアナウンサーが“完成品”というわけではありません。
だからと言って「私は発展途上のアナウンサーなんです」と、はっきり言われたのでは、
視聴者の立場はどうなるのでしょう。
梨田氏が何度も「初めてだから」「緊張してたから」と言ったのも逆効果です。
打ち上げの席でなら許されるでしょうが、放送の中で言うべきではありません。

今後について担当プロデューサーは「時間をかけて検討したい」と話しているそうです。

かなり、辛辣に書いていますが、有働アナに恨みがあるわけではなく、
むしろ、周囲の軽率な判断を責めているつもりです。
去年の7月に「“性”の違いによるものか?~女性アナの実況 again~」を
書いていますが、導入部にこの記事を再録したあと、“続編”とも言うべき
興味深い(自分で言うのもナンですが)話を書いています。
よろしかったらどうぞ。 ⇒ 
 http://bit.ly/ktSbyT

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# by toruiwa2010 | 2011-05-04 09:43 | 放送全般 | Comments(4)
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先日の世界フィギュアで、小塚崇彦がジャンプするたびに「決まったーっ」と
叫んでいたアナウンサーの声を聞きながら「ああ、オレにはできないなあ」と
苦笑していました。オリンピックや国際試合でよく聞く“応援放送”です。
もちろん、応援する気持ちはあるのですが、そこまで燃えない、あるいは、
どこか照れくさい…苦手中の苦手でした。ハハハ。
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カッコよく言えば“cool”、しかし、自己分析では“情が薄い”がぴったりです。
“冷淡”と言ってもいいかもしれません。たぶん、親子・兄弟の情愛があまり
“濃密”ではなかった家庭環境によるものでしょう。
局のポリシー、宣伝戦略の一環だと十分に分かってはいても、始まる前から
「男女とも連覇。男女とも表彰台を独占か」とあおるのはスポーツへの愛とは
あまりにも別次元過ぎて、どうしてもなじめませんでした。


「I’m a Japanese,but…」(2004.07.10)

初めにお断りしておきますが、私は、この国を愛しています。テレビで、日本チームが、
あるいは日本人選手がプレーをしていれば、それなりに応援をします。
しかし、なぜか“応援放送”というものができません。
それだけではなく、「日本チームだから」「日本人選手だから」といって番組で特別扱い
することも好きではありません。天邪鬼なんでしょうか?ハハハ。
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私が実況したときの日本選手、たとえば伊達、松岡、そして杉山…勝率が悪いんです。
ちょうど負けるタイミングだったにすぎないと分かっていますが、しゃべる側からすると、
居心地がよくありません。いつのころからか、プロデューサーとの「あ・うん」の呼吸で
担当を外れるようになりました。

かつて、中田英寿がイタリアに渡った1998年、WOWOWは毎週のようにペルージャ戦を
優先的に生中継したあとに、その節の好カードを録画で放送しました。ミラン、インテル、
ユベントスも二の次でした。順序が逆やろ!
加入者がどっと増え、ペルージャ戦は好視聴率でしたから、そうするのもわかります。
しかし、周りが盛り上がれば盛り上がるほど、私の気持ちは冷めて行きました。
やっぱりアマノジャク。ハハハ。

私がこのやり方に批判的だったこともあって、ペルージャ戦を担当することはそれほど
多くなかったと記憶しています。やる以上はペルージャ=中田寄りの放送が求められるし、
それは若手のほうが得意ですから、問題はありませんでした。
それで納得していたか?といえば、そうでもないのです。
中田を応援するのはいい、見たい人が多いのだから見せてあげたいというのも分かる。
しかし、そのために、好カードが脇に追いやられることは我慢がなりませんでした。
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シーズンもたけなわの第20節、3位フィオレンティーナvs1位ミランがペルージャ戦の
あとの録画放送に回されたとき、頭の中で何かが“プッチン”と音を立てて切れました。
番組の冒頭でカメラにっ向かってこう言ってしまいました。
「サッカーが“ほんとーに”お好きな皆さん、お待たせしました」と。
せめてもの憂さ晴らし。ハハハ。

高原のHSVについても考え方は同じです。
アナウンサーとしては、割り切って高原ファンのために、ある程度の応援放送をすれば、
八方がまーるく収まるのでしょうが、どうしても抵抗があってできませんでした。
「ガキだ」と言われるわけです。

そんな私にとって、最近、ほんの少しですが気になるニュースがあります。
松井秀喜がメジャーのオールスター・ゲームに滑り込みで選ばれたことです。
ケチをつけるつもりはありません。しかし、「本人の気持ちはどうなのか?微妙だなあ」と
思わざるを得ないのです。

今シーズンの開幕戦を日本で開催したように、メジャーはアジアや中南米にマーケットを
広げたいと考えています。オールスターのファン投票に日本から気楽に参加できるように
なっていますし、最後の出場選手をインターネットで選ぶようになっているのも戦略の
一環でしょう。日本からの投票も明らかに増えているようです。
今回は950万票のうち、120万票あまりが松井に投じられました。もちろん、すべてが
日本からのものだとは言いませんが。
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オールスター・ゲームは、日本では「夢の球宴」と呼ばれ、もともと、「こんな選手たちで
チームを作って試合をしたら…」というアメリカの一野球少年の夢から始まったものです。
メジャーがアメリカだけのものではなく、世界中の野球ファンたちのものになった以上は、
日本のファンにも“自分たちの夢”の実現を求める権利、資格は十分にあるでしょう。
結果として松井が2年連続で選ばれたことはすばらしいと思います。
ただし、単なる“ひいきの引き倒し”ではなく、あくまでメジャーの大きな枠の中での
フェアな投票であったと信じたいものです。

去年の日本のオールスターで、故障中の川崎憲次郎投手(中日)に投票が集まる
“事件”があったことを思い出します。きわめて意図的なもので、例外と考えるべき
なのですが、ネット全盛時代の今は、やろうと思えば何でもできてしまいます。
いちいち葉書に書いて投票していた時代でさえ、組織投票はあったのですから。

今回、よかったなと思うのは、最後のいすを争った5人の中で、30HR‐100打点ペースを
守っている松井の成績が少しも劣っていないことです。
それならば、なぜ、それほどこの件にこだわるかといいますと、メジャーの選手にとって
オールスター・ゲームがとても重いものだからです。
毎年3試合行われていたころ、「休みたいのに」と愚痴をこぼす一流選手がいた日本とは
大きな違いがあります。わずかひと試合、まさに年に一度のお祭りです。
せっかく選ばれたのに怪我をして故障者リストに入った選手が、試合の当日には松葉杖を
ついたユニフォーム姿でセレモニーに参加するのを見たことがあります。オールスター・
ゲームへの思い入れはそれほど強いのです。

日本にも「出来高払い」がありますが、メジャーには契約の中に「incentive」と呼ばれる
条項があります。成績に応じて払われる年俸以外のお金、ボーナスと考えていいでしょう。
多くの選手が「球宴出場」をincentiveに入れているはずです。
それも、「ファン投票ならいくら、監督推薦ならいくら」と細かく分かれています。
大体10万ドル単位と考えて間違いないと思います。

incentiveの例としては、ほかに 出場試合数、打席数、投球回数、打率、HRンなど、
プレーに関するもの、ベスト9、MVP、同投票の2位、3位…などの表彰ものにも
それぞれにボーナスが払われることがあります。
かつてヤクルトでプレーをしたことのあるB・ホーナーは太りやすい体質でした。
“シーズン中の決まった日に本拠地でハカリに乗り、双方で合意している体重以下なら、
その度に10万ドル単位のボーナス”というユニークな条項を持っていました。ハハハ。

今年も、11日(日曜日)のデー・ゲームが終わると、出場選手は胸躍らせ、その日のうちに
開催地、ヒューストンを目指すことでしょう。
月曜日の練習(ホームラン競争も)から盛り上がるはずです。
そして、試合当日は、市内のホテルで盛大なランチ・パーティーが開かれます。
1980年ロサンゼルスで行われた球宴のとき、招待を受けました。
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コミッショナー以下、監督、選手たちが奥さんと一緒に出席する晴れがましい席です。
料理が出る前に全員が紹介されました。
「From Los Angeles Dodgers,Steve Garvey and his wife,Cindy」…
アナウンスに促されてガービーが立ち上がって会釈をします。24年も前のその光景が今も
鮮やかによみがえります。選手は誇らしげだし、彼らを見るまわりの出席者たちの目には
リスペクトがあります。
独身の選手は、「Reggie Jackson and his girl friend, Ms.Chris Thomas」。
…こういうパーティーに一人での出席は考えられません。
さあ、どうする、“独身貴族”の松井秀喜?ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-05-03 10:00 | 放送全般 | Comments(33)
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5月です。
例年なら、4月下旬から桜を追って西へ、北へと旅をしている時期です。
今年は少しばかり気分が違いました。
「自粛しないでください」…と、被災地の皆さんまでおっしゃるのですが、どうしても
“花を愛でる”という気持ちにはなれません。桜の華やかさが気になるのだと思います。
神田川から井の頭公園コースと新宿御苑に行っただけで今年の“花見”は終わりました。
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蔵王に行ったとき、タクシーの運転手さんに「弘前公園の桜は見なくちゃ」と言われて
今年は桜前線を追って東北3県に行く計画でした。
去年、その素晴らしさに目を奪われた福島県の花見山、桜の古木が見事と聞く山形県の
置賜(おきたま)さくら回廊、そして弘前です。来年の楽しみに取っておくことにします。

10日ほど前にひいた風邪も抜け切りました。花粉症もほぼ収まりました。
もみじの緑が美しい、いい季節でもあります。
花のきれいな時期もいい、紅葉が見事な秋もいい。でも、私はこの緑に惹かれます。
オーバーに言うと、生命の息吹を感じるからでしょうか。
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人によって5月を実感する花は違うでしょうが、私の場合は部屋の窓からベランダ越しに
見えるハナミズキです。一時期、同居していた両親の家の庭にも、半世紀以上前に住んだ
大阪・千里山の庭にもありました。当時はまるで興味がなかったのですが、今はこの花が
かなり気に入っています。
“控えめ”な印象だったのですが、“密に”花をつけた白いハナミズキは相当に華やかさが
ありますね。白と緑の混じり具合が好きです。
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ベランダではゼラニウムが咲いています。妻の手入れがいいせいか、1年を通して赤い花を
咲かせて楽しませてくれます。この花も、私に5月のイメージを運んできます。
5月…というより、ローラン・ギャロスのイメージと言った方がいいと思います。
コートを取り巻く真っ赤なゼラニウムが赤茶色のアンツーカと見事にマッチングする様は
まさにローラン・ギャロスそのものです。
ああ、また、花の話をしています。古い友人には読んだら笑われるな。ハハハ。
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カルガモ その後
3月の初めにマンションにやってきたカルガモのカップルは、その後も小さな人工池に姿を
見せています。明らかに、これまで来ていたカップルとは違う個体のようです。
去年までは、朝の短い時間だけだったのが、夕方までいることがありますし、警戒心が
強いところもこれまでのカップルとは違います。
…もしかすると、毎年、違うカップルだったのか?なにしろ、みんな同じに見えるので
まったく分かりません。ハハハ。
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去年は、初めてヒナが孵化してビックリしましたが、今年はどうでしょうか。
優しい管理人さんが水量を増やした池で1羽がのんびり眠っている様子などを見かけると、
「もう1羽は卵を抱いているのではないか?」と思ってしまいます。
カルガモの抱卵期間はおよそ4週間らしいですから、早ければ、今月半ばごろにもテニス・
ボールほどの大きさの可愛いヒナが池に浮かんでいるところを見られるかもしれません。
もっとも、去年のヒナ誕生は6月24日でしたけどねえ。
生まれたら生まれたで、当マンションの“カルガモ探検隊”としてヒナの成長を追跡して
親離れするまでを見守ることになります。誰に頼まれたわけでもないのですが。ハハハ。
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*品川区・厳島神社の弁天池でカルガモの赤ちゃん7羽がかえり…

今朝の朝日新聞に出ていました。早いところはもう生まれているんだ!
あしたから、朝のごみ出しのときにカメラを持って行こう。ハハハ。

10日ほど前、使っているVISAカードから電話がありました。
「いくつか確認させていただきたいことがあります」ということでした。“引き落とし”を
求めてきているものの中に“不審”なものがあるというのです。聞くと、海外で7~8万円、
日本でもアマゾンなどで10数万のものが2件、いずれも覚えのないものばかりでした。

カード会社では、顧客の“使用傾向”を分析していて、いつもと違った使いかたがあると
自動的にチェックするようなシステムがあるようです。普段はオンラインでこんな高額の
買い物はしないのでコンピューターに“不審”を持たれたのでしょう。3件とも支払いに
ストップがかかっていて、被害はまぬかれましたが、カードを差し止めて、新しいものに
代える必要が出てきました。どこかから個人情報が漏れている可能性が濃厚だからです。
えっ、もしかしてソニー?パソコン(VAIO)? でも買ったのはLABIだもんなあ。ハハハ。
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古いカードはすぐに“停止”の措置を受けましたが、新しいカードも届きました。
連休明けにはいくつかの会社にカード変更を通知しなければいけません。
“オレオレ詐欺”に引っ掛かることはないだろうと思っていましたが、こんな形で被害に
あうことも想定外でした。どちらにしても“未遂”に終わってよかったよかった…です。
ハハハ。

New Blog Record !!
昨日、このブログへのアクセスが1563件と“新記録”を達成しました。
決して“読みたい”という人ばかりでなかったことは認識しています。#figureskateに
“岩佐のツイッターがひどい”とおほめのつぶやきがあったからでしょう。ハハハ。

夕方5時以降だけでも950件を記録しています。冷やかしが多いはずですから、嬉しさも
半分ぐらいです。
安藤が優勝したことで“狂騒曲”は収束すると思いましたが、むしろ逆でしたね。
ツイッターやこのブログへの書き込みで「失敗したジャンプに加点がつくのはなぜだ?」、
「なぜ、フジテレビはキム・ヨナや韓国寄りなのか?」、「なぜ、ナマじゃないの?」…と
ずいぶん問われました。絶好の“標的”だったのでしょう。
「私に聞かれても…。ジャッジ(orフジテレビ)に聞いてよ」と言うしかないですよねえ。
ハハハ。
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…彼らにはこの“ハハハ”も評判が悪かったみたいです。“むかつく”と言われました。
慣れてない人には刺激的だったのでしょうか。キムを擁護しているジジイに文句を言って
やろうと乗り込んだところに“ハハハ”が出てきたので怒りが倍増したかもしれません。
しばらく読み続ければ慣れるんですけどね。ハハ…。やめときますか。

キム擁護…別に放置したっていいんですけどね。あまりにもみっともないので…。
彼女がユニセフを通じて賞金を寄付するというニュースが流れたあと、ツイッター上に
「こんな汚れたお金、お断りします」という呟きを見たとき、言葉を失いました。
「汚いお金を押しつけられるなんて生き恥」とも。

「“汚い”と判断する根拠は何でしょう」と問いかけました。
「この5年間のルール改正、得点操作等あなたはどれくらいご存じか教えてください」と
かわされ、「あなたはフジでお仕事されてた方なのですね。どうぞ思う存分火消しをして
くださいませ」とダメを押されてギブアップしました。
“宮古で被災した”と知ったら、とても責める気にはなりません。

しかし、これほど憎まれるような“なに”をキムはしでかしたのでしょうか。本人或いは
陣営が審判に不正工作をした、というなら、その証拠がなくちゃいけませんね。
坊主憎けりゃ袈裟まで、とは言いますが、袈裟どころか、衣も足袋も数珠も木魚までも…
という勢いで憎悪は周辺に広がっています。“集団ヒステリー”+“集団思いこみ”…。
ツイッターは2chより“マシ”なメディアだと思いたいですが、このメンタリティーでは
厳しいかもしれません。

菅政権
いまだに20%を超える支持率がある(らしい)ことには驚きます。
昨日、NHKの「国会中継」にチャンネルを回したとき、ちょうど、質問者が激しい口調で
政府側を責めていました。「野党の質問か」と思ったら、違いました。
与党・民主党の川上義博委員が玄葉光一郎国家戦略大臣と大声でやり合っていました。
要は、「言った」「言わない」という低レベルの話…こんな光景を見たのは初めてです。
いいもの見たなあ、と思いました。ハハハ。
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政権・民主党、ともにガタガタなんでしょうね。
首相任命の内閣官房参与の一人が涙ながらの辞任をしました。
首相肝いりの復興構想会議と下部機関である検討部会の関係がギクシャクしています。
原発事故の収束、賠償金や義捐金、計画的避難や一時帰宅…何もかもが滞っています。
すべてに血が通っていない印象を持ちます。

100点を取れ…とは言わない。
せめて、70点つけたくなる仕事をしてくれよ。無理かなあ。ハハハ。

おまけ:1800フォロワー
どうでもいいことですが、本日12時半にツイッターのフォロワーが
1800人に達しました。すぐ、減ると思いますが。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-05-02 11:22 | blog | Comments(54)
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5回の表、マリナーズの攻撃はイチローから始まった。
フルカウントからセンター前にヒットを打たれたが、直後にキャッチャーの
バリテクがベンチのほうを見ながらマウンドに向かった。
すぐに、ベンチからもフランコーナ監督が出てきた。松坂にアクシデントが
発生したことを示していた。
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立ち上がりの松坂の体が“踊って”いたことから、体にキレがあると見た。
イチローへの配球を見て、ストレートに相当の自信があることも分かった。
バット・コントロールのいいイチローに対して芯に当てさせなかったことで
バリテクともども、過信したところがあったかもしれない。
2点を失ったものの、ボールも走っていたし、2回以降は落ち着くと思った。

その通りだった。ランナーを出しながらも後続をきちんと押さえていた。
それだけに何が起きたのかすぐには分からなかった。
しかし、バリテクは松坂のフォームかボールから何か異変に気付いたのだ。
あとで分かったことだが、ひじにハリがあったわけだ。
詳しいことは分からないものの、通訳(アシスタント・トレーナー)に聞かれて
松坂は、つい“ハリ”という言葉を口にした。
通訳は「“tight”があるようだ」と監督に伝えた。フランコーナは不満顔の
松坂からボールを取り上げた…そんな流れだったのだろう。
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試合後、「びっくりした」と語っているが、本音は“不満”だったはずだ。
4-2とリードして5回のマウンド。投球数も82球だったから惜しまれる降板だ。
この交代について、イッター上には“非情の交代”、“信頼がないからだ”などの
書き込みがあったが、それは違う。

ひじにハリがあると分かった以上、勝ち投手の権利も本人の意向も関係なく、
交代させるのがメジャー流なのだ。目の前の1勝にこだわることはない。
選手は球団の財産だから、慎重を期す。それが“決まり”だ。
一昨年の開幕直前 胃潰瘍になったイチローの復帰を遅らせたのがいい例だ。
本人の「出られる、出たい」という希望を抑えて。
チームの“長い目で見る”考え方は徹底している。長いシーズンをチームとして
戦う上で重要なことだからだ。

バリテクがまず気すいたと書いたが、それはビデオを見ての推測にすぎない。
ボストン・グローブ紙にはフランコ―ナ監督のこんな談話が載っている。
「イニングの合間の彼を見たら腕をストレッチしていた。だから気をつけて
見守っていたんだ」

記事は続く。(大意)
…先頭のイチローにヒットを打たれたところで監督は十分だと思った。
すぐに、トレーナーを伴ってマウンドに行った。そこで“ハリ”と“ひじ”と
聞いて、それ以上は必要なく交代を決めた。

同紙によると、バリテクは4回に極端な変化に気付いたようだ。ボールの回転が
それまでと違ったという。コンビを組むキャッチャーの目は鋭いことが分かる。

*現地テレビは“tightness”という言葉を使っていたが、
新聞では“stiff”となっていた。

これだけ“状況証拠”が揃ったら、メジャーでは交代が当然、“非情”どころか
選手のため、球団のためを考えての判断だと受け止めるべきだ。
松坂も「監督はいつも選手のコンディションを気遣っている。僕のひじのことで
心配させて申し訳ない」と最後には語っている。

特別の手当てもしなかったようだし、よほどのことがないかぎり、中4日での
次の登板が飛ばされることはないだろう。
ただしMr Matsuzakaには忠告しておく。
「降ろされたくないからと言って違和感を隠しちゃ駄目だぜ」と。ハハハ。

世界フィギュア終わる

おめでとう、安藤美姫!
結局、今シーズンは“安藤の年”だった…ということなのだろう。
逆転の確率は80%あると書いたが、“はったり”ではなかった。フリーの安定感が
抜群だったし、今シーズンの彼女は“点を取りに行く”ことが巧みだった。
なによりも、出場した5大会すべてで1位になった、というフリー演技に対する
絶対の自信に支えられていた。
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ただし、昨日の滑りは決して“世界一”と胸を張って言えるほどではなかった。
終わった瞬間は、「これでは“逆転”は難しいぞ」と思った。「“普通”に滑れば
キム・ヨナの優勝だ」…

しかし、分からないものだ。
キムが最初の3-3を決めたとき、「わ、こりゃ、やられた」と思った。
…その後の“乱れ”が、言われているような ブランクによるものとは思わない。
調子そのものが優勝に届かないレベルだったということだろう。
誰ひとりベスト・コンディションで臨めなかった大会だったことになる。
技術の高さがある上に“優雅さ”では浅田と並んで、二人にしか作り出せない
“世界”を持っている。本来の調子だったら逆転を許さなかっただろう。
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本調子に遠かったのは浅田真央も同じだ。結果はともかく、せめて万全の体調を
望みたかった。優雅さは相変わらずだったが、“オーラ”はなかった。
ショート・プログラムに登場したときの彼女を見て仰天した。
痩せた原因についてはいろいろ言われているが、アスリートとしての明らかな
調整の失敗は残念だ。誰より本人が悔しいはずだ。
トリプル・アクセルへのこだわりは理解できる。そのこだわり“こそ”が彼女を
支えていると思うからだ。
唯一の救いは、フリーを滑り終えた彼女が笑顔だったことだ。スポーツの世界は
力がすべてだが、浅田真央はパフォーマンスと同じレベルで笑顔を求めたくなる
珍しいアスリートだ。

“雑音”の多い大会が終わった。
ツイッターをやらない人は知らないわけだが、#figureskate に集まっている
一部のマニアが見せた“集団ヒステリア”には呆れた。

どうしても、日本人選手 特に浅田に勝たせたいらしい。
どうしても、キム・ヨナが勝ってはいけないらしい。
どうしても、ジャッジの採点に不正があることにしたいらしい。
どうしても、フジテレビは韓国寄りの放送をしていることにしたいらしい。
どうしても、その理由を株主の20%が韓国系だからだとしたいらしい。
どうしても、浅田の得点に対するブーイングを消したことにしたいらしい。


…情けないにもほどがある。
途中で私あてにこんなツイートが来た。

内部にいた方?に質問 #fujitv 殿は、なぜ、フィギュアは生中継ではなく録画?
外国人でキムだけ特別扱い?


生中継しない理由はテレビ局的にはいろいろあるのだが、説明して分かる
相手ではなさそうだったので、こう答えた。

ただちに健康に影響しないから…かな?

ご回答多謝です。お立場上、他言無用なのですね

…と返ってきた。ジョークは通じなかったようだ。ハハハ。

…安藤が優勝してよかった、よかった。いや、安藤のためにも良かったが、
これで彼らには「大会がキムのためにある」などという“世迷いごと”が
言えなくなったことがめでたい。その意味でも安藤はMVPだ。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-05-01 10:18 | メジャー&野球全般 | Comments(48)
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連休初日の昨日は朝からたくさんのテレビを見ました。
午前中は、ブログの仕上げとウォーキングなどがあったため“ながら見”になりましたが、
午後はかなりしっかりと。ツイートしながらでしたが。けっこう疲れますね。チェックすると
なんと48ツイート!まだ、元気なんだ。ハハハ。

まず、目に留まったのは、テレビ朝日の特別番組でした。
「ANN報道特別番組 つながろう! ニッポン」…タイトルを見たときから、“あざとい”という
言葉が頭に浮かんでいました。“いやらしい”というか。
報道・編成が「こういう番組を作れば局のイメージが上がるだろう」と考えていそうなのが
見え見えで、いかにもテレビがやりそうなことだと。ハハハ。

テレ朝:災害報道についての検証番組…要は反省していることを示すため。
日本人ほど反省好き&自分を悪く考える民族も珍しいのではないか。
反省は常に必要だがそれを番組にするのはどうか。部内でやればいいこと。
この放送時間を復旧・復興をどうあるべきかに使うべだと思うがどうか。
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テレ朝:93歳の女性の言葉…以前にも聞いたが、一言一言に含蓄があり重い。
「100まで生きたってあと6年」…名もない老女の発する言葉がなぜ人の心を
打つのか?声高でない、一市民の静かな声なのに。ジャーナリズムの原点が
彼女の言葉にあるように思えて仕方がない。
  *別のテレビでも見たが、このおばあちゃんの言葉は響く。


夕方近く、NHK BSプレミアムで「日本の歌」の再放送を見ました。大好きな歌手の一人、
吉幾三が出るからです。藤あや子との“スペシャル・ステージ”は見ごたえがありました。
泣かされました。吉の歌う姿を見ると、わけもなく、いつも涙があふれます。妻も、しきりに
ティッシュに手を伸ばしていました。たがいに顔を見ないのがマナーです。ハハハ。
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NHKプレミアム:吉幾三の何が涙を誘うのだろう。よくわからない。
聴くほどに涙があふれる。「for you」と「酔歌 追伸」が絶品だった。
得難いエンタテイナーだ。健康に気をつけて1日でも長く歌ってほしい。
この日のパートナー、藤あや子も自分の世界を作り出していた。
至福の時間だった。


5時半からは「ロイヤル・ウエディング」にくぎ付けになりました。
わが皇室の慶事とは雰囲気が違いますが、なぜか、イギリス王室の戴冠式や結婚式は
見とれてしまうところがありますね。
日テレは見る気がせず、最初から最後までNHKで見ました。
セット、司会、ゲスト陣…どれをとっても、中継体制は“最高の布陣”とは思えませんが、
すくなくとも、“余計なこと”はしないだろうという安心感があります。
チャンネル選択の理由づけとしては情けないですが。ハハハ。
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ロイヤル・ウエディング:王室、歴史、伝統、宗教、上流社会…選ばれた人々の
壮大華麗な儀式。別世界の出来事だが思わず見とれる。
BBCの放送は、カットひとつに無駄がない。
教会の中は赤が多く金髪がよく映える。副音声だと同時通訳の声が消えて
厳かさが増す。ダイアナ妃の美しさが思い出される。

ロイヤル・ウエディング:これは同時通訳ではなく、訳した文章を読んでいるだけだ。
事前に全ての発言は分かっているのだろう。
これなら、字幕にして原音を生かしたほうがはるかにいい放送になるのに。
副音声を聞くと厳かさがかなり違う。

ロイヤル・ウエディング:God Save The Queen…国歌斉唱。
女王自身は 歌わないわけだ。ある意味、目からうろこだ。
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“バルコニー・キス”まで見終えて「世界フィギュア」にスイッチ。いや忙しい。ハハハ。
どことなく…あくまで、どことなくですが、大震災の発生で1ヶ月延期され、会場も東京から
モスクワに移った“虚脱感”のようなものが、選手にも観客にも漂っている気がします。
同じ空気が諸般の事情があって実況・解説を現地に送らなかったテレビにも…。ハハハ。

村上佳菜子:最初の3-3がきれいに決まって波に乗った。音楽にも乗っていた。
年齢的にはぴったりの演技だった。会場の受けも良かったが、点はどうか?

ファヌーフ:飾りが少しうるさいがコスチュームの色がきれいだ。
日本人選手も衣装のセンスを学ぶべきだ。印象が大きく違うもの。
浅田真央の新しい衣装は疑問だらけ。

レオノア:彼女を見てるとロシア人も相当欧米化してることが分かる。
この人のジャンプは切れがすごいなあ。実況・解説、言葉は要らない。
ロイヤル・ウエディングのBBCを聞くといい。

欧米勢を見てると、衣装にもきちんと目配りされていることが分かりますね。
選手自身も、自分を最高に美しく見せることにどん欲ですが、日本人は
“遠慮”があります。

コストナー:ひところ邪魔をしていた長い脚…最近は武器になっていたのに
この転倒は大きいなあ。

ゲデバ…:この衣装はどうなんだ?普段着のままリンクに出てきた印象だが。
少し太った? そのせいか、以前よりスピードがないような。
スタミナ切れてないかな。こりゃフリーは厳しいのではないか。

浅田真央:こんなに細かったかなあ。痛々しいほどに細い。
いくら見せる競技とは言ってもエネルギーが出せないと。
フラットは少しふっくらし過ぎてるが、ほかの選手と比べて、浅田の細さが
気になる。

オーチンハラショーときましたか。塩ちゃん、笑いはとらなくていいんだからね。 

安藤美姫:SPで3位までに入れば逆転する力も自信もあるだけにそれほど
切羽詰まった気分ではないと思うが。一時はこの人が滑り出す前不安が
いっぱいだったが、今は違う。安定感がすごい。不安は少しゆったりしすぎたか?

シズニー:リンクを離れた彼女はいかにもアメリカの若い女性という感じ。
女性としての魅力にあふれている。演技が優雅だなあ。流れてる。
スピンが美しい。内面の美しさが出た演技だった。気に入った。

コルピ:フィンランドの妖精か。もう少しヒネリはないのかなあ。
スタート前の笑顔がごく自然だったが最初のジャンプで転倒!
あとはよかっただけに惜しいなあ。

フラット:シズニーとは別のタイプのアメリカン・ガールだ。
激しい練習をしてるはずなのにこの体型なのはなぜか?
5ポンド(2kg+)絞ったらもっと動けるのではないか。
でもそれなりに楽しめる滑りだった。

浅田真央:リンクに立った時の印象が痛々しいほど細い。そしてこの衣装!
アドバイザーはいないのかなあ。
3Aで着地が乱れていた。こだわる気持ちは尊いのだが。
ステップはさすがだったが、他は並みの選手に見えた。

6位!ということはキムには抜かれて最終Gに入れない ?!

キム・ヨナ:最初のジャンプは危なかったがあとはソツなくまとめた。相手に
対応するタイプの競技ではないからもともとブランクは問題じゃなかったはず。
その通りの演技だったと思う。予定通りの1位か。安藤に期待しよう。


キム・ヨナには、1年のブランクも“ほぼ”関係ありませんでした。ほかの競技と違って、
フィギュアでは相手の力や技に対応することがありません。“試合勘”と言ってもそれほど
大きなものではないと思っていました。その通りの演技を見せました。
滑り終わったとき、「安藤の方が上」と思いましたが、審判の評価は逆でした。
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予想通り、ネットでは非難ごうごうだったようです。
流れがあって美しい演技だと思いました。審判が彼女を上と判断したのなら、私は素直に
受け入れます。「買収だ」「不公正だ」と言い始めたらきりがありませんから。
日本で“フィギュア・ファン”と称する人たちの一部に“キム・ヨナ嫌い”が多いのは
分かっていますが、書かれていることを読むと気分が悪くなります。品性下劣です。
災害発生後、世界からほめられた素晴らしい日本人はどこに行ったのですか?ハハハ。
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安藤美姫の演技はとても安定していましたね。調子がよくないと言っていたようですが、
難度を下げて“美しく”滑り切ったのは立派です。キムとの差はあってないようなもの、
フリーに絶対の自信を持っている安藤ですから、逆転優勝の可能性を80%と予想します。
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浅田真央は「ショートプログラムがすべて。トリプル・アクセルを跳ばなくては」という
“強迫観念”に押しつぶされてしまったのではないでしょうか。
まさか、彼女がフリーを最終組の前で滑ることになるとは予想もしませんでした。ただし、
点数的には逆転も可能です。そのためには“開き直り”が必要でしょうが、口で言うほど
簡単ではないと思います。芯はしっかりしている選手ですから、今シーズン最後の滑りに
ひそかに期待しましょう。今夜はぜひ3Aを成功させてあげたいものです。

“テレビ&ツイッター漬け”の一日でした。今朝は目がしょぼしょぼ。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-30 10:41 | 放送全般 | Comments(21)
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高橋や織田を抜く…と思っていた小塚崇彦が大きな舞台でやってのけました。
予想よりはるかに時間がかかりましたが。ハハハ。
予選からの出場だったことが幸いしたかもしれません。SPで失敗があって、フリーには
気負いなく入れたのではないかとも思います。
最初のジャンプさえうまく跳べば…と思っていました。高く跳んできれいに降りました。
スローパートを含めて“流れ”がないように見えましたが、とにかくジャンプがあれだけ
見事に決まったのですから、銀メダルは当然だったでしょう。
少し、線が細いかな、という感じは否めません。しかし、これから円熟味が増して行けば
日本のエースになるでしょう。コーチとの“一体感”に安心します。
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高橋大輔の再開後の集中には拍手を送りました。非常に難しいことだと思います。
しかし、シューズのハプニングはどうしても納得できません。オリンピックで織田信成の
ひもが切れましたが、大きな大会でエッジが外れるアクシデントを見たことはありません。
トップ・スケーターに起きてはいけない種類の事故だと思うのですが、解説の本田武史は
明快な説明をしませんでした。
とても、“ありがちな”ことだとは思えません。本人だけでなく陣営を含めて、“あっては
ならない”出来事だったのではないでしょうか。
もし、そうなら、本田はきちんと指摘すべきです。
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フィギュアの放送で、選手に対して辛口のコメントを聞くことは少ないですね。
「勝って良かったね」「負けたけど頑張ったよ」的な解説はスポーツ好きにとっては意味が
ありません。妙な“仲間意識”は無用です。

織田の“3回転跳びすぎ”にはうんざりです。
ジュニアのレベルならまだ理解できますが、トップクラスの彼が同じミスを何度も犯す…
これまで応援し続けてきたファンも引いてしまったのではないでしょうか。立ち直るには
かなりの時間と努力が必要でしょう。
…と言っていると、誰も期待しないときにいきなり大きなことをやってのける可能性は
ありますが。ハハハ。

優勝したパトリック・チャンは、あえていえば、せっかくのぶっちぎり優勝なんだから、
フリーもノーミスで滑ってほしかったですが、全体として文句のない演技でした。
あの演技を見ても「技術的には完璧だけど…」、「感動しない」などと難癖をつけている
ツイートを見かけました。あきれてものが言えません。
得点が高すぎる…日本人選手に高得点が出たときにも同じように言うかといえば、まず
間違いなく称賛するだけでしょう。一人のジャッジが採点しているならともかく、9人の
審判の“総意”が得点になっているのですから、おかしいと言う方がおかしい。ハハハ。
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東西冷戦中、東欧ブロックの一つ、ブルガリアでバレーボールを取材したとき、サイド・
ラインから50cmも外れているボールでも平気な顔で“グッド”のジャッジをする線審が
いました。体操や、フィギュアなどソビエトが強い採点競技ではあいた口がふさがらない
得点が示されるのは当たり前のことでした。その不公正ぶりは、今では信じられないほど
ひどいものでした。
「はいはい、そういうものなんですね」と思いながら見ていたものです。文句を言っても
通じる相手じゃないのですから、エネルギーも時間ももったいないです。

ここ数年のフィギュアでも、偏っている、買収されている…という話をよく聞きます。
バンクーバーでキム・ヨナが勝ったときも、大騒動でした。それが事実だと思うなら
「競技として成立しない」と言っているのと同じです。
“キム・ヨナ嫌い”の理由の一つに彼女が韓国の選手だから…があるようです。
救いようがありません。人間として“お粗末”です。
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結局、スポーツを愛する気持ちがないからそういうことになるのでしょう。
外国人も含めて選手たちを“クンづけ”や愛称で呼ぶ、単なる“フィギュア・マニア”が
多いようですが、最後は、日本人選手が優勝しなければ気がすまない人たちです。
今日から始まる女子はもっと心配です。安藤美姫や浅田真央ら日本勢にいい点が出されず、
キム・ヨナが高得点を得たりした日にはエライ騒ぎになるでしょうね。ハハハ。

私?
私は、いつもと同じです。誰であっても、美しいと思う演技をした選手を高く評価し、
それが審判と一致すればよし、一致しなければ、ああ、そうなんだと思うだけです。
スポーツですから、楽しまなくては…ね。ハハハ。

休日ですから、昨日の世界フィギュアを見ながら、“応援放送”についての
Archiveを用意していました。
しかし、今朝になって、“おまけ”として書き始めたこの話が、“案の定”
長くなってしまいましたので、切り離して更新することにしました。

先日、「騒ぎの再現はごめん~フィギュア観戦の心得~」を更新しました。
→ http://bit.ly/hNg7Pf
ツイッターで宣伝した際、figureskating とfigureskateのハッシュタグを
つけたところ、1300件を超えるアクセスがありました。
ただし、ツイートの中に“バンクーバー五輪の採点めぐって「なぜキムヨナの
点が高いのか」とヒステリックに騒ぐ人たちがいましたっけ”と書いたのが
一部のフィギュア・ファンの神経を逆なでしたのか、“ヒステリック”な
書き込みが私宛てにされました。書いた人のお顔が目に浮かぶようでした。

よって、今回の宣伝ではハッシュタグはつけないことにしました。
危機管理…。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-29 11:11 | フィギュアスケート | Comments(6)
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少し前まで、一日に何度となくテレビから流れた「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん
空の星を」はほぼ半世紀前に坂本九が歌って大流行した歌です。
桑田佳祐・福山雅治を初めとする豪華なメンバーによる応援歌を聞くにつけ、被災地を
実際に訪れた歌手たちの活動を見るにつけても、歌が持っているパワーに圧倒されます。

歌と同じように、書物にも人の心に沁みたり、勇気を与えたりする絶大な力がありますね。
ヒット曲を持っている歌手、長く読み継がれている本を書いた作家の影響力にはいつも
感心してしまいます。
特に歌手の場合は、自分の歌によって人々が笑ったり、感動して涙を流したりする場面を
目撃することが多いですから、そのたびに“歌手冥利”ということを思うでしょう。
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今のアナウンサーたちは、私が現役のころにくらべたら遥かに名前も顔も知られていて、
アイドル並みの人気者になっている例もあります。それでも、人に感謝されたり、感動を
与えたりすることはそんなに多くはないでしょう。
まして、そのアナウンスが5年後、10年後まで記憶に残るようなことはめったにないと
思います。少なくとも、私はありません。「いや、…のときの実況はよかったですよ」と
ごくたまに言われることもありますが、それは、試合そのものの印象が強いのであって
私は“おまけ”にすぎません。ハハハ。

5,6年前に、「冥利」というエントリーを書いたときにも引用したのですが、きっかけは
旧HPの掲示板に書き込まれたコメントでした。

<…わたしは以前、視聴者プレゼントで岩佐さんの本も頂いたのですが、
その本もわたしにとってとても大切な本です。
久しくネットもやってなかったことや、前ほど熱心にサッカー中継を
見なくなった事もあり、岩佐さんがサッカー中継から退いたことを
知りませんでした。わたしはもうWOWOWには加入していないので、
岩佐さんの今の声を聴く事はできません。
学生時代、サッカー中継に興奮、かつ感動できたのも岩佐さんの実況が
あったからこそだと、WOWOWから離れて、今でも思っています。

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“本”は、2002年に自費で出版したささやかなものです。
推敲が足りなくて、句読点の誤りや文章のおかしなところがあって、恥ずかしいかぎりの
本ですが、大事にされていることを知ったときは、「出してよかった」と思いました。
ただし、アナウンサーが本当の“冥利”を感じるのは、やはり実況の場です。
大きな試合を担当したり、プレー描写や解説者とのやりとりがうまく行ったりしたときに
「よくぞ、アナウンサーになった」と思うものです。

残念なことに、実況を聞いたときの感動が長く続くことはありません。
スタイルがどんどん変わっていくからです。昔から“名アナウンス”とされているものも
数年後には色あせて聞こえます。若いころに聞いて印象深かった実況をいくつかテープで
聞いたことがありますが、“古色蒼然”…やめておけばよかったと思いました。
直木賞作品のあとに夏目漱石を読む気分と言えばいいでしょうか。
それぐらい、実況スタイルが変化しているのです。
文学はそれでも人に感動を与えますが、実況はなかなか難しいです。フジテレビの後輩に
「実況は消える芸術」と言い放ち、自分の放送をテープに録らない男がいて、そのころは
あきれたものですが、今になって「なるほどね」と思わないでもありません。ハハハ。
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人から「あれはよかったですね」と言われるものでも、今聞くと、「なんだ、これは」と
スタイルの古さに唖然とし、「もうちょっと、うまくしゃべれるんじゃないのか」と思う
ことが多いです。“門外不出”にしたいぐらいです。ハハハ。

具合が悪いことに、誉められるのは、ゴールが決まったり(サッカー)、ナイスショットが
決まったり(テニス)したときに実況をやめて拍手・歓声を生かした場合が多いので
いささか微妙です。
自分のスタイルとしてやったのですから後悔などしませんが。ハハハ。

ある立場・境遇で自然に受ける恩恵や幸福…
広辞苑によれば、“冥利”はもともとそんな意味で使われるようですから、私に限っては
ヘッドセット・マイクをつけ、わくわくしながら放送席に座ることがすでに“冥利”だったと
と言っても言い過ぎではないかもしれません。それに気付くのがきわめて遅かったのは
“痛恨のきわみ”ですが。ハハハ。 

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# by toruiwa2010 | 2011-04-28 09:51 | 放送全般 | Comments(6)
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どのチームも20試合前後を消化して、メジャーも少しずつ本格化してきました。
「サンデーモーニング」は、張本某が柱の陰から肩をゆすって姿をあらわす時間になると、
ほかのチャンネルに回していますが、相変わらず「メジャーなんて どうってことない」と
毒づいていることでしょう。ときどき、高校生でもやらないような凡ミスもやらかすので
かばいきれないこともありますが、やはり、メージャー・リーガーが見せつけるパワーと
スピードは魅力にあふれています。

70年代から80年代にかけてのめりこんだメジャーについては、今も愛着があります。
ツイッターなどを見ると、日本にも大勢のファンが生まれ、中には、かなりマニアックな
人もいるようです。選手の持ち味からファームの事情まで細かい情報を持っていることに
ビックリします。私は、なんとなくテレビをつけているだけですから。ハハハ。
文字通り“草分け”的存在だったパンチョさんが今の日本の“メジャー事情”を知ったら、
何と言うでしょうかね。「いやー、岩佐さん、驚きましたねえ」…

CSに加入するほど熱心なわけではなく、「なぜ、このカードなの?」と文句を言いながら、
NHKの中継を見ています。副音声が多いですが。ハハハ。
解説者・アナウンサーには書きたいことがいろいろありますが、今日はやめましょう。
プレーの実況と分析ばかりでは飽きるので、もう少し、メジャー周辺にある面白い話を
紹介してほしいとだけ注文しておきます。
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たとえば、ヤンキー・スタジアムでデレク・ジーターが打席に入るとき、テープに収めた
ボブ・シェパード(今年 亡くなった)の声が流れます。
ジーターが、何があっても“神の声”と呼ばれたシェパードの場内アナウンスで打席に
入りたいと望んで生前に録音したものです。こういう話は聞く者の胸を打つと思いますが、
NHKでは紹介しましたかね?

たとえば、こんな話は?…

MAGIC MUD


お手元の英和辞書を開いてみてください。
BASEBALLには二つの意味がありますね。ひとつはもちろん、正岡子規の造語、「野球」、
もうひとつは「野球で使う球」です。ハハハ。
He picked up a baseball(彼はボールを拾い上げた)という使い方をします。
FOOTBALLも同じです。初めて知ったとき“目からウロコ”でした。
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街でタクシーを拾って「球場に行ってください」のつもりで“Ballpark,please”と言って
“Which ballpark?”と聞き返されたことがあります。大きな街の場合、メジャーの球場と
アメフトの球場がありますからね。

ところで、テレビでアメリカのベースボールを見ていて、審判から新しいベースボールを
受け取ったピッチャーが日本ほどそれを“こねない”ことにお気づきでしょうか。
あれには秘密があるのです。
事の発端は遠く1920年8月17日にさかのぼります。
この日、ヤンキースのC・メイズが投じた一球が、インディアンズのR・チャップマンの
側頭部を襲い、翌日、息を引き取る事件が起きました。
メイズはボールに傷をつけて(ball-doctoring)投げるピッチャーとして知られていました。
空気抵抗を多くして変化を鋭くさせるためです。

この事件を受けてメジャー・リーグ機構は、ball-doctoringを禁止し、常に新しいボールを
使うことを決めました。問題は、新しいボールは滑って、握りにくいことです。
噛みタバコの汁や靴磨きのクリーム、水に溶かしたグラウンドの土など、各チームとも
試行錯誤しましたが、革が変質してしまうなど、うまくいかなかったようです。
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1938年のある日、フィラデルフィア・アスレチックスの3塁ベース・コーチだったレナ・
ブラックバーンは、試合の合間に塁審から「困ってるんだよ」と愚痴を聞かされました。
数日後、趣味である釣りに行ったときに、ふとひらめいたブラックバーンは川底に手を
伸ばしました。何度か試みた末に「これは」と思えるものを見つけたのです。
球場に持ち込んでテストしてみると結果は上々でした。
magic mud(魔法の土)と呼ばれる"Lena Blackburne Rubbing Mud"誕生の瞬間です。

まもなくアメリカン・リーグがこのドロを採用し、やがてナショナル・リーグも追随、
いまでは、アメリカ中のメジャー、マイナー、大学リーグなどでひろく使われています。
私たちのころは、試合の数時間前、審判がスタンド下の控え室で100個前後のボールに
このドロを擦り込むのが“仕事”の一部と言われていました。
主に主審の任務とされていましたが、控え室の係員に下請けに出す人もいました。ハハハ。
今では、ホームチームの関係者がやることもあるようです。
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メジャーのチームが1シーズンを乗り切るには、2ポンド(約900グラム)入りが2缶
必要ですが、料金は2缶で約1万円。かつての苦労を考えれば安いものでしょう。

実はこのドロ、どこで採取されたのか、秘中の秘でした。デラウエア川支流のどこか…
までは分かっていましたが、具体的なことを知っているのは10人ぐらいだったのです。
2年前にCNNが採取の模様を取材して放送したので、増えているかもしれませんが。
ブラックバーンは、亡くなる直前に、採取の場所や製法などを親友に伝えました。
高齢だった親友はほどなく娘に譲り、現在は、さらにその息子が取り仕切っています。
毎年、ある時期になると、彼は家族と一緒に秘密の場所に行き、次のシーズンに備えて
およそ180キロの“宝のドロ”を採取するのです。完全な独占家内企業です。ハハハ。
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これまで、たくさんの会社がいろいろな土を試しましたが、足元にも及ばないそうです。
このドロが優れているのは、匂いがなく、擦り込むことによって、ピッチャーはボールを
しっかりグリップすることができ、しかもボールが黒ずまない点です。
製法と書きましたが、水分の抜き方や、添加する特殊な物質にも秘密があって、それは
まさにコカ・コーラの原液並みです。ハハハ。

このブラックバーンという男、調べてみるとなかなか面白いやつです。
1910年代に内野手としてホワイトソックスに在籍したあと、20年代半ばからコーチになり、
28年途中から29年まで、監督もつとめています。
選手としての記録をよく調べると、コーチだった27年に代打として打席に立っています。
それだけならまだしも、29年にはピッチャーとして、3分の1イニング投げているのです。
現役のときには、一度もマウンドに上がったことなどないというのに!
しかも、このとき42歳!!
メジャーでは、大量点をリードされた終盤に、あまりピッチャーを使いたくないという理由で
野手に投げさせることがありますが、監督が…というのは聞いたことがありません。
古きよき時代だったということかもしれませんね。

“Towel off”についての報告

皆さんが関心を持っているかどうかに関係なく(ハハハ)、先日 書いた、メジャーの主審と
テレビ局の間でどんなシグナルが交わされているのか…に、私は強い関心があります。
そこで、あの記事を更新したあと、複数の球団にメールを出して聞いてみました。
マリナーズ、オリオールズ、ドジャース、ロイヤルズの4球団です。そのとき、ホームで
試合をしていたので選びました。

つたない英語だったにもかかわらず、全球団から回答がありました。ファンを大事にする
姿勢がうかがえます。
中でも丁寧に書かれていたのがカンザスシティ・ロイヤルズでした。
その回答を中心に、現在の試合運営がどのように行われているかをまとめておきます。

CS放送が盛んになり、ほぼ全球団の試合がそれぞれの地元局によって中継されるように
なった現在では“タイム”が試合の進行を管理しています。
まず、3アウトになると2塁塁審がストップウォッチをスタートさせます。
クルー・チーフ(4人の審判のリーダー)の場合もあるようです。
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1分40秒 経過すると、主審にシグナル(うなずくだけのときもあるし、ハンドシグナルを
使う場合も)を送ります。
主審はピッチャー(あるいはキャッチャー)に投球練習は“あと1球”だと知らせます。
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困るのは、イニング間の時間についての回答が“まちまち”なことです。
オリオールズは“2分”と書いていますが、マリナーズとロイヤルズは具体的な数字を
書いていません。そして、ドジャースは“2分20秒から2分40秒”としています。
ただし、試合の運行がテレビのCMと関係なく行われていることははっきりしました。
つまり、一定の時間が来ると新しいイニングが始まるから、テレビさんはその時間内に
そちらの責任でCMを消化しなさいということです。
私が紹介した“タオルオフ”やそれに似たやり方は“過去の遺物”でした。ハハハ。

*ちなみに、NPBの公式サイトによると、日本プロ野球では、イニング間は2分15秒で、
時間はスコアボードに表示し、1分30秒経過後“あと1球”を通告する、となっています。

丁寧に書いてくれたカート・ネルソン氏にリスペクト…
彼によると、“タオルオフ“が行われていたころには、試合開始の直前にバットボーイが
ベンチ前に出てタオルを振り回したとか。ロイヤルズの選手が“take field”=守備位置に
散って行くことをテレビやラジオに知らせるキューだったそうです。
1980年のワールド・シリーズを含めてかなり通いましたが、気づきませんでした。

彼はロイヤルズ野球博物館の“ディレクター”だそうですが、私への回答メールの最後に、
“good question”と書かれていました。“アメリカの池上彰”のようです。ハハハ。

*写真は、ツイッターを通じて友人になったKさんが撮ったものです。
私が得た情報を知らせたところ、ちょうどセーフコにいた彼が、撮ってくれました。

運命…それぞれの立場

いま、このときに自分が総理大臣でいることに運命を感じると菅直人は言った。
いま、このときに菅直人が総理大臣でいることを受け入れなければいけない
被災地の人々の過酷な“運命”を思う。
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# by toruiwa2010 | 2011-04-27 10:00 | メジャー&野球全般 | Comments(8)
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大災害の発生で東京開催が中止という異例の事態になった世界フィギュアがモスクワに
舞台を移して始まっています。選手の中にはこの大会に照準を合わせて練習してきた人も
いるでしょうから、開催にこぎつけられてよかったと思います。…と、言うほうは気楽に
言いますが、1ヶ月前にピークが来るように調整したものを、一度“解除”して、再び
立て直すのは口で言うほど簡単ではないのでしょう。

外見だけで判断することはできませんが、一番心配なのは繊細に見える浅田真央です。
日本選手権で自信を取り戻していると思いますが、これまでもいろいろ波があっただけに、
どんな精神状態でモスクワに乗り込んだか、気になります。ファンであろうとなかろうと
“真央スマイル”は誰もが見たいはずです。シーズンの締めくくりとして納得ができる
演技をしてほしいものです。
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今シーズンの安藤美姫で目を見張るのは“安定感”です。
ショート・プログラムでいい位置につければ、絶対の自信を持っているフリーでトップが
狙えるのですから、迷いなく試合に臨めるのは強みですね。このところ、難度を下げても
“美しく滑る”ことに気を配っているのは大正解だと思います。
“安藤のフリーは素晴らしい”と審判の頭に植え付けたのは何よりの財産です。ハハハ。
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キム・ヨナの練習風景を見るかぎり、ブランクを感じさせる空気はありません。
もともと、相手の力や技にどう対応するかを考えなければいけないほかの競技と違って、
フィギュアでは直接対戦する場面がないのですから“ブランク”の影響は限定的です。
世界選手権は「ためしに出てみようか」という大会ではありません。出る以上は相当の
自信があると思って間違いないと思います。
キムvs日本勢という対決の構図に変化はなさそうです。
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「なぜ、あんな点差になるのか?」、「どうして真央ちゃんのほうが点が低いの?」…

昨年、バンクーバー・オリンピックが開催中のある日、このブログを含め、ネット上に
疑問があふれていました。女子フィギュアのショート・プログラムがあった翌日です。
“急きょ”、テレビや新聞で採点についての詳しい説明が行われました。珍しいことです。
読者のかたに教えていただいた公式HPの採点表をブログに載せて、つぶやいたところ、
アクセスが“破天荒”な数字になりました。ツイッター、恐るべし。ハハハ。
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テレビ・新聞、ブログ、ツイッター…あらゆるメディアで多くの人がいろいろな意見を
述べていました。まさに蜂の巣をつついたような大騒ぎでしたね。ハハハ。
浅田が逆転していたら、“騒動”は急速に下火になったでしょうが、キム・ヨナがフリーで
さらに差を広げて金メダルに輝いたために長くくすぶり続けました。

発言の大部分は、自分の物差しに基づいたものでした。
浅田真央もキム・ヨナもいい演技をしたことは誰もが認めたでしょう。騒ぎになったのは
結果として、キム・ヨナが浅田真央を上回っていたと、審判団がジャッジしたからです。
しかも、思った以上の差がついていました。
この、審判の評価が自分の思いと違う…強い違和感が出発点だったと思います。

順位が逆だったら、日本ではあんな騒ぎにはなっていなかったはずです。
逆に、韓国では大騒ぎしたでしょうが。ハハハ。
陸上競技や水泳のように時間や距離で単純明快に優劣が判定できる種目にはこの種の
問題は起きません。しかし、審判の判断で順位が決まる採点競技はいつももめます。

どうしても“ひいき目”で見ますから、私の感想も「残念。それにしても、ずいぶん差が
ついたもんだなあ」というところでした。少なくともショート・プログラムであれほどの
(4.72)差があるとは思いませんでした。浅田が素晴らしい演技をして高得点を出した
直後のキムの演技を見て「キムのほうがいい出来だ。でも1-2点差だろう」と思いました。
ですから、結果として、採点で大差がつけられたとき、ビックリしたのです。
しかし、全体として、キム・ヨナのほうが優れた演技をしたと思いましたから、最終的な
結果については納得しました。

フィギュア・スケートはジャッジの採点で順位が決まる。
演技の種類ごとの“基礎点”、出来ばえによる“加点”など、採点には基準がある。
選手もコーチもそれを十分に理解したうえで参加している。

そう考えていますから、結果が出たあと、いろいろ言ってみても始まりません。
ジャッジも人間だから“主観”が入ることは避けられないでしょう。細かく、ジャンプの
種類がどうだ、GOE(できばえ)でこんなに差がつくのはおかしい…と分かったようなことを
言ったり書いたりする“にわか・ミニ専門家”が大勢、出現しました。もちろん 自由です。
しかし、それに惑わされる人も多いから困るのです。
「真央のほうがよかった」と言わないと非難されそうな空気が怖かったです。ハハハ。

フィギュアにはフィギュアの楽しみかたがあると思っています。
私は、美しいかどうかを基準にしてみることにしています。見せるスポーツですもの。
自分の物差しで見て順位をつける。ジャッジが細かい点をどう判定するかはどうでもいい。
合致すればよし、しなければそれまで…です。ハハハ。

採点基準は細かすぎて理解しきれません。審判や競技の経験者以外に、すべてを理解し、
演技が終わった瞬間に判定できる人がどれほどいるのでしょうか?
去年の日本選手権で安藤が派手なガッツポーズを見せたとき、浅田を上回るかどうかは
“微妙”だと見ていました。まさか、8点以上の差で逆転するとは思いませんでした。
翌日の新聞を読んで、浅田の冒頭のトリプルアクセル(3回転半)が“やや回転不足”と
判定されていたことを知りました。
放送の中では触れられなかったと記憶します。つまり、専門家でも、リアルタイムでは
確認できない“ミス”があるのですから、素人にはどうにもなりません。ハハハ。
相撲の物言いや野球のホームラン、テニスのイン/アウトの判定とは意味が違います。
技の出来を判断するのにハイテクの力を借りなければならないのだとしたら、それはもう
スポーツの域を超えています。
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ちなみに、私はある時期から女子体操にまったく興味がなくなりました。
最近は少し変わってきているようですが、コマネチの出現以来“低年齢化”が極端に進み、
競技の中身も曲芸のようになって、スポーツとしての面白くなくなってしまったからです。

口幅ったい言い方ですが、単なるスポーツ好きではなく、長くスポーツを見てきた目に、
オリンピックでは、キムが浅田を上回る“美しさ”を見せました。
プルシェンコよりライサチェックがいいと判断しました。
私にとっては、それがすべてです。
しかも、美しいと思ったものがより高く評価されたことに納得しました。

より速く、より高く、より強く…オリンピックの理想です。
私の中では、フィギュアはどれにも当てはまりません。
より美しく…これだと思うのです。ハハハ。

フィギュアを見るときは余計な情報をシャットアウトすることにしています。
実況者の立場だったら、採点基準は当然、把握しておかなければいけないでしょうが、
観客(視聴者)として見るときは、頭でっかちにならないほうがストレスはたまりません。
自分の目で見て、“美しい”と思った選手たちをたたえます。フィギュアとはそういう
競技だと思うからです。

さて、明日から放送が始まるようですが、女子は日本勢に勝ってほしいですね。
いえ、いいものがみられるなら誰が勝っても文句はないのですが、あの“採点騒動”が
また始まるのはうっとうしいですから。
皆さんにも、肩の力を抜いてリラックスしてみることをお勧めします。ハハハ。

書かれていることに賛同できない、という方もおいででしょう。
コメントは自由ですが、感情的なものや、ほかの書き込みに対する批判は
私の判断で削除することがありますのでご了承ください。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-26 09:57 | フィギュアスケート | Comments(9)
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チャンピオンズ・リーグ(UCL)の準決勝1st legがいよいよ今週行われます。
マンチェスター・ユナイテッドvsシャルケ、バルセロナvsレアル・マドリードですか。
内田がいるシャルケの動向も気になりますが、やはり注目するのはクラシコでしょう。
UCLの準決勝でこの両チームが顔を合わせるのは2002年以来です。
このときも、マンチェスターUがベスト4の一角にいました。
しかも、残りの一つがドイツのクラブ(レバークーゼン)だったのは“奇遇”ですね。

オールド・トラッフォードには行ったことがないので魅力を感じましたが、“クラシコ”が
惹きつける力は半端じゃありませんでした。
きっと、プロデューサーが引退間近の私に気をつかってくれたのでしょう、“めでたく”
クラシコの担当になりました。いえ、“圧力”をかけた記憶は全くありません。ハハハ。
噂のカード、憧れのカードですから胸が躍りました。サッカー・アナなら分かるはずです。
もちろん、念には念を入れた準備をして、気合十分でスペインに向かいました。

気合が入る理由はカード以外にもありました。
準備の合間、よせばいいのにネット上をふらふらしているときに「クラシコなんだから
実況にはK氏を」的な書き込みを見てしまったのです。誰を指すか、リーガ・ファンなら
お分かりですね。ハハハ。
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本格的にサッカー中継にかかわっておよそ10年の間に、いくつかマグニチュードの
大きな試合を経験していました。
ミランダービー、イタリアダービー、ユーロ96のイングランド対スコットランド、決勝:
ドイツ対チェコ、ユーロ2000のQF:フランス対スペイン、決勝フランス対イタリア…
ですから、“クラシコだから”と言ってビビることはないのですが、書き込みのせいで、
別のプレッシャーがかかってしまったのです。
なにしろ、あちらは“カリスマ”と呼ばれる人気アナウンサーですし、こちらは呼ばれ方
からして“岩佐爺”ですもんねえ。ハハハ。
「俺は俺のやりかたでやるしかないもんなあ」と思いつつ家を出たのです。

3年連続のスペインでしたが、この時はいつものホテルではなく、おそれ多くも、国王の
名前を冠したHOTEL REY JUAN CARLOS(ファン・カルロス国王ホテル)という、少々、
“居心地”が悪いほど豪華なホテルでした。ハハハ。

この時の私は、もうひとつ厄介な仕事を頼まれていました。
カンプノウ周辺でサポーターたちにインタビューすることです。いえ、日本語ならなんの
問題もないのですが、ディレクターの指示は“スペイン語でやって下さい”でした!
日常の挨拶と数の数え方ぐらいしか知らないのに無茶を言うなと思いましたが、言っても
聞き入れる相手ではないので、コーディネーターに頼んで文章を作り、それをカタカナに
してもらって懸命に丸暗記しました。
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「どちらが、何点差で勝つと思うか?」、「あなたにとってクラシコとはなんですか?」…
他愛のない質問ですが、現地の言葉で、相手に通じるように話すのは容易じゃありません。
フレンドリーなスペイン人のおかげで役目は果たせましたが、放送席に到着したときには
もう、軽い“疲れ”を感じていました。ハハハ。

気分は高揚しているのですが、少し、気がかりなこともありました。
サッカー好きとしては、せっかくのビッグ・マッチですから、両チームともにベスト・
コンディションで戦ってほしいのですが、この日はケガやサスペンションで両チームの
主力が欠けていたのです。
惜しまれたのは、好調と見ていたリバウドの欠場でした。リーガの第35節:セルタ戦で
足のケガを悪化させたのですが、この試合で後半16分までに3人の交代枠を使い切った
レシャック監督は、足を引きずるリバウドをベンチに下げることができなかったのです!

さすがに、温厚な私も頭にきました。もちろん、“アナウンサー・岩佐”はそんなことは
言いませんが、“もう一人の岩佐”は「何やってんだ。俺のクラシコをどうしてくれるんだ。
お前なんかクビだ。クビ、クビーッ!」と思い切り毒づいていました。ハハハ。
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予想通り、スタンドはものすごい盛り上がりでした。
発煙筒の煙がピッチ上に流れ込む、騒然とした雰囲気の中でキックオフ。

…試合は2-0でアウェーのレアルが勝ちました。
1点目は千両役者:シダンの芸術的なループ・シュートでした。
右サイドのラウールから絶妙なスルーパスを受けたジダンがDFのタックルを受けながら
ループ・シュートしたボールがGKの手をはじいてゴール右隅に飛びこんだのです。
DVDで聞く私の声も裏返っています。ハハハ。
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1-0のまま終わっていればよかったのですが、ロスタイムに、途中出場のマクマナマンが
2点目のゴールを決めたとき、このSFは勝負あった…という感じでした。すくなくとも
強い思い入れを持ってアジアから来た一人のアナウンサーにとっては。ハハハ。

この日の試合でもレシャックの采配には首を傾げたくなりました。
前日の会見で両監督ともにこう言っていたのです。
「第1戦では何も決まらない。すべてはサンチャゴ・ベルナベウで決着する」と。
にもかかわらず、1点先行されたあと、ディフェンスを二人にしてしまったレシャックの
選手起用は、まさに“明日はない”という戦い方で、言っていたことと矛盾しています。
デルボスケにしてみればまったく考えもしなかった形で「カンプノウで(ほぼ)結論が出て
しまった」わけですから、笑いが止まらなかったのではないでしょうか。

試合の後、地元紙の取材を受けました。
その際、解説の野口さんや杉山茂樹さんの受け売りで「序盤のチャンスで1点でも取れて
いれば違った展開になったと思うが、バルサは、悪くても引き分けると思っていたから
この結果は意外だった。選手は、特に前半はよくやったと思うが、分からないのは監督の
采配ぶりで、結果として、バルセロナのチャンピオンズ・リーグは終わってしまった。
来週はマドリードに行くが、一体全体どうすりゃいいのか」と話しておきました。

アナウンサーは(解説者もそうでしょうが)普段から、ひたすら「いい試合に関わりたい」と
願っているものです。
“いい試合”は必ずしも“いいカード”ではなく、“結果として内容のいい試合”のことで、
こういう試合を担当できたとき“当たった”と言います。
人によるでしょうが、“当たっている同僚”に対しては羨望とジェラシーを感じるものです。
程度の差はあっても、スポーツ・アナはみんなそうです。否定する奴はウソつきです。
ハハハ。

このときまで、私は98年UCLファイナルのレアル対バイエルンを担当した後輩アナに、
年甲斐もなく激しいシットを抱いていました。
彼は「岩佐さんだってユーロの決勝とかあるじゃないですか」と言いますが、その内心は
「へへ、こればっかりは追いつけないでしょう」とほくそえんでいたに違いありません。
この商売を長くやっていればそれくらい分かります。ですからますます悔しいわけです。

しかし諸般の事情でこの年のクラシコを2戦とも担当すると決まったとき「ザマァ…」
じゃなかった、「ようやく積年の恨みを晴らすチャンスが来たぞ」と思ったものです。
そのクラシコがこんなことになってしまっただけにレシャックへの恨みは深かったのです。
ハハハ。

今回はリーガ、国王杯決勝での対戦もつい先日でしたから、クラシコ4連戦になります。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-25 09:12 | サッカー | Comments(0)
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今回の大災害の報道は各局が総力を挙げて取り組みました。
出ずっぱりのキャスターを心配する声もたくさんありましたが、
「大丈夫だって。こういうときに頑張らないでいつ頑張るんだ、
と張り切っているはずさ」と思っていました。
しかし、読み間違いの連発や、2日連続でゲスト紹介のときに
名前を間違うなどの凡ミスを見せつけられると、相当の緊張感や
プレッシャーがあったのだと思わないでもありません。

単純に読み方を知らなかったものは防ぎようがありません。
「アナウンサーがこんな字を知らないなんて」とおっしゃる方が
かなりいますが、よほど熱心に勉強していない限り、誰にだって
“落とし穴”はあるものです。
同じ文字に何種類もの読み方があり、片仮名にすれば同じなのに
漢字になると意味がまったく違うのですから、そのすべてを知る
というのは口で言うほど簡単ではありません。
生き方や歩んできた道によっては、その“悲劇の瞬間”に初めて
出会ったために読み方を知らなかった、使い方を間違えた…
そんなこともありますからね。
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「耳ざわり&肌ざわり」(2009.03.17)


未曾有(みぞう)を“みぞうゆう”、頻繁(ひんぱん)を“はんざつ”は麻生首相
元凶(げんきょう)を“がんきょう”はミスター年金の馬渕議員
丼物(どんぶりもの)を“どんもの”はクボジュンこと、元NHKの久保純子アナ
怪鳥(けちょう)を“かいちょう”は40数年前の岩佐徹アナ  ハハハ。
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…日本語の難しさについては、何度も書いてきました。
言葉を“道具”にする仕事を長くやってきましたが、自分がしゃべったり、書いたりする
日本語が絶対正しい、などと言い切る自信はまったくありません。気づかずに、間違った
言葉遣いをしている可能性は決して否定できません。

アナウンサーとして最も重きを置いていたのは、自分が思うことや人が書いた文章の中で
大事な部分をきちんと把握し、聞き手に伝わるように話す、あるいは、読むことでした。
ですから、当然、“正しい日本語”の優先順位は2番目以下になります。
前にも書いた通り、“ルースボール”や“スムース”にはこだわる一方で、細かいことは
あまり気にしない傾向があります。“フレキシブル”あるいは“いい加減”…。ハハハ。

書き込みを読ませていただいて、“ありがちな”間違いに気づきました。
直後に、レスの形でそれを指摘することは私の流儀ではありません。
「恥をかかせる形になるのは避けよう」、「言ってあげたほうがいいかな」と迷った挙句、
「エントリーにするのが一番」ということになりました。

この数ヶ月の間に「“耳ざわり”がいい」というフレーズが何回か書き込まれていました。
“耳ざわり”は“目ざわり”とともに、触れた感じが“悪い”ことを表す言葉です。
一方、似た表現の“手ざわり”は“肌ざわり”や“舌ざわり”とおなじで、ふれた感じ
“そのもの”を指しています。

身体の部分とひとつになって、どちらも、“ざわり”という音になるため混同しがちですが、
実際は、意味が違い、使われる文字も違います。
つまり、“耳障り・目障り”と“手触り・肌触り・舌触り”です。
文字にすれば意味の違いも明らかですから間違えにくいのでしょうが、普通、ひらがなで
表記されることが多いために、「耳ざわりがいい」もありそうな気がしてしまうのでしょう。
ただし、間違って“耳ざわりがいい”と言う人はいても、なぜか、“目ざわりがいい”は
聞いたことがありません。耳ざわりがよくないからですかね。ハハハ。

なお、当ブログには、しばしば“目障り”なことも書かれていることがありますから、
読むときは、十分にお気をつけください。ハハハ。


「トリハダ」(2005.06.05:全仏期間中)

終盤に向かって次第に減っていきますが、今回は島村、久保田、田中、鍋島、私と、
5人の実況アナがパリに来ました。
司会の進藤さんを入れると、全部で6人のアナウンサーが集まったことになります。

これだけ元局アナの顔が揃うと、出番待ちや会食のときなどに「実況」、「アナウンス」の
話が出てくるのは自然なことでしょう。その流れで、「言葉」が話題になることも多いです。
昨日の焼肉屋では、こんな話になりました。

ダバディが私に「男子の決勝はどうなりますかね?」と聞いてきました。
「いや、その前に…昨日(ナダルvsフェデラー)は失敗しちゃったよ。試合が終ったあとの
スタンディング・オベーションで、つい“鳥肌が立ちますね”と言ってしまった」と私。
話の途中から、前の席の島村、右隣の進藤両アナが首をタテに振り始めました。ハハハ。
「いい話の時は使わないと分かってるのに」と続けた私に誰かが「何て言うんですか?」と
声をかけてきます。進藤さんがすかさず「身震いするとか…」と答えました。
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たびたび書いていますが、もともと「正しい日本語の伝え手、アナウンサー」はカンベン
してもらっています。ハハハ。
そんなものは、そういうことにこだわるアナウンサーたちにまかせて、自由で、気持ちが
伝わる言葉を使って実況するのが一番だと考えていますから。

で、そんな私がやってしまった失敗ですが、これはやっぱりやらない方がいいかな?と…。
しかし、素直じゃないですから、進藤さんの「身震い…」に参加者のほぼ全員が感心し、
あるいは納得しているのを聞きながら、「だって“身震い”はしなかったし、“鳥肌”は
実際に立ったんだもの」と考えていました。そんなときはどうすればいいんだ?ハハハ。

ちなみにアメリカ英語では、“goose bumps”と言うようです。
嬉しいことに、例文の中に「感動して I had goose bumps」などというのもありました。

日本語では、怖い思いをしたとき恐ろしいものを見たときなどに使うとされていますが、
感動したときにも同じ現象が起きるのですから、差別するのはおかしいですよね。
嬉しいときも、悲しいとき、あるいは怖いときも「なみだ」は「なみだ」じゃないですか。

ああ、やっぱり、私はアメリカで暮らすべきなのかなあ。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-24 08:22 | 放送全般 | Comments(4)
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実況中に困ることの一つに、外国語を日本語に置き換える作業があります。
単語一つでズバッと言いきっている現象をいざ、日本語にしようとすると、
どうしてもだらだらと長くなってしまうことがしばしばでした。
主にアメリカで使われようですが、“choke”、“choker”もその一つです。
“のど(言葉)がつまる”、“窒息する”、“…人”という意味ですが、場面に
ぴったりする日本語がなくて困ったものです。
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0063「CHOKEについて考える」(2005.05)


アスリートが一番言われたくないのは“He's a choker”ではないでしょうか。
プレッシャーのかかる場面になると、どうしても力を発揮できない選手(チーム)がいます。
一度ならともかく、何度も重なれば「あいつは肝心のときにビビるからなあ」と言われて
しまいます。名誉なことではありません。これがチョークです。

テレビも含めて実際に見た中では1993年のウインブルドンが強く印象に残っています。

女子決勝、シュテフィ・グラフvsヤナ・ノボトナ戦は第1セットこそタイブレークの末
グラフが取りましたが、ノボトナは次の12ゲームのうち10ゲームを取って67/61/41と
圧倒的な優位に立って終盤を迎えました。
第6ゲームはノボトナのサーブで40-30、つまり次のポイントを取れば、51になって、
サーブ&ボレーの彼女が夢に見てきた、ウインブルドンの初優勝に王手がかかるのです。
それは、彼女にとって初めてのグランドスラム、タイトルになるはずでした。

しかし、以後、ノボトナは1ゲームも奪うことが出来ませんでした!いくら、対戦成績が
3勝17敗と苦手のグラフが相手といっても、考えにくい展開でした。
この試合を、「20世紀最大のCHOKE」と呼ぶ人もいます。
セレモニーで、ケント公夫人の肩に顔をうずめてすすり泣くノボトナを覚えている方は
多いはずです。この試合を思い出すたびに、勝負の恐さ、勝つことの難しさを思います。
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彼女のCHOKEは更に続きました。
1995年全仏3回戦は67/64/50、相手のサーブで0-40からなんと九つのマッチポイントを
逃がして逆転負け! 
続くウインブルドンSF(vsグラフ)では、第3セットでサーブを5本連続フォルトするなど
あり得ない内容で敗退!
更に、97年ウインブルドン決勝(vsヒンギス)でも、ファイナル2-0から逆転されました。
私たちが救われるのは、彼女が1998年のウインブルドンでとうとう優勝したからです。
それも、QFでビーナス、SFではヒンギスを破ったのですから立派なものです。

勝負どころで緊張してしまう。その気持ちが伝わって体が動かなくなったアスリートを
これまで何度となく見てきました。
キャリアが浅く実力が低いときなら、力さえ備われば脱却できるでしょうが、問題なのは
かなり力をつけてからこの現象が出てくるときです。
いちどCHOKERのレッテルを貼られると、次はそれがプレッシャーになって、ますます
体が動かない…という悪循環になります。取り付かれると厄介な“病気”です。

1978年のボストン・レッドソックスはオール・スターを過ぎても、2位に14.5ゲームの
大差をつけていたにもかかわらず、ヤンキースに逆転されました。
日本でも、1963年の南海ホークスが14ゲーム差をひっくり返されて西鉄ライオンズに
優勝を持っていかれたことがあります。

1996年のマスターズ・ゴルフ最終日、2位を6打リードしていたグレッグ・ノーマンは
“自滅”して ニック・ファルドに逆転されました。オーガスタの歴史に残るCHOKEです。
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さらに、1999年のチャンピオンズ・リーグ決勝ではロスタイムに2点を失ったバイエルン・
ミュンヘンがマンチェスター・ユナイテッドに目の前のビッグ・イヤーをさらわれています。

世界選手権では無敵なのにオリンピックでは勝てなかったスピード・スケートの鈴木恵一。
綱とりの場所になると、とたんに情けない相撲になる魁皇。
大きな期待を背負ってオリンピックに出ても、自己記録さえ出せないで帰ってきた一時の
水泳や陸上の日本代表たち…挙げはじめたらキリがありません。

応援している選手(チーム)がこの中に入っていたらごめんなさい。
お断りするまでもなく、みんな一生懸命なのは分かっています。
しかし、ここというときに何度か期待を裏切られると、お気楽なマスコミや観客は情け
容赦なく、このレッテルを持ち出してくるのです。
アテネで意外な負け方をした井上康生や、勝利目前で急ブレーキがかかって大きな獲物を
逃がすモレスモーをチョーカーと呼ぶかどうかは、人によって答えが違うでしょう。

まあ、ダバディが全仏優勝候補の中に名前を挙げてるようなのでとりあえずモレスモーは
はずしときますか。放送でもチーム・ワークは大事ですからね。ハハハ。

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# by toruiwa2010 | 2011-04-23 09:03 | スポーツ全般 | Comments(8)