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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

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業界No1のリポーター

~岸本哲也を知っているか?~( 2011.03.25 初出 )


今回の災害報道について“一部”で、とはいえ、フジテレビの

評判が非常に悪かった。時間の経過とともに、総理会見中の

暴言は典型的な“針小棒大”型の話だとわかったし、仙台市内の

緊急車両専用の給油所でフジの取材車が給油を強要したという

情報はきわめて根拠のない“2ch発信型のデマであることが

明らかになっていった。


しかし、だからフジテレビが“まっしろ”な無罪かと言えば、

そうではない。つまり、デマや中傷を流され、言われなくても

いいことを言われた背景にはそれなりの理由があるのだと思う。


私自身が確認できていない話が多い上に、あまりにも一方的に

“事実”だと決め付けたツイートが軽はずみな人の手でどんどん

“拡散”され続けていく状況は怖かった。

しかし、初めのころ言われていた、災害直後の取材・報道の

仕方の中に、何かを感じた人たちの怒りや不快感がこの流れを

作ったのではいか、という“疑念”もあった。


いかにも現代社会ならではの“風評被害”に見えるかもしれないが、

それで片づけてはいけない。

「我々がやっていることに間違いはない」と反発する前に

「本当に問題がなかったか?」と検証し、反省する謙虚さは

持たなければいけない。

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フジテレビの報道姿勢はひどい…OBとしては耳にするのが

つらい言葉だった。感じかたは、視聴者の自由だから文句は

言えないが、「…だから、キャスターも嫌い、リポーターもダメ」

ではなく、せめて、“是々非々”を望みたいと思う。


たとえば、「とくダネ」に出演し、今回も現地から連日精力的に

取材・報告をしていた岸本哲也リポーターを見てほしい。

テレビ業界に“リポーター”の肩書きを持つ人が何人いるのか

知らないが、同様の仕事に長く関わった者の1人として、私は

彼こそ文句なしのNo1リポーターだと高く評価している。


情報収集の力、それを整理する力、整理したものを言葉にして

分かりやすく伝える力…すべてを備えているところが見事だ。

情報を集める能力と発信する能力は別もののはずなのに。

メモのたぐいをほとんど見ることなく、しかも、よどみなく

話し続ける彼を見ていると、ビックリする。自分を振り返ると、

スポーツを実況するとき以外は、頭の中で整理して文章を作り、

それを推敲してからでないと話せないタイプだったからだ。

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チリ炭鉱事故のときの報告も鮮やかだった。

スタジオからの問いかけにまともに答えられないリポーターが

多い中で、小倉の意図を的確に受け止め、冷静に対応していた。

リポーターの能力を“ビデオ”で判断してはダメだ。編集する

ディレクターのテーストが出てしまうからだ。


彼らの能力がどれほどのものかを見るにはライブ報告に限る。

“チリ”以前も「きちんとしたリポートをするなあ」と思って

見ていたが、現地からのリポートを見て、「フジテレビは彼を

大事に扱うべきだ」と感じた。“財産”になる。


長崎文化放送でアナウンサー、ディレクターの経験があるらしい。

“言葉の選択”に大きな問題がない理由も分かる。状況次第で

堪能な英語を生かした取材力を初め、表現力、行動力も十分だ。


“帰国子女”であることも大きな要素かもしれない。

チリ炭鉱の救出劇のときには、思わず、二度、つぶやいた。


「とくダネ」で岸本哲也リポーターの

報告が始まった。

こういうときの現地リポーターには

行動力、取材力と何よりもアドリブの

能力が必要だ。

長崎文化放送でアナウンサーと

ディレクターを経験しているだけあって

彼はそのすべてで及第点の力をもっている。

(続


続)彼のリポートを見ていると“帰国子女”

ということを考える。彼らに共通する、

積極的で“物おじしない”メンタリティーが

こういう現場では最大限に生きる。

CNNの現地リポーターも見事だが岸本の

リポートもほめたい。

母局だけにいささか気が引けるが。


能力とは別に、生まれつき持っているもの…

つまり、風貌がいいのも得をしている。

いかにも信頼してもらえそうな顔つきだし、

体つきだ。両親に感謝すべきだろう。


…いささか、ほめすぎたかもしれない。しかし、彼を認める

視聴者は多いはずだ。

一部とはいえ、“悪評高い”フジテレビにもこんなに素晴らしい

人材がいることを広く知ってほしいと思う。そして、認めて

上げてほしい。是々非々を望みたい。

すべてをひっくるめ、“フジテレビ=悪”と判断してしまうと、

損をするのは…あなただ。


いま「とくダネ!」に出てくるリポーターは局アナの笠井と

大村が圧倒的に多く、岸本はほとんど顔を見せなくなった。

…と思ったら、さっき、久々に登場したが。

笠井は感情が表に出るタイプだから泣くことも多いが、今回は

いいリポートをしている。大村のリポートはいつも“可もなく

不可もなし”だ。言葉の選択にも問題が多い。


ここにきて大村の露出が極端に多いのは、“卒業”を目前にして、

大きな仕事をさせてやろうというスタッフの親心だろう。

北海道文化放送の情報番組キャスターになる予定だからだ。

大村が去る4月以降は岸本哲也の登場が飛躍的に増えるはずだ。

しっかりしたリポートを期待する。番組のステータスも確実に

上がるだろう。ああ、社員でないのがいかにも残念だ。さすがに

「なんなら現MCと交代したって」とは書かないが。


# by toruiwa2010 | 2017-03-26 08:27 | アーカイブから | Comments(0)

衝撃だった6年前の大災害を振り返る

シリーズも終盤に入りました。

特に最初の1ヶ月で印象に残るのは

地震や津波の恐ろしさはもちろんですが、

報道の仕方や姿勢に対する非難でした。


母局・フジテレビも厳しくやられた。

その一つが、総理会見中に混入した

"不要恩"に対する非難だった。

罪のない女性アナが名指しされた。

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濡れ衣は可哀相

~「笑えてきたわ」事件の顛末~( 2011.03.23 初出 )

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2011年3月22日付 朝日新聞


一昨日、フジテレビが遅ればせながら釈明して、一応の決着は

見たようだが、なんとも、後味の悪い“事件”だった。

軽挙妄動・付和雷同型の“人種”が少なからずたむろする2ch

ツイッターでは異常に広まった話だが、世間には知らない人も

多いと思うので簡単に記すと、こういう話だ。


12日夜の菅総理の記者発表を中継したフジテレビの画面から

不要音が流れた。不要音とは本来、放送に乗せてはいけない

せき、くしゃみ、原稿をずらす音、ヒザが机の脚にぶつかって

“ゴツン”などの音を指す。この“事件”では男女の会話だった。

きちんとした会話ならともかく、いかにも今どきの若者らしい、

くだけた口調だったし、“仮にも”総理大臣の会見中だったから、

気付いた人の反応は大きかった。

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さらに、どんな意図があったか知らないが、何者かがどこかに

「女の声はAアナ(フジテレビ)だ」と断定的に書いたことで

騒ぎはますます大きくなった。読んだ人たちが本気で信じたか

どうかは分からない。しかし、井戸端会議ではそこにいない

奥さんの悪口が最高のテーマであるのと同じで、この手の話は

面白おかしく語られる。


ツイッター上で拡散されて行った。信じがたいスピードで。

結果として、「フジテレビの報道姿勢はひどい」「Aアナには

今後 ニュースを読ませるな」という非難の声があふれた。

つまり、“女の声=Aアナが確定してしまったのだ。


「なんだか、おかしいな」と思い、ツイッターで“フォロー”の

発言をしたが、ほとんど誰も聞く耳を持ってくれなかった。

ブログにも関連記事を書いたが、その締めくくりはこうだった。


テレビは今や時代の最先端を行く。

そこで働く社員、特に若者の中に考え違いをする者がいても、

私は驚かないが、視聴者は「とんでもないこと」「信じられない」

と思うだろう。当然だ。

フジだったことは否定できないようだ。OBとして恥ずかしい。

失った信用・信頼を取り戻すには途方もない時間と努力が必要だ。


せめて、アナウンサーではなかったと思いたい。



後輩たちを信じてやりたい気持ちがある一方、最近の傾向から

“やりかねない”という思いも捨てきれないから悩ましい。


分からないのは、災害発生の際の政府を思わせるフジテレビの

対応の遅さだ。報道局にしても編成局にしても 2チャンネルや

ツイッターでの騒動を知らなかったとは言わせない。

“まぎれ込んだ女の声がAアナのものではない”ことは早くに

確認していたはずだ。(後述)


「不適切な音声が流れました。申し訳ありません。なお、声は

スタジオ外の中継ポイントにいた取材スタッフのものです」と、

すぐ、メディアに流せばよかったのに、と思う。


Aには、会社が彼女を信じていることを伝えれば十分だろう。

この手合は無視するに限る。へたに釈明すれば、別のことで

突っ込まれるだけ」という判断だったのだろうが、そのせいで、

一昨日まで、Aアナは一部で犯人扱いされたし、会社として

何も対応してくれない間に、台湾のテレビにまで顔写真入りで

伝えられるなど、大きなダメージを負ってしまった。


野次馬精神は旺盛だから、この種の“できごと”を見逃すことは

少ないのだが、この件はリアルタイムでは知らなかった。

ツイッター上で見つけ、youtubeに残っていた120秒ほどの

フッテージで確認した。文字に起こしてみると、こうなる。

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安藤「…会見の内容を皆様と一緒に聴いて参りたいと思います」

*映像はすでに官邸に切り替わっていた。


*その後、4秒近い無音状態がある。そこに男女の声が流れた。


男「ふざけんなよ。また原発の話なんだろ」

女「だから、こっから上げられる情報ないっつってんのに」


*この二言は菅総理が話し始める2秒半ほど前に終わった。


総理「地震が発生して1日半が経過をいたしました」

*この言葉に()「ほんとに来るのかどうか…」がかぶった。


総理「被災をされた皆さんに心からお見舞いを申し上げますと

ともに」

*女の声「ほんと、クソだよ」がかぶっていた。


総理「 救援・救出に当たって全力を挙げていただいている」

*ここに、女の「ああ、笑えてきた」という声がかぶっている。

業界で言う“不要音”はこれが最後だった


最初に聴いたとき、何が起きているのかよく分からなかった。

一般の人は、アナがマイクを切り忘れた…と思うだろうが、

それは考えにくい。アナウンサーは話し終えたら、無意識に

手元のスイッチでマイクをオフにするものだからだ。


出先からハンドマイクでリポートするときでも、スタジオに

切り替わったら、マイクを口元から遠ざける…私の場合は、

必ずマイクを体の後ろに持って行くことにしていた。

その上で、自分のマイクが完全に“死んだ”ことを音声さんに

確認するまで余計なことを言わないのがアナウンサーの習性だ。

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あえて言うと、スタンドマイクやピンマイク以外に、緊急用の

特殊なマイクがセットの上、アナウンサーの前に置かれている

場合がある。バウンダリーマイクが正式名称だが、形状から

音声の技術者たちは“ゴキブリ”などと愛称で呼ぶことが多い。

しかし、そのマイクが拾った音でもなさそうだ。切り忘れた

メインのマイクやゴキブリが拾うのなら、安藤の声のはずだが、

音質が彼女の声とはまるで違う。


セットの全体図が分からないが、その時点の出演者以外に、

離れたところにいたスタンバイ中の人たちの声を近くにあって、

オフになっていないマイクが拾う可能性はあるかもしれない。

ここまでの推理の過程では、その場合、Aアナである可能性を

完全には捨てきれなかった。ただ、スタジオ内にいた人たちは、

仮に聞こえていないと分かっていても、ここまで“くだけた”

話し方はしないだろう…と思う。


2回目に聞きなおしたとき「これは100%Aアナではない」と

確信する個所を見つけた。


ネットに出回っている動画には誰かが発言の内容が文字として

書き込んでいるが、素人には意味が分かりにくい一言だけが

文字になっていない。“ホントに来るのかどうか…”の部分だ。

本社から外の中継ポイントに、番組の中でそちらから中継を

入れてもらうという指示を出すとき「次、行くからね」と言い、

中継側は周囲のスタッフに「次、“来る”ぞ」と言う。


つまり、男のスタッフは「本当に ここから中継を入れろって

言ってるのか?」と疑問に思ったのだ。男の言葉「ほんとに

来るのかどうか」のあとの聞きとれなかった部分は「デスクに

確認してみるよ」だったのではないか。


どちらにしても、この会話は菅総理のメッセージとはまったく

無関係のものだと分かる。そして、菅のメッセージを馬鹿に

するようなものならともかく、中身は“痴話げんか”レベルで

仮に、野球のヒーロー・インタビューに混入したのだったら、

まず、こんな騒ぎにはならなかったはずだ。

発生場所も本社ではなく、いくつかの中継ポイントのどこか

だということも分かる。“愚痴っぽい”話も現場に出ている記者・

ディレクターたちがよく交わすものだし、そのあとに出番を

控えていたAアナがそこにいるはずは絶対にあり得ないのだ。


「どうなってんだ、うちのデスクは!やってらんないっすよ」

本社と話していた顔なじみの記者が受話器を叩きつけるように

切ると振り返ってぼやいた。…野球取材中の記者席で何度、

そんな場面を目撃したことだろう。

新聞であれテレビであれ、最前線で働く記者(ディレクター)

本社から注文を出すデスクは永遠に相いれない仲だ。


いわば、どこの局でもこんな会話が交わされているし、いつ、

どんなトラブルでそれが電波に乗ってもおかしくはないのだ。

今回はフジテレビだったが、次はテレビ朝日かもしれないし、

TBSかも、日テレかも…NHKにだって起こる可能性はある。

人間が関わっている以上、絶対はない。


冒頭に掲げた朝日新聞の記事の最後はこうなっている。

「笑えてきた」などの発言は、スタッフが自分の担当の中継が

なかなかつながらないことについて漏らした言葉だという。


もし、フジテレビがそう話したとすれば、おかしい。

“つながらないことへのぼやき”ではなく、新しい報告材料も

ないのに“無理に中継をさせられることへの不満”と考える方が、

会話の流れから見ると自然だからだ。

ま、この際、そんなことはどうでもいい。


発生後、数日間の被災地取材スタッフの言動に不適切な部分が

あったらしい。数日後、現地に入った有名キャスターの言動・

いで立ちも不評だった。フジテレビの取材車が緊急車両専用の

給油所で給油を強要したという、2ch発の情報が“事実”として

拡散した。


…うなずけるものもあり苦笑するものもあるが、フジテレビに

対するバッシングはたしかにすさまじかった。

しかし、一つ一つの現象を冷静に見れば、この“流れ”の中で

発生したとはいえ、今回の件が、少なくとも“報道姿勢”とは

無縁のものと分かるはずだ。


ただ、どう言い訳をしても、無関係な音声が出てしまったのは

フジテレビのミスだ。

当日の音声スタッフは“チェック漏れ”を厳しく反省しなければ

いけないだろう。局としての対応が遅れ、長い間、放置した

ことも責められていい。


一報道機関が罵詈雑言を浴びるだけならいい。

しかし、間違った情報が、重大さを理解しない人たちの手で

あっという間に広まり、それが“事実”として定着してしまう

IT社会には怖さもある。これが、国の存在や生命の危険に

関わる情報だったら…と思うと、ぞっとするのだ。


理解していただけるように、できるだけ

丁寧に書いたつもりですが、当然、異論・

反論があるだろうと思います。私に対する

批判もあるでしょう。

きちんと整理されたコメントなら残しますが、

感情的なものや、ほかの人のコメントに

対する批判は私の判断で削除しますので

ご了承ください。


# by toruiwa2010 | 2017-03-25 08:25 | アーカイブから | Comments(0)

3月のライオン 85


読経が流れる中、焼香が続いていた。家族席の端に度の強い

メガネをかけた幼い少年が座っている。零(れい)だ。

飲酒運転の車に巻き込まれて両親と妹を一度に失った。

棺が釜の中に消えようとしたとき、零が立ち上がって式場の

外に向かった。そこに一人の男がやってきた。父親の友人で

プロ棋士の幸田(豊川悦司)だつた。


「君、将棋 好きか?」

おだやかな声で幸田が零に尋ねた

少し迷ったあと、零は「はい」と答えた。


9年の時が流れた。

中学生のときにプロ入りした零(神木隆之介)は高校生になって

隅田川沿いのアパートでひとり暮らしをしていた。引き取られ、

内弟子として暮らした幸田の家はプロになってほどないころに

出ていた。幸田の実子たち、特に、同じようにプロを目指す

義姉・香子(きょうこ:有村架純)と折り合いが悪かったからだ。


初夏のある日、先輩棋士たちに連れて行かれたバーで飲めない

アルコールを無理やり飲まされ、道端で酔いつぶれていた零を

通りかかったあかり(倉科カナ)が家に連れ帰った…

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中学生でプロ入りですから“天才”と呼んでもいいのでしょう。

しかし、零には家も家族もなく、友達もいませんでした。

連れていかれたあかりの家は零のアパートから近く、たびたび

食事をしに行くようになります。こうして、零は一家によって

初めて家庭の温かみを知ることになります。


かなりいい出来です。

描かれているのは“家族”や”人と人の“絆”ですが、主な舞台が

将棋の世界だという点がちょっと難しいところですね。

男性は少年のころに“遊び”として一度は駒を手にしますから、

この競技がどんなものかをなんとなく知っています。しかし、

女性には駒の特性などが分からず、シーンの持っている意味が

伝わりにくいかもしれません。

もっとも、単なる将棋映画ではありません。分からない部分は

スルーしてもそれなりに楽しめると思います。


残念なのは“2部作”だというところです。

“るろうに剣心”あたりから増えましたね。前編の138分でも

十分に長いです。エピソードを詰め込み過ぎていると感じます。

前編だけで完結していれば90点だったかもしれません。

物語の終わりを知りたければ後編が公開される422日まで

待たないといけないのはつらいなあ。

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神木の演技がこの映画を支えていると思いますが、道なかばで

夢をあきらめ、妻子ある年上の男との恋に走る…という難しい

役どころを演じる有村に感心しました。“一皮むけた”のでは

ないでしょうか?


タイトルの“3月のライオン”を見たとき、何の比喩なんだろうと

考えましたが、答えは見つかりませんでした。


字幕に“March comes in like a lion”という英語のセンテンスが

ありました。3月はライオンのごとくやってくる…。

なお意味不明です。ハハハ。


ネットで“…and goes out like a lamb”と続くことを知りました。

3月はライオンのようにやってきて子羊のように去っていく?


荒々しく始まり穏やかに終わる天候を表現しているそうですが、

それでも意味は通じません。


どうやら、順位戦の終盤を迎えるのが3月…という将棋界の

年間日程と関係しているようですが、もういいや。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-24 08:30 | 映画が好き | Comments(0)

センバツの初日、甲子園に出かけた。

“高校球児の敵”が“聖地”に足を踏み入れるのはまずいとも

思ったが、出入り禁止ともいわれてないので。ハハハ。

出かけたのは、第2試合の日大三高vs履正社の試合に注目の

選手が何人か出ると聞いたからだ。


JRの甲子園口で降りて球場の場所を尋ねると、歩いたらかなり

時間がかかると“脅されて”タクシーに乗った。運転手さんとの

会話の中でチケットを持っていないと話すと、「もう、ないん

ちゃいますか」と言われて焦った。ハハハ。


いささか落ち込んでいると、いいことを教えてくれた。

その試合だったら、履正社は地元だからチャンスはないけど、

関東勢の日大三高側のアルプススタンド下に行けば、学校が

保護者などに配っている切符をもらえるかもしれない…と。

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球場につくと、入場券売り場の表示はどこも“売り切れ”だった。

あらかじめ聞かされていたのでショックは少なかった。係員に

日大は1塁側だと教えてもらい、そちらに向かおうとしたとき、

高速道路下の壁に日大三高の校章らしきものが目に入った。

長い列ができていた。最後尾の人に「三高の応援ですか?」と

確認して列に加わった。

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身分を証明するものを要求されるのではないかと心配だったが、

まったく疑われることもなく切符をゲットできた。指示された

1号ゲートの前に行くと大勢の人が集まっていた。第1試合の

vs至学館は終盤に入ったところだった。試合が終わってから

“応援団”が入れ替わるのだ。例の“炎上”事件のとき、顔写真も

さらされていたから、気づかれたらまずいことになると思い、

できるだけ顔を伏せていた。ハハハ。

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それからの時間が長かったこと!

8回裏に至学館が42としたので、もう少しだと思っていたら

9回に呉が追いついて延長にもつれこんだ。やれやれ。

12回でやっと決着がついて 球場の中に入れたのはゲート前に

並んでから1時間半後のことだった。

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前の人について階段を上がりスタンドに出てみると、そこは

内野アルプス席の一番外野寄りでライトのファウルポールの

“外側”だった。雰囲気を楽しむためだからこれで十分だ。

ただし、個々の選手を見極めるのはさすがに遠すぎる。ハハハ。

高校生離れした打者という評判の金成(日大三)、安田(履正社)

好投手だと聞いた桜井(日大三)の実力を判断はできなかった。

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甲子園は1990-91年にWOWOWと大阪・朝日放送が実施した

ハイビジョンの実験放送のために実況したとき以来の訪問だ。

独特の雰囲気がある。応援団用に用意された席だが、生徒や

保護者達とは離れていたために気楽に雰囲気を満喫した。


金成と安田を3打席ずつ見て席を立った。この日は夕方から

“イベント”があったからだ。

今回、芦屋に部屋を借りるのに苦労した。“78歳の独居老人

買うのはともかく借りるのは厳しい。夙川に住む甥を思い出し、

保証人になってもらうことでようやく借りられた。

おかげで心配のタネだった長兄の生活支援にめどがついたので

この日は彼の家族を招待して食事会をすることにした。


最後に会ったとき、彼の息子さんは3歳か4歳だったはずだが、

今は受験を控えた高校3年生(4月から)だし、まだ生まれて

いなかった娘さんは4月に中学生になる。ほぼ祖父と孫

関係だから、“ジェネレーション・ギャップ”が邪魔をしないか

心配していたが、杞憂だった。のびのび育った彼らとも気軽に

話せて、久しぶりに楽しい時間を過ごせた。


余談だが、この日、初めて知った言葉がある。出かける前に、

“甥の子ども”はどんな呼び方になるのかを検索した。

出てきた答えに少々驚いた。

又甥(またおい)、又姪(まためい)***。

そのまんまやないかい!ハハハ。

***大甥(おおおい)、大姪(おおめい)ともいうらしい。


# by toruiwa2010 | 2017-03-23 09:27 | メジャー&野球全般 | Comments(2)

”都民ファースト”をかかげ、

安心と安全をモットーに

ここまで突っ走ってきた

小池百合子知事

ここにきて、豊洲問題を

"政争の具"にしているとの

批判が出始めている。当然だ。

都議選まで引っ張れるとは

思えないぞ。

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想されたことではあったが、百条委員会がなんぼのものか…

という体たらくの喚問に終わった。自民党はともかく、少しは

期待していた政党の追求も中途半端なものだった。時間と金の

無駄遣いだったね。


そんな中、またぞろ豊洲の地下水から100倍のベンゼンを検出、

築地の方にも土壌汚染があったことが判明、最近の小池知事が

「築地に汚染があるが、コンクリートで覆っているから安全」と

言い始めている…。いろいろ、動き始めたような気配だ。


そもそも、豊洲市場の地下水が環境基準を満たしていなくても、

飲んだり、魚を洗ったりするわけではないのだから心配ないと

前大阪市長・橋下徹を初め各方面から指摘されていた。小池は

聞こえないふりで「“安心”が担保されていない」で突き進む。

築地の“安心”だって揺らいでいる状況なのに頑固なことだ。


頭の中に7月の都議選があるからだろうが、これまで味方だった

メディアからも、少しずつ批判の声が出てきている。その流れは

今後、強まるだろう。7月まで持って行けるとは思えない。

何かのきっかけをとらえて“豊洲移転”へ軟着陸を図るのでは

ないかと予想しておく。

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石原慎太郎の百条委員会喚問については、前にも書いた通り、

昔を知るだけにただただ寂しい。彼の責任云々以前の話だ。

そして、メディアの報道で気になるのは“逃げている”論だ。

私には、逃げている…と言うより、本当に記憶がないのだと

聞こえた。私はよほど“うぶ”なんだろうか?


“部下に任せていた”という発言も、責任逃れのためのではなく、

巨大組織のトップとして石原が選択したやり方だったのだろう。

今になって登庁日数が少なかったなどと言い始めるのは極めて

アンフェアだと思うがどうか?


しかも、彼はこの日も3日の会見のときも「最終的に裁可した

責任は自分にある」と認めているじゃないか。あとの発言は

すべて事実を話しているに過ぎない。“ありがちな”現象だが、

メディアを含めた日本社会が、すべての案件について、石原が

「それも私の責任だし、これも自分の責任だ。何もかも私が

悪うございました」と言わなければ、許さないという空気に

なっているのが怖いなあ。


もう一点。

昨日、橋下が「小池さんは総合的に判断するとしか言わない。

それはダメだ。どうなれば移転して、どうなれば移転中止に

するのかの基準を早く定立すべき。少なくともどういう要素を

考慮するのか示すべき。(以下略)」とツイートしていた。

激しく同意する。補足しておくが、橋下は“反小池”ではない。

評価するところは評価したうえでの批判だ。声を大にして

いう人が少ない中で、橋下のツイートはなかなか鋭い。

現時点で彼の最後のツイートも私の気持ちと100%重なる。


(豊洲問題)豊洲問題の大混乱の責任は、

安全に無関係な地下空洞や地下水の

環境基準オーバーを連日連夜大げさに

取り上げ都民の不安を煽ったメディアにある。

メディアはこの期に及んで安心がないと

言い張っているが、安心を高めるためには安

全であることを連日連夜大々的に報じれば

いいだけ。簡単なこと

(@t_ishin)


圧倒的に多い小池支持者には鬱陶しいエントリーになった。

逆に橋下や私が“少数派”という状況の方が不健全だと思うが、

それもまた同意は得られないのだろうなあ。ハハハ。


*なぜか、画像がうまく取り込めない。


# by toruiwa2010 | 2017-03-22 08:39 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

大相撲大阪場所中盤


横綱・稀勢の里と関脇・高安…田子ノ浦部屋の兄弟弟子が

90敗でトップを並走している。

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新横綱・稀勢の里が盤石だ。立派だ。

正直に書くなら、横綱として初めての場所でここまで安定した、

また、落ち着いた相撲をとるとは思わなかった。

地位が人を作る…と言うが、さまざまな分野で、多少 疑問の

余地があってもあるポジションにつくと“ふさわしい”能力を

発揮するようになることがある。稀勢の里もまさにそれだ。


同門の関脇・高安も堂々たる相撲を見せている。

立ち合いの当たりの強さに目を見張る。白鵬が休んだため、

後半から終盤にかけて楽しみはこの二人の動向だけになって

しまった。ともに昨日は危ない場面もあったのにその自信が

揺らいでいる様子は少しもない。このまま進むと終盤の土俵は

かなり面白いことになる。

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解説・北の富士勝昭の復帰も相撲ファンには嬉しいニュースだ。

やはり、話が面白い。話の中身がどうこうではない。この人が

持っている雰囲気が相撲にピッタリなんだ。特に、ベテラン・

藤井康生アナと組んだときは絶品だ。何度も書いている通り、

互いに相手を認め合っていることが視聴者に伝わるし、二人が

組むと、独特の空気が生まれる。と言い換えてもいい。

これこそ、ケミストリー=化学反応だ。


多くの視聴者がこのコンビの放送を楽しみにしているはずだが、

NHKはなかなか組ませない。何を考えているのか? 受信料を

とってる以上、期待に応える放送をやれと注文しておく。


MVPは菊池涼介!


WBCの視聴率が高い。私のように“それほどでもない”輩も

いるものの、野球ファンの関心が強いことを示している。

決勝ラウンド進出には不安があった中、多少“綱渡り”だったが、

見事に勝ち上がった。あっぱれ!と言っていい。


筒香の頼もしさや千賀の快投がクローズアップされている。

しかし、私は侍ジャパンが準決勝に勝ち進んだ最大の功労者は

セカンド・菊池涼介だと思う。彼こそここまでのMVPだ。

特に、日本が大差で勝ったから忘れられがちだが、開幕戦の

vsキューバ、1回表に無死1.2塁のピンチでヒット性の当たりを

キャッチして併殺にした。立ち上がり 浮足立っていたチームに

勇気を与えたプレーとして千金の値打ちがある。

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好投した投手やチャンスに打った打者が目立つのは理解するが、

野手のこうしたプレーももっと評価されていい。あのプレーは

今大会の侍ジャパンのペースを作ったと思う。


本田真凛にぞっこん


世界ジュニアは銀メダルだったが、本田真凛には惚れてもうた。

ハハハ。


堂々とした美しい演技だった。特に、ジャンプの姿勢がきれいだ。

あまり美しすぎるから、簡単な技に見えてしまうのではないかと

余計な心配をしてしまう。ハハハ。

この子には"サムシング"がある。醸し出す雰囲気がいい。

決して悪い意味ではなく、彼女には“人たらし”の素質があるなあ。

この先シニアになってトップを争うとき、大きな力になりそうだ。

優勝を逃がしたのは本田のせいではない。ロシアのザギトワが

""ながらあっぱれだったからだ。ミスのない完ぺきな演技だった。

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本田には演技だけではなく、インタビューの受け答えにも感心した。

「正直、すごく悔しい。でもやれることはすべて出し切った結果だ。

すごく複雑な気持ちだが、1位の選手におめでとうと、頑張って

言いたい」

「これでシニアに上がれると思うのでシーズンオフに覚醒したい」


…なかなか、15歳の少女が言える言葉じゃないね。

幼いころから“世界”を舞台に技を磨き、優劣を競い合ってきたことで

自然に身についたものだと思うが、実況・解説者の言葉の“貧しさ”と

対照的だ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-21 08:32 | スポーツ全般 | Comments(6)

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思うこと多々あった昨日

~救出・視察・4日延期・仁科~1 (2011.03.21 初出 )


9日ぶりに救出された80歳の祖母と16歳の孫息子。

いつもは仙台市内で父親と暮らす少年だが、試験休みで石巻の

祖母のところに来ていたのだという。

スペースがあった、乾いた毛布があった、近くの冷蔵庫の中に

僅かな食料があったなど、幾つものラッキーも重なっただろうが、

東北人らしい粘りが命を救った。

被災者全員だけでなく、胸痛む気持ちで推移を見守る国民に

とっても、勇気をもらえるエピソードだった。

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菅総理が予定していた現地視察は“悪天候のため”中止になった。

当たり前だ。枝野官房長官は「最高責任者の総理が現地に行く

意味は大きい」としつつ、「党内にも賛否両論ある」とも語った。

小沢・前原・鳩山…歴代の代表経験者からの協力はとりつけた。

「何をやっても文句は言わせない」という形を作ったわけだ。

その会談では一言も言わずに、自民党の谷垣総裁に電話をかけて、

いきなり、入閣を要請したという。あきれ果てた。

取り込まれることを嫌って拒否した谷垣の態度が正しかったか

どうかは分からないが、“責任だけ”負わされる可能性もあるから、

無理からぬ話だと思う。


挙句、夜に入って「あす、現地に行きたい」と言い出したらしい。

あれがダメならこれ、これもダメなら…と、まるで駄々っ子だ。

手をこまねいているわけではない、やることをやっていると

いうところを見せたい…それは分かるが、あなたが現地に行って

一体、どんな効果が期待できるのか?

もう少し落ち着いた後、天皇陛下が訪問されれば、被災者は

勇気づけられるだろう。それこそ、大きな意味がある。しかも、

陛下には救援・救助についてはまったく権限をお持ちではなく、

“慰問”は最大のお仕事だ。

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菅総理は違う。

行って帰るのに何時間かかるのかは知らないが、電話連絡を

絶やさないにしても、最高指揮官が本部を離れて本来の仕事は

できまい。さらに、なぜ、現地の負担を考えないのだろうか。

地震発生の翌日にも視察をしているが、特に問題だったのは

福島原発だ。


何事であれ、“初動”は大事だとされている。現地の直接担当者は

起きていることへの対応に追われていたはずだし、的確な指示を

必要とした時間帯だったと思う。そこへ総理が視察に来る…

指示を出すべき幹部は総理訪問に対応することにも多くの時間を

割くことになった。


「僕は原子力には詳しい。福島がはねたら東日本がつぶれる」

という主旨のことを笹森参与に語ったというが、あんたが視察して

何が分かるのか、関係者と話して何が分かるのか。

“ずれまくっている”が、私の“菅総理観”だ。


ずれているのはプロ野球も同じだ。

セントラル・リーグは昨日、臨時理事会を開き、こだわっていた

25日開幕4日遅らせて29日に決めたようだ。

同時に、ナイトゲームをデーゲームに変更する、今シーズンは

延長を行わないなど、節電にも気を配ったことを強調した。

文科省と話し合いながらの会議は長時間に及んだらしいが、

ちょっと、待ってほしい。


“自粛”を求める通達はNPB宛て、つまりコミッショナー宛て

だったのではないのか。文科省自身がそれを忘れてはいまいか。

なぜ コミッショナーではなく、セ・リーグの理事会と話すのか。


もともと、菅総理ほどの影響力も持っていないのだろうが、

加藤コミッショナーの顔が見えないまま、ことが進行している。

19日の記事でも紹介したが、かつて、日本プロ野球選手前会長、

ヤクルト・宮本慎也の言葉は昨日も的を射ていた。

「とうてい納得できるものではない。プロ野球が勇気を与えると、

いま言うのは上から(目線)としか聞こえない。被災者がどう

思っているか分からない中、申し訳ありませんけど、野球を

やらせてもらえませんか、という謙虚な姿勢が見えない」

(朝日新聞から)

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25日は変えないと決めた際の「停電、節電と言っているときに、

煌々とした中でやるのは、僕は心が痛い」と合わせて読むと、

いかに優れたバランス感覚の持ち主かが分かる気がする。


以下は、昨日のツイートからいくつかを。

(フォロワーのリプライも混じえて)

上記の件に関係あるものもないものも。


仁科亜希子:38歳の時に子宮頚がんに。

ACCM。企業の自粛に伴って

その“穴埋め”に流されているのだが

少し無神経ではないか。

彼女自身も出演の時、啓蒙になればとは

考えただろうが、これほど流れることは

想定していなかったのではないか。

本人は、いまさら、いい加減でやめてとは

言いにくいだろうが

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ネット上ではフジテレビの評判が悪いようだが、

岸本リポーターを見てほしい。

同じような仕事を経験した者として、

彼こそ、日本のテレビ業界で最高の

リポーターだと思う。詳しくはいずれ

ブログに書くつもりだが。


“続編”、ありがとうございます。

私が思っていることとほぼ同じです。

ひとくくりにして“フジテレビ=

決めつけるのは彼のような存在に

アンフェアですね。

@xxxx 情報収集力、判断力、冷静な

アウトプット、臨機応変さ、タフさなど

岸本さん以上の適任はいないと。


何かを目撃してその結論に至ったのなら

反対しません。私はたとえそんなことが

あっても十把一絡げにはしませんが

全ては個人の自由ですから。

@xxxxでも一人のクオリティ高い

リポーターがいるってだけではフジに

CHを止めて地震報道を見る気には…


その通りです。バラエティが目立つのが

裏目に出ました。本来、明らかに別物なんですが、

言っても通じる相手じゃないし。w 

@xxxx 悪目立ちしがちな局だけに、正当な

評価がされづらいのかもしれませんね。


菅総理が明日、現地を見るべく調整を

進めているという。この男は何を考えて

いるのか。対応する現地がどれだけ

苦労するかがわからないのか。

邪魔になるだけなのに。

こんな男が総理の時に被災した人たちは

二重の災難に会ったことになる。

あきれてものが言えない。

ここ数十年のワースト総理だ。


強力なリーダーなら文民で十分かと。

カリスマ的指導者がほしい

@xxxx 有事には、軍人さん

(湾岸戦争のパウエルさんのような

参謀本部)が必要なんですかねー?

文民統制がどうのこうのうるさそうですが…


証明はできない。しかし、彼のせいで

死んだ人が多数いることをどう考えるのか、

と問いたい。

@xxxx 菅総理の原発上空視察のため、

バルブを開けるのが遅れ惨事が大きく

なったといううわさもありますが、

本当なら大罪人です。 .


言葉が激しすぎたことは認める。

しかし、初動からその後の対応が遅かったために

せっかく、地震・津波をくぐり抜けた命が失われたのは事実。

総理大臣は国民の命を預かっているはずだ。


鳩山由紀夫がKYかと思ったら

2代続くとはw

@xxxx こんなときに自民党と連立を

組もうとしたり変な下心が見えて残念(T_T)

ここはでぇ~んと構えていて欲しい。

現地視察へ行って何をする…。

まだ救助活動や原発も解決してないのに….


おっしゃることは分かりますが菅はリーダー。

顔を見せなさい、枝野の陰に隠れてないで、

と言いたいです

@xxxx こんな大災害での政治家の役割って

表より裏方にてっするべきではないかと

思うのですが…どうでしょう? .


助けることもあるが殺すかも…では

一国のリーダーはつとまらない

@xxxx それもまた政治の一側面だと思います。

逆に彼のおかげで助かった人も多数いるのでは。

証明はできませんが


@ xxxx 今、糾弾フェーズなのか?

それこそ疑問を感じる。.


意味不明。何でもいいから応援しろと?


@xxxx 本当に意味不明ですか?


かっこつけたつもりかもしれませんが、

“フェーズ”をどの意味で使ったのか本当に

意味不明です。後段でかろうじて非難されて

いると分かりましたが。

菅であれ鳩山であれ、総理が視察となった時、

どれほど現地が緊張し幹部が対応に時間を

とられるものか想像してごらんなさい。

アドバイスですが、一般人が無理筋などと

いうのはどうかと

@xxxxさすがに国家の最高責任者の視察を

邪魔と言うのは無理筋かと。


まったく予定がなかった…とは意味が違いますね。

現地は、対応協議のため幹部の時間が相当無駄に

使われたことでしょう。

これで誰も批判しなければ問題なしと思われてしまう

@xxxx 今朝のニュースで、「天候を理由に、今日の

総理の現地視察」取りやめとの事。


# by toruiwa2010 | 2017-03-20 08:02 | アーカイブから | Comments(0)

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「命がけで」と言ったはず

~どこか他人事ではないのか~( 2011.03.16 初出 )


化学だの物理だのと言う前に理科がダメだった。

言うまでもなく、原子力発電についてはド素人もいいところで、

原子炉全体の構造も今回初めて知った。それでも、地震発生

以来の福島原発の状況は綱渡りを続けているように見える。

加えて、政府・保安院・東京電力の発表に時差があり、統一が

取れていないし、説明に明快さを欠き国民は疑心暗鬼になった。

「危険はないと言うが本当か。何かを隠していないか」と。

生命が危険にさらされている可能性がある以上 当然だ。


昨日の朝、ようやく福島原発に関する統合対策本部を設けて

菅総理が本部長になったが、とんでもなく遅すぎる。

最悪の場合には数十万単位の人命が関わるだろう事案なのに

いち民間企業の東京電力に任せきっていたために国としての

対応が遅れた。

“遅れた”と断定するのは本部長になった菅総理が東電関係者に

苦言を呈したことを伝えるこの記事を読んだからだ。

MSN 産経ニュース) 


首相は「テレビで爆発が放映されているのに、

首相官邸には1時間くらい連絡がなかった」と

東電の対応に苦言を示した。さらに「撤退など

あり得ない。覚悟を決めてほしい。撤退した

ときには東電は100%つぶれる」と厳命した


つまり、それまで東電は覚悟を決めていなかったらしいのだ。

そして、官邸はその1時間、連絡をひたすら待っていたわけだ。

危機感のなさは底が抜けている。

原発の視察は敷地内を10分回っただけ、関係者との話し合いも

20分だったと朝日新聞は伝えている。上空のヘリから仙台・

石巻の様子を見て、こう語っていた。

「今回の地震は大きな津波を伴ったことによって大変甚大な

被害を及ぼしていることがこの視察によって明らかになった」…


聞いていて言葉を失った。現地に行かなくたって、テレビで

津波が町を蹂躙する光景を見ただけで「これはとんでもない

ことになる」と思った国民がどれほどいたことか。

視察は長ければいい、というものではない。しかし、これなら、

やっても意味がない。そもそも、“指揮官”が現地に行っても

「大変だ」と思って帰ってくるのがオチだ。

受け入れ側はその対応に追われて、事故対策に使う時間が減る。

パフォーマンスだ、と非難されても言い訳できないだろう。

やっていることがどこか他人事なのだ。

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菅総理の会見は午後5時からだった。

発生からおよそ2時間後の記者発表を見た。政治家の言葉は

いつも“無表情”に聞こえるが、菅の話には人間としての情が

全く感じ取れない。“メッセージ性”に至ってはゼロにひとしい。


1日半が過ぎた12日夜に行われた会見では「私も全身全霊、

まさに命がけで」と語った。

しかし、この人はあらゆる機会をとらえて「全力を挙げて」、

「死ぬ気で」と話すから真実味はとうになくなっている。

東電関係者に「覚悟を決めろ」と言ったのは統合対策本部長に

なったあとだ。ならば、「“我々”は覚悟を決めなければならない」と

言うべきだろう。ここでも他人事…。


今朝、フジテレビを見ているとき、インタビューを受けていた

看護師に後ろから鋭い声がかかった。「看護婦さん!!」。

車いすの患者に急変が起きたのだ。すぐに駆け寄って優しく

抱きしめる彼女の姿に思わず涙が噴きこぼれた。

彼女たちは決して「全力を挙げて」や「命がけで」という言葉を

口にすることはないだろう。そんなに軽々しいことではないと

分かっているからだ。

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本当は、原発についてもっと書くつもりだったが、長くなった。

あと1点だけ。


各地からのリポートを見ると原発の状況に次いで大きな問題は

薬や水の不足で、せっかく生き抜いた命が危ないことだ。

生まれた赤ちゃんに産湯をつかわすこともできないという。

昨日は、避難所で寝たままの90歳近いと思われる女性に夫が

スプーンでカユかヨーグルトを与えていた。正視できなかった。

3月の被災地は寒さが厳しいだろう。まさか、一人に毛布1枚で

事足れりと思っていないだろうな。

計画停電の中に当初、被災地が含まれていたことも信じられない。


センチメンタルになることは避けたいが、いまある命を大事に。

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アスリートや芸能人の支援の輪も広がりつつある。

サンドウィッチマンの声(http://bit.ly/fYk47t )が届いたのか、

今朝のフジテレビでは、被災者の顔を写していた。被災者側が

頼んでいたのだが、少しずつでも、広がることを祈りたい。

まさに、テレビしかできないことだから。


私は…

災害や報道についての情報を発信することしかできない。

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いま 報道姿勢が問われる

~フジテレビの評判が悪い~ ( 2011.03.18 初出 )


たしか、火曜日だと思う。アメリカの大手一般紙はスポーツ・

セクションのスペースを割いて前週末のスポーツ放送について

論評を載せていた。評論家が解説や実況だけでなく、番組担当の

プロデューサーについてまで、名指しでコメントするのだ。

いっさいの容赦なく。

日本でも試みられたが、国民性の違いで、長続きしなかった。


1995年の阪神淡路大震災発生のときは日本にいなかったから、

各テレビ局がどう伝え、どのような評価だったかについては

まったく情報を持っていない。

それを前提とするなら、メディア史上、今回ほど報道の姿勢が

問われる事件・事故は、初めてだったのではないかと思う。


ラジオにもいい点があることはよく理解しているつもりだが、

多くの情報を市民に届けるメディアとしてテレビの優位性は

動かない。映像があるからだ。映像が持つパワーは音声だけの

ラジオのそれを大きく上回っている。しかし、そのパワーは、

実は“両刃の剣”だ。そして、今回のような災害報道の場合は

よほど気をつけて扱わないと“裏目”に出ることになる。

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行方が分からない身内を探す人にカメラを向ければ、人によって

拒絶反応を示す。ラジオも新聞・雑誌も似たような取材をする。

しかし、聴く人も読む人も“その場面”は目にせず、取材の結果を

受け取るだけだ。仮に、どれほどしつこい取材が行われても。


カメラマンも記者もすべてが無礼な人間ではないと信じたい。

先日 書いたように、現役時代、事件・事故の取材で家族・遺族に

マイクを向けるときは「ご心痛のところ申し訳ありません」と

お詫びしながらやったものだ。先輩を見ならったものだが、

後輩たちにも伝わったはずだ。

しかし、ナマならそのまま電波に乗るが、ビデオだと編集で

その部分はカットされがちで、放送されたとき、断りもなく、

いきなりカメラやマイクを向けたように見えてしまう。


テレビを見ていると、途中から、避難者がいる体育館などに

入る前に「お許しを得て、入らせていただきます」と言うように

している局もある。ビデオ・ライブを問わずに。

抗議を受けて、デスクから現場に指示したのではないかと見る。

これなら、見るほうのストレスも減る。

私たちは遺体安置場所などから中継するときは、リポート後、

そちらの方向に一礼していた。たとえ、パフォーマンスだと

言われても、形にしないと、見る人には気持ちが伝わらないのだ。

いずれにしても、“遺族”にしつこく付きまとう形の取材には

疑問がある。本当に必要かどうかを徹底的に考えてみるべきだ。

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報道姿勢を批判する声の中に“同じ映像を何度も流すな”がある。

行き過ぎがあることは否定しないが、面白がってやっている

わけではないだろう。

津波の発生は午後3時半前後だった。最初に放送された映像を

見た人にとっては、それ以後は“2度目、3度目だが、2度目の

放送で初めて見る人もいる。夜になって初めて見る人もいる。

人々がある情報に初めて接する時間には時差があるのだ。

ワイドショーで、同じニュースを短いサイクルで繰り返すのも

同じ理由による。


今回、初めの数日は2台並んだテレビの1台をNHKに合わせて

音声を出し、もう1台は音を消して民放をザッピングしていた。

民放育ちとしてNHKには強いライバル心がある。受信料に

支えられて恵まれた“環境”を妬ましく思い、実況中継などでは、

ミスによる“減点”を恐れて正確さだけを追求するスタイルに

不満があることも否定しない。

しかし、客観的に見て、今回のNHK の放送は高く評価されて

いいと思う。


もちろん細かい注文はある。

視聴した中で最も驚いたのは今、なお全人口の半数近い8000人が

安否不明の宮城・南三陸町で起きた“物語”だ。

この街の病院に勤務する医師は勤務中に津波に襲われたが、

5階に逃れて無事だった。臨月だった妻は別のところにいて

何度もメールを送ったが連絡がつかなかった。しかし、のちに

夫も立ち会って新たな命が誕生した。

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…「えっ!?」と思ったのは、妻が夫にメールを送る場面が

映像として流れたときだ。そこは撮影しているわけがないのに。

そして、ナレーションで十分に説明できるのに、まったく余計な

“演出”をしたことで、せっかくのいい話が台無しになった。

“一事が万事”と視聴者に思わせた可能性もある。“事実”として

放送されているが、実は“加工”されているんじゃないか?

 

ブログ開設以来、フジテレビのOBであることを明かしている。

今回、ネット上でその“母局”の評判が悪いことに胸が痛む。

個人的に、キャスターに不満もあるし、“バッシング”の中に、

理解できるものもある。しかし、バラエティ系の番組が多い

ことで災害報道まで批判するのはフェアじゃないし、特定の

誰かが嫌いだからと“まとめて”ものを言うのもどうかと思う。


ひどかったのは、昨日、ツイッター上にあふれたつぶやきだ。


仙台市民だが、緊急車両のみの給油所に

フジテレビの中継車が来ていたよ…(以下略)


事実だとすれば問題だと思い、この件についての情報を求めたが、

1件をのぞいてまったく反応がなく、その後もこの“悪事”を

暴いたつぶやきは拡散を続けた。

自分で調べた結果、最初の発信は2chからだったと判明した。

2ch=すべてウソと断定はしないが、軽々に面白がってそれを

拡散して行くのは危険な話だ。


おととい、こんなつぶやきが私宛に発信されてきた。

そのあとのやりとりも含めて、そのまま再録すると…


@kuroiwayuji @toruiwa 今回の地震で

フジテレビの報道姿勢が批判されていますが、

軽チャー路線のツケがこんなかたちでくるとは

おもいませんでした。


えっ、報道姿勢が批判されているんですか?

「笑えるわ」の件ですか?あれは確定なんですか?

すみません、掲示板でそういう評判をきいただけです。

しかし、フジテレビの報道はスーパーニュースの

キャスターが安藤優子氏にかわってから変だと思います。


ツイッターの怖さがここにある。書かれていることを単純に

信じてしまう。しかも、初め、気がつかなかったが、@の次、

toruiwaより前にkuroiwayujiがある。

後輩で、私同様、すでにフジを退社している黒岩祐次だ。

つまり、ツイッター上で見つけたフジテレビOBに、無差別に

送られたものだろう。

程度の悪い嫌がらせとしか思えない。“確たる証拠”はないが。


フジテレビの後輩たちにこのささやかなブログの声が届くとも

思えないが、批判が当たっていてもいなくても、この機会に

一度 謙虚になってみたらどうだろうか?

国の電波を預かって行う仕事には、極めて重大な責任が伴う

ものなのだから。


異論・反論はあろうかと思います。私への批判もあるでしょう。

きちんと整理されたコメントなら残しますが、感情的なものや、

他人のコメントへの批判は削除しますのでご了承ください。
# by toruiwa2010 | 2017-03-19 08:15 | アーカイブから | Comments(0)

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茫然自失・虚脱感

~新しい記事は書けません~ ( 2011.03.14 初出 )


おはようございます。


M9.0…我が国が初めて経験する激しい地震が発生してから

4日目の朝を迎えました。家族や愛する人の命、家事道具など、

かけがえのない多くのものを一瞬で失った被災者だけでなく、

日本中の人に“重いもの”を残していった自然の猛威。


今年に入ってエキサイトに転居したのを機に、土曜日、日曜日は

古い記事の中から更新していましたが、今回は2本ずつ、4本の

エントリーを書きました。すべて、報道に関わるものです。

発生直後からテレビを見て感じたもどかしい思いを綴りました。

一本目を書いたとき、いつも通りツイッターで告知したところ、

このブログとしては異常なスピードでアクセスが増えました。


報道にかかわるセクションで仕事をした期間は短かったものの、

アナウンサーとしてニュースは数多く読みましたし、飛行機の

墜落事故などでなんども現場を経験し、特番の司会もしました。

こういうときに報道部内でスタッフが何を考え、どんな動きを

するかは、手に取るように分かります。事件・事故のたびに

現場の光景が目に浮かびます。外部の人にはうかがい知れない

部分だけに“読者”の関心も高いことが分かります。


私が見聞きしたことはフジテレビだけの“特別”なケースかも

しれませんが、各局の放送を見る限り、同じ“におい”がします。

すべてを書くことはためらわれます。

しかし、昨日 更新した「素の声が出てしまった !!~失われた

信用・信頼~」は決して特殊だと思わないほうがいいでしょう。

今朝、ツイッターを見ると私宛にこんな書き込みがありました。


ずっと報道見てますが、同じ映像垂れ流しで

ドラマもどきのワイドショーに仕立て、

壊滅しないと災害ではない、報道する必要ない、

という考え方がマスコミならぬ、マスゴミの

報道方針での理解でよろしいのでしょうか?

(原文のまま)


…そこまで極論されてもねえ、と思わないでもありませんが、

ポイントをついています。

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内容はほぼ地震関連に限定されていますが、各局とも通常編成に

戻りました。ものすごいスピードで事態が動いているときには

放送する余裕もなかった映像が少しずつ見られるようになって

きました。大津波が人命や家屋を蹂躙するつらい映像のあと、

数十時間ぶりに再会を果たした家族の姿を見るとほっとします。

同時に、地震発生時、津波に襲われたときの話を聞くにつけて、

被災者が味わった“恐怖”を思います。


ツィッターにあるprayforjapanには日本語のほかに、英語、

ドイツ語、フランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語…

ありとあらゆる言語で世界中からメッセージが寄せられていて

感動を呼んでいます。

いまも、読み切れないほどのスピードで増えています。


スポーツ界、芸能界からも声が上がっています。

ブログ、ツイッター、フェースブックと、ツールが増えたことで

彼らがメッセージを発信しやすくなったためですが、勇気・

元気をもらう被災者もおいででしょう。


昨日の夕方 更新したエントリー「M9.0とテレビ~伝えたこと・

伝えなかったこと~」に


マスメディアの持つ力はとてつもなく大きい。

そのパワーを使って、テレビだからこそできること、

テレビにしかできないことをやってほしい。


と、書きました。具体的に“何か”は頭にありませんでした。

しかし、フジテレビの特番に電話で出演していたお笑いコンビ、

サンドウィッチマンの伊達みきおの言葉が“目からうろこ”でした。

「連絡がつかず心配している人がたくさんいる。

ぜひ、避難している人たちの顔を写してあげてほしい」と

話しました。それを見て安心する人もいるからです。

年配者で家族の消息を知るために急きょツイッターを始めた人も

いらっしゃいました。顔を写す…簡単なことですが、それこそ

テレビにしかできないことです。


こんな災害は二度と御免ですが、万一、ふたたび起きたときに、

テレビはこの言葉をぜひヒントにしてほしいものです。


4日目の今日になっても、まだ。この関係以外の記事を書く気に

なりません。明日は、休むかもしれません。

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有名キャスター 現地へ

~コメントへのお答えに代えて~ ( 2011.03.15 初出 )


読まれた方も多いでしょうが、こんなコメントがありました。

(要約)


フジのAアナが直接現地に行ってリポートしていましたが、

広いロケバスにスタッフだけでガラガラ。

わざわざ行くのなら、少しでも救援物資を積んでそれを配り

「大変でしたね」と労ってリポートするぐらいできるだろうと。

インタビューでの金品のやり取りは、報道コードにでもかかる

のでしょうか?


連絡手段のないところに行くのであれば、少しでもその架け橋に

なるとか。報道のすることじゃないと言えばそのとおりですが、

悲惨さの垂れ流しばかり。報道陣であるとともに人であって

ほしいと思うのは無理なんでしょうか。


このほかにも、やれ服装が浮いていた、ブーツがどうだった、

爪にはきれいにマニキュアされていた、その手が汚れないように

泥の中から拾ったアルバムにさわっていた…ネット上に彼女を

批判する記事やコメントが散見されます。

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“いいがかり”に近いものが多く、賛同することはできません。

Ms.Aはアナウンサーではありませんし、フジテレビの社員でも

ありません。

それでも、一部で彼女の評判がよくないのは、OBとしては

嬉しくはありません。私もプロの目から見た 彼女についての

厳しい記事をしばしば書いています。


昨日のニュースを見て、彼女ならやるだろうな、と思いました。

“現場主義”の人ですから、とにかく行きたがるのです。

それは、非難されるべきことではありません。

“行動するキャスター”…いいじゃないですか。ただし、昨日の

リポートに“さすが”と思うものは何一つありませんでした。

“ジャーナリスト”を名乗るなら、それらしいところを見せて

ほしいです。視聴者の一部にせよ“はしゃいで”いるだけと見える

リポートでは困ります。


名のあるキャスターが現地入からリポートするとき、その仕事が

成功するかどうかは、先行取材していた記者の質にかかります。

リポートにふさわしい場所の選定、伝えるべきこと…ごくまれな

場合を除けば、キャスター自身が取材にあてられる時間など、

ほんのわずかです。


インプットされたものを咀嚼して伝え、現地に入った者だけが

分かる感覚を最後に自分の言葉で語って締めくくる…それが

精いっぱいでしょう。

質と量が大きく違うだけで、アメリカでもこの点は同じだと

思います。


冒頭のコメント以外にも放送やインタビューの仕方にも不満が

渦巻いています。


事件・事故の報道・取材はとても難しいところがあります。

70年代初め、飛行機の墜落事故が多発しました。

家族・遺族にマイクを向けるときは「ご心痛のところ申し訳

ありません」とお詫びしながらやったものです。

しかし、生ならそのまま電波に乗りますが、ビデオだと編集で

カットされることがあります。

厳しくつらい環境にある人にマイクを向けるとき、気を配らない

インタビュアーはいないと思いたいです。


ちなみに、遺体安置場所などから中継するときは、リポート後、

その方向に一礼することにしていました。先輩がやっていたのを

見て学びました。パフォーマンスと言われればそれまでですが、

形で表さないと、見る人には気持ちが伝わりません。


また、取材者が取材対象にものを渡す、あるいは、なんらかの

便宜を図れば、次の人も、その次もとなります。線引きが難しく、

肝心の取材ができません。

戦場カメラマンを考えたらどうでしょう。

飢えた子どもの写真を撮るなら持っているものをあげたらどうだ…

と言ってもそれは無理な話だし、筋が違いますよね。

避難所は寒いから自分のダウンジャケットを置いて行くか?

これも違いますね。


NHKが昨日の日中から気仙沼市立病院の窮状を機会あるごとに

伝えています。報道が、仕事と“手助け”を両立させるのはあれが

限界です。あれだけやっても、国から救援の手は届かないのです。


コメントを書きこまれた方にはこうお答えするしかありません。


おっしゃることはよくわかるのですが、難しいです。

お断りするまでもなく、私はフジテレビの社員ではありません。

テレビ界にいるわけでもありません。あくまで、その世界で

仕事をしてきた者の一人として、分かること、分かってやって

ほしいことを記事にしていることをご理解ください。


別件ですが、今日、NHKのアナウンサーが喫緊という言葉を

二度使いました。原稿を読んだだけだが、なぜ、こんな言葉を

使うのだろうかと思いました。

この言葉を初めて聞いたのはほんの数年前、福田総理の口から

出たときでした。政治家の発言をそのまま原稿にしたのなら

仕方がないでしょう。しかし、情報の中に普段は耳にしない

こんなに難解な言葉を使うのは非常識です。


“緊急”、“今一番大事”、“最も急がれる”…

いくらでも言い換えられるではないですか。第一、貴局の

アナウンサーの中には読めない人もいるのではないのか?

( 参考:http://bit.ly/g9vwOW )


# by toruiwa2010 | 2017-03-18 08:12 | アーカイブから | Comments(0)

チアダン 85


白波が打ち寄せるアメリカ西海岸。

ロサンゼルスのそのホールでは大人びた雰囲気の女子高生が

派手なパフォーマンスを見せていた。そんな中、日本から

やってきたチームも元気よくステージに飛び出していった。


彼女たちの物語は3年前の春に始まる。

北陸・福井の高校に入学した仲良し3人組が校内を探索中だ。

中心に元気のいいひかり(広瀬すず)がいた。彼女たちはどんな

部活があるかを見て回っていた。イケメンがいるかいないか、

ユニフォームの可愛さなどがカギだった。しかし、ひかりの

“一押し”はチアダンス部だった。サッカー部に応援したい

同級生がいるからだ。


念願の“チアダン”部に入ったひかりだが、問題があった。

顧問の早乙女薫子(天海祐希)の鬼コーチぶりだ。何かと言うと

「地獄に行け!」と叫び、車のナンバーも4598=じごくや

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最近多くなった“部活もの”カテゴリの映画です。

日本の高校生が“本場”のアメリカでチアダンスのコンテストに

優勝するとはなかなか信じがたい話ですが、実話だそうです。


サクセス・ストーリーですから、何もないところから始まり、

頂点を極めるまでを描いているのですが、私には演出が平凡、

“ありきたり”すぎるという印象が残ったのです。


少し経験があって早乙女が部長に任命した彩乃(中条あやみ)

除くとまともに踊れる部員がいなかった。早乙女の厳しい指導で

少しずつ踊れるようになっていく。様々な事情で脱落者が出る。

ひかりと彩乃が彼女たちを引き戻しに行く。最後はみんなの

気持ちが一つになって県大会、全日本を制して、念願だった

全米選手権への出場にこぎつける…


一つ一つのエピソードは“事実”に基づいているのでしょうが、

描き方が型にはまっていました。観客の予想通りの展開になり

面白みに欠けています。

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もっとも、グダグダいうのは私ぐらいのもので、若い人には

不満はないでしょうね。ネットの映画サイトを見ると、世間は

いい評価を与えているようです。私が感じる部分に違和感が

ないからでしょう。

“ごひいき”・広瀬すずが主演しているのですから、好評なのは

結構なことだし、とても嬉しいのですが、私の85点はあくまで

広瀬ありきのおまけです。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-17 08:47 | 映画が好き | Comments(0)

芥川賞作家・又吉直樹の新作 「劇場」を読んだ。

妻が東京で購入し、読み終えたら芦屋に送ってもらう手はずに

なっていたが、買い物に出たとき、本屋の店頭で新潮4月号が

目に入ったら、 思わず手が伸びてしまった。

2日に分けてトータル4時間半ほどで読み切った。

おだやかな恋物語で私のストライクゾーンの真ん中に収まった。

比喩的な文章もないわけではないが、平易な文章で読みやすい。

そして、“普通”の感覚を持った人には十分に面白いはずだ。

本格的な春はまだ先だ。落ち込んだり、癒されたいと思っている

人たちにはうってつけかもしれない。


以下、今日の記事には又吉が好きな私ゆえのバイアスがかかった

ほめ過ぎの部分があるかもしれないことを初めに断っておく。

言われる前に。ハハハ。


この物語は小さな劇団の俳優兼脚本家の僕(永田)と 夏のある日、

渋谷駅近くの画廊のウインドウをのぞいているときに出会った

女性・紗希とのラブストーリーだ。


瞼は薄い皮膚でしかないはずなのに、風景が透けて

見えたことはまだない。もう少しで見えそうだと

思ったりもするけど、目を閉じた状態で見えて

いるのは、瞼の裏側の皮膚にすぎない。

あきらめて、まぶたをあげると、当たり前のこと

だけれど風景が見える。


正直に書くと、冒頭のこの数行を読んだときは「うん?」と

思った。単に私の好みの“出だし”じゃないからだが、もっと

分かりやすい文章で始めてほしかったのだ。

もちろん、又吉には計算があり、彼の感性ではこの書き出しが

正解なのだろう。素人が口を出すところじゃないなと思い直して

読み続け、すぐに又吉の世界にどっぷりとはまった。


原稿用紙300枚だと聞いたが、雑誌「新潮」では101ページだ。

どんどん読み進み、“長い”とは思わなかった。好みがあるし、

文学としての専門家の評価は分からないが、面白かった。


日本人の作家が書いたものを読むのは村上春樹の「1Q84」以来だ。

二人以外の文学者がどんな文章を書くのかは分からない。

しかし、又吉の “ものを見る感覚”が好きだ。たとえば…

風呂から上がると紗希が麦茶とともに、

梨をむいて持ってくる。母がむくものより

小さく切ってある。僕はリンゴより梨の方が

好きだが、なぜか家族にはリンゴが大好物だと

思われていて、食後に梨が出た時も、僕には

リンゴが出され梨を口にすることができなかった。

家族の期待に応えるために梨には興味がない

ふりさえもした。


…なんか好きなんだなあ。ハハハ。


2作を見る限り、この人の強みは会話に現実感があることだ。


「なあ」

「ん」

「寝た?」

「起きてるよ」

「手をつないでと言うたら明日も覚えてる?」

「うん?どういうこと?」

「明日、忘れてくれてんねやったら手つなぎたいと思って」

「手をつなぐことを恥ずかしいと思ってる人、永くんだけだよ」

紗希の手はとても温かかった。

彼女が目を開ける。

「永くん、なんで不思議そうにしてんの?

自分がつなぎたいって言ったんでしょ?」

「まだ迷っててんけど」

僕がそう言うと紗希は笑いながら、「本当によく生きて

来れたよね」と言った。


特別な言葉は何もないが、読む者にはこの二人が深いところで

気持ちを通い合わせていることが伝わる。

後半に、元劇団員の女性と”僕”が交わすメールのやり取りなども

リアリティがあって迫力を感じる。


文学を語る資格はないが、この小説は胸に響いた。

又吉がこんなに“みずみずしい”恋物語を書くとは思わなかった。

彼の小説を読むと、どうしても主人公に彼のイメージがかぶるが、

これまでの2作品に関しては少しも邪魔になっていない。

力があるということだろう。


芥川賞を獲ったあとの作品は難しいと思っていたが、これなら

十分に期待に応えていると言えるのではないか?

綾部がいなくなることだし、執筆に集中できる環境が整う。

早くも第3作が待たれるね。


# by toruiwa2010 | 2017-03-16 08:41 | 読書・歌・趣味 | Comments(0)

9日、もともと 嫌い・大嫌いだったけど、

その後 気持ちが変わったタレント・俳優

について例を挙げて書いた。

今日はその続きだ。


…実は、ここまでは長ーい“前振り”で、この記事を書こうと

思ったそもそものきっかけは別の人物なんだ。

それは…面識はないが、フジテレビの後輩アナ、高橋真麻だ。

入社前、父親・高橋英樹といろいろな局に出ていたころから

私の脳は“拒絶反応”を示していた。ハハハ。

入社後もそれは続いた。歌っているところは何度も見た。

たしかにうまいが、それは“アナウンサーとしては…”だし、

肝心のアナウンス技術は?だった。

フリーになると聞いたとき、「フジでは仕事もないだろうし、

やめるのも選択肢の一つだなあ。しかし、売れるかな?」と

その前途は険しいと見ていた。


ただし、嫌いな人物については機会あるごとに取り上げるのに

ブログに書いたのは一度だけだし、ツイートも3件だ。

20123月のブログで名指しはしていないが、彼女のことを

こんな風に書いている。


世間が認めるものでも気に入らないところがあれば

言わせてもらうことにしている。

昨日の「いいとも」のテレフォン・ショッキングに

大物俳優が出ていた。“みえみえ”の流れで娘のアナも

登場した。恨みはないが好きじゃない。

この数年 彼女がアナウンサーらしい仕事をしている

ところを見ていない。“アナウンサーらしい”は定義が

難しいが、歌ったり、バラエティ番組で芸人から頭を

こづかれたりするのは少なくともアナの仕事じゃない。

けなげと言えばけなげだが、採用されたのはそういう

ことじゃないのさ。


そして、3件のツイッターはこうだ。


高橋真麻・・・ここまでやらせるか。

女性アナ残酷物語だ。( 2011.01.01のツイート )


「知りたがり!」:

別に私設応援団長ではないが、伊藤アナを

日の当るところに出してやりたいのだ。

しかし、ひどいなあ。高橋真麻まで出てきた。

にしゃんたといい、全体のハーモニーが悪すぎる。

スタッフの頭を激しく疑う。バカたれが多いなあ。

( 2012.04.02 のツイート)


ま、どうでもいいことだが、

高橋真麻のこのむくみ方は

もしかして?( 2016.05.10のツイート)


SNSに発信した辛口コメントはこれだけだが、どう読んでも

好意的じゃないなあ。ハハハ。とんねるずの番組で木梨憲武に

小突き回されているのを見て“憐れ”を覚えたし、同じ番組で

(別荘)に押しかけられ、両親の前でやりたい放題やられて、

かなり温厚な高橋英樹が一瞬ムッとしたところを見たときは

「そこまでやってテレビに出たいのか」と腹の中でしっかり

“毒づいて”いたなあ。そんなことが続いた挙句、しばらくは

彼女が画面に現れるとリモコンに手が伸びるようになった。

極端。ハハハ。

しかし、じっくり見ていたわけでもないのに、いつの間にか

私の中で彼女への“評価”が変わっていた。いい方へ。

たぶん、一生懸命に頑張っているのが伝わったからだと思う。

アシスタントの立場でもそつがないし、“ひな壇”でもメインの

MCから頼りにされている感じが見える。しっかり、腕を磨いて

いたということだ。“ほぼザッピング”でそう感じたのだから、

それは大変なことだ。


さて、そうなると、すこぶる居心地が悪い。こんなブログを

本人が読むわけはないし、会ったこともない遠い先輩が何を

思おうと、“関係ないわ”だろうが、“知らん顔”はできない。

会う機会はないと思われるので、この場を借りて、彼女には

謝っておこうと思う。


高橋真麻さま

年甲斐もなく、これまで“親の七光りのくせに”と

あなたを貶めていました。

先輩なのに恥ずかしいです。ごめんなさい。

最近のご活躍を喜んでいます。努力の賜物でしょう。

今後もますます活躍の場を広げられますように。


…へそ曲がりだが、素直なときは素直なんだ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-15 08:37 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

先週金曜日から妻が芦屋に来ていました。

自分のリクライニング・チェアで居眠りから覚めたとき、ふと、

斜め後ろの“定位置”に気配を感じたことが何回もありますが、

3日間だけ、気配ではなく“本物”がそこにいました。ここ数年、

私が90度首を振らないと顔が見えないところに陣取るのが

妻の習慣になっています。呼吸するのと同じぐらいなじんだ

位置関係ですから懐かしさがひとしおでした。


実は、この日は昼近くから翌週 抜く予定になっている奥歯に

痛みが出て、土・日にかかるので心配でした。妻を残して

痛み止めの薬をもらいに行きました。面白いものですね。

薬をもらったことで安心したのか、朝から繰り返していた

指の腹によるマッサージが効いたのか、痛みが治まりました。

それでも、硬いものを噛むのは怖いのでピザの予定を変更して

晩御飯を中華にしました。初めて入る店、“愛蓮”です。

菜心の炒めもの、蒸し鶏葱姜ソース、牛ばら肉の麻婆豆腐、

デザートの杏仁豆腐…、すべておいしくいただきました。

“一人中華”は難しいですが、ここなら楽しめそうです。


いい機会なので、翌土曜日に姫路城に行ってきました。

前回、芦屋に“ちょい住み”をしたときはちょうど改修工事が

始まったばかりだったのです。

新快速に乗れば芦屋から51分です。左手に須磨・明石の海や

明石海峡大橋を眺めているうちに到着します。淡路島があんなに

近くに見えるとは思わず、スマホで知ってびっくりしました。

駅前に出ると、遠くですが、真正面に白く輝く城が見えます。

”城”というものを初めて見る外国人は興奮するでしょうね。

1キロちょっとだと聞いていたので歩くことにしました。

残念なことに、遠目から見たときは日を浴びて輝いていたのに

近づくにつれて雲が増えてしまいました。

それでも、“白鷺城”はその名にふさわしい美しさでした。


私たち夫婦は、城でも神社仏閣でも、外観や周辺の花々には

関心がありますが、“内側“にはそれほど興味がありません。

全体のたたずまいを堪能して引き上げることにしました。

滞在時間は20分ぐらいだったでしょうか。ハハハ。

二日目はイタリアンに行きました。

一人でも行ったことがある “アレグロ”、大衆向けの店です。

サラダもたっぷり、生ハム、スパゲティ・ボロネーゼ、ドルチェ…

二日続きで、まったく不満のない食事ができました。ハハハ。

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3日目、スーパーに出かけました。この日は、私の好物、トリを

妻が焼いてくれることになったのです。準備段階から調理方法を

見学させてもらうためです。

しかし、買い物の途中から妻の雰囲気が変わりました。よくない

兆候が出ていました。帰宅してから言い合いになりました。

どこかで私の言い方が悪かったようですが、“そもそもの”原因は

ほかにありました。


言葉をしぼり出す彼女の訴えを聞いてよく分かりました。

東京の家で一人 暮らすことの寂しさが耐えられなかったのです。

別々に暮らしても、ときどき 私が東京に帰り、妻が芦屋に来る…

1年か1年半のことだからそれでやっていけると考えていましたが、

“甘かった”のです。妻の気持ちを分かっていませんでした。

「私、75よ」という言葉が胸に突き刺さりました。


寂しさは 私も感じていました。揃って“後期高齢者”の私たち夫婦が

離れて暮らすことには無理があったのでしょう。兄も心配ですが、

妻はもっと大事です。

この瞬間「これはだめだ。東京に帰ろう」と決め、妻にも告げました。


しかし、兄の問題は解決しなければいけません。

すぐに、話をしに行きました。これまでも数回 話していましたが、

今回は、じっくりと状況を説明しました。

10日に93歳になった兄が置かれている環境、次兄や私たちなど家族が

心配していること、いまとるべき“選択肢”…私も必死でした。


少し前から“兆候”はあったのですが、兄の心が開きました。

実は、市内の別の場所に住んでいる次兄のマンションで近くの部屋が

売りに出ていて、そこに移ることを勧めていたのです。次兄の家からは

40~50メートルですから毎日でも長兄の状態を確認できます。

最初に話したときは拒んでいた兄ですが、この日は「部屋を見たい」と

言いました。日曜日だし、“いきなり”は無理ですと言う不動産屋さんを

かき口説いて、駆け付けました。


次兄夫妻、その息子も参加して内見した結果、私たちだけでなく本人も

「いいと思う」と言うので、話を進めました。

先行している購入希望者がいましたが、そちらはローンを組む段取りを

しているところでした。兄は“キャッシュ”で払うと言います。

“岩佐家”担当の不動産屋さんが頑張ってくれて、その日の夜、売り主が

逆転OKを出してくれました。


兄の気持ちが前向きです。環境の変化がどう影響するか気がかりですが、

とりあえず、ほっとしました。

まだまだやるべきことがいっぱいですが、妻も”先”が見えたことを喜び、

昨日、東京に戻りました。もともと、兄のことが大好きで、今の状況を

心配していましたから、彼女も胸をなでおろしていることでしょう。

兄の新居の受け入れ準備や引っ越しなどがありますから、私が芦屋を

引き払うのは早くても4月半ばになるでしょうが、トンネルの先に光が

見えたことで、不自由な生活をしていても気持ちがまるで違います。

今日も、これから兄に同行してあちこち出かけなければなりません。

なんだかわかりませんが、張り切っています。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-14 09:44 | 芦屋から | Comments(12)

住んでいるマンションの賃貸契約を結ぶために芦屋に来るとき、

新幹線に乗るため、品川駅のホームに降りた。私が乗る列車では

なかったが、反対側のホームに出ていた次の列車の情報を見て

なんとなく「ついてる」と思った。

単に、次のこだまが“品川発1234だっただけのことだが、

こういう数字の並びを見ると、テンションが上がるのだ。


朝のテレビ番組の占いでその日の運勢がいいと分かったとき、

悪い気はしないが、ゲンかつぎをする方ではないと思う。

それでも、デジタルの時計やブログのアクセス・カウンターを

見たときに数字が順番に並んでいたり、“ぞろ目”だったりすると

思わずほほが緩むタイプだ。

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2年前に病院での会計の受付番号が二日連続で333番だった。

いくら、ほぼ同じ時間だったと言ったって、“奇遇”すぎるぜと

思いながら、帰宅してパソコンを起動すると「OFF-MIKE」の

その日のアクセス数が“333”だったことがある。絶句した。

ハハハ。

東京のマンションの駐車場に122588335050が並んでいた

時期がある。クリスマスイブ、パパ燦燦、ハーフ・ハーフ…

ごみを捨てに行くとき、思わず笑った。


5日ほど前 買い物に出たとき、後ろから追い抜いていった車の

ナンバーが7777だった!「嘘だろ!」と思った。

いや、1万台に1台は必ずあるのだから、芦屋で出会ったって

おかしいとは思わない。“嘘だ”と思ったのには理由がある。

実は、こちらに来てから、777777番の車を見ていたのさ!

これで、“7”に関してはコンプリートだ。ハハハ。


それだけじゃない。

この街を走る車をなにげなく眺めていると、そのナンバーが

“キリ番”や覚えやすいものが多いことに気づく。それも“異常”に。


7777に出会った日以後はやめたが、そういう番号を見たときは

スマホのメモに記録を残していた。“コレクション”には…


8000,7000,2000,1000 ,100,10を初め、“ぞろ目”で4444.2222,1111,

555,333,222,111、一けたは昨日8番を見つけたことで!~9番まで

これまたコンプリート!

“繰り返し”くくりで、81815050,3939,25252020,1818,1717,

1616,1212、その変形で9911,7744,3377,1188,1133がある。


一番多いのは“ミラー”あるいは“リバーシブル”かもしれない。

最初の二けたのあとにその“裏返し”が来るタイプだ。


8558,8228,7117,7007,6886,5225, 3993,3113, 1221,1001


免許を持ったことがないほどだから、ナンバー取得のカラクリは

知らない。だから、金持ちの多い街だけに、金で好きな番号を

選んでいるのか…とも思うが、どうなんだろう。


全部、たまたまもらった番号だ、と言われても信じる気はない。

数が多すぎるもの。ほかに、88781511など、4つの数字のうち

3つが同じだったり、3ケタ、2ケタの番号に出会う率もほかの

街にくらべはるかに高い。ドイツ車を扱うディーラーが何らかの

形で“確保”していて、サービスの一環として提供しているという

話も聞いた。

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ちなみに、1番は私が住むマンションの住人の車らしい。

77775050は近くの駐車場で並んでいる。しかも、別の場所で

もう一台の7777を見た!!

20203939も比較的近くのマンションで“同居”しているみたいだ。

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駅近くのスーパーまで往復20分足らずの間にこういった傾向の

ナンバーを付けた車を必ず2,3台見かける。

そのたびにスマホに記録していたが、ダブりも多いから、最近は

メモを取るのをやめてしまった。


すると…

先日、食事から家に戻る途中で999に出会った。コレクションには

なかった。初対面だ。覚えやすいからメモすることもないな などと

考えていると、タクシーを挟んだ3台目に666が現れたではないか。

これも“初顔”だった。なんて街だ!!


# by toruiwa2010 | 2017-03-13 08:41 | 芦屋から | Comments(2)

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M9.0とテレビ

~伝えたこと・伝えなかったこと~ ( 2011.03.13 初出 )


テレビは2台あるが、1台はNHKにほぼ固定している。

残りの1台はフジテレビを基本に民放をザッピングしている。


新聞に出ている番組表には各局の考え方が透けて見える。

上から、地震発生翌日・12日付け朝刊、その下が夕刊、一番下は

きょうの朝刊、左2列はNHK総合と教育、以下、日テレ、

テレ朝、TBS、テレ東、フジと並んでいる。

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NHKは国営放送であることの自覚に加えて、第一級の災害

正確に判断して地震発生の夜、新聞発表の時間までに12日は

1日中、地震関連の放送をすると決めた。

民放では、テレ朝だけは午前9時半までは前夜からの特別番組を

続け、以後、いつもの土曜日の編成に戻す予定だった。

残りの局は各局とも早朝から通常番組を放送するつもりだった。


以上はすべて、推測の域を出ないことをお断りしておく。


民放の判断は甘かった…かもしれない。大津波が町を蹂躙する

さまを目にしながら、この被害を予想できなかった。

各局とも、他局の出方をうかがっていたのだろう。

結局、翌日は通常編成で“横並び”になった。

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時間の経過とともに事態の深刻さは誰の目にも明らかだった。

徹夜の放送を続け、そのまま、終日、特番を続けることになった。

夕刊の番組表を見ると、テレビ東京は7時以降、通常編成に

戻すことになっていたが、実際は、他局と足並みをそろえて

特番を続けていた。


発生から3日目の今日、これまで「地震関連」、「緊急特番」の

文字があるだけで全体に白っぽかった番組表に変化が出てきた。

まず、テレ東が朝から、日テレが夕方5時半の「笑点」以後、

通常番組に戻すと決めた。

フジは夜のドラマ「スクール!」から普段の日曜日の編成に

戻すようだ。


*実際は日テレも特番を続けている。フジはどうするか?

おそらく、他局が続けたら、やめられないだろうと思うが。


全部は確認できないが、全局、CM抜きの放送になっている。

ことの性質を考えると、当然だろう。テレビ東京が他局より早く

通常放送に切り替えたのは営業を考えてのことだ。


さて、そのテレビが伝えたことは何だったか、と考える。

メディアの特性として、映像の持つ威力と速報性ではほかの

メディアを圧倒している。しかし、それ以外に何があっただろう?

想像を超える災害が起き、夥しい数の犠牲者・被災者が出た。

情報が錯綜する中、そのことは伝えられたと思うが、被災者が

どんな状況に置かれ、何を求めているかなど“地味な”話について、

十分に伝えているかと言えば、そうではなかった。

マスメディアの持つ力はとてつもなく大きい。

そのパワーを使い、テレビだからこそできること、テレビにしか

できないことをやってほしい。


民放の場合、すべての時間帯が全国放送だったのかどうかは

分からない。阪神淡路大震災のとき、神戸新聞が地元に密着した

情報を市民に提供し続けたことはよく知られている。

テレビの場合、いつ、東京からの呼びかけがあるか分からない

状況の中で、地元向けの放送ができなったかもしれない。

時間帯を区切って地方局の放送枠が確保されていたと思いたいが。


以下、ダブる部分もあるが、望みたいことをいくつか。


今回のような自然災害が発生したとき、人々が知りたいのは、

何が起きたかについての正確で詳細な情報、どうすべきか、

次に何が起きると予想されるか、それに備えて何をすべきか…

だと思う。なぜ起きたかや責任論は後回しでいいのだ。


ブログやつぶやきへの反応から見ると、こういうときのメイン・

キャスターには男性が望ましい、がコンセンサスのようだ。

被災者はもちろん、テレビを視聴する人たちは不安を抱えている。

高いトーンの声で早口で話されると、その不安が増幅する。

けたたましい声でまくしたて、報告をさえぎるキャスターが多い。

少しでもストレスがかからない放送を目指すべきではないか。


かじった知識で専門家に質問し、そのたびにたしなめられる

キャスターも目についた。キャスターが理解できない解説は

視聴者にも通じないのだ。だから、分かりやすい言葉で話して

もらうように誘導すべきだが、次に移ってしまうケースもある。

NHKには科学文化部があって、中間の立場でうまく通訳して

くれるが、民放にはそういう人員を育成する余裕はない。

中途半端な情報は視聴者が受け付けない。これを続けていると、

“事件・事故のときはNHK”がますます定着してしまう。


たとえば、原発の爆発で避難…となったとき、NHKの記者は

「できるだけ早く部屋の中に入り、換気扇は切りなさい。外に

出るときは肌を露出しないように。マスクをするか、タオルを

ぬらすなどして口にあてなさい。放射物質が体内に入ることを

防げます」と話した。

避難する人たちは、どうすればいいかがよく分かったと思う。

基本的な情報がどれだけ大事かを示している。


ふたたび、たとえばだが、よかれと思って見舞いのメールを

携帯に送ると、それだけでバッテリーを消費するそうだ。

知らなかった。知らない人が圧倒的に多いと思う。


スタジオから現場にいるリポーターに問いかけるスタイルが

多いのは仕方がない。相手に声が届くのに“時差”が生じることを

どんな修羅場でも覚えておかなければいけない。

そして、現場のリポーターは大きな画面で見ているわけでは

ないし、日差しが強くてモニターが見にくい状況にあることも。

何度も現場に出たはずの“キャスター”が「画面の右の…」と

言っても、相手には見えていない場合があるのだ。


これだけさまざまな技術が進歩しているのだから、映像にGPS

からませることはできないものか。

自衛隊が地震と津波が発生した日の夜、仙台市内の火災の模様を

撮影した映像には位置が示されていた。どの地点でどの方向に

向かって撮影されたものかが分からなくては、情報にならない。

GPSが不可能なら、せめて、何月何日何時 場所 左が海

程度の字幕はほしい。

断定的なことは言えないが、私が見た範囲内では、仙台放送の

スタジオを担当した男性アナウンサー、現場からのリポーターの

多くがいい仕事ぶりだった。前述した“けたたましさ”がなく、

落ち着いた口調で“親局”であるフジテレビにくらべ、はるかに

聞きやすかった。


すべてを、となると難しいのかもしれないが、手話つきの放送も

考えるべきではないか。NHKが今日午後から始めている。

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素の声が出てしまった !!

~失われた信用・信頼~ ( 2011.03.13 初出 )


若いころにエリア・カザンの映画「群衆の中の一つの顔」を見た。

ラジオで一気にスターに駆け上がった若者がどうにもならない

我がままになった。ブレーキをかけるために、育ての親は

マイクをオフにするタイミングであえてオフにしなかった。

大衆を馬鹿にするひとり言がそのまま電波に乗り、たちまち、

彼は転落する…

そんな筋だったと思う。


一部で、大騒ぎになっているのはフジテレビのものと“思われる”

youtubeの音声だ。

昨夜の菅総理会見中、マイクがオフになっていなかったために、

男女の声が拾われてしまったものだ。ここに再録することが

はばかるような、素の声がはからずも表に出てしまった形だ。

ピンマイクをつけているのを忘れたブッシュ前大統領が暴言を

吐いたように、どんな立場でも公の発言と胸の内は違うだろうが、

TPOを考えたら、かなり大きなダメージがあるのではないか。

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誤解を恐れずに言えば、報道に関わる人間も特別ではないと

考えなければいけない。

使命感・正義漢を持った報道マンも当然いるだろうが、大部分は、

一般の人と同じ感覚の持ち主だ。だから、この場合、発言の主を

特定し攻撃することに意味はない。

Aアナという説が圧倒的だが、だとすれば、少なくとも、今後

画面に出てニュースを伝える資格はない。今朝も出ているから、

違うのかもしれないが。


テレビは今や時代の最先端を行く。

そこで働く社員、特に若者に考え違いをする者がいても、私は

驚かないが、視聴者は「とんでもないこと」「信じられない」と

思うだろう。当然だ。

フジだったことは否定できないようだ。OB,として恥ずかしい。

失われた信用・信頼を取り戻すには途方もない時間と努力が要る。


せめて、アナウンサーではなかったと思いたい。


*この件については後日、「濡れ衣は可哀相

~「笑えてきたわ」事件の顛末~を書いた。

いずれ、再録する。




# by toruiwa2010 | 2017-03-12 08:40 | Comments(0)