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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

9日、もともと 嫌い・大嫌いだったけど、

その後 気持ちが変わったタレント・俳優

について例を挙げて書いた。

今日はその続きだ。


…実は、ここまでは長ーい“前振り”で、この記事を書こうと

思ったそもそものきっかけは別の人物なんだ。

それは…面識はないが、フジテレビの後輩アナ、高橋真麻だ。

入社前、父親・高橋英樹といろいろな局に出ていたころから

私の脳は“拒絶反応”を示していた。ハハハ。

入社後もそれは続いた。歌っているところは何度も見た。

たしかにうまいが、それは“アナウンサーとしては…”だし、

肝心のアナウンス技術は?だった。

フリーになると聞いたとき、「フジでは仕事もないだろうし、

やめるのも選択肢の一つだなあ。しかし、売れるかな?」と

その前途は険しいと見ていた。


ただし、嫌いな人物については機会あるごとに取り上げるのに

ブログに書いたのは一度だけだし、ツイートも3件だ。

20123月のブログで名指しはしていないが、彼女のことを

こんな風に書いている。


世間が認めるものでも気に入らないところがあれば

言わせてもらうことにしている。

昨日の「いいとも」のテレフォン・ショッキングに

大物俳優が出ていた。“みえみえ”の流れで娘のアナも

登場した。恨みはないが好きじゃない。

この数年 彼女がアナウンサーらしい仕事をしている

ところを見ていない。“アナウンサーらしい”は定義が

難しいが、歌ったり、バラエティ番組で芸人から頭を

こづかれたりするのは少なくともアナの仕事じゃない。

けなげと言えばけなげだが、採用されたのはそういう

ことじゃないのさ。


そして、3件のツイッターはこうだ。


高橋真麻・・・ここまでやらせるか。

女性アナ残酷物語だ。( 2011.01.01のツイート )


「知りたがり!」:

別に私設応援団長ではないが、伊藤アナを

日の当るところに出してやりたいのだ。

しかし、ひどいなあ。高橋真麻まで出てきた。

にしゃんたといい、全体のハーモニーが悪すぎる。

スタッフの頭を激しく疑う。バカたれが多いなあ。

( 2012.04.02 のツイート)


ま、どうでもいいことだが、

高橋真麻のこのむくみ方は

もしかして?( 2016.05.10のツイート)


SNSに発信した辛口コメントはこれだけだが、どう読んでも

好意的じゃないなあ。ハハハ。とんねるずの番組で木梨憲武に

小突き回されているのを見て“憐れ”を覚えたし、同じ番組で

(別荘)に押しかけられ、両親の前でやりたい放題やられて、

かなり温厚な高橋英樹が一瞬ムッとしたところを見たときは

「そこまでやってテレビに出たいのか」と腹の中でしっかり

“毒づいて”いたなあ。そんなことが続いた挙句、しばらくは

彼女が画面に現れるとリモコンに手が伸びるようになった。

極端。ハハハ。

しかし、じっくり見ていたわけでもないのに、いつの間にか

私の中で彼女への“評価”が変わっていた。いい方へ。

たぶん、一生懸命に頑張っているのが伝わったからだと思う。

アシスタントの立場でもそつがないし、“ひな壇”でもメインの

MCから頼りにされている感じが見える。しっかり、腕を磨いて

いたということだ。“ほぼザッピング”でそう感じたのだから、

それは大変なことだ。


さて、そうなると、すこぶる居心地が悪い。こんなブログを

本人が読むわけはないし、会ったこともない遠い先輩が何を

思おうと、“関係ないわ”だろうが、“知らん顔”はできない。

会う機会はないと思われるので、この場を借りて、彼女には

謝っておこうと思う。


高橋真麻さま

年甲斐もなく、これまで“親の七光りのくせに”と

あなたを貶めていました。

先輩なのに恥ずかしいです。ごめんなさい。

最近のご活躍を喜んでいます。努力の賜物でしょう。

今後もますます活躍の場を広げられますように。


…へそ曲がりだが、素直なときは素直なんだ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-15 08:37 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

先週金曜日から妻が芦屋に来ていました。

自分のリクライニング・チェアで居眠りから覚めたとき、ふと、

斜め後ろの“定位置”に気配を感じたことが何回もありますが、

3日間だけ、気配ではなく“本物”がそこにいました。ここ数年、

私が90度首を振らないと顔が見えないところに陣取るのが

妻の習慣になっています。呼吸するのと同じぐらいなじんだ

位置関係ですから懐かしさがひとしおでした。


実は、この日は昼近くから翌週 抜く予定になっている奥歯に

痛みが出て、土・日にかかるので心配でした。妻を残して

痛み止めの薬をもらいに行きました。面白いものですね。

薬をもらったことで安心したのか、朝から繰り返していた

指の腹によるマッサージが効いたのか、痛みが治まりました。

それでも、硬いものを噛むのは怖いのでピザの予定を変更して

晩御飯を中華にしました。初めて入る店、“愛蓮”です。

菜心の炒めもの、蒸し鶏葱姜ソース、牛ばら肉の麻婆豆腐、

デザートの杏仁豆腐…、すべておいしくいただきました。

“一人中華”は難しいですが、ここなら楽しめそうです。


いい機会なので、翌土曜日に姫路城に行ってきました。

前回、芦屋に“ちょい住み”をしたときはちょうど改修工事が

始まったばかりだったのです。

新快速に乗れば芦屋から51分です。左手に須磨・明石の海や

明石海峡大橋を眺めているうちに到着します。淡路島があんなに

近くに見えるとは思わず、スマホで知ってびっくりしました。

駅前に出ると、遠くですが、真正面に白く輝く城が見えます。

”城”というものを初めて見る外国人は興奮するでしょうね。

1キロちょっとだと聞いていたので歩くことにしました。

残念なことに、遠目から見たときは日を浴びて輝いていたのに

近づくにつれて雲が増えてしまいました。

それでも、“白鷺城”はその名にふさわしい美しさでした。


私たち夫婦は、城でも神社仏閣でも、外観や周辺の花々には

関心がありますが、“内側“にはそれほど興味がありません。

全体のたたずまいを堪能して引き上げることにしました。

滞在時間は20分ぐらいだったでしょうか。ハハハ。

二日目はイタリアンに行きました。

一人でも行ったことがある “アレグロ”、大衆向けの店です。

サラダもたっぷり、生ハム、スパゲティ・ボロネーゼ、ドルチェ…

二日続きで、まったく不満のない食事ができました。ハハハ。

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3日目、スーパーに出かけました。この日は、私の好物、トリを

妻が焼いてくれることになったのです。準備段階から調理方法を

見学させてもらうためです。

しかし、買い物の途中から妻の雰囲気が変わりました。よくない

兆候が出ていました。帰宅してから言い合いになりました。

どこかで私の言い方が悪かったようですが、“そもそもの”原因は

ほかにありました。


言葉をしぼり出す彼女の訴えを聞いてよく分かりました。

東京の家で一人 暮らすことの寂しさが耐えられなかったのです。

別々に暮らしても、ときどき 私が東京に帰り、妻が芦屋に来る…

1年か1年半のことだからそれでやっていけると考えていましたが、

“甘かった”のです。妻の気持ちを分かっていませんでした。

「私、75よ」という言葉が胸に突き刺さりました。


寂しさは 私も感じていました。揃って“後期高齢者”の私たち夫婦が

離れて暮らすことには無理があったのでしょう。兄も心配ですが、

妻はもっと大事です。

この瞬間「これはだめだ。東京に帰ろう」と決め、妻にも告げました。


しかし、兄の問題は解決しなければいけません。

すぐに、話をしに行きました。これまでも数回 話していましたが、

今回は、じっくりと状況を説明しました。

10日に93歳になった兄が置かれている環境、次兄や私たちなど家族が

心配していること、いまとるべき“選択肢”…私も必死でした。


少し前から“兆候”はあったのですが、兄の心が開きました。

実は、市内の別の場所に住んでいる次兄のマンションで近くの部屋が

売りに出ていて、そこに移ることを勧めていたのです。次兄の家からは

40~50メートルですから毎日でも長兄の状態を確認できます。

最初に話したときは拒んでいた兄ですが、この日は「部屋を見たい」と

言いました。日曜日だし、“いきなり”は無理ですと言う不動産屋さんを

かき口説いて、駆け付けました。


次兄夫妻、その息子も参加して内見した結果、私たちだけでなく本人も

「いいと思う」と言うので、話を進めました。

先行している購入希望者がいましたが、そちらはローンを組む段取りを

しているところでした。兄は“キャッシュ”で払うと言います。

“岩佐家”担当の不動産屋さんが頑張ってくれて、その日の夜、売り主が

逆転OKを出してくれました。


兄の気持ちが前向きです。環境の変化がどう影響するか気がかりですが、

とりあえず、ほっとしました。

まだまだやるべきことがいっぱいですが、妻も”先”が見えたことを喜び、

昨日、東京に戻りました。もともと、兄のことが大好きで、今の状況を

心配していましたから、彼女も胸をなでおろしていることでしょう。

兄の新居の受け入れ準備や引っ越しなどがありますから、私が芦屋を

引き払うのは早くても4月半ばになるでしょうが、トンネルの先に光が

見えたことで、不自由な生活をしていても気持ちがまるで違います。

今日も、これから兄に同行してあちこち出かけなければなりません。

なんだかわかりませんが、張り切っています。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-14 09:44 | 芦屋から | Comments(12)

住んでいるマンションの賃貸契約を結ぶために芦屋に来るとき、

新幹線に乗るため、品川駅のホームに降りた。私が乗る列車では

なかったが、反対側のホームに出ていた次の列車の情報を見て

なんとなく「ついてる」と思った。

単に、次のこだまが“品川発1234だっただけのことだが、

こういう数字の並びを見ると、テンションが上がるのだ。


朝のテレビ番組の占いでその日の運勢がいいと分かったとき、

悪い気はしないが、ゲンかつぎをする方ではないと思う。

それでも、デジタルの時計やブログのアクセス・カウンターを

見たときに数字が順番に並んでいたり、“ぞろ目”だったりすると

思わずほほが緩むタイプだ。

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2年前に病院での会計の受付番号が二日連続で333番だった。

いくら、ほぼ同じ時間だったと言ったって、“奇遇”すぎるぜと

思いながら、帰宅してパソコンを起動すると「OFF-MIKE」の

その日のアクセス数が“333”だったことがある。絶句した。

ハハハ。

東京のマンションの駐車場に122588335050が並んでいた

時期がある。クリスマスイブ、パパ燦燦、ハーフ・ハーフ…

ごみを捨てに行くとき、思わず笑った。


5日ほど前 買い物に出たとき、後ろから追い抜いていった車の

ナンバーが7777だった!「嘘だろ!」と思った。

いや、1万台に1台は必ずあるのだから、芦屋で出会ったって

おかしいとは思わない。“嘘だ”と思ったのには理由がある。

実は、こちらに来てから、777777番の車を見ていたのさ!

これで、“7”に関してはコンプリートだ。ハハハ。


それだけじゃない。

この街を走る車をなにげなく眺めていると、そのナンバーが

“キリ番”や覚えやすいものが多いことに気づく。それも“異常”に。


7777に出会った日以後はやめたが、そういう番号を見たときは

スマホのメモに記録を残していた。“コレクション”には…


8000,7000,2000,1000 ,100,10を初め、“ぞろ目”で4444.2222,1111,

555,333,222,111、一けたは昨日8番を見つけたことで!~9番まで

これまたコンプリート!

“繰り返し”くくりで、81815050,3939,25252020,1818,1717,

1616,1212、その変形で9911,7744,3377,1188,1133がある。


一番多いのは“ミラー”あるいは“リバーシブル”かもしれない。

最初の二けたのあとにその“裏返し”が来るタイプだ。


8558,8228,7117,7007,6886,5225, 3993,3113, 1221,1001


免許を持ったことがないほどだから、ナンバー取得のカラクリは

知らない。だから、金持ちの多い街だけに、金で好きな番号を

選んでいるのか…とも思うが、どうなんだろう。


全部、たまたまもらった番号だ、と言われても信じる気はない。

数が多すぎるもの。ほかに、88781511など、4つの数字のうち

3つが同じだったり、3ケタ、2ケタの番号に出会う率もほかの

街にくらべはるかに高い。ドイツ車を扱うディーラーが何らかの

形で“確保”していて、サービスの一環として提供しているという

話も聞いた。

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ちなみに、1番は私が住むマンションの住人の車らしい。

77775050は近くの駐車場で並んでいる。しかも、別の場所で

もう一台の7777を見た!!

20203939も比較的近くのマンションで“同居”しているみたいだ。

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駅近くのスーパーまで往復20分足らずの間にこういった傾向の

ナンバーを付けた車を必ず2,3台見かける。

そのたびにスマホに記録していたが、ダブりも多いから、最近は

メモを取るのをやめてしまった。


すると…

先日、食事から家に戻る途中で999に出会った。コレクションには

なかった。初対面だ。覚えやすいからメモすることもないな などと

考えていると、タクシーを挟んだ3台目に666が現れたではないか。

これも“初顔”だった。なんて街だ!!


# by toruiwa2010 | 2017-03-13 08:41 | 芦屋から | Comments(2)

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M9.0とテレビ

~伝えたこと・伝えなかったこと~ ( 2011.03.13 初出 )


テレビは2台あるが、1台はNHKにほぼ固定している。

残りの1台はフジテレビを基本に民放をザッピングしている。


新聞に出ている番組表には各局の考え方が透けて見える。

上から、地震発生翌日・12日付け朝刊、その下が夕刊、一番下は

きょうの朝刊、左2列はNHK総合と教育、以下、日テレ、

テレ朝、TBS、テレ東、フジと並んでいる。

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NHKは国営放送であることの自覚に加えて、第一級の災害

正確に判断して地震発生の夜、新聞発表の時間までに12日は

1日中、地震関連の放送をすると決めた。

民放では、テレ朝だけは午前9時半までは前夜からの特別番組を

続け、以後、いつもの土曜日の編成に戻す予定だった。

残りの局は各局とも早朝から通常番組を放送するつもりだった。


以上はすべて、推測の域を出ないことをお断りしておく。


民放の判断は甘かった…かもしれない。大津波が町を蹂躙する

さまを目にしながら、この被害を予想できなかった。

各局とも、他局の出方をうかがっていたのだろう。

結局、翌日は通常編成で“横並び”になった。

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時間の経過とともに事態の深刻さは誰の目にも明らかだった。

徹夜の放送を続け、そのまま、終日、特番を続けることになった。

夕刊の番組表を見ると、テレビ東京は7時以降、通常編成に

戻すことになっていたが、実際は、他局と足並みをそろえて

特番を続けていた。


発生から3日目の今日、これまで「地震関連」、「緊急特番」の

文字があるだけで全体に白っぽかった番組表に変化が出てきた。

まず、テレ東が朝から、日テレが夕方5時半の「笑点」以後、

通常番組に戻すと決めた。

フジは夜のドラマ「スクール!」から普段の日曜日の編成に

戻すようだ。


*実際は日テレも特番を続けている。フジはどうするか?

おそらく、他局が続けたら、やめられないだろうと思うが。


全部は確認できないが、全局、CM抜きの放送になっている。

ことの性質を考えると、当然だろう。テレビ東京が他局より早く

通常放送に切り替えたのは営業を考えてのことだ。


さて、そのテレビが伝えたことは何だったか、と考える。

メディアの特性として、映像の持つ威力と速報性ではほかの

メディアを圧倒している。しかし、それ以外に何があっただろう?

想像を超える災害が起き、夥しい数の犠牲者・被災者が出た。

情報が錯綜する中、そのことは伝えられたと思うが、被災者が

どんな状況に置かれ、何を求めているかなど“地味な”話について、

十分に伝えているかと言えば、そうではなかった。

マスメディアの持つ力はとてつもなく大きい。

そのパワーを使い、テレビだからこそできること、テレビにしか

できないことをやってほしい。


民放の場合、すべての時間帯が全国放送だったのかどうかは

分からない。阪神淡路大震災のとき、神戸新聞が地元に密着した

情報を市民に提供し続けたことはよく知られている。

テレビの場合、いつ、東京からの呼びかけがあるか分からない

状況の中で、地元向けの放送ができなったかもしれない。

時間帯を区切って地方局の放送枠が確保されていたと思いたいが。


以下、ダブる部分もあるが、望みたいことをいくつか。


今回のような自然災害が発生したとき、人々が知りたいのは、

何が起きたかについての正確で詳細な情報、どうすべきか、

次に何が起きると予想されるか、それに備えて何をすべきか…

だと思う。なぜ起きたかや責任論は後回しでいいのだ。


ブログやつぶやきへの反応から見ると、こういうときのメイン・

キャスターには男性が望ましい、がコンセンサスのようだ。

被災者はもちろん、テレビを視聴する人たちは不安を抱えている。

高いトーンの声で早口で話されると、その不安が増幅する。

けたたましい声でまくしたて、報告をさえぎるキャスターが多い。

少しでもストレスがかからない放送を目指すべきではないか。


かじった知識で専門家に質問し、そのたびにたしなめられる

キャスターも目についた。キャスターが理解できない解説は

視聴者にも通じないのだ。だから、分かりやすい言葉で話して

もらうように誘導すべきだが、次に移ってしまうケースもある。

NHKには科学文化部があって、中間の立場でうまく通訳して

くれるが、民放にはそういう人員を育成する余裕はない。

中途半端な情報は視聴者が受け付けない。これを続けていると、

“事件・事故のときはNHK”がますます定着してしまう。


たとえば、原発の爆発で避難…となったとき、NHKの記者は

「できるだけ早く部屋の中に入り、換気扇は切りなさい。外に

出るときは肌を露出しないように。マスクをするか、タオルを

ぬらすなどして口にあてなさい。放射物質が体内に入ることを

防げます」と話した。

避難する人たちは、どうすればいいかがよく分かったと思う。

基本的な情報がどれだけ大事かを示している。


ふたたび、たとえばだが、よかれと思って見舞いのメールを

携帯に送ると、それだけでバッテリーを消費するそうだ。

知らなかった。知らない人が圧倒的に多いと思う。


スタジオから現場にいるリポーターに問いかけるスタイルが

多いのは仕方がない。相手に声が届くのに“時差”が生じることを

どんな修羅場でも覚えておかなければいけない。

そして、現場のリポーターは大きな画面で見ているわけでは

ないし、日差しが強くてモニターが見にくい状況にあることも。

何度も現場に出たはずの“キャスター”が「画面の右の…」と

言っても、相手には見えていない場合があるのだ。


これだけさまざまな技術が進歩しているのだから、映像にGPS

からませることはできないものか。

自衛隊が地震と津波が発生した日の夜、仙台市内の火災の模様を

撮影した映像には位置が示されていた。どの地点でどの方向に

向かって撮影されたものかが分からなくては、情報にならない。

GPSが不可能なら、せめて、何月何日何時 場所 左が海

程度の字幕はほしい。

断定的なことは言えないが、私が見た範囲内では、仙台放送の

スタジオを担当した男性アナウンサー、現場からのリポーターの

多くがいい仕事ぶりだった。前述した“けたたましさ”がなく、

落ち着いた口調で“親局”であるフジテレビにくらべ、はるかに

聞きやすかった。


すべてを、となると難しいのかもしれないが、手話つきの放送も

考えるべきではないか。NHKが今日午後から始めている。

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素の声が出てしまった !!

~失われた信用・信頼~ ( 2011.03.13 初出 )


若いころにエリア・カザンの映画「群衆の中の一つの顔」を見た。

ラジオで一気にスターに駆け上がった若者がどうにもならない

我がままになった。ブレーキをかけるために、育ての親は

マイクをオフにするタイミングであえてオフにしなかった。

大衆を馬鹿にするひとり言がそのまま電波に乗り、たちまち、

彼は転落する…

そんな筋だったと思う。


一部で、大騒ぎになっているのはフジテレビのものと“思われる”

youtubeの音声だ。

昨夜の菅総理会見中、マイクがオフになっていなかったために、

男女の声が拾われてしまったものだ。ここに再録することが

はばかるような、素の声がはからずも表に出てしまった形だ。

ピンマイクをつけているのを忘れたブッシュ前大統領が暴言を

吐いたように、どんな立場でも公の発言と胸の内は違うだろうが、

TPOを考えたら、かなり大きなダメージがあるのではないか。

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誤解を恐れずに言えば、報道に関わる人間も特別ではないと

考えなければいけない。

使命感・正義漢を持った報道マンも当然いるだろうが、大部分は、

一般の人と同じ感覚の持ち主だ。だから、この場合、発言の主を

特定し攻撃することに意味はない。

Aアナという説が圧倒的だが、だとすれば、少なくとも、今後

画面に出てニュースを伝える資格はない。今朝も出ているから、

違うのかもしれないが。


テレビは今や時代の最先端を行く。

そこで働く社員、特に若者に考え違いをする者がいても、私は

驚かないが、視聴者は「とんでもないこと」「信じられない」と

思うだろう。当然だ。

フジだったことは否定できないようだ。OB,として恥ずかしい。

失われた信用・信頼を取り戻すには途方もない時間と努力が要る。


せめて、アナウンサーではなかったと思いたい。


*この件については後日、「濡れ衣は可哀相

~「笑えてきたわ」事件の顛末~を書いた。

いずれ、再録する。




# by toruiwa2010 | 2017-03-12 08:40 | Comments(0)

6年前の今日、東日本大震災が発生しました。

この時期には、いろいろなことが思い出されます。

関連死やいじめなど、2次、3次被害は続いています。

今も 12万人以上の人が避難していると聞きます。

3年前にも再掲載したので迷いましたが、今月は

やはり震災関係の記事を載せることにします。

M8.8!! 自然の恐ろしさ

~ダルビッシュのファインプレー~」 ( 2011.03.12 初出 )


医者の勧めで、午後、昼寝をすることにしている。

ゆっくりと“揺れ”が始まったとき、すぐに収まるだろうと

タカをくくっていたが、長く続いた。1分近くたってから

起き上がり、居間に行ってからも揺れは続いた。

体に感じるだけでもおそらく2分半から3分は続いたと思う。

怖かった。


東京でもこれだから、東北地方の人たちはとんでもない恐怖に

襲われたはずだ。未曾有の被害が出たが、それでも“人的被害”

という点では発生が昼間だったのは幸いだったのかもしれない。

仙台市近郊の田園地帯をかなりのスピードで“走って”いく

津波の映像を見るにつけ、これが夜だったら、と身震いする。

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電話はもちろん、携帯もつながりにくくなる中でツイッターは

威力を発揮した。


東京・杉並:本棚から本が崩れ落ちた。

妻はすぐにバスタブに水を張り始めた。

玄関のドアを開けた。私は昼寝中だった。

すぐおさまるだろうと思ったが、72年の

人生でこれだけ長い地震は経験がない。

怖いと思ったのも初めてだ。

NHKのアナもあわて気味だ。


情報を書き込む人は、落ち着いて、時間と現在地を

必ず添えましょう。それがないと情報として

生かされません。各地のビル建設現場など、大丈夫

だったのだろうか。特にスカイツリー。


5時に菅総理の会見があった。

用意された原稿を読み上げただけだった。

なぜ、血の通った言葉を発することが

できないのか。意見はいろいろあるだろうが、

小泉純一郎だったら何かを付け加えただろう。

貴乃花に「よく、頑張った。感動した!」と

声をかけたように。

情けない人物が国のトップとは。


日没が迫ってきました。闇は不安を増幅します。

現地の方々、くれぐれも落ち着いて行動されんことを。

こんな混乱に乗じてデマを流す愉快犯がいます。

正しい情報とそうでないものを見分ける冷静さを

保ってください。

東京も、まだ余震が続いています。1720


首都圏では、夜になってJRなどが今日は運転を再開しないと

決めたことをうけて多勢の人が徒歩で帰宅することを選択した。

その人たちのために企業や学校などがツイッターを通じて、

飲み物や休憩場所の提供を申し出ていた。善意の行動だ。

しかし、ツイッター上の情報の中には信用できないものも多い。


「東京都台東区XX 1-11-7 …社内サーバールームで、ラックが

倒壊した。腹部を潰され、血が流れている。痛い、誰か助けて」、

「阪神淡路大地震のときは3時間後に大きな余震があった」など、

かなり悪質な書き込みがあった。信じた人がRTで拡散した。

こういう病んでいるとしか思えない愉快犯にはつくづく呆れる。


感心したのはプロ野球・日本ハムのダルビッシュ有の行動だ。


faridyu ダルビッシュ有(YuDarvish)

かなり揺れたなー。 みんな大丈夫やろか


宮城県には知人が沢山いるので心配。大丈夫かな?


地震で列島が揺れる中エアロバイク50分。

地震のニュースを見ながら。 何とかしたいけど

何も出来ない現実と、こういう状況の中でも

自分のやる事をしなきゃいけないというのは悲しい。


発生から数時間の彼のつぶやきだ。

オープン戦に備えて東京でトレーニングをしていたらしい。

もどかしさが文面に出ている。

5分後からツイッター上のいくつかのつぶやきをRTし始めた。

その情報が有意義だと判断して“拡散”をはかったのだ。


彼には22万人のフォロワーがいる。

意味がある情報を広めるのはフォロワーが多い自分の使命だと

思ったのだろう。ピッチングだけでなく、この行動も隠れた

ファインプレーだと思う。

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いたるところに問題あり

~大災害を伝えるテレビを見て~( 2011.03.12 初出 )


阪神淡路大震災のときも9.11のときもテニスの中継のため

海外にいたので、日本のテレビがどう伝えたかは知らない。

昨日は発生直後からテレビにくぎづけだった。

津波が到着し始めてからはまったく目が離せなくなった。

普段はのどかな光景に見えているに違いない名取川河口付近を

猛烈な速さで突っ走って行く津波に息をのんだ。

あまりにも“不条理”な力、自然の威力。


映像の持つ発信力は大きい。

50を超える国や地域から援助の申し出でがあったというが、

木の葉のように“翻弄”される漁船や車の様子とともに、被害の

甚大さを世界に訴えたはずだ。


主にNHK でテレビを見た。

徹底しているのは昨日の9時からNW9の時間帯に青山アナが

出た以外は男性アナに仕切らせていることだ。

非難を覚悟で書くのだが、非常時に女性の高いトーンの声で

情報を伝えると、聞く側は落ち着かない。特に、被災された

人たちの神経は安まらないと思う。

能力の問題ではなく、性の違いによる“特性”に差があるのだ。


2台並べたテレビの一方は、音声を消して民放をつけているが、

こちらでも、“女性メイン”で放送をしているのはフジテレビの

安藤優子だけだった。日テレは名前を知らない若手、TBS

佐古アナ、テレ朝は渡辺アナ

フジテレビは、本来なら境アナがやるべきだが、信頼がないのか、

安藤と時間帯がかぶったのか、ずっとサブだった。(深夜は不明)


今朝は青島アナが出ていたが、彼はあくまでスポーツ・アナだ。

「スーパーニュース」や特番の司会をほとんどすべて安藤に

丸投げしてきた。母局にバラエティ・アナはたくさんいるが、

報道アナウンサーを育ててこなかった“ツケ”がこんなところで

露呈するのだ。

報道アナの育成は時間がかかる。だからこそ、キチンとした

計画を立てて時間をかけて育てなければ。


NHKのスタジオ部分を担当したアナウンサーたちは比較的

落ち着きがあって悪くなかったと思う。ただし、青山祐子アナは

読み直しが多く、情報の信頼性に大きな影を落としていた。

先日の「セキマキ」事件が尾を引いているのかも。

キャスターの落ち着き…では、テレビの先進国、アメリカに

一歩も二歩も遅れている。

けたたましさで“事の重大さ”を伝えようとするのは間違いだ。


すでに書いたが、93年にテキサスで起きた事件で、カルト教団が

立てこもる建物にFBIが突入する場面を思い出す。

CNNのライブ中継では女性キャスターは低いトーンの声で

最初から最後まで冷静に現地のリポーターをリードしていた。

去年、チリ炭鉱事故で全員の救出劇を伝えたCNNも同じだった。


フジテレビを初め数局でスタジオのキャスターにヘルメットを

着用させていたが、疑問だ。不安を煽ることにならないか。

天井で照明がむき出し状態なので落下に備えてのものだろう。

しかし、NHKはヘルメットなしだ。きっと、報道スタジオは

何があっても落下しないような設計になっているのだと思う。


緊急時のテレビ放送はどうあるべきか…この災害が一段落したら、

全局で一から検討し直してほしいと思う。

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菅総理大臣が今朝 現地を視察した。ツイッターにも書いたが、

これも疑問だ。まさか、リーダーシップがない、と言われる

ことに腹を立てての行動ではないだろうが、この機をとらえて

支持率アップを狙っている“魂胆”が丸見えだ。

現地の視察は専門家がやればいい。指揮官にはすべての情報を

集約し、適切な指示を出すことが求められている。

リーダーシップとはそういうものではないのか。


“適切な指示”という点では、今回も“初動”の遅れを疑う。

津波の第一波が到達した時点で、事態が尋常じゃないことは

察知できたはずだ。5万人規模の自衛隊を投入すると決めたのは

今日の午後だった。地震発生から20時間以上が経過している。

いまでは、国の内外から“軍隊”と認定されているようだが、

自衛隊の任務は国土と国民の安全を守ることだ。災害救助は

任務の大きな部分を占めている。準備に時間がかかる…などは

理解できない。待ったなしの自然災害にも即座に対応できるよう、

ある程度の人員は“臨戦態勢”をとっておくべきだと思うが。


福島原発については今後を注目しなければならない。

今以上に状況が悪化しなければいいが、深刻化する可能性も

否定できない。政府には“隠しごと”をしないように望みたい。


日本で大災害が発生したとき、海外メディアがビックリするのは、

こんなときにも、日本人は規律を守って整然と行動すること、

略奪行為などがないことだという。

そうかもしれない。しかし、ツイッター上にいたずらやデマが

さかんに書きこまれる。私のつぶやきにも神経を疑うような

言葉を使ったリプライがあった。内容はまともでも、口調が

ふざけているものもある。書いても無駄と知りつつ…。


# by toruiwa2010 | 2017-03-11 08:30 | アーカイブから | Comments(0)

彼らが本気で編むときは 85


夕方の薄暗いアパートの一室で小学校高学年と思われる少女が

部屋干しの洗濯物をたたんでいる。部屋の中は散らかっていた。

コンビニのおにぎりもふたつ。

洗濯物を片付けた少女はそのおにぎりをつかむと立ち上がり、

食卓に座って食べ始めた。慣れた仕草だった。


彼女ははがしたプラスチックやビニール袋を丸めてそばにある

ゴミ箱に投げ入れた。すでに同じようなゴミであふれている。

台所のシンクもよごれたままの食器がいっぱいだ。

少女の名はトモ、11歳だ。

母親と二人暮らしだが、その母親は若い男とどこかに消えた。


学校帰り、大型書店に寄り道したトモがマンガを数冊抱えて

カウンターにやってきた。その相手をしたのはマキオ、トモの

母親の弟、叔父だった。

金のないトモはこうしてマキオに本代を払わせる常習犯だった。

母親の出奔を知ったマキオはトモを家に連れ帰ることにした…

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家に着くと、マキオ(桐谷健太)が一緒に暮らしている美しい女性・

リンコ(生田斗真)が出迎えました。老人ホームで介護士として働く

彼女は元男性…“トランジェンダー”です。

こうして奇妙な共同生活が始まり、リンコは母親以上の愛情で

トモを包み込み、おいしい料理をふるまいます。


生田が演じる役の“幅の広さ”に感心します。“覚悟”が必要だったと

思うし、そこからの割り切り方にも心を打たれます。

男性として“いい体”をしていますから、女性を演じるのはかなり

難しかったと思いますが、なり切っていました。見事です。

桐谷も好演しています。なにより、トモに扮した柿原りんかが

素晴らしい演技を見せています。生田はもちろんですが、彼女が

いなければこの映画は成立しなかったかもしれません。また一人

将来が楽しみな子役に出会った気がします。


最近はLGBTをテーマにした映画やドラマが増えましたね。

いろいろな形で取り上げられれば、それだけ世間の理解も深まるし、

いいことだと思いますが、正直に言えば、私個人は本当のところを

理解できていないと思います。差別する気はありませんが。


荻上直子監督の作品はこれまで3本見ています。

「かもめ食堂」、「めがね」、「レンタネコ」です。まったり系の

物語でしたが、同じ監督なのに「彼らが本気で…」は“異色”です。

そう思うのは私だけでご本人や熱心なファンの頭の中ではちゃんと

つながっているのかもしれません。ハハハ。


主演クラスの3人は何らかの賞の対象になってもいいですね。


素晴らしきかな、人生 75


ハワードとホイットが共同経営する広告会社の業績は好調だった。

士気の高い社員を前にハワードは格調高いスピーチをした。

万事が順風満帆だった。

しかし、3年後の現在、ハワードは“腑抜け状態”になっている。

毎日、会社には来るものの、やることと言えば、巨大なドミノを

組み立てることぐらいだった。


ホイットを中心にした3人の役員が心配そうに見守っている。

ハワードが事実上仕事を放棄しているため個人的なつながりの

クライアントが契約を解除するなど、経営はピンチだった…

ハワード(ウイル・スミス)が魂を抜かれた状態になったきっかけは

幼い娘を亡くした“喪失感”でした。仲間として彼の身体を心配し、

会社の経営を立て直すために3人の役員たちが一計を案じます。


そこから先が私には何のことかよく分かりませんでした。

独りよがりで説明不足だし、観念的すぎます。

その意味で「バードマン」の終盤の数十分と同じ感想を持ちました。

「俺には分からん」。


スミス以外にも、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレー、

ケイト・ウインスレット、ヘレン・ミレンと素晴らしい俳優が

出演していますが、“もったいない”と思うだけでした。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-10 08:22 | 映画が好き | Comments(0)

波状攻撃で日本が先制した。

いい形がいくつかあったあとだった。

こういう、流れに乗ってゴールが

奪えたことは素晴らしい。

いつのまにか松木のイケイケ解説が

嫌いじゃなくなっている私はどこか

具合でも悪いのだろうか?ハハハ。

(2012.06.08 のツイート)

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ここに書いた“松木”は誰もがよく知っているサッカー解説者・

松木安太郎だ。日本代表の試合をテレビ朝日が独占したため

ワールド・カップ予選などを見るのが苦痛だった。どうしても

あの“暑苦しい”解説を聞くことになるから。ハハハ。


代表の試合だから、視聴者も含めて日本全体が“応援ムード”に

なるのは当然だが、せめて放送は多少 客観的にと考える私には

“度を超えて”いて、辟易したのだ。


しかし、いつの間にか少しずつ変わっていたようだ。

冒頭のツイートは2012年のオマーン?戦のときのものだが、

すでに、気にならない どころか、むしろ好きになっていた。

この変化は自分でも不思議でならない。なぜなら、普通は、

私の中の何かがいったん“NO”と判断したら、よっぽどのことが

ない限り覆ることはないからだ。驚くべき変心。

最近じゃこの男が熱く語るとき思わずほほが緩む体たらくだ。

ハハハ。


“あいつは大っ嫌いだ”ほどではないけど

“彼(彼女)は苦手だなあ


誰にでも、何人かは思い浮かぶ人物がいると思う。言っとくが、

「いない」と言うやつは嫌いだぜ。ハハハ。

何度も書いているからご常連は読み飽きたと思うが、念のために

私の苦手はこんなところだ。


打撃の職人・イチロー、世界の巨匠・北野武、熱血・織田裕二、

同じく・松岡修造、言語明瞭・意味不明な実況・古舘伊知朗、

老害・野村克也、万年ノーベル賞候補・村上春樹、中途半端・

久米宏、いつも同じ顔・吉永小百合、いつも同じ演技・キムタク、

史上最高の打者・張本勲、大御所・倉本聰、同じく・山田洋次、

ジャーナリスト・上杉隆、栄光への架け橋・刈屋富士雄アナ、

ばかやろー呼ばわり・町田智浩、営業毒舌オンナ・小島慶子、

ワンパターン・池上彰…

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その辺にしとく。我ながら、こんなに好き嫌いが激しいとは

思いもしなかった。断るまでもないが、それぞれの分野での

活躍や実績・能力を“全否定”するつもりはない。

イチローはメジャーに入ったころは“普通に”応援していたし、

芸人・たけしは大好き、小島慶子は存在を知りたてのころは

すっぽりはまっていた。数ヶ月で“暗転”したが。ハハハ。

ほかの人たちも才能を認めないわけではなく、インタビューでの

“一言”などがきっかけに嫌いになったケースがほとんどだ。


で、上記以外で、一昨日書いた小倉優子など、以前は“嫌い”の

カテゴリに入っていたはずなのに、気づいたら私の脳内にある

センサーの振れ方が180度 変わっているテレビ出演者がいる。

テレビ東京「カラオケバトル」に出てくる翠千賀(みどり・ちか)

その一人だ。

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本来はオペラ歌手だが、民放のカラオケ番組に出て高めからの

コメントを連発して異彩を放っていた。

“オペラ魔女”と呼ばれイタリア人を夫に持つ彼女が 初めのころ

大っ嫌いだった。「なんだ、こいつは?」。ハハハ。

しかし、辟易していた“高飛車ぶり”が知らぬ間にクセになり、

気づいたときには取り込まれていた。君はパクチーか?ハハハ。


ほかにも、たとえば「別にイ」の女優・沢尻エリカも嫌いで

モーニング・ショーで涙ながらのインタビューを見せられても

「いやいや、俺はだまされない!」と頑なに認めなかったが、

TBSのドラマ「時計屋の娘」などで好演しているのを見るうち、

少しずつ気持ちが変わっていった。根は“素直”なんだ。ハハハ。

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…と、ここまでは“前置き”だ。

つづきは来週 書く。


# by toruiwa2010 | 2017-03-09 08:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

金曜日に日本アカデミー賞の授賞式が行われた。

書くのも面倒だが、“権威”はともかく、スケールは日本最大の

映画の祭典だというのに、相変わらずテレビ放送はお粗末だね。

諸般の事情があって、今年は直前に行われた“本家”の放送を

見られなかったから“ストレス”はほどほどで助かった。

数時間遅れの録画放送という難しい条件は理解する。しかし、

演出に工夫がなさすぎる。もう少し楽しく見せてほしいなあ。

毎年、同じ演出だということはアレでいいと思っているのか、

それとも、アイディアが出ないのか?

今年、例年よりよかったのはインタビューとスタジオ部分に出た

坂上忍の的確な話しぶりだけだった。

西田敏行の存在も大きいね。


入場が終わったと思ったら、いきなり個人賞の発表が始まった。

以下、順を追って…。


助演女優賞

石原さとみ「シン・ゴジラ」

市川実日子「シン・ゴジラ」

杉咲花「湯を沸かすほどの熱い愛」

広瀬すず「怒り」

宮崎あおい「バースデーカード」


好きだからではなく、広瀬すずで決まりだと思っていた。

それほど「怒り」で見せた彼女の演技はすばらしかった。

あれでも選ばれないのかと、しばし、茫然としてしまった。

ただし、「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花がよかったことは

否定しない。この先、どんな女優に育っていくのか楽しみだ。


うーん、でも、広瀬を認めてほしかったなあ。まだ言ってる。

ハハハ。

助演男優

竹原ピストル「永い言い訳」

妻夫木聡「怒り」

東出昌大「聖の青春」

森山未來「怒り」

リリー・フランキー「SCOOP!」


作品はすべて見た。かなり、レベルの高い争いだったはずだ。

竹原ピストル(永い言い訳)と妻夫木聡(怒り)が“目新しさ”や

特異な役柄で票を集めることは予想できたが、この部門での

私の一押しは「怒り」の森山未來の演技だった。


そうか、妻夫木か、私とは意見が違うが、そんなものかな…が

率直な感想だ。

主演女優賞

大竹しのぶ「後妻業の女」

黒木華「リップヴァンウィンクルの花嫁」

広瀬すず「ちはやふる-上の句-

宮崎あおい「怒り」

宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」


「リップヴァン…」の黒木以外はすべて見た。

「怒り」の宮崎は主演とは思えなかった。

おそらく、大竹と宮沢の争いになって、どちらかと言えば

大竹かと読んでいたが、宮沢がさらった。 “異論”はないが、

アカデミー会員には山田洋次や宮沢りえ“信者”が多いんだと

勘ぐってしまう。ハハハ。

これで「湯を沸かす…」は主演と助演をW受賞だ。

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主演男優賞

綾野剛「日本で一番悪い奴ら」

岡田准一「海賊とよばれた男」

佐藤浩市「64-ロクヨン-前編」

長谷川博己「シン・ゴジラ」

松山ケンイチ「聖の青春


綾野の「日本で」は見なかった。予告編で見る気が失せた。

しかし、あのタイプの映画からでも演技賞の候補が出るのは

悪いことじゃないと思う。綾野は乗ってるなあ。

最優秀は岡田、佐藤、松山の争いと見ていた。一票があったら

ためらわずに「ロクヨン」の佐藤に入れただろう。それほど

この人らしい重厚な演技だった。受賞は納得だ。

作品賞

「怒り」

「家族はつらいよ」

「シン・ゴジラ」

「湯を沸かすほどの熱い愛」

64-ロクヨン-前編」


私の評価は「家族は」は80点、「湯を沸かす」には85点、

残りの3作は90点とし、「シン・ゴジラ」にも90点を付けたが、

エンタテインメントとして成功していると思ったのがその理由だ。

「怒り」と「ロクヨン」で最優秀を争うだろうが、できることなら

「怒り」に取らせたいと思っていた。

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結果は「シン・ゴジラ」だった!

いきなり金属バットで後頭部を叩きつけられたような衝撃を受けた。

まったく想定外だったからだ。

キネ旬のベスト10でも2位だったし、辛口のRotten Tomatoes

(腐ったトマト:アメリカの映画サイト)でもトップ評論家44人中

37(87%)が好意的な評価をしているから、きっと、私に見る目が

ないのだろう。

優秀作の中に「セトウツミ」や「永い言い訳」が選ばなかったのも

不満だったし。


予想が的中したのは主演男優賞(佐藤浩市)とアニメーション作品賞

(「この世界の片隅に」)だけだった。アニメで「この世界」が

最優秀をとったことがうれしかった。「君の名は。」にはあざとさを

感じていたからだ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-08 08:35 | 映画が好き | Comments(0)

うかつにもほどが・・・


森友学園…普通の感覚で眺めればどう考えてもいかがわしい。

教育内容については私学だし、幼稚園だし、法律に反している

証拠はないようだから、「これはよくないよなあ」と思いつつ、

眺めているしかない。

小学校開設の認可は雲行きが怪しくなってきたが、それでも

いまや、森友学園は日本で一番有名な学校法人だね。


それにしても、昭恵夫人…

訪米中の彼女に好感を持ったものだ。トランプ夫人と行動を

共にしたとき、体の線もあらわなブランド物のドレスをまとう

相手に対し、近所に買い物に出かけるような“軽装”で 臆する

様子を見せなかった。あの“無頓着さ”は生来のものだろう。

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「いい人なんだ」「知り合った人をすぐ信じちゃうんです」と

その人柄を語る人もいるが、いくらなんでも、この幼稚園の

怪しさに気が付かないなんてうかつすぎる。余人にあらず、

総理大臣夫人だもの。


教育勅語を暗唱する園児を見たり「総理大臣、総理大臣夫人

バンザーイ!」と叫ぶ学校関係者を見たら「これはダメだ」と

思わなきゃおかしい。

さかんに、“わきが甘い”と言われているが、立場を考えたら、

それだけじゃすまない。旦那としての安倍総理は連日、国会で

責め立てられている。


本質的には、“8億円値引きの謎を除けば追及の材料に乏しく、

これで政権が危うくなることはないと思うものの、野党議員が

怒りのポーズで無理やり首相をこの件に巻き込もうとするさまを

見せられるのはむなしいわ。


脳科学者の“暴言”


日本の「お笑い芸人」のメジャーだとか、

大物とか言われている人たちは、国際水準の

コメディアンとはかけ離れているし、本当に

「終わっている」。


こうツイートしたのは脳科学者・茂木健一郎だ。

何をもって“終わっている”と言い切っているのかは不明だ。

ツイートだけを読めば、国際水準からかけ離れているから…

ということだろうが、大胆な意見を文字にする理由としては

まるで説得力がない。

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また、“国際水準”が何を指すのかも不明なので、彼の過去の

ツイートをさかのぼって検索するとこんなものが出てきた。


今の日本にはお笑い芸人はいても、

コメディアンはいません。

人間関係をいじる笑いはあっても、

差別や偏見、政治的対立をネタにする、

国際水準のコメディは存在しません。

だから、つまらん。(20167)


なるほど。

日本のお笑いは差別や偏見、政治的対立をネタにしないから

国際水準のコメディではないし、日本にコメディアンはいない…

と言いたいらしい。


文脈をたどれば、彼が“終わってる”と断罪したのはお笑い芸人の

中でもメジャー・大物と呼ばれる人たちのことだよね。

何人かの名前と顔が頭に浮かぶ。対応は本人たちに任そう。

言いたいことは山ほどあるだろう。ハハハ。


そもそも、演芸を含めた芸術というのはそれぞれの民族・国の

歴史や文化を土壌として生まれ変化してきたものじゃないの?

だったら、茂木が言う“世界水準”も一つではない。少なくとも、

政治をネタにするかどうかでレベルを測るのはナンセンスだ。

日本では、たしかに政治をネタにする芸人は数少ない。

小泉政権のころ、総理のパロディーでテレビに出まくっていた

ザ・ニュースペーパーのような芸人も存在したが、テレビでは

見かけなくなった。求められていないからではないか?


日本の大衆は 身の回りの“人間関係”をいじることで笑わせる

芸人に満足している。へたに、政治ネタに手を出しても観客が

笑わない中身では身もふたもない。メシの食い上げだ。

そんな“冒険”をする余裕はなかろう。収入減を茂木大先生が

補てんしてくれるなら話は別だが。ハハハ。


欧米では、セレブも支持政党を明確にするし、トークショーで

ネタにすることもある。イギリスには王室を揶揄するような

“コメディ”もある。そういうネタで笑う文化があるからだ。

日本には、まだ土壌がない。

要は、それぞれの国にそれぞれの笑いがあるということさ。

無理に“国際水準”に合わせる必要はない。


ゆうこりん・・・


小倉優子が離婚したという。ドロドロしなくてよかったね。

“コリン星”キャラで出て来たころは好きじゃなかった。

子供っぽい顔で舌っ足らずなしゃべり方をする“ゆうこりん”が

テレビに登場したのは今世紀初めだった。自分の意志でなく、

明らかに言わされている。操られているのが見え見えだった。

普通の大人は例外なく辟易する。私もそうだった。


しかし、あるとき、テレビで彼女の一面を見て考えが変わった。

その番組を見たかどうかで彼女の評価は大きく違うと思う。

実際は“できる子”だったと分かったのは、TBS「世界ウルルン

滞在記」を見たときだった。  http://bit.ly/2lVN5yK

滞在先はイタリアの小さな村だった。家々に伝わる生パスタの

作り方をその家のおばあちゃんから習うという設定だった。


いかにも幼く見えて頼りない若い日本女性に初めは「無理に

決まってるわよ」という目で見守っていたおばあちゃんの表情が

小倉の熱心さや習得の速さに心を打たれたものに変わっていく。

おばあちゃんだけでなく、家族全員が見せた驚きと納得の表情は

“まぎれもない”本物だった。


この番組を見てそれまでの彼女のイメージが大きく変った人は

多いと思う。私たち夫婦も感動し、すっかりファンになった。

以後、テレビで誰かが彼女についてバカにしたような発言を

するたびに「こいつ、何にも分かってないね」とうなずき合う

ようになった。豹変。ハハハ。


コリン星から来た少女は愛する人と結ばれ、二児を生んだ。

しかし、妻として母としての幸せな日々は長続きせず、離婚した。

残念だが、人生 “山あり谷あり”だ。

いつかまた、あなたにふさわしい幸せを手に入れてほしい。


# by toruiwa2010 | 2017-03-07 09:26 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

デビュー以来、彼の文学はテーマが明快で、文体も私好みの

テンポのいいものだったから好きだったが、石原慎太郎には

何のしがらみもない。だから“擁護”しようなどとは思わない。

しかし、関西で金曜日の会見を扱っている情報系番組を見ると、

東と西で微妙な温度差を感じる。関西の番組では“責任逃れ”に

聞こえた部分についてもそれほど突っ込んでいない気がする。

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一方、東京発の番組は石原を“悪玉”に仕立て上げたいと考えて

まとめているように見える。意図的に、自分の責任を認めず、

他人になすり付けている男に見せようとしているのが目につく。


たとえば、当日夕方のTBSNスタ」ではこの項目の冒頭で

「周到な準備をして会見に臨んだと見られる石原氏ですが、

強調したのは“私は専門家ではない”という言葉でした」と

キャスターの一人が顔出しでリード部分を読んでいた。

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そうだろうか?

たしかに“専門家じゃない””科学者じゃない”“知見がない”と

何度か言ったが、聞かれたことに答える中で出たものであえて

“強調した”として伝えるほどではなかったと思う。

私の印象では、「自分にも責任はあるが、都庁にも議会にも

責任はあるのではないか」と「自分には作為の責任があるが、

何もやらない小池現知事には不作為の責任がある」の2点を

言いたがっていた。


CMを除いて一部始終を見たが、“責任逃れ”と受け取られても

仕方がない場面が何度もあったのは残念だ。

ただし、初めに 会見に臨む思いを語った中で「行政の責任は

当然 裁可した最高責任者にある。それは認める」と話したし、

記者から“作為の責任の最大のものは?”と問われたときも

「都庁の中の世論をまとめて上がってきた裁可願いについて、

念を押したうえで承諾し裁可したことだ」と答えていた。

責任を感じていないわけではないのだ。


まずかったのは、いずれも、その直後に小池の不作為の責任や

議会などにも責任があるという主張を続けてしまったことだ。

「俺も悪いが、彼女も悪い。議会も同罪だ」」と“責任逃れ”を

しようとしている形になってしまった。


もう一つ、“専門家じゃない”も言い逃れではなく、事実として

言ったのだが、聞く方の耳には“バイアス”がかかっているから

通用しなかったね。

“小さなことにかまけていられない”“下から上がってきたもの”も

事実関係を話しているつもりだが、どうしても”責任逃れ”や

“言い訳”にしか聞こえなくなってしまった。


同じTBSの「サンデーモーニング」ではこの問題を扱うとき、

「今回の責任は誰に?」との記者の質問を聞かせ、「そりゃ

都庁全体の責任じゃないですか」という石原の答えにつなげた。

“自分の責任”に触れた部分はすべてスルーしていた。

人気のある番組だが、“恣意的な編集”には賛成しかねる。

“公務が多忙”でスタッフから大まかな報告を受けたという小池は

「中身がよくわからず、残念」と記者団に語った。嘘をつけ。

「裁可した自分に責任はあるが、混迷の責任は小池にある」と

言われたことは伝わったはずだ。そうでなければ、スタッフの

能力に問題がある。


小池については、今のところいいことばかり言われているが、

このままとは思わない。

都知事選のとき、増田寛也を応援しつつ、「小池でもいい」と

思っていたが、終盤のテレビで見たあのシーンが忘れられない。


街頭演説の中で彼女は鳥越俊太郎についてこう言った。

…この人なら勝てると言って、政策も何にもない人、

病み上がりの人をただただ連れてくればいいという

ものではないんです

間違いなく言った。品がないし“あざとい”が、それはまあいい。

しかし、テレビの情報番組で鳥越がその話を持ち出したとき、

「言ってないです」と言下に否定した“鉄面皮”ぶりには呆れた。

その顔を見て一気に評価が下がった。


権威への挑戦、活舌のいい話しっぷり、見た目のカッコよさで

人気があるのは分かるが、小池百合子に時と場合によっては

“平気で”嘘をつける一面があることを覚えておきたい。


# by toruiwa2010 | 2017-03-06 08:33 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

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白いご飯がいちばん!

~パンもおいしいけどね~ ( 2010.12.07 初出 )


パン屋の前を通るときにいい匂いが漂ってきてうっとりする

ことがあります。焼たてのパンには“そそられ”ますね。

サッカーの実況でイタリアによく行っていたころ、テーブルに

置かれている“ふつうの”パンがおいしくてつい手が出てしまい、

パスタが来るころにはかなりお腹が膨れていることがありました。

“外がパリパリ、中がもちもち”の極上フランスパンに出会うと

口の中の粘膜が“むけむけ”になるのを忘れて食べてしまいます。

ハハハ。


…が、しかし、です。日本人なら、やっぱりご飯でしょう。

それも、炊きたての白いご飯。

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“銀シャリ”…実にいい響きですねえ。ハハハ。

若い人にはなんのことだかさっぱり分からないと思いますが、

食糧事情が最悪だったころ、強いあこがれをこめて、日本人が

“白米”…ただの白いご飯をそう呼んだのです。戦争の後半から、

麦、ひえ、あわが混じったご飯をたべていた日本人にとって

銀色に輝く、混じりけのないご飯はまぶしかったものです。


我が家では“副食”…おかずから先に食卓に出てきます。

半分以上を食べ終わったころ、キッチンから“チーン”とご飯が

炊きあがったことを知らせる電子音が聞こえてきます。

そこまで“炊きたて”でなくてもと私は思いますが、妻は 強く

こだわります。ハハハ。


二人きりの家です。しかも、食べる量が多くない我が家では、

毎晩 3合炊きの電気釜で0.7合の米を炊きます。

妻は3時になると米(コシヒカリ)をとぎ、水(水道水)とともに

釜に入れて4時にスイッチをONにします。***

大体、6時半、10時半、4時半が我が家の食事時間です。

はじめはこんなではなかったのですが、どんどん早くなって

今や病院と同じです。

「夜○時以後にものを食べるのは体に良くない」が持論の妻の

主導でこうなりました。特に“不都合”はありませんから文句も

言いませんが、信じられますか?ハハハ。


特別の場合を除いて、湯気を上げるご飯を横目に私はおかずを

先に片付けます。そして、おもむろにご飯に取り掛かるのです。

ご飯だけ…。米の“甘み”を楽しむようにゆっくり食べます。


おかずも少なかった戦後の一時期は、親の目を盗んで醤油を

かけて食べたものです。

最近は海外にも進出しているようですが、しょうゆは大した

調味料です。新聞の広告で江国香織さんの「抱擁、あるいは

ライスには塩を」という新作を知りました。


どんな内容かは知りませんが、思わずタイトルに目が止まって

しまいました。確かに、塩をかけて食べた時期もあります。

遠足で食べた塩おむすびのおいしかったこと!

塩だけより“ゴマ塩”のほうがおいしいですね。


血圧が高い私はできるだけ塩分を控えます。

ふりかけや梅干し、つくだ煮、ちりめんじゃこ、焼き海苔などが

食卓に出ると、なんだか“おまけ”をもらった気分になります。

“食べるラー油”を試したことがありますが、世間でいうほど

うまいとは思いません。

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白いご飯を半分ほど食べたところでふりかけや海苔を使います。

おまけもおいしいですが、ご飯だけでも十分においしいです。

健康な証拠でしょう。70をこえても、三度三度の食事がおいしく

食べられるのは幸せなことです。

ちなみに、そばやうどんには京都在住の女性が贈ってくれた

祇園・原了郭の黒七味を、パスタにはパルメザン・チーズを

大量に使います。


***いつのまにか、2&3時に繰り上がっています。

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一人暮らしのいまは茶碗一杯がやっとで、

おいしく炊ける電気釜もなさそうなので

サトウのごはんに世話になっています。


# by toruiwa2010 | 2017-03-05 08:13 | アーカイブから | Comments(0)

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魔女の一撃!!

~やっちゃいました~ ( 2009.11.19 初出 )


2日前のことです。

お昼ご飯を済ませてから近所のクリニックにでかけました。

ジーンズに履き替えるために、スエットのパンツを脱ごうと

したとき、“抜き足”がすそに引っかかってしまいました。

「いけないっ」と思ったときには、すでに遅く、腰に痛みが

走りました。グキっ。“魔女の一撃”です。やっちゃいました。


71年の生涯で3度目です。

最初は、フジテレビの報道部でスポーツ・コーナーのデスクを

していた1983年でした。

夏の甲子園の企画ものを取材するために大阪に行ったのですが、

道中の座り方が悪かったのか、打ち合わせのため関西テレビに

向かう途中から痛みが出始め、挨拶を済ませてロビーに下りた

ころには、身動きが取りにくい状態になりました。

30分ほどソファで休み、“伝わり歩き”でホテルにチェックイン

したものの、これでは仕事になりません。


どうすればいいか分からず、闇雲に、熱いシャワーを患部に

当てたところ、“奇跡的”に痛みが消えてくれました。

たぶん、温めるのは逆効果で、痛みが消えたのは“たまたま”だと

思いますが、翌日から普通に仕事ができたのは本当です。

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2回目は6年後でした。

WOWOWに出向して間もない、1989年ごろです。

朝、靴下を履こうとして片足立ちになったとき、バランスを

崩してやってしまいました。今回とほぼ同じパターンです。

学習が“おろそか”ですね。ハハハ。


このときは、直後の痛みがわずかだったので会社に行きました。

しかし、会議中に痛みがひどくなり、タクシーを呼んで帰宅した

記憶があります。


今回は20年ぶりに襲った災害です。

本当に、忘れたころにやってきますね。ハハハ。

なんとも情けない格好で家の中をうろうろし、とりあえずは

“安静第一”を心がけています。


有難いことに、腰の痛みは“薄皮をはぐように”取れていきます。

食事やトイレのため、ベッドから起き上がるたびに少しずつ

よくなっているのが分かります。

発症からマル5時間ほどたちましたが、だいぶ楽になりました。

このまま、快方に向かってくれと祈ります。


悔しいのは、昨日から23日で予定していたそうだ、京都

行こうをキャンセルする羽目になってしまったことです!

紅葉情報では、“いい感じ”になっている嵯峨野方面や、先日

初めて訪れて雰囲気のよさに感動した法然院など、楽しみに

していたのに、残念でなりません。


このあとはしばらく予定がないのですが、26日にはリベンジ

かかったマージャンの予定がありますので、それまでには、

なんとしても治さなくては…。ハハハ。

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こだわり?


週刊朝日最新号で、ロンドン在住の音楽家・葉加瀬太郎と

作家・林真理子が対談している。


速記者が記録し、編集者がまとめた2人の会話の中では

「ヴァイオリン」と記されているのに対して、林真理子の

“あとがき”では「ますますバイオリンが好きに…」、

「バイオリンを弾いていらっしゃる…」となっている。


作家としてのこだわりか? 

…にしても、整合性はどうなってるのか?


# by toruiwa2010 | 2017-03-04 08:12 | アーカイブから | Comments(0)

芦屋に来て1ヶ月が過ぎた。

洗濯も掃除もマメにやっている。さぼれば、妻に怒られるし。

ハハハ。


難しいのは食事だ。

果物ナイフを含め、包丁は3本 持ってきてるし、フライパンや

ナベも必要なだけ揃っている。しかし、妻は“男子 厨房に入る

べからず”というタイプだから、78歳のいままでほとんど何も

していないのに、今更自分で作れと言われても無理だ。

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自分で作るものは、ほぼ毎日のサラダを除くと。スパゲッティ、

焼きそば、肉やコンビーフと野菜の炒め物、ハムエッグなど

数は限られるからどうしても外食に助けてもらうことになる。


東京を出る前から外食は週2回、多くても3回までにしようと

決めていた。節約もしなければいけないし、回数を増やすと

“とめどなく”なってしまう可能性があるからだ。これでも 案外

だらしないところがあるので用心しなければいけないのさ。

ハハハ。


2軒の和食と3軒のイタリアンを確保した。

週に一回は魚を食べることにしている。ところが、この街には

肉を食べさせる店はたくさんあるが、魚を煮たり焼いたりして

食べさせてくれる店は少ない。2軒の和食店は8年前の記憶を

頼りに探し出した。

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“鈴(ベル)”はビルの地下にある。

家族経営のようだ。メニューが豊富で助かる。カウンターに座り、

「魚を焼いたのが食べたい」と注文する。お母さんが選んで

焼いてくれる。“家庭の味”に近いものを食べられるのがにわか

“単身赴任”には有難い。


もう一軒は、8年前に2度ほど世話になった(くう)の心だ。

うろ覚えの道を行ったら、ちゃんとあった。ここも、必ず魚が

あるのでうれしい。店の名前は仏教に由来しているようだが、

確かめるのはもう少し“なじみ”になってからにする。ハハハ。

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実はもう1軒 あるのだが、味は悪くないのに調理人が少からず

上から目線で来る。悪気はなのだろうが、気に入らないので

もう行くことはない。ハッキリした性格なんだ。ハハハ。


イタリアンは3軒とも気に入っている。

まず、60ぐらいのシェフがほぼ一人でやっているリベルテ

まだ一度しか行っていないが、味も店の雰囲気も好きになった。

石窯じゃないことだけが惜しまれる。それでも、電気で焼いた

ピザは生地がパリパリで悪くない。慣れれば好きになるかも。

有難いのはランチとディナーの間の休みがないことだ。早めに

食事を済ませたいタイプだから、“ディナーは5時半から

ちと つらいのだ。

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2軒目はアレグロ

ここは、店の外観が気に入っていた。若い料理人たちが元気だ。

ここも8年前に来たことがある。ただし、そのときとは店名が

変わっている。私が東京に戻ったあと“居抜き”で買ったらしい。

かつては“テーブルチャージ”を400500円取られて驚いたが、

今は、そんなことはない。サラダががっつりあったのでピザは

持て余してしまった。味は問題ない。

もう一軒は“aglio”だ。

“新居”に落ち着いた日、妻と出かけた店で、いつでも行けると

思いつつ、それからは一度も行っていない。ここもおいしいし、

困ったときに行けばいいやと思っている。

私は“イタリアン”と認識しているが、向こうは“にんにくの店”と

謳っている。それなら、“アーリオ”のはずだが、片仮名表記は

“アグリオ”となっている。なぜだ? ま、いいか。ハハハ。


先日、映画を見た帰り、三宮の居酒屋“一芯”に出かけた。

当ブログの“読者”から勧められていた店の一つだ。なんとなく

気になっていたが、10日ほど前にも食べログの地図を頼りに

行ったときは店が見つからず、断念した。


今回は早めに家を出て、映画の前に“下見”して場所を確認した。

やるときは徹底するんだ。ハハハ。

開店直後だったので、スタッフは仕込みに忙しく、客は私一人。

おいしかったし、丁寧に対応してくれた。夕方は5時半から…

というのが“ネック”だなあ。

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外食については、これらの店を1週おきに回る予定だ。

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東京にいれば、梅を見にあちこち出かける時期だ。

京都から梅の便りが届いても、一人だと“おっくう”になる。

それでも、岡本梅林公園と須磨離宮公園には出かけた。

どちらも見ごろだった。

情報を寄せてくれた方にはこの場を借りて感謝だ。

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それにしても、“自撮り”は難しい。どうしても鼻の下が伸びる。

ハハハ。


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# by toruiwa2010 | 2017-03-03 09:53 | 芦屋から | Comments(4)

「車とドローンを融合する…」。

たくさんの発明実績がある画面の男が“しれっと”言った。

なんだ、なんだ、面白そうだぞと、思わず前のめりになった。

真面目な顔のまま、男が続けた。


「車とドローン…カードローン」。


完全にやられた。

少し前のNHK「プロフェッショナル」が取り上げていたのは

道脇裕という男だった。ユニークな発想で新しい発明を世に

送る彼の肩書は“ベンチャー企業社長”だ。

レモンティのボトルを手放さない。ほぼ毎日10本飲むと言う。  

頭を使っていると脳が糖分を欲する…のだそうだ。


まともに学校に行ったのは小学5年までだと言い、世間では

“学歴ゼロの発明家”などと呼ばれているようだ。

多くの発明の中には私が知っているものもあった。


“決して緩まないネジ”だ。


一般的なネジはどんなに固く締めても、長時間 振動させると

どうしても緩む。列車や飛行機の事故の原因になることもある。

大げさでなく、人類にとって“永遠の課題”、解決が不可能な

テーマとされてきた


道脇は「そうだろうか?」と思ったと言う。

“不可能”と証明されたかと。されてないじゃないか?


彼はこの課題を解決した。

右回りで締まるネジ山と左回りで締まるネジ山を特殊な技術で

一体化させ、二つのナットを重ねることで実現した。振動が

加わっても、それぞれのナットが逆の動きをするからだ。

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これまで地球上に存在した人間の数が何百億人、何兆人にせよ、

彼らが積み上げたものは膨大だけど有限だ。それが織りなして

いるのが現代の“常識”だろう。


専門家やすごい技能を持つ人、すごい研究の腕の立つ人たちが

さんざんやってきて見つからないのならその中には答えはない

可能性が高い。つまり、常識の枠の中に答えがないということ。

それだったら、常識の外のものを持ってきた方が早い。

常識の外に答えがある。


ユニークな発想…と言われるゆえんだ。

考え方としては以前からあったと思うが、実際にこんな風に

発想することはなかなかない。


プロフェッショナルとは と聞かれた彼の答えにも納得した。


己のプロフェッショナリティに特化し、

かつ達していること。


ユニークな発想で人の役に立つものを作り出す…最高だね。


# by toruiwa2010 | 2017-03-02 08:40 | 放送全般 | Comments(0)

ラ・ラ・ランド 80


その日、気温29度のロサンゼルスのフリーウェイはひどく

渋滞していた。まったく動く気配がない。

たまりかねた黄色いドレスの女が車を降りて踊り出した。

一人、二人と 男が、女が、年配者も若者も、黒人も白人も

次々と彼女に加わっていく。やがて、車という車から人々が

路上に降りて踊り始めた。


動かない車の中でミア(エマ・ワトソン)が声を出してセリフの

練習をしている。オーディションに行く途中だったのだ。

周りの車が動き始めたことにも気づかないほど熱中していた。

後ろの車の男(ライアン・ゴズリング)がクラクションを鳴らす。

それでもミアは動かない。業を煮やした男がミアの車の横から

スピードを上げて抜いていき、鋭い目でにらみつけた。


ミアが中指を立てて応じた…

男の名はセブ、ジャズクラブでピアノを弾いています。

いつの日にか自分のクラブを開業したいと考えているセブと

連日のようにオーディションを受け続け、落ち続け、それでも

女優を目指すミアはこうして出会いました。

その後も偶然の出会いを繰り返すうちに二人は恋に落ちます。


ミュージカル映画と聞いて私たちの年代の者が思い浮かべるのは

1950年代の「パリのアメリカ人」、「雨に唄えば」、「オクラホマ」、

「足ながおじさん」、「パリの恋人」、「南太平洋」etcです。

同時に、フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ゴードン・

マクレー、ミッチ・ゲイナーと言った主演俳優たちの名前が

wikipediaの助けがなくてもほぼ正確によみがえります。


終戦から間もないそのころも今も、残念ながら日本映画では

絶対に見られない レベル高い歌とダンスにしびれたものです。

「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウエストサイド物語」は

忘れ難いし、最近では「シカゴ」や「ドリーム・ガールズ」も

すぐれたミュージカルだと思います。


本作は“噂”のミュージカルです。アカデミー賞では13部門で

14のノミネートを受け、かなりの賞をさらうのではないかと

言われていました。

初日に見に行きました。その朝の「めざまし」で、評論家・

有村崑も軽部アナ、女優・板谷由夏も「ラ・ラ・ランド」が

作品賞をとるだろうと話していました。しかし、見た直後の

感想としてはどう考えてもそれほどの映画とは思えませんでした。


“後出し”と言われそうですが、誓ってそうではありません。

その証拠に、授賞式の朝9時前にこうツイートしています。


アカデミー賞授賞式が始まる。

ミュージカル「ラ・ラ・ランド 」の

前評判が極めて高い。

公開初日に見たが、私の評価は80点。

娯楽大作であることは認めるが、

作品賞をとるとは思えない。


交通を遮断し、限られた時間で撮ったというオープニングの

ダンス・シーンは迫力があったし、ロスの街を見下ろす高台の

公園での二人を“長回し”で撮った場面も素晴らしいと思います。

エンタテインメントとしては十分に“あり”ですね。

こういう映画がしばらく作られなかった…という事情もあって

インパクトが強かったとしても、へそ曲がりの私には作品賞に

値するとは思えませんでした。

前代未聞のハプニングのあと、作品賞は「ムーンライト」に

持っていかれましたが、私にはまったく“違和感”がありません。

ただし、あくまでほかの候補作品を見ていない段階の話です。

すべて見たあとで意見が変える“権利”は保留しておきます。

ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-03-01 08:55 | 映画が好き | Comments(0)