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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

箱根。二ノ平のホテル小涌園が来年110日で営業を終了し、

60年の歴史に幕を下ろすという。周辺の再開発が進んだことや

施設の老朽化が理由だというが、実に意外だ。経営状態など

分からないが、なんとなく、安泰だと思い込んでいた。

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このホテルには多少の縁がある。

フジテレビに入社した196311月に結婚した。おこがましいし

恥ずかしいが、先輩の仕事ぶりを見て1年目でもそのころには

忙しくなっているはずと勝手に予想し、長い休みは難しいから

新婚旅行は23日がいいところだろうと判断した。

そして、旅行先を箱根、泊まるのは小涌園と決めて旅行代理店に

手配を頼んでいた。


なぜ、このホテルを選んだか言えば、なじみがあったからだ。

そのころ、中山律子、須田開代子、並木恵美子を中心とする

女子プロボウリングの大ブームの最中だった。各局に負けじと

フジテレビも番組を編成したが、その収録を小涌園のレーンで

やっていたのだ。

その夏、大型の台風が本州を横切って日本海に抜けたあと再び

北海道を襲った。西の海上に浮かぶ奥尻島で大きな被害が出た。

ド新人アナの私はリポーターとして現地息を命じられた。

5日後に帰京すると、代理店から連絡が来た。

「申し訳ありません。手違いで小涌園が取れませんでした」


それはないだろうとムッとしたが、相手は続けて「その代わり、

富士屋ホテルを抑えました。差額はこちらで持ちます」と。

…名門だし、文句はなかった。余計な支出もないんだもの。

ハハハ。


新婚旅行では泊まれなかったが、小涌園にはその後も収録のたび

何度も泊まった。十分日帰りができるのだが、良き時代だった。

富士屋ホテルには数十年後に泊まりに行ったし、箱根に行くとき

しばしばランチやお茶をしに立ち寄っている。久しぶりに泊まり、

チェックインのときに「新婚旅行で泊まった」と話すと、日付を

確認された。部屋に入ってすぐにフロントから電話がかかった。

「そのときの写真が見つかりました」。


近所の写真館からカメラマンが来て庭で撮った写真が 記帳した

サインとともに残っていた。さすが、“名門”だと感心した。

正月の箱根駅伝の中継を見るとき、二つのホテルは私たち夫婦が

特別の感慨を持ってみるポイントになっている。

そうか、小涌園が営業を終えるんだ。こういうホテルにもそんな

事態が起きるんだね。


ちなみに、何気なく読み流したと思うが、196311月と言えば、

新幹線開業の1年前だ。結婚・披露宴の時間が遅くて、小田急の

ロマンスカーも採集が出たあとだったから、私たちは東京駅から

在来線で小田原まで行った。“アナログ”だね。ハハハ。


*一部、最近の記事とダブります。ご容赦ください。


# by toruiwa2010 | 2017-02-24 08:40 | Comments(0)

愚行録 85


バスがとまる。車内はほぼ満員だ。

腕時計を見る会社員風の男、誰かと会話をしながら笑う女、

手すりにつかまり、大きなあくびをする男。

後ろから3列目の窓側の席に田中武志(妻夫木聡)が座っていた

焦点の定まらない目で前方を見ている。何か考えているようで

何も考えていないという目だった。


突然 通路に立っていた初老の男から声が飛んだ。自分の隣りの

老女に席を譲れと言う。「なにをぼおっと座ってるんだ」と。

少し考えてから立ち上がった田中はそのまま通路を出口の方に

歩いて行った。足を引きずっている。障がい者だったのか!?


次の停留所で降り、相変わらず足を引きずって歩く田中の様子を

バスに残った初老の男が見ている。きまり悪そうな顔だ。

数歩歩いた田中はバスが発車したことを見届けると、いきなり、

普通の歩き方に変わった。顔の表情に変化はない…

田中の職業は週刊誌の記者です。この日は逮捕・留置されている

妹・光子(満島ひかり)と面会するため、警察に行くところでした。

容疑は幼児虐待・育児放棄です。複雑な家庭で育った兄と妹の

間には強いきずながあります。


物語を構成するもう一つの大きな柱は1年前に起きた事件です。

エリート・サラリーマンの夫、美人の妻、可愛い二人の子どもの

幸せな一家4人が惨殺されました。捜査は行き詰っています。

田中はこの事件を取材したいとデスクに申し入れていました。

「過去の話じゃないか」と関心を示さないデスクを説き伏せて

許可をもらい、改めて関係者への聞き込みを始めます。


取材を進める中で複雑な相関図が浮かび上がっていきます。

そのプロセスが丁寧に描かれていて、登場人物たちの関係性が

混乱することはありません。監督・脚本の腕は確かです。

ときに、「そのカットは必要ないんじゃない?」、「今のセリフ、

どういう意味があるんだろう?」と思える場面もありますが、

決してムダではありません。彼女あるいは彼のキャラクターを

想像させる材料になります。


人間の“本性”を抉り出す面白い映画でした。テーマはズシーンと

腹にこたえる重さがありますが、破たんのない優れた映画…だと

思います。感想点として85にしようか90にしようか迷いました。

微妙ですが、中間で90点寄り…というところでしょうか。


妻夫木と満島の演技は賞の候補に挙がってくると思います。

特に満島にはいつも感心します。

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石川慶監督の長編デビュー作ですが、ポーランドで映画製作を

学んだと聞いて、10代のころに見たアンジェイ・ワイダ監督の

「地下水道」や「灰とダイヤモンド」を思い出しました。

どちらも内容は暗いものでしたが、ハリウッド製の娯楽大作を

見慣れた目にはすごく新鮮に映りました。


2本ともモノクロでしたが、スクリーンに映る「愚行録」の

トーンが遠い記憶と重なります。


# by toruiwa2010 | 2017-02-23 08:36 | 映画が好き | Comments(0)

このブログで初めて芦田愛菜について触れ、“その可愛さには

強烈な引力を感じる”と書いたのは20115月のことだ。

6年前、彼女のデビューから2年後ぐらいのようだ。

その年の8月公開の映画「うさぎドロップ」を見たあとにも


ファースト・シーンの芦田愛菜はすでに“美人”だ。

松山ケンイチと芦田愛菜につられて見に行ったが、

芦田はほんとにすごい


オープニングシーンで暗い庭に芦田愛菜が登場する。

家の中では彼女の父親の葬儀が営まれていた。

父親を失ったことへの不安、見知らぬ人が集まって

いることへの戸惑い、泣いたりしないという強がり…

幼い少女の中で“ないまぜ”になったさまざまな感情を

芦田愛菜は見事に演じていた。

子役ではなく すでに立派な女優だった。


…などと書いている。べた褒めだね。ハハハ。


彼女が都内の名門中学に合格したことがニュースになっていた。

演技を見たら“利発な子”であることは疑いようがなかったから

少しも驚かないなあ。

子役だから当然 指導はあるのだろう。しかし、どう理解して

どう演技するかは本人の能力だ。どんな子役も及ばない演技力は

彼女が頭のいい子であることを示している。


頭がいい…ということなら、彼女の前にはいくつもの可能性が

あるということだが、選択肢が多くなれば演技を捨てることも

考えられる。彼女にとって何が幸せなのか他人には分からないが、

うーん、悩ましいね。


その演技力は子役たちの中で群を抜く。

天性のものだと思うだけに、女優にこだわってほしいなあ。

豊かな表情で、セリフなしでも感情表現ができることに感心する。

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2012年の正月に流れていたデパートのCM「冬市2012 オフ

大好き」の彼女にも“ほとほと”感心したことを思い出す。

その中でいくつかの表情を見せたが、どれも子供とは思えない

“大人の顔”だった。特に、大ラスのカットはKOパンチだった。

10年後、どんな女優に成長するのか楽しみだと思ったものだが、

よく考えたら、こっちが生きてる保証はないんだ。ハハハ。


ある意味 惜しまれるのは身長が伸びないことだ。

安達祐実、志田未来…すばらしい子役だったのに、年齢とともに

活躍を見ることが減ったのは身長が低いことと関係があると思う。

役柄が限られてしまうものなあ。

中学生になったら、スポーツでもやってみたらどうだろう?


聞けば、合格した名門とは“女子学院”だという。

慶応の学生だったころ、私たちの間で圧倒的に人気があったのは

東洋英和と女子学院の女学生だったなあ。関係ないか。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-22 09:30 | ドラマ | Comments(0)

九州の放送中に流されたインタビューのダイジェスト。

ビデオではなく、本人と聞き手をCGにしてナレーションで

二人のやりとりを伝えた。

ファンの声を二つ。“歓迎”と「思ったより早かった」という話。

放送を終えて出てきたASKAを取り囲んでのやり取り。

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最後にyoutubeを使って♪FUKUOKAを半分 聴かせたが、

なぜか、サビの部分にナレーションがかぶった。***

スタジオに戻り、吉田朋世アナがこれまでの流れをフリップで

解説したあと、国分太一が切り出した。


ファンからは“待っていた”との声もあったが、

このタイミングでのテレビ出演をどう思うか?

執行猶予期間をまっとうしてからでよかった。

ファンは待ってくれる。ちょっと早かったのではないか。

                       富岡佳子


素敵な歌じゃないですか。この歌に説得力がほしかった。

早いとか言うより手順がね。信用には時間と手順がある。

それが自粛だと思う。世間との温度差を感じてほしかった。

                       真矢みき


国分が「清原が野球解説をやったら違和感があると思うが」と

話して振った。


                

その通り。映像を見て大きな違和感がある。二回の逮捕…

言動が腑に落ちない。クスリからの脱却は容易じゃない。

公器たるテレビに出るなど理解できないし許されないと思う。  

                       南美紀子


怒ってる。ふざけるなだ。執行猶予は本来刑務所にいなきゃ

いけないもの。この時期は迷惑をかけた人たちに償うとき。

何の償いもしていない。歌が償い?そんなのは理由にならない。

写したテレビ局も許せない。

                        水谷修


執行猶予中であっても更生のために仕事は大事。仕事をまったく

できないようにするのはダメ。テレビというのがポイント。 

                        三輪記子


今月16日放送のTBS「ビビット」のおよそ9分間のコーナーの

内容を“ざっと”紹介するとこうなる。パネリストたちの発言は

あくまで“大意”だと断っておく。肉声じゃないし、ニュアンスを

正しく伝えているかどうかは分からない。しかし、それは、

番組内のASKAの言葉も同じだろう。


これはその前日、テレビ西日本がASKAのインタビューと歌を

放送したのを受けてのものだった。

この記事を書くために「ビビット」を見直してまとめたものが

冒頭の部分だ。ネットで”厳しい声が出ていた”と知ったからだ。


なるほど、厳しい。率直に言って、ここまで言うか…だ。

特に水谷のコメントには驚く。その言い方にも。

そもそも、このコーナーが始まり、流されているビデオを見る

出演者の表情があまりにも統制が取れていて気味が悪かった。

まるで、汚いもの、見たくないものを見ている顔つきだった。

揃って“ド(怒”の音を出しましょう…と打ち合わせていたみたい。

ハハハ。


さて、ASKAは好きな歌手だ。“覚醒剤”で逮捕されたときは

がっかりした。せっかくの才能なのにもったいない…と。

裁判の結果、執行猶予がついてほっとした。

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保釈の翌日、こう書いた。


ASKAは深々と頭を下げるとそのまま迎えの車に乗り込んだ。

中途半端なことを言うより良かったと思う。

お詫びのコメントがメディアに送られ、公表されたから十分だ。

しかも、通り一遍のものではなく、気持ちが伝わるものだった。

本人が書いたものだろう。詞を書く人らしく言葉が選ばれている。


…私は二度と同じ過ちをしないと決意しています。

その決意をさらに強くしていくために私は裁判まで

医師の指導を受けます。そして自分に向き合いたいと

思います。


短い文章の中に、謝罪と決意がうかがえる。

今後を見定めなければ何とも言えないが。


♪どれだけ待てばいいのですか ああ届かぬ愛を…


SAY YES、ひとり咲き、YAHYAH YAHなどヒット曲は多いが、

最初にがっちりとハートをつかまれたのは「万里の河」だった。

サビの部分のメロディーにやられた。

ほかの曲を含めて、彼やCHAGE&ASKAの音楽を楽しんだ

人は多いはずだ。

しかし、こまかく調べたわけではないが、彼が逮捕されるや、

彼らの音楽・映像および関連商品の販売中止・回収とデジタル

配信停止の措置がとられたようだ。


麻薬はやっちゃいけないさ。反社会的行為だし与える影響も

大きいのは確かだ。犯した罪は厳罰に値する。

しかし、だからと言って“健常”なときに作った楽曲のすべてを

否定するのはどうなんだろう…と考えてしまう。


彼の人生すべてが“なかったこと”にする必要があるのか?

誰のために?

関連企業には、こうしなければ、“甘い”と非難されるのでは

ないかという怖さもあるのだろうが、過剰反応だ。


彼らが世に送り出した楽曲の中には日本の音楽史に残る名曲も

あるのだし、関係者も世間も、もう少し冷静に対応すべきでは

ないだろうか。


…全体に、ぜひ立ち直ってほしいという気持ちがにじんでいる。

そういう私だから、「ビビット」の内容にむかつくのだろう。

意見はいろいろあっていい。厳しい言葉もあって当然だ。

しかし、完全な予定調和は醜いし、「完全無罪じゃないのだから

おとなしくしていろ」と言わんばかりの言葉には怒りを覚える。


ASKAは刑事罰に値するようなことは何もしていない。

南や水谷に正義の味方面して“偉そうな”ことを言われる筋合いは

まったくないのさ。


ちなみに、厳しいコメントが出てくるのはASKAが“単純に”

執行猶予中だからではないと私は考えている。2回目の“茶番・

逮捕劇”がみんなの見方にバイアスをかけているのだ。あれが

なかったら、世間の空気はもっと違っていたはずだ。


基本を押さえておけばいい話だ。

2回目は実質誤認逮捕だ。“嫌疑不十分”じゃないかと言うが、

疑惑が残るような初動捜査をしたのは警察だ。ドジだったんだ。

その責めは警察が負うべきでASKAを責めるのはアンフェアだ。


私は、ただ、いい歌を聴きたい。


***意地悪い書き方をしたのは、演出も意地悪だったからだ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-21 08:40 | Comments(4)

あっぱれ、三原舞依!


四大陸フィギュアが終わった。ヨーロッパ勢がいないことで

完全な形でのプレ五輪とは言いにくいが、日本女子には若い

選手が多いだけに貴重な舞台になったと思う。

そんな中、三原が初出場で優勝したことは褒められていい。

ロシア勢がいなかったし、宮原もいなかったが、200点台を

出しての優勝はケチのつけようがない。

緊張したと話しているが、それを感じさせなかった。

フィニッシュ直後、“やり切った”感が漂ういい顔をしていた。

フリーは最初の33がきれいに決まったことで完全に波に

乗ったようだ。最後までスピードがあった。 のびのび滑るって

大事だなあと思った。この数か月の彼女の成長と安定感は見事だ。

今シーズンの成績を振り返るとSPFSともにブレがない。

特に、コンスタントに右肩上がりの“トータル”に感心する。

国際舞台でのこの結果はほかの選手に黄色信号を送ったはずだ。

そして、ジャッジの目に焼き付けたことも大きいね。


追われる羽生結弦


短いとはいえブランクがあった羽生が優勝を逃がした。

その原因がどこにあるかの分析は専門家に譲る。

フリーで見せた圧巻の演技は彼が“ただもの”ではない証拠だろう。

それも、一つ失敗した4回転を最終盤でやり直すというとっさの

判断力と実行力を伴ったものだった。

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しかし、優勝をさらったネイサン・チェンにはもっと驚く。

演技開始からの1分半で4本の4回転を跳んで、60点近くを

稼いでしまう。手がつけられない。

若さと勢いは侮れない。まだジャンプは粗削りだし、つなぎも

うまいとは思えない。しかし、急激に伸びる年齢だけに1年間で

どれだけ洗練されるか予測不能だ。

平昌の羽生のライバルはこの少年かもしれないね。


待ち遠しいなあ


芥川賞作家、ピース・又吉直樹の新作が世に出るようだ。

新潮4月号に掲載される予定のこの小説は恋愛を扱ったもので

タイトルは「劇場」だそうな。又吉が書く恋とはどんなものか

とても興味があるなあ。

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300枚というから結構な長編だ。 不規則で多忙な芸人の仕事を

こなしながらよく書けたものだと思うね。

前作が想像を超える大ヒットになっただけに、プレッシャーが

かかっているだろうが、今回は85点を取ればいい。

今から楽しみだ。


君は何を言ってるの?


「サンデーモーニング」を見ていて何十年ぶりかで加藤諦三に

出会った。若いころは、テレビに出まくっていたっけなあ。

今は早稲田大学の名誉教授だという彼が金正男の殺害について

“なぜ暗殺はなくならないのか”との番組側の問いかけに答えた。

人間の行動というのは背後にある固有の世界観を

選択する。つまり、行動を選択するということは

背後にある固有の世界観も一緒に選択しています。

ですから「この人は国にとって危険な人物である」

「この人を排除することは国のためである」。

つまり、恐怖感に基づいた行動は恐怖感を増幅して

いくわけです。

自分のやっていることは国家国民のために望ましいと

いう世界観をその人の中に強化していく …


何を言いたいのかさっぱり分からん。特に最後の4行は…。

本人の名誉のために書いておくと、編集が悪いのだと思う。

意味がつながる話だったのに、残さなければいけない言葉を

削ったためにこんなことになったのだ。


“出家”という言葉


元女優・清水富美加について"出家"という言葉はおかしい。

幸福の科学での意味と世間で使うときの意味がまったく違う。

私も初めは僧籍に入るのだと受け止めたが、聞けば、教団の

仕事をしながら宗教活動をすることを指すのだという。

紛らわしい。メディアの多くはそこを置いてきぼりにしたまま

“出家”を使ってこの件を伝えるからややこしくなった。

この件、実態は強行 "移籍"なのに、本人も教団も出家という

言葉でごまかしている印象は免れないし、意図的ではないにしろ、

メディアが手を貸してしまったね。


# by toruiwa2010 | 2017-02-20 08:58 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

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サッカー:テレビ中継史

~“羊頭狗肉”かも…~後編 ( 2010.06.17 初出 )


・・・昨日のつづき


WOWOWがイタリアのセリエAに目をつけたのは1991年です。

資料用のテープを見ながら「サッカーならイングランドだろう」と

思っていた私はあっという間にイタリア・サッカーのとりこに

なりました。「これは楽しみだなあ」…。


いい加減と言わないでください。柔軟なんです。ハハハ。

しかし、ある日、担当のディレクターが来てこう言ったとき、

呆然としました。

「川平に実況させようと思うんですが、どうですかね?」…


売り出し中だった川平慈英です。

「いやあ、それは無理だと思うよ」とかろうじて答えましたが、

フジテレビのネット局でスポーツ・アナをしていたこの男の

発想が信じられませんでした。結果はもちろん惨憺たるもので、

たしか1回だけで終わり、文化放送出身のアナに実況を頼んで

いました。依然として私に目が向くことはありませんでした。

彼がふたたび私のところに来たのはその年の11月、ミラン・

ダービーの直前でした。

「この試合だけはWOWOWのアナウンサーでやりたいんです。

やれますか?」

「おいおい」と思いましたが、その言葉を飲み込んで「ぜひ

やらせてくれ」と言いました。


海外のサッカーを現地から実況したのはこのときが初めてです。

解説の奥寺さんの出発便が遅れ、フランクフルトでの接続便に

乗れないトラブルがあってドタバタしましたが、“保険”として

確保していた新聞記者を代役にしてピンチをしのぎました。

ファン・バステンのスライディングシュートでミランが先制し、

クリンスマンのボレーでインテルが追いつ区というテレビ的には

最高の展開の末1-1で引き分けました。

17年ぶりの私の実況は、今 聞くとお恥ずかしいかぎりですが、

それでもこのテープは私にとってかけがえのないおタカラです。

奥寺さんは、試合が終わって打ち上げをしているレストランに

悠然と現れました。ハハハ。


その後も、年2回のダービーを現地からナマ中継しましたが、

それ以外の試合はテープを見て実況をつける、“MA”方式でした。

私はダービーのあとも、セリエAの実況陣には呼ばれません。

いろいろあって、このディレクターとはきわめて“折り合い”が

悪かったからです。相手は二回り以上 年下でしたが、主導権は

向こうにあるわけで…。ハハハ。


しかし、1993年にナビスコ・カップの放映権を手に入れたとき、

アナの数が足りなくなり、“背に腹は代えられない”と、彼が

実況を頼んできました。“飢えて”いましたから、即OKです。

ハハハ。


ちなみに、加茂周さんの推薦でWOWOWの解説陣に加わった

早野宏史さんがテレビで本格的な解説デビューを飾ったのも

このナビスコ・カップでした。一発目のお相手は私でした。

トオル&ヒロシの“ビーバップ・コンビ”の誕生です。


ヴェルディの試合でした。

MAを担当した外部のディレクターは例の彼から「絶対に

“読売”とは言わせるな」と厳重に言われていました。

しかし、“現場”の人間だった早野さんの頭には“ヨミウリ”の

4文字は刷り込まれていて、つい、口にしてしまいます。

“厳命”を受けているディレクターはそのたびにテープを停めて

やり直しを求めました。

4,5分に1回テープが停まるのでペースがつかめず、しきりに

恐縮する早野さんともども大変困ったことを思い出します。


セリエの実況に全面的にかかわるようになったのは1993-94

シーズンからです。

たしか、テープが自宅に届くのが水曜日で、MAは木曜日に

行われていました。選手の特徴を見つけるのに苦労しました。

いずれ、書きましょう。

PC上のメモをかのぼっていくと199518日のところに

SERIE A/LIVE PAR1-3 JUV」と書かれています。

この年から、MAと並んで生中継が始まったのです。

OFF TUBE”と言いますが、モニター画面だけを見て実況する

スタイルです。MAでも苦労しているのに画面の外から選手や

ボールが飛び出してくるのを生で描写するなんて無理無理…と、

思いましたが、やれなければ“脱落”するしかありません。

懸命について行きました。

…結果、何でもやってみるものですね。慣れれば、どうって

ことはありませんでした。ハハハ。


予想に反して長くなりました。今日はここまで。

続きは…あれば、ですが、いずれまた。


”続き”を探しましたが、それらしきものが

見当たりません。別の形になっています。

そのへんはいずれまた。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-19 08:22 | アーカイブから | Comments(2)

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サッカー:テレビ中継史

羊頭狗肉かも~前編 ( 2010.06.17 初出 )


UCLが決勝トーナメントに入ったようだ。

野球(NPB&MLB)、バレーボール、ボクシング、

サッカー、テニス、アイスホッケー…そして、

マラソンとアルペンスキーを1回ずつ。

フジテレビとWOWOWで通算40年以上、

スポーツ実況をやりましたが、担当種目は

少ない方だと思います。その中で、今も試合を見て

一番 血が騒ぐのはサッカーです。


私が知る“日本サッカー放送史”をどうぞ。


サッカーを競技場で見るようになったのはフジテレビ入社した

1963年以後のことです。放送で初めてサッカーに接したのは

それ以前、学生時代に大学選手権決勝だったと思います。

ラジオでした! もちろん、NHKです。“レフロ・ウイング”、

“ライト・ディフェンス”とか言っていた気がします。これは

“サッカー中継”というくくりの中では石器時代でしょうか。

ハハハ。


テレビ東京の金子勝彦アナが岡野俊一郎さんと組んで放送した

「ダイヤモンド・サッカー」は海外サッカーを日本に紹介する

番組として最高のものでした。

イングランドの1部リーグ(現・プレミア)を“数週間遅れ”で

放送していました。しかも、初めは前後半を2週に分けて!


今だったら「1試合を2週に分けて放送だなんて」と猛烈な

ブーイングを浴びるでしょうが、海外のサッカー情報に飢えた

私たちに不満は少しもありませんでした。

放送される土曜日の夕方が毎週楽しみだったものです。

そのころからのサッカー・ファンにとって、これほど心に残る

番組はほかにありません。


1970年メキシコWCでブラジルが3度目の優勝をしたとき、

取材現場で顔なじみだった金子さんに頼んで、テレビ東京まで

行って試写を見せてもらいました。若手とはいえライバル局の

人間に、よくぞ見せてくれたものだと思います。

71年に、気まぐれなスポーツ部のディレクターがどこからか

持ちち込まれたFAカップ決勝を購入して放送が決まったとき、

私が実況することになりました。

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スポーツ・アナには“スキマ産業”の側面があります。担当する

先輩が多い種目は順番が回ってくるまで時間がかかります。

入社当時のフジテレビの主な中継種目は野球、ボクシング、

競馬でしたが、それぞれに経験を積んだ先輩がいて、新米が

つけ込むスキはありませんでした。

そこで、私は先輩が関心を見せていなかったサッカーに注目し、

東京オリンピック後に始まった日本リーグを見に行っていました。

それが“仕事”につながったのです。

FAカップが権威あるイングランドのカップ戦であることは

知っていたものの、ほかの知識は全く持っていませんでした。

このときも金子さんに頼んで資料を貸してもらいました。

濃紺の表紙で有名なロスマンのイヤーブックです。

辞書を片手に懸命に読んで資料を作りました。


日本協会の専務理事だった長沼健氏の解説で この年と翌年の

決勝を実況したのが私のサッカー実況の原点です。

放送時間に合わせるため、サッカーを知らないディレクターは

乱暴きわまりない編集をしてくれました。

FKやスローインのとき、ほぼ同じ角度で飛ぶボールに合わせて

中間をカットし、全く別のシーンとつなぎ合わせるのです!!

長沼さんには黙っていましたが、冷や汗ものでした。ハハハ。


日本における海外サッカー放送の“黎明期”はそんな具合でした。


スポーツ部に1人のディレクターが移動してきました。

サッカーが好きだというだけの理由で1974年に日本リーグを

10試合ぐらい中継しました。

解説は“快速ウイング”・杉山隆一さんでした。メキシコ五輪で

ゴール前の釜本邦茂に左から絶妙のパスを出した男です。


その釜本は当時 ヤンマーにいて実に“わがままな”センター・

フォワードをつとめていました。ハハハ。

古河電工で現役生活の終盤だった現名誉会長の川渕はその後、

青年監督となり、チームの定宿だった渋谷・円山町の旅館で

私のインタビューに応じてくれたものです。


ブラジルから何人かの助っ人が来ていました。

ただし、そのころは“日系二世”でした。そのうちの一人が、

藤和不動産というチームで活躍した若き日のセルジオ越後です。

今のような“辛口”評論家になろうとは思いもしませんでしたが。

ハハハ。

日本リーグの中継で忘れられないのは神様・ペレがゲストとして

来てくれたことです。

困ったのは話がとても長いことでした。よく話してくれるのは

有難いのですが、あまりにも長く、とうとう 私はおそれ多くも

ペレの話を“BG”音楽のように扱って実況することにしました。ハハハ。


サッカー雑誌の付録だったポスターにもらった彼のサインは

私の数少ないお宝の一つです。


明日につづく・・・


# by toruiwa2010 | 2017-02-18 09:17 | アーカイブから | Comments(0)

東京にいるときは放送していることを知らず、関西に来てから

見るようになったのは「1周回って知らない話」(日本テレビ・

読売テレビ)だ。東野幸治と川田裕美がMCを務める。川田が

朝日放送出身だからか、関西テーストがプンプンする番組だ。


面白い。

今週のメインゲストはローラと坂上忍だったが、充実していた。

見た人はみな同じ感想を持ったと思うが、ローラには感心する。

自慢のように聞こえたら謝るが、お馬鹿キャラだったころから

私たち夫婦の間で「この子はいいね」がコンセンサスだった。


あまりにも有名な“天然キャラ”で売り出したが、デビュー以来

所属する事務所の社長が“努力の人”だとべた褒めしていた。

スケジュールがあくことを嫌い、モデル業、勉強、体形維持、

ボイス・トレーニング、英会話、料理…将来への投資として

手抜きをせず、とことん努力しているのだと言う。

“努力”は多くの人がする。彼女の場合はほぼすべてを結果に

結びつけているところがすごいね。

事務所サイドの話は多少割り引くにしても、“別の顔”だね。


「バイオハザード」にちょっと出演しただけで“ハリウッド・

デビュー”は騒ぎすぎかもしれないが、ときどき聞こえてくる

彼女の歌は“そこらへん”のアイドルにくらべたらレベルが違う。

英語力も本物のようだ。しかも、それをひけらかさないのが偉い。

英語を身につけるためにマネジャーもアメリカ人に替えた。

番組に呼びこまれたマネジャーが東野に「アメリカ人か?」と

聞かれて、初め「日本人よ」ととぼけてみせたが、ローラが

「冗談は言わないで。自然でいいわよ」とたしなめていた。

とことん、まじめな性格のようだ。


本人はテレビで見せる言動はキャラではなく“ナチュラル”だと

話していた。バングラデシュから日本に来たころ、話せるのは

ベンガル語だけだったために言葉の壁があった、父の二番目の

妻は中国人で中国語だけ…という環境だったそうだ。友達など、

周囲とコミュニケーションをとるのにボディ・ランゲージが

必須だった。独特の身振り手振りはそのころの名残なのだ。

作り話には聞こえず、なるほど…と思った。


“幸せなお嫁さん”が最終目標だと話した。

子どもを作ってその夢を応援したいと目を輝かせて話した。

将来は恵まれない子供たちのための学びの場を作りたいとも。

そんなことを考える理由なのだろう、安い団地アパートに住み、

苦労もしたけれど、厳しい環境でも、学校で一度もいじめを

経験しなかったそうだ。

「苦しかったけど、あのころに戻りたくないとは思わない」

印象に残ったのはこの一言だった。芯が強く、何事も前向きに

考えるタイプなんだね。

そう言えば、彼女の仕事に父親の“不祥事”は影を落とさない。

きっと事務所の対応がいいのだろうが、彼女の性格の良さも

大きく影響しているのではないか。


どんなに人気者でも必ず悪く言われることはある。

しかし、ローラの悪口はあまり聞かない。まっすぐな生き方が

自然に抑え込んでいるのかもしれないなあ。

いかんいかん、今日は、東野幸治もほめるつもりだったのに、

好きなローラの話だけでもう、かなり長くなってしまった。

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圧倒的な美脚にしてキュート、天然なれど真面目。

この人の才能がどこまで開花していくか楽しみだ。

そして、幸せなお嫁さんになった彼女も見てみたい。


東野については、いずれ、日を改めて書く。


# by toruiwa2010 | 2017-02-17 08:49 | 番組 | Comments(4)

久しぶりの関西での生活も2週間余が過ぎました。

まず慣れなければいけないのはエスカレーターでの“右立ち・

左あけ“です。中には左に立っている人もいますが、ほとんど

右立ちですね。まだ、前に人がいないときにときどき、左側に

立ったりしています。


東京で使っていたPASMOがそのまま使えるのは助かります。

前はこちらで使うためにICOCA(イコカ)を買いました。

ただし、東京では4社や東京無線など、タクシーでも使えて

便利でしたが、こちらにはそういうタクシーはないようです。

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タクシーの初乗り運賃は芦屋では680円です。

腰に不安があるのでDYSONを持ち帰るときに乗りましたが、

距離的には1キロ弱ですから、東京なら410円だけどなあと

270円分忌々しく感じました。ハハハ。

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そのタクシーに乗ったとき…

いかにも“名門そうな”制服制帽姿で駅からの道を歩いてきた

小学校高学年とおぼしき少年が歩道に寄せて駐車していた

ポルシェに乗り込むところを見ました。ハンドルを握るのは

ばっちりメイクのマダムでした。“お迎え”です。

たしかに、家が山の上だと少年も大変だけどねえ。

やっぱ、ア・シ・ヤですわ。ハハハ。


妻が帰京して本格的な“単身赴任”が始まるとき、余計な心配を

させないようにと思い、独り暮らし10か条を制定しました。

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前向きに、できるだけ楽しく暮らす

 積極的に外に出る

清潔を心掛け、だらしなくしない

 「まあいいか」ですまさない

外食は週2回、多くても3回まで

 栄養のバランス&出費抑制のため

掃除・洗濯はマメに

 これが一番 厄介だが、守る!

調味料、食器、ごみetc すぐ片づける

 使ったら、食べたら、即 元の場所に

ゴミを出さない 食事は完食を目指す

 まずくても腐っていない限り食べ切る

冷蔵庫のチェックを忘れない

食料品・食材の購入は計画的に

 どうしても買い過ぎて余らしがちだ

出かけるときは火の元をWチェック

 妻が一番心配する点だ

貴重品の管理をしっかり

 …金目のものは家に置かない

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すべを完ぺきにやるのは不可能です。

誰かが監視していたら、採点は80点ぐらいでしょうか?

せめて90点は取れるようにしたいです。


# by toruiwa2010 | 2017-02-16 08:40 | 芦屋から | Comments(4)

マリアンヌ 90


第二次大戦中の1942年、フランス領モロッコ。

砂漠の真ん中にパラシュートがゆっくりと舞い降りた。

用具を外し、歩き始めた男の視界に砂煙を上げて走ってくる

車が入ってきた。迎えの車かどうかは分からない。男の右手が

腰のピストルにのびた。しかし、車は男の手前で右にふくらみ、

Uターンして止まった。


後部座席に収まった男はイギリスの諜報機関所属のマックス・

ヴァタン中佐(ブラッド・ピット)だ。

シートに置かれたスーツケースを開くと着替えの衣類、数冊の

パスポート、現金、数丁の銃が入っていた。

運転席からドライバーが結婚指輪を渡してこう言った。

「あなたの妻は紫のドレスを着ている。目印はハチドリです」と。


この地で行うミッションの相棒とは初対面だった。

“妻”はカサブランカの高級クラブにいた。美しい女だった。

レジスタンスとして華々しい経歴を誇る彼女は名をマリアンヌ

(マリオン・コティヤール)と言う。

久しぶりの再会と設定されている二人は熱いキスを交わした。

ドイツ大使の暗殺のミッションは成功し、モロッコから脱出した

二人はロンドンに戻って結婚する。

子供も生まれ、しあわせの絶頂だったマックスに上級幹部から

とんでもない情報がもたらされた…

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出かける前に“腐ったトマト”がどんな評価をしているのかなと

覗いてみると、“61”(%)だと分かり、電車の中でdマガジンで

読んだ週刊新潮でも酷評でした。「ありゃ“はずれ”だったか」と

肩を落として劇場に入りました。ハハハ。


戦時中の恋、スパイの活躍…と題材は古いですが、私は十分

楽しみました。90点つけることにためらいはありませせん。

私の物差しでは“十分 満足したです。所詮、ドがつく素人の

映画感想文ですから、これでいいと思います。


69点と低評価だった新潮の記事は古い”“先が読めると散々な

書き方でしたが、私はいいと思いました。どこがいけないのか

分かりません。“専門家”の言うことはあてになりませんね。

ま、確かに、戦争中の話でカサブランカなのにハンフリー・

ボガードはいなかったけど。ハハハ。


原題は“結びついた”、“連合した”を意味する「Allied」ですが、

コティヤールの輝き方を見れば「マリアンヌ」という邦題は

的を射ているかもしれません。


相棒 80


ロンドンの駐英日本大使公邸で開かれた参事官の娘・瑛梨香の

誕生パーティで毒物による大量殺人事件が発生した。しかも、

ただ一人生き残った瑛梨香は騒ぎの中で何者かにさらわれた。

犯人を名乗るグループからの身代金要求を政府は黙殺した。


7年後の東京、ふ頭の倉庫で一人の男が殺された。国連犯罪

情報事務局の職員だった。彼とその上司、リュウ(鹿賀丈史)

国際犯罪組織の主要メンバー、レイブンをひそかに追っていた。

彼らのサポート役だった特命係は


ある日、外務省のコンピューターに何者かが侵入し、その日の

朝刊を手にした十代と思しい少女の動画が投稿されていた。

瑛梨香だった…

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岩佐徹的には80点が精いっぱい”ですが、世間の評価はあまり

低くないようですね。熱狂的なファンが多いからでしょうか?

そもそも、娯楽を目的に作られているわけだから、楽しめれば

それでいいのでしょう。


しかし、相変わらず プロセス抜きの分析・推理力を発揮する

杉下右京についていくのがやっとだし、エンディング近くで

容疑者にぶつける「あなたは生きるべきです」というセリフも

“受けねらい”があからさまで私は乗れませんでした。


それは、私には“相棒”を語る資格がないということでしょう。

ハハハ。


OS劇場


芦屋に来てからこれまでに4本の映画を見ましたが、すべて

三宮のミントOS劇場でした。

OS”には懐かしい響きがあります。

中学から高校生にかけての5年間、吹田市千里山に住みました。

梅田や難波は当時の私にとって渋谷・新宿でした。

梅田駅近くに娯楽エリアがあって、大きかったのが北野劇場と

OS劇場でした。

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二つの劇場には毎週のように通いました。

北野劇場は映画とショウの二本立てで楽しませてくれました。

たしか、湾曲したスクリーンを使って映写する“シネラマ”という

最新の方式を採用したのはOSだったと思います。だだっ広い

劇場と大きなスクリーンが記憶に残っています。

どうってことなかったですが。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-15 08:40 | 映画が好き | Comments(2)

年甲斐もなく”テレビっ子”だ。特に日曜日はテレビを楽しむ日だ。

「ゲンキの時間」、「がっちりマンデー」、「サンデーモーニング」、

「ワイドナショー」、「クギズケ」、「そこまで言って委員会」…

しっかり見たのは「ワイドナ…」であとは“ながら見”だったが、

一昨日は芦屋に来てから一番リラックスして過ごした。


…でもってベッキー復活?


並行してネットニュースを眺めていたら、土曜日のフジテレビ

「にじいろジーン」を“体調不良”で休んだ女優・清水富美加が

引退して“幸福の科学”に出家すると出ていた。そういう休演も

あるんだと、妙なところで感心した。ハハハ。

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ついでに、ベッキーがMCに戻る絶好のチャンスか?とも。

全国的な寒波に見舞われているが、ベッキーにだけは吹く風が

温かくなってるね。間違ったことをした。バッシングを受けた。

休養を余儀なくされた…やったこととくらべてバランスが悪い

仕打ちを一身に受け、心に冷たい風が吹き抜けたことと思うが、

これでいいんじゃないかな。「にじいろ…」に戻っておいでよ。


ちなみに、清水の出家・引退については”無責任“、“身勝手”な

行動あだなと思うが、それ以上、特段の感慨はない。


お気に入りの番組


「ワイドナショー」はなかなかいい出来だった。

初めに取り上げたのは松本伊代・早見優の線路内立ち入りだ。

何度も言うが、やったことはほめられない。しかし、普通は

こってりと油をしぼられた上、”厳重注意”を受け、ぺこりと

頭を下げて「ごめんなさい」と言えば終わる話だ。少なくとも

人前で泣いて謝罪するほどのことじゃない。

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京都まで呼びつけて5時間、6時間も事情聴取したという。

よく、そんな長時間 聞くことがあったなあと感心するわ。

きっと、興味本位で入れ替わり立ち代わり取調室に入って

“有名人”が困惑・恐縮している様子を眺めていたんだろう。


"撮り鉄"の中にはもっと悪質な行為をする輩がいると聞くし、

“事件後”の現場の映像を見れば、大勢が同じことをしている。

書類送検するなら全部やらんかい。

要するに、警察側は“一罰百戒”、“みせしめ”としてこの件を

目いっぱい、利用しているのさ。好きじゃないなあ。しかも、

これだけ取り上げられて警察が目的を達したのが忌々しい。


タレントの違法カジノ問題について「行ったことも問題だが、

違法カジノが存在していることも問題だと思う。そこを完全に

スルーされている」とバカリズムが暗に警察を批判したとき、

すかさず東野幸治が「警察もいろいろ摘発してるんですけどね」と

バランスをとっていた。この男、自分の役割を心得ている。

腕はある、なかなかだ。いいね。

松本の「フライデーはなぜ警察に通報しないのか…となる。

フライデーは正義なのか?と思ってしまう」も説得力があった。


“二世”が問題なのか?


C.W.ニコルの娘の覚醒剤関与・逮捕について話す中で”二世”が

焦点になった。ゲストの長嶋一茂が「どうしても勘違いする。

いろいろ言われても仕方がないと思う」とコメントし、自分は

野球道具を買ったことがない。父親の元に業者が持ち込んで

くるからだと話した。一茂は自分が"選んで"長嶋茂雄の息子に

生まれて来たわけじゃない。その環境で育ち、勘違いしたと

自認する彼を責めることはできないよね。


前にも書いたが、私は二世議員容認派だ。タレントも同じだ。

きっかけはつかみやすいかもしれないが、長続きするためには

それなりの魅力がなければいけないのだ。すぐ淘汰される。

高畑裕太(敦子の息子)ANRI(坂口良子の娘)…ね。


ただし、問題を起こしたときに目立つからあれこれ言われる。

ならば、13000万人の全国民に占める犯罪発生率といわゆる

二世タレントにおける率と比べてほしいな。そんなに違わない

気がするのだが。


ズバリ言うたった


この日“MVP”は居並ぶタレントたちではなかった。井上咲楽…

“ワイドな高校生”として出演していた聞いたこともないJK

女子高生タレントだった。

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石原元都知事の参考人招致について出演者が話し合ったあと

呼び込まれた彼女は番組の予想・期待を“裏切る”発言をした。


「小池さんは頭に血が上りすぎなんじゃないですか。

石原さんを落とそうとして…そんなことしてないで

中途半端な問題を早く解決してよと思います」

「都民ファーストと言うけど 小池ファーストじゃないのか」


すごい!

言ったことが正しいかどうかは問題じゃない。普通の高校生が

取り上げる話題じゃないし、たいしたことは言わないだろう…

ディレクターも話を振った東野もそんな風に思っていたはずだが、

受け売りではないコメントを堂々と言い切った。


“わが意を得たり”と膝を叩いた人が大勢いたに違いない。

「何とか、編集で俺が言うたことにしてくれんかなあ」と松ちゃん。

ハハハ。


ついでに たけし


超ベテラン女性アナの話の中で「活舌はちゃんとしてほしい」と

バカリズムが言った。

そういえば、前日のTBS「ニュース キャスター」を見たが、

たけしがテンション上げて話すと、何を言ってるのかさっぱり

わからないね。事故の後遺症もあるのだろうが、年齢とともに

ひどくなっている気がする。俳優として出ているときはあまり

気にならないのだが。
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# by toruiwa2010 | 2017-02-14 09:16 | 番組 | Comments(0)

老いたなあ


一時“中断”していた石原慎太郎元東京都知事邸前に張り込む

メディアが増えているようだ。今は“市井の人”のはずだが、

“元知事”の肩書があると一生“半公人”から逃げきれない。

しかも、在職中の“決裁”の内容が問題になっているわけだから

「知らん」、「覚えていない」でかわせる話ではないだろう。

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それにしても、慎太郎、報道陣に囲まれた姿が痛々しい。

歩き方が年齢以上に老けているし、話す言葉にも力がない。

かつて、“青嵐会”のリーダーとして威勢がよかった頃はおろか、

わずか数年前、4期目の都知事終盤と比べてもショックなほど

体全体から“何か”が抜け落ちてしまった。

同情ではない。若き日のカッコよさを思うと寂しいのだ。


デビュー作「太陽の季節」以来、小説家としての彼にはずっと

惹かれてきた。最近のものは読んでいないが、勢いがあった

若い頃の作品はほとんどすべて読んだ。私好みの文体だったし、

テーマに迫っていくアプローチが好きだった。

文学者としても政治家としても毀誉褒貶あるが、いまの石原は

追い込まれている。強烈な“誇り”だけが支えているのだろうが、

参考人招致の場でどれだけ持ちこたえるのか、心配だ。


見入ってしまった


録画でNHK「プロフェッショナル」を見た。

ここにも“ご老体”がいた。 日本を代表する脚本家・倉本聰だ。

もともと、"大御所"と呼ばれる人物が好きではない。いつも、

斜めから見てしまう。古いものでは深く感動した「北の国から」や

ずっと、その後を見たいと思っていた「前略おふくろ様」が

あるものの、2008年の「風のガーデン」以後の作品でいいなと

思ったものはない。「帰國」、「學」、「親父の背中」…どれも

“倉本らしい”と言えばその通りで、熱狂的なファンは喜ぶが、

私は“国”や“学” を旧字体にするあたりから鼻白んでしまった。

それが彼の“こだわり”だと分かっていても。

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しかし、この番組で描かれる倉本に見入ってしまった。

体調がすぐれないというが、“命を削って”書いている。

深夜の書斎で原稿用紙に向かうたたずまい、その気迫がすごい。

主な登場人物それぞれの人生の“年表”にも驚く。

いつどこで生まれ、どんな家庭で育ち、学校はどこを卒業したか、

何歳で結婚し、何年後に出産…こと細かく設定している。

セリフに説得力を持たせるため脚本や小説を書くとき必要だと

話には聞いていた。その膨大な量に圧倒される。

なにより彼が話す言葉に何度もうなずく自分にびっくりした。

しかし、かなり体が衰えているなあ。

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新作舞台「走る」は興味深いね。

上演中、役者たちはひたすら走る。セリフも走りながら言う。

稽古を見て不思議な魅力を感じた。機会があったら見てみたい。

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4月からテレビ朝日で始まる昼ドラマにも興味があるなあ。

「やすらぎの郷』(やすらぎのさと)」と題するこのドラマは

“高齢者向け”に作られるのだと言う。

主演・石坂浩二以下、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、

野際陽子、八千草薫、藤竜也、ミッキー・カーチス…と俳優も

豪華絢爛だが、ベテランばかりだ。

テレビ業界で活躍した昭和世代だけが入居できる老人ホーム

「やすらぎの郷」を舞台にしたドラマだからだ。

説教臭くならないことだけを願う。ハハハ。


スケールの大きな“ツンデレ”?


ドナルド・トランプ…このままで

日米首脳会談が終われば、この男、

ワールドクラスの"つんでれ"という

ことになる。したたかだから

警戒は解かない方がいいね。

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相手が“予測不能”な男だけに、どんな会談になるのか、かなり

心配したが、終始 いかにも和気あいあい…という雰囲気の中で

終わったのはめでたしめでたしではないのか。

民進党の党首が、世界から批判されている大統領とにこやかに

ゴルフに興じる安倍首相の姿は誇れるものではないと語った

とか言うが、そんなものはほっとけばいい。


誘われたゴルフを断っていれば、それはそれで何か言うんだ。

いちいち、対応していたらキリがない。

難題を吹っ掛けられた形跡はないし、“無事”に済んだことで

胸をなでおろしている国民は多いはずだ。


“ケミストリー”という言葉を使って我々は相性がいいんだと

トランプが言ったのはいいサインだと思う。

チームを作るとき、ポジションごとに最高の選手を集めたって

うまくいかない。2番手、3番手が半分いても、すべての歯車が

絶妙にかみ合えば、最高のチームになる。スポーツの世界では

そういうニュアンスでケミストリー(化学反応)が使われる。

確かに、二人のケミストリーはいいようだ。そこに理屈はない。

結構なことだ。


ただし、油断は禁物、電話会談中にいつ、一方的に切られるか

分かったもんじゃない。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-13 08:29 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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2種類のチャーハン
~カレーと並ぶ大好物~( 11.01.14 初出 )

一昨年、芦屋で長兄と同居生活をしたとき、初めは、食事は
一緒にするつもりでした。しかし、すぐに、歯が弱っている
兄は噛みにくいものは苦手だと分かり、それまでの生活習慣の
違いもあって、無理に合わせるのはよくないと判断し、当面は
好きなものを好きな時間に食べることにしました。

東京を出発する前から、できるだけ“自炊”をしようと考えて、
簡単な料理のレシピを妻に作ってもらっていました。
レシピを見ながら妻が作るのを横で見ていたときは「なーに、
なんとかなるさ」と思っていましたが、実際にやってみると
“甘かった”ことにすぐ気付きました。
実践したことが一度もないのですから当然ですし、“1人前”を
作るのは難しくて、うまくできたものは少ないです。
トリ雑炊が完璧な失敗に終わったとき、ホットケーキ一枚も
満足に焼けなかったときには本当に情けない思いがしました。
ハハハ。
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そんなことを綴った“苦闘の記”を書いたときは“読者”の方にも
ずいぶん励ましていただきました。
特にカレーライスとしょうが焼きにはたくさんのアドバイスが
あって驚きました。ご恩は一生忘れません。いえ、ホントです。

先日、数カ月ぶりで妻がチャーハンを作ってくれました。
私の大好物です。好物に挙げる人が多いと思います。
おいしいのはもちろん、食べやすいという点でも抜群です。
特に男は、カレーと並んで好きな食べ物の上位に入るはずです。

芦屋で暮らしている間に必ず挑戦し、“岩佐徹式”チャーハンを
編み出すつもりでいたのですが、諸般の事情があってそこまで
行かないうちに“撤退”ということになってしまいました。

釜めし、五目めし、ちらしずし、豆ごはん、チキン・ライス…
ひっくるめて“混ぜごはん”というものを多くの日本人がとても
愛しているのは間違いありませんね。
カレーとチャーハン…共通しているのは手軽に食べられること、
家によって“お好み”で味付けが少しずつ違うことでしょう。
我が家のチャーハンは2種類です。ハムとニンニクを刻んだ
ものを混ぜたガーリックライスと万能ねぎと玉子のシンプルな
ねぎチャーハンです。妻が提供してくれたレシピは…
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「ガーリックライス」
ガーリック みじん切り(大き目の一片)
ハム 3枚 みじん切り(枚数は適当で)

作り方
オリーブオイルをフライパンに大匙2杯ほど入れ、
ガーリックのみじん切りを弱火で、薄い狐色になるまで炒め、
油を切ってキッチンペーパーの上に取り出しておく。

フライパンに残した油で、みじん切りしたハムを炒め やはり
油を切ってキッチンペーパーの上に取り出しておく。
(ガーリックもハムもキッチンペーパーに油を吸わせることで
パリッとさせる)

大盛り一膳の冷ごはんをレンジで温め、フライパンで炒め
ガーリック、ハムを加え、塩、コショー、醤油で味付けする。
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「ねぎチャーハン」
万能ねぎ 1/2わ (5mmくらいの幅に刻んでおく)
玉子   2個
ご飯   大盛り一膳(レンジで温めておく)

作り方
フライパンにサラダオイルをいれ、熱くなったら、玉子を入れ、
ヘラで適当にかき混ぜ、そこに、ねぎとご飯を入れて合わせる。
塩、コショウ、醤油で味を整える。

…味の整え方は、“塩・コショウ”の一点にかかってきますね。
妻が作るものは血圧の高い私のことを考えて“塩分控えめ”です。
それでも、私にとって、「今晩はチャーハンよ」は実に心地よく
響くフレーズです。“塩をもうひとつまみ…”と思わないでは
ありませんが、健康で長生きするためには我慢も必要です。
ハハハ。

# by toruiwa2010 | 2017-02-12 08:40 | アーカイブから | Comments(4)

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遥かなり ロカビリー 

~山下敬二郎が死んだ~( 2011.01.07 初出 ) 


東京・吉祥寺の明星学園で同じクラスにいた三橋俊夫君…

いまどうしているだろうか?

めったに学校に来ることはなく、たまに顔を出したと思うと

派手な“ステージ衣装”だった。みんなで取り囲み、「なんだよ、

このズボン。脚より細いじゃねえか」とからかったものだ。

アルバイトでバンドに入り、当時、大流行だったロカビリー

喫茶などでステージに上がっていたのだ。

私服に着替える時間がなかったのか、“見せびらかす”ため

だったのか、彼はそのままの格好で学校に来ていた。


通学路に井の頭公園があって、常に不良学生がたむろしていた。

そんな所をそんな衣装の少年が通りかかるのだから、絶好の

カツ上げの対象になった。極端なときには、行き帰りに二度も

餌食になったというから少しは考えればよかったのに。ハハハ。


ラジオで山下敬二郎が死んだことを知った。

40歳代以下で彼が何者かを知る人は数少ないことだろう。

平尾昌晃、ミッキー・カーチスと並ぶロカビリー3人男の一人だ。

山下は落語家・柳家金語楼の息子として当時こそ有名だったが、

今どき金語楼の名前を知っている人はもっと少ないだろう。

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高校生のころ、ロカビリーが全盛だった。

教室でポール・アンカのヒット曲「ダイアナ」の歌詞カードが

回ってくると、授業そっちのけで写したものだ。

エルビス・プレスリーやビートルズの少しあとで、ロック、

ヘビメタが登場する少し前だったと思う。


東京・数寄屋橋の一角、今 マリオンがあるところに日本劇場、

通称“日劇”と呼ばれた日本を代表する大劇場があって、そこで

年に数回、人気ロカビリーバンドが総出演して「ウエスタン・

カーニバル」が開かれていた。


投げ込まれるテープの山に埋もれた彼らに若い女性が殺到して、

ステージから引きずり下ろすような騒ぎが毎回起きていた。

高校3年で 大阪から東京に戻ったばかりの私も友達を誘って

一度だけ出かけたことがある。同年代の女性たちの“狂気じみた”

行動にあぜんとしたことを思い出す。ハハハ。


山下、平尾、ミッキー…3人とも同世代だ。

平尾とミッキーは健在だが、気を付けないと“逝ってしまう”

年齢になったということだろう。首筋が寒くなってきたなあ。

風邪のせいでなく。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2017-02-11 08:40 | アーカイブから | Comments(2)
恋妻家宮本 85

どこかの街のデニーズ。
窓際の席でテーブルをはさんで座った中年の男と女がメニューを
眺めている。男は中学の教師、宮本陽平(阿部寛)、女はその妻、
美代子(天海祐希)だ。“優柔不断”を絵に描いたような陽平は
なかなか決められないでいた。「オムライスにシーザースサラダ、
食後にコーヒーお願いね」と告げてトイレに立った美代子は
てきぱきした性格で若いときから決断が早かった。

そういえば、妊娠を知らされ、「手術の費用、半分出してね」と
言われ、深く考えもせず、愛情より責任感から「結婚しよう」と
プロポーズをしたのもこの店だった。

27年が過ぎて一人息子は結婚し「震災の報道をしたいから」と
福島の新聞社に就職して家を出て行った。
陽平と美代子は50歳になって再び二人きりになったその夜、
“事件”は起きた…
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時間はたっぷりあるし、本でも読もうかと、陽平がなにげなく
手にした「暗夜行路」にとんでもないものが挟んでありました。
美代子の欄がしっかり記入され、判も捺されている離婚届!
物語はそこから始まります。

2011年に大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」の遊川和彦が
脚本・監督をつとめ、“夫婦の在り方”を描いた作品です。

偶然、妻が書いた“離婚届”を見つけてしまったために、急に
夫としての自信を失った陽平が一人で“あたふた”する様子が
笑いを誘います。爆笑するシーンはありませんが、微苦笑は
あります。
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思うに、日本映画には喜劇、悲劇、人間ドラマ、青春ドラマ、
社会派ドラマ、ロードムービーetcのほかに“阿部寛の喜劇”という
独特のジャンルがあるようです。
体が大きいせいでしょうか、この俳優の僅かなアクションが
人の気持ちをくすぐります。彼を初めて知ったのは「いいとも」の
“いい男さん いらっしゃい”に出ているときでした。今の姿は
とても想像できませんでした。
長身のイケメン・モデルだった彼のこの特異な“才能”に最初に
発見し、開花させた監督は素晴らしいと思います。

この作品も、彼のそんな一面をこよなく愛する人にとっては
90点でしょうが、そうでもない人にはもっと評価が低いかも
しれません。

劇中、美代子が「あなたって、ホント、結婚に向いてないよね」と
陽平に言い放つシーンがありました。
そうかもしれない。でも、果たして、結婚に向いてる人間って
この世にいるのだろうかと、ふと思ったりしました。ハハハ。

阿部寛と天海祐希の夫婦…少し現実味に欠けていましたね。
妄想シーンや早回しなど、小手先に走る必要はなかったような
気がします。そんなこんなの85点です。

ザ・コンサルタント 80

財務省の一室に女性データ分析官のメディナが呼ばれた。
局長のキング (J.k.シモンズ)はメディナが十代だったころの
暗い過去をネタに脅し気味に難題を持ち掛けていた。
闇の組織の金を洗浄しているある男を探し出せと。
定年退職が近いキングはこの男を捕まえることを引退の花道に
したいと考えていたが、たくさんの偽名を使い、常に居場所を
変えるためなかなかしっぽが掴めないのだ。

捜査関係者からは“会計士”と呼ばれるその男、クリスチャン
(ベン・アフレック)はイリノイ州の小さなショッピングモールに
地味な事務所を構えていた。
幼いころの自閉症は軍人だった父のスパルタ・トレーニングで
問題なく社会生活に対応できていたが、強いこだわりがあって
始めたことは最後までやり切らないと気が済まなかった。
そんなクリスチャンには“裏の顔”があった…
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クリスチャンは“裏社会”の金を洗浄しながら世話になった男を
殺した組織への復讐の機会をうかがっています。
射撃の腕は天下一品、相手を“瞬殺”する技も持っています。
まあ、アフレック、ありえないほど強いわ。ただそれだけ?
ハハハ。

そして、神戸

神戸で映画を見るのも7年半ぶりです。
大きな違いは身分証明書を求められなかったことです。
すでに70歳になっていたのに、前回はシニアのチケットを
見せると、3回に2回は「年齢の分かるものありすか?」と
聞かれたものですが。

「恋妻家宮本」を見に行ったとき、通路を挟んだ席に60代の
女性が一人で来て座りました。しばらくすると“シャカシャカ”
という音が聞こえ始めました。見ると、口の中で歯ブラシが
動いていました!!
私が見たことに気づいたかどうかわかりませんが、彼女は黙々と
歯を磨いていました。そして、上映開始から30分を過ぎたころ、
彼女の席からは健やかな寝息が聞こえてきました。

はい、私は間違いなく関西に来ているようです。ハハハ。

# by toruiwa2010 | 2017-02-10 08:24 | 映画が好き | Comments(4)