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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

今期のドラマが始まって間もないが、

一通り見たので、感想を書いておく。

見続けるものをもっと減らさないと。


2100 SUITS/スーツ フジテレビ 

織田裕二、中島裕翔、新木優子、中村アン、鈴木保奈美


織田で大丈夫か?

…展望にそう書きました。初回の視聴率が14.2と聞いて

ああ、月9の織田は強いんだと感心しました。しかし、

2回目で11.1、3回目で10.3まで落ちました。

むべなるかな。ハハハ。


私は2話目の15分で見るのをやめました。アメリカの

ドラマをリメイクしたようですが、日本人がなじめない

作りになってます。設定、セット、登場人物、セリフ…

すべてが“わざとらしい”です。


2200 ハラスメントゲーム テレビ東京

唐沢寿明、高島政宏、滝藤賢一、広瀬アリス、古川雄輝


テレビ東京が力を入れているドラマ枠です。

江口洋介、仲村トオルと来て、今期は唐沢です。


パワハラで本社を追われて地方でくすぶっていた唐沢が

突然、本社に呼び戻されます。コンプライアンス上の

大問題が起きたからです。パワハラで飛ばされた男が

コンプライアンス室長に就任し、唯一人の部下である

広瀬や顧問弁護士の古川とともに解決に当たります。

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妙な変化球を混ぜずに直球勝負なので見ています。

期待通り、広瀬アリスがいいです。


2100僕らは奇跡でできている フジテレビ 

高橋一生、榮倉奈々、要潤、児島一哉、田中泯


榮倉が出るから…と見始めました。

高橋と榮倉、高橋と家政婦(戸田恵子)、高橋と児島…

それぞれの関係性が面白いです。1話~2話で視聴率が

3%落ちましたが、もう少し見てみます。


2200 中学聖日記 TBS 

有村架純、岡田健史、町田啓太、吉田羊、夏川結衣


婚約中の教師、有村が担任クラスの岡田と恋に落ちる…

設定が不自然すぎて、進行する物語に納得できません。

女上司・吉田とその部下&有村の婚約者・町田の関係が

面白いので、3話までは録画しました。あとで見ますが、

まあ、無理かなあ。


2100 相棒17 テレビ朝日

水谷豊、反町隆史、鈴木杏樹、浅利陽介、石坂浩二


お馴染みのシリーズ。45年前から、妻が好きなので

”惰性”で見ています。キャストにほとんど変動がなく、

制作陣も“マンネリ”を逆手に取って開き直ってます。

ハハハ。


しかし、今回は、第1話がなかなか良くできていました。

脚本や演出など、見えないところで変化があったのかも。

毎週水曜9時は見続けることになりますね。


2200 獣になれない私たち 日本テレビ 

新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子

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てきぱきと仕事をこなす新垣と有能な税理士・松田…

それぞれに恋人がいましたが、1話序盤で松田は終わり、

新垣と田中の関係も微妙になっています。あと数回で

新垣と松田がくっつくのでしょう。ハハハ。


1回目の終盤、上司に抗議するためにイメチェンして

職場に現れた新垣がかっこよかった。

妻は“終わりました”が、私は見続けます。

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2000 科捜研の女 18 テレビ朝日

沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、斎藤暁


相棒と同様のマンネリですが、“習慣”になってます。


2100 リーガルV テレビ朝日 10/11

米倉涼子、向井理、林遣都、菜々緒、安達祐実


斜に構えていても結局 見ちゃうんだよなあ…と思って

いましたが、1話の前半でギブアップしました。それも

後ろ髪ひかれることなく、すっぱりと。あれやこれや、

ひどすぎるし、ある役者が出て来て決定的になりました。

踏ん切りをつけさせてくれてありがとう。視聴率は

好調らしいが、私には関係ない。ハハハ。


2200 黄昏流星群 フジテレビ 

佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳、八木亜希子、石川恋


見てません。

主題歌を平井堅が歌ってるのが恨めしいです。

半音の上げ・下げがこの人は絶妙ですねえ。

Ken’s Bar、録画のセットを忘れなくてよかった。


2000 駐在刑事 テレビ東京 

寺島進、北村有起哉、笛木優子、市毛良枝、黒木瞳


食指がまったく動きません。


2200 大恋愛 TBS  

戸田恵梨香、ムロツヨシ、黒川智花、松岡昌宏  


戸田が若年性アルツハイマーになる…と聞き、ドラマは

明るく見たいので遠慮するつもりでした。

たまたま、時間が空いたときに録画で見ました。あらら、

なんだかおもしろいなあ。とくに、ムロがいいなあ。 

朝日Be面で取り上げて、“喜劇俳優”と見出しをつけて

いますが、この人、その"カテゴリ"に収まる俳優とは

思いません。

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2315 僕とシッポと神楽坂 テレビ朝日 

相葉雅紀、広末涼子、大倉孝二、村上淳、趣里


見てません。


2200ドロ刑 警視庁捜査三課 日本テレビ

遠藤憲一、中島健人


見てません。


2315 あなたには渡さない テレビ朝日

木村佳乃、田中哲司、萩原聖人、水野美紀


まだ始まっていませんが、見る予定はありません。


2100 下町ロケット TBS  10/14

阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、吉川晃司、真矢ミキ


自社が開発したバブルシステムが帝国重工のロケットに

採用されて順風満帆だった佃製作所ですが、帝国重工の

経営陣のパワーバランスが変化し、佃製作所はモロに

その影響を受けることになります。

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イモトアヤコ、古舘伊知郎以下、ありとあらゆる分野に

手を突っ込んで“異色”のキャスティングをしています。

工夫と見るかあざといと見るか?ハハハ。


ほかにもう一本大いに楽しんでいるドラマがあります。


2200 コールドケース2 WOWOW

吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和


2年ぶりに待望の第2シリーズが始まっています。

地味に未解決事件に挑む刑事たちの物語です。

課長代理・三浦以下でチームを組んでいますが、呼吸が

絶妙です。いいドラマ誕生の理由の一つはこれですね。

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今回の放映開始前後に一挙再放送された前シリーズも

録画して順次見ています。十分楽しめます。

10話ですが、622分け…ですかね。1話完結で

この勝率はなかなかだと思いますよ。

あ、今回 カルトがらみの1話が私の中では“1敗”です。

ハハハ。


*都合により明日は休みます。


# by toruiwa2010 | 2018-10-24 06:55 | ドラマ | Comments(0)

誰にもあると思うが、“意地”…


コンサートを急きょ中止した理由についてジュリーは

こう説明した。「一言で言うと”意地”だ」と。

9000人集める約束なのに7000人しか来てなかったから

ということだった。


これだけを聞かされたら、沢田研二のわがままだ。

私の最初の反応も「もう少し小さなハコでやるとか…

考えられなかったのか?それもプライドが許さないか?

わがまま、身勝手、裸の王様…なんか痛々しい」だった。

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しかし、大勢の記者に囲まれて淡々と事実関係を話す

彼を見ていると、厳しさが緩みそうになるのも事実だ。

街の意見の中には非難するものもあったが、情報番組は

“横並び”で優しかった。「モーニングショー」「とくダネ」

「スッキリ」、「ビビット」をチェックしたが、司会者や

コメンテーターが直接ジュリーを批判した局はなかった。

デヴィ夫人が「出るべきだったんじゃないですか?

よく分かりませんが」と言っていたぐらいだ。たぶん、

彼女が取材を受けたのはジュリーの会見の前だ。


私は、今でも「うーん、どうなんだろうね」だ。

発言の中に、「満席でない会場で歌えと言うのは酷だ」と

率直に語った部分が印象的だった。スーパースターって

そういうものなんだね。

70歳で、あとがないんだ」とも言った。

そして、「満席じゃなかったら歌わない」と、これまでも

言ってきたし、そういう“契約”になってる」とも。


思わず、そうか、それじゃしょうがないと言いそうだが、

事務所やイベンターとはそういう約束をしているかも

しれないが、肝心の一番大事なファンはそれを知らない。

“美学”だと称える芸能人もいるが、ファンを犠牲にした

美学ってどうなのか。「今回は甘えさせていただいた」は

“申し訳ない”という思いを込めたつもりだとは思うが、

ファンは結果として”甘え”を許すことになっただけだ。

つまり、いたるところに“身勝手”は顔を出しているんだ。


責められるのなら、甘んじて受けます…というう態度が

明白だったから、世間は寛容なんだと思う。この言動を

“カッコイイ”と思うかどうかは、結局、彼と同じ時代に

生きてきた人と、よく分からないと言う世代の人たちで

大きく分かれるのではないか。

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沢田研二、70歳か。

自分がなぜそこにいたのか思い出せないが、河田町の

6スタジオのサブの片隅でほかの歌手のリハーサルを

見ているジュリーを5㍍の距離で見たことがある。

素肌にピンクのシャツを着た二十歳のスーパースターは

薄暗い場所でも強烈なオーラを放っていたなあ。


ちなみに、今度のことで改めて感じたのは"沢田研二"は

良くも悪くも別格なんだなということだ。

そして、自宅近くの公園で行った会見で最も刺さった

コメントは…「蚊、多いですね ここ」だった。ハハハ。


あからさまなエゴ


少し前の話になるけど、港区に児童相談施設を作る話、

日本にはいろんな人が“棲息してるってことが天下に

示したね。地域住民への説明が不十分だった点で行政に

それなりの責任はあると思うが、紛糾し始めてからの

住民たちの物言いにはただ呆れる。

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・なぜ青山なのか?田町とか広いところがいっぱいある。

・表参道の一等地、完全な商業地にそういうものを

持ってきたとき、港区としての価値が下がる。

・ネギ一つ買うのも紀伊国屋に行くようなところだ。

すごく生活に困窮されている方が生活るのが大変。

・この周辺のランチ単価を知ってますか?

1600円ぐらいするランチ単価のところで、なぜ施設に

子供を連れてくるのか?

・世界的ブランドがこれほど集まってるのは青山だけ!

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テレビが伝える住民の声をまるまる信じることはない。

カット部分にどんな意見があったか分からないからだ。

しかし、これだけは言える。放送で流されたコメントは

間違いなく集会でビデオテープに記録されたものだ。


ここで文字にしたものも発言通りではない。いくつかの

コメントには、「施設が必要だと思うが」という前置きが

あった。しかし、言いたいのはおおむねそういうことだ。

つまり、青山は特別なところで、俺たちの世界だ。

施設に住んだり通ってきたりする家族は貧しいらしい。

ここで生活するのは大変だし、来られると青山の価値が

下がるんだ。頼むからどこかよそでやってくれ。


少々“乱暴”だが、発言の語調や雰囲気から“住民エゴ”が

あからさまに感じられて気分が悪かった。あのビデオが

日本中に流れてしまったことで青山の値打ちはむしろ

下がったんじゃないか?お気の毒さま。

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…で、もしかすると、”ランチ単価”は

流行語大賞に選ばれるかもね。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2018-10-23 05:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

15歳のアイドルがパワハラを受けて自ら命を絶った。

初めてではないようだが、痛ましいできごとだ。

「ワイドナショー」で意見を求められた松本人志が

おおむね、こんな趣旨の発言をした。


自殺の理由は一つじゃないと思う。

こういうとき、みんな死者をかばうが、

死んだら負けだということをもっと

言わないといけない。

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メモを見て話したわけじゃないから、発言はまとまりに

欠けていたし、言葉が足りないところもあった。

聞いていて「おっと、今のはどうかな?」と思ったのは

事実だ。


数日後“現代ビジネス”というメディアに長文のコラムが

載っていることを知った。タイトルは…

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松本人志はもう「時事問題」を

語るのをやめたほうがいい


書いた原田隆之が何者か知らなかった私の最初の反応は

以下のツイートだった。


原田隆之という御仁が何者かは知らない。

しかし、君はどんな資格を持って→ 

こんなことを言うのか?

shameon youと言っておく。


誰であれ、他人の口を封じることはできないと思って

書き込んだものだが、まあまあ、私にしてはずいぶん

おとなしい物言いだ。ハハハ。

時間があるときにチェックすると筑波大学の教授だと

分かってびっくりした。しかも、プロフィルを見れば

“どえらい”キャリアの持ち主だと分かる。

そして、“54歳”という情報も入れて、長いのと文章の

つたなさに辟易しながら問題のコラムを読み、呆れた。


かつては松本が大好きだったが、取り巻きをたくさん

従えて、ヨイショされていい気分になっている姿が

見苦しく、観るのをやめてしまった と冒頭に書いている。


取り巻きを従えて…は演出の部分もあるに違いないし

この原田某が受けた単なる印象だよなあ、と思うが、

それはまあいい。ほかにも、突っ込みどころが山盛りだ。


・「ワイドナショー」を一度も観たことがないと明言。

・いろいろと雑音は耳にする。たびたび 炎上騒ぎを

起こしているという。

・何も知らずに語るのは失礼だし無責任なので、過去の

炎上騒ぎを調べてみた。


“耳にする”、“…という”、“調べてみた”…ずいぶんだなあ。

途中で 松本の発言のほぼ全文を文字起こししているが、

全体の書き方を読むと、ビデオにせよ、くだんの番組を

ちゃんと見たとは思えないし、松本批判の根拠とした

情報の多くを伝聞やネットの記述から得ているようだ。


百歩譲って、超多忙ならそんなこともあるだろう。

しかし…


ちょっとは関心をもって調べればよいものを、

無知と思い込みで人々を傷つける


…は、そのままノシをつけてこの男に返してやりたい。

さらに。


あからさまな政権べったりの姿勢が、

多くの識者によって指摘されていた。


…に至っては、まさに暴言だ。

2年ほど前、安倍首相が番組に主演し、そのあとほかの

出演者と一緒に会食したのは事実だ。

しかし、それだけで“政権べったり”と断じた識者って

誰のことだ?それも“多くの”と書くなら列挙せんか。

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自殺した人にまで暴言を吐いて…とも書いている。

私はライブで番組を見ていたが、松本の発言は 死者に

向けられたものではなく、死を考え、死のうとしている

人たちに“死んだら負けだぜ”と言いたいのだ…と聞いた。

死んだ少女に「なぜ死んだ。きみは敗者だ」と言ってる

わけじゃない。


原田クンは聞き間違えたか、読み間違えたんだ。

しかも、ヒドイ発言だと非難したあと“思い直して”いる。


全部が酷い発言とは言えず、同意できる

部分もある。自殺の理由を単純化して

わかったようなつもりになるのは、

たしかに間違いのもとである。

また、一連の発言の最後には「死んだら

負けということをもっと教えていかなければ

ならない」と、凡庸ではあるが、常識的な

ことも言っている。


なんだそれ。

だったら、こんな駄文で人を非難するんじゃない!

あの話の流れの中で「死んだら負けと言いたい」発言は

ある種“異色”だったんだぜ。「誰かに相談すべきだった」

「死を選んだ気持ちが痛いほど分かる「かわいそう」

「こんな思いをさせた奴らが許せない」などと言う方が

よっぽど“凡庸”だし“常識的”だと思うがどうか。


長文の真ん中あたりで”問題提起”している。


なぜ松本人志は炎上し、それを

何度も繰り返すのだろうか。


記事全体のタイトルを見れば、原田が一番書きたかった

ことなんだと思う。しかし、一行 開けて書かれている

この文章はいったいどう読めばいいのか?


まずは、先にも述べたように、権力には

擦り寄る一方で、弱者ばかりを上から目線で

叩くことへの嫌悪感である。

そこには思い上がりはあるが、思いやりは

微塵も感じられない。


繰り返すが、“なぜ…だろうか”と疑問を呈しておいて

続けた文章が“まず…嫌悪感である”、“感じられない”で

終わっているんだ。意味が通じないじゃないか。

編集者はちゃんと読んでから載せたのか?


こうなると、終盤に書かれているいくつかの意見は

笑うしかない。


・しかし、芸人であれば、面白いことを言えばよい。

・時事問題について発言したいのなら、別の話題で

クスっと笑えるようなシニカルな発言の1つも

してみたらどうかと思う。


番組を見てないから彼の発言で何度もスタジオが爆笑に

包まれることを知らないんだ。

そして、終盤には“彼のお笑いは面白くないので もう

観る気がしない“とした上で、さんざん寄り道した挙句、

4300文字超のコラムの最後はこう結ばれている。


笑えない毒を吐くごとに、

芸人・松本人志は死んでゆく。


序盤に引用した“Shame on you”に加えて言っておく。

原田隆之はもうコラムを書くのをやめた方がいい。


一方、松チャンはと言えば、一歩も引いてない。

同じことをずっと言い続けるとツイートしている。

女性自身が“反論相次ぐ”として何人かの“識者”の言葉を

紹介していた。


“弁護士・佐々木亮氏”と“フリーライター・ドリー氏”は

聞いたことがないが、「サンモニ」でときどき見かける

フォトジャーナリスト・安田菜津紀氏は知っている。

彼女のコメント(ツイッター)はこうだ。


ちょっと待って。

「死んだら負けや」という松本さんの言葉。

確かに人が命を絶つまで追い込まれるのは、

複雑に絡み合った要因

があると思う。

だからこそ、こういう精神論で亡くなった方の

ことを語るのはもう、止めたい。弱いのは

その人ではなく、社会が人を支える力では。


彼女もまた、松本が 死んだ少女に「君の負けや」と

言っていると受け止めたようだ。松チャンの真意は

そうではないと思う。

そして、原因が複雑だからこそ、精神論はやめたい?


いやいやいや。そういう言い方“も”やめようよ。

1週間前に書いたばかりだが、「サンモニ」の出演者は

「…を考えるべきときが来ている」的な物言いが多い。

もっともらしく聞こえることを言いつつ、キモの部分は

ぼかすんだ。言質を取られたくないんだろう。

確信はないが、彼女もサンモニの中でこういう言い方を

しばしばしていた気がする。


ツイッターだから限界はあるが、“やめよう”と言うなら

どういう言い方をすべきかを言わなきゃ。


長くなってしまった。

言いたいのは、私は松本人志の発言が

間違ってるとは思わないぜ…だけなんだが。

書いているうちに…。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2018-10-22 05:55 | 番組 | Comments(0)

handeye coordination

~腕と目の調和ということ~

( 2002/11/08初出 )

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ハンド・アイ・コーディネーション…この言葉を初めて

耳にしたのはフジテレビで大リーグ中継に関わり始めた

1970年代の後半でした。

野球に限らず、スポーツの世界で引退に追い込まれた

多くのベテランたちが大きな理由として挙げていました。

手と目の連係がうまく行かなくなるのです。


野球選手は①目でボールを認識する ②脳がそれを受け

対応を体に指令する ③それに反応して体が動く…

ざっとこんな感じでプレーしますが、年令とともに

から②、あるいは②から③への伝達、反応が少しずつ

遅れはじめ、若い頃のプレーができなくなるのです。

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たとえ100分の1秒単位の遅れでも、おそらくほとんど

すべてのスポーツで致命的でしょう。

「このボールはカーブだ」と判断できても、体の動きが

遅れたり、正しい位置にバットを出せなかったりすれば

ヒットは打てません。

サッカーでも「あそこにシュート・コースがある」と、

頭では分かっていても、タイミングが少しでも遅れれば、

相手DFが対応してしまうでしょう。 


よく分かる話でした。

しかし、「タング()・アイ・コーディネーション」と

形を変えたこの現象がやがて自分を襲うことになるとは

40代だった私は想像もしませんでした。ハハハ。


60歳を過ぎたころから、特にサッカー中継などで、目が

認識したプレーや選手の名前を言葉にするまで時間が

かかるようになった事実は隠せません。

名前を言った時には、もう次ぎの選手にボールが渡って

いたり、それをカバーしようと急ぎすぎて間違えたり

することが増え、視聴者からお叱りを受ける事が多く

なっています。


衛星で送られて来る映像に東京のスタジオで生で実況を

つける いわゆる“オフ・チューブ方式”のサッカー中継に

取り組んだのは多分WOWOWが初めてだったでしょう。

94-95シーズンのセリエAからでした。

当時は ボールを持った選手の名前を的確に伝えるのは

私の得意とするところでした。

「難しいのを見分けてこそプロじゃないか!」ぐらいの

自負もあっただけに、目の衰えを自分で認めなければ

ならなかったことはかなりのショックでした。


“スランプ”というのは実況生活の中でもサッカーだけで、

他の担当種目では記憶がありません。

初めて経験したのは20005月、61歳でした。

この年の3月ごろからチャンピオンズ・リーグの実況を

始めたのですが、準決勝のバルセロナvsバレンシアは

現地カンプノウからでした。

「あそこの放送席は結構、厳しいところにありますよー」

という後輩アナのアドバイス兼おどし(ハハハ)を背中に

出かけたのですが、着いてみると、たしかにセンター

ラインからかなり横にずれている上に経験したことが

ないほど高い位置に放送席がありました。

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それをいいわけにする事はできませんが、この試合で

私はバルセロナの得点者、3人のうち2人(デブール、

コクー)を間違えてしまいました。

ファーサイドでフリーの選手にボールが渡ってシュート、

そのままゴールなら間違えることもないのでしょうが、

ペナルティ・エリアの中で混戦になり“誰か”の頭や足で

ゴールが生まれたときが問題です。このバルセロナでの

痛恨のミスもそういう“混沌”の中で起きました。いわば、

カンプノウの悲劇。ハハハ。


しばらくはサッカーの実況に自信が持てませんでした。

「また、やるのではないか?」と思うと“こわい”のです。

ブルペンでスプリットがいつものように落ちないときの

マリナーズの佐々木や、練習で得意の位置からのフリー・

キックが狙ったところに行かないときのデルピエロは

やはり不安だろうと思ったものです。


「岩佐爺は衰えた」と、ネット上でからかわれることが

多くなったのはそのころです。否定はできませんでした。

若いころは、もっと楽に 自分で納得できるフレーズが

浮かんだり、プレーの描写や、選手の名前を言えたり

したのに、すべてがほんの少しずつですが、遅れ始めて

いました。


それから、さらに時間が経過しまています。

一昨日の野球中継は現在の私としては75点ぐらいの

出来だったと思いますが、ビデオを見ると、つまらない

小さなミスに気づきます。

やはり、タング・アイ・コーディネーションの“劣化”は

確実に進んでいて、自分でもとてももどかしい思いです。

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頭では どう表現したらいいかが分かっていてもそれを

言葉にするのに以前より時間がかかるようになった…

その事実をつきつけられるのはつらいです。悲しいかな、

現実はとても厳しいのです。ハハハ。


先日、私と同年輩のアナウンサーの実況を聞きましたが、

やはり描写の遅れがしばしばありました。私一人では

ないんだ、と少しほっとしました。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2018-10-21 06:23 | 自分的傑作選 | Comments(0)

play me or trade me

~使わないなら移籍させろ!~

(2008/04/24初出 )

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Frank Thomas

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歴代18位の、大リーグ通算516ホーマーと実績には

まったく問題がないトロント・ブルージェイズの主砲、

フランク・トーマスが、今シーズンは開幕から不振に

あえいでいます。最近10試合は打率が128厘と

絶不調です。メジャーの監督はおおむね辛抱強く、特に

チームの主力にはかなり我慢するものですが、さすがに、

シビレを切らしたトロントのギボンズ監督は19日の

ラインナップからトーマスを外しました。


日本ではごく当たり前のことです。しかし、トーマスは

激怒しました。監督から「今後はもっと出場する機会が

減るだろう」と告げられたこともあってチームが連敗に

ピリオドを打ったあとも、同僚と握手をかわすことなく、

記者団の質問にも答えずに球場をあとにしたそうです。

「怒ってるさ。チームの役に立てることが分かってる。

僕のキャリアがこんな風に終わることはないよ」。

…試合前の話です。


怒っているのは、プライドが傷つけられたからだけでは

なかったようです。彼は年俸1800万㌦(20億円)

2年契約を結んでいます。契約には“2009(翌年)

1000万㌦で契約を延長する”というオプションがついて

いますが、それには“トーマスが今シーズン、376回以上、

打席に立つこと“という条件がついているのです。

トーマスは、球団が彼を試合に出さないのはこの条件を

満たさせないためだと言いたいのでしょう。「みえみえさ。

60打席では何を決めるにしても充分じゃないよ」


監督はトーマスをどう使っていくかについての明言を

避けています。「勝つチャンスの多い選手で試合をする。

同情はするけど、今、チームはもっと点を取らないと

いけないんだ」


また、GMはこう言っています。

「この判断はチームにとって何が一番かを監督が考えた

結果だと思う。チームは、攻撃面で苦労しているので、

監督は何とかしようとしているんだ」

今後どうなるか、しばらく見てみないと分かりませんが、

こういう情報に接すると、私の頭にはいつもある言葉が

浮かんできます。


メジャー・リーガーは例外なく自信家がそろっています。

誰もが「自分はレギュラーでプレーして当然だ」という

強烈な自信を持っています。中には根拠のないものも

ありますが。ハハハ。


先発を外されたり、不調で3Aに落とされたりすると、

「使うつもりがないならどこかにトレードしてくれ」と

監督や球団に掛け合うことがしばしばです。

そんなときに出てくる英語が“Play me or trade me”です。

英語をよく知らなくても言っている意味は分かりますね。

ハハハ。


あるベテラン・スラッガーは毎年のようにこのセリフを

口にしていました。25打数ノーヒットで、たまりかねた

監督がベンチに下げるとメディアに向けてこのセリフを

連発し始めました。

しかも、大差がついた試合で監督が代打に指名すると、

これを断わりました!


数日後、全米向けのテレビ中継で二人がインタビューを

受けているのを見ました。もちろん個別に。

監督が「何とかきっかけをと思ったがイヤだと言うんだ。

なぜだかわからないよ」と淡々と語れば、選手の方は

「僕は昨日、今日のメジャー・リーガーじゃないんだ。

13対3の場面で打席に立って、なんになるのかな」と、

目をむいていました。ハハハ。


結局、その二日後に彼はめでたくトレードされましたが、

新チームの監督との蜜月も長く続かず、ほかの選手との

併用が多くなるともうダメです。

「毎日プレーしないと調子が出ないタイプなのに」と

Play me or trade me”が始まり、またまた 別のチームに

移って波乱の一年を終えてました。


その後も出場機会がないトーマスも、成り行きしだいで

このセリフを叩きつけることになるかもしれません。

ただし、彼の契約内容はそのまま引き継がれますから、

「それでもほしい」というチームが現れるかどうか?

ちなみに、トーマスのMLB通算の打率は32厘です。

500ホーマーを打ち、打率3割、1500打点、1000得点、

1500四球以上の選手は彼を含めて、史上4人だけです。

3人の先輩は…メル・オット、ベーブ・ルース、テッド・

ウイリアムズです!!


# by toruiwa2010 | 2018-10-20 07:51 | 自分的傑作選 | Comments(0)

日日是好日 85


目標を見つけたいと大学に入った典子(黒木華)だったが、

何をやりたいのかを見つけられないまま、いつの間にか

20歳をすぎていた。

真面目だけど理屈っぽい、自分をそう分析していた。

同い年のいとこ、美智子(多部未華子)は対照的に活発で

竹を割ったような性格の持ち主だった。

美智子の母の勧めで二人はお茶を習いに通い始めた…

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初めて訪れた武田先生(樹木希林)の古いけれど立派な

屋敷に二人は緊張しました。稽古に使う奥のお座敷には

「日好是日日」の書が飾られています。お若い方、これ

右から読むんですよ。ハハハ。


ニチニチコレコウジツ


少年のころに親しんだ作家、武者小路実篤がよく色紙に

この言葉を書いていました。この映画のことを知るまで

疑うことなく“ひび”と読んでいました。

必ずしも間違いではないと分かってほっとしましたが、

一瞬 あせりました。ハハハ。

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“禅語”とされるこの言葉の意味については絶対にこれが

正解というものはないと思います。終りに近いところで

武田先生が言うセリフの中にもヒントがありそうです。

私は直接この言葉の意味を考えたことはありませんが、

結婚したころから、夜 ベッドに入ったときに「やれやれ、

今日もまずまずの一日だったなあ」と思えたら最高…と

考えるようにしてきました。日日是好日にどこか通じる

ものがあると思っています。


シネパレス改めシネクイント (渋谷)はほぼ満席でした。

お茶をやる人が多かったようです。何気ないしぐさや

会話で笑いが起きていました。お茶あるある…。


正直に言うと序盤はかなり退屈しました。お茶の稽古が

メインですから仕方ありませんが、これは 途中で眠る

パターンだなと覚悟しました。ハハハ。

習ったことなどありませんし、習おうとも思いませんが、

なかなか奥が深い“道”ですね。

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“道”と言えば、映画の登場人物のだれ一人、“茶道”を

口にしませんでした。最近は“チャドー”と読む人が多く、

気になっていましたが、とうとう、誰も…。

ネットを見ると、昔はチャドーと言っていたとか。

私はずっと“サドー”ですが、NHKでは“どちらでもいい”

ということになっているようです。

どうでもいいし、ややこしい。ハハハ。


樹木希林の遺作です。着物の着方、セリフの言い方…

なんなら、セリフそのものが樹木希林でした。

彼女がいて初めて成立する作品でしょう。どう考えても

ほかにぴったりの女優は思い当たりません。

黒木華…20歳から30代半ばまでを好演しています。


きみの鳥はうたえる 85


函館の街外れの古いアパートで“僕”(柄本佑)は仲のいい

静雄(染谷将太)と暮らしていた。家賃を安くするためだ。

本屋でバイトをしながら気ままな生活を送っている。

そこに同じ本屋で働く佐知子(石橋静河)が加わった。

店長の彼女を横取りした形だった。


時間にルーズだし、不真面目な態度で仕事をしている

ことを知りながら佐知子がなぜ“僕”に好意を抱いたかは

分からなかった。

おとなしい静雄が二人の邪魔をすることなく、三人は

日ごと夜ごと、つるんで遊びまわっていた…

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特別のことが起きるわけではなく、三人の若者の日常が

淡々と描かれます。カテゴリ的には“青春映画”ですが、

“ラブストーリー”でもあります。


柄本佑は“クセ者”ですねえ。“僕”は結構 難しい役だと

思いますが、力むことなく演じています。父親を超える

役者になりそうです。

柄本以上に石橋静河が素晴らしいと思いました。自然な

演技で佐知子を魅力的な女性に見せています。

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いい女優さんに出会えて喜んでいたら、なんだって、

父は石橋凌、母は原田美枝子?そんなの知らなかった。

言っといてよ。

賞の候補に挙がってもおかしくありません。


作品そののものに言うに言えない味があります。

そこをあえて言えば、見逃さなくてよかったなあ、と。


# by toruiwa2010 | 2018-10-19 07:05 | 映画が好き | Comments(0)

3時のあなた

3時のあなた

あなたの3


♪ラ・ソ・ミ・ド・レ・ド

“なにしおう”音痴だから責任は持たぬが、音符にすれば

たしか、そんな感じだったと思う。1968年に始まった

フジテレビの奥様向けワイドショー番組のテーマ曲だ。

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タイトル通り、午後3時にスタートした。

それまでは古いモノクロ映画を放送していた時間帯だ。

「テレビ名画座」という番組名だったが、あえて言えば、

大株主だった映画会社の倉庫に眠っていた映画を流して

“お茶を濁して”いたんだ。


つまり、各局が持てあましていた時間帯だった。

古い映画が流れていればいい方だ。19609月までは

午後3時~5時半は放送を休んでいたんだもの。加えて、

深夜11時半ごろから午前10時半も見る人がいない、

“不毛”の時間として放送を休止していた。24時間放送が

当たり前の今からは想像もできないだろうが。

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3時…」で芳村真理さんと1年、寺島純子さんと3年、

アシスタントとしてコンビを組んだ。1973年~77年だ。


スポーツ・アナとしての歴史を振り返ると、この番組に

アシスタントとしてかかわったことは大きかったと思う。

戻ったときに、“ふところが深く”なっていた気がする。

グラウンドやプレーにのめり込み過ぎず、少し客観的に

見ることができるようになっていた。


えーと、なぜ、こんなことを書き始めたんだっけ?

今月1日付けの記事にもらった投稿がヒントになった。

傘寿のあなた、なんてどうですか…と。ハハハ。


80歳を過ぎた。“傘寿のわたし”はまだまだ元気だ。

5年前のMRI検査で「梗塞のあとらしきものはない」と

明快に言ってもらえた上に、「カルテで年齢を見なければ、

30歳だと言われても分かりません」という診断だった。

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去年 芦屋で内視鏡検査を受けたとき医者は「なーんにも

ありませんでした。どこも悪くありません。これなら

大腸は5年、胃も3年はカメラをやらなくて大丈夫」と

太鼓判を捺してくれた。


“80-20”という言葉をご存知か?

80歳を過ぎたとき、自分の歯を20本以上残そうという

啓蒙運動の標語だ。芦屋のクリニックで1本抜かれて

しまったが、27本ある。80-27だ。状態も悪くない。

簡単にクリアした。

うん、そうか。ここに来てぎっくり腰だったなあ。

白状すると、…“もどき”だったようだ。発生3日目に

映画を見に行けるぎっくり腰なんてあるわけないもの。

ハハハ。

血圧が少し高いが薬で完全にコントロールできている。

軽い不整脈もあるが、服薬でまったく問題ない。あとは

中性脂肪が少し多いことぐらいだ。

昔から着るものの好みが若者寄りだから、外見は若い。

それでも、出かけるときには、猫背になっていないか?

鼻毛は出てないだろうな?目ヤニなんか大丈夫かな?と

重点的にチェックする。じじむさいと思われるならいい。

おじいちゃんだからしょうがない…と思われるのが嫌だ。

ハハハ。


“健康状態”は最悪に見える安倍政権が7年目に入った。

私も81年目を歩み始めている。私にとっての余生…

つまり、おまけの人生だ。せいぜい楽しませてもらおう。

そう言えば、我が家は私が傘寿、妻は5月に喜寿を迎え、

11月には結婚55周年のエメラルド婚…記念すべき年だ。


# by toruiwa2010 | 2018-10-18 06:26 | blog | Comments(2)

1979108日、ボルチモアに乗り込んだ。

ムクドリたち(Orioles)のホームタウンは沸いていた。

8年ぶりの“World SeriesFever”だ。

ごった返すホテルのロビーで顔なじみのベラフォンテを

見つけた。This Week in Baseball(TWiBB)のスタッフだ。


毎週、MLBのダイジェストやインタビューを茶の間に

届ける人気の番組だった。シリーズを追うのだと言う。

彼らは監督に小さなマイクをつけてもらい、ベンチ内の

会話や抗議のときのやりとりなどを収録して視聴者を

喜ばせたことがある。今回も両監督に頼んだようだが、

「ウィーバー(オリオールズの監督)には断られたので

パーマー(エース)に頼んでいる」と言う。監督に断られ、

その監督とは長い間犬猿の仲で、作戦批判なども平気で

言ってのけるエースに“代役”を頼むとはいい根性だ。

ハハハ。

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ここ数年、監督だけでなかく主力選手がマイクをつけて

いるのも見かける。プレー中も、ユニフォームの胸元に

ピンマイクがついているのが見えることがある。

土曜日のナ・リーグのLCS、ブルワースvsドジャースで

副音声を聞いていて、およそ40年前を思い出した。


1点リードされた4回表、ドジャースのロバーツ監督は

先頭の3番フリースに代えてマンシーを打席に送った。

今年、一気に開花して35ホーマーのパワーヒッターだ。

ただし、たとえ、相手の投手が左から右に代わっても、

わずか1打席で3番に代打を送ることは普通はない。

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この映像は、自軍が守りについていた間にロバーツが

フリースの頭を抱え込んで話しているところだ。

現地アナは「おそらく、代打を送った理由を説明して

いるのだろう」と話していたが、その前に、「ロバーツは

マイクをオフにした(turned off)」と言っていた。

前後の映像をよく見ると彼のユニフォームにはマイクが

ついている様子はないから、もしかすると、ベンチ内に

設置されているのかもしれない。もちろん了解を得て。


この場合、拾った音声をそのまま放送に流すことはない。

数年前の球宴で出塁した選手が相手野手と談笑する声や

ブルペンから走ってきた救援投手がマウンドについて

ゼイゼイ言っているのがもろに入っていたが、それでも

メジャーリーガーは危険だ。f **ks**tをひんぱんに

口にするから数秒遅らせた可能性はあると思う。

delay machineを使って遅らせ、まずいことを言ったら

消すか“ピー”を入れる。ハハハ。

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それとは別にこのロバーツ監督のアクションはいいなあ。

25人全員が大事な戦力だ。一人でも不満を抱えて戦う

選手がいたらダメだから、芽のうちに摘んでおくのだ。

日本なら日ハム・栗山あたりがやりそうなことだね。


100年を超える歴史と伝統があるMLBだが、少しずつ

変化している。ビデオ判定を取り入れたのは見た目にも

はっきり分かる変化だが、時代の流れに沿って、選手の

“考え方”にも変化が見える。


日本ではそんな“線引き”はしないが、MLBではベンチは

明確にグラウンドの“外”という考え方だ。

かつては、ホームランを打っても相手に敬意を払って

グラウンドでは喜びを露骨に表現しないのが、互いの

コンセンサスだった。ベンチはグラウンドの外だから

ステップを下りたら喜びを爆発させるのも自由だ。

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首をかしげる若い選手が増えているようだ。この数年、

瞬間的にホームランと分かるあたりを打ったあと打席で

打球を見送ったり、バットを放り上げたりも現金だった。

ときどき、その姿を見るようになったし、次打者席の

選手だけでなく何人もの選手がベンチを飛び出して、

ホームランを打った選手を歓迎する場面が増えた。

10年前だったらピッチャーは次のバッターに意図的に

ぶつけたろう。ミ・セ・シ・メだ。


世の常だけど、時代が移り、人が変われば、いろいろ

変わるのも仕方がないのかな。


ブルワースがサヨナラ勝ちを喜ぶシーンだ。

全員がグラウンドに出て殊勲の選手を

追いかけている。”試合後”だから問題ないのだ。

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# by toruiwa2010 | 2018-10-17 07:33 | メジャー&野球全般 | Comments(0)

黄金の左


新宿・河田町にあったフジテレビの駐車場は狭かった。

来客用は午前中でほぼいっぱいになった。もうひとつ、

役員や出演者用のハイヤーをとめるスペースがあった。

黒塗りの車の列にときどき、派手な外車が置かれていた。

リンカーン・コンチネンタルだ。

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車の所有者は54代横綱・輪島大士だった。

彼が番組に出演するときだけではなかった。親友だった

先代貴ノ花が出ているときも来ていた。番組が終わると

二人を乗せたリンカーンが悠然と駐車場を出ていった。

銀座のクラブや赤坂あたりの料亭に遊びに行くのだ。


私をかわいがってくれた先輩プロデューサーがしばしば

同行していた。よせばいいのに支払いをしていたらしい。

二人には「番組で払う」と言っていたようだが、いくら

気前が良いテレビ局でもそんな金は出さない。会社内の

噂では、数年ごとに彼の家や土地は小さくなったという。

ウソみたいな話だが、かなりの部分が真実だ。


"黄金の左"と呼ばれた元横綱、輪島が死んだ。


ちょっといい話


TBSラジオの「たまむすび」をラジコでよく聴いている。

先週、赤江珠緒の木曜日のパートナー、ミュージシャン・

俳優のピエール瀧がこんな話をした。息子の20歳の

誕生日が近いが、何を贈ればいいかというリスナーの

相談に答える中で話し出したものだ。

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成人式のとき、東京で独り暮らししていた。

地元の連中は市役所とかに行っただろうな、

自分も何かやっとこうか…と思った。

夜中、幡谷の家から中野まで歩いて行き、

中野駅にタッチして帰ってきた。


文字にするとどうってことないが、たったこれだけの

話の中に、ふだん、赤江を相手にふざけ散らしている

ピエールの“青春象”が浮かび上がった。ほっこりした。


どこの国の駅伝だ?


来年の箱根駅伝の予選会が行われた。

今年の大会でシード権を得られなかった大学が出場権を

目指すレースだ。ネットをぶらついているとき10㌔の

速報を見て、上位がカタカナだらけでビックリ。

最終的には、個人記録では1位のキサイサ(桜美林)以下、

上位4人のうち3人、トップ10の半分が外国人だった。

いずれもアフリカ系と思われる留学生だ。


プロならわかるが、大学生は完全アマチュアだ。

前にも書いたが、留学生がたまたま走るのが得意だった。

陸上部に入って駅伝チームに選ばれた…のではない。

初めから、学校の名前を上げるために海外から助っ人に

招くというやり方には賛成できない。

言うまでもなく、これはヘイトや排除って話じゃないぜ。


言葉で遊ぶな!


14日のTBS「サンデーモーニング」。

豊洲新市場のオープンを伝える短い映像を流したあと、

コメンテーターの一人、青木理が話し始めた。


トラブルありながらもとりあえずは

何とか滑り出した感じだが、微妙だ。

安全宣言は出てるけど、安心かと

言われると、疑問を持つ人も多い。


基本的な考え方が違うが、このジャーナリストは決して

嫌いじゃない。しかし、しばしば、私の神経にひっかる

コメントを聞く。

安全だけど安心じゃない…という言い方はずるくないか。

“安心できない”の部分の理由についてフォローした話も

視聴者を納得させるには十分じゃなかった。


この番組のコメンテーターたちはもっともらしいことを

言いつつ、肝心のところをぼかすことが多い。

「…を考えるべきときが来ている」なんてフレーズを

いったい何回 聞かされたか?


ジャーナリストor ジャーナリズム…


同じ、サンモニの「風を読む」では、サウジアラビアの

記者の行方が分からなくなっている事件を取り上げて

“ジャーナリスト受難の時代”として話し合っていた。


ハッキリ言えば、権力から敵視されない

ジャーナリストはジャーナリズトではない。

仲良くしていることが名誉であると書いたり

喋ったりしている人が多過ぎる―佐高信

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権力はジャーナリズムを煙たがるのは当然。

市民がジャーナリズムに疑いを持ち始めて

いるのが深刻――青木理


よく知られている二人のジャーナリストがそう話した。

どちらも、後段はその通りだと思うが、前段はどうか?

言い古されてるし、陳腐だし、そもそも、本人たちが

言うことか…と思ってしまう。


そう思っていたら、相互フォローしている新聞記者が

尊敬する先輩に言われた言葉をツイートしていた


○○新聞で長いこと編集委員を

務めていたXXXXXさんから、

こう教わりました。


「ジャーナリストなら、両論併記の挙句、

深刻な被害を広げていった水俣病の報道を

振り返りなさい。

公正中立とは、真実とデマの両論併記ではない。

真実は真実、デマはデマなんです」


 

これも前段はいいと思うが、最後の2行には目をむいた。

真実とデマの両論併記が公正中立…と誰が言ったのか?

そもそも、そんな説は聞いたことがない。

“真実は真実、デマはデマ”は言わずもがなだし。


この人たちの言うことはよく分からないときがある。

俺がどこかで間違えたのだろうか?


# by toruiwa2010 | 2018-10-16 08:19 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

これだけ大がかりな移転だから初めの1週間や10日は

うまくいかないことも多いに違いないと思っていたが、

“カオス”を伝える報道が氾濫してるなあ。

テレビや新聞が伝える関係者の話は生のインタビューで

ない限り、必ず 誰かのフィルターを通ったものだから

鵜呑みにすることはできないが、否定的な話が多いなか、

早くも前向きの話をする現場の人がいたのは嬉しい。

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83年の歴史があったのだから築地に郷愁を覚え、愛着を

持つ人がいるのは分かる。誰だって なじんだ人や物と

別れるのはつらいものね。特に、ブランドとして確立し、

世界中から人々が観光に訪れる市場だからなおさらだ。


残念ながら、フジテレビのアナウンサー時代、築地を

取材する機会はなかった。知っているのは知人と食事に

出かけた場外市場の一角だけだ。あと、前立せんがんの

手術で 通りの向かいの国立がんセンターに入院中は、

毎朝、病室の窓から全体像を見おろしていた。ハハハ。

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2年前、一本のドキュメンタリー映画を見て感動した。

「築地 WONDERLAND」・・・私が知っていたのは

TSUKIJI”のごくごく一部だったことを教えてくれた。

胸を打たれたのは描かれた裏側や細部ではなく、そこで

働く人々の“内面”だった。

ナレーションがあり、築地に出入りする学者や研究者の

話も出てきたが、映画の大半はそこで働くプロのナマの

言葉で綴られていた。その言葉たちがすばらしかった。

生きていた。“作り物”ではない本物の言葉には大きな

力があることがよく分かった。


料理評論家・山本益博の言葉が印象に残っている。


世界一じゃないよ。世界唯一だ。

あれに匹敵するものは世界中に一つもない。

No1ということは2番目、3番目がある

ことになる。そうじゃない。Only oneだ…と。


移転に合わせて8月下旬から朝日新聞に連載されていた

「魚河岸ものがたり」は好読物だった。

かつて、相撲担当としていい記事を読ませていた記者が

書いていた。結構マニアックな記事を書く。ツイートで

連日、深夜早朝に築地に通っていたことを知っていた。

その取材の厚みが記事の隅々ににじんでいた。

特に、記者のペンが踊っているようにさえ感じた前半は

「もっとスペースをとれよ」と思うぐらい面白かった。

ハハハ。


惜しまれるのは ときどきほかの記者が書いていたこと、

“ネズミ”について一文字も書かなかったことぐらいか。

取材対象が大きすぎて一人では手が回らなかったのかも

しれないし、あとの件は野暮だと思ったのかもしれない。


…と思っていたら、市場閉鎖後の8日にツイッターに

投稿していた。これがバカに面白い。そりゃそうだ。

アカウント名にnezumiが入ってるぐらいだもの。

ハハハ。


“個人的な考察”と断ったうえで…


明日くらいから周辺に大量のネズミが現れるだろうが、

さしたる混乱は起きないと思う。

ネズミは毎日、体重の1/4から1/3の餌を必要とする。

築地市場でのその食料供給が止まると、大量のネズミが

銀座周辺にあふれて大混乱ーーが“ネズミ危機説”だ。

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一時的には周辺にあふれるとしても、銀座でネズミが

大繁殖することは、絶対にない。なぜか。

毎日、大量の餌を必要とするネズミは絶食に弱い。

築地で魚介をたらふく食べていたネズミが生きていける

だけの餌が、銀座にはない。行き着く先は、餓死だ。


くわしくは @nezumi32 をどうぞ。

12日付の“いま1013日未明です”で

始まるツイートをクリックすると、

ネズミ関連の全呟きが読めるはず。


築地のネズミは問題だろうと考えていた私はこれだけで

「心配しなくていいんだ」とあっさり納得した。ハハハ。

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そう言えば、昨日の「ワイドナショー」で松本人志が

「そんなにマウスがいっぱいいるなら、いっそあそこを

ディズニーランドにしたら?」と提案していた。いや、

それだけだけど。


築地から豊洲へ。

しばらくはごたごたしても、すぐに落ち着くだろう。

築地への郷愁もすぐになくなると思う。商人には感傷に

浸っている暇はないんだ。そして、ワイドショーなどで

やかましく語られれていた“築地ブランド”については

“魚河岸ものがたり”の最終回の一節にその答えがある。


我々プロが目利きして、適正価格で

魚を流通させる。そして、魚を食べる

という日本の魚食文化を守る。それが

魚河岸で働く我々の職責なんだよ。

河岸ってのは箱じゃない。

築地だ、豊洲だ、じゃない。

我々がいる所、それが河岸だ。

そうは思わないかい。


魚河岸の衆の寄り合い魚河岸会

伊藤宏之会長の言葉だ。

彼らがいる限り新しいブランドの誕生に

はそれほど時間はかからないってことさ。

そうは思わないかい。


# by toruiwa2010 | 2018-10-15 07:55 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

あのー、失礼ですが… 

“クミアイ”の方ですか?

( 2007/11/29初出 )

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お父さんがサンケイ新聞の役員なので、

君への説明が遅くなったけど、事情は

理解してくれるよね?


1960年代の終わりだったと思うのですが、複数の先輩に

会議室に連れ込まれ、深刻な表情で切り出されました。

当時のフジテレビには労働組合がなく、「8の会」という

社員の組織があるだけでした。なにしろ、財界の中でも

労働者に厳しい鹿内信隆氏が社長でしたから 組合など、

“もってのほか”だったのです。ハハハ。


この日、先輩から聞かされた話は、そういった状況に

不満を持つ人たちが水面下で進めていた労働組合結成の

動きが実を結び 近く旗揚げすることになった、ついては

管理職を除く全社員が加入することになっているので

君にも入ってほしい、というものでした。

「父と私は関係ないでしょ」という反発はありましたが、

その当時のフジテレビの厳しい環境を考えれば、慎重を

期した気持ちも理解できましたし、特に反対する理由が

ありませんでしたから、「了解です。私も入ります」と

答えました。

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ただし、いざ組合が発足すると困ったことがありました。

私の性格が、“組合活動”というものを苦手としたのです。

腕章を巻く、スクラムを組んでシュプレヒコールを叫ぶ、

“職場集会”で脱退しようとする仲間をつるし上げる・・・

労働組合としてはふつうの行動ですが、「何かが違う」と、

どうにも居心地が悪いのです。


4歳上の兄とは収入の話をするのがためらわれるほど、

いい給料をもらっているのに、「生活が苦しい」などと

賃上げを要求するやり方に疑問がありました。

指名ストや時限ストで収録などがストップすることにも

強い違和感がありました。


労働者としての当然の権利なんですが、強いストレスを

感じていたのです。“ダメな”組合員でした。

そんな内心を隠して、周囲と同じように振舞っていれば

いいのですが、それはできないのです。なんとも困った

性格ですね。ハハハ。


悩んだ挙句に、組合を抜ける決断をしました。

当然、反発がありました。熱心な組合員で仲が良かった

後輩から必死に口説かれたりもしましたが、すまないと

思いつつも、気持ちは変わ理事ませんでした。

職場集会が開かれて厳しい意見を浴びせられました。

翌日から、ほとんどのアナウンサーが挨拶や仕事以外は

話をしてくれなくなりました。可愛がっていたつもりの

逸見政孝は、まったくの“シカト”状態です。“まっすぐな”

男ですから文句も言えませんでした。ハハハ。

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覚悟していたことですし、組織を守るためにはみんなの

行動は仕方がないと理解できました。まして、自分で

招いた事態ですから黙って耐えるしかありません。

もともと、親しかった後輩や、気持ちの優しい先輩の

何人かはそれとなく言葉をかけてくれましたが、逆に

申し訳ない気持ちでした。


70年代に入って、フジテレビ労働組合にはいろいろな

流れがあったようですが、詳しいことは知りません。

どちらにしても、やがてアナウンサーの大半が組合から

脱退し、時間の経過とともに、以前と同様にみんなと

接することが出来るようになりました。

「一人で脱退したあのとき、あと1年我慢していれば、

まったく波風も立たなかっただろうに」と、ここでも

反省しきりです。ハハハ。


えーと、あまり明るい話ではありませんが、ここまでは

このエントリーの“ふり”なんです。ハハハ。

今日書くのは、組合は組合でも“ク・ミ・ア・イ”とでも

書くべきかも知れない、あの人たちのことです。


この10年ぐらいでしょうか、この組合関係の人たちの

テレビへの進出はすさまじいものがあります。

番宣的なものをチラッと見るだけですが、「おネエ★

MANS」とかいう、司会のTOKIO・山口達也をのぞくと

出演者全員があちらの人、というものすごい番組まで

できました。ハハハ。

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昔は 丸山(美輪)明宏、ピーターがアーチストとして、

カルーセル麻紀がきわものとして出るぐらいでしたが、

今では、“あたりをはばかる”ことなく、むしろ それを

売りにして堂々と出演しています。


上記3人の次に、オカ○”だと公言してマスメディアに

登場したのは、おすぎとピーコだったでしょうか?

初めて彼らのけたたましいおしゃべりを耳にしたのは

1970年代のTBSラジオで永六輔か久米宏が司会をする

番組だったと思います。きわどい話を平気でするのが

“売り”でしたが、話の中身より声そのものが耳障りで

“へきえきした”というのが実感でした。ハハハ。


お断りしておきますが、私自身に排除したり差別したり

する気持ちはまったくありません。番組の中でイケメン・

ゲストに必要以上にべたべたするのを見ると「おいおい、

いい加減にしなさいよ」と言いたくなるときがあるのは

確かですが、それは単なる好き嫌いの話です。ハハハ。

ときどき、あまりの“あけすけさ”についていけないのは

年齢のせいだけではないでしょうが。


3時のあなた」に出ていたころ、サブカルチャー

大好きなディレクターがいて、お堅いプロデューサーの

反対を押し切って、新宿二丁目のあるクラブのショーを

そのままスタジオに持ち込んだことがありました。

そうは言っても“ありのまま”をテレビで放映することは

もちろん不可能です。ハハハ。


事前取材でクラブに行ったとき、そのおかしさに腹が

よじれるかと思うぐらい笑った記憶がありました。

見事に開き直り、ふつうの女性が持つ羞恥心を捨てた

彼ら(彼女ら?)のショーには凄みがあったのです。

幕が上がる前に流れた大音量の「ツァラトゥストラは

かく語りき」を忘れません。


しかし、ワイド・ショーの“慣例”でスタジオに入っていた

一般の女性視聴者たちの反応は・・・シーーン。ハハハ。


単なる“きわもの”として使い捨てにされるタレントも

多いでしょうが、中には、特別な能力を持っている人が

いるのは事実です。

美輪明宏が歌う歌には説得力があり、私はそれほどとも

思いませんが、妻は假屋崎省吾が活ける花はほかの人と

断然違うものがあるのだと言います。


芸術分野だけでなくアパレルや美容業界などに“組合”の

勢力は大きく根を張っているようです。気づかぬうちに、

最近では、テレビ・ショッピングの世界でもものすごい

実績を挙げる“組合員”が多いらしいのにビックリします。

決め手は話術・・・なんでしょうかね。


10年、15年前までは社会的な差別を受け、本人たちも

家族にひた隠し、世間にも公表せずにひっそりと生きる

ことが多かった彼らが、今ではほぼ市民権を得た“らしい”

のはご同慶の至りです。

少々心配なのは、あまりにも無遠慮な振る舞いが一部の

人たちの反感を買うのではないかということです。

「どんだけー」ぐらいまではいいでしょうが。ハハハ。

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このレザーのブルゾンは1990年にアイスホッケーの

世界選手権の取材で訪れたスイスのチューリッヒで

買ったものです。ブランドものではなく、値段が張る

ものでもありませんが、色味や風合いが気に入って

ずっと着続けています。

これを見るたびに思い出すのは 店員さんが典型的な

“組合員”だったことです。


“直接対決”は初めてだったので、少なからずこそばゆい

感じがありましたが、気持ちのいい買い物が出来ました。

このエントリーを書きながら「写真が難しいなあ」と

思ったのですが、クローゼットでこれを見つけたとき、

すぐに決まりました。ハハハ。


# by toruiwa2010 | 2018-10-14 06:28 | 自分的傑作選 | Comments(0)

私のバレーボール史

~ワールドカップ&春高バレー~

( 2012/06/01 初出 )              

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ロンドン・オリンピックのバレーボール世界最終予選。

女子はなんとかロンドンへの切符を手に入れ、今日から

男子が始まります。かつてはバレーボール“大国”だった

日本ですが、今ではオリンピックに出場するだけでも

もがき苦しまなければいけない時代になっています。


放送もTBSとフジテレビの共同です。

地上波が単体で巨額の放映権料を払えなくなっている

ことやレギュラー番組との兼ね合いで毎日ゴールデンに

時間枠を確保するのが難しくなっている空振りでしょう。

ほかのメディアに押され始めている地上波は局の垣根を

越えて手を組まなくてはいけなくなっています。

ファンは、見られればそれでいいんですが。ハハハ。

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19801月、鉄のカーテンの向こう側、ブルガリアの

首都 ソフィアに行きました。モスクワ・オリンピック

最終予選の取材でした。

フランクフルトで乗り換えたのはバルカン航空でした。

“国営”とは名ばかりで あとにも先にも、こんなに“怖い”

飛行機には乗ったことがないと思える代物でした。


腰回りが私の倍はあり、“ひげの濃い”スチュワーデスが

紙の皿にぶっといソーセージを一本、ぽんと乗せたとき、

取っ手に包帯を巻いたサモワールを手に紅茶を注ぎに

来たとき、震えあがりました。ハハハ。


このとき、日本女子はすでに出場権を得ていましたが、

男子はそれまでのいくつかの大会で条件を満たすことが

できなくて、これが最後のチャンスでした。

取材に厳しい制約があって、なにかとやりにくいことが

分かっていた東欧圏での最終予選をフジが放送したのは

東京オリンピックの“東洋の魔女”以来盛り上がっていた

バレーボール熱を逃がさないためです。

結局、この大会でも出場権はとれませんでしたが。

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会社が力を入れていたこともあって、バレーボールには

私もかなりのめり込みました。

初めてバレーボールと接したのは東京オリンピックです。

「スター千一夜」のために、優勝を決めた“魔女”たちに

インタビューしました。


このとき、キャプテン/セッターの河西昌枝には指先を

カメラに見せてほしいと頼みました。

監督の懇願して 彼女は“唯一の女らしさ”の証として

マニキュアをしていたのです。

初めはカメラに見せることを嫌がりましたが、無理を

言いました。普通の女性と同じ長さの爪にマニキュアを

施したその指先を見て、男勝りのプレーをしているのが

ウソのように思えました。


主力選手へのインタビューを続けている私にスタッフが

フリップを見せていました。「(残り)3分」、「2分」と

書いたボール紙で知らせているのです。

入社2年目で、まだ若かったとはいえ、一応プロです。

直接 そちらを見なくても私には伝わっているのですが、

うしろの席の控え選手の一人は私が気づいていないと

勘違いしたようです。教えようと、背中をつつかれた

ことを鮮やかに思い出します。ハハハ。

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毎週末、日本リーグがテレビで中継されるようになり、

日本バレーボール協会の前田豊副会長(女子)、松平康隆

専務理事(男子)のお二人が解説者として活躍されました。

何回コンビを組んだか分からないほどご一緒しました。

前田さんは優しい口調で分かりやすい解説でした。

先日、亡くなった松平さんは耳に心地いい歯切れのいい

口調で話されました。特に、選手たちにニックネームを

つけるなど競技の面白さを伝えようと情熱的でした。

東京オリンピックの熱気を単なる“ブーム”で終わらせず、

マイナーだったバレーボールを人気種目に仕立て上げた

功労者と言ってもいいでしょう。

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女子の試合の放送では生沼スミエさんが忘れられません。

水泳の木原光知子と並んでいわゆる“美人アスリート”の

ハシリでした。

私のキャリアの中で“呼吸が合った解説者”トップ5

入ります。うまい下手ではないのです。彼女と組んだ

放送のあとに「今日は失敗したなあ」と思った記憶が

ないのです。女性解説者にはありがちですが、選手に

関してネガティブなことが言えないというマイナス点を

除くと、仕事相手として最高に楽しめる人でした。


バレーボールの実況には長く携わりましたから思い出に

残る選手たちも大勢います。

2回春の高校バレーで準優勝した秋田・角館南高校の

荒木田裕子もその一人です。 記憶に間違いがなければ

左右両方の手でスパイクを打てるアタッカーでした。

しかし、このときは準決勝で左肩を痛め、右手一本で

奮戦しましたが、高田高校に屈しました。この試合の

実況を担当していたら涙腺が危なかったです。ハハハ。


日本で初めて開催された77年のワールドカップでは、

モントリオール金メダルのあと引退していた白井貴子・

前田悦智子・松田紀子が復活しました。

フジテレビとしては視聴率もほしいですが、彼女たちの

力を借りて日本列島を盛り上げ、大会を成功させれば

日本での永久開催に結び付くと考えたのです。

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フジテレビ・スポーツ部のK副部長が精力的に動いて

3人を口説き落としました。

女子は優勝、男子も銀メダルに輝き大会は大成功でした。

日本開催もずっと続いています。思惑どおりになった

わけです。同じように日本チームが活躍しても、舞台が

海外の場合と国内とでは盛り上がりがまったく違います。

もし、バレーボール・ファンの中に日本開催を有難いと

思っている人がいたら、その陰に、去年、故人になった

Kさんの活躍があったことを思い出してあげて下さい。

私にとっても、77ワールドカップは直前のヨーロッパ

選手権を取材するため、フィンランドに出張するなど、

充実した仕事をした思い出の大会です。

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81年大会はフジテレビのアナとして最後の仕事でした。

夏ごろから“異動”を申し出ていましたが、この大会中、

地方都市にいるときにホテルの部長の部屋に呼ばれて

「気持ちは変わらないのか」と、“念押し”されるなど、

精神的にはとても落ち着かない大会でした。ハハハ。


この大会には77年の優勝メンバー4人が解説者として

参加してくれました。体は大きいのですが、底抜けに

明るく、気持ちのいい“お嬢さん”wばかりでしたから

彼女たちと帯同するツアーは楽しいものでした。

ただし、食べる量、飲む量のハンパなさに驚きました。

何度か会食しましたが、普段 ほとんどアルコールを口に

しない私はもちろん、“体育会系”で自信があるはずの

スタッフも、次々にダウンさせられていました。

死屍累々。ハハハ。

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バレーはレシーブ・トス・アタックの繰り返しですから、

単純に見えますが、奥が深い競技です。

60~80年代ほどではないものの、人気は衰えません。

視聴率もいい結果が出ています。

私が現役のころ、現場の熱狂はカッコよさに惹かれて

若い女性が集まる男子の試合が圧倒していました。

しかし、テレビの視聴率は逆に“女子>男子”でした。

今はどうなんでしょうか?


# by toruiwa2010 | 2018-10-13 09:09 | 自分的傑作選 | Comments(0)

運命は踊る 90


フェルドマンの家のブザーが鳴らされた。ドアが開き

女が顔を見せた。訪問者が何かを言う前に、すべてを

察した女は気を失った。倒れかかる彼女を訪問者たちが

素早く抱きとめた。彼らは軍服を着ていた。兵士だ。

そっと床に横たえると手際よく鎮静剤の注射をして、

寝室に運んで行った。こういう場面には慣れているのだ。


立ちすくみ、その光景を見つめるミハエルのところに

兵士の一人がやってきて「息子さんが亡くなりました」

と告げた。冷たい口調ではなかった。


我が子の戦死を受け止められないミハエルはショックで

話ができなかった。兄が駆けつけてきた。

施設に入っている母には直接伝えに行った。

”兵士であるヨナタンの死”は正しく理解したが、

目の前のミハエルを上の息子と認識していた。


同じ3人の兵士がフェルドマン家をふたたび訪れたのは

最初の訪問から数時間後だった。新しいメッセージは

「大変な間違いだった。息子さんは生きている。

死んだのは同姓同名の別人だった」…

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妻のダフナや兄はそれを素直に喜びますが、ミハエルは

納得しません。得体のしれない怒りが爆発し、すぐに

息子を帰宅させろと要求します。

画面が変わり、国境警備についている息子・ヨナタンが

映し出されます。緊迫した様子はすこしもありません。

荒野の中の一本道をのんびり歩いてきたラクダのために

遮断機を上げてやったりします。


周囲の国々と常に緊張状態に置かれているイスラエルは

兵役に就くこと、家族を戦場に送ることに慣れていると

勝手に考えていました。しかし、一般市民のレベルでは

必ずしも そうではないことが分かります。


オープニング・シーンからおよそ10分間、ミハエルは

一言も発しません。強い衝撃、深い悲しみに支配された

ひとりの男をリオール・アシュケナージ―という俳優が

演じきっています。見事です。三国連太郎を連想します。

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退屈と思う人もいるでしょう。私は背筋が伸びるような

気持ちで見ました。

「運命は踊る」…なぜこの邦題になったのか不明だし、

大いに不満です。

原題はFOX TROT。ダンスの基本的なステップです。

日吉に通い始めたころ、東横線都立大学駅近くにあつた

ダンス教室で最初に教えられたのがこのステップでした。


どっちの足からだったか覚えていませんが、一歩ずつ

前に前に、横に横に、うしろにうしろに、横に横にと

足を運ぶうちに、元の位置に戻る…そんなステップです。

原題が言いたいのはそういうことだと思います。


参考(RottenTomatoes)

原題:FOXTROT

Tomatometer96

観客スコア:80


教誨師 75


死刑が確定した受刑者は拘置所で独房に収容される。

原則として髪型、服装は自由だし、作業もしない。

しかし、親族以外で面会が許されるのは死刑囚の精神の

安定に役立つと認められた者だけだ。


教誨師・佐伯保(大杉漣)もそんな一人だ。

彼は聖書を手に拘置所の一室で死刑囚たちと向き合う。

面会を希望しておきながら何も話さない男、関西弁で

賑やかに、とめどなくしゃべる女、無学なホームレス、

気のいいヤクザの組長、わが子が気になる気の弱い父親、

身勝手な理由で16人を殺した若者…

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大杉漣の遺作です。プロデュースも兼ねていたそうです。

彼が扮する佐伯の役割は会話を通して彼らが犯した罪を

深く反省し、心を乱さずに死を受け入れられるようにと

導くことです。ほとんど動きがなく、ワンショットも多い

映画ですが、その中でその演技力には説得力を感じます。


暗い映画ですが、平日の昼間にもかかわらず、有楽町・

スバル座は九分通りの入りでした。各サイトの評価が

ぴあ以外、軒並み高いのに驚きます。“大杉漣の遺作”が

高評価につながっているのかもしれませんが、いろいろ

不満があって私は“75点”としました。


大杉以外の演技が気に入りません。会話劇になっている

この作品ではセリフが作りものになったら台無しです。

ずっと、7月期ドラマ「dele(ディーリー)」で山田孝之と

菅田将暉が見せた自然体の演技を思い出していました。


“密室”の雰囲気を出したかったのでしょうが、音が響く

録音も不満です。会話の重みが伝わりませんでした。


予告編の最後に“なぜ、生きるのか”というフレーズが

浮かんでいました。それが本作のテーマなのでしょう。

しかし、作品の中で提示される6人の死刑囚との会話や

佐伯自身の過去からはそのテーマを感じませんでした。

大杉が本当に言いたかったのは何だったのでしょうか?


取材に基づく脚本だと聞きますが、突然、死刑制度への

疑問を投げつける若い死刑囚をはじめ、登場人物たちに

リアリティがありません。ウソっぽいのです。


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ラストで 振り向いて凝然と立ち尽くす大杉の表情が

強く印象に残りました。


# by toruiwa2010 | 2018-10-12 07:16 | 映画が好き | Comments(0)

北陸新幹線を佐久平で降りてタクシーに乗った。

雲に隠れた浅間山の方角にむかって走ること15分、

小諸と呼ばれる里の一角にその寺はあった。

広い敷地に本堂も堂々としたたたずまいだが、

あたりに人影がなく どの建物にも鍵がかかっていた。

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うろうろしていると、声がかかつた。住職のようだ。

頭を下げ、用件を伝えた。案内された本堂の片隅に

懐かしい人の顔があった。

豊田泰光…穏やかな笑みを浮かべている。


選手時代は近寄りがたい人だったが、引退したあと、

「プロ野球ニュース」でコンビを組むようになって

急速に仲良くなった。言葉のチョイスが絶妙だった。

会話のキャッチボールを楽しめた。

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トヨさんが眠つている寺がここ佐久平にあることを

知ったのは8月だった。息子さんから“三回忌法要を

すませた“とのハガキが届き、その中に亡父の遺骨は

方丈の厚意でここに預かってもらっているとあった。


はて、長野県小諸?

水戸商業高校出身だ。むしろ“野球部出身”だ。練習やら

“なんやら”で疲れはてしょっちゅう校長室で寝ていたと

聞いたことがある。親戚・友人・知人もいるはずだ。


福岡を本拠地にする西鉄ライオンズのスターだった。

茨城出身なのに誰よりも“九州男児”っぽい人だった。

奥さんも福岡の出身だ。そこにも、たくさんのファンや

知人がいるに違いない。

東京の広尾に長く住んでいた。土地との縁で言うなら

トヨさんの墓は東京にあるのが最も自然だ。


無沙汰を詫びたあと、住職からいろいろ聞かされたが、

なぜ、小諸なのかはよく分からなかった。

しかし、三回忌がすんでいるのに墓がないのは気になる。

帰宅してから親しい友人と話したが、寂しすぎる。


トヨさんに引かれて…

佐久平に戻って長野に行った。目的は善光寺だ。

ちょうど、本堂の前に出たとき、中央の石畳に沿って

大勢の人がしゃがみ込み始めた。何事かと思っていると

本堂から偉そうで“エラそうな”二人のお坊さんが降りて

来るのが見えた。

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手にした数珠(じゅず)でしゃがみ込んだ信者の頭を軽く

たたいて行く。“お数珠頂戴”というそうだ。この儀式は

不定期なので遭遇するのは“ラッキー”らしい。


結婚式を終えたばかりのカップルにも遭遇した。だいぶ

ついているのかもしれない。ハハハ。

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ここ数年 朝と夜の二食だが、信州に来てそばを食わない

バカにはなりたくないので、最初に見つけた店に入って

ざるを注文した。しっかりコシがあって食べ応えがある

そばだった。

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空殿光院嶽真法大居士


…トヨさんの戒名はそう読めた。

5文字目は正確には“泰”ではない。仮にそうだとしても

トヨさんにまつわる文字は2文字しかない。終生 深く

関わった野球にからんだものが一切ないのはなぜか?


# by toruiwa2010 | 2018-10-11 08:04 | Comments(0)

09/08

大谷翔平 めざましい活躍だ。

いくら褒めても褒めたりない。

出場3試合連続で4ホーマーはたまげる。

しかし、新人王は100%ない!

よほどのことがない限りNYY

アンドゥハ-に及ばない。

たしか、3人連記だから、3番目に名前を

書く記者は多いだろうが、1位票は

LAの記者でもどうか?

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日本のメディアが騒ぎ始めた“大谷の新人王”について

私が初めて言及し、完全否定したのがこのツイートだ。

翌日、ブログで補強した。大意は以下の通りだ。


投票は全米野球記者協会のメンバーが行う。

ただし、全員が投票するわけではない。

ア・リーグの球団がある15都市から選ばれた

2名ずつ計30人の記者だけが投票する。

順位をつけた3名連記で。


多くの記者がヤンキースの二人、アンドゥハ-、

トーレスを上位に書くはずだ。

3位にShohei Ohtaniと書く記者は多いかも

しれないが、1,2位に書くのはロサンゼルスの

記者ぐらいではないか。


大谷は、限られた出場試合の中で打者として

立派な成績を残し、投手でも4勝した。

しかし、私は3人を冷静・公平にくらべたら

記者たちはアンドゥハ-の年間を通しての

活躍をより評価すると思う。


今でもこの考えに大きな変化はない。大谷の実績を

過小評価するつもりはもちろんない。投票システムを

知っているし、記者たちの良識が働けば、間違いなく

そうなる…と信じていたからだ。

しかし、最近の報道を見ていると、日本だけではなく、

冷静なはずの現地のメディアからも“大谷有利”の声が

日増しに大きくなっている。


ベースボール・アメリカという野球専門誌が“大谷を

MLB新人王に選出した”とネットが報じていた。

1980年創刊だと言うが、当時、何度もアメリカに渡って

MLBを追っていた“この私”が聞いたことがない。

権威ある…とネットが書いているが、それはどうかな?

私が知っている“権威ある”野球関連の雑誌(サイト)

ベースボールマガジンだし、スポーティングニュース、

スポーツイラストレーテッドだ。

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ただし、いい加減なメディアではなさそうだからこれで

一つの“流れ”が生まれる可能性はあるかもしれない。


不可能と思える期待に応えて

世界最高レベルの野球で

投手として打者として光り輝いた。

だから、大谷翔平は2018年の

本誌新人王である。


ベースボール・アメリカ誌は選出理由をそう書いている。

普通の野球ファンが大谷を推す理由だったら分かるが、

本場にもこういう考え方をするメディアが存在するなら

”アンドゥハ―推し”の私も気持ちがぶれる。ハハハ。


104試合.285(326- 93) 22HR 出塁率.361長打率.564

149試合.297(573-170) 27HR 出塁率.328 長打率.527


 

上が大谷、下がアンドゥハーの公式戦の成績だ。大谷は

このほかに投手として42敗、防御率3.31を残した。

数字だけで比べると、非常に微妙だが、年間を通して

貢献したアンドゥハーが優位だと“頑固な”私は考える。


しかし、ここにきて、現地の各種メディアからも大谷が

アメリカの野球ファンに与えた“二刀流”のインパクトを

改めて評価するようになっていることは見逃せない。


記者投票はすでに終わってるはずだ。発表はワールド・

シリーズが終わったあとになる。ポスト・シーズンに

影響を与えないためだ。かつて、日本プロ野球で阪神の

村山実と小山正明がともにずば抜けた成績を収めた年、

日本シリーズの前に村山の受賞が発表されてチーム内に

“さざ波”が立ったものね。


発表は日本時間の1113日になるようだ。

1ヶ月前に“100%ない”と言い切った私だが、大谷の名が

発表されれば素直に喜ぶ。アンドゥハーが選ばれたら、

そこに示された現地メディアの一定の“良識”を喜ぶ。


それにしても、この成績で新人王が取れないとなると、

アンドゥハ-は気の毒だよね。


# by toruiwa2010 | 2018-10-10 06:56 | メジャー&野球全般 | Comments(0)