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岩佐徹のOFF-MIKE

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遺産整理&遺言信託~金はかかるけどお~ 17/12/11

先月半ば、京都で紅葉をめでたあと、芦屋に行った。

長兄が遺した資産の相続の整理を銀行に依頼してあったが、

その作業が大詰めに近づいていた。

さかのぼって、記憶を頼りにできるだけ詳しく書く。


7月半ばに兄が亡くなった。

私はすでに芦屋を引き払い、東京の自宅に戻っていたので

時間を節約する目的もあって慌ただしく事後処理をした。


昼近くに“危篤”の知らせを受け、すぐに自宅を飛び出した私は、

夕方には病院につき、事務の人たちと所定の手続きを済ませて

新幹線の中から手配してあった車に兄の棺を乗せて葬儀社に

運んでもらった。慌ただしすぎるが、事情はこうだ。


新幹線の私に電話があった。病院に先着した次兄からだった。

「病院の霊安室はできるだけ早く開けてほしい」と言われた…

ということだった。病院に紹介されたいくつかの葬儀社に

新幹線から電話して、費用や病院との距離などで一社を選び、

とりあえず車を手配したのだ。


翌日、市内で荼毘に付した。列席したのは 私と、市内に住む

次兄の家族だけだ。兄を愛していた妻は来なかった。決して

冷たいわけじゃない。

“亡くなった顔は見たくない。元気なときの顔を覚えておきたい”

という考え方を持っていることを知っているし、ほかの事情も

あったので来なかった。私が了解していればそれでいい。

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その日のうちに、銀行に行って口座を閉鎖、近くの郵便局に

回って、同じく口座の閉鎖と郵便物の東京への転送を頼んだ。

翌日は 再び銀行で兄の遺産整理を依頼する手続きをした。

私は東京に帰るし、持病を抱えた次兄はあまり動けず、相続に

関わる膨大な作業はとても手に負えるものではないと判断して、

相談した結果、銀行に任せることにしたのだ。


膨大な作業…とにかく、やることが山ほどある。

全貌はよく分からないが、相続人が次兄と私だけであることを

確定させるために かなり“さかのぼって”確認する必要があり、

そのために、たくさんの戸籍謄本を取り寄せることから始まる。


亡兄の場合は、後述する”遺言信託”のために、途中まで作業を

進めていたので 多少 手間が省けたらしい。いずれにしても、

これに加えて、兄の資産を確認する。負債がないかを確認する。

亡くなったあとも払う金、入ってくる金があって、その“プラス

マイナス”を処理する…細かい作業だし、専門的な知識がないと

とても対応できない。


兄が亡くなったあと“相続人代表”になった私のところには、

その後、かなりの量の書類が郵送・転送されてきた。

税金など、払うべきものは払い、兄に代わって受け取る金を

振り込んでもらう口座を連絡する。

たとえば、口座を閉めたために受け取れない年金がある。

“未払い年金”と言う。私が相続人代表であることを証明して

申請する。送られてきた書類には、同居していたか、家計が

一つだったかなど、未払い年金を受け取る資格を証明せよ…

的な設問が並んでいた。電話をして「同居はしていなかったし、

家計も別だった。近くに部屋を借りて週に何度か通って世話を

していた“だけ”だ。これは資格なしということか?」と問うと、

「いや、その旨書いてくれれば認められると思う」と言うので

その通りにした。

…振り込まれるまで2ヶ月半かかった。


遺産整理はなかなか進まなかった。

8月初め、芦屋の銀行で委任の契約を交わしたのと並行して

次兄と私の相続税申告、亡くなった兄の今年の準確定申告を

税理士に依頼した。


3ヶ月が経過して、呼び出しがかかったのが先月半ばだった。

亡兄が遺した財産の目録が完成した。各金融機関に連絡して

残高を確認したり、証券会社で保有する株や証券を確認したり…

そりゃまあ、時間がかかるのはしょうがないなあ、という感じ。

ハハハ。


次兄と私に、税理士と遺産整理チームのリーダーが説明した。

要は、「お兄さんはこれだけの財産を遺しています。あなた方が

相続するのはそれぞれこういう金額になります」ということだ。

こまかいし、聞いても理解しきれない二人の話を聞いたあと、

「これで結構です」という承認の書類、今後の作業に必要な

書類への署名と押印をして、ほぼ1時間で終わった。


最終的に財産分割が終わって私たちの口座に振り込まれるのは

まだ先の話だ。まず、証券類の売却に相当 時間がかかるそうだ。

たぶん、年をまたぐことになるだろう。急がないし。

証券会社にしてみれば、“金が逃げていくのだから”と 処理する

優先順位があとになるようだ…と、これは別の銀行関係者の話、

真偽のほどは分からない。ハハハ。


後述する…とした“遺言信託”については

改めて書くことにします。

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by toruiwa2010 | 2017-12-11 08:17 | 芦屋から | Comments(2)
Commented by Vevey at 2017-12-11 18:56 x
岩佐さん、こんにちは。
遺産整理、子どものいない私達夫婦はお互いにきょうだいがあり、その子どもも複数おり、遺言信託がどういうものか?興味があります。
施設に入るとか、自分たちで使い切ってしまえばいいかもしれませんが〜余計な問題にはしたくないので、準備はしておこうと思います。

このブログのお陰で色々と勉強させていただいています。
Commented by toruiwa2010 at 2017-12-11 19:00
Veveyサン、こんばんは。

参考になったら嬉しいです。
予想外のことがいろいろあります。
遺言信託…はともかく、禍根を残さないために
少なくともきちんとした遺言は書いておくべきですね。
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