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岩佐徹のOFF-MIKE

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”鳥肌”をどう使うか?~自分的傑作w選~18/01/21

ト・リ・ハ・ダ (2005.06.05 初出)


終盤に向かって次第に減っていきますが、今回は島村、久保田、

田中、鍋島、私と、5人の実況アナがパリに来ています。

司会の進藤さんを入れると、TBSNHK、テレビ東京、tvk

山陽放送、そしてフジテレビの私と、全部で6人の元局アナが

集まったことになります。

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これだけアナウンサーが揃うと、出番待ちや会食のときなどに

「実況」や「アナウンス」の話が出てくるのは“自然”でしょう。

その流れで、「言葉」が話題になることも多いです。

昨日の焼肉屋では、こんな話になりました。


フローラン・ダバディが私に「男子決勝はどうなりますかね」と

聞いてきました。

私が「いや、その前に…昨日の試合(ナダルvsフェデラー)

えらい失敗をしちゃったよ。試合のあとのスタンディング・

オベーションを見て、つい“わあ、鳥肌が立ちますね”と言って

しまったんだ」と話したのですが、途中から、前の席の島村、

右隣の進藤両アナが首をタテに振り始めました。ハハハ。


「いい話のときは使わないと分かってるのに」と続けた私に

誰かが「何て言うんですか?」と声をかけてきました。

進藤さんがすかさず「身震いするとか…」と答えました。

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たびたび書いていますが、もともと“正しい日本語の伝え手、

アナウンサー“という考え方は断らせてもらっています。ハハハ。

そんなものは、そういうことにこだわるアナウンサーたちに

まかせて、自由で、気持ちが伝わる言葉を使って実況するのが

一番だと考えていますから。


で、そんな私がやってしまった失敗ですが、これはやっぱり

やらない方がいいかな?と…よく考えます。

しかし、素直じゃないですから、進藤さんの「身震い…」に

ほぼ全員が感心したり、納得したりしているのを聞きながら、

「だって“身震い”はしなかったし、“鳥肌”は立ったんだもの」と

考えていました。そんなときはどうすればいいんだ?ハハハ。


アメリカ英語には、“goose bumps”(ガチョウのぶつぶつ)という

ことばがあります。嬉しいことに、例文の中に「感動して I had

goose bumps」などもありました。


今はどうか知りませんが、昔の辞書には「怖い思いをしたとき、

恐ろしいものを見たときなどに使う」とされていました。

感動したときにも同じ現象が起きるのですから、差別するのは

変じゃないかな。嬉しいとき、悲しいとき、あるいは怖いとき…

どんなときでも「なみだ」は「なみだ」じゃないですか。

屁理屈?ハハハ。


ああ、やっぱり、私はアメリカで生まれるべきだったんだなあ。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-01-21 08:11 | 自分的傑作選 | Comments(0)
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