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岩佐徹のOFF-MIKE

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どうしても実況が気になる~松チャンと同じ職業病だね~18/02/14

昔、サッカーの日本選抜vsユベントスを実況した記憶がある。

関西の競技場だった。たしか三浦知良のゴールで先制したが、

追いつかれ、追い抜かれて負けた。もともと力が違うのだから、

そんなものだろう…と思い、淡々と実況したが、隣りにいた

解説の加茂周、奥寺康彦さんが放送後、がっくり肩を落として

いるのを見てビックリした。

テニスで、松岡修造や伊達公子の試合を担当しても同じだった。

どうも、出産のとき、母は 私に“愛国心”を植え付けることを

忘れてしまったようだ。ハハハ。


12日の女子スノーボード・ハーフパイプに出場した大江光は

予選の1本目うまくいかず、24位だった。実況アナウンサーは

「大江は24位」という言い方をした。決して間違っていない。

しかし、出場選手は24人だから、最下位なんだよなあ。

単に”24と言っただけでは、その試合の全体像を伝えた

ことにならないのではないかと思う。この件について呟いたが、

言葉足らずだったり、例が不適切だったりで言いたいことが

うまく伝わらなかった。

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そのときその場にいる者にしか

分からないことを、その場に

最もふさわしい言葉で伝える。


実況者の使命をそう考えていた私には、“24という言い方が

現実から目を背けているように聞こえてはなはだ不満だ。

種目の担当が決まってからの長い取材を通じて選手やチームと

親しくなっているだろうから、できるだけネガティブなことを

言いたくないという気持ちは分かる。“最下位”がきつすぎると

思うなら、せめて「何人中の何位」と言わないと。


オリンピックや世界選手権は出るだけで大変…分かってるよ。

しかし、実況者が事実を伝えないでどうする?

競技に精通していない者が見ても、明らかに失敗だったのに

「“わずかに”着地が乱れました」、「もしかすると回転不足かも

しれません」などと言うことが多い。結果として、視聴者は、

解説。実況お話から想定した得点と採点結果とのギャップを

埋めるのに苦労する。

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「運命の2回目が始まります」…出ました!と思う。ハハハ。

強風で競技の開始が遅れているのに、何度も“中断”と表現した

女性アナもいた。気がついたスタッフはいなかったらしい。

最後までそのままだった。


…グダグダ書いてきたことは、私が“元職”だったからだと思う。

自分がヘッドセットマイクをつけて放送席に座ったら、どんな

実況をするかは見当もつかない。「さあ、運命の…」と言うかも。

ハハハ。


一種の職業病だね。

45年前、コロッケさんがやった長渕剛の物まね。

どうしても、“仕事脳”で見てしまう。

この仕事をやっていて一番悲しいことやね」


先日の「ワイドナショー」で、普段、爆笑することはあるか?

と聞かれた松本人志の答えだ。分かる。分かるなあ。テレビで

スポーツ中継を見ると、どうしても実況が気になる。

“同病の士”が日本中にどっさりいるはずだ。ハハハ。


今日の話は、一般の人には理解しにくいだろうなあ。ごめん。


*お気づきかもしれませんが、

 昨日からコメントの承認制を

 やめました。ご自由にどうぞ。


by toruiwa2010 | 2018-02-14 08:45 | アナウンサー・実況 | Comments(0)
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