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岩佐徹のOFF-MIKE

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JAM :「日本人はいませんでした」~“嬉しそうに”は言わんだろう!~18/03/13

正月に日本テレビの「歌唱王」を見ました。

全国から集まった“歌うま”が日本一を争う毎年恒例の番組です。

予選を勝ち抜いた14人の中で審査員から圧倒的なポイントを

受けた女性がいたのですが、優勝したのは別の男性でした。

今日のテーマと関係ないので詳しくは書きませんが、この番組、

毎年 採点方法がおかしいんです。ハハハ。


決勝の9人目に出てきた少年がThe Yellow MonkeyJAM

歌いました。バンド名は知っていましたが、22年前に発売され、

60万枚売った”というこの曲を聴くのは初めてでした。

歌詞に特徴があり 歌もうまいので聴き入っていると、どんどん

内容が暗くなっていきます。特に“あの偉い発明家も 凶悪な

犯罪者も みんな 昔 子供だってね“あたりからはもう…。

そして、“外国で飛行機が墜ちました”という歌詞が出てきて

愕然としました。しかも…


♪外国で飛行機が墜ちました

ニュースキャスターは

嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでした」

「いませんでした」「いませんでした」…

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「ええっ!こんな歌詞の歌があったの?」とビックリしながら、

同時に、私の頭に浮かぶシ-ンがありました。

30年ぐらい前のことです。たしか、インドだったと思いますが、

海外で飛行機の墜落事故が起きたときです。

ニュースの放送中に飛びこんだ第一報を伝えたキャスターが

余計な一言を付け加えました。


乗客の中に日本人はいませんでした。

不幸中の幸いでした。


ネット局からキャスターとして出向していたアナでした。

私より先輩です。経験も豊富なはずなのに、何をどう考えて

そんな愚かなことを言ったのかは分かりません。

外国人なら犠牲になっていい…などと思うはずもないのですが、

照明が当たるスタジオでカメラに向かって話すキャスターは、

ときにとんでもないことを言ってしまうようです。


現場からリポートするときも同じです。

“舞い上がる”と言えばいいでしょうか、現場の状況に圧倒され、

考えがまとまらないうちに思ってもいない言葉が飛び出して

しまうことがあります。

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日本を代表するジャーナリストだった筑紫哲也でさえ、阪神・

淡路大震災のときに、上空のヘリから、立ちのぼる煙を見て

「温泉のようだ」と言ってしまったと聞いています。

普通、この表現はあり得ないのですが、何かが大ベテラン・

ジャーナリストの口元を狂わせたのです。


東日本大震災のときにも、スタジオに出演した防災の専門家が

「こんなに見晴らしのいい釜石は初めて見た」と現地の印象を

話しているのを聞いてしまいました。「やれやれ」と思いましたが、

立場が変われば誰でもが同じミスをする可能性を持っています。

状況に合わせて言葉を選ぶのはつくづく難しいものです。


話がそれてしまいました。

♪ニュースキャスターは

嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでした」

「いませんでした」「いませんでした」…


は 画面に出た字幕を見た瞬間からすごく気になってます。

もしかし、JAMの作詞者は、上記の“不幸中の幸い”を聞いて

こう書いたのかもしれません。

ただ、いくらテレビが“ダメ”でも、どんなに“堕落”していても、

“嬉しそうに”言うキャスターはいません。断じて、いません。

いたら、お目にかかりたいです。ハハハ。


そして、付け加えておきますが、地球が小さくなり(比喩的に)

日本人の活動がグローバル化しているいま、海外で大きな事件・

事故が起きたとき、被害者の中に日本人がふくまれているか

どうかはとても大事な情報です。伝えるのが当然です。

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*たまたま、昨日の午後、ネパールで旅客機の

 墜落事故が起きました。乗客の中に日本人が

 いたかどうかを現地の大使館が確認中…と

 各メディアは伝えています。午後から夕方の

ニュースでは「日本人はいませんでした」と

コメントが変わることでしょう。

“うれしそうに”伝えるキャスターがいたら

ぜひ、教えてください。


by toruiwa2010 | 2018-03-13 08:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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