ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カルチョ、なつかし!~自分的傑作w選~18/04/15

私のカルチョが消えてゆく

~デルピッポ、ネスタ、ガットゥーゾ~( 2012/05/22 初出 )

d0164636_07321898.jpg




右足でキックしたボールがゴール左隅のネットを揺らした瞬間、

ドログバはこの日 2度目のヒーローになりました。もちろん

個人の喜びはどうでもよかったでしょう。

チーム競技のよさは、何があっても最後は仲間が全員で喜び、

全員で悲しむところにあるのですから。

チェルシーにとって初めてのビッグ・イヤーですか。

オイル・マネーにものを言わせて、手当たり次第にいい選手を

獲得しまくっていた時期があり、とっくの昔に優勝していたと

錯覚してましたが。ハハハ。

d0164636_07314322.jpg







前夜、横になってからこの日が決勝だったことを知りました。

わざわざリビングに戻ってビデオをセットするのも面倒なので

“間に合えば見る”というスタンスで臨んだのですが、起きたら

延長が始まるところでした。ハハハ。


あまり積極的ではなかった理由は実況です。

ボリュームを下げて見ましたが、この人独特のテンションと

リズムが私のフィーリングと大きくかけ離れているのです。


ゲーム中ほとんどしゃべりっぱなしになるサッカーの実況は

プレーを描写する時間が長いので、この二つが合わないと、

見ていて“苦痛”です。

彼には、競馬でもサッカーでもファンがいるようですから、

ぴったり合う人もいるのでしょうが、私はまるでダメです。


これで、ヨーロッパのサッカー・シーズンは終わったことに

なるんですかね。以前は、UCL決勝のあとも、スペインの

リーグが続いていたような気もしますが

最近は、こまかいことがまったく分からなくなって。ハハハ。

d0164636_07314729.jpg







WOWOWがセリエAの放送が始めたのは19919月でした。

初めはほとんど無関心でした。よほど熱心なファンでなければ

「それ 何?」という存在だったと思います。

プロデューサーは私がフジテレビ時代にサッカー実況の実績が

あることを知らず、ラジオのアナウンサーを起用していました。

頭にきて余計興味を持つ気持ちになれませんでした。

ショート・テンパー。ハハハ。


しかし、10月の半ばごろ、そのプロデューサーが私のところに

やってきました。

11月にダービーというビッグ・マッチを現地から放送する。

ぜひWOWOWのアナウンサーでやりたいのだがどうか?」と。

すぐにOKしました。待ってましたから。ハハハ。

d0164636_07315259.jpg







意気揚々とミラノに乗り込みましたが、「やれるさ」と見得を

切って引き受けた手前、下手な実況をしたら笑いものになると、

内心は不安だらけでした。

そのときのミラン、インテル、両チームのメンバーがこれです。

d0164636_07313959.jpg















お分かりのように、ミランにはファン・バステン、フリット、

ライカールトというオランダ・トリオが、対するインテルは

マテウス、クリンスマン、ブレーメのドイツ・トリオです。

当時、世界最高のリーグと言われたセリエの中でもひときわ

華やかな顔ぶれがそろっていました。

ファン・バステンのゴールでミランが先制し、クリンスマンの

ボレーでインテルが追いつくという素晴らしい展開になって、

サンシーロは大いに盛り上がりました。


その後も ダービーは毎回、行っていました。カルチョは私の

サッカーの原点です。


中でも、ACミランは私の好みのチームでした。

このときのメンバーは布陣まで鮮やかに目に浮かびます。

GKロッシ、DFは右からタソッティ、コスタクルタ、バレージ、

マルディーニ。中盤は中央にアルベルティーニ、サイドに

ドナドニとライカールトで、フリットは“自由に”ポジションを

変えていました。


トップはクリンスマン、少し下がり目にマッサーロです。

そして、この年、前任者のアリゴ・サッキからバトンを託された

ファビオ・カッペッロが指揮をとっていました。懐かしい!

d0164636_07315632.jpg





数年前にマルディーニが引退しました。ネスタ、インザーギ、

ガットゥーゾも今シーズンが最後になると聞きました。

ネスタはスマートな選手でした。足が遅くなってからはかなり

厳しかったですが。

何度 オフサイドを取られても、繰り返しDFの裏に飛び出す

インザーギは実況しがいのあるFWでしたし、一発レッドを

とられてもおかしくないタックルで相手を威嚇するファイト

むき出しのガットゥーゾも好きなタイプの選手でした。

「漢字にすると“根性”」の早野語録とともに。ハハハ。


ミランの次に好きだったのはユベントスでした。

スキャンダルでセリエBに落ちていた時期もありましたが、

2011-126シーズンぶりにスクデットを獲得しました。

見事な復活優勝です。トリプル増毛疑惑”のコンテ監督1年目の

快挙にビックリです。ハハハ。

メンバー表を見ると、知っている選手はデル・ピエロ、ピルロ、

ブッフォンしか残っていません。一時、引退かと噂されていた

デル・ピエロは「まだやめない」と言っているらしいですが、

もう、かつてのプレーは期待できないでしょう。

d0164636_07320500.jpg







プラチニの名を挙げる人がいるかもしれませんが、あの華やかさ、

プレーした長さ、Bに落ちたときも留まったことを考えると

ユベントスと言えばデル・ピエロです。

セリエやCLで何度も実況しましたが、ゴールラインが近付き、

45度でボールを持ったときは期待して呼吸を止めたものです。

ハハハ。


私がセリエのレギュラー・シーズンの実況陣に加わった9394

シーズンは 彼のプリンスとしての華々しいデビューと重なる

だけに思い入れが強いのです。

“当たり”には強くなかったものの、ひと目見たときから、その

美しいプレー・スタイルにはすっかり魅せられました。

d0164636_07320956.jpg








ここ数年は、セリエを見る機会がありません。

Twellvでミランの試合を放送しているのは知っていますが、

なかなか食指が動きません。サッカー自体、代表の試合ぐらい

しか見なくなりました。


私が愛したカルチョがどんどん遠くなります。トホホ。


ネット上でこんなものを見つけました。

98-98シーズンのペルージャvsカリアリです。 

http://bit.ly/KDpXvy

いいところばかり編集してありますから、

自分で言うのもなんですが、なかなかGJです。

ハハハ。

このシーズンは中田がセリエ入りしました。

私のサッカー実況ではこのころがピークだった

かもしれません。たいしたことねえな…などと

言わないように。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-04-15 08:16 | 自分的傑作選 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード