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岩佐徹のOFF-MIKE

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“麻生太郎は男でござる”・余聞1~自分的傑作w選~18/05/19

実績や政治手法を取りざたされる首相は

多いですが、権力の座を去ったあとも

キャラクターを語られるのは珍しいかも

しれません。私は この人、好きです。


”ふしゅう”ってなによ?

(2008.11.17初出)

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昨日の「サンデーモーニング」で国会で答弁する麻生総理の

ビデオが流れてきました。

田母神元航空幕僚長の“論文騒動”にからんで、戦争責任に

ついての認識を問われて「…いわゆる村山談話を○シュウ

しております」。


私がヘキサゴン並の“珍答弁”に初めて触れた瞬間です。

よく聞き取れなくて、あえて言えば「フシュウ」かなあと

思いながら聞いていました。そんな言葉、あったっけ?

「腐臭」じゃ、意味が通じないし… ハハハ。


文脈からは、どう考えても「トウシュウ(踏襲)」でしょう。

ビデオが終わって画面がスタジオに切り替わったとき、

女性のゲストふたりがニヤニヤしながら話し合っている

ところが映りましたから、彼女たちも「なんだか変ね」と

思ったに違いありません。スタジオでのトークでは、誰も

そのことに触れませんでした。たしかに、触れにくいのも

分かりますが。ハハハ。


私はそのときまでこの件について何も知らず、“総理大臣が

まさか”、という思いがあって、戸惑っていたのですが、

数日後の朝日に“首相、「踏襲」は「とうしゅう」です…”と

見出しがついた囲み記事を見て、間違いなく“間違い”だと

知って、腰が抜けるほどびっくりしました。ハハハ。

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“踏襲”…読み方が難しいですが、誰もが中学・高校時代に

出会っている言葉のような気がします。

いえ、誰にだって“落とし穴”のように、大人なら大多数が

知っている漢字の読み方を知らない、あるいは間違って

覚えている言葉があります。


しかし、ほかにも、“未曾有(みぞう)”みぞうゆ頻繁

(ひんぱん)”はんざつ!と間違えたらしいですから、

ちょっとねえ…。

「太郎ちゃん、やっちゃったねえ」と、野党はもちろん、

“ザ・ニュースペーパー2”や与党の一部までを大喜ばせて

しまいました。ハハハ。


記事によると、“ふしゅう”はこのときが初めてではなく、

10月の委員会でも言っていたそうですから、そう読むと

思い込んでいたのでしょう。

国会は、“本人ではなく”、関係セクションに問い合わせ、

その結果「踏襲の意味だ」との感触を得て、議事録にも

“踏襲”と記載しているようです。


10月の時点で本人にも確認してくれていれば、天下に

恥をさらすことは一度ですんだのに。

総理大臣ともなると“鈴をつける”のが難しいのでしょう。

鳩山邦夫あたりならうまくやったような気もしますが、

“定額給付金”の扱いをめぐって二人の間にも“ねじれ”が

あるようで…。ハハハ。


しかも 記者につっこまれて「あ そう。単なる読み間違い、

もしくは勘違い。はい」…“恥の上塗り”は知ってるかな?

ハハハ。


私も、他人の間違いを正すのは“苦手”な方です。後輩の

アナウンサーがミスをしても「ああ、間違ってるなあ」と

思うだけで「ま、いいか」となることがほとんどでした。

タイミングとか、「どう話すか」とか考え始めると面倒に

なってしまうのです。先輩のあり方としてはダメですね。


大阪出身の逸見政孝にアクセントの間違いを指摘したとき

「いえ、これはアクセントが二つあります」と切りかえ

されたのが“トラウマ”になっているのかも。ハハハ。


記憶の中で 後輩の間違いを指摘したのは二度ぐらいです。

お気に入り、人気者という意味の英語“favorite”のつもりで

ファボリットと発音していたときと、文脈から考えて、

明らかに“食生活の改善”の意味で使われていた“diet”

ストレートに“減量”と訳していたときです。


前者は多くの視聴者が気づく可能性があるし後者は、

“減量”でも、意味が通じてしまうだけに厄介でした。

しかし、“できるだけ優しい”言い方で指摘しました。

ハハハ。

素直に聞いてくれてよかったです。どう受け取ったかは

分かりませんが、ミスを重ねないうちに言って上げられて

よかったと思っています。


「他山の石とする」「人のふり見て我がふり直せ」という

ことわざがあります。総理の“勘違い”のおかげで、国民の

すべてが言葉に気をつけるようになればいいのですが。

なるわけないか? ハハハ。


援軍あり?

元朝日新聞編集委員:川村二郎の記事

(2008.11.24初出)


私はKY・麻生太郎を応援する立場にありません。***

KYは空気が読めないではなく、漢字が読めないです。

ハハハ。

しかし、ホテルのバー通いをからかったり、カップめんの

値段を知らないことで庶民感覚を疑ったりするマスコミの

的外れな批判にはうんざりしています。

「居酒屋で若者たちと会食したあと、高級ホテルのバーに

向かった」と書かれていました。皮肉のつもりでしょう。

「なぜ、行ってはいけないのか?」、「前からの約束なら

仕方がないんじゃない?」と思います。どうなんだろう。


ジャーナリズムの基本が“反権力”、“反体制”であることは

よーく理解しているつもりです。解散を先延ばししたり、

“定額給付金”で右往左往したりする政権を批判するのは

いいと思います。

しかし、どんなときにも“バランス感覚”は必要でしょう。

大向こうに受けるようなミスにとびついてはしゃいでいる

ようでは、イザというときにジャーナリズムとしての力を

発揮できるのかと疑問に思ってしまいます。

もっとも、“国の舵取り”以前に、小中学生にも分かって

しまうような“ボロ”をこれほど重ねる首相を見ていると、

気持ちも萎えますが。ハハハ。

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自宅では、ずっと朝日新聞を取っています。

“中道右派”なのに、なぜ?と思われるかもしれませんが、

政治経済、社会、スポーツ…ジャンルを問わず、出来事の

事実関係を正確に把握するなら朝日だと思うからです。

よって、社説は見出ししか読みません。どうせ、にわかに

賛成しがたいことが書かれているに違いないからです。

ハハハ。


そんな私ですが、先日、面白い記事を読みました。

長くなりますが、引用すると…


新聞やテレビは、それがどういうものなのか、

ろくに調べずに、わからないまま遠巻きにして

文句を言うクセがある。今回のように、有名な

ホテルのバーが話題になると、値段が高いものだと

思い込んでいる。しかも、主役は裕福な家に育ち、

豪邸に住む首相である。庶民感覚を振りかざして

騒ぐには、絶好の題材なのだろう。見苦しい。


報道によると、首相のいくホテルは国賓クラスや

内外の要人が利用するところばかりである。(中略) 

そういうホテルのバーはガブガブ飲んで騒ぐような

客はいないし、明朗会計だから安心して雰囲気を

楽しむことができる。ちょっと気取ってみたい

ときにはぴったりの場所だ。


首相がホテルのバーにいくことを報ずる新聞や

テレビに共通するのは、「はじめに結論ありき」

という姿勢だ。結論とは、「首相は贅沢で、庶民の

感覚などわかるわけがない」ということだ。

どの報道も似たり寄ったりになるのはそのせいである。

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…いちいち、もっともだと思います。

“四面楚歌”とも言うべき状況に置かれている総理にとって

涙がこぼれるほど嬉しいに違いない“サポート記事”です。

しかも、これを書いたのが川村二郎という“元朝日新聞の

編集委員”、掲載されていたのが週刊朝日(“「高級ホテル

バー通い」考”)でしたから、ますます“超ありがたい”

援軍というべきでしょう。

この人は“現役”時代にどんな記事を書いたのだろうかと、

考えこんでしまいました。ハハハ。


初めに“ジャーナリズム=反権力と心得ると書きましたが、

幸か不幸か、我が国の日本のジャーナリズムにとっての

反権力とは、すなわち“反自民党政権”でした。

自民党以外の政党が本格的な政権を握る日が来たときに、

新聞やテレビの今の論調が変わるかどうかに大きな興味が

あります。その意味で、民主党には早くその座について

ほしいです。


それにしても、麻生太郎ほど発言の一つ一つがこんなに

たくさんの角度から注目される総理大臣は珍しいですね。

さて、次は何をどう言い(読み)間違えるか?

口を開くときにはくれぐれも…ハハハ。


*明日は都合により休みます。

あ、 “とごう”じゃなくて“つごう”なんで、よろしく。


***言い訳がましいですが、“応援”はしていません。

 あんまり一方的にたたかれてるのを見ると何か

言ってやりたいのです。やっぱり、応援か?

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-05-19 07:35 | 自分的傑作選 | Comments(0)
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