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岩佐徹のOFF-MIKE

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小銭じゃらじゃらモンダミン!~よみがえった芦屋の記憶~18/06/15

2月ごろだったと思う。なぜかこの冬 一度も着てなかった

ハーフコートを着て出かけた。電車を待っているとき、

何気なく手を入れたポケットにたくさんの小銭があった。

取り出すと、100円玉や50円玉がいくつかあったが、

10円玉と1円玉の合計は“99だったので思わず笑った。

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1年前のこの時期、私は芦屋に単身赴任していた。

93歳の兄をサポートするため、近くのマンションに部屋を

借りて一日おきぐらいに通っていた。

私自身も後期高齢者の一人暮らしだったが、妻との約束で

健康のためできるだけ“自炊”をした。


当然、買い物に出かける。

冷蔵庫の中をのぞき、あれとあれはあるがこれがないから

買わなければ…とメモを作って家を出る。改めて驚いた。

何がって、昨日あれだけ買ったのに、昨日の今日、なぜ、

こんなに買うべきものがあるのか?ってことに。ハハハ。


ま、それはいいや。とにかく、買いものに行く。

出かける先はJR芦屋の駅ビルにある大丸百貨店の地下か、

その向かいにあるCO-OPだ。半年、この町で生活したが、

その2ヶ所以外で食材を買ったことはない。


家を出る前に小銭を持つことを忘れなかった。

社会人だった時代を含め、財布を持ったことはほぼない。

面倒だから 金は全部、ズボンのポケットに突っ込む。

さて そうなると小銭は厄介だ。かさばるし、歩くたびに

じゃらじゃらするから。

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一方、どういうわけか小銭はどんどんたまる。油断すると

半端ない量になる。兄の家を整理していてびっくりした。

食卓の下に紙の袋があって、開けると小銭がびっしり。

しかも、居間や兄の寝室からいくつも見つかった。

集めると、小さな段ボール箱半分ぐらいの量になった。


そのままにしておけないので、タクシーを頼み、三回に

分けて銀行に運んで兄の口座に入れてもらった。

自分で数えられる量ではなく、銀行には機械があるから、

紙袋のまま窓口にどーんと置いてお願いするわけだが、

最後にこう言われた。

「次からご自分で数えていただくことになりました」…。


そういう規則になったと言うが、行内のどこにもそんな

貼り紙はなかった。そんなこと言うなよ。機械なら数分で

すむじゃないか、それに私が数えて行っても確認のために

機械で数えるんじゃないの?と、クレームをつけようと

思ったが、こらえた。近いうちに、ほかに頼まなければ

いけないこともあった(いずれ書く)し、どっちにしても、

小銭を運ぶのはそれが最後だったからよかったが、私を

“狙い撃ち”してそんな規則を作ったに違いないと、今でも

腹に据えかねている。ハハハ。

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最初に小銭の山を見つけたときは「なぜこんなに?」と

呆れたのだが、一人暮らしをしてみると、小銭というのは

どえらいペースでたまるものだと分かる。


だから、出かけるときは小銭を持って、せっせと使った。

10円玉9個に1円玉9個は必須、100円玉は適当に持つ。

レジの表示板に買い物の合計の端数が”99なら最高、

8778円でも気分はいい。声に出さず「やった」と叫ぶ。

こうして小銭を減らすのは大きな楽しみだった。ハハハ。

この冬、ハーフコートから出てきた99円はその名残だ。


ちなみに、兄の小銭は20数万円の預金に変わった。

そのことを告げると目を丸くしておどろいていた。

兄は去年の5月に肺炎で倒れて1ヶ月近く入院し、

ちょうど今頃、西宮の施設に移った。

あれから1年が過ぎようとしている、はやいなあ。


by toruiwa2010 | 2018-06-14 08:06 | 芦屋から | Comments(0)
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