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岩佐徹のOFF-MIKE

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「…ファーストキス」85点~「ゲティ家の…」は90点!~18/06/15

50回目のファーストキス 85


街のカフェで、職場で若い女性たちがそれぞれの仲間と

旅の土産話で盛り上がっている。

休暇で訪れたハワイでよほど楽しいことがあったらしい。

イケメンのガイドに出会い、“めくるめく”一夜を過ごし、

恋に落ちたようだ。


しかし、誰もガイドの連絡先をゲットしていなかった。

ハワイを去るときに「俺、スパイなんだ」「結婚してる」

「ゲイなんだ」…と様々な理由で別れを告げられていた。


大輔(山田孝之)は自称、ハワイ一のイケメンガイドだ。

日本から来る客で落とせない女はいないと豪語していた。

しかし、心の底ではそんな女たちを軽蔑して、ハワイで

ベストの星空は見せないのだとも。

星にはくわしかった。ガイドは 将来の夢を叶えるための

副業で、彼の本業は天文学だったのだから。


そんな大輔だが、ある日 立ち寄ったカフェに一人でいた

美女に一目惚れした。瑠衣(長澤まさみ)だった…

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瑠衣のリアクションも悪くなくて、意気投合し、翌日も

その店で一緒に朝食を摂る約束をして別れます。

しかし、翌朝、大輔が胸をはずませながら店に到着し、

先に来ていた瑠衣の前に座ると彼女の反応が妙でした。


1年前のひどい交通事故で頭を強打した瑠衣には特殊な

障害が残っています。それは彼女の日々の記憶が1日で

更新されてしまうのです。しかも“瑠衣のためだから”と

家族が工夫を凝らしてそのことを隠し、本人には事実を

告げなかったため、瑠衣はまったく自覚がないのです!


そんな“障害”が本当に存在するとはツユ知らず、設定が

無理なんだよなあ、と思いつつ、山田孝之が好きなので

出かけました。いざ、上映が始まると、“無理な”設定が

それほど気にならず、楽しんで帰宅しました。

で、このレビューを書くのに、念のため調べてみると、

本当にあるんですね、“そんな障害”。失礼しました。


それを知って5点をプラスしました。ハハハ。

長澤まさみ・・・いいですね。

山田クン、芝居が達者だし幅が広いし、もっとスポット

ライトを浴びてもいいけどなあ。


人間の記憶に“長期”のものと“短期”のものがあることを

勉強しましたが、80歳が間近かに迫っている私の場合、

長短期“ともに”、怪しくなっています。ハハハ。


ゲティ家の身代金 90


事件が起きたのは1973年のローマだった。

夜の街でアメリカ人の少年が誘拐された。イタリア人の

間では“パオロ”という名前で知られていた。


母親にかかってきた電話で組織的犯罪集団が要求した

身代金は1700万ドル(およそ17億円)だった。

常軌を逸した額だか、パオロの一族にとってはそうでは

なかった。パオロのアメリカ名は“ポール”だったし、

そのファーストネームは“ゲティ”だったのだから!


彼の祖父、ポールは 当時、世界で一番の資産家だった。

第二次世界大戦のあと、中東からの石油の輸入で莫大な

財産を築きあげていた。

「資産を数えられるようでは“富豪”とは言わない」と

言ってのけるほどの金持ちだった。


石油王が金を払う、誰もがそう思っていた。

しかし、彼は巨万の富を持ちながら半端ないケチだつた。

しかも、母親は2年前に少年の父親(石油王の実子)

離婚していた。少年の親権を得る代わりに、慰謝料・

養育費をもらわないことを条件にして。

つまり、彼女には17億の大金などなかったのだ…

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当然、母親は少年の祖父に頼みました。

しかし、押し寄せた記者団に彼は「1ドルも払わん」と

にべもなく言い放ちます。「孫が10数人いるんだぞ。

払えば、次々に誘拐されるから」がその理由でした。

一定の説得力はあるものの、実話だから驚きます。


あまり期待していませんでした。“キワモノ”の匂いが

プンプンしていたからです。ハハハ。

しかし、テンポが良くて“なかなか”でした。完成度は

それなりに高いと思いました。


存在感を示したのはクリストファー・プラマーです。

圧倒的な演技力で大富豪のイメージを再現しています。

初め、この役にはケビン・スペーシーが起用されました。

しかし、ほぼ完成し、公開まで1ヶ月というときに、

スキャンダルで突然降板することになりました。


急きょ、代役に指名されたのがプラマーです。

史上最年長でアカデミー賞の助演賞にノミネートされて

いました。当然ですね。わずか1週間の準備で撮影に

入ったそうです。そういうバックグラウンドを聞いて

この演技を見ると唸ってしまいます。


気丈な母を熱演したミシェル・ウイリアムズとともに

この映画を90点に押し上げています。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:ALL THE MONEY IN THE WORLD

Tomatometer78

観客スコア:67


羊と鋼の森 80


なんとなく高校を卒業して

なんとなく生きていければいい

外村(とむら:山崎賢人)はそんな風に考えていた。


ある日、教師に頼まれた。

「悪いが、間もなく職員会議が始まるので、お客さんを

案内してくれないか?」

玄関で迎えた客はピアノ調律師の板鳥(三浦友和)だった。

案内し終えた外村が「失礼します」と頭を下げて講堂の

出口に向かっているとき、板鳥がたたくピアノの音が

追いかけてきた。最初は単音、続いて和音が。


数時間後、外村が講堂に戻ると板鳥の仕事は続いていた。

音叉を耳にあて、調律用のハンマーでピンを締めながら

一音一音、確かめる熟練の職人の様子がかっこよかった。

森の匂いがする、外村はそう思った。


そのとき、彼の進路が決まった…

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バイオリンやギターは弦の抑え方、弦をはじく弓や指の

強さで、明らかに違った音が生まれるというイメージが

子供のころからありました。でもピアノは誰が叩いても

一つの鍵盤から出てる音は一つじゃないの?そんなもの

芸術じゃないじゃん…単純化通雑に考えていました。

本当に情けない。ハハハ。


(はがね)でできた弦を羊毛でできたフェルトで包んだ

ハンマーが叩くことでピアノの音は出ます。調律師が

プロの技で整えると、柔らかな音や固い音、明るい音や

暗い音…などが自在に出せるようになります。


映画は、外村が悩みながら成長していく姿を描きます。

134分は長すぎます。ひきこもり青年のエピソードなど、

少し 詰め込み過ぎではないでしょうか?


外村を直接指導することになる柳(鈴木亮平)との関係が

とてもいいと思いました。

3年前のテレビドラマ「天皇の料理番」で主人公の兄に

扮していた鈴木について“そろそろブレークする予感”と

書きました。遅れましたが、スケールの大きな役者に

なった彼を見て満足です。この作品でも光りました。


なんのために僕は調律師になったをですか


ピアノで生きていくんじゃないの

ピアノを食べて生きていくの


観念的な、どこかで聞いたことがあるようないくつかの

セリフが気になりました。



by toruiwa2010 | 2018-06-15 07:12 | 映画が好き | Comments(0)
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