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岩佐徹のOFF-MIKE

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お宝を壊された!~焦らせてゴメン~18/08/02

新婚時代を過ごした民間アパートに始まり、これまでに

8回、引っ越しを経験した。芦屋の単身赴任は含まない。

結婚から3年、風呂のない木造アパートで暮らしながら、

あらゆる機会をとらえて公団住宅に申し込んでいた。

雑司ヶ谷墓地の向かいに建った東池袋の公団アパートに

当選したときの喜びは忘れ難い。風呂があったものなあ。

ハハハ。


両親の家に二階を建て増して同居することになったのは

それから5年後だった。結婚して8年が過ぎていたから、

二人の家財道具も増えていた。


引っ越しの日、荷物の運び込みもほぼ終わっていた。

すぐ使うものから優先的に荷ほどきをしているところに、

年配の作業員が“恐る恐る”という感じで近づいてきた。

「奥さま、これを…」と、“あるもの”を差し出した。

岩佐家伝来の書だった。

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“岩佐邸案内”と墨痕鮮やかに書かれている。

“本文”はこうだ。


関ヶ原の戦(一六〇〇)に於ての功績

を称えられ岩佐徹之進が一六一〇年に

徳川家康公より贈られたのが当邸

である

この邸の見所は

広く長い鴬張りの廊下である(国宝)

作は左甚五郎 京都知恩院

にも鴬張りの廊下があるがあれは

岩佐邸を作るための試作品である

何故あちらの方があの様に有名

になったか合点がいかぬ

又 客殿の襖絵は丸山応挙

描くところの

“虎” (国宝) 

他にもたくさんの文化財国宝などが

あるが詳しくは右におる

美人ガイドに案内してもらう

が良い

第一八代 岩佐家当主 徹


車から取り出そうとしたとき妻が日曜大工で作った額が

壊れてしまったようだ。エライことをしてしまったと、

さぞ、焦ったことだろう。しかし、“焦った”のはむしろ

私たちだった。


いかにも古いものに見えるが、いたずらが大好きな妻が

字のきれいな私の母に書かせた“まがいもの”だった。

申し訳ない。ハハハ。

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新居は妻のアイディアで床も壁もすべて“板張り”にした。

引っ越し業者のオヤジさんたちは見回しながら言った。

「これは…まだ工事中なんですか?」。

そう来るか。ハハハ。


当時は額装してあったこの“書”はこれを機に掛け軸に

仕立て直し、今も、岩佐家の家宝として収蔵している。

引き継ぐべき子孫はいないのだが。ハハハ。

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ちなみに 我が家は引っ越しの“ベテラン”だが、すべてを

妻が仕切り、私は関与したことがほぼない。妻の指示で

“ごく”身の回りのものを段ボール箱に詰めるだけだ。

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また、母の書はかなりのものだったし、父も“味のある”

字を書いたが、私はどちらの血も受け継いでいない。

まことに残念!ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2018-08-02 06:32 | blog | Comments(0)
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