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岩佐徹のOFF-MIKE

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2190「あと味・・・」裏磐梯ホテル 09/04/24

温泉ともみじを楽しもうと思って裏磐梯に出かけたのは2007年の10月末のことです。

あまりなじみがない地方でしたが、中旬ごろからネットでリサーチした結果、なかなか

“よさげ”なホテルが見つかり、さっそく予約を入れました。

ところが、その翌日、どういうコースで裏磐梯に入ろうかと、また、ネットをうろついて

いるときに、さらによさそうなホテルに出会ってしまったのです。ハハハ。

写真なども見くらべた結果として、あとのホテルを選択することにしました。

ここまでは、“よくある”ことだと思います。


その日のうちに、すぐキャンセルすれば問題はなかったのですが、昨日、予約したものを

今日、キャンセルするのは…とためらったのが失敗でした。

「少し、間をおいて」と先延ばしにしているうちに、忘れてしまい、気づいたのは出発の

4日前のことです。

「予定が変わったので」と、ありがちな理由をつけてキャンセルしました。

電話に出たホテルの人から「キャンセル料が発生しますが、よろしいでしょうか?」と

念を押されました。

これにについてもネットで調べてありましたから、当然、理解(覚悟)していました。


しかし、後日、送られてきた請求書を見て驚きました。

“覚悟”していた額の倍の数字が書き込まれていたのです。

4日前までのキャンセルは10%、3日前からは20%」と、ネットには書かれていました。

ネットを確認しましたが、記憶違いではありません。

どういうわけか、猛烈に頭にきました。ハハハ。


電話をかけて責任者を呼んでもらいました。

「これは20%ですよね?」

「はい、そうです」

4日前のキャンセルですから、10%じゃないんですか?」

「いいえ、20%でございます」

「おかしいですね。おたくのHPには10%と書いてありますよ」

「そんなはずはありません。チェックして、折り返し、電話をさせていただきます」

「いや、そこにHPをいているでしょう? 10%になってませんか?」


怒りはできるだけ抑えたつもりですが、声や調子にそれは出ていたかもしれません。

話しているうちに、妙にテンションも上がっていました。ハハハ。

相手はパソコンを確認しているのか、少し沈黙していましたが、やがて「申し訳ありません、

HPの更新が遅れているようです。現在は20%いただいているのです」

「それはおかしいじゃないですか?

もめるような金額じゃないから払うのはかまいませんよ。でも、HPの更新が遅れている

ことなど、客は分かりませんよ。こちらが年寄り(ネット予約ですから年齢も書き込んで

いました)だと思ってなめてるんですか?」

「いえ、そんなつもりはありません。

これは、私どものミスですので、改めて10%の請求書を遅らせていただきます」


…普段の私は決して“クレーマー”ではありません。ない“つもり”です。ハハハ。

このときも、一度予約したあと、もっといいところが見つかったからとキャンセルしたのは

こちらだという一種の“うしろめたさ”もあって、最後には払うつもりでいましたが、

相手の顔が見えない分、言い負かしてやろうという気持ちになっていたのは事実です。

思い出すと、恥ずかしい限りです。ハハハ。


後日、“10%”の請求書も送られて来ましたが、ほとんど同時ぐらいにホテルから電話が

かかってきました。

電話口の、責任者と思われる人は「こちらのミスで大変、不愉快な思いをさせてしまって

申し訳ありませんでした。請求書を送ったようですが、今回は完全にこちらのミスですので

キャンセル料はいただきません」と、ていねいな口調で言われました。

そのつもりはなかったのですが、“居丈高”になって、相手を責めた形になったことで

“あと味”は決していいものではありませんでした。


本来なら、この件はこれで一件落着です。このエントリーを書くこともなかったでしょう。


しかし、この数ヶ月、気にかかっていることがありました。

200710月は、結局、あとから予約したホテルにお世話になったのですが、その後、

2ヶ月おきぐらいのペースで、メールが来ていました。

「裏磐梯○○ホテル」という差出人の名前を目にしながら、私は、泊まったホテルからの

“リピート”を促すメールだと思い込んでいました。

しかし、先日きたメールをよく見ると、それは“キャンセルした”ホテルからのものだった

のです!


どういう気持ちで送って来るのかは分かりませんが、私に中で、どこか“ほっと”した

気分があるのはたしかです。いやな思いをしたに違いないのに…と思います。

あるいは、一度でも予約をすると自動的にパソコンに登録され、機械的にこういうメールが

送り出されることになっているのかもしれません。

しかし、私は、きっと何らかの“意志”があってのことだと思い、少し感動しています。


もう一度、裏磐梯に行く機会があったら、このホテルに泊まり、支配人の方と話をして

みたいものだと考えています。
by toruiwa2010 | 2009-04-24 11:20 | Comments(0)
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