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岩佐徹のOFF-MIKE

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2208「苦闘の記・料理編~芦屋からの報告~」09/05/26

“見んこと清し”…

自分の結婚について一番嬉しかったのは、妻が母ととてもうまく付き合ってくれたことです。

世の多くの男性のように、妻と母親の間で困惑した経験がいっさいなかったのは、最高に

幸せなことだったと思います。

私自身は、母親に十分な孝行をしなかったことを今になって悔いているのですが、妻は、

二世帯住宅のような形の家で暮らしたときを含めて、しばしば小旅行や観劇などに一緒に

出かけていました。


そんなときに、母と会話をする機会もたくさん

あったからでしょうか、妻は、私が知らない

岩佐家の歴史や、私の子供のころのことなどを

よく知っています。

“見んこと清し”は、母との会話の中で聞かされた

言葉の一つだそうです。

「汚いものも、目にしなければきれいだと思える」

ということでしょうか。

食べ物屋でクレームをつけて作り直しをさせたときなど、

厨房でシェフが腹いせに何をしているかは見えないから

分かりません。

分からないからこそ、私たちは“きれいなもの”として

食べられるのです。ハハハ。


「苦戦してます」で、家の中のいたるところ、汚れが目につく…と書きました。

視力が極端に悪い兄は“見えない”から、気にしていません。私には見えてしまうので

何とかしたいと思うのです。

しかし、あえて言えば、汚いのは目をつぶることも出来ます。

ところが、“食べること”は、生活の根幹ですから、我慢することは出来ません。しかも、

食事の時間は、日に三回、正確に巡ってきます。

さらにしかも、これまでなら、決まった時間になれば“自動的に”でてきましたが、今は

自分が動かなければ食べ物にはありつけないのです。ハハハ。


同居の初日、52日と3日の晩御飯は兄と同じものを食べました。

…と言っても、手作りのものはいろいろな野菜を使ったミネストローネ風のスープだけで、

あとは芦屋駅の周辺で買った“お惣菜”です。

スープは意外にいい味でしたが、問題がいくつかでてきたので“話し合い”をしました。

まず、7時半-1時-7時に食べる兄に対して、私のほうは、6時-11時-5時です。

どちらも習慣になっていますから、すぐに合わせることは難しいということになりました。

食べるものについても違いがあります。当然のことですが。

たとえばの話、兄はごはんもかなりやわらかく炊いています。歯が相当弱くなっているので

おかずも、少しでも固いと食べにくいようです。ハンバーグ、コロッケ、魚のピカタ、

やわらかく煮たトリ…限られたレパートリーの惣菜を“日替わり”で食べています。


私には、妻から伝授された“レシピ”がいくつかありますが、とてもとても、ひとさまに

食べさせるようなものを作れる域には達していません。ハハハ。

兄も「徹ちゃん(70歳でも、弟ですから)に作ってもらうつもりはなかった」と、その点は

初めから割り切っていたそうです。

そこで、“不経済”ではありますが、当面は、自分のペースにあわせて、好きな時間に、

好きなものを作って(買って)食べることにしよう、と決めました。

少しずつ時間を近づけて同じ時間に食べられるようになれば…と思いますが、食べるものが

違いますから、キッチンの使い分けに問題が生じることになりそうです。面白いもので、

今の“時差食事”は、キッチンを使う時間帯にも時差が出来てちょうどいい具合なんです。

うまく出来てます。ハハハ。

いずれ、兄が自分で食事の準備が出来なくなったら、私が“ウデによりをかけて”2人分を

作ることになるのでしょう。


…で、料理ですが、当たり前のように苦労してます。

この変形“単身赴任”に当たって、妻が「自立ノート」なるものを作ってくれました。

“自立”って。ハハハ。


とにかく、今は、それだけが頼りです。

こちらに来る前の1ヵ月半ぐらいは、妻の買い物に同行したり、食事の支度をするときには

その様子を見たりして“研究”はしましたが、実践はしませんでした。

決して甘く見たわけではありません。手元にレシピがあり、それと照らし合わせて彼女が

やることを見ていると、“味”はともかく、“手順”を踏んで調理することにはそれほど

困らないだろうと思ってしまったのです。やっぱり“甘い”か? ハハハ。

もうひとつ、しばらくは食べられなくなる妻の手料理をとことん味わっておきたいという

気持ちもありました。


妻も心得たもので、最後の数日はコロッケ、カレー、スパゲッティーと、私の大好きな物を

連日、食卓に並べてくれました。

もちろん、“おやつ”にはチーズケーキ、フルーツケーキ。思い残すことなし! ハハハ。


新幹線の中でレシピと手順を読み返したときにも、「なんとかやれるだろう」と、根拠のない

自信めいたものがあったのですが、イザやってみると、“大変”でした。

何度、“パニック”を起こしたか分かりません。

そのあたりのことは、いずれまた、ということで。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2009-05-26 13:25 | Comments(0)
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