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岩佐徹のOFF-MIKE

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2224「天使と悪魔」09/06/16

教皇が亡くなった。バチカンでは後継教皇の選挙、“コンクラーベ”の準備が進んでいた。

遠く離れたハーバード大学構内のプールで泳ぐ宗教象徴学者、ロバート・ラングドン教授

(トム・ハンクス)のもとにバチカンからの使者が訪れた。新しい教皇の有力候補である

4人の枢機卿が何者かに拉致され、殺害を予告する脅迫状が届いたというのだ。


一方、スイスの科学研究所では、強力なエネルギーを生む“反物質”を作り出す画期的な

実験が最終局面を迎えていた。緊張が高まる所内で、研究をリードしていた男が殺され、

核の数十倍のエネルギーを持つと言われる反物質が盗まれた。

「この事態を救えるのはあなたしかいない」という要請を受けいれたラングドン、スイスで

殺された男の同僚研究者、ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)がバチカンを舞台に

殺人の阻止と、反物質の奪還を目指す…


空前の大ヒットになった「ダ・ヴィンチ・コード」の続編ともいうべき「天使と悪魔」は、

“宗教がらみ”という点では前作と同じです。私のように、神の存在まで否定しようとは

思わないものの、宗教を持たない者には、理解の基礎になるべき“情報”や“データ”が

ありませんから、途方にくれてしまう部分もあります。

特に、物語を理解する上で大きな意味を持っている“イルミナティ”という秘密結社に

ついては、ほとんど何も知りませんから、分かりにくいところもあるのですが、原作を

読んでいたおかげで、筋を追うことは難しくありませんでした。


「ダ・ヴィンチ・コード」を見たとき、宗教が絡んだ映画は判断が難しい、というのが

率直な感想でした。「天使と悪魔」についても同じことが言えます。

ですから、原作を読まず、何の知識もないまま、この映画を見たら“混乱”すると思います。

ただし、この作品は、主人公たちの“なぞ解き作業”が反物質に仕掛けられた時限装置との

競争に勝てるかというところが中心になっているので“前作”より楽しめました。


金がかかっていることはよく分かりますし、いたるところにスケールの大きさを感じます。

原作を読んでいましたから、映像化するのはとても困難なこと、と思っていたのですが、

見事に、違和感のない映画に仕上がっていました。ハリウッド資本あっての作品と言える

かもしれません。ハハハ。

それだけに、主演のトム・ハンクスが、その“超大作”のスケール感に負けない存在感を

見せていたのには「さすがだなあ」と感心します。


“邪道”だと言われそうですが、私が映画を見る場合、主演の女優さんに魅力がないと

モチベーションがかなり下がります。ハハハ。

その点、「ダ・ヴィンチ・コード」のトトゥにくらべると、イスラエル人だというゾラーは

いい雰囲気を持っていると思います。


20054月にヨハネ・パウロ2世が亡くなったとき、ちょうど「天使と悪魔」の原作を

読んでいました。

初めてお目にかかる、宗教や物理学に関係する難解な単語が多くて、そのたびに辞書を

引かなければなりませんでした。電子辞書を買ったのもそのためです。ハハハ。


この本のおかげで、教皇の逝去後、マスコミに頻繁に登場するようになった、バチカンやシスティナ礼拝堂、コンクラーベ、選挙の仕組み、サン・ピエトロ広場、カメルレンゴ…

などについても、一ヶ月も前からなじみがありました。 

だからどうだ、ということではないのですが、読書がニュースを理解するのに役立ったのは

これが初めてだったかもしれません。ハハハ。


原作者、ダン・ブラウンが、9月に、新作「ザ・ロスト・シンボル」を出すそうです。

壮大な構想を持った作品を相次いで世に送り出した彼が、今度はどんな分野の物語を

読ませてくれるのでしょうか?大いに楽しみです。


by toruiwa2010 | 2009-06-16 13:51 | Comments(0)
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