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岩佐徹のOFF-MIKE

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2243「空の心、まさや、Aglio ~芦屋食べある記~」09/07/09

空の心


変わった名前と店の前に出ていたメニューに惹かれて、ずっと入りたかった店です。

休みだったり、開店時間に合わせて行ったら、たまたま、その日だけ「すみません。今日は

30分遅れます」と言われて、“泣く泣く”ほかの店に行ったことが何度かあったりした末に

やっと店の中にはいることが出来ました。


私の夕食時間が早く設定されていることもあって、どの店に行っても大体“口開け”の

客になるのですが、ここでもそうでした。「エライ早い客やなあ。それも、一人かい?」が、

共通した従業員の反応です。中には、明らかに、「当分、誰も来ないだろう」と、いわば

“油断”していて、虚をつかれたことで、どことなく“よそよそしい”迎え方をされる

ことがありますが、こちらとしては、その気配に負けないことが大事です。ハハハ。


この店では、そんなことはありませんでした。

開店前の時間に通りかかると、「真心こめて支度中」、営業中には「感謝の気持ちで商い中」

という札が下がっているぐらいですから、客をもてなす心構えは十分と踏んでいましたが、

まさに、その通りでした。

カウンターを含めて、20席ぐらいでしょうか。こじんまりとした、しかし、“こぎれいな”店、

という印象です。


“空”は“ソラ”ではなく、“クウ”と読むことは分かっていました。

なんとなく“宗教的”なにおいがあります。

「店の名前は、“クウの…シンですか?それともココロ?”」と聞いてみました。

「ええ、“クウノココロ”と読みます」

「…そのこころは?」と重ねて聞きました。ハハハ。

「“クウ”は、“無”、“何もないこと”ということなんですが…。今、勉強中です」と、

正直な答えが返ってきました。まだ若い店主の性格がうかがえます。


「母親のお友達がつけてくれたんです」とのことでしたが、般若心経にある言葉から

取ったようです。いずれにしても、食べ物やさんの名前としては珍しいですね。

[

豊富なメニューに目移りしながら頼んだものは、揚げ出し、ツナとコーンとチーズのサラダ

(量を減らしてもらってもボリュームたっぷり)、タイのかぶと焼き、味噌汁・・・

おいしかったし、2960円と、芦屋で最も良心的な値段でした。女性店員が、ていねいに

表まで見送ってくれたから、ではなく、とてもいい気持ちで家路についたのでした。ハハハ。


まさや


焼き鳥の店です。現在はニューヨークにいらっしゃる女性が、当時は芦屋住まいだった

現在のご主人と通った店として推薦してくださいました。

JR芦屋駅を挟んで大阪寄り(東店)と神戸寄り(西店)に二つの店舗を構えていますが、

私が行ったのは東店です。


先客はひと組だけでしたが、案内されたのはカウンターです。数が少ないテーブル席は

予約でいっぱいだった、と後で分かりました。

それでなくても、焼き鳥やで一人客だったら、カウンターが当然ですね。ハハハ。

メニューが記入された紙にチェックを入れて注文するようになっています。“合理的”では

ありますが、出てくる順番は“店まかせ”になります。

ふだんは、あまり焼き鳥を食べませんから、よく分かりませんが、お好きな人は食べる

順番にこだわらないのでしょうか?たとえば、すし好きがネタの順番にこだわるように…。


つくね、手羽、しいたけ、かわと牛はらみ…全部おいしかったです。

しかし、絶品だったのは“焼きじゃが”でした。バターをかなり使っているので、少し

躊躇しましたが、“アンコール”してしまいました。ハハハ。


“焼き”専門の男性もなかなか“男くさい”いい顔をしていますが、注文を取ったり、

出来上がった品をテーブルに運んだりする男性は、いわゆる、今風のイケメンで、しかも、

そのサービスは、きわめて好感が持てるものでした。

イケメン好きのお嬢さんは、絶対行くべし、です。ハハハ。


Aglio


マンションから至近距離にある店です。

サッカーの実況ではイタリアのセリエAを“出発点”としている私にとって、店の名前には、

ある意味、“なじみ”があります。

中華なら酸辣湯(サンラータン)、イタリアンならスパゲッティ・アリオリオ…

その店の料理がおいしいかどうかを判断するとき、このふた品の味を目安にしています。

これがおいしければ、あとから出てくるものもおいしいと期待できるのです。

現地で、たまたま一人で食事をするときなど「Spaghetti aglio olio con peperoncino」と

オーダーしたものです。

aglioはにんにく、olioはオリーブオイル、peperoncinoは赤唐辛子、 conwithです。

つまり、にんにくとオイルだけで炒めたスパゲッティのことです。もっともシンプルな

スパゲッティですから、メニューに載っていなくても、頼めば作ってくれます。


通りがかりに、“Aglio”(にんにく)と書かれている店の名前がずっと気になっていました。

いつか行ってみたいと思いながら、結局、“探訪”の最後になってしまいました。

出かける前に、「一応、メニューだけチェック」と、ネットを検索してみてびっくりです。

いきなり「アグリオ」という文字が目に飛び込んできたからです。

「えっ、“アリオ”じゃないの? ははあ、誰か、知らん人が“思い込み”で記憶して、

そのまま投稿してしまったのだろう」と思いましたが、なんと、それは店のHPでした!


店に入ってメニューを広げても、そこには「アグリオ」と書いてあります。

席に案内してくれた人に「アリオじゃないんですね?」と聞くと、「ハイ、アグリオです。

オーナーの考えなんです」という答えでした。

どちらにしても、店の名前の意味は“にんにく”であることに変わりありません。ハハハ。

まあ、にんにくだらけ…。好きですし、覚悟して行っているのですから文句はありません。

ボリュームを確認しつつ注文したのは、ホウレン草のにんにくバター、若鶏とじゃがいもの

ローストとガーリックライスです。


生ビールを飲みながら、“後日”のためにメニューを眺めました。いろいろと、組み合わせを

楽しめそうです。

ホウレン草が来ました。松の実とベーコンがいい感じでからんで、おいしかったです。

続いて、若鶏が“程よい”タイミングで出てきました。

このとき、ガーリックライスが一緒じゃなかったので、「あらあ、一緒のほうがよかったけど、

注文のときにそう頼まなかったんだから、少しあとになっても仕方ないか」と、黙って、

皮目に香ばしそうな焼き色がついた鶏肉を食べはじめました。

「ライスは間もなくくるだろう」と思いつつ…。


じっくり、時間をかけましたが、とうとう、ライスが来ないうちに皿の上の鶏肉はすっかり、

私のおなかの中に消えてしまいました。ハハハ。

そして、“おもむろに”やってきたライスを見て飛び上がるほどびっくりしました。

メニューには、“1,2人分 630円 3,4人分 960円”と書かれていました。

「どちらを」とは言いませんでしたが、一人であることは分かっているわけですから、

当然1,2人分がくると思っていたのです。

しかし、目の前に置かれたのは、かなり大きめの皿(直径20cm以上)でした。


鶏料理とガーリックライスの“時間差”があったことに疑問を感じていたところでしたから、

最初に頭に浮かんだのは「やられた」ということです。

年寄りの一人客…「ヒマだし、ちょっと、からかってやるか」

つまり、わざと3,4人分のほうを作ったのだと思ったのです。ハハハ。

どんなにがんばっても、半分を食べるのがやっとでした。「こんなことをされたんじゃ、

デザートなんて食ってやるもんか」と、あとから出勤してきた女性の店員さんにお勘定を

頼みました。

請求書を持ってテーブルにきた彼女は、大量に残ったライスを見て薄く笑っていました。

「これで、小さいほう?」と聞いてみました。てっきり「いいえ、大きいほうですよ」と

言われると思いながら。

「ハイ、1,2人分です」と聞いて、また、びっくり!!

「ウソだろう」と呆れる一方で、「疑って悪かったなあ」と、反省しました。ハハハ。


芦屋に来て以来、10軒の店を回りました。

とりあえず、行きたいと思った店は全部、行きました。これで、リサーチは終了です。

味の点ではどの店も合格点でした。“ハードル”が低いことは認めますが。ハハハ。

その中でも、これは、と思った店をもう一度ずつ訪れてから、最初に受けた印象が正しいか

どうか確認した上で、私の“芦屋生活”を支えてくれる店を5,6軒に絞りたいと思っています。


by toruiwa2010 | 2009-07-09 14:20 | Comments(0)
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