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岩佐徹のOFF-MIKE

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2265「こら、“イヤ”って言うな!~ネガティブ解説者 お断り~」09/08/10

<<<準決勝までの9試合は、湘南ベルマーレの監督だったTKさんの解説でしたが、私は

大変申し訳ないことをしました。

解説者にはタイプがいろいろあって、その中に、「今のはこうすれば、もっとよかったのに」、

「あそこがダメだった」という話が多い方がいます。

良い、悪いではなく、視聴者と一緒にサッカーを楽しみたい私は、この“ネガティブ”な

話が多い解説者が苦手でした。Tさんも、どちらかと言えば、そのタイプだったのです。

何度か続くと、話を振らなくなったり、お答えに対して反応せずに別の話に移ったりして

しまいました。

普段も解説者の話に反応しないタイプなら問題ないでしょうが、私は反応することが多い

ほうですから、目立ったことでしょう。


もうひとつ、イングランドについての情報を私がしゃべった時に、留学やベンゲルとの

つながりからイングランドに強い情報網をお持ちのTさんが、「いやあ、それはどうかな」

疑問を呈する形の反応を何度かされました。新聞あるいはネットに出ていた話ですから、

あくまで情報のひとつとして、「ああ、そうですか」と受けながしてくれればいいのに、と

このことでも少々むっとしていました。“不遜”極まりない話ですが、人間の感情としては、

お分かりいただけると思います。

あとで聞くと、Tさんも「ちょっと、やりにくい」とおっしゃっていたそうです。

放送以外ではまったく問題なく、楽しく過ごせていたのに、肝心の放送がうまくいかず、

それでも私は「合格レベルの放送にはなっているはず」と自信を持っていました。


ところが、いくつかの試合について「かみ合ってない」「ギクシャクしている」という声が

上がっていたことをあとになって知りました。視聴者の耳はだませなかったと分かって、

恥ずかしい思いと、何より、これだけのレベルの大会で初めて解説をされたTさんに

対して申し訳ない思いでいっぱいになりました。

実況アナウンサーのせいでせっかくの楽しみを奪われた形の視聴者の皆さんとTさんに、

この場を借りて心からお詫び申し上げたいと思います。

…自費出版した「WOWOWの岩佐ですが なにか?」という本の一節です。(ユーロ2000

私の実況生活の中で、たくさんある“汚点”のひとつです。ハハハ。

しかし、“スポーツ放送はあくまで楽しく”、“できるだけ、ネガティブな話はしないように”

やりたいもの、という、実況に対する“アプローチ”は現役アナとしての最後の放送まで

変わりませんでした。もちろん、聞く側に回った今も同じです。

2261「女性キャスター考」の“はげどー”の項で書いた、NHKのメジャー中継に登場する

解説者の中で“音声を消して”見ることを強いられる人たちも、ネガティブな発言が多く、

なにより、“暗い”のが我慢できません。

アナ「急遽、呼ばれたということは、投手王国といわれるレッドソックスですが、相当

苦しいということですかね?」

解説者「いやッ。それは十分言えると思いますよ」


週末のNHKメジャー中継で、レッドソックスのルーキー、田澤純一がメジャーに昇格した

ことについて、こんな会話がありました。


あとに肯定の言葉が続くのに、とりあえず、相手の言っていることを否定する言葉で会話を

スタートさせるのは、とても不愉快です。「いや」って言わないでくれる?と思います。

言われた経験が多いせいかもしれませんが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2009-08-10 15:00 | Comments(0)
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