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岩佐徹のOFF-MIKE

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2434「グリーン・カード」「フライド…」「セント…」~珠玉の3本を見た~10/02/09

1月のWOWOW10本ほど収録しました。

中でも、ここに紹介する3本は“珠玉”と言ってもいい作品だと思います。

「グリーン・カード」90


フランス人のジョージはアメリカで暮らすためのグリーン・カードを必要としていた。

園芸家のブロンティは、お気に入りの温室付きアパートにどうしても住みたかったが、

そこは“独身者お断り”だった。

二人の利害が一致してペーパー上の結婚をすることになった。

うまくいくかに見えた、そのとき、ブロンティのアパートの呼び鈴が鳴った。

移民局が話を聞きたいというのだ…


何度見てもいいです。20年前の作品とは思えない“みずみずしさ”があります

妻は、ブロンティが苦労して手に入れたアパートの玄関に立つシーンが好きです。

「どんなに嬉しいかと思って」。

「フライド・グリーン・トマト」95


アメリカ南部アラバマ州の片田舎、単線の小さな駅の駅前にカフェがあった。

その名も「WhistleStop(駅前)Cafe」、グリーン・トマトのフライが名物だった。

道に迷った夫婦、エブリンとエドが閉鎖されたカフェの前を通過していった。

老人ホームで暮らすおばを訪ねた二人は、そこでニニーに出会う。

ニニーの話に惹かれたエブリンは続きを聞くためにホームに通うようになる…


ニニーの話は、黒人や女性がひどい差別を受けていた数十年前にさかのぼります。

この小さな町を舞台に、意志の強い二人の女性が生きたことが語られます。


これも、何度見ても感動する作品です。

登場人物の一人一人に“味わい”があります。そして、作品を通じて描かれて

いるのは、彼らの間に通い合う“深い人間愛”です。

「セント・オブ・ウーマン」95


感謝祭の休みが近づいていた。

ボストンの名門・ベアード高校で授業の終わりを告げるベルが鳴った。

チャーリーが掲示板を見ている。休みの間のアルバイトを探しているのだ。

興味を引く“求人”があった。休暇で家族が出かける週末の間、残る家族の面倒を

見てくれる学生を求めていた。


旅行の計画で盛り上がるクラスメートから離れてチャーリーはその家庭を訪ねる。

気に入られたチャーリーが約束の日にその家に行くと、敷地内の別棟に案内された。

そこにいたのは、目が不自由な退役軍人、フランク・スレードだった。

「一緒に行こう」というメイ夫婦の誘いを断って家に残った彼にはある計画があった…


乱暴な言葉づかい、横柄な態度、周囲のあらゆるものに苛立ちを隠さないフランクは

一見“むちゃくちゃ”です。しかし、観客として“付き合う”うちに魅力的な男で

あることが分かってきます。

その男と行動を共にすることでチャーリーが成長していく様子がよく分かります。


95点のうち、90点はアル・パチーノが稼いだものです。ハハハ。

アカデミー主演賞を獲ったのですから当然かもしれません。

物語もいいです。

“ヒューマン・ドラマ”というジャンルに分類されるのでしょうが、いずれの作品も、

若い人にはたぶん、よさが分からないでしょう。

偉そうに言っているつもりはありません。ある程度の人生経験を経て、こういう

映画をいいなあ、と思える“境地”にたどり着くのです。年寄りの特権。ハハハ。


1990-92にかけて作られた作品ですが、“古い”という感じはまったくありません。

“映画とはかくあるべし”と思える映画たちです。

もちろん、我々の年代の者にとって、ですが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2010-02-09 09:52 | Comments(0)
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