“世界一美女”の物差し~自分的傑作w選~18/10/06
和風美人はダメなのか?
~ハーフの美人もいいけど~
( 2007/07/29初出 )
私たちの年代の人間にとって、1953年に伊東絹子さんが
ミス・ユニバース世界大会で第3位に選ばれたときの
“衝撃”は忘れられないものがあります。
自分の周りでは一度だって見たこともなかったような、
見事なプロポーションの水着姿をいきなり見せられても
この世の出来事とは信じられなかったのです。ハハハ。

その経験があったので 6年後に児島明子さんが堂々の
優勝を飾ったときには、それほどビックリしなかった
ような記憶があります。
のちに俳優・宝田明夫人にもなった彼女は、たしかに、
美人でした。そして、伊東絹子さんのとき同様に国民は
「日本女性の美しさをよくぞ世界に示してくれた」と
喝采を浴びせたものです。
先日、森理世さんなる女性が世界一の座を射止めました。
児島明子さんから48年後の快挙です。
しかし、私は、去年 知花くららさんが準ミスに輝いた
ときもそうでしたが、胸のどこかに違和感がありました。
最近の世界の美人コンテストですが、どこに日本代表が
いるのか分からない時代になっていませんか?
この10-20年、日本代表になる美人はどこの国の代表か
さっぱり分からなくなってしまいました。
スタイルはもちろん、顔立ちもメーキャップも“欧米化”
しないと上位に入賞するのは難しいからでしょう。

もともと日本人の顔は男女とも“彫りが浅い”と言われて
世界大会で上位入賞するのは難しかったのです。そんな
歴史があったからこそ、伊東・児島の快挙は世間の喝采を
浴びたのだと思います。
しかも、たしかに美しいうえに、どう見ても日本人の
顔立ちでしたから。ハハハ。
知花さん、森さんのニュースを伝える映像を見たとき、
まず思ったのは「日本人のプロポーションもここまで
きたか」ということでした。私だけでなく、年配者には
共通する感慨だろうと思います。
私の場合はその先にもやもやしたものが残りました。
「何をもって世界一と言うのか?これが日本を代表する
美人と言われても困るぞ。何か違うなあ?」という…。
ハハハ。

2,3日前、電車の中で週刊文春の広告を見ているときに、
気になる見出しが目に付きました。
“どこがいいの?・今どきの美女論 森理世・もえちゃん・
倖田来未・あゆへの素朴な疑問”…
「同じ思いの人がいるのかもしれない」と思い、早速
買って読んで見ました。
内容は“ハゲドー”ではなかったものの、やはり、散々
テレビで流された映像の「あのメーク」、「あの態度」に
対する違和感が書かれています。
森嬢に恨みがあるわけでもなく、本人に“落ち度”がある
わけでもないのですが、「どこがいいの?」は多くの人に
共通する気持ちではないかと思います。
その“証拠”に、帰国直後はテレビなどの露出が多かった
知花さんも今ではCMで見かける程度ですし、森さんは、
ほとんどテレビにも登場しませんね。
48年ぶりの快挙ですから、ふつうは、テレビがもっと
もてはやすはずなんですが。“怪挙”だったのか?ハハハ。

私の“美女論”はいつか書こうと思いますが、少なくとも、
このお二人は私のリストには入りません。
照明など最高の条件の中で撮られているCMの映像は
参考になりませんが、資生堂・TSUBAKIのシリーズは
日本人女性の美しさをよく捉えていると思って、いつも
感心します。すこし前に元フジの内田恭子のいい表情を
見かけたのに、最近まったく出なくなったのは残念です。
マキアージュの篠原涼子、ビューティー・クリニックの
米倉涼子、AUBEの梨花、ワコールの菊川怜…
瞬間に見せる成熟した女性の美しさに惹かれます。
男を見る女性の目も同じでしょうが、私がテレビなどで
女性の美しさを見極めるときの“基準”は、造形の美しさ
だけでなく、内面の美しさはどうか?ということです。
もちろん、会ったことも話したこともないタレントや
女優さんの内面など分かるわけもありません。
しかし、“にじみ出る”ものはありますよね。
評価は、人それぞれでしょうが、今、私が“夢中”なのは
女優・蒼井優です。
予告編しか見ていませんが、“フラガール”の彼女には、
内面が充実している人だけが持つ美しさを感じました。

なたの考える美女とはどんなものか?
ぜひうかがいたいものです。

