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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:岩佐徹的考察( 523 )

地図を見なくたって、あそこにできる駅なら

“芝浜”に決まるんだろうな、と思っていた。


高輪ゲートウェイ…と聞いてびっくり。

同時に、応募が6万件以上あったのに

これを選んだ勇気にびっくり。

さらに“高輪ゲートウェイ”と書いた人が

36人もいたってことにびっくり。

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センスがどうこう…と言ってみても始まらない。

昔は日本国有鉄道の略で“国鉄”と言っていたし、

東京では鉄道省の電車だから“省線”と呼んだ。


民営化されえるとき、有識者が集まった会議で

E電”と呼ぼうとしたことがあった。センスを

期待しちゃダメなのさ。


どっちにしろ「ワイドナショー」で石原良純が

言っていたように、この駅名をフルで言う人は

すぐにいなくなるさ。みんな、会話の中では

“高輪”しか言わなくなるよね。


by toruiwa2010 | 2018-12-09 12:41 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

大阪万博 決まる


「すみません、フジテレビの岩佐と言いますが、

〇〇サン、いらっしゃいますか?」

公衆電話から関西テレビにかけていると 通りがかりの

若い女性が声にならない声をあげて振り返った。

私の名前に…ではなく、会社名に反応したのだと思うが、

見も知らぬ人に意識された初めての経験だ。

ときは1970年の夏、場所は大阪府吹田市千里丘。そう、

大阪万博の会場内だった。


東京オリンピックの6年後だ。入社から8年目、専門は

スポーツだが、アナウンサーだったら見ておかなきゃ

話にならないだろうと考え、自費で出かけた。あまりの

人出に辟易してすいているパビリオンをいくつか覗いた

だけで帰った記憶がある。あと、連絡がついた関テレの

アナとご飯を食べた気がする。ハハハ。

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♪1970年の こんにちは・・・


60年代の終わりごろから、日本中に 三波春夫が歌う

「世界の国からこんにちは」、いわゆる“万博音頭”が

流れていて、すごい熱気を感じた。あの歌のおかげで

大阪万博が開かれた年は簡単に思い出せる。ハハハ。


2025年の大阪での開催が決まった。めでたい!

お祝いムード一色でないのは仕方がない。

金儲けのためだろう。本当に必要なのか? 金がかかる。

その金があれば…。あとが心配。


いろいろ意見があるのは理解する。そして、悪いけど、

何かを言いたがるやつは必ずいると思ってる。だから、

私は単純に喜びたい。「あんたは何も分かってない」と

言われようが知ったことではない。


超高齢化はますます進む。若者が少ない社会は寂しい

ものになっていきそうだ。ラグビーのワールドカップ、

オリンピック、そして万博…、数年おきににぎやかな

イベントをやっていないと、暗く沈んだ空気がこの国を

覆うのではないかと心配だ。いや、ほんとに。

私はもうこの世にいないかもしれないし、生きていても

出かける元気はあるはずもない。今から、“陰ながら”

大いに盛り上がることを期待し、ごちゃごちゃ言った

連中を黙らせてくれることを願っている…と書いておく。

ハハハ。

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NHKの番組の司会者は万博招致決定を
「うれしいニュースがはいってきました」
という第一声とともに紹介した。
「ああ、こういう伝え方になるのか」
と思った。
賛否のあった事柄でも決まってしまえば、

全国民的な「うれしいニュース」になる。
われわれはまるで成長していない。


高名な(らしい)コラムニストが呟いていた。

言いたいんだね、こういうことが。

”反応の仕方が難しいニュース”が入って来ました、とか

“複雑なニュース”をお伝えします、とか、そんな風に

言えばよかったのかな?ハハハ。

で、最後の1行はなんだ?ったく。


そこまで行くと分からん


典型的な文系男子だが、“遺伝子”がなにかは分かる。

しかし、“ゲノム”となると、私の脳は 理解しようという

努力を完全に放棄する。しかも、“編集”するという。

壮大なラビリンスに迷い込んだ心境だ。ハハハ。


いや、笑いごではないらしい。

中国の准教授が香港の国際会議で発表した内容は実に

科学的、倫理的に“由々しき”問題をふくんでいるようだ。

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HIVに感染しないよう遺伝情報を書き換えた

双子の女の子が産まれた。


“遺伝子操作”や“遺伝子の組み換え”は聞いたことがある。

今度は“ゲノムの編集”か。年寄りの手に余るテーマだ。

科学・医学は日進月歩だ。人間の節度、自制、倫理が

追いつかない状況になっている。まずいよね。


これまでに何度か書いているが、当ブログは ”生命”の

誕生に科学が手を貸す範囲は極力限定すべきだと考える。

試験管ベビーにも代理出産にも基本的に反対の立場だ。

どんなに子供が欲しくても人としての理性を働かせる

べきだと思う。

そこに方法があるなら…と思う気持ちは理解する。

しかし、2月に書いたばかりだが、その”方法”で生んだ

子供の幸せをどう担保するのか?


2009年に見た映画「私の中のあなた」を思い出す。


長女・ケイトが白血病で入退院を

繰り返していても一家は深い愛情で
結束していた。しかし、ある日、

末娘アナが衝撃のアクションを起こす。
彼女は100%の適合性を持った血液や

臓器をケイトに提供するために試験管の

中で作られた子供だった。

生まれた直後から、何度も姉のために

手術台に上ってきたのだ。
「もう、これ以上は耐えられない。

自分の身体は自分で守る」と、11歳の

少女は弁護士を雇って両親を訴えた…

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実話に基づく物語はこのように描かれたが、2011年には

実際の姉妹は家族の愛に包まれて幸せに暮らしていると

伝えられていた。しかし、常にうまくいくわけではない。

幸せの担保と同じ重さで失敗したときの責任の取り方も

深く考えるべきだと思う。


秋篠宮 語る


皇族はいつもそうだが、秋篠宮は非常に抑制のきいた

トーンで話していた。しかし、その内容は厳しかった。

「小室さん、きちんとしてください。そうでなければ

この結婚は認められませんよ」と言外に言っていた。

妃殿下も「娘をお任せできる環境ではないようです」と

母としての懸念をはっきりと示していた。


どちらも親として当然だ。

古市憲寿が“とくダネ”で「小室氏の鈍感力がすごい」と

言ったそうだが、まったくその通りだね。

昔なら…とは言わない。平成が終わろうとする今だって、

また、皇族でなくたって、報じられてる記事の半分でも

事実ならこの話はとっくに終わっている。

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この会見ではある意味もっと重要な発言があった。

天皇即位のあとに行う大嘗祭(だいじょうさい)について

「宗教色の濃い行事に国費を充てるのはどうなのか」と

疑問を呈されたのだ。質問に答える形での発言だったが、

閣議で了解されている件だからメディアが大きく報じた。


判断材料が少ないから、発言の中身が正しいかどうかを

言うことはできない。しかし、このコメントを受けて

宮内庁関係の役人が慌てた…などの報道を見ると、何か

“不都合”なことがあるのだろう。各方面から 宮さまの

自重を望む声が出ている。


各皇族がそれぞれの思いを自由に話したらいいのに…と

言っているわけではない。しかし、そもそも、政治や

宗教についての発言をいわば“封じられて”いるうえに

自分にかかわる問題についても周囲に気兼ねしながら

発言しなければいけないのは、さぞ歯がゆいことだろう。

同情申し上げる。


by toruiwa2010 | 2018-12-04 08:21 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

2008 ~! アラフォー

2009 政権交代

2010 ゲゲゲの〜

2011 なでしこジャパン

2012 ワイルドだろぉ

2013 今でしょ  オ・モ・テ・ナ・シ

じぇじぇじぇ  倍返し

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2014 集団的自衛権 ダメよ~ダメダメ

2015 爆買い トリプルスリー

2016 神ってる

2017 インスタ映え 忖度 


…「現代用語の基礎知識」が選定する“新語・流行語大賞”

最近10年の年間大賞受賞の言葉たちだ。一覧表を見て

まったく何のことか分からなかったのは“グ~!”だった。

検索してエドはるみのギャグだと分かってびっくり。

“ダメよ~ダメダメ”、“ワイルドだろぉ”とともに完全に

私の頭の中から消えていた。


無理やり大賞にしたんだろうなあと思うものもあれば、

2013年の四つの言葉は、どれも、ほかの年なら単独で

選ばれたのではないかと思うほどインパクトがあった。

年度と言葉をセットにしてみたとき、鮮やかにその年の

イメージが甦るのはこの4語と去年の“忖度”に尽きる。


1984年にスタートして今年が35回目になるそうだ。

今年の大賞が今日発表される。毎年11月に候補

発表されると、家庭、職場、学校で話題になっている。

「こんなの はやったっけ?」という話になりがちだ。

ハハハ。

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今年は 以下の30の候補が発表されている。

(太字は私が有力だと思っているもの)


あおり運転 悪質タックル eスポーツ

(大迫)半端ないって おっさんずラブ

GAFA(ガーファ) 仮想通貨/ダークウェブ

金足農旋風 カメ止め 君たちはどう生きるか

筋肉は裏切らない グレイヘア 計画運休

高プロ(高度プロフェッショナル制度)

ご飯論法 災害級の暑さ 時短ハラスメント(ジタハラ)

首相案件 翔タイム スーパーボランティア

そだねー ダサかっこいい/U.S.A. TikTok

なおみ節 奈良判定 ひょっこりはん 

ブラックアウト ボーっと生きてんじゃねえよ! 

MeToo もぐもぐタイム


…私が“有力”だとした基準は、なんとなく、関係者が

受賞式に出てくる、出てきそう、出てきたら最高…だと

思ったからだ。

それぞれ、大迫勇也、田中圭、吉田輝星、上田慎一郎、

大谷翔平、尾畠春夫、カーリング女子代表、DA PUMP

大坂なおみ、山根明、ひょっこりはん…


スケジュール以外の理由で出席しないかもしれないのは

尾畑さんぐらいではないだろうか。出ないと思いがちな

山根会長だってホイホイ出てくると思う。ハハハ。


で、今年の大賞だが、“#MeToo”か“翔タイム”かなあ。

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受賞者が式場に来るか来ないかは大きな要素だ。

“理想の父親”、“いい夫婦”、“めがねが似合う”…今や、

何についても“ベスト”が選定される時代だが、多くで、

「えっ、なんでこの人?」と思う結果が見られる。

主催者がマスコミの取材を期待し、できるだけ話題性の

ある人物を選ぶからだと思う。その場合、セレモニーに

出てくれなければ価値が半減するから“出席ありき”の

選考になってしまうのだ。


結果、“体が空いている”…賞の本質とは合致しない、

つまり、“話題優先”、多くの人が「えっ?」と思う

タレントが受賞することになってしまうのだと。

かなり“無理やりな”選考があるもんなあ。ハハハ。

“メガネ ベストドレッサー賞”をもらった加藤綾子が

「正直なところ視力が良くて…」とスピーチしてた。

語るに落ちる。ハハハ。

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それを思えば、今年のMOTYの顔ぶれは豪華だった。

男性ファッション誌GQが選ぶMenof the Yearだ。

超売れっ子の竹内涼真・田中圭、DA PUMP、是枝裕和、

リリー・フランキーに加えて人気上昇中のお笑い・千鳥、

メーキャップの辻一弘らに加え、Woman of the Year

浅田真央を選んでいる。そして、全員がセレモニーに

顔を揃えた。受賞者側にもメリットがあるってことだね。


by toruiwa2010 | 2018-12-03 06:48 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

泣く子も黙る…逮捕されたカルロス・ゴーンには

そんなイメージがピッタリだ。

2兆円”という途方もない債務を抱えて倒産の

危機に瀕していた日産自動車を救った男だ。

さすが フランスから乗り込んできただけのことは

あるなあと、ひたすら感心していた。

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来日してから20年近くになる。

経済or経営についての知識はきわめて乏しいが,

少なくとも前半10数年に彼がやったことに疑問の

余地はないのではないか。 万一 倒産していたら

どんなことになったか分からない巨大企業・日産を

短期間で建て直したのは事実だもの。


それにしても、逮捕の理由、その後に“わいて”きた

さまざまな不正の中身は“なんだかなあ”だ。

金を持っている人のところに金は集まる…らしいが、

それだけあれば十分だろう?それぐらい払っても

君の財産はびくともせんだろう?と思うのはやはり

貧乏人の“サガ”なんだろうね。ハハハ。


今回の件では、金持ちほど意地汚いことのほかに

疑問や初めて知ったことがいくつかある。まず…


ゴーンが逮捕されたのはプライベートジェット機で

羽田空港に到着した直後だ。尾翼近くについている

エンジンに“NISSAN”の文字があった。


日産自動車の所有機であることを示しているのだと

思っていた。しかし、よく見ると“SS”ではなくて

55”だということが分かる。“NI55AN”なんだ…と

思い直した。ここに書かれているのは機体番号で

Nで始まっているからアメリカで登録されたことを

意味している。

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…そう思っていたが、今回お手柄だった朝日新聞の

記事を読むと日産の所有であることは事実だろうが、

ここに書いてあるのは”N155AN”なんだ。分かる?

アルファベットの“I”ではなく数字の“1”なんだ。

“先入観”ほどこわいものはないね。ハハハ。


…と思ったが、微妙なところが違うかもしれない。

念のために番号を検索すると、この機の所有者は

5月からWELLS FARGOTRUST COとなってる。

イギリスの金融機関だ。

うん? 日産所有じゃないってことか?

だったら、なぜ、こんな機体番号を選んだのか?

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どういう意味なんだろう?と思ったのは、朝日の

写真の機体番号にモザイクがかかっていることだ。

個人情報ってこと? 本文には明記してるのに?

なんか、変じゃね?


一番驚いたのはゴーンのスペルかもしれない。

G・O・H・S…N…へえ。


by toruiwa2010 | 2018-11-26 06:59 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

・インターネット百科事典である。

・誰もが無料で自由に編集に参加できる。

・ウェブブラウザ上でウェブページを

編集することができる“wiki”という

システムを使用した“encyclopedia

(百科事典)を合わせた造語である

2001115日に英語版が発足。

情報の信頼性・信憑性や公正性などは

一切保証されていない。

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…この記事を書き始めたときにWikipediaで見つけた

“ウイキペディア”について(w)の記述の一部だ。

私が知らなかっただけで、インターネットの草創期から

存在していたと思っていたが、ウイキペディアの登場は

21世紀になってからだと知ってびっくりした。


私がパソコンに初めて触れたのは1995年だった。

担当種目の英語の情報がそこにありそうだったからだ。

ポインターを目指すところに持っていくのもままならぬ

期間が長かったから“検索”などという高等テクニックを

知ったのはだいぶ後のことだ。ハハハ。


ウイキペディアはたしかに便利だが、まるごと信じちゃ

いけないもの…と言い聞かせ、記憶の確認と事実関係を

チェックするだけにとどめている。日付やデータなど

数値的なものは、よほど大事な要素でない限りそのまま

記事を書くときに使うこともあるが、話の中で決定的な

鍵になる事物ならほかの記事と照合するようにしている。

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存在を知ったら、自然に“俺はどうなんだろう?と思う。

検索して、ささやかだが、“岩佐徹”の項目もしっかり

あったからこれまた驚いた。ハハハ。

”まるごと信じちゃいけない”と思うようになった一つの

キッカケは、そこに書かれていた自分についての記述が

かなり“いい加減”だったことだ。


来歴・人物

慶應義塾大学文学部を卒業後、1963年フジテレビに入社。

同期には露木茂、能村庸一がいる。

フジテレビ時代は『3時のあなた』『FNNニュース7:30』、

『スター千一夜』に出演した。

報道部、スポーツ部を経て、1988年、WOWOWに出向。

テニス・サッカーを中心に数々のスポーツ中継の実況を

担当した。

テレビメディアのあり方についても一家言あり、自身の

ブログにて論説を繰り広げている。

その反響もネットニュースにて取り上げられている。

2014814日、第96回全国高等学校野球選手権で

東海大四の投手がスローボールを多用したことについて、

twitterで「投球術とは呼びたくない」「こういうこと

やってると、世の中をなめた少年になっていきそうな

気がする」という趣旨の発言を行い、多くの批判が

寄せられると不適切な発言だったことを認め、当該の

ツイートを削除し謝罪した。

ブログでクエンティン・タランティーノ監督『ジャンゴ

繋がれざる者』に言及し「奴隷の歴史については全く

知りません」と書いたところ、その記事に対して映画

評論家の町山智浩がTwitterで「だったら勉強しろ、

クソじじい」、「あほか」と述べた。

町山はその後、岩佐の抗議に対して謝罪している。

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過去の出演番組

スポーツ中継(実況)

東京12チャンネル(現・テレビ東京)でも、短期間ながら

実況を担当したことがある。

3時のあなた(司会、19734月 — 19773)

FNNニュース7:30(キャスター)

プロ野球ニュース(1期キャスター)

スター千一夜(司会)

マグマ大使 第35話・第36話(1967年)


大したアナウンサーじゃなかったから簡にして潔…は

いいと思う。しかし、書かれた本人にしてみればかなり

突っ込みどころが豊かだ。

来歴・人物についての記述は”スローボール”も“町山”も

ほぼその通りだ。

しかし、それを書くのだったら、高校球児とは去年の秋、

札幌で会って直接謝罪したことも付記してくれなきゃ。


あの夏の少年に「はじめまして」

~謝って、食べて、話して…~

https://goo.gl/gcVZ9L 

(スマホで読みやすいように元記事を少し修正)

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過去の出演番組についてはずいぶん乱暴だよね。

WOWOWに出向してからの実績はほぼ無視だし、

フジでもプロ野球&大リーグ中継、ワールドカップ・

バレーなど、いろいろやってるわ。ハハハ。

ちなみに、以前はWOWOWでの「リーガ、ゲッツ」も

しっかり書かれていたし、もう少しいろいろな記述が

あったと記憶する。あることやないことが。ハハハ。


画面に出たり実況したりしているアナウンサーなら、

たとえ駆け出しでも何かしら記事が書かれているが、

見当たらないアナもいる。中には、なにがあったのか、

“すったもんだ”の末に削除されたらしきケースも。

つまり、ウイキペディアは必ずしも正確とは言えないし、

頭から信じちゃダメよ、ってことのようだ。


お前の記事は正確か?と問われれば、胸を張ってYES

答える自信はない。こちらも、信頼するのは危険だ。

どちらも“タダほど高い”ということを 肝に銘じないと。

ハハハ。


0845AM 加筆

ついでに書いておく。

バッシング。炎上は事実だから書かれてもいい。

しかし、2004年にギャラクシー賞の月間賞を

受けたことが抜けてるのはダメじゃないの?

放送界では権威のある賞だし、(えへん!)

たとえ、月間賞でも、スポーツ実況での受賞は

ほかにいないはずだ。

"メキシコの青い空"のYアナ、「栄光への…」の

Kアナ(ともにNHK)でさえ。


by toruiwa2010 | 2018-11-20 07:18 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

X day & Y day

~金正日が逝った~

( 2011/12/22初出 )

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どこに行った?と一部で騒がれていた北朝鮮国営放送の

看板女性アナが世にも悲しげな声で総書記・金正日の

死を告げたのは19日でした。

新聞は父・金日成のあとをついで国家の指導者になった

ところから死に至るまでの生涯ををまとめた記事を載せ、

テレビはその間の映像をまとめて放映しました。

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「短い時間でよくこれだけのものを…」と思った人も

いるかもしれません。いや、そう簡単にまとめられる

ものではありません。各メディアは、遅くても数年前の

発作のあとにはしっかりと準備を進めていたはずです。


これは金正日に限りません。

各国の王族・元首や世界的に有名な芸術家・文化人・

学者などについて、いざというときに備え、その生涯や

業績・作品を記事や映像でまとめているのです。

去年から今年にかけて中東で“アラブの春”が吹き荒れた

ときは トップの座を失いそうな権力者たちの資料が

集められたでしょうし、毎年、ノーベル賞のシーズンが

近づくと可能性のある日本人についての情報・資料が

集められるはずです。

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…コンピューターが発達し、データベースがきちんと

構築されるようになっている現在は作業も楽でしょうが、

量がケタはずれで かけた時間も半端じゃなかったのは

昭和天皇のときでした。


87歳で亡くなったのは1989年でしたが、フジテレビで

その日に備えて特別編成のチームが動き始めたのは

畏れ多いことに1970年前後だったのです!まだまだ

お元気でしたが、テレビには早々と準備に取り掛かる

理由がありました。


崩御のあと数日は通常番組を全部中止して“CMなし

追悼番組になるだろうと予想されましたから、時間を

埋めるために“とんでもない”量が必要だと考えられて

いました。準備を急いだのはその“量”を確保するため

だったのです。


準備を命じられたグループは“Xデー・プロジェクト

呼ばれていたと記憶します。つまり、天皇崩御の日を

Xデーとしたのです。皇后陛下が亡くなったときに

備える“Yデー・プロジェクトもスタートしたはずです。


事前準備で、最も手間がかかったのは昭和天皇の一生を

まとめる一代記の制作でした。太平洋戦争をはさんで

波乱万丈だった昭和天皇の生涯をたどるのは、きっと

気が遠くなるような作業だったと思います。 テレビは

映像、最低でも写真が必要ですから余計に大変です。


幸い、陛下がお元気だったこともあって作業はゆっくり

進められました。第1巻が完成してそのナレーションを

私が担当したのは1973年ごろのことです。

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あるひとつの人生を語るとき、それを一国の

歴史になぞらえることが出来る

人生に揺籃の時代あれば、国に草創期の苦闘の

歴史あり 人生に青年客気の時代あれば、 

国に狂瀾怒涛の歴史あり

人生に成熟の時代あれば、国には爛熟した

文化の時代がある


我々がいま昭和という時代の終焉にあたって、

大行陛下ご一代の足跡をたどるとき、まさしく

それが一国の歴史であり、ひとつの人生と

呼ぶにはあまりに歴史的な人生であったことを

痛感せずにはいられない



伊勢神宮の映像をバックに制作側の要求でゆったりした

ペースで読み始めたこの“作品”は一番のお気に入りです。

しかし、制作のペースがきわめて遅く、19812月に

アナウンス部を出てしまった私は4巻(2時間分)しか、

かかわれませんでした。

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昭和天皇の崩御は19891月でした。最初の収録から

15年以上の時間が経過していたことになります。

WOWOWに出向していた私はこの日の放送を自宅で

見ました。大行天皇(昭和天皇と呼ばれるまでの称号)

幼少時からのざらついた映像を見ながら、聞こえてくる

自分のナレーションに、特別な感慨がありました。


“その日”の日本の空気を頭に入れて充分に下読みをし、

読み終えたときには大きな満足感があったのですが、

「幼い」「深みがない」という印象を免れませんでした。

当時は、30代で重みのある仕事を任されてプライドを

くすぐられた記憶がありま。しかし、“完成品”を聞くと

こういうものはやはり、年輪を重ねたアナウンサーが

やるべきだったのだなあと改めて思いました。


現在では、各局ともライブラリーが充実していますから、

何が起きてもそれほどあわてることはないでしょう。

それでも、膨大な素材を放送時間に合わせて編集する

作業にはそれなりの時間が必要ですから、特定の人物に

ついては準備が進められていることでしょう。


by toruiwa2010 | 2018-11-17 06:52 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

歌手のASKA5日、東京国際フォーラムで“復活”の

コンサートを開いた。58か月ぶりだという。

苦しいことも多かったはずだが、元気そうで何よりだ。

シャウトする“SAY YES”、“YAHYAH YAH”に満員の

ファンが盛り上がっていたのが嬉しい。


“本論”に入る前に私の立場を明らかにしておく。

20145月に覚せい剤所持の容疑で逮捕されたときは

大好きなアーティストだったから猛烈に腹が立った。

せっかくの才能がもったいない…と。

なぜかブログに何も書いていないし、ツイートもないが、

7月に保釈されたときにはこう呟いている。


ASKA被告何も話さずに湾岸署前から

車で去って行った。それでいい。

話す義務なんてないのだし、話して

どうなるものでもない。ファンに対して

詫びの言葉など、機会を得たときに

言えばいい。

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さらに、151219日、“誤認逮捕”から3週間後に

釈放されたときは…


釈放されて警察の玄関前に現れた彼は

前回の逮捕のときと違って、自信に

満ちていた。虚勢や強がりではなく…。

私にはそう見えた。クリーンだという

確信があるのではないか。

彼が発信する次の言葉を待ちたい。

そして、近くリリースするという

“音楽”にも期待する。


…などと、ブログに書いている。

つまり、初めに”薬物で逮捕”と聞いたときは失望したが、

2014年の保釈以後はほぼ一貫して擁護・応援する立場だ。

麻薬に手を染めたという”イメージ”だけで彼を攻撃する

連中に対して最高に反発したのは、去年の2月だった。

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TBS「ビビット」がかなりあからさまなASKA叩きを

したからだ。それも、彼の何が許せないのか、司会も

コメンテーターも完全に足並みをそろえていた。

この業界にいたし、長くテレビを見ているが、これほど

スタジオ全体が一つの方向に向かって意思統一された

番組を見た記憶はない。“天晴れな”予定調和だった。

ずいぶん時間がたっているが、今でも番組を見たときの

怒りがよみがえる。体が震えるほどだった。


このときに長い記事を書いている。実は 今日の記事にも

部分的に再録しかけたが、猛烈に長くなるので止めた。

関心がある人には読んでほしい。


君らは正義の味方なのか?

ASKAを責めた「ビビット」~

(2017/02/21) 

*理由不明なれど、短縮URLが無効だ。

タイトルの1行目で検索すると出てくる。


その「ビビット」がASKAのインタビューを放送すると

聞いて、昨日の番組を注目した。聞き手がテリー伊藤と

知ったからなおさらだ。ASKAが最初に逮捕されたとき

「二度と音楽活動をするな」と言い放っていたことを

しっかり覚えているからだ。

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「お疲れ様でした」とわざとらしくテリーが声をかけて

始まった対談の中身はほとんど何もなかった。わずかに、

「なぜ、クスリに?」と問いかけ、「クスリというのは

“出会ってしまうもの”」という話を引き出したあたりが

面白かっただけだ。それだってASKAがインタビューに

応じた時点で、誰もが思いつく質問だ。

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何が、どこが“スペシャル対談”なんだよ…と思いながら

25分のコーナーを見せられてがっかりした。

しかも、「二度と…」と吠えたことはすっかり忘れたかの

ようにはしゃいでいたテリーには“恥を知れ”と言いたい。


ASKAは大好きな歌手だ。

全盛時の名曲もいいし、去年 発表した“FUKUOKA”も

彼らしい曲だった。音楽の才能は衰えていないようだ。

できればチャゲとのデュエットを聞きたいが、おそらく

無理なんだろうね。

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再開したツアーでは5000人が入る会場で60人編成の

フルオーケストラをバックに歌った。

もう少し小さな編成の方がよかった気がする。

熱唱だったが、声が出ていないように聞こえた。

年齢的なものに加え、久しぶりのひのき舞台だったから

テンションが極限まで高まっていた可能性もある。

ゆっくり、“往年”のASKAに戻っていくだろう。


執行猶予期間は終わっている。法律的な“償い”も済んだ。

誰に遠慮することなく、思い切り音楽活動をすればいい。

ASKAの いわば“第2の人生”に幸多かれと声援を送る。


by toruiwa2010 | 2018-11-13 06:57 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

シリアで長期にわたって拘束されていた安田純平氏が

帰国してから8日後の112日、記者会見を開いた。

こんなに早い時期に開かれるとは思っていなかった。

うわべは元気そうに見えるが、無理をしているのでは

ないかと気になった。


長時間の会見の大半は拘束中の様子の報告だった。

記者との応答は限られた時間で終わってしまった。

それでも、可能な限り話を聞いてみて、私の気持ちは

かなりスッキリした。


なによりも、冒頭のあいさつが“改善”されたと思う。


今回、私の解放に向けてご尽力いただいた

みなさん、ご心配いただいたみなさんに

おわびしますとともに、

深く感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

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ここで安田氏は正面に向かった深く頭を下げた。

頭を上げて話を続けるまでおよそ7秒かかった。


私自身の行動によって、日本政府が

当事者にされてしまった点について、

大変申し訳ないと思っています。


…ここでは、少し下を向いたが、“頭を下げる”という

姿勢には見えなかった。つまり…言葉では謝っているが、

頭を下げるまでの気持ちはない、そして 感謝の気持ちは

まったくないということか?


ライブで見ていて、そこは残念だった。

当事者の政治的立場がどうであっても、政府には救出の

義務があるのと同様に、”(心ならずも)巻き込んだ”と

認識しているのなら 感謝の言葉を口にするのは、立場は

ともかく、“人として”当然の行為だと思うからだ。

また、朝日新聞(デジタル)は安田氏の冒頭の二つの話を

それぞれ「 」に収めて続けた上で“…と述べ、深々と

頭を下げた”と記している。

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こまかいようだが、“真実”ではない。

これだと彼は“迷惑をかけたと”、日本政府に対して“も”

頭を下げたことになる。意図的かどうかは分からないが、

映像を見ていない人はそのように受け取ってしまう。

安田氏の政府に対する言動は一つのポイントなのだから

“深々と頭を下げた”を入れる位置は正確でないとダメだ。


安田氏はほかにも、こんな話をしていた。


紛争地での救出は難しいので、可能な限りの

努力をやっていただいたと考えている


紛争地に行く以上、当然、自己責任だと

考えている。自分自身に起こることは

自業自得だと思っている


私自身への批判があるのは当然。

事実に基づいてやってほしい。


道案内人が1人で様子を見に行っている間に、

私は別の方向に入ってしまった。完全に私の

凡ミスというか、考えられないようなミス。


彼が政府の警告を振り切って紛争地へ行ってテロ組織に

拘束されたこと、そこで彼の身に起きたことについては

彼の責任だし、ほかのだれを責めることもできない…

それが私の考える“自己責任”だ。彼も肯定している。


そもそも、紛争地に入っていくことが自己責任だ、とか、

拘束されたことを指して自己責任だ、とかいう言い方は

私の日本語にはなじまない。


で、会見を見て私が知りたかったことはほとんど聞けた。

ただし、どうしても気になることが残ってしまった。

日本政府は金を払わなかったようだが、どこかの国から

“身代金”または、それに類する金が“組織”の手に渡った。

活動資金を手にした彼らが起こす行動によって犠牲者が

出ることもあるだろう。そのことを その原因となった

安田氏がどう考えるのかはぜひ知りたいところだ。


長期拘束のあとで まだまだ、心身ともに健康な状態に

戻っていないだろうから、彼が 自から触れなかったのは

理解する。(あえて言わなかったのなら“卑劣”だ)

しかし、何百人もいた内外の記者のだれ一人、その点を

聞かなかったのはなぜだ? 私は今後もその答えを待つ。


余談二つ。


英雄論

テレ朝「モーニングショー」の玉川徹記者が安田氏の

行動に批判的だった元大阪市長・橋下徹氏と“対決”した。

それを岩佐徹がテレビで見た。徹の三つ巴。ハハハ。

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その中で玉川記者の”英雄論”も取り上げていた。彼は、

「時間が少ないから言葉足らずになることがある」etc

と釈明しつつ、一番言いたかったのは「敬意をもって

迎えるべきだ」ということだと話した。


しかし、解放直後、玉川記者は“時間が少ない”中でも

多くのことを話し、その中でこう言った。


…民主主義が大事だと思う国、国民なら

それを守るためにいろんなものを

暴こうとしている人たちを英雄として

迎えないでどうするんですか!


私も玉川記者の真意はそこじゃないことを理解した上で

“安田氏=英雄”と言っているのと同じことになった

このコメントはダメだ。街でマイクを突きつけられた

一般人じゃない。記者だったら自分の発した言葉には

責任を持たなければ。

「あの部分は言葉が足りませんでした。ごめんなさい。

撤回します」と言えば済むんだ。政府高官が同じ過ちを

犯したら、君たちはとことん追求するんじゃないかな?


フランス人記者が言う

二つ目は112日付朝日新聞デジタルから。

日本に住んで15年以上のフランス人ジャーナリストが

安田さんの冒頭の“謝罪”に首をかしげたそうだ。


「フランスでは、謝罪は間違ったことを

した時にする。彼は記者の仕事をして

事件に巻き込まれた。フランス人記者なら、

心配してくれた方々に感謝するだろうが、

謝罪はしない」


…また始まったよ、と思う。

「このケース、フランスでは謝らない」なら それでいい。

日本では、自分に間違いがなくても 心配させた、迷惑を

かけた…と思えば謝るのが”文化”なんだ。

15年も住んでるなら、同じ事象でも、フランスをふくむ

諸外国と日本では対応が違うことをそろそろ分かったら

どうなのさ。


ついでに言うなら、ホントは話せるのに英語を話せない

“ふり”をするフランス人に手を焼いた経験が数回ある。

どういうプライドなんだ!


当該フランス人記者には言っておきたい。

「フランスでは」と言うなら「日本では」も認めなきゃ。


by toruiwa2010 | 2018-11-05 07:50 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

自己責任論…難しいし、悩ましいね。確固たる意見を

持った人たちにとっては難しくなんてないのだろうが、

凡人にはそう簡単じゃない。

多くの考え方があっていいと思うし、あるのが自然だ。

今回もすでに各方面から多くのコメントが出ている。

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私は、戦場ジャーナリストたちの勇気ある行動に敬意を

持ちつつ、今回のようなケースについては どちらかと

いえば、“批判的”な立場だ。つまり、国が“危険だから

行くな“と警告している地域へ出かけて拘束されたとき、

国の努力に限界があって命を落としても仕方がない。

警告を押し切って危険地域に足を踏み入れたところから

先に起きることのすべての責任はあなたにありますよ…

という意味での“自己責任”だ。


どこにも“無理”はないと思う。たぶん、報道に見られる

外国人にも理解できるはずだ。日本での”自己責任論”に

彼らが首をかしげるのは訳し方が悪いからだと思う。


そんな私でも、解放後、機内で話す“うわべ”元気そうな

安田氏を見て“よかったなあ”と思ったことは書いておく。


で、“自己責任論”の中身というのは私のような考え方を

はさんで、ネットで見かける“死ぬべきだった”という

極端なものから“そんなことを言うのはおかしい”と

真っ向から否定するものまで多様だ。

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中には、“英雄”という言葉をうっかり使ってしまって

攻撃されているコメンテーターもいる。テレビ朝日

「モーニングショー」の玉川徹記者だ。

私も出先でこの記事を読んで“猪突猛進”とからかった。

橋下徹もおそらくネット記事だけ読んでのことだろうし、

正面からではないが、批判的なコメントをしている。


じっくり彼の発言を見て、私は考えが少し変わった。

文字に起こせば、おおむねこうなる。


24日の番組で

自己責任論を否定しておきたい。

ジャーナリストは民主主義を守るためにいる。

国や企業など権力の側は自分たちの都合が

いいようにしたがる。(都合の悪いものは)

隠したがる。それを暴かない限り私たちは

正確なジャッジができない。情報を取ってくる

人たちが必要だ。

それをフリーのジャーナリストは命をかけて

やっている。

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たとえば、兵士は国を守るために命をかける。

彼らが国外で捕虜になり、解放されて国に

帰るとき英雄として扱われる。同じことだ。

日本は民主主義国家だ。民主主義が大事だと

思うなら それを守るためにいろんなものを

暴こうとしている人たちを英雄として

迎えないでどうするのか?

なんですか、自己責任て。

国に迷惑かけたってなんですか!

彼らは民主主義は要らないのか。

要るというなら敬意を持って迎えるべきだ。


全体として、言っていることはよく分かる。特に前半は

説得力があり、“(だから)敬意をもって迎えよう”こそ

彼が言いたいことだと理解できた。

しかし、突然 飛び出した“英雄”という言葉には違和感が

否めない。たちまち、ネットが飛びついた。

翌日の番組で彼は…


英雄として迎える…が誤解されているが、

“敬意を持って迎えるべきだ”と言ってる。


…と“釈明”したが、遅かった。

文脈を見れば、彼のポイントは“敬意をもって…”なのに

そこがかすんでしまった。話しているうちに気持ちが

高ぶって“英雄”を口にしてしまったのだろう。ついでに

書いておくが、安田氏と同じ“条件”で拘束された人物を

英雄として迎える国などないと思うぜ。


“英雄として…”が誤解されているが、と彼は言ったが、

そうじゃない。”英雄として迎えないでどうするんだ”と

ハッキリ言っている。その言葉が独り歩きした。

記者なら批判は甘受すべきだ。

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安田氏本人については、“うわべ”とは別に心身に大きな

ダメージがあるに違いない状態で話したことではあるが、

とても気になる言葉があった。本人が話している映像は

見ていないが、NHKHPに出ていたから事実と思う。

イスタンブールに向かう機内でこう言ったそうだ。


あたかも日本政府が何か動いて

解放されたかのように思う人が

おそらくいるんじゃないかと。

それだけは避けたかったので、

ああいう形の解放のされ方というのは

望まない解放のされ方だったという

ことがありまして。


安田氏が”反権力”の立場にあることは分かる。しかし、

政府が何もしなかったことにしたかったと受け取れる

この発言は今後、“安田攻撃”の根拠にされないか。

報道によれば、カタール政府が動いたことが彼の解放に

つながったとされているが、日本政府が働きかけたから

彼らが動いたのではないか?


何もしなかったくせに…と言いたいのか?

誰かに助けてほしかったが、日本政府だけはゴメン…が

彼の本心なのか?

政府嫌いはおいて、ここは素直に感謝したらどうか。


彼の過去のツイッターには“自己責任”について興味深い

投稿がいくつかある。

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2015.04.03

(前段省略)自己責任について

否定したことは一度もありません。


2015.04.03(上のツイートの12時間後)

戦場に勝手に行ったのだから自己責任、

と言うからにはパスポート没収とか

家族や職場に嫌がらせしたりとかで

行かせないようにする日本政府を

「自己責任なのだから口や手を出すな」と

徹底批判しないといかん。


2015.04.16

藪の中に何がいるかなんてつついて

みないと分からない。出てきたものに

噛まれようと食われようと、つついてる

奴は好きでやってる変態なんだから、

周囲はほっといて何が出るか

観察してりゃいい。

そいつが帰ってくれば持ってる情報は

貴重だし、救出作業の過程でも情報

入るのだから救出努力した方がいい。


…今回のことと重ね合わせると”符号”する部分がある。

一種の“ブーメラン”にならなければいいが。


この件で思うこと。


まず、玉川記者の真意が何であれ、私は安田氏を

英雄だとは思わないし、彼を“英雄視”することは

むしろ危険だと思う。成果はなかったわけだし。


形はともかく、彼が拘束されたことで 大金が

テロ組織に渡ったのは事実だ。このことについて

彼がどう思っているか? 時期が来て“対応”が

行われるときには、ぜひ確認してほしい。


戦争ジャーナリストを“崇高だ”、“命をかけてる”と

賛美する傾向には強い違和感がある。

レトリックにせよ、それほど特別視するのはどんな

ものかと思う。多くの職業が当てはまるぜ。


別の意味で違和感があったのは、玉川記者の熱弁の中に

あった言葉だ。


菅官房長官も「(金は)払っていない」と言ってる。


具体例はないが、彼はこれまで、官房長官のコメントを

しばしば疑問視していた記憶がある。自分のロジックの

都合だけで信じた”ふり”をしてるわけじゃなかろうな?


断わっておくが、玉川記者の鋭いコメントは好きだ。

昔は大嫌いだったが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-29 06:12 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)

誰にもあると思うが、“意地”…


コンサートを急きょ中止した理由についてジュリーは

こう説明した。「一言で言うと”意地”だ」と。

9000人集める約束なのに7000人しか来てなかったから

ということだった。


これだけを聞かされたら、沢田研二のわがままだ。

私の最初の反応も「もう少し小さなハコでやるとか…

考えられなかったのか?それもプライドが許さないか?

わがまま、身勝手、裸の王様…なんか痛々しい」だった。

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しかし、大勢の記者に囲まれて淡々と事実関係を話す

彼を見ていると、厳しさが緩みそうになるのも事実だ。

街の意見の中には非難するものもあったが、情報番組は

“横並び”で優しかった。「モーニングショー」「とくダネ」

「スッキリ」、「ビビット」をチェックしたが、司会者や

コメンテーターが直接ジュリーを批判した局はなかった。

デヴィ夫人が「出るべきだったんじゃないですか?

よく分かりませんが」と言っていたぐらいだ。たぶん、

彼女が取材を受けたのはジュリーの会見の前だ。


私は、今でも「うーん、どうなんだろうね」だ。

発言の中に、「満席でない会場で歌えと言うのは酷だ」と

率直に語った部分が印象的だった。スーパースターって

そういうものなんだね。

70歳で、あとがないんだ」とも言った。

そして、「満席じゃなかったら歌わない」と、これまでも

言ってきたし、そういう“契約”になってる」とも。


思わず、そうか、それじゃしょうがないと言いそうだが、

事務所やイベンターとはそういう約束をしているかも

しれないが、肝心の一番大事なファンはそれを知らない。

“美学”だと称える芸能人もいるが、ファンを犠牲にした

美学ってどうなのか。「今回は甘えさせていただいた」は

“申し訳ない”という思いを込めたつもりだとは思うが、

ファンは結果として”甘え”を許すことになっただけだ。

つまり、いたるところに“身勝手”は顔を出しているんだ。


責められるのなら、甘んじて受けます…というう態度が

明白だったから、世間は寛容なんだと思う。この言動を

“カッコイイ”と思うかどうかは、結局、彼と同じ時代に

生きてきた人と、よく分からないと言う世代の人たちで

大きく分かれるのではないか。

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沢田研二、70歳か。

自分がなぜそこにいたのか思い出せないが、河田町の

6スタジオのサブの片隅でほかの歌手のリハーサルを

見ているジュリーを5㍍の距離で見たことがある。

素肌にピンクのシャツを着た二十歳のスーパースターは

薄暗い場所でも強烈なオーラを放っていたなあ。


ちなみに、今度のことで改めて感じたのは"沢田研二"は

良くも悪くも別格なんだなということだ。

そして、自宅近くの公園で行った会見で最も刺さった

コメントは…「蚊、多いですね ここ」だった。ハハハ。


あからさまなエゴ


少し前の話になるけど、港区に児童相談施設を作る話、

日本にはいろんな人が“棲息してるってことが天下に

示したね。地域住民への説明が不十分だった点で行政に

それなりの責任はあると思うが、紛糾し始めてからの

住民たちの物言いにはただ呆れる。

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・なぜ青山なのか?田町とか広いところがいっぱいある。

・表参道の一等地、完全な商業地にそういうものを

持ってきたとき、港区としての価値が下がる。

・ネギ一つ買うのも紀伊国屋に行くようなところだ。

すごく生活に困窮されている方が生活るのが大変。

・この周辺のランチ単価を知ってますか?

1600円ぐらいするランチ単価のところで、なぜ施設に

子供を連れてくるのか?

・世界的ブランドがこれほど集まってるのは青山だけ!

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テレビが伝える住民の声をまるまる信じることはない。

カット部分にどんな意見があったか分からないからだ。

しかし、これだけは言える。放送で流されたコメントは

間違いなく集会でビデオテープに記録されたものだ。


ここで文字にしたものも発言通りではない。いくつかの

コメントには、「施設が必要だと思うが」という前置きが

あった。しかし、言いたいのはおおむねそういうことだ。

つまり、青山は特別なところで、俺たちの世界だ。

施設に住んだり通ってきたりする家族は貧しいらしい。

ここで生活するのは大変だし、来られると青山の価値が

下がるんだ。頼むからどこかよそでやってくれ。


少々“乱暴”だが、発言の語調や雰囲気から“住民エゴ”が

あからさまに感じられて気分が悪かった。あのビデオが

日本中に流れてしまったことで青山の値打ちはむしろ

下がったんじゃないか?お気の毒さま。

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…で、もしかすると、”ランチ単価”は

流行語大賞に選ばれるかもね。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-23 05:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)