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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:ドラマ( 103 )

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12/21 posted at 16:10:43
「家政婦のミタ」が今夜最終回だ。
“特別版”と称する9時からの枠ではミタが
亡き夫と息子の墓参りに行くところなど
前回描かれていなかった部分を撮り足して
あるのだという。30%狙い…。
フジテレビとの激しい視聴率争いがあるから
仕方ないが、いかがわしいなあ。ハハハ。


浮気中の夫(長谷川博己)から離婚してくれと告げられた、4人の子供の母親でもある妻は
「あなたに捨てられるぐらいなら」と自宅近くの川で自殺した。
四十九日が過ぎ子供たちの面倒をみるために家政婦の三田(松嶋菜々子)がやってきた。
彼女は ニコリともしないかわり 家事は完ぺき、言われたことは“危ない”ことさえも 的確に
実行するミステリアスな存在だった…
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10月期のドラマを展望したとき、コンセプトを読んだ限りでは魅力がなさそうでした。
1,2回でギブアップする“におい”がぷんぷんしていたのです。ハハハ。
ひいきの松嶋が久々に登場するドラマだから、とりあえず、と見始めたのですが、なぜか
やめられず、とうとう、最後まで見てしまいました。

成立しえない”家族がいて、“存在しえない”家政婦が登場し、“想定外”の物語が進む…
設定と筋書きに相当の無理があって、本来なら 私が見続けるはずのないドラマですが、
制作者が何か仕掛けたわけじゃないでしょうね?サブリミナル。ハハハ。

12/21 posted at 21:16:44
「家政婦のミタ」…9時からの枠に付けたタイトル“特別版”、
日テレ編成部としては、うまくやった、というところか。
クレームがついても、どうにでも言い逃げられる。
策士がいるんだ。これで10時からの本編最終回が30%を
マークしたら特別ボーナスだな。ハハハ。


一昨日、9時の枠が始まった直後のツイートです。
朝刊テレビ欄を見たとき、「これは、きっと“うまくやった”に違いない」と思いました。
9時から11時09分がひとつの枠になっていて、そこにはこう書かれていたのです。
「さよなら“家政婦のミタ”特別版 最終回への序章…
三田灯が亡き最愛の夫と向き合う新撮場面公開!(以下 略)」

つまり、最終回の放送は10時からだが、その前に9時から“特別版”がある。そこには
新しく撮影したシーンがあるよ、と告げているのです。
…墓参りするミタ、子供たちだけの家族会議など、2~3シーンが追加されていましたが、
基本的には総集編でした。そうだろうと思いつつ“新撮場面”と言われれば、どうしても
見てしまうのが視聴者心理というものですよね。
「どんな作り方をするかみてやれ」という少々“意地悪”な気持ちで見ていたのですが、
途中から 見る見るうちに視聴率が上がっていくのが目に見えるようでした。
「テレビ屋はいつの時代も“厚かましい”し“あざとい”なあ」とつくづく思いました。
今、始まったわけじゃないですが。ハハハ。
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12/22 posted at 09:42:34
「家政婦のミタ」最終回はなんと40%!どえらい数字だ。
ラスト近くでミタさんがほほ笑んだ場面でどれぐらいの
数字が出たのだろうか?恐れ入った。まさに社会現象と
言っていい。事件だ。9時に“盛り上げ枠”を作ったのも
大正解だった。 日テレ編成部の大勝利とも言える。


ドラマでの40%台は木村拓哉主演だった「ビューティフルライフ」(TBS・2000年)以来、
11年ぶりだそうです。つまり、今世紀初めての快挙だし、もしかすると、21世紀 最初で
最後かもしれません。メディアが多様化し、録画で見る人も増えている今、30%どころか
破天荒な数字を叩き出したのですから ビックリです。

ただし、嫌みでも 負け惜しみでもなく、ドラマとして上質だったかとなるとどうでしょう。
テーマは“家族の再生”とか言っていましたが、私にはそうは見えませんでした。
終盤で、子供たちが口をそろえて「お母さんになって」と訴えていました。
しかし、最後まで感情を見せなかったミタと我がまま放題で見ていて腹が立つ子供たちの
関係がお互いの感情のひだを分かりあえるほどのものだったとは思えません。
コメディだと考えるようにしてから見やすくなりましたが。ハハハ。
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“視聴者を引っ張る”という点では脚本がうまかったことは認めざるを得ません。
ミタは次に何をしでかすのか…思わず引っ張られました。ハハハ。
最終回で末っ子のキイが「“奇跡”ってどういうこと?」と聞いたとき、私は、「普通では
起こり得ないことが起きること」ぐらいしか頭に浮かびませんでした。
セリフとは言え、ミタさんの答えは見事でした。

「奇跡というのは普通に考えれば絶対起きない出来事が、
そうなって欲しいと願う人間の強い意志で起きることです。
奇跡は起こるから奇跡と言います。
自分には無理だとあきらめている人には絶対起きません」


“30%を超えるか”が注目されている中で40の大台を達成したかげに9時の枠が果たした
役割は大きかったと思います。
どの時点で、この枠を作ったのか?当初 この枠に入っていたのはどんな番組か?…
YAHOOの知恵袋で調べてみました。
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もともとの番組編成表(左)では、ミニ番組を除くと、通常通り4時53分から2時間枠の
ニュース、そのあと 7時~10時に中居のスペシャル番組が入り、10時から15分拡大版の
「家政婦のミタ」最終回…となっていました。

回を追って視聴率が上昇し始めたどこかの時点で「おい これを逃がす手はないだろう」と
編成部の中で声が挙がり、番組表を検討した結果、ニュースを1時間枠にして中居SPを
繰り上げたら、9~10時に1時間枠が取れる、そこに“あおり”番組を入れられないか…
さっそく、「家政婦の…」のプロデューサーが呼ばれた。
「急な話だけど、なんとかしろ」と命じられたプロデューサーはもちろんこう答えた。
「はい、承知いたしました」…。ハハハ。

ええ、想像ですけど、おおむねそんな流れであの枠が生まれたに違いありません。
枠が減る報道の了解を取り付け、放送時間が変わる中居SPのスポンサーや番組の
関係者にも納得してもらわなければ実現しませんから大変な作業だったと思います。
おそらく「“打倒フジテレビ”の切り札にしたいんだ、頼む」と、編成局長が関係部署に
頭を下げて回ったのでしょう。
そんな努力が特別版の視聴率28.7%、本編最終回40.0%に結びついたのです。

“敵”ながらあっぱれ、と脱帽する以外にありません。
0.1%の争いになっていたと聞く日テレとフジテレビの年間視聴率争いは、たぶん日テレの
大逆転勝ちに終わるでしょう。いいんじゃないでしょうか。政権交代はテレビの世界にも
必要ですよ。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2011-12-23 10:03 | ドラマ | Comments(8)
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12/04  ツイート
「坂の上の雲」第3部:第1部後半からかったるくなっていた。
魅力ある人物を描いているうちはぐいぐい惹きつけられたが
やがてスケールの大きさに演出がついていけず語りが多くなった。
開戦後は特にひどい。金がかかっていることは分かるがあとは
ぐちゃぐちゃだ。


2年前に始まったスペシャルドラマ「坂の上の雲」は迷った挙句、とりあえず…という感じで
見始めました。“とりあえず”らしく、録画でした。
“司馬遼太郎原作”に惹かれたのですが、「よくぞ収録しておいた」と思いました。ハハハ。

近代国家の先輩として日本が目標とした欧米の列強…そのイメージとして、司馬遼太郎が
なぞらえたのが“坂の上の雲”だったのでしょうか。
欧米に並ぼうと歩み始めた日本…物語は明治初期の愛媛県松山からスタートしました。
当時の松山には、のちに頭角を現す秋山好古・真之兄弟や正岡常規がいました。
秋山兄弟は日本陸・海軍の中核人物になり、正岡は“子規”と名前を変え、俳句・短歌の
歴史に大きな足跡を残します。
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ドラマの序盤で私の気持ちをとらえたのは出演者たちの熱演でした。
阿部寛(秋山好古)、本木雅弘(〃真之)、香川照之(子規)たちの目の輝きは日本の
将来に思いをはせ、高い理想を掲げて、一直線に進む若者たちを示していました。
ものづくりの現場の熱い“思い”は必ず伝わる、といういい例です。

「菅野美穂が断然いいね」
2回目を見終えたとき、私たち夫婦の感想はピタリと一致しました。
子規の妹・律子役です。真之を一途に、そして控えめながら強く想う気持ちがよく伝わり、
恋愛ドラマではないのに、想いを遂げさせてやりたい、と念じたものです。ハハハ。

第一部は視聴率的にも成功したように見えますが、大きな問題がありました。
放送が3年がかり…という点です。
3年目の私は73歳になっていることを考えたとき、「元気でいることをNHKは保証して
くれるんかいな」と思いましたよ。無事に迎えられてよかったですけど。ハハハ。
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一昨日、いよいよ最後の第三部がスタートしました。
“かったるく”なっていたドラマはますます深みにはまっていくようです。
スケールは確かに大きいです。それは 日本の映画・演劇界からビッグネームを根こそぎ
かき集めたかと思うような俳優たちの顔ぶれ、度肝を抜かれるオープンセットの巨大さや
ロシア軍と日本軍の兵士の数を見ただけで分かります。私たちが払っている受信料から
とんでもない大金がつぎ込まれていることも。ハハハ。

ツイッターには またまた「さすがはNHK」と感心の声が溢れていますが、メデタイこと!
あれだけ金を使えば誰だって…いや、ちょっと待った。たった一本のドラマにあれだけの
金を平然と使えるのはNHKだけかもしれません。
どちらにしても、NHK賛美もほどほどにしてほしいなあ。負け犬の遠吠え。ハハハ。

しかし、金のかけ方にも限界があり、2回にわたった旅順総攻撃を詳しく映像化できず、
ことあるごとに、渡辺謙の重々しいナレーションを使って話の筋を説明しないと物語が
前に進まないのは、スケールの大きさに演出がついていけないことを示しています。
そして、乃木希典をはじめ、丹念に描きたい人物が大勢いるのに時間がないもどかしさ…
演出陣が一番じれったいと感じているのもそこではないでしょうか。第三部・第1話では、
結局、乃木の苦悩、児玉の焦躁、真之の嘆きも中途半端にしか描けていませんでした。
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せっかくここまで見たのですから最後まで見ますが、振り返ると、本当に面白いと思い、
次の日曜日が待ち遠しかったのは第一部・第3話まででした。
今さら言っても遅いですが、ロケや大物役者をそろえるのに金を使うより 人物を描いて
ほしかったと思います。顔のアップや戦闘場面の激しさが目立つのは、ドラマとしては
失敗でしょう。司馬遼太郎もガッカリ。ハハハ。

昨日の冒頭のナレーションの中に“ひっかかる”部分がありました。

明治維新によって、日本人は初めて近代的な“国家”を見、
たれもが“国民”になった。不慣れながら、彼らは日本史上
最初の体験者として その新鮮さに高揚した。
このいたいたしいばかりの高揚が分からなければ、この段階の
歴史は分からない。


読んでいないので分かりませんが、司馬遼太郎が原作の中にそう書いているのでしょう。
しかし、何かを理解しなければ、その時代の歴史は理解できない…という“決め付けた”
ものの言い方にはかなりの違和感があります。
人が歴史について学ぶとき、“歴史的事実”として目の前に提示される情報の大部分は、
学者や作家の目を通したものです。
私たちはそれを 自分が持っている“物差し”ではかることによって歴史を理解するのだと
思います。

つまり、個人の歴史観は他人から押しつけられるものではないのです。
“いたいたしいばかりの高揚”、“それが分からなければこの段階の歴史は分からない”が
たとえ、司馬大先生のお言葉であっても「ご高説ごもっとも」という気にはなれません。
もし この言葉が歴史を語る際の“真理”ならば、私はますます歴史から遠ざかるでしょう。
ハハハ。

1年前のブログにこう書きました。

「坂の上の雲」再開第3話を見た。
うーん、ちと厳しいのではないか。
前回の「子規、逝く」までは、好古・真之の秋山兄弟と子規、
伊予・松山に生まれ育った3人の若者と、真之に想いを寄せる
子規の妹・律のいじらしさという、感情に訴える“物語”が
あったが、今回からは、日露戦争への流れしかない。


主人公が人間から戦争にかわり、会話の主体も“旅順”、“遼陽”、“203高地”…といった
固有名詞になって視聴率も下降線を描いています。
一昨日の視聴率は12.7%でした。第二部最終話の9.7%は大きく上回りましたが、
たぶん、「1年ぶりだから 見てみるか」と考えた人が多かったのでしょう。
ちなみに、直後に始まった 同じく金のかかった「南極大陸」は15.0%でした。
だから どうだということではありませんが。ハハハ。

昨日のエントリーは「メジャーと日本選手~マッシーから川崎まで~」 …
シアトルの新聞記事も含めて、あらためて書きました。
簡単ですが、ダルビッシュ、和田についても。 http://bit.ly/uWHnkL

by toruiwa2010 | 2011-12-06 10:17 | ドラマ | Comments(8)
ケガのおかげで10月期のドラマを大量に見ています。
当然、私的にはすでに“終わった”作品もいくつか…。ハハハ。
ただし、今期の特徴は視聴率がおおむね高い水準を維持して
いるところです。普通は 1回目がよくても2回目が大きく
下がるのですが、その傾向が“顕著”だったのは「相棒」、
「南極大陸」、「専業主婦探偵」、「蜜の味」ぐらいで、あとは
下がらない どころかむしろ上がる傾向さえあります。

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とりあえず見たもの…


私が結婚できない理由 月21 フジ 香里奈、吉高由里子、大島優子、田中圭

“月9”だからという希薄な理由で見始めましたが3回がやっとでした。ハハハ。
3人の主演女優の恋愛模様にリアリティがなくて見続ける気力が失せました。
もうひとつの理由は吉高が出ていることでしたが、思ったほどの魅力がありません。
直前に見たNHKのドキュメンタリーで“予感”した通りでした。
香里奈は悪くないと思いますが、AKBでは光る大島優子がある程度“出来上がった”
女優に混じると完全にかすんでしまうのが不思議です。
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今期のテレビ・ドラマの特徴は作品の出来と視聴率が比例していないところです。
このドラマも、どう見ても12~13%レベルなのに最近の月9の中では「月の恋人」に次ぐ
高い数字をマークしています。「流れ星」よりいいなんて許せません。ハハハ。

謎解きはディナーのあとで 火21 フジ 櫻井翔、北川景子、中村靖日、椎名桔平

1回でギブアップしました。
見る前から、大金持ちの令嬢が刑事になり 執事の助けを借りて事件を解決していくという
コンセプトに“無理感”がありましたが、その通りでした。
櫻井翔にはもっと“普通”のドラマに出てほしいです。

私にとって、北川景子は不思議な女優です。CMで見る彼女はそれなりに魅力的なのに、
ドラマではなぜ、あんなに役とずれてしまうのでしょう。番宣でバラエティに出る彼女も
すごくいい感じなのに、ドラマではそのよさが出ているとは思いません。
「月の恋人」のときにも同じことを感じましたが。

このドラマの視聴率がいいのは“嵐効果”でしょうから、分からなくはありません。
納得はしませんが。ハハハ。

HUNTER~その女たち、賞金稼ぎ~ 火22 フジ 米倉涼子、谷原章介、桐谷美玲

どうにもなりませんでした。絶望的と言っていいでしょう。
私の中では 今期のフジテレビのドラマ群は総崩れです。ハハハ。
2けたの視聴率がとれているのが不思議です。しかも、右肩上がりなんて!!

相棒 season10水21 テレ朝 水谷豊、及川光博

平日の夕方の再放送を見続けて、新しいシリーズの開始を心待ちにしていました。
戸田菜穂、大沢樹生、渡哲也、三田佳子…毎回、豪華なゲスト・スターを迎えていかにも
「相棒」らしい練り上げた脚本ですが、視聴率的には少しもたついています。
第1話は19.7%と好スタートを切ったあとは右肩下がりです。

まことしやかに流されている水谷と及川の“不仲説”が影響しているのでしょうか。

家政婦のミタ 水22 日テレ 松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里

ニコリともしないかわり 家事は完ぺき、言われたことは“危ない”ことも的確に実行する
不思議な家政婦・ミタの行動がバラバラになった家族の中でさらなる騒動を巻き起こす…

松嶋の久々のドラマ登場だというのに魅力のないコンセプトだなあ、と思っていましたが、
“はまり”かけています。何がそうさせるのかは分かりません。
“1,2回でギブアップ”するに違いないと覚悟していたのに。ハハハ。
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設定と筋書きにはかなりの無理があります。“成立しえない”家族がいて、“存在しえない”
家政婦が登場し、“想定外”の物語が進むのですから、企画会議の段階で「数字は あまり
期待できないなあ」と思うはずです。しかし、日テレのプロデューサーや編成はひそかに
計算ずみだったかもしれません。昨日は 鳴り物入り&高予算の「南極大陸」をも上回る
22.5%という今期最高を記録しました。
これも日テレの想定内だったとしたら、私たちは彼らの計算に乗せられたことになります。
悔しいなあ。ハハハ。

どこかで、このドラマは“松嶋菜々子ありき”で温められていたという記事を読みました。
照明も十分に当てず、普通のドラマの中で見せる彼女の魅力を抑えています。
…これなら、ミタは松嶋でなくてもよかったと思いますが、きっと、違うんでしょうね。
ハハハ。

DOCTORS 最強の名医 木21 テレ朝 沢村一樹、高嶋政伸、比嘉愛未、野際陽子

“沢村の医師”って、どんなものかと疑わしかったのですが、真面目に演じていますし、
いまのところ、今期のドラマの中では最も面白く見ているうちの1本です。
ほかに“ドクターもの”がなく、好きな女優・比嘉愛未がまともに扱われていますから、
最後まで見続けるでしょう。
高嶋政伸の演技が「冬のサクラ」と“モロかぶり”なのがおかしいです。ハハハ。

科捜研の女 木 22 テレ朝 沢口靖子、内藤剛志、風間トオル、若村麻由美

警察ものとしては珍しく 京都が舞台になっています。府警の科学捜査研究所の研究員・
榊マリコ(沢口)と捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)が絶妙なコンビネーションで犯罪の
真相を暴いていきます。
これまで、見たことはなかったのですが、第10シリーズの今回から見始めました。
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どこが面白いのかと聞かれると困るのですが、全体の“ハーモニー”が気に入っています。
私にとって、この点はかなり大きなカギになります。出演者と制作陣の気持ちがひとつに 
なっている空気は感じ取れるものです。ぐっと 作品に惹きつけられます。このドラマには
それがあったのです。

登場する科学捜査のテクニックは現実より“先行”しているのでしょうし、隠れている
真実があまりにも簡単に 手際よくあぶり出されるのは“ご愛敬”ですが、派手なゲストも
出ていない割に4回平均で15%近い視聴率を稼いでいるのですから立派だと思います。

蜜の味  木22 フジ 榮倉奈々、菅野美穂、ARATA、溝端淳平

出演者の顔触れには惹かれるものがありましたが、そろそろ限界です。
菅野がカット替わりの直前に見せる表情などに感心しつつ、彼女がARATAにこだわる
理由が判然としません。流れからは、ARATAを一途に慕う榮倉への嫉妬…でしょうが、
その嫉妬がどこから来るのかが描かれていません。

無理やり結婚に持ち込み、それで目標を達した思いの菅野、押し切られ、砂をかむような
現実の日々に悩むARATA、2人を呆然と見つめARATAへの恋心を捨てきれない榮倉…
“ドロドロの3角関係”は現実味に欠けています。

11人もいる! 金23 テレ朝 神木隆之介、光浦靖子、加藤清史郎、田辺誠一

人気脚本家のドラマだから…と思って見ましたが、20分ほどで、あまりのドタバタぶりに
“強制終了”しました。ハハハ。
ドタバタ喜劇はたくさんあって、全部受け付けないわけではありません。たぶん、これは
年齢的なものでしょう。
…そう思うのですが、視聴率が下がり続けているところを見ると、世間さまも私と同じ
“感覚”なのかもしれませんね。

南極大陸  日21 TBS 木村拓哉、綾瀬はるか、堺雅人

今期は“裏”のフジテレビに注目していた関係で、こちらは収録して見るつもりでした。
しかし、“あちら”があまりにもひどかったので、一度は“生”に昇格しました。ところが、
「行列…」の“佐渡島トライアスロン編”がうまい作り方をしていたのに引っ張られて
3週連続で再び収録に逆戻りしています。ハハハ。
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“逆戻り”…と言えば、1回目に大きなミスがありました。
短いシーンの中で木村の腕時計の針がおかしな“動き方”をする珍現象が起きたのです。
決して“重箱の隅”ではありません。(⇒ http://bit.ly/rrneoy)
気づいた人はほとんどいなかったようですが、TBSドラマの看板である日曜9時の枠に
“開局60周年記念”と銘打ち、高予算で制作している以上、“考えられない”ミスです。

いい俳優が揃っているのに、何かが欠けていますね。
南極・昭和基地での過酷な日々だけでも描くことがたくさんあるはずなのに、“強引”に
日本で起きているドラマを割り込ませるために、物語全体が散漫になっています。
“群像劇”にしたいのか、キムタクを前面に押し出せばいいと考えているのか、犬たちが
主人公なのか…制作陣が戸惑っているように見えます。

その辺が視聴者にも敏感に伝わるのか、1回目の22.2%以後、視聴率はどんどん下がり
続けています。数年前に韓国ドラマ「アイリス」をゴールデンに放送して惨敗しましたが、
小林麻耶をキャスターに起用し、1年で終了した「THE NEWS」と合わせ、“TBS編成・
大コケ”の第3幕の幕が上がるのかもしれません。ハハハ。

僕とスターの99日 日21 フジ 西島秀俊、キム・テヒ、桜庭ななみ

時間枠が重なり、当初、キムタクよりこちらをチョイスしたのは韓国の女優 キム・テヒを
見たかったからです。「アイリス」で 画面に登場した瞬間、さわやかな風が吹いたように
感じました。このドラマでは、その鮮烈さがどこかに行ってしまっています。
ストーリーも滅茶苦茶で目を覆いたくなります。2回で終了しました。ハハハ。

ごく最近見たスペシャルものの2本が面白かったことを書き加えておきます。
しっかり作ったものは面白い…ということでしょうか。

「火車」 テレ朝 11/5 上川隆也、寺脇康文、佐々木希、ゴリ
「使命と魂のリミット」NHK 11/5&12 舘ヒロシ、石原さとみ

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by toruiwa2010 | 2011-11-10 12:23 | ドラマ | Comments(10)
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7月期のドラマがほぼ終了しました。
収録してあとで見たものも含めるとこのクールは
全部で8本のドラマを見ました。
多すぎます。「もう、いいんだけどなあ」と思いつつ
見てしまったものもありますから、半分、“中毒”に
なっているのかもしれません。
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今期の視聴率ランキングはこうなっています。
ただし、どういうわけかここに含まれていない
「新・警視庁捜査一課9係」が視聴率15.8%で
前シリーズに続いてダントツでした。

岩佐流の採点で高得点だったものから“まとめ”を書いておきます。


90「それでも、生きてゆく」フジテレビ 瑛太、満島ひかり、大竹しのぶ、時任三郎

15年前に起きた殺人事件にかかわった加害者と被害者の家族の物語です。
いじめや無言電話などの嫌がらせを受けながら、懸命に絆を保とうとする加害者の家族と
癒えることのない深い悲しみを引きずり、加害者の少年だけでなく その家族への憎しみを
忘れることができない被害者一家…
それぞれに大きな傷を受けた二つの家族は15年後の今も立ち直れずにもがいています。
その中で加害者の妹と被害者の兄が出会いました…
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文句なしに今期No1のドラマだったと思います。
重いテーマゆえに 視聴率は低かったのですが、熱烈に支持する人は多かったようです。
大竹、時任、風吹ジュン、柄本明、風間俊介、小野武彦…キャスティングが完璧でした。
しかし、このドラマの成功は 瑛太と満島が素晴らしい演技を見せたことによるものです。
部分的に“無理な”セリフはあったものの、渾身の演技でした。
満島はこれまでも活躍していますが、もっと脚光を浴びていい女優ですね。

いまのテレビでこれだけ質の高いドラマが見られたのは“奇跡”かもしれません。
少しほめすぎかもしれませんが、そう言いたくなるほど、お手軽、安直なドラマが大手を
振ってゴールデンに流されています。大人の鑑賞に耐える作品を作る腕も自信もないから
フジテレビを初め、各局が韓国ドラマを流して“お茶を濁す”ことになるのでしょう。
あちらの質が高いからではなく、金がかからないから。ハハハ。
いいドラマを作るのは、いい脚本と、スタッフとキャストのドラマにかける熱意でしょう。
特に、“熱意”は見る者に必ず伝わります。この作品がいい例だと思います。


90「下町ロケット」WOWOW 三上博史、渡部篤郎、寺島しのぶ、池内博之

宇宙開発に携わって挫折を経験した男が父のあとをついで町工場の経営者になり、
再び、宇宙への夢を抱きます。しかし、その前途には幾つもの試練が待っていました。
ロケット・エンジン開発のカギを握る特殊バルブの特許を取得しますが、大企業の横暴に
振り回されます。特許侵害の訴訟を起こされて財政面で苦境に追い込まれるのです。
しかし、別れた妻の親友の助けで裁判は勝訴、仕事面では 紆余曲折の末、心が通じ合う
大企業の幹部と力を合わせて純国産ロケットの打ち上げを成功に導きました…
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WOWOWには「空飛ぶタイヤ」という名作がありますが、直木賞作家・池井戸潤の原作、
「空飛ぶ…」の脚本・監督コンビによるこの作品もよくできていました。
「それでも…」と同じように、かかわった人たちの熱意が伝わってくるとともに、丁寧に
作られていることが分かります。WOWOWドラマの良さはその一点にあると思います。

裁判やロケット製造などの過程を初め、部分的に少し急いだ印象があります。せっかくの
ドラマですからもう1~2話多くてもよかったのではないでしょうか。
三上、渡部、池内はWOWOWファミリーと呼んでもいいほど 多くの作品に出ていますが、
3人ともいい演技だったと思います。地上波ドラマへの露出が少ないのがいいです。
前期はテレビ朝日で刑事をやっていたのに、今期は日本テレビで殺人犯…というのでは
視聴者が混乱します。ハハハ。

25日にスタートする「死刑基準」も楽しみです。


85「新・警視庁捜査一課…」テレ朝 渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治

何が幸いするか分からないものです。
前シリーズ終盤の刑事たちの“コミカル”な動きで気持ちが冷めてしまい 今回はパスする
予定でしたが、たまたま1回目の日に見たいものがなかったので見たところ、“なんか”
面白かったのです。体調がよかったのかもしれません。ハハハ。
登場人物はほとんど変わっていません。所属部署や役職が少し変わっただけです。
その結果、それぞれの人間関係に変化が出ていました。
ケミストリー…つまり、いい“化学反応”が生まれたのだと思います。

次のシリーズも間違いなく見ます。我ながら大変な変わりようですね。ハハハ。
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80「チームバチスタ3」フジテレビ 伊藤淳史、仲村トオル、高橋克典、小西真奈美

病院内で起きた殺人事件を田口・白鳥コンビ(伊藤、仲村)が鮮やかなチームワークで
解きほぐしていきます。相変わらず面白いです。
ただし、決着を含めて“無理やり感”が漂うシチュエーションが多すぎるなあ。
仲村トオルが出ているだけで5点は上乗せされていますが、最終回で5点下がりました。

いい加減でマンネリに陥ってもおかしくないところを脚本の妙が救っています。
今回 新たに加わった小西(法医学者)と高橋(警察庁)のからませ方がうまいと思います。
特に、小西はいいアクセントになっていました。
TKO・木下隆行と加藤あいを登場させたのは“サービス”だったのかもしれませんが、
どうせなら もう少し長く見せてほしかったなあ。なぜか 木下が好きなんですよ。ハハハ。


80「ブルドクター 」NTV 江角マキコ、石原さとみ、稲垣吾郎、志田未来

反発しあいながら、どういうわけか息が合う法医学者・大達珠実(江角)と若いキャリア
刑事・釜津田知佳(石原)が協力して本当の死因を突き止めます。
4年ぶりのドラマ復帰で江角が張り切っている様子がよく伝わってきました。
大達が釜津田を呼ぶときの「カマツダーっ!」が耳についてはなれません。この役名を
考えついた脚本家(プロデューサー?)は天才かも。ハハハ。

それにしても、「新・警視庁…」を除くと、これがトップか。
だったら「絶対零度」でもよかったのに。フジだからじゃなくて上戸彩だから。ハハハ。
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80「陽はまた昇る 」テレ朝  佐藤浩市、三浦春馬、池松壮亮、六角精児、真矢みき

佐藤浩市が扮した警察学校の教官と三浦や池松ら 生徒のふれあいを描いた物語でした。
遠野の同期、捜査一課長の六角精児が少し“デフォルメ”した演技を見せていました。
この役者、なかなかあなどれません。大いに気に入りました。ハハハ。

いろいろあったあと、最後に遠野が学校に戻りましたから、シリーズ化するのでしょう。


75「胡桃の部屋」NHK  松下奈緒、竹下景子、蟹江敬三、原田泰造

しあわせな家族だったはずなのに、父親のリストラをきっかけに ガラガラと音を立てて
壊れて行きました。
向田邦子原作らしい筋立てでした。そして、いい役者が揃っているように見えました。
滑り出しも悪くないと思いましたが、全体を通して見ると、何か“釈然”としません。
向田作品ということで期待が膨らみ過ぎたのでしょう。

どこにも”破たん”が見えない作りは、残念ですが“さすがはNHK”です。ハハハ。

1回目を見たあと、そう書いたのは撤回です。ハハハ。

先週から始まった「ラスト・マネー」の方がはるかに面白いです。


70「ジウ」テレ朝 黒木メイサ、多部未華子、伊武雅刀、北村有起哉

収録して、時間があるときに見ましたが…
最初に書いた通り、やはり、黒木メイサと多部未華子にはあまり魅力を感じません。
ええ、深夜なのに平均で8.47%をマークしたのは、2人のファンが大勢いる証拠でしょう。
なにしろ、私は吉永小百合も苦手ですから。変わり者なんで、ご容赦を。ハハハ。


以下は、1~2回でギブアップした作品です。採点不能です。

「バラ色の聖戦」テレ朝 吹石一恵、芦名星、滝沢沙織、要潤

吹石一恵が出るので楽しみにいていたのですが、“無理”でした。ハハハ。

「ドン・キホーテ」 日テレ 松田翔太、高橋克実、成海璃子、松重豊、内田有紀

1回目の20分ぐらいでギブアップ。今期の最短記録でした。ハハハ。

「全開ガール」フジテレビ  新垣結衣、錦戸亮、竹内力、薬師丸ひろ子

新垣結衣だけが楽しみでした。彼女はいいのに“作り”がダメでした。

「絶対零度」フジテレビ 上戸彩、桐谷健太、杉本哲太、北大路欣也

「ブル…」と激しく“トップ”争いをしましたが、見続けることはできませんでした。
上戸彩をもっと生かしてほしいとひたすら願います。
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「華和家の四姉妹」TBS  観月ありさ、貫地谷しほり、川島海荷、吉瀬美智子

1回で“終了”。なぜ、このドラマが11.51%もとったのかさっぱり分かりません。
私の眼にはTBS看板の時間枠が泣く内容でした。

うーん、too much ですねえ。“罰ゲーム”みたいです。ハハハ。
一息つく間もなく、もう、次のラインナップが待ってます。
しかも、“とりあえず”を含めて10本ぐらいありそうなんですよ。
どうしよう。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-09-22 09:10 | ドラマ | Comments(10)
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普段はあまり見ない時間帯や局のドラマについてまとめておきます。

「下町ロケット」WOWOW 90


かつては宇宙ロケットの開発にも携わったことがある技術者・佃航平(三上博史)も、
いまは町工場、つくだ製作所の二代目社長だ。宇宙への夢は持ち続けていた。
つくだが持つ特許に目をつけた大企業、ナカシマ精機が特許侵害だとして訴訟を起こす。
財政的な苦境に追い込んで子会社にしようと目論んでいるのだ。
裁判が始まり、つくだの顧問弁護士の頼りなさを見た神谷涼子(寺島しのぶ)が救いの手を
差し伸べた。航平の元妻、沙耶(水野真紀)の親友だった。彼女はナカシマ精機側の
大手弁護士事務所に所属していたが意見の対立があって辞めていた。

一方、日本を代表する別の大企業、帝国重工の幹部がつくだに接触してきた。
純国産ロケットの打ち上げを計画する彼らにとって重要な部品の特許をすでにつくだが
持っていることを知ったからだ。
技術開発が命の中小企業に襲いかかる大企業の横暴…
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何度も書いていますが、WOWOWのドラマは平均点が高いと思います。
数年前の「空飛ぶタイヤ」はいくつもの賞に輝いています。
はじめ、WOWOWが作るドラマなんて、とタカをくくっていましたが、謝らなければ
いけません。ハハハ。

この作品は、直木賞作家・池井戸潤の原作、「空飛ぶ…」の脚本・監督コンビによるもので、
JAXAの協力も得て 丁寧に作られています。“丁寧さ”こそ、地上波テレビとWOWOWの
ドラマの差かもしれません。
3話が終わったところですが、見ごたえがあります。

つくだに近づく帝国重工の部長に渡部篤郎、航平の部下に池内博之…WOWOWドラマに
欠かせない俳優が顔をそろえ、みんないい味を出していますが、寺島しのぶは別格です。
感情をあらわにするようなシーンはまだありませんが、それでも彼女が登場すると 画面が
引き締まるのが分かります。
お母さん(寺島純子さん)と「3時のあなた」の司会をしているころ、ときどきスタジオに
来ていたあどけない少女がこんな大女優になって…と、感慨ひとしおです。ハハハ。

10月から実質的にチャンネル数が増えるWOWOWですが、それを機にますますドラマに
力を入れるとう嬉しい話も聞きます。
いまの地上波のドラマは薄っぺらなものが多く、無理をして見ているものもあるのですが、
じっくり楽しめる質の高いドラマをぜひ期待したいものです。
いーえ、私にとってWOWOWもフジテレビと並ぶ母局ですが、びた一文もらってません!
ハハハ。


「ジウ」テレビ朝日 75

警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査第二係(SIT)のメンバー、伊崎基子(黒木メイサ)に
SATから声がかかった。警察組織の中でも入隊条件が厳しいセクションだ。
テストに合格した彼女を3人の同僚がロッカーで襲うが、あっという間に叩きのめされた。
しかも、基子は手加減なしだったから、3人とも重傷を負った。
そんな彼女を見守る別の隊員がいた。雨宮(城田優)だ。急接近して行く2人…

前にも書きましたが、黒木、多部未華子ともにあまり魅力を感じないのに、なんとなく
見てしまいます。録画ですが。ハハハ。
金曜日だからでしょうか、11時15分という遅い時間の放送にもかかわらず、視聴率も
6話までの平均で8.55%と好調です。“深夜だから”か、人質になった多部をスリップ姿に
したり、訓練に励む黒木のスポーツブラ姿を見せたりとお色気サービスもそれなりに…。
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第5話でした。
何度目かのデートで泳ぎに出かけた黒木と城田…プールサイドに腰を下ろしていた黒木が
「さあ、酒飲んで、メシ食って…今夜も3発!」と水中の城田に声をかけて立ち上がると
「うーん、もう、体がもたないよー」と大きな体をよじらせて城田があとを追いました。

…あ、いやいや、もちろん本人ではなく、彼らが演じる役の男女が言いました。ハハハ。

なんだろうねえ、このセリフ。基子のキャラクターを表現するのに必要なのかなあ。
サービスにしても、「深夜だからこれぐらいいいだろう」にしてもねえ。
1年前、NHKが放送した「セカンド・バージン」にも相当きわどいセリフがあったけど、
こんなに“下品”じゃなかったなあ。
色気とかセクシーさとかは、こんなに“むき出し”のものじゃないと思うけど、どうだろう。
きっと、得意がっているに違いない脚本家や演出家が若すぎるんだろうなあ。
もうちょっと勉強しようよ。ハハハ。


「胡桃の部屋」NHK 85

夫:一男三女の父にして亭主関白 会社では部長職
妻:夫に従い、ひたすら子供の幸せだけを願う母
長女:エリート会社員と結婚し一児の母として充実
次女:出版社に勤務する引っ込み思案 恋愛経験なし
長男:長男としての自覚には乏しい就活中の大学生 
三女:喫茶店勤務 客の病院経営者の息子と恋愛中


100点満点ではないものの、一見、普通にしあわせな家族に見えた三田村家。
ある日、リストラされた父親が失踪すると、家族の一人一人が抱える“胡桃の部屋”が
一気に姿を現した…

胡桃の部屋…とは、堅い殻の中にある空洞のことを指す。
生きる希望を失った父はおでん屋を営む女性の元に走り、母は半狂乱になる。
夫の浮気に気づいた長女は娘の手を引いて実家に帰り、交際が順調に見えた三女の
恋にも家庭の事情が暗い影を落とす。
父親に反発した長男は調理師を目指すと言いだした。
バラバラになりそうな家族を懸命に一つにしようと、次女の苦労は続くのだった…
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すでに放送は終了しました。
向田邦子の原作がどうなっているのか知りませんが、彼女の作品にしてはかなりの
部分がハッピー・エンドになっていたのが“不思議”な感じでした。
設定を現代に変えても通用する話ですが、1980年ごろにこだわったのはなぜでしょうか。
向田作品に”昭和のにおい”は不可欠ですが、映像的に再現することは難しいです。
三田村家がある町の様子も家のたたずまいも、いかにも作り物という感じで白けました。

制作が 時代を昭和にこだわり、主演は松下奈緒とこだわった結果 見る者には違和感が
あったのですが、週刊新潮のコラムニスト・吉田潮が書いていた一文で納得しました。

美しく整いすぎた顔立ちに高すぎる身長。松下が昭和の世界から頭一個分
ハミ出しちゃってるのだ。
相手役は身長だけで選んだのか、ニヤけて胡散臭い面構えの原田だし。
このふたりがピンとこなくてモヤモヤする。決して彼らの役者としての
技量が足りないワケではない。佇まいが昭和っぽくない、ただそれだけ。


…原田についてのフレーズには「?」ですが、全体として、同意できます。
うまく言葉にできなかったことをズバッと言ってくれた感じです。
文章でさすがメシを食ってる人は“さすが”です。ハハハ。

「バラ色の聖戦」???

最近、テレビ朝日は深夜のドラマ枠を増やしているようです。
一昨日からは「バラ色の聖戦」がスタートしました。
育児に追われながら家庭を守っていた妻が夫の裏切りを機に主婦モデルへの道を選択…
というコンセプトにはいかにも無理があって、中身にはそれほど期待していないのですが、
7月期のラインナップが発表されたときから楽しみにしていました。
吹石一恵が出るからです。
父親がプロ野球・近鉄のコーチだったこともあって、彼女が子供の頃から見ています。
演技力はそれほどでもありませんが、性格のよさそうなところが大好きです。
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…ああ、なのに、1回目の収録に失敗してしまいました。しっかり、予約をしたはずなのに
収録されていないのです。なんということ。
見ないでもいいよ、ということでしょうかね。トホホ。

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by toruiwa2010 | 2011-09-06 08:49 | ドラマ | Comments(8)
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7月期のドラマがほぼ出そろいました。
全部で11本 見始めましたが、最初の“ふるい”で4本が落とされました。
まだ多すぎるので、5本ぐらいにしぼる予定です。

まず、“落選”した作品から…

「ドン・キホーテ」 日テレ  松田翔太、高橋克実、成海璃子、松重豊、内田有紀


1回目20分ぐらいでギブアップしました。先日、朝日新聞の放送担当記者5人の採点で、
このドラマが今期の2位(15点満点で8点)になっているのを見て仰天しました。つくづく、
人の好みというのはさまざまだと思いますねえ。ハハハ。
わけが分からないまま児童相談員とやくざが入れ替わるという発想に魅力は感じません。
せっかく魅力的な出演者が揃ったというのにもったいない話です。

「全開ガール」フジテレビ  新垣結衣、錦戸亮、竹内力、薬師丸ひろ子

登場人物があまりにも類型的に描かれていて3回で失礼しました。
ポッキーのCMの新垣結衣は“思い出”として残せばいいのです。映画「ハナミズキ」で
キラキラ輝いていた彼女を素直に生かせばいいのに、つまらん作り方しやがって。
ハハハ。
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「絶対零度」フジテレビ 上戸彩、桐谷健太、杉本哲太、北大路欣也

前シリーズよりはいいと思いますが、相変わらず上戸彩の扱い方が気に入りません。
「流れ星」でせっかく新しい境地を開托したのに、これも、もったいない話です。
今期は新しい捜査方法で犯罪が解決されて行きますが、「そんなにうまく行くかいな」と
あきれてしまう展開です。
朝日新聞の採点では、堂々1位(15点満点で9点)ですが、「もういいや」です。

上戸彩、新垣結衣…2人とも惜しいけど、この内容では見続ける気になりません。

「華和家の四姉妹」TBS  観月ありさ、貫地谷しほり、川島海荷、吉瀬美智子

1回見ただけで「ドン・キホーテ」に次いで2番目に“終了”しました。
誰の着想か知らないけど、観月の脚線美も“街ゆけば男が振り向く”時代はとっくの昔に
終わってるでしょう。ハハハ。
TBS看板の時間枠が泣く内容です。
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そして、とりあえず見続けるものは…

「チームバチスタ3」フジテレビ 伊藤淳史、仲村トオル、小西真奈美、高橋克典


伊藤・仲村コンビが相変わらず面白いです。
シリーズを重ねているだけに“上から目線”の白鳥圭輔(仲村)がおとなしいドクター田口
(伊藤)をからかいながら“事件”を解明していくパターンがマンネリ化しそうなものですが、
まったく、気にならないのは脚本の妙でしょうか。
新たに加わった小西(法医学者)と高橋(警察庁)がどう絡むか、興味深く見ていますが、
いまのとろ、“怪しげな”動きを見せる小西がいいアクセントになっています。

病院内で起きた殺人事件にもう少しで結論が出そうです。

「ブルドクター 」NTV 江角マキコ、石原さとみ、稲垣吾郎、志田未来

しょっちゅう意見が対立しながらアメリカ帰りの法医学者・大達珠実(江角)の助けを借りて
若いキャリア刑事・釜津田知佳(石原)が事件の真相にたどり着きます。
4年ぶりのドラマ復帰になった江角の張り切り方が伝わってきます。彼女の目力を頼っての
キャスティングが今のところ効いています。
ひそかに知佳と交際中の名倉准教授を演じる稲垣が、映画でもドラマでも“クセ”のある
キャラクターを確立しつつありますね。ハハハ。

「新・警視庁捜査一課9係」テレ朝 渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治

パスする予定でしたが、たまたま1回目の日、見るべきものがなかったので見たところ、
前シリーズより少し面白くなっていました。登場人物はほとんど変わっていないのに、
部署や役職が少し変わっただけでそれぞれの人間関係に変化が出ていたのです。
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しかし、前回の終盤に見た刑事たちの“コミカル”な動きで急に冷めてしまいました。
そんな所で笑わせてくれなくてもいいのになあ。
こんなことをやってると、先週の4話が今期最高の16.5%を記録し、平均でも15.53%で
ダントツですが、次にふるい落とされる候補の一番手ですね。ハハハ。

「それでも、生きてゆく」フジテレビ 瑛太、満島ひかり、大竹しのぶ、時任三郎

15年前に起きた殺人事件の加害者と被害者の家族に再び接点が生まれます。
加害者の家族はいじめや無言電話などの嫌がらせを受けて転居を繰り返し、一方の
被害者一家の深い悲しみはどれだけ時間がたっても癒されることはありません。
彼らの憎しみは犯人の少年だけでなくその家族にも向かいます。
二つの家族に残された大きな傷跡。その中で加害者の妹と被害者の兄が出会います。
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間違いなくレベルの高いドラマだと思います。朝日のランキングでも2位になっています。
重いテーマで高視聴率が望めるドラマではありませんが、一部にせよ、支持している人が
いることが分かって安心しました。
今期のラインナップの中では一番好きなドラマです。
瑛太と満島ひかりが素晴らしい演技を見せ、2人の周りを芸達者が固めています。
大根役者が一人もいないのがうれしいです。ハハハ。

「陽はまた昇る 」テレ朝  佐藤浩市、三浦春馬、池松壮亮、六角精児、真矢みき

佐藤浩市が警察学校の教官・遠野に扮します。
遠野と 同期で本庁の捜査一課長、出世コースに乗っている杉崎を演じる六角精児の
1対1のシーンは見ごたえがあります。六角はメガネを“捨て”、目をギョロつかせながら
凄味を見せます。「やるときゃやるぜ」と決めたときのこの役者、タダものじゃありません。
大いに気に入りました。ハハハ。
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指名手配の男・安西(ARATA)と逃避行を続けている遠野の妻(斎藤由貴)は幼馴染です。
過去、2回はワンカットしか出ていないが、いずれもっと出番は増えるのでしょう。
何を演じてもARATAを見るのはいつも楽しみです。ちなみに、いまのところ、三浦より
池松の方がずっと目立ってます。ファンの方、ごめんなさい。ハハハ。

「胡桃の部屋」NHK  松下奈緒、竹下景子、蟹江敬三、原田泰造

どこにでもあるごく普通の家庭…だったはずなのに、ある日突然、父親が失踪した。
30年以上勤めた会社をクビになったことがきっかけだったのだろうか?
1ヶ月が過ぎても消息はつかめなかった。
「必ず帰ってくるわよ。何か事情があるはずだから」と、母は夫をかばった。
就職を控えた弟は「勝手なことをして無責任だ」と父をなじった。
末っ子の妹はあっけらかんとしている。
そんな家族の中で、長女が結婚したあと、最年長になった次女の桃子は自分がしっかり
しなければと思っていた。

必死に手がかりを求めた桃子(松下)は父親の部下だった都築(原田)を呼び出した。
「生きてますよ。でも一人じゃないんです」
おでん屋を営む女と下町のアパートで暮らしているというのだ…

NHKでスタートしたばかりのドラマです。
向田邦子の原作ということで待ちかねていたのですが、その甲斐はあったと思います。
どこにも”破たん”が見えない作りは、残念ですが“さすがはNHK”です。ハハハ。
松下奈緒と向田邦子はいかにも相性がよさそうに見えます。
ほかの出演者では原田泰造が“バカに”いいと思いました。
お笑いタレントの映画・テレビ進出が目立ちますね。
ドラマとして面白いかどうかはもう少し見てみないとなんとも言えませんが、筋立てが
いかにも向田の世界ですから“外れ”ではないと思います。
「チームバチスタ」と重なるので、録画で見続けることになりそうです。

「ジウ」テレ朝 黒木メイサ、多部未華子、伊武雅刀、北村有起哉

警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査第二係、SITには同期の伊崎基子(黒木メイサ)と
門倉美咲(多部未華子)が配属されている。性格が正反対の2人は捜査に当たっての
役割も 基子は突入役、美咲は交渉役と対照的だ。
女性を人質に取って立てこもる犯人に対し基子がほかの隊員とともに突入の態勢を整え、
犯人の要求に応じて美咲が食事を運んで建物に入った…
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黒木、多部ともにあまり魅力を感じないのですが、なんとなく見てしまいました。ハハハ。
深夜にもかかわらず、1回目に9.4%をマークしたのは立派です。
多部は、私がパスした1月期のドラマ「デカワンコ」でもいい数字を取っていました。
きっと、私などには分からない魅力が彼女にはあるのでしょう。

ドラマとしては、大仕事を前にした美咲が母親に電話して涙ぐんだり、事件現場に向かう
基子の乗るバイクが私物だったりするところが“なんだかなあ”です。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-08-02 09:34 | ドラマ | Comments(7)
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まだスタートしていないものもありますが、7月期のドラマがほぼ出そろいました。
例によって、1-2回目は“懐を深く”して、多少無理かなと思うものも見ています。
“淘汰”していかないと、ドラマ漬けになってしまいそうです。ハハハ。


「全開ガール」 月 21:00 フジテレビ 
新垣結衣、錦戸亮、竹内力、薬師丸ひろ子


幼いころから苦労に苦労を重ねた若菜(新垣)がようやく念願の外資系有名法律事務所に
合格した。その入社式のスピーチで高らかに夢を語っているとき、聞いている社員たちが
ざわめき始めた。本国の経営者が日本からの引き上げを決定したのだ。
切り替えの早い若菜は少し手間取りながらも、日本の大手法律事務所に転職を決めた。
しかい、まず命じられたのは、女性社長の娘のシッターだった…
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ポッキーのCMで飛びだした少女、新垣結衣が映画「ハナミズキ」で輝いているのを見て、
“再会”を楽しみにしていました。造作の一つ一つを見れば、もっときれいな女優さんは
たくさんいるでしょう。しかし、彼女の美しさは独特ですね。とにかく、見ているだけで
元気が出る女優は貴重です。ハハハ。

役柄的には、「コード・ブルー」の雰囲気が好きですが、久々のテレビ登場なのでしばらく
見ることになるでしょう。
1回目の視聴率、14.6%はスタートしたドラマの中では上位ですが、このまま続くかと
言えば、かなり難しいと思います。上昇志向の強いエリート女性弁護士と呑み屋街にある
大衆食堂のしがないシェフ(錦戸)という組み合わせが安易すぎます。ハハハ。

「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」  火 21:00 フジテレビ 
上戸彩、桐谷健太、山口紗弥加、丸山智己、北川弘美、杉本哲太、北大路欣也


およそ1年ぶりの登場です。最初のシリーズは2回見ただけで“撤退”しました。
未解決のままになっている事件を掘り起こして捜査する「特殊犯罪特命対策室」が舞台…
というコンセプトは面白そうだったのですが、せっかく主演に据えた上戸彩に、なぜか
子供っぽい演技をさせる作り方に辟易したのです。
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先週金曜日に放送されたスペシャルでは少し“扱い”が変わったようなので、とりあえず
1回目を見ました。組織替えがあって人が動きましたね。古い事件ではなく新しい事件を
扱うことになるようですが、上戸彩の新米刑事のドジっぷりが“いかにも”過ぎて…。
15.4%は“とりあえず”トップですが、先が不安です。見続けるかどうかも微妙です。
「流れ星」では、いい味を引き出していたのに、上戸のキャラクターをこんなイメージで
固めてしまうのはもったいない話です。若い女優と言えば、こんな使い方しかできない
テレビドラマ演出家の“イマジネーション欠乏症”は重症です。

「チームバチスタ3 アリアドネの弾丸」  火 22:00 フジテレビ 
伊藤淳史、仲村トオル、小西真奈美、名取裕子、林隆三、高橋克典


毎シリーズ、楽しく見ています。今回は、伊藤・仲村コンビを中心とするレギュラー陣に
小西(法医学教室)と高橋(警察庁)が加わりますね。
ここ数年、私の中でも好感度が上がっている2人はこのドラマのいい“アクセント”に
なりそうです。主演の2人にどうからんでいくのか、楽しみです。…と、思っていたら、
1回目でいきなり2人の間に“怪しい”関係があるらしいことが分かってビックリしました。

どちらにせよ、トオルちゃんが大好きですから、見ないわけにはいきません。ハハハ。
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「ブルドクター」  水 22:00 NTV 
江角マキコ、石原さとみ、稲垣吾郎、志田未来、ブラザートム、市川亀治郎


アメリカ留学を終えて帰国し上都大学法医学教室特任准教授になった大達珠実(江角)と
武蔵署刑事課強行犯係・釜津田知佳警部(石原)は事あるごとに衝突した。
武蔵署はこの法医学教室に司法解剖を依頼しているのだが、釜津田警部と教室の関係は
これまではスムーズだった。ひそかに知佳と交際中の名倉准教授(稲垣吾郎)がいたから
かもしれない。彼は特に問題がなければ知佳が望む方向で書類を作成してくれていた。
しかし、大達は納得するまで調べてからでないと死体検案書を書かないのだった…
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ブルドーザーのようなドクターで“ブルドクター”…ちょっと、強引。ハハハ。
4年ぶりに江角マキコがテレビドラマに主演するというので見ることにしました。
法医学の世界がドラマの舞台です。1-2回目は江角のカッコよさが目を引きました。
ま、そのためのキャスティングなんでしょうが。ハハハ。
一昨日、放送された2回目はなかなかおもしろかったですが、視聴率は急降下。
うまくいかないものです。
偶然ですが、二日続きで刑事と法医学者の恋愛模様が“隠し味”とは!ハハハ。

「新・警視庁捜査一課9係」  水21 テレ朝
渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、原沙知絵


なにが幸いするか分かりません。前シリーズの途中で見るのをやめ、今回ははじめから
パスするつもりでした。たまたま、1回目の夜、ほかにこれはという番組がなかったので
見たのですが、ここも異動があって、組織内の人間関係が面白くなっています。立場が
変わったことや新しい人物(たとえば鑑識の原紗知絵)が入ることで、人と人の絡み方にも
変化が出たのでしょう。“ケミストリー”(化学変化)ですね。
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こうなると、前シリーズを見たとき、もう一つ魅力を感じなかった渡瀬・井ノ原コンビも
“面白いな”と思うようになるのが不思議です。“相乗効果”でしょうか。
“見続ける”リストに入りました。奇跡の復活。ハハハ。

「それでも、生きてゆく」  木 22:00 フジテレビ
瑛太、満島ひかり、柄本明、田中圭、大竹しのぶ、時任三郎、風吹ジュン


15年前の夏、一人の少女が殺された。犯人は少年だった。
事件は被害者の少女と加害者の少年の家族に深い傷跡を残した。
少年の父(時任)はいじめや差別から家族を守るために離婚した。籍を抜いただけで
一緒に生活をしているが、長女・双葉は妹とともに母(風吹)の旧姓を名乗っている。

少女の両親も離婚していた。娘を殺されて涙も涸れた妻(大竹)にしてみれば、夫(柄本)の
「また、子供を作ればいい」という言葉が許せなかったのだ。
母は次男を引き取り、釣り宿を経営する父は長男・洋貴(瑛太)とともに暮らしている。

ある日、若い女性が釣り宿を訪れた。成長した双葉(満島)だ。
外出から戻り、宿の前に見慣れない車を見た洋貴が「あなたのですか」と声をかけた。
15年の時をへて、加害者の妹と被害者の兄が出会った…
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好視聴率は望めません(1回目:10.6%)が、間違いなく高レベルドラマだと思います。
今期のラインナップの中では一番好きなドラマです。主演の2人がいいです。
特に、満島ひかりは楽しみです。この2人の周りを芸達者が固めています。
学芸会のような演技をする俳優が一人もいないのがうれしいです。ハハハ。

「ドン・キホーテ」  土 21:00 日テレ
松田翔太、高橋克実、成海璃子、松重豊、内田有紀


大きな組の跡目を継ごうかというやくざの親分と新米の児童相談員が、あるとき不思議な
光に包まれたかと思うと入れ替わってしまう…という物語ですが、入れ替わったところで
失礼させてもらいました。最初から“怪しい”とは思ってましたが、やっぱり無理です。
ハハハ。
松田、内田、成海…せっかく魅力的な出演者が揃ったというのにもったいない話です。

「華和家の四姉妹」  日 21:00 TBS
観月ありさ、貫地谷しほり、川島海荷、吉瀬美智子


バツ2で3人の子持ちという次女の竹美(観月)が三度目の結婚かと思えば、挙式の最中に
まだ籍が抜けていなかった相手の“妻”が包丁を手に乗り込んできてご破算になる。
とどのつまり、竹美は3人の子供の手を引いて実家に戻ったが、姉・藤子(吉高)と2人の妹
(貫地谷、川島)は憤懣やるかたなかった…

いやいや、ひどいなあ、これは。
TBS伝統&看板の「日曜劇場」枠に“こんなんでいいのかい?”と言いたくなるドラマが
登場しましたね。“名前”だけで、1回目は13.5%を稼ぎましたが、どうなんだろう。
相手の「花ざかりの君たちへ」(フジテレビ)は見る気も起きないから、これでも大丈夫か。
ハハハ。

…つまり、今期は週末に生で見るドラマがないということです。

まだ、スタートしていないドラマがあります。


「陽はまた昇る」  木 21:00 テレビ朝日 7/21 スタート
佐藤浩市、三浦春馬、池松壮亮、斉藤由貴、ARATA、六角精児、真矢みき


画面に登場するだけで存在感を見せる佐藤浩市が警察学校の教官に扮します。
期待しています。

「バラ色の聖戦」  日23:00 テレ朝  8月スタート
吹石一恵、芦名星、井上順、滝沢沙織、要潤、夏木マリ


深夜ドラマはめったに見ませんが、キャストの最初の2人(吹石・芦名)に興味があります。
吹石の役柄が“2児の母”というのは可哀相な気がしますが、いつの間にか彼女もそういう
年齢になっているということですね。

昨日、ジーターの3000安打達成がらみの記事を書きましたが、
夕方、その続報を書き加えました。気づいていない人も多いと
思います。関心のある方は、ぜひ、どうぞ。


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by toruiwa2010 | 2011-07-15 08:53 | ドラマ | Comments(2)
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4~6月期のドラマが続々最終回を迎えています。
今期のまとめです。興味ないでしょうが、採点してみました。
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85「グッドライフ」 フジテレビ 反町隆史、榮倉奈々、井川遥


澤本大地(反町隆史)は腕利きの社会部記者だった。
妻・華織(井川遥)との間に6歳になる息子・羽雲(わく=加部亜門)がいたが、仕事人間の
大地は家庭をかえりみる余裕を失い、華織は家を出た。彼には彼女の分が書き込まれた
離婚届と羽雲が残された…
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普段ならコンセプトを知り、父親を演じるのが反町だと分かったところで見ないタイプの
ドラマですが、見てよかったです。視聴率的には“失敗作”かもしれませんが、私の中で
評価は高いです。今期、一番気に入りました。

難病に侵された息子を献身的に看病するシングル・ファーザーを反町が好演しました。
新しい境地を開いたといっていのではないでしょうか。
井川遥、子役の加部亜門、羽雲の主治医役・伊原剛志、子供の心のケアを担当する役の
榮倉奈々…好きな俳優が揃って、最後まで見ることになります。

息子の難病が、骨髄移植でセーフ…と思ったら、今度は大地に末期のがんが襲いかかる
という設定はtoo much だろうと思ったのは事実です。ハハハ。

80「JIN」TBS 大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀 、内野聖陽

話題になっていることは知っていましたが、前シリーズは見ませんでした。
外科医・南方仁(みなかた じん:大沢たかお)が約150年前の幕末にタイムスリップし、
その時代に生きる有名・無名の人々の命を救う。のちの歴史を変えることになるのでは
ないかと悩み、どうするのが正解かを自分に問いかけながら…
映画でも、SFや近未来ものを受け付けない私には、かなり無理がありました。ハハハ。

今回は、あまりにも評判がいいので見ることにしました。
好評の理由が分かるような気がしました。
一番心配だったのは“違和感”でしたが、いきなり、仁と歴史上の人物である坂本龍馬や
西郷隆盛たちがからんでも意外なほどすんなりと受け入れることができました。これでも
けっこう、“柔軟”なんです。ハハハ。

仁の悩みは“この人の命を救うと、のちの歴史が変わってしまうのではないか”という
点でした。ひん死の重傷を負った龍馬を迷いながらも必死に救おうとしますが、やはり、
“歴史の修正”はできませんでした。まあ、万一、助けてしまうと、そのあとの脚本を
どうするかという大問題が発生しますが。ハハハ。

大沢たかお、中谷美紀もいいですが、最後まで綾瀬はるかの魅力に惹かれました。
ただし、内野聖陽の“デフォルメ”演技はどうなんだろう?
熱のこもった演技だし、あれがあって初めて「仁」じゃないかという人もいるでしょうが、
私には終始、周囲の俳優から浮いているように見えて仕方がありませんでした。じっさい、
大沢が内野の芝居に引っ張られて、同じように演じたらドラマ全体が“暑苦しい”ものに
なっていたに違いありません。ハハハ。
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細かいところまでていねいに作られていて完成度が高く今期唯一の20%超えは当然かも
しれませんが、全部見て、私が一番気に入ったのは現代に戻った最後の10数分でした。
つまり、いいドラマだと思うけど、“好み”ではないということです。
「グッド…」が85点で「仁」が80点という採点には同意していただけないでしょうが、
平にご容赦を。ハハハ。

75「ハンチョウ」TBS 佐々木蔵之介、中村俊介、黒谷友香、塚地武雅

好きな女優の黒谷友香を除けば、“特に何がいい”というわけではないのですが、こちらは
前のシリーズから見ています。今回も最後まで見ました。内野と違って、佐々木の熱演が
“浮きそうで浮かない”ところがなかなか面白いです。ハハハ。
途中、視聴率が右下がりになりましたが、なんとか持ち直しました。
今のドラマだと、これぐらいの数字が取れれば“よし”としなければいけないのでしょう。
私のような固定客がほかにもいるようですから、まだまだ続きそうです。

80「遺留捜査」テレビ朝日 上川隆也、貫地谷しほり、水野真紀、佐野史郎

刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係主任…
糸村聡(上川)には長い肩書きがありますが、要は捜査の一員であっても、基本的には
犯行現場から役立ちそうな遺留品を探し出してその分析に当たるのが任務です。
“縁の下の力持ち”ですから、普通は感謝されてもいいのですが、あまりにも細かい彼は
どちらかと言えば“邪魔者”扱いされています。しかし、タフなのか図太いのか、本人は
まったくの“馬耳東風”…。ハハハ。

上川がいい味を出していて、新米女性刑事・織田(貫地谷しほり)や、彼を目の敵にする
上司(佐野史郎)との絡みはなかなか面白いです。
「臨場」の流れをくむドラマ、テレビ朝日が得意とする分野ですね。

70「名前をなくした女神」 フジテレビ 杏、木村佳乃、倉科カナ、尾野真千子

小学校の受験を控えた母親同士が繰り広げるうわべだけの付き合いと陰湿な“いじめ”…
“社会派ドラマ”ということのようです。
誇張が過ぎるようにも見えますが、実態のリサーチもして、あまりのはげしさに、むしろ、
“そぎ落として”いるのだと、出演者たちがトーク番組で話していました。
若い友人のシングル・ファーザーも「あれ以上です」と言っていましたから、それほど、
お受験をめぐる母親たちの“暗闘”は厳しいのでしょう。ただ、それでも“非現実感”は
否めませんでした。
気持ち的には途中でギブアップだったのですが、結局、最後まで見てしまいました。

70「幸せになろうよ」 フジテレビ 香取慎吾、黒木メイサ、藤木直人

結婚を望む男女を紹介する情報センターのアドバイザー、純平(香取慎吾)と“捨てばちな”
動機で会員になった春菜(黒木メイサ)の恋をメインにした“ゆるーい“ドラマでした。
既婚の弁護士、八代(藤木直人)も登場し、人間関係が複雑になりますが、“安易”な作りに
がっかりしました。“香取・黒木”で数字が取れると思ったとしたら甘いです。
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ジャニーズ系を主役にしても、中身がダメならうまくいかないことは、松本潤を起用した
「夏の恋は…」(2010年7-9月)がこけて身にしみているはずなのに、同じ失敗をしました。
せっかく香取が“男臭さ”を漂わすようになっているのに、純平と春菜の“変心”の度に
話の流れも大きくぶれる、2人が“恋仲”になっても敬語で話すなど、脚本がひどすぎます。
それ以前に、コンセプトが間違っていましたね。数字的にも「夏の恋は…」以下でした。
果たしてフジテレビ編成・ドラマ制作に“月9危うし”の危機意識はあるのか?ハハハ。

??「マルモのおきて」フジテレビ 阿部サダヲ、芦田愛菜、比嘉愛未

芦田愛菜の可愛さと、ごひいきの比嘉愛未には魅力を感じましたが、阿部サダヲの演技が
大の苦手だったので見ませんでした。
しかし、同じ時間帯の「仁」に迫る視聴率を叩き出すようになってから、「何がそんなに
受けているのか」に興味が湧き、最後の3回を見ました。一度でも逆転したら面白い…と
思いましたが、そうは問屋がおろしませんでしたね。ハハハ。
フジテレビが総力を挙げて(?)“社会現象化”させようとしたのが反感を買ったかも。

日曜の夜は「江」から「仁」に流れた大人が多く、逆に、この時間に起きている子供は
少なかったでしょうから、勢いだけで逆転することは初めから無理だったのだと思います。
ただし、フジテレビがTBS伝統の時間枠にあえて挑戦する試みは3期目で少し先が見えて
きたかもしれません。

きちんと最後まで見たのは「JIN」、「グッドライフ」、「遺留捜査」、「ハンチョウ」の4本。
“おまけ”で「名前をなくした女神」と「幸せになろうよ」の2本でした。
まともに見るには多すぎます。
しかも、今期は、フジテレビの「東野圭吾3週連続スペシャル」をはじめ、高橋克典、
佐藤浩市、高島礼子、坂口憲二、仲村トオル…そうそうたる顔ぶれが主演するたくさんの
2時間ドラマが放送され、結構、面白かったですから忙しい思いをしました。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-06-27 10:35 | ドラマ | Comments(4)
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「JIN」TBS 大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀 、内野聖陽

現代の外科医・南方仁(みなかた じん:大沢たかお)がおよそ150年前の幕末にタイム
スリップし、その時代に生きる有名・無名の人々の命を救う。のちの歴史を変えることに
なるのではないかと自分に問いかけながら…というコンセプトがどうにも受け入れ難く、
前シリーズは見なかったのですが、あまりにも評判がいいので今回は…。ハハハ。

1回目を見た感想は…一番心配だった“違和感”がそれほどでもなかったのが意外でした。
龍馬、西郷たちとのからみも、そんな妄想をしないこともないかな、と許容範囲でした。
そして、“この人の命を救うと、のちの歴史が変わってしまうのではないか”という発想は
ユニークで気に入りました。我ながら懐が深くなったものだと、驚きます。ハハハ。
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主演の大沢たかおもいいですが、なんと言っても綾瀬はるかの魅力が大きいですね。
「Mr Brain」のときには“かわいそうな”キャラクターをやらされていた彼女が、一途に
仁を慕う女性を瑞々しく演じていて、好感度が一気にアップしました。
2回目以後も見続けているのは、彼女の存在のせいです。ええ、惚れました。ハハハ。
「ゼロの焦点」など、これまで、映画やドラマをたくさん見ていますが、中谷美紀には
あまりいい印象がありませんでした。この作品の彼女はいいですね。
ああ、そう思ったら、もう彼女の出番は終わったのかな?

2位以下を大きく引き離して堂々のランキング1位ですが、分かるような気がします。

「グッドライフ」 フジテレビ 反町隆史、榮倉奈々、井川遥

6年前、羽雲(わく=加部亜門)が生まれた。腕利きの社会部記者・大地(反町隆史)と
妻・華織(井川遥)の愛の結晶…のはずだった。6年後妻は突然家を出た。息子を置いて。
大地には妻の欄が書きこまれた離婚届が残された。
仕事人間の大地は、その分、できの悪い後輩記者に厳しく、家庭のことはおろそかだった。
知らぬ間に亀裂ができていたのだ。
茫然としながらもかろうじて父親の役割を果たそうとする大地だったが、そんな大地を
うちのめすような事実が忍び寄っていた…
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コンセプトを聞き、反町が父親役と知ったとき、「見ないだろうな」と思いました。
しかし、視聴率はあまり良くないですが、出来はいいです。反町も好演です。今週以後、
息子との交流が増えますから、どう演じるか楽しみです。
1回目に「子役がダメだなあ」と思いましたが、2回目以後はそんな感じはありません。
ほかに、井川遥や医師・伊原剛志、子供の心のケアを担当する役の榮倉奈々…出演者も
好きな俳優が揃っていますから、最後まで見ることになるでしょう。

「マドンナ・ヴェルデ」NHK

女医が妊娠を告げた。女性は主婦の山咲みどり(松坂慶子)…55歳だった!
しかも、告げている医師はみどりの娘、理恵(国仲涼子)だ。
医学部で助教を務める理恵はがんで子宮を全摘出したために子供を産めない体だった。
どうしても子供がほしい理恵は、半年前、母親に「子宮を貸してほしい」と頼み込んだ。
一度は退けたみどりだったが、悩んだ末、娘のために引き受けることを決心した。
この年の元旦、凍結してあった夫との受精卵がみどりの子宮に移され、着床に成功した…
  
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“倫理観”と“母体の危険性”という大きな問題をはらんだみどりの妊娠は周囲に波紋を
広げながら進行していきます。
日本では7組にひと組の夫婦が不妊の悩みを抱えていると言われています。このドラマが
取り上げているテーマは法的に認められていない代理出産、しかも、子宮を“貸す”のは
実の母親です。

菅野美穂(理恵)主演の映画「ジーン・ワルツ」には期待を裏切られました。
去年の秋、鈴木京香を起用した「セカンドバージン」でバリバリのキャリア・ウーマンと
17歳年下のやり手の元官僚の不倫ドラマでは大胆なベッド・シーンやきわどいセリフが
飛び出していました。最近だいぶ様変わりしているのかもしれませんが、NHKが正面から
このテーマを取り上げたことに驚きます。

次回、映画とは違う方向に話が進むようなので楽しみです。

「BOSS2」 フジテレビ 天海祐希、竹野内豊、玉山鉄二、戸田恵梨香

前シリーズは見ていないのですが、前評判が悪くないようなので見始めています。
上記の他にも、長谷川京子、成海璃子など、かなり豪華な俳優陣をそろえているわりに、
パッとしませんね。
今シーズン、ほかのドラマもあまりよくないので2位はキープできるかもしれませんが、
私は、そろそろ、ギブアップ? ハハハ。

「ハンチョウ」TBS 佐々木蔵之介、中村俊介、黒谷友香、塚地武雅

好きな女優の黒谷が出演しているので前のシリーズから見始めました。
佐々木の熱演が“浮きそうで浮かない”ところがなかなか面白いです。ハハハ。
そして、一世を風靡した唐十郎の演技は明らかに時代がずれてますね。
視聴率がじり貧ですから、なにか“テコ入れ”をしないといけないかもしれません。
私が言うことじゃないですが。ハハハ。

「幸せになろうよ」 フジテレビ 香取慎吾、黒木メイサ、藤木直人

結婚を望む男女を紹介するセンターのアドバイザー、純平の前に魅力的な女が現れた。
買いあさったブランド品の袋を両手いっぱいに下げて。
どこからどう見ても交際相手に不自由することなどなさそうな春菜(黒木メイサ)だったが、
「誰でもいいから紹介してほしい」と投げやりな調子で入会手続きをした…
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妻ある身の弁護士、八代(藤木直人)も登場し意外な事実が明らかになってきましたが、、
筋立てからして、前にどこかで見たような…と思ってしまう“安易”な作りにがっかり。
“香取・黒木”で数字が取れると思ったとしたら甘いなあ。ハハハ。
視聴者はバカじゃない。16.4%と、いい感じでスタートしたものの3回目は10.0%にまで
落ち込んでしまいました。

香取は“男臭さ”を漂わすようになってきて、いいと思うのですが、結局、コンセプトが
間違ってたということではないでしょうか。月9危うし。ハハハ。

「名前をなくした女神」 フジテレビ 杏、木村佳乃、倉科カナ、尾野真千子

小学校の受験を控えた母親同士が繰り広げるうわべだけの付き合いと陰湿な“いじめ”…
“社会派ドラマ”ということのようです。
誇張が過ぎるようにも見えますが、実態のリサーチもして、あまりのはげしさに、むしろ、
“そぎ落として”いるのだと出演者たちが話していました。それほど、お受験をめぐる
母親たちの“暗闘”は厳しいのでしょう。ただ、それでも“非現実感”は否めません。

好みの女優さんが揃っているのですが、これでは見続けるのが厳しいです。

「遺留捜査」テレビ朝日 上川隆也、貫地谷しほり、水野真紀、佐野史郎

刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係主任…
警視庁警部補、糸村聡(上川隆也)には長い肩書きがありますが、要は、捜査の一員でも
犯行現場から役立ちそうな遺留品を探し出してその分析に当たっているのです。
“縁の下の力持ち”ですから、普通は感謝されてもいいのですが、あまりにも細かい彼は
どちらかと言えば“邪魔者”扱いされています。

上川がいい味を出していて、新米女性刑事・織田(貫地谷しほり)や、彼を目の敵にする
上司(佐野史郎)との絡みはなかなか面白いです。
「臨場」の流れをくむドラマ、テレビ朝日が得意とする分野ですね。

「マルモのおきて」フジテレビ 阿部サダヲ、芦田愛菜、比嘉愛未

芦田愛菜の可愛さには強烈な“引力”を感じるし、ごひいきの比嘉愛未も出ているので、
見てみたい気はするのですが、正直言って、阿部サダヲの演技が大の苦手です。
芸達者と言われる香川照之や樹希樹林は本当にうまいと思うし、“濃い”芝居も我慢できる
のですが、彼の場合はなぜか“辟易”してしまうのです。最初に見たとき“虫の居所”が
悪かったのでしょうか。ハハハ。

…結局 最後まで見続けるのは「JIN」、「グッドライフ」、「遺留捜査」、「ハンチョウ」の
4本ということになりそうです。ま、“適正”本数ということで。ハハハ。

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世界フィギュアの“余波”を受けての一時的な現象でしょうが、今月に入ってアクセスが
ぐんと増えました。昨日まで8日間の1日平均が1300件! 普段の2倍です。
“フィギュア・バブル”。ハハハ。
特に、昨日は、元日にエキサイトに“転居”して以来の最高、1743件を記録しました。

先月末に世界フィギュアが始まってから、際立った特徴がみられます。
コメント欄の“新人”が増え、常連さんの姿が消えたことです。君子危うきに…。ハハハ。
ツイッターの方は、覚悟したほどフォロワーの減少はありませんでした。
ブログは今日から“日常”に戻りますが、アクセスがどう推移するかに注目しています。
2週間ほど“無言”だった古い読者の中に「岩佐さんもいい加減にしたらいいのに」と
思っている人が多いことは“空気”として感じていますから。ハハハ。

*昨日は、高橋大輔の演技中断について、いろいろお騒がせしました。
地上波のセグメントを見ることができ、私の“仮説”は成立しませんでした。
詳しいことは専門的になるので省略しますが、“疑惑”がらみの話ではありません。
こんなことをいちいち断らなければいけないなんて…素人さんが半端な知識・情報で
いろいろなことを言う世の中になってきましたからね。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-05-09 10:17 | ドラマ | Comments(26)
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災害関連の記事ばかり書いていたので、書けなかったものがいろいろあります。
最近“どっぷり”のドラマ関係のエントリーもその一つです。
そろそろ、4月期のドラマが始まってしまいますから、簡単に1月期のドラマの総括を
しておきます。

“とりあえず”を含めて、見始めたのは10本以上ありましたが、最後まで見続けたのは、
結局、5本だけでした。たしか、10月期は6本でした。つまり、5本から6本ぐらいが
私にとっての“適量”ということのようです。

ドラマ関係の記事を書くとき、参考にしている個人サイトはどういう理由か不明ですが、
大河ドラマや「相棒」が対象から外れています。興味がないということでしょうか。
ま、「相棒」は視聴率も別格ですからいいですが。ハハハ。
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ランキング表に沿って書くなら、終盤になって「CONTROL」と「冬のサクラ」が猛烈な
デッドヒートを演じ、やじうまとしては楽しめました。
最終話を123分の枠にして最高の16.1%をマークしたTBSの作戦勝ちで「冬のサクラ」が
逆転でトップになりました。
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始まってすぐ、主人公の女性の余命が長くないことが分かるのですから、暗くなりがちな
ドラマですが、草彅剛が演じる青年と病に冒された人妻(今井美樹)の関係性が救いです。
現実には、なかなかあり得ないのですが、“不倫”ではなく、誰からも後ろ指をさされない
“プラトニック”な関係だったことが、特に女性に支持されたのではないでしょうか。
草彅が頑張ったと思いますし、大好きな月山など、山形の冬景色の美しさも魅力的でした。
佐藤健も改めていい役者だと思いました。
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「CONTROL」は、今シーズンの警察ものの中ではいいほうだったと思います。
最終話を2回に分けたのは結果から見ると失敗でしたが。ハハハ。
警察の捜査を大学の心理学の教授がサポートするという設定は無理がありますが、
それを言いだすと、ほとんどすべてのドラマが成立しなくなってしまいます。
女性刑事役の松下奈緒と大学教授を演じた藤木直人は芝居がうまいとは思えませんが、
やはり、美男美女は絵になりました。ハハハ。
関ジャニ8の横山裕が意外によかったです。これからも声がかかりそうです。

コンセプトだけでギブアップして1回も見ませんでしたが、「デカワンコ」の“健闘”には
ただただビックリです。企画者と編成部に敬意を払います。ハハハ。

「美しい隣人」は、普段の私なら見ないタイプのドラマです。3回目ぐらいまでに何度も
“ピンチ”がありましたが、最終回まで見てしまいました。
特に好きな女優でもない仲間由紀恵の熱演に引きずられました。珍しいです。ハハハ。

1回で見るのをやめた「大切なことはすべて君が教えてくれた」…惨敗です。月9だもん。
長ったらしいタイトルも失敗だったんじゃないのかなあ。
最近は一般人も“略す”ことがお好きですが、「夜のヒットスタジオ」→“夜ヒット”、
「火曜スペシャル」→“火スペ”、「やじうまプラス」→“やじプラ”…
忙しいことをアピールしたいのか、長いものを短くするのはテレビマンが最も得意とする
分野と言っていいでしょう。フジテレビ社内でどう略されていたか知りたいです。ハハハ。
若手俳優として人気がある三浦春馬と戸田恵梨香をキャスティング出来たところで編成は
“してやったり”と勝ち誇っていたかもしれませんが、武井咲を本格的にデビューさせた
功績が残されただけでした。

香里奈の美脚以外に魅力がないように見えた「美咲ナンバーワン!!」が平均で10%を
超えたのに脱帽です。「デカワンコ」とともに織田裕二の「外交官 黒田康作」と田村正和の
「告発~国選弁護人」を上回ったのですから立派なものです。

私は、“それなりに”面白いと思って見続けた「外交官…」が低調でした。フジテレビの
思惑はここでも大きく外れたでしょう。ハハハ。
織田裕二にはあれ以外の演技はできないのでしょうから仕方がないとしても、柴咲コウが
なぜ、あそこまで“頼りない刑事”という芝居をしたのかがよく分かりません。役作りが
失敗したと思います。本人にも監督にも成算があった上の“キャラクターづけ”でしょうが、
完全に裏目に出ました。ドラマ全体の重厚感が相当にそがれていました。
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「告発…」の1回目は田村と橋爪功の登場で面白くなりそうな“予感”があったのですが、
回を重ねるたびに悪くなって行きました。何よりも、すべてのセリフをのどから絞り出す
ように話す田村に我慢できなくなりました。“あれが魅力”、“あれこそ田村正和”という
声が聞こえてきますが、気になって、ドラマに集中できないのです。私には通じません。
ハハハ。

「悪党~重犯罪捜査班」、「LADY」、「スクール!」、「江」…1,2回で終了しました。
あくまで、“岩佐的には”ですが。ハハハ。

逆に、これまで“避けて”きた「相棒」を途中から見るようになりました。
見なかったのは、杉下右京(水谷豊)のセリフがわざとらしくてダメだったからです。
しかし、見始めると、気づかぬうちに癖になるから不思議です。そこまで計算した上で
あのエロキューション(セリフ回し)にしたのだとしたら“降参”です。
そうなると、“キモイ”と思っていた及川光博まで、いつの間にか“いい個性だなあ”と
ポジティブに受け止めるようになっている自分にビックリます。ハハハ。
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シーズンを重ね、スペシャルや劇場版も多いからでしょうが、脚本に破たんが少ないです。
作り方もしっかりしていて安定感がありますね。
今の時代に、平均で20.4%はものすごい数字です。たぶん、他局の編成マンはよだれが
出るような思いで見ていることでしょう。ハハハ。

是非、触れておきたいのは「空飛ぶタイヤ」、「マークスの山」とヒット作を飛ばし続ける
WOWOWのドラマたちです。有料テレビですから、限られた人にしか見られていないのが
もったいないほどいい出来の作品が多いです。

2月以降に見た作品の中に“駄作”は一つとしてありません。すべて、85点以上です。

「ビート」奥田瑛二、高良健吾
「同期」松田龍平、栗山千明
「再生巨流」渡部篤郎、陣内孝則、松重豊
「遠い日のゆくえ」永山絢斗、富田靖子、風吹ジュン、菊池亜希子

横山秀夫サスペンス
「深追い」「引き継ぎ」「締め出し」(「仕返し」:明日OA)
谷原章介、北村一輝、小出恵介、三浦友和、鶴田真由、大杉蓮、佐藤めぐみ、白石美帆
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全5話の連続ドラマW:「CO 移植コーディネーター」も実に見ごたえがあります。
移植医療の難しさを掘り下げたドラマです。
臓器移植のドナー(提供者)とレシピエント(移植される患者)を結ぶコーディネーターの
存在をこのドラマで知りました。ドナーの立場を尊重し、慎重になる大野(吉岡秀隆)と
割り切ってことを進める倉本(ユースケ・サンタマリア)、二人のコーディネーターの間で
交わされる会話を聞くと、どちらの考え方にも納得する部分があります。

主演のこの二人の演技が素晴らしい上に、周りを固める木村佳乃、麻生祐未、板谷由加、
橋爪功、平田満、豊原功輔…ほぼ全員がいい演技をしています。台本を読んだ段階から
彼らのテンションが上がったことがうかがえます。
「いいドラマにしよう」という一点で俳優と制作陣の気持ちが一つになった作品として
高く評価したいと思います。あと2回の放送を残していますが、90点をつけました。
今年になって放送されたドラマの中でベストだと思っています。

いえ、決して、縁があった局だからではありません。ハハハ。

*3月11日の発生から31日まで、このブログにせっせと書いた記事をまとめて
PDFにしました。“紙質”がいい本みたいで中身がグレードアップされたような
気分になるから妙なものです。ハハハ。
http://bit.ly/fLMM10 をクリックしてダウンロードしてください。


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by toruiwa2010 | 2011-04-08 09:43 | ドラマ | Comments(3)