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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:アナウンサー・実況( 78 )

月曜日の番組の最後に小倉智昭が話し始めた。

明日からしばらく休みます…と言ったあとに続けた。


3年前に見つかった膀胱がん…

今までに2回、内視鏡の手術をして

温存しようと頑張ってきたが、前立腺や

尿道に若干広がりを見せているので、

他の部位に転移する前に全摘出する

ことになった。


膀胱以外にも前立腺や精子を作る精嚢、

男性機能の神経であるとか、あるいは

リンパ節をごそっと取ることになる。

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超ベテランのキャスターらしく、落ち着き払った口調で

“淡々と”語ったように見える。しかし、後段については

かなりの覚悟をもって話したはずだ。年齢が年齢だから

割り切れたのかもしれないが、あそこまで話すことに

ついてはかなり悩んだのではないか?


フジテレビは“席”を開けておくと言っているようだ。

つまり、MC交代などは考えないと伝えたということだ。

大きな試練に立ち向かう前だから優しいことを言った…

のではないと思う。私の好みなど関係なく(w)、この枠は

小倉が作り上げたものだからそれが当然だと思う。


戻る席があるのは心強いだろうが、これからの数ヶ月、

小倉は相当 厳しい日々を経験することになる。ただし、

どこの病院のどんな医師かは知らないが、間違いなく

日本ではトップクラスだから 手術そのものについては

心配しなくていいと思う。


問題は“そのあと”だ。

私自身が2004年に受けた前立腺がんの手術も 全摘なら

それほど難易度の高いものではなかったらしい。

難しいのはがん細胞を残さず“取りきる“ことだと聞いた。


遠慮なく、あやしいものはすべて取る…ならいいが、

あれは残したい、これは切らないでくれ、と言われると

医師のハードルは高くなる。それが、患者が求める

QOL(生活の質)なら、応えたいと思うからだ。

ていねいに、ていねいに、メスをふるう。


結果として、今回の手術ですべてが取れればいいが。


気になるのは今月初めの番組で「2年前に、膀胱がんは

切除したが、筋肉層まで入り込んだ浸潤がんは取り除く

ことができなかった」と話していたことだ。

体内にがんを抱えたまま2年半を過ごしたことになる。

本人は「転移はない」と言っているが、本当にそうか?

今度の手術では”浸潤がん”まで全部 取りきれるのか?

それで、今後の転移の懸念も払しょくできるのか?

他人のことなのに気がかりだ。


そして、月曜日の話にあった“手術後”のつらさは想像を

絶するものがある。自分の小腸で新しい”膀胱”を作って

体内に戻す。それが機能するように訓練をする。普段の

生活で使いこなせるようにする…その過程はどれほど

時間がかかるのか? 焦りは禁物だ。

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番組は昨日から“伊藤利尋・山崎夕貴”の新しいコンビに

引き継がれた。フジテレビの朝の空気が変わった。

小倉は「伊藤君が“クーデター”を起こさなければ」と

自身の“復帰”についてジョークで言っていた。


伊藤にその意図がなくても彼のキャラクターそのものが

“クーデター”的な要素を持っているから、山崎との間に

いい化学反応が生まれ、それがうまく視聴者に伝われば

局の判断が変わる可能性は否定できない。


小倉にはGood Luckと言いたい。

同時に、復帰は早くても来年の春だろうが、それまでに

番組がどう推移するか…注目する。


by toruiwa2010 | 2018-11-28 07:07 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

大相撲名古屋場所が始まっている。

横綱・稀勢の里は途中からも含めて8場所連続休場だが、

鶴竜、白鵬の両横綱をはじめ、カド番の高安、豪栄道、

昇進後初めての場所を迎えた栃ノ心の大関陣が顔を揃え、

熱戦が期待できそうだと思ったが、いきなり豪栄道が…。


場所前のけいこでは絶好調、優勝候補に入れたい、と

舞の海が北の富士の“いじり”にも耐えて言っていたが、

おお、恥ずかしい。いや、舞の海も豪栄道も。


そして、3場所、優勝から遠ざかっている横綱・白鵬が

初日から、立ち上がり ハッキリしっかり張っていた。

そうしたいならそうすればいいさ。そうしなければ、

勝てなくなっているみたいだから仕方ないかも。しかし、

私のリスペクトはどんどん減っていくと覚悟してくれ。

力士としての実績には敬意を払うが、ツナを締めるなら、

“それなり”の相撲をとるべきだ。(昨日の立ち合いは

“成立”していると思うが)

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対照的に新大関・栃ノ心は2日間、盤石の相撲をとった。

身体の強さ…という点では、いま、No1ではないか。

まわしを引いたら負けないという強さを感じる。

出来ることなら横綱にしてやりたい。人間性や品位では

十分に資格があると思う。


話は変わるが、十両の取り組みから見ているたとき、

アナがこう言っているのが耳に入ってしまった。


「来年も関取で戻って"これます"ように」


安美錦が七夕の願いにそう書いたことを紹介していた。

耳をそばだてているわけじゃないのに、どういうわけか、

この手の間違いを私は聞き逃さない。病気なんだ。

十両担当の若手アナなんだからしょうがないのかな、と

思いながら、念のために調べるとSHアナではないか!

NHKスポーツ・アナの“チーフ”だと聞いている。

豪雨の被災地に行っている元NHKHJアナが発した

ツイートにも「消防団もあがって“これない”」とあった。

いったい、いつから、どうして、NHKは“ら抜き言葉”を

認めるようになったのだろう?


フジテレビに入社したころ、一般的に、アナウンサーは

正しい日本語の伝道者…と言われていた。窮屈だったし

自信もないので、私は個人的に、“知っている日本語で”

話すことにしようと決めた。正しい日本語については

NHKさんにお任せします…という気持ちだった。

ちなみに、他局はともかく、フジテレビでは、日本語を

本格的に教えられたことは一切ない。常識的に考えても、

日々の仕事をやりながら学ぶ時間的余裕はないはずだ。


この件について書いていると、別の日のMLB中継で、

彼の大先輩(現在はフリー?)NMアナが妙なことを

言ったことも思い出した。


大谷がいるエンジェルズとドジャースの試合だった。

打者が内野にハーフライナーを打ってアウトになった。

内野が“シフト”していた。ショートの定位置あたりで

サードが捕ったようだ。


「あれは“サードフライ”になるんですかね?」

「ですねえ。ややこしいですよね」


アナと解説者の間で、野球を知っている人間が聞けば、

実に珍妙な会話が行われた。 しかも、数分後「先ほどの

公式記録はやはりサードフライでした」と、当たり前の

“続報”を入れて恥の上塗りをしていた。


超ベテランなのに何を言ってるんだ! どこであっても

フライはキャッチした野手のもともとのポジションで

記録されるんだ。マウンドの真上に上がったフライを

1塁手がキャッチすれば、それはファーストフライだ。

サブ(副調整室)で後輩のディレクターたちが苦笑・失笑

してたんじゃないかなあ。


まったく“別件”だが、相撲中継を見ていて愕然とした。

410分にNHKの総合テレビで放送が始まったとき、

“逆L字”の画面に集中豪雨の被害状況が出ていた。


死亡66、安否不明60

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5分足らずで数字が変わった。

不明が60から59に減り、死亡が66から67に増えた。

安否不明だった1人の死亡が確認されたといううことだ。

感情を持たない数字が西日本で起きている大きな悲劇を

“淡々と”、無言で告げている。冷酷で残酷な現実。

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7時のニュースのとき、死者が73に増え、昨日の朝

起きてテレビをつけると、その数は88に増えていた。

そして、午後には100人を超えた。

大規模な地震や津波ならまだ理解するが、科学も技術も

世界の最先端を行く現代の日本で、集中豪雨でこんな

被害が出ることに驚く。

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前半でNHKのアナを“糾弾”したが、民放も負けてない。

2件 書いておく、ともに、7日の朝だった。


ブラジルを下して準決勝進出を決めたベルギーの選手が

円陣を組んで気勢を上げている場面でTBSのベテラン、

DTアナが言った。


コンパニーが大きな声をそろえて…

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饒舌で知られるアナだが、そこはやっぱり”コンパニーが

音頭を取って”でなくちゃ、日本語にならんのだ。


君は言葉に溺れすぎるよ。

実況は、そのとき、そこで

起きていることを、そこにいる

者だけが持てる感性で,言葉を

選んで伝えるのが仕事なんだ。


と、ツイッターで公開説教してしまった。


次は、関テレがアナを出してくれなかったのか、鴨川の

“氾濫”をリポートしに東京から行っていたフジテレビの

NYアナがやらかしていた。


四条大橋の”柱”、見てみますと、流れ着いた

草木からまた、水の流れが“枝分かれ”して…

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こらこら!

フォローのしようがない。母局の後輩だからできるだけ

優しくしなければと思うが、見逃せないわ。


また別件だが、NHKのディレクターを褒めたい。

7日の夜820分過ぎ、千葉県沖で強い地震が起きた。

緊急地震速報が画面に出たとき、NHKは土曜ドラマ

「バカボンのパパ」を放送中だった。

26秒後の824分、少し慌てた様子のアナウンサーが

画面に現れて番組は“速報”に切り替わった。

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およそ19分後「それではNHK千葉放送局から伝えて

もらいます」とアナが言い、画面が変わると、そこには

Tシャツの男性が映っていた。


NHK千葉放送局、ディレクターの五十嵐です。

えー、地震発生当時、千葉局にはディレクターの

私ひとりしかいませんでした。

地震が発生したタイミングでは、小刻みな揺れが…


とメモを見ながら“そのとき”の状況をリポートした。

“仕事”として、自分がやらなければと思ったにしても、

突然のだったし、不慣れなことだからプレッシャーは

相当なものがあっただろうが、ちゃんとこなした。

ジャケットぐらい用意しとけ…という批判はあるかも

痴れないが、“見た目”より“情報”が大事なケースだから

許されるのではないか。NHK内部でどう評価されたかを

知りたいものだ。


不具合が発生しているようです。

写真はあとで何枚か追加します。


by toruiwa2010 | 2018-07-10 07:52 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

決勝トーナメントが始まっている。

メッシが、Cロナウドがロシアを去った。

日付で言えば明日になるが、日本代表は

ベルギーと初のベスト8をかけて戦う。


長くこのブログを読んでいる人は 私が

“用意した言葉”を激しく嫌っていることを

いやというほど知っている。ハハハ。

今回も 日本戦を担当したアナは、NHK

民放も、あらかじめ用意したコメント、

つまり“予定稿”を披露している。

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オリンピックやワールドカップになると

各局のアナたちが冒頭のしゃべりを工夫する。

私はこれを“作文コンクール”と呼んでいる。

一般の視聴者はきっと何も感じないと思うが、

“元職”としてはどうしても気になるのだ。

ここまでの“作文”を文字起こしすると…

鳥海貴樹アナ(NHK・日本vsコロンビア)


わずか2カ月前の監督交代。

かつてない苦しみを味わったニッポンが

立ち上がろうとしています。

前回の敗戦から4年、力の差を見せつけられた

コロンビアに対して私たちのニッポン代表が

90分間、覚悟を持って戦い抜いてくれることを

願わずにいられません。ニッポン代表が初めて

ワールドカップの舞台に立ってから20年、

FIFAワールドカップ・ロシア大会、新たな

歴史を刻むニッポンの初戦です。

(ここまで40秒。以下、“なし崩し”的にアドリブへ)

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松野靖彦アナ(NHK・日本vsセネガル)


2018 FIFAワールドカップ・ロシア。

初戦、南米の強豪コロンビアを破って勝ち点3

手にしたニッポン、第2戦の相手はアフリカの

セネガルです。共に初戦勝利を収めたチーム

同士が今日は連勝を狙って戦います。

1次リーグ・グループH、ニッポン対セネガル、

間もなくゲームが始まります。

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モスクワから東に1600㌔あまり、ヨーロッパと

アジアの境界近くの町、エカテリンブルク、

エカテリンブルク・アリーナです。

35000収容のスタジアムはほぼいっぱいに

なってきました。間もなくゲームが始まります。

(45)

この試合、お二方の解説で…以下、アドリブ。


田辺研一郎(日本テレビ・日本vsセネガル)


(スタジオからの呼びかけのあと)

ニッポン・サッカーが探し続けてきた答えが

見つかるワールドカップになるかもしれません。

初戦でコロンビアを倒したニッポン、ひたむきで

見程度る人々の心を打つニッポンらしいサッカーで

世界を驚かせました。

2018 FIFAワールドカップ・ロシア、ニッポン対

セネガル、舞台はウラル山脈のふもとに広がる

ロシア第4の都市、エカテリンブルクです。勝てば、

2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出に

大きく近づきます。(30)


オープニングのVTR、提供アナウンス、CM

(数分後、再び現地から)*****

4年に一度、人種を超え、宗教を超え、世界中の

人々を一つにするサッカーの祭典、2018 FIFA

ワールドカップ・ロシア、ニッポン対セネガルの

試合、キックオフの時間が迫ってきました。

放送席の解説は元日本代表のお二方、

都並敏史さん、城彰二さんです。お二方、どうぞ

よろしくお願いいたします。(20)

(このあとスタメン紹介。短いコメントをつけて)


(綾瀬はるか出演のコーラetcCM)

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(数分後、入場を待つスタンド下)

ワールドカップで勝つ可能性を1パーセントでも

上げるため、2ヶ月前に監督交代に踏み切った

ニッポン・サッカー。規律を守り、組織的に戦い、

俊敏性を生かし、ニッポン人の持つ技術を

最大限に発揮する。これまで積み上げてきた

サッカーで勝負することを選択し、ロシアに

乗り込み、初戦で見事にコロンビアに勝利する

金星を挙げました。

自信に満ちあふれた選手たちの表情を

とらえています。(この一言はアドリブ?)


今日の試合でセネガルに勝ち、この試合のあと

行われるポーランド対コロンビアでコロンビアが

勝つか引き分けの場合、ニッポンの

決勝トーナメント進出が決まります。

(長谷部のアップ)

日本のキャプテン、長谷部。(アドリブ?)

「ワールドカップの結果次第で日本のサッカーの

未来が変わる。責任を果たさなければならない」、

そう話していました。

「まず、経験のあるベテランがまとまりを

見せることで若手も引っ張られる」と話して

いましたが、城さん…(一問一答)


初めて全員が揃った日、西野監督は

「競争ではなく共存だ」、そう話しました。

今日の対戦相手のセネガルは2002年日韓

ワールドカップ以来、4大会ぶりのワールド

カップ出場です。そのときキャプテンだった

シセが監督として率います。

初戦は2-1でポーランドに勝ちました。

身体能力だけが注目されていたアフリカから

ヨーロッパ・スタイルの組織だったチームが

現れたと今大会注目の好チームです。

シセ監督は「個人のエゴを越えてチームの

利益を優先させたとき、セネガルは世界を驚かす。

規律を重視する」、そう話しましたシセ監督です。

(城とのやり取りを抜いて90)


(入場開始)

ワールドカップに初めて出場してから20年、

そのはるか前から繰り返してきた歓喜と挫折。

「今の僕たちがこうしてワールドカップの

ピッチに立てるのは先輩たちが道を作って

くれたからだ」。 

日本代表、長友佑都はそう話します。


2018年ロシア・ワールドカップ、6大会連続

6度目のワールドカップ、今度は自分たちが

新しい歴史を作るときだ。これまで積み上げて

きた技術、団結、基本姿勢()

ニッポンの良さを生かしたサッカーでワールド

カップに挑戦することを選んだ今大会、

コロンビア戦同様、ひるまずに勇気をもって

チャレンジすれば日本の国民性に合った

普遍的なサッカースタイルをこのワールド

カップで、そしてこれからの世代に残せる

はずです。日本のサッカーを背負う11人が

ワールドカップ第2戦のピッチに立ちました。

(50)

(両国国歌)


西岡孝洋アナ(フジテレビ・日本vsポーランド)


かつてない逆風を乗り越えて迎えたロシア・

ワールドカップ、その決戦です。初出場の

フランス・ワールドカップから20年、

ニッポン代表にとってこれが20戦目の

ワールドカップのゲームです。

この20年間の歩みの集大成。キャプテンの

長谷部はこの試合を”運命の試合”と表現しました。

世界から高い評価を得た日本のこのロシア・

ワールドカップ、ここまでの2戦です。

勝ち点4、グループ首位。2大会ぶり3回目の

決勝トーナメント進出。勝つか引き分けで、

自力で進むことができます。

前の試合、セネガル戦の前、西野監督は

選手たちにこんな声をかけたそうです。

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「引いて戦うことは簡単かもしれない。でも

ニッポンらしく、前でボールを保持していこう。

ボールを失ったらみんなで取りに行けばいい。

強気で行こう」と。日本代表23人、ベンチ、

スタッフ、そしてニッポン代表を愛するサポーター、

全員の力を結集して、さあ、強気で行こう、

決勝トーナメントへ。間もなく選手の入場です。

(70)


(CM明け)

サランスクの奇蹟、エカテリンブルクの激闘を経て

我らがニッポン代表が3戦目、決戦の地、

ボルゴグラード経てやって来ました。

ニッポン・サッカーにとって勝負の一戦。

歴史を作るため、生き残るための一戦です。

ロシア・ボルゴグラード・アリーナ。

気温は35度。過去2戦とは違ったコンディションで

今日のゲームを迎えます。(30)

(解説者紹介からほぼアドリブ)


作文の添削はしない。ハハハ。

そして、いったんマイクを受け取ったらハーフタイムと

試合終了までは自分の“裁量”で実況し続けることになる

NHKと、しゃべり始めてからキックオフまでにいろいろ

制約がある民放では同列で語れないところがある。

民放の場合はVTRをはさんだり、どうしてもCM

入れたいタイミングがあったりするからだ。


田辺・西岡両アナの最初の“予定稿”がまさにそれだ。

こぼれてはいけないから、どうしても事前に準備して

おきたくなるのだろう。しかし、今大会、派遣された

アナはみな15年から20年の経験を持っている。

…だったら、アドリブでやれないものか?


申し訳ないが、用意しておかなければいけない大事な

話は何もなかった気がする。ポイントだけをメモにして、

ストップウォッチを片手にしゃべることぐらい難しい

ことではないと思う。仮に トチっても、つかえても

書いたものを読んでる空気が伝わるしゃべりに比べたら

ずっとマシだと思うが。


4人の中で西岡アナだけが少し違ったアプローチをした。

解説二人とのやり取りが始まって20秒後、日本選手が

ロッカーを出た。決勝T進出の条件などを話しながら、

選手たちの表情にも触れる。もちろん、アドリブだ。

さすがに、入場に向けて選手が歩き始めたところでは

「さあ私たちのニッポン代表がピッチに向かいます」と

叫ぶようにアナウンスしたが、あとは国歌が始まるまで

およそ40秒、何も言わなかった。

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それでよかったと思う。話すことがないわけじゃない。

しかし、黙った。ノイズがもっと大きければよかったが、

“黙り”の効果はあったと思う。その40秒間、見る者は

これから始まる試合への期待が高まっていったはずだ。


えっ、お前ならどうするんだ?

マイクを離れて15年もたつから感覚を忘れてるけど

たぶん、こんな具合だ。


サッカー・ファンの皆さん、こんばんは。

ロシア南西部、ウクライナとの国境に近い街、

ロストフにあるロストフ・アリーナです。

ニッポンの決勝トーナメント第1戦、

ベルギーとの試合が間もなく始まります。

この試合の解説は元日本代表コーチ・

山本昌邦さんです。

山本さん、ワクワクしますねえ…

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以下、アドリブ、冒頭の言葉も頭の中でまとめるだけで

文字にはしない。山本氏には、ここまでの簡単な評価、

日本代表への期待、試合のポイント、注目する選手など、

質問を何点か告げて、話すことを考えておいてもらう。

「日本選手が控室を出てきてからピッチに並ぶまでは

私にリードさせてほしい」と言っておく。


あとは、流れに任せるだけだ。これで、「こんなんじゃ、

まったく盛り上がらんじゃねえか」とクレームが来たら

謝るしかないが、きっとそんなことを言う奴はいない。

ワールドカップのベスト16だもの。みんな、勝手に

盛り上がるんだ。アナウンサーが自分の言葉で視聴者の

気分を何とかしようなどと考えるのはおこがましいのさ。

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さて、日本vsベルギーの実況を担当するのは

NHK・鳥海貴樹アナだ。きっと、ああでもない、

こうでもないと、頭に浮かんだ言葉を足したり

引いたりしながら、どんな文章にしようかと

考え中…かな?ハハハ。


念のために書いておく。

4アナとも、違和感は冒頭部分だけだった。

実況そのものについての不満はほぼない。

細かいところで突っ込めることはあっても

若いころの私だったら、とてもこんな実況は

出来なかった。あっぱれだと思う。



この件については何度も書いているが、

最初に書いた↓これが一番まとまってる

かもしれない。興味があったらどうぞ。

「予定稿なるものを排す

~現場にいる者だけが感じることを~」

goo.gl/6x1bPP


おまけ


ロシアvsスペイン・・・スペインの先制点は

オウンゴールだった。初めはスペイン選手の

足で押し込んだように見えたが、いくつかの

スローの最後の映像で明らかにロシア選手の

右足に当たって入ったことが分かった。

放送席でも確認できたはずだが、実況・解説共に

口をつぐみ、訂正したのは4分後だった。

東京から「訂正しとけ」と言われたのか。

もつれていたのだから、間違えても恥ではない。

直ちに訂正すればいいのに。


大声で喚くだけで中身がない実況とともに

"お粗末"の典型だったなあ。

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by toruiwa2010 | 2018-07-02 06:28 | アナウンサー・実況 | Comments(2)

フジテレビでアナウンサーだったのは19634月から

19821月までだった。最後の4年間は78年に始まった

メジャーの実況にほぼかかりっきりだった。1979年の秋、

ワールドシリーズの中継を終えて帰国した数日後だった。


ネット局の一つ、テレビ新広島に役員として出向していた

フジテレビの先輩から社内の喫茶室に呼び出された。

何ごとかと思って出向くと「来年の春から新しいニュース

番組を始める。キャスターにならないか」と言われた。

メジャーの実況に“本腰”を入れ始めていた時期だったし、

馴染みのない街に本拠地を移す勇気もなく丁重に断った。

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自分の意志で82年に報道局に異動し、夕方のニュースの

スポーツコーナーを制作する部門のデスクを命じられた。

「なぜ、アナウンサーをやめたのかなあ」と悔やみながら

日々を過ごしていた。

83年の終わりか84年の初め、報道局の幹部の一人から

「話がある」と、近くの喫茶店に連れて行かれた。


やる気を失っているのを見抜かれたかとびくびくしながら

ついて行ったが、話の中身はやはり“キャスター”だった。

4月スタートの朝のニュース番組のキャスターに君を、と

編集長(現場のトップ)が言っているがどうだろう?


スポーツの実況に戻りたいという強い気持ちがあったが、

相手の顔を立てるために、その場は「考えさせてくれ」と

答えて 後日、断った。


何を言いたいか?

スポーツの実況を専門にしていたが、若いころから私の

“ニュース読み”は評判がよかったということだ。ハハハ。

好きだったし、内容を伝えるように読むテクニックにも

“いささか”の自信があった。


二つのオファーのどちらかを受け入れていたら、その後の

私の人生はどうなっていただろうかと、今も時々考える。

タラ、レバの話はとても微妙だし、あまり意味がない。

ただし、当時ならともかく、今なら、この件についての

最終的な答えはハッキリしている。


初めはなんとか形が作れても、途中で間違いなく降板する

羽目になったはずだ。

私が言う“好きだし、うまかった”ニュース読みの中身は

顔出しをせず、ブースで原稿を読んだり、顔を出しても

項目の冒頭と最後の部分だけであとはひたすら原稿を読む

スタイルのものだ。


今のキャスターに求められる資質はそんなものではない。

読むだけじゃない。分析も必要だし、専門家をスタジオに

招いて話を聞く。ときには、ゲストと対決し議論する。

精神的にタフでなければ務まらない。知識・教養に加え、

かなりの見識も持っていなければならない。

もちろん スタッフが助けてくれるが、私にはそのような

資質はどこを探してもない。


なによりも、身についた“ものさし”が世間とずれている。

これは致命的だ。“報道”には“権力批判”がつきものだが、

学生運動が盛んだったときもノンポリだったし、思想的に

きわめて“ヤワ”だから、たとえ、“保守的”な傾向がある

フジテレビ(その系列)でも、制作スタッフを納得させる

キャスターにはなれない。落第だ。


さて、聞くところによれば、NHKを退職した有働由美子が

日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスターになるという。

on/offでかなり長く見てきているが、ジャーナリスト的な

資質は不透明だね。彼女のキャリアの中でスポーツ担当や

朝の情報番組の司会はやっていたが、ニュースに関しては

私が経験した程度のことしかやっていないのではないか。


彼女を迎えた制作側がどんな“コンセプト”で番組作りを

していくか分からないが、NHK時代の経験はダテじゃ

ないから、原稿を読んだり、番組を仕切ったりすることに

問題はないはずだ。ただ、今の時代のキャスタに課される

仕事はそれだけじゃない。彼女を支えるスタッフの数も、

きっと、NHKとくらべられないほど少ないに違いない。

しばしば、不安を抱えながらカメラの前に立つ経験をする

ことになるだろう。

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NHKの会長はエールを送ったらしいが、NHKにも同じ

時間帯にニュース番組があるからいつまでもそんなことは

言っていられないはずだ。退職したあとも、彼女の映像が

映ったりしているようだが、長くは続かないだろう。

結婚や定年で退職したアナとはわけが違うんだから。


NEWS ZEROはトップを行く日テレの看板ニュースだ。

そのメインキャスターにはジャーナリスティックな感覚が

不可欠だ。彼女の言動からそれを感じたことはない。

“能ある鷹”のごとくひそかに培ったものがあれば別だが、

そんなに底の浅いものじゃない。スタッフだって“現場”を

知らないキャスターでは不安だろう。


そんなわけだから、私のささやかな経験を下敷きにして

有働由美子のキャスターとしての成否を占うなら、今は

”ネガティブ”な答えしか出てこない。

いずれにしても、今から10月の番組開始が楽しみだ。


…と、ブログには書いておこう。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-06-12 08:41 | アナウンサー・実況 | Comments(2)

外部のプロデューサーたちの勉強会をやっている。

その中で“黙る勇気”を取り上げたいと思っている。

ついては、「これは黙って見せた」と、記憶にある

試合を教えてほしい。


かつて、WOWOWで一緒に仕事をした仲間からそんな

メールが来た。意味が分からないかもしれない。

さりげなく放り込む“小ネタ”と並んで、アナウンサー・

岩佐の実況に特徴的だったのは“黙ること”だったのだ。

ハハハ。

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しゃべることが仕事だろう、“黙って”どうすんのさ…と

言われそうだが、映像があるテレビでは多弁は嫌われる。

テレビのスポーツ・アナウンサーはラジオのアナにくらべ

何割か言葉数が少ないものだが、それでも、“ここ”という

場面ではしゃべりまくって、盛り上げようとするものだ。

私だって、若いころはそうだった。


MLBの現地実況で何度もアメリカに行くようになっって

あちらのアナが“効果的に”黙ることに気づいた。たとえば

ホームチームに劇的なホームランが飛び出すと…


It’s going,going,going…and,it’s gone!

(大きい、大きい、大きい。入った!)

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そこまでは大きな声でまくし立てるが、打球がスタンドに

入った瞬間から打った選手がホームインするところまでは

何も言わない。視聴者に感動を味わってもらうために…。

日本なら、「○○、今シーズンの第32号ホームラン!

ここまでわずか2安打に抑え込まれていた△△から見事な

3ランホーマー!XX31と逆転しました!」ぐらいの

アナウンスがあるところだ。ハハハ。


いいなあと思った。いつか日本でもやってみたいなあと

深く心に刻みつけた。しかし、地上波のフジテレビでは

実践の機会がなく、間もなくアナウンス部を離れたことも

あってほぼ忘れていた。


チャンスが巡ってきたのはWOWOWに出向し、マイクの

前に戻ったときだった。テニスでファイン・ショットが

決まったとき、サッカーで劇的ゴールが決まったときなど

黙る機会はいくらでもあった。ひそかに始め、気づいた

若手のスタッフから「いいですね」などと言われたりして

調子に乗り、好きなように黙りまくった。ハハハ。


WOWOWに移ってからの私の実況は当ブログの読者から

縁側のひだまり実況”wなどと評されたことがあるほど

“まったり”したものだったが、拍車がかかった。

もともと、スポーツの感動はプレーの中にある、余計な

言葉で飾る必要はない。“視聴者の感動”を横取りしては

いけない と考えていたから、黙るのに苦労はしなかった。

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課題は二つあった。

まず、海外の放送では場内ノイズが低いことだ。

ただ 黙るだけだと、思ったような効果が出なかった。

なぜ黙ったんだ、未熟で、適切な言葉が見つからないから

黙ってるんじゃないか…という、あらぬ疑いを視聴者に

持たせてしまった。


放送前に音声スタッフと打ち合わせた。「盛り上がる

場面で僕が黙ったら場内ノイズを上げてほしい」と。

初めは面食らったようだが、その効果が伝わってからは

“岩佐は黙るアナだ”が広く知れ渡ったので打ち合わせる

必要はなくなった。ハハハ。


もう一つは解説者の“理解”だった。

私が黙っても、解説者がしゃべったら意味がない。

常にコンビを組む人や勘のいい人は問題ないが、たまーに

空気が読めない人がいる。そんなときは、二人のマイクを

オフにしたり、唇に指をあてて「しゃべるんじゃない」と

こちらの意思を伝えたりした。ハハハ。


実は、それとは別にもっと厄介な問題があった。

スタッフの間に「あれは困るんだよなあ」という意見が

あることを知ってしまい、私も“放送人”だから、理由が

理解できたことだ。


ここというときにコメンタリーが黙り、スタンドの拍手や

歓声を聞かせることが“効果的”だとは認められたものの、

納得しないスタッフもいたのだ。その日のダイジェストや

大会の総集編を作る担当者だ。ナレーションはできるだけ

少なくして、いい場面ばかりをつなぎ、実況アナウンスで

経過を分からせる編集が普通のやり方だが、私のように

肝心のところで黙ってしまうと、サマにならないのだ。

分かる、分かるよ。言う通りだと分かるから困ったんだ。

ハハハ。


両者の目指すところが違うので“妥協点”はなくて、私は

最後まで自分流を貫いた。感動の邪魔にならないように

最低限の情報だけをしゃべってから黙るようにしたが、

おそらく彼は気に入らなかっただろう。


メディアとしてのWOWOWはそれほど大きくないから

私のチャレンジを評価してくれたのは“身内”だけだった。

それでも、当時 “絶叫中継”が全盛だったスポーツ中継に

一石を投じたのではないかという“自負”はある。


さて、“勉強会”でどんな反応が出たんだろう?
by toruiwa2010 | 2018-05-24 06:48 | アナウンサー・実況 | Comments(6)

入社3年目が終わろうとする1966年の今頃はどういうわけか、

航空機事故が連続して起きた。

まず、24日、札幌発の全日空のボーイング727が羽田沖に

墜落した。雪まつり帰りの客を乗せていた。現地で中継をした

「小川宏ショー」のスタッフが搭乗している可能性があって

一時はフジテレビ社内が騒然とした。


1ヶ月後の34日には、カナダ・パシフィック航空のDC8

羽田空港への着陸に失敗して墜落・炎上した。

今と違い、当時のアナウンサーは”成長”がゆっくりだったから

3年目の私はやっと独り歩きを始めた所だった。このときは

たまたま局にいたため、羽田からのリポートを指示された。

発生が夜だったからこの日の仕事は徹夜になり、航空会社の

ブリーフィングとリポートの合間に 記者室の堅い机の上で

短い仮眠をとったことを思い出す。


5(52年前の今日)の午前11時ごろ帰社し、宿泊室で横に

なっていた。疲れているのに神経が研ぎ澄まされた状態だった。

ようやく眠りに落ちたかと思う間もなく、警備員に強く肩を

ゆすぶられて目が覚めた。

「また、飛行機が落ちたので起きてください」。

…悪い冗談だなあ、嘘だろう?と思った。

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嘘じゃなかった。英国海外航空(BOAC)のボーイング707

空中で分解し、富士山の二合目、“太郎坊”と呼ばれる地点に

落ちたのだ。

日本の航空機事故史の中でも珍しい、二日続きの大事故だった。


空中分解の犯人はセーテンランキリューだった。

晴天乱気流…まわりに山らしい山がないところに、いきなり

そびえ立つ 富士山のような“独立峰”では、晴天のときほど、

その周辺でとんでもない空気の流れが発生するらしい。

旅客獲得のためのサービスとして、BOACは、羽田を離陸後、

わざわざコースを外れて富士山上空を飛んでいた。そのことが

“アダ”となった。

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報道の記者と合流して現場を目指した。

御殿場口まで電車で行き、そこから会社の乗用車で墜落現場に

向かった。しかし、火山礫にタイヤを取られ、大して距離は

稼げない。早々と車をあきらめ、徒歩で登ることになった。

タイヤがとられるぐらいだから、都会で履く通勤用の革靴で

歩くのは容易なことではなかった。3月初めの富士山は相当に

寒かったのだが、上るにつれて汗が吹きだし、小休止すると、

たちまち、それが冷えていった。


ようやく現場に到着したとき、日はとっぷりと暮れていた。

満月に近い月明かりが凄惨な地上の光景を照らしていたこと、

決して嗅ぎ慣れることがないジェット燃料の独特なにおいが

鼻をついたこと、などを想い出す。

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先輩と私、2人のアナウンサーは準備完了だったが、肝心の

中継車がまだ到着していなかった。

11時からの「こちら報道部」に電話でリポートすることに

なったが、携帯はもちろん、“2合目”とはいえ山の中だから

電話などない。


作業している地元消防団員の情報で現場と町の中間あたりに

水道局の建物があって電話を借りられるかもしれないことが

分かった。若い私がリポートすることは簡単に決まったが、

問題は“アシ”だった。月明かりはあっても、夜の山道を一人で

降りて行くのは危険だからだ。


相談していると、取材に出ていた記者の一人が耳寄りな情報を

持って戻ってきた。「自衛隊のトラックが、収容した遺体を町の

安置所まで運ぶために山を降りる。荷台なら乗れるようだ」。

放送時間が迫っていたため、乗せてもらうことにした。

時間にしてどれぐらいだったか、いまは思い出せない。しかし、

暗い山道を、大きく、小さく弾みながら走るトラックの荷台で、

左手で手すりを、右手は…釘が打たれていないひつぎの蓋が

飛び跳ねるのを抑えるのに必死だった。


リポートのあと、どうやって現場に戻ったのかも覚えていない。

歩いた記憶はないから、きっと 登ってくる自衛隊のトラックに

頼み込んだのだろう。ちなみに、どこで仮眠したかも記憶がない。


未明に中継車が到着した。

コンピューター、電気、車、設計、鉄道、土木…なんであれ、

技術者と呼ばれる人々を常にリスペクトしている。

このときも、技術部の“マジック”を目の当たりにして仰天した。


現場が山の中、ということは、河田町のフジテレビに直線では

電波が飛ばない。

何が必要かと言えば、“2段点だ。現場と局舎の中間で電波を

中継するための“ポイント”だ。

そこで、中継車とは別に 地図の上で計算して決定した地点を

目指して技術スタッフが局を出発していた。話を聞いたときは

「“ヤマカン”に近いんじゃないの」と思っていた。

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本社の報道部から「朝の放送開始と同時に現場からの中継を

入れたいから、急いでくれ」と矢のような催促をしてくる中、

2段点にスタッフが到着したとの連絡が無線で入った。現場と

2段点、それぞれのアンテナを慎重に調節してテストすると、

東京から「一発で届いた!」と言ってきた。技術者への敬意は

このとき以来、さらに深まっている。


前にも書いたと記憶して

るが、この中継では忘れられない、

“苦い”思い出がある。

「墜落機の機首部分の周辺で数人の遺体が収容されました。

傷みが激しく、性別も分からないそうです」とリポートした。

事故発生後に発売された“週刊公論”(中央公論社)のコラムに

「“いたみ”って、リンゴじゃないんだから」と書かれていた。

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…たまたま目にして愕然とした。

いまは、“いたみ”を使うアナが多いような気がするが、当時は

“ダメ”だったのだ。真偽のほどは分からないが、そのコラムは

若き日の野坂昭如が無署名で書いていたと聞いた。

名指しこそされなかったものの、まさに自分が発した言葉が

活字になっているのを見せられたとき、言葉の選択はつくづく

難しいものだと思い知らされた。


今、この瞬間にも、さまざまな事件・事故の現場に派遣され、

少しでもリポートの内容を高めようと取材を続けている後輩

同業者が多数いるはずだ。批判・非難されることはあっても

ほめられることはめったにない、“割の合わない”仕事だ。


年をとったからか、この数年、昔のことを思い出す。

ニヤニヤしてしまう思い出もあれば、思い出さなくていいのに…

というものもある。書くネタがないときに綴ることにする。


by toruiwa2010 | 2018-03-05 08:05 | アナウンサー・実況 | Comments(2)

今回、ジャパン・コンソーシャム(NHK・民放合同チーム)

15人の実況アナを送り込んだようだ。あくまで、番組表から

拾えた範囲での話なので間違っている可能性があるが。


最年長は日テレ・河村亮で50歳。NHK・鳥海貴樹が48歳。

逆に最年少はフジ・中村光宏の33歳、TBS・伊藤隆佑34歳、

テレ東・板垣龍佑35歳と続く。

民放のアナには局側の事情が反映されていると思う。はじめは

“最強”のアナを送り込んだものだが、次第に自局の番組との

バランスをとるようになっているからだ。かたよらないように、

経験を積ませるために、貢献に報いるために…などなど。

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全競技を見たわけじゃない。競技に集中して実況を聞き流した

ケースもあるから全体の評価はできない。数人のアナについて

聞いた範囲で“雑感”を書いておく。つまり、ああだこうだ…と。

ハハハ。


高く評価していた鳥海アナだが、今回は少し失望した。

実況には大きな不満はないものの、男子フィギュアの結果で

日本の1-2が決まったあとの羽生と宇野の扱いでバランスが

悪すぎた。



女子カーリング決勝を担当した松野アナは日本の予選の勝敗を

「5ショウ4"ハイ"」と紹介した。思わず、頭が混乱した。

それじゃ、“5勝4杯”になるけどいいのかな?NHKではそう

教えてるのかな?民放育ちの私が80年近く間違ってた?

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肩を落として帰国の飛行機に乗ったに違いないのはスピード

スケートで女子マススタートを担当したNHKのアナだ。

高木菜那に記をとられるあまり、銅メダルをとったオランダの

選手の名前をレース中、ずっと間違えていた。ゴールの直後に

アップになったのを見て気づいたようだ。イヤーな汗が出た

はずだし、かなり長い間 トラウマになるだろう。今後、何百回、

何千回となく再生される。カットするのも難しい。同情するが、

自分で乗り越えていくかない。


女子フィギュアスケート、スピードスケート、カーリング…

働き盛りの進藤アナは大過なく仕事をしたと思う。冬季では

民放のエース格になっていくかも。

ただし、女子フィギュアでフリーの公式練習が始まるところで

「笑顔も見れました」が聞こえてしまった。

ダメだ!オリンピック・アナなんだもの、堂々と"ら抜き"

やるのはよくないなあ。直前でボリュームを上げたのだが、

聞きたくなかったよ。ハハハ。


男女シングルを担当した両アナは最終グループの演技中にも

あまり、暫定トップとの差、何点とればメダル圏内に届くか

などの情報の提供が少なかった気がする。コンソーシャムの

考え方なのか?HPに行けばその情報は出ていたから、私は

困らなかったが、親切な放送とは言えない。

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そのフィギュアで4位になった宮原知子にインタビューした

アナが批判されていた。

開口一番、「本当に高いレベルの闘いで、宮原さんにとっては

残念な結果ですけれども」と切り出したからだ。

アナとしては“惜しいところでメダルを逃がして”残念…という

気持ちだったに違いないのだが、一般には「4位は文句なしに

立派な成績なのになぜ”残念”?」と受け取られてしまうね。


先日 触れたTBS・石井大裕アナについて補足しておく。

スピードスケート女子500㍍で金メダルを獲った小平奈緒に

対してけもののような滑りと言ってしまったことでやはり

いろいろ言われていた。


これについて、反論もあった。

かつて、柔道・松本薫に“野獣”、レスリング・吉田沙保里には

“霊長類最強”などのニックネームがあって、それはOKなのに

おかしいじゃないか?と。説得力がないと感じる。

格闘技とスピードスケートの違いもあるし、小平の“けもの”は

“いきなり”感が強く、つながりを感じなかったもの。


いつも思うのだが、キンメダルとギンメダルがよくわからない。

私だけならいいのだが、アナたちの“ギン”の発音が甘いせいで

同じに聞こえてしまうのだ。


ホストステーションの映像の作り方には不満があった。


たとえば、ノルディックのラージヒル複合複合でゴールのあと

倒れ込んでいた渡部が立ち上がり、外したスキー板を合わせ、

1-2-3フィニッシュで喜び合うドイツ勢の方に祝福に向かった

ように見えた。しかし、後続の選手を撮るために固定された

画面ではそこから先に何があったか映らなかった。

数ぽーつでは試合のあとにこそドラマがあるのだが、今回は

似たようなことが多かった。TOKYO2020ではそんなことが

ないように願いたい。


勝手なことを書いたが、今のアナは私の若いころにくらべると

間違いなく、はるかに達者な実況をしている。ある意味当然だ。

私たちが若いころの先輩も同じ感想を持ったに違いない。

スポーツ実況に限らず、あらゆる分野で後輩が先輩を追い抜いて

行って社会全体が向上・進歩していくのだから。


みなさん、長期間、ストレスがたまる日々だったと思う。

本当にお疲れさま。


by toruiwa2010 | 2018-02-27 07:50 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

アナウンサーに求められる資質の中でインタビューはもっとも

難しいものだと思う。少なくとも、私は一番 苦手だった。

だから、いいインタビューを見ると“しっと”する。冗談だよ。

ハハハ。


去年の夏の世界陸上でTBSの石井大裕アナを褒めた。

100㍍で敗れたウサイン・ボルトへのインタビューだった。

First,I want to say thank you very much for you.

You gave us dream,courage,and wish(?).

(初めに、あなたにありがとうと言いたい。

あなたは私たちに夢、勇気、希望を与えてくれました)


…選んだ言葉にこれまでのボルトの功績に対する十分な敬意が

感じられた。負けた選手へのインタビューは難しいものだが、

実にうまい入り方をした…と褒めた。私としては最大級に。

ハハハ。

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ところが、数日後、インタビュー・ポジションにやってきた

サニブラウン・ハキームに向かってこう切り出した。

まずは、日本人として 夢の舞台を

走っていただいて有難うございます


…ダメダメダメ。数年後ならいいけど、“5日後に同じ手を

使っちゃダメだろう。

言われた本人が「いやいや、そんなこと言われてしまうと…

なんか 返す言葉もないんですけど」と困っていた。


その石井アナがこのオリンピックにインタビュー要員?として

参加している。32歳だが、“曲折”を経てアナになったようで

入社から8年しかたつていない。大抜擢といっていい。

しかし、残念だが、SNSでいろいろ叩かれているらしい。

私も名指しせずに“相手より興奮してしまう聞き手は失格だ”と

批判している。“書くまでもないが”と断ったうえで。ハハハ。

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私が指摘したのもそうたが、主に言われているのは500㍍で

金メダルを獲った小平奈緒への インタビューだ。「獣のような

すべり」というフレーズを口にしたことを責められ、「コーチと

二人三脚で」と問いかけて「いえ、多くの人に支えられて」と

切り返されたり、たしかに散々だった。


17日、スタートラインに向かう小平を見て私は高い集中力を

感じさせる目つきにしびれたが、実況アナウンサーは「獲物を

狙うような目になってきました」と描写した。石井アナの耳に

そのフレーズが残っていたのではないか?そこからの連想で

“けもののような”になったのではないか?


“二人三脚”については私にも似たような苦い思い出がある。


1969720日、私は球宴の第3戦が行われていた当時の

平和台球場の3塁側ベンチ裏にいた。お祭りだから試合中でも

選手やコーチがベンチを出てインタビューに応じてくれた。


パ・リーグが2点リードして迎えた9回表、「もうすぐ終わる。

時間も早いし、テレビ西日本がおいしいものを食べさせると

言っていたなあ」と舌なめずりした瞬間、セ・リーグの主砲・

王貞治がライトへ同点の2ラン・ホームランを叩きこんだ!

ハハハ。


延長に入って間もなく、マイクの前に来てくれた王に「見事な

ホームランでしたが、チームメイトに恨まれませんでしたか?」と

いきなり聞いてみた。

“中洲の夜”に期待していたのは私だけじゃあない。選手たち、

特に九州で試合をすることがなかったセ・リーグの面々は

「さあ、飲みまくるぞ」と“武者震い”していたに違いないのだ。

私の質問は、そんな裏事情を踏まえて。“延長になって嫌味を

言われなかったか”という意味だった。


まじめな王さんに冗談はまったく通じず、「いえ、そんなことは

ありません」と真顔で答えられてしまった。トホホ。


入社7年目だった。「はい、ぼろくそに言われましたよ」という

答えを期待した 若い浅はかなインタビュアーが東京に帰ると

デスクの上に視聴者からのお叱りのハガキが2通置かれていた。

それ以後、たしか、“決めつけた”聞き方はしていないはずだ。

ほぼ同じ年齢でほぼ同じ失敗をした石井アナも世間の批判に

負けずに精進を続けてほしい…とエールを送っておく。


by toruiwa2010 | 2018-02-23 08:55 | アナウンサー・実況 | Comments(6)

昔、サッカーの日本選抜vsユベントスを実況した記憶がある。

関西の競技場だった。たしか三浦知良のゴールで先制したが、

追いつかれ、追い抜かれて負けた。もともと力が違うのだから、

そんなものだろう…と思い、淡々と実況したが、隣りにいた

解説の加茂周、奥寺康彦さんが放送後、がっくり肩を落として

いるのを見てビックリした。

テニスで、松岡修造や伊達公子の試合を担当しても同じだった。

どうも、出産のとき、母は 私に“愛国心”を植え付けることを

忘れてしまったようだ。ハハハ。


12日の女子スノーボード・ハーフパイプに出場した大江光は

予選の1本目うまくいかず、24位だった。実況アナウンサーは

「大江は24位」という言い方をした。決して間違っていない。

しかし、出場選手は24人だから、最下位なんだよなあ。

単に”24と言っただけでは、その試合の全体像を伝えた

ことにならないのではないかと思う。この件について呟いたが、

言葉足らずだったり、例が不適切だったりで言いたいことが

うまく伝わらなかった。

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そのときその場にいる者にしか

分からないことを、その場に

最もふさわしい言葉で伝える。


実況者の使命をそう考えていた私には、“24という言い方が

現実から目を背けているように聞こえてはなはだ不満だ。

種目の担当が決まってからの長い取材を通じて選手やチームと

親しくなっているだろうから、できるだけネガティブなことを

言いたくないという気持ちは分かる。“最下位”がきつすぎると

思うなら、せめて「何人中の何位」と言わないと。


オリンピックや世界選手権は出るだけで大変…分かってるよ。

しかし、実況者が事実を伝えないでどうする?

競技に精通していない者が見ても、明らかに失敗だったのに

「“わずかに”着地が乱れました」、「もしかすると回転不足かも

しれません」などと言うことが多い。結果として、視聴者は、

解説。実況お話から想定した得点と採点結果とのギャップを

埋めるのに苦労する。

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「運命の2回目が始まります」…出ました!と思う。ハハハ。

強風で競技の開始が遅れているのに、何度も“中断”と表現した

女性アナもいた。気がついたスタッフはいなかったらしい。

最後までそのままだった。


…グダグダ書いてきたことは、私が“元職”だったからだと思う。

自分がヘッドセットマイクをつけて放送席に座ったら、どんな

実況をするかは見当もつかない。「さあ、運命の…」と言うかも。

ハハハ。


一種の職業病だね。

45年前、コロッケさんがやった長渕剛の物まね。

どうしても、“仕事脳”で見てしまう。

この仕事をやっていて一番悲しいことやね」


先日の「ワイドナショー」で、普段、爆笑することはあるか?

と聞かれた松本人志の答えだ。分かる。分かるなあ。テレビで

スポーツ中継を見ると、どうしても実況が気になる。

“同病の士”が日本中にどっさりいるはずだ。ハハハ。


今日の話は、一般の人には理解しにくいだろうなあ。ごめん。


*お気づきかもしれませんが、

 昨日からコメントの承認制を

 やめました。ご自由にどうぞ。


by toruiwa2010 | 2018-02-14 08:45 | アナウンサー・実況 | Comments(0)

箱根駅伝を見ている。

どうしても実況が気になる。サガだね。


先輩同業者として村山喜彦アナはクセの強いアナが多い

同局の史上最高だと思っている。

この人がセンターにいて全体のトーンをまとめていた。

去年からシフトが変わっている。愚かなことをしたものだ。

過去の自分のツイートから”村山”で検索するとこうだ。

一貫して彼を誉めている。


明日まで、更新を休むはずだったが、やむにやまれず。

ヒマだったし。ハハハ。


2011


村山アナはNTVでは比較的

オーソドックスな実況をするほうだが、

さすがにスタート直後は予定稿を読んだ。

気持ちはわかるが。

あとは、たぶん各放送車から練りに

練ったコメントが出てくるのだろうな。

わあ、第一中継車!Kアナか?


実況は、やはりリズムですからね。

村山アナは落ち着いたトーンですが、

リズムはあります。

やっぱり給水で事故が・・・ 

@xxxx


2012


箱根駅伝:正月の風物詩だ。

テレビ中継が始まって何年になるのか。

最初は東京12CHが部分的に放送した。

結果がよく、すぐに日テレが始めた。

弱肉強食の世界・・・w

落ち着きのある総合司会の村山アナ以外は

盛り上げに必死でうるさい。

今年はどうか?


2013


このアナは距離感がつかめていない。

3メートルと言った直後に並んだ。

引き取った、センター・村山アナの声が

気のせいか冷たかったこと。w

真正面から見る距離はゴルフでも

難しいものだ。普段から勉強していないから

こういうことになる。

村山は無言でそれを伝えたんだね。


ゴール担当の平川アナがもう一息間を

おいてもう少し低いトーンで第一声を

出したら、高らかに予定稿で歌い上げた

1号車担当は恥ずかしかっただろうね。

こういう実況は要らんなあ。

感動する人もいるだろうけど、

「横取り」された気分だ。

そう、この村山アナのトーンがいいんだ。


2014


CMに入る前のキューワードを言うときの

村山アナのトーンが実にいいね。

正月の日本テレビを代表する声だと思うよ。

アナとしてうらやましい男だ。

平塚中継所のAアナ、

開口一番「本日、天気晴朗なれども、波高し。

波乱の展開を予感させる湘南の海風」と始めた。

村山アナも「やれやれ」と思ったことだろう。

慶應義塾大学文学部卒8年目

モロ、後輩じゃないか。

「生きた」言葉を使うようにしようよ。


2014


バイクのアナはこまかい映像を見ることは

できなかったと思うが、センターの村山アナには

ちゃんと見えたはずだ。***拓大の選手が前を行く

東農大の選手のうしろ足を踏んで足をひねったのが。

スローを見ればわかるのに誰もフォローして

やらないのかね。これも報告なしか。ひどいな。


2016


5キロを過ぎて、ハイペースなのに

集団が崩れない…接触・転倒が

心配になる。読売本社前で7時過ぎ、

村山アナと瀬古利彦が出てきたとき、

1号車の担当が変わるのか?と。

人生最大の”ぬか喜び”だった。


***村山アナじゃなかったのかもしれない。


by toruiwa2010 | 2018-01-02 12:43 | アナウンサー・実況 | Comments(0)