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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:放送全般( 196 )

・・・つづき


4 1996,2000,2004年、全仏からユーロ(42~43)


96年はパリからロンドンに飛んだ。

パソコン初心者だったし、テニスに集中していたから

パリ滞在中はサッカーの資料に触れることはなかった。

ニューヨークの知人に頼んで、取り出した資料をFAX

ホテルに送ってもらっていた。テニスの会場、ローラン・

ギャロスから帰ると、フロントが苦笑しながらFAX

束を差し出す日々だったことを忘れない。ハハハ。


2000年はベルギーのブリュッセルへ飛んだ。

アムステルダムで行われる決勝も担当するというのに、

ウマが合わなかったプロデューサーが準決勝まで私を

ベルギーに張り付けた恨み、海外では体調維持のために

ナマものや貝類を食べないようにしている私を横目に、

毎夜、ムール貝を食いまくった同僚たちを忘れない。

ハハハ。

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96,2000年は全仏の大会中にサッカーが開幕していたが、

2004年は開幕前にポルトガルの首都 リスボンに入った。

時間をかけて移動することもあったが、宿泊はすべて

リスボンだった。

前立腺がんが見つかってバタバタしたため担当したのは

準々決勝までだったが、最高に楽しいユーロだった。

ジャカランダの美しさ、アズレージョの鮮やかな色合い、

坂道を走る路面電車の風情、夜の居酒屋で聴いたファド、

ガーリック・シュリンプのおいしさ、夜な夜なの会食、

熱狂するスタンド…、私の最後のサッカー実況になった

準々決勝 ギリシャ・フランス戦の盛り上がらなかった

内容とともに、どれも忘れない。ハハハ。

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おまけだが、全仏オープンからユーロにかけての実況を

評価してもらい、ギャラクシー賞(月間賞)を受けた。

きっと、選考委員の中に、たまたま私の実況スタイルを

気に入った人がいたのだと思って(謙遜ではなく)いるが、

“スポーツ実況”を認めてもらった嬉しさを忘れない。


ただし、本人は、前年のUCL準決勝(レアルvsユーベ

1st leg&インテルvsミラン2nd leg)から全仏オープンの

実況の方がずっと上だったと思っているのだが。ハハハ。

どっちにしても、私にとってとても輝かしいこの受賞も

世間的にはたいして評価されていない。Wikipediaにも

まったく記されていない。トホホ。


5 1999:全米オープンからライダーカップ


8月中旬に全米プロゴルフ選手権中継のため12日間、

アメリカ・シカゴに行き、メダイナでのタイガーと

セルヒオ・ガルシアの激闘を伝えていったん帰国、

1週間後に、全米オープン・テニスのためニュヨークへ。


終わったあと、ボストンへ行って、ザ・カントリー・

クラブでのライダーカップを実況した。ヨーロッパと

アメリカのそれぞれのツアーを代表するゴルファーが

技を競うマッチプレーによる団体戦だ。


終始苦戦し、リードされたアメリカが最終日の17

ホールで若いジャスティン・レナードがおよそ15㍍の

ロングパットを決めて歴史に残る逆転勝ちをおさめた。

回転のいいボールがカップの真ん中から沈んだときの

鳥肌が立つような感動を忘れない。

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こう書いてくると、2000年の全豪オープン・テニスから

香港でのカールスバーグ・カップ(サッカー)と続いた

31日の旅など可愛いものだ。


6 1999年:トリノ-パリ-ペルージャ-パリ


日数が短くても忘れがたい旅がある。

1999516日、私はアリタリア航空機でイタリアの

ミラノに飛んだ。そのまま、車でトリノへ移動。23日の

セリエ最終節を実況するための情報集めが目的だった。

19日、パリへ移動した。全仏オープン・テニスのための

準備と打ち合わせのためだ。

22日、パリからローマ経由でペルージャへ。


そう、199899シーズンからセリエでプレーしていた

中田英寿のペルージャがセリエA残留を、ACミランは

優勝をかけて戦う試合を実況するためだった。

ほぼ1シーズン、セリエの実況にどっぷりと浸かって

頑張ったのに、テニスのために最終節を指をくわえて

見つめるのは嫌だったから、プロデューサーを口説いた。

”負担”を考えてプロデューサーは渋ったが、還暦過ぎの

“老アナ”の熱意がまさった。ハハハ。

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ペルージャの試合終了後、3時間かけてローマにもどり、

深夜のバールでミランの優勝とペルージャの残留を祝い、

4時間ほど睡眠をとって、あさイチの飛行機でパリに

戻って全仏オープン初日の午後の試合を実況した。


60歳になっていたが、疲れはまったく感じなかった。

むしろ、私にしか分からない、“やってのけた”という

大きな喜びがあって、体内を激しく“アドレナリン”が

流れていたことを忘れない。


ちゃんと読んでもらえただろうか?

鳥海アナの掛け持ちなどチョロいもんだと分かって

もらえただろうか? たぶん、分かんないだろうなあ。

まして、つらいと思うどころか、スポーツ・アナ冥利に

尽きる喜びを感じる部分など、到底理解できないと思う。


2005年の全米オープンの実況を終えて帰国したとき、

“アナウンサーとして”WOWOWで働いた14年間で

73回 海外出張して1358日間を海外で過ごしていた。


…さらっと読まないでほしい。

1358日はほぼ4年分だ。14年間の4年…アナとして

つとめた日々のうち3割近くを海外で過ごしたんだ。

褒めてくれとは言わない。お疲れさまの一言ぐらい、

言ってもらってもバチは当たるまい。ハハハ。


一度の出張で複数のイベントを担当するのは大変だ。

特に、インターネットの初期のころは必要なデータ類を

集めるのに苦労した。しかし、経験者にしか分からない

ひそかな楽しみもあった。それは、一つのイベントが

終わるたびに、不要になった資料をホテルのゴミ箱に

叩き込む“快感”が味わえることだ。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-07-25 06:20 | 放送全般 | Comments(2)

NHKの鳥海貴樹アナがワールドカップ2018

途中からウインブルドンに駆けつけていた。

ネットには「おつかれさま」、「大変そうやな」、

「すげー」というねぎらいの声があふれていた。

あまい!大甘だ!!


ひねくれ&ひがみ男・岩佐の話を聞いてもらおう。

あちらは大NHKのエース・アナだから比較に

ならんが、黎明期のWOWOWで仕事をしていた

1990~2000年代の私はもっとスケールの大きな

“かけもち出張”の経験がある。


1 ボクシング~世界アイスホッケー選手権(56)


1991313日に日本を出てロス経由ラスベガス。

世界ヘビー級ボクシング:タイソン・ラドックを実況。

翌日、解説陣やディレクターと別れ、ロスを経由して

オーストリアのウイーンへ飛んでザッハ・ホテルに一泊。

ホテル内のティー・ルームで食べたザッハ・トルテが

めっちゃおいしかったことを忘れない。ハハハ。

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翌日、列車でおよそ4時間のフィラハに移動し、そこで

合宿していた日本代表チームに合流した。

2日後、チームと一緒にバスで山越えしてスロベニアの

リュブリャナへ移動した。当時のユーゴスラビア国内は

激しい内戦中だったが、イタリアに近いこのあたりに

大きな影を落としていなかった。およそ3週間滞在して

日本が参加した世界選手権Bプールの模様を実況した。


終わった翌日、フィンランドに移動した。1ランク上の

Aプールの中継のためだ。ヘルシンキで乗り継ぎのとき、

時間がないことに焦って空港内を走り、買ったばかりの

マフラーを紛失したことを忘れない。ハハハ。


3都市を転々としながら、およそ3週間を過ごして帰国。

56日間、私の長期出張の3位にランクされている。


2 男女ゴルフから全米オープン・テニス(47)


長いだけでなく、実況アナとして“充実”を感じたのは

1997年の夏だった。

726日、日本を出てカナダのトロントへ。

当時、女子ゴルフのメジャーの一つだったドゥモーリエ・

クラシックを放送した。

ニューヨークに移り、10日後に始まった男子ゴルフの

メジャー、全米プロをウイングドフットから実況した。

最終日、ストームに襲われて長い中断があった。

トロフィを掲げる勝者、デービッド・ラブ三世の頭上に

美しい虹がかかっていたのに、平凡な描写に終わった。

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30年以上のキャリアがあったのだから「虹の向こうに、

デービッド・ラブ三世初のメジャーのタイトルが待って

いました」ぐらいのことが言えてもよかっただろうに…

その悔しさを忘れない。

もう一つ、ニューヨークのホテルがうまく取れなくて、

ゴルフのときはマリオット・イーストサイドに泊まり、

終わってから、通りを挟んだインターコンチネンタルに

スーツケースを引いて引っ越したことも。ハハハ。


1週間後に開幕の全米オープン・テニスの実況を終えて

帰国したのは910日だった。

47日間の出張はランク4位だ。


3 ゴルフ、テニス、そしてサッカー(30)


トータル30日でランク10位だが、中身が詰まっていて

忘れがたいのは2000年の8月~9月にかけての旅だ。


812日に日本を出てケンタッキー州ルイビルへ。

まず、ヴァルハラで行われた全米プロゴルフ選手権だ。

タイガー・ウッズとボブ・メイのプレーオフになったが、

それより、大会側の粋な計らいで初日・二日目に60歳の

ジャック・ニクラウスが前年優勝のタイガー・ウッズと

ラウンドしたことを忘れない。

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1週間後、ニューヨークのフラッシング・メドウズで

テニスの全米オープンが始まった。男子決勝では新鋭の

マラト・サフィンがまだ世界1位を争っていたピート・

サンプラスを一方的に下したことが印象に残る。


これで終わらない。普通、グランドスラム終了の翌日は

現地でのんびりするのだが、この年は違った。

翌日、解説陣やスタッフと別れ、アムステルダム経由で

ドイツのハンブルクに移動した。サッカーのヨーロッパ・

チャンピオンズ・リーグ(UCL)の開幕戦実況のためだ。


夕方、東京から来たスタッフと合流して食事をしたが、

翌朝早く、朝食を摂るために部屋を出たとき、ドアに

数枚の紙が挟まれていた。両チームのデータや練習の

感想などがホテルの便せんにびっしりと書かれていた。


1ヶ月前に私が日本を出発する段階で決まっていたのは

前年チャンピオン、ユベントスの試合を放送すること

だけだった。抽選の前だから相手がハンブルガーSVで、

したがって私の行く先がドイツ…ということも、すべて

あとで決まった。


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アメリカにいる間は資料集めがまったくできなかった。

前夜の食事のとき、何気なくその不安を話したのだが、

解説の信藤健仁さんが深夜の部屋で書いてくれたのだ。

私が朝食を摂りながら、有難くそのメモを読んでいた

7時すぎにはホテル周辺を走っていたとあとで聞いた。

カッコよさに呆然としたことを忘れない。ハハハ。


つづく・・・


by toruiwa2010 | 2018-07-24 06:53 | 放送全般 | Comments(0)

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木曜日の日本テレビ news every. の冒頭、神妙な表情の

小山慶一郎キャスターと藤井アナが並んで立っていた。

藤井から「小山キャスターから一部の週刊誌報道について

視聴者の皆様にご説明させていただきます」の一言のあと

小山がカメラに向かって話し始めた。

要するに…


酒席を共にした女性は20歳と聞いていたが、

未成年だと分かった。知らなかったとはいえ、

未成年者のいる飲み会に参加し、飲むことを

煽るような声をかけてしまった。この番組で

厳しい意見も述べてきたキャスターとしては

不適切だった。


…ということだ。そして、

そこで、当面 この番組の出演を休み、その間、

活動を自粛して今回のことを反省する。

とした。


続けて、藤井が話した。こちらも要約すると…


いくつもの後悔を抱えながら反省の日々を

過ごすことになる。同じ番組で仕事をする

仲間だから、背中を押すような言葉を

かけたい気持ちもあった。しかし、批判を

正面から受け止め、反省することが今最も

大切だと理解している本人には“無意味”な

優しさはかえって不要だと感じている。


この状況で“背中を押す言葉”って、たとえば何だ?そんな

疑問が私の頭に浮かんだが、答えを思いつかないうちに、

彼は話し続けた。


隣にいるのに 今言うことではないと思うが、

しっかり反省して、自分を見つめ直し、

見違えるほどの変化や成長を見せてもらいたい。

それが私と私たちの切なる願いです。

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CMに移る直前、小山の頭は画面の下に

消えかかっていた。


なるほど、分かった。…と、そのとき思った。

日本テレビは、少なくとも番組は、時間をおかず、早めに

きちんと謝ってしまおう。そして、藤井を番組代表にして

公開で叱責しておこう。これならば、本人と番組の反省の

深さが視聴者に伝わるだろうと考えたんだね。


私は、ことの経過を簡単に記したうえで、“あえて言うなら

あ・ざ・と・い”とツイートした。

藤井本人がう通り、カメラの前で言わなくていいこと。

お聞きの通り、厳しく叱っておきました。なんとか大目に

見てやってくださいと言っているようなものではないか。

その狙いは、このキズをできるだけ軽微にとどめ、早めに

小山を復帰させよう…ということだろう。


藤井のあの顔つきで、あの口調で話せば、一部の視聴者は

納得するのではないだろうか。現に、ネットには藤井の

コメントを“愛情あればこそ”と称賛する声が流れていた。

“狙い通り”かもしれない。


4月に 元TOKIO・山口達也の不祥事が明るみに出たとき

他局は盛大に伝えた。だが、彼が準レギュラーで出ていた

同じ日本テレビの朝の番組、「ZIP!」ではまるで無関係な

人物の情報のように伝えていた。それを思えば対照的だ。

あの件で学んだんんだ…と言いたいのだろうが、甘い!


上述の“背中を押す”の中身がさっぱり分からないのを初め

二人とも、謝罪(藤井は非難)しながら、ワイドオープンな

“復帰”への道を残そうとするコメントも口にしていた点が

最も不可解だ。あえて言えば、あ・ざ・と・い。

まず、しっかり謝る。復帰の話はしちゃダメだ。

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しかも、あそこまでやってしまったために、逆に、ことを

大きくしてしまったのではないか。

未成年者に酒を飲ませることを軽く考えてはいけないが、

今回の件は山口メンバーの行為とはレベルが違うと思う。

本人が会見で謝罪し、番組は番組で「こういうことがあり

小山は今日から番組を休みます」と説明すればよかった。

SMAPの謝罪会見のように仰々しくやってしまった結果、

小山を番組に戻すタイミングが難しくなった。

ヤブヘビ・墓穴…。

番組タイトルのように、この件に“ピリオド”を打つのは

だいぶ先のことになりそうだ。言ってる意味わかるよね?


2人が言うように、“自分をしっかりと見つめ直し(小山)

“その先に見違えるほどの変化や成長を見せる”(藤井)には

長い時間がかかるかもしれないね。


”ジャーナリスト”・池上彰の発言に説得力がある。(抜粋)


…少なくともニュースを伝えたり、解説したり、

コメントしたりする役割を芸能人が務めることには

違和感を禁じ得ません。


ニュースキャスターがニュースを伝え、その聞き手に

芸能人がいるという演出はありだとは思いますが、

芸能人がニュースを伝えるのは国際的に見て

日本ならではの奇観です。


日本のテレビ界では、プロの仕事はプロに任せる

というルールが確立していません。

ニュースはニュースのプロが伝えるべきだと

思っています。

きっと私は古いタイプの人間なのでしょうね。

(文春オンライン)


同意する点が多い…ということは、この私も間違いなく

“古いタイプ”なんでしょう。それで結構です。ハハハ。


(敬称略)


by toruiwa2010 | 2018-06-11 07:29 | 放送全般 | Comments(6)

岩佐徹的バラエティ考

~大したもんじゃござんせんw

(2012/07/12 初出 ) 


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10数年前「さんまのまんま」に初めて出たとき中村玉緒は

勝新太郎の妻だった。歌舞伎役者・中村雁治郎を父に持つ

お嬢様女優でもあった。

この番組としては珍しく、比較的“きちんとした”会話が

続いたあと、ふと玉緒の指に目を止めたさんまが「それは

勝さんからもらった指輪でっか?」と問うと、手を振って

「いやだ。これはバンドエイドなんです。ブフォフォ」と

玉緒は盛大に吹き出した。


以後、“ぶっちゃけた”会話になったが、玉緒に言わせると

続きがあるのだ。終了後 挨拶に来たプロデューサから

「長めに収録してあるからいくらでも編集できる。切って

ほしいところがあったら…」と言われ、“指輪”の部分など

数か所を挙げた。すると彼は「玉緒さん、すみませんが、

そこは全部使わせていただきます」と言った。


…”バラエティ女優”・中村玉緒が誕生した瞬間だ。

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去年8月、「笑っていいとも」で局アナAがテレフォン・

ショッキングを担当した日、くす玉が割られていた。

垂れ幕には「おめでとう!真麻」と書かれていた。

前日、IT実業家との熱愛報道があったばかりだった。

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レギュラーになって日が浅かった万田久子の夫が亡くなり

1週間休んだが、番組からは一言も説明がなかったし、

復帰したときもいっさい触れず、何もなかったかのように

彼女は再登場した。


70年代、ビート・たけしの父親が亡くなった。数日後、

売り出し中のツービートが午後のワイドショー「3時の

あなた」に出演したとき、彼らは笑いながら父親の死を

ネタにしていた。この日のゲストだった超ベテラン歌手・

近江俊郎が次のコーナーで顔を真っ赤にして激怒した。

「我々の世代では考えられないことだ」と。

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2011年夏、ナインティナインの岡村隆史が突然テレビから

姿を消した。病名を伏せたまま休養して、4ヶ月ぶりに

派手な復活をしたあとは「おれが頭パッカーンなって」と

自ら病気をネタにしていた。

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…私の記憶が正しければ、かつて、テレビ各局は報道・

娯楽・教養などのカテゴリごとに、一定の割合で番組を

作らなければいけませんでした。

特に“教育”を看板に開局した日本教育テレビ(現テレ朝)

テレビ東京には教養・教育番組の比率がよそより大きく

課せられました。

テレビ屋は当時から相当にしぶとかったようです。彼らは

“娯楽”としか思えないクイズ番組さえ“教養”とするなど

強引な分類で危機を乗り切りました。ハハハ。


番組の分類ほど“融通無碍”なものはないかもしれません。

朝のワイド・ショーなども報道、娯楽、教養…どれに

入れても通ってしまいそうです。

“バラエティ”とひとくくりにされている番組群は明らかに

“娯楽”ですが、「じゃあ、バラエティとはなんぞや」と

問われると、即答はできません。それこそ、定義が

“バラエティ”に富んでいますから。ハハハ。


落語・漫才・歌謡・舞踊・寸劇など

諸種の演芸をとりまぜた演芸会。

またその種の放送番組。


…広辞苑を見るとそのように定義されています。(その④)

いかにも辞書らしい、“かちんかちん”に硬い言葉遣いで、

この定義から、日々、テレビが送り出すバラエティ番組を

連想することは難しい気がします。ハハハ。


ちなみに バラエティーバラエティ、二通りあります。

Googleで検索すると、ヒット数は5420万:5250万で

バラエティーの方が多いですが、私はバラエティ派です。

カテゴリ、パーティ、ビューティ…以前は全部伸ばして

いたと記憶していますが、今は“ー”をつけるのが面倒に

なりました。なぜか、レモンティーは伸ばしますけど。

ハハハ。


冒頭に挙げたいくつかの例を見ると、出演者が身を削り、

プライバシー(伸ばすw)を切り売りすのがバラエティだと

言えないこともなさそうです。ただし、今のテレビ番組の

“作り方”はスポーツやクイズ、音楽…のカテゴリでさえ、

その傾向が強いですから、ニュースやドキュメンタリー、

政治経済関係以外のものはすべてがバラエティと考えても

よさそうです。政治をネタにしている「TVタックル」も

ノリはバラエティですから、ややこしいですね。ハハハ。

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定義はよく分からなくても「今のテレビ番組はバラエティ

ばかりじゃないか。しかも面白くない」と多くの視聴者が

思っているのは事実のようです。ほかのジャンルの番組を

面白く作れなくなったからバラエティに走ったはずなのに

それが“つまらない”と言われたら、テレビ局の立つ瀬は

ありません。ハハハ。


しかし、視聴者の反応も無理はないと思います。

たとえば クイズ番組も、昔は「アップダウン・クイズ」、

「タイムショック」、「クイズダービー」工夫があって

楽しめるものがいくつかありましたが、今は同類のものが

あまりにも多く、出演者がほぼ同じ顔ぶれです。

数人のごく限られたタレントが“漢字の読み”を争うだけの

番組がいつまでもなくならないのが不思議でなりません。


タレントにトークを競わせるタイプの番組にも同じことが

言えそうです。ここでも顔ぶれはほぼ決まっています。

10人のタレントたちが使い回されています。のある

連中なので話し始めれば面白いから 見てしまいますが、

「別の番組で聞いた」と思うネタが次第に増えています。

ハハハ。

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ブツブツ言いながら、笑いが好きなのでバラエティ番組は

よく見ています。はい、テレビを増長させている責任の

一端は私にもあるのでしょう。しかし、この年齢になると

ややこしいテーマの番組、深刻な話は“たまに”でいいです。

妻はNHK-BSが大好きです。私がバラエティを見終わって

「はい、どうぞ」とリモコンを渡すと即行でBSに変えて

しまいます。二人で一人…夫婦で“いいバランス”になって

いるのかもしれません。ハハハ。


バラエティ好きを自認する者にとって、天才・島田紳助の

“引退”はショックでした。きっと大きな穴があくだろうと

思っていました。特に「行列ができる法律相談所」などは

紳助抜きでは成立しないだろうと思ったのですが、いやあ

関西芸人の“しぶとさ”に感心しました。

東野、宮迫、後藤…交代でしっかりと穴を埋めています。

まあ、そうは言っても、バラエティ番組を仕切れる人間は

限られていますから、紳助の引退で司会者に一枠“空き”が

できたのは間違いありません。


目立つのは上田晋也の安定感です。

まだ、それほど売れていないころから教育テレビやBS

地味な番組に出ていましたが、当時から 持っている知識・

情報の幅の広さを感じていました。


つっこみや切り返しのうまさ、紳助にくらべて、はるかに

“毒”が薄く、嫌う人は少ないでしょうから、しばらくは

彼がバラエティ番組の仕切り役として引っ張りだこになる

可能性が大ですね。

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笑いを提供してくれるバラエティですが、バッシングの

対象になってしまうこともしばしばです。笑いについての

“物差し”は人それぞれですから、送り手が「面白い」と

思っても受け手が予想外の反応を見せるときがあります。

去年のフジテレビ「27時間テレビ」はその典型でした。

“お遊び”で、岡村に激しくバスケットボールをぶつけた

若手の芸人にネット上で猛烈な非難が殺到しました。

バラエティ番組をよく見る人には“笑える”シーンですが、

慣れていない視聴者も多かったでしょう。それに加えて、

“付和雷同”型の参加。ハハハ。

岡村やたけしの「見なきゃいい」というコメントもあって

物議をかもしました。

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今年の「27時間テレビ」が近づいています。

フジテレビだし、司会がタモリだし…どんな放送になるか

想像がつきます。「見なきゃいい」とは言いません。

ただ、「見ない権利は視聴者にあるんですよ」と謹んで

アドバイスしておきます。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-06-02 07:09 | 放送全般 | Comments(0)

ちょっと待ったあ!

井上コーチは "半落ち"…レギュラー・コメンテーターの

八代弁護士がそう言ったとき耳を疑った。聞き間違いかと

思ったがそうではなかった。

日大アメフト部の指導者が叩かれるのには理由がある。

しかし、この言葉遣いはまずいだろう。少なくとも今は

あくまで一般人だ。これではまるで犯罪者扱いだ。


スキャンダルの主、さわぎを起こした張本人に対しては

カサにかかって襲い掛かるる…メディア、特にテレビの

ワイドショー番組にこの傾向が強い。好きじゃないなあ。


金のにおい…

この言葉を口にしたのはカンニング竹山だった。

“切れキャラ”のタレントだが、彼に悪気がなかったことは

聴いていてわかった。TBSラジオ「たまむすび」の中で

ゲストの画力について“褒め言葉”としてそう言ったのだ。

下右のイラストをiPadで見せられたようだ。

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本格的な勉強はしていないと言っていたが、写真をもとに

描いたというMCの赤江珠緒と竹山のイラストは素人目に

“なかなか”だ。


“画家”はTBSの古谷有美アナだ。絵本も出している。

美人度も“なかなか”だし、竹山が発した“金のにおい”も

分からんではない。ハハハ。

610日~24日、下北沢・本屋B&B

ささやかな個展をやるという。


やりきれない?

「被害者の方々もやりきれないでしょうが、加害者の側も

90歳で、これ刑事責任をこれから追及されてく…となると

やりきれない」とコメンテーターの青木某が言った。

えっ!と思った。

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90歳の女性が赤信号で横断歩道を歩いていた人をはねて

一人を死亡させたという事件についての発言だ。

「難しいけど、(免許を)返上べきだったんでしょうね。

結果論で言うと」と続けていたが、“論客”のはずなのに、

ずいぶんぬるいではないか。そのつもりはないだろうが、

おばあちゃん、かわいそう…と聞こえてしまう。周囲に

やりきれない”と思わせちゃいけないと言わなければ。


ずいぶん”ベタ”じゃないか…

大谷がヤンキースを選ばなかったことはNYのメディアに

とってもショックだったようだ。入団してくれたらきっと

メシの種になったのにという恨みを込めて(…かどうか

知らんがw)“臆病者”め!と大谷をけなしていた。


現地で取材するNHKの女性ディレクターが当時のことを

NYのメディアに聞いていた。紹介するときに"有名記者、

キングさん"という言い方をした。ああ、情けない。

“地元紙、ニューヨーク・ポストのキング記者”で十分だ。

企業名を避けたわけじゃあるまい。もし、そうだったら

"ヤンキース"も"エンジェルズ"も言うんじゃない!

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もう一つ、“CHICKEN(臆病者)と罵声を浴びせたのが

デイリー・ニューズなら、そこの記者を連れて来んかい!

ダメなら、せめて紙名が分からんようにせい!


白いもの…って

14日目、栃ノ心が花道を歩いているときから「右の手首に

"白いもの"…」と大坂アナ。勝負がつくまでにいったい、

何回、その単語を口にしたか?なぜそんな言い方をする?

NHKでは“テープ”と言うなと決められているのかなあ。

第一、“白く”ないし。

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どっちなんだ?

タイトル・マッチに向かう拳四朗の入場シーンに合わせて

「世界戦の前とは思えない緊張感」と実況アナ。

えーっと、どういうことだい?

アドリブではなく準備したコメントのように聞こえたが、

これでは意味が通じない。


みんな孤独

これまで、日本の人口ぐらいのお客さんを

乗せたなあ。君の想像を超えたあらゆる人生に

この車内で耳を傾けてきた。

別の惑星の出来事かと思うほどいろんな人生が

あるもんだ。たくさんの人生を見て来たよ。

タクシーのライバーは神父みたいなものだ。

耳を傾けることは話すことより大切だと思う。

見知らぬタクシードライバー相手だと何でも

話せるんだろうね。

今の時代みんな孤独なのがよく分かるよ。

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…ローマの年配のタクシー運転手が話していた。

本当にそうだなあとしみじみ思った日曜日の朝。

NHK BS5分番組「地球TAXI」…いい仕事してるわ。


by toruiwa2010 | 2018-05-30 08:01 | 放送全般 | Comments(0)

競馬中継にチャレンジしたことがある。フジテレビに入社した

1年目の終わりごろたから1964年の春だと思う。スポーツ・

アナウンサーとして将来的に目指した野球実況は”総合力”を

求められる野球実況には10年の経験が積まないと無理だと

言われる時代だった。とりあえず何か勉強しろと指示されて、

当時から看板番組の一つだった競馬を選んだのだ。


レースを追う感覚はなんとかつかめそうだったが、ゴールの

直後にレースをふりかえっても、勝った馬がどんなレースを

したのかが思い出せなかった。競馬アナとして“致命傷”だった。

1年後輩に競馬が好きな男が入ってきたので、夏競馬が始まる

タイミングで“撤退”した。“競馬アナ”の経験は半年で終わった。


馬券を買ったのはその半年だけだが、競馬場の雰囲気や走る

サラブレッドの美しさが好きだから、大きなレースがあると

フジテレビを見る。日曜日もそうだった。

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競馬のG1レース、天皇賞・春はレインボーラインが制した。


吉原巧兼(35)はスタートから落ち着いた実況だったと思う。

向こう正面でのこまかな変化も見逃さず、最後のコーナーを

回ってからの激しいつばぜり合い、勝ったレインボーラインが

鋭い差し足で伸び始めた瞬間も見逃さなかった。

そして、ゴールの瞬間に放たれたフレーズがこれだ。


…七色の虹がかかった京都競馬場!


馬場鉄志はオーソドックスだったが、松本暢章、杉本清という

この道の先輩が築き上げた関西テレビ“ならでは”の競馬実況の

伝統はしっかり守られていた。ハハハ。


いろいろ複雑な思いがあって、微苦笑を禁じえなかったのだが、

レインボーラインがゴール板を駆け抜けてから40秒後だった。

軽く数百メートル流していた各馬の中でレインボ―ラインの

騎手が馬から下りる姿が映った。

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「岩田騎手、下馬」と吉原アナが言った。大きくはなかったが、

声の“色”が変わっていた。それだけで、勝利騎手がこの地点で

下馬したことの異常さが伝わった。

「九度目のG1挑戦、春の盾を手にしたあと、岩田騎手 下馬!

脚を痛めたようです」。私の耳には涙声に聞こえた。

競馬への思い、馬への愛情が伝わった。

ちなみに、NHK はゴール前のスローを再生していたため、

このアクシデントについて触れるのが関テレより25秒遅れた。


およそ5分後、岩田騎手が映った。インタビューに注目した。

放送席、放送席。では勝ちました岩田康誠ジョッキーです…と

まったく“普通”の入り方をしたので、どうかなと思っていると、

「おめでとうございます」、「ありがとうございます」のあと、

最初の問いかけが「見事、人気にこたえてのレースでしたが、

お気持ちいかがですか?」だった。呆れた。

「嬉しいのは嬉しいんですけど、馬の具合が心配」と口ごもる

騎手との気持ちの差が明らかだった。

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あの状態ならまず「馬の状態は?」と聞くべきではないのか。

そのあと、レースを簡単に振り返ってもらい、そして 最後に

「それにしても馬が心配ですね。おめでとうございました」と

締めくくればいい。“おめでとう”がおまけのようになっても

いいんだ。本人がその気分じゃなのだから。

このやりとりには、人として、常に馬の近くにいる人間として

どうなのか…という強い違和感があった。


ついでだから、NHKの実況についても書いておく。

高木修平アナ…37歳というから、吉原アナより先輩だ。実況は

そつがなかったが、きめの細かさでは場数を踏んでいる民放に

勝ち目はない。特にゴールの場面でレインボーラインの勝ちを

実況し切れなかった。馬券がからんでいるから、NHKの方針で

断言しないことになっているのかもしれないが、“ハナ差”なら

ともかく、“クビ差”だからなあ。


2年前のこのレースでも、NHKは藤井康生アナが12着を

間違える大失態をしでかしていた。毎週 放送してる民放には

叶わないのさ。餅は餅屋に任せんしゃい。ハハハ。


強制わいせつ事件


tokio山口達也が強制わいせつ!! 

事実ならどえらいことだぞ。

明日のワイドショーでどう扱うか?

日テレは上を下への大騒ぎだろうね。

日曜日の編成に影響が出るよ。

テレビ界全体が震撼してるだろうね。

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615分ごろ、Nスタで速報を見てすぐにこうつぶやいた。

真っ先に頭に浮かんだのが日曜日の日本テレビの強さだった。

夕方以降、視聴率的に圧倒的に強いラインナップの中心にいる

「鉄腕ダッシュ」の存在は在京各局の“目のかたき”だ。しかし、

この件が事実なら、番組が大きな影響を受ける。下手をすれば

打ち切りになる。そこから前後の番組にも影響が出る。他局の

番組は“恩恵”を受ける。オーバーに言えば、テレビ界全体の

構図が変わるかもしれない…そういう意味で“どえらい”のだ。

ハハハ。


思ったことをいくつか。


会見での山口“メンバー”は 頑張ったと思う。

しかし、酒について“今は”飲まないと言ったこと、「そこに

席があるなら、またTOKIOとしてやりたい」と言ったことなど、

いくつかの大きなミスがあった。

リスク・マネージメントの失敗だ。

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国分太一を初め、グループ内からも厳しい意見が出ているのは

いいことだと思う。3.11の被災地にも貢献しているようだが、

福島県が彼らの顔入りポスターをすばやく外していた。

風当たりが通良いことを覚悟しないとね。


東京五輪のアンバサダーは続けるのが難しいだろう。4人で…

という意見もあるが、見る者はどうしてもそこにいない山口を

思い出すことになるもの。

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ことが公になった日の朝、日本テレビ「ZIP」で山口はいつもの

役割を演じていた。翌日は出番がなかった。7時までに3回、

この項目を扱ったが、特にコメントはなく、3回目のあとに、

メインの枡太一アナウンサーが「日本テレビでは、出演番組は

当面 見送り」と言っただけだった。その空気は、まるで

関係がない一タレントの話をしているように冷ややかだった。


”傑作選”は お昼ごろ 更新します。


by toruiwa2010 | 2018-05-01 08:05 | 放送全般 | Comments(0)

サンドウィッチマンについては2月にも書いたばかりだ。

本当は少し先に延ばす方がいいのだろうが、印象が強いうちに

書いておこうと思う。


このコンビを初めて見たのは2007年のM-1グランプリだった。

そのとき、結成からちょうど10年目だと知ってびっくりした。

バラエティ・お笑いが大好きなのに、こんなに面白いコンビを

それまで知らなかったことにも驚いた。

今、思い出しても、この年のM-1はレベルが高かったと思う。

先日、「そうだ サンドウィッチマン見よう」と思い立ち 大量に

DVDを購入した。幸い、時間はたっぷりあるんだ。ハハハ。


その中から真っ先に2007 M-1を見ることにした。

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サンドウィッチマンは準決勝で敗れ、敗者復活戦でこの日の

出場権を得た。なぜ、準決勝で負けたのかは謎だ。

“復活”が決まり、大井競馬場からテレビ朝日に移動し、十分な

ネタ合わせもできないまま出番になった。


ネタは“伝説”と言ってもいい「街頭インタビュー」だ。

(T:富沢、D:伊達)


Tあのー、ダイエット中 すいません

Dしてねえよ、別に。ただ歩ってるだけじゃねえか なんだお前

Tアンケートにご協力願えませんか

Dアンケート?今、忙しいから、ほか当たってくれよ

T今、渋谷で十代の女性を中心に聞いてるんです

D一個も当てはまってねえわ 六本木だろ? 30代だからさ

渋谷 行け、渋谷

Tま、誰でもいいんです

D誰でもいいのかよ、どういうこった

Tもし、問題あるようでしたら音声も変えますし

目のとこにザイモク…

Dモザイクだろ! なんでお前、目に材木はめ込んで

こうやってアンケート答えてんだよ  カメラもねえし

Tほんと、すぐ終わりますんで

Dすぐ終わんの、ほんとに

Tええ、もう“らっという間に”…

D”あっという間“だよ。なんだ”らっという間“って

すげえかかりそうじゃねえか、それ

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Tすぐ終わります。

Dすぐ終わんのね じゃ、早くしてくれ

Tではいきます。このアンケート、何で知りましたか

Dお前だよ 今、お前から聞いたわ “お前”って書いとけ

Tお名前聞いてもよろしいですか?

Dダテだよ

T苗字もお願いします。

D苗字だよ、おまえ どこの世界に佐藤ダテとかいんだよ

テニスのペアか俺は 伊達みきおってんだ

Tあなたは何かニックネームはありますか

Dニックネーム?あんまないけど、伊達ちゃんとか

言われるわな

T“だてちゃん” そんな“おデブちゃん”…

D誰が“おデブちゃん”なんだ! 言われるか、そんなもん

“ダテちゃん”!

T伊達ちゃん 血液型は何型ですか

次のうちから選んでください

D選ぶんだ、いちいち

T AA型 BO型 CB型 DAB

Dややこしいわ!なんだその聞き方、お前 Bだ、B

T BO型ですか

Dそうじゃねえよ この、CB型だよ

T CB型ってなんですか

Dそうやって答えんだろ、なあ(以下、略)

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島田紳助がこの日最高の98点をつけたのをはじめ、松本人志、

上沼恵美子、中田カウス…軒並み高得点が出て951点を獲得し、

キングコングを1点差で抑さえてトップに立った。大竹まことも

大笑いしていたが、84点と渋かった。理由は分からない。


決勝に出たもう一組はトータルテンボスだった。

この日、決勝に進出した三組は ともに素晴らしい出来だった。

登場順次第でどの組が優勝してもおかしくなかったと思う。


トータルテンボス、キングコングが予選を上回る出来で会場を

沸かせたあとにステージに登場したサンドウィッチマンだが、

彼らを迎える会場の空気が違っていた気がする。予選のときは

なじみのないコンビを迎える感じが出ていたが、決勝のときは

“面白い”、“笑わせてくれる”コンビが出てきた…と、期待する

空気に変わっていた。お笑い芸人にとって大きな財産だね。


出前


Dおっそいなあ ピザ頼んだのに 1時間以上来ねえなあ

ちょっと、電話しとこう ぴぴぴぴ

Tぴんぽん!

Dきたよ、おい、来た、来た がちゃ

Tお待たせしました

D遅せえよお前  1時間だ、このやろう、おまえ

Tすいません、ちょっと迷っちゃって

D迷うって、お前、道 一本だろ

Tいや、行くかどうかでまよ…

Dそこ、迷うなよ 馬鹿じゃねえか、お前

腹減ってんだよ、こっちは

T実はバイトの奴が店長とけんかしちゃって

D喧嘩?

T…店長を冷凍イカで殴っちゃったんです

D冷凍イカで?

T血とかいっぱい出ちゃって

D店長の?

Tイカの

Dイカのかよ。なんだイカの血って

わけわかんねえよピザよこせ、早く

Tたせしました。ピザ服部です

Dなんで今 言ってんだよ

T言ってなかったんで

Dもらったんだから分かるだろう

T会計1600円です

Dあのさあ、1時間以上待ってんだよ 少しまけろよ

(T急に苦しがる)

Dおい、どうした?どうした

Tお前の…勝ちだ

D勝ち負けの話 してねえよ 値段を安くしろって言ってんだ

T狙いを奴に?

D言ってねえよ 今まで誰だったんだ ねらいは?

価格を安くしてくれって言ってんだよ

Tそんなこと言われても僕 バイトなんで 

D分かるけど、こっちは1時間以上待ってんだぞ、お前

Tでも、バイトですから500円にしかできないんです

Dできてんのか、おまえ 500円でいいのか?はい、500

T20円のお返し

D 500円じゃねえのかよ

(帰ろうとするT)

Dおいおいおい、お前これピザ 違えよ 

俺 シーフード・ピザ頼んだんだよ

Tはい

Dお前、これ、トマトとかサラミとか、ミックスピザじゃね?

Tあ、シーフードは死んだばかりの魚介類がたくさん…

D死んで間もないとか言うな、気持ち悪い

俺は、それを頼んだんだ これ違えよ、このピザは

Tあの、お客さん、失礼ですけど、ピザじゃなくて

ピッツァなんですけど

Dやかましいわ どっちでもいいんだ、そんなこたあ(以下略)


…文字で読むだけでおかしい。どこかをくすぐられる感じだ。

これに二人の顔、会話のテンポが加わるところを想像すると、

笑いが止まらない。どんだけ好きなんだという話だね。ハハハ。

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7人の審査員がwinnerを指名していく。

初めの二人からはサンドウィッチマンの名前が挙がらなかった。

しかし、最後の3人の大物審査員が揃って彼らを推した。

おそらく、会場の観客もテレビの前の視聴者もこの審査結果に

何の異論もなかったと思う。


…すぐに、ではなかったが、じわじわと二人の人気は上昇した。

3.11の被災者への気遣いなど、温かい人柄が伝わり、いまや、

圧倒的な存在になっている。応援してきた者として嬉しい。

間違っても、スキャンダルに巻き込まれないように、と祈る。

杞憂だろうけどね。


by toruiwa2010 | 2018-04-26 08:17 | 放送全般 | Comments(4)

2011年は東日本大震災があった年として記憶されている。

しかし、フジテレビOBの私にとっては、母局がコテンパンに

叩かれ始めた年としても忘れがたい年だ。“偏向”(韓国寄り)

浅田真央の扱いをめぐって視聴者の嫌悪感が日を追ってふくれ

上がって行った。初めは“ごく一部”の視聴者だけだったのに、

対応を間違えて現在の“泥沼”状態を招いてしまった。

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そのころのブログを読み返すと、“軽視”してはダメ、早く芽を

摘まないとえらいことになる…と警告をしている。そう書けば

当然、私への批判もあるわけだが、それに対しては、これだけ

言っても分からないなら、見ない自由はいつでもあなたに

あるんですよ、と答えていた。


同じころ、たけしや岡村隆史が「いやなら見なきゃいい」的な

ことをラジオや新聞で言ったらしい。正確に どう言ったかは

残念ながら分からない。たけしはともかく、記事を信じるなら、

岡村は20118月、俳優の高岡奏輔がツイッターでフジの

韓流偏重姿勢を批判した問題に触れてこう言ったらしい。


見いひんねやったら、見いひんかったら

ええのよ。ただそれだけのことやのに、

何で皆に言う必要あるのかと思ってしまう。


当時は相当、たたかれたようだ。ネット上で、「岡村やたけしが

“いやなら見るな”と言った」と騒いでいるのを見かけた。

SNSもいいけど、これが一番困るんだ。“見なければいい”と

“見るな”はまったくニュアンスが違うのだが、騒ぎを大きく

するために勝手に刺激の強い言い方にすり替えて“拡散”する。

私も、上記の通り、「見ない自由はあなたの権利ですよ」と

言ってるのに”フジテレビのOBが嫌なら見るなと言ってる“と

騒がれた経験がある。

ま、言って分かるぐらいなら苦労はしないのだけどね。ハハハ。

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先日、「めちゃいけ」で岡村が謝っていたという情報をネットで

見たので、「えっ、なんで謝るんだ!しかも、いまさら?」と

固まってしまった。いそいで番組をチェックしてみた。


なんのことはない。加藤浩次と雁首そろえて謝った“ふり”を

しているだけだった。ジョークなんだ。それでいい。相手は

構ってほしいわけで、へたに謝るとつけあがるだけだから。


そう言えば、「めちゃイケ」が終わったんだなあ。

初めのころはたまーに見て 笑っていたこともあったが、最近は

さすがに笑うポイントが分からなくなっていた。ハハハ。

芸人たちも制作者も24時間、どうやって笑わせるかを考えて

いるはずだ。調子がいいときは視聴者の波長とぴったり合って

何をやっても笑いが取れるのに、一つ歯車が狂うと、すべてが

裏目に出るようになる。


ナインティナインはツキがない。今は、“何をやってもダメな”

局と組んでしまったのだから。


4年前の3月、タモリの「笑っていいとも」が打ち切りになり、

この春はとんねるずの「みなさんのおかげでした」、中山秀征の

「ウチくる」、ナインティナインの「めちゃイケ」が終わった。

子会社のBSフジで“冷や飯を食っていた”形の宮内氏が社長に

なったことで、思い切った手が打たれている気はする。

社内の空気も少し“締まった”かもしれない。


4月の改編は大規模だったようだ。すぐに効果は出なくても、

地道な努力を続ければ、いつかまた“いい日”が来るだろう。

そう信じて頑張れ、後輩たち!


by toruiwa2010 | 2018-04-04 08:36 | 放送全般 | Comments(0)

1963年にフジテレビに入社した。

当時、テレビのニュースは“顔出し”ではなかった。

映像もなく、字幕と写真だけ。黎明期のテレビが

そう呼ばれていた”電気紙芝居”の代表だった。

ついでに書くと、評論家・大宅壮一が「テレビは

低俗なものだから、見続けていると一億国民が

総白痴化する」と警告したのは1957年だった。

…教養の高い人たちにとってテレビはその程度の

ものだったのだろう。

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で、そのテレビの“報道”だが、フジテレビには

子会社の共同テレビから何人かの社員が来ていた。

やることは 通信社からファックスで送られてくる

記事から項目を決め、見出しをつけ、読み原稿に

書き直すだけだった。創立から間もないフジには

同じ資本が入っている系列会社から大勢の社員が

移籍して来ていたが、先輩アナの中には「歓送会の

空気が暗くてなあ」と話す人もいた。残る仲間から

“かわいそうに”というう目で見られたらしい。

ハハハ。


半世紀以上がたつが、テレビ・ジャーナリズムが

確立したとは思わない。速報に強く、映像があり、

音声もあって、発信者の感情も聴く者に届く…

メディアとしてはかなり有利なはずだが。


“編集”という一種のチェック機能はあるものの、

生が多いニュース・情報系の番組ではどうしても

つまらないミスが出る。誰にでも分かるものも

多いから、年寄りの格好の“ヒマつぶし”にもなる。

ハハハ。


テロップの間違いはしょっちゅうだ。

チェックが甘いこともあるだろうが、時代が時代

だからか、“誤変換”によるものが多いようだ。

金曜日のテレビ朝日「モー二ングショー」でも…


予算委員会で野党議員から言葉の定義を問われて

理財局長が答弁に立った。その映像に合わせて

画面に出た字幕を見て私はこう呟いた。


モーニングショー について、もう一点。

太田理財局長の答弁の字幕だが、

「広辞苑によれば、"書き換え"

"書き改めること"

"改ざん""軸を改めなおすこと"…」と。

"字句"の間違いじゃないの?

訂正はなかった。

羽鳥も玉川も気づいたはずだが。

スタッフへの"忖度"か?

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40分後に訂正された。宇賀アナがやらされていた。

それを受けて、玉川記者が言った。


「深い意味なんだなあと思ってましたけどね」。

「そういう意味だと受け取っちゃいますよね」と

羽鳥が引き取り、思いついたように「発音はでも…

ま、いいか」と、とぼけて次の話に移っていった。


ハハハ。茶番だなあ。

発音…と言うか局長の“じく”のアクセントは

“尾高”(=軸)ではなく“頭高”(=字句)だった。

アナだから羽鳥は気づいていたはずだよね。


火曜日、大相撲が終わった直後のNHKニュースの

3項目で佐川氏の退職金を扱い、アナはこう読んだ。

「財務省は、国税庁長官を辞任した佐川氏の退職金が

およそ5000万円にのぼることを明らかにしました」

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…どうだろう。

アナは感情がこもらない声で読んだが、使われている

言葉には“こんなに多い額なんですよ みなさん”、

“あんなことした奴なのに、どうですか”という

ニュアンスが出ていた。


NHKのストレートニュースでは極めて珍しい。

国民の多くがそう思ったかもしれない。それはいい。

しかし、メディアが余計な感情を込めた"のぼる"

という表現をするのはおかしいと思うのだ。


"およそ5000万円"だと分かりました」と事実だけを

伝えればいい。受け取り方は聞き手に任せるべきだ。

NHKとして、これからはこんな風に放送することに

決めましたと言うなら話は別だが。


NHK、日本ホンネ協会…。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-03-26 08:08 | 放送全般 | Comments(2)

02/10のツイート

浜ちゃん、よく言った。

「徹子の部屋」浜ちゃんの言う通り、

彼女が勝手に資料を読んで同意を得るだけ。

あれをインタビュー術と呼ぶのは間違いだね。

みんな気づいてると思うが。

浜田雅功が黒柳徹子の司会ぶりをバッサリ。

https://t.co/OhrmDnxZjB


この件についてはあとで書く。

人から話を聞き出す…インタビューはつくづく難しい仕事だと

思っている。アナウンサーに求められる資質の中で最も苦手な

分野だった。実況の基礎になる情報を集めるためにも、大事な

能力なのだが、人と親しくなることが下手な私は苦労した。

テクニック以前に、性格・物腰が相手を“身構え”させてしまう。

話を聞こうとする相手にバリアーを張らせるようじゃどうにも

ならない。

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そんな私が、局の看板「スター千一夜」のインタビュアーに

起用されていたのだから不思議で仕方がない。若いころだ。

「スタ千に出たら一人前」と言われるほどだった。私の場合、

スポーツ選手がほとんどだったが、巨人のキャンプ地・宮崎で

56人集めて収録したとき、若手スター選手がラフな格好で

姿を現すと、ベテランが大きな声で「なにを考えてるんだ。

ネクタイをして来い!スタ千だぞ」と怒鳴ったことがある。

…出演者がそう考えるような番組で聞き手をつとめるのは

誇らしいことだったが、公平に見て、インタビュアーの中での

ランクは最下位だったと思う。


三木鮎郎という放送作家だった人が長くインタビュアーだったが、

1970年代に入って、石坂浩二、関口宏という人気の若手俳優が

起用された。年下だし、話すことの訓練など受けたことのない 

若者が実に達者な会話術で大物ばかりの出演者から面白い話を

聞き出すのを見て茫然としたものだ。のちにクイズ番組などの

司会者として人気を博したのも当然だった。


要するに、インタビューはテクニックじゃないんだね。ハハハ。

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アナウンサー稼業の最晩年に週刊アスキーの対談のゲストに

呼ばれた。聞き手は元TBSの進藤晶子さん…WOWOW

テニス中継で一緒に仕事をしたいわば“戦友”だった。


アナウンサー同士だから話が弾み、1時間半、聞かれるままに

しゃべりまくった。アナウンスに関することがほとんどだが、

進藤さんが一度もメモなどを見ないことに驚いた。

WOWOWのスタッフから借りた私の“自費出版本”で予習は

していたらしいが、同じアナウンサーとして感心してしまった。

雑誌の対談は順番を入れ替えるなど編集者が手を入れられるし、

時間の制約も厳しくないから、放送のインタビューとは違うが、

“メモなしで1時間半にはびっくりでした。

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さて、黒柳徹子だ。

番組をときどき見るが、多くの場合、彼女の前のテーブルには

相当な量の資料らしきものが置かれている。彼女はその中から

目についた項目を相手にぶつけているだけのように見える。

ゲストは話す気で来ているし、聞き手が大先輩だから“期待”に

こたえようと“前がかり”だ。これほど楽なインタビューはない。

時間もまるで気にしていない。聞き漏らしたらまた呼べばいい…

そう考えているように”見える”。彼女なりの計算があるかも

しれないが、見た目はそうだ。


ファンは「失礼な言い方するわね」と怒るだろうが、難しさを

知っている私はあれを“インタビュー術”や“話術”と呼ぶことに

強い抵抗があるなあ。ハハハ。

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だからこそ、“浜ちゃん、よく言った”なのさ。ハッハッハ。


by toruiwa2010 | 2018-03-22 08:22 | 放送全般 | Comments(2)