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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:放送全般( 208 )


高須クリニックの院長、高須克弥氏の別宅に

空き巣が入り“3000万円相当の金の延べ棒が

盗まれたという。完全にプロの仕業で鮮やかな

手口に、被害者が「褒めたい」と言ったほどだ。

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2003年に当ブログの前々身を始めたときは

現役バリバリだったから年に数回の海外出張が

あった。ブログを読めば私の日程は“周知”と

なっていた。井の頭線沿線在住だと書いたが、

街を特定されないように気を付けていた。


しかし、子供がいないことも書いていたから

出張している間の岩佐家には妻しかいない…と

公言しているようなものだった。念のため、

出かけるときのブログには「出張中は甥っ子が

泊りに来ててくれる」と書いたりした。ハハハ。


野球やサッカー、相撲など、プロアスリートも

スケジュールは簡単に分かられてしまうから

それぞれに防犯対策を考えているのだろう。


テレビを見ながら「無防備だな。いいのか」と

よけいな心配をしたのは月曜日だった。

天気予報のコーナーで“視聴者”から提供された

この写真が紹介された。

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電柱を支えるワイヤーのカバーの中をくぐり

抜けて咲いたツツジだ。まわりに写っている

“仲間”はもうすでに咲いて散っているが、

この花たちには“時差”が必要だったのだ。

生命力のしたたかさがあっぱれ…という

話じゃない。天気予報士が提供者の名を

「○○市にお住いの○○さん」と告げると、

MCが「ええ、私なんです」と名乗りを上げた。


そして、“これ、自宅の前なんです”と言った。

おいおい!かぶせ気味にレギュラーの一人が

「言わない方がいいんじゃないの」と

言っていたが、その通り。これでは少なくとも

周辺1㌔ぐらいの人たちに自分の住所を

公表したようなものだ。あっぶねえなあ。 

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ちょうどそのころ、空き巣被害に遭い

高額“へそくり”と盗まれた院長の姿は

五月場所2日目の国技館の桟敷にいた。

よかったねかっちゃん、何があっても

20195131458分のあなたの

アリバイはばっちりだ。ハハハ。

by toruiwa2010 | 2019-05-15 06:27 | 放送全般 | Comments(0)


池袋の事故に思う


池袋で高齢者が起こした悲惨な事故は怒りや

悲しみをどこに、誰にぶつければいいのか。

妻と娘を失った遺族はやりきれない思いだろう。


ハフポストが微妙な点を突いた報道をしていた。

運転していた高齢者をどう表現したか…?

確認できていないが、記事によれば、事故後の

19日と20日付の、各報道機関の表記は以下の

通りだったそうだ。


朝日新聞:実名+「さん」付け

読売新聞:実名+肩書き(元院長)

毎日新聞:実名+「さん」付け

産経新聞:男性

NHK:実名+肩書き(元院長)

共同通信:男性、実名+「さん」付け

時事通信:男性

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なお、朝日は肩書を“無職”としていた。

そして、私がチェックしたところでは、NHK

実名を出したのは20日正午のニュースからで

民放各局は横並びで“87歳男性”と伝えている。

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ただし、20日の「サンデーモーニング」だけは

“実名+肩書(元院長)”だった。

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共通しているのはこの種の事件・事故で必ず

出てくる“容疑者”はどこも使っていないことだ。

逮捕されていないのだから使えないのだ。

起きた事実には疑いの余地がないのに なぜ、

運転者は逮捕されないのか?


逃亡や証拠隠滅のおそれがないから?

高齢者だから?

ケガをしているから?


不可解な運転で死傷者を出す事故を起こした

神戸のバス運転手は逮捕され“大野容疑者”と

呼ばれている。釈然としないものが残る。

一部で運転者の肩書が元高級官僚であることが

伝えられると、だから“差別”“忖度”したのでは

ないかという声がネットで上がっているそうだ。

“上級国民”という言葉を知って茫然とした。


私は運転免許を持ったことがない。

教官が威張っていると聞いて敬遠したのだが、

大きな十字路の右折、左折や信号の変わり目で

交差点に侵入する決断力などに自信が持てない

気がしたからだ。これでよかったと思っている。

2年前 すでに動作がかなり鈍くなっていた

82歳の次兄が運転をしていた。注意はしたが、

力づくで取り上げることはできない。その後、

どうしているか、気になる。


かつて、フジテレビの夕方のニュースの最後に

前日の交通事故による死者数を伝えていた。

1969年に死者の数が初めて16000(全国)

超えたときの衝撃は大きかった。あのころは

加害者に“容疑者”などつかず、呼び捨てだった。

過失運転致死傷罪…らしいが、量刑は最高でも

懲役7年だと言う。失われたものとくらべて

いかにも軽すぎないか?


人志松本の発想&展開力


「ワイドナショー」でタイガー・ウッズの

復活を取り上げ、東尾理子(石田純一の妻)

項目のゲストに呼んでいた。

コメンタリーが次々に意見をのべたあと、

いかがですか?と、司会の東野に振られた

松本人志がしれっと言った。

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いやあ、そうですね。だから、こういう

復活が出来るんですから、やっぱり、

ご主人も都知事 復活してほしいんですよ。


顔を覆って恥ずかしがる東尾としたり顔の

松チャンの対照がおかしかった。


つつくぜ、重箱の隅


肩書は“朝日新聞記者”となっている聡明そうな

女性コメンテーターが話し始めた。

ノートㇽダム大聖堂の火災についてだった。

いきなり、こう言っているのが聞こえた。

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恥ずかしいんで あまり言いたく

ないんですけど、私、フランスに

行ったことがなくて…


おいおいおい…だなあ。

”フランスに行ったことがない”のどこが、

なにが、そんなに恥ずかしいのか? 

パリには10数回行ったが、ノートルダムを

訪れたことはなかったし、全部で3,40回行った

ニューヨークでも自由の女神はフェリーから

眺めただけだが、私はこのことを恥ずかしいと

思ッタことは一度もない。


沁みた言葉:国村隼


「ボクらの時代」で松岡茉優が話していた。

映画「ちはやふる」後編を撮影中だった。

会食の席で、共演者・国村隼に言われたそうだ。


台本を読んで、君のイメージは

役のままだ。でも、カメラが

止まると君は凄い苦しそうだ。

辛そうなんだ。俯瞰で見えなくて、

自分の人生これだけと思って

いないか?

もっと自由なんだ。今やめたって

いくらでも未来はあるんだ。

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いろいろ考えさせられて有難い言葉だった。

今、超生きやすい。松岡はそう話した。

国村あ、超ずるいわ。


by toruiwa2010 | 2019-04-23 07:20 | 放送全般 | Comments(0)


セリフが絶妙


もっぱら夫婦の話を書いている脚本家・野田隆介

(リリー・フランキー)と妻・今日子(小林聡美)

“もめている”様子を描いた深夜のスペシャル・

ドラマ「離婚なふたり」が実に面白い。

何気なくかわされる会話が絶妙だ。


野田さんのドラマは不思議…と女性編集者が言う。

「登場するのは間違いなく今の時代の夫婦なのに

懐かしいホームドラマを見てるような気がする」

「それって、歌詞は今なのにメロディは昭和…

みたいな?」と野田が応じる。


ある日、妻が離婚を切り出した。登場人物が言う

セリフについて夫からアドバイスを求められて

いたとき、唐突に言い出したのだ。

取り合わなかった夫だったが、翌日、コーヒーを

飲む妻の指にリングがないことに気づく。

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「あれ、指輪は?」

「意思表示として外してみました。

外したら一気に気が楽になったんだよね」と妻。

「そんな、しめつけのきつい下着脱ぎました…

みたいな言い方するんじゃないよ」


更に会話が進む。


「さっきも言いましたけど、そんなことで

書けなくなるほど俺の脚本はヤワじゃない」と

胸を張る夫に妻が言う。にべもなく。

「タマゴッチが死んだだけでも寝込んだじゃない。

その心臓、どんだけ柔らか仕上げなのよ」

「柔軟剤みたいに言うんじゃないよ、お前」


離婚を決意したあとの今日子と親友の会話もいい。

切り出したタイミングについて…。


「今だ! って思っちゃったんだよね」

「ネットオークションじゃないんだから…」

「エマ()も結婚して母親を卒業したら、なんか

他の役目も一緒に終わっちゃったんじゃないか?…

って思っちゃったんだよね」

「わかる!ブーツ脱ごうとしたら靴下も

脱げちゃうとか」


“比喩”がうまいと思う。違和感が少ない。

世界的作家と称される村上春樹の比喩に頭が

混乱したことを思い出す。(いつかまた書くw)


原案・脚本ともに樋口卓治と記されている。

これまで、あまり脚本は書いていないようだ。

もったいないことだ。この作品の“連ドラ”化を

強く希望しておく。ゴールデンで十分楽しめる。

明日の夜の“後編”が待ち遠しい。


娘からの謝辞


「内田裕也さん お別れの会」で遺族を代表して

娘の也哉子さんが謝辞を述べた。彼女の話には

魅力的な言葉がちりばめられていて、どこか

文学的なところがある。ただし、残念ながら

結構 長いのでその部分は割愛させてもらって、

強く印象に残る 最後に語った言葉を記しておく。

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最後は彼らしく送りたいと思います。

Fuckin’Yuya Uchida.

Don’trest in peace.

JustRockn’ Roll.


雰囲気としてはこうだろう


「やいこら、裕也め。

安らかに眠ってんじゃねえぞ。

いいから、ロックしてろ」


RYOKOYONEKURA!


日テレの深夜番組「アナザースカイ」が好きだ。

2008年から放送していたのに去年の夏ごろまで

気づかなかった“うかつさ”に呆れる。今田耕司の

温かさがいいし、今月から“相棒”の女性MC

広瀬アリスに代わってますますいい。

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新コンビになった1回目に米倉涼子が出ていた。

「ドクターX」などはしっかり見ていたが、演技が

うまいとは思わない。歌も聞いたことがない。

だから、数年前にブロードウェイのミュージカル

「シカゴ」に主演すると聞いたときビックリした。

同時に、これは“ウラ”があるに違いないと思った。

和田アキ子がアポロ・シアターで歌ったのとは

レベルが違う話だもの。

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今回、検索してみて、結構ちゃんとしたものだと

分かった。疑ったことを詫びたい。

9月には3度目の“凱旋”公演の予定があるという。

「アナザースカイ」では素人目には見事に見える

アルゼンチンタンゴを披露していた。久しぶりに

きれいだと思えた。しばしば見せる、私なんて…

という雰囲気を漂わせつつの“どや顔”も許す。


「ぴったんこカンカン」でスペイン語の勉強を

していることは知っていたが、それはレッスンを

スペイン語で受けたいからだと知った。女優業も

なかなか大変なんだなあ。


by toruiwa2010 | 2019-04-11 06:43 | 放送全般 | Comments(0)


自分にとっては、負けは

死も同然だと思っているので・・・


フリーのすばらしい演技で高得点を得たものの

直後に、ライバル ネイサン・チェンに逆転された

羽生結弦がインタビューで語った言葉だ。

顔は笑っていたが、彼が“それぐらい”の気持ちで

戦っているのは間違いない。多くの羽生ファンが

“カッコいい”、”さすがは羽生”と思ったようだ。

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うーん。人それぞれだからなんとも言えないけど、

私には強い違和感があった。アスリートは誰もが

“必死で”戦っているはずだ。しかし、スポーツに

比ゆ的にしても“死”を持ち込むのはなあ、と思う。

どうもこの若者は自分の言葉がメディアによって

どう伝えられるか、ファンにはどう聞こえるかを

考えすぎているのではないか?


ほかにはこんな奴おらんだろう、と思っていたら

いたんだよなあ、これが。しかも、あまりにも

”らしい”男だったのでびっくりした。ハハハ。

引退までの半年ほどを追いかけたNHKの番宣で

イチローの顔が映り、こう話すのが聞こえた。

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現役でなくなるというのは

一つの死を迎えたのと同じですよ


試合に負けたのと引退は同じレベルで語れないが、

この二人の思考回路には似たものがあるんだね。

これで、私が彼らを“苦手”とするのは理由がない

わけじゃないんだってことが分かったよ。ハハハ。


で、番宣でそのコメントを聞いたせいか、その夜

放送されたドキュメンタリーは見る気が失せた。


いかんいかん、抑えなきゃ


先ほど安藤さんが振ったのは

「三田アナのような女性を

どう思うかという・・・」と

スタジオの大〇〇ヤローが

貴景勝に聞いた。

三田アナの顔に怒りの色が

にじんでいた。当たり前だ。

彼女が軽い女になるじゃないか。

こんな奴は下ろせ!

三田には夜のニュースで

頑張ってほしい。

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27日の「グッディ」は大関に昇進した貴景勝を

招いて東京のスタジオと結び、質問を浴びせた。

12分ほど過ぎたころから質問が“だれて”来た。


お母さんに感謝の言葉をかけたか?

お母さんの料理で好きなものは?

お母さんをどう呼んでいるか?

好きな女性のタイプは?


…タイプについては「二歩下がってくれるような

女性が心地よいのかなと思う」と反応があった。

スタジオのOアナは「たとえば?」と畳みかける。

「分からない」と言われ、「スポニチには理想の

女性はお母さまという記事が…」とかぶせた。


ここまでのやりとりで、番組として、少なくとも

Oアナ的には、どうしても“母親のような女性”と

言わせたいのがあからさまで気色が悪かった。

「新聞が間違ってる」とかわされたところで

安藤がこう言った。

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「ここに三田アナウンサーがいますけれども?」。


答えるのに困っている貴景勝を助けて三田アナが

違う角度から質問をぶつけていった。

しかし、またしてもOアナが割り込んだ。

「安藤さんが今 振ったのは三田さんのような

方はタイプですかという含みもあったんですが」。


…書いていて、自分でもばかばかしい話だ。今更

テレビの情報番組に品性など期待はしないけど、

ここまで見え見えな番組作りを見てOBとして

身の置き所がない 恥ずかしい気持ちになった。

「困らせるような質問しないでください」と

抗議する三田アナの顔に怒りがにじんでいた。

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その三田アナは「グッディ」を卒業していった。

4月から夜のニュースの顔になった。果たして

結果を出せるかどうかはまだ分からない。ただし、

彼女が卒業の挨拶をしているときに先に感情を

乱したのは安藤だった。“可愛がって”いたことが

分かった。三田友梨佳…うーん、そうか、彼女は

安藤優子を泣かせた女性アナとして名を残すなあ。


by toruiwa2010 | 2019-04-04 04:13 | 放送全般 | Comments(5)


2時間ドラマ枠がなくなりつつある…らしい。

ファンも多いようだが、はて、理由はなんだ?

役者不足? 日本じゃドラマでも映画でも同じ役者を

見かけることが多いものなあ。それとも、脚本の供給が

間に合わないのかな?何を見ても、どこかで見たような

設定やストーリーばっかりだものなあ。


いや、今日 書きたいのはそんなことじゃなかった。

2時間ドラマ”と言っても、実際は1時間55分前後って

ことは今では常識で、「看板に偽りあり」などと文句を

言う視聴者はいない。


テレビの草創期には午前と午後に1,2時間ずつ放送を

休む時間帯があった。私がフジテレビに入社したのは

昭和39(1963)だが、さすがに早朝に放送を始めたら、

深夜に最後の番組が終わるまで放送を休まなかった。

「おはようフジテレビ」とか、「お休みの前に」などで

泊まり勤務のアナウンサーが挨拶をしたものだ。

現在の“24時間放送”が始まったのはだいぶあとだ。


たぶん60歳代の人でも、かつて テレビの“1時間番組は

59分だった”ことを知っている人は少ないかもしれない。

この意味、分かるかな?


今、番組表の上では54分や55分だったりする番組でも

1時間番組だ”と、普通は称している。

いわゆる“ミニ番組”が登場し始めたのはちょうど私が

フジテレビに入社した直後ぐらいからだ。1時間の枠を

54分、55分にして そのあと時計の長針がてっぺんを

指すまでの時間に別の番組を入れるようにした。


そうすると それぞれの番組からスポンサー料を取れる

じゃないか…と、テレビの経営者が考えた。

かなり強引だが、59分が55(54)分になっても料金は

1時間分、もらい続けた。当時、媒体としてのテレビは

それほど力があったから、スポンサーたちも従わざるを

得なかったのだ。この方式はアメリカが始め、すぐに

日本が真似た。


“つづき”がある。


1時間番組が59分だった”時代、たとえば午後8時に

始まる番組が859分に終わるとそこから10時までの

1分間に15秒のCM4本流していた。

今は聞かなくなったが、数時間おきに「第8チャンネル

フジテレビです。JOCX-TV」と“名乗り”をあげていた。

これがステーション・アイデンティフィケーションで

国から義務付けられていたものだ。 この1分は

ステーション・ブレーク(=ステブレ)と呼ばれた。


で、1時間の枠に55分の番組と5分の番組を編成すると

どうなるか?番組スポンサーからの収入が増えるのに

加えてステブレが二か所になって その収入も増える。

ミニ番組を考えた奴は天才だね。ハハハ。


ミニ番組についても書きたいが、

日を改めることにする。

今年から、できるだけ短くすると

誓ったので。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2019-03-28 07:11 | 放送全般 | Comments(0)


しっかりしてくれ「ゴゴスマ」!


東国原英夫が「ゴゴスマ」でかつて小池百合子が言った

”的を得る”は間違いだ(正:的を射る)と指摘していた。

そりゃそうだ…と聞いていたら、少し時間が過ぎたあと、

番組を制作しているCBCの解説委員 石塚がこう言った。


キャスティング・ボードを握る

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あらら、やっちゃったね。わずか6分前に小池の過去の

発言を正した東国原がどうするか、興味深く見ていたら

石井アナがちゃんと指摘したようだ。それでいい。

casting "vote"(投票の結果を決定する一票)だからね。

springboard(飛躍のきっかけ)があるからややこしいね。


石塚氏は以前にも“旗幟鮮明(きしせんめい)”のつもりで

(…だと思う)“きしょくをせんめい”と言ったことがある。

ほどよいユーモアが気に入って応援している石井アナも


これまでの放送で“見とがめる”、“守旧派”という単語を

知らなかったらしいところをみせている。


この日は「ゴゴスマ」の“厄日”だったかもしれない。

石井アナと皆藤愛子(サブ司会)が、“息巻く”を読むとき、

“息”と“巻く”の間にわずかな隙間を作った。この言葉は

イキマク…と一語として読まなきゃ。


私が個人的によく見るから、ミスに“遭遇する”機会も

多いのだが、大好きな番組だからしっかりしてほしい。

CBC報道の信用にかかわるんだから。


追記

同じ日の夜、TBS「水曜日のダウンタウン」でも堂々と、

「白のつなぎをキャン“パ”スに…」と読んでいた。

どっかの大学の敷地に絵の具を塗りたくったんだね。

芸人のアドリブなら仕方がないけど、ナレーションで…。


君はテレビで働いてるんだろ?


英語による会話に自信はないが、英語で書かれたものを

読むことに関してはたぶん大きな問題はないと思う。

たとえば、定冠詞“the”を次に来る名詞が母音で始まれば

“ジ”(ði)だし、子音で始まっていれば“ザ”(ðə)と発音する。

中学でさんざん叩き込まれたから沁み込んでいるのだ。

ネイティブじゃない悲しさで、theR1the M1などは

“ザ”と言ってしまいそうだが。ハハハ。


日本語はどうか。

“人気のキャンディショップが行った世界一の…”という

原稿をいきなり渡されても経験のあるアナウンサーなら

10人中8,9人が「…おこなった」と読む。訓練の賜物だ。

しかし、他人が書いたものを読むことに慣れていない

人たちにそれを望むのは難しい。

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「ビビット」で真矢みきは一度"いった"と読み、すぐに

おかしいと気づき、"おこなった"と言いなおした。

間違いなく、原稿には「行った」と書いてあったのだ。

現在の“国語”ではそれが正解だろう。しかし、書いた

記者はテレビで仕事をしている。自分が書いた原稿を

他人が読む…という流れを考えたら ここは“行なう”、

または“おこなう”と書かなければいけない。


ちなみに、“送り仮名”として正しいのは“行う”だが、

“行なう”も“許容”されるとなっているようだ。


活字メディアで文章を書く人間とテレビで働く記者は

“発想”を変えなければいけない。このディレクターは

真矢に一瞬でも“しまった”と思わせ、「失礼しました」と

言わせてしまったことを今後に生かしてほしい。


いいねえ、Not 予定調和?


“透析治療中止による患者死亡”を取り上げた昨日の

「モーニングショー」は見応え(聞きごたえ?)があった。

私にも意見があるが、今日はやめておく。書きたいのは

コメンテーター間のやり取りに迫力があったことだ。

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自分の感情を前面に出して“自説”を押し通そうとする

玉川徹記者に対して、法律家らしく“コインの裏側”にも

光を当てようとする菅野朋子弁護士がコメントした。

玉川記者の言うことも一部理解できたが、一方的過ぎる

部分もあって、菅野氏の見解と対立する形になった。

見る者にとって、そこが面白かった。


ほかの情報番組では、こういうことがきわめて少ない。

番組の目指す方向に司会者が“誘導”し、最終的に誰かが

結論めいたコメントをして終わらせる。“予定調和”だ。

対立する意見があって初めて視聴者は学べるのに。


Why コカイン?


自分の野球チームにピーエル学園と名付けるなど

ほどよいユーモア精神がある男・ピエール瀧…

未明にトイレに起きたとき、スマホで“逮捕”を知った。

容疑が“コカイン”だと知って仰天した。“やらかしそうな”

ことの中で、薬物は一番遠いと思っていたからだ。

電気グルーヴについては詳しくないが、俳優としての

活躍ならよく知っている。NHK「ロクヨン」の名演は

忘れがたい。多くの作品で“つめ跡”を残している。


TBSラジオ「たまむすび」()で聴かせる赤江珠緒との

呼吸が合った会話は毎週楽しませてもらった。惜しい!

バレないと思ったのだろうか?だとすれば愚かだ。

娘さんのエリザベス、心配だなあ。

by toruiwa2010 | 2019-03-13 07:10 | 放送全般 | Comments(0)

落とし穴はあるんだね


テレビ朝日「Qさま!!」、TBS「東大王」は欠かさず

見ている。答えられない問題が多い。たまーに正解を

出せることもあるが、カズレーザーや宇治原(Qさま)、 

伊沢・水上・鶴崎・光ちゃん(東大王)の“博識”ぶりに

ひたすら感心する時間がほとんどだ。

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手も足も出ないほどの難題がつぎつぎに出てくるのは

日本テレビ「頭脳王」だ。なにを聞かれているのかが

分からず、途方に暮れるばかりだ。ハハハ。


先日、最新版が放送された。例年と同じように出場者の

“ハンパない”と知識量に圧倒されたが、一度だけ溜飲が

下がる場面があった。兄弟と東大の医学部の学生による

決勝の序盤だった。


シロナガスクジラと関取が綱引きをしたとき

クジラに勝つには何人の関取が必要か?


…という問題だった。

クジラの体重は160トンで10秒間の等加速で

時速50キロに達する力を持っている。


関取一人の体重は160㎏。ツナを引く力は

地面との摩擦力μ㎎に等しい。

地面との静止摩擦係数を0.9


…等加速、静止摩擦係数など「それ、なんのこと?」と

言いたくなる“理解不能”な条件が付いていた。

複雑で難しい、膨大な量の計算が必要だと想像できた。

2人が出した答えはそれぞれこうだった。

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京大医学部の賢者 157

東大医学部の神脳 158


たった“1”しか違わない答えが画面に表示されたとき、

「ははーん」と思った。東大生が正解だと。


計算の結果 クジラが発揮する力は157.4と出たらしい。

そこは、二人とも同じだった。東大生は “勝つ”ための

関取の人数を求められているのだから、クジラの力を

上回らなければダメだと考えて“158”を答えとした。


京大生は、正しい計算をして答えを導き出したのに、

問題の“キモ”を見落としてしまったのだ。落とし穴だね。

この時点で「157158、どちらが正解か?」という

早押し問題が出たら、私が勝っていたかもしれない。

ハハハ。


最後の問題には目をむいた。


マラソンの日本記録保持者・大迫傑が

水素原子と同じサイズになったら、

42.195km走るのに何年かかるか?


複雑な条件が書かれていたが、どれも意味が不明だった。

しかし、二人ともほぼ無表情で計算に取り掛かった。

編集してあると思われ、どれぐらいの時間がかかったか

分からないが、出てきた二人の答えが“3.84x10年”で

ぴたり一致したのを見たとき、軽く感動した。

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東大の医学部で学びながら司法試験に一発合格!

優勝(2連覇)した河野君は“すごい”の一言だ。

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「ホンマでっか」に教えてもらった


サンマと加藤綾子が進行する完全なバラエティだが、

専門家・学者が出ていて“目からウロコ”の情報・知識を

教えてくれるし、何よりトークが面白いから見ている。

少し前、水・水道について話していた。


普及率が98%世界で最も安全安心なのが日本の水道。

国連加盟国193の中で蛇口から直接 飲める水道は

16ヶ国しかない。 (水環境問題評論家・吉村和就)

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去年あたりから太陽に黒点が少ない。ゼロか、あっても

10ぐらい。そうなると雲ができやすい。雨が多くなる。

気温が下がる。 (評論家&生物学者・池田清彦)


「出身地で好きな水が分かると」と話す出演者がいた。

地域によって水の硬度が違う。出身地の水道の硬度に

近いミネラルウォーターを飲めばよいのだと言う。


サンマの奈良市は38~39mg/L ⇒ “い・ろ・は・す”。

マツコの千葉は80/L ⇒“Volvic”。

安藤美姫の名古屋は20/L ⇒“南アルプスの天然水。

(流通評論家・渡辺広明)

硬度は “市村町名 水道 硬度”で検索すればいいそうだ。

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ぼうっとテレビを見ていると、バラエティ番組でさえ

いろいろ新しい情報を教えてくれる。

80歳にして“知恵熱”が出そうだわ。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2019-02-21 06:43 | 放送全般 | Comments(0)

ダイワハウス:役所広司


狭い空間で恐竜に追われて逃げ回る宇宙服の男。

そのとき、ポケットの携帯が鳴る。

「今かよ」とぼやきつつ手に取ると妻からだ。

「家のリフォームのことだけど…」。

「それどころじゃないんんだ」と応じる男。

懸命に危機的な状況を伝えようとしたのだが、

妻は“それどころ”に反応してなじった。

「だから、私のことなんてどうでもいいの?」

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理不尽に言い募る妻の怖さは恐竜を上回った。

絶望感が気弱な男を襲う。

「そうじゃないって。すぐそんな風に言う」…


ダイワハウスのCM、いいなあ。何度見ても役所が言う

「すぐ…」の部分で笑ってしまう。どう話しても

自分の状況を理解しない妻…というシチュエーションに

追い込まれた経験があるわけではないが。ハハハ。


ダイワハウスは 去年も役所広司にカントリーソングを

歌わせていたし、「マンションもダイワハウ“チュ”」とか、

「たとえば…唐沢寿明とか」なんて言うのもあったなあ。

担当クリエーターが相当優秀なのだと思う。


サッポロビール:田中将大


妻夫木:他人の評価と自分の評価、どちらが?

田中:いつもズレがある。最終的には自分の評価。

妻;運は必要?

田;必要だと思う。

誠実にやっていないと運ももらえないと思う。

妻;限界はある?

田:作りたくない。ボロボロになるまでやりたい。

妻;忘れられない一球。

田:2013年、リーグ優勝を決めた最後の一球。

“ここはストレートだ”という感覚があって、

それを信じて投げぬいた。

全部、外角低めを狙った。最後の一球は

最高のところに決まった。

妻;怖さとは?

田:いろいろなことを知っているからこそ出てくるもの。

妻:優しさとは?

田;相手に今 必要な的確な何かをしてあげられること。

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妻:何のために野球をしている?

田:大好きだから。

妻:自分のことは好き?

田:一番の理解者であって味方でいてあげないと。

ほめてあげないと。

自分を好きでいるようにしている。

妻:努力は好き?

田:自分で言いたくない言葉。

みんな、していることだから。そういう人間が

集まっている世界に僕はいると思うので

妻:ノーヒットノーランの1勝と2勝、どっちを選ぶ?

田:2勝です。1勝は1勝だし。1より2ですね。

妻:好きな言葉と嫌いな言葉?

田:好きな言葉は“気持ち”。勝負を決めるのは

最後はそこだと思っている。

嫌いな言葉? “負ける”。

どんなときにも勝ちたい。どんな小さな勝負でも。

妻;過去に戻ってやり直したい場面?

田:全部つながって今の自分があると思っているので。

やり直すと変わっちゃう気がする。


毎年、箱根駅伝に長いインタビューが流れる。

今年はNYヤンキースの田中将大が登場して妻夫木聡と

会話していた。おそらく“いきなり”ではなく、事前に

質問事項が渡されていたのだろう。用意されていたと

分かる答えが多かったが、棒読みではなく、自然さが

感じられた。少しも“エラそうな”ところがなく、平易な

言葉で話していたし、内容も、マー君らしい、優しい

性格がうかがえる話だった。


KUBOTA&住友林業:長澤まさみ


去年から流れていたのだろうけど、気づかなかった。

暮れから新年にかけて、露出度が多かったからか、

私がじっくり見るようになったからか、この2本の

CMで見せる長澤まさみの柔らかな表情がいい。

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デビュー当時から世間的には人気の女優だったが、

私の“琴線”には触れなかった。印象が変わったのは

2015年の「海街ダイアリー」あたりからだ。

聞いてみないと分からないが、是枝監督と出会って

何かが代わったのではないか?


そのほか、私的には、最近、“お気に入り”広瀬すずの

CMが増えたことがうれしい。狙い撃ち、バキューンの

風邪薬に続いて、草刈正雄と共演のスズキワゴンRとか

新年からフジフイルムが増えた。

数年前の東京ガスが良かったんだけどなあ。

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by toruiwa2010 | 2019-01-06 07:27 | 放送全般 | Comments(0)

 なぶりもの・・・ 


フロイド・メイウエザーと那須川天心の

試合は結果を知った上で、ビデオを見れば

十分だと思っていた。ネットのニュースで

“惨敗”を知ったが、“キック禁止”のルール

だったかとも初めて知った。そりゃ無茶だ。

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見た目であれほどの体格差があるうえに

経験も天地ほど違う二人をリングに上げた

関係者にあきれる。ゴングが鳴ったときに、

一方の選手が笑ってるのを初めて見た。

こんなのダメに決まってる。


箱根駅伝を見る


大の苦手だった1号車担当アナが代わった!

日テレのスポーツ中継には不満いっぱいだが、

いいお年玉をもらった。有難う!


結果論を言えば青山学院の往路のメンバーが、

期待のタイムで走れなかったことが“すべて”

だったかもしれない。復路にいいランナーを

残していると聞いていたから逆転のスリルを

味わえるかとかすかに期待したが、さすがに

530秒はねえ。

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ポエム・アナが脇にしりぞいてくれたので

実況から強いストレスを受けなくて済んだ。

しかし、面白いものだ。1号車のしゃべりが

際立たなくなって、誰がしゃべっているかが

分かりにくくなった。悪目立ちはゴメンだが、

1号車の新しい担当アナは来年に向けて 何か

特色を出す工夫をしないといけないね。


“実況”で言えば、スタート直後に足を痛めた

大東大・新井の描写について賛否があるとか。


要は、感動をあおっていた…ということだね。

“感動の押し付け”には厳しい私だが、今回は

許容範囲だと思いながら聞いた。直後に足を

引きずったあとは集団について走っていたし、

半分を過ぎて 15分、20分の差じゃなかった。

競技の特殊性を考えたら、あそこで棄権という

選択は消えたのだと思う。同時に、実況アナは

「がんばれ」以外に言うことはなくなる。

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個人種目なら、すぐにも走るのをやめたはずだ。

単なる布切れでも、そのタスキをつなぐことが

キモになっている日本独特の競技では話が違う。

私は冷めた目で見ているが、感動する人も多い。

出場校、出場選手の数だけ物語がある。アナが

感情をこめてそれを語ると、新しい年を迎えた

ばかりの日本人は感動しちゃうんだね。


心配する場面ではあるけど、

感動する場面ではない


箱根駅伝OBでマラソンの日本記録保持者・

大迫傑がそうツイートしているが、正論だ。

正論過ぎて何も言えねえ。ハハハ。

ただし、書いていないが、きっと彼だって

同じ立場だったら走り続けたと思う。

実際に箱根路を走ったランナーとして、

タスキをつなぐことの意味を知っている

ランナーとして、あのときにどう考える

ものなのか、誰でも言える”正論”ではなく、

選手側の“本音”を聞きたいものだ。


5連覇を狙った青山学院は往路が終わって

トップと530秒差の6位だった。

距離にすれば1800から2000メートルだ。

復路で逆転するためには単純計算だと一人

16秒ずつ、距離にして360~400㍍ずつ

差を詰めなければならない。常識的には

きわめて難しい。それでも“青学なら”と

何かが起きることを期待しながら見た。


結果として、東洋大を逆転することには

成功したが、代わってトップに立った

東海大には及ばなかった。

復路は1位だったし、総合でも2位なら

立派な結果なのに、その後も流れている

監督夫人も出演中のCMが物悲しいね。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2019-01-05 07:35 | 放送全般 | Comments(0)

大きな失敗話の二つ目は、1970年代初めの出来事です。

その日は1245分からのヒルカン(=昼のニュース)

最初の仕事だったので、11時過ぎに出社しました。

すると、アナウンス部のテレビの前に人だかりができて

いました。“ハイジャック”でした。

副部長が「岩佐君、ヒルカンが“顔出し”になる可能性が

あるらしいよ」と言うので、常にロッカーに置いてある

ネクタイとジャケットで準備をして、早めに報道部に

下りていきました。

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いつもそうですが、事件・事故のときの報道部は全員の

“テンション”があがっているので賑やかです。もちろん、

喜んでいるわけではないのですが、高揚するようです。

そのため、私が腰を落ち着けたのは、“デスク”(原稿の

とりまとめなどをするディレクター)から少し離れた

イスでした。そこは夕方のニュースで先輩キャスターが

座る場所です。


ハイジャック事件は入ってくる情報が少なく、動きも

鈍いので、記者は放送時間ぎりぎりまで待って原稿を

書く傾向があり、原稿はなかなか手元に来ません。

「“初見”(=ショケン、下読みなしで原稿を読むこと)

なるなあ」と覚悟して、発生からの流れを知るために

ゲラ(通信社から来ている原稿)に眼を通していました。


本番までまだ時間があるはずなのに、ふと原稿のすぐ

横に目を移したとき、びっくりしました。埋め込まれた

モニターに私が映っていたのです。「これは何?」と思い、

目を上げると 夕方のニュース用にいつも置いてある

2台のカメラのうち、ひとつにタリーがついてこちらに

向いていました。


OAまで30分近くあるぜ。テストにしてもずいぶん

早いなあ」と思いつつ、念のために顔を右に向けました。

34メートル先の棚の上にテレビが並んでいます。

各局が放送している映像が出ているのですが、なんと、

そこにも私が映っているではありませんか!


これはつまり、理由は分かりませんが、いつの間にか、

“放送が始まっている”ことを意味しています。

「冗談じゃないぞ。第一、カメラマンも位置について

ないじゃないか」と思いましたが、ここはそんなことを

言ってる場合ではありません。あわてたら、その様子は

そのまま全国に流れてしまいます。ハハハ。


本来、12時から45分までは有楽町ビデオホールから

月の家円鏡と松島トモ子が司会する公開番組があって、

昼のニュースはそのあと、1245分からなのですが、

事情はどうあれ、番組をカットして“特別番組”に入って

しまったことは確かでした。


そこで私は、まず手元のスイッチでマイクをオフにして、

少し離れた位置のデスクに「本番に入ったようですから

原稿を下さい。第一報で構いませんから」と声をかけて

再びマイクをオンにしました。そしてカメラに向かい、

「この時間は全日空機ハイジャック関係のニュースを

お伝えしますが、しばらくお待ちください」とコメント

しました。変なコメントですが、手元に読むべき原稿が

ないのですから仕方がありません。

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事態を把握したデスクから原稿が来はじめました。

同じ原稿を繰り返し読んだりしながら、少しずつ特番の

形になって行きました。間もなく、「羽田に逸見(政孝)

スタンバイしたから呼びかけてくれ」という指示があり、

早速 呼びかけました。


あとで聞くと、このとき、彼は現場に着いたばかりで、

リポートする材料をほとんど持っていなかったそうです。

ほんの30秒ほどしゃべると、「以上です」とこちらに

返してきました。彼のリポートの間に新しい原稿に眼を

通そうと思っていた私は「えーっ?」と思いながら短く

つないで、また彼を呼びました。「馬鹿野郎、もう少し

長めにしゃべらんかい!」と思いながら。

呼ばれても困るとばかり、彼もまたすぐに返してくる。

そんなことを2,3度繰り返した記憶があります。ハハハ。


このときは、そのあとの定時のニュース、1時からの

特番と続けて担当したのですが、不思議なことに 焦りは

まったくありませんでした。このように自分にはミスが

ないと、地震があるときは腹が据わります。「オレは何も

悪くない。矢でも鉄砲でも持って来い」という心境です。

ハハハ。

特に、落ち着いてまずマイクをオフにしたところなどは

我ながらよくやったと思ったのですが、あとで聞くと、

隣に立っていたゲスト用のマイクは“生きて”いたので、

私がデスクに呼びかけた声はお茶の間にしっかり届いて

いたそうです。ハハハ。


そして、混乱を招いた原因は特番の打ち合わせに行った

ディレクターが「1220分にビデオホールの司会者が

呼びかけて、特番に切り替える…」と決まったことを

報道センターに戻ってデスクに伝えていなかったという

実に初歩的なミスだったのです。おかげで、このときも

呼びかけがあったのに、何も反応しない私が そのまま

画面に出てしまったのです。

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…アナウンサー人生の中で起きた“2大事件”ですが、

思い出がよみがえるたびに思うことがあります。

まず、記録されたビデオテープがアーカイブにもきっと

ないだろうと確信できることと、NG大賞的な番組や

youtubeがない時代でよかったなあということです。

特にオリンピックのときの“パントマイム”は今だったら、

ネットに乗って世界中で笑いものになっていたはずです。

ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2018-12-19 07:12 | 放送全般 | Comments(0)