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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:大相撲( 47 )

栃ノ心 大関へ


六日目、豊山に攻め込まれて危ない星を拾い、七日目は

遠藤の休場で不戦勝、八日目、逸ノ城をねじふせた。

ただ一人8戦全勝…このあたりで どう見ても大関昇進は

間違いないだろうと思えた。

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十二日目、過去25回対戦して一度も勝てなかった白鵬を

がっぷり四つから寄り切った。私の中では今場所最高の

一番をものにした瞬間は、大関だけじゃなく、二度目の

優勝も手元に引き寄せたかに見えた。“笑っちゃうぐらい”

強かったもの。ハハハ。

まわしを摑んだら誰が相手でも負けないのではないかと

思わせる強さだった。


2014年三月場所は幕下55枚目まで落ちていた。そこから

ケガを克服して這い上がってきた不屈の男の復活を心から

喜びたい。賜杯は逃がしたが、見事な15日間だった。

明日は大関昇進を伝える使者が来る。真面目な土俵態度、

どっしりした相撲、人柄もふくめて“大関にふさわしい”

力士だと思う。ケガとうまく付き合いながら、もう一つ

上を目指してほしい。チャンスはあるのではないか。


鶴竜、連続優勝


本割で白鵬を下して優勝を決めた。

全勝街道を突っ走った栃ノ心の陰に隠れる形で鶴竜らしく

“地味に”勝ち進んでいた。十三日目の逸ノ城、十四日目の

栃ノ心、千秋楽の白鵬まできっちり勝った。特に白鵬戦は

見事な勝ち方だった。その意味では文句のないに優勝だ。

プレッシャーがあったのか、これまで優勝した次の場所は

995(4)と振るわなかったが、それも吹っ切った。

出来れば、何も言わずにただ誉めたい。

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しかし、それでは“意地悪爺さん”の名前が泣く。

ひとことだけ言わせてくれ。琴奨菊戦の変化はなんだ!

情なかったぞ。“それがどうした?”と開き直ってくれれば

まだ救われたと思う。琴奨菊が土俵に転がった瞬間から

勝ち名乗りまでの「ああ、恥ずかしいことをしちゃった」

という顔はとても横綱のものとは思えなかった。外連味

(ケレンミ)のない栃ノ心の堂々ある相撲に比べ、いかにも

みっともない! あの“汚点”を消すには3連覇しかないね。


“オトロエ”の4文字が…


白鵬の最終成績は114敗だった。このところ故障を

抱えているとはいえ、“4敗”はちょっと予想外だった。

阿炎に敗れたのは油断だろう。この横綱にはよくあるから

ああ、又か…と思った。しかし、終盤の4日間に3敗。

それも、栃ノ心、逸ノ城、鶴竜に力負けした。逸ノ城に

投げられたときには本当に驚いた。投げた逸ノ城だって

ビックリしたのではないか。ハハハ。

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数年前から舞の海あたりがちょこちょこ口にしていた。

何って、白鵬の“衰え”だ。ずっと 認めない立場だったが、

今場所の最後の3敗にはそう言ってきた私も胸が痛んだ。

そう、一つや二つ負けることがあっても、賜杯を持つのは

結局 白鵬さ…と思ってきたが、どうも、これからは状況に

大きな変化が生まれそうだ。


白鵬が力を失い、横綱・大関陣が入れ代わり立ち代わり

優勝争いを繰り広げ、若手が伸びてくれば、相撲界的には

面白いのだろう。しかし、白鵬はこのまま、ずるずると

落ちて行ってはダメだ。あれだけ、相撲を守った大横綱は

もう一度強さを取り戻し、ひと花もふた花も咲かせてから

土俵を去ってほしい。がんばれ、白鵬翔!!


最強Jリーガー、イニエスタ?


スペインからイニエスタがヴィッセル神戸にやってきた。

過去、J1にやってきた選手の中ではプレーヤーとしての

能力も人気も群を抜いているのではないか?

残念ながら、実況した記憶がほとんどない。ユーロ2004

最後にサッカー実況から退いたのでスペイン代表としての

彼のプレーは実況出来なかった。“例の大騒ぎ”のあと、

2003-04シーズンにリーガの試合を何回か実況していて、

ノートを見ると、バルサの試合もいくつかやっているが、

“イニエスタ”の名を叫んだ記憶がない。

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記憶があろうがなかろうが、アンドレス・イニエスタが

世界最高レベルのフットボーラーだと知っている。

派手さはないがまぎれもない世界の一流だ。どんな経緯で

来ることになったか知らないが、これまでJ1でプレーした

選手の中では断トツにレベルの高い選手だから、ファンは

大歓迎するだろう。イニエスタにも覚悟が必要だ。


ファンが見たいのはいいプレーだけでじゃないはずだ。

どんな日常を送り、どう体調を維持し、どんな準備をして

試合に臨むのかつまり、すべてだ。30数億円の年俸なら

それぐらいやってもらわねば。ハハハ。


ただし、簡単じゃないと思うよ。

イニエスタがバルセロナやスペイン代表で見せたプレーは

その“マグニチュード”があったからこそやれたと思う。

誰もが着たいと願うユニフォームをまとい、スペイン語で

熱狂的な声援を送ってくれるサポーターたちに囲まれて

いたからなんだ。

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神戸には、それはない。あるのは“似て非なる”ものだ。

その環境に置かれたイニエスタがカンプノウで持っていた

モチベーションを保つのはそんなに簡単じゃないぜ。

まあ、お手並みを拝見しよう。30数億に見合うプレーは

見せてもらわねば。 私が払うわけじゃないが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-05-29 07:00 | 大相撲 | Comments(2)

気に入ったフレーズ:舞の海

2日目、鶴竜について舞の海が話していた。


場所前、じっくり稽古を積んできましたねえ。

相手も力を出せる、自分も地力がつくような

非常に内容のある稽古を積んでます。

いろんなことをしない。必ず相手の当たりを

受け止める。そういう稽古。

稽古場でも貫録が出てきて、一回、一回、

丁寧に仕切りますし、非常に品のある稽古を

するんですよねえ。


“品のある稽古”というフレーズが気に入った。

これまで、舞の海の解説はいやというほど聞いてきたが、

これまでで一番“ひびいた”。熱心に取材していることが

よく分かるいい話だった。

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ネタばらし?

“熱心な取材”と言えば、初日の正面を担当した三瓶アナは

「北の富士さんにいろいろ情報を提供されたそうで」と

向正面の舞の海に話しかけていた。それはどうかな?

視聴者もうすうす、“大御所”の北の富士がそれほど熱心に

稽古を見ているとは思っていないけど、放送でそこまで

あからさまにされると白けるぜ。あと数年は彼がNHK

“エース”らしいが、先が思いやられるなあ。


勝昭さんの真骨頂

(新三役・遠藤のインタビュー)

ケガのこと、12歳で家を離れた日々のこと、

ファンの声援、みんながみんな、小さい頃から

やってたことを仕事にして食って行ってる

わけじゃないので、そういうことをやって

いけてるのは幸せなことだと思うので、

すこしでも長く、やれればいいと思っている。


VTRの前に沢田石アナが「じっくり話を聞きました」と

わざわざ言った通り、普段 言葉数の少ない遠藤にしては

本当によくしゃべっていた。ファンは嬉しかっただろう。

これを受けた北の富士はこう言った。

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人気が出るのは分かりますね。

いい男だもん。

イケメンというのは合わないねえ。

男っぷりがいいよ


そうなんだよね。私も、話し方と内容から“男っぷり”を

感じていたから、北の富士の感想がしっくりきた。

いかにも勝昭さんらしかったので笑ってしまったのは

“男っぷりがいいよ”のあとだった。


「オレが女だったら」と続けた。危なかったなあ。

「やっぱり、ちょっと」と“つなぎ”ながら言葉を探して

「キャアキャア言ったかもしれない」とまとめた。

相手アナもディレクターも汗かいたんじゃないかなあ。

ハハハ。


遠藤、又も休場!そして再出場!!

その遠藤が7日目から休場した。

「痛いとかかゆいとか言わない男」と、北の富士も言って

いたが、どうしたのか?ケガをする相撲に見えなかった。

VTRを見ても、わずかに、膝を強打したか?と思わせる

ところはあるが、診断書の“右上腕二頭筋遠位部断裂”は

不可解だ。大ごとにならなければいいが。


…そう思っていたら、今日から再出場するという。

ウソだろう?と思うが、23年前にひざを痛めたときも

周囲の懸念をよそに出場した。この人には普通の感覚が

通用しないところがある。キズが悪化しないことを祈る。


同時に これでもし再休場になると、ひと場所で”不戦勝”を

2人の力士に与えることになるのだが、どうなのかなあ?


言い方だよね

沢田石アナだが、いろいろ引っかかる。

3日目だったと思う。物言いがついて勢が3連勝したあと、

3勝のうち差し違いで2勝したことになる」と言った。

事実ではある。だが、不戦勝じゃないんだ。間違えたのは

行司だぜ。まるでズルをして勝ったみたいに聞こえる。

私なら言わないなあ。


たまたま…かもしれないが

5日目十両の最後の数番を見たが、沢田石アナ、一手一手、

描写するのはいいけど、少しずつ遅れてた。遅れるなら

むしろ、黙っててくれた方がいい。TV観戦の邪魔になる。

厳しいが、そう思う。


大関が見えてきた?

遠藤の休場で7日目に不戦勝の勝ち名乗りを受けたのは

今場所に大関とりがかかっている栃ノ心だった。前日には

豊山に攻められきわどい星を拾った。8日目も逸ノ城に

苦しい相撲だった。優勝するときってそういうことが妙に

重なるんだよなあ。


昨日の大栄翔戦の勝ち方など圧倒的だった。大関級だ。

公平に見て、今、最も強い力は彼ではないか。

右肩の痛みは心配だが、ケレン味のない“大きな相撲”には

魅力がある。土俵態度もいいし、この力士にはもう一度、

いいことが起きてもいい。

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つまらぬ駆け引き

それに引き換え、3日目に栃ノ心と対戦した玉鷲は何だ!

一回目、十分に立てたじゃないか。駆け引きをした上で

勝って嬉しいのだろうか。相撲は神事だと言ってるやつ、

出てこい!関係なかったか。ハハハ。


いい若い者が…

左から一発、思い切ったスイング、右から短い張り手…

6日目、貴景勝の張り手を2発食った朝乃山、その怒りを

ぶつけるような勝ち方をした。我が家の茶の間は大きな

拍手歓声に包まれた!

こんな相撲をとるやつは番付が上がらなくていい。あえて

言うが、ざまあみろだ。親方、目が届いてるのか?

理由があって負けた

白鵬が阿炎にやられた。それも一方的に。

ツイートに"驕り負け”と書いた。私の脳がそう反応した。

なめたんじゃないか。雑な取り口だった。

誰が相手でも謙虚な気持ちで相撲をとる…難しいとは

思えないが、この横綱はときどきこういうことがある。

阿炎は翌日も大関・豪栄道に勝った。若さを前面に出して

思い切りのいい相撲をとる。気持ちがいい。

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何か言わんかい!

昨日の白鵬・琴奨菊戦の立ち合いはおかしかったね。

白鵬が悪いわけじゃないが、明らかに横綱の方が早くて、

呼吸が合った立ち合いとは言えなかった。行司か土俵下の

親方衆の誰かが“待った”をかけてもよかった。

VTR再生で振り返るとき、向正面の立浪親方は「(白鵬が)

フライング気味」と言ったし、正面の鏡山親方も「両手を

ついていなかった」と不満を述べていたのに、船岡アナは

どれも無視して話を進めた。あの立ち合いを見た誰もが

疑問に思ったことをスルーしてしまったのはまずい。

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アナウンサー泣かせ?

若隆景…ワカタカカゲか。ベテランアナ泣かせだね。

80歳が近い私はもう言えない。どの音かがつっかえる。

早口で一気にしゃべってごまかすしかない。

キラキラネームのような力士名が増えた。親方がしこ名を

つけるとき、意味も大事だろうが、“言いやすさ”を基本に

してほしいものだ。


ちなみに、昔は、ボクシングのアルレドンド、競走馬の

シンボリルドルフが苦手だったが、年を取ってからの私は

カ行、タ行が連続する単語・熟語がダメだ。

樹木希林、危機管理、価格協定、幾何学…どれもつらい。
by toruiwa2010 | 2018-05-22 08:52 | 大相撲 | Comments(2)

大相撲・初場所は平幕・栃ノ心の初優勝で幕を閉じた。

栃ノ心には心からの祝福を贈りたい。

膝の大ケガで幕下まで落ちたときには、“終わり”だと思った。

そこから十両に戻るだけでも並大抵の努力ではなかっただろう。

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ヨーロッパ(西アジアとも)の片隅から言葉も文化も大きく違う

日本にやってきて、厳しいしきたりや慣れない食事に戸惑い、

若いころには心が折れるような理不尽な目にも遭ったと思う。

その試練に負けなかったことを褒めたい。あっぱれだ。

優勝を決めた直後のインタビューも味わいがあった。母国語で

一言言わせてもいいのに…と思ったが、NHK的に、あるいは

放送法的に何か“決まり”があるのかな?


気は優しくて力持ち…そう言われる力士の見本だね。

仕切りもきれいだし、なにより、勝負が決まったときに見せる

相手の身体を支える手に優しい性格がよく表れている。

意味のない“ダメ押し”など、したことがないのではないか?

休場中の白鵬に見せてやりたい。ハハハ。

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”前例通りだ”の一言で片づけられそうだが、勝てば優勝という

14日目の松鳳山戦を検査役交代直後に組んだ協会に文句を

言っておく。土俵下に入ってからの時間が長くて気の毒だった。

取り組みを決める段階では分からなかった…と釈明するだろうが、

優勝争いのトップに立っていたのは事実だ。

もう少し配慮があってもいいのではないか。念のためだが、

こんなときに“前例”を持ち出しても説得力はない。ハハハ。


専門的知識がないからよくわからないのだが、星取表を見ると、

来場所は関脇まで上が可能性もあるのではないか?

膝の状態次第だが、この際”大関”を目指してほしいものだ。

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鶴竜の4連敗は衝撃的だった。内容も含めて。

初日から危なげない相撲で白星を積み上げたあとだから尚更だ。

10連勝で横綱としての責任は示したとする話もあったが、

千秋楽も負けていたら、進退が問われてもおかしくなかった。

あの時点で、私的には5連敗したら”OUT”だった。


相撲通は「一人横綱であれだか頑張ったのだから」と言うかも

しれない。そう言う君は数年前までの白鵬にどれほどの賛辞を

贈ったのか?と聞いてみたい。

「休んだあとはスタミナが…」という意見もあるようだ。

横綱は心技体に秀でた力士にのみ与えらられる絶対の地位では

なかったのか?“進退をかけて”土俵に戻ったのなら、10日で

「疲れた」などと言ってほしくない!


阿炎、竜電…若く将来性豊かな力士が現れたが、不祥事相次ぐ

大相撲に注がれる目は相変わらず厳しい。白鵬も稀勢の里も、

次に出るときは相当の覚悟が求められる。

来場所こそ、ファンが土俵だけに集中できるような場所にして

ほしいものだ。


by toruiwa2010 | 2018-01-29 08:19 | 大相撲 | Comments(0)

年の初めに各スポーツの見通しを書いたが、その中で、再び、

白鵬“一人横綱に舞い戻りかねない…と書いた。へたをすれば

今年中に、と。一人になったが、残った横綱は“鶴竜”だった。

それも、“強い横綱”として 見違えるように堂々たる取り口で

全勝を守り、優勝争いのトップに立っている。


白鵬と稀勢の里が序盤で負けが込んで休場に踏み切った。

ほかに選択肢はなかったと思う。

白鵬は“事件”以後、各方面から非難が強まる中で場所を迎えた。

張り手とかち上げが“美しくない”“横綱らしくない”と横審から

言われて、解決策が見つからないうちに場所に入った感じだ。


初日の稽古?で右足親指を痛めていたという話もあり、相手に

攻め込まれる場面が目についた。明らかにやりにくそうだった。

腐っても鯛…はたとえがおかしいかもしれないが、張り手と

かち上げを封じられても、白鵬だから…と期待していただけに

この、ある意味“普通にもろかった”横綱の姿には驚いた。


4日目に左足親指も痛めたという白鵬が休場を選択したのは

賢明だったと思う。心配なのはケガの個所が“親指”という点だ。

どんなスポーツでも足の親指は重要だが、特に力士の場合は

100数十㌔の身体を一点で支えるわけだから…素人は思う。

ケガの質や“流れ”を考えると、来場所も全休する可能性がある。

“古傷”にならないことを祈る。そして、休んでいる間にじっくり

“どうやって勝つか”を考えてほしい。

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稀勢の里が休場すると聞いたあと、朝日デジタルが“場所後の

横綱審議委員会で厳しい意見が出れば、来場所は進退問題に

発展する可能性がある“と書いているのを読んだ。

途中からを含み4場所連続休場したあとの場所をまた途中から

休場したのに…と、意外だった。逆に言えば今場所については

「休むの?ああ、そう。分かった。お大事に」と言う感じか。

まだ“引退勧告”を出す段階ではないにしても、不完全な状態で

出場した“判断の悪さ”に苦言を呈してもいいのではないか?


評議委員会の池坊議長は「長い目で見てあげたい」と優しい

ことを言っているとか。それが、協会全体の空気なんだろう。

ならば、稀勢の里には、来場所も全休して五月場所にすべてを

賭けることを勧める。例はあるのだから。


横綱・大鵬

2場所連続途中休場のあと19683月~7月の3場所連続で

全休している。そして、戻った9月場所から3場所連続優勝、

その後も3回優勝して19715月場所途中に引退を表明した。


横綱・貴ノ花

20015月場所で優勝した直後の7月~翌年7月場所まで

7場所連続全休した。9月場所で復活して123敗の成績を

残したが、11月場所を全休し、20031月場所途中 引退した。


序盤の難しい相手を下して波に乗った鶴竜の好調が相撲協会に

とっては心強いことだろう。あとは、豪栄道、高安、御嶽海…

この横綱には一つつまずくとガタガタになるからなあ、という

不安がつきまとうが、7場所ぶりの優勝の可能性は高いね。


この1年について言えば、幕内上位にいて勢いのある若手の

飛躍を期待したい。

正代(26)、北勝富士(25)、御嶽海(25)、逸の城(24)

阿武咲(21)、貴景勝(21)

おまけで、若手ではないが、ケガが治ったらしい栃ノ心にも。


小室哲哉の会見


ものを言うのが難しい。考えはまとまっているのだが、それを

言葉にするのが難しい…という意味だ。


ホテルの廊下を女性が小室の腕に右手をくぐらせて歩いている

写真を週刊文春で見たとき、宮迫博之や斉藤由貴と同じように

OUT”だと思った。奥さんが厳しい状況のときに…と。


会見の様子を見て、変わった。

“不倫”と報じられたことの中身、看護師との間にあったこと、

妻への思い、看護のつらさ…本当のことを話したと思う。

話さなくていいことまで。

初めから、“嘘をつくまい”と心に決めて会見に臨み、すべてを

話そうとするうちにそうなってしまったのだ。

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“甘えている”と非難する声がある。十分にわかる。

しかし、彼に甘えるつもりはなかったのだと思う。

事実を話したのが第三者には甘えに聞こえてしまったのだ。


奥さんのことをあそこまで言わなくても…とも非難されている。

小室にしてみれば、言い訳ではなく、そこを話さなければ、

“なぜこうなった”の説明がつかないのだ。そして、メディアは

“その説明をせよ”としつこく食い下がるのだから。

奥さんの状況を話す彼の言葉、顔から、私は深い愛情を感じた。


こんな形でも、普通の不倫と変わらなく見えてしまった以上、

けじめをつけなければいけないと考えて、これを機に一線から

退くと決めたのだろう。


得難い才能の持ち主だけに惜しまれるなあ。

男と女ワイドショーでコメンテーターが正義を振りかざし、

糾弾するほど単純ではないと思うが、今、それを言えば、私も

たたかれるのだろうな。構わないが。

小室はもうそっとしておいてやってほしい。

追い詰めるのは"危険"だと思う。もともと、神経が太いとは

思えないし、心身ともにギリギリいっぱいに見える。


そう思うと、昨日の「グッディ」などのスタンスは気になる。

木村太郎は「何もなかったんだ。文句あるかと言えば一言で

済むこと」と言い切った。そんな言い方で済んだためしはない!

(奥さんの状況を)口実にするのはあり得ないこと」とも言った。


確認できないが、安藤優子も、小室が現在の奥さんの状態を

「大人の女性に対してのコミュニケーションをとるのが困難」と

話したことについて「大人になれない男の子みたいな言い方」と

非難していたという。言いたいことは理解するが、ふだんから

小室はそういう言い方なんだ。音楽番組のコメントも丁寧で、

聞きやすい。知らんのだろう。


今朝のワイドショーは各局“大雪”の話題から始まっているが、

やがてこの件を取り上げて、パネリストたちがああでもない

こうでもないと自説を述べることになるのだろう。得意げに。

そして、その多くが木村や安藤のように、まるでエベレストの

頂上から言っているような「上から」感が半端じゃないものに

なるのだろうね。お好きなように。


by toruiwa2010 | 2018-01-22 08:47 | 大相撲 | Comments(2)

日曜日には初場所が始まろうかというときに、

白鵬の張り手とかち上げが非難されている。

今ごろ 言い始めるなんて…と笑うしかない。

思うところをできるだけ簡単にまとめておく。


信頼する大新聞の元相撲担当記者が“「張り手」「かち上げ」は、

相撲の技の一つ”とツイートして白鵬を擁護している。

長く綱を張り、誰の目にも明らかな衰えと戦い続け、それでも

綱を張り続ける大横綱・白鵬の最晩年の「型」なんだ…とも。


…深く落胆する。


ビートたけしは「新・情報7daysニュースキャスター」の中で

横審委員長が 張り手、かち上げの多用に苦言を呈したことに

「変だよね」と異論を唱えた。

「相撲の決まり手にあるのに横綱になったら使っちゃいけない。

王が4番を打ってるときにホームランを打っちゃいけないと

言うのと同じ」だと。


こちらは落胆はしない。いつものことだもの。なにを言っても

許される、誰からもクレームはつかないと思って好きなことを

言ってるだけだもの。しかも、めずしく 頭に血が上ったのか、

話の後段を展開すると“白鵬の張り手=王のホームラン”という

無茶苦茶な論理になってる。アナの手が止まってるじゃないか。

私が一時停止にしたからだが。ハハハ。

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ネットで読んだが、北村春男弁護士も「禁じ手じゃない!」と

“わめいて”いたとか。“何かあったら怒鳴る”のは「行列…」での

彼のキャラクターだから驚かないが。ハハハ。


3人とも、意図的かどうか不明だが、禁じ手ではないものの、

横綱・大関クラスの“絶対上位者”か超ベテランが格下の力士に

使うことが許されているワザだということを無視している。

「遠慮せずに使えばいいじゃないか」と、たけしには言えても、

記者にはたぶん言えないと思う。格下の力士が横綱・大関の

顔を張れば、相撲界では“問題”になることを知ってるから。

誰が使ってもまったく問題がないならいいが、そうじゃない。

“ありよう”がフェアじゃないのさ。

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わきが甘くなるから必ずしも有利ではないという主張もある。

しかし、上位者から顔を張られれば下位の力士はひるむだろう。

肉体にダメージを受けるだけでなく、精神もやられる。

しかも、まともに入れば脳震盪を起こすことだってありうる。

専門家に聞けば、脳震盪のこわさを説く人が多いはずだ。


私が知っている限り、NFLには選手が脳震盪を起こしたときの

プロトコル(対処法)がある。疑わしいときはリーグや選手会の

求めに応じて調査が行われる。

平均で160㌔を超える力士が猛烈な勢いで突進してくる相手の

顔面を全力で張ったとき何が起きるか分かったものではない。

相撲協会に 取り組み中に脳震盪を起こしたときの取り決めが

あるのだろうか?ないと思うな。

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横審の委員も相撲を取材する記者・アナも おかしいと思いつつ、

なぜか触れないで来た。そういう“空気”があるのだろう。

「規則で禁じられていない」、「ながくそれでやってきた」で

片づけてきた。

しかし、まわし一つで土俵の上で戦う力士の武器に初めから

“差”があるのは不公平というものだ。このブログでは早くから

張り手を禁じるべきだと主張してきた。


断わっておくが、私はこの件に関しては“品格”はどうでもいい。

“美しくない”とか“横綱らしくない”とか言う気もない。

地位の差によって使えたり、使えなかったりするワザは禁止に

した方がすっきりするだろう…と言っているだけだ。

あえて付け加えるなら、横綱が張り手やかち上げを使わないと

勝てないほど力が衰えたら引退すべきではないか…と考える。


検索すると、2009121日の記事の中でこう書いている。


禁じ手

初日から10連勝

どうやら朝青龍は優勝争いをするつもりらしい

中日を終わったときに53敗ぐらいと思っていた

だけに意外だ

予想が完全に外れたわけだが、「別にぃ」という感じ


その朝青龍をはじめ、横綱・大関陣が下位の力士と

対戦したときに使う「張り手」を禁止するように

提案したい

立場上、下位の力士は使えない手で優位に立つのは

フェアじゃない

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嘉風戦後、にらみつけていたのは流れの中で顔を

張られたからだが、自分は15番中、12-13番は

張り差しに行くくせにずうずうしい

こういう横綱でも勝てば客が入るから理事長以下、

何も言わない。強いものに憧れるファンは喝采を送り、

ネタをもらうスポーツ紙はもう横綱の品格はどうでも

いいらしく、“ちょうちん記事”を書く…

世間は“のど元過ぎれば”状態になっているようだ

朝青龍に怖いものはなくなった  

増長することが目に見えている


…朝青龍は書いたとおりになったが、張り手の方はそのままだ。

やれやれ。


by toruiwa2010 | 2018-01-10 08:05 | 大相撲 | Comments(2)

横綱・日馬富士が引退した。母国の後輩力士に暴力をふるって

大ケガをさせた責任をとり、横綱として…つまり、相撲界的に

“けじめ”をつけた。あとは警察がどんな処分をするかだ。

貴乃花のかたくなさを考えれば、示談にはしないのだろうから

裁判までいくのだろう?私としては、その場合でも、この先は

罪は罪としつつ、日馬富士の"次の人生"にチャンスを与えて

やってほしいと思う。できれば、親方になる道は残してやりたい。


午後2時過ぎから始まった引退会見。

伊勢ケ浜親方の涙まじりの挨拶に気持ちがこもっていた。

親方と力士の関係はこういうことなんだね。胸を打たれた。

事件は事件として、これはこれで“美しい”と思った。

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状況を考えたら、いい会見だったと思うのだが、日馬富士の

記者とのやり取りに若干の疑問が残った。彼としては単なる

“暴行”とされることが納得できなかったのだろう。二度に渡り、

あくまで礼儀・礼節を教えるための“しつけ”だったかのような

言い方をしてしまった。貴ノ岩に向けた直接的なわびの言葉も

なかったことと合わせ、”謝罪になっていない”“自己弁護だ"

非難されることにならないか?


とにかく、こうして日馬富士は引退した。彼のスピードのある

相撲が好きだった私としては、力士にとって最も重いけじめ、

"引退"を決めた横綱に、今はこれ以上言わなくていい気がする。

「日本を愛しています」にはぐっと来た。


関連して2


会見終盤、“ハプニング”があった。指名されたテレビ朝日の

「報道ステーション」 の富川キャスターがしつこかった。

きっと彼は日馬富士との一問一答をそっくりそのまま自分の

番組で使いたかったのだ。最初の質問がうまく“まとまらず”、

2問目を繰り出した。苛立った親方にさえぎられて、これも

使えないなあとなり、制止を振り切って 3問目を放った。


…まあ、そんなところだろう。“一人一問”と決められていたか

どうかは不明だが、常識的には会見のルールに反してる。

終了後、記者クラブから抗議を受けたかもしれない。

そこまで行かなくても、“勇み足”、”掟破り”、“無法”のそしりは

免れないね。


富川キャスターの気持ちも分からないではない。彼に限らず

電波媒体の記者なら、大きな会見に行ったら爪痕を残したいと

考えるものだ。「STAP細胞はあるんですか、ないんですか」と

質問して小保方晴子さんに「STAP細胞はあります」と言わせた

「とくダネ」のリポーターは生涯の宝物を手にしたんだと思う。

ハハハ。


もう一つ。

朝のテレビで 記者クラブ会友の杉山邦博がこの引退について

「とても残念だし、タイミングが早すぎるのではないか」と

話していた。おいおい。“残念”は分かるとして、“早い”か?

相撲の今後の日程や警察の動きもある中でこのタイミングしか

なかったと思うぜ。


貴ノ岩が休場を余儀なくされるケガを負い、本人が認めた以上、

社会常識として“逃げられない”状況だったのだから、むしろ

私は“遅い”と思っていた。会見で彼自身の口からも早い段階で

”覚悟”していたことが分かる。元NHKアナより、大草原の

国からやってきた力士の方が常識をわきまえていたのだ。


彼はまた、「9月場所、満身創痍で真っ先に休みたいと言っても

おかしくない状態だったにもかかわらず出場した」とも言った。

君は日馬富士じゃないと思うのだが、 なぜ、“満身創痍”とか

“真っ先に「休みたい」と言ってもおかしくない状態”などと

言い切れるのか。


横綱・日馬富士が土俵を去った。

しかし、日本相撲協会はまだまだ多くの問題を抱えたままだ。

今日は理事会が開かれる。貴乃花は口を開くのだろうか?

昨日、私のところに土俵外からの不穏な情報が流れてきたが、

今のところ、“見掛け倒し”だ。…にしても、余震は続くようだ。


by toruiwa2010 | 2017-11-30 08:05 | 大相撲 | Comments(2)

まずは白鵬におめでとうを言いたい。

今場所 好調だった遠藤をまったく問題にせず下した。

40回目の優勝は“あっぱれ!”としか言いようがない。相撲は

強ければいいというものではないのだろうが、この数字には

ただただ“ひれ伏す”しかない。


宝富士戦を除けば、勝った取り組みはいずれも圧倒的な強さを

見せていた。強さの秘密は私などにはわからないが、先場所を

全休したことをしっかり生かしていたと思う。休んでも番付に

影響しない横綱だからこその“特権”だが、それを使って横綱の

権威を守ったことはほめられていい。

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11日目、嘉風に敗れたときの“もの言い”がなかったら、内容を

伴った優勝として喝采を浴びたのに惜しいなあ。

…と、最近は つまらない言動についてついつい“辛口”になる。

横綱に上がるころから10年ほど、文句なしに“力士の手本”だと

考えてほめまくっていたものだけど。ハハハ。


モンゴルからこれまでにいったい何人の力士が来日したのか

定かではないが、風貌が日本人によく似ていて違和感が少なく、

礼儀正しい物腰にも好感を持っていた。中でも白鵬は、先輩・

朝青龍の横綱昇進後の言動に嫌気が差していたところに頭角を

現してきたこともあって、大いに期待した。


初優勝のインタビューで「親方をはじめ、私を日本につれて

きてくれた旭鷲山関、お父さん、お母さん、部屋の皆さんに

ありがとうと言いたいです」と話したとき、驚いた。

親や部屋の関係者への感謝はともかく、モンゴルから相撲界へ

導いてくれた郷土の先輩の名前までは思い付きで出てくるとは

思わない。モンゴルの力士たちからは学ぶべきことがたくさん

ありそうだと思った。


朝青龍がいなくなったあと、一人で相撲を支えてくれたことに

感謝する気持ちもある。“一人横綱”は厳しかったと思う。

栃錦には若乃花がいた。輪島には初代・貴ノ花が、大鵬には

柏戸が、そして貴乃花には曙が…いつの時代も、強い横綱には

好敵手がいたものだ。朝青龍が事件を起こさなければ、相撲は

人気を維持し続けていたのではないだろうか?


白鵬には人間としての魅力もあった。

子どもの人気者は“優等生”ではなく、“いたずらっ子”タイプだ。

白鵬には朝青龍のようなきわだった個性がないから、爆発的な

人気にはならない。しかし、日本人より日本の文化や伝統に

深い関心を持ち、“相撲の心”を理解するための努力を惜しまない

モンゴルの青年に相撲ファンはもう少し敬意を払ってもいいと

本気で思っていた。

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私たちは、報道を通してしか彼を知らない。素顔については

まったくうかがい知れないが、数年前 週刊朝日の表紙を飾った

ときの白鵬のエピソードに感動した。

撮影中「ちょっと恥ずかしいです」とはにかみながらカメラに

向かっていたそうだ。だが、撮影が終わると「今度はみんなで

撮りましょう」と、その場に居た人たち全員との記念撮影を

提案したのだという。土俵を離れたら、常識が通じる普通の

青年なのだと分かった。今もその気持ちを持っていてほしいと

強く願う。“ヒール”のような形で相撲人生を終えてほしくはない。


ここ数年、白鵬の胸中には積もり積もった不満やもどかしさが

渦巻いているのだと見ている。モンゴルの相撲でこれだけの

結果を出せば、”史上最高“の英雄として扱われるのだろうが、

日本大相撲ではそうではない。いつだったか、館内で起きた

“稀勢の里コール”は自分への敬意がないからではないか?

慕っていた大鵬が亡くなったとき、“前例がない”との理由で

協会葬ではなかった。

相撲人気が地に落ちたとき、挽回するため力士の先頭に立って

頑張ったことや横綱になってから8年以上も休場することなく

ふさわしい相撲を取り続けてきたことも協会は当然のように

思っているのではないか?…など、“忖度”すればキリがない。

いらだつ気持ちも分からくはない。


その苛立ちが、2年前の一夜明け会見での審判部批判をはじめ

たびたび物議をかもす言動にどこかでつながっているような

気がしてならない。

張り手とダメ押しについては誰も何も言えないようだ。

モンゴル人独特の“強さの誇示”だという専門家の話も聞いたが、

土俵の中で嫌というほど見せつけているじゃないか…と思うが、

白鵬には違う思いがあるらしい。あれを続けるなら、残念ながら、

私の敬意が100%に戻ることはない。惜しい!ハハハ。


それにしても、最終的に9人が休んだ。途中休場し、戻ってきた

碧山を除いて…。14日目に横綱が平幕と取るのも異常だけど、

42人の幕内力士の二割が休むのもかなり異常だ。伸び盛りの

若手たち、御嶽海、北勝富士、貴景勝、阿武咲(順不同)…には

ケガがないようにと切に祈る。


“暴行”事件は今日から激しく動くのだろうなあ。

連日、すっかりなじみになった顔がテレビ画面を賑わすことに

なるんだね。やれやれ。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2017-11-27 08:13 | 大相撲 | Comments(2)

先に両手をついていた嘉風、遅れて右、左と両の手をついた

白鵬が先に立ち上がる。嘉風は一瞬(1/10秒単位)間をおいて

立ち上がった。しかし、「待った」はしていない。

前に出ながら左手で嘉風の顔を張った白鵬は左上手を探る。

そこまでの動きはスムーズで“いつも通り”に見えた。しかし、

次の瞬間、嘉風は左、右を差してもろ差しになった。そのとき、

白鵬は嘉風の肩の上にあった右手を挙げている。

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嘉風は構わず寄って出て、白鵬を土俵下に落とした。

2列目まで転がった白鵬は 立ち上がると、行司(審判)の方に

向かって右手を挙げた。「呼吸が合わなかった。不成立だ」と

言いたかったのだろう。口が動いていたが、何を言っていたか

分からない。土俵を割ってから戻るまで1分以上かかっていた。

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よく似たシーンを先場所も見た。“主役”は日馬富士だった。

三日目、琴奨菊との一番で 立ち上がり、中に入られたあと

「待っただ」と、相手の身体をタップしたが、成立した。

このときも、行司は式守伊之助だった。どちらのケースでも、

伊之助は不満な表情を見せる横綱に目をやることなく端然と

正面を見据えていた。立ち合いが成立していたことについて

絶対の自信がある態度だった。

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NHK正面の実況はベテラン・藤井康生アナだった。

勝負が決まった瞬間以後のアナウンスを文字に起こしてみる。


寄り切り! 嘉風 勝ちました。

白鵬、立ち合い合わず、少し力が抜けました。

今、白鵬が手を挙げて、これをアピールしていますが、これは

もう成立しています。

白鵬 戻らない。

これはダメです。もう勝負は成立して…ああ、こんなシーンは

見たことがありません。

これは鳴門さん、いくら不服でも、認めなければならないと

思いますが、どうでしょうか?

鳴門:審判が手をあげなかったらね。

藤井:そうですよね。

鳴門:これは自分では物言いはつけられないですね。


その通りですね。いやいや、これ、審判長も行司も しかし、

黙ったままですが、これ、いけません。いや、こんなことは

あってはならないことです。


あ、今、向こう正面の◯◯審判が「戻りなさい」という風に

手をあげました。

ようやく、横綱戻りましたが、1敗です。


ここ数年、藤井アナはかなり思い切った言葉を口にしている。

自信もあるだろうし、マイクの前を離れる日が近いから…という

事情も少し関係しているかもしれない。昨日のアナウンスにも

「これは言わなければいけない」という強い意志が感じられた。

“禿同”の視聴者が多かったはずだ。ハハハ。

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勝ち名乗りが告げられ、呼び出しが柝()をうつ中でも白鵬は

土俵を降りなかった。表面は“激怒”という感じではなかったが、

よほど、腹に据えかねたのだろう。


2015年初場所の優勝から一夜明けた会見を思い出す。

白鵬が13日目の稀勢の里との一番を取り直しとした審判部を

批判した“事件”だ。

当ブログでも取り上げたが、どうしても書きたかったのは

以下の部分だった。


…さらに、白鵬にはいろいろな不満や不信感が

たまっていた。たとえば…

慕っていた大鵬の葬儀が“前例がない”との理由で

協会葬ではなかった。

地に落ちた相撲人気を挽回するため先頭に立って

頑張ってきたことや20077月場所で横綱に

なってから8年近く休場することなくふさわしい

相撲を取り続けてきたことなどへの敬意が少ない

ことなどです。苛立つ気持ちは理解できます。


だから、何を言っても許されるとは思いませんし、

以前から、立派な横綱ではあるけれど、ダメ押しや

胸の汗、賞金を受け取るときの所作などに問題が

あると思っています。

しかし、協会側に問題がないかと言えばそんなことは

ないでしょう。私には取材の機会がないので“空気”しか

分かりませんが、この件で問題だと思うのは“匂い”です。


“事件発生”以来の北の湖理事長や横審、そして審判部の

“物言い”には、横綱を含めた力士たちより自分たちの

方が立場が上だということを示したがっている意図が

露骨です。かつては、ほぼあらゆる競技で“協会(チーム

/オーナー)>選手という力関係でした。

しかし、今は時代が違います。力でねじ伏せようと

考えた時点で“遅れて”います。(後略)


ある元相撲担当記者がこのときのことを“彼の「叫び」のように

聞こえていました”とツイートしていた。 “専門家”とド素人の

違いはあってもおそらく私の感覚と似ているのだろうと思う。


どんなに頑張っても、“ふさわしい”認められ方をしない…

昨日の“行為”はかばいようがないし、反省してほしいと思うが、

孤高の横綱にはさまざまな思いが、私たちの想像をはるかに

超えてたまっているということも分かる。

かつては、白鵬を100%支持した私は、これでまた、ファンや

協会から彼が責められることになるかと思うと、悲しい。


by toruiwa2010 | 2017-11-23 10:05 | 大相撲 | Comments(2)

「痛みに耐えてよく頑張った。感動した!」・・・

内閣総理大臣杯を授与するとき、賞状に書かれている“定型

文章を離れて 小泉純一郎が あの人らしく、ほとばしるように

その言葉を口にしたとき、日本中の相撲ファンが「そうだ」と

“禿同”したはずだ。

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65代横綱 貴乃花光司は“華のある”横綱だった。父の薫陶を

受けて、生真面目に相撲と取り組み、見事な実績を積み上げた。


…引退し、親方になってからのことは“改革派”とされている

ことぐらいしか知らない。解説者として話すコメントを聞いて

「こういう男が理事長になれば相撲も変わるかな」と、漠然と

考えたことはある。相撲の世界のパワー・ポリティックスが

邪魔をしているようだがと。


父親の死の前後あたりからはあまりいい話を聞かなくなった。

頑固で生真面目な性格が災いして周囲とぶつかるようだ。

彼の“生き方”だから誰もどうすることもできない。悲劇だね。

今回の件も、時間の経過とともに彼の動きに疑問がわいてくる。


・モンゴル出身力士の親睦会で貴ノ岩に失礼な言動があった。

・激怒した日馬富士がビール瓶で殴るなどの暴力をふるった。

・“大けが”をした貴ノ岩は九州場所を初日から休場した。


“関係者”はみんな知っていたものの表ざたにならなかったが、

14日にスポニチが“すっぱ抜いて”明るみに出た。

この報道に接してすぐ 私はこうつぶやいた。

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報道の真偽は不明だが、日馬富士、

終わったのではないか?

頭蓋底骨折、髄液漏、、、貴の岩の

診断書に書かれていた文言が

信じられなかったが、そういう

ことだつたのか。

何があったにせよ、相手に

これだけのケガをさせたとなれば、

引退はまぬがれないのではないか?


この時点では、地方巡業中のプライベートな時間ではあったが、

“酒の席で横綱が平幕に大けがをさせて休場に追い込んだ”のは

事実として確定していたから、そうつぶやいた。


世間は大騒ぎしたが、相撲協会は“内輪”の動きに徹していた。

角界にとって本場所は特別のもの…という考えは理解できるが、

それを言うなら、プロ野球だってJリーグだって、公式戦は

きわめて大事だ。“終わるまでこの件の対応は待ってほしい”と

言っても通じないだろう。相撲だけが特別だとは思わない。


協会がもたもたするうちに、“事件”は妙な方向に動き始めた。

どうもビール瓶は使われなかったらしい。

診断書がある意味“不正確”で、頭蓋底骨折や髄液漏については

“疑い”だったし、“全治2週間”は118日までを指していて、

9日の時点では相撲を取ることも可能だった…そんなバカな!


これがすべて事実なら、貴ノ岩は出場できるのに、なぜか、

休場を選んだ。自分の意志で?まさか! 

“全休=十両への陥落”と知っていてその選択はあり得ない。

…とすると、誰かに言われてそうしたことになる。


日馬富士 "暴行"事件おかしな方向に

向かってる。ビール瓶で殴っていない

ことが確定しそうだ。

診断書がある意味"不正確"だった。

貴ノ岩は休む必要がなかったのに

"誰か"の意志で"むりやり"休まされた

かもしれない?由々しきことだ。

これだと日馬富士はひと場所出場停止

ぐらいですむのかも。

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18日朝のツイートだ。“誰か”って誰?ってことになる。

これも“まさか”だが、この時点で考えていたのは貴乃花親方だ。

信頼している朝日新聞の元相撲担当記者が「モンゴルでは

貴乃花親方と貴ノ岩が2人でやっている、とみています」と

ツイートしている。“なにか”は不明だが、貴乃花親方が意図を

もってことを大きくしようとしていると考えると、すべてが

“しっくり”する。


今の段階で勝手な推測は慎むべきだが、誰もが具体的なことを

言わない以上、そうするしかない。昨日の夕方になって協会は

八角理事長のお詫びを発表した。youtubeのような悪い条件で

撮影したものを公開したようだ。1週間、10日遅い!

対応が遅れたから、君たちが”特別”だと思っている本場所が

揺さぶられているんじゃないか!

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おまけ


朝日の記者だが、問題が発覚たとき、5年前に自分が書いた

記事を投稿していた。日馬富士が横綱に昇進したときのものだ。

期待感を綴ったあと、こう締めくくっている。

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…日馬富士には、見苦しいほどの張り手や

「だめ押し」など、品格への疑問が

つきまとってきた。横綱という地位が品格の

成長につながることも、期待したい。


投稿は“不安”が的中したと言いたかったのかもしれない。

それはいい。読ませてもらって思うことがあった。


ここ数日、白鵬が若手を相手に

”見苦しいほど”の張り手やだめ押しを

繰り返しているが、どう見ているのか?

同じように見えるが、日馬富士とは違うなら

その違いを、ぜひ教えてほしい。


私のこんな記事を読むとは思えない。相互フォローしているが、

DMでは強要する感じが強くなるので、ここでさりげなく

問いかけておく。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2017-11-20 07:36 | 大相撲 | Comments(0)

日馬富士の件は不可解な点も残っている。

“事件”の翌日、翌々日の地方巡業で姿を見かけた、112日の

行事に参加していた…などの点だ。さらに、昨日のNHK

夜のニュースで流した“暴行”翌日の巡業に参加した貴ノ岩の

様子は異変をまったく感じさせないものだった。

診断書に書かれていた頭蓋底骨折、髄液漏などのケガの内容や

スポーツ紙が伝える暴行の激しさとこれらがつながらない。

それでも、日馬富士本人が謝罪の言葉を口にし、貴乃花親方が

被害届を出していることから、 “暴行”はあったのだろう。

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止めに入った照ノ富士も数発殴られ、白鳳も突き飛ばされた、

血が凄く流れていた…と伝えるスポーツ紙もある。

多少の誇張はあるだろうが、小さな町でこれだけの出来事が

あれば、遅くとも翌日には話が広まってもおかしくない。

昨日の朝の「とくダネ」に出ていた横野リポーターはハッキリ

「ほとんどの人が知っていた。協会の関係者もマスコミも」と

話していた。“どの段階で”かは不明だったが、“昨日・今日”という

雰囲気ではなかった。


それにしては協会の対応はのんびりしすぎている。…というか、

九州場所の初日を控えている時期だったし、これまでのことを

考えると、どうしても、“隠ぺい”しようと画策していたのでは

ないかと勘ぐってしまう。

昨日になって「事態を重く見た協会は」と朝日が書いているが、

呆れてものが言えない。

噂の段階であっても、”事態を重く見て”すぐに幹部が現地に

乗り込んで事情聴取を始めるべきだった。

“初動”を間違えたことで、どうにもならなくなった。

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どっちにしても、警察が動き出したようだし、暴行の事実が

確定すれば日馬富士は引退を免れない。稽古場で必要以上に

相手を突き飛ばしてケガをさせた…などというのとは違う。

これは、“立派な”犯罪行為だもの。平幕以下ならとっくの昔に

事情聴取が行われ、逮捕されているのではないか。

弁護士・八代英輝が「ひるおび」で「一般人なら…」と言った

らしいが、立派な一般人でしょ!


こういうときにはありがちだが、悪い話が次々に出てくる。

小さな体で横綱まで上り詰めた、9回の優勝も立派だ。しかし、

やったことは救いようがない。

どうせ、協会が処分を決めるまでには時間がかかるだろうから

本人が先に“決断”するのではないかと思う。


この件はスポニチの“スクープ”ということになっているが、

“…だけが書いた”と言うべきなのだろう。

フォローしている元相撲記者も「数日前からさまざまな情報が

入っていた」と投稿していた。地方巡業に相撲記者が同行して

いるのかどうか知らないが、福岡入りしてからは“みんな”が

この事件を把握していたはずだ。


裏が取れなければ、確認できなければ書けないのは分かるが、

書かなかった理由の中に“忖度(そんたく)”はなかったか?

この競技は、どうしても、協会、部屋、親方、力士、家族との

関係を築くことが記者にとっては何よりも大事だろうが、逆に、

“今後”を考えると、書いていいことといけないことが出てくる

可能性があるのではないか? 政治家と記者、タレントと記者…

取材者と対象の間にはどうしても特別な関係が生まれるが、

多少の差はあっても“持ちつ持たれつ”だからなあ。


せっかく人気が戻りつつある相撲だが、再び暗雲が覆うことに

なったのは、かえすがえすも残念だ。

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伊勢ケ浜親方と日馬富士が部屋の敷地に

来ていることを知りつつ、車を出させた

貴乃花親方の怒りは“よっぽど”だね。

苦労して育てた最初の幕内力士だもの。


by toruiwa2010 | 2017-11-15 08:58 | 大相撲 | Comments(4)