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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

カテゴリ:スポーツ全般( 81 )

リオデジャネイロ・オリンピックがぼぼ終わった。

普通は開会式で始まって閉会式で終わるのだが、今大会は水泳のマイケル・フェルプスの

超人的な大活躍でふたを開け、ウサイン・ボルトが盛り上げ、最後に日本の4人の若者が

締めくくった印象が強い。

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フェルプスは5個、ボルトも3個の金メダルをさらって行った。フェルプスは200㍍・

バタフライと200㍍個人メドレーで4連覇を果たし、ボルトは100㍍、200㍍で3連覇し、

それぞれが水と陸の絶対的王者であることを見せつけた。

専門的なことは分からないが、2人とも恵まれた体を十分に生かしていると思う。そして、

体のどこにも無理がかかっていないと思える 流れるような泳ぎ方だし、走り方だ。

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特に、ボルトのランニングフォームの美しさにはいつも見とれてしまう。200㍍でカーブを

走るときの走り方が一番気に入っている。変な話、もう少しカーブが続けばいいのに…と

思ってしまう。“カーブ・フェチ”。ハハハ。

車だって大型車は苦労するようだから、スピードに乗っているときにカーブを曲がるのは

難しいだろうが、ここのフォームが最高に美しいのだから呆れる。

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100㍍は決勝も最後は流して勝った。200㍍も160㍍ぐらいで力を抜いたように見えたが、

案外“必死”だったのだろうか? ゴールのあと珍しく口惜しそうな顔をした。記録でも

狙っていたのか? そりゃ、世界記録のおまけつきで3連覇を達成すれば最高だったろうが、

どちらも危なげのない勝ちっぷりだった。陸上ファンは彼の走る姿を忘れないだろう。

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GREATEST”の一人を目指してるのさ。

モハメド・アリやペレのような。

(五輪3大会の実績で)自分が彼らと同じ

グループに入れたらいいね。


200㍍で優勝したあと、そう語ったそうだ。

彼をアリやペレと同じカテゴリに入れることに異論を唱える人は少ないだろう。

来年の世界陸上(ロンドン)には出るらしいが、2020 TOKYOはどう考えても無理だね。

傑出した水陸のチャンピオンと並んで、強烈な印象を残したのは日本人アスリートたちが

見せた土壇場からの逆転ドラマだ。


ハラハラしたのは男子体操の個人総合だった。最終種目を迎えたとき1位ベルニャエフに

0.901の差をつけられていた内村が鉄棒で入魂の演技で奇蹟的に逆転した。

卓球の男子団体は決勝で敗れたものの、第2試合に出た水谷が過去12戦全敗だった相手に

最終ゲ-ム710の場面から逆転したドラマにはしびれた。

バドミントン、高橋・松友ペアの金メダルは1-1からの第3ゲーム1619から逆転した。

劣勢をひっくり返した女子レスリング・登坂と伊調は残り10秒を切ってからだったし、

土性が最後の攻撃を開始したとき、残りは40秒を切っていた。

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絶望的な状況から挽回して勝利に結びつけるまでの過程を見るのはスポーツのだいご味だ。

そして、苦しい場面に追い込まれたアスリートたちが見せた精神力に呆れる。

大腿四頭筋、上腕二頭筋、背筋、腹筋…その気になり、しかるべきトレーニングを積めば

これらの筋肉を鍛えるのはそんなに難しくはないのだろう。

しかし、精神力の鍛錬は容易ではないはずだ。形が見えないものだし。


寺で座禅を組んだり、滝に打たれたりすれば精神力が養えるならいいが、そうはいかない。

内村、水谷、タカトモ、そして女子レスリングの選手たちに共通するのは“あとがない”

場面でも慌てる様子が見られなかったことだ。「最後まであきらめるな」監督・コーチは

必ずそう言うが、みんなができるわけではない。極限状態でも力が出せるのは積み上げた

練習の賜物だし、自分への揺るぎない信頼があるからだろう。並の人間にはできない。

だから、ここに書いたアスリートたちには限りないリスペクトを覚えるのだ。

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そして、男子4x100㍍・リレーで“まさか”の銀を獲ったニッポン男子!

山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジには驚いた。

個々人の走力アップに加え、工夫に工夫、練習に練習を重ねたバトンリレーで勝ちとった。

バトンをつなぐたびにゾーンにひしめく18人の選手のかたまりから飛び出す鮮やかな

サンライズ・レッドのユニフォームが勢いよく出てくるのを見るのは快感だった。

いやなことが多い2016年だが、酷暑の夏に涼やかな風鈴の音を聞いた心地がする。


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by toruiwa2010 | 2016-08-22 07:09 | スポーツ全般 | Comments(4)
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ニッポン男子の快挙!!

4x100㍍決勝でジャマイカに次いで2位に入った。
ロシアが出ていないものの、ほかの強豪国が最後まで走り切る中で
アメリカを抑えての快挙だ。(のちにアメリカは失格)

バトンリレーにまったく無駄がなく、一走・山縣と二走・飯塚で作った
勢いを三走の桐生かつなぎ、2位でアンカーのケンブリッジ。
前を行くボルトの背中を追ったケンブリッジ…少しは離されたが、
追いすがるアメリカを抑えきった。

申し訳ないが、12個の金メダルより輝く銀メダルかもしれない。
一般の人はやがて忘れるだろうが、陸上界では長く語り継がれる
神話的な“勝利”だ。

優勝したジャマイカのアンカーはもちろんウサイン・ボルト。
鮮やかなトリプル・トリリプルだ。

その金字塔もかすむほどのとんでもないレースを目撃した。

超気持ちいい!!!

by toruiwa2010 | 2016-08-20 11:23 | スポーツ全般 | Comments(5)

孤独なジャンパー

ロシアのダリヤ・クリシナは走り幅跳びの選手、フィールドに咲く花だ。

国家ぐるみのドーピング疑惑で母国の陸上チームはオリンピックへの参加を禁止された。

アメリカに拠点を置いていることで 当初、彼女は参加を認められたが、開幕後にもう一度

すったもんだした。当然、十分な準備は劇なかったはずだ。それよりも“たった一人”を

寂しがった彼女の成績は“8位”だった。

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知らぬが仏?

73キロ級の銅メダリスト、ベルギーのファンティヘルト、

その夜、コパカバーナの浜でお祝いしているとき暴漢に

襲われて顔にパンチをくらった。幸い、被害は目の周りの

クマとスマホだけでメダルは無事だったそうな。

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記者が乗るバスが襲撃されたし、いささか怪しくなっているが、“強盗事件”もあった。

この賊は相手が柔道の銅メダリストだと知っていても襲っただろうか?ハハハ。


好漢・井上康生、おめ!

「ここからは成績が下がることはないのだから好きなようにやればいい」

不成績だったロンドン五輪のあと井上康生が監督になったとき、そう思った。

タイミングがよかっただけかもしれない。前監督にくらべて選手に恵まれたかもしれない。

しかし、男子柔道は全階級でメダルを獲った。“手腕”を否定することはできまい。

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この4年間について聞かれ、「選手を信じることだと思います」と声を詰まらせ、もう一度

「選手を信じること。それだけだったと思います」と語った。

2000年、シドニー五輪で優勝したとき、表彰台で母の遺影を掲げた若き日の彼を思い出す。

協会の関係者からは止められたが、先導係の女性が「私は気づかないふりをするから」と

ウインドブレーカーの下に忍ばせて行くように勧めたそうだ。いいサイドストーリーだった。

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親子二題

mother and son 自転車競技で優勝し、

息子に金メダルを見せる母、クリスティン・

アームストロングには若い女性にはない、

母としての美しさがある。

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こちらは、父、マイケル・フェルプスのキスを受ける息子・ブーマー。(右は婚約者)

彼はまだ、父の偉大さも、家の飾り棚に23個の金メダルがあることも知らない。ハハハ。

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スポーツと政治 二題

祖父母の代は隣人同士だったかもしれない二人。

韓国と北朝鮮の女子体操選手が仲良くセルフィ…オリンピックの精神を具現していると

ABCが伝えていた。“美談”のまま終わってほしいが。

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男子柔道・100キロ超級の試合で勝ったイスラエルの選手が差し出した手を敗者は拒んだ。

エジプトの選手だった。後日、彼はチームによって帰国させられた。

ほかにも、個人競技でイスラエル選手との対戦を拒んだケースがいくつかある。

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一瞬で消えた4年間

Agonyという英語がある。その意味は“苦痛”だが、その前に“長く続く”がつく。

トラックに横たわる110㍍ハードルのメダル候補の一人だったウィルヘム・ベロシアン

(フランス)の写真につけられたキャプションにこの言葉はぴったりだ。

予選のスタートでフライングをして失格した直後をとらえたものだ。たった1/100秒で

彼の4年間の努力は泡と消えた。

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7人制ラグビー 二題

ちょっと、何すんのよう!

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トライさせさない!

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トラック 二題

男子200㍍準決勝2組のゴール前

ボルト「おまえさん、ほんとに俺を抜く気かい?」

ドグラス「いえいえ、滅相もない。2着で上出来っすよ」

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女子200㍍決勝はトンプソンが勝って1002冠。

2着、オランダのシパーズはゴールと同時につんのめって派手に転倒した。

イギリスのアッシャー=スミス(5)がそれを見て近寄り。助け起こした。

いいシーンを見た。アナウンサーは 気づかなかったようだ。

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歴史の証人

夜空につき上げられたふたつのコブシ。

五輪史に残る1枚。68メキシコ五輪

200㍍で金のトミー・スミスと銅の

ジョン・カルロスは国歌が流れる中

アメリカでの黒人差別に無言で抗議した。

二人はリレーチームから外された。

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あまり知られていないが、このとき二人は裸足だった。

また、銀のピーター・ノーマンは事前に何が起きるか聞いていたそうだ。

連帯を示すためにノーマンは人権を守るプロジェクトのバッジをつけていたという。


昨日の「プレバト」・俳句ランキングのお題は「帰省のホーム」

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by toruiwa2010 | 2016-08-19 07:26 | スポーツ全般 | Comments(2)

史上初の3連覇!


男子100㍍の優勝はボルト、タイムは9812着はガトリンで989

ハッキリと差をつけ、余力を残してのオリンピック3連覇は見事としか言いようがない。

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スタート前の笑顔は少し硬いように見えた。いつも通り、少し出遅れてガトリンに先行を

許したが、中盤でギアをあげてあっさり逆転した。最後は右手のコブシで胸を叩いていた。

7月に左ももの裏側をいためてジャマイカ国内選手権の決勝を棄権したと聞いたときから

ずっと心配していたが、ふたを開ければ、ボルトはボルトだった!

北京、ロンドンと人気をさらう大会が続いた。強いし、カリスマ性がある。世界選手権を

ふくめて彼がいない陸上のビッグ・イベントは想像しにくかったが、今回は“ボルトレス”・

オリンピックを覚悟しなければいけないかも知れないと思った。予選から、期待に応えて、

すばらしい走りを見せてくれたことに感謝だ。

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ケンブリッジと山縣は大健闘だった。着順で堂々と準決勝に進んだ。褒めたいね。

二人とも準決勝で敗退したが、桐生を含めてみんないい経験をしたと思う。切磋琢磨し、

日本人として初めての9秒台を目指してほしい。実力が拮抗した3人の競い合いは必ず

いい効果を生むはずだ。

特に、ケンブリッジ飛鳥には期待する。フォームの解説は専門家に任せるが、予選の

走りは素人目には美しいと映った。ガトリンとコースが隣り合った準決勝では10秒の

壁を破る可能性もあると思ったが、それほど簡単ではなかった。諸般の事情が許すなら

アメリカでしかるべきコーチについてトレーニングしてほしいなあ。


こちらは3連覇ならず


女子100㍍でシェリー=アン・フレイザー・プライスの3連覇はならなかった。

好スタートからトップに立ったエレイン・トンプソンがそのままテープを切った。

ゴールした直後、自分が勝ったことにビックリした表情を浮かべたトンプソンを

3位でフィニッシュしたプライスが笑顔で祝福したシーンはよかったね。

同国人だから、ということはあるかもしれないが、“グッド・ルーザー”だった。

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…エレイン・トンプソン、リード、エレイン・トンプソン、リード。

エレイン・トンプソン 一着 フィニッシュ、金メダル!

シェリー=アン・フレイザー・プライスを破って驚きの表情!


土井アナ(TBS)はそう描写した。あの瞬間にしゃべるべきことはいくつかあったと思うが、

これはこれで大正解だった。画面を見ていた視聴者の気持ちとシンクロしたと思う。

普段は無駄な盛り上げが多い苦手なアナで厳しいことばかり書くが、珍しく褒める。

今回、レースの実況は ときどきトーンが高くなりすぎるのを除くと大きな破たんがなくて

“オリンピックの華”、陸上・トラック競技の放送席に座るだけの仕事をしている。

ただし、滑舌の良さを誇るかのように10秒のレースの中で長い名前を何度もフルネームで

言うのは正直 ウザイ!ハハハ。

ボルトレスは免れたが、女子幅跳びのダリヤ・クリシナが出場停止になり、リオ五輪の

陸上競技は完全な“ロシアレス”になってしまった。「なんか、やってんじゃないの?」と

疑いながら見るのも嫌だが、やっぱりロシア系美人の姿が見られないのは寂しいよね。


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by toruiwa2010 | 2016-08-16 07:11 | スポーツ全般 | Comments(0)
ビューティフル・モーニング!!

一気に、金メダル3個!
なんというすばらしい朝なんだ。完ぺきだね。
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柔道のマシュー・ベイカーと田知本遥のダブル・ゴールドは立派。
それぞれすべての試合を一本かハッキリ差がついた優勢勝ちというところに値打ちがある。
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体操・男子総合は内村航平とウクライナのベルニャエフの一騎打ちになった。
2種目目まで僅差のリードを保った内村だったが、3種目目で逆転され、第4、第5種目で
リードを広げられた。
最終種目の鉄棒に入るときの差は0.901…常識的には再逆転が難しい差だった。
最後から二番目の内村が入魂の演技で高得点を挙げ、相手に大きなプレッシャーをかけた。
ベルニャエフは守りに入ったかもしれない。着地で一歩前に出て14.800にとどまった。
僅か0.099の差で内村航平の大逆転勝利になった。 “奇跡”が起きたのだ。鳥肌が立った。

人間性を見る

連日、朝4時前後に起きてテレビの前に座る。
♪きみだけのためのヒーロー …おかげで安室奈美恵の声が耳について離れない。
地球の裏側で行われているオリンピックを見るのはなかなか大変だ。全部は無理だから、
体調と競技日程・放送日程をつき合わせて翌日のスケジュールを考える。ハハハ。

序盤を見て印象的だったことをいくつか。

大野将平のインタビュー。
「冷静に、いい"礼"が出来たと思う」と。
日本柔道は勝つだけではダメなんだ。
礼に始まり礼に終わる。
強くて礼儀正しくて、美しい。
真髄だね、それを体現した大野を称えたい。

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大内刈りが決まっても大野の表情が喜びに崩れることはなかった。
東京オリンピックを思い出した。日本の神永昭夫を抑え込んで優勝したあと、我を忘れて
畳に上がろうとしたオランダの関係者を厳しい表情で制止したアントン・ヘーシンク。
この競技の真髄をよく理解した外国人の王者に感動したことを思い出した。
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インタビューを聞いて、大野も同じように“礼”を忘れまいと考えていたことが分かった。
柔道のチャンピオンはこうであってほしいと思う。
そして、“一本を取る柔道”は素晴らしい!大野は決勝を含め5試合中4試合が一本だった。
「柔道という競技のすばらしさ、強さ、美しさを伝えられたんじゃないかな」という彼の
言葉そのままだった。
大学のキャプテン時代に暴力事件があって強化指定選手から外されたこともあるそうだが、
試合態度やインタビューから感じるのは芯がしっかりした若者だな…ということだった。
優れたリーダーシップもうかがえる。現役を終えたあと、柔道界でも会社でもいい仕事を
するのではないか。うん、その前にTOKYO 2020だね。ハハハ。

相変わらずの開会式実況

先日、“予定稿”の話を書いたが、競技の実況で使うのは限定的で 95%はアドリブだ。
開会式となると話が違う。昔はベテランのスポーツ・アナが担当していて、アドリブでは
ないもののコメントは自分で作っていた。歯切れのいい、“実況”の雰囲気を残していた。
しかし、NHKはいつの間にか、その大役をニュース・アナに任せるようになった。そして
分厚い台本を読むようになった。…確認していないが、常識的にそうとしか思えない。

自重しているつもりだったのに、気づけば何度もつぶやいていた。正直に言えば辛うじて
キーを叩くのを我慢した回数が何倍もある。ハハハ。

アナウンサーの話の前に。
すばらしかったという声もあるようだが、セレモニーそのものが長すぎる!
詰め込みすぎだし、説明を聞かないと意味が伝わらないのではしょうがないだろう。
しかも、それを描写するのが“生の声”ではなく、資料をもとに台本作家が書いた原稿の
“朗読”だから少しも気持ちが高まらない。

基本的に、国の名前、選手の数、旗手の名前、過去のメダル数…の繰り返しばかりだった。
次の国が入って来るまで時間があるときでも、話が弾むことはほとんどなかった。アナの
どちらかがアドリブで(さすがにw)声をかけても話が広がらない。それはそうだ。目の前に
とんでもなく分厚い台本があってそれを読まなければいけないのだから。ハハハ。
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韓国選手団が入ってきたとき、カメラがとらえた潘基文国連事務総長をスルーした。
男性の阿部アナは普段ニュースを読んでいるのだから気づくだろう!と腹が立ったが、
フォロワーのツイートを読んでその部分を聞き直すと、さすがに気付いていて“国連の”と
言いかけてはいたようだ。しかし、森アナの「注目の一つが…」という“どうでもいい”
情報コメントがかぶさっていた。国連事務総長はIOC会長が挨拶の中でわざわざ名前を
挙げるほどの重要人物だ。サッカーでもテニスでもどうしても伝えたいことがあったら
私は手を解説者の前に出して口を封じたものだ。ハハハ。

どのレベルの誰が書いているのか知らないが、台本がお粗末すぎる。
せめて、肝心のことだけを“箇条書き”にして、どう読む(話す)かはアナウンサーに
任せるべきだ。少しは臨場感が出る。

ミクロネシアの前の大統領は名前を“モリ”と紹介したあと、阿部アナが言った。
「森さん(隣の女性アナ)の御親戚ですか?」
「いまのところそういう話は聞いておりません」
「失礼しました」

アドリブにしても台本にしても寒い!どうせ、ジョークなら笑える話をしてくれ。ハハハ。

ちなみに、女性旗手の中のNo1はこの人、イタリアのフェデリカ・ペレグリーニだ。
北京のとき20歳だった。今大会を最後に引退するそうだ。
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午後、テレビ朝日が録画で放送していた。うまくないし 面白くもない。うっとうしい奴が
コメントしてるから見続けなかったが、少なくとも、NHKにくらべれば「生身の人間が
しゃべっている」と 感じた。

サッカー第2戦でオウンゴールした藤春廣輝、男子団体の最初の種目・あん馬で落下した
山室光史の二人は挽回してくれた仲間に感謝だね。
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最もキュートだったシーン:重量挙げ・三宅宏実
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女子水泳400リレーを戦った4人のスイマーたちは8位に終わったが、笑顔だった。
これでいい。オリンピックは全力を出し切ったら 勝てなくてもいいのだと思う。
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プールサイドにいた北島康介が萩野公介と瀬戸大也を笑顔で迎えたシーンもよかったね。
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ほかにもいろいろあるが、ここまでにする。


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by toruiwa2010 | 2016-08-11 08:00 | スポーツ全般 | Comments(3)
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02/18のツイート

1964年の今日、モハメド・アリが
ビートルズと出会った。
11日前からビートルズは全米を
席巻していた。チャンピオンの
ソニー・リストンに会いたかったが
断られたそうだ。アリは1週間後に
リストンを下し、ヘビー級王者になった。

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1960年代はいまも語り継がれるスーパースターが“群居”した時代だった。
日本のボクシング界にも海老原博幸、ファイティング原田、青木勝利と スター選手が揃い、
世界タイトスマッチのテレビ中継は50~60%というとんでもない視聴率をたたき出した。
しかし、当時の日本のボクシング・ファンが大騒ぎしたのは日本人のサイズに見合った
軽量級だけだった。

しかし、スタイルもコメントも“異色”のモハメド・アリ(デビュー当時は“カシアス・
クレイ”だった)が登場したことで一変した。
それまで大きな体から繰り出す力任せの重いパンチをぶつけ合うだけだったこのクラスに
軽いフットワークを使い、自分は打たれず、素早いパンチを相手に打ち込み、チャンスと
見ればKOに持ち込むアリのボクシングは魅力がいっぱいだった。

掛け率7:1と、圧倒的に不利とみられていたリストンとの試合でチャンピオン・ベルトを
奪うと一気に世界のスーパースターに駆け上がった。
ファンは試合のたびに相手を言葉で挑発する彼を面白い男、リングに上がればKO勝ちを
続ける彼を“強い男”とたたえた。しかし、それだけの男ではなかった。

ベトナム戦争中の1967年、兵役を拒否して王座を追われ、ライセンスも取り上げられた。
「僕とベトコンの間に争いはない」は至極まっとうな主張だったが、通らなかった。
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3年後、リングに戻った。そして1974年10月30日、王座返り咲きを果たす。
どんな理由だったか忘れたが、場所はアフリカだった。
アメリカ時間に合わせて、試合開始のゴングが鳴ったのは現地の午前4時!
テレビで見た記憶があるが、ロープにもたれて王者、ジョージ・フォアマンのパンチを
浴び続けていたこと以外、細かいことは覚えていない。“ロープアドープ(rope a dope)”…
腕でパンチを完全にブロックして、相手の“打ち疲れ”を待つ作戦だった。

8回に鮮やかな逆転KOを収めたときは世界中が沸いた。
世に言う“キンシャサの奇跡”だ。

1978年にレオン・スピンクスに負けて王座を失い、その年のうちにリベンジに成功して
3度目のWBA王座についたが、1年後にベルトを返上した。

以後、2試合はいずれもぱっとしなかった。最後の試合は1981年12月だった。

勝っても負けてもモハメド・アリは常にスポットライトを浴びる存在だったが、1984年に
パーキンソン病と診断され、次第に公の場に出ることが減っていった。
1996年、アトランタ・オリンピック開会式で久しぶりに彼の姿を目にしたときは 文字通り、
鳥肌が立った。震える手で聖火を掲げていた。その映像が見る間に涙でにじんだ。
あの日以後、日本では彼の消息に接することはほとんどなかった気がする。
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モハメド アリが死んだ。信じがたい。
74歳だという。
若い頃から身体を壊していたから
「覚悟」はしていたが。
モノクロのテレビで見た勇姿を忘れない。


彼の“語録”はたくさんある。
日本ではあまり紹介されていないものをいくつか再録しておく。

「俺を殴る夢を見たら、目を覚まして謝った方がいいぜ」

「俺ぐらいグレートになると、謙虚になるのが難しいんだ」

「俺はあまりにも素早く動くから、夕べ、灯りのスイッチを
オフにしたとき、部屋が暗くなる前にベッドに入ってたよ」


2016年6月3日、リングの内外を問わずチャーミングだった男、モハメド・アリが死んだ。
パーキンソン病に冒され、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”ことはできなくなったが、
ボクシング史にその名は不滅だ。“the Greatest”のミドルネームとともに。

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by toruiwa2010 | 2016-06-06 08:45 | スポーツ全般 | Comments(2)
難しいテーマなので放置してあったが、少し頭の中が整理できたので書くことにした。

昨年10月、ドーハで開かれた障害者陸上の世界選手権ですごい記録が出た。
男子走り幅跳びでメルクス・レームが8.40mを跳んだのだ。
アメリカのマイク・パウエルが持つ世界記録(健常者の)、8.95mに比べればはるかに劣るが、
日本記録(健常者の)、8.25mを超えている。それだけではない。北京五輪の優勝記録8.34m、
ロンドン五輪の優勝記録8.31mをも上回っているのだ!
話を聞いたとき、かなり気になったのだが、メディアが大きく取り上げた気配はない。
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レームは2014年のドイツ選手権でも8.24mで優勝している。健常者を抑えて。
しかし、ドイツ陸連は彼をその年の欧州選手権のメンバーには選ばなかった。
難しいのはレームがつけている義足をどう考えるかという点だ。「右ひざ下のカーボン・
ファイバー製の義足が有利に働いたのではないか」と疑問の声が挙がり、議論した結果、
欧州選手権には大会で2位になった選手を送ったのだ。

男子400㍍のオスカー・ピストリウスを初めて見たのは2011年世界陸上だった。両足とも
ひざから下が義足のランナーだ。“ブレード・ランナー”の名で知られていた。

2011/08/29のツイート
世界陸上:義足のランナー、ピストリウスを
初めて見た。黙って応援すればいいのだが微妙だ。
何か違う気がする。
ルール的に“バネ“をどう考えているのだろうか。
乳酸がたまるということもないわけだし。
ほかの競技ではどう扱っているのか、純粋な
気持ちでとても興味がある。

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彼は翌年のロンドン五輪にも出場したが、世陸・五輪ともに400㍍では準決勝で敗退した。
そのせいか、陸上の世界を除くと、世間的には義足の選手がオリンピックに出ることに
ついて語られることは少なかった。しかし、私はレースを見ながら感じた違和感を今でも
持ち続けている。果して、本当にフェアかどうか?もっと言えば、“フェア”とは何か?

言い方一つで“差別”につながりかねないから、人はあまり触れたがらない。
オリンピックのときもアナウンサーはほとんど触れることがなく、解説者も“当たらず
障らず”の話しかしていなかった。
準決勝敗退だったから、同じ種目を走る選手たちからもクレームは出なかったようだが、
決勝進出、あるいはメダル獲得…となっていたら、話は違ったはずだ。

走り幅跳びのレームは義足をつけた右足で踏み切って跳ぶ。
使っている素材に弾力・反発力があるのではないか?それは、健常者の足の筋肉に自然に
備わるバネとくらべてどうのか?
仮に、彼が三段跳びに出場し、右足で踏み切って跳ぶと、そのバネの力を2度 利用する
ことになるが、どうなのか?

比較することが難しいから明確な答えは出ないと思う。
レームには「リオ五輪に出たい」という希望があるようだが、立ちはだかるカベは高い。
去年、国際陸連が、「義足が有利に働いていないことを“選手自身で”証明すること」を
参加条件としたからだ。ピストリウスがロンドン五輪に出場しときには選手自身による
証明義務はなかったそうだ。
1000万円単位の費用がかかると言われている上、「何が証明になるのか基準を教えて」と
国際陸連に問い合わせても回答はないのだという。

ネットを検索しているときに興味深い記事を見つけた。( 朝日デジタル 2016.01.14 )
2014年のドイツ選手権でレームが優勝したあと、ドイツ陸連がデータを比較したそうだ。
要約するとこうなる。

8.24mのレームと8メートル台の健常選手32人の、踏み切る前と後の速度の変化を比べた。
踏み切り前:レームは秒速9.72m 32人の平均は10.43m
踏み切った直後:レームの垂直方向の速度は秒速3.65m。32人は3.36m。
踏み切り直後:レームの水平速度は0.92m減速。32人は1.50m減速。

…レームの踏み切る前(助走の段階)の数値は劣るが、踏み切り後はまさっているわけだ。
もっとも、助走が遅くても距離が出る選手もいるから、何とも言えない。
しかし、義足が進化しているのは事実らしい。

「私の計算では、2068年に男子100メートルで
義足選手が五輪選手を抜きます」


義足アスリートの世界的な研究者、保原浩明氏はそう言っているそうだ。

ピストリウスがオリンピックで走ったとき、違和感はありつつも一種の感動があった。
障害を持つ人がハンデを超えて健常者と競う…挑戦そのものはすばらしいことだから、
世間は称賛の声を挙げる。
しかし、“公平さ”を物差しとすれば、このケースでは、義足がまったくプラスに働かない
という証明はやはり必要だ。
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より速く、より高く、より強く・・・
オリンピック憲章に記されている“モットー”だ。
それはあくまで、人間が 器具の助けを借りずに自らの五体だけを使って挑むものだと思う。

気を使って書いたつもりだが、それでも“差別”と感じる人がいたらそれは見解の相違だ。
私にはこれ以外の書き方はできない。

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by toruiwa2010 | 2016-03-17 08:45 | スポーツ全般 | Comments(4)
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ラグビーのワールド・カップ、グループ・リーグ;
初戦で強豪・南アフリカに劇的な逆転勝ち!!


9月19日は2015年で 最も興奮した1日だった。
長いスポーツ・アナ歴の中でラグビーの実況はまったく経験がない。それでも、プレーが
切れた瞬間に試合が終わり、日本はこの大会の初戦を失うと分かっている中でヘスケスが
左隅に飛び込んだときに、実況していたNHK・豊原、日テレ・中野、Jスポーツ・矢野…
各アナたちの体を走り抜けた戦慄が想像できる。

熱心なラグビー・ファンではないが、松尾雄治が明治~新日鉄釜石で活躍していたころは
よく秩父宮にでかけた。当時のラグビー競技場にはカッコいい女性が集まっていたものだ。
“ファッション”としてもてはやされていた。その少し前にはテニスがそうだった。
どちらも“にわか”以下だったから社会的なブームにはならなかった。テレビの視聴率に
スタンドの華やかさや熱気がまったく反映されなかったのがその証拠だ。

人のことをとやかく言えない。担当種目の取材が忙しく、フジテレビがラグビーの中継に
興味を示す兆候もなかったので少しずつ関心が薄れていき、WOWOWに移ってからは
テレビで見ることさえなくなっていた。
その程度のファンだから、いつの間にか日本ラグビーが力をつけていることに気づくのが
大幅に遅れた。一時は9位まで上がっていたなんてまったく知らなかった。

友人・生島淳がエディー・ジョーンズHCとのインタビューをまとめた「コーチングとは
『信じること』」を読んだのは開幕直前だったと思う。“コーチングはアートだ”と考える
ジョーンズの思いが全編に詰まっていて、就任後の3年余りでジャパンをここまでにした
彼が何を考えて来たかがよく分かり、ワールド・カップへの期待が一気に膨らんだ。
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そして、南ア戦の快勝。

実力の差は厳然としてあるから何度かリードされた。しかし、大きな差にはならなかった。
しかも、そのうちどんどん点差は広げられるさ…と思っていたに違いない南アの余裕は
途中からどこかに飛んでいた。少なくとも、この試合に関しては、グラウンドにいた
両国のフィフティーンは五分の闘いをしていた。

29-29で残り時間10分という“しびれるような”展開になったが、心配されたJAPANの
体力は最後まで落ちなかった。“地獄”のような練習の積み重ねの成果だ。

南アが日本陣深いところで得たペナルティで“キック”を選んだのは意外だった。
私は その時点でトライを奪われたらJAPANに追いつく力は残っていないと見ていたので
「助かった。PGで3点差ならチャンスは残る」と思った。

逆にJAPANは、残り時間がほとんどなくなる中で、同じような選択を迫られたときに、
同点とするキックではなく、“スクラム”を選んだ。逆転狙いだ。HCの指示はショット
だったそうだが、グラウンドの選手たちの気持ちは一つ、“トライを狙う”だったらしい。
結果として、“美しい”とさえ見えた19回の連続攻撃のあと、魂のこもったアタックで
感動的な大逆転のトライを生んだ。
ためらうことなくスクラムを選択した彼らの判断を称えたい。
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誰にも書けないシナリオでJAPANが世界3位を破った!
サッカーでブラジル、スペイン、アルゼンチン、ドイツ・・・に勝つようなもんだろう。
快挙と言っていい。おめでとう、エディJAPAN!!

残念だけど、1勝できるかどうかじゃないのか? 正直に書けば、夏場までそう思っていた。
「コーチング…」を読んで気持ちは少し“前向き”になっていた。
それでもまだ、午前0時45分のキックオフを待っているときは「南アフリカは世界3位だ、
勝てるわけないさ。大敗しなかったら褒めなきゃ」と思っていた。

前後半80分、JAPANは“美しい”ラグビーで南アを苦しめた。焦らせた。そして倒した。
“コーチングとは…”の中にHCの言葉として紹介されていたフレースが頭に浮かんだ。
「ワールド・カップでは日本のスタイル、ジャパン・ウェイを
世界に示して驚かせなければいけません」。
キックオフの瞬間からJapanラグビーは まさに世界をあっと言わせたのではないか?

体格的に劣るスクラムでも押し負けず、素早い球出しから短く速いパスを的確につなぎ、
キックを交えて敵陣内に攻め込んでいく様子にワクワクした。
「結構やるじゃないか」が「少し、慌てさせてやれ」になり、終盤が近づくころには
「もしかして…?」、「勝てるぞ。行け、行け」に変わっていた。

JAPANの選手たちが終始落ち着いていたことに驚いた。
そして、最後の10分のデータを見てもっと驚く。
通算の数字とくらべると、勝敗を分けた10分間、JAPANがどれほど世界の第3位を
圧倒していたのかが数字で分かる。
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世界のラグビー・ファンに衝撃が走ったと思う。

価値ある3勝

中3日で臨んだスコットランドに敗れ、アメリカとサモアに勝って3勝した。
決勝トーナメントには行けなかったが、しっかりと爪痕を遺した。スピードに乗った攻撃、
緻密で確かなパス、低いタックル、“寝ている時間”の少なさ、豊かなスタミナ、統制の
とれたチームワーク…これらを一つにまとめた日本の戦いぶりは日本人だけでなく世界の
多くのラグビー・ファンに感動を与えたはずだ。あっぱれだ。

1次リーグで敗退した国が3勝するのは史上初だという。
残念であることは間違いないが、“JAPAN WAY”を世界に示した。
最終のサモア戦の後半だったか、「日本のプレーを見られなくなるのが残念」と現地アナが
言っていたらしい。嬉しい言葉だね。
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Brave Blossoms”(勇敢な桜たち)に感謝だ。
関係者の誰もがビックリするほどの練習量をこなしたと聞く。リーチ、マフィ、ヘスケス、
ブロードハースト、ツイ、ルーク、松島、ホラニ、ルーク、マレ・サウ・・・どう見たって
“ヤマト民族”ではない。しかし、赤と白のストライプのジャージを身にまとった彼らは
紛れもない“JAPAN”だった。

“白状”すると、2年前にウエールズを下したとき、このブログに「金星には違いないが、
“ピュア・ジャパン”じゃないから手放しでは喜べない」と書いた。
単純に金髪や褐色の肌の選手が多いという事実を書いただけだった。
差別の気持ちなどまったくないし、勝ったことやチームをおとしめるつもりもなかった。
ラグビー独特のルールだと言うが、いろいろ無理がある。「胸に桜のエンブレムをつけたら
それはジャパンだ」という考え方はどうなのか?と言いたかったし、“懸念”もあった。
2019年に日本でワールド・カップが開催されるとき、先発メンバーに“外国人”が5人も
6人も入っているジャパンを日本人が違和感なく応援できるだろうか…という。

…まったくの杞憂だった。
私も、日本戦4試合と準決勝、ニュージーランドvs南アフリカはナマで見た。
これだけ、日本列島がラグビーで盛り上がったことは有史以来ない。この熱気をなんとか
日本開催のワールド・カップにつなげたいなあ。
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この先長く記憶に残りそうな二つのプレーがあった。南ア戦のヘスケスの逆転トライと、
スコットランド戦の前半終了間際に見た五郎丸の必殺タックルだ。どちらも美しい!
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いいことばかりではなく、注文もあるのだがやめておく。

1年のシメは笑える写真で終わる。
ナショナル・ジオグラフィック誌恒例の
写真コンクールの結果がここで見られる。 
http://cbsn.ws/1Pw17lZ

努力賞どまりだったこの1枚が好きだ。
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*5日まで“基本的に”更新を休みます。
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by toruiwa2010 | 2015-12-31 09:06 | スポーツ全般 | Comments(10)
なにやってるんだい?

ラグビー:トップリーグの開幕戦、
パナソニックvsサントリーの試合・・・
両サイドのゴール裏にはほとんど
観客がいなかったとか。
日本協会が両チームの母体企業に
割り当てた9000枚分のうち半分ほどしか
来場しなかったらしい。
選手たちから失望の声が聞こえる。
当たり前だ。

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ワールド・カップの大活躍でラグビーの“ブーム”は一気に極限まで膨らんだ。神風だ。
言うまでもなく、協会など関係者にはこれを永続性のあるものにする責任がある。
しかし、この“ていたらく”だ。
“入場券は完売”と伝えられていた。競技場まで行ってあきらめた人も多いと聞く。
この件についてネットでは“割り当て”ではないとする話もあるが、スタンドが半分しか
埋まらなかったのは事実じゃないか。貴重なチケットが本当に欲しかった人たちの手に
渡らなかったということだ。

Brave Blossomsが盛り上げ、男子7人制ラグビーがリオ五輪の出場権を得たばかりだった。
サッカーの陰に隠れていたラグビーがようやくつかんだビッグ・チャンスなのに愚かな
失態を演じてしまった。これではせっかくのラグビー人気が“祭り”で終わってしまう。

もう一つ気になったのは、五郎丸によるファンとの交流会の話だ。
驚くのはその値段だ。大人1万6000円、小学生でも9000円!!
食事もつくが、アーチストのディナーショーではないのに高すぎる…とネットで賛否の
声が挙がっていた。

本人は「まるで自分が主催するように報じられて驚いてます」と困惑顔だという。
つまり、本人が知らない間に料金設定などが進められたということだね。
人気者が現れると、それを金もうけの手段にしようともくろむ輩が勝手なことをする。
これでラグビーや五郎丸個人の人気が落ちるとは思わないものの、プラスにはなるまい。

自分の意志とかけ離れていても、このトークショーは独り歩きを始めている。五郎丸も
腹をくくっておいた方がいい。オーストラリアで思うような活躍ができないと、週刊誌が
この話を持ち出してあれこれ書くに違いないから。
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香港で行われた7人制のアジア予選決勝をTBSが急きょ中継したのはヒットだったなあ。
裏に野球のプレミア12があったから3.7%しか取れなかったらしいけど、喜んだファンは
多かったはずだ。
内容も面白かった。前半終了時の0-10はともかく、後半開始のキックオフが短かった
ときにはこりゃダメだと思ったが、そこから連続トライで逆転した場面は興奮した。
おめでとう!

宇野昌磨:めぐり合わせ

13日に起きたテロでパリから遠く離れたボルドーで行われていたスケート・フランスも
SPを終えただけでフリーはキャンセルされるという異常事態になった。こういう状況では
仕方のない措置だと思う。
ただし、選手たちのポイントがどうなるかについてはまだ決定を見ていない。

有力選手を均等に振り分けているはずなのに、スケート・フランスには男女ともかなりの
スケーターが集まった。特に男子はカナダで復活優勝したチャン、開幕戦優勝のアーロン、
調子が出ていないが実力者のテン、侮れないコフトゥン、SP3位の村上…
SPでトップに立った宇野を逆転するために彼らがどんな演技を見せるかが楽しみだった
フリーが“テロ”でキャンセルされた。
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SPについては早朝にネットで結果を知ってしまった。宇野が高ポイントでトップ!
午後の放送は宇野の演技がポイントにふさわしいかどうかを確かめるつもりで見た。
なるほど見事だった。このレベルの大会でSP首位は立派。しかも、”敵失”だけではなく、
自分もしっかりとポイントを稼いでいる。どこまで力をのばすか…今季はこの少年から
目が離せない。

今大会のポイントはSPの順位をもとに決まる公算が高いらしい。首位の実績は動かない。
1年目でいきなりファイナル進出の快挙が見えて来た。そして、今の成長ぶりを見ていると
ファイナルでもっと大きなことをやってのけるかも。
逆に、SP5位だったチャンはかなり微妙なポジションで待つことになるのかな?

ケガ人だらけの大相撲

大相撲 初日挨拶。 先場所もそうだったが、
理事長がいない。別にいいか。
白鵬&日馬富士が出場する。
左ヒザと右ひじをそれぞれ痛めているわけだが
直りにくい場所だから心配だ。
照の富士の右ひざ、豪栄道の 右手首も故障を
抱えている。 ケガ人だらけだね。

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さんざん言われているが、年6場所の影響か、身体が大型化しているからか、その両方か…
分厚くバンデージを巻いた力士が多い。“公傷制度”をうまく利用できないものかと思う。
そうすると“悪用”する力士も出てくる心配もあるが、最近で言えば、照の富士のヒザは
明らかに土俵上で起きたものだ。無理をして出場を続けるのは見る方も辛い。
こういうことで有望な若者の力士寿命を短くするのはもったいないよなあ。

休場明けの白鵬がただ一人勝ちっぱなし。
先場所3敗12休の白鵬が年間最多勝を手にすることになったらほかの力士は恥ずかしいね。

野球:プレミア12って…

叱られそうだが、WBCとどこがどう違うのかよく分からない。
加えて、野球はたった2週間・8試合で優劣が決まる競技ではないと強く信じているので
多くのファンにくらべて関心は薄い。
それでも、韓国戦で大谷が投げている部分とアメリカ戦、ベネズエラ戦は見た。
外国勢は分からないが、侍ジャパンは大多数の選手がシーズン・モードでプレーしている。
そうしないとケガをするから当然なのだが、正直、驚いた。
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大谷のピッチングには改めて目を見張る。161㌔に達するストレート、鋭い変化球があれば
怖いものはない…来年こそ、“ピッチャー一本”でやらせてほしい。
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中田が見事なバッターに成長していることも嬉しい驚きだ。6番に下がって気楽になったし、
意地もあるだろうが、ここという場面でことごとく期待に応えているのはあっぱれだ。
特に、一昨日、アメリカ戦で打った決勝3ランはなめらかなフォームでほれぼれした。
彼のキャリアで最も美しい一発だったかもしれない。

1位通過したことで、準々決勝はグループBの4位らしいから戦略が立てやすい。

どこへ?:岩隈久志

野球つながりでFA/岩隈が、引き留めるためにマリナーズが提示した"1年1580万ドル
(約19億円)を拒否したそうだ。とりあえずお断りして市場の 動きを見たい…ということだ。
タイガースやジャイアンツが獲得リストに入れているというは、何度も書いている通り、
彼には、優勝が争えるチームで投げさせたい。

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by toruiwa2010 | 2015-11-16 09:05 | スポーツ全般 | Comments(0)
(開始直前のツイート)
いよいよJAPANの最終戦が始まる。
グループリーグでの敗退は決定済みだが、
将来に向けて大きな意味を持つ試合だね。
モチベーションの持ち方が難しいが、
力を出し切っての健闘を期待する。
エディがHCとしてこのチームを
指揮するのも最後だ。


立ち上がり、この一戦に賭けたアメリカのプレッシャーが強かったのかJAPANにしては
珍しく反則が多くて先制のペナルティ・ゴールを許した。すぐにトライ(ゴール)で逆転した。
自陣からボールをつなぎ最後は松島が飛び込む鮮やかなトライだった。
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24分にトライで逆転されたが、このときも4分後には再逆転した。チーム最年少の藤田が
タッチダウンしたが、素晴らしいモールで押し込んだものだった。
ワールド・カップの舞台で日本がモールでトライを挙げるなんて、少し前まではまったく
想像もできなかった。少なくとも私のレベルでは。

17-8、落ち着いた試合運びで優位のまま前半を終了した。

後半15分、ペナルティ・ゴールで3点ずつを追加して20-11になっていた。
南ア戦にメンバーを温存して、今大会の初勝利を日本から…と目論んでいたアメリカは
闘志を前面に出して戦いを挑んでいたから油断できない展開だった。

日本にとってラッキーだったのは、日本のスピーディーな攻撃に焦った相手に反則が出て
一人がイエローカードで一時退場になったことだ。
五郎丸がタッチに蹴り、ラインアウトからつないでマフィがトライした。25-11。

昨日のJAPANは相手陣内の深いところまで攻め込んでいるときに何回もTOされるのが
目立って不安材料だったが、31分の相手のトライ(ゴール)も同じパターンからつながれた。
25-18で残りは10分を切っていた。
まさに正念場だったが、37分の五郎丸のペナルティ・ゴールもあって逃げ切った。
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1次リーグで敗退した国が3勝するのは史上初だという。
残念であることは間違いないが、南ア戦の勝利を初めJAPAN WAYを世界に示した。
「日本のプレーを見られなくなるのが残念」と現地アナは言っていたらしい。たぶん、
スピードに乗った攻撃、緻密で確かなパス、低いタックル、“寝ている時間”の少なさ、
豊かなスタミナ、統制のとれたチームワーク…これらを一つにまとめた日本の戦いぶりは
レベルの高いファンにとっても“目からうろこ”だったはずだ。加えて、掛け値なしの
リスペクトを得た。

日本国中がこれほどラグビーで沸いたことはない。
そんなチームを作り上げたエディ・ジョーンズHCがこの試合を最後にJAPANを去る。
勝利の瞬間に満足げないい笑顔を見られてよかった。

もちろん、主役だった“Brave Blossoms”(勇敢な桜たち)にも感謝だ。
関係者の誰もがビックリするほどの練習量をこなしたと聞く。いろいろな人種・国籍の
選手たちが見事に一つのチームになっていた。
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五郎丸をはじめ多くの選手が試合後のピッチで涙を流していた。痛いほど気持ちが分かる。
達成感、満足感、充実感がありつつ、3勝を挙げながらベスト8にとどかなかった悔しさを
抑えきれなかったのだろう。
しかし、彼らのプレーは日本人だけでなく世界の多くのラグビー・ファンに感動を与えた。
胸を張って帰国してほしい。

立派な戦績を残したが、浮かれてはいられない。
南ア戦の劇的な勝利までワールド・カップがあることさえ知らなかった人が大勢いたし、
まして4年後には日本で開催されることなど、その時点ではほとんど知られていなかった。
今大会でファンの層が広がったのは間違いない。この価値ある3勝が日本のラグビーに
新しい伝統を生んだが、これをどうつなげていくか…こそが大事だ。
エディ・ジョーンズが書いた一つの物語が完結した。
あとを継ぐ新HCがどんな物語を書くのか楽しみだ。

“白状”すると、2年前にウエールズを下したとき、このブログに「金星には違いないが、
“ピュア・ジャパン”じゃないから手放しでは喜べない」と書いた。
単純に金髪や褐色の肌の選手が多いことに違和感があったことを書いただけだった。
差別の気持ちなどまったくないし、勝ったことやチームをおとしめるつもりもなかった。
ラグビー独特のルールだと言うが、いろいろ無理がある。「胸に桜のエンブレムをつけたら
それはジャパンだ」という考え方に違和感があると言いたかったし、“懸念”もあった。
2019年に日本でワールド・カップが開催されるとき、先発メンバーに“外国人”が5人も
6人も入っているジャパンを日本人が違和感なく応援できるだろうか…という懸念が。

普通のラグビー・ファンは応援するだろう。
しかし、ワールド・カップともなれば、ラグビーに興味のない人も大勢詰めかける。
トップリーグなど見ない彼らは“ジャパン”のジャージをまとった“明らかな外国人”が
普段も国内でプレーしていることを知らない。「彼らは何者?」となる。
「ラグビーはそういうルールなのさ」で納得すればいいけど…と。
私と同じ感覚を持つ人もいたが、この記事にはさまざまな批判のコメントをもらった。
予想の範囲内だったから、私のスタンスは変わらなかった。

そのかたくなな気持ちは 友人がまとめた本“コーチングとは「信じること」”(文芸春秋
BOOKS)を読んで少し変わっていた。ジョーンズのラグビーへのアプローチや、チームが
この4年間、どんな準備をしてきたかを知ったからだ。
“悔い改めた”のがワールド・カップの開幕前で本当によかった。ハハハ。
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リーチ、マフィ、ヘスケス、ブロードハースト、ツイ、ルーク、松島、ホラニ、ルーク・・・
どう見たってヤマト民族ではない。しかし、赤と白のストライプのジャージをまとった
彼らは紛れもない“JAPAN”だった。
今大会の文句なしの大活躍で普通の国民にもラグビーへの関心が生まれたし、2019年に
日本で開催されることも広く知れ渡った。それまで、どうつなげていくかだなあ。
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この先長く記憶に残りそうな二つのプレー。
南ア戦のヘスケスの逆転トライと、敗れたが、
スコットランド戦の前半終了間際に見た
五郎丸の必殺タックル。


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by toruiwa2010 | 2015-10-13 09:11 | スポーツ全般 | Comments(8)