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岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2018年 05月 ( 34 )   > この月の画像一覧

CNN.comを時々のぞいている。今月に入って 興味深い

記事に出会って続報をフォローしていた。日本メディアが

取り上げたか、どの程度 伝えたかについては分からない。

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510日、オーストラリア在住の植物学者、デビッド・

グッダル氏がスイスのクリニックでベートーベンの交響曲

9番「喜びの歌」を聞きながら104年の人生を終えた。

事故でも病気でもない。薬品の力を借りた自殺…合法的な

安楽死だった。


オーストラリアでは禁止されているためスイスに渡った。

氏はEXIT Internationalという 安楽死を支持する団体で

長く活動していた。渡航費用 2万ドルは支持者の募金で

まかなわれた。


死を目の前にしたCNNとのインタビューでもユーモアを

失っていなかったが、94歳で車いす生活になり、その後、

視力を失ったことが彼を“死”に向かわせたそうだ。

「森に行って周囲を観察するのが私の人生だったが、もう

それはできない。生きているに値しないんだ」と。

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「この年齢になると、朝 起きて、ごはんを食べたあとは

じっと座り、昼が来たらランチを食べて 又じっと座って

いるだけ。そんな生活にどんな意味があるんだ?」とも。


数年前に見たフランス映画「母の身じまい」を思い出す。

刑期を終えて出所した男が行くところは疎遠だった母の

家しかなかった。ぎこちない同居生活が始まって 数ヶ月後

息子は母の持ち物の中にある書類を見つける…


合法的に自殺を手助けするスイスの施設の案内書だった。

末期がんの母はそこで生涯を終えようと考えていたのだ、

最後の15分は粛然とした気持ちでスクリーンを見た。


その施設は美しい風景の中にあった。

小高い丘の中腹に建つ こじんまりしたコテージのような

施設に迎え入れられた母親は、そこで、最後にもう一度、

意思を確認される。医師に 気持ちを落ち着かせる注射を

うたれてベッドに入る。


渡されたピルを飲んで横たわり、息子の手を握る。

あとは、安らかな死が訪れるのを待つのだ。

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…どんな最期を迎えたいか?

私の年齢になると、何度も考える。

誰にも迷惑をかけず、自分が希望するときに、安らかに。

多くの人が願うだろうが、高く、厚い法律の壁があって、

極めて厳格な条件を満たさない限り 日本では実現しない。


信仰が厚い人は精神的に強いが、よりどころを持たない

私のような者はきわめて弱い。

天から授かった命、地球より重い命、かけがえのない命。

自ら断つことは許されない。頭では理解できる。しかし…


生まれてきたのも自分の意志ではない。ならば、

死ぬときも自分で選ぶべきではないと思う


かなり前だが、何かの番組で出席者の一人がそう言った。

そう言われると、そうかもしれないと思う。しかし…

堂々巡りは果てしなく続く。そう、“そのとき”まで。


安楽死とは関係ないが、妻の朝丘雪路の死をうけた会見で

夫・津川雅彦が語った言葉に胸を打たれた。


「たくさんの感謝。僕より先に死んで

くれたことをふくめて感謝ですね」


by toruiwa2010 | 2018-05-31 06:55 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

ちょっと待ったあ!

井上コーチは "半落ち"…レギュラー・コメンテーターの

八代弁護士がそう言ったとき耳を疑った。聞き間違いかと

思ったがそうではなかった。

日大アメフト部の指導者が叩かれるのには理由がある。

しかし、この言葉遣いはまずいだろう。少なくとも今は

あくまで一般人だ。これではまるで犯罪者扱いだ。


スキャンダルの主、さわぎを起こした張本人に対しては

カサにかかって襲い掛かるる…メディア、特にテレビの

ワイドショー番組にこの傾向が強い。好きじゃないなあ。


金のにおい…

この言葉を口にしたのはカンニング竹山だった。

“切れキャラ”のタレントだが、彼に悪気がなかったことは

聴いていてわかった。TBSラジオ「たまむすび」の中で

ゲストの画力について“褒め言葉”としてそう言ったのだ。

下右のイラストをiPadで見せられたようだ。

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本格的な勉強はしていないと言っていたが、写真をもとに

描いたというMCの赤江珠緒と竹山のイラストは素人目に

“なかなか”だ。


“画家”はTBSの古谷有美アナだ。絵本も出している。

美人度も“なかなか”だし、竹山が発した“金のにおい”も

分からんではない。ハハハ。

610日~24日、下北沢・本屋B&B

ささやかな個展をやるという。


やりきれない?

「被害者の方々もやりきれないでしょうが、加害者の側も

90歳で、これ刑事責任をこれから追及されてく…となると

やりきれない」とコメンテーターの青木某が言った。

えっ!と思った。

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90歳の女性が赤信号で横断歩道を歩いていた人をはねて

一人を死亡させたという事件についての発言だ。

「難しいけど、(免許を)返上べきだったんでしょうね。

結果論で言うと」と続けていたが、“論客”のはずなのに、

ずいぶんぬるいではないか。そのつもりはないだろうが、

おばあちゃん、かわいそう…と聞こえてしまう。周囲に

やりきれない”と思わせちゃいけないと言わなければ。


ずいぶん”ベタ”じゃないか…

大谷がヤンキースを選ばなかったことはNYのメディアに

とってもショックだったようだ。入団してくれたらきっと

メシの種になったのにという恨みを込めて(…かどうか

知らんがw)“臆病者”め!と大谷をけなしていた。


現地で取材するNHKの女性ディレクターが当時のことを

NYのメディアに聞いていた。紹介するときに"有名記者、

キングさん"という言い方をした。ああ、情けない。

“地元紙、ニューヨーク・ポストのキング記者”で十分だ。

企業名を避けたわけじゃあるまい。もし、そうだったら

"ヤンキース"も"エンジェルズ"も言うんじゃない!

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もう一つ、“CHICKEN(臆病者)と罵声を浴びせたのが

デイリー・ニューズなら、そこの記者を連れて来んかい!

ダメなら、せめて紙名が分からんようにせい!


白いもの…って

14日目、栃ノ心が花道を歩いているときから「右の手首に

"白いもの"…」と大坂アナ。勝負がつくまでにいったい、

何回、その単語を口にしたか?なぜそんな言い方をする?

NHKでは“テープ”と言うなと決められているのかなあ。

第一、“白く”ないし。

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どっちなんだ?

タイトル・マッチに向かう拳四朗の入場シーンに合わせて

「世界戦の前とは思えない緊張感」と実況アナ。

えーっと、どういうことだい?

アドリブではなく準備したコメントのように聞こえたが、

これでは意味が通じない。


みんな孤独

これまで、日本の人口ぐらいのお客さんを

乗せたなあ。君の想像を超えたあらゆる人生に

この車内で耳を傾けてきた。

別の惑星の出来事かと思うほどいろんな人生が

あるもんだ。たくさんの人生を見て来たよ。

タクシーのライバーは神父みたいなものだ。

耳を傾けることは話すことより大切だと思う。

見知らぬタクシードライバー相手だと何でも

話せるんだろうね。

今の時代みんな孤独なのがよく分かるよ。

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…ローマの年配のタクシー運転手が話していた。

本当にそうだなあとしみじみ思った日曜日の朝。

NHK BS5分番組「地球TAXI」…いい仕事してるわ。


by toruiwa2010 | 2018-05-30 08:01 | 放送全般 | Comments(0)

栃ノ心 大関へ


六日目、豊山に攻め込まれて危ない星を拾い、七日目は

遠藤の休場で不戦勝、八日目、逸ノ城をねじふせた。

ただ一人8戦全勝…このあたりで どう見ても大関昇進は

間違いないだろうと思えた。

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十二日目、過去25回対戦して一度も勝てなかった白鵬を

がっぷり四つから寄り切った。私の中では今場所最高の

一番をものにした瞬間は、大関だけじゃなく、二度目の

優勝も手元に引き寄せたかに見えた。“笑っちゃうぐらい”

強かったもの。ハハハ。

まわしを摑んだら誰が相手でも負けないのではないかと

思わせる強さだった。


2014年三月場所は幕下55枚目まで落ちていた。そこから

ケガを克服して這い上がってきた不屈の男の復活を心から

喜びたい。賜杯は逃がしたが、見事な15日間だった。

明日は大関昇進を伝える使者が来る。真面目な土俵態度、

どっしりした相撲、人柄もふくめて“大関にふさわしい”

力士だと思う。ケガとうまく付き合いながら、もう一つ

上を目指してほしい。チャンスはあるのではないか。


鶴竜、連続優勝


本割で白鵬を下して優勝を決めた。

全勝街道を突っ走った栃ノ心の陰に隠れる形で鶴竜らしく

“地味に”勝ち進んでいた。十三日目の逸ノ城、十四日目の

栃ノ心、千秋楽の白鵬まできっちり勝った。特に白鵬戦は

見事な勝ち方だった。その意味では文句のないに優勝だ。

プレッシャーがあったのか、これまで優勝した次の場所は

995(4)と振るわなかったが、それも吹っ切った。

出来れば、何も言わずにただ誉めたい。

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しかし、それでは“意地悪爺さん”の名前が泣く。

ひとことだけ言わせてくれ。琴奨菊戦の変化はなんだ!

情なかったぞ。“それがどうした?”と開き直ってくれれば

まだ救われたと思う。琴奨菊が土俵に転がった瞬間から

勝ち名乗りまでの「ああ、恥ずかしいことをしちゃった」

という顔はとても横綱のものとは思えなかった。外連味

(ケレンミ)のない栃ノ心の堂々ある相撲に比べ、いかにも

みっともない! あの“汚点”を消すには3連覇しかないね。


“オトロエ”の4文字が…


白鵬の最終成績は114敗だった。このところ故障を

抱えているとはいえ、“4敗”はちょっと予想外だった。

阿炎に敗れたのは油断だろう。この横綱にはよくあるから

ああ、又か…と思った。しかし、終盤の4日間に3敗。

それも、栃ノ心、逸ノ城、鶴竜に力負けした。逸ノ城に

投げられたときには本当に驚いた。投げた逸ノ城だって

ビックリしたのではないか。ハハハ。

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数年前から舞の海あたりがちょこちょこ口にしていた。

何って、白鵬の“衰え”だ。ずっと 認めない立場だったが、

今場所の最後の3敗にはそう言ってきた私も胸が痛んだ。

そう、一つや二つ負けることがあっても、賜杯を持つのは

結局 白鵬さ…と思ってきたが、どうも、これからは状況に

大きな変化が生まれそうだ。


白鵬が力を失い、横綱・大関陣が入れ代わり立ち代わり

優勝争いを繰り広げ、若手が伸びてくれば、相撲界的には

面白いのだろう。しかし、白鵬はこのまま、ずるずると

落ちて行ってはダメだ。あれだけ、相撲を守った大横綱は

もう一度強さを取り戻し、ひと花もふた花も咲かせてから

土俵を去ってほしい。がんばれ、白鵬翔!!


最強Jリーガー、イニエスタ?


スペインからイニエスタがヴィッセル神戸にやってきた。

過去、J1にやってきた選手の中ではプレーヤーとしての

能力も人気も群を抜いているのではないか?

残念ながら、実況した記憶がほとんどない。ユーロ2004

最後にサッカー実況から退いたのでスペイン代表としての

彼のプレーは実況出来なかった。“例の大騒ぎ”のあと、

2003-04シーズンにリーガの試合を何回か実況していて、

ノートを見ると、バルサの試合もいくつかやっているが、

“イニエスタ”の名を叫んだ記憶がない。

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記憶があろうがなかろうが、アンドレス・イニエスタが

世界最高レベルのフットボーラーだと知っている。

派手さはないがまぎれもない世界の一流だ。どんな経緯で

来ることになったか知らないが、これまでJ1でプレーした

選手の中では断トツにレベルの高い選手だから、ファンは

大歓迎するだろう。イニエスタにも覚悟が必要だ。


ファンが見たいのはいいプレーだけでじゃないはずだ。

どんな日常を送り、どう体調を維持し、どんな準備をして

試合に臨むのかつまり、すべてだ。30数億円の年俸なら

それぐらいやってもらわねば。ハハハ。


ただし、簡単じゃないと思うよ。

イニエスタがバルセロナやスペイン代表で見せたプレーは

その“マグニチュード”があったからこそやれたと思う。

誰もが着たいと願うユニフォームをまとい、スペイン語で

熱狂的な声援を送ってくれるサポーターたちに囲まれて

いたからなんだ。

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神戸には、それはない。あるのは“似て非なる”ものだ。

その環境に置かれたイニエスタがカンプノウで持っていた

モチベーションを保つのはそんなに簡単じゃないぜ。

まあ、お手並みを拝見しよう。30数億に見合うプレーは

見せてもらわねば。 私が払うわけじゃないが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-05-29 07:00 | 大相撲 | Comments(2)

大谷がエンジェルズ入りし、MLBでも二刀流を続けると

分かったときから待ちかねていた対決が実現する。

一時は、大谷もこの試合に先発させるという話があって、

“マウンド対決”になるかと思われたが、立ち消えた。

投手・田中vs打者・大谷の対決でもワクワクする。

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田中は中5日で今シーズン11試合目の先発だ。


田中将大

10試合 52敗 防御率4.95

561/3 48安打(11HR) 14四球・50三振 33失点


4月の42敗、防御率4.37はまずまずだったが、

最近3試合は内容が悪い。151/3でホームランを

5本浴び、11点を失っている(防御率6.47)

前回登板では勝ち投手になったが、4四球は気になる。

また、相手打者がスプリッターに手を出してくれない。

今日も苦しいマウンドになりそうだ。


ただし、コインの裏側を見れば そろそろ不振から脱しても

いいタイミングではある。ハハハ。


大谷は4DHで出場する。プホルズが休養するときの

“定位置”と言っていい。ふさわしい結果も出している。


大谷翔平(打者として)

29試合 10130(6HR) .297 20打点 出塁率.372

12四球・28三振 

長打率.564 OPS(長打率+出塁率) .936


打数が少ないから“ありがち”なことだが、ヤンキース戦の

2試合で7打数無安打だったために打率が3割を切った。

しかし、規定打席には足りないが、長打率(.564)7位、

OPS(.936:長打率+出塁率)8位に相当する数字だ。

ちなみに、出塁率(.372)16位に相当する。


日本での対戦はわずかだった。

11打数0安打 6三振・2四球という結果が残っているが

参考にはならない。


以下、試合の流れを追って加筆・更新する。


1回表 エンジェルズ 田中 マウンドへ

1番コザートに渋いヒットを打たれ、2番トラウトには

10球を要したが空振り三振。 1死1塁。

3番シモンズは浅いレフトフライ。

2死1塁で、今日は4番DHの大谷とMLB初対決を迎えた。


低めのスプリットがボール。

外角ストレートがボール。

外角スライダーがストライク。

外角ストレートがボール。

3-1からスライダーを空振り。

3-2からスプリッターで空振り三振。 NYY 0-0 LAA


三振した球はスプリッターのように見えたが

NHKのスローを見るとスライダーだった。訂正する。

(08:15AM)


1回裏 ヤンキース

無死1,2塁としたが3,4,5番が凡退して無得点。 

NYY 0-0 LA


2回表 エンジェルズ

5番バルブエナを見逃し三振。2シーム見逃し。

6番キンズラー、サードフライ、8球かかった。

7番マルドナド、2-2からサードゴロ。 NYY 0-0 LAA


2回裏 ヤンキース

1死1,2塁のチャンスを逃がす。 NYY 0-0 LAA


なお、エンジェルズの先発は現地28,29,31日が

発表されているが、30日が未定となっている。

大谷はおそらく、そこ(日本時間31日)だろう。

そこまで相手投手は右が続き、31日は左腕だ。

うまくできてる。…私の読み通りなら。ハハハ。


3回表 エンジェルズ

8番カルフーンを3-1からセカンドゴロ。

9番ヤング、2-1からサードのファウルフライ。

1番コザート、3-2から歩かす。 2死1塁。

2番トラウト、初球を打ってセンターフライ。

NYY 0-0 LAA


田中将大

3回 52球(31ストライク)

1安打 1四球・3三振 通算防御率4.70


3回裏 ヤンキース

1死満塁から四球、死球、内野ゴロで3点先取。

NYY 3-0 LAA


4回表 エンジェルズ

3番シモンズ、3-2からスライダーをセンター前ヒット。

無死1塁で大谷を迎える。

ストレートがボール。

スライダーがボール(ストライク?)

2シームを空振り。

2-1からストレートがボール。

3-1からスライダーが外れて今日2個目のフォアボール。

無死1,2塁。

5番バルブエナを空振り三振。 1死1,2塁。

6番キンズラーをねらい通り2シームで投ゴロ併殺。

NYY 3-0 LAA


田中、4回で72球は多すぎる。

今日はきわどい球をとってもらえてない。


主審・エスタブルックにさばいてもらうのは初めてだ。

MLBで116試合目の登板だが、驚くことにざっと数えると

彼が69人目の主審になる!!


4回裏 ヤンキース 0点 NYY 3-0 LAA


5回表 エンジェルズ

7番マルドナド、 スライダーで空振り三振。

8番カルフーン、2-2からファーストゴロ。

9番ヤング、3-2から今日3個目のフォアボール。2死から

2個目だ。 2死1塁。

1番コザート、1-2から高めのボール球で空振り三振。 

NYY 3-0 LAA


田中将大

5回 91球(54ストライク)

2安打 3四球・6三振 無失点 通算防御率4.55


6回途中の交代もありうるかな。


5回裏 ヤンキース 0点 NYY 3-0 LAA


田中が6回のマウンドに向かう。

トラウトから始まり大谷まで回る。正念場だね。


6回表 エンジェルズ

2番トラウト、3球三振、最後はスライダーを見逃し。

3番シモンズ、2-2からのスライダーをレフトに

叩き込まれ、今シーズン12本目の被本塁打だ。 

そして大谷と今日3度目の対戦。

ストレートがボール。

スライダーを空振り。

149㌔がストライク。

1-2からスプリッターで空振り三振。

5番バルブエナ、初球をライトフライ。 NYY 3-1 LAA


6回裏 ヤンキース 0点 NYY 3-1 LAA


田中の今日の仕事は終わった。


6回 104球(64ストライク)

3安打(1HR) 3四球・8三振 1失点 防御率4.62


いいときの8割ぐらいだったと思うが、よく投げた。

昨日5打数5安打のトラウトを抑えたのが大きい。

あとはリリーフに頑張ってもらおう。


"鳴り物いり"だった田中vs大谷は3打席2打数無安打、

1四球・2三振という結果が残った。田中の勝ちだったね。 


細かい投手リレーのヤンキースは最後はチャップマンが

しめくくって勝ちを収めた。田中は6勝目をマークした。


最終打席はチャップマンからフォアボールを選んだが、

打者・大谷はここ3試合で13打席ノーヒットだ。

ヒット性の当たりがシフトの正面を突くケースもあるが、

5三振が気になる。特に、高めのボール球を空振りする

傾向の対策を考えないと。


by toruiwa2010 | 2018-05-28 02:00 | メジャー&野球全般 | Comments(0)

Graf-Hingis, Agassi-Medvedev

1999年男女決勝の思い出~

( 2010/06/06初出 )

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1999年の全仏決勝は、男女とも長く印象に残っています。


女子決勝はグラフvsヒンギス!
それだけで、いろいろ 思い出すファンは多いはずです。

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当時、女子決勝も私が実況していました。

しかし、この年、プロデューサーが「準決勝と決勝は

“ダブル解説”にしたい」と言い出しました。

遠藤愛さんと“もう一人”です。

遠藤さんの解説は視聴者の間で定評があり、“二人起用”の

意図が私には分かりませんでした。
相性から考えてもいい放送になるとは思えなかったため、

「分かった、どうしてもこだわるなら、女子の準決勝と

決勝はS君にやってもらおう」と、自分から降板しました。


もちろん、4回戦のグラフvsクルニコワなど、途中までは

女子の試合も担当していましたが、気持ちは当然、男子に

集中していました。
しかし、具合の悪い展開になっていきました。ボトム・

ハーフの準決勝がグラフvsセレスになったのです!!
プロデューサーが困惑した表情でやってきました。

「このカードになったので、やってくれませんか?」と

言うのです。魅力のあるカードです。引き受けました。

ハハハ。 ただし「決勝はダメだよ」とくぎを刺して。


グラフが勝ち上がって、トップ・ハーフでサンチェスを

下したヒンギスとの決勝になりました。
また、プロデューサーが近寄ってきました。
口を開く前から何を言いたいのかははっきりしています。

「エー…」
もちろん今度は断わりました。「“のどから手が出るほど”

やりたいけど、ダメだよ」と。


私はアナウンサーですから、プロデューサーから東京で

「女子の決勝は君だからね」と言われているSの気持ちが

よーく分かります。ここで、私がこの“おいしい”仕事を

奪ってしまったら、彼の実況アナとしての生命は終わる…

そう思いました。Sとは“肌が合わず”、彼も同じように
思っていたはずですが、それとこれは別です。ハハハ。


押し問答の揚句、がんとして受け付けないかたくなな私に

プロデューサーもあきらめてくれました。


さて その決勝がある意味 歴史に残るものになりました。


当時の勢いそのままに、ヒンギスが64/20とリードした

あとの第2セット第3ゲーム。グラフのサーブ、最初の

ポイントで、ヒンギスの深いボールはきわどいところに

落ちました。アウトと判定されたヒンギスはチェックを

求めました。
当然の権利ですが、私は「とりあえず確認してほしいだけ

だろう」と思っていました。しかし、違ったのです!
ヒンギスがどんな心境だったかは誰にも分かりませんが、

この1ポイントにかなりこだわりました。

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情けなかったのは、線審も主審も肝心のボール・マークが

どれなのかについて確信がなかったことです。
ネットの反対側でプレーしていたヒンギスには、確信が

ありました。最後には、ネット・ポストを回り込んで、

グラフのベースラインまで行き、ラケットで「ここよ」と

示したのです!!


ネットに寄りかかるようにして抗議を続けているときから

ブーイングが起きていましたが、この行為によって満員の

スタンドは一気に“アンチ・ヒンギス”になりました。
判定は覆らず、逆に ヒンギスは、この行為で受けた警告が

2度目だったため、ポイント・ペナルティーを取られて

“泣きっ面に蜂”。

それでもまだ勝つチャンスはあったのですが、圧倒的な

声援を背にしたグラフに屈しました。


敗れたヒンギスは感情がコントロール出来なくなり、一度

控え室に引き上げ、なかなかコートに戻りませんでした。

母親の説得でセレモニーのために再び姿を現した彼女は

まだ泣きじゃくっていました。

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この年の全米を前にしてグラフは引退を表明しました。

結果として、この全仏がグラフにとって最後のグランド・

スラム・タイトルになったのです。

私にとっては、こんなに悔しかったことも珍しいです。

「なぜ、やると言わなかったんだ」…
翌日、男子の決勝に頭を切り替えるのが大変でしたよ。

ハハハ。


その年の暮れ、「テニス・スペシャル」としてこの試合を

解説なしの一人実況で再放送することになったときは、

迷わず引き受けました。ハハハ。

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男子の決勝は生涯グランド・スラムをかけたアンドレ・

アガシがノーシードで勝ち上がっってきたアンドレイ・

メドベデフと対戦しました。サフィンが登場してくる前、

愛きょうのあるコメントで世界の報道陣から愛されたのが

メドベデフでした。私も大好きな選手でした。

一時期、大きく低迷していましたが、この大会で復活した

彼はあれよあれよと言う間に決勝に進出したのです。
その過程で、記者会見場も満席でした。マスコミが喜ぶ

サイド・ストーリーがあったからです。


勝ち進むたびに「好調の原因?それは、彼女の存在さ。

私生活がハッピーだから、プレーもうまく行くんだよ」と

語り続けていました。
その彼女とはかつての世界ランク2位、ドイツのアンケ・

フーバーでした。彼の試合のときには 関係者席に必ず

彼女の姿がありました。私も「フーバーの愛に支えられて
メドベデフ、勝ち進んでいます!」と何回も叫んだっけ。

ハハハ。

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決勝もわずか19分で第1セットを先取してしまいました。
アガシにグランド・スラムを達成させたい気持ちもあり、

メドベデフが勝てば、それはそれで“ストーリー”があって

実況しやすいし…と複雑な心境でした。


メドベデフが1-2セットを連取して圧倒的優位に立った

この試合は、雨の中断が微妙に影響しました。中断の間に

ギルバート・コーチからアドバイスを受けたアガシは

64/63/64、別人のようなテニスで逆転勝ちしたのです。
表彰式で“大先輩”、ロッド・レーバーの祝福を受けた

彼の目から涙がこぼれていました。

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話はまだ続きます。
翌年のパリで“椅子からころげ落ちる”かと思うほど驚きの

光景を目にしました。ハハハ。


本社から偉い人が来て、解説・実況で体が空いている者と

会食することになりました。日本料理店で和やかに食事を

していると、扉が開いて、メドベデフが入ってきました。
続いて人影が見えたとき、隣にいた遠藤愛さんも私も

てっきりフーバーだろうと思いました。


ところが…。ところがどっこい、です。
姿を見せたのは、WTAのプレーヤーではありましたが、

まったくの別人、カザフスタンのバラバンシコワでした!!
やってくれるぜ、メドベデフ!
遠藤さんと顔を見合わせて口あんぐりでした。ハハハ。


それにしても、この日の朝収録したこの写真を見ると

柳さんも私も若いなあ。199966日撮影)

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by toruiwa2010 | 2018-05-27 06:38 | 自分的傑作選 | Comments(2)

ゼラニウムは赤だろ!

~ああ、ローラン・ギャロス

( 2012/06/06 初出 )

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06/01のツイート

全仏オープン・テニス:コートサイドに

飾られているゼラニウムが白い!!

え、前から?

私は14年間ローラン・ギャロスに通ったが、

いつだって赤だった。アンツーカの色と

日ごとに濃さを増して行くブローニュの森の緑、

そしてゼラニウムの赤こそが全仏カラーなのに。


ウソだよなあ。RG(ローラン・ギャロス)のゼラニウムが

赤くないなんて。ハハハ。

全仏をじっくり見たのはこの日が初めてでしたが、初日か

2日目にちらっと見たときに、どこか違和感があったのは

おそらく、この花の色のせいでしょう。

アイデンティティは変えちゃダメ、今からでもいいから

全部 赤に戻しなさい!

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放送する立場で考え、気候が安定し、市民の雰囲気もいい

全豪が一番好きでしたが、華やかさを言うなら文句なしに

全仏ですね。第一、美人が多い!

全米はたまにいましたが、全豪とウインブルドン(1回しか

行ってませんが)ではまったく期待できませんから。

ハハハ。

フランスはファッションも楽しめるし、グッズにもいい

デザインのものが多かったです。


拡張に次ぐ拡張で昔に比べると施設が大きくなりました。

1992年、初めてRGを訪れたときは通路がもっと狭くて、

アザー・コートに行くときよく肩と肩がぶつかりました。

ボンジュール、メルシー、ムッシュ、マドモアゼル以外で

最初に覚えたフランス語はパルドン”(失礼)でした。

ハハハ。


本当の意味で“失礼”だったのは、初期のころ全仏の放送で

WOWOWと組んだ某局のMプロデューサーです。

この局は財政難で番組の維持に苦しんでいたようですが、

この年、全豪を中継したWOWOWに売り込んできました。

彼らは地上波とBS両方の放映権を持っていたのですが、

使わないBS放映権を手放したわけです。某局は放送を

継続する資金を得られるし、良質のコンテンツが手に入る

WOWOWにもメリットがある…一石二鳥だったのです。

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1年目も失礼なことをされましたが、ほとほと呆れたのは

2年目の1993年でした。音声(解説・実況)と映像を一つに

まとめる作業をしたり、放送席と連絡をとったり、部屋を

共有して両局のプロデューサーが並んで仕事をしました。

普通はあり得ない形です。


それはいいのですが、ある日、実況を終えて控室に戻ると

WOWOWのスタッフが苦笑しながら寄ってきました。

どうしたの?と聞くと、「驚きました。岩佐さんが話した

データをそのままTに伝えてましたよ」と言いました。


Tとは、その年、彼らが実況に起用した女性アナです。

私が手元のスコアを見ながら「XXは最近10ゲームのうち

8ゲームをものにしています」、「XXが自分のサービスで

15-40になったのは初めてです」といったデータを話すと

某局のプロデューサーは“オウム返し”に「…だってさ」と

インターカムで自局のアナに教えていたのです。隣りに

座っているWOWOWのスタッフに聞こえていることは

承知の上で…。厚顔無恥。ハハハ。


レッドクレーでプレーした選手で印象深いのは5人です。


1997年にRG初出場でいきなり優勝したブラジルの

グスタボ・クエルテンは強烈でした。

腕をしならせ、細い体にラケットが巻きつくように振る

スウィングは、初めて見る独特のものでした。そして、

前後左右に踊るように動くステップには欧米の記者が

“サンバ・テニス”と名付けました。“言い得て妙”でした。


初登場のときからそのプレー・スタイルとチャーミングな

性格で人気者でしたが、その人気を決定的にした出来事が

あります。2001年の4回戦です。

相手は予選上がりのマイケル・ラッセル(USA)でした。

両者の力を考えると楽勝が予想されましたが、ラッセルが

一世一代のプレーをしました。


6-3 6-4 5-3とリードし、第3セット・第9ゲームで

マッチ・ポイントを握りました。

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“グガ”の愛称で親しまれた前年の覇者 危うし! しかし、

26ストロークのラリーの末にこれを逃れ、逆転で勝利した

クエルテンはネットをはさんで相手と握手を交わしたあと

コートの中央に戻っていきました。


ラケットで赤土のコートに何かを描き始めました。

出来あがったのはハートのマークです!

描き終えた彼はその中にひざまずくとスタンドのファンに

投げキッスを送りました。男の目で見ても実にキュートな

ジェスチャーでした。とかく 外国人には辛らつなRG

観客たちは地球の裏側からやってきたこの男にハートを

わしづかみにされてしまったのです。ハハハ。


2人目はマラト・サフィンです。

クエルテンの翌年、1998年に初めてRGに登場したとき、

ほとんど無名でした。日本人で彼の存在を知っている人は

少なかったと思います。

えへん。

ただし、当時 ネットでテニス情報を熱心に追いかけていた

私は当然 知っていましたし、注目もしていました。

ハハハ。


直前のデビスカップでロシアがアメリカを苦しめました。

苦戦の原因はサフィンだとアメリカ・メディアが揃って

伝えていました。

どんな選手か興味あるなあと思いつつRGに到着すると、

なんと彼の名前は予選に出場する選手の中にありました!

さっそく、コートに駆けつけました。

“未完の大器”は粗削りのテニスで勝ち上がりました。

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本戦のドローが発表されると1回戦の相手はアガシ!

サフィンを知らないスタッフに売り込んでこのカードを

取り上げることにしました。

サフィンが怖いもの知らずのプレーで“戸惑う”アガシを

フルセットの末に下し、2回戦ではディフェンディング・

チャンピオンのクエルテンにも勝って4回戦に勝ち進み、

一気にテニス・ファンから注目される存在になりました。

おまけですが、その過程で柳恵誌郎という熱狂的ファンを

獲得しています。ハハハ。


3人目はラファエル・ナダルです。

彼にとっても…ですが、私にとって不運なことに、彼の

RGデビューはけがのせいで遅れました。200304年と

続けて直前にケガをしました。

2004年は松葉づえでRGにきていましたが、楽しみだった

プレーを見ることはできませんでした。


2005年、満を持してRGにデビューしたナダルは、直前の

モンテカルロ、バルセロナ、ローマで優勝という実績を

引っさげていました。実際のプレーを見たのは ドイツの

ブルグスミュラーとの1回戦でしたが、たちまちトリコに

なりました。いかにも若者らしい破壊力のあるショットと

決してあきらめずにボールを追う姿勢に魅了されました。

会見での謙虚な応対にも感銘を受けました。

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今はどうか知りませんが、90年代まで、スペイン人選手は

欧米ではどこに行っても冷たい扱いを受けていました。

“歴史”が影を落としていると聞きましたが、詳しいことは

分かりません。しかし、ナダルに対する世界のメディの

態度は早い段階から違っていました。洋の東西を問わず、

メディアは 遠くない将来トップにかけ上りそうな選手の

匂いをかぎ分ける感覚が優れているようです。ハハハ。


女子で強い印象を受けたのは2人、シュテフィ・グラフと

マルチナ・ヒンギスです。


グラフは全仏で6回優勝しています。

入場してきたとたん、スタンドの空気が変わるのが分かる

選手でした。背筋をピンと伸ばして、すたすたとチェアに

歩いて行く“女王”の姿に気圧されるのでしょう。

ざわついていたスタンドが静まり返りました。あたりを

“支配する”感じです。放送席から彼女が入ってくるのを

見ると、いつも特別の雰囲気を感じたものです。


サーフェスがまったく違うRGとウインブルドンの両方で

強かった選手です。美貌プラス抜群のスタイル、しかも、

プレーの歯切れもよくて 赤土にも芝にも実によく映えて、

彼女の試合はすべて放送に取り上げたくなったものです。

ハハハ。

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なにもかもが絵になりました。

ファースト・サーブをフォルトしたあと、体をひねって

次のボールを待つ姿勢さえ…。

強烈なフォアはもちろんですが、私が好きだったのは単に

“つなぐ”だけではないバックのスライスです。

打った瞬間、“長い”と思ったボールが測ったように相手の

ベースラインぎりぎりに落ちる…芸術品でした。


1999年に そのグラフと決勝で対戦し、騒ぎを起こした

マルチナ・ヒンギスも忘れがたい選手です。

14歳になった直後にプロ入りしたあと、天才少女として

騒がれつつ順調にランクを上げて行きました。華やかな

テニス人生ですが、挫折も何度か味わっています。

最初の二つがRGがらみだったと思います。


1997年のヒンギスは絶好調でした。全豪の初優勝を含め、

出場した6大会すべてで優勝し、国別対抗戦のフェド・

カップでも負け知らず…

しかし、好事魔多し。大好きな乗馬でケガをして2ヶ月の

ブランクのあと 前哨戦なしでRGに乗り込みました。

多少苦労しましたが、期待どおり決勝に進出しました。

相手は予想を覆して勝ちあがってきたイバ・マヨーリ。

顔合わせが決まったとき、現地の空気は“ヒンギスの初優勝

間違いなし”でした。


しかし、勝負はやってみないと分からないものです。

最後までヒンギスの調子が上がらず、一方のマヨーリは

スキのないプレーをしました。結果は マヨーリがまさかの

ストレート勝ち!

この年の彼女はウインブルドン、全米にも勝っています。

“たら”“れば”を言いたくなりますが、それが勝負の世界の

厳しさというものでしょう。ハハハ。


1999年にグラフと対戦した決勝はもっと“劇的”でした。

1セットを先取したあと第2セットも2-0としたとき、

公平に見てもグラフに勝ち目はなさそうでした。しかし、

そこでテニス史に残る“事件”が起きたのです。

この試合は個人的にもとても懐かしいものです。

99年の男女決勝については明日、更新します。

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プレースタイルから考えてもヒンギスにはレッドクレーが

最も向いている大会だと言われていましたが、皮肉にも

最後までこのタイトルはとれませんでした。

薬物がらみのスキャンダルで最終的にコートを去ることに

なったのは“痛恨”です。

しかし、女子で好きな選手を3人挙げろと言われたら、

エバート、グラフと並んで彼女の名前が迷わず出ます。


ヒンギスがグランドスラムのシングルスで優勝できる

女子テニスであってほしい…現役のころずっとそう

思っていました。今もその思いはまったく変わりません。


by toruiwa2010 | 2018-05-26 06:58 | 自分的傑作選 | Comments(2)

モリのいる場所 90


「これは何歳ぐらいの子供が描いた絵ですか?」

まじまじと絵を見つめたあと、ふりかえった昭和天皇が

説明役の学芸員に尋ねられた。絵の周辺に作者の名前が

なかったようだが、描いたのは熊谷守一だった。

陛下は、子供の作品だと思われたようだ。


このとき94歳だった熊谷(山崎務)は不思議な絵描きだ。

庭に鬱蒼と草木が生い茂る一軒家に妻(樹木希林)と二人で

暮らしている。もっとも、毎日 大勢の客が来る。しかし、

マネジャー役の妻が来客を受け付けるのは午前中だけだ。

守一は午後になると寝てしまうからだ

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守一は朝食を終えると身支度を整え「じゃ 行ってくる」と

言い残して縁側を離れますが、出かける先は目と鼻の先の

住み慣れた我が家の庭です。

木立ちの奥に隠れ、木の切り株に腰を下ろし、あるいは

地べたに寝そべって、生きものたちを観察します。

飽きることはなく、何十年もこの庭から出ていません。


世間のことを何も知りません。「信州から来ました」と

客が言えば、真顔で「何十時間もかけてご苦労様です」と

ねぎらいます。新幹線というものを知らないのです。

 

先週の「ラッキー」に続いて、年齢にふさわしい作品に

出会いました。しかも、いい出来です。

暫定ですが、今年の邦画ではNo1です。すばらしい! 

ドラマチックなことは何一つ起きません。

それでも、夫婦に扮した山崎&樹木、二人の名優の動きを

見ているだけで満足でした。“静”のすばらしさを味わえる

年齢になったことが嬉しいです。残念ですが、若い人には

この映画を”楽しむ”ことは無理でしょう。


しかし、つまらないことで喧嘩をしてしまったカップル、

ダメ亭主に不満がたまっている奥さん、職場でストレスを

抱えている会社員…心が洗われ、癒されると思います。

だまされたつもりでぜひ。ハハハ。


ちなみに熊谷守一はこんな絵を描く人です。

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のみとり侍 80


江戸中期の話だ。

小林寛之進(阿部寛)は越後長岡藩の武士として江戸屋敷で

忠勤にはげむ日々を送っていたが、ある日、藩主・忠精

(ただきよ:松重豊) が開いた歌会で殿のご機嫌を損ねた。

殿の歌が良寛和尚の作に似ていると言ってしまったのだ。


激怒した忠精は「貴様には長いいとまをやる。明日から

“猫ののみとり”になって無様に暮らせえ」と命じた。

飼い猫ののみをとって日銭をかせぐ“しがない”稼業だが、

それは表向きで、実際は 寂しい女性への“愛の奉仕”こそが

仕事だった。思わぬ失態でエリートから転落した寛之進は

周囲の助けを借りて新しい商売に取り組んだ…

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軽いノリのコメディです。肩が凝らない映画です。

“お色気”がらみの物語ではありますが、それほどきわどい

シーンはありませんから、女性でも楽しめると思います。

「モリ…」とは違った意味で、“息抜き”にはもってこいの

映画ではないかと思います。料金分は楽しめるはずです。

ハハハ。


出番は少なかった前田悦子がいいキャラを見せました。

「紙の月」でアカデミー優秀助演賞をとった大島優子も

そうですが、かつてのAKBNo1が頑張っています。

2人とも 主演となると難しいでしょうが、助演としてなら

今後もアッという演技を見せる可能性はありますね。

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是枝裕和監督作品「万引き家族」がカンヌで

パルムドールを獲りました。あめでとう!

68日の公開が今から楽しみです。


by toruiwa2010 | 2018-05-25 07:47 | 映画が好き | Comments(0)

外部のプロデューサーたちの勉強会をやっている。

その中で“黙る勇気”を取り上げたいと思っている。

ついては、「これは黙って見せた」と、記憶にある

試合を教えてほしい。


かつて、WOWOWで一緒に仕事をした仲間からそんな

メールが来た。意味が分からないかもしれない。

さりげなく放り込む“小ネタ”と並んで、アナウンサー・

岩佐の実況に特徴的だったのは“黙ること”だったのだ。

ハハハ。

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しゃべることが仕事だろう、“黙って”どうすんのさ…と

言われそうだが、映像があるテレビでは多弁は嫌われる。

テレビのスポーツ・アナウンサーはラジオのアナにくらべ

何割か言葉数が少ないものだが、それでも、“ここ”という

場面ではしゃべりまくって、盛り上げようとするものだ。

私だって、若いころはそうだった。


MLBの現地実況で何度もアメリカに行くようになっって

あちらのアナが“効果的に”黙ることに気づいた。たとえば

ホームチームに劇的なホームランが飛び出すと…


It’s going,going,going…and,it’s gone!

(大きい、大きい、大きい。入った!)

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そこまでは大きな声でまくし立てるが、打球がスタンドに

入った瞬間から打った選手がホームインするところまでは

何も言わない。視聴者に感動を味わってもらうために…。

日本なら、「○○、今シーズンの第32号ホームラン!

ここまでわずか2安打に抑え込まれていた△△から見事な

3ランホーマー!XX31と逆転しました!」ぐらいの

アナウンスがあるところだ。ハハハ。


いいなあと思った。いつか日本でもやってみたいなあと

深く心に刻みつけた。しかし、地上波のフジテレビでは

実践の機会がなく、間もなくアナウンス部を離れたことも

あってほぼ忘れていた。


チャンスが巡ってきたのはWOWOWに出向し、マイクの

前に戻ったときだった。テニスでファイン・ショットが

決まったとき、サッカーで劇的ゴールが決まったときなど

黙る機会はいくらでもあった。ひそかに始め、気づいた

若手のスタッフから「いいですね」などと言われたりして

調子に乗り、好きなように黙りまくった。ハハハ。


WOWOWに移ってからの私の実況は当ブログの読者から

縁側のひだまり実況”wなどと評されたことがあるほど

“まったり”したものだったが、拍車がかかった。

もともと、スポーツの感動はプレーの中にある、余計な

言葉で飾る必要はない。“視聴者の感動”を横取りしては

いけない と考えていたから、黙るのに苦労はしなかった。

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課題は二つあった。

まず、海外の放送では場内ノイズが低いことだ。

ただ 黙るだけだと、思ったような効果が出なかった。

なぜ黙ったんだ、未熟で、適切な言葉が見つからないから

黙ってるんじゃないか…という、あらぬ疑いを視聴者に

持たせてしまった。


放送前に音声スタッフと打ち合わせた。「盛り上がる

場面で僕が黙ったら場内ノイズを上げてほしい」と。

初めは面食らったようだが、その効果が伝わってからは

“岩佐は黙るアナだ”が広く知れ渡ったので打ち合わせる

必要はなくなった。ハハハ。


もう一つは解説者の“理解”だった。

私が黙っても、解説者がしゃべったら意味がない。

常にコンビを組む人や勘のいい人は問題ないが、たまーに

空気が読めない人がいる。そんなときは、二人のマイクを

オフにしたり、唇に指をあてて「しゃべるんじゃない」と

こちらの意思を伝えたりした。ハハハ。


実は、それとは別にもっと厄介な問題があった。

スタッフの間に「あれは困るんだよなあ」という意見が

あることを知ってしまい、私も“放送人”だから、理由が

理解できたことだ。


ここというときにコメンタリーが黙り、スタンドの拍手や

歓声を聞かせることが“効果的”だとは認められたものの、

納得しないスタッフもいたのだ。その日のダイジェストや

大会の総集編を作る担当者だ。ナレーションはできるだけ

少なくして、いい場面ばかりをつなぎ、実況アナウンスで

経過を分からせる編集が普通のやり方だが、私のように

肝心のところで黙ってしまうと、サマにならないのだ。

分かる、分かるよ。言う通りだと分かるから困ったんだ。

ハハハ。


両者の目指すところが違うので“妥協点”はなくて、私は

最後まで自分流を貫いた。感動の邪魔にならないように

最低限の情報だけをしゃべってから黙るようにしたが、

おそらく彼は気に入らなかっただろう。


メディアとしてのWOWOWはそれほど大きくないから

私のチャレンジを評価してくれたのは“身内”だけだった。

それでも、当時 “絶叫中継”が全盛だったスポーツ中継に

一石を投じたのではないかという“自負”はある。


さて、“勉強会”でどんな反応が出たんだろう?
by toruiwa2010 | 2018-05-24 06:48 | アナウンサー・実況 | Comments(6)

無謀なタックルをした日大の選手が会見すると聞いたのは

月曜日の夜だった。とっさに思ったのは、二つに一つの

会見になるなあということだった。自分の行為を猛省し、

監督・コーチから指示があったとぶちまける、あるいは、

いろいろ脅されたり、言い含められたりして、「上からは

なにも指示されていない。あのタックルは自分の考えで

やった」と主張する。そのどちらかしかない。“中間”は

ありえない…ということだ。まさに、彼のこれからの

“人生がかかった”会見になる。

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よく腹をくくったものだと思った。

しかも、事前に 顔を出し、名前も公表すると伝わった。

よほどの覚悟だと分かる。日本記者クラブの会場が映ると

一人のアマチュア・アスリートの会見にしてはものすごい

数の報道陣が来ている。 彼が受けるプレッシャーは相当の

ものがあるだろうと容易に想像された。


登場した彼の第一印象は“おとなしそうな青年”だった。

冒頭、代理人の弁護士がこの会見に至った経緯を話した。

まず、あえて顔を出し、名前を公表することのリスクを

本人・両親に話したが、この会見の目的が 事実を明らかに

するのと同時に、被害選手とその家族への謝罪である以上

“顔を出さない謝罪はない”…と考えからこの形になったと

説明があった。いいと思う。“逃げ腰”の前監督にくらべ、

はるかに世間の納得を得られるだろうと思った。


本人が話し始めた。内面は分からないが、見た目はとても

落ち着いていた。動揺し感情的になる場面も想像したが、

一切なかった。それでも、自分の行為を恥じ、すべてを

明らかにしようとする意志を感じた。


話し始めて間もなく、16日には被害選手と両親に会って、

謝罪したことが明かされて驚いた。謝罪がないからこそ、

被害届が出されたのだと思っていたからだ。

それ以外の本人の話も驚きをもって聞いた。

「やる気がない」などの理由で練習からも外されるように

なっていた。精神的に追い込まれた状態のとき、コーチが

1プレー目で相手をつぶすなら出してやる」と言われた。

当日も監督から「やらなきゃ意味ないよ」、コーチからも

「できませんでしたでは済まないぞ。分かってるな」と

念を押された。

その大きな理由として「相手がケガをして秋の定期戦に

出てこられなければうちに有利になるから」だった。

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とても、日本を代表する名門大学スポーツ部の実態とは

思えない話だった。すさまじいプレッシャーをかけられて

いたことが分かる。しかし、記者の質問が始まってからも

彼が 直接、監督・コーチを非難することはなかった。


プレーをする前に自分で判断すべきだった。

やってしまったのは自分の弱さだと思う。


…と、一貫して自分を責めていた。気持ちは通じた。

やったことが悪質だったから、"今更"だが、潔いと思う。

話を聞く限り、事実なら、日大アメフト部の指導者たちの

振舞い、発言はパワハラ、モラハラ、犯罪と言っていい。

何があったか、なぜそうなったかが明るみに出た。

現段階ではあくまで一方の話だが、疑問の余地はない。


好きだったフットボールがあまり好きでなくなった。

アメフトを続ける資格はないと思う。

もう、アメフトをやる気はない。


そう言わせてしまったこの問題の根は深い。

スポーツで好成績を収めるにはハードな練習が不可欠だ。

その中で強い言葉が出ることは避けられない。

試合直前にはさらにインパクトのある言葉で檄を飛ばす。

pep talkだ。


そんな流れに乗ってフィールドに出ていく選手の多くは

“異常な”精神状態の中にあるから、“ありえない”ことも

起きてしまうのだ。特に、アメフトのようなコンタクト・

スポーツではその傾向が強まる。すべてを一掃することは

口で言うほど簡単ではない。

こまかいことだが、この会見では珍しい現象を見た。

ほぼ、すべての質問者が最後に「有難うございました」と

言ったことだ。だから何だ…ということではない。だが、

この種の会見では極めて珍しい。そう言いたくなる何かが

この青年の態度に、言葉にあったのだと思った。


大企業は難しいだろうが、私が中小企業の経営者だったら

彼を雇いたいと思ったかもしれない。おかしいだろうか?

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テレビ関係者の質問が稚拙だったと批判されている。

甘んじて受けなければいけないよな、と思う部分はある。

“番組を背負って”あの場に行くから、どうしてもああいう

質問の仕方になる。


最初に指名されたNHK・ニュース7の高井アナの質問が

その典型だった。


ご自身にとって内田監督はどういう存在だったか?


「絶対的な存在だった」と言わせたかったのだろうが、

あまりに見え見えだった。そして、番組では最初の質問の

部分と追っかけ質問への答えをつないで放送していた。

“危なっかしい”編集だ。


by toruiwa2010 | 2018-05-23 08:33 | Comments(6)

気に入ったフレーズ:舞の海

2日目、鶴竜について舞の海が話していた。


場所前、じっくり稽古を積んできましたねえ。

相手も力を出せる、自分も地力がつくような

非常に内容のある稽古を積んでます。

いろんなことをしない。必ず相手の当たりを

受け止める。そういう稽古。

稽古場でも貫録が出てきて、一回、一回、

丁寧に仕切りますし、非常に品のある稽古を

するんですよねえ。


“品のある稽古”というフレーズが気に入った。

これまで、舞の海の解説はいやというほど聞いてきたが、

これまでで一番“ひびいた”。熱心に取材していることが

よく分かるいい話だった。

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ネタばらし?

“熱心な取材”と言えば、初日の正面を担当した三瓶アナは

「北の富士さんにいろいろ情報を提供されたそうで」と

向正面の舞の海に話しかけていた。それはどうかな?

視聴者もうすうす、“大御所”の北の富士がそれほど熱心に

稽古を見ているとは思っていないけど、放送でそこまで

あからさまにされると白けるぜ。あと数年は彼がNHK

“エース”らしいが、先が思いやられるなあ。


勝昭さんの真骨頂

(新三役・遠藤のインタビュー)

ケガのこと、12歳で家を離れた日々のこと、

ファンの声援、みんながみんな、小さい頃から

やってたことを仕事にして食って行ってる

わけじゃないので、そういうことをやって

いけてるのは幸せなことだと思うので、

すこしでも長く、やれればいいと思っている。


VTRの前に沢田石アナが「じっくり話を聞きました」と

わざわざ言った通り、普段 言葉数の少ない遠藤にしては

本当によくしゃべっていた。ファンは嬉しかっただろう。

これを受けた北の富士はこう言った。

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人気が出るのは分かりますね。

いい男だもん。

イケメンというのは合わないねえ。

男っぷりがいいよ


そうなんだよね。私も、話し方と内容から“男っぷり”を

感じていたから、北の富士の感想がしっくりきた。

いかにも勝昭さんらしかったので笑ってしまったのは

“男っぷりがいいよ”のあとだった。


「オレが女だったら」と続けた。危なかったなあ。

「やっぱり、ちょっと」と“つなぎ”ながら言葉を探して

「キャアキャア言ったかもしれない」とまとめた。

相手アナもディレクターも汗かいたんじゃないかなあ。

ハハハ。


遠藤、又も休場!そして再出場!!

その遠藤が7日目から休場した。

「痛いとかかゆいとか言わない男」と、北の富士も言って

いたが、どうしたのか?ケガをする相撲に見えなかった。

VTRを見ても、わずかに、膝を強打したか?と思わせる

ところはあるが、診断書の“右上腕二頭筋遠位部断裂”は

不可解だ。大ごとにならなければいいが。


…そう思っていたら、今日から再出場するという。

ウソだろう?と思うが、23年前にひざを痛めたときも

周囲の懸念をよそに出場した。この人には普通の感覚が

通用しないところがある。キズが悪化しないことを祈る。


同時に これでもし再休場になると、ひと場所で”不戦勝”を

2人の力士に与えることになるのだが、どうなのかなあ?


言い方だよね

沢田石アナだが、いろいろ引っかかる。

3日目だったと思う。物言いがついて勢が3連勝したあと、

3勝のうち差し違いで2勝したことになる」と言った。

事実ではある。だが、不戦勝じゃないんだ。間違えたのは

行司だぜ。まるでズルをして勝ったみたいに聞こえる。

私なら言わないなあ。


たまたま…かもしれないが

5日目十両の最後の数番を見たが、沢田石アナ、一手一手、

描写するのはいいけど、少しずつ遅れてた。遅れるなら

むしろ、黙っててくれた方がいい。TV観戦の邪魔になる。

厳しいが、そう思う。


大関が見えてきた?

遠藤の休場で7日目に不戦勝の勝ち名乗りを受けたのは

今場所に大関とりがかかっている栃ノ心だった。前日には

豊山に攻められきわどい星を拾った。8日目も逸ノ城に

苦しい相撲だった。優勝するときってそういうことが妙に

重なるんだよなあ。


昨日の大栄翔戦の勝ち方など圧倒的だった。大関級だ。

公平に見て、今、最も強い力は彼ではないか。

右肩の痛みは心配だが、ケレン味のない“大きな相撲”には

魅力がある。土俵態度もいいし、この力士にはもう一度、

いいことが起きてもいい。

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つまらぬ駆け引き

それに引き換え、3日目に栃ノ心と対戦した玉鷲は何だ!

一回目、十分に立てたじゃないか。駆け引きをした上で

勝って嬉しいのだろうか。相撲は神事だと言ってるやつ、

出てこい!関係なかったか。ハハハ。


いい若い者が…

左から一発、思い切ったスイング、右から短い張り手…

6日目、貴景勝の張り手を2発食った朝乃山、その怒りを

ぶつけるような勝ち方をした。我が家の茶の間は大きな

拍手歓声に包まれた!

こんな相撲をとるやつは番付が上がらなくていい。あえて

言うが、ざまあみろだ。親方、目が届いてるのか?

理由があって負けた

白鵬が阿炎にやられた。それも一方的に。

ツイートに"驕り負け”と書いた。私の脳がそう反応した。

なめたんじゃないか。雑な取り口だった。

誰が相手でも謙虚な気持ちで相撲をとる…難しいとは

思えないが、この横綱はときどきこういうことがある。

阿炎は翌日も大関・豪栄道に勝った。若さを前面に出して

思い切りのいい相撲をとる。気持ちがいい。

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何か言わんかい!

昨日の白鵬・琴奨菊戦の立ち合いはおかしかったね。

白鵬が悪いわけじゃないが、明らかに横綱の方が早くて、

呼吸が合った立ち合いとは言えなかった。行司か土俵下の

親方衆の誰かが“待った”をかけてもよかった。

VTR再生で振り返るとき、向正面の立浪親方は「(白鵬が)

フライング気味」と言ったし、正面の鏡山親方も「両手を

ついていなかった」と不満を述べていたのに、船岡アナは

どれも無視して話を進めた。あの立ち合いを見た誰もが

疑問に思ったことをスルーしてしまったのはまずい。

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アナウンサー泣かせ?

若隆景…ワカタカカゲか。ベテランアナ泣かせだね。

80歳が近い私はもう言えない。どの音かがつっかえる。

早口で一気にしゃべってごまかすしかない。

キラキラネームのような力士名が増えた。親方がしこ名を

つけるとき、意味も大事だろうが、“言いやすさ”を基本に

してほしいものだ。


ちなみに、昔は、ボクシングのアルレドンド、競走馬の

シンボリルドルフが苦手だったが、年を取ってからの私は

カ行、タ行が連続する単語・熟語がダメだ。

樹木希林、危機管理、価格協定、幾何学…どれもつらい。
by toruiwa2010 | 2018-05-22 08:52 | 大相撲 | Comments(2)